愛媛県

出典: Yourpedia

世界 > アジア > 東アジア > 日本 > 四国地方 > 愛媛県
(日本 > 中国・四国地方 > 愛媛県

愛媛県のデータ
画像:Map of Japan with highlight on 38 Ehime 愛媛県.svg
自治体コード 38000-8
知事 加戸守行
市町の数 20
面積 5,676.76km²
全国第26位
総人口 1,467,824
(2005年10月1日:全国第27位)
総世帯 582,645世帯
(2005年10月1日)
県民の日 2月20日(県政発足記念日)
ISO 3166-2 JP-38
愛媛県の花 みかんの花
愛媛県の木 マツ
愛媛県の鳥 コマドリ
愛媛県の魚 マダイ
愛媛県の獣 ニッポンカワウソ
愛媛県の歌 愛媛の歌
愛媛県庁
庁舎
所在地 〒790-8570
愛媛県松山市一番町四丁目4番地2
電話番号 089-941-2111
外部リンク 愛媛県庁
市町村境界図
画像:EhimeKenMap2005-1.PNG

愛媛県(えひめけん)は、日本都道府県の一つで、四国地方の北西~北中部に位置する

愛媛県の由来は、古事記の「伊予国は愛比売(エヒメ)と謂ひ」による。

目次

[編集] 地理

[編集] 位置

[編集] 地域区分

愛媛県では、県域を三分し、東予中予南予と呼ぶことが多い。この場合、東予とは、今治市西条市以東の地域を指す。南予とは、大洲市内子町以西を指す。中予はこれ以外の地域ということになる。ちなみに、明治期には大洲市も中予に含まれていたとの説もある。

なお、行政区分では、愛媛県の地方局(東から西条、今治、松山、八幡浜、宇和島の5箇所)の管轄区分もよく使われるが、これは行政関係者にほぼ限られる。一般県民では3区分がなじんでいる。

[編集] 地形

など

[編集] 自然公園

瀬戸内海国立公園足摺宇和海国立公園
石鎚国定公園
四国カルスト県立自然公園、皿ケ嶺連峰県立自然公園、佐田岬半島宇和海県立自然公園、肱川県立自然公園、金砂湖県立自然公園、奥道後玉川県立自然公園、篠山県立自然公園

[編集] 気候

  • 瀬戸内海側と宇和海に面した地域とでかなり異なる。
  • 瀬戸内海側は、温暖寡雨であり、大きな河川がないため、渇水に見舞われやすい。なお、内陸部の久万高原では冷涼であり、高原野菜等が栽培されている。
  • 宇和海側は、黒潮の影響を受けて、総じて温暖ながら、台風の関係もあり、降水量は多い。
  • 南国ではあるが、冬季には降雪も年に一二回ある。特に、関門海峡上空を通過した北西の湿潤な季節風伊予灘をわたり、陸地にあたる地域であるため、佐田岬半島から宇和島市法華津峠にかけて、降雪を見ることがある。
また、久万高原町などでは、標高の関係から冬場は寒く、かなりの降雪があり、スキー場もある。
  • 台風の直撃は高知県などに比べると、意外に少ない。ただ、台風が、中国地方日本海を抜けたりする場合、つまり台風の東半分に入った場合、強風で被害が生じやすい。過去、何度か、強風によるかんきつ類の塩害、落果などの被害が発生している。また、県の東部四国中央市ではやまじ風などの現象も観察される。

[編集] 歴史

[編集] 由来

  • 「愛媛」という名は、古事記上巻のイザナギイザナミによる国生みの段に、「伊予国は愛比売と謂ひ」とあり、「愛比売」(えひめ)が後に愛媛に転化したもの。

[編集] 中世

[編集] 江戸時代

伊予八藩

ごく短期間、川之江藩が存在した。

[編集] 近代

  • 1871年 廃藩置県により8藩がそのまま県となる
  • 同11月 西条・小松・今治・松山の各県が合併して松山県に、大洲・新谷・吉田・宇和島の各県が合併して宇和島県となる。
  • 1872年 松山県は石鐵県(せきてつけん)、宇和島県は神山県(じんざんけん)となる。
  • 1873年 石鐵県、神山県が合併し、愛媛県となる。(太政官布告第60号)
  • 1876年 香川県と合併、「愛媛県」となる。
  • 1888年 香川県が分離、今日の愛媛県となる。

[編集] 昭和の合併

1955年(昭和30年)を境として、全国的な動きではあったが、市町村合併が急速に進み、1954年2月1日現在、6市41町186村、計233市町村であったが、1958年(昭和33年)4月1日現在では、10市42町29村となった。

ほとんどの合併は1956年度中に成就した。その後1963年頃までは五月雨式に合併が続いた。昭和40年代に入ってからは、壬生川町三芳町の合併(東予町の誕生、翌年東予市に昇格)、久谷村松山市への編入、宇和海村宇和島市への編入があったのみである。

