香川県
香川県 | ||
国/地方 | 日本 | |
団体コード | 37000-2 | |
ISO 3166-2:JP | JP-37 | |
面積 | km² 境界未定:なし
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総人口 | - 人 ( )
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人口密度 | - 人 /km² | |
隣接都道府県 | 徳島県、愛媛県、岡山県 (海上を隔てて隣接)兵庫県、広島県 | |
県の木 | オリーブ | |
県の花 | オリーブ | |
県の鳥 | ホトトギス | |
他のシンボル | 県の魚:ハマチ 県の獣:シカ | |
知事 | 真鍋武紀 | |
都道府県庁 | ||
所在地 | 〒760-8570 香川県 高松市番町四丁目1番10号 | |
位置 | ||
鹿児島県の位置 | ||
特記事項: テンプレート:基礎自治体位置図 </br> | ||
香川県(かがわけん)は、瀬戸内海に面する、日本の県の一つ。令制国の讃岐国に当たる。県庁所在地は高松市。県名は、讃岐のほぼ中央に存在する古代以来の郡名「香川」をとった。
目次
概要
かつては全国で2番目に面積の狭い都道府県だったが、1988年に国土地理院が面積の算定法を見直して香川郡直島町の面積が削除されたため、大阪府に代わって全国で最も面積の狭い県となった[1]。ただし、その後大阪府が関西国際空港などの埋立地を造ったために大阪府の面積は以前より増えており、直島町の面積14.2km²分が復帰したとしても香川県は最下位のままである。現在では岐阜県高山市よりも面積は狭い。一方平野は、県土のほぼ半分を占めており、その率は高い。
古来より雨量、河川の流水量ともに少なく、旱魃に備えて、県内各地に14,000を超える数のため池が造られ点在している。これは県内に高山がなく、高低差が小さいからである。
北部に広がる瀬戸内海には、小豆島など多くの島々が点在している。本州の岡山県とは島々を伝う形で架けられた瀬戸大橋により、道路・鉄路で結ばれている。
瀬戸内海を越えた岡山県や、鳴門海峡を越えた近畿地方との繋がりが深い。特に岡山県との間においては、民間テレビ放送局が同一のエリアになる程であるが、同時に対抗心も強い。
麺のコシがしっかりとした讃岐うどん、こんぴらさんの愛称で親しまれる金刀比羅宮、空海の生誕地としても知られる善通寺(四国八十八箇所の一つ)、寛永通宝の銭形砂絵で知られる観音寺、対岸の倉敷市児島から坂出市にかけて海上に架けられた瀬戸大橋が有名である。
正月には、餡餅の入った白味噌仕立の雑煮「餡餅雑煮」を食べる風習がある。江戸時代、讃岐の国では塩・砂糖・木綿が特産で、「讃岐三白」と呼ばれていた。このうち砂糖は幕府への献上品として多くが用いられ、庶民の口には滅多に入らなかったことから「せめて正月ぐらいは(砂糖を使った餡の入った甘い餅を食べたい)…」という思いから餡餅雑煮が誕生したと言われている。
香川県庁舎の設計者は丹下健三。この他にも、丹下は香川県立体育館や県営一宮団地も設計している。
香川県は全国でも県民の貯蓄率が高い。温暖な気候風土で、堅実な小金持ちが多く、四国お遍路へのお接待の精神もある。
地理
香川県は四国の北東部に位置し、北部には瀬戸内海に面して讃岐平野が広がる。南部には讃岐山脈が連なる。最高峰は竜王山で1059.9メートルあるが、丘陵部は500~800メートルで各地峠越えに行き来が行われた。
多島海である瀬戸内海には小豆島をはじめ、塩飽諸島や直島諸島など約110余りの島々が存在する。
川が少なく、またどれも33~38キロぐらいで短いため、渇水対策でため池が16,000余あり全国有数である。
- 行政区分:日本、四国地方
- 川と平野:湊川と鴨部川の大川平野、新川・春日川と香東川の高松平野、綾川と大東川の坂出平野、土器川と金倉川の丸亀平野、高瀬川と財田川の三豊平野、他に詰田川、御坊川がある。
- ため池:満濃池は全国一の規模を誇る。
- 用水:香川用水
自然公園
気候
気候は、瀬戸内気候で、晴天の日が多く雨量が少ないのが特徴である。日照時間が長いことが塩の生産・発展に役立ち、「塩田王国香川」と言われた。しかし、少雨の傾向は夏場に多く水不足をもたらし、大雨になると河川が氾濫し、洪水をもたらした。
地域区分
地域名 | 自治体 | |
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広義 | 狭義 | |
