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2019年8月26日 (月) 03:25時点における最新版
愛知県 | ||
国/地方 | 日本 | |
団体コード | 23000-6 | |
ISO 3166-2:JP | JP-23 | |
面積 | 5,162.50 km² 境界未定:あり
| |
総人口 | 7,309,285 人 | |
人口密度 | - 人 /km² | |
隣接都道府県 | 三重県、岐阜県、長野県、静岡県 | |
県の木 | ハナノキ | |
県の花 | カキツバタ | |
県の鳥 | コノハズク | |
他のシンボル | 県の魚:クルマエビ 県民歌:われらが愛知 | |
知事 | 神田真秋 | |
都道府県庁 | ||
所在地 | 〒460-8501 愛知県 名古屋市中区三の丸3丁目1番2号 | |
位置 | ||
愛知県の位置 | ||
特記事項: | ||
愛知県(あいちけん)は、太平洋に面する日本の県の一つ。 県庁所在地は中京とも呼ばれる名古屋市。
概要[編集]
大きく分けて、尾張地方、西三河地方、東三河地方の3地域より構成される。面積比はほぼ1:1:1、人口比はほぼ7:2:1である。
特に尾張と西三河の2地域は、江戸幕府の開祖である徳川家康を初めとして、多くの戦国武将を出した地域としても有名である。特に西三河には、トヨタ自動車などの自動車産業が集積立地している。
郡名が県名にされた県の一つで、県庁所在地の名古屋市が属していた愛知郡から取った物である。
地理[編集]
地形[編集]
気候[編集]
都市 | 年間日照時間 | 平均気温 | 最高気温平均 | 最低気温平均 | 年間降水量 |
---|---|---|---|---|---|
愛西 | 1880.6時間 | 15.0℃ | 19.6℃ | 11.0℃ | 1719.2mm |
名古屋 | 2053.4時間 | 15.4℃ | 20.2℃ | 11.4℃ | 1564.6mm |
豊田 | 2047.7時間 | 14.5℃ | 19.8℃ | 9.6℃ | 1460.6mm |
岡崎 | 1803.9時間 | 14.9℃ | 19.7℃ | 10.5℃ | 1448.3mm |
稲武 | 1392.4時間 | 11.3℃ | 16.6℃ | 6.6℃ | 1993.8mm |
豊橋 | 2143.7時間 | 15.9℃ | - | - | 1701.3mm |
伊良湖 | 2220.7時間 | 15.7℃ | 19.5℃ | 12.4℃ | 1624.1mm |
豊橋を除き、平年値(豊橋はアメダス観測地点の移転により平年値が存在しないため、1977年から2004年までの平均値)
- データ出典: 気象庁「気象観測(電子閲覧室)」
歴史[編集]
※ 地域ごとの詳細は「尾張国」「西三河」「東三河」も参照すること。
愛知県は、令制国では尾張国と三河国に当たる。愛知県は、支配者氏族と関係している地域である。源頼朝が生まれた地域(名古屋市熱田区)との説もあるし、室町幕府を開いた足利氏は西三河地方に細川氏・一色氏・吉良氏・今川氏など一族が多かった。戦国時代には、今日の当地で戦国三傑と呼ばれる織田信長(清洲町/尾張地方出身)、豊臣秀吉(名古屋市/尾張地方出身)、徳川家康(岡崎市/西三河地方出身)を初め、多くの名将知将を輩出し、日本を舞台に大きく活躍した。
江戸時代以降、尾張国は徳川御三家の一つである尾張徳川家の領地となり、西三河や東三河には多くの譜代大名の領土となった。尾張藩の城下町である名古屋は、都市としての発展を遂げ、東海道沿線きっての賑わいを見せた。
廃藩置県により、かつての尾張藩は名古屋県となり、後に犬山県を併合、一方の三河には10の県が制定され、後に統合されて額田県(旧尾張国のうち知多半島を含む)が誕生した。1872年に名古屋県が愛知県と改名し、額田県と合併し現在の愛知県域が確定した。
「あいち」の地名は、「桜田へ鶴鳴きわたる年魚市潟潮干にけらし鶴鳴くわたる」(『万葉集』高市黒人、3-271)の「年魚市潟(あゆちがた)」の「あゆち」が「あいち」に転じた。愛智郡の名もこれに由来している。
- 1871年8月29日 廃藩置県に伴い、従来の三河国における田原藩・豊橋藩・半原藩・西大平藩・岡崎藩・挙母藩・西尾藩・西端藩・刈谷藩・重原藩、尾張国における犬山藩・尾張藩を廃止し、それぞれ「~藩」を「~県」(「尾張藩」は「名古屋県」となる)と改称。
- 1871年11月15日 三河国と尾張国の知多郡を額田県(ぬかたけん)に統合。
- 1871年11月22日 犬山県が名古屋県に統合。
- 1872年4月2日 名古屋県を県庁所在地の郡名に因んで愛知県と改称。
- 1872年11月27日 額田県が愛知県に編入され、現在の管轄区域が完成。
人口[編集]
年齢構成[編集]
600px | |
愛知県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 愛知県の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 愛知県
