岩手朝日テレビ
株式会社岩手朝日テレビ Iwate Asahi TV Co., Ltd.
| |
200px | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | IAT |
本社所在地 | 日本 岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目6番5号 |
電話番号 | |
設立 | 1995年7月21日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 放送法によるテレビジョン放送その他一般放送事業 他 |
代表者 | 畠山 大(代表取締役社長) |
資本金 | 30億円[2] |
売上高 | 35億6670万円(2018年3月期)[2] |
総資産 | 44億1349万7千円 (2018年3月31日現在)[2] |
従業員数 | 64人 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | テレビ朝日ホールディングス(19.9%) 朝日新聞社(19.8%) |
主要子会社 | |
関係する人物 | |
外部リンク | http://www.iat.co.jp/ |
特記事項: |
岩手朝日テレビ | |
---|---|
英名 | Iwate Asahi Television Co.,Ltd. |
放送対象地域 | 岩手県 |
キー局 | テレビ朝日 |
ニュース系列 | ANN |
番組供給系列 | テレビ朝日ネットワーク |
略称 | IAT |
愛称 | IAT |
呼出符号 | JOIY |
呼出名称 | いわてあさひテレビ デジタルテレビジョン |
開局日 | 1996年10月1日 |
本社 | 〒020-0045 岩手県 盛岡市盛岡駅西通二丁目6-5 |
演奏所 | 本社と同じ |
アナログ親局 | 盛岡 31ch |
ガイドチャンネル | 20ch |
リモコンキーID | 5 |
デジタル親局 | 盛岡 22 |
主なアナログ中継局 | アナログ放送参照 |
主なデジタル中継局 | デジタル放送参照 |
公式サイト | http://www.iat.co.jp/ |
特記事項: | |
株式会社岩手朝日テレビ(いわてあさひテレビ、英:Iwate Asahi TV Co., Ltd.)は、岩手県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。 略称はIAT、コールサインはJOIY-DTVで、ANN系列フルネット。
目次
概要[編集]
1996年(平成8年)10月1日に開局[1]。 開局時のキャッチフレーズは「いつも、すぐそば。」であった。
ANN系列のフルネット局としては24番目の開局であり、現在同系列で最後の開局となっている。このテレビ局の開局により、東北6県全てにANN系列のフルネット局が開局したこととなった。
県内の民放テレビでは4番目の開局で、最後発。新聞社との関係は資本・ニュース取材を中心に朝日新聞との繋がりが強い。同社からの出向社員も受け入れて来た経緯がある[注 1]。
いわゆる「平成新局」の典型で、バブル崩壊後に設立されたため、初期投資を抑えた状態での開局を余儀なくされた。スタジオは最小限のものしか持たず、支社・支局網も少なく、アナログ放送中継所網も特に沿岸部において難視聴地域が多い状態で開局を迎え、アナログ放送においては難視聴地域が多く存在していた。
中継所網は、地上デジタル放送においては、NHK・先発3局と同数の規模で中継局が設置され、残りの難視聴世帯でも有線放送によりカバーされるため、アナログではなしえなかった100%県内全域カバーを事実上果たしている。
送信所などの建物はフジテレビ系列の岩手めんこいテレビ(mit)と共同建設されている。これは、岩手県の民放テレビ局第3局であるmitが開局する時、岩手県の民放テレビ局第4局がテレビ朝日系列としてその後に開局することが決定していたため。
テレビ朝日系列の方針により、データ放送(ADAMS)を実施。番組表(EPG)配信サービスなどを提供している[注 2]。
局ロゴの「A」は岩手山、緑色の下線は北上川、Aの右上の赤い点は輝く太陽をイメージしたものとされている。
2019年3月1日付を持ってテレビ朝日ホールディングスの持分法適用関連会社となる [3]。テレビ朝日ホールディングス#沿革 も参照
編成の特徴[編集]