東讃 | 東讃 | 小豆郡、さぬき市、東かがわ市、木田郡 |
高松地域 | 高松市、香川郡 | |
西讃 | 中讃 | 丸亀市、坂出市、綾歌郡、仲多度郡 |
西讃 | 観音寺市、三豊市 |
地域区分は広義・狭義とも県民生活の基盤にもなっており、この区分によって気候・風土・方言(讃岐弁参照)なども異なっている。
東西に長い香川県を分けて考える場合、最も多く用いられるのが五色台を境に東部を「東讃」(とうさん)、西部を「西讃」(せいさん)とする概念である。この名称は香川県が旧讃岐国の範囲と合致しているため、旧国名である「讃岐」に東・西を冠した言い方である。このスケールは県民の会話上でも西讃のことを「西の方」や単に「西」、東讃のことを「東の方」や単に「東」と呼ぶことで通用するほど定着した概念である。
この方式に沿った言い方に「中讃」(ちゅうさん)があるが、こちらはより狭い範囲を表すものであり、このスケールでは同じ「西讃」といった場合でも指し示す範囲が異なる。同じように「東讃」も高松地域を除いた範囲を指す狭義が存在する。ただし狭義の東讃に含まれる小豆島は、航路で結ばれているのが全て高松であるため、直接の結びつきがない香川県東部とは分けて小豆島地域とする概念がある。
その他にも、東讃に高松市を含んだ上で残りの西部を中讃、西讃の計3つで分ける概念もあるが、この場合では県都の位置する地域が中讃てあると捉えられる場合があるため、あえて県都の高松市を別格として「高松地域」とする場合がほとんどである。
行政区分や天気予報、県立高校の学区などでも用いられるこの区分は自治体ごとに区切られているため、市町村合併により所属地域が変化する例が多く見られた。特に平成の大合併では高松市へ合併した綾歌郡国分寺町の所属地域が西讃から東讃へ変わったほか、木田郡庵治町と牟礼町が同じく高松市への合併により、狭義の東讃から高松地域へ所属地域が変わった。
歴史
讃岐国 を参照
原始・古代
約2万年前の旧石器時代人が永く住み着いた国分台遺跡群が知られている。同遺跡群は、高松市と坂出市の境に南北にのびる標高400メートルの台地上および斜面上に立地し、高松市(旧綾歌郡国分寺町)に所在する。そこからは、サヌカイト製のナイフ形石器、尖頭器、楕円形石器、舟底形石器、錐などの生活必需石器が大量に出土した[2]。
縄文時代晩期後半の林防城遺跡(高松市)で、当時の土器と木製諸手狭鍬が出土しているなどから、県下にも稲作が伝播し、水田耕作が行われたと推定されが、他に水稲耕作に直接かかわる道具や同時に伝播するはずの文化要素が見当たっていない。また、水稲耕作に従事したムラの形跡がない。[3]
『日本書紀』などには讃岐国は洪水や旱魃、地震などの自然災害が多い土地であると記されており、讃岐ではため池の開発や雨乞い儀式などが行われていた。大宝年間から工事が開始され、弘法大師空海が修築工事を指導したとされる満濃池のほか多くのため池が開発され、それより耕地は灌漑された。菅原道真も、一時は讃岐国国司となっている。
平安時代には関東地方での平将門の乱に乗じて藤原純友が伊予国(愛媛県)で蜂起し、純友は讃岐国の国府を陥落させた。朝廷が追捕使として小野好古を派遣すると讃岐国の武士も乱の平定のために戦う。保元の乱で敗れた崇徳上皇は讃岐国に流刑され、讃岐国で死んだ。平安時代後期には源平合戦の1つである屋島の戦いが行われる。一ノ谷の戦いで源義経に敗れた平氏は屋島の戦い(高松市内)においても義経軍の背後からの急襲で敗北し、以後平氏は瀬戸内海における制海権を失った。
中世
鎌倉新仏教派の法然上人も流刑されたことで有名。足利尊氏らの活躍で鎌倉幕府が滅亡して、後醍醐天皇の建武の新政が始まると、讃岐国には足利氏の一門である細川定禅が入った。以後、南北朝時代を経て室町時代を通じて、細川氏が守護大名として讃岐国を支配した。室町幕府内での政争に敗れて南朝に与した細川清氏は、従弟の細川頼之と戦い、敗れた(白峰合戦、現宇多津町・坂出市)。
讃岐国では、管領を務めた細川京兆家が室町期を通じて守護職を執った。このため阿波国人と同様に讃岐国人も中央へ出る機会が多く、香西、香川、安富、奈良の4氏は細川氏四天王と称されたという(南海通紀)。戦国時代初期には讃岐国人と思われる香西氏が山城国守護代を務めるなど重職にも就いた。
戦国時代には讃岐国の分郡守護代である安富氏と香川氏が東西で大きな勢力を擁し、両者中間の香川、阿野、鵜足郡に長尾氏、奈良氏、羽床氏など中小豪族が乱立していた。しかし安富氏が細川・三好氏の援助を受けた三木郡の十河氏によって滅びると、若干の抵抗があったが讃岐国は三好氏の支配下に入った。三好氏は三好長慶の弟である十河一存に讃岐国を任せた。真偽は不明だが、この時期に毛利氏が讃岐に攻め入った元吉合戦があったとされる。