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
愛知県(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/23 | |
総務省統計局 国勢調査より |
東海3県(愛知、岐阜、三重3県)の人口増加率が高い自治体(愛知県のみ抜粋)
順位 自治体 人口増加率(00→05年) 05年人口(国勢調査)
1 三好町(愛知) 18.0% 56,254
2 日進市(〃) 12.0% 78,588
4 音羽町(愛知) 9.7% 8,690
5 高浜市(〃) 8.5% 41,349
6 甚目寺町(〃) 7.7% 38,670
7 刈谷市(〃) 7.6% 142,112
9 長久手町(愛知) 7.4% 46,497
10 安城市(〃) 7.2% 170,237
- 春日井市(愛知) 2.8% 295,795
注釈;人口増加率は、人口増加数ではないため、分母(人口)が、もともと多い大都市ほど人口増加率は低くなる。そのため、人口の少ない自治体に有利な尺度になってしまう。そのため、人口10万以上都市では、刈谷市と安城市しかベストテンランクインしていない。
愛知県内の中核的都市圏を構成する主要都市の昼夜間人口比率2007年3月現在。共立総研より。
名古屋市 117.0%
豊田市 105.0
豊橋市 99.6
岡崎市 93.6
安城市 101.8
刈谷市 117.8
西尾市 100.1
※刈谷市と名古屋市が飛び抜けて高く、逆に中核市の豊橋市と岡崎市は100%を切りベッドタウン化している。名古屋都市圏の一宮市と春日井市はベッドタウンだが、逆に小牧市は高い。
行政[編集]
歴代県知事(公選)[編集]
- 青柳秀夫 - 昭和22年4月12日-昭和26年4月4日 1期
- 桑原幹根 - 昭和26年5月11日-昭和50年2月14日 6期
- 仲谷義明 - 昭和50年2月15日-昭和58年2月14日 2期
- 鈴木礼治 - 昭和58年2月15日-平成11年2月14日 4期
- 神田真秋 - 平成11年2月15日- 3期目(現職)
愛知県議会・議員[編集]
平成の大合併により市町村合併が行われたが、県議会選挙区および定員の見直しは進捗していないため、人口が増加傾向にある地域、特に近年トヨタグループが立地する西三河地域は、県議定数増員が進んでいない。例えば豊田市では合併により口が増加した結果、県議1人当たりの人口が県内最多となったが、豊田市(旧東加茂郡を含む人口42万人)の県議会定数は定員は4人に対して一宮市(旧木曽川町・旧尾西市含む人口38万人)が定数6人、岡崎市(人口37万人)の定員4人に対して豊橋市(38万人)が定員5人となっており、同地より不公平感を指摘する声が一部にある。
治安[編集]
経済[編集]
愛知県は、トヨタ自動車を筆頭に自動車関連企業が数多く存在することで有名である。トヨタ自動車の設立は1937年であるが、自動車産業が本格的に発展したのは高度経済成長期以降のことで、比較的最近になって発達した産業である。
中京工業地帯の中心として工業は全般に活発で、製造品出荷額(2003年)は35兆4837億円で27年連続で全国1位を誇る。
愛知県は2005年に愛・地球博と中部国際空港開港という二大事業があり、東海環状自動車道、伊勢湾岸自動車道、愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)などインフラの整備が急速に進んだ。
産業[編集]
県内総生産(2004年)は34兆6503億円で、日本の国内総生産の7.0%を占める。
経済界[編集]
かつての五摂家[編集]
五摂家とは、愛知県名古屋市に本拠地を置く中部圏財界の名門企業の一群で、旧伊藤財閥系企業である東海銀行・松坂屋、インフラ企業である名古屋鉄道・中部電力・東邦ガスの5社で構成された。かつては中部経済連合会(中経連)や名古屋商工会議所(名商)等の経済団体代表職を独占し、名古屋観光ホテルや名古屋ボストン美術館等の開設を主導する役割を担ってきた(この他に、名門企業として興和グループ・森村グループ・中日新聞社を挙げる人もいた)。
1990年代より、東海銀行の消滅(2002年、三和銀行と合併)、名古屋鉄道・松坂屋(2007年、大丸と経営統合を発表)の経営不振、規制緩和による電力自由化・オール電化等による中部電力と東邦ガスの利害対立が生じるようになり、五摂家としてのまとまりは無くなりつつある。これに反比例し、これまで「西三河モンロー主義」と呼ばれ、財界活動と距離を置いていたトヨタグループの路線転換や、国鉄分割民営化により東海旅客鉄道が発足すると、これらの存在感が増大している。最近は五摂家という表現に代わり、海陽学園開設で中心となったトヨタ自動車・東海旅客鉄道・中部電力の3社で、御三家と呼ぶ表現もある。
現在のトヨタグループ[編集]
