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2016年8月29日 (月) 08:07時点における版
株式会社テレビ朝日(テレビあさひ)は、関東広域圏を放送対象地域とする一般放送事業者である(放送区域は、本来は沖縄県の放送対象地域である大東諸島が含まれる)。
目次
概説
特色
- 1984年に米国CNNと提携、1985年にはプライムタイムに大型ニュース番組『ニュースステーション』を開始。現在も『報道ステーション』『スーパーJチャンネル』に代表されるニュース番組や、『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』等の討論番組、『ビートたけしのTVタックル』といった時事バラエティ番組の制作を得意とし、報道に強い局、というイメージ作りに成功している。後述する朝日新聞との関係は、報道には良い面でも、悪い面でも影響を与え、少なくとも他局とは違う独自性を見せる形にはなっている 。
- 筆頭株主である朝日新聞の影響を受けており、又社長や役員等が朝日新聞出身者で占められている為、一部では「朝日新聞の「天下り」先」とまで批判される事がある。
- 2008年までのアジアサッカー連盟(AFC)が主催する全試合の中継権(これにはFIFAワールドカップ・アジア地区予選が含まれる)を獲得。地上波では独占中継する事となっている。
- 月曜日から土曜日まで毎日サスペンスドラマの再放送を昼間に行なっており、小さな子供への悪影響が懸念されている。特に長崎県佐世保市で起きた小学生が同級生の首をカッターナイフで切り失血死させた事件はTBS系列で放送された「月曜ミステリー」にヒントを得たと報道されたがこの事件以降、サスペンスドラマ及びそれを毎日昼間に再放送するテレビ朝日への批判はますます激しくなっている。これに関しては、TBS系列のBSデジタル放送、BS-TBS(旧BS-i)にも言えることである。(BS-TBSでは毎日サスペンス作品を昼夜問わず流しており、テレ朝に匹敵するレベルである)。また、殺人がテーマの番組が非常に多く、電子掲示板上では略称のテレ朝を捩った「テロ朝」と揶揄されたり「殺人テレビ」と呼ばれる事も多く、新聞の読者投稿欄でも厳しく批判されている。またBPOにもサスペンスドラマの昼間の再放送には毎月数多くの批判が寄せられている。然し自身が放送したドラマに対しては責任を棚上げし、若年者が犯罪を犯せば自分たちが原因ではなくゲームやインターネットが引き金になったと責任転嫁をする発言を繰り返し、これらのユーザーから激しい怒りを買うことも少なくない。
- 現在は相棒再放送を16時から毎日放送している。2016年6月6日は桝添会見あったが予定通り放送された。また日本テレビやフジテレビ同様に一切韓流放送していない。ただしBSとCSでは放送している。
- 社長自ら消費者金融CMを自粛しないと公表したことにより、「モラル・公共性のないテレビ局」と激しい非難を浴びた(タバコ広告規制以前はタバコCMも自粛していなかった)。
- 「スーパー戦隊シリーズ」等の実写特撮テレビ番組を「仮面ライダー」第1作(毎日放送がANN系列時代に制作)以降はほぼ中断期なく放送しており、他系列民放が手を出さ無い時期も特撮ヒーローの灯を守り続けた局である。これらの番組は、現在「スーパーヒーロータイム」として放送されている。
- 報道では自分の瑕疵はてんで棚に上げてあくまで被害者面を貫く傾向が強く、本来の報道機関としての質は粗悪そのものとしか言い様が無い。
- 民放局の中で改編率が極めて低く、長寿番組が非常に多い。その反面、前述の問題点により「日本、いや地球上に存在していること自体が何らかの誤りとしか言い様が無い程に酷いテレビ局」と批判されることもままある。
2015年2月1日は子供向けが仮面ライダーとプリキュア除き放送されなかった 最近は木曜日と金曜日除きゴールデンタイムに拡大隔週多い グッドモーニングの7時45分はスキャンダルや訃報ばかりやっている。2016年1月14日は船越栄一郎とディクシー放送された。ヤフー乗っていた。なぜ乗っていたかというと任侠ヘルパーが来た為
【報道しない自由】京大教授「朝日と毎日の報道番組は、もはやただの思想誘導だ」
京都大学公共政策大学院特別教授 佐伯英隆
昔から議論のネタではあったが、近年、自公から民主へ、さらに民主から自公への政権交代過程に伴い、マスメディアの公平・中立性の議論が一段と喧しい。
先の衆院選、参院選では、個々の弁士の演説終了後、かなりの頻度で取材中のマスコミ関係者に対し聴衆から「偏向マスコミ帰れ」の大合唱が沸き起こった。これまでに無い出来事である。
「事実」という断片だけを繋ぎ合わせても記事や報道はできない。そもそも、どの「事実」を報道するのかという取捨選択から始まり、記事や番組の構成、強調点、誰のコメントを付すかなどに報道者の選択が入る事は避けられず、報道する側の主観を一切排除した完璧な公正・中立報道などは本来幻想でしかない。もともと報道各社ごとに政治的色彩の違いはあった。
ただ、従来その色彩の違いが「何となく」であったものが、近年急速に鮮明かつ露骨になったのではないか。これまでマスメディアは一応、公平・中立という建前の旗印だけは降ろさずに来たが、最近その仮面もかなぐり捨てて、それぞれ思い思いの方向に突っ走り、タガが外れた印象がある。
報道者側は報道する自由もあるが、「報道しない自由」もある。これを駆使すれば、自らの主張に沿う報道を作り上げることは極めて容易である。
また、「議論を呼びそうだ」「問題となりそうだ」という表現を加えて世論を誘導することも簡単だ。そういった誘惑を報道人としての使命感と矜持で自制してもらいたいのだが、自制より報道各社の政治方針に沿う事の方が(出世のためには?)重要と見える。
テレビの「報道番組」に至っては、視聴者を番組制作者側の政治的信条・主張に沿って誘導するショーと化している。
新聞・雑誌と異なり、電波帯域という公共財を特別に使用する権能を付与されたテレビ・ラジオには、放送法第4条で政治的公平性と、意見対立案件についての多角的論点提示が義務付けられているのだが、それを意識している番組製作者が何人いるのだろうか。
CNNやBBCでは、意見対立案件については、双方の論者を画面に登場させて議論させるケースが多々見られるが、我が国では、コンセンサス形成という予定調和を望む傾向が強く、それが反映されるのか、双方が対立意見を戦わせるという番組の構成はほとんど見かけない。視聴者に選択させるという事をせず、「番組製作者が考えるコンセンサス」に誘導していこうという意図が見透かされるものが多い。
新聞も一種の危機である。経団連調べによれば、新聞記事への信頼度は57%で、テレビやネットを大きく上回っているとの事だが、逆に言えば4割強の人が新聞記事を信頼していないという事であり、一昔前、新聞に書かれてあることをほとんどの人がそのまま真実だと受け取っていた「幸せな時代」からすれば劇的な変化だ。
ネット情報に対する信頼度は確かに低いが、それはネットとは、さまざまな人が自己の主張や心情に基づき、さまざまな情報を展開する場であるという事を「皆が知っている」からである。
しかし、その多様性ゆえにマスメディアの報道に対して「本当にそうか」自ら調べる検証装置、セカンドオピニオンの提供機能を果たしている。民衆は新聞記事を自ら検証する手段を史上初めて手に入れた訳である。新聞人はこの数字をもっと深刻に捉えるべきであろう。マスメディアが公正・中立という仮面まで捨ててしまうのは緩慢な自殺行為である。
さえき・ひでたか 大阪府出身。東京大学法学部、ハーバード大学J・Fケネディ行政大学院卒。1974年、通産省(現経産省)に入省。在ジュネーブ日本政府代表部参事官、島根県警本部長、通商政策局審議官などを経て2004年に退官。現在、イリス経済研究所代表などを務める。
ニュース番組でよく用いられる表現
① 「政府は何もやっていない」 → 自分たち好みの行動を取っていない
② 「議論が尽くされていない」 → 自分たち好みの結論が出ていない
③ 「国民の合意が得られていない」 → 自分たちの意見が採用されていない
④ 「内外に様々な波紋を呼んでいる」 → 自分たちとその仲間が騒いでいる
⑤ 「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」 → アンケートで自分達に不利な結果が出ました
⑥ 「心無い中傷」 → 自分たちが反論できない批判(はやめろ)
⑦ 「異論が噴出している」 → 自分たちが反対している
⑧ 「本当の解決策を求める」 → 現実的な具体策は何もないがとにかく政府等のやり方はダメだ
⑨ 「各方面から批判を招きそうだ」 → 批判を開始してください
⑩ 「~なのは間違いありません」 → 証拠が何も見つかりませんでした
⑪ 「両国の対話を通じて~」 → 中韓に都合の悪い行動はやめて中韓の言うことを聞け
⑫ 「問われているのは~」 → 次に中韓と市民団体に騒いで欲しいのはここだ
⑬ 「表現の自由・報道の自由」 → 捏造(記事)の自由・偏向(報道)の自由
⑭ 「人権尊重」 → (中韓に有利になるように)人権を尊重しろ
⑮ 「右翼」 → 自分達にとって都合の悪いことを言う人
⑯ 「反発は必至」 → 早く抗議してください
ネットワーク