[編集] 平成の大合併

2003年3月の時点で70あった市町村は20市町に再編された。以下はその変遷の一覧である。

[編集] 人口

[編集] 年齢構成

Template:愛媛県/5歳階級別人口

画像:demography38000.svg
愛媛県と全国の年齢別人口分布図(比較) 愛媛県の年齢・男女別人口分布図
紫色は愛媛県
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 行政

[編集] 歴代愛媛県知事(公選)

  • 初代 青木重臣(昭和22年4月16日~昭和26年4月4日、1期)
  • 2代 久松定武(昭和26年5月4日~昭和46年1月27日、5期)
  • 3代 白石春樹(昭和46年1月28日~昭和62年1月27日、4期)
  • 4代 伊賀貞雪(昭和62年1月28日~平成11年1月27日、3期)
  • 5代 加戸守行(平成11年1月28日~、3期目中)

[編集] 姉妹提携

[編集] 司法

[編集] 裁判所

[編集] 経済

[編集] 経済

  • 愛媛県は経済規模としては、全国のおよそ1%を占め、1%経済と呼ばれる。

[編集] 産業

  • 愛媛県は地理的に東予・中予・南予に三分されるが、産業においてもこれら地域によって大きく様相が異なる。
  • 東予は、四国中央市の紙関係、新居浜市西条市の化学工業、非鉄金属、産業機械、電機関係、今治市の造船とタオルといった製造業が中心である。
  • 中予は、松山市を中心とした地域で、松山市だけで愛媛県の人口の3分の1を占めており、政治・経済、商業活動の中心として第三次産業が主力ながら、臨海部には化学工業も発達している。
  • 南予は、かんきつ類や養殖漁業を中心に第一次産業に特化している。その反面、製造業の集積が貧弱であり、経済基盤も脆弱である。そのため県や南予の自治体はコールセンターなどの誘致に補助金を支給するようにして企業の誘致を図っている。

[編集] 農業

県下各地で、かんきつ類が生産され、みかんいよかんが有名。キウイフルーツなども有名である。そのうちみかん2003年度まで日本一の座を僅差ではあるが守ってきた。しかし2004年度には34年ぶりに和歌山県に日本一の座を明け渡した。なお2005年度も日本一の座を奪還することは出来なかった。

[編集] 漁業

  • 燧灘、伊予灘、宇和海という性質の異なる3つの海域に面し、それぞれ独自の漁業が営まれている。
  • 燧灘では、小型漁船による漁業が行われている。かつては、鰯等の好漁場であったが、資源が枯渇しつつあり、漁獲高も多くない。沿岸部では、海苔等の養殖が小規模ながら行われている。また、来島海峡などの海峡部ではタイ、デベラ等も獲れる。養殖は盛んではない。
  • 伊予灘では、漁船漁業が中心である。小魚中心。
  • 宇和海では真珠ハマチブリ)の養殖が盛んで、タイの養殖では日本一となっている。真珠養殖も長らく日本一であったが、大量斃死の影響で、日本一の座から滑り落ちてしまった。

[編集] 製造業

  • 南予地方
    • 電気電子部品製造業の工場がいくつかあったが、海外との競争激しく、規模縮小しており、地元では雇用減少に頭を痛めている(大洲市)。

[編集] 鉱業

[編集] 建設業

  • バブル崩壊後は景気対策の一環として次々と公共事業が行われ建設業は栄えたが、後に県財政の悪化や三位一体改革で公共事業が減少し現在、県内の建設会社が倒産したり、会社分割など再建を図る企業も出てきている。
  • 建設業の不振で工場や事業所の撤退が相次ぐ南予地方は大きなダメージを受けている。

[編集] 小売業

  • 百貨店では、松山市に三越松山店、いよてつ髙島屋があり今治市には今治大丸がある。
  • 大型スーパーマーケットでは、県内に数多くの店舗を置くフジの他に松山市、四国中央市にジャスコ、新居浜市にイオン新居浜ショッピングセンター、今治市にサティなどが進出している。

[編集] 電力業

  • 主な発電所
四国電力西条発電所
四国電力伊方原子力発電所
住友共同電力壬生川火力発電所
住友共同電力新居浜東火力発電所
住友共同電力新居浜西火力発電所
他、県内にはいくつかの水力・風力発電所がある。
  • 県は、何度か四国電力に原子力本部の県内への移転を要望しているがいまだ実現していない。

[編集] 情報通信業

  • 愛媛県では、コールセンター誘致に補助金を交付していて、南予地方や松山市へのコールセンター誘致に成功している。また松山市には、コールセンター以外にも大手保険会社の集中事務センターが設置されたり、サイボウズの開発拠点設置が計画されるなど多くの新規雇用が生まれている。

[編集] 観光業

  • 松山市の道後温泉松山城、南予地方の自然や文化施設など観光資源があり、毎年県内各地で多くのイベントが行われている。県内の観光客数はしまなみ海道開通時は、大幅な増加したがその後は減少している。それに歯止めをかけるため県や市町では、南予町並み博などのイベントを積極的に実施している。