長宗我部氏が三好・織田氏の内乱に乗じて讃岐へ侵攻してこれを平定する。豊臣秀吉が四国征伐を行うと讃岐へは宇喜多秀家を総大将とする豊臣軍が侵攻し、長宗我部元親が秀吉に屈服すると讃岐は仙石秀久に与えられ、その後は尾藤氏、生駒氏が相次いで封ぜられる。当初は宇多津聖通寺城に拠点が置かれたが、手狭のため高松に新城が築かれ拠点とされた。
江戸時代
生駒氏が生駒騒動によって出羽国へ移されると、水戸徳川家の嫡流である松平頼重が高松に入って東讃高松藩12万石を、京極氏が丸亀に入って西讃丸亀藩5万1千石を領する。途中、京極丸亀藩は支藩として多度津藩1万石を分立させたため、江戸時代の讃岐国には3つの藩が並立することになった。高松藩からは平賀源内が出ている。
この頃には、讃岐国の小農家と阿波国北部の山間農家の間で借耕牛の交流が始まっていた。なお、吉備国から古代に分立された備前国より、直島諸島と小豆島が讃岐国に移されたのは江戸年間のことと思われる。
幕末には高杉晋作を匿った日柳燕石が出ている。
近代
香川県発足
江戸時代の讃岐国は、高松藩、丸亀藩、多度津藩の3藩と、江戸幕府の直轄地である天領、津山藩の飛地が分立していた。
1871年8月29日の廃藩置県により、高松藩は高松県、丸亀藩は丸亀県、多度津藩と天領は倉敷県、津山藩の飛地はそのまま津山県となった。
その直後に、倉敷県の管轄地が丸亀県へと移された後に、同年に高松県と丸亀県が合併して香川県( - 1873年2月19日)が設置され、1872年に小豆島西部を編入して、現在の香川県(1888年12月3日 -)と同じ管轄範囲(行政区画は1888年12月に分割)となる。
しかし、1873年2月20日には名東県(現徳島県)に編入されるも、2年後の1875年9月5日に香川県(1875年9月5日 - 1876年8月20日)として再設置されたが、翌1876年8月21日には愛媛県に編入された。編入の度に、地理的要因、異なる地域文化、住民意識の不一致などによって、香川県として単独の県の設置を望む声が高まり、12年後の1888年12月3日に香川県が復活して、現在に至る。
「香川県」の名称は、高松市が所属していた香川郡から取った物で、いわば郡名を県名にした物である。
明治から大正にかけて香川県で鉄道敷設競争が起こり、讃岐鉄道(のちの国鉄)、琴平参宮電鉄、琴平電鉄(のちの高松琴平電気鉄道)、琴平急行電鉄の4社が高松ー丸亀ー琴平間で競って鉄道を敷設した。
現代
1970年に当時の財田村が町制施行して財田町となり、兵庫県に続いて村が消滅した。平成の大合併まで村のない県がこの両県のみという状態が長く続いた。
平成の大合併
- 2002年(平成14年)4月1日 さぬき市が成立。 - 津田町、大川町、志度町、寒川町、長尾町の合併。
- 2003年(平成15年)4月1日 東かがわ市が成立。 - 引田町、白鳥町、大内町の合併。
- 2005年(平成17年)3月22日 丸亀市が成立。 - 丸亀市と飯山町、綾歌町の合併。
- 2005年(平成17年)9月26日 高松市が成立。 - 高松市に塩江町の編入。
- 2005年(平成17年)10月11日 観音寺市が成立。 - 観音寺市と大野原町、豊浜町の合併。
- 2006年(平成18年)1月1日 三豊市が成立。 - 高瀬町、山本町、三野町、豊中町、詫間町、仁尾町、財田町の合併。
- 2006年(平成18年)1月10日 高松市が成立。 - 高松市に牟礼町、庵治町、香川町、香南町、国分寺町の編入。
- 2006年(平成18年)3月20日 まんのう町が成立。 - 満濃町、仲南町、琴南町の合併。
- 2006年(平成18年)3月21日 小豆島町が成立。 - 内海町、池田町の合併。
- 2006年(平成18年)3月21日 綾川町が成立。 - 綾南町、綾上町の合併。
行政
情報公開度ランキングでは東京都と共に閲覧手数料を取るために失格となっている。また2009年からは各市も発表になり、坂出市・善通寺市・三豊市・観音寺市の4市も県に倣って手数料を取り失格となっている[4]。県内失格率は5割を超えて全国ワーストとなっている。
知事
官選による知事
- 初代 林董 1888年12月3日
- 第2代 柴原和 1889年12月26日
- 第3代 谷森真男 1891年4月9日
- 第4代 小畑美稲 1893年4月5日
- 第5代 深野一三 1895年11月8日
- 第6代 徳久恒範 1896年4月11日
