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北九州市は、福岡県北部にある政令指定都市である。関門海峡に面し、九州島最北端に位置する。
1963年に5市による新設合併により誕生し、三大都市圏以外で初の政令指定都市となった。九州では2番目、非都道府県庁所在地としては西日本最多の人口を抱え、日本全国の非都道府県庁所在地でも川崎市に次ぐ2位の人口規模の都市である。
目次
概要[編集]
北九州市は、1963年に門司市、小倉市、戸畑市、八幡市ならびに若松市の5市が新設合併して発足した。福岡県北部に位置する政令指定都市で、97万人(2012年)と九州第二の人口・経済を有する。隣接する山口県下関市と当市を中心とした関門都市圏は約220万人の人口を擁し、非都道府県庁所在地の都市圏としては日本最大の規模である。
九州の玄関口に位置し、九州における主要な国道や鉄道路線の起点であり、また関門海峡に面することから海上においても交通の要衝であるため、物流および港湾都市として発展した。2014年度中には東九州自動車道が宮崎市まで開通が予定されており、交通の利便性が向上する。
地の利を得て製鉄業をはじめとする工業都市としての地位を確立したが、公害の発生や産業構造の変化、県都である福岡市の台頭等により人口流出を招き1980年代以降市勢は停滞した。現在環境は改善され、経済協力開発機構(OECD)のグリーン成長モデル都市にアジア地域で初めて認定されるなど再生を果たしている。従来、工業都市のイメージが強かったが、近年では北九州エコタウンなどのエコビジネスの集積や、門司港レトロ・スペースワールドなど観光地としての取り組みが活発である。
地理[編集]
位置・地形[編集]
九州の北東端に位置し、市の北側は日本海(響灘)に面し、東側は瀬戸内海(周防灘)に面する。関門海峡を挟んで本州の下関市と向かい合う。市の海岸線は入り組んでおり海岸線の総延長は210kmにも及ぶ。関門海峡では若松区沿岸から門司区沿岸にかけてクランク状に19kmの間に渡って対峙し、最短距離となる早鞆瀬戸では600mで接し、対岸を歩く人が視認できるほどである。
市域には2つの半島(企救半島、若松半島)があり、九州本島と若松半島の間は洞海湾が10km以上切り込んで隔てている。市の海岸線の8割は港湾等の人工海岸であり、残り2割は自然海岸で、砂浜・干潟・リアス式海岸・岩礁等である。
市域の中央部(戸畑区南部、八幡東区)は丘陵地をなし、企救半島(門司区)の脊梁部、および市全域の南部一帯は北九州国定公園に指定される山間部である。平地の市街地のすぐ後ろに急峻な山地を控えることから市内には眺望の良い山が多く、特に皿倉山は「100億ドルの夜景」として新日本三大夜景に選定されている。また福岡県北部から山口県西部にかけては石灰質の地形が拡がり、市内にはカルスト台地で有名な平尾台がある。
福岡県にある市町村の中で最も面積が広いが、上記の通り山地が多いため、開けた平野部は少なく住宅や工場など生活地域が集中し、市街化されているのは市域の約3割150㎢程度である。 市内には市西縁を流れる遠賀川を除いては大河川はなく、急峻な山地から流れる小さな川が多い。また山間部では地形を生かし多くのダム湖が作られている。
その他山系の主峰ではないが、市民に親しまれている山として古城山、三角山、手向山、小文字山、鷲峯山、金比羅山、高塔山などがある。
その他大規模な人工島として空港島がある
気候[編集]
関門海峡・玄界灘側は太平洋側気候九州型、周防灘側は瀬戸内海式気候(山陽地方と同じ)である。また、関門海峡では霧が発生しやすい。(九州北部の玄界灘沿岸全般に、冬季の日照時間が少ないことから日本海側気候と考えられる場合があるが、冬季の降水量が少ないため太平洋側気候であり、日本海側気候とは特に雨日数と降雪量の点で決定的に異なっている。)
夏場の梅雨明け後は、30度以上の真夏日になる日が多いが、海に囲まれているため、猛暑日は九州の他地域に比べれば少ない。平年の熱帯夜は約21日だが、都市規模の違いで福岡市よりは少ない。
冬期は冬場は日本海(響灘)から北西の季節風が吹きつけるため曇天の日が多く日照時間が少ない。強風・風雪・波浪注意報も発令される事も多く、強い冬型の時には暴風雪・波浪警報が発令される場合もある。また、年に数日程度は積雪する日もある(平野部で積雪することは少ない)。
周防灘が含まれている内海の瀬戸内海側では波は比較的穏やかである。
また年間を通して中国大陸から流入する黄砂やPM2.5などの大気汚染に悩まされることが多い。
隣接している自治体[編集]
- 福岡県
- 下関市(陸続きではないが、橋梁、海底トンネル、航路で結ばれている)
地名[編集]
北九州市の地名を参照。
市街地構成[編集]
明治中期以降、現市域である北九州地方には特色の異なる都市群が形成された。互いの市街地の延長により境界部では連続的になりコナベーションを形成した。1963年5市合併によって北九州市が誕生。同市は現在でも多極分散的な都市構造を持つ。周防灘側に比して、関門海峡・洞海湾沿岸地域における市街地の発達が顕著である。主な市街地は、合併前各市の中心市街地(小倉、黒崎、戸畑、門司港、若松)のほか、鹿児島本線および日豊本線の主要駅付近(門司、八幡、折尾、城野、下曽根など)に形成されている。現在では北九州市が小倉を都心、黒崎を副都心と位置付けて都市の再編成を行っている。また、沿岸部は白野江(門司区東岸)付近と脇田海水浴場(若松区北西岸)以西を除いてほとんどが埋立てられており、工業用地(北九州工業地帯)や港湾施設(北九州港)に供されている。旧海岸線や紫川流域を除いては全体として平地が少なく、従来より山地・丘陵地を切り開いて住宅地や商業地、道路等を造成する場合が多い。近年では、東田地区において遊休地となった工場跡地が再開発され、新市街地となっている。また、上葛原地区は農地を区画整理によって宅地化し、郊外型商業施設や物流施設が集積するエリアとなっている。
主な市街地は以下の通りである。
都心部[編集]
- 小倉(都心)
- 北九州市の都心、小倉北区の中心拠点である。: 北九州市が定義する中心市街地としての「小倉」が示す領域の範囲は、南限は国道3号(一部北九州高速4号線)、西限は大門、東限は砂津付近までを指す。
- 南北方向には平和通り(小倉駅南口から通りの上空を北九州モノレールが走る)を中心に東側には浅香通りと西側にはちゅうぎん通り・みかげ通りが通り、東西方向には勝山通り(旧電車通り)と小文字通りが通っており、これらの通りを中心に市街地が形成されている。商業施設・商店街の多くは平和通りより西側に立地しており、東側は歓楽街とビジネス街を形成する。紫川西岸は市役所、警察、図書館など官公庁のほか小倉城がある。
- 都心部の主な商業施設として魚町銀天街、京町銀天街、旦過市場、井筒屋、コレット、リバーウォーク北九州、チャチャタウン、アミュプラザ小倉、あるあるCityなどがある。主な歓楽街には、堺町、紺屋町などがある。
- 戦時中は紫側西岸の一帯が大規模な軍需工場だったため原爆投下の候補都市として意図的に温存され、結果的に終戦まで大規模な戦災被害を受けなかった。ゆえに碁盤目状の区割り、米町周辺の寺院の集積、職人・職業の名称がついた町名(魚町、鍛冶町、馬借)などにかつての城下町の名残がみられる。しかし城下町としての景観は小倉城周辺以外は商業地としての開発が進んだためあまり残ってはいない。近年はリバーウォークやホテル、駅ビル、タワーマンションなど都市的な建築物が建ったが、小倉駅南口では再開発が長年停滞を続けているなど都市特有の問題を残している。小倉駅北口(浅野地区)では小倉記念病院の移転が完了し、またJリーグ・ギラヴァンツ北九州(後述参照)が使用する球技専用スタジアム建設計画が進展している。
- 黒崎(副都心)
- 北九州市の副都心、八幡西区の中心拠点である。JR黒崎駅を中心に放射状の街並が広がる。中心部は商店街やデパートなどがあり、西側は住宅地である。JR鹿児島本線より北側の洞海湾沿岸部は殆どが工業地帯となっている。黒崎駅前には井筒屋黒崎店やコムシティなどがあり、黒崎バスセンター及びJR黒崎駅・筑豊電鉄黒崎駅前駅を中心に路線網が展開されている交通の便の良さから、周辺市町村から訪れる人も多い。国道3号をはじめ、中心部の道路は慢性的な渋滞に悩まされるが、2008年10月25日黒崎バイパスが部分供用し、国道3号の通過所要時間が短縮されている 。
その他の主要市街地[編集]
- 門司港
- 関門海峡に面する九州の玄関口で、門司港駅北側には下関に連絡する渡船場がある。平地が少ない北九州市の中でもとくに平地部が少なく、限られた平地・斜面に市街地が発達している。
- かつては門司と言えば門司港地区を指したが、関門鉄道トンネルの開通などにより門司駅の名を旧大里駅に譲り、現在では市街地の名称として「門司港」地区とされるのが一般的である。明治以降貿易で栄え、横浜・神戸と並び日本における主要な貿易港の一角を担い、市街地には銀行・商社・新聞社等の支店のほか、遊郭や高級料亭、百貨店の「山城屋」などが立地したが、鉄道トンネルの開通により門司港地区の交通上の重要性は著しく低下した。市街地の賑わいは影を潜め、百貨店は閉鎖されたが、明治から昭和初期にかけての建築様式を示す建造物が多く残ったことから、門司港レトロとして再開発され、多くの観光客を集める場所となった。
- 大里
- 関門鉄道トンネルの開通により九州の玄関口となり、門司鉄道管理局、門司機関区を中心に鉄道関係者が集積し、市街地化が進んだ。現在も北九州貨物ターミナルなど鉄道の重要施設が残る。海岸部は国道199号線に沿って細長い産業地をなし、JR線より山側は斜面の中腹まで密集した住宅地を形成している。また柳町周辺に商店街が形成されており、近隣高齢者の利用が大変多い。サッポロビールの工場や門司競輪場などがかつてはあったが、現在は廃止となっている。近年は都心の小倉駅から一駅という利便性に加え、工場跡地のレトロ建築物群を生かした門司赤煉瓦プレイス周辺の再開発が門司駅北側で行われている。
- 三萩野
- 三萩野交差点を中心に商業施設、金融機関が集積するほか、近隣にはハローワークや北九州中央郵便局、小倉競輪場、北九州市民球場などの公共施設がある。都心部への入口であると共に国道3号・10号・322号からの通過交通の重なる重要な交差点であり、北九州モノレール香春口三萩野駅から戸畑、黒崎方面のバスに乗り換えなど市内交通の要でもあることから、日夜交通量が多く繁華な地区である。
- 城野
- 日豊本線・日田彦山線の主要駅であるJR城野駅や、北九州モノレールの城野駅があり、さらに田川・行橋方面への主要道路(国道10号・国道322号)が通っているため、交通の分岐点となっている。また、周辺には中学校・高等学校が多数存在しており、朝夕の時間帯には通勤客や学生で非常に賑わう。JR九州城野駅周辺には、ダイエー城野店があるほか、陸上自衛隊城野分屯地跡地は「ゼロ・カーボン先進街区」として再開発が計画されている。
- 徳力
- 小倉南区北西部地域の拠点。北九州モノレールが通っており、北九州市都心部の郊外として住宅団地が広がっている。1960年代後半から、当時の日本住宅公団(現・都市再生機構)によって大規模な住宅団地(徳力団地、総戸数約2,400戸)が作られたことを契機として、以後周辺地域を含めおよそ30年にわたって土地区画整理事業が行われた。多摩や千里に代表されるようなニュータウン型の街並が形成されており、市内でも公共交通の分担率が高い地区と言われる。イオン徳力店・サンリブもりつねを始め、ナフコ・ベスト電器・デオデオなどが軒を連ねる。
- 下曽根