- ANN(“オール・ニッポン・ニュースネットワーク”)というニュース系列のキー局であり、地方局各社とネットワークを結んでいる。また、系列局がない地方の報道取材は各主要系列局が分担しており、テレビ朝日は山梨県、富山県、鳥取県、島根県東部・隠岐を担当している。富山県は北陸朝日放送と共同。甲府・富山・鳥取・米子に支局がある。また、徳島県と高知県は朝日放送が取材エリアとして担当しており、福井県・宮崎県のクロスネット局と合わせて全国をカバーしている。
略歴
※詳細な社歴は別項を参照
- 1957年、テレビ業界への進出をうかがっていた東映、日本短波放送(現・日経ラジオ社)およびその親会社である日本経済新聞社、そして旺文社など出版関係者が中心となり、教育番組専門局として株式会社日本教育テレビを設立。免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上放送するというものであり、営利を目的とした教育専門局は世界でも珍しかった。
- 開局前に、東映は朝日新聞社と合弁して朝日テレビニュース社を設立して、NETは開局以来同社が制作したニュースだけを放送していた。しかし1966年に東映の持株の半分を朝日新聞社が譲受して以降、資本面や経営面でも朝日新聞社との結びつきが強化され、事実上朝日新聞社の傘下に入った。
- 1977年、全国朝日放送株式会社に社名変更して略称を『テレビ朝日』とする。
- 1996年10月1日、岩手朝日テレビの開局をもってANN全国ネットワークの完成を宣言。同時に系列のシンボルマークを制定した。
- 2002年、前年の世界水泳選手権での取り組みをきっかけに、体質改善を目的として「全社変革推進運動」を開始し、2007年まで続けられた。この間に大幅な社内改革が行われ、結果として後述するような視聴率の向上につながった。
- 2003年の六本木ヒルズ新社屋移転を「第3の開局」と位置付け、社名を株式会社テレビ朝日に変更、企業ロゴも欧文主体のものに改めた。
- 2005年、年間視聴率ならびに年度視聴率でプライムタイムの視聴率が開局以来初の2位となった。これまでは「万年4位」と呼ばれるほど長期にわたって視聴率が低迷していた。ただし全日視聴率では、NETテレビ時代の1969年から1971年まで、NHKに次ぎ在京局2位(在京民放首位)になったことがある。
- 2007年11月1日、会社創立50周年を迎える。2009年2月1日の開局50周年を挟んで、2009年3月31日までを「開局50周年記念期間」と位置付け、様々な記念番組の放送、及び企画・イベントを行なった。
- 2012年、4月の月間視聴率(2日 - 29日)ならびに四半期視聴率(4月第1週 - 6月第4週)で全日・ゴールデンタイム・プライムタイム・プライム2の時間帯すべてで首位となり、開局以来初の「四冠王」を獲得した。
- 2012年度上半期の平均視聴率は、プライム・プライム2で首位を獲得。全日・ゴールデンは2位となったが、プライム・プライム2・ゴールデンでは開局以来初、全日では41年ぶりの記録となった。
- 2012年の年間視聴率(2012年1月2日 - 12月30日)において、プライムタイムの時間帯で開局以来初の首位を獲得。ゴールデンタイムでも開局以来初の2位となり、全日では41年ぶり4回目の2位を獲得した。
- また準キー局の朝日放送は、2012年(ビデオリサーチ調べ、関西地区)の年間視聴率で、全日帯(午前6時~午前0時)、ゴールデン帯(午後7時~10時)、プライム帯(午後7時~11時)で1位になった。3冠獲得は1982年以来30年ぶり。同社によると、朝や夜のローカル番組やゴールデン帯の全国ネット番組が好調なためだという。
- 2012年の年度視聴率(2012年4月2日 - 2013年3月31日)において、ゴールデンタイムの時間帯で開局以来初の首位を獲得。プライムタイムでも年間に続き首位を獲得し、初の視聴率2冠を達成した。全日は日本テレビ(7.9%)に0.1%差で2位につけた。また、2012年度下期(2012年10月1日 - 2013年3月31日)では全日も首位となり、テレビ朝日が独自に設定しているプライム2(午後11時 - 午前1時)を合わせ4冠を達成している。
- 上記の視聴率首位獲得やかつて「民放の雄」だったTBSテレビの長期低迷も相まって、テレビ朝日は単体売上高でも開局以来初めてTBSテレビを抜き民放キー局3位に浮上した。
英字略称
英字略称はNET、ANBを経て2003年からEXである。EXは、呼出符号であるJOEX-DTV(アナログはJOEX-TV)に因む。
EXに変わったのが最近である事もあり、未だにANBと表記される事も少なからずある。例えば、芸能プロダクションの公式ホームページなどで公開されるタレントプロフィールに多く、これが書籍や雑誌などでも校正されずにそのまま使われる事も多い。ただし、放送局関係(芸能関係ではなく)では以前からEXと言う略称も使われており、略称変更と言うよりは、EXに統一されたという方が正しい。
ロゴ
- 当初のロゴ「日本教育テレビ」(~1960.12)は今日では当時の朝日新聞縮刷版等で見ることが出来る程度。
- NETロゴ(1960.12~1977.3)は「NET」の文字が活字のゴシック体でかつ斜体になった物。NETテレビ当時に本放映された番組の再放送のエンディングロール等で見ることが出来る。なお、「10」のロゴは大阪・よみうりテレビや琉球放送(RBCテレビ)の現行の物と似ていた。
- テレビ朝日旧ロゴ(1977.4~2003.9)は、赤く書かれることが多かった。10をかたどったマークもあったが、全国ネットではほとんど登場しなかった。1996年以降は、ほとんどの番組で、ネットワークシンボル表示されることが多かった。 例、製作著作(ネットワークシンボル)テレビ朝日
- 現在のテレビ朝日のロゴは棒でできたような形をしているが〔/tv asahi〕〔tv asahi\〕、これはテクノユニットアンダーワールドが参加していることで有名なイギリスのデザイナーユニットTOMATOとテレビ朝日のインハウスデザイナー製作によるもので、音に反応してCGによりランダムに切り替わり同じ動きを二度としないようになっている。CM明けなどに3秒間画面の右上に(地上デジタル放送では『digital 5』の文字も含む。なお、当初は番組名も表示されるようになっていたが、それは後に無くなっている)表示されるほか、放送開始・終了時にも見ることができる(CS放送のテレ朝チャンネルも同様)。 これは、2003年秋の本社屋移動と同時に開始。 又、2004年9月からは生放送番組のエンドクレジットの際にもランダムな動きをするようになった(参考リンク)。オープニング、クロージングではアンダーワールドの曲が使われている。ちなみにロゴタイプやその他VIで使用されている欧文フォントはAkzidenz Grotesk Bold、和文フォントはヒラギノ角ゴシック(W8)である。受信報告書を出した際に返信がくるベリカードや、封筒、便箋等のステイショナリー類も、このデザインを使った数種類の色のタイプを製作・使用している。現在もプロジェクトチームによりデザインマネージメントが継続して行われており、2007年1月になって、公式サイトや関東ローカル向けの広告等ではチャンネル番号の変更をPRするためか、『tv asahi/ digital5』の表記が多用されるようになった。
本社が六本木になった理由
開局時に本社選定にあたって以下の候補地が存在した。
- お茶の水の岸記念体育会館
- 虎ノ門のホテルオークラの隣接地
- 原宿の青山通りに面した銀行の所有地
- 河田町のフジテレビの敷地(のちのタワービルが建設された場所)
- 東映の大泉撮影所の敷地
- 六本木の東映敷地(現在の六本木ヒルズ本社の場所)
などがあった。その中から
- 交通の利便性が良いこと
- 将来的な土地の拡張が可能であること
- 通信系統や電力が容易が得られること
- 建設がしやすいこと
などを条件に検討を重ね六本木の東映敷地が選定された。
その他
テレビ朝日の地上デジタル放送では音声を常時サンプリング周波数48kHzの高音質ステレオ音声信号(圧縮Bモードステレオ)で送出しており、編成上全ての番組がステレオ放送(一部はモノステレオ放送)となっている。これはANN系列局を含む他の民放テレビ局(地上波・BS・CS各局)の大半でもモノラル二重音声・5.1サラウンドを行わない限り常時ステレオ音声信号で送出している。音声多重放送や文字多重放送のマークではひよこのデザインが使われている。アナログ放送では通常、デジタル放送でしか表示されていない5.1サラウンドとデータ放送マークも表示されている。受信機表示アイコンは、在京キー局で唯一チャンネル番号によってロゴの色が異なっている。2005年公開のハリウッド映画『宇宙戦争』でウクライナの大停電を現地から伝えるテレビ中継車の壁に『tv asahi テレビ朝日』の文字が見える。