- 第7代 小野隆助 1898年7月28日
- 第8代 吉野三郎 1898年12月23日
- 第9代 荒川義太郎 1900年1月19日
- 第10代 末弘直方 1900年10月25日
- 第11代 小野田元熈 1902年2月8日
- 第12代 鹿子木小五郎 1910年6月18日
- 第13代 川村竹治 1914年6月9日
- 第14代 若林賚蔵 1915年1月8日
- 第15代 坂田幹太 1917年1月29日
- 第16代 佐竹義文 1919年4月18日
- 第17代 佐々木秀司 1922年10月24日
- 第18代 中川健藏 1923年10月25日
- 第19代 浅利三朗 1924年6月24日
- 第20代 三浦実生 1926年9月28日
- 第21代 元田敏夫 1927年5月17日
- 第22代 坪井勧吉 1929年7月5日
- 第23代 高橋雄豺 1931年6月27日
- 第24代 伊藤昌庸 1931年12月18日
- 第25代 君島清吉 1932年6月28日
- 第26代 木下義介 1933年6月23日
- 第27代 藤野恵 1935年1月15日
- 第28代 佐藤正俊 1936年6月12日
- 第29代 玉田昇次郎 1937年12月24日
- 第30代 藤岡長敏 1938年2月16日
- 第31代 永安百治 1940年4月9日
- 第32代 小菅芳次 1942年1月9日
- 第33代 泉守紀 1945年1月21日
- 第34代 木村正義 1945年4月21日
- 第35代 田中省吾 1945年10月26日
- 第36代 竹内徳治 1946年1月25日
- 第37代 増原恵吉 1946年6月8日
- 第38代 長瀬英一 1947年3月8日
公選による知事
- 初代 増原恵吉 1947年4月16日-1950年7月25日
- 2代 金子正則 1950年9月11日-1974年9月4日
- 3代 前川忠夫 1974年9月5日-1986年9月4日
- 4代 平井城一 1986年9月5日-1998年9月4日
- 5代 真鍋武紀 1998年9月5日-
副知事
財政
平成18年度の財政指標
- 標準財政規模 2281億0900万円
- 一般会計歳入 4458億8100万円
- 一般会計歳出 4390億7500万円
- 財政力指数 0.42532 ( 都道府県平均 0.46)
- 財政力指数が0.400~0.500のIIグループ(9自治体)に分類されている
- 経常収支比率 94.3% ( 都道府県平均 92.6% )
- 実質公債費比率 15.0% ( 都道府県平均 14.7% )
- 実質収支比率 2.4
- 人口一人当たり人件費・物件費 14万5329円 ( 都道府県平均 12万4759円 )
- ラスパイレス指数 97.5 ( 都道府県平均 97.5 )
地方債残高
- 普通会計の地方債現在高 7533億9800万円
- 上記普通会計以外の特別会計の企業債(地方債)現在高 570億6100万円
- 主な内訳 水道事業分 約147億円 病院事業分 約81億円 宅地造成事業分 約54億円
- 第3セクター等の債務保証にかかわる債務残高等 77億6600万円
- 主な内訳 香川土地開発公社 約74億円
- 香川県の地方債等の合計 8182億2500万円 (連結会計)
- 香川県民一人当たりの地方債等残高 81万5635円 (連結会計)
平成17年度の財政指標
- 財政力指数:0.39(平成17年度)
- 経常収支比率 92.8%
国政
衆議院
中選挙区時代は2区体制だったが小選挙区になってからは3区体制となる。かつては自民党と社会党と半々だったが、1990年代以降は3区すべてで自民党公認または推薦の候補が当選していた。2009年の総選挙で1区・2区を民主党が制し、オール自民党体制は幕を下ろした。
参議院
詳しくは香川県選挙区を参照
ここ10数年は自民党が議席を独占していたが2007年の選挙では初めて民主党公認の女性候補が当選した。さらに2010年に自民党所属の山内俊夫が離党し、改革クラブに入党したため、自民党所属の議員がゼロとなった。
- 植松恵美子(民主党)
- 山内俊夫(改革クラブ)
香川県議会
- 定数:45人
- 議長:篠原公七
- 副議長:平木享
- 所在地:高松市番町四丁目1番10号
選挙区
会派
- 香川県議会自由民主党議員会(31人)※1998年の県知事選における内紛で自民党は3会派に分裂していた時期があった。
- 香川県議会社会民主党・県民連合(6人)
- 民主党議員会(3人)
- 公明党議員会(2人)
- 日本共産党香川県議会議員団(2人)