- 小倉南区東部地域の中心拠点。ザ・モール小倉の開店とともにJR下曽根駅に南口およびロータリーも建設された。駅前の通りには飲食店、銀行、デオデオなどの大型家電店がある。北九州市郊外のベッドタウンであり、周辺には住宅地やマンション等も多い。下曽根駅北側には61haに及ぶ北九州空港移転跡地があり、その一部に九州労災病院が2011年に移転開業、残りの41haは市が工業団地として整備した。2005年4月のサンリブシティ小倉開業を皮切りに、下曽根地区西側の上葛原地区に郊外型店舗が相次いで開店し競争が激化している。
- 戸畑
- 小倉と黒崎の間に位置するため住宅地としての人気が高い地域である。駅前が再開発され、戸畑サティ(現・イオン戸畑ショッピングセンター)の開業によって、一つの商業拠点として成り立っている。また、駅東側には地域福祉活動・芸術文化活動の拠点としてウェルとばたが2002年にオープンし新たな賑わいを見せている。戸畑区内には九州工業大学や多くの高校があるほか、市立美術館があり市内でも文教地区とされる。沿岸部は工業地帯である。
- 八幡
- 八幡製鉄所(現在新日鐵住金が運営)の企業城下町として栄えた地域で、製鉄業の最盛期は小倉と並び、北九州有数の繁華街であった。現在でも八幡中央区商店街には100以上の店舗が集まる。近年は東田地区の開発や八幡駅前の再開発など、新たな動きの大きい地域である。また、工場遊休地の活用により建設された国内初の宇宙テーマパーク「スペースワールド」がある。
- 若松
- 区域の東部・南部の洞海湾沿いの地域が旧来からの市街地であり、区の中ほどにある二島地区まで国道199号線に沿って連続した市街地が形成されている。区東部は石炭積出港として栄え、かつては港湾関連の業務地区のほか歓楽街も形成した。二島以西は近年まで農村的景観であったが1980年代以降、区西部の高須地区が郊外型新興住宅地として開発され、それに伴い郊外型商業施設が集まる地域も形成されている。東部の高齢化および人口流出が進む中、区全体の人口比重も西側に偏る傾向がある。高須一帯は折尾地区(八幡西区)とも隣接しており、また2000年代以降、高須地区・本城地区(八幡西区)に跨る地域に北九州学術研究都市が整備され、現在も開発継続中である。
- 折尾
- 八幡西区の西端部で折尾駅周辺の地域。折尾地区には大学院・大学・短期大学・専門学校・高等学校が多数存在しており、周辺には学生向けの飲食店やスーパー等の商業施設も揃っており、利便性の良い学生街を形成する一方で、交通の結節点でもあり、市西部の住宅地の中心であるなど多面的な顔を持つ。北九州学術研究都市(住所上は若松区ひびきの。区境で本城・浅川地区と接している)があり、最先端の技術研究を企業と大学が一丸となって行っている。 折尾地区総合整備事業では駅周辺の鉄道の高架化、幹線道路や駅前広場の整備、鉄道跡地を含む土地区画整理事業を一体的に実施することで、遠賀地区や中間市を含めた広域的な中心核として、また、学園都市の魅力ある玄関口にふさわしい「まち」に再構築するため総事業規模830億円をかけ、平成31年度(2020年3月末)完成を予定に施行中である。
下関との交流関係[編集]
- 下関市と北九州市は、関門海峡を挟んで対岸に位置しており、門司市(現門司区)を中心に五市合併以前から交流が盛んである。下関市は北九州市の5%都市圏であり、電車で数分の距離にあることから実質的には同一の生活圏を形成している。下関市と北九州市を合わせて関門といい、両市を中心都市とする都市圏「関門都市圏」が形成されている。「北九州市」成立以前には下関市を含めた六市での越境合併を望む声も小さくはなかったが、現在まで合意に至っていない。ここ十数年の間、観光や行政サービスなどで、両市の交流は特に盛んである。観光面では、水族館など片方の市にあるものは作らないという方針から、観光客の取り合いのないバランスの取れた関係になっている。小倉城前にて「焼きそばvs焼きうどんバトル」が実施された時には、江島潔・前下関市長が審判を務めた。
- 毎年8月13日に関門海峡を挟んで行われる関門海峡花火大会を、北九州市と下関市が合同で行なっている。
- 関門海峡を渡る、下関市唐戸や巌流島への定期航路が出ており、両市の観光客周遊の主なルートになっている。
- 下関市と北九州市が合併して、県や州にも属しない「関門特別市」とする構想があった(→日本の道州制論議)。
交通[編集]
空港[編集]
- 北九州空港(小倉南区空港北町・苅田町空港南町) - 2006年3月16日に苅田町と隣接する周防灘沖に開港。24時間運用可能な海上空港である。
- 2006年3月15日までは小倉南区曽根地区に旧・北九州空港が存在した。
鉄道[編集]
- 中心駅:小倉駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 旧国鉄の九州地区本部である門司鉄道管理局(門鉄)がおかれ、筑豊炭鉱地帯の積出港、九州内鉄道網の要衝として国内でも重点的に鉄道整備がなされた地域である。
- 主要市街地のほとんどにJR駅がある他、鹿児島本線門司 - 折尾間は複々線(貨客分離)である。
- また長距離きっぷの場合、下記北九州市内各駅に市内中心駅(小倉駅)までの運賃が適用される(特定都区市内)
- 廃止路線
- 北九州市電(1975年〈昭和50年〉11月1日廃止:貨物のみ)
- 国鉄香月線(1985年〈昭和60年〉4月1日廃止)
- 西日本鉄道北九州線
- 田野浦線:東本町三丁目(→門司) - 田野浦間(1936年〈昭和11年〉1月10日廃止)
- 門司 - 砂津間(1985年〈昭和60年〉10月20日廃止)
- 砂津 - 黒崎駅前間(1992年〈平成4年〉10月25日廃止)
- 黒崎駅前 - 熊西 - 折尾間(2000年〈平成12年〉11月26日廃止)
- 戸畑線:大門 - 戸畑間(1985年〈昭和60年〉10月20日廃止)
- 枝光線:中央町 - 幸町間(1985年〈昭和60年〉10月20日廃止)
- 北方線:魚町 - 北方間(1980年〈昭和55年〉11月2日廃止)
- 黒崎駅前 - 熊西間は第3種鉄道事業者として存続するが、法規上の存続であり、一般的な認識としては同区間は筑豊電気鉄道に完全譲渡され、西鉄北九州線は全廃されたという認識である。要出典
- 北方線はモノレール小倉線が代替路線として整備された。
バス[編集]
一般路線バス[編集]
西日本鉄道(西鉄)グループと、北九州市交通局が運行しているが、運行地域によって棲み分けが行われている(小倉北区、戸畑区、八幡西区、若松区のそれぞれ一部に競合区間がある)。いずれも乗車方法は後乗り前降り後払いで、運賃は整理券による区間制である。
- 西鉄グループ(西鉄バス北九州・西鉄バス筑豊) - 通称は西鉄・西鉄バス。以前は西鉄の直営であったが分社化された。若松区・八幡西区の折尾地区の大部分を除く全域。北九州市内の一般路線の大半は西鉄バス北九州による運行で、小倉 - 田川間および黒崎 - 直方間の路線のみ西鉄バス筑豊が運行する。非接触型ICカードのnimoca(SUGOCA・はやかけん・Suicaなど「全国相互利用サービス」対応カードも)が使用可能。
- 北九州市交通局 - 通称・市営バス。前身が若松市営バスであるため、市内全域には路線を持たず、若松区および八幡西区の折尾地区までが中心範囲。北九州市役所、戸畑駅への路線として、小倉北区・戸畑区の一部にも路線を持つ。非接触型ICカード「ひまわりバスカード」が使用できるが、このカードは独自規格であるためnimocaとの相互利用はできず、またnimocaでは市営バスに乗車できない。
このほかに市・交通事業者・地域住民の連携により「おでかけ交通」と称する路線バス・乗合タクシーが運行されている地域がある。
高速バス・特急バス[編集]
北九州市を経由して福岡市と各地を結ぶ中・長距離路線と、北九州市内各地と福岡市・久留米市などの福岡県内主要都市を結ぶ短距離路線がある。
西鉄グループが運行に関与する中・長距離路線は小倉市街地の東端部の砂津にある西鉄砂津バスセンター(チャチャタウン小倉前)、小倉駅前(小倉駅バスセンター前のバス停留所)、黒崎市街地の南の外れにある引野口バス停に停車する。短距離路線はこれ以外に市街地の主要バス停に停車する。JR九州バスが運行する広福ライナーは小倉南インターチェンジに併設されたバス停に停車する。旧ツアーバスの夜行バス路線は小倉駅新幹線口に停車する。
以下の路線はすべて夜行で、西鉄グループが運行・予約発券を行っており、砂津バスセンター、小倉駅前、引野口に停車する(一部の路線は運行せず予約発券のみ)。
- はかた号:東京都(新宿区) - 北九州市・福岡市
- どんたく号:名古屋市 - 北九州市・福岡市
- ムーンライト号:京都市・大阪市(梅田・新大阪) - 北九州市 ・福岡市
- 大山号:鳥取市・倉吉市・米子市 - 北九州市・福岡市
- 出雲路号:松江市・出雲市・雲南市(三刀屋) - 北九州市・福岡市
- ペガサス号:岡山市・倉敷市 - 北九州市・福岡市
- はりまや号:高知市 - 北九州市・福岡市
- さぬきエクスプレス福岡号:高松市・丸亀市・坂出市 - 北九州市・福岡市
- 道後エクスプレスふくおか:松山市・東温市 - 北九州市・福岡市
以下の路線はJR九州バスが運行、小倉南インターチェンジに停車する。
以下は西鉄グループが運行・予約発券を行う昼行便(一部の路線は運行せず予約発券のみ)
- 出島号:長崎市 - 北九州市
- ぎんなん号:熊本市 - 北九州市
- なかたに号・ひきの号・いとうづ号・なかま号:福岡市天神 - 北九州市内各地・中間市
- 福岡空港 - 小倉線
- 福岡 (天神) - 津田・苅田・行橋線:福岡市天神 - 北九州市 - 苅田町 - 行橋市
- 北九州 - 久留米線:北九州市 - 久留米市
- 特急:直方市 - 北九州市(全便起終点)
- 北九州空港エアポートバス:北九州空港 - 北九州市内各地
以下は旧ツアーバスの夜行便で、小倉駅北口KMMビル東に停車する。
- O.T.B.ライナー(天領バス):東京、大阪市(梅田)・神戸市
- WILLER EXPRESS:京都市・大阪市(梅田)・神戸市
- ロイヤルエクスプレス:東京、豊田市・名古屋市、京都市・大阪市(梅田)・神戸市
- ユタカライナー:大阪市(USJ・梅田・心斎橋)・神戸市
道路[編集]
高速道路[編集]
- 関門橋(関門自動車道)
- めかりパーキングエリア(上り線のみ) - 門司港インターチェンジ
- 九州自動車道
- 門司インターチェンジ - 新門司インターチェンジ - 吉志パーキングエリア - 小倉東インターチェンジ - 北九州JCT - 小倉南インターチェンジ - 八幡インターチェンジ
- 東九州自動車道
- 北九州都市高速道路 (福岡北九州高速道路公社)
その他有料道路[編集]
一般国道[編集]
県道(主要地方道)[編集]
- 福岡県道11号有毛引野線
- 福岡県道25号門司行橋線
- 福岡県道26号北九州芦屋線
- 福岡県道28号直方行橋線
- 福岡県道36号小倉停車場線
- 福岡県道37号小倉港線
- 福岡県道38号戸畑停車場線
- 福岡県道48号中間引野線
- 福岡県道50号八幡戸畑線
- 福岡県道51号曽根鞘ヶ谷線
- 福岡県道61号小倉中間線
- 福岡県道62号北九州小竹線
- 福岡県道71号新門司港大里線
- 福岡県道72号黒川白野江東本町線
- 福岡県道73号直方水巻線
主要都市までの距離[編集]
- 小倉北区中心部から
港湾[編集]
北九州港は貨物取扱量・輸出入総額ともに西日本(九州・中国・四国)で最大の港湾である。また日本三大旅客港の一つに数えられる。なお、港湾法上は下関港と一元化した関門港として扱われており特定重要港湾に指定されているが、港湾管理者の一元化はされていない(経緯および詳細はそれぞれの項目を参照)。
