「コードギアス 反逆のルルーシュ」の版間の差分
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− | '''コードギアス 反逆のルルーシュ''' | + | {{Otheruses|[[テレビアニメ]]|[[漫画]]や[[小説]]、ドラマCDなど|コードギアス}} |
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+ | {{ローカルルール}} | ||
+ | <!--このページの編集には「ローカルルール」が適用されます。編集前に、ノートに掲載してある「ローカルルール」を確認して下さい。--> | ||
+ | {{子記事|コードギアス}} | ||
+ | {{Infobox animanga/Header | ||
+ | |タイトル=コードギアス 反逆のルルーシュ | ||
+ | |ジャンル=[[サイエンス・フィクション|SF]][[ロボットアニメ]] | ||
+ | }} | ||
+ | {{Infobox animanga/TVAnime | ||
+ | |原作=ストーリー原案:<br />[[大河内一楼]]<br />[[谷口悟朗]] | ||
+ | |監督=[[谷口悟朗]] | ||
+ | |企画=[[竹田菁滋]] 他([[#スタッフ|スタッフ]]を参照) | ||
+ | |シリーズ構成=大河内一楼 | ||
+ | |脚本=大河内一楼<br />[[吉野弘幸 (脚本家)|吉野弘幸]]<br />[[野村祐一]] | ||
+ | |キャラクターデザイン=[[CLAMP]](原案)<br />[[木村貴宏]] | ||
+ | |メカニックデザイン=寺岡賢司 他([[#スタッフ|スタッフ]]を参照) | ||
+ | |アニメーション制作=[[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]] | ||
+ | |製作=[[毎日放送]]<br />サンライズ<br />コードギアス[[製作#製作委員会|製作委員会]] | ||
+ | |放送局={{Flagicon|JPN}}[[毎日放送|MBS]] 発<br />[[東京放送|TBS]]系列全10局+16局、[[ビーエス・アイ|BS-i]]<br />{{Flagicon|USA}}[[カートゥーンネットワーク]]<br />([[#放送局|放送局]]を参照) | ||
+ | |放送開始=2006年10月5日 | ||
+ | |放送終了=2007年3月29日<br />2007年7月28日(24・25話) | ||
+ | |話数=全25話+総集編2話 | ||
+ | |コピーライト=SUNRISE/PROJECT GEASS<br />MBS<br />Character Design ©2006 CLAMP | ||
+ | }} | ||
+ | {{Infobox animanga/TVAnime | ||
+ | |タイトル=コードギアス 反逆のルルーシュR2 | ||
+ | |監督= | ||
+ | |シリーズ構成= | ||
+ | |アニメーション制作= | ||
+ | |キャラクターデザイン= | ||
+ | |アニメーション制作= | ||
+ | |製作= | ||
+ | |放送局= MBS発・[[Japan News Network|TBS系列]]<!--[[全国ネット]]--> | ||
+ | |放送開始=2008年4月6日 | ||
+ | |放送終了=2008年9月(予定) | ||
+ | |話数=全25話(予定) | ||
+ | |コピーライト=SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS<br />Character Design ©2006-2008 CLAMP | ||
+ | }} | ||
+ | {{Infobox animanga/Footer}} | ||
+ | 『'''コードギアス 反逆のルルーシュ'''』(コードギアス はんぎゃくのルルーシュ,''CODE GEASS Lelouch of the Rebellion'')は[[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]]制作の日本の[[サイエンス・フィクション|SF]][[ロボットアニメ]]である。 | ||
− | + | [[2006年]]10月より[[毎日放送|MBS]]・[[東京放送|TBS]]系列([[Japan News Network|JNN]])10局で放送され、[[2007年]]9月以降系列16局の放送で、地上波26局のネットとなり([[#放送局|放送局]]を参照)、[[ビーエス・アイ|BS-i]]でも放送されている。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | == | + | 続編となる『R2』が[[2008年]]4月よりMBS制作・[[TBSテレビ系列日曜夕方5時枠のアニメ|TBS系列日曜夕方5時枠]]にて放送されている。 |
− | : | + | |
+ | == 作品概要 == | ||
+ | === 内容 === | ||
+ | 本作は、現実とは異なる歴史を辿った架空の世界において世界の3分の1を支配する超大国「神聖ブリタニア帝国」に対し、二人の少年が異なる方法で対抗していく物語である。メインの主人公である[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]は、母の復讐と妹の未来のため、帝国への反逆を遂行する([[アンチヒーロー]])。もう一人の主人公[[枢木スザク|スザク]]は、父を犠牲にした贖罪のため、帝国を内部から変革しより良い未来を目指そうとする。 | ||
+ | |||
+ | 舞台は、神聖ブリタニア帝国の[[植民地]]とされ、呼称が「[[日本]]」から「エリア11」に、「日本人」から「イレヴン」と変わった近未来の日本となっている<ref>プロデューサーのコメントに拠れば、ブリタニアのやり方は日本が[[朝鮮]]にやってきたことと共通しているとコメントしている。『アニメージュ』(2006年12月号)インタビューより。</ref>。 | ||
+ | |||
+ | ロボットアクション以外にも政治ドラマや学園物の要素を取り込んでいるのが特徴だが、それらの要素はあくまでエンターテイメントとして取り入れているだけとしており、ジャンルは[[ピカレスク|ピカレスクロマン]]と定義している<ref>『アニメージュ』(2006年12月号)[[谷口悟朗]]のインタビューより。</ref> | ||
+ | |||
+ | === 主な放送沿革 === | ||
+ | 当初は「[[毎日放送制作土曜夕方6時枠|土6]]」枠で放送する構想だったが、既に同枠で次の作品が決まったため断念せざるを得なかった。そして竹田菁滋からのダメだしを受けて大幅に設定を練り直した<ref>[http://mainichi.jp/enta/mantan/archive/news/2006/10/06/20061006org00m200106000c.html 特集:「コードギアス」 反逆のヒロイズム(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)]より</ref>。 | ||
+ | |||
+ | PR特番として2006年9月29日深夜以降に、[[土田晃之]]を司会に迎えて『コードギアス 緊急ナビニュース([[東京放送|TBS]]系列)を放送(現在は[[BIGLOBEストリーム]]で配信中。DVD第1巻に一部が収録される)。 | ||
+ | |||
+ | 第一期は2006年10月から2007年3月まで[[#第1期・初期放送局|全10局体制]]で放映され、23話で一旦終了し、24話と25話は2007年夏にかけて各地で24&25話の放映が実施された。第1期終了直前に続編の制作が発表された。 尚、テレビ放送に先立ち2007年7月21日に大阪(御堂会館大ホール)、翌7月22日に東京(ニューピアホール)でプレミア先行上映会が行われ、BIGLOBEでのネット試写会が7月25日から27日のうち1日間行なわれた。2007年9月以降は[[山陰放送]](BSS)・[[長崎放送]](NBC)を除くJNN系列局16局で放映され、TBS以外のJNN系列局制作深夜アニメ史上初めて、BS-iで放映された。 | ||
+ | |||
+ | 2007年12月に開催されたニューヨーク・アニメ・フェスティバルにおいて、2008年春から[[カートゥーンネットワーク]]の[[アダルトスイム]]枠で放送されることが明らかにされた<ref>{{Cite web | ||
+ | |author=アニメ!アニメ! | ||
+ | |date=2007-12-09 | ||
+ | |url=http://animeanime.jp/news/archives/2007/12/post_238.html | ||
+ | |title=「コードギアス 反逆のルルーシュ」 アメリカでテレビ放映に | ||
+ | |accessdate=12月9日 | ||
+ | |accessyear=2007年 | ||
+ | }} | ||
+ | </ref>。 | ||
+ | |||
+ | 2008年1月に続編が『'''コードギアス 反逆のルルーシュR2'''』として正式に放映予定などが発表された。第1期同様にMBS制作だが、[[Japan News Network|JNN]]系列局[[全国ネット]]の日曜夕方5時枠<ref name="frame">*この枠は[[毎日放送制作土曜夕方6時枠]]の『[[機動戦士ガンダム00]](第1シーズン)』からの枠移動になる</ref>にて2008年4月6日より放送開始で全25話を予定。TBS系列における深夜アニメの続編が[[全日帯アニメ]]となる例は史上初となる。2008年6月1日には『緊急ナビ コードギアス祭』として、[[有野晋哉]]を司会に[[特別番組]]が放映された。 | ||
+ | {{ネタバレ|スキップ=作動}} | ||
+ | |||
+ | == あらすじ == | ||
+ | === 第1期 === | ||
+ | 皇暦2010年[[8月10日]]、世界唯一の超大国'''神聖ブリタニア帝国'''は日本と地下資源サクラダイトを巡って対立し宣戦布告、日本に侵攻した。日本は占領され、ブリタニアによって「エリア11」と呼称される。日本人は「イレヴン」と蔑まれ、自由を奪われブリタニアの総督により支配された。ブリタニアは「'''ナイトメアフレーム'''」と呼ばれる人型兵器により世界の3分の1を支配下に収めた。しかし、その圧倒的な支配にも亀裂が生まれようとしていた。 | ||
+ | |||
+ | 日本侵攻から7年後、ブリタニアに恨みを持つ少年、主人公'''[[ルルーシュ・ランペルージ]]'''は謎の少女'''C.C.'''(シーツー)から、他人に自分の命令を強制出来る、絶対遵守の力「'''ギアス'''」を与えられることになる。ルルーシュは仮面で素顔を隠して「'''ゼロ'''」と名乗り、自称正義の味方「'''黒の騎士団'''」を結成し日本の独立のため、ブリタニアに戦いを挑む。 | ||
+ | |||
+ | === 第2期(R2) === | ||
+ | 神聖ブリタニア帝国に支配され「エリア11」と呼ばれた日本は、反ブリタニア勢力「黒の騎士団」主導による独立戦争を起こすが、「黒の騎士団」の指導者ゼロの失踪により大敗を喫してしまう。「ブラックリベリオン」と名づけられた戦争は黒の騎士団幹部の捕縛、日本への更なる圧政、そしてゼロの処刑を招く結果となった。 | ||
+ | |||
+ | その1年後、学生としての日々を過ごす少年ルルーシュ・ランペルージは黒の騎士団残党の襲撃に巻き込まれ、少女C.C.(シーツー)との邂逅により、自分がゼロであることを思い出す。記憶を取り戻したルルーシュはゼロとして復活しブリタニアを倒すため再び反旗を翻す。 | ||
+ | |||
+ | == 登場人物 == | ||
+ | {{See|コードギアスシリーズの登場人物}} | ||
+ | |||
+ | == 機動兵器 == | ||
+ | {{See|コードギアスシリーズの機動兵器一覧}} | ||
+ | |||
+ | == 世界観 == | ||
+ | 本作の世界では、現実の世界とは大幅に異なる[[歴史]]及び[[テクノロジー]]を歩んでいる。 | ||
+ | # サクラダイトを使用した[[超伝導電磁石]]を搭載した軽量高出力の[[電動機|モーター]]・[[発電機]]が発達しているため、軽量高出力の[[レシプロエンジン]]は未発達である。 | ||
+ | # [[原子力]]の研究は未だ理論段階に留まっている。戦略兵器に分類される[[核兵器]]、長距離弾道弾などの[[大量破壊兵器]]も開発されていない。 | ||
+ | # 銃器は火薬でなく[[リニアモーター]]で加速して弾丸を射出するコイルガンを採用している。 | ||
+ | # ナイトメア(KMF)と呼ばれる人型機動兵器、フロートシステムと呼ばれる飛行推進機関、輻射波動と呼ばれる高周波兵器、ハドロン砲と呼ばれる粒子ビーム兵器など多様な兵器システムが開発、実用化されている。 | ||
+ | 等が、大きな違いとして挙げられる。 | ||
+ | |||
+ | 神聖ブリタニア帝国の支配下である租界を含むエリアに於いては、ブリタニア語(≒[[英語]])が使用されており、登場する人物の会話はほぼブリタニア語で行われている(地名は[[ラテン文字]]で表記される)。 | ||
+ | |||
+ | 但し、イレヴンの間では日本語も使用されている<ref>シンジュクゲットーの落書きやナリタ連山での看板等。</ref>。黒の騎士団内部でも日本語が使用されている(黒の騎士団再編時の組織図を参照)。 | ||
+ | |||
+ | == ギアス == | ||
+ | 人間の精神に対して特殊な効果を及ぼす「'''王の力'''」。その本質は個々の能力者が持つ素質や願望そのものであり、それらがC.C.やV.V.のような不老不死の運命を背負った者の手で、特殊能力として発現したもの。そのため能力の詳細は人によってそれぞれ異なる。能力発動の際は能力者の目に、「赤い鳥のような紋様」が浮かび上がる。ギアス能力者同士でも有効であるが、C.C.やV.V.に対しては効果がない。 | ||
+ | |||
+ | 基本的に暴走する前のギアスはC.C.から与えられた場合は左目、V.V.から与えられた場合は右目に発現する。 | ||
+ | |||