2008年5月5日(月・祝)には地上デジタルテレビ放送でのテレビ朝日のリモコンキーID「5」に因み「テレビ朝日の日」と題して、「やじうまプラス」から「ワイドスクランブル」までの4番組と、「スーパーJチャンネル」の計5番組でそれぞれクイズを出題。正解者の中から各番組1名(それぞれの番組に応募が必要)の計5名に、50インチ相当の地上デジタル放送対応テレビをプレゼントする企画が行われた。2008年9月からは、デジタル放送普及と、デジタル放送でのテレビ朝日のチャンネルの周知を目的として、さまざまな番組で「地デジ」に関する情報が放送されている。また、アニメや映画等とのコラボレーションで制作されたPRスポットでは、アナログ10チャンと表現する際に全国朝日放送時代の旧ロゴで10(前述の0が菱形のもの)を使用している。地上デジタル放送のEPGでは、字幕放送を実施している番組については、本来のジャンルに加え「福祉番組」のジャンルも追加されている。このためチューナーによっては福祉番組のジャンルを選択した場合、これらの番組も表示されることとなる。
送信所
- デジタル放送
送信所
- アナログ放送 - JOEX-TV、東京10ch
- デジタル放送 - JOEX-DTV、東京24ch(リモコンキーID:5)
- 同局ではリモコンのチャンネル番号が変更されることに伴い、PRするためのスポットCMを放送している。(最後に「10チャン、5チャン、2011年7月24日までは、どちらもテレビ朝日。」と呼びかける。)
主な中継局
《アナログ放送の中継局》
- 東京都
- 大井町:76ch(SHF帯を使用。品川区大井町では、東京(タワー)10chを視聴している家庭がほとんど)
- 八王子:45ch(八王子市周辺でも、東京10chを視聴している家庭が多い)
- 多摩:57ch(東京10ch視聴者が多い)
- 新島:60ch(垂直偏波)
- 八丈島:10ch
- 小笠原父島:59ch
- 茨城県
- 水戸:36ch(垂直偏波)
- 鹿嶋:29ch
- 日立:60ch
- 高萩:59ch
- 栃木県
- 宇都宮:41ch
- 日光:60ch
- 矢板:59ch
- 群馬県
- 前橋:60ch
- 富岡:59ch(垂直偏波)
- 桐生:59ch
- 沼田:59ch
- 埼玉県
- 本庄:59ch(垂直偏波)
- 秩父:38ch
- 千葉県
- 成田:59ch
- 銚子:59ch
- 香取佐原:60ch
- 勝浦:59ch
- 館山:60ch(垂直偏波)
- 神奈川県
- 沖縄県
- 南大東島:60ch
- 北大東島:48ch
・・・他
《デジタル放送の中継局》
- 茨城県
- 水戸:17ch
- 栃木県
- 宇都宮:17ch
- 群馬県
- 前橋:43ch
- 神奈川県
- 平塚:24ch(垂直偏波)
沿革
- 1957年(昭和32年)11月1日、株式会社日本教育テレビ設立。
- 1959年(昭和34年)2月1日、教育放送局として正式に放送を開始。
- 1959年(昭和34年)3月1日、この日テレビ放送を開始した毎日放送(MBS)、九州朝日放送(KBC)とネットワークを結ぶ。
- 1960年(昭和35年)1月17日、出力を現在の映像50kW、音声12.5kWに増力。
- 1960年(昭和35年)12月10日、社名呼称をNETテレビ(えぬいーてぃーてれび)に統一。
- 1964年(昭和39年)4月1日、「木島則夫モーニングショー」スタート。
- 1964年(昭和39年)10月1日、福岡地区のKBCテレビがフジテレビとの複合ネットから、単独ネット化に踏み切る。
- 1967年(昭和42年)4月3日、カラー放送がスタート(東京地区では4番目)。第一号はアニメ『魔法使いサリー』。
- 1970年(昭和45年)1月1日、ニュース番組のタイトルを「ANNニュース」に変更。
- 1971年(昭和46年)11月20日、報道を朝日テレビニュース(のちのテレビ朝日映像)に委託(1978年11月に終了)。
- 1973年(昭和48年)4月1日、名古屋地域に於ける名古屋テレビ(NBN)と中京テレビ放送(CTV 開局当初は中京UHFテレビ放送)の2局による日本テレビとの変則複合ネットが解消され、名古屋テレビがNETの単独ネット化に踏み切る。
- 1973年(昭和48年)10月1日、報道スタジオ完成。スポットニュースを除き、全てのニュースがアナウンサー顔出しとなる。
- 1973年(昭和48年)11月1日、総合放送局に移行。
- 1974年(昭和49年)1月7日、石油危機により深夜放送自粛(10月に全面解除)。
- 1974年(昭和49年)3月23日、創立以来続いてきた学校放送が全面終了(『親の目・子の目』のみ残ったが2004年3月で終了し、現在は後番組「いきいき!夢キラリ」)。
- 1975年(昭和49年)11月19日、準キー局を毎日放送(MBS)から朝日放送(ABC)に変更することで基本合意。MBSはこれまでABCとネットを組んでいた東京放送(TBS)とネットを結ぶことになり、翌1975年(昭和50年)3月31日からNET-ABCの新ネットワークがスタート(ネットチェンジ)。いわゆる腸捻転状態が解消された。
- 1977年(昭和52年)4月1日、商号を全国朝日放送株式会社に変更。愛称を「テレビ朝日」とする。
- 1978年(昭和53年)12月17日、音声多重放送を開始。第一号は20:54の『ANNニュース』。ステレオ第一号は12月24日の「題名のない音楽会」。
- 1985年(昭和60年)9月28日、アークヒルズ社屋完成(六本木と赤坂の境目)。テレビマスターと報道機能を移転。
- 1985年(昭和60年)10月7日、久米宏をメインキャスターに起用した夜の大型ニュースショー『ニュースステーション』がスタートされた。
- 1986年(昭和61年)5月、アークヒルズに本社を移転。旧本社社屋は『六本木センター』とし、制作部門が残る。
- 1993年(平成5年)7月、選挙報道において報道局長による中立違反疑惑が発生(椿事件)。
- 1996年(平成8年)10月、岩手朝日テレビ(盛岡市)が開局し、ANNネットワーク(フルネット24局)が完成。
- 2000年(平成12年)10月3日、東京証券取引所市場第1部に株式を上場。
- 2000年(平成12年)12月1日午前11時、系列のBSデジタル放送『BS朝日』(デジタルBS5Ch。本社・渋谷区神宮前)が開局。
- 2003年(平成15年)10月1日、商号を株式会社テレビ朝日、略称をコールサインからとった“EX”(但し、EXの略称はこれ以前から業界で使われていた)に変更。同時に六本木ヒルズ内の新社屋が完成したことにより本社機能をアークヒルズから移転し、エーサットサンインを吸収合併。
- 2003年(平成15年)12月1日午前11時、地上デジタルテレビジョン開局。開始当初から、デジタル放送ではBS朝日向けの放送を含め、六本木本社スタジオからの生放送のほとんど全てをハイビジョンで放送(ハイビジョン制作そのものは移転と同時に始まっている)。
- 2004年(平成16年)2月9日、アナログ・デジタル統合マスターの運用開始。時刻テロップも変更(それまではアナログ放送は新社屋移転後も引き続きアークヒルズ社屋のマスターから送出していた)。
- 2004年(平成16年)4月5日、18年半余り続いた『ニュースステーション』に代わって古舘伊知郎がメインキャスター起用の『報道STATION』がスタート。
- 2005年(平成17年)5月21日、プロ野球・読売ジャイアンツ主催試合を初めて中継(東京ドーム・対北海道日本ハムファイターズ戦)。
- 2006年(平成18年)4月1日、地上デジタルテレビジョンワンセグの本放送を開始。
- 2006年(平成18年) 6月18日、2006 FIFAワールドカップ日本VSクロアチア戦を地上波で独占放送(系列局と系列局のない県の放送局を含む。)。
テレビ朝日の不祥事・事件
過去の不祥事・事件
- 1985年10月8日、『アフタヌーンショー』にて「激写!中学生女番長!セックスリンチ全告白!」というタイトルで番組ディレクターが知り合いの暴走族に女子中学生をリンチするように「やらせ」依頼し、暴行映像を撮影していたことが発覚して番組は打ち切りになる。この事件によって「やらせ」という業界用語が世間に表面化していった。
- 1993年、テレビ朝日の当時の報道局長であった椿貞良が民放連の会合に招かれた際に『小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか』などと発言したことが問題になり放送法違反が疑われ証人喚問される事態とまでなった。いわゆる椿事件である。
- 1995年7月8日、1995年6月24日放送の『ザ・スクープ』で松本サリン事件を特集した過程の中で、「長野県警に質問書を出したが回答がない」と放送したが、実際には長野県警に質問書を提出していなかったために長野県警に抗議され捏造が発覚。
- 1996年10月10日、当時のテレビ朝日報道局報道センター課長と、同社報道局映像センターカメラマンが大麻取締法違反容疑で逮捕される。職務質問を受けた際、ズボンのポケットに大麻を隠し持っていたため現行犯逮捕。
- 1997年1月7日、ペルー日本大使公邸占拠事件が発生(占拠されたのは1996年12月17日)した際、テレビ朝日のニュースネットワークの一員として取材に当たっていた広島ホームテレビの取材クルーが、MRTA側の声明を取材し全世界に発信する目的でペルー大使館に突入を試みる事件が発生。結果的にMRTA側から拒絶された為大事にはならなかったが、日本・ペルー両政府のみならず世界中のマスコミから非難を受けた。(ペルー日本大使公邸占拠事件#テレビ朝日の暴走を参照)