- みどり香川(1人)
常任委員会
- 総務委員会
- 環境建設委員会
- 文教厚生委員会
- 経済委員会
特別委員会
- 行財政改革推進特別委員会
- 地域再生・産業活性化特別委員会
- 防災対策特別委員会
- 県立病院整備等推進特別委員会
人口
600px | |
香川県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 香川県の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 香川県
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
香川県(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/37 | |
総務省統計局 国勢調査より |
経済
拠点事業所を置く主要企業
- マルナカ
- マルヨシセンター
- テーブルマーク
- タダノ
- 香川銀行
- 百十四銀行
- 穴吹工務店
- 穴吹興産
- 宮脇書店
- 四国化成工業
- はなまるうどん
- キャスコ
- 四国旅客鉄道
- 四国電力
- 高松琴平電気鉄道
- 日プラ
- 大倉工業
- 帝國製薬
- セシール
- ヒューテック
- 富士産業
- 一鶴
特記事項
- 百十四・香川両銀行ともコンビニATMには否定的である。県内でコンビニATMがある一部のローソン店舗は岡山の中国銀行管理がある。イーネットは県内銀行との提携を諦め、中国銀行との提携でファミリーマートに設置された。しかし、ユーザーからの強い要望や四国内の地銀他行が次々と導入に踏み切り、また基幹システムが2007年5月に更新されたため、百十四銀行はイーネットと提携し、2008年1月から運用を開始した。なお入金を除き手数料(出金の場合平日昼は105円、夜間と土日祝は210円)が発生する。
- 全国で唯一、チケットぴあの発券カウンターがない県であったが、2006年12月にようやく設置された。ちなみに現在は奈良県が該当する。
学校
香川県内では公立小学校・中学校の通学区域を指す通称を、東日本を中心とした広い範囲で用いられる[5]「学区」ではなく「校区」と呼ぶ。学区は主に県立高校の通学区域を指す場合にのみ用いられるため、県内で単に「学区」といった場合にはより広域的な意味合いを持つ。ただし、「学区」は県内の小中学校のそれを指す通称としては通用しないが、対岸の岡山県南部では小中学校の通学区域を指して広く使われており、また香川県と岡山県は同一の放送エリアであるためテレビのローカルニュースなどでは「学区」を耳にすることがある(香川県内の小中学校を指すときは通常通り「校区」と呼称する)。
小学校
香川県小学校一覧を参照のこと
国立の香川大学教育学部附属小学校が2校(高松・坂出)あり、私立の小学校は1校もない。
中学校
香川県中学校一覧を参照のこと
国立の香川大学教育学部附属中学校が2校(高松・坂出)あり、県立中学としては高松北中学校(高松北高校に併設)と高瀬のぞみヶ丘中学校(高瀬高校に併設)の中高一貫校が2校存在している。また、私立の中高一貫校は4校。
高等学校
香川県高等学校一覧(香川県内高等学校の学区及び一覧)を参照のこと
県立高校の学区は東と西で2つに別れており、東では高松高校、西では丸亀高校を頂点として、各学区内にて受験生の間で序列化されている。私立は主に滑り止め 扱いであり、公立の人気が根強い。平成15年ごろに高松高校が定員割れしたり、新設校である三木高校・高松桜井高校などの人気が上昇したり、新しい動きも出ているものの、学区内トップ校である高松高校・丸亀高校の人気の高さは変わっていない。二学区を一学区にすることも検討されたが、各方面からの強い反発を受けて見送られた。
- 私立英明高校の共学化により、公立・私立ともすべての高等学校が男女共学となった。
- 高松北・高瀬の両高校に県立中学が併設され、中高一貫教育が行われている。
- 「県立高等学校の再編整備実施計画」として県立高等学校の再編(平成22年まで)が以下のように決定している。
- 2007年度(平成19年度)
- 香川県立善通寺西高等学校→香川県立善通寺第一高等学校 (統合:学校名:香川県立善通寺第一高等学校)
- 香川県立多度津水産高等学校→香川県立多度津工業高等学校 (統合:学校名:香川県立多度津高等学校)
- 2007年度(平成19年度)
高等専門学校