+ | 能力を使用し続けるに従ってその力は増大していき、能力者がその力に負けてしまった場合は増大したギアスを制御しきれなくなっていく。 | ||
+ | |||
+ | アニメとは全く異なる展開のアナザーストーリーである漫画版「ナイトメア・オブ・ナナリー」や[[ニンテンドーDS]]のゲーム版と[[プレイステーション2|PS2]]・[[プレイステーションポータブル|PSP]]のゲーム版『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』では以下の他にもギアス能力者が存在している。ただし、これらの作品中ではギアスの位置づけが多少異なる模様。詳細は[[コードギアス#ギアス|こちら]]を参照。 | ||
+ | |||
+ | R2の時点でギアス能力者、もしくは饗団の関係者以外でギアスの存在を知るのは黒の騎士団ではカレンと咲世子、ブリタニア側ではスザク、コーネリア、ヴィレッタである。 | ||
+ | |||
+ | === ルルーシュのギアス === | ||
+ | C.C.によって発動した「絶対遵守の力」。左目から発生される特殊な光情報により、発動とともにいかなる命令にも従わせることができる。成功すればたとえ相手の身にどんなリスクがあろうと命令に沿った行動を強制できるが、一方で使用条件や性質に基づく幾つかの制限もある。 | ||
+ | |||
+ | 発動の際にはルルーシュの左目に紋様が浮かび上がる。後に力の増大(後述)に伴ってギアスの発動を止められなくなり、左目には常時紋様が浮かぶようになる。 | ||
+ | |||
+ | 第1期終盤、ルルーシュのギアスは一時的な不発を起こしたのち暴走・増大。以後発動状態をオフに出来なくなり、左目は常時赤く光るようになった。この変化については、離れた場所にいたC.C.は異常を感じたものの当初ルルーシュは気付けず、結果としてユーフェミアに意図せぬ日本人虐殺を命じてしまう事になった。皇帝による記憶改編で記憶が失われていた頃は通常の状態になったが、記憶を取り戻した後は発動状態のままに戻った。それ以降は周囲に異常を悟らせない為にC.C.に渡された特殊な[[コンタクトレンズ]]で制御し、使用の際はこれを外して使用するようになる。 | ||
+ | ; 対象と直接目を合わせなければならない | ||
+ | : 対象者にルルーシュの左眼から発せられる光情報を、直接視認できなければ効果がない。[[眼鏡|メガネ]]程度の透過率なら問題はないが、[[バイザー]]などの透過率の低いレンズを挟んだり、モニター越しの左目を見せたりしても効果がない。なお、条件さえクリアしていれば多数の対象に同時に行使する事も可能。ただし、上記条件をクリアしたとしても、ナナリーのように「映像の認識能力が無い人物」については一切発動は不可能である。 | ||
+ | ; 同じ対象にギアスを使用できるのは一度だけ | ||
+ | : 一度ギアスを行使した相手に対しては再度命令を下すことができない。ただしジェレミアのギアスキャンセラーでギアスを解除された場合は、再度ギアスを行使することが可能。 | ||
+ | ; 有効距離は約270m | ||
+ | : これ以上離れた位置からのギアスの行使は、たとえ互いが裸眼であっても不可能。 | ||
+ | ; [[光]]情報であるため反射が可能 | ||
+ | : 眼鏡の透過と同様、反射精度の高い鏡であれば鏡越しに見た相手にもギアスは有効となる。この条件を使い、ルルーシュは自分自身にギアスを使用した事がある。 | ||
+ | ; 意識的には実行できない行為も命令可能 | ||
+ | : 「特定の出来事を忘れろ」など、普通は意図して行えない行為であっても命令する事ができる。ただし、「死ぬな」というような脳以外の器官に干渉するような命令は不可。 | ||
+ | ; ギアスを受けた対象は、行使された前後の記憶に欠損が生じる | ||
+ | : ルルーシュの分析によれば、ギアスの力が[[大脳]]に介入したために起こる一種の[[副作用]]。ただし何処まで忘れるかや、忘れた記憶の回復があり得るか等については、不確かな部分がある。 | ||
+ | ; ギアスの有効期間は極めて長い | ||
+ | : 正確な期限は不明だが、少なくとも一年以上に渡って効力が続くことが確認されている。 | ||
+ | ; 条件分岐を含む内容を命令する事も可能 | ||
+ | : 何らかの状況や言葉などのトリガーによって行動を開始させるなど、条件分岐を含む命令も可能。トリガーはルルーシュ自身が発するものである必要はない。ルルーシュはこれを利用し、「我が軍門に下れ」というキーワードで離れた複数の人物に同一行動をとらせた。 | ||
+ | |||
+ | === マオのギアス === | ||
+ | マオがC.C.との契約で発現した能力は「思考を読み取る力」(読心術)。その気になれば相手の深層心理から[[心的外傷|精神的外傷(トラウマ)]]すら読み取る事が可能であり、心理戦などでは極めて有効。頭脳戦を得意とするルルーシュにとっては天敵とも言える能力である。その性質はルルーシュのギアスより遥かに柔軟であり、心で意図する以外に特段の使用条件はなく、同じ相手への使用回数制限にも縛られる事はない。 | ||
+ | |||
+ | 既にその力はかなり増大しており、紋様は両目に浮かんでいる。しかしその能力を制御することができず発動を止めることができなくなっており、人の多い場所では、マオの意思に関わらず、有効範囲にいる全ての人間の思考が流れ込んでくる。そのため、マオは人の群れの中ではそれらの声を打ち消すべく録音したC.C.の声を[[ヘッドフォン]]で聴き続けている。 | ||
+ | ; 有効範囲は最大500m | ||
+ | : 但し、集中力によって範囲や精度は上下する。特定の相手に集中すれば深層心理までも読み取れるが、他の対象に対しては僅か数mにまで範囲が狭まる。 | ||
+ | |||
+ | === ブリタニア皇帝のギアス === | ||
+ | 皇帝(シャルル)がV.V.との契約で発現した能力は「記憶を書き換える力」。ルルーシュと同じく、相手の目を見てかけるタイプで、ギアスをかけた対象に、特定の事項を忘れさせたり偽りの記憶を植えつけたりすることができる。 | ||
+ | |||
+ | マオ同様力は増大しているが、皇帝はそのギアスを完全に制御しており、発動の際のみ両目に紋様が浮かぶ。 | ||
+ | |||
+ | === ロロのギアス === | ||
+ | ロロが嚮団の手で発現した能力は「絶対静止の結界」。ロロを中心にして放射状に赤い結界を展開(範囲は自在、かつ広範囲)、範囲内にいる人間の体感時間を停めることで行動・思考を停止させることができる。ルルーシュのような使用条件は無く、KMFを操縦している時でも使用可能。ゆえに停められた相手からは、ロロや彼が操縦しているKMFが突然消えたように感じる。停止中の相手は完全に無防備となるため、移動・殺害さえも容易に行える、肉弾戦や[[暗殺]]に適した極めて強力な能力。KMF戦で併用して使用するためにKMF戦で優勢に立つことができる。 | ||
+ | |||
+ | 強力な特性を持つ反面、ギアス発動中はロロ自身の[[心臓]]も停止してしまうという極めて危険な副作用があり、V.V.からは「失敗作」と称されている。それに関係してか幼少期より発現しているにもかかわらず力の増大は見られず、発動の際は右目に紋様が浮かび上がる。 | ||
+ | ; 物理現象には効果が無い | ||
+ | : 時間停止ではなく、あくまで体感時間を停めるだけなので、発射された弾丸などを止めることはできない。 | ||
+ | |||
+ | === C.C.のギアス === | ||
+ | 不老不死になる前にコードを持ったシスター(C.C.の前の不老不死の人)に与えられた能力は「愛される力」。幼少期(推定5~7歳)からギアスを授かり成年期にはマオと同じくギアスが暴走していた。発動すればC.C.の周りにC.C.を心から愛する人達が集まってくる効果を持つ。不老不死となりギアスの能力はなくなった。 | ||
+ | |||
+ | === ギアスキャンセラー === | ||
+ | 嚮団の技術で改造を繰り返されたジェレミアに発現した能力。ジェレミアを中心にして放射状に青い結界を展開、範囲内の対象のギアス能力者が掛けたギアスを打ち消す効力を持つ。従ってギアスによる対象への命令や記憶の改竄を無効化する。自身にギアスが掛けられた際は自動的に発動する。発動の際は仮面に覆われた左メカアイに、ギアス能力者の紋様を逆さにした青い紋様が浮かび上がる。 | ||
+ | |||
+ | === その他 === | ||
+ | ギアス嚮団によって多くの子供にギアスが発現させられており、その中には相手を意識を保ったままで自在に操るなどの能力を持つ者が存在。 | ||
+ | |||
+ | == キーワード == | ||
+ | === 国 === | ||
+ | ; 神聖ブリタニア帝国(しんせいブリタニアていこく) | ||
+ | : [[新世界]]の全てと、世界各地の複数のエリアから構成される、世界の3分の1を支配する[[超大国]]。[[帝都]]はペンドラゴン。 | ||
+ | : [[元首]]は第98代唯一[[皇帝]]シャルル・ジ・ブリタニア。帝国[[宰相]]は第2皇子シュナイゼル。 | ||
+ | : [[皇帝]]を頂点とした[[絶対君主制]]国家で、厳しい身分制度のしかれた階級社会を維持しており、『不平等においてこそ競争と進化が生まれる』という現皇帝の持論を国是としている。世界の3分の1を支配しており、巨大な軍事力を背景に、今なお世界各地で植民地化を目的とした侵略を続けている。 | ||
+ | : 「[[ブリタンニア|ブリタニア]]」とは本来[[イギリス]]の[[ブリテン島]]ならびに古代[[ローマ帝国]]が同島に築いた[[属州]]を指すが、作中ではブリタニア大陸([[アメリカ大陸]])に位置する。歴史を辿ると[[テューダー朝]]期の[[イングランド]]王国に辿り着き、「処女王」[[エリザベス1世 (イングランド女王)|エリザベス1世]]の息子がヘンリー9世として即位した。このため、[[ステュアート朝]]の成立と、それに伴う[[スコットランド]]王国との[[同君連合]]は成立していない。皇暦1770年代に[[アメリカ独立戦争|ワシントンの乱]]と呼ばれる反乱が勃発するが、[[ルイ16世 (フランス王)|ルイ16世]]に支援を求めるために渡仏した[[ベンジャミン・フランクリン]]の交渉失敗(C.C.によると実際は当時のブリタニア公による買収)により、[[大陸軍 (アメリカ)|大陸軍]]は[[ヨークタウンの戦い]]で大敗北し、首謀者の[[ジョージ・ワシントン]]が死亡したため、[[アメリカ合衆国]]も成立していない。 | ||
+ | : 周辺諸国が[[市民革命]]と[[議会|議会制度]]化により停滞していたのに対し、イングランド王国は絶対君主制を固持し、新世界で生産される富によりヘンリー10世とエドワード7世(スザクの使用していた教科書には"King Henry X and Edward VI(ヘンリー10世と[[エドワード6世 (イングランド王)|エドワード6世]])"と記されていた。[[エドワード7世 (イギリス王)|実在のエドワード7世]]とは異なる)の統治を通して発展を続けた。 | ||
+ | : エリザベス3世の統治時代、ヨーロッパの大部分を征服した[[ナポレオン・ボナパルト|ナポレオン]]は、イングランドへの上陸を目論むと、[[トラファルガーの海戦]]に勝利して制海権を掌握し、12万の軍勢と共にロンドンへと進軍した。皇暦1807年、エリザベス3世は[[エディンバラ]]へ追い込まれ、親ナポレオン派の革命勢力に捕縛されて王政廃止を迫られた(「エディンバラの屈辱」)。この窮地を救ったのが、ブリタニア公リカルドとその部下にして親友である「ナイトオブワン」リシャール・エクトル卿であり、彼らの尽力によってエリザベス3世は[[13植民地|植民地アメリカ]]へと逃れ、新大陸東部に首都を定めた(「新大陸への遷都」)。 | ||
+ | : その後、テューダー朝の血筋が途絶えた際にブリタニア公リカルドが王位を継承し帝政を施行。[[国号]]を「'''神聖ブリタニア帝国'''」に変更し、リカルド・ヴァン・ブリタニア1世として皇帝に即位した。同時に皇暦を制定し、同年を皇暦1813年とした。またリカルドは「ブリタニア年代記」の編纂を指示している。その後、ブリタニア大陸では「北南戦争」と呼ばれる戦争が起こなわれている。 | ||
+ | : ブリタニア本土の地名は[[カリフォルニア州|カリフォルニア]]や[[ダラス]]のような実在の地名と、帝都ペンドラゴンのような架空の地名が混在している。 | ||
+ | : 皇暦2010年の日本侵攻の際には、ブリタニア大陸以外に[[アリューシャン列島]]・[[ハワイ]]・[[ミクロネシア連邦|ミクロネシア]]・[[フィリピン]]等から侵攻をしている事から、少なくともこれらの地域に拠点が存在する(小説によれば2009年にインドシナ半島に侵攻、エリア10として自国に編入したため、それに対抗して中華連邦およびE.U.は日本を誘いブリタニアに対する経済制裁を実行したとされる)。 | ||
+ | :; エリア | ||
+ | :: 神聖ブリタニア帝国の[[植民地|属領]]を意味する。現在「エリア18」まで存在している。本編でのコーネリアとユーフェミアの会話や小説版によると、経済力や治安面に応じて上から「衛星エリア」、「途上エリア」、「矯正エリア」と格付けされている。 | ||
+ | ::; エリア10 | ||
+ | ::: ブリタニアの属領となった[[インドシナ半島]]に存在するエリア。ただしR2ではインドシナ半島は中華連邦の領土となっている。 | ||
+ | ::; エリア11 | ||
+ | ::: [[極東]]にかつて存在した国家「日本(ニッポン)」がブリタニアの侵攻(極東事変)により属領とされ変更された呼び名。植民地統治者である総督には皇帝の直接血縁者である皇子もしくは皇女が就任することになっており、初代総督は第三皇子クロヴィス。 | ||
+ | ::: ブリタニア侵攻前は[[中立国]]であり、[[首相]]を首班とする[[議院内閣制]]が採られていた(現実の日本の様に天皇制があったかどうかは不明)。世界最大のサクラダイト産出国であり、この利権を巡る対立が侵攻の原因とされている。[[富士山|フジサン]]を覆うように中腹地点までサクラダイト採掘プラントが建造されている。[[行政区分]]は現実の47[[都道府県]]で細分化されているが[[北海道]]・[[東北]]・[[関東]]・[[中部]]・[[関西]]・[[中国]]・[[四国]]・[[九州]]とブロックごとに分けて呼ばれている。ただ、現実とは異なり[[北方領土]]だけで無く、[[千島列島]]の少なくとも[[得撫島]]と[[新知島]]が領土となっていた<ref>DVD収録版では北方領土のみとなっている。</ref>。 | ||