- 1999年2月、『ニュースステーション』で「埼玉県所沢産の野菜から高濃度のダイオキシンを検出したと誤報し同市産の野菜の価格が下落したことなどで被害を被った農家側に訴訟を起こされる。(「ニュースステーション#所沢ダイオキシン訴訟」を参照)
- 2000年8月10日、当時のテレビ朝日技術局制作技術センター職員が静岡県下田市白浜の民宿の風呂場脱衣所で着替えをしていた女性を窓の外からのぞき、ビデオ撮影してるところを脱衣中の女性に発見され逃走。その後、事態を聞きつけた民宿経営者に取り押さえられ軽犯罪法違反の疑いで現行犯逮捕。
- 2001年4月21日、当時の深夜番組『トゥナイト2』の制作スタッフが車内に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反の現行犯で万世橋署に逮捕。
- 2001年10月26日、ワイドショー『スーパーモーニング』で、川村晃司元カイロ支局長が「ユダヤ人は米メディアをコントロールしているため、(炭疽菌)事件の標的になった」などと発言し、米国のユダヤ人団体に抗議される。
- 2001年12月15日、バラエティ番組『極楽とんぼのバスコーンだろ!!』で、千葉県の条例で車両乗り入れを禁止している九十九里浜に乗用車を走らせ撮影したことが発覚し、千葉県に陳謝する。
- 2002年6月29日、当時、BS朝日に出向中のテレビ朝日社員が住居侵入の疑いで逮捕される。さらに女性マンションに窓ガラスを割って侵入し窃盗容疑でも再逮捕されたが、その後、当時、『スーパーJチャンネル』などで報道していた渋谷、目黒区内で発生していた「連続レイプ事件」の犯人だった事が判明。被害者の中に芸能プロダクションに所属するタレントがいたことで、その住所を知ることができる立場の芸能関係者だと密かに捜査一課が内偵していた。住居侵入の時点でテレビ朝日はこの社員を解雇したが、強姦事件の件を知らされたため早々に責任を逃れるために解雇したと言われている。
- 2002年11月4日放送のテレビ朝日『スーパーモーニング」にて「古都騒然! 京都を騒がすギンギン族の実態』というコーナーで番組リポーターらが改造車の持ち主に暴走行為をするよう「やらせ」依頼し実際に暴走行為を行わせたとして道交法違反(暴走行為幇助)の疑いで書類送検される。
- 2001年から2002年にかけて不思議どっとテレビ。これマジ!?などで「アポロ計画の月着陸捏造疑惑」を繰り返し放送。(詳しくはアポロ計画陰謀論参照)外国のジョーク番組をドキュメンタリーであるかのように意図的に編集して放送した。さらにBPOへの苦情に対しては「最後は、デヴィ夫人がMCや他のゲストたちに「月の土地」をプレゼントすることで、いつか自分の目で確かめに行ってくださいという締めくくりになっています。また、スタジオでの出演者の意見も肯定・否定の双方を取り上げると同じに、番組的な結論までは出していません」[1]と解答。これに対しても苦情が殺到した。
- 2003年8月12日、ドラマ『西部警察 2003』の撮影の際、俳優の池田努が運転する撮影用の自動車が撮影を見物していた人集りに突っ込み、5人が骨を折るなどの重軽傷を負う大事故が発生し、番組は制作中止となる。
- 2003年9月24日、2003年の自民党総裁選の際に村岡兼造元官房長官が当時の野中広務元幹事長から「毒まんじゅう、食ったんか?」と言われたことを基に、テレビ朝日の報道記者が村岡兼造氏の自宅前に無断で勝手にまんじゅうを置き顰蹙を買う。
- 2003年12月24日、当時のテレビ朝日スポーツ局部長待遇が泥酔運転で当て逃げしたところ、110番で駆けつけた秋田署に道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕される。
近年の不祥事・事件
- 2004年1月14日、元早大ラグビー部主将で当時のテレビ朝日の営業局社員が2003年10月、東京都渋谷区内の違法カジノ店を賭博開張図利容疑で摘発した際、賭博の現行犯で警視庁に逮捕されていたことが発覚する。
- 2004年2年19日、テレビ朝日は『たけしのTVタックル』(2003年9月放送)で誤った方向へ導くための作為的な番組編集と、『ニュースステーション』(2003年11月放送)で民主党 (日本)を担ぎ上げる偏向報道を実施した事に対して自民党から抗議され「誤った編集や配慮に欠けた構成があった」として当時の編成制作局長ら関係者計7人の処分を発表。
- 2004年2月21日、深夜バラエティー番組『SmaSTATION-3』で、インスタントラーメンを食べると脳こうそくにつながると根拠のない誤解を与える放送をし、業界団体から抗議をうけ謝罪。
- 2004年2月24日、テレビ朝日が日本と国交のない北朝鮮の「朝鮮中央テレビの映像の使用に対して、著作権料を払っていたことを日刊ゲンダイに報道される。政府によると国交のない国の映像には著作権法の保護は及ばないとされている。
- 2004年2月25日、テレビ朝日、深夜アニメ『エリア88』で裸体の女性が倒れている映像を瞬間的に挿入するサブリミナル的な表現をしていたことを指摘され該当部分を削除。ちなみに日本民間放送連盟の放送基準では、肉眼で知覚できない映像を挿入するサブリミナル的表現を禁止している。
- 2004年5月20日、情報番組『報道ステーション』の韓国人ディレクターが同番組の日本人ディレクターを暴行していた事が週刊新潮の報道で判明する。
- 2004年6月4日、2003年9月放送の『たけしのTVタックル』で、自民党の藤井孝男衆議院議員に関しての放送の際、民主党議員が北朝鮮の拉致被害者の問題を質疑している最中に、あたかも藤井議員が拉致問題の質疑に対して野次を飛ばしているかように編集し放送した問題で「放送と人権等権利に関する委員会」(BRC)はテレビ朝日に権利侵害を勧告。(実際は野次を飛ばしていたのは別の質疑に対してであった)。株式会社テレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」等における報道に関する問題への対応 また2004年11月4日放送の『ニュースステーション』で総選挙公示期間中にも関わらず一方的に、民主党が発表した閣僚名簿に関する報道を行い、これら二件について総務省から厳重注意される。
- 2004年8月2日、栃木県のセミナー団体『ホームオブハート』の関係施設に居た子供が児童相談所に一時保護された問題で児童虐待の疑惑を告発していた弁護士らを取材したテレビ朝日の取材メモなどが団体側に渡る。その後、団体関係者が弁護士らを相手に名誉棄損訴訟で、テレ朝取材メモなどを東京地裁に証拠提出したため、資料が団体側に流れている事を知った弁護士側はテレビ朝日に抗議。
- 2004年12月3日、週刊文春(文藝春秋)の報道により、バラエティ番組『銭形金太郎』でやらせが発覚。貧乏な生活を紹介する番組だったが実際にはスタッフの指示で貧乏な生活を装っていた事が週刊誌に暴露される。
- 2005年2月2日、『メディアリンクス』の架空取引に絡む横領事件で元テレビ朝日社員が大阪地検特捜部に業務上横領容疑で逮捕されるが、2006年4月11日、無罪判決が言い渡される。
- 2005年12月7日、2005年12月5日放送の情報番組『TVのチカラ』で霊視能力者が「1990年に札幌市内で発生した殺人事件の容疑者が近くにいる」とし、神戸市東灘区の小学校の映像を学校側に許可なく無断で放送し、同校の保護者や児童が不安を訴え集団下校や地域住人による見回り強化といった事態になり問題化する。同校はテレビ朝日に抗議。
- 2005年12月21日、『サンデープロジェクト』の契約ディレクターが無免許運転でバイクと衝突し警視庁荏原署に業務上過失傷害および道路交通法違反(無免許)の現行犯逮捕される。
- 2006年(平成18年)9月28日、東京国税局の税務調査を受け、2005年3月期までの3年間で約1億5000万円の申告漏れを指摘されていた事が発覚。そのうち約1億3000万円は、情報番組等の下請け制作会社等への架空の外注費と判明し、国税局は悪質な所得隠しと認定。所得隠しに関わった編成制作局チーフプロデューサーを懲戒解雇処分とした。
- 2006年10月23日、テレビ朝日編成制作局放送統括部の男性社員が、東京都港区六本木の駐車場に駐車している乗用車のワイパーをもぎ取りフロントガラスを叩き割り、軽自動車のサイドミラーをもぎ取った器物損壊の疑いで、現行犯逮捕される。
- 2007年4月13日、テレビ朝日の情報番組『ワイド!スクランブル』で放送した内容が、毎日放送(MBS)の夕方の報道番組『VOICE』で取り上げた計3回分の報道内容(都市再生機構の問題を取り上げた2本、有料高架道路の通行料金を踏み倒すバイクの実態を取り上げた1本)と酷似していた事が毎日放送の指摘で発覚。これを受けてテレビ朝日側が調査した結果、テレビ朝日の番組ディレクターが「毎日放送のホームページを参考にした」とパクリ行為を認めたため、毎日放送に対して文書で謝罪した。因みに毎日放送は、嘗ての準キー局でもある。
- 2007年4月17日の長崎市長銃撃事件に関して、犯行直前に犯人から反抗を示唆するともとれる文章を直前に受け取っていたことを報道ステーションで、「犯行声明」として放送した。その後、警察からの文書提出要請に非協力的態度を見せたものの、最終的には裁判所からの差し押さえ令状に対して提出に応じた。君和田正夫社長は24日の定例会見で、「今回の事件は言論に対する銃器を使ったテロということを総合的に検討して判断した」「令状があれば必ず提出するとは限らない」と話している。(法的に認められているのは抗告であるが、博多駅テレビフィルム提出命令事件も参照のこと。)