公立、私立はなく、国立のみ1校だけ存在する。(2009年10月1日に高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校が統合されて香川高等専門学校となった。)
- 国立
大学・短期大学
- 国立
- 県立
- 私立
専修学校
学校教育以外の施設
- 独立行政法人雇用・能力開発機構立
- 県立
- 香川県立高松高等技術学校(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
- 香川県立丸亀高等技術学校(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
姉妹提携
有形文化財建造物
- 国宝
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 笠島 (丸亀市)
県立の文化施設
地域
8市5郡9町を含む。香川県では、地方公共団体としての町はすべて「ちょう」と読む(市の中の町には「高松市扇町(おうぎまち)」のように「まち」と読むものがある)。なお、村は1970年に消滅している。
東讃
中讃
西讃
方言
方言に関しては、県内の島を除く全域で讃岐弁である。讃岐弁を細かに分けると、東讃地域では東讃弁、西讃地域では西讃弁、中讃地域ではその中間あたりの方言が使われる。
また、島では独特の方言や岡山弁が使用されている。
交通
航空
鉄道路線
バス事業者
香川県に事業拠点を置く路線バス事業者。
道路
以下の国道は国土交通省四国地方整備局管理
以下の国道は香川県管理(将来は国土交通省四国地方整備局管理になる予定)
海上
マスメディア
新聞
- 四国新聞
- 山陽新聞 - 本県に支局を持っている。全国紙は香川県で夕刊を出しておらず、四国新聞も現在は夕刊を廃止しているため、山陽新聞は香川県で読める唯一の夕刊となっている。ただし高松駅では日本経済新聞の夕刊を販売している。
- 読売新聞、朝日新聞は県内に印刷工場がある。
タウン情報誌
- 『TJ Kagawa』(あわわ「TJ kagawa」(高松)事業部)
- 『NICE TOWN』(ナイスタウン出版)
- 『香川こまち』(香川こまち編集部)
- 『ドコイコマガジン』(「[ドコイコhttp://www.dokoiko.co.jp/]」ドコイコマガジン事業部)
- 『小豆島クーポンフリーペーパーEedee!』(「[ええでえ!http://www.eedee-web.com/]」Eedee!事業部)
テレビ局
- 香川県に本社
- 岡山県に本社…香川県・岡山県は放送対象地域を相互補完のため、掲載
西日本放送(RNC)
(高松市)- Setonaikai Broadcasting Company Headquarters.JPG
瀬戸内海放送(KSB)
(高松市) - Tohmay Building.jpg
山陽放送(RSK) 四国支社
(高松市) - Shikoku Panasonic Building.jpg
岡山放送(OHK) 四国支社
(高松市) - AsahiSeimei-AigoGaisha Building.JPG
テレビせとうち(TSC) 四国支社
(高松市)
備考
- 東讃地区の一部では、近畿広域圏を放送対象地域とする毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビと大阪府を放送対象地域とするテレビ大阪、兵庫県を放送対象地域とするサンテレビが受信できる地域、ごく一部ではあるが徳島県域の四国放送が受信できる地域が存在する。また高松市近郊ではNHK岡山放送局が受信できる場合もある。
- 西讃地区の一部では、愛媛県を放送対象地域とする南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビが受信できる地域が存在する。
- 西讃地区や中讃地区の一部では広島県を放送対象地域とする中国放送が受信できる地域が存在する。
ラジオ局
※沿岸部では、近畿地方に本社・送信所を置いている毎日放送(MBS)、朝日放送(ABC)、ラジオ大阪(OBC)、ラジオ関西(CRK)と岡山県に本社・送信所を置いている山陽放送(RSK)、岡山エフエム放送(FM岡山)が受信できる。夜間になると東京・名古屋の放送局も受信できる。県西部では愛媛県に本社・送信所を置いている南海放送(RNB)、エフエム愛媛が受信できる地域がある。ただしRNCラジオ(1449kHz)と周波数が近い、アール・エフ・ラジオ日本(RF。1422kHz)はRNCが停波する24:00以降でないと受信不可。その他、徳島県に本社を置く四国放送とエフエム徳島も受信できる。