+ | ::: 日本が余力を残したまま降伏したのと、クロヴィスの内政能力の欠如から、ブリタニアの統治政策は十分ではなく、ブリタニア官僚の一部が私欲の為にNACに物資等を裏で提供している為、各地には要塞規模の施設や、重火器を有した軍の残党、[[レジスタンス]]などの反ブリタニア勢力が未だ多数残存している。この為、ブリタニアの支配下となっている他のエリアと比較し、抵抗活動が活発である。ブラックリベリオンでの敗戦以降は「途上エリア」(小説版より)から「矯正エリア」へと格下げとなり、コーネリアに変わって総督になったカラレスの政策により、さらなる圧政を強いられるようになったが、彼の死後に就任したナナリーがユーフェミアの遺志を継ぐ形で「行政特区日本」を設立するに至った。 | ||
+ | ::: [[総督府]]は[[東京|トウキョウ]]租界にあって、主に電車([[モノレール]])の環状線沿いに外壁が張り巡らされており、緊急時にはエリア毎にパージ(分離)する事が出来る。トウキョウ決戦時にはルルーシュがこれを利用して、全ての分離可能エリアをパージする事によりブリタニアの防衛ラインに大打撃を与えた。 | ||
+ | :::; [[ゲットー]] | ||
+ | :::: 本作ではイレヴンと呼ばれる日本人が住む街を意味する。実在の地名([[新宿]]、[[さいたま市|さいたま]]など)も登場するが、カタカナ表記(正確には英語表記)で表される。福祉支援も復旧支援もあまりされておらず、まともな職にもありつけないようで、そこに住む日本人は復旧作業をしながら細々と生活している。地下鉄跡や下水道はレジスタンスの逃走ルートなどに利用されている。 | ||
+ | ::; エリア18 | ||
+ | ::: [[砂漠]]地帯にあり[[中東]]に存在する、巨大な機動兵器(バミデス)を有していたエリア。コーネリアによって侵略された。 | ||
+ | :; [[租界]] | ||
+ | :: 本作では超大国ブリタニアの国民が住むエリア内の街を意味する。 | ||
+ | :: 電気中心の文明が発達したブリタニアの都市にふさわしく、租界の周辺には[[太陽光発電]][[太陽電池|パネル]]を供えたビルが立ち並ぶ。 | ||
+ | :; アッシュフォード学園 | ||
+ | :: 寮制の[[私立学校]]で、学園の設備はかなり整っている。ブリタニア人とイレヴンを区別しないオープンな校風。在籍する生徒は、必ずどこかのクラブに所属しなければならないことになっている。[[水泳]]・[[馬術]]などが確認されていて、活発に活動している。創立者の孫であるミレイが会長を務める生徒会も存在する。 | ||
+ | :: ブラックリベリオン以降は学園自体が皇帝の命を受けた機密情報局により、ルルーシュを監視する拠点とされた。これに合わせて記憶操作を受けたミレイ、シャーリー、リヴァルを除く生徒と教師全員がブリタニア本国へ帰国させられ、ヴィレッタ達機密情報局員が教師、他の生徒が入れ替わりに学園入りした。 | ||
+ | :; 行政特区日本(ぎょうせいとっくにっぽん) | ||
+ | :: ユーフェミアが発案した限定された地域内で日本の存在を認める政策。手続きを行えば特区に参加することができ、イレブンは日本人の名前を取り戻すほか、ブリタニアからの圧政や身分差別を受けることはない。そのため発表当初は大多数のイレブンに支持された。 | ||
+ | :: テロリストに対する民衆の支持を無くすことでテロリストの大義名分を失わせ、逆に参加すれば武力を取り上げられる可能性もあるためテロリストに対するテロ抑止策としても有効な政策でもある。それ故にシュナイゼルはこの特区を支持した。一時期ユーフェミアによる日本人虐殺により政策が中断したものの、新総督ナナリーによって実地が進められている。 | ||
+ | ; E.U. | ||
+ | : 正式名称は「Euro Universe(ユーロ・ユニバース)」。ブリタニア皇帝から「権利を平等にした為に人気取りの[[衆愚政治]]に堕している」と批判されている[[民主主義]]国家。中華連邦と同じく、ブリタニアと対立する二強国の一つで、作中の描写などからヨーロッパとアフリカに領土を持つと思われる。[[エル・アラメイン|エルアラメイン]]地域でブリタニアと激戦を繰り広げていた。 | ||
+ | : [[ドイツ]]州、[[フランス]]州など、現実におけるヨーロッパ各国が、構成自治州(行政だけでなく、軍事的にも個別になっている)として組み込まれていることから、中華連邦と同じく[[連邦]]制の国家である模様。 | ||
+ | : R2ではシュナイゼルの辣腕により多くの領土を失い、ブリタニアに対抗する力を失いつつある。 | ||
+ | ; 中華連邦(ちゅうかれんぽう) | ||
+ | : ブリタニア皇帝に「富を平等にした為に国民が怠け者ばかりとなっている」と批判されている国家で、E.U.と同じくブリタニアと対立する二強国の一つ。[[連邦]]制国家であり、[[中国大陸]]を中心に朝鮮半島・[[インドシナ半島]]・[[インド亜大陸]]を領土とし、[[アジア]]の広範囲と[[シベリア]]の一部を支配している。首都は[[洛陽]]。またその領地内には、極秘裏にギアス嚮団の本拠地が構えられていた。 | ||
+ | : [[天子]]を[[元首]]としその下ですべての臣民を平等とする、君主制と[[共産主義]]的な政治理念を併せ持つ国家だったが、現在では幼女である天子を傀儡にしている官僚集団「大宦官」が専横を極めており、臣民の多くは貧困に苦しんでいたが、ゼロと星刻の手により大宦官は抹殺される。 | ||
+ | :; 朱禁城 | ||
+ | :: 首都洛陽に位置する、天子の居城。しかし、大宦官の専横によって事実上大宦官の居城と化している。 | ||
+ | :; 蓬莱島 | ||
+ | :: 中華連邦領、黄海に浮かぶ潮力発電用の人工島。ゼロと大宦官の取引により、エリア11を脱出した黒の騎士団と日本人の居住地として貸与された。 | ||
+ | :; 天帝八十八陵 | ||
+ | :: 中華連邦に存在する歴代の天子を祭る陵墓。しかし、今の大宦官による専横もあってその神聖さも消えかかっている。 | ||
+ | :; インド軍区 | ||
+ | :: 中華連邦を構成する国の1つ。中華連邦より独立を図ろうとする勢力と、従来の関係を維持しようとする勢力が存在し、一枚岩ではない。前者にはラクシャータが属しており、黒の騎士団を援助している。 | ||
+ | |||
+ | この他、[[オーストラリア]]、[[カンボジア]]の名が作中登場するが、帰属など詳細は不明。 | ||
+ | |||
+ | === 身分 === | ||
+ | ; ブリタニア皇族 | ||
+ | : 現ブリタニア皇帝シャルルは108人もの皇妃を持つ<ref name="GRAPHICS ZERO">「GRAPHICS ZERO」より</ref>ため、皇子や皇女は母親の違いによりミドルネームが異なる。ミドルネームが同じならば母親も同じである。(登場する皇族については[[コードギアスシリーズの登場人物#ブリタニア皇族|登場人物のページ]]を参照のこと)。 | ||
+ | : 子供達は第11皇子のルルーシュと第12皇女のナナリーまで数名の存在が明らかにされている。 | ||
+ | ; ブリタニア貴族 | ||
+ | : 大公爵から架空の階級である武勲候までの、以下7等爵プラス3階級の身分の者を貴族としている。現実世界における詳細は、[[爵位]]を参照のこと。 | ||
+ | ;: [[大公]]爵(Grand Duke(グランド・デューク)) | ||
+ | ;: [[公爵]](Duke(デューク)) | ||
+ | ;: [[侯爵]](Marquess(マーキス))<ref>英語表記は、公開されているブリタニア貴族の位に則り記述。</ref> | ||
+ | ;: [[辺境伯]](Margrave(マーグレイヴ)) | ||
+ | ;: [[伯爵]](Earl(アール)) | ||
+ | ;: [[子爵]](Viscount(ヴァイカウント)) | ||
+ | ;: [[男爵]](Baron(バロン)) | ||
+ | ;: [[騎士]](Knight(ナイト)) | ||
+ | ::: 作中では貴族の階級であるとともにブリタニア軍においてナイトメアのパイロットになることで得られる。皇族の騎士は軍の階級と同一<ref>『オトナアニメ Vol.4 (4)』 [[洋泉社]]、2007年4月。ISBN 486248140X</ref>。 | ||
+ | ;: 武勲候(Knight of honor(ナイト・オブ・オナー))<ref>架空の階級である武勲候の「候」は、公開されているブリタニア貴族の位に則り記述。「侯」の誤記ではない。</ref> | ||
+ | : 貴族の位に分類されていないが、作品中で騎士侯の身分の存在が明らかにされている。騎士侯は一代限りの貴族として扱われ、最も下の階級となる。平民であっても、国家功労者など一定の条件(めざましい業績を上げるなど)をクリアすれば騎士侯になれる。ヴィレッタやマリアンヌがこれにあたり、ユーフェミアの騎士となったスザクは名誉騎士侯と称された。 | ||
+ | ; 騎士(きし) | ||
+ | : 本来は皇族が護衛役として1名選ぶことのできる選任騎士のことで、それらの多くがナイトメアパイロットでもあったため、一般的にナイトメアのパイロットの事を呼称するようになった。選任騎士は、作中ではコーネリアのギルバート・G・P・ギルフォードとダールトン、枢木スザクの3名が確認されている。 | ||
+ | ; ナイトオブラウンズ | ||
+ | : 皇帝直属の騎士であり帝国最強の12騎士。ナイトオブワン以外のナンバーに上下関係はなく、実力と忠誠のみが問われており、構成員の中には女性、子供もいる。また、空席のナンバーもいくつか存在する。ナンバーズ出身は枢木スザクのみ。またラウンズたちは自分専用のKMFを所有しておりいずれも性能が高い。頂点であるナイトオブワンは植民エリアの一つを持つ権限を与えられており、スザクはその特権でエリア11を貰うつもりでいる。語源は[[アーサー王]]伝説に登場する12人の『[[円卓の騎士]](Knights of the Round Table)』。 | ||
+ | : スザクは第7席にあり、ナイトオブセブンと呼ばれる。 | ||
+ | ; 名誉ブリタニア人 | ||
+ | : 各エリアの住民が、役所に行って手続きをすると得られる称号。ナンバーズと比べ、ある程度の自由や身分を保障される。ナンバーズの間では『祖国の誇りを捨てた裏切り者』という考えが一般的。反乱防止のため携帯電話を持つことができない。<ref>小説より</ref> | ||
+ | ; ナンバーズ | ||
+ | : ブリタニア人が占領下の住民を総称して呼ぶ言葉。エリア11の住民(日本人)をイレヴンと呼ぶように、エリアナンバーで呼称される存在であることから来る蔑称でもある。原則として国外への渡航権は認められておらず、ブリタニア本国や他の属領へ往来する権利も認められていない。 | ||
+ | |||
+ | === 名称・呼称 === | ||
+ | ; オール・ハイル・ブリタニア | ||
+ | : ブリタニア軍人を中心にブリタニア人が使用する「ブリタニア万歳」を意味した言葉。 | ||
+ | : なお“'''All Hail Britannia!!!'''”は神聖ブリタニア帝国[[国歌]]のタイトルでもあり、ブリタニアでの重要な式典(クロヴィス[[国葬]])等で演奏される(歌詞全文及び日本語訳はO.S.T第1弾を参照)。 | ||
+ | ; イエス・ユア・マジェスティ(Yes, Your Majesty.) | ||
+ | : ブリタニア皇帝に対する「了解」の意を込めた返事。「はい、陛下」。R2ではジェレミアがルルーシュに対して使っている。 | ||
+ | ; イエス・ユア・ハイネス(Yes, Your Highness.) | ||
+ | : ブリタニア皇族に対する「了解」の意を込めた返事。「はい、殿下」。 | ||
+ | ; イエス・マイ・ロード(Yes, My Lord.) | ||
+ | : ブリタニア軍人が上官に対する「了解」の意を込めた返事。「はい、我が主」あるいは、もっと意訳すると「はい、閣下」となる。 | ||
+ | ; オレンジ | ||
+ | : ゼロ=ルルーシュが護送中のスザクを救出しようとした際、ジェレミアに対し「公表する」と脅した謎の単語。実は陰謀を匂わせた単なるハッタリであったが、その後ギアスに操られたジェレミアはゼロを'''全力で'''見逃してしまったために「オレンジ疑惑」として勝手に一人歩きしてしまい、軍の疑惑を招く。以後、ジェレミアの蔑称(視聴者の間では愛称)となった。現在では公式サイトでもネタとして定着している。なぜルルーシュがこの単語を選んだのかは不明(しかし、生徒会のイベントで「オレンジデー」というものがあったとルルーシュの口から語られている)。 | ||
+ | :; 全力 | ||
+ | :: 「私たちを全力で見逃せ」というギアスに操られたジェレミアが、「'''全力をあげて奴らを見逃すんだ!'''」という珍妙な言い回しでゼロを逃がすことを部下に命じたことから、上記の「オレンジ」同様、視聴者の間でジェレミアの蔑称かつ愛称として使われている。また、「オレンジ」同様に公式サイトや[[アニメ雑誌]]などでキャッチフレーズとしてよく使用されている。 | ||
+ | ; ブリキ野郎 | ||
+ | : 日本人が呼ぶ、ブリタニア人の蔑称。名前の由来は「ブリタニアの[[鬼畜]]野郎」を略した「ブリ鬼野郎」や「(KMFという)[[ブリキ]]に乗って攻めてくる奴ら」を指した「ブリ機野郎」の意味としても使われる。 | ||
+ | ; イレヴン | ||
+ | : ブリタニア当局や一般的なブリタニア人が、名誉ブリタニア人でない日本人を呼ぶ際の正式名称。 | ||
+ | |||
+ | === 組織 === | ||
+ | ==== 日本 ==== | ||
+ | ; 黒の騎士団(くろのきしだん) | ||
+ | : サイタマゲットーでゼロが一時的に指揮した「ヤマト同盟」の一方的な敗北を機に、シンジュクゲットーで反ブリタニアを掲げ抵抗活動を行っていた「扇グループ」を中核にゼロが組織した。日本解放戦線壊滅後のエリア11における最大の反ブリタニア勢力である。結成初期のアジトは大型居住空間付きの車輌(元の持ち主にルルーシュがギアスをかけて自分に譲らせたもの)で、騎士団の国外追放後は中華連邦にある蓬莱島を拠点としている。活動初期にはキョウトから提供されたKMFや艦船の他、ブリタニアから奪取したガウェインを保有運用していたが、R2では紅蓮を残しその殆どが失われ、ラクシャータが新たに開発した暁や斑鳩などの新型兵器を主戦力としている。 | ||