- 2007年9月12日、当時の内閣総理大臣である安倍晋三が辞意を表明した際に臨時速報が行われたが、その際にテレビ朝日のデジタル放送において本番放送の2分30秒前からそのままオンエアしてしまい、坪井直樹アナと上山千穂アナの本番前やりとりがそのまま放映されるというアクシデントが発生した[1]。
- 2007年12月7日、同年11月27日放送の『報道ステーション』で、日本マクドナルドの調理日時の改ざん問題報道において、やらせとも受け止められる過剰演出が発覚。問題の報道は、調理日時の改ざんをしていた事を証言する元店長代理であった女性を証言者として出演させた際に、すでに辞職しているにも関わらず番組スタッフがアルバイト用の制服と店長代理バッジを着用させていたことが視聴者の指摘で判明する。2007年12月7日の番組内で司会者が謝罪し、事実関係を認めた。
- 2008年2月7日、同年2月1日のテレビ朝日の情報番組『ワイド!スクランブル』で中国製毒ギョーザ問題で中国側の反応を紹介する際に、現地中国の新聞「参考消息」の記事を紹介し、その見出しの「日媒体炒作毒餃子事件」を「日本メディアが毒餃子を捏造している」などと訳して放送していたが、これが誤訳であったことが発覚し政府を巻き込んで騒動となった。外務省によると実際の訳は「炒作は『大げさに騒ぎ立てる』などというニュアンスで『捏造』という意味では使われない」と指摘している。また事の発端は、このテレビ朝日の誤報を真に受けた議員が、外務省に「中国に抗議するべきでは」と訴え外務省が調査した結果、テレビ朝日の誤報だと発覚する。この誤報においては、与党側が「ありもしない“捏造報道”を報じたため、かえって日本のメディアを攻撃する材料を与えてしまった。ただでさえ日中間にしこりを残しかねない問題なのに、さらに感情的なこじれを助長する可能性がある」と述べたと報じている。
- 2008年4月15日、同年4月11日の『報道ステーション』で放送した青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場に関する特集で、日本原燃から抗議を受ける。抗議内容は、警備に支障を与える可能性のある映像の使用や無断撮影また、あたかも多量の放射能が放出されているかのような表現や「ドイツやフィンランドでは原子力発電を止めた」とした放送内容は誤りで事実誤認があるとして合計6点の偏向報道や事実誤認に関して抗議を受ける。
- 2008年6月12日、通販番組で「ロデオボーイII」という乗馬のような運動機器を紹介する際に、3週間の利用で体験者が著しく体重が減量して痩せたように放送したのは、景品表示法第4条第1項第1号(優良誤認)に違反する恐れがあるとして、公正取引委員会の警告を受けた。問題となった番組は、『ちい散歩』『セレクションX』『セレクションX Morning』『セレクションX Deep』『セレクション サタデーX』『セレクション マンデーX』『通販スペシャル』など多数にわたった。これらの放送期間は2006年6月頃 - 2007年6月頃まで。公取委によると、毎日1時間を3週間使用して体重が最大6.6kg、ウエストが最大9.1cm痩せたなどとするデータを紹介したが、公取委が調査した結果、メーカーのデータなどでは同様の使用では0.4kg程度しかやせないことが判明。またテレビ朝日によると、問題のデータの体験者はモニター派遣会社に所属する男女14人で、うち6人はロデオボーイII以外にも食事制限などのダイエットを併用していたという。地上波放送局に対して公正取引委員会が警告を行ったのは初。
- 2008年10月28日、金曜ナイトドラマ『サラリーマン金太郎』の東京都杉並区での撮影時にアパート駐車場に止めてあった乗用車に、無断で小道具のナンバープレートを取り付け、所有者側から抗議を受けていたのが同月29日に発覚、同局は「弁明の余地がない」とコメントしたという。
- 2009年1月10日に放送された『情報整理バラエティ ウソバスター』で、番組終盤に6つの雑学ブログを紹介。それを出演者らが回答した。しかしその後、視聴者から「投稿日付がすべて12月10日である」ことや「記事そのものが1件しかない」ことから不自然だと問い合わせがあり、番組制作会社のスタッフが作成した自作ブログだったことが判明。詳細は テレビ朝日ブログ捏造問題 を参照
- 2009年3月30日、2008年7月23日に放送された『報道ステーション』で、徳島県で起きた土地改良区職員による横領事件のニュースを報道した際、事件に全く関連のない全国土地改良事業団体連合会の会長である野中広務の映像を流していた件に関し、BPOの放送人権委員会は、「名誉毀損をきたしかねない重大な放送倫理違反があった」と認定した。「重大な放送倫理違反」の認定は、これが2例目となる。テレビ朝日は4月5日放送の「はい!テレビ朝日です」の中で「今回の決定内容を真摯に受け止め放送倫理と人権に十分配慮してまいります」と謝罪した。
- 2009年6月10日、正午前と夕方の『ANNニュース』で、「世界初 金正雲の最新写真を独自入手」という内容で、北朝鮮の総書記、金正日の三男である金正恩とみられる顔写真を公開した。大韓民国(韓国)では、複数のメディアがテレビ朝日が公開した写真を「特ダネ写真」とWebサイトなどで伝えた。しかし、この写真が、韓国大手ポータルサイトの会員制ブログに掲載されていた金正日似の韓国人男性の写真であることが判明し、聯合ニュースが取材したところ、男性は自分の写真である事を認めた。テレビ朝日は誤報を認め、顔写真について報道する予定であった同日の『報道ステーション』内で、古舘伊知郎が謝罪した。また、翌11日の『ANNニュース』や『スーパーJチャンネル』でもアナウンサーが謝罪している。
- 2009年11月9日の『報道ステーション』で、リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の被疑者に関する報道をした際、被疑者の整形手術を施した医療機関とは全く関係の無い病院の看板を、「イメージ映像」のテロップを入れずに流した。映像が流された病院には取材の承諾を取っていなかった。病院からの指摘で発覚し、テレビ朝日は翌日の『スーパーモーニング』と『報道ステーション』で謝罪した。
- 2010年6月30日に放送した『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』にて口蹄疫の問題を取り上げた中で、「宮崎産の子牛が全国各地に売られてブランド牛となり、『但馬牛』や『神戸牛』も含まれる」としたことについて、事実関係を誤っていたと発表した。「宮崎県や他都道府県の子牛が但馬牛や神戸牛になることはない」として、訂正とおわびの記事を同番組のホームページに載せた。
- 2011年1月27日、25日にカタールのドーハで行なわれた、AFCアジアカップ準決勝の日本対韓国戦で、韓国代表の奇誠庸による猿真似行為(韓国では日本人を侮辱する際に猿が使われる)で奇に批判が集まる中、本人のツイッターで猿真似の原因が観客席の旭日旗とする文章を投稿した。これについてテレビ朝日の『ワイド!スクランブル』は、競技場に掲げられていた旭日旗をパネルで紹介し、日本人サポーターの旭日旗使用を非難する放送を行なった。しかし実際の競技場には旭日旗は確認されず、奇は発言を撤回した。またテレビ朝日が提示した旭日旗の写真には2階席があり、オランダの国旗が写っていた。実際の競技場には2階席が無いうえに、日韓戦なのでオランダ国旗が出る理由も無い。テレビ朝日はこの放送の翌日、写真は2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会の日本対オランダ戦の観客席の写真だと修正放送を行った。ちなみに紹介された旭日旗の所有団体は放送内容はテレビ朝日の捏造だとし、旭日旗はカタールに持参していないうえに日韓戦では掲示を自粛しているとツイッターで語っている。
- 2012年5月14日に放送したクイズ番組『Qさま!!』にて、「ここ10年で患者数が増えている病気を選ぶ」という問題を出題した際、その正答の一つとして自閉症を挙げ、男性が暗い部屋で頭を抱えながら落ち込んでいるという、引きこもりを想起させるような絵図を放送した。現在では、自閉症は先天的な脳の機能障害にその原因があると考えられており、番組放送中に視聴者などから指摘されたことを受け、テレビ朝日広報部は「事前のチェックが不十分で、問題として扱うには不適切だった」として番組公式ウェブサイト上に訂正・お詫び文を掲載した。
- 2012年9月1日、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』特番の収録において、お笑い芸人のスギちゃんが千葉県国際総合水泳場にある高さ10メートルの飛び込み台からプールへの飛び込みに挑戦した際、着水の衝撃で第12胸椎を破裂骨折する全治3ヵ月の重傷を負った。同月9日に放送予定だった番組は放送延期され、映画『バイオハザードII アポカリプス』に差し替えられた。