先述通り小所帯のため、自社制作は控えめで、キー局(テレビ朝日)に依存する傾向が見られるが、近年はテレビ東京系列からの番組調達も増えている(特に週末)。ABCなどの準キー局や、独立UHF局の番組は少ない。
報道番組については、平日夕方のニュース(「IATスーパーJチャンネル」)しか放送しなかった時期もあるが、その後、平日正午前のANNニュースでローカルニュースを開始。東日本大震災報道をきっかけに、土・日曜の夕方のニュースでもローカルニュースを放送している。
開局後に(1997年第79回大会より)放映権を取得した夏の高校野球には力を入れており、同局最大のコンテンツとなっている。地区大会開催前から「スーパーJチャンネルいわて」で高校野球関連特集コーナーを設ける他、各校に制作させた紹介VTRを流す「純情応援歌」を放送。地区大会期間中は、岩手県営野球場で開催される試合を、使用可能な枠すべてを使って放送し(夏の高校野球岩手大会実況中継)、「Jチャンネルいわて」でも「白球ダイジェスト」コーナーでレポートを行う。土・日曜も、地区大会中継や「白球ダイジェスト」の放送を行う。
資本構成[編集]
2015年3月31日 - 2016年3月31日[編集]
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
30億円 | 120億円 | 5万円 | 60,000株 | 56 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
テレビ朝日ホールディングス | 11,980株 | 19.96% |
朝日新聞社 | 11,900株 | 19.83% |
東日本放送 | 4,200株 | 7.00% |
紀文食品 | 3,200株 | 5.33% |
日刊スポーツ新聞社 | 2,400株 | 4.00% |
名古屋テレビ放送 | 2,000株 | 3.33% |
過去の資本構成[編集]
沿革[編集]
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)
- 1997年(平成9年)
- 7月 - 「夏の高校野球岩手大会」の実況中継を本年開催の第79回大会より開始(前年第78回大会までの中継担当だったテレビ岩手より放映権を移行)。同時に大会本番前の出場各校紹介番組「純情応援歌」放送開始。
- 2004年(平成16年) - デジタル化対応で社屋の増築工事に着手。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)10月1日 - スタジオ設備をハイビジョンに対応。
- 2008年(平成20年)5月 - デジタルハイビジョンSNG中継車導入。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2018年(平成30年)6月22日 - 送出マスターを更新(NEC製)
ネットワークの移り変わり[編集]
- 1996年(平成8年)10月1日 テレビ岩手がANNを離脱して以来、16年6ヶ月ぶりとなる岩手県域のテレビ朝日系列局として開局した。岩手県内に於いては開局当初からとしては、岩手めんこいテレビに次いで2番目のフルネット局となった。
支社・支局[編集]
- 東京支社 - 東京都中央区築地1-13-13 北水ビル第三5F
- 大阪支社 - 大阪市北区堂島2-1-16 フジタ東洋紡ビル6F
- 仙台支社 - 仙台市青葉区国分町2-14-24 仙台松井ビル7F
- 県南支社 - 北上市大通り1-3-27 入山北ビル2F
- 沿岸支局 - 釜石市野田町4-5-1-101
IAT開局前後の岩手県におけるテレビ朝日系列の動き[編集]
開局前まで[編集]
岩手県におけるANN系列は1969年開局の日本テレビ系列のテレビ岩手(以下TVI)が担った。TVIには読売新聞、朝日新聞の資本が入り、日本テレビ系列(読売系)とテレビ朝日系列(朝日系)のクロスネット局となった。
TVIは、当時番組の視聴率が良かった日本テレビに編成の比重を移していく。1979年9月には『アフタヌーンショー』が打ち切られるほか『ナショナルゴールデン劇場』と『特捜最前線』がTBS系列の岩手放送(現IBC岩手放送、以下IBC)へ移動。1979年12月には『モーニングショー』が、1980年3月には『おはようワイド・土曜の朝に』のネットがそれぞれ打ち切られた。朝日新聞・テレビ朝日の資本は残るものの、1980年4月にはテレビ朝日系列を脱退し、NNN/NNSマストバイ局となり、クロスネット状態を解消した。当時、民放2-3局地域は多くの地域でクロスネット局が存在していたが、岩手県からは比較的早い時期にクロスネット局が消滅することとなった(東北地方では宮城県に続いて2県目)。