+ | : ホテルジャック事件で「日本解放戦線」の強硬派から、人質にされていたブリタニア人救出後、ゼロにより世間へその創設が宣言された。「武器を持たない全ての者の味方である」とし、強者が弱者を一方的に殺す事を否定している。以後、法で裁けない悪を一方的に断罪していった為、多くのイレヴンや一部ブリタニア人の支持を受け、入団希望者を増やし組織を拡大している。メンバーは黒い制服を着用し、活動時には黒のバイザーと帽子で素顔を隠している。ラクシャータ入団後は、インド軍区の潜水艦を入手し遠征活動もしている。 | ||
+ | : サブタイトルに描かれている紋様は黒の騎士団のエンブレムであり、エースパイロットのスーツの左胸にも描かれている。 | ||
+ | ; 日本解放戦線(にっぽんかいほうせんせん) | ||
+ | : ナリタを本拠地とし、ブリタニアの侵略後に旧日本軍の軍人を中心に組織されエリア11最大の反ブリタニア勢力だった。片瀬をリーダーとし藤堂、四聖剣らを客分として擁している。強硬派と穏健派に別れ、一枚岩の組織では無かった。ナリタ攻防戦で弱体した後、片瀬の死を機に壊滅する。 | ||
+ | ; 扇グループ(おうぎグループ) | ||
+ | : 後に黒の騎士団の母体となる、扇要をリーダーとした反帝国グループ。メンバーにはカレン、玉城、井上、南、吉田、杉山、永田などがいる。かつては、カレンの兄・ナオトがリーダーを務めていた。小説「朱の軌跡」では、料理が趣味だった真田、世話好きだった門倉、女性恐怖症だった山崎、元女子バスケ日本代表だった小笠原など、作戦中で死亡してしまった人物をカレンが思い出すシーンがある。 | ||
+ | ; キョウト | ||
+ | : 旧財閥系家門であり、皇神楽耶を頭首に、桐原泰三・刑部辰紀(声:[[真殿光昭]])、公方院秀信、宗像唐斎、吉野ヒロシの5名が重鎮となり組織された、エリア11の[[秘密結社]]。本来は枢木家もキョウト六家の一つだったが、ゲンブが亡くなり、一人息子のスザクは絶縁状態にある為キョウト六家から外されている。ブリタニアへの抵抗活動を行っているエリア11の複数の組織へ、兵器などの支援を行っている。日本解放戦線が壊滅後、主な支援の対象を黒の騎士団へと移す。 | ||
+ | : 表向きは、内政省の管理下でエリア11の自治を司るイレヴンの代表団“NAC”として一部のブリタニア官僚とも関係があり、利益供与を行う代わりに組織の活動を半ば黙認させていた。総督府内の会議で、NACがキョウトである疑いが濃厚とされたことで、結社の実態がブリタニア側に明らかにされ、ユーフェミアの「行政特区日本」宣言をきっかけに証拠を抑えられる。これによってキョウトと繋がっていたブリタニア官僚は摘発され、桐原もダールトンから黒の騎士団への支援を取り止めるよう恫喝される。しかし、ユーフェミアによる虐殺後黒の騎士団を指揮下に置こうとしたが、逆に吸収された。その後、ブラックリベリオンの敗北で神楽耶を除く全員が捕まり、処刑された。 | ||
+ | : ブラックリベリオン後は事実上解散状態となるが、皇家が経営する「皇コンツェルン」は健在であり、神楽耶とも繋がっている。 | ||
+ | ; 反ブリタニア武装勢力 | ||
+ | : 反ブリタニアを掲げ、日本各地でレジスタンスをしている武装組織。シンジュクゲットーの「扇グループ」を始め、中部地区の「サムライの血」、サイタマゲットーの「ヤマト同盟」、ナリタの旧日本軍軍人で組織された「日本解放戦線」などといった組織が存在する。 | ||
+ | ; [[主義者]] | ||
+ | : 本作ではブリタニア人でありながらブリタニアの政策に反対する人間のこと。ルルーシュ・ディートハルト・カレン・ジェレミア等がこれにあたる。元来は大日本帝国に於いて共産主義者や社会主義者を指す隠語であり、本作での用法は元来の『主義者』達が日本人でありながら[[大日本帝国]]の政体や亜細亜植民地支配に反対したことなどに由来している。 | ||
+ | |||
+ | ==== ブリタニア帝国 ==== | ||
+ | ; [[親衛隊]](しんえいたい) | ||
+ | : 総督・副総督に就任した皇族の選任騎士を中心に構成された部隊。 | ||
+ | ; RPI | ||
+ | : 皇立機甲歩兵に当たるKMF。'''R'''oyal '''P'''anzer '''I'''nfantryの頭文字の略称。 | ||
+ | ; グラストンナイツ | ||
+ | : コーネリア軍所属の、5名からなるエリート騎士。いずれも仮面を着けており、本国からエリア11のブリタニア軍再編のため呼び寄せられた。ダールトンが身寄りのない子供を集めて騎士に育て、それ故に彼らもダールトンへの忠義が厚い。DVD収録のオーディオコメンタリーでダールトンは息子たちと呼び、実際に全員が義父と養子の関係を結んでいる。語源は[[アヴァロン]]の候補地「グラストンベリー」。 | ||
+ | ; 純血派(じゅんけつは) | ||
+ | : ブリタニア軍はブリタニア人のみで構成されるべきと言う思想を掲げるブリタニア軍人の総称。純血派に属するメンバーは制服に純血派の印(赤い羽根モチーフの飾り)をつけている。サザーランド(純血派仕様)に搭乗する。枢木スザク強奪事件がきっかけで解散する。 | ||
+ | ; 特別派遣嚮導技術部(とくべつはけんきょうどうぎじゅつぶ) | ||
+ | : 略称は'''特派'''。シュナイゼルが管轄するブリタニア軍の技術部。ランスロット、ガウェイン、アヴァロンの開発を行った。ロイドを筆頭に数人の技術者らがエリア11にて活動。セシルの他、デヴァイサーとしてスザクも所属。 | ||
+ | : スザクがナイトオブラウンズの一員となってからは、スザク専属のKMF開発チーム「キャメロット」へ発展解消した。 | ||
+ | ; 機密情報局(きみつじょうほうきょく) | ||
+ | : 皇帝直属の組織。R2で登場。目的はC.C.の捕獲にあり、記憶を失ったルルーシュの監視を行うと同時にC.C.がルルーシュと接触する機会を窺っていた。ヴィレッタ率いる部隊がアッシュフォード学園にて教師に成り済ましている他、ルルーシュの部屋や学園敷地内各所に監視カメラを設置しており、学園の地下室に司令部を設置している。学園敷地外での監視を担当する「カルタゴ隊」(TURN3のヴィレッタ達の会話より)は、バベルタワー内での戦闘で全滅している。 | ||
+ | |||
+ | ==== ギアス嚮団 ==== | ||
+ | ギアス能力者を誕生・研究する秘密組織。あくまで武装組織ではなく、被検体とされたギアス能力者以外は全て研究員で構成されている。最高権力者である嚮主にはC.C.のような不死の体を持つ者が祀り上げられ、現在はV.V.がC.C.の跡を継いで嚮主となっている。V.V.が当主となってからは、中華連邦領土内に本拠地を構えている。 | ||
+ | |||
+ | シャーリーがギアスに一生を翻弄された事に憤慨したルルーシュの命により、黒の騎士団零番隊によって壊滅させられた。 | ||
+ | |||
+ | === 事件 === | ||
+ | '''本編開始前''' | ||
+ | ; [[厳島]]の奇跡 | ||
+ | : 7年前の日本占領戦において唯一ブリタニアが黒星を付けられた戦い。藤堂が「奇跡の藤堂」と呼ばれる由縁でもあるが、実際には藤堂の情報分析・指揮の能力によってもたらされた勝利である。「奇跡」という名が一人歩きし、日本解放戦線をはじめ一部の日本人が藤堂に過剰な期待を寄せることとなった。 | ||
+ | ; 極東事変 | ||
+ | : 皇暦2010年に起こった神聖ブリタニア帝国による日本侵攻を指す(この名称は小説版で初出)。 | ||
+ | '''本編開始後''' | ||
+ | ; シンジュク事変 | ||
+ | : クロヴィス総督時の、レジスタンスによるC.C.(公式には毒ガス)強奪からクロヴィス暗殺まで。一連の戦闘によって、比較的復旧が進んでいたシンジュクゲットーは人的・物的共に大被害を受けた。 | ||
+ | ; 枢木スザク強奪事件 | ||
+ | : 通称「オレンジ事件」。クロヴィス暗殺の実行犯として逮捕された枢木スザクの軍事法廷へ送られる際に暗殺の真犯人であるゼロが現れ、純血派がゼロに枢木スザクを引き渡した事件。これにより純血派は解散を余儀なくされ、ジェレミアが「オレンジ」と呼ばれることとなった。この事件によりゼロが世間に広く知れ渡ることになる。 | ||
+ | ; ホテルジャック事件 | ||
+ | : コーネリア総督時、劇中で起こった日本解放戦線によるホテルジャック事件。サクラダイト生産国会議の会場であった河口湖コンベンションセンターホテルを草壁率いる日本解放戦線強硬派が襲撃し、民間人を含む多数の人質を確保して篭城した。最終的には、黒の騎士団の介入で草壁が自殺し、事件が終結した。事件終結直後にゼロによる黒の騎士団の結成が宣言された。 | ||
+ | ; キュウシュウ戦役 | ||
+ | : コーネリア総督時、キュウシュウで起こったテロ事件を指す。元枢木政権のメンバーだった澤崎敦が、中華連邦の曹将軍の助力でフクオカ基地を占拠、そこから独立主権国家「日本」の再興を宣言した。ブリタニア軍の進軍を天候の助けもあって許さず、単機で乗り込んできたランスロットを追い詰めたが、ゼロの乗るガウェインが乱入し形勢は逆転。澤崎と曹将軍らは拘束された。なお、公式にはゼロの助力はなかったことになっている。 | ||
+ | ; ブラックリベリオン | ||
+ | : ユーフェミアによる日本人虐殺を止めた黒の騎士団が、ブリタニアに反攻する日本人達を率いてトウキョウ租界に進軍した事件。最終的にはゼロが戦線を離脱し統制がとれなくなった黒の騎士団が敗北し、構成員のほとんどは逮捕、わずかに逃れた者たちも地下潜伏や他国への亡命を余儀なくされた。 | ||
+ | |||
+ | === その他 === | ||
+ | ; サクラダイト | ||
+ | : [[富士山]]近辺で採掘される[[レアメタル]]。[[高温超伝導|高温超電導]]体の調整に欠かすことができない物質で、世界の安全保障に関わる戦略物資である。極めて引火性の強い液体状のサクラダイトを輸送する描写が劇中でなされている。日本はこの鉱物の世界最大の産出国(シェアの約70%)であり、それゆえにブリタニアの日本侵略の名目にされた。年に一度生産国会議が行われており、国際分配レートが決められている。 | ||
+ | : ヨーロッパでは[[ストーンヘンジ]]周辺などから『[[賢者の石]]』としてサクラダイトが少量だが発見されている。かつての日本では「桜石(実在する、[[菫青石|コーディアライト]]が雲母化したものとは異なる)」と呼ばれており、それを求めて[[大航海時代]]の進展が即され、それが新大陸の発見に繋がった。 | ||
+ | : ある特殊な干渉を与えると活動を停止する習性があり、ラクシャータはこの習性を利用してゲフィオンディスターバーを完成させた(副産物として[[レーダー]]探査を無効にするステルスも完成させた)。 | ||
+ | ; リフレイン | ||
+ | : イレヴンの間で蔓延している違法[[薬物]]。中華連邦からキュウシュウルートで持ち込まれている。中毒に陥ると過去に戻った気になり、やがては発狂に至る。現実の[[麻薬]]同様所持は厳罰の対象である(カレンの母親は[[懲役]]20年の判決を受けた)。 | ||
+ | ; 皇暦(a.t.b.) | ||
+ | : ブリタニア即位紀元 (''Ascension Throne Britannia'') の略称。ブリタニア皇家の始祖とされるアルウィン1世が、[[アウグストゥス]]治下の[[ローマ帝国]]から独立を獲得し、[[ケルト人|ケルト]]の部族長として即位した年を元年とするブリタニアの[[紀年法]]。リカルド・ヴァン・ブリタニア1世によって制定された。神聖ブリタニア帝国本土及び属領(エリア)で広く使用されている。名誉ブリタニア人の任命試験にも出題される。 | ||
+ | ; 神聖ブリタニア帝国旗 | ||
+ | : [[国旗]]は青地に赤十字の中央に[[国章]]である王冠と盾を配する。盾には「[[王権|帝権]]」の象徴である[[ライオン]]と「死と再生」及び「智恵」を象徴する[[蛇]]が配されている。このライオンは尻尾が蛇となっており[[キマイラ]]の一種であるが、お互いをくわえようとする姿は「[[ウロボロス]]」の構図であり、[[永劫回帰]]や[[不老不死]]、叡智を意味し、帝国の永続性を象徴している。 | ||
+ | ; ラグナレクの接続 | ||
+ | : C.C.との契約をルルーシュが結んだ時、フラッシュバックの中でブリタニア皇帝が[[神殿]]の[[祭壇]]らしき場所で言った台詞。神話を再現する行為らしく詳細は不明、ラグナレクとは[[北欧神話]]において神々と巨人族が争う'''世界終末戦争'''を指し、[[ラグナロク]]ともいう。 | ||
+ | ; 実験適合生体 | ||
+ | : C.C.(CODE-R)の特性を再現するための実験体らしいが、詳細は不明。ナリタ攻防戦後のジェレミアが該当し、主に左半身に機械のようなものがつけられている(左肩には放熱フィンを装備している)。また、左目は緑色になっており一見すると普通の目のようだが、機械の配線のような物が内部から光りだすことがある。 | ||
+ | ; 壁の印 | ||
+ | : ギアスの持続時間を調べるためにルルーシュに命令されたアッシュフォード学園の女生徒が毎日学園の屋上の壁に付けている印。壁の印で5話から何日時間が経過しているかが分かる<ref name="audiocomment08">製品版DVD特典「第8話オーディオコメンタリー」より</ref>。DSゲーム版では印をつける少女にギアスを実験をする展開がある。 | ||
+ | ; 思考エレベータ | ||
+ | : 世界各地にある[[超古代文明|超古代遺跡]]。C.C.の額やギアス発動時に出る物と同じ模様があり、ルルーシュが近づくと作動した。『世界の謎』を解くための重要なものとみなされ現ブリタニア皇帝が執着している。クロヴィスが発見し、バトレーが管理する神根島遺跡を除き全てが[[天領]]とされている。ブリタニアの世界侵攻はこの遺跡の有る場所に沿って行われているとバトレーは推測している。 | ||
+ | ; アーカーシャの剣 | ||
+ | : 皇帝が普段身を置いている神殿の呼称。皇帝は「神を殺すための武器」と称しており、V.V.との契約、思考エレベータに関連があると思われる。現在皇帝とV.V.以外でこの場所を訪れているのはルルーシュ・C.C.・ナナリー・スザクのみであり、シュナイゼルやナイトオブラウンズすらこの存在を知らない。 | ||
