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2013年11月16日 (土) 02:17時点における最新版
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宮崎県のデータ | |||||||
宮崎県の位置 | |||||||
自治体コード | 045000-6 | ||||||
知事 | 河野俊嗣 | ||||||
面積 | 7,734.67km² 全国第17位 | ||||||
総人口 | 1,148,414人 (2007年3月12日現在:全国第36位) | ||||||
総世帯 | 450,909世帯 (2005年10月1日現在) | ||||||
ISO 3166-2 | JP-45 | ||||||
宮崎県の日 | 5月9日 | ||||||
宮崎県の花 | はまゆう 1964年12月22日制定 | ||||||
宮崎県の木 |
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宮崎県の鳥 | コシジロヤマドリ 1964年12月22日制定 | ||||||
宮崎県の歌 | 宮崎県民歌 | ||||||
宮崎県庁 | |||||||
所在地 | 〒880-8501 | ||||||
宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号 | |||||||
電話番号 | 0985-26-7111 (窓口案内) | ||||||
外部リンク | 宮崎県 | ||||||
市町村境界図 | |||||||
ファイル:MiyazakiKenMap1970s.png |
宮崎県(みやざきけん)は九州地方の南東部に位置する県。県木フェニックスに代表される南国情緒豊かな気候から1960年代には新婚旅行のメッカとして栄えていた(日南地区を中心に)。現在も春季のプロ野球などのキャンプ地として知られる。
地理[編集]
- 九州の東南端を占め、東経130度42分から131度53分、北緯31度21分から32度50分の間に位置する。
- 日本、九州地方
- 隣接都道府県: 鹿児島県 - 熊本県 - 大分県
- 九州山地、国見山地、鰐塚山地
- 霧島山
- 宮崎平野
- 小林盆地、都城盆地、加久藤盆地
- 大淀川、小丸川、五ヶ瀬川、一ツ瀬川、耳川、
- 日向灘、都井岬
自然公園[編集]
- 祖母傾県立自然公園、尾鈴県立自然公園、西都原杉安峡県立自然公園、母智丘関之尾県立自然公園、わにつか県立自然公園、矢岳高原県立自然公園
気候[編集]
全体的に日照時間・降水量ともに全国で上位で、特にえびの高原、鰐塚山の降水量は日本有数となっている。平野部での降雪・積雪は稀である一方、九州山地では積雪する地域があり、日本最南端の天然スキー場もある。夏は季節風の南東風により蒸し暑い状態が続くものの、海風であるためそれほど高温にはならない。むしろ九州山地などを吹き降ろす南西風が多くなる梅雨末期の方が高温である。夏から秋にかけては台風が襲うが、台風本体が接近していない段階から湿った東風により長期間雨に見舞われることが多いため、被害がさらに拡大することもある。冬は乾いた西風が卓越し、快晴の日が多い。国内で冬に多照となる地域では最も暖かいこの気候を利用し、スポーツチームのキャンプやゴルフ客が多数訪れる。宮崎市以南の日向灘沿岸には無霜地帯が存在する。
2006年のデータ | 宮崎 | 油津 | 都城 | 延岡 | 高千穂 |
平均気温(℃) | 17.9 | 18.7 | 17.1 | 17.1 | 14.6 |
降水量(mm) | 2435.5 | 2573.5 | 2413.0 | 2243.0 | 2439.0 |
日照時間(時間) | 2003.3 | 1837.3 | 1849.8 | 2020.9 | 1711.6 |
歴史[編集]
神話・天孫降臨[編集]
『古事記』に「竺紫(つくし)の日向の高千穂のくじふる嶺に天降りまさしめき」とあり、天照大神の孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が降り立った国。この神の孫のカミヤマトイワレヒコノミコトが初代の天皇、つまり神武天皇である。
廃藩置県前[編集]
廃藩置県以降[編集]
- 1873年1月15日 美々津県・都城県が合併し、ほぼ旧日向国の領域に宮崎県が置かれる。県名は、県庁の置かれた宮崎郡にちなむ。
- 1876年8月21日 宮崎県が鹿児島県に編入される。
- 1883年5月9日 明治16年、宮崎県が再置(成立)される。(ただし、現在の志布志・大崎・松山・有明は鹿児島県に残った。)
- 1884年 九郡・八郡役所設置(西臼杵郡、東臼杵郡、児湯郡、宮崎郡、北那珂郡、南那珂郡、北諸県郡、西諸県郡、東諸県郡 宮崎郡と北那珂郡は同一の郡役所)。
- 1889年 町村制実施(5町95村)。
- 1907年 商用電力供給開始。都城に陸軍歩兵連隊設置。
- 1913年 国鉄宮崎線(現吉都線)都城まで開通。県営宮崎軽便鉄道営業開始。
- 1916年 国鉄宮崎線 宮崎まで開通。
- 1923年 日本窒素肥料延岡工場開業(旭化成の前身)。 日豊本線開通。
- 1924年 宮崎市及び都城市、市制施行。
- 1934年 霧島国立公園指定
- 1943年 バス会社統制により、宮崎交通1社となる。
- 1945年 終戦
- 1946年 第1回民選知事選挙。
- 1949年 宮崎大学設立。
- 1954年 宮崎空港開港。隣接して航空大学校が運輸省の附属機関として開校。
- 1960年 島津久永・貴子夫妻新婚旅行。この頃、観光宮崎ブーム。
- 1974年 宮崎医科大学設立。
- 1975年 日本最初のサファリパーク『宮崎サファリパーク』開園(~1986年)。
- 1975年 当時、地場資本最大の百貨店であった橘百貨店倒産(後にジャスコの資本が入り再建)
- 1976年 九州縦貫自動車道えびのIC・高原IC間開通。
- 1979年 第34回国民体育大会『日本のふるさと宮崎国体』開催。
- 1981年 九州縦貫自動車道(宮崎自動車道)宮崎市まで全通。
- 1993年 総合保養地域整備法適用第1号シーガイアオープン。
- 2000年 サミット外相会合
- 2001年 シーガイア 会社更生法の適用を申請
- 2005年 宮崎交通に産業再生機構の支援決定
有形文化財建造物[編集]
- 重要伝統的建造物群保存地区
人口[編集]
年齢構成[編集]
600px | |
宮崎県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 宮崎県の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 宮崎県
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
宮崎県(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/45 | |
総務省統計局 国勢調査より |
執行機関[編集]
知事[編集]
- 東国原英夫(第52代・公選知事としては第17代)
歴代知事[編集]
- 宮崎県知事一覧を参照。
組織[編集]
- 知事
- 教育委員会 - 教育庁
- 公安委員会 - 警察本部
- 選挙管理委員会
- 人事委員会 - 事務局
- 監査委員 - 事務局
- 労働委員会 - 事務局
- 収用委員会
- 海区漁業調整委員会 - 事務局
- 内水面漁場管理委員会 - 事務局
議事機関[編集]
議長[編集]
県議会会派[編集]
経済[編集]
総県民所得 約3兆16億円(全国第36位 国民所得に占める割合0.77% 2000年度調べ。本項目において、以下同じ)、1人当たり県民所得 約256万円(全国第37位 全国平均約308万円の約83% 国内最高である東京都約440万円と比較すると約58%)と低所得の自治体に位置するが、物価水準がそれに伴って低いため、所得格差ほどの生活水準の低さはない。 県民所得に占める第1次産業の比率が国内で最も高い(5.6% 全国平均は1.2%)。
第1次産業[編集]
- 温暖な気候を利用し、早場米、野菜・果実等の促成栽培、葉たばこ・甘藷等の商品性作物の生産が盛ん。また、畜産業は牛・豚・鶏の全てにおいて全国有数の生産高を誇る。以前はそれほど知名度が高くなかった農畜産物も、2007年に知事に就任した東国原英夫氏の全国規模のマスメディア露出により急速に知名度を上げている。
第2次産業[編集]
- 農産品加工業
- 焼酎、木工家具等
- その他
県内に拠点事業所を置く主要企業[編集]
- 工場
- 伊勢化学工業(宮崎市)
- 九州安井化学(宮崎市)
- 相馬工業(宮崎市)
- 丸栄工業(宮崎市)
- 住友ゴム工業(都城市)
- 旭化成(延岡市)
- 吉玉精鍍(延岡市)
- 王子製紙(日南市)
- ピーエス三菱(日向市)
- SUMCO TECHXIV(宮崎郡清武町)
- エプソントヨコム(宮崎郡清武町)
- 宮崎沖電気(宮崎郡清武町)
- 富士通日立プラズマディスプレイ(東諸県郡国富町)
- 宝酒造(児湯郡高鍋町)
- 旭有機材工業(延岡市)
第3次産業[編集]
- 県の経済規模が小さく、交通の便等の事情もあり商圏が県内一円にほぼ限られるため、地域商業の域を出ていない。有力な地元百貨店がなく、顧客の鹿児島・熊本・福岡への流出が見られる。また、地元のスーパーチェーンも有力なものがなく、イオングループ等進出に対する地元商業の状況は非常に厳しい。
- 利用電話も、他社の進出が遅れたためNTTのシェアが80%を占める。
- 1960年代には新婚旅行のメッカとして全国的に有名であり、「観光宮崎」として地域経済に貢献したが、日本人のライフスタイルの変化に合わせた魅力的なコンテンツを提供できず低迷している。宮崎県の観光は「南国情緒」が売りものであったが、1972年に沖縄県が日本に返還されて以後は「南国」の地位が沖縄にとられてしまった。沖縄県は、税制面でも特例が数多く認められ(→沖縄の観光戻税制度)、次々とリゾートホテルが出来、また、沖縄発着の航空便に関しては、航空機燃料税が50%減免されているため、本土の同一距離路線に比べて5000円程度安く[1]、沖縄より三大都市圏に近いにも関わらず、航空運賃の面でも宮崎県の競争力は失われていった。さらに1990年代からは、格安で身近になった海外旅行との競合が始まった。個人消費の拡大によって1990年代末まではなんとか乗り切ったが、ITバブル期を過ぎた2000年代初頭にはシーガイアが会社更生法の適用を受け、宮崎交通が産業再生機構の支援を仰ぐことになった。
- また、有力な温泉地のある隣県の大分県、熊本県、鹿児島県とは異なり、西日本火山帯の火山フロント[2]より東側にある本県は、火山性温泉にあまり恵まれていない。
- 観光業復活の鍵として、プロ野球(巨人、広島、ソフトバンク、西武、東京ヤクルト(ファームのみ)5球団)・サッカーのキャンプ地巡り、宿泊ゴルフ・ツアー等を展開しており、また、韓国・中国・台湾に対する、顧客開拓を図っている。
- 宮崎県は、サーフィンに好適で空港や高速道路からのアクセスの良い海岸に恵まれた日本最南端の県である(沖縄県は珊瑚礁によって波が減衰しない満潮時に限ってかろうじて波乗り可能であるが、砂が流失しないよう沖に沈められた消波ブロックによって波がない人工砂浜が多い。鹿児島県は、夏季に波が大きい太平洋に面したサーフスポットまでのアクセスが悪い)。そのため、国内の主要サーフィン大会は、5月の宮崎県の国際大会(WQS 4-starランク)から始まる。宮崎県がサーフィンの適地であることは、日本サーフィン連盟協力サーフショップの数が九州で1番多いことからもうかがえる。
- ソフトウェア産業
- ソフトウェア産業は都市型産業であるため、未だ主要産業とは言い難いが、県発表によると「iモードコンテンツ生産量」日本一とのことである。今後ソフトウェア分散開発手法が確立すれば、人件費の安さから地域開発拠点としての成長も見込まれる。
地域[編集]
- 以下の9市8郡18町3村がある。宮崎県では、町はすべて「ちょう」、村はすべて「そん」と読む。
合併予定の市町村[編集]
合併済みの市町村[編集]
- 田野町・佐土原町・高岡町を宮崎市へ編入(2006年1月1日)
- 都城市・山之口町・高城町・山田町・高崎町→都城市(2006年1月1日)※新市制
- 南郷村・西郷村・北郷村→美郷町(2006年1月1日)
- 北方町・北浦町を延岡市へ編入(2006年2月20日)
- 東郷町を日向市へ編入(2006年2月25日)
- 小林市・須木村→小林市(2006年3月20日)※新市制
- 北川町を延岡市へ編入(2007年3月31日)
全国的に行われている市町村合併による新規市制の発足に於いて、新しい名称の市が誕生しなかった数少ない都府県(他に東京都、大阪府、神奈川県、山形県、鳥取県)のひとつである。
交通[編集]
空港[編集]
鉄道路線[編集]
以上の路線は全区間単線となっており、徳島県と並んで単線のみの県となっている。県内には複線区間が全く存在しない。
- 過去の鉄道路線
道路[編集]
- 国道10号、国道218号、国道219号、国道220号、国道221号、国道222号、国道265号、国道268号、国道269号、国道325号、国道326号、国道327号、国道388号、国道446号、国道447号、国道448号、国道503号
- 宮崎県の県道一覧を参照。
港湾[編集]
マスメディア[編集]
新聞[編集]
テレビ[編集]
宮崎県のテレビ事情は全国でも一、二を争うほど悪いとされており、宮崎県を放送対象地域とする民放テレビはフジテレビ系列がメインのテレビ宮崎(UMK)とTBS系列の宮崎放送(MRT)2局のみである。民放が2局しかない県は他に福井県と山梨県があるが、これらの県については隣県の放送局の受信が可能な地域が大半である。民放が2つしかないため、テレビをつけているときは、視聴中でない方の局を「裏」または「反対」と呼ぶ。
えびの市・都城市・串間市の各一部では鹿児島の民放(南日本放送、鹿児島テレビ、鹿児島放送、鹿児島読売テレビ)が、五ヶ瀬町の一部では熊本の民放(熊本放送、テレビくまもと、くまもと県民テレビ、熊本朝日放送)が視聴できるが、大分や四国の民放が視聴できる地域はほとんどなく、県内の大半の地域はケーブルテレビ(CATV)に加入しなければ、NHKの他、県内の民放2局しか視聴できない。しかし、ケーブルテレビに加入しても、九州他県のフジテレビ・TBS系列の再送信は行われていない(アンテナ受信ができる都城市を除く)ため、視聴することが出来ないフジテレビ系列の全国ネット番組が多く存在する(TBSの番組で放送されていない番組は『はなまるマーケット』などわずか)。
逆に、親局がある鰐塚山は海抜が1000mを超えることから宮崎県外(鹿児島県の大隅地方)でも受信が容易であり、宮崎で遅れネットで放映されている番組を「再放送」感覚で視聴する為に受信されている。
県内民放の放送開始時刻は遅く、UMKのめざましテレビが5:55~の飛び乗り、MRTのみのもんたの朝ズバッ!は2007年4月より5:30~であり、放送終了は早く、午前0時台に放送終了の場合もある。このため、衛星放送加入率が全国で最も高く、また、ビデオリサーチによる視聴率調査が行なわれていない都道府県の1つとなっている(他に福井県、山梨県、徳島県、佐賀県)。
地上デジタル放送[編集]
地上デジタル放送は、2006年12月に鰐塚山親局からの本放送を開始した。主な対象地域は宮崎市・都城市などその周辺。2007年は延岡・串間・高千穂などの主要中継局が設置される予定。
ケーブルテレビ[編集]
- ケーブルメディアワイワイ(旧テレビネットワーク延岡 延岡市・日向市・門川町を放送エリアとする)-熊本県の一部民放局も再送信する
- 宮崎ケーブルテレビ(MCN 宮崎市・佐土原町・清武町を放送エリアとする)
- ビィーティーヴィーケーブルテレビ(旧都城ケーブルテレビ 都城局・日南局)
ラジオ[編集]
- NHK宮崎放送局(ラジオ=AM・FM)
- 宮崎放送(MRT)(JRN・NRN系列)
- エフエム宮崎(JOYFM)(JFN系列)
- 宮崎サンシャインエフエム(コミュニティ放送)-宮崎市
- シティエフエム都城(コミュニティ放送)-都城市
宮崎市にはもう一局コミュニティFM局・宮崎シティエフエム(City FM77)があったが、2005年10月31日をもって閉局された。
ラジオ事情はテレビと比べてそれほど悪くなく、特にエフエム宮崎は1984年12月に開局(九州で3番目)と比較的早いほうであった。AMラジオは諸県方面では南日本放送が、高千穂・えびの方面では熊本放送が、延岡方面では大分放送・南海放送・高知放送がそれぞれ聴取可能である。また沿岸部では、昼間から大阪の朝日放送がステレオ放送で聴取でき(毎日放送・ラジオ大阪は感度が落ちる)、北部では山口放送が若干弱めながらも聴取することができる。
逆に、ラジオ放送もテレビと同じく県外での聴取が可能であり、鹿児島県の地方紙南日本新聞ではMRTラジオとエフエム宮崎の番組欄が掲載されている。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 宮崎県ホームページ(公式サイト)
日本の都道府県 | |
北海道地方: | 北海道 |
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近畿地方: | 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 | 兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県 |
中国地方: | 鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 |
四国地方: | 徳島県 | 香川県 | 高知県 | 愛媛県 |
九州地方: | 福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 | 大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | 沖縄県 |
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