経済界では近年、豊田市・刈谷市といった西三河地方を本拠地とするトヨタグループの存在感が群を抜いている。例えば連結売上高では中部電力(約2兆1500億円)と東海旅客鉄道(約2兆円)は、トヨタ自動車はおろかグループの次男格とされるアイシン精機(約2兆1200億円)と同程度であり、両社の連結売上高を合算してもグループの長男格とされるデンソー(3兆1900億円)にようやく達する程度である。財界活動でも、2007年現在、トヨタグループは中経連(豊田自動織機名誉会長)・中部経済同友会(豊田自動織機会長)では代表職を、名商(トヨタ自動車副会長)は前会頭を輩出し、また中部財界が中心となった中部国際空港開業や愛知万博の開催では同社社長(元関東自動車工業社長)・博覧会協会会長(豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長)を務めている。
大垣共立銀行グループのシンクタンク、共立総合研究所が「愛知県内でのトヨタ自動車の自動車生産がゼロになった」という状況を仮定した試算を行い、この場合は県内の製造品出荷額が34兆円から一気に半分になり、愛知県内の失業率を20ポイントも押し上げてしまう(83万人の雇用が失われる)という結果を示した。また、トヨタグループなどの製造業が多く立地する西三河地域が中部経済を牽引していることを示した。
マスメディア[編集]
- 県外テレビ局は、西部では岐阜テレビ・三重テレビ、東部では三重テレビが受信できる。
- 県外ラジオ局は、西部では岐阜FM・FM三重・FM COCOLOなど、東部ではニッポン放送・文化放送・浜松エフエム放送・K-MIX・FM三重などが聴取できる。
テレビ局[編集]
いずれも名古屋市に所在するテレビ局。
- NHK名古屋放送局
- 東海テレビ放送(東海テレビ)(FNN系列)
- 中部日本放送(CBCテレビ)(JNN系列)
- 名古屋テレビ放送(メ~テレ)(ANN系列)
- テレビ愛知(TXN系列)
- 中京テレビ放送(中京テレビ)(NNN系列)
AMラジオ局[編集]
FM放送局[編集]
コミュニティFM局[編集]
- 名古屋シティエフエム(名古屋市中村区)
- 名古屋中エフエムラヂオ放送(名古屋市中区)
- エフエムとよた(豊田市)
- エフエム岡崎(岡崎市)
- エフエムキャッチ(刈谷市)
- エフエム豊橋(豊橋市)
- 尾張東部放送(瀬戸市)
- 愛知北エフエム放送(犬山市)
ケーブルテレビ局[編集]
新聞社[編集]
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- ※産経新聞は、中部総局が名古屋市にあるが、新聞に関しては18時締め切りの早版=第6版が発行されており、一部の記事と社説、投書欄などは大阪市内で発行される最終版=第15版から1日ずれて掲載される。なお、宅配は主として中日新聞の販売店を通しての委託販売だが、名古屋市内の一部で産経の直売所がある。名古屋駅や一部名古屋市営地下鉄の売店では、近畿地方(京阪神通勤圏を除く地域)、中・四国地方に配送されている深夜締め切りの早版=第13版が販売されている(テレビ欄は三重県版〔伊賀地域以外の地区〕と同じ物を掲載)。また愛知県域版のページは掲載されていない。
地域[編集]
前述の通り、大きく分けて尾張地方・西三河地方・東三河地方の3地域に分けられる。
自治体は、以下の35市10郡26町2村がある。「町」の読み方は全て「ちょう」。「村」の読み方は全て「むら」。
尾張地方[編集]
(面積1,686.53km2、人口4,994,773人。2006年11月1日)
- 名古屋市(16区) - (県庁所在地)
西三河地方[編集]
(面積1,756.60km2、人口1,539,597人。2006年11月1日現在)
東三河地方[編集]
(面積km2、人口人。2006年11月1日現在)
生活[編集]
方言[編集]
名物[編集]
尾張地方[編集]
- 名古屋
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西三河地方[編集]
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東三河地方[編集]
- 豊橋
交通[編集]
鉄道・軌道[編集]
空港[編集]
港[編集]
関連項目[編集]
- Category:愛知県の大学
- Category:愛知県の企業
- Category:愛知県の建築物・観光名所
- Category:愛知県の自然景勝地
- 愛知県指定文化財一覧
- 愛知県高等学校一覧
- 愛知県中学校一覧
- 愛知県小学校一覧
- 愛知県幼稚園一覧
- 愛知県の県道一覧
- 愛知県出身の有名人一覧
外部リンク[編集]
日本の都道府県 | |
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四国地方: | 徳島県 | 香川県 | 高知県 | 愛媛県 |
九州地方: | 福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 | 大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | 沖縄県 |
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