- 2013年9月30日、同日の『情報満載ライブショー モーニングバード!』の生放送内でテレビ朝日アナウンサー小松靖が「韓国の対馬」と述べ、その後自身のTwitterアカウントに「私の不注意で、してはいけない言い間違いをしてしまいました。責任ある立場の人間として、自身の発言には今一度気をつけます。不快に思われた視聴者のみなさまに謝罪いたします。」。
2015年1月28日の星くずで3Bの???がヘリウムで倒れた。2月4日に謝罪した。このせいでアンジュルムが報道されなかった
「たくさんの人でにぎわいました」と花見のニュースで津波に町が襲われる映像流す
2012年4月7日、テレビ朝日が放送するニュース番組「ANNスーパーJチャンネル」で、花見の映像を流すべきところで津波の映像が流れてしまい、「放送事故だ」とネット掲示板が一時騒然となった。
番組では、「満開の週末 上野公園に過去最高の21万5千人」とテロップを打っており、上野公園で満開となった桜を楽しむ人々を紹介する映像が流れるはずだったのだろうが、実際に流れたのは津波によって車が流されている“地獄絵図”で、ネット掲示板には「不謹慎すぎる」「絶対に許さない」といった声が寄せられている。
多くの人命を奪った津波の衝撃はいまだ視聴者の記憶に新しいためか、「シャレになってない」「東海テレビの『危険なお米 セシウムさん』より悪質だな」など、番組への批判が圧倒的に多かった。
他にも、放送事故に悪意がなく単なる編集ミスだったとしても「被災者の気持ちになってみろ」「この間違い方はないだろ」「たくさんの人でにぎわいましたとナレーションしながらよりによって津波の映像を流すとは…。何の嫌がらせだよ」など、いまだ震災から立ち直っていない被災地への配慮が足りないとする意見が多く寄せられる結果となった。
安倍総裁を否定するコメントを強要(2012年11月)
tusnjnhsn さんが 2012/11/27 に公開
経済学者の飯田泰之さんがテレビ朝日:モーニングバードという番組で自民党・安倍総裁が発表した経済政策について、否定的な発言(「国が破綻する」「ハイパーインフレになる)」をするように強要した事実を激白しています。
例えばリフレの話ですね。金融政策が重要ですという話。 ここでは自由にさせてくれますけど、相当きついです。 はっきりいって、テレビで言うの。 打ち合わせ時間が10倍とは言わないけど、打ち合わせ時間めっちゃ、 「なんとかお願いします。なんとかお願いします。」 「なんとか財政破綻とハイパーインフレとでお願いします」 「それは絶対できません」ていうふうに言わないといけないので…。
報道ステーション、横断幕問題でなぜか旭日旗取り上げる(2014年3月)
Jリーグ浦和レッズ対サガン鳥栖戦で「JAPANESE ONLY」と書いた差別的な横断幕が掲げられた問題について、2014年3月13日放送の報道ステーションは番組トップで扱った。
その中で、差別問題と直接関係のない客席の旭日旗にも言及し、問題があるかのように放映した。ネットでは「何が問題なのか」「取り上げ方がおかしい」と怒りの声があがっている。
「応援の景気付けに国旗や旭日旗振って何が問題?」
報道ステーションは横断幕問題の経緯を説明するVTRを流し、ネットに投稿された横断幕の写真を映した。ナレーションは「アルファベットで書かれた JAPANSE ONLY、 『日本人以外、お断り』という意味だ。その奥には旭日旗も見える」と、奥に写りこんだ旭日旗の存在に触れた。
続く映像は2月13日に開かれたJリーグ・村井満チェアマンの緊急記者会見の様子だった。記者からの質問に対して村井氏が「旭日旗に受ける印象はさまざまだろうと思います。私はこの場で何かコメントする立場にはないと思っています」と答えるシーンで、こちらにも旭日旗に関する要素が盛り込まれている。
今回はサポーターの掲げた横断幕の内容が問題となったが、むろん旭日旗を使った応援に対する処分は下されていない。3月23日の清水戦(埼玉スタジアム)を無観客試合とする処分は、「スタジアム内において不適切な内容が書かれた横断幕が掲出されたにもかかわらず、試合終了後まで当該横断幕を撤去できなかった」のが理由と、Jリーグは発表している。
旭日旗にあえて触れて報じる番組編集に違和感を覚えたのか、
「ねぇ報ステさん、 旭日旗がなんだって?差別って言いたいの?」
「民族差別は良くないことだが、応援の景気付けに国旗や旭日旗振って何が問題?」
「旭日旗と差別幕はまったく違うものだろ! 報道ステーション、いい加減にしろ!!」
などと反発する意見がツイッターで出たほか、
「旭日旗は浦和ゴール裏には以前から有りますんで」
「浦和だけでなく他チームサポも用いてる」
という指摘も出ている。
旭日旗をめぐってはここ数年、韓国メディアが「日本軍国主義の象徴」としてたびたび騒ぎ、2013年9月には韓国内で旭日旗の使用することを禁止する「旭日旗禁止法案」も提出された。旭日旗を掲げた者に1年以下の懲役刑や300万ウォン(約27万5000円)以下の罰金を科す改正案だ。
2014年3月12日にもサッカー日本代表のユニフォームに施されたデザインは「旭日旗」であると報じられ、「競技場での政治的意思表現を禁止する」というFIFAの規定に反していると主張した。
だが、旭日旗に政治性がないことは以前から日本政府が確認している。菅義偉官房長官は2013年9月26日の記者会見で、「大きな誤解があるのではないかと思っています」と発言し、「旭日旗のデザインは、大漁旗や出産・節句の祝い旗、海上自衛隊の艦船の旗など日本国内では広く使用されており、政治的主張だとか軍国主義の象徴であるという指摘は全く当たらない」と断言した。
こうした判断が下されているにもかかわらず、報道ステーションはことさら旭日旗を取り上げ、問題があるかのごとく放送した。
外務省が“強く抗議”申し入れ「報道内容、事実と異なる」(2015年2月)
外務省は2月3日、テレビ朝日に対し「事実に反する報道」が行われたとして、文書および口頭で申し入れを行ったと発表した。
問題となったのは2月2日放送の「報道ステーション」内。同番組では安倍晋三首相の中東・エジプト訪問について「外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」と報じましたが、外務省によれば「事実と全く異なる」とのこと。
外務省の発表によると、首相の中東訪問についてはさまざまな観点を総合的に判断して決めたもの。今回のような報道は「国民に無用の誤解を与えるのみならず、テロリストを利することにもつながりかねないものであり、極めて遺憾と言わざるを得ません」と、番組に対し強く抗議するとともに、速やかな訂正を求めています。
テレビ朝日によると、今後の放送内容については答えられないが、少なくとも2月3日の放送時点では特に訂正・謝罪などは行っていないとのこと。「報道ステーションの放送内容は取材に基づくものです。今後も正確な取材とていねいな報道にあたってまいります」(テレビ朝日 広報部)。
テレビ番組
- テレビ朝日(NET・ANB)の主な番組については、『テレビ朝日番組一覧』を参照のこと。
- 報道特別番組については、『ANN系報道特別番組』を参照のこと。
特徴としてはゴールデンタイムのバラエティ番組がかつてはそれほど多くなかったことである。1990年代後半~2000年代初期のテレビ朝日はゴールデンタイムのバラエティはそれほど多くなかったが、2004年10月の改編以降、大幅に増えていった(特に1997年頃のテレビ朝日ゴールデンバラエティは火曜19:00枠の炎チャレと木曜19:00枠の超次元タイムボンバーの2番組しかなかった)。
テーマソング
- NETの歌
- テレビ朝日の歌
- ↑ アナログ放送とデジタル放送のデータ不一致(不整合)がもたらした技術トラブルのひとつである。当時は、スタジオではアナログ放送を基準として番組制作が行われていたため、出演者やフロアディレクターなどが状況を把握できなかったといわれている(スタジオモニターにもアナログ放送のOA画面が表示されていた。現在はデジタルを基準としているため、スタジオモニターにはデジタル放送のOA画面が表示されている)。なお、同様のトラブルは在京を含めた他のテレビ局でも数例発生している
- ↑ 『タモリ倶楽部』2002年2月15日放送分(関東地区)より
スタジオ
六本木6丁目本社ビル(六本木ヒルズ)
幕張メッセの設計でも知られるプリツカー賞建築家槇文彦の設計。スタジオは全部で12か所ある。HD/SD切替方式。BS朝日向けの放送を含めて生放送番組はすべてハイビジョン放送である。なお、第3・第4・第5スタジオおよびニュースルームは同一フロアに存在し、スーパーJチャンネル・報道STATION専用の第4スタジオとニュースルームのサブ(副調整室)は相互・統合運用を可能としている。なお、第5スタジオは、バーチャルシステム対応。
- 第1スタジオ(245坪) - 『第6回・オートバックス M-1グランプリ2024』『MUSIC STATION』『奇跡の扉 TVのチカラ』『FUKUDA STADIUM』『けものみち』など
- 第2スタジオ(205坪) - 『いきなり!黄金伝説。』『ロンドンハーツ』『愛のエプロン』『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーク!』など
- 第3スタジオ(165坪) - 『スーパーモーニング』『ワイド!スクランブル』『虎の門』『朝まで生テレビ』『サンデープロジェクト』など