2004年にトヨタ自動車が物流機能を設けたほか、2005年3月には響灘地区に「ひびきコンテナターミナル」が完成し、東アジアの中枢港湾に向けた取り組みが活発化している。
定期旅客航路[編集]
- 門司港地区
- 新門司地区
- - 泉大津港フェリーターミナル(阪九フェリー)
- - 神戸港 六甲アイランドフェリーターミナル(阪九フェリー)
- - 大阪南港フェリーターミナル(名門大洋フェリー)
- - 徳島港フェリーターミナル - 東京港フェリーターミナル(オーシャン東九フェリー)
- 小倉地区
- 戸畑渡場 - 若松渡場
- (北九州市営渡船「若戸航路」)
歴史・史跡[編集]
概要[編集]
令制国においては、現在の門司区、小倉北区、小倉南区の全域と、八幡東区の東半分は豊前国(企救郡)に属し、八幡東区の西半分と、八幡西区、若松区、戸畑区の全域は筑前国(遠賀郡、鞍手郡)に属しており、別の国であった。大化元年(645年)には今の和布刈神社付近に「文字ガ関」が置かれたといい、門司の地名由来となっている。古代に九州地方を統括していた大宰府への第一の関所の位置付けである。
1871年8月29日の廃藩置県により、豊前国は小倉県に、筑前国は福岡県となった。しかし、1876年8月21日の府県合併により、小倉県は分割されて大半の地域が福岡県と合併した。それ以降、現在の市域全体は福岡県に属するようになる。
この豊前国と筑前国とも、山口市に拠点を置く西日本最大の大名であった大内氏の時代には、この大内氏により守護されており、文化圏の枠組みでは、九州よりも本州や瀬戸内海岸の文化の影響が強い。また、この界隈の基礎となった官営八幡製鉄所の建設には、明治の長州閥が深く関わっており、歴史的にも豊前と長州の2地域は密接である。
1889年の市町村制施行により、それぞれが町制を敷き、大正時代に門司市、小倉市、戸畑市、若松市、八幡市(現在の八幡東区全域と八幡西区黒崎地区のみ。八幡西区の残りの地域は昭和12、19、30年に合併)が成立した。当時より五市(場合によっては下関市、中間市を含めた七市)の合併が提起されていたが、1963年2月10日にこの5市が合併(新設合併)し、4月1日に政令指定都市となった。新市名については、合併後の新市名を住民公募した結果、1位は「西京市」だったが、京の名を含んだ名称には異論もあり、2位の「北九州市」が採用された。
ちなみに「北九州」という名称は、この地域を運行していた西鉄路面電車(2000年11月全線廃止)の路線の総称として北九州線が、西鉄設立の1942年(昭和17年)から用いられていた。また市内にある北九州市立大学の前身である北九州外語大学(当時、1953年から2000年までは「北九州大学」)が1950年以来「北九州」を冠していたほか、1923年(大正12年)から国定教科書において八幡市、戸畑市の工業地帯が「北九州工業地帯」と表記されていた。いずれも北九州市成立以前から、この地域を表す名称として使われていたものとしてあげられる。
北九州市は昔から交通の要衝であり、重化学工業で栄えた都市でもある。古くから筑豊地方、京築地域、遠賀地方、福岡市周辺はもとより、山口県の下関市、宇部市、山陽小野田市、美祢市、大分県の中津市、宇佐市などの地域との関係が歴史的・文化的に密接であり、本市を中心にこれら3県に跨がる関門都市圏を形成している。特に山口県とは歴史的に非常に強い関係があり、文化面・経済面での影響を強く受けている。市内で使われる北九州弁も周辺地域の影響を濃く受けているが、先述の通り歴史上別の国であったことも影響し、市内でも西部と東部で方言に差異が見られる。
また、響灘に面していることもあり、今の市域全体が古くから軍事の要衝ともなっていた。関門海峡では1185年に壇ノ浦の戦いがあり、明治期には下関地域ともども「関門要塞」として指定され、主だった山や小倉城址、今の若松区の海岸地帯などは一般人の出入りが禁止・制限された。さらに小倉には陸軍の造兵廠が置かれ、1945年にはここが長崎に投下されたプルトニウム型原子爆弾の最初の投下目標となった。文豪・森鴎外が小倉に住んでいたのも陸軍の軍医としてであった。第二次世界大戦後はそれらの施設や民間の建物などがアメリカ軍に接収され、今のNHK北九州放送局も米軍向け放送を一時行っていた。現在でも市内の一部には軍事都市の名残をとどめる史跡が存在する。
沿革[編集]
近代以前[編集]
- 645年 - 文字ガ関が設置
- 740年 - 藤原広嗣の乱。小倉北区板櫃川で広嗣軍と官軍の会戦が発生する。
- 769年 - 宇佐八幡宮神託事件。和気清麻呂が大隅国へ配流される途中、道鏡の追っ手により足を負傷したが、足立山の冷泉で平癒した伝説がある。
- 1185年 - 壇ノ浦の戦い。現在のJR門司駅周辺は、源平合戦に際して安徳天皇がこの地に住んだ事から「大里(だいり←内裏)」の地名が残る。また、小倉南区の「隠蓑」の地名は、壇ノ浦で入水したと見せかけ源氏の追っ手を逃れていた安徳天皇が、藁の中に身を隠されていたという伝承にちなむ。
- 1244年 - 門司城の築城工事始まる。
- 1403年 - 大内盛見が豊前守護に任じられる。
- 1477年 - 大内政弘が筑前、豊前の守護職に任じられる。
- 1551年 - 大内義隆が、家臣陶晴賢のために自殺。この陶氏の要請で、弟、晴英が大内氏を継いだため、これに乗じた大友義鎮が大内氏旧領の豊前、筑前を取り込み、制圧する事に成功。
- 1587年 - 豊臣秀吉の九州平定に伴い、毛利勝信が小倉六万石に封じられる。
- 1600年 - 関ヶ原の戦いの論功行賞により、細川忠興が豊前39万9000石に加増移封。毛利勝信・毛利勝永親子は西軍に与したため改易。
- 1602年 - 小倉城築城。
- 1612年 - 巌流島の決闘。
- 1632年 - 細川忠利が熊本に移封。小笠原忠真が小倉15万石に封じられる。以後、幕末まで小笠原氏が小倉を統治する。
- 1866年 - 小倉藩と長州藩の間で長州戦争が勃発し一部長州に占領される。以後境界は明治まで変更されなかった。
近代―北九州市成立以前[編集]
- 1871年 - 廃藩置県により、小倉県と福岡県が成立(1876年に、小倉県は福岡県と大分県に分割・合併される)。
- 1875年 - 小倉に陸軍歩兵第14連隊が設置される。連隊長心得として乃木希典が着任する。
- 1891年 - 九州鉄道門司(現門司港駅) - 高瀬(現玉名駅)間開業。筑豊興業鉄道若松 - 直方間開業。
- 1899年4月1日 - 門司町が市制施行。門司市となる。
- 1900年4月1日 - 小倉町が市制施行。小倉市となる。
- 1901年2月5日 - 官営八幡製鉄所が操業を開始する。
- 1914年4月1日 - 若松町が市制施行。若松市となる。
- 1917年3月1日 - 八幡町が市制施行。八幡市となる。
- 1918年 - 門司、戸畑に米騒動が波及。暴徒鎮圧の為に小倉第12師団が出動。
- 1924年9月1日 - 戸畑町が市制施行。戸畑市となる。
- 1933年 - 小倉造兵廠が完成する。
- 1942年11月15日 - 関門鉄道トンネルが開通する(1945年以降B-29によりトンネル埋没のための爆撃が行われるが効果がなかった)。
- 1944年6月16日未明、アメリカ軍爆撃機75機によるB-29の最初の日本本土空襲が試験的に八幡製鉄所に向けられ、47機から空爆を受ける(八幡空襲)。八幡以外では、若松、戸畑、小倉も同時に爆撃されている。
- 1945年8月9日 - 小倉市が広島市に次ぐ原子爆弾の第二の標的となり、B-29『ボックスカー』が飛来するが、曇天と前日に大空襲を受けた八幡市からの煙の為視界が悪く投下を免れる。結果、第二弾は長崎市に投下された。(長崎市への原子爆弾投下も参照)
- 1958年3月9日 - 関門国道トンネルが開通する。
- 1962年9月26日 - 若戸大橋が開通する。
北九州市成立以降[編集]
- 1963年2月10日 - 門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市の5市が合併(新設合併)し、北九州市が発足、仮市役所は旧戸畑市役所となる。市名の第一候補は「西京市」であった。
- 1963年3月14日 - 市章を制定する。
- 1963年4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、門司区・小倉区・戸畑区・八幡区・若松区の5区を設置。各行政区域はほぼ合併前の各市域に対応する(一部変更あり)。三大都市圏以外で初[1]の政令指定都市となった。
- 1972年 - 小倉区城内に現北九州市役所庁舎竣工。
- 1973年11月14日 - 関門海峡に関門橋が開通する。
- 1974年4月1日 - 小倉区を小倉北区と小倉南区に、八幡区を八幡東区と八幡西区にそれぞれ分区。同時に若松区浅川地区を八幡西区、および旧小倉区山田地区を八幡東区へそれぞれ編入、現在の行政区が確定。
- 1975年3月10日 - 山陽新幹線開業。小倉駅に全列車停車。
- 1979年10月 - 八幡西区黒崎地区の副都心化を意図した再開発により、黒崎駅前を整備、黒崎そごうを核テナントとする巨大商業施設「メイト」完成。
- 1985年1月9日 - 北九州モノレール開通。
- 1990年6月 - 国連環境計画より日本の自治体で初めて「国連グローバル500賞」を受賞。
- 1991年 - 9月14日から11月11日まで第8回全国都市緑化フェア(グリーンルネッサンス北九州'91)を開催。
- 1991年9月27日 - 大型で非常に強い勢力の台風19号が長崎県佐世保市に上陸し、同日18時過ぎに北九州市付近を通過。市内各地で家屋損壊や電柱が倒壊する被害が相次いだ。
- 1992年6月 - 環境と開発に関する国際連合会議において国連地方自治体表彰を受ける。
- 1997年7月10日 - 北九州エコタウンが通商産業省(現在は経済産業省と環境省による共同承認)による承認を受ける。
- 1998年3月 - 小倉駅駅舎改装工事完了。4月1日から北九州モノレール乗り入れ開始。
- 2000年9月 - 国連アジア太平洋経済社会委員会主催の「環境と開発に関する閣僚会議」開催。
- 2001年 - 7月4日から11月4日まで「北九州博覧祭2001」を開催。
- 2002年8月 - 持続可能な開発に関する世界首脳会議において「地球サミット2002持続可能な開発表彰」を受賞。
- 2005年3月20日 - 福岡市沖の日本海を震源とする福岡県西方沖地震(福岡県北西沖地震)が発生。市内一部で震度5弱を観測。
- 2005年4月20日 - 福岡県西方沖地震の最大余震が発生し、震度4を観測。
- 2006年3月16日 - 周防灘沖3キロ地点に北九州空港が移転・開港。空港開港に伴い、東九州自動車道(北九州JCT - 苅田北九州空港IC)間が開通。
- 2006年4月 - 生活保護申請窓口阻止(違法行為)により門司餓死事件が発生。
- 2008年7月22日 - 政府から環境モデル都市に選定される。
- 2008年7月31日 - 鹿児島県南九州市と交流協定を締結。
- 2010年2月10日 - 非核平和都市宣言を行う。
- 2010年6月4日 - 八幡東区に「アジア低炭素化センター」(愛称:アジア・グリーンキャンプ)開所。
- 2012年10月20日、21日 - B-1グランプリが小倉北区勝山公園、あさの汐風公園一帯で開催。
- 2013年2月10日 - 市制50周年を迎え「北九州市誕生祭」が開催される。
古墳[編集]
- 一本松塚古墳(小倉北区) - 市指定史跡