+ | :なお、[[アカーシャ|アーカーシャ]]とは[[仏教]]の[[空 (仏教)|空]]や[[インド哲学]]の[[虚空]]などを意味する[[サンスクリット語]]。 | ||
+ | ; ミレイのイベント | ||
+ | : アッシュフォード学園の生徒会長ミレイ・アッシュフォードが発案したイベント。どれもがかなり特殊であり、ルルーシュはかなり嫌がっている。なお、これまで実行が確認されたのはナイトオブセブン歓迎会と学園祭で行ったナイトメアで巨大ピザ作成、男女逆転祭り、キューピッドの日、失恋コンテストである。 | ||
+ | ;; 巨大ピザ作成 | ||
+ | :: スザクがガニメデを操縦して直径12m程の巨大ピザを作成する。学園祭とナイトオブセブンとなったスザクの歓迎会で実行しようとした。ピザには目が無いC.C.もそれを食べるために追われる身にも関わらず学園祭や歓迎会に赴いている。学園祭ではユーフェミアが学園祭に訪れた混乱の中でスザクがピザ生地を落として失敗。2回目にはC.C.がトマトソース入りの箱に入ってしまい、それをジノがピザ生地にかけようとしてC.C.が人目に晒される危機からルルーシュによって台無しになった。 | ||
+ | ;; 男女逆転祭り | ||
+ | :: 男が女装し、女が男装するイベント。だがこのイベントが原因でその方面に目覚めたのが三人おり、一人はルルーシュ達の担任であった。ルルーシュ自身はこのイベントを特に嫌っているが、完璧なまでの女装姿を披露している。<ref>ピクチャードラマ・「STAGE 9.33」より</ref> | ||
+ | ;; キューピットの日 | ||
+ | :: ミレイが自身の卒業イベントとして発案した。男子は青いハート型の帽子、女子はピンクのハート型の帽子を被り、相手の帽子を奪って被れば、その両者は会長権限でカップルになる公約がある。 | ||
+ | :: ルルーシュはこのイベントで影武者の咲世子が築いた108人の女性との関係を清算しようとしたが、ミレイがルルーシュの帽子に部費十倍の懸賞を懸けたため各部に追われる身となった。アーニャがモルドレッドまで駆り出し軍が出撃する事態になったが、最終的にルルーシュとシャーリーが学園公認の恋人となった。 | ||
+ | {{ネタバレ終了}} | ||
+ | |||
+ | == スタッフ == | ||
+ | * 企画 - 内田健二、[[竹田菁滋]]、[[川城和実]] | ||
+ | * ストーリー原案 - [[大河内一楼]]、[[谷口悟朗]] | ||
+ | * [[シリーズ構成]] - 大河内一楼 | ||
+ | * 副シリーズ構成 - [[吉野弘幸 (脚本家)|吉野弘幸]] | ||
+ | * [[キャラクターデザイン]]原案 - [[CLAMP]] | ||
+ | * キャラクターデザイン - [[木村貴宏]] | ||
+ | * ナイトメアデザイン - [[安田朗]]、中田栄治、阿久津潤一(ビークラフト) | ||
+ | * [[メカニカルデザイン|メカデザイン]]、コンセプトデザイン - 寺岡賢司 | ||
+ | * メインアニメーター - 木村貴宏、[[千羽由利子]]、中田栄治、[[中谷誠一]] | ||
+ | * [[美術監督]]・美術ボード - 菱沼由典 | ||
+ | * [[色彩設定|色彩設計]] - 岩沢れい子 | ||
+ | * [[撮影監督]] - 大矢創太 | ||
+ | * 編集 - 森田清次 | ||
+ | * 3DCGディレクター - 渡辺哲也 | ||
+ | * 2DCGディレクター - [[三好正人]] | ||
+ | * 特殊設定 - [[森田繁]] | ||
+ | * 音楽 - [[中川幸太郎]]、[[黒石ひとみ]] | ||
+ | * [[音響監督]] - [[浦上靖夫]]、[[井澤基]] | ||
+ | * 音響制作 - [[AUDIO PLANNING U]] | ||
+ | * 担当デスク - 浦上慶子 | ||
+ | * 録音スタジオ - [[APU MEGURO STUDIO]] | ||
+ | * ミキサー - 内山敬章 | ||
+ | * アシスタントミキサー - 大城久典 | ||
+ | * [[音響効果]] - 庄司雅弘([[フィズサウンドクリエイション]]) | ||
+ | * 音楽プロデューサー - 石川吉元([[JVCエンタテインメント|flying DOG]])、外村敬一([[ソニー・ミュージックエンタテインメント|Sony Music Entertainment]])、真野昇(サンライズ音楽出版) | ||
+ | * アソシエイトプロデューサー - 里吉純、稲垣浩文、細川修 | ||
+ | * [[プロデューサー]] - [[諸冨洋史]]、河口佳高、峯岸卓生、湯川淳 | ||
+ | * 副監督 - [[村田和也]] | ||
+ | * 監督 - 谷口悟朗 | ||
+ | * 製作 - [[毎日放送]]、[[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]]、コードギアス製作委員会(サンライズ、[[バンダイビジュアル]]、[[バンダイ]]、[[バンダイナムコゲームズ]]、[[博報堂DYメディアパートナーズ]]) | ||
+ | |||
+ | == 主題歌 == | ||
+ | |||
+ | === 第1期 === | ||
+ | ; オープニングテーマ | ||
+ | : 第1クール(STAGE 1 - 12) - 「'''[[COLORS (FLOW)|COLORS]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - [[FLOW]]、作詞 - KOHSHI ASAKAWA,KEIGO HAYASHI、作曲 - TAKESHI ASAKAWA、編曲 - FLOW & KOICHI TSUTAYA | ||
+ | : 第2クール(STAGE 13 - 23) - 「'''[[解読不能]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - [[ジン (バンド)|ジン]] | ||
+ | ; エンディングテーマ | ||
+ | : 第1クール(STAGE 1 - 12) - 「'''[[勇侠青春謳]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - [[ALI PROJECT]]、作詞 - 宝野アリカ、作曲 - 片倉三起也 | ||
+ | : 第2クール(STAGE13 - 23) - 「'''[[モザイクカケラ]] '''」 | ||
+ | :: 歌 - [[SunSet Swish]] | ||
+ | ; テーマ曲 | ||
+ | : (STAGE 24・25、SPECIAL EDITION) - 「'''[[瞳ノ翼]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - [[access (音楽ユニット)|access]] | ||
+ | ; 挿入歌 | ||
+ | : 「'''Stories'''」STAGE 5・13・25、SPECIAL EDITION、「'''Masquerade'''」STAGE 14、SPECIAL EDITION(O.S.T.1に収録) | ||
+ | : 「'''Alone'''」STAGE 21、「'''Innocent Days'''」STAGE 22・23、SPECIAL EDITION(O.S.T.2に収録) | ||
+ | :: 歌 - [[黒石ひとみ|Hitomi]] | ||
+ | : 「'''ピカレスク'''」STAGE17、「'''Callin' '''」STAGE 20(O.S.T.2に収録) | ||
+ | :: 歌 - [[酒井ミキオ]] | ||
+ | |||
+ | === 第2期(R2) === | ||
+ | ; オープニングテーマ | ||
+ | : 第1クール(TURN 01 - 12) | ||
+ | : 「'''[[O2 (ORANGE RANGE)|O2]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - [[ORANGE RANGE]]、作詞・作曲 - ORANGE RANGE | ||
+ | : 第2クール(TURN 13 -) | ||
+ | :「'''[[WORLD END]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - [[FLOW]]、作詞 - KOHSHI ASAKAWA,KEIGO HAYASHI、作曲 - TAKESHI ASAKAWA、編曲 - FLOW & KOICHI TSUTAYA | ||
+ | |||
+ | ; エンディングテーマ | ||
+ | : 第1クール(TURN 01 - 12) | ||
+ | : 「'''[[PANIC FANCY|シアワセネイロ]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - ORANGE RANGE、作詞・作曲 - ORANGE RANGE | ||
+ | : 第2クール(TURN 13 -) | ||
+ | :「'''[[わが臈たし悪の華]]'''」 | ||
+ | :: 歌 - [[ALI PROJECT]]、作詞 - 宝野アリカ、作曲 - 片倉三起也 | ||
+ | |||
+ | == サブタイトル == | ||
+ | 放送日はMBSを基準としている。 | ||
+ | |||
+ | ===第1期=== | ||
+ | {| class="wikitable" align="center" style="text-align:center" | ||
+ | |- | ||
+ | !話数!!サブタイトル<ref name="subtitle">サブタイトルの語句間が空いているのは演出意図によるもの(本編での表記に準じた)。</ref>!!脚本!!コンテ!!演出!!作画監督!!総作画監督!!初回放送日 | ||
+ | |- | ||
+ | |1||魔神 が 生まれた 日||rowspan="8"|[[大河内一楼]]||[[谷口悟朗]]||秋田谷典昭||[[千羽由利子]]<br />中谷誠一||[[木村貴宏]]<br />中田栄治||2006年10月5日 | ||
+ | |- | ||
+ | |2||覚醒 の 白き [[騎士]]||[[須永司]]||三好正人||佐光幸恵<br />山根理宏||rowspan="7"|千羽由利子<br />中田栄治||2006年10月12日 | ||
+ | |- | ||
+ | |3||偽り の クラス メイト||colspan="2"|村田和也||しんぼたくろう<br />高瀬健一||2006年10月19日 | ||
+ | |- | ||
+ | |4||その 名 は ゼロ||rowspan="2"|須永司||三宅和男||高橋晃||2006年10月26日 | ||
+ | |- | ||
+ | |5||[[皇女]] と [[魔女]]||鳥羽聡||坂本修司<br />前田清明||2006年11月2日 | ||
+ | |- | ||
+ | |6||奪われた [[仮面]]||村田和也||工藤寛顕||高橋晃||2006年11月9日 | ||
+ | |- | ||
+ | |7||コーネリア を 撃て||rowspan="2"|須永司||秋田谷典昭||中谷誠一||2006年11月16日 | ||
+ | |- | ||
+ | |8||黒 の 騎士団||馬場誠||佐光幸恵||2006年11月23日 | ||
+ | |- | ||
+ | |8.5||仮面 の 軌跡||colspan="5"|総集編||2006年11月30日 | ||
+ | |- | ||
+ | |9||リ フ レ イ ン||rowspan="3"|大河内一楼||colspan="2"|村田和也||しんぼたくろう<br />高瀬健一||rowspan="3"|千羽由利子<br />中田栄治||2006年12月7日 | ||
+ | |- | ||
+ | |10||紅蓮 舞う||rowspan="2"|須永司||三宅和男||米山浩平<br />池田有||2006年12月14日 | ||
+ | |- | ||
+ | |11||[[成田|ナリタ]] 攻防戦||鳥羽聡||千羽由利子<br />中田栄治||2006年12月21日 | ||
+ | |- | ||
+ | |12||[[京都|キョウト]] から の 使者||rowspan="2"|[[吉野弘幸 (脚本家)|吉野弘幸]]||[[望月智充|坂本郷]]||工藤寛顕||高橋晃||木村貴宏<br />中田栄治||2007年1月4日 | ||
+ | |- | ||
+ | |13||シャーリー と 銃口||深海曜||秋田谷典昭||しんぼたくろう<br />高瀬健一||千羽由利子<br />中田栄治||2007年1月11日 | ||
+ | |- | ||
+ | |14||ギアス 対 ギアス||rowspan="3"|大河内一楼||[[杉島邦久]]||馬場誠||金成范||中谷誠一||2007年1月18日 | ||
+ | |- | ||
+ | |15||喝采 の マオ||rowspan="2"|須永司||山田徹||向山祐治<br />佐久間健||rowspan="2"|木村貴宏<br />中田栄治||2007年1月25日 | ||
+ | |- | ||
+ | |16||囚われ の ナナリー||三宅和男||天崎まなむ<br />佐々木睦美||2007年2月1日 | ||
+ | |- | ||
+ | |17||騎 士||[[野村祐一]]||colspan="2"|村田和也||米山浩平<br />池田有||千羽由利子<br />中田栄治||2007年2月8日 | ||
+ | |- | ||
+ | |17.5||仮面 の 真実||colspan="5"|総集編||2007年2月15日 | ||
+ | |- | ||
+ | |18||枢木スザク に 命じる||大河内一楼||杉島邦久||鳥羽聡||石田可奈<br />鎌田祐輔<br />中谷誠一||中谷誠一||2007年2月22日 | ||
+ | |- | ||
+ | |19||神 の 島||吉野弘幸||rowspan="2"|須永司||[[政木伸一]]||向山祐治<br />佐久間健||木村貴宏<br />中田栄治||2007年3月1日 | ||
+ | |- | ||