コミュニティFM局
- エフエム高松コミュニティ放送(通称:まんでがん815)・・・対象エリア:高松市
- エフエム・サン・・・対象エリア:坂出市
ケーブルテレビ局
- さぬき市ケーブルネットワーク(SCN)・・・対象エリア:さぬき市
- 香川テレビ放送網(KBN)・・・対象エリア:坂出市、宇多津町
- ケーブルメディア四国(通称:高松ケーブルテレビ)(CMS)・・・対象エリア:高松市、東かがわ市
- 中讃ケーブルビジョン(通称:中讃テレビ)(CVC)・・・対象エリア:丸亀市、多度津町、まんのう町、琴平町
- 三豊ケーブルテレビ放送(MCB)・・・対象エリア:観音寺市、三豊市の一部
特産品
- 瀬地場産業の手袋・桐下駄・うちわ・うどんは日本一の生産量を占め、オリーブ・金時人参・マーガレット・松盆栽、レタス、ニンニク等の生産も盛んである。中でも、オリーブの日本での栽培は、香川県小豆島で1907年にはじめて成功したとされる。
食品
Category:香川県の食文化も参照のこと。
工芸品など
作品
ドラマ
※香川県内が舞台になった話を掲載。
- 連続ドラマ
- 仮面ライダーBLACK RX(MBS制作・TBS系)
- 第33話「瀬戸大橋の大決戦」(1989年6月18日)
- 第34話「四国空母化計画!!」(1989年6月25日)
- 仮面ライダーアギト(賀集利樹主演、2001年テレビ朝日系)
- 主役の一人、氷川 誠の出身地である他、敵組織であるアンノウンが最初に香川県で起こした事件及びその後日談がストーリーの大きなウェイトを占めた
- あしたの風(1963年NHK 連続テレビ小説)
- 西部警察 PART-III(1984年テレビ朝日系、サブタイトル:「激突!! 壇ノ浦攻防戦-岡山、香川篇-」) - ロケ現場:高松市、塩江町(現・高松市塩江町)、観音寺市、山本町(現・三豊市山本町)
- 特捜最前線(1985年テレビ朝日系、サブタイトル「倉敷-高松-観音寺・瀬戸内に消えた時効!」) - ロケ現場:高松市、観音寺市
- さすらい刑事旅情編(テレビ朝日系)
- パート2・第1話「寝台特急“瀬戸”・海峡の花嫁」(1989年10月11日)
- パート4・第19話「瀬戸大橋・断崖に立つ女・消された記憶」(1992年2月25日)
- 刑事貴族3(日本テレビ系)
- 第?話 - ロケ現場:琴平町・満濃町(現・まんのう町)
- ラブレター(2008年TBS系愛の劇場枠) - ロケ現場:土庄町、小豆島町
- 2時間サスペンスドラマ
- 保険調査員 しがらみ太郎の事件簿3・讃岐殺人事件(TBS系月曜ドラマスペシャル枠、1997年4月28日) - ロケ現場:高松市、他
- 弁護士・高林鮎子25 瀬戸内を渡る死者(日本テレビ系火曜サスペンス劇場枠、1999年11月23日) - ロケ現場:高松市、琴平町
- 温泉若おかみの殺人推理(テレビ朝日系土曜ワイド劇場枠) - ロケ現場:琴平町
- ラーメン刑事vsさぬきうどん(ABCテレビ系土曜ワイド劇場枠) - ロケ現場:高松市、琴平町
- さすらい署長 風間昭平(テレビ東京系水曜ミステリー9枠) - ロケ現場:高松市、琴平町、小豆島町
- 高松-神戸ジャンボフェリー殺人海峡(テレビ朝日系土曜ワイド劇場枠、1996年9月14日)
- 西村京太郎トラベルミステリー・夜行列車の女(テレビ朝日系土曜ワイド劇場枠、2003年11月22日)
- 浅見光彦シリーズ・鐘(フジテレビ系金曜プレステージ枠、2010年1月8日)
- 海外ドラマ
- ハチミツとクローバー(台湾版、現地で2008年5月放送) - ロケ現場:坂出市
映画
- 香川県が舞台の作品
- きなこ~見習い警察犬の物語~(小林義則、2010年)
- ぼくとママの黄色い自転車(河野圭太、2009年)
- めおん(赤澤明春、野村精司、渡辺敦共同監督、2009年)
- UDON(本広克行監督、2006年)
- ロード88 出会い路、四国へ(中村幻児監督、2004年)
- 死国(栗山千明主演、1999年)
- 機関車先生(アニメ版1997年 実写版2004年)
- 男はつらいよ 寅次郎の縁談(山田洋次監督、1992年)
- 青春デンデケデケデケ(大林宣彦監督、1992年)
- 釣りバカ日誌(栗山富夫監督、1988年)
- 二十四の瞳(木下惠介監督、1954年/朝間義隆監督、1987年)
- なつかしき笛や太鼓(木下惠介監督、1967年)
- 丸亀市沖の「小手島」が舞台
- 香川県でロケをした作品
- 曲がれ!スプーン(本広克行監督、2009年)
- 機関車先生(2004年) - 舞台設定は志々島であるが、ロケは同じ塩飽諸島の本島