TVIはその後テレビ朝日系列の番組を一つずつ購入して放送することとなったが、系列を脱退した影響もあって、放送する番組の数は更に激減。ABC制作番組(『必殺仕事人』や一部のアニメ番組など)を残すのみとなり、テレビ朝日制作番組は放送されなくなる。 テレビ朝日系列の番組の大半(主にスポンサードネット番組)は、IBCが引き受ける形となった。
結果、1980年4月以降は全国で唯一テレビ朝日系同時ネット番組が皆無の県となる。 『モーニングショー』→『スーパーモーニング』に関しては岩手県が唯一放送されない県となり、テレビ朝日系列平日正午台の番組に関しては、当初からの未ネット地域である山梨・徳島の2県同様、放送されない県となった。 一方TVIはテレビ朝日系の番組を減少させたかわりに『笑っていいとも!』などのバラエティ番組やフジテレビ系アニメ、さらにテレビ東京系の番組など、フジテレビ系やテレビ東京系の番販ネット枠を大幅に増やす事になる。
なお一関市など宮城県に近い県南地域では仙台方面にアンテナを向けて東日本放送(KHB)を遠距離受信していた世帯があった。またCATV局の花巻ケーブルテレビ、北上ケーブルテレビ、和賀有線テレビ(後に北上ケーブルテレビに編入)、水沢テレビなど県南のCATV局では在仙民放テレビ4局のうち東日本放送(KHB)と仙台放送(OX)を区域外再放送しており、特に一関ケーブルネットワークでは在仙4局全てをIAT開局まで区域外再放送していた。
1991年4月にフジテレビ系の岩手めんこいテレビが開局し、これまでフジテレビ系に割り当てられていた番組枠が大幅に空くとTVIは若貴人気による相撲ブームに乗る形で『大相撲ダイジェスト』を放送開始。その後『ミュージックステーション』、アニメ『美少女戦士セーラームーン』と、テレビ朝日制作の番組が相次いでTVIで放送が開始される。しかしTVIは既にNNN/NNSマストバイ局となっていたため、クロスネット時代のような同時ネットはなく、深夜や週末のローカル枠での放送となった。同様にIBCも、フジテレビ系の放送枠が空いたことに伴い、テレビ朝日の番組枠が増加していった。
IAT開局を半年後に控えた1996年4月の時点で、『あまから問答』(内閣府提供)などネットスポンサーが入った番組を除き、ほとんどのテレビ朝日系の番組(特に最初からネットスポンサーが無かったネット番組)が、既存局の編成から姿を消した。
開局後[編集]
1996年10月1日、岩手朝日テレビが開局。『ニュースステーション』などが満を持して岩手のお茶の間に登場することとなった。開局当日は、『やじうまワイド』、『スーパーモーニング』『ワイド!スクランブル』『ステーションEYE』『ニュースステーション』の中で、岩手県から全国に生中継が行われた。
この時にそれまでIBCとTVIで放送されてきたテレビ朝日系列の番組も、民間放送教育協会共同制作番組(IBCが引き続き加盟)を除き、完全にIATに移動した。テレビ朝日系列の朝のワイドショー番組(『スーパーモーニング』)も岩手県での放送が復活したことにより、再び47全ての都道府県で見られるようになった。同時に昼のワイドショー番組(『ワイド!スクランブル』)も岩手県での放送が復活している。
IAT自身は最小の体制で開局することとなったが、帯番組「きらめきワイド」や、「宮尾すすむの出前カラオケ」など自社制作番組も地道に制作し、県民への浸透を図った。また、夏の高校野球の中継権もIATに移動したが、それまで民放2局が中継していたものがIATのみとなり、結果的に中継する試合が激減してしまったため、高校球児の楽しみを奪う結果にもなってしまった。 岩手県民にはなじみのなかったテレビ朝日をキー局に持つ不利もあったが、ネット番組の好転、東北地方6県によるブロックネット番組の放送、IAT自体の制作能力の向上、ブロックネットの幹事局である東日本放送など系列局のサポートなどもあり、開局十年弱にして「楽茶間」など、比較的大型の番組を立ち上げるまでに成長した。週刊東洋経済が記事化した全国放送局の自社制作番組率ランキングでは、全国ワースト2位であった事があり、典型的なネット電波料収入依存局ではあるが、「いいコト!」「ゴエティーニョ!」も開始するなど、自社制作部門も強化している。
スタジオ[編集]
- 報道制作スタジオ(34坪・HD・バーチャル対応):「IATスーパーJチャンネル」、「いいコト!」などバーチャル用のクロマキー幕が常設されている。常設セットが組まれたエリアもあり、「わくわく情報館」などで使用されている。