[編集] 県内に本社を置く主要企業

製造業
交通・運輸業
卸・小売業
サービス
その他

久米紙店- 西条市

[編集] 県内に拠点事業所・工場を置く主要企業

製造業
  • 住友化学 - 新居浜市
  • 住友金属鉱山 - 新居浜市
  • 住友重機械工業 - 新居浜市、西条市
  • ルネサステクノロジ - 西条市
  • アサヒビール - 西条市
  • 日新製鋼 - 西条市
  • 四国コカ・コーラボトリング - 西条市
  • 帝人 - 松山市
  • 東レ - 松前町
  • 太陽石油 - 今治市
  • 新来島どっく - 今治市

[編集] 県内に工場・事業所を置く主要企業(上の項目を除く)

[編集] 有形文化財建造物

国宝
重要伝統的建造物群保存地区

[編集] 文化

  • 江戸時代に、伊予八藩と呼ばれるように、多くのが分立したため、地域ごとに微妙に異なる文化がいきづいている。この点、同じ四国内でも一藩であった高知県(土佐、土佐藩)や徳島県(阿波、徳島藩)、二藩(高松藩丸亀藩)であった香川県(讃岐)と状況を異にしている。
  • 明治時代以降の地理的区分である、東予、中予、南予という三区分も文化的背景を語るには欠かせない要素となっている。

[編集] 気質

  • 愛媛の人の気質は、端的にいえば保守的である。これは、四国でももっとも僻遠の地であり、気候温暖な地であった故であろう。ただ、これは九州の東部の人などから見ると誠に歯がゆいものであったと思われる。
  • 住民の気質も、今日ではかなり薄まったといわれるが、東予、中予、南予で若干異なる。
  • たとえ話で、100万円あったら、東予の人はそれを元手に商売を始め、二倍三倍に増やそうとする、中予の人はそれを預けて金利で趣味に充て、温泉三昧の生活を夢見る、南予の人は一晩で使い切るような大散財をする(特に酒宴)、と評される。(同様の話は、四国四県にもあり、高知県の喩えは南予に似ている。)
  • それぞれの気質は、東予地方中予地方南予地方の項目(ページ)参照。

[編集] 言葉(方言)

夏目漱石の小説『坊っちゃん』などの影響で語尾の「なもし」が有名。「知っとるぞなもし」のように使う。 しかし、これは松山の方言であり、東予地方や南予地方では使われない。しかも現在は松山でも一般には使われることはない。一部年配者が使う「~ぞな」にかろうじて形跡を感じることができるくらいである。 一般的には伊予弁という言葉を使うが、地域によって多少違ってくる。東予地方では広島弁、南予地方では幡多弁も使われることが多い。中予地方では関西弁を使うことが多い。

[編集] 伝統文化

  • 伝統工芸
水引菊間瓦桜井漆器砥部焼、大洲和紙、周桑和紙、竹細工姫だるまなど
  • 伝承文化
南予地方を中心とした愛媛の伝承文化については下に詳しい。
愛媛の伝承文化日誌

[編集] 食文化

  • 麦味噌 愛媛県は全国の裸麦の生産の4割を占め、特に松山平野水稲裏作として作付される。こうした麦を用いた麦味噌の工場30ヶ所余が愛媛県内各地に分布している。麦を多量に用いるため、含まれる麹の量もやや多くなり、発酵が進み、独特の甘みを持った味となる。製造所によって独特の味があるが、一般的に県内でも南になるほど、甘みが増すといわれる。伊予さつまなど、味噌を使った郷土料理もある。
  • 醤油 味噌同様、南になるほど甘みが増す傾向にあり、他県の人が「砂糖醤油」と評することもあるほどである(実際作る過程で砂糖を入れることがある)。

[編集] 観光

  • 13日にふるさと広場で行われる、総勢14台の太鼓台による寄せ担きが見所。
  • 14日に関川地区で行われる鉢合せと呼ばれる太鼓台同士の喧嘩も見応えがある。
  • 毎年数10万人という観光客が訪れるほど人気を誇る。
  • 総勢50台による太鼓台の運行や、18日の八幡神社での寄せ担き、船御幸などが見所。
  • 1602年に加藤嘉明が築城した山城であり、本丸は重要文化財に指定され、観光経路としてロープウェイも完備されている。
  • 松山城春まつり [毎年4月第一週目の金・土・日曜日] 桜が満開のこの季節に、お城で行われる大名行列や茶会、地元学生らによる催し物が見所。
  • 日本有数の温泉名所の一つ。
  • 道後温泉まつり [毎年4月19・20・21日] 道後温泉おどり、時代絵巻パレードなどが見所。

[編集] 地域

県庁によって、以下の6つの圏域が設定されている。人口は2006年6月1日現在の推計人口。

県下には以下の11市7郡9町がある(2005年8月1日現在。村は2005年1月16日朝倉村関前村の合併をもって消滅している)。町はすべて「ちょう」と読む。地方区分は、上記の県庁による区分とは異なるが、一般県民にはこちらの方が馴染んでいる。

[編集] 交通