- 第4スタジオ(165坪) - 『スーパーJチャンネル』『報道STATION』『サタデースクランブル』
- 第5スタジオ(65坪) - 『やじうまプラス』『Sunday!スクランブル』など
- ニュースルーム(47坪) - 報道専用スタジオで背後にANNニュースセンターが覗ける。『ANNニュース』『ANN NEWS&SPORTS』『やじうまプラス(5時台)』『スーパーJチャンネル(週末・年末年始)』など。緊急報道の場合は『スーパーJチャンネル』『報道STATION』などでもこのスタジオから放送されることがあるほか、BS朝日にもこのスタジオから地上波と同時で放送されることもある。
- 21スタジオ(22坪) - スポーツ中継用サブ
- 22スタジオ(15坪) - スポーツ中継用サブ
- 61スタジオ(23坪) - 『世界水泳』『サッカー日本代表戦』などのスタジオパート
- 62スタジオ(11坪)
- 64スタジオ(19坪) - 『サンデープロジェクト』の一部録画中継や、一般見学等に使用
- 65スタジオ(21坪) - 『News Access』(BS朝日)『ANN NEWS~六本木発』(朝日ニュースター)
アーク放送センター(アークヒルズ)
アークヒルズの区画内・東京都港区六本木一丁目1番1号にアーク放送センターが存在する。元々現社屋の敷地(六本木六丁目)に新社屋を建設する予定だったが、住居地域指定だったために中高層のオフィスビルを建設できなかった。しかしマスターの老朽化と報道・情報番組の制作強化を事由に、当時森ビルが推し進めていたアークヒルズに進出、同社の土地と等価交換でアーク放送センターを設けた。その後本社機能もアーク森ビルに移し、六本木ヒルズ完成まで同社の中枢となっていた。現在はテレビ朝日の一部の部署及び、子会社のテレビ朝日映像、テイクシステムズ本社と、テイク社が管理する貸スタジオとして運用されており、実質的に本社別館として機能している。(現在の運用形態に関してはテイクスタジオを参照)
- Aスタジオ(190坪) - 『ニュースステーション』『やじうまワイド』で使用された
- Bスタジオ(120坪) - 『ワイド!スクランブル』など歴代昼番組で使用された。
- Cスタジオ(125坪) - 『スーパーモーニング』『スーパーJチャンネル』『こんにちは2時』などで使用されていた。
- ニューススタジオ(80坪) - ほぼ全ての定時ニュース番組で使用されていた。現在はスタジオ機能を廃し、上記2社のオフィスとして供用されている。
原宿:BS(コロンブス・BS朝日本社ビル)
公開サテライトスタジオ「ガレリア」と、テレビスタジオ3つがあり、BS朝日向け番組制作の他に、テレビ朝日向け番組の収録も行われている。建物は2000年8月に完成。当然ではあるが全スタジオHD対応、テレビ朝日とは光ファイバーによる専用回線で相互接続されており、原宿にあるBS朝日のスタジオからテレビ朝日向けのHD生放送も可能であり、逆にテレビ朝日(六本木本社)からBS朝日へのHD生放送や地上波同時放送も可能である。
なお、このビルには関連会社の「日本ケーブルテレビジョン(JCTV)」も入居しているが、これはもともと本社があった港区六本木のビルが「六本木再開発計画=現在の六本木ヒルズ建設計画」敷地にあたっていたため、同所から移転の必要があったことからである。
なおかつて、六本木新本社建設計画に伴い、旧六本木センターの代替スタジオ確保を目的として、新宿区四谷一丁目に四谷放送センター(「トゥナイト2」などで使用、2005年CSデジタル放送制作会社に譲渡)、江東区新砂一丁目(大手運輸会社敷地内)に東陽町放送センター(「ミュージックステーション」などで使用、2004年9月に閉鎖、解体)が存在した。
情報カメラ設置ポイント
現在
- 東京都 - 六本木ヒルズ、アークヒルズ、新宿プリンスホテル、東京駅(東京国際フォーラム)、千住、羽田空港、お台場
- 神奈川県 - 江の島、横浜(ホテルニューグランド)、小田原
- 千葉県 - 成田空港
- 山梨県 - 三つ峠(富士山周辺を一望できる山梨県内の山)
期間限定
過去
過去の放送開始・終了アナウンス
NETテレビ(日本教育テレビ)時代
- 開局~1960.11 - バレリーナが踊る
- 1960.12~1977.03 - 切り絵アニメーション?
テレビ朝日(全国朝日放送時代含む)
全国朝日放送時代のすべてのナレーションは「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です。」のみだった。テロップは、JOEX-TV 10チャンネル TV Asahi。音声多重放送は、「JOEX-TAM・音声周波数・音声出力・テレビ朝日音声多重放送」のコール。ジョイナスバージョンのみ10の箇所は10のロゴ。2001年12月のバージョンから10が普通の書体の10に変わった。
- 1977.04~1988.09 - わが家の友だち10チャンネル時代バージョン(ナレーター:高井正憲)初回OPのみ歌詞付きのバージョンだった。
- 1988.10~1989.01、1990.04~1991.03 - 人文字バージョン(ナレーター:松井康真?(開始)、宮嶋泰子(終了))
- 1989.01~1989.03 - 昭和天皇が崩御の為の特別バージョン
- 1989.04~1990.03 - 万里洋子バージョン(ナレーター:大熊英司)※曲は人文字バージョンと同じ。
- 1991.04~1992.03 - ジョイナス印象波バージョン(ナレーター:小林一枝(開始)、宮嶋泰子(終了)/音声多重放送ナレーター:渡辺宜嗣、松苗慎一郎、丸川珠代、他)
- 1992.04~1992.09 - ジョイナスON TV Asahiバージョン(ナレーターは同じ)
- 1992.10~2001.09.11 - ジョイナス世界の子供たちバージョン(ナレーターは同じ)
- 2001.09.12~2001.11 - ジョイナスアメリカ同時多発テロ事件の差し替え最終バージョン(ナレーターは同じ)
- アメリカ同時多発テロ事件が発生した為世界貿易センタービルが映っている映像を朝の海岸の映像に差し替えたバージョン。
- 2001.12~2003.09 - 開始:朝の食卓と自然、終了:赤ちゃんの夢の中バージョン(ナレーター:高橋真紀子(前期)、萩野志保子(中期)、佐分千恵(後期))
- 2003.10~ - 「tv asahi」バージョン(ナレーター:寺崎貴司)
歴代のキャッチコピー
- 1977年~ - わが家の友だち10チャンネル:社名変更(日本教育テレビ→全国朝日放送)記念。『テレビ朝日の歌』も作られた。
- 1985年 - でんぱが元気
- 1987年 - テレビ朝日は、時代に敏感です。
- 1991年前期 - あなたをギュッ、地球をギュッ。
- 1991年後期 - 印象波
なお、印象波は、系列局の青森朝日放送で現在も使われている。
- 1992年 - ITSUMO(いつも。):テーマ曲にジョン・レノンの「イマジン」を起用。
- 1993年 - On. Tv Asahi:和服美人のアニメの春・夏・秋・冬バージョンがあった。
- 1994年 - あります。〔 〕Tv Asahi:〔 〕内に文字が自由に入る方式。例:〔!〕〔ワクワク〕など。
- 1996年 - が、いいね!、○○さん、テレビ朝日ですよ!、ごらくだ
- 2003年~ - オトナって、なんだろう?(2006年現在、使用されていない)
テレビの時刻出し
(CM中とスポンサースーパー全面表示中は通常フォント)
- 平日16:53~17:36、17:54~18:38頃(『スーパーJチャンネル・スバッと予報』のコーナーの直後のCMあけ)まで、その後は左上に天気ループ表示。
- かつては、平日の時刻出し終了は「スーパーモーニング」終了1分後までだった。
- 『裏Sma!!』および『SmaSTATION』(土曜日 22:57~23:54)ではアナログ時計のカスタム表示(『裏Sma!!』ではネット局に、『SmaSTATION』内ではANN系列へ全国送出)(CM中はOFF)
生放送の時のみ表示される
- かつて平日の夕方は「スーパーJチャンネル」放送の16:55~18:58(18:59まで表示したときもあった。)まで、断続的に時刻を表示していたこともあった他、1990年台の一時期月曜から金曜の昼ワイド番組(現在のワイド!スクランブル枠)内でも表示を行っていた事があった(当初はCM中の表示を消していたが、後にCM中の表示も行っていた)。
2013年からワイスクでも表示されている。CM以外で
主な事業
テレビ朝日製作映画
- 1983年 - 戦場のメリークリスマス
- 1985年 - 銀河鉄道の夜
- 1987年 - 源氏物語
- 1989年 - 舞姫
- 1990年 - 少年時代
- 1990年 - オーロラの下で
- 1992年 - 外科室
- 1992年 - 豪姫
- 1992年 - 遠き落日
- 1992年 - 走れメロス
- 1992年 - 天国の大罪
- 1993年 - 夢の女
- 1994年 - 居酒屋ゆうれい
- 1995年 - 写楽
- 1996年 - わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語
- 1997年 - 北京原人 Who are you?