- 荒神森古墳・円光寺古墳(曽根平野古墳群、小倉南区)
- 上ん山古墳(小倉南区) - 市指定史跡
- 茶毘志山古墳(小倉南区) - 市指定史跡
- 御座古墳群(小倉南区)
- 小田山古墳群(若松区) - 市指定史跡
行政[編集]
市政[編集]
行政区[編集]
若松区 | 戸畑区 | 門司 区 | ||
小倉 北区 | ||||
八幡 西区 |
八幡東区 | |||
小倉南区 | ||||
]] 北九州市は以下の7つの行政区で構成される(自治体コード順)。
当初は旧5市にほぼ対応した5区だったが、1974年、小倉区が小倉北区と小倉南区に、八幡区が八幡西区と八幡東区に分区された。
歴代市長[編集]
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
※ | 吉田敬太郎 | 1963年2月10日 | 1963年3月14日 |
初 | 吉田法晴 | 1963年3月15日 | 1967年2月28日 |
2-6 | 谷伍平 | 1967年3月1日 | 1987年2月19日 |
7-11 | 末吉興一 | 1987年2月20日 | 2007年2月19日 |
12・13 | 北橋健治 | 2007年2月20日 | (現職) |
- ※市長職務代行者(旧若松市長)
2011年2月19日の北橋の任期満了に伴い、第13回北九州市長選挙(2011年1月23日告示、2月6日投票)が行われた。詳細は2011年北九州市長選挙を参照。結果は以下の通り。 テンプレート:選挙結果 (日本の首長)
副市長[編集]
2007年10月3日の定例市議会で、麻田千穂子前厚生労働省職業家庭両立課長を3人目の副市長とする人事案が可決され、10月9日、同市初の女性副市長が誕生した。女性副市長の起用を2月の市長選の際のマニフェストとして掲げていた北橋市長により選ばれた [1] が、既に任命済の橋本嘉一副市長とあわせ、3名の副市長のうち2名までもが中央省庁出身の元官僚であることに、市議の一部からは疑問の声も挙がった。
市議会[編集]
- 定数:61人
- 任期:2017年2月9日
- 各区別議席数
- 門司区:7人
- 小倉北区:12人
- 小倉南区:12人
- 若松区:6人
- 八幡東区:5人
- 八幡西区:15人
- 戸畑区:4人
- 党派別議席
生活保護問題[編集]
国の施設[編集]
- 法務省
- 財務省
- 厚生労働省
- 国土交通省
- 九州運輸局福岡運輸支局門司港庁舎 (門司区西海岸)
- 北九州自動車検査登録事務所 (小倉南区新曽根)
- 福岡運輸支局・門司港庁舎 (門司区西海岸)
- 若松海事事務所 (若松区本町)
- 九州地方整備局北九州国道事務所 (小倉南区春ケ丘)
- 八幡維持出張所 (八幡西区穴生)
- 九州地方整備局北九州港湾・空港整備事務所 (門司区西海岸)
- 九州地方整備局関門航路事務所 (小倉北区浅野)
- 大阪航空局北九州空港事務所 (小倉南区空港北町)
- 気象庁福岡管区気象台福岡航空測候所北九州空港出張所 (小倉南区空港北町)
- 海上保安庁第七管区海上保安本部 (門司区西海岸)
- 門司海上保安部 (門司区西海岸)
- 小倉分室 (小倉北区西港町)
- 若松海上保安部 (若松区本町)
- 関門海峡海上交通センター (門司区松原)
- 海上保安学校門司分校 (門司区白野江)
- 門司海上保安部 (門司区西海岸)
- 海難審判所門司地方海難審判所 (門司区西海岸)
- 運輸安全委員会門司事務所 (門司区西海岸)
- 九州運輸局福岡運輸支局門司港庁舎 (門司区西海岸)
- 農林水産省
- 防衛省
- 九州防衛局小倉防衛事務所 (小倉北区大手町)
- 陸上自衛隊小倉駐屯地 (小倉南区北方)
- 自衛隊福岡地方協力本部北九州地区隊本部 (小倉南区北方)
- 北九州出張所 (小倉南区北方)
- 小倉募集案内所 (小倉北区下到津)
- 北九州援護センター (小倉南区北方)
- 裁判所
- 独立行政法人
- 白島国家石油備蓄基地 - (若松区・響灘)独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 - 白島石油備蓄株式会社
経済[編集]
産業[編集]
1901年(明治34年)に操業を開始した八幡製鉄所を契機として、鉄鋼・化学・窯業・電機などの工場が集積する北九州工業地帯を形成してきた。
現在でも、工業は市の重要な産業であるが、従来の素材型のほか、自動車関連産業など新しい分野の企業進出も進んできている。また、かつて公害克服してきた技術を活かした、リサイクル業をはじめとする環境関連産業が集積する北九州エコタウンや、北九州学術研究都市を拠点として半導体関連企業の研究機関の集積も進んでいる。
その他、スペースワールドや門司港レトロ地区などを核とした観光都市に向けた取り組みを行っている(下の#観光スポット、及び北九州市ルネッサンス構想を参照)。
企業[編集]
- 北九州市に本社を置く主な企業
- 小倉北区
- 小倉南区
- 戸畑区
- 門司区
- 八幡西区
- 八幡東区
- 若松区
- 北九州市に事業所を置く主な企業
- 朝日新聞社西部本社(小倉北区)
- 九州電力新小倉発電所(小倉北区)
- 九州旅客鉄道小倉総合車両センター(小倉北区)
- 新日鐵住金八幡製鐵所(戸畑区、八幡東区、小倉北区)
- 新日鉄住金化学九州製造所(戸畑区)
- DNPプレシジョンデバイス黒崎工場(八幡西区)
- 電源開発若松総合事業所(若松区)
- 東京製鐵九州工場(若松区)
- 東邦チタニウム八幡工場(八幡東区)、若松工場(若松区)
- トヨタ自動車九州小倉工場(小倉南区)
- 毎日新聞社西部本社(小倉北区)
- 三菱化学黒崎事業所(八幡西区)
- 三井鉱山北九州事業所、R&Dセンター(若松区)
- 富士通コミュニケーションサービス北九州サポートセンター(小倉北区)、北九州黒崎サポートセンター(八幡西区)
- ブリヂストン北九州工場(若松区)
- エステー九州工場(門司区)
- 三菱マテリアル東谷鉱山(小倉南区)、九州工場黒崎生産課(八幡西区)
- 北九州市が発祥の主な企業
- 山九(八幡製鐡所運搬請負共済組合として設立。登記上の本店は門司)
- 若築建設(若松の港湾を整備した。旧社名は若松築港。登記上の本店は若松)
- 三洋信販(ポケットバンク、現在は市内に支店を置く三井住友銀行グループ)
- 出光興産(門司にて出光商会を創業)
- 新日本製鐵(官営八幡製鐵所が母体の一つ。現在は新日鐵住金)
- 日産自動車(日産自動車は横浜市で設立されたが、後述の戸畑鋳物がダット自動車製造を吸収して社内に自動車部を設立し、その後、日本産業と共同出資で設立した自動車製造株式会社がルーツであるため、北九州市もルーツである)
- 日立金属(元々は鮎川義介によって設立された戸畑鋳物)
- 西日本鉄道(同社は1942年(昭和17年)に、福岡県内の鉄道事業者5社のうち、旧小倉市砂津に本社のあった九州電気軌道(九軌)を母体とし、他の4社が九軌に吸収合併したことにより発足した鉄道会社である)
- テレビ西日本(発足時の本社は八幡東区)
- 西華産業(門司にて会社設立)
- 丸和(小倉にて会社設立。現在は広島に本社があるユアーズに吸収合併され、同社の店舗ブランドの一つとして存続)
- 読売新聞西部本社(発足時の本社は小倉北区。2004年に福岡市に本社移転)
北九州市発祥のもの[編集]
名産品など[編集]
- 焼きカレー(門司)
- ご飯の上にカレーとチーズなどを載せオーブンで焼く。
- フグ(門司)
- 関門海峡対岸の下関が本場であるが、門司の名産でもあり、「門司フグ」ブランドも存在する。
- ウニ(若松)
- 若松近海で収獲される。身は小ぶりだが甘みがあり、瓶詰めが土産品として人気がある。
- 旦過の屋台では、酒を販売しない(持込みは可)代わりにおはぎを販売している。余談だが、北九州市一円にチェーン展開をするうどん店(資さんうどん)でも、おはぎを販売している。
- ぬかみそ炊き(小倉)
- 江戸時代から伝わる伝統料理。小倉では「じんだ煮」という。素材はタケノコやイワシ、サバなど。(→鰯のぬか炊き)
- 合馬たけのこ(小倉)
- 小倉南区合馬(おうま)産のタケノコ。主に市内および京阪神に出荷され、高級料亭等で使用される。なお、北九州の竹林面積は1,400haで日本一。
- また、合馬地区で採水された合馬天然水が2008年モンドセレクション最高金賞に選ばれた。
- 小倉牛(小倉)
- 小倉ロールケーキ(小倉)
- ロールケーキでの街おこしを目的とし、「小倉ロールケーキ研究会」が発足している。北九州モノレールとタイアップし、「ロールケーキ列車」などのイベントも行われている。
- 大葉春菊(小倉)
- 「鍋春菊」ともいう。歯が丸くてキザキザがないのが特徴。元々室町時代に地中海から下関へ渡来し「ローマ」と呼ばれて食用されていた。
- 一粒かき(門司区・小倉南区)
- カキ。周防灘側海域で養殖。
- 焼きうどん(小倉)
- くろがね羊羹(八幡)
- 堅パン同様、八幡製鐵発祥のお菓子だが、こちらは一般的な羊羹である。
- かしわめし(八幡)
- 折尾駅の駅弁として有名だが、若松、黒崎、八幡、戸畑、小倉の各駅でも販売を行っている。なお、折尾駅には現在もホームに駅弁販売員がいる。
- 駅ホームのうどん。鶏肉でだしをとり、鶏そぼろが具に入っている。小倉駅の「ぷらっとぴっと」と折尾駅・黒崎駅・若松駅の東筑軒で食べることができる(小倉駅のぷらっとぴっとは漫画『クッキングパパ』59巻で紹介されている)。
- 八幡ぎょうざ(八幡)
- かつて八幡製鐵所に勤務する労働者の間で、スタミナ食として餃子がよく食べられていた。
- 関門海峡たこ(小倉・門司)
- 福岡県北九州市と山口県下関市との間にある関門海峡で育った真蛸(まだこ)。
- 門司港周辺で食べられる麺料理。
- 江戸時代の豊前小倉藩の特産物としてつくられた織物で、主に縦縞を特徴とした良質で丈夫な木綿布。徳川家康が羽織として使用するなど、当時は珍重され、その後全国的に広まったが、昭和初期に途絶えた。現在、少ない資料をもとに復元されている。
- 孫次凧(戸畑)
- 郷土玩具、セミ等の形をした凧、福岡県知事指定特産工芸品・民芸品。
健康・福祉[編集]
下水道普及率[編集]
- 下水道普及率:99.8%(平成25年度末)
人口統計[編集]
数値は2010年国勢調査統計に基づく
- 平均年齢 :46.1歳 (県平均44.5歳、国平均45.0歳)
- 高齢者人口・高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合):244,860人 25.4%(県平均22.5%、国平均23.2%)
- 年少者人口・年少者率(総人口に占める15歳未満の割合):125,619人 13.2%(県平均13.7%、国平均13.3%)
- 県および国の平均と比べても、少子高齢化がより進行している地域である。
主な医療機関[編集]
- 北九州市立医療センター(総合周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院)
- 北九州市立八幡病院(救命救急センター、夜間・休日急患センター)
- 北九州総合病院(救命救急センター)
- 九州歯科大学附属病院
- 九州労災病院(勤労者メンタルヘルスセンター、アスベスト疾患センター)
- JOHO九州病院(地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター)
- 国立病院機構小倉医療センター(地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター)