- 報道センター(HD):ANNニュース(平日昼・土日夕方ローカルニュース)など
情報カメラ設置場所[編集]
- 盛岡1:NTT東日本岩手支店鉄塔(岩手めんこいテレビより若干低い位置) HD
- 盛岡2:本社鉄塔 SD
- 花巻:花巻空港ターミナルビル屋上 HD
- 宮古:宮古湾(ホテル近江屋 屋上) HD
- 釜石:場所不明 HD
- 大船渡:場所不明 HD
- 陸前高田:キャピタルホテル1000屋上 HD
- 久慈:久慈市漁協製氷工場 HD
※宮古、釜石、大船渡、陸前高田、久慈の各沿岸部設置カメラはIP伝送。
※陸前高田の設置は、NHK・民放で唯一。
現在の主な番組[編集]
自社制作番組[編集]
- IATニュース(月曜 - 金曜 11:40 - 11:45・11:57 - 12:00)
- IATスーパーJチャンネル(月曜 - 金曜 18:15 - 18:55)
- いいコト!〜見たい!知りたい!出かけたい!〜(土曜 9:30 - 10:45)
- ちょっといいコト!(土曜 7:25 - 8:00)
- GO!GO!Golden!!(火曜 18:55 - 19:00)
- 水曜deないト!(水曜 23:10 - 23:15)
- 金曜deないト!(金曜 23:10 - 23:15)
- 県内の週末一押し情報などを紹介。不定期に放送曜日を変えたり、「ケータイじゃナイト!」など、タイトルを変えて放送することがある。
- わくわく情報館(土曜 17:25 - 17:30)
- 全国高校野球選手権 岩手大会(番組タイトルを「白球ライブ!(西暦)」として放送。)
- 純情応援歌(2010年度は6月14日 - 7月9日、月曜 - 金曜 18:40 - 19:00)
- 高校野球に出場する県内全高校の生徒が、自ら制作した野球部紹介VTRを放映。
- IAT出前カラオケ
- 開局時に放送していた番組(宮尾すすむの出前カラオケ)の復刻版。いわゆる「のど自慢」大会を県内各地で開催し、その模様を放送。
- 傑作ワイド劇場(平日午後に不定期放送)
- IATサタデー(土曜 13:25 - 15:20)
- IATサンデー(日曜 15:20 - 16:30)原則として「路線バスで寄り道の旅」を同時ネットするが、編成によっては他の番組への差し替えもある。
テレビ朝日系列の番組[編集]
制作局 | 番組名 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
テレビ朝日 | 全力坂 | 月曜 - 木曜 24:45 - 24:50 | 不明 |
さまぁ〜ず×さまぁ〜ず | 月曜 24:50 - 25:20 | 11日遅れ | |
Break Out | 木曜 25:15 - 25:45 | 6日遅れ | |
タモリ倶楽部 | 金曜 24:20 - 24:50 | 同時 | |
「ぷっ」すま | 金曜 24:50 - 25:20 | ||
くりぃむナンチャラ | 金曜 25:20 - 25:50 | 28日遅れ | |
渡辺篤史の建もの探訪 | 土曜 7:00 - 7:30 | 7日遅れ | |
musicるTV | 土曜 25:30 - 26:00 | 12日遅れ | |
ワールドプロレスリング | 土曜 26:00 - 26:30 | 7日遅れ | |
おかずのクッキング | 土曜 5:25 - 5:50 | 7日遅れ | |
テレメンタリー | 日曜 25:45 - 26:15 | 6日遅れ | |
朝日放送 | 松本家の休日 | 火曜 24:50 - 25:20 | 185日遅れ |
探偵!ナイトスクープ | 土曜 24:30 - 25:25 | 16日遅れ | |
ザキ山小屋 | 土曜 16:00 - 16:25 | 不明 | |
北海道テレビ放送 | おにぎりあたためますか | 水曜 25:20 - 25:50 | 4年遅れ |
水曜どうでしょうClassic | 水曜 24:50 - 25:20 | 87週遅れ | |
東日本放送 | 三又ノ番組 | 日曜 25:45 - 26:15 | 38日遅れ |
北陸朝日放送 | 千原せいじのKids' World | 土曜 5:10 - 5:25 | 先行 |
他系列ネット番組など[編集]
テレビ東京系列[編集]
制作局 | 番組名 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
テレビ東京 | ベイブレードバースト 超ゼツ | 土曜 6:00 - 6:30 | |