+ | |20||キュウシュウ 戦役||野村祐一||工藤寛顕||しんぼたくろう<br />高瀬健一||rowspan="3"|千羽由利子<br />中田栄治||2007年3月8日 | ||
+ | |- | ||
+ | |21||学 園 祭 宣 言 !||rowspan="2"|大河内一楼||杉島邦久||秋田谷典昭||坂本修司<br />鷲北恭太||2007年3月15日 | ||
+ | |- | ||
+ | |22||血染め の ユフィ||須永司||馬場誠||米山浩平<br />池田有||2007年3月22日 | ||
+ | |- | ||
+ | |23||せめて哀しみとともに||大河内一楼<br />野村祐一||杉島邦久||政木伸一||石田可奈<br />[[板垣敦]]<br />田畑壽之||中谷誠一<br />木村貴宏<br />中田栄治||2007年3月29日 | ||
+ | |- | ||
+ | |24||崩落 の ステージ||rowspan="2"|大河内一楼||rowspan="2"|須永司||三宅和男||しんぼたくろう<br />高瀬健一||中谷誠一||rowspan="2"|2007年7月28日 | ||
+ | |- | ||
+ | |25||ゼ ロ||鳥羽聡||千羽由利子<br />中田栄治||- | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | === 第2期(R2) === | ||
+ | {| class="wikitable" align="center" style="text-align:center" | ||
+ | |- | ||
+ | !話数!!サブタイトル<ref name="subtitle" />!!脚本!!コンテ!!演出!!作画監督!!総作画監督!!初回放送日 | ||
+ | |- | ||
+ | |1||魔神 が 目覚める 日||rowspan="15"|大河内一楼||rowspan="2"|須永司||秋田谷典昭||石田可奈||rowspan="3"|千羽由利子<br />中田栄治||2008年4月5日 | ||
+ | |- | ||
+ | |2||日本 独立 計画||鳥羽聡||坂本修司||2008年4月13日 | ||
+ | |- | ||
+ | |3||囚われ の 学園||村田和也||馬場誠||しんぼたくろう||2008年4月20日 | ||
+ | |- | ||
+ | |4||逆襲 の 処刑台||杉島邦久||三宅和男||嘉手苅睦||中谷誠一||2008年4月27日 | ||
+ | |- | ||
+ | |5||ナイト オブ ラウンズ||rowspan="2"|須永司||秋田谷典昭<br />三宅和男||田畑嘉之||rowspan="4"|千羽由利子<br />中田栄治||2008年5月4日 | ||
+ | |- | ||
+ | |6||太平洋 奇襲 作戦||鳥羽聡||石田可奈||2008年5月11日 | ||
+ | |- | ||
+ | |7||棄てられた 仮面||村田和也||馬場誠||佐光幸恵||2008年5月18日 | ||
+ | |- | ||
+ | |8||百万 の キセキ||杉島邦久||三宅和男||坂本修司||2008年5月25日 | ||
+ | |- | ||
+ | |9||朱禁城 の 花嫁||rowspan="3"|須永司||酒井和男||千羽由利子||千羽由利子<br />中田栄治||2008年6月8日 | ||
+ | |- | ||
+ | |10||神虎 輝く 刻||鳥羽聡||高乗陽子||木村貴宏<br />中田栄治||2008年6月15日 | ||
+ | |- | ||
+ | |11||想い の 力||信田ユウ||松原一之||中谷誠一||2008年6月22日 | ||
+ | |- | ||
+ | |12||ラブ アタック !||須永司<br />森邦宏||秋田谷典昭||しんぼたくろう<br />小暮昌宏||rowspan="2"|千羽由利子<br />中田栄治||2008年6月29日 | ||
+ | |- | ||
+ | |13||過去 から の 刺客||村田和也||米田和博||田畑壽之||2008年7月6日 | ||
+ | |- | ||
+ | |14||ギアス 狩り||rowspan="2"|須永司||三宅和男||石田可奈<br />板垣敦<br />又賀大介||中田栄治||2008年7月13日 | ||
+ | |- | ||
+ | |15||C の 世界||馬場誠||佐光幸恵<br />宮前真一<br />中澤勇一||千羽由利子<br />中田栄治||2008年7月20日 | ||
+ | |- | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | == 備考 == | ||
+ | {{雑多な内容の箇条書き|date=2008年1月}} | ||
+ | * 本作はMBSにとって『[[成恵の世界]]』以来、3年ぶりの自社製作[[深夜アニメ]]。『[[アニメシャワー]]』枠以外で同局制作の新作深夜アニメが放映されるのは、同局初の深夜アニメであり[[1989年]]に放映された『[[小松左京アニメ劇場]]』以来となった。 | ||
+ | * また、MBS制作深夜アニメとしてはTBSへ初めて[[逆ネット]]された作品でもある<ref>[[Japan News Network|JNN]]系列局としては、深夜アニメのTBSへの逆ネットを初めて果たした『[[ウィッチブレイド (アニメ)|ウィッチブレイド]]』を制作した[[中部日本放送]](CBC)に次いで2局目。</ref>。 | ||
+ | ** ※[[1997年]]に放映されたMBS制作深夜アニメ『[[フォーチュン・クエストL]]』が[[関東圏]]では[[テレビ東京]]でネットされた例を除いて、同局制作の深夜アニメは本作までは全て(関東圏では)[[全国独立UHF放送協議会|独立U局]]でネット放送されていた。 | ||
+ | |||
+ | === 第1期本放送当時 === | ||
+ | * 本放送当時の地上波ネット局は[[#放送局|上記]]の通り全10局体制であった。これは'''TBS系列の深夜アニメの本放送ネット局の数としては歴代2位'''(歴代1位はCBC制作『[[銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜]]』の合計13局体制)。また、この10局体制は次番組『[[DARKER THAN BLACK -黒の契約者-]]』に引き継がれることになった。 | ||
+ | ** ただし、先述のように本放映終了後に放映開始の地上波16局を加えた場合、合計26局ネット<ref>JNN系列全28局中、未だ放映予定がないのは[[山陰放送]](BSS)と[[長崎放送]](NBC)のみで、この2局でもネットが決まれば、全てのJNN系列局で放映することになる(2008年1月現在、[[テレビ東京]]系列以外で全系列局放映を果たした深夜アニメは『[[デジタル所さん]]』『[[NANA]]』(いずれも[[Nippon News Network|NNN]]加盟局)および『[[ギルガメッシュ (漫画)|ギルガメッシュ]]』([[関西テレビ放送|関西テレビ]]制作・[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列)の3本のみ)。</ref>の当作品がTBS系列深夜アニメとしては歴代1位となる<ref>'''[[全国ネット]]ではないアニメ作品'''としては、TBS制作[[全日帯アニメ]]の場合、『[[GetBackers-奪還屋-]]』が21局体制(一部地域は深夜帯放映)であった。また、他系列の深夜アニメとしては、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]制作の『[[のだめカンタービレ]]』が系列外を含めて合計23局体制(本放送終了後にネットを開始した局も含む)であった。</ref>。 | ||
+ | * 先行放映地区と同時期開始のTBS制作の『[[あさっての方向。]]』と並んで、JNN系列局制作深夜アニメとしては初の[[文字多重放|字幕放送]]を実施(一部地域を除く。全日帯アニメ作品の一部では既に実施されていた。また、フジテレビ制作の深夜アニメでも実施されている)。 | ||
+ | * 事実上[[ローカルセールス]]扱いのため、番組中の製作著作のクレジットにJNN系列のシンボルマークである[[ジ〜ン]]が表示されない(これは当作品以降のMBS木曜深夜枠放映作品でも同様であるが、他作品に関しては和文ロゴ表示ではない)。 | ||
+ | |||
+ | ====(2007年秋以降)==== | ||
+ | * 制作局のMBSでは[[2007年]][[10月27日]]より土曜夕方5時半枠にて再放送が行われている(関西地区限定でMBS公式携帯サイトにて男女別『今週の名場面投票』などが実施されている(再放送で実施するのは極めて異例である))が、2008年4月改編でこの時間帯はTBS制作の『[[報道特集NEXT]]』となる為、長年続いたMBS土曜5時台のアニメ枠は3月22日分をもって最後となり<ref>3月29日は『[[機動戦士ガンダム00]](第1シーズン)』を繰り上げ放送。</ref>、3月29日から4月12日までは土曜深夜の『[[アニメシャワー]]』枠で消化した。 | ||
+ | ** また、[[チューリップテレビ]]では月曜昼3時から、[[IBC岩手放送]]では日曜朝5時半からの放送であり、地上波ではこの3局が全日帯での放送を行った。 | ||
+ | |||
+ | ==== 24&25話に関して ==== | ||
+ | * 24&25話本放送に先立ち、[[BIGLOBEストリーム]]にて7月20日10時から7月27日10時まで本編一挙無料放送が実施されていた。本編一挙無料放送は、年末年始に既放送分で行われたものに引き続き二回目となる。 | ||
+ | * 24&25話のRCCでの放送時間は最初は7月29日26時35分 - 27時35分だったがその後2日早まり7月27日27時10分 - 28時10分となり、さらに2週間遅くなり最終的に8月10日26時10分 - 27時10分と二転三転している。 | ||
+ | * アニマックスでは、初回放送以降は24話と25話が分けて放送された。その際は、24話冒頭と25話最後のナレーション(と「COLORS」)がない代わりに「瞳ノ翼」と「モザイクカケラ」が両方で流れたり、[http://mbs.jp/geass/]にはない25話の予告があるなど、特別仕様での放送であった。 | ||
+ | |||
+ | === 第2期『R2』 === | ||
+ | {{継続中の作品|コードギアス 反逆のルルーシュR2}} | ||
+ | <!--[[山陰放送]]・[[長崎放送]]では第1期未放送。--> | ||
+ | *[[TBSテレビ系列日曜夕方5時枠のアニメ|TBS系列日曜夕方5時のアニメ枠]]は[[1985年]]に終了したTBS制作の『[[ビデオ戦士レザリオン]]』以来およそ23年ぶりである。 | ||
+ | *本シリーズでは[[ハイビジョン制作]]となり、[[地上デジタルテレビジョン放送|地上波デジタル放送]]ではフルサイズ放送である(アナログ放送では土6枠の作品と同様に13:9<!--14:9?-->[[レターボックス (映像技術)|レターボックス放送]])。番組と連動した[[データ放送]]も行われている。 | ||
+ | *[[提供クレジット]]を本編の途中に表示し、また番組冒頭に許可を得ずに[[インターネット]]で配信しないようにとの警告テロップを表示する。しかし放送開始後、インターネットの動画投稿サイトに未放送の第3話の映像の一部が漏出するトラブルが発生した。後日MBS側は配信サイトのバンダイチャンネルがアップロード中のミスが原因と発表している。 | ||
+ | |||
+ | == 放送局 == | ||
+ | {{番組}} | ||
+ | === 第1期・初期放送局 === | ||
+ | 初期のネット局10局。(1話 - 23話、および8.5話、17.5話は定期放送) | ||
+ | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:center" | ||
+ | !放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[近畿広域圏]]||[[毎日放送]] (MBS)||[[2006年]][[10月5日]] - [[2007年]][[3月29日]]<br />2007年[[7月28日]](24話・25話)||木曜 25時25分 - 25時55分<br />土曜 26時25分 - 27時25分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[北海道]]||[[北海道放送]] (HBC)||2006年10月5日 - 2007年3月29日<br />2007年[[8月4日]](24話・25話)||木曜 26時10分 - 26時40分<br />土曜 27時10分 - 28時10分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[中京広域圏]]||[[中部日本放送]] (CBC)||2006年10月5日 - 2007年3月29日<br />2007年[[8月13日]](24話・25話)||木曜 26時50分 - 27時20分<br />月曜 25時30分 - 26時30分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[関東広域圏]]||[[東京放送]] (TBS)||2006年[[10月6日]] - 2007年[[3月30日]]<br />2007年[[7月30日]](24話・25話)||金曜 25時55分 - 26時25分<br />月曜 28時00分 - 29時00分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[静岡県]]||[[静岡放送]] (SBS)||2006年10月6日 - 2007年3月30日<br />2007年[[8月2日]](24話・25話)||金曜 26時15分 - 26時45分<br />木曜 25時44分 - 26時44分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[宮城県]]||[[東北放送]] (TBC)||2006年10月6日 - 2007年3月30日<br />2007年[[8月7日]](24話・25話)||金曜 26時15分 - 26時45分<br />火曜 26時30分 - 27時30分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[広島県]]||[[中国放送]] (RCC)||2006年[[10月7日]] - 2007年[[3月31日]]<br />2007年[[8月10日]](24話・25話)||土曜 26時40分 - 27時10分<br />金曜 26時10分 - 27時10分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[熊本県]]||[[熊本放送]] (RKK)||2006年[[10月8日]] - 2007年[[4月1日]]<br />2007年[[8月11日]](24話・25話)||日曜 26時30分 - 27時00分<br />土曜 25時10分 - 26時10分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[岡山県]]・[[香川県]]||[[山陽放送]] (RSK)||2006年[[10月9日]] - 2007年[[4月2日]]<br />2007年[[8月6日]](24話・25話)||月曜 26時25分 - 26時55分<br />月曜 25時55分 - 26時55分(24話・25話) | ||