- 健和会大手町病院(地域医療支援病院)
- 小倉蒲生病院(北九州市指定 認知症疾患医療センター)
- 小倉記念病院(地域医療支援病院、外国医師臨床修練指定病院)
- 産業医科大学病院(特定機能病院、総合周産期母子医療センター、エイズ拠点病院、地域がん診療連携拠点病院)
- 産業医科大学若松病院(旧・北九州市立若松病院)
- JR九州病院
- 製鉄記念八幡病院(地域医療支援病院)
- 新小倉病院
- 新小文字病院(災害拠点病院)
- 戸畑共立病院(地域医療支援病院、福岡県指定がん診療拠点病院)
- 福岡県済生会八幡総合病院(外国医師等臨床修練指定病院)
- 聖ヨハネ病院(北九州市唯一 独立型緩和ケア病棟設置病院)
医療体制[編集]
- 救急医療
北九州市の救急医療体制は機能別応需病院(二次救急)を導入している。これは、北九州独自に症状や臓器など機能別に救急隊員による迅速且つ的確な救急搬送が可能なシステムを導入している。これにより所謂、患者のたらい回し、かかりつけ医の持たない傷病者でも迅速な対応が可能となる。
※夜間・休日急患センター : 2ヶ所、休日急患診療所 : 2ヶ所、救急告示病院 : 18ヶ所、地域医療支援病院 : 7ヶ所、災害拠点病院 : 7ヶ所、救命救急センター : 2ヶ所
- 小児医療(主要疾患)
- 救急 : 北九州市立八幡病院(一次 - 三次)、北九州総合病院(三次)
- 周産期 : 北九州市立医療センター、産業医科大学病院、九州病院、国立小倉医療センター
- 循環器 : 九州病院、北九州総合病院、国立小倉医療センター
- 内分泌代謝 : 産業医科大学病院など
- 血液 : 産業医科大学病院など
- 神経 : 北九州市立総合療育センター、産業医科大学病院、九州労災病院など
教育[編集]
大学・短期大学[編集]
- 国立
- 公立
- 私立
- 九州栄養福祉大学、東筑紫短期大学 (小倉北区)
- 九州共立大学 (八幡西区)
- 九州国際大学 (八幡東区)
- 九州女子大学、九州女子短期大学 (八幡西区)
- 産業医科大学 (八幡西区)
- 西南女学院大学、西南女学院大学短期大学部 (小倉北区)
- 西日本工業大学 (小倉北区)
- 福岡大学大学院工学研究科、資源循環・環境制御システム研究所 (若松区、九州学術研究都市)
- 早稲田大学大学院情報生産システム研究科、情報生産システム研究センター (若松区、北九州学術研究都市)
- 折尾愛真短期大学 (八幡西区)
高等専門学校[編集]
- 国立
- 北九州工業高等専門学校 (小倉南区)
高等学校[編集]
県立高等学校[編集]
第2学区(旧第2・3学区)[編集]
- 小倉高校
- 戸畑高校
- 門司学園高校(中高一貫校、門司・門司北の統廃合として2007年新設)
- 小倉西高校
- 北九州高校(体育コースは市内全域から通学可)
- 小倉東高校
- 小倉南高校(英語コースは市内全域から通学可)
- 門司大翔館高校(大里高校・門司商業高校の統廃合として2005年新設)
- 小倉工業高校(県内全域から通学可)
- 戸畑工業高校(県内全域から通学可)
- 小倉商業高校(県内全域から通学可)
- ひびき高校(旧戸畑中央高校。定時制単位制。県内全域から通学可)
第3学区(旧第4学区)[編集]
- 東筑高校
- 八幡高校(理数科は市内全域から通学可)
- 北筑高校(英語科は市内全域から通学可)
- 八幡南高校
- 八幡中央高校(芸術コースは県内全域から通学可)
- 若松高校
- 八幡工業高校(県内全域から通学可)
- 折尾高校(県内全域から通学可)
- 若松商業高校(県内全域から通学可)
※中間高校(中間市)、遠賀高校(遠賀郡遠賀町)も通学可。なお遠賀高校情報ビジネスコースは市内全域から通学可
市立高等学校[編集]
- 北九州市立高校 - 旧・北九州市立戸畑商業高等学校
私立高等学校[編集]
- 啓知高等学校(門司区) - 旧九州女子学園高等学校
- 敬愛高等学校(門司区)※中高併設 - 旧鎮西女子学園高等学校→鎮西敬愛高等学校
- 豊国学園高等学校(門司区) - 旧門司工業高等学校
- 美萩野女子高等学校(小倉北区)
- 西南女学院高等学校(小倉北区)※中高併設
- クラーク記念国際高等学校小倉キャンパス(小倉北区)
- 慶成高等学校(小倉北区) - 旧小倉女子商業高等学校
- 真颯館高等学校(小倉北区) - 旧九州工業高等学校
- 東筑紫学園高等学校(小倉北区)※中高併設 - 旧東筑紫高等学校
- 常磐高等学校(小倉南区)
- 明治学園高等学校(戸畑区)※中高併設
- 高稜高等学校(若松区) - 旧青葉ヶ丘女子高等学校
- 九州国際大学付属高等学校(八幡東区)※中高併設 - 旧八幡大学附属高等学校
- 星琳高等学校(八幡西区) - 旧八幡筑紫女子学園成美高等学校→青山女子高等学校
- 自由ケ丘高等学校(八幡西区) - 旧八幡西高等学校・九州女子大学附属高等学校が合併
- 折尾愛真高等学校(八幡西区)※中高併設 - 旧折尾女子学園高等学校
- 仰星学園高等学校(八幡西区)
中学校[編集]
公立中学校[編集]
- 福岡県立門司学園中学校※中高併設
- 市立中学校については福岡県中学校一覧#北九州市を参照。
国立中学校[編集]
- 福岡教育大学附属小倉中学校 (小倉北区)
私立中学校[編集]
- 敬愛中学校(門司区)※中高併設
- 西南女学院中学校(小倉北区)※中高併設
- 東筑紫学園高等学校(小倉北区)※中高併設
- 明治学園中学校(戸畑区)※中高併設
- 九州国際大学付属中学校(八幡東区)※中高併設
- 折尾愛真中学校(八幡西区)※中高併設
- 小倉日新館中学校(小倉北区)
- 北九州子どもの村中学校(小倉南区)※小中併設
小学校[編集]
公立小学校[編集]
- 市立小学校については福岡県小学校一覧#北九州市を参照。
国立小学校[編集]
- 福岡教育大学附属小倉小学校 (小倉北区)
私立小学校[編集]
- 敬愛小学校(門司区)
- 明治学園小学校(戸畑区)
- 北九州子どもの村小学校(小倉南区)※小中併設
学校教育以外の施設[編集]
- 九州職業能力開発大学校 (小倉南区)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発大学校)
自動車教習所
- アイルモータースクール関門
- アイルモータースクール門司
- 黒崎ドライビングスクール
- 小倉自動車学校
- 城野自動車学校
- ドライビングスクール折尾
- 西港自動車学校
- 八幡自動車学校
- モータースクールいとうづの森
- 若戸自動車学校
福岡労働局長登録教習機関
動力車操縦者養成所
- 九州旅客鉄道株式会社社員研修センター
- 西日本鉄道小倉教習所
スポーツ[編集]
プロスポーツチーム・社会人スポーツチーム[編集]
現在活動中のチーム[編集]
- ギラヴァンツ北九州 - サッカー・Jリーグ
- 本拠地は北九州市立本城陸上競技場。JFL時代(2009年11月30日まで)チーム名は「ニューウェーブ北九州」であった。
- TOTO陸上部 - 女子陸上長距離・九州実業団連盟
- 堺ブレイザーズ - バレーボール・プレミアリーグ
かつて活動していたチーム[編集]
- 洋松ジュニアロビンス - 新日本リーグ
- プロ野球チーム・洋松ロビンス(現横浜DeNAベイスターズ)の二軍としてセントラル・リーグ加盟各球団の二軍により1954年に結成された新日本リーグの所属チーム。洋松の前身である大洋ホエールズが下関を本拠としていたことに伴い北九州を本拠地としたが、1955年に一軍が結成時の大洋に球団名を戻し、1年間をもって川崎市へ移転した。
- 八幡製鉄サッカー部→新日鐵サッカー部→NSCサッカー部 - サッカー・JSL
- 本拠地・練習場は鞘ヶ谷競技場。JSL創設時の参加チームであり、現在に至るまで九州および本州以外のチームで天皇杯を制した唯一のチーム。1990年-1991年のJSLで最下位となり九州サッカーリーグに降格。しかしその歴史の長さと地域バランスから、同時期に立ち上げようとしていたJリーグへの参加を求められたが、新日本製鐵がこれを拒否し、九州初のJリーグチームとなる機会を逃した。その後チームは廃部、現在は同社のチームが福岡県社会人サッカーリーグ2部に所属しているが、後継チームではない。
- 八幡製鉄バスケットボール部(後の新日本製鐵) - バスケットボール・日本リーグ
- 住友金属ギラソール - バレーボール・Vリーグ
- Vリーグ立ち上げ時の参加チームで、北九州市立総合体育館(八幡東区)などで公式戦も行われていたが、1998年休部。
大会[編集]
毎年開催される大会[編集]
- 選抜女子駅伝北九州大会(1月)
- 小倉城スタート・ゴール - 八幡西区折り返し。
- 九州一周駅伝(10月)
- 9日目最終区途中 - ゴールまでと、最終日スタート - 2区途中まで市内を通る。
- 九州実業団対抗毎日駅伝大会(11月)
- 福岡市からスタートし、北九州市がゴールとなる。
- 北九州チャンピオンズカップ国際車椅子バスケットボール大会(10月頃)
- 2002年に行われた「北九州ゴールドカップ2002」(後述)を記念し始まった車椅子バスケの国際大会。
過去に開催された大会[編集]
- 2002年世界車椅子バスケットボール選手権大会・北九州(北九州ゴールドカップ2002)
- アジア初開催。8月23日 - 9月1日の10日間、北九州市立総合体育館で開催された。
- 全国選抜高等学校テニス大会(2003年まで)
- 第12回アジアジュニア卓球選手権2006北九州大会(2006年)
- 福原愛らが出場。
- 朝日駅伝
- 福岡市からスタートし、北九州市がゴールとなる。
観光[編集]
夏の祭りが盛んな地域で、各地区ごとに特色ある文化を伝えるほか、花火大会等も頻繁に行われている。 テーマパークのほか雄大な自然や歴史系の観光スポット等も備えるが、近年では従来の観光に対する考え方にとらわれず、北九州工業地帯の歴史や工場群のダイナミックな景観を生かし、産業観光や工場萌え(工場観賞クルージング等)、映画の撮影地として市内で頻繁にロケが行われていることから撮影地を巡るツアー、あるいは角打ち体験などニッチな体験型観光の掘り起しも盛んである。
おもな観光スポット[編集]
- 皿倉山山頂(八幡東区)
- 「新日本三大夜景」の一つ。山頂へは、隣接する帆柱山山頂への帆柱ケーブルと、ケーブルカー終点を発着するスロープカーを利用することでアクセス可能。山頂にはレストランのある展望台がある。通常平日は上りケーブルカーは17時台、下りは18時までの運行だが、土、日、祝日、および7月から9月とゴールデンウィーク前後の2週間は平日も含め毎日、ケーブル、スロープカーともに上り20時台、下り21時30分までの運行となる。また、土日祝の午後のみ、八幡駅と帆柱ケーブル山麓駅の間に無料送迎バスが運行されている。(八幡東区)
- スペースワールド(八幡東区)
- 日本初宇宙のテーマパーク。1990年にオープン。新日本製鐵八幡製鐵所遊休地に開業した。絶叫マシンをはじめとする大型遊具を積極的に投入している。2005年加森観光に営業譲渡。(八幡東区東田)
- 門司港レトロ地区(門司区)
- JR門司港駅周辺地域に、門司港駅舎などの歴史的建造物と、ホテル・観光商業施設などを整備した観光スポット。レトロフェスタ(5月)をはじめ様々なイベントが行われている。(門司区門司港地区)
- 小倉城、小倉城庭園(小倉北区)
- 1602年細川忠興によって築造、その後小笠原15万石の居城として城下は栄えた。長州征討により1866年焼失したが1959年天守を再建、現在はハイテク歴史資料館となっている。最上階が展望室となっているほか、1998年隣接地に小倉城庭園が築かれ、小笠原流礼法の拠点としての機能も果たしている。