家、ついて行ってイイですか? | 土曜 12:00 - 13:00 | ||
THEカラオケ★バトル | 土曜 13:00 - 14:00 | ||
MASKMEN | 日曜 1:30 - 2:00 (土曜深夜) |
||
テレビせとうち | しまじろうのわお! | 土曜 6:30 - 7:00 |
その他[編集]
番組制作局(または制作会社) | 番組名 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
ヴァンガードプロジェクト (ブシロード、ブシロードミュージック) |
カードファイト!! ヴァンガード 2018年版 | 水曜 1:50 - 2:20 (火曜深夜) |
終了した番組[編集]
自社制作番組[編集]
- IATきらめきワイド(平日の夕方ワイド番組)
- フレッシュモーニング(岩手県庁提供の県政番組)
- 宮尾すすむの出前カラオケ(県内各地を宮尾が回る、カラオケ大会番組)
- 岩手あさひ学園(女子高生のトーク)
- トークいわて人(県内の著名人を迎えた対談)
- Gorikin(音楽トーク番組。司会:佐藤健一)
- IATスーパーJチャンネル活金情報局→IATスーパーJチャンネル金曜スーク。
- Car's Net TV
- ふるさと点描(県内の風景映像。開局当初はスポット、PT枠で放送。現在は報道特別番組や、放送事故があった場合などに放映される)※HD
- DREAM ROAD(ジョージア(コカ・コーラ)提供。北東北の夢を目指す人を紹介する。ABAとAABでも1時間遅れでネットしていた)
- 元気ハウス(焼肉店やまなか家の情報番組)
- いわての未来図(隔月放送のトーク番組。ラッシャー板前がナレーションを務めた)
- みちのくレースけいばステーション(岩手競馬の重賞レースが行われる場合のみ不定期で放送、2007年以降放送実績なし)
- 楽茶間(らくてぃま)→楽茶間plus!!→ラクティマプラス!!(同局初の本格的な情報番組)
- 楽茶間:2004年10月 - 2008年9月(土曜昼→午前中)/(以降は金曜夕方)楽茶間plus!!:2008年10月 - 2010年3月/ラクティマプラス!!:2010年4月 - 2011年9月
- おはようゴエ天(月曜 - 金曜 5:45 - 5:50)
- 同局のキャラクター『ゴエティー』の着ぐるみが県内の幼稚園や保育園に登場し、その場所を週ごとに紹介すると共に明日の各地の天気予報を放送。
- ただし、特番に伴う前番組における短縮や緊急ニュース放映時の場合、「県議会からのお知らせ」放送時や純情応援歌放送期間内については休止となる。
- 日食なつこのコトテン(2012年5月5日 - 8月11日、土曜 26:00 - 26:05)
- 金曜deあ〜る(金曜 24:10 - 24:15、金曜deないト!の短縮バージョン)
- 希望のかけはし(2011年8月22日 - 2012年12月24日、月曜 15:55 - 15:59)
- Go!Go!ゴエティー
- ガールズチューブ(木曜 24:20 - 24:40)
- ゴエティーニョ!(土曜 6:00 - 6:30)
東日本放送制作および、東北朝日系列共同制作番組[編集]
他系列の番組[編集]
テレビ東京系[編集]
- 丸山茂樹のゴルフの旋風(土曜 7:30 - 8:00)
- ふりむけば歌の道
- 爛漫!モトどる3人娘
- 突撃!イドバタ7
- オレ達のWell歌夢
- トランスフォーマー ギャラクシーフォース (テレビ愛知制作)
- 魔弾戦記リュウケンドー(テレビ愛知制作)
- 超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム(テレビ愛知制作)
- 逃亡者 おりん(金曜 16:05 - 17:00)※HD(テレビ東京系列以外では唯一スポンサー付きでネット。また、スポット番宣も流れていた。2012年放送の逃亡者 おりん2はIBCで放送)
- 刺客請負人シリーズ(2008年1月7日 - 1月18日、月曜 - 金曜 10:30 - 11:25)※HD
- シネマ通信
- 匠の肖像(月曜 19:54 - 20:00)
- 爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア→爆丸バトルブローラーズ ガンダリアンインベーダーズ
- メタルファイト ベイブレード 爆→メタルファイト ベイブレード 4D→メタルファイト ベイブレード ZEROG