+ | |- | ||
+ | |[[福岡県]]||[[RKB毎日放送]] (RKB)||2006年[[10月10日]] - 2007年[[4月3日]]<br />2007年[[8月1日]](24話・25話)||火曜 26時28分 - 26時58分<br />水曜 26時05分 - 27時05分(24話・25話) | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | === 第1期・追加放送局(地上波) === | ||
+ | 2007年9月以降に放送を開始した地上波局。(すべて定期放送。ただし8.5話、17.5話は未放送)<!--現時点--> | ||
+ | <br>総集編を放送しない代わりにSTAGE24・25を放送する。</br> | ||
+ | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:center" | ||
+ | !放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[沖縄県]]||[[琉球放送]] (RBC)||2007年[[9月1日]] - ||土曜 27時56分 - 28時26分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[高知県]]||[[テレビ高知]] (KUTV)||2007年[[9月5日]] - ||水曜 25時39分 - 26時09分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[山梨県]]||[[テレビ山梨]] (UTY)||2007年[[9月6日]] - ||木曜 25時55分 - 26時25分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[青森県]]||[[青森テレビ]] (ATV)||2007年[[9月20日]] - 2008年[[3月13日]]||木曜 25時00分 - 25時30分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[富山県]]||[[チューリップテレビ]] (TUT)||2007年[[10月1日]] - ||月曜 15時00分 - 15時29分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[愛媛県]]||[[あいテレビ]] (ITV)||2007年[[10月3日]] - ||水曜 25時25分 - 25時55分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[山形県]]||[[テレビユー山形]] (TUY)||2007年10月5日 - ||金曜 26時25分 - 26時55分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[宮崎県]]||[[宮崎放送]] (MRT)||2007年10月6日 - ||土曜 26時07分 - 26時37分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[福島県]]||[[テレビユー福島]] (TUF)||rowspan="2"|2007年10月7日 - ||日曜 25時35分 - 26時05分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[大分県]]||[[大分放送]] (OBS)||日曜 26時20分 - 26時50分<ref>3月16日まで。3月23日から26時20分 - 27時20分の2話連続放送</ref> | ||
+ | |- | ||
+ | |[[石川県]]||[[北陸放送]] (MRO)||2007年[[10月11日]] - 2008年4月3日||木曜 26時25分 - 26時55分 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[岩手県]]||[[IBC岩手放送]] (IBC)||2007年[[11月4日]] - 2008年3月30日||日曜 5時30分 - 6時00分<ref>2008年3月16日から3月30日までは5時00分 - 6時00分に2話連続放送を行った。</ref> | ||
+ | |- | ||
+ | |[[長野県]]||[[信越放送]] (SBC)||[[2008年]][[1月3日]] - ||月曜 26時30分 - 27時00分<br />火曜 26時30分 - 27時00分<br />※週2回放送<ref>放送日は1月7日以降のもの。1月3日~6日までは4日間連続放送する。</ref> | ||
+ | |- | ||
+ | |[[山口県]]||[[テレビ山口]] (tys)||2008年[[1月6日]] - ||日曜 25時05分 - 25時35分<br />水曜 27時15分 - 27時45分<br />※週2回放送 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[鹿児島県]]||[[南日本放送]] (MBC)||2008年[[1月10日]] - ||木曜 25時00分 - 26時00分<br />※2話連続放送 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[新潟県]]||[[新潟放送]] (BSN)||2008年[[1月11日]] - ||金曜 27時05分 - 28時05分<ref>1月11日のみ27時20分 - 28時20分</ref><br />※2話連続放送 | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | === 第1期・衛星放送 === | ||
+ | アニマックスでは1話 - 23話は定期放送。BS-iでは全て定期放送で8.5話と17.5話は未放送。 | ||
+ | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:center" | ||
+ | !放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!放送系列 | ||
+ | |- | ||
+ | |rowspan="2"|[[全国放送|日本全域]]||[[アニマックス]]||2006年[[11月7日]] - 2007年[[5月6日]]<br />2007年[[8月25日]](24話・25話)||火曜 23時00分 - 23時30分<br />(リピート放送有り)||[[衛星放送|CS放送]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ビーエス・アイ|BS-i]]||2007年10月7日 - 2008年3月23日||日曜 11時30分 - 12時00分||[[衛星放送|BS放送]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | === 第2期 === | ||
+ | {{番組}} | ||
+ | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:center" | ||
+ | !放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!備考 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[全国放送]]<BR>(一部地域除く)||[[毎日放送|MBS]]・[[Japan News Network|TBS系列]]||[[2008年]][[4月6日]] - ||日曜 17時00分 - 17時30分||MBS製作 | ||
+ | |- | ||
+ | |[[衛星放送|CS放送]]||[[アニマックス]]||2008年[[5月12日]] - ||月曜 19時00分 - 19時30分<br />(リピート放送有り)||TBS系列より6週遅れ | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | === 前後番組 === | ||
+ | {{前後番組 | ||
+ | |放送局=[[毎日放送|MBS]] | ||
+ | |放送枠=[[毎日放送木曜深夜アニメ枠|木曜25:25枠]] | ||
+ | |前番組=アニメ番組枠開設前につきなし | ||
+ | |次番組=[[DARKER THAN BLACK -黒の契約者-]] | ||
+ | |4放送局=MBS制作・[[Japan News Network|TBS系列]] | ||
+ | |4放送枠=[[TBSテレビ系列日曜夕方5時枠のアニメ|日曜17:00枠]] | ||
+ | |4前番組=[[JNNイブニング・ニュース]]<ref>※17:20以降はローカル編成。MBSでは[[毎日新聞テレビ夕刊]]。2008年4月よりいずれも30分繰り下げ。</ref><ref name="frame" /> | ||
+ | |4番組名=コードギアス 反逆のルルーシュR2 | ||
+ | |4次番組=[[機動戦士ガンダム00|機動戦士ガンダム00<br>(第2シーズン)]] | ||
+ | }} | ||
+ | |||
+ | == 関連商品 == | ||
+ | === DVD === | ||
+ | TVシリーズは全9巻で発売。ブックレットには福山潤のメッセージや「咲世子の日記」「ルルーシュ先生のブリタニア史講座」メカ・キャラクターの解説などが載っている。 | ||
+ | * 第1巻[[2007年]][[1月26日]]発売。stage1を収録。『コードギアス 緊急ナビニュース』も収録するなど、様々な特典が付属。 | ||
+ | * 第2巻2007年[[2月23日]]発売。stage2 - stage4を収録。ピクチャードラマ「stage3.25」収録。初回特典は特製ブックカバー。 | ||
+ | * 第3巻2007年[[3月23日]]発売。stage5 - stage7を収録。ピクチャードラマ「stage6.75」収録。初回特典はオリジナルハンカチ。 | ||
+ | * 第4巻2007年[[4月25日]]発売。stage8 - stage10を収録。ピクチャードラマ「stage9.75」とTVで放送された「stage8.5」も収録。初回特典はオリジナルピンズ2種。パッケージに記載はないがCLAMP描き下ろしショートコミックが封入されている。 | ||
+ | * 第5巻2007年[[5月25日]]発売。stage11 - stage13を収録。ピクチャードラマ「stage4.33」収録。初回特典はEDイラストを使用したポストカード2(全5種) | ||
+ | * 第6巻2007年[[6月22日]]発売。stage14 - stage16を収録。ピクチャードラマ「stage8.75」収録。初回特典はオリジナルピンズ2種(スザクとカレン)。 | ||
+ | * 第7巻2007年[[7月27日]]発売。stage17 - stage19を収録。ピクチャードラマ「stage9.33」収録。初回特典は設定資料及びCLAMPによるショートコミック。 | ||
+ | * 第8巻2007年[[8月24日]]発売。stage20 - stage22を収録。ピクチャードラマ「stage22.25 幸せな時代」収録。初回特典はオリジナルビンズ(2種類)。 | ||
+ | * 第9巻2007年[[9月25日]]発売。stage23 - stage25を収録。ピクチャードラマ「stage23.95」も収録されている。初回特典は、CLAMP描き下ろしによる全巻収納BOX。 | ||
+ | |||
+ | ファンディスク | ||
+ | ラジオ「はんぎゃく日記」出張版動画、キャラクター名台詞ランキング、続編の予告映像及び「咲世子の日記」「ルルーシュ先生のブリタニア史講座」の動画版を収録。 | ||
+ | * コードギアス 反逆のルルーシュ DVDマガジン 1、2007年12月21日発売。 | ||
+ | * コードギアス 反逆のルルーシュ DVDマガジン 2、2008年1月25日発売。 | ||
+ | |||
+ | スペシャルエディション | ||
+ | * コードギアス 反逆のルルーシュ SPECIAL EDITION BLACK REBELLION 2008年2月22日発売。アニメ第1期をルルーシュの視点で振り返る。C.C.役のゆかなのナレーションで展開される。3月発売のPSP版ゲームの限定版にはUMDビデオで収録される。 | ||
+ | |||
+ | === CD === | ||
+ | * オリジナルサウンドトラック (O.S.T) 第1弾は[[2006年]][[12月20日]]発売。第1クールEDテーマ「勇侠青春謳」を含め、全22曲収録。ジャケットは木村貴宏描き下ろし。 | ||
+ | * オリジナルサウンドトラック (O.S.T) 第2弾は2007年[[3月24日]]発売。木村貴宏描き下ろしジャケットイラスト。酒井ミキオの挿入歌「ピカレスク」、第1クールのOPテーマ「COLORS -CODE GEASS OPENING MIX-」も収録。 | ||