- 森鴎外旧居(小倉北区)
- 森鴎外は1899年から1902年までの3年間、陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任した。その際の居宅の1つが保存されている。(小倉北区鍛冶町)
- 平尾台(小倉南区)
- 日本有数のカルスト地形。羊の群れのように見える羊群原の独特の風景や、千仏鍾乳洞をはじめとする鍾乳洞の内部を見ることができる。(小倉南区ほか)
- 北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)
- 自然史系の博物館としては国内第二位の規模を持つ。多種多様の生物の骨格標本や本物と見紛うばかりの迫力ある恐竜ショーが楽しめるエンバイラマ館などがみどころ。
- 八幡製鐵所東田第一高炉跡(八幡東区)
- 1901年に八幡製鐵所の高炉として建造され1972年の操業終了後、解体保留されていたが、2001年の北九州博覧祭2001を契機に東田第一高炉を保存、整備した。現在では、転炉、トーピードカーも、高炉と一緒に保存されている。
- 現在世界遺産の暫定リストに入っている。
おもな祭[編集]
- わっしょい百万夏まつり(小倉北区)
- 8月第1土日 市内最大の祭。市役所前にて市内各地の祭山車が勢ぞろいする。また市の祭りで最大規模の露店や1万人超で行われる百万踊り、都心部で行われる花火大会が見どころ。
- 小倉祇園太鼓(小倉北区)
- 7月第3金土日 県無形文化財 「無法松の一生」で有名。太鼓を横置きにして両面をドロカン(表裏)2名で勇壮に打ち鳴らす。毎年100団体前後が出場し、観客動員40万人と県下有数の祭りである。
- 戸畑祇園大山笠(戸畑区)
- 7月第4金土日 国無形文化財 中日の大山笠競演会が見どころ。昼夜で衣替えするのが特徴で昼は清楚に、夜は309個の提灯が街を照らし出す。
- 黒崎祇園山笠(八幡西区)
- 7月第3金土日 県無形文化財 喧嘩山笠とも言われ人形と灯で飾られた大きな人形山笠が回転する迫力は壮観である。
- まつり起業祭八幡(八幡東区)
- 11月3日前後 八幡製鉄の創業を記念して行われている祭り 露店、ステージショー、スポーツイベントなどの混在した地域密着型の祭である。製鉄所の一般公開も行われる。
- 門司みなと祭
- 5月第3土日 日本三大港祭の一つ レトロな港町を舞台にダンス、パレードや艦艇の公開などが行われる。
- 若松みなと祭り
- 7月第3金土日 かつて石炭積み出し港として栄えた若松で運搬船の船頭が打ち鳴らした五平太ばやしが鳴り響く、期間中にくきのうみ花火の祭典を実施。
おもな花火大会[編集]
- くきのうみ花火の祭典(戸畑区・若松区)
- 7月第3週末 打ち上げ数4000発 若松みなと祭りの会期中に実施。若戸大橋からのナイアガラがみどころ。
- わっしょい百万夏まつり(小倉北区)
- 8月第1日 打ち上げ数 3000発 小倉都心部で間近に見られることが特徴。
- 関門海峡花火大会(門司区・下関市)
- 8月13日 打ち上げ数13000発 規模、観客動員共に西日本有数の規模。下関、北九州の共催で海峡の両岸から打ち上げる花火や尺玉百連発、2尺玉などが見どころ。混雑が激しくJR等の公共交通機関を利用したい。
祭事[編集]
- 井手浦の尻ふり祭(小倉南区、1月)
- 脇の浦はだか祭(若松区、1月)
- 火野葦平忌(若松区、1月)
- 和布刈神事(門司区、2月)
- 八坂神社節分祭(小倉北区、2月)
- 北九州演劇フェスティバル(小倉北区、3月)
- 北九州芸術祭(市内各地、4-5月)
- 若松恵比須神社春季大祭(若松区、4月)
- 吉祥寺藤まつり(八幡西区、4月)
- 沼楽(小倉南区、5月)
- 門司港レトロフェスタ(門司区、5月)
- とばた菖蒲まつり(戸畑区、6月)
- 若松あじさい祭り(若松区、6月)
- 前田祇園山笠(八幡東区、7月)
- 二島祇園(若松区、7月)
- 皿倉山八文字焼(八幡東区、8月)
- 小文字焼(小倉北区、8月)
- 木屋瀬盆踊(八幡西区、8月)
- まつりみなみ(小倉南区、8月)
- 小倉城薪能(小倉北区、9月)
- 合馬神楽(小倉南区、9月)
- 横代神楽(小倉南区、10月)
- 筑前黒崎宿場まつり(八幡西区、10月)
- 北九州国際音楽祭(市内各地、10-11月)
- 小倉城菊花展(小倉北区、11月)
- 筑前木屋瀬宿場まつり(八幡西区、11月)
- 大積神楽(門司区、11月)
- 若松恵比須神社例大祭「冬のおえべっさん」(若松区、12月)
- 隠蓑のしびきせ祭(小倉南区、12月)
神社・仏閣[編集]
- 和布刈神社(門司区)
- 甲宗八幡神社(門司区)別表神社
- 八坂神社(小倉北区)
- 御祖神社(足立山妙見宮、小倉北区)
- 福聚寺(小倉北区)
- 蒲生八幡神社(小倉南区)
- 東大野八幡神社(小倉南区)
- 若松恵比須神社(若松区)別表神社
- 戸明神社(若松区)
- 飛幡八幡宮(戸畑区)別表神社
- 高見神社(八幡東区)
- 岡田宮(八幡西区)
- 吉祥寺(八幡西区)
- 戸畑恵比須神社(戸畑区)
- 菅原神社(戸畑区)
- 枝光八幡宮(八幡東区)
- 中原八幡宮(戸畑区)
博物館・美術館[編集]
- 北九州市立美術館本館(戸畑区)建築家磯崎新が設計。
- 北九州市立美術館分館(小倉北区)リバーウォーク北九州内。
- 北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)
- 北九州市立松本清張記念館(小倉北区)
- 北九州市立文学館(小倉北区)
- 九州鉄道記念館(門司区)
- 出光美術館(門司)(門司区)
- 北九州市漫画ミュージアム(小倉北区)あるあるCity内。
- 北九州市環境ミュージアム(八幡東区)
- 北九州イノベーションギャラリー(八幡東区)
- ゼンリン地図の資料館(小倉北区)リバーウォーク北九州・業務棟内。
- 八幡市民会館美術展示室(八幡東区)
- 北九州市立旧百三十銀行ギャラリー(八幡東区)
- 門司麦酒煉瓦館(門司区)
文化・商業施設[編集]
- あるあるCity(小倉北区)
- アニメ、フィギュア、漫画などサブカルチャー施設が集まる秋葉系スポット。
- リバーウォーク北九州(小倉北区)
- 小倉北区役所を市役所第二庁舎横に移転し、隣接するダイエー小倉店と小倉玉屋跡地を含めた一帯を再開発して生まれた。小倉市民会館の機能を引き継いだ大ホールや演劇専用ホールを備えた北九州芸術劇場、シネマコンプレックス、朝日新聞西部本社、NHK北九州放送局、西日本工業大学、商業施設などが入居する。
- 北九州芸術劇場(小倉北区)リバーウォーク北九州内。
- アルモニーサンク(小倉北区)旧・九州厚生年金会館
- 北九州市立中央図書館(小倉北区)
- 磯崎新設計。なお下関市との協定により、北九州市民は下関市立図書関連施設での貸出利用が可能である。
公営競技[編集]
北九州市は全国で唯一、4つある公営競技のうち、競馬・競輪・競艇がそろっている自治体である。なおかつ競輪場と競艇場の両方を所有する全国唯一の自治体でもある。
- 小倉競馬場
- 小倉南区北方にある競馬場。JRAの競馬場では最西端に位置する。北九州モノレール競馬場前駅と直結している。
- 小倉競輪場(北九州メディアドーム)
- 小倉北区三萩野にある競輪場。1998年、旧・小倉競輪場(1997年まで使用)に隣接する三萩野陸上競技場跡地に開設された。西日本で唯一の全天候型競輪場(1周400mバンク)を持つとともに、多目的アリーナとしても使用され、コンサート、スポーツ・文化系イベントと幅広く活用できるようになっている。
- 若松競艇場
- 若松区赤岩町にある、1952年開設の競艇場。2004年からナイター競走(パイナップルナイター)をほぼ1年中実施している。隣接する遠賀郡芦屋町にも芦屋競艇場があり、日程を決める際重複しないように調整が行われている。この他、かつては門司競輪場も存在した。現在はハイパーシアター門司。
温泉・冷泉[編集]
近年ボーリングにより発掘された泉源から湧出し、温泉施設も近年建設されたものが多い。
- 清麿鉱泉(単純冷鉱泉、小倉南区葛原)
- 寺迫ラジウム温泉(放射能泉 小倉南区沼緑)
- 日明温泉(スパリゾートパビリオ日明の湯 ナトリウム塩化物強塩泉、小倉北区日明)
- 東田温泉(ゆったり温泉シーサイドスパ、含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉、八幡東区東田)
- 河内温泉(あじさいの湯、アルカリ性単純温泉、八幡東区河内)
- 本城温泉(おとぎの杜、アルカリ性単純温泉、八幡西区御開)
- 若松ひびき温泉(かんぽの宿北九州、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、若松区有毛)
自然・公園等[編集]
- 北九州国定公園 - 皿倉山・平尾台を含む山間部が国定公園に指定されている。
- グリーンパーク・響灘緑地(若松区)
- 到津の森公園(小倉北区)
- 山田緑地(小倉北区)
- 勝山公園(小倉北区)
- 手向山公園(小倉北区)
- 白野江植物公園(門司区)
- 平尾台自然の郷(小倉南区)
- 瀬板の森公園(八幡西区)
- 皇后崎公園(八幡西区)
- 東田高炉記念公園(八幡東区)
- 高炉台公園(八幡東区)
- 中央公園(八幡東区・小倉北区・戸畑区)
- 文化記念公園(小倉南区)
- アドベンチャープール(小倉南区)
- 菅生の滝(小倉南区)
- 和布刈(めかり)公園(門司区)
- 夜宮公園(戸畑区)
- 響灘ビオトープ(若松区)
百選[編集]
- 日本の灯台50選:部埼灯台・白州灯台
- 日本の音風景100選:関門海峡の潮騒と汽笛
出身有名人[編集]
政治・軍事[編集]
- 国会議員・現職
- 国会議員経験者
- 自見庄三郎 (衆議院・参議院。郵政大臣、内閣府金融担当特命担当大臣を歴任。医師)
- 弘友和夫(衆議院・参議院)
- 末松義規 (衆議院。外務官僚出身)
- 東順治 (衆議院)
- 城井崇 (衆議院)
- 緒方林太郎(衆議院。外務官僚出身)八幡西区出身
- 首長
- 裁判官
- 軍人
- 金融
- 政治活動家
- 桜井誠(『在日特権を許さない市民の会』会長)
実業[編集]
- 大前研一 (経済評論家)
- 高原正雄(いすゞ自動車理事、一般社団法人明専会会長、全日本学生フォーミュラ大会元委員長)
- 福地茂雄(NHK会長、元アサヒビール相談役、会長):戸畑区
- 村井勉(元アサヒビール社長、元西日本旅客鉄道会長)
- 吉田秀雄(元電通社長)
学者[編集]
文化[編集]
- 津村禮次郎(能楽師、人間国宝)
- 山田稔 (小説家、フランス文学者)
- 左方郁子 (小説家)
- 火野葦平 (小説家)
- 岩下俊作 (小説家)
- 劉寒吉 (小説家)
- 佐木隆三(小説家)
- 末永直海 (小説家)
- 鶴田知也 (小説家)
- 佐伯泰英 (小説家)
- 一条真也 (作家)
- 伊馬春部 (作家・日本初のテレビドラマの脚本を担当した)
- 加納朋子 (推理作家)
- 立石泰則 (ノンフィクション作家、ジャーナリスト)
- 宗左近(詩人)
- 高橋睦郎 (詩人)
- 平出隆 (詩人)
- 笠青峰 (日本画家)
- 北条司 (漫画家)
- 星里もちる (漫画家)
- 鈴宮和由 (漫画家)
- 山口かつみ (漫画家)
- 前川涼 (漫画家)
- 篠塚ひろむ (漫画家)
- 谷村ひとし (漫画家・パチンコ評論家)
- 萩岩睦美 (漫画家)
- 山口美由紀 (漫画家)
- 畑中純 (漫画家)
- 井上正治 (漫画家)
- すえのぶけいこ (漫画家)