- 県庁の星(2006年)
- 春の雪(行定勲監督、2005年)
- サマータイムマシン・ブルース(本広克行監督、2005年) - 舞台は「時が止まったかのような変な田舎町とその町内のとある大学」としか説明されない。
- 世界の中心で、愛をさけぶ(行定勲監督、2004年)
- 恋するイノセントマン(和泉義晴監督、2005年)
- 阿修羅城の瞳(滝田洋二郎監督、2005年)
- 写楽(篠田正浩監督、1995年)
- ゴジラvsキングギドラ(大森一樹監督、1991年)
- 犬死にせしもの(井筒和幸監督、1986年)
- 草迷宮(寺山修司監督、1979年、1983年)
- 衝動殺人・息子よ(木下惠介監督、1979年)
- エデンの海(西河克己監督、1963年)
- 渡り鳥故郷へ帰る(牛原陽一監督、1962年)
テレビ番組
小説
- 主に観音寺市が中心。戦後、主人公が勤める高校の校名は作中、(善音寺第一高校)として登場。
漫画・アニメ・ゲーム
- 名探偵コナン(ytv、2006年9月11日放送「こんぴら座の怪人」)
- 主に琴平町が中心。金丸座や金刀比羅宮などの名所や琴電琴平駅、中野うどん学校、琴平警察署(作中は琴平南警察署)が登場。
- カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜(OVA。原作はゲーム、2000年)
- 琴平を舞台に琴平学園・軽音部の面々の恋愛や音楽活動のドタバタを描いた作品。
- 少女少年III -YUZUKI-(やぶうち優、1999年)
- 主人公の出身地という設定の、香川県のとある村が何度か登場する。兵庫県出身である作者が、瀬戸内海のとある島を漠然とイメージして描かれたもので、実在の特定の島をモチーフにしている訳ではない。なお、連載時には"村"とされていたが、作者が後になって「香川県に村は無い」事を知り、単行本では"島"に直している。
- センチメンタルジャーニー(テレビ東京、1998年)
- 元となったセガサターン用恋愛シミュレーションゲーム「センチメンタルグラフティ」の主要キャラクターの一人、杉原真奈美が住んでいる設定。アニメ版では第4話が彼女の住む高松市近辺を舞台としているが、琴電瓦町駅前が登場するほかは特定できない。また、番組自体は関東ローカルだったため地元系列局テレビせとうちでは未放送。
- モンキーターン(河合克敏、1996年~2005年)
- 香川県出身のレーサー、勝木景虎と蒲生秀隆が登場。劇中では丸亀競艇場、商店街や繁華街の様子、セルフうどんの店などが描かれる。
- 一度テレビ東京系列でアニメ化されたが、2007年10月から地元系列局テレビせとうちが単独で第1期のみの再放送を実施。丸亀競艇と岡山の児島競艇がスポンサーに就いていた。
- 瀬戸の花嫁(木村太彦、2002年~現在連載中)
- 主人公・永澄の祖母が住んでいる実家は描写から旧仁尾町(現・三豊市)である。海水浴場の仁尾サンビーチやJR観音寺駅が登場している。
- 2007年にアニメ化された。当初はテレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知のみの放送を予定していたが、ヒロイン・燦は西讃方面で使われている讃岐弁をしゃべっていることから、テレビせとうちでも放送された。
音楽
- 瀬戸の花嫁(小柳ルミ子) - 現在、このジングルがJR高松駅を中心とした予讃線の沿線駅と、JR岡山駅の四国方面への列車が発着するホームの到着時にチャイム後のアナウンスと共に流されている。
- 波止場しぐれ (石川さゆり)-小豆島土庄港が舞台
本県のスポーツクラブ
- プロフェッショナル
- 高松ファイブアローズ - (バスケットボール:bjリーグ)
- 香川オリーブガイナーズ - (野球:四国・九州アイランドリーグ)
- アマチュア
香川県出身の有名人
香川県出身の人物一覧 を参照
脚注
- ↑ 詳細は東京書籍のサイトを参照のこと。
- ↑ 木原薄幸・丹羽佑一・田中健二・和田仁『香川県の歴史』山川出版 1997年
- ↑ 丹羽佑一「讃岐の夜明け」 木原溥幸・丹羽佑一・田中健二・和田仁『香川県の歴史』山川出版社 1997年 27ページ
- ↑ 県と4市「失格/市民オンブスが情報公開調査(四国新聞2009年9月8日)」
- ↑ NHKでは学区に統一している。NHK放送文化研究所
関連項目
外部リンク
- 行政
- 観光
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