- クロスファイト ビーダマン→クロスファイト ビーダマンeS(2013年5月11日打ち切り)
- ビーストサーガ(2013年5月11日打ち切り)
- 新・今夜もドル箱
TBS系[編集]
- 野々村病院物語(1999年1月に放送・本放送はIBC)
- 噂の刑事トミーとマツ(2004年に放送・本放送はIBC)平日16時台→14時台にレギュラー放送。
- スクール☆ウォーズ(スクール☆ウォーズ2は放送なし・本放送はIBC)
- 俺たちルーキーコップ(本放送はIBC)
フジテレビ系[編集]
- らんぽう
- キテレツ大百科(本放送はTVI→mit、日曜 6:30 - 7:00 のちに金曜夕方へ移動)
- データDE勝ちそー(2010年4月7日 - 2011年1月5日、水曜 23:10 - 23:15)
日本テレビ系[編集]
その他[編集]
- Channel a(avex、テレビ神奈川共同制作)
- 欽ちゃんのニッポン元気化計画(三重テレビ放送制作、不定期)
- 歌謡サロン 演歌がええじゃん
- Global Vision(三井物産・東北新社製作)
- 京mosaic(KBS京都制作、不定期)
- ドラマ 「神戸在住」(サンテレビ製作・2015年2月7日26:45-28:15放送・「阪神・淡路大震災20周年関連番組」)[7]
開局時に先発局から移行した番組[編集]
- 下記の番組のうち、一部を除いたほとんどの番組は、1996年4月 - 9月は岩手朝日テレビ開局準備の為放送を休止していた。
IBCから移行した番組[編集]
- ドラえもん
- クレヨンしんちゃん
- スーパー戦隊シリーズ[8]
- メタルヒーローシリーズ[9]
- 水曜21時枠刑事ドラマ[10]
- 土曜ワイド劇場[11]
- あまから問答
- ワールドプロレスリング
- カーグラフィックTV
- 熱闘甲子園
- 新婚さんいらっしゃい!(ABC制作)
- 探偵!ナイトスクープ(ABC制作)
TVIから移行した番組[編集]
- ミュージックステーション
- 朝日放送制作日曜朝8時30分枠のアニメ[12]
- 美少女戦士セーラームーンシリーズ[13]
- 地獄先生ぬ〜べ〜(1996年のアニメ)[14]
- 月曜ドラマ・イン[15]
- ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー
主なチャンネル[編集]
平成新局だったため、アナログ送信所・中継局は先発2局(IATは1991年開局の岩手めんこいテレビと比べても若干少なかった。)より少なかったが、デジタル送信所・中継局は後に総務省や地元自治体の支援を得て開局したデジタル新局があり、県内を100%カバーすることになった。
デジタル放送[編集]
- 親局
- 中継局
- 二戸 19ch 100W
- 一関 43ch 25W
- 遠野 30ch 20W
- 釜石 18ch 30W
- 宮古 18ch 20W
- 大船渡 18ch 10W
- 岩泉 22ch 10W
- ほか、計59局
アナログ放送[編集]
2012年3月31日停波(2011年7月24日停波の予定だったが延期)
- 親局
- 盛岡 31ch JOIY-TV 10kW
- 中継局
- 二戸 27ch 1kW
- 一関 23ch 100W
- 釜石 62ch 1kW
- 宮古 44ch 100W
- 大船渡 26ch 100W
- 遠野 44ch 100W
- 久慈 44ch 30W
- ほか、計37局
地上デジタル放送[編集]
- 2006年6月6日からサイマル放送による試験放送を開始した(テレビ岩手と同日)
- 試験放送開始当初から既に再放送・他系列番組・遅れネットなどの番組をハイビジョンで放送している。
- データ放送は県内民放局では最後の2006年8月18日から始まった。
- 2007年9月30日までは、自社制作のレギュラー番組のハイビジョン番組は一部のミニ番組のみだったが、2007年10月1日からは生放送番組(それに関連する取材映像も)もハイビジョン化された。
- 2007年10月中旬頃から自社制作・遅れネット等のハイビジョン制作番組(ミニ番組を除く)の冒頭に「ハイビジョン制作」マーク(テレビ朝日と同じ物)を表示していたが、キー局同様に2008年7月24日以降表示しなくなった。
- ワンセグでは、2006年6月の試験放送開始時から音声多重放送を行っておらず(県内の放送局では唯一)、ステレオ放送、二ヶ国語放送など全てモノラル音声で放送していたが、2007年5月下旬からようやく音声多重放送を開始した。