- 中島史雄 (漫画家)
- 藤原ここあ (漫画家)
- 原徹 (アニメプロデューサー)
- リリー・フランキー(イラストレーター)
- サイトウマコト (イラストレーター)
- 浅香圭(イラストレーター)(漫画家)
- 石橋謙一 (イラストレーター、ボックスアーティスト)
- 横山宏 (イラストレーター)
- 藤原新也 (写真家)
- 小倉朗 (作曲家)
- 和田直也 (作曲家)
- 畑中良輔 (バリトン歌手、指揮者、音楽評論家)
- 大野徹也 (テノール、オペラ歌手)
- 川口ヱリサ (ヴァイオリニスト)
- 篠崎史紀(ヴァイオリニスト)
- 南紫音 (ヴァイオリニスト)
- 桂英昭 (建築家)
- 大竹英雄 (囲碁棋士、名誉碁聖)
- 森下卓 (将棋棋士)
- 中村正三郎(プログラマー、コンピュータ評論家)
芸能[編集]
俳優[編集]
- 秋本祐希(女優)
- 鮎川陽子 (モデル、女優)
- 天本英世 (俳優)
- 板谷由夏 (女優)
- 伊原剛志 (俳優)
- 榎木智一 (俳優)
- 草刈正雄 (俳優)
- 早乙女太一 (俳優)
- 鈴木浩介 (俳優)
- つるの剛士 (俳優、タレント、歌手、ミュージシャン)
- 富永研司 (スーツアクター、アクション俳優)
- 内藤武敏 (俳優)
- 中村有志 (俳優)
- 野間口徹 (俳優)
- 萩尾みどり (女優)
- 林美穂 (女優)
- 原田佳奈 (女優)
- 深見亮介 (俳優)
- 藤本隆宏 (俳優、元競泳オリンピック代表)
- ふとがね金太 (ナレーター、俳優、ミュージシャン)
- 細川俊之 (俳優)
- 松尾スズキ (劇作家、映画監督、俳優)
- 光石研 (俳優)
- 森田順平 (俳優、声優)
- 横内正 (俳優)
歌手・ミュージシャン[編集]
- 広石武彦 (元UP-BEATヴォーカル)
- 175R (ロックバンド)
- SHOGO (ショーゴ) - ヴォーカル
- ISAKICK (イサキック) - ベース
- KAZYA (カズヤ) - ギター
- YOSHIAKI (ヨシアキ) - ドラム
- 岩坂士京(シンガーソングライター)
- 城戸けんじろ (元ジャパハリネット)
- 梅田彩佳 (NMB48チームBII副キャプテン):2011年市長選挙イメージキャラクター
- 大内義昭 (歌手、作曲家)
- 葛城哲哉 (ミュージシャン)
- 川崎真弘 (ミュージシャン、作曲家)
- キミーブラウニー (ミュージシャン、お笑いタレント)
- キハラ龍太郎 (元ブルー・トニック、ORIGINAL LOVE)
- 荒神直規(Naifu、元ELF)
- 香田晋 (演歌歌手)
- 小久保淳平(シンガーソングライター)
- シーナ(シーナ&ザ・ロケッツボーカル)
- 清水健太郎 (元歌手、タレント)
- 千里愛風(歌手)
- CHAGE(シンガーソングライター、CHAGE and ASKA)
- 高城亜樹 (AKB48チームB)
- 冨永裕輔(シンガーソングライター)
- 中尾ミエ (歌手)
- NEW DOBB(ロックバンド。現在は解散)
- HIDE (元crossfm DJ、現 Meena & The Gryder)倉掛英彰(作曲家)
- Dobb (元crossfm DJ)倉掛信彰
- 野中美郷(元AKB48)※出生地
- 野見山正貴 (ミュージシャン)
- 葉月 (歌手、SEED)
- Waka(ワカ・フルート担当)
- Mariko(マリコ・チェロ担当)
- 藤井一子 (元歌手)
- 藤田大吾(ミュージシャン、alütoボーカル)
- 藤弥美里 (歌手)
- 宮本一粋 (歌手・二千花ボーカル)
- 山下祐樹(ミュージシャン、ラムジボーカル)
- 山本リンダ (歌手)
- yu〜ki (ロックバンド、MALICE MIZERのベーシスト)
- ルースターズ (ロックバンド、現在は解散)
声優[編集]
映画監督[編集]
お笑いタレント[編集]
- 秋山竜次 (ロバートメンバー、お笑いタレント)
- 芋洗坂係長(小浦一優) (お笑いタレント)
- 井上虫歯二本 (お笑いタレント)
- 桑原和男 (喜劇俳優)
- ゴン(ビックスモールンメンバー、お笑いタレント)
- なかやまきんに君 (お笑いタレント)
- 馬場裕之 (ロバートメンバー、お笑いタレント)
- 原口あきまさ (お笑いタレント)
- 山本高広 (お笑いタレント)
- 渡邊孝平 (クロスバー直撃)
その他[編集]
- 朝本浩文 (音楽プロデューサー、アレンジャー、DJ)
- 鬼橋美智子 (ラジオパーソナリティ、タレント)
- 紗綾 (入江紗綾)(グラビアアイドル)
- 椎葉ユウ (タレント、ラジオパーソナリティ)
- 白石さおり (タレント、ミスコン53冠女王)
- 申徹也(しん てつや・ラジオパーソナリティ、タレント)
- 高城樹衣 (タレント、Girl<s>ACTRY、高城亜樹(歌手・ミュージシャンの項参照)の姉)
- 橘家蔵之助 (落語家・2代目)
- 林家きく麿 (落語家)
- 立山律子 (DJ、ローカルタレント)
- F.King Toggy (DJ、パーソナリティ、ローカルタレント、ミュージシャン)
- 原田大三郎 (CG作家、多摩美術大学教授)
- 米岡誠一 (タレント、ラジオパーソナリティ、ミュージシャン)
スポーツ[編集]
- 今浪隆博 (プロ野球選手、北海道日本ハムファイターズ→東京ヤクルトスワローズ)
- 柴原洋 (元プロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス)
- 柴田講平 (プロ野球選手、阪神タイガース)
- 中田賢一 (プロ野球選手、中日ドラゴンズ→福岡ソフトバンクホークス)
- 日高剛 (プロ野球選手、阪神タイガース)
- 山本和範 (元プロ野球選手、福岡ダイエーホークス、大阪近鉄バファローズ)
- 小関翔太(プロ野球選手、東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 松永浩美 (元プロ野球選手、阪急・オリックス、阪神、福岡ダイエー)
- 安田猛 (元プロ野球選手、ヤクルト)
- 奥宮種男 (元プロ野球選手)
- 楠城徹 (元プロ野球選手)
- 清家政和 (元プロ野球選手)
- 宅和本司 (元プロ野球選手)
- 森下整鎮 (元プロ野球選手)
- 外園正 (元プロ野球選手)
- 森博幸 (元プロ野球選手)
- 高信二 (元プロ野球選手、現広島東洋カープコーチ)
- 溝口大樹 (元プロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス元投手)
- 森山良二 (元プロ野球選手、現東北楽天ゴールデンイーグルスコーチ)
- 松永怜一 (アマチュア野球の指導者)
- 本田泰人 (元サッカー選手、鹿島アントラーズ)
- 本山雅志 (サッカー選手、鹿島アントラーズ)
- 平山相太 (サッカー選手、FC東京、U-22日本代表)
- 三好拓児 (元サッカー選手、FC琉球)
- 池元友樹 (サッカー選手、松本山雅FC)
- 重光貴葵 (元サッカー選手、ギラヴァンツ北九州)
- 山形辰徳 (サッカー選手、栃木SC)
- 千疋美徳 (元サッカー選手、前ニューウェーブ北九州監督)
- 柴田華絵 (女子サッカー選手、浦和レッズレディース)
- 鹿毛誠一郎 (元プロバスケットボール選手)
- 川面剛 (元プロバスケットボール選手)
- 藤原隆充 (プロバスケットボール選手、bjリーグ・滋賀レイクスターズ所属)
- 鬼塚勝也 (元プロボクサー、WBAジュニアバンタム級チャンピオン)
- 白石豊土(プロボクサー)
- 箕内拓郎 (ラグビー日本代表主将)
- 竹下佳江 (バレーボール選手、日本代表)
- 河村めぐみ (元バレーボール選手・モデル)
- 江藤直美 (バレーボール選手)
- 長田力(プロゴルファー・元日本プロゴルフ協会会長)
- 吉岡稔真 (元競輪選手、競輪学校65期)
- 北津留翼 (競輪選手、自転車競技選手、競輪学校90期)
- 植木通彦 (元競艇選手、登録番号3285番)
- 高野拳磁 (プロレスラー)
- 浪口修 (プロレスラー)
- 渕正信 (プロレスラー)
- デビル雅美(女子プロレスラー)
- 大潮憲司 (大相撲力士、元小結、元式秀親方)
- 小役丸勇走 (大相撲力士、元十両)
- 豊ノ花光義 (大相撲力士、元十両)
- 春日洋光二 (大相撲力士、元十両)
- 山岸二郎 (テニス選手)
- 福井烈 (元テニス選手、JOC委員)
- 君原健二(マラソン選手、メキシコオリンピック銀メダリスト)
- 金哲彦 (元マラソン選手)
- 岸川聖也(卓球選手、北京五輪日本代表)
- 北畠紗代子(アーチェリー選手、北京五輪日本代表)
- 村田愛里咲(モーグル選手、バンクーバー五輪・ソチ五輪日本代表)
- 浜中俊 - 競馬騎手(日本中央競馬会所属)
- 山下健夫(エベレスト登山家)
- 山本浩之(車いす陸上競技)
マスコミ[編集]
- 有馬幸恵 (NHK北九州放送局契約キャスター)
- 池内博子 (山口放送アナウンサー)
- 池尻和佳子 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 猪原智紀 (NHKアナウンサー)
- 上田早苗 (NHKアナウンサー)
- 江崎裕子 (福岡放送契約アナウンサー)
- 小川真人 (元テレビ埼玉、熊本県民テレビアナウンサー)
- 川上一夫 (テレビドラマプロデューサー)
- 坤徳ひとみ (元RSK山陽放送アナウンサー)
- 佐々木正洋(テレビ朝日アナウンサー)
- 佐藤征一 (元テレビ西日本アナウンサー)
- 塩田真弓(テレビ東京記者、元アナウンサー)
- 重松亜紀 (元NHK北九州放送局キャスター)
- 武内裕之 (KBC九州朝日放送アナウンサー)
- 竹林紀雄 (映像作家、テレビプロデューサー、文教大学准教授)
- 田尻敏明 (フリーアナウンサー、ナレーター、ローカルタレント)
- 田畑竜介 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 中野謙吾 (日本テレビアナウンサー)
- 西口久美子 (NHK福岡放送局キャスター)
- 野田真外 (映像演出家)
- 本名正憲 (中国放送アナウンサー)
- 宮本隆治 (フリーアナウンサー、元NHK)
- 室田智美 (STVラジオパーソナリティ、所属は札幌テレビ放送)
- 室屋典子 (TNCテレビ西日本キャスター)
- 安田瑞代 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 山下末則 (元日本テレビアナウンサー)
- 山下奈緒美 (RKB毎日放送アナウンサー)
- 山本耕一 (KBC九州朝日放送お天気キャスター、元テレビ長崎アナウンサー)
- 山本剛士 (ニッポン放送アナウンサー)
- 吉松孝 (元TVQ九州放送アナウンサー、現在フリー)
- 吉永真樹 (熊本県民テレビアナウンサー)
ゆかりのある人物[編集]
- 松本清張 (小説家)広島市で生まれ幼少期を下関市で育ち11歳頃以降小倉で育つ。
- 松本零士 (漫画家)久留米市生まれ
- Vanilla Mood(クラシカルバンド)※4人中2人が北九州市出身
- 永井謙佑 (サッカー選手、名古屋グランパス、広州アジア大会サッカー日本代表):広島県福山市生まれ、ブラジル在住を経て8歳から18歳まで市内在住
- 田村貴昭 (衆議院議員)大阪府生まれ、北九州市立大学卒業後北九州市議会議員を務めた。
- 末吉興一 (前北九州市長、元内閣官房参与)兵庫県生まれ、大分育ち
- わたせせいぞう(漫画家)兵庫県神戸市生まれ。幼少期より高校まで北九州市で育つ