- 2000年 - 長崎ぶらぶら節
- 2001年 - 風花
- 2001年 - ホタル
- 2001年 - 伊能忠敬 子午線の夢
- 2001年 - 千年の恋 ひかる源氏物語
- 2002年 - 凶気の桜
- 2002年 - トリック劇場版
- 2003年 - スパイ・ゾルゲ
- 2003年 - バトル・ロワイアルII 【鎮魂歌】
- 2003年 - 座頭市
- 2003年 - あたしンち
- 2003年 - 精霊流し
- 2004年 - 恋人はスナイパー
- 2004年 - CASSHERN
- 2004年 - 天国の本屋~恋火
- 2004年 - 機関車先生
- 2004年 - スクール☆ウォーズ・HERO
- 2004年 - デビルマン
- 2004年 - レディ・ジョーカー
- 2005年 - 北の零年
- 2005年 - 鉄人28号
- 2005年 - 深紅
- 2005年 - 単騎、千里を走る (劇場公開は2006年)
- 2005年 - 男たちの大和
- 2006年 - サイレン ~FORBIDDEN SIREN~
- 2006年 - トリック劇場版2
- 2006年 - ラブ★コン
- 2006年 - 紙屋悦子の青春
- 2006年 - 出口のない海
- 2006年 - 武士の一分
その他に映画ドラえもんシリーズの全作。(※但し、2005年は制作せず)。
他局との垣根を越えた中継・企画
2016年6月18日の秋葉原総選挙でフジテレビの中継の後に続けて放送された
アナウンサー
男性
- 1977年入社:佐々木正洋、渡辺宜嗣、吉澤一彦
- 1980年入社:松苗慎一郎(アナウンス部長)
- 1982年入社:森下桂吉
- 1984年入社:田畑祐一、藤井暁
- 1985年入社:寺崎貴司
- 1986年入社:松井康真
- 1987年入社:大熊英司
- 1988年入社:田原浩史
- 1989年入社:飯村真一
- 1991年入社:真鍋由
- 1992年入社:山口豊
- 1993年入社:坪井直樹(妻は高橋真紀子アナ)、角澤照治
- 1994年入社:小久保知之進、中山貴雄
- 1995年入社:西脇亨輔 (妻は村上祐子アナ)
- 1996年入社:古澤琢
- 1997年入社:勝田和宏、平石直之
- 1998年入社:小木逸平、小松靖
- 1999年入社:進藤潤耶、富川悠太
- 2000年入社:櫻井健介
- 2002年入社:吉野真治、清水俊輔
- 2003年入社:川松真一朗
- 2004年入社:佐々木亮太
- 2005年入社:中村昭治
- 2006年入社:加藤泰平
女性
- 1977年入社:宮嶋泰子
- 1991年入社:山本明美
- 1985年入社:川瀬眞由美
- 1992年入社:岡田洋子
- 1993年入社:大下容子
- 1995年入社:下平さやか、高橋真紀子(夫は坪井直樹アナ)
- 1996年入社:萩野志保子
- 1998年入社:上山千穂、野村真季
- 1999年入社:武内絵美
- 2000年入社:石井希和、佐分千恵
- 2001年入社:河野明子、村上祐子(夫は西脇亨輔アナ)
- 2002年入社:松尾由美子
- 2003年入社:市川寛子、大木優紀、前田有紀
- 2004年入社:上宮菜々子、堂真理子
- 2005年入社:久保田直子、矢島悠子
- 2006年入社:島本真衣
元アナウンサー(異動者・退職者)
異動したアナウンサー
- 男性
- 安西陽太(2001年、報道局記者)
- 石橋幸治(1974年、お客様フロント部)
- 川島淳(1996年、スポーツ局)
- 国吉伸洋(1990年、報道局経済部記者)
- 高井正憲(1971年、番組審査室)
- 中丸徹(1999年、報道局社会部記者)
- 戸谷光照(1977年、報道局)
- 保坂正紀(1980年、広報部)
- 女性
- 岡田真由子(1992年、秘書課→編成制作局プロデューサー)
- 川北桃子(1997年、広報部)
- 木下智佳子(1986年、お客様フロント部)
- 佐藤紀子(1990年、人事部)
- 堀越むつ子(1973年、取締役広報局長)
- 山口容子(1984年)
- 龍円愛梨(1999年、報道局社会部記者)
退職したアナウンサー
- 男性
- 朝岡聡(1982年、フリーアナウンサー)
- 押阪忍(フリーアナウンサー)
- さとう一声(1970年、フリーアナウンサー・リポーター)
- 辻よしなり(1983年、フリーアナウンサー)
- 銅谷志朗(フリーアナウンサー)
- 奈良和
- 古舘伊知郎(1977年、フリーアナウンサー・タレント)
- 山崎正(1973年、仙台放送→中京テレビから移籍し、2004年1月頃に定年退職)
- 吉岡晋也(故人)
- 横舘英雄(岩手朝日テレビに出向)
- 女性
- 上田結香
- 加藤敬子
- 日下千帆(フリー)
- 小林一枝(1974年)
- 小宮悦子(1981年、フリーアナウンサー・ニュースキャスター)
- 迫文代(1982年、フリーアナウンサー・タレント)
- 佐藤仁美
- 篠田潤子(1989年、フリーアナウンサー)
- 曽根かおる(1986年)
- 田中滋実(1989年)
- 田中真理子(1988年)
- 徳永有美(1998年、ウッチャンナンチャンの内村光良夫人)
- 中里雅子(1977年、フリーアナウンサー)
- 西田百合子(1978年)
- 野崎由美子
- 野村華苗(1994年)
- 廣瀬雅子
- 丸川珠代(1993年)
- 南美希子(1977年、フリーアナウンサー・タレント)
- 雪野智世(1986年、フリーアナウンサー・タレント)
- 吉元潤子(1996年)
- 渡辺由佳(1987年)
アナウンサー以外で在籍した著名人
男性
女性
※長島三奈は、現在も契約社員として在籍中。
系列放送局等
系列放送局各社に関しては「ANN」及び「民間放送教育協会」を参照のこと。
非連結の関連会社
出資該当関係・協力会社
- 福井放送株式会社
- 名古屋テレビ放送株式会社(メーテレ)
- 東映アニメーション株式会社
- 株式会社WOWOW
- モバイル放送株式会社
- 株式会社瀬戸内海放送
- 株式会社シンエイ動画
- 株式会社テレビ信州
- 株式会社テレビ宮崎
2005年9月30日現在の株主
括弧内は、出資比率を示す。
グループ会社
連結子会社
- 株式会社テイクシステムズ
- テレビ朝日映像株式会社
- 株式会社テレビ朝日クリエイト
- 株式会社テレビ朝日サービス
- 株式会社テレビ朝日ミュージック
- 株式会社ビデオ・パック・ニッポン
- TV Asahi America, Inc.
- 株式会社テレビ朝日データビジョン
ほか合計14社(2005年9月30日現在)
持分法適用関連会社
- 株式会社シーエス・ワンテン
- 株式会社日本ケーブルテレビジョン
- 株式会社ビーエス朝日
- 株式会社文化工房
- 株式会社フレックス(FLEX)
ほか合計7社(同)
支局
- 放送対象地域内
- テレビ朝日前橋支局(前橋市)
- テレビ朝日宇都宮支局
- テレビ朝日水戸支局
- テレビ朝日城東支局
- テレビ朝日多摩支局
- テレビ朝日千葉支局
- テレビ朝日横浜支局
- テレビ朝日小田原支局
- テレビ朝日さいたま支局(さいたま市浦和区)
- テレビ朝日成田支局第一ターミナル・第二ターミナル(成田市)
- 放送対象地域外
- テレビ朝日甲府支局(山梨県を担当)
- テレビ朝日富山支局(北陸朝日放送富山営業支局と共同。富山県を担当)
- テレビ朝日鳥取支局(鳥取県東部・中部を担当)
- テレビ朝日米子支局(鳥取県西部及び島根県東部・隠岐を担当)
関連項目
- リサーチQ
- 株式会社トレソーラ
- 財団法人民間放送教育協会
- 埼玉西武ライオンズ(放映権を取得)
- 小学生クラス対抗30人31脚(本局はこの大会の主催スポンサー)
- SUPERヒーロータイム
- 大井競馬場(NETテレビ時代に実況中継を行う)
- 東京盃(1972年に「NET盃」として開催)
- テレ朝チャンネル(スカイパーフェクTV)
- 朝日ニュースター(スカイパーフェクTV)
- ドラえもん募金(大地震被災地等に送るチャリティー)
- 株式会社メディアミックス・ジャパン(MMJ)
- 株式会社テレテック