- 2009年1月12日(アナログ放送での「アナログ表示」と同日)からCM時を除き画面右上に「IAT」のウォーターマークの表示を開始した。これにより県内民放全局でウォーターマーク表示を実施することになった。
オープニング・クロージング[編集]
- オープニングとクロージングとも岩手県内の風景を流している。
- 2008年7月24日からアナログのみ「地上アナログ放送終了告知画面」をオープニング前・クロージング後に1分間放送している(アナウンスは藤原規衣でクラシック音楽のBGMが流れる。当初はアナウンスがなかった)。
- アナログでは映像のみに関しては開局当初から使われているが、テロップ及びBGMに関しては何度も変更されている。
- デジタルではアナログとは異なる内容で制作されている。2008年7月24日からアナログ放送では地上アナログ放送終了告知画面に差し替えを行うため、新たな映像を加え、それまでの1分間から2分間に時間を延長したものが使われている。
- オープニングとクロージングの現在のナレーションはアナログ版、デジタル版共に伊波伴准。
アナウンサー[編集]
- 1996年入社 伊波伴准
- 2007年入社 中尾考作
- 2015年入社 相埜裕樹、岸英利(さくらんぼテレビから)
- 2017年入社 市橋里音奈、黒須聡瑛、佐藤麻祐子、照井七瀬
- 2018年入社 石田瑠美子、前田拓磨
異動したアナウンサー[編集]
退職・移籍したアナウンサー[編集]
男性[編集]
- 西村正行(1996年 - 2001年、長崎国際テレビに移籍したが現在は退職)
- 三橋泰介(2000年 - 2005年、東北放送→現フリー)
- 矢田雄二郎(2003年 - 2007年、現・アール・エフ・ラジオ日本)
- 塚本京平(2010年-2015年3月、現びわ湖放送報道制作部)
女性[編集]
- 山田美保(1996年 - 2004年、TVQ九州放送に移籍し、現在は退職)
- 土岐聡子(1996年 - 2000年)
- 高橋香有(1996年 - 2001年)
- 水野悠希(2000年 - 2002年、元北海道文化放送)
- 加納美也子(2001年 - 2003年、テレビ信州→フリー→日本テレビ報道記者)
- 矢内環(2003年 - 2004年、石川テレビ→テレビ長崎→他業種)
- 原田佳子(2004年 - 2007年)
- 矢部順子(2002年 - 2007年、テレビ北海道に移籍し、現在は退職)
- 樋口綾子(2004年 - 2008年、現・NHK高知放送局)
- 川越千秋(2007年 - 2008年)
- 登田真由子(2005年 - 2009年、現・ジョイスタッフ)
- 杉山藍(2007年 - 2009年、静岡エフエム放送→NHK仙台放送局から)
- 丹野尚子(2007年 - 2013年、NHK秋田放送局から)
- 坂本奈津美(2013年4月 - 2017年3月)
- 高井瑛子 (2013年4月 - 2017年3月、退職と同時に地元の新潟へ戻り、2017年4月から新潟テレビ21(同局と同系列局)のアナウンサー)
- 藤原規衣(2007年7月 - 2017年4月、群馬ケーブルメディア(現・光ケーブルネット)から)
- 畑山綾乃(2009年4月 - 2017年9月)
Gコード[編集]
- 同局の番組のGコードはすべて8桁である。これは、IAT盛岡本局のアナログチャンネル番号「31ch」が、すでに隣県の秋田朝日放送(AAB)の秋田本局に使用されていたことによるもの。隣県重複を避けるため、IATは実際と異なるガイドチャンネル「20ch」を割り当てられた。計算上、20chの番組のGコードはすべて8桁となる[注 5]。
立地条件[編集]
- 当局は新幹線停車駅の盛岡駅西口ほぼ直結という、地方局としては珍しい立地にある。駅を東西に結ぶ自由通路(愛称:さんさこみち)には、当局の番宣ポスター等を貼るスペースを確保している。
マスコットキャラクター「ゴエティー」[編集]
2006年10月1日の開局10周年、ならびに地上デジタル放送の開始を控えた7月1日には局のマスコットキャラクター「ゴエティー」を制定。キャッチフレーズを「Go!Go!ゴエティー」とした[16]。
ゴエティーの名前は同局のデジタル放送におけるリモコンキーID「5(ゴ)」と同局の略称「IAT(アイエイティー)」、ならびに雪男の「イエティ」を合体させたもの。
ゴエティーの名前を冠した子供番組『ゴエティーニョ!』が放送されており、そこで着ぐるみのゴエティーを見ることができる。
体の色はシアン系のブルーだけだが、Go!Go!子育て応援宣言!!のブログなどでは、母親らしき有袋類のピンクのゴエティーも存在する。 テンプレート:ANN-character