- 平野啓一郎 (小説家)愛知県蒲郡市生まれ。幼少期より18才まで北九州市で育つ
- 村野藤吾 (建築家)佐賀県唐津市生まれ
- 横内謙介(脚本家、演出家、「扉座」主宰)東京生まれ
- 小林千登勢 (女優)京城生まれ、東京育ち。引揚げ地が八幡市
メディア[編集]
テレビ[編集]
各放送局とも、皿倉山の放送所から電波を発信している。また、皿倉山からの受信が困難な箇所のため、一部補助的に小出力の中継局も設置されている。
- NHK北九州放送局
- 市内スタジオから定期放送を行う唯一のテレビ局
民放各局は、市内スタジオからの番組放送は行わない
ラジオ[編集]
市内から放送を行うラジオ局
- NHK北九州放送局
- CROSS FM本社
- 北九州シティエフエム(FM KITAQ)
- AIR STATION HIBIKI
中継局のみ
新聞社[編集]
一般紙・報道関連[編集]
スポーツ紙[編集]
- スポーツニッポン新聞社西部本社
業界紙 他[編集]
郵便事業[編集]
JP日本郵便は、北九州市と近隣都市のエリアだけで「80x-xxxx」の郵便番号を使いきっているので、近隣自治体分も掲載する。
- 北九州支店(80xエリア統括支店)…802-xxxx
- 西谷集配センター…803-02xx
- 石原町集配センター…803-01xx
- 門司支店…800-00xx、800-85xx、800-86xx、800-87xx
- 恒見集配センター…800-01xx
- 苅田集配センター(苅田町)…800-03xx
- 曽根支店…800-02xx
- 門司港支店…801-xxxx
- 小倉西支店…803-08xx、803-85xx、803-86xx、803-87xx
- 戸畑支店…804-xxxx
- 八幡支店…805-xxxx
- 八幡西支店…806-xxxx
- 八幡南支店…807-00xx(水巻町)、807-08xx、807-09xx、807-11xx、807-12xx、807-85xx、807-86xx、807-87xx
- 鞍手集配センター(鞍手町)…807-13xx
- 若松支店…808-00xx、808-85xx、808-86xx、808-87xx
- 二島支店…808-01xx、807-01xx(芦屋町)
- 中間支店(中間市)…809-xxxx
作品[編集]
映画[編集]
1989年から積極的に誘致を開始、2000年には「北九州フィルム・コミッション」を設置した。
北九州市発足以前[編集]
- 熱風 - 1943年10月7日公開(出演:藤田進、原節子、沼崎勲、他)
- 無法松の一生
- 花と龍
- 伴淳・森繁の糞尿譚 - 1957年5月21日公開(出演:伴淳三郎、森繁久彌、村瀬幸子、他)
- 女侠一代 - 1958年10月21日公開(出演:清川虹子、近衛十四郎、山田五十鈴、他)
- 海猫が飛んで - 1962年12月5日公開(出演:桑野みゆき、寺島達夫、久我美子、他)
- 社長漫遊記 - 1963年1月3日公開(出演:森繁久彌、三木のり平 他)
北九州市発足以後[編集]
作中、北九州市(または旧5市)として登場する映画[編集]
- 宇宙大怪獣ドゴラ - 1964年 (出演:夏木陽介 他)
- 作品中、当時"東洋一のつり橋"と呼ばれた若戸大橋が破壊されるシーン有
- 花と龍 - 1965年 (出演:中村錦之助、佐久間良子 他)
- 続 花と龍 洞海湾の決斗 - 1966年 (出演:中村錦之助、佐久間良子 他)
- 網走番外地 悪への挑戦 - 1967年 (出演:高倉健、嵐寛寿郎、真理明美 他)
- 日本侠客伝 花と龍 - 1969年 (出演:高倉健、星由里子 他)
- 日本女侠伝 侠客芸者 - 1969年 (出演:高倉健、富司純子、若山富三郎 他)
- 玄海遊侠伝 破れかぶれ - 1970年 (出演:勝新太郎、京マチ子、松方弘樹 他)
- 日本侠客伝 昇り龍 - 1970年 (出演:高倉健、富司純子、片岡千恵蔵 他)
- 花と龍 青雲編 愛憎編 怒濤編 - 1973年 (出演:渡哲也、香山美子、竹脇無我 他)
- 新仁義なき戦い 組長の首 - 1975年 (出演:菅原文太、山崎努、ひし美ゆり子 他) 門司区の門司港駅前や東本町商店街など
- 新仁義なき戦い 組長最後の日 - 1976年 (出演:菅原文太、小沢栄太郎、松原智恵子 他)
- ダイナマイトどんどん - 1978年 (出演:菅原文太、北大路欣也、嵐寛寿郎 他)
- 神様のくれた赤ん坊 - 1979年 (出演:桃井かおり、渡瀬恒彦 他)
- 玄海つれづれ節 - 1986年 (出演:吉永小百合、八代亜紀、風間杜夫 他) 若松区など
- ウォータームーン - 1989年(出演:長渕剛、松坂慶子、小林稔侍 他)
- Helpless - 1996年 (出演:浅野忠信、光石研、辻香織里 他) 門司区
- 釣りバカ日誌10 - 1998年(出演:西田敏行、三国連太郎、石田えり 他)
- ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET - 2002年(出演:杉浦太陽、斉藤麻衣、嶋大輔 他)
- ウイニング・パス-2004年*(出演:松山ケンイチ、堀北真希、角替和枝、矢崎滋 他)
- 海猿 UMIZARU - 2004年(出演:伊藤英明、加藤あい、海東健 他)
- この胸いっぱいの愛を - 2005年(出演:伊藤英明、ミムラ 他) 門司区
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 - 2007年(出演:オダギリジョー、樹木希林、小林薫 他)
- The焼肉ムービー プルコギ - 2007年(出演:松田龍平、山田優、田村高廣 他)
- サッド ヴァケイション - 2007年(出演:浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏 他)
- チョコレート・ファイター - 2008年 タイ映画(出演:ジージャ・ヤーニン、阿部寛 他)
- おっぱいバレー - 2009年(出演:綾瀬はるか、青木崇高、仲村トオル 他) 全7区
- 交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦 - 2010年(出演:米倉涼子、陣内孝則他) 北九州空港等
- THE LAST MESSAGE 海猿 - 2010年(出演:伊藤英明、加藤あい、三浦翔平他)
北九州市が舞台ではないが市内でロケが行われた映画[編集]
- 39 刑法第三十九条 - 1999年(出演:鈴木京香、堤真一、岸部一徳 他)
- スパイ・ゾルゲ - 2003年(出演:イアン・グレン、本木雅弘、椎名桔平、上川隆也 他)
- バトル・ロワイアルII 鎮魂歌 - 2003年(出演:藤原竜也、前田愛、ビートたけし、竹内力 他)
- 69 sixty nine - 2004年(出演:妻夫木聡、安藤政信、柴田恭兵 他)
- カーテンコール - 2005年(出演:伊藤歩、藤井隆、鶴田真由、夏八木勲 他)
- ALWAYS 三丁目の夕日 - 2005年、(出演:吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、堀北真希 他)
- 四日間の奇蹟 - 2005年(出演:吉岡秀隆、石田ゆり子、尾高杏奈 他)
- 出口のない海 - 2006年(出演:市川海老蔵、伊勢谷友介、上野樹里 他)
- デスノート - 2006年(出演:藤原竜也、松山ケンイチ、鹿賀丈史 他) 戸畑区北九州市立美術館の内部
- 初恋 - 2006年(出演:宮崎あおい、小出恵介 他) 小倉北区(ジャズバー"B"周辺)、八幡西区(映画館、学生運動のシーン)など
- ALWAYS 続・三丁目の夕日 - 2007年、(出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪 他)
- 天国からのラブレター - 2007年(出演:須賀貴匡、中村ゆり、高橋ひとみ 他)
- 風の外側 - 2007年(出演:佐々木崇雄、安藤サクラ、安藤和津 他)
- 世界で一番美しい夜 - 2008年(出演:田口トモロヲ、月船さらら、市川春樹 他)
- ザ・マジックアワー - 2008年(出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里 他)
- KIZUKI - 2008年(出演:中村大地、中嶋朋子、鶴見辰吾 他)
- K-20 怪人二十面相・伝 - 2009年(出演:金城武、松たか子、仲村トオル 他)
- 風が強く吹いている - 2009年(出演:小出恵介、林遣都、津川雅彦 他)
- 島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん - 2009年(出演:香山美子、高島礼子、小林綾子 他)
- 信さん・炭坑町のセレナーデ - 2010年(出演:小雪、池松壮亮、石田卓也 他)折尾の堀川沿いなど
- ワイルド7 - 2011年(出演:瑛太、椎名桔平、丸山隆平 他)
- ロボジー - 2012年(出演:五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子、濱田岳 他)
- あなたへ - 2012年(出演:高倉健、田中裕子、草彅剛 他)
- 図書館戦争 - 2013年(出演:岡田准一、榮倉奈々、田中圭 他)
テレビドラマ[編集]
- 銀河テレビ小説 ふるさとシリーズ 港駅 - NHK、1984年
- 東芝日曜劇場 - TBS系(RKB毎日放送製作分の一部)、1980年代後期 - 1990年代初期
- 逃亡者 - フジテレビ系、1992年
- 花と龍 - TBS系、1992年
- 愛するということ - TBS系、1993年
- 或る「小倉日記」伝 - TBS系、1993年
- 裸の大将放浪記シリーズ 北九州市編 - フジテレビ系、1993年
- 「点と線」を追え! - NHK、1998年
- はみだし刑事情熱系 - テレビ朝日系、2000年
- ホーム&アウェイ 第6,7話 - フジテレビ系、2002年
- 武蔵 MUSASHI - NHK大河ドラマ、2003年(門司区、小倉北区)
- 流転の王妃・最後の皇弟 - テレビ朝日系、2003年
- シェエラザード - NHK、2004年
- ハルとナツ 届かなかった手紙 - NHK、2005年
- 我こそサムライ - NHK福岡放送局、2005年 (若松区・戸畑区)
- 青春の門 - TBS系、2005年
- 海猿 UMIZARU EVOLUTION 第1,6,7話 - フジテレビ系、2005年
- アテンションプリーズ 第1話 - フジテレビ系、2006年(北九州空港)
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 - フジテレビ系、2007年小倉北区京町など
- 法医学教室の事件ファイル - テレビ朝日系、2007年
- 千の風になって ドラマスペシャル はだしのゲン - フジテレビ系、2007年
- 海峡 - NHK、2007年
- フルスイング - NHK、2008年(若戸大橋、福岡県立若松高等学校などが映像に登場するが、福岡県内の架空の高校の設定)
- 警官の血 - テレビ朝日系、2008年
- 黒部の太陽 - フジテレビ系、2009年
- わが家の歴史 - フジテレビ系、2010年
- MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜 - TBS系、2014年
脚注[編集]
- ↑ 県庁所在地以外でも全国初