福岡県西方沖地震
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福岡県西方沖地震(ふくおかけんせいほうおきじしん)は、2005年(平成17年)に日本の九州北部を襲った地震。福岡県などで震度6弱の超強烈な揺れを観測した。
概要[編集]
2005年3月20日、午前11時前、福岡県西方沖(現:福岡県北西沖)の玄界灘で、M(マグニチュード)7.0の大地震が発生し、福岡県と佐賀県で、震度6弱の揺れを記録した[1]。福岡県内で震度6以上が記録されたのは、観測史上初である[2]。
地殻内地震(直下型地震)に分類され、東西に圧力軸を持つ横ずれ断層型である。
本震からおよそ1ヶ月後には、震度5強(M5.8)の余震が発生した[3]。
震度[編集]
各地の震度(5強以上)は以下の通り[4]。
震度6弱
福岡県(糸島市・福岡市)
佐賀県(みやき町)
震度5強
福岡県(粕屋町・久留米市・飯塚市・大川市・春日市・嘉麻市・久山町・須恵町・新宮町)
佐賀県(唐津市・白石町・上峰町)
長崎県(壱岐市)
被害[編集]
地震による死者は1人、負傷者は1,000人以上となった。全壊した家屋は100棟を超えたほか、半壊家屋は300棟以上。また、2カ所で火災が起きている。大きな揺れがあった福岡市では、繁華街のビルで、窓ガラスが割れて落下したほか、19箇所で土砂崩れが発生した。また、ブロック塀が崩れるなどの被害も見られた。