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)による番組編成[編集]
2011年3月11日の地震発生時以降、テレビ朝日発の報道特別番組をネットした。震災発生時、宮古市の情報カメラ映像で津波が押し寄せる様子をモニタリングしていた山田理(当時IATアナウンサー)は、その後も全国へ情報を伝え続けた(このことでANNアナウンサー賞大賞を受賞している)。この後4月29日に放送された特番で、津波が港に押し寄せるIAT撮影の映像をテレビ朝日が映そうとしないため、激怒する様子が放送された(発生当時は電波に乗らなかった)。
14日まで、テレビ朝日発の報道特別番組を放送した。IATからは全国に向けて現地の映像を発信し続けた。15日からはローカルで報道特番を放送。16日からはANN取材団の協力で「IAT報道特別番組 避難所の声」として避難所にいる人からの声を取材し放送する番組が午後や深夜に放送されるようになった。
なお、3月16日から31日まで『やじうまテレビ!』を4:55からのフルネット放送、4月4日からは5:25からの放送になった。また土曜版も東日本大震災発生後の3月中旬から4月23日までの毎週土曜日に臨時ネットしていた。さらに普段は関東ローカル放送の『報道発 ドキュメンタリ宣言』も東日本大震災関連と福島第一原子力発電所事故の特集のため4月一杯臨時ネットした。
土日版の『ANNスーパーJチャンネル』のローカル枠は開局以降、関東ローカルのニュースをそのまま流していたが、震災以降はローカル枠を自局発に差し替えて放送するようになっている。
脚注[編集]
注[編集]
- ↑ 河北新報、まれに岩手日報のCMも流れる。
- ↑ アナログ放送において。2012年3月まで。
- ↑ 4月以降、記念番組やイベントなどを企画していたが、東日本大震災の発生に伴い、大幅に縮小している。
- ↑ 本来であれば他地域のアナログ放送と同様に2011年7月24日に終了予定だったが、東日本大震災の被害が大きい岩手県・宮城県・福島県は延期されている。
- ↑ IATの特異な例の他、IATと同じテレビ朝日系の瀬戸内海放送(KSB。本社は香川県)の親局は岡山局の「25ch」であるが、Gコードでは、かつての親局であった高松局の「33ch」がガイドチャンネルとして使用されていた。
出典[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑 '99 平成11年版』 コーケン出版、1999年11月26日。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 第23期決算公告、2018年(平成30年)7月6日付「官報」(号外第148号)84頁。
- ↑ 株式の取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ,テレビ朝日ホールディングス,2019年3月1日
- ↑ 日本民間放送連盟 (2015-11-20) 日本民間放送連盟 [ 日本民間放送年鑑2015 ] コーケン出版 2015-11-20 233
- ↑ 日本民間放送連盟 (2016-11-25) 日本民間放送連盟 [ 日本民間放送年鑑2016 ] コーケン出版 2016-11-25 239
- ↑ 日本民間放送連盟 (2003-11) 日本民間放送連盟 [ 日本民間放送年鑑2003 ] コーケン出版 2003-11 190
- ↑ ドラマ 神戸在住
- ↑ IAT開局時は『激走戦隊カーレンジャー』の後半から。
- ↑ IAT開局時は『ビーファイターカブト』の後半から。
- ↑ IAT開局時は『はみだし刑事情熱系』の第1シリーズから。
- ↑ IBCでは、木曜夕方を経て土曜深夜に遅れネットで放送していた。
- ↑ IAT開局時は『花より男子』の最初期途中から。
- ↑ IAT開局時は『セーラースターズ』の後半から。
- ↑ 実写版ドラマは、TVIで放送。
- ↑ IAT開局時は『イタズラなKiss』から。
- ↑ ゴエティーのページ
外部リンク[編集]
- IAT岩手朝日テレビ(公式サイト)
- 岩手朝日テレビのカテゴリ - Wikimedia Commons
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・岩手朝日テレビを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |