NTTドコモ

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ドコモショップ店員

NTTドコモNTT DoCoMo エヌ・ティ・ティ・ドコモ)は日本最大手の携帯電話等の無線通信サービスを提供する企業グループ及びそのブランドである。通称ドコモDoCoMo。"DoCoMo"の名称は"Do Communications Over The Mobile Network"(移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション)の頭文字を綴ったものであると同時に、「どこ(で)話せる。」の意味を込めた語呂合わせでもある。

主力の携帯電話事業を中心として各種事業を展開している。かつて手がけていたPHSサービスは2005年4月30日に新規加入を停止し、2008年1月7日にサービスを終了した。

2006年8月31日HSDPAと呼ばれる高速パケット通信規格を使用したサービス「FOMAハイスピード」を新たに開始した。これを利用した、「着うたフル」の配信や深夜に音楽番組を自動でダウンロードする「ミュージックチャネル」も行っている。

概論

携帯電話事業

携帯電話契約数が約5,336万契約で、国内の携帯電話市場における市場占有率が約53%で1位(2007年末現在、2in1を含む)であり、国内の携帯電話市場における第三世代携帯電話契約数が約4,208万契約で1位(2007年末現在)である。10円メール1999年2月に開始したiモードサービスが爆発的ヒットとなり、ますます市場占有率を高めた。W-CDMA方式・HSDPA方式の第3世代・第3.5世代携帯電話「FOMA」と、PDC方式の第2世代携帯電話「mova」をサービスしている。2007年5月からのキャッチコピーは、「DoCoMo2.0」。

iモード普及期、初期iモードメールアドレスは「携帯電話番号@docomo.ne.jp」であった。悪意を持ったコンテンツ事業者は「携帯電話番号@docomo.ne.jp」というメールアドレスを自動生成し、自社のサイトを宣伝する、「迷惑メール」をiモード宛に大量に送信した。受信者にメール受信料金の金銭負担がかかる「迷惑メール」は社会的に大きな問題になった。現在の初期アドレスはランダムな英数字から始まる仕様に変更されている。

当時はJ-フォン(現在のソフトバンクモバイル)がメール受信無料を強くPRしていたため、NTTドコモにとって不利な情勢だった。そこで「受信メールにもパケット料金を課金する」という同様な仕組みを導入していたau(KDDI)がパケット割引を導入。NTTドコモは電波帯域に余裕のあるW-CDMA(FOMA)においてパケット通信料金を割り引き、movaではパケット通信を割り引かなかった。

パケット割引サービスや、端末をFOMA中心にすることなど、movaからFOMAへの加入者移行を狙ったことで、FOMAの契約数はNTTドコモの携帯電話契約数全体の3分の2以上の4000万契約を突破し、2004年4月以降第3世代携帯電話での純増数44ヶ月連続(2007年12月末現在)1位を獲得しているが、2003年度から2006年度にかけての携帯電話全体の加入者純増数はKDDIのauブランドに抜かれ2位に転落し、さらに2007年度からはソフトバンクモバイルにも抜かれて3位に転落している。この理由としては、他社に比べ料金プランが高額というイメージがあることや、端末価格が他社に比べ高価格であることなどがあげられる。FOMAでのパケ・ホーダイ(iモード通信を対象としたパケット定額制料金プラン)・パケ・ホーダイフル(iモード通信・フルブラウザを対象としたパケット定額制料金プラン)の導入や利用可能エリアの拡大、サービスの強化及び端末のバリエーションの強化、ファミリー割引の強化、料金プランのFOMAとmovaの統一化、ファミ割MAX50ひとりでも割引50の導入による料金が高額というイメージの払拭、バリューコース導入に伴う端末の割賦販売の開始、更なる高速通信規格(HSDPA)導入、ソフトウェアにおける共通プラットフォーム開発などの対抗策が打たれている。

国内では、絶大なブランド力でシェアを握る一方、海外投資で1兆5,000億円にも上る莫大な損失を計上するなど投資活動には失敗も多く、株主総会で説明不足を批判されたこともある。株式会社ダブルスクエア、株式会社ドコモ・ためタン、株式会社アルシェール(2006年10月24日解散、2007年1月11日清算完了)、株式会社ハイブといった社内ベンチャー子会社も今ひとつ不透明な会社業態で非公開企業を理由に詳細を公開しないこともある。

現在、次世代携帯電話規格であるHSUPA方式やSuper 3G方式、第四世代携帯電話の新方式の研究・開発を率先して行っている。

2004年には「iモードFeliCa」を開始した。愛称は「おサイフケータイ」で、これを基にした「モバイルSuica」のサービスも行われている。「おサイフケータイ」は他社にもライセンスが供与されている。

第2代社長がNTTドコモの社長に就任した頃、副社長が自殺する事件があった。NHK週刊新潮などで報道されたが、自殺の原因は明らかでない。

横須賀リサーチパークに携帯電話の開発拠点を持つ。 各社メーカーに対し強硬な態度で開発を迫る為、各社メーカーとその協力会社のエンジニア達は精神的、体力的に負担を強いられて倒れてしまう事が多かった。

2006年秋に開始した番号ポータビリティ制度(MNP)では苦戦を強いられ、2006年11月度の契約数が自社初の純減となった。その後も、auに比べ純増数が少ない状態が続いている。さらにはソフトバンクにも純増数で劣り、MNP開始後二社に大きく遅れをとっている。シェアは53%強と依然支配的状態がつづいているが、2007年9月現在、唯一シェアを落としており、また唯一MNPにおいての転出超過となっている。ドコモは2007年5月より「DoCoMo2.0」という旗印で顧客獲得を狙うが、2007年8月に創業以来2度目の純減(-22,900)となった。その後、2007年12月度では純増数第1位のソフトバンクとの差は大きいものの、第2位のKDDI(au+ツーカー)とは17,100契約差と接戦した状態になっている。

こうした状況を打開するため、2007年10月26日の年度中間決算発表を行った席で、2008年中に各地域会社を統合し、全国1社体制とする方針を発表した。しかし、NTTグループの分割は、グループの独占状態を打破し、通信業界を競争状態にすることを目的として行われてきた経緯があり、KDDIなどライバル会社が、「持株+東西+コム」の再統合に繋がりかねないとして、公正取引委員会などに差し止めを求める可能性も残されている。この席上では、総務省から求められていた端末価格と通信料金の区分の明確化に関する検討を受けて、新料金体系(バリューコースベーシックコース)の導入も発表している。

2007年11月16日、KDDIとともに公正取引委員会からの警告を受ける。内容としては「ひとりでも割50」「ファミ割MAX50」の広告チラシに関するものであるが、前年11月に公取委から受けた注意理由と同種のもの(広告の表記に関する問題)であることから警告となった。

PHS事業

かつてPHS事業では市場占有率2位であったが、PHS事業を手がける3大グループの中で最下位であったアステルグループは全国サービスから撤退し、2006年12月にアステルとしてのサービスはすべて終了したため、その後はNTTドコモが最下位事業者となった。動向が注目されていたが、主力の携帯電話(mova、FOMA)事業と並立するメリットが事業者にとっては薄く、PHS音声端末、データ端末の新規機種開発も停滞していた。そのような中、2005年2月28日、ドコモは同分野の事業を縮小するのではなく、2005年4月30日をもって新規加入を停止し、2008年1月7日24時を持ってサービスを終了した。

これによりPHSの全国サービスを積極的に展開し、存続する事業者は、唯一ウィルコムグループのみとなる。NTTグループ全体としてみても、通信分野部門単位で初めて他事業者に市場を明け渡す事となった。詳しくはドコモPHSを参照のこと。

ポケットベル(クイックキャスト)

日本で唯一ポケットベルサービスを全国の都道府県で提供する事業者であったが、利用者が大幅に減少したため2007年3月31日限りで事業を終了した。

衛星電話(ワイドスター)

静止軌道衛星を使った公衆通話サービスである。衛星軌道が遠いため、ちょうど通信衛星時代の国際電話のように音声に遅延が発生する。通信に大電力を要するのも高軌道衛星ゆえの短所だが、その一方で衛星の見かけ位置は一定であるので、指向性の強いアンテナを使用することでかろうじて可搬性を確保している。アンテナの指向性は移動体への応用に制約ともなっている。

割り当て番号は地上系携帯電話と同じで、衛星電話に着信する際の料金体系も地上系携帯電話の遠方料金と同じであるため、世界的な比較でも格安な衛星通信となっている。

地上インフラストラクチャへの依存度は極めて低く、災害時も対衛星アップリンク局が被災しない限り通信に支障が生じることはない(移動予備局への移行も容易である)という建前だが、実際の災害では公共団体や防災機関が未登録の端末機を被災の後に優先回線として登録するため、災害発生の数時間後には輻輳と通話規制という本末転倒な現象も起きている。

各社の業務区域

太字は本社所在都府県。

エヌ・ティ・ティ・ドコモ北海道
北海道
エヌ・ティ・ティ・ドコモ東北
青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
エヌ・ティ・ティ・ドコモ(通称・ドコモ関東甲信越/ドコモ中央)
茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県新潟県山梨県長野県
エヌ・ティ・ティ・ドコモ北陸
富山県石川県福井県
エヌ・ティ・ティ・ドコモ東海
岐阜県静岡県愛知県三重県
エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西
滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県
エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国
鳥取県島根県岡山県広島県山口県
エヌ・ティ・ティ・ドコモ四国
徳島県香川県愛媛県高知県
エヌ・ティ・ティ・ドコモ九州
福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県(通称・NTTドコモ沖縄)

グループの沿革

  • 1968年昭和43)7月1日 - 日本電信電話公社無線呼び出し(ポケットベル)サービスを開始。
  • 1979年(昭和54)12月3日 - 日本電信電話公社が自動車電話サービスを開始。
  • 1985年(昭和60)4月1日 - 日本電信電話株式会社が事業承継。
  • 1987年(昭和62)4月 - 日本電信電話が携帯電話サービスを開始。
  • 1988年(昭和63)10月 - エヌ・ティ・ティ中央移動通信株式会社設立。
  • 1991年平成3)8月14日 - 日本電信電話の出資により、エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社設立。
  • 1992年(平成4)4月 - エヌ・ティ・ティ・移動通信企画がエヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社と商号変更。
  • 1992年7月 - エヌ・ティ・ティ移動通信網が日本電信電話から移動通信事業を譲り受ける。
  • 1993年(平成5)3月 - デジタル方式(800MHz)サービスを開始。
  • 1993年7月 - エヌ・ティ・ティ移動通信網から下記の各地域における移動通信事業の各社への譲渡。
    • エヌ・ティ・ティ北海道移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ北海道)
    • エヌ・ティ・ティ東北移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ東北)
    • エヌ・ティ・ティ北陸移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ北陸)
    • エヌ・ティ・ティ東海移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ東海)
    • エヌ・ティ・ティ関西移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西)
    • エヌ・ティ・ティ中国移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国)
    • エヌ・ティ・ティ四国移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ四国)
    • エヌ・ティ・ティ九州移動通信網株式会社(現在の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ九州)
  • 1993年10月 - エヌ・ティ・ティ移動通信網がエヌ・ティ・ティ中央移動通信株式会社を合併。
  • 1994年(平成6)4月 - 携帯電話機の買い上げ制度を開始。
  • 1994年 4月 - デジタル方式(1.5GHz)サービスを開始。(関東東海関西の一部地域のみ。関東・東海では「シティフォン」。関西では「シティオ」)
  • 1997年(平成9)2月 - 携帯電話・自動車電話サービス契約数1000万突破
  • 1998年(平成10)8月 - 携帯電話・自動車電話サービス契約数2000万突破
  • 1998年10月 - エヌ・ティ・ティ移動通信網が東京証券取引所第一部へ上場
  • 1998年12月1日 - 旧NTTパーソナルグループのPHS事業を譲り受ける。(同名の地域会社より。エヌ・ティ・ティ移動通信網はエヌ・ティ・ティ中央パーソナル通信網株式会社からPHS事業を譲り受ける。)
  • 1999年(平成11)2月 - iモードサービスを開始。
  • 1999年3月 - アナログ方式サービスを終了。
  • 2000年(平成12)3月6日 世界の携帯電話界初の故障携帯電話専門サイト「DoCoMo113.com」を開設。
  • 2000年4月1日 - エヌ・ティ・ティ移動通信網が株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモと商号変更。各地域会社も株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ○○と商号変更。
  • 2000年4月 - 携帯電話・自動車電話サービス契約数3000万突破
  • 2001年(平成13)1月1日 - ポケットベルサービスをクイックキャストサービスと名称変更。
  • 2001年10月1日 - FOMAサービスを開始。
  • 2002年(平成14)1月 - 携帯電話・自動車電話サービス契約数4000万突破
  • 2002年11月1日 - 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが地域会社株式交換により完全子会社とする。
  • 2003年(平成15)4月1日 - @FreeDサービスを開始。
  • 2003年8月 - movaサービスが約4440万契約のピークに達し、9月以降減少が始まる。
  • 2003年9月1日 - メロディコールサービスを開始。
  • 2003年9月30日 - FOMAサービスが100万契約突破
  • 2003年11月1日 - 2ヶ月くりこしサービス(使い切れなかった無料通話料金を2ヶ月間繰り越しが可能)を開始。
  • 2004年(平成16)6月1日 - FOMAパケット定額サービス「パケ・ホーダイ」を開始。
  • 2004年6月30日 - クイックキャストサービスの新規申込受付を終了。
  • 2004年7月19日 - FOMAサービスが500万契約突破
  • 2004年9月30日 - デジタル方式(1.5GHz)サービスの新規申込受付を終了。
  • 2004年10月1日 - ファミリー割引契約間でのiモードメール送受信料無料化を開始。
  • 2004年10月1日 - 社内ベンチャー制度によりマーケティング会社アルシェール設立。社長は27歳の大野聡子
  • 2005年(平成17)1月 - 料金紹介キャラクターとしてドコモダケが登場。
  • 2005年2月1日 - 2ヶ月くりこしに加え、ファミリー割引契約間での無料通信料共有を開始。
  • 2005年2月21日 - FOMAサービスが1000万契約突破
  • 2005年4月30日 - PHS方式サービスの新規申込受付を終了。
  • 2005年8月5日 - FOMAサービスが1500万契約突破
  • 2005年9月9日 - iチャネルサービス開始。
  • 2005年11月1日 - FOMAおよびmovaサービス共通で全国一律の新基本料金プラン導入。
  • 2005年11月7日 - タワーレコードの第三者割当増資を引受け、同社の発行済み株式数の約40%を取得し筆頭株主となることを発表。
  • 2005年11月9日 - 携帯電話・自動車電話サービス契約数5000万突破
  • 2005年11月11日 - プッシュトークサービス開始。
  • 2005年12月1日 - ファミ割ワイドのサービス開始。
  • 2005年12月1日 - クレジットブランドiDのサービス開始。
  • 2005年12月29日 - FOMAサービスが2000万契約突破
  • 2006年(平成18)1月1日 - プッシュトーク定額サービス「カケ・ホーダイ」を開始。
  • 2006年2月9日 - 日本テレビ放送網業務提携を発表。
  • 2006年3月1日 - ファミ割ワイドリミットのサービス開始。
  • 2006年3月1日 - FOMAパケット定額サービス「パケ・ホーダイ」がすべての新基本料金プランで組み合わせ可能に。
  • 2006年4月28日 - DCMXのサービス開始。
  • 2006年6月7日 - 着うたフルサービス開始。
  • 2006年6月18日 - FOMAサービス契約数がmovaサービス契約数を超える。
  • 2006年7月12日 - ドコモ用の絵文字を他社携帯に変換するサービスを開始
  • 2006年8月31日 - HSDPA第三・五世代携帯電話)「ミュージックチャネル」サービス開始。
  • 2006年9月20日 - FOMA「留守番電話サービス」テレビ電話対応開始。
  • 2006年11月4日 - FOMAサービスが3000万契約突破
  • 2007年(平成19)2月 - 2月請求分の料金からユニバーサルサービス料が設定される。
  • 2007年3月1日 - パケ・ホーダイフル開始。(月定額5985円)
  • 2007年3月29日 - FOMAサービスエリアの全国人口カバー率100%達成。
  • 2007年3月31日 - クイックキャスト事業終了。
  • 2007年3月 - FOMAサービスが3500万契約突破。FOMAサービス契約数が、携帯電話・自動車電話サービス契約数全体の3分の2を超える。
  • 2007年5月25日 - 「2in1」サービス開始。
  • 2007年8月22日 - 「ファミ割MAX50」、「ひとりでも割50」開始。
  • 2007年9月 - モバイラーズチェックカードのコンビニエンスストアでの販売を順次終了。これによりセブン&アイ・ホールディングスが取扱を中止(ファミリーマートローソン他店舗端末による発行は継続)。
  • 2007年9月29日 - FOMAサービスが4000万契約突破
  • 2007年10月22日 - FOMAによる定額データプラン開始。
  • 2007年11月26日以降 - FOMA 905iシリーズから新しい端末販売制度「バリューコース」と「ベーシックコース」を開始。
  • 2007年12月4日 - 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西(以下、ドコモ関西)の販売代理店であるパナソニック・テレコム株式会社の元スタッフが、顧客管理情報システムに不正アクセスをし指摘のあった1名を含め、合計339名の個人情報が流出したと発表。
  • 2007年12月10日 - エリアメール(緊急速報)サービス開始。
  • 2008年1月7日 - PHS事業終了。
  • 2008年1月24日 - Googleとの提携により、FOMA 904iシリーズ以降の端末で「YouTube」の視聴が可能となった。
  • 2008年6月30日 - 関東・東海・関西で提供されているシティフォン(関西はシティオ)のサービス終了予定。
  • 2008年第2四半期 - 地域NTTドコモ8社をエヌ・ティ・ティ・ドコモ(通称:ドコモ中央/関東甲信越)に統合し、15年ぶりに全国1社の経営運営体制に戻す予定。

携帯電話端末と型番ルール

NTTドコモグループの携帯電話端末一覧 を参照

主な携帯電話端末納入メーカー

NTTドコモグループの主な携帯電話端末納入メーカー を参照

自動車電話納入メーカー

  • デンソー - デジタル・カーホン・EシリーズのE208およびE401。現在も販売されている。

主な通信設備納入メーカー

基地局用無線装置
NEC、富士通、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、エリクソン、三菱電機、東芝
交換機
NEC、富士通
伝送装置
NEC、富士通、三菱電機、沖電気日立製作所
アンテナ、アンテナ周辺装置
日本電業工作、電気興業、日本無線、島田理化工業

特に基地局用無線装置のメーカーは端末納入メーカーとしていわゆるmovaメーカーとして優遇されていたらしい。

イメージキャラクター

NTTドコモグループのイメージキャラクター を参照

販売店

NTTドコモの製品やサービスを販売している店舗は、ドコモショップを中心として、全国で約2,200店ある。なお、2008年に予定しているNTTドコモグループ8社の統合を機にドコモスポットなど小規模店舗約400店をすべてドコモショップへ格上げし、番号ポータビリティ制度でのいわゆる「1人負け」から脱却をはかっていく予定[1]

  • ドコモショップ - 株式会社NTTドコモの携帯電話を取り扱う販売店。基本的に都市部の駅周辺に小・中規模店舗を出店している。また、携帯電話端末の販売や契約変更等の事務手続き、相談窓口等のサービスを主な業務としている。大半の店舗がNTTドコモとフランチャイズ契約した会社が運営している。かつては直営店舗も存在したが、現在は子会社(ドコモサービス等)運営に移管されている。このうちドコモサービス四国が営む店舗に関してはドコモショップの名称を使用せず、「NTT DoCoMoサンポート店」(その他四国各県1カ所ずつ)という名称になっている。
  • 小規模販売店 - ドコモショップより小型の販売店。業務自体は基本的にドコモショップと変わらないが、店舗によって受けられるサービスに一部制限がある。小規模の駅周辺、ドコモショップと競合しない区域、人口がさほど多くない地域、商業施設にテナントとして入居等、基準は各社毎に異なる。NTTドコモと契約した運営会社が運営しており、地域毎に呼び名が異なる。

上記の他、電話機販売業務のみを行う取扱店が全国各地にある。NTTドコモの看板を掲げるなど、一見ドコモショップと変わらない外観の店舗も存在するが、一部を除き電話料金の収納や故障修理受付、解約業務等は行わない。

オプション製品

下記に携帯専用関連オプション製品を記述、携帯・PHS両対応オプション製品はドコモPHSを参照

  • ポケットボード(1997年12月12日発売)、ポケットボードピュア(1998年4月発売)、ポケットボードパレ(2000年8月1日発売) - ドコモとマスターネットが共同開発した10円メール・ショートメールサービスに対応したメール専用機。電子メール送受信サービス・ショートメール(ポケットボードパレはショートメール送信機能省略)に対応する。iモードが普及する前の電子メール対応サービスとして利用者は拡大していたが、iモードの電子メールサービスの普及により利用者は減少、対応する専用端末の販売も終了している。マスターネットはGMOインターネット傘下で10円メールサービス自体は現在も継続して運営されている。
  • ポケットポストペット(カシオ製2000年4月12日発売) - ポストペットをモチーフに作られたブラウズ・電子メール対応機。公式なアナウンスはないが、プログラムを動作させるシステムにWindows CEを採用している。
  • FOMA室内用補助アンテナ(スタンドタイプ)
  • FOMA室内用補助アンテナ
  • mova(800MHz)室内用補助アンテナ
  • 骨伝導レシーバマイク サウンドリーフ

各種提供スポンサー

テレビ番組

☆は1社・90秒以上、★は60秒、無印は30秒提供

ラジオ番組

過去に提供

公式スポンサー

このほか、スポンサーには関わっていないが、「レンタルマギカ」では製作に参加している(携帯電話メーカーとしては極めて異例)。

クレジット関係

関連サービス

出典・脚注


外部リンク

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