+ | * ドラマCD『コードギアス 反逆のルルーシュ Sound Episode』。全6巻。詳しくは[[コードギアス#ドラマCD|コードギアス]]を参照 | ||
+ | |||
+ | === 本 === | ||
+ | * 「GRAPHICS ZERO」ISBN 978-4048540797 | ||
+ | * 「GRAPHICS ASHFORD」ISBN 978-4048540803 | ||
+ | |||
+ | == 脚注 == | ||
+ | <div class="references-small"><references/></div> | ||
+ | |||
+ | == 関連項目 == | ||
+ | * [[アニメ雑誌]] - 2008年現在[[アニメージュ]]、[[アニメディア]]、PASHの三誌と提携している。 | ||
+ | * [[毎日放送木曜深夜アニメ枠]] - 当作品より新設されたMBS深夜アニメ枠。 | ||
+ | * [[TBSテレビ系列日曜夕方5時枠のアニメ]] - 『R2』で23年ぶりに復活する。 | ||
+ | * [[過去のTBS系列番組の一覧#アニメ|JNNアニメ一覧]] | ||
+ | * [[ピザハット]] - タイアップを行っている。作品中にピザやピザハットのロゴが登場する。 | ||
+ | * [[バンダイ]] | ||
+ | * [[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]] | ||
+ | * コードギアス同様、サンライズ作品での漫画家起用作品 | ||
+ | ** [[機動武闘伝Gガンダム]]([[島本和彦]]) - サンライズ作品初の漫画家起用。 | ||
+ | ** [[機動戦士ガンダム00]]([[高河ゆん]]) | ||
+ | |||
+ | == 外部リンク == | ||
+ | * [http://www.geass.jp/ 公式サイト] | ||
+ | * [http://mbs.jp/geass/ コードギアス 反逆のルルーシュR2 MBS公式応援掲示板] | ||
+ | * [http://www.sunrise-inc.co.jp/geas/ コードギアス 反逆のルルーシュ サンライズ作品紹介ページ] | ||
+ | * [http://geass.at.webry.info/ コードギアス 反逆のルルーシュ 公式ブログ] | ||
+ | * [http://broadband.biglobe.ne.jp/program/index_geass.html コードギアス 反逆のルルーシュ BIGLOBE動画配信サイト] | ||
+ | * [http://anime.biglobe.ne.jp/titles/b000000001.html コードギアス 反逆のルルーシュ 製作委員会公認コミュニティ] | ||
+ | |||
+ | {{コードギアス}} | ||
+ | |||
+ | {{DEFAULTSORT:こときあすはんきやくのるるうしゆ}} | ||
+ | [[Category:コードギアス|*あにめ]] | ||
+ | [[Category:アニメ作品 こ|ときあすはんきやくのるるうしゆ]] | ||
+ | [[Category:サンライズのロボットアニメ]] | ||
+ | [[Category:毎日放送の深夜アニメ]] | ||
+ | [[Category:2006年のテレビアニメ]] | ||
+ | |||
+ | [[de:Code Geass – Hangyaku no Lelouch]] | ||
+ | [[en:Code Geass]] | ||
+ | [[es:Code Geass]] | ||
+ | [[fr:Code Geass]] | ||
+ | [[he:קוד גיאס]] | ||
+ | [[id:Code Geass]] | ||
+ | [[it:Code Geass]] | ||
+ | [[kab:Code Geass]] | ||
+ | [[ko:코드기어스 반역의 를르슈]] | ||
+ | [[nl:Code Geass]] | ||
+ | [[pt:Code Geass - Lelouch of the Rebellion]] | ||
+ | [[ru:Code Geass]] | ||
+ | [[th:โค้ด กีอัส ภาคการปฏิวัติของลูลูช]] | ||
+ | [[uk:Code Geass]] | ||
+ | [[zh:代號基亞斯 反叛的魯路修]] |
2008年7月29日 (火) 07:56時点における版
この項目では、テレビアニメについて説明しています。漫画や小説、ドラマCDなどについては「コードギアス」をご覧ください。 |
コードギアス 反逆のルルーシュ | |
---|---|
[[Image:|0250px|]] | |
ジャンル | SFロボットアニメ |
テレビアニメ: | |
原作 | ストーリー原案: 大河内一楼 谷口悟朗 |
総監督 | |
監督 | 谷口悟朗 |
シリーズディレクター | |
チーフディレクター | |
企画 | 竹田菁滋 他(スタッフを参照) |
シリーズ構成 | 大河内一楼 |
脚本 | 大河内一楼 吉野弘幸 野村祐一 |
キャラクターデザイン | CLAMP(原案) 木村貴宏 |
メカニックデザイン | 寺岡賢司 他(スタッフを参照) |
音楽 | |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | 毎日放送 サンライズ コードギアス製作委員会 |
放送局 | MBS 発 TBS系列全10局+16局、BS-i カートゥーンネットワーク (放送局を参照) |
放送期間 | 2006年10月5日 - 2007年3月29日 2007年7月28日(24・25話) |
話数 | 全25話+総集編2話 |
その他 | |
コピーライト表記 | ©SUNRISE/PROJECT GEASS MBS Character Design ©2006 CLAMP |
テレビアニメ:コードギアス 反逆のルルーシュR2 | |
原作 | |
総監督 | |
監督 | |
シリーズディレクター | |
チーフディレクター | |
企画 | |
シリーズ構成 | |
脚本 | |
キャラクターデザイン | |
メカニックデザイン | |
音楽 | |
アニメーション制作 | |
製作 | |
放送局 | MBS発・TBS系列 |
放送期間 | 2008年4月6日 - 2008年9月(予定) |
話数 | 全25話(予定) |
その他 | |
コピーライト表記 | ©SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS Character Design ©2006-2008 CLAMP |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
『コードギアス 反逆のルルーシュ』(コードギアス はんぎゃくのルルーシュ,CODE GEASS Lelouch of the Rebellion)はサンライズ制作の日本のSFロボットアニメである。
2006年10月よりMBS・TBS系列(JNN)10局で放送され、2007年9月以降系列16局の放送で、地上波26局のネットとなり(放送局を参照)、BS-iでも放送されている。
続編となる『R2』が2008年4月よりMBS制作・TBS系列日曜夕方5時枠にて放送されている。
目次
作品概要
内容
本作は、現実とは異なる歴史を辿った架空の世界において世界の3分の1を支配する超大国「神聖ブリタニア帝国」に対し、二人の少年が異なる方法で対抗していく物語である。メインの主人公であるルルーシュは、母の復讐と妹の未来のため、帝国への反逆を遂行する(アンチヒーロー)。もう一人の主人公スザクは、父を犠牲にした贖罪のため、帝国を内部から変革しより良い未来を目指そうとする。
舞台は、神聖ブリタニア帝国の植民地とされ、呼称が「日本」から「エリア11」に、「日本人」から「イレヴン」と変わった近未来の日本となっている[1]。
ロボットアクション以外にも政治ドラマや学園物の要素を取り込んでいるのが特徴だが、それらの要素はあくまでエンターテイメントとして取り入れているだけとしており、ジャンルはピカレスクロマンと定義している[2]
主な放送沿革
当初は「土6」枠で放送する構想だったが、既に同枠で次の作品が決まったため断念せざるを得なかった。そして竹田菁滋からのダメだしを受けて大幅に設定を練り直した[3]。
PR特番として2006年9月29日深夜以降に、土田晃之を司会に迎えて『コードギアス 緊急ナビニュース(TBS系列)を放送(現在はBIGLOBEストリームで配信中。DVD第1巻に一部が収録される)。
第一期は2006年10月から2007年3月まで全10局体制で放映され、23話で一旦終了し、24話と25話は2007年夏にかけて各地で24&25話の放映が実施された。第1期終了直前に続編の制作が発表された。 尚、テレビ放送に先立ち2007年7月21日に大阪(御堂会館大ホール)、翌7月22日に東京(ニューピアホール)でプレミア先行上映会が行われ、BIGLOBEでのネット試写会が7月25日から27日のうち1日間行なわれた。2007年9月以降は山陰放送(BSS)・長崎放送(NBC)を除くJNN系列局16局で放映され、TBS以外のJNN系列局制作深夜アニメ史上初めて、BS-iで放映された。
2007年12月に開催されたニューヨーク・アニメ・フェスティバルにおいて、2008年春からカートゥーンネットワークのアダルトスイム枠で放送されることが明らかにされた[4]。
2008年1月に続編が『コードギアス 反逆のルルーシュR2』として正式に放映予定などが発表された。第1期同様にMBS制作だが、JNN系列局全国ネットの日曜夕方5時枠[5]にて2008年4月6日より放送開始で全25話を予定。TBS系列における深夜アニメの続編が全日帯アニメとなる例は史上初となる。2008年6月1日には『緊急ナビ コードギアス祭』として、有野晋哉を司会に特別番組が放映された。
あらすじ
第1期
皇暦2010年8月10日、世界唯一の超大国神聖ブリタニア帝国は日本と地下資源サクラダイトを巡って対立し宣戦布告、日本に侵攻した。日本は占領され、ブリタニアによって「エリア11」と呼称される。日本人は「イレヴン」と蔑まれ、自由を奪われブリタニアの総督により支配された。ブリタニアは「ナイトメアフレーム」と呼ばれる人型兵器により世界の3分の1を支配下に収めた。しかし、その圧倒的な支配にも亀裂が生まれようとしていた。
日本侵攻から7年後、ブリタニアに恨みを持つ少年、主人公ルルーシュ・ランペルージは謎の少女C.C.(シーツー)から、他人に自分の命令を強制出来る、絶対遵守の力「ギアス」を与えられることになる。ルルーシュは仮面で素顔を隠して「ゼロ」と名乗り、自称正義の味方「黒の騎士団」を結成し日本の独立のため、ブリタニアに戦いを挑む。
第2期(R2)
神聖ブリタニア帝国に支配され「エリア11」と呼ばれた日本は、反ブリタニア勢力「黒の騎士団」主導による独立戦争を起こすが、「黒の騎士団」の指導者ゼロの失踪により大敗を喫してしまう。「ブラックリベリオン」と名づけられた戦争は黒の騎士団幹部の捕縛、日本への更なる圧政、そしてゼロの処刑を招く結果となった。
その1年後、学生としての日々を過ごす少年ルルーシュ・ランペルージは黒の騎士団残党の襲撃に巻き込まれ、少女C.C.(シーツー)との邂逅により、自分がゼロであることを思い出す。記憶を取り戻したルルーシュはゼロとして復活しブリタニアを倒すため再び反旗を翻す。
登場人物
コードギアスシリーズの登場人物 を参照
機動兵器
世界観
本作の世界では、現実の世界とは大幅に異なる歴史及びテクノロジーを歩んでいる。
- サクラダイトを使用した超伝導電磁石を搭載した軽量高出力のモーター・発電機が発達しているため、軽量高出力のレシプロエンジンは未発達である。
- 原子力の研究は未だ理論段階に留まっている。戦略兵器に分類される核兵器、長距離弾道弾などの大量破壊兵器も開発されていない。
- 銃器は火薬でなくリニアモーターで加速して弾丸を射出するコイルガンを採用している。
- ナイトメア(KMF)と呼ばれる人型機動兵器、フロートシステムと呼ばれる飛行推進機関、輻射波動と呼ばれる高周波兵器、ハドロン砲と呼ばれる粒子ビーム兵器など多様な兵器システムが開発、実用化されている。
等が、大きな違いとして挙げられる。
神聖ブリタニア帝国の支配下である租界を含むエリアに於いては、ブリタニア語(≒英語)が使用されており、登場する人物の会話はほぼブリタニア語で行われている(地名はラテン文字で表記される)。
但し、イレヴンの間では日本語も使用されている[6]。黒の騎士団内部でも日本語が使用されている(黒の騎士団再編時の組織図を参照)。
ギアス
人間の精神に対して特殊な効果を及ぼす「王の力」。その本質は個々の能力者が持つ素質や願望そのものであり、それらがC.C.やV.V.のような不老不死の運命を背負った者の手で、特殊能力として発現したもの。そのため能力の詳細は人によってそれぞれ異なる。能力発動の際は能力者の目に、「赤い鳥のような紋様」が浮かび上がる。ギアス能力者同士でも有効であるが、C.C.やV.V.に対しては効果がない。
基本的に暴走する前のギアスはC.C.から与えられた場合は左目、V.V.から与えられた場合は右目に発現する。
能力を使用し続けるに従ってその力は増大していき、能力者がその力に負けてしまった場合は増大したギアスを制御しきれなくなっていく。
アニメとは全く異なる展開のアナザーストーリーである漫画版「ナイトメア・オブ・ナナリー」やニンテンドーDSのゲーム版とPS2・PSPのゲーム版『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』では以下の他にもギアス能力者が存在している。ただし、これらの作品中ではギアスの位置づけが多少異なる模様。詳細はこちらを参照。
R2の時点でギアス能力者、もしくは饗団の関係者以外でギアスの存在を知るのは黒の騎士団ではカレンと咲世子、ブリタニア側ではスザク、コーネリア、ヴィレッタである。
ルルーシュのギアス
C.C.によって発動した「絶対遵守の力」。左目から発生される特殊な光情報により、発動とともにいかなる命令にも従わせることができる。成功すればたとえ相手の身にどんなリスクがあろうと命令に沿った行動を強制できるが、一方で使用条件や性質に基づく幾つかの制限もある。
発動の際にはルルーシュの左目に紋様が浮かび上がる。後に力の増大(後述)に伴ってギアスの発動を止められなくなり、左目には常時紋様が浮かぶようになる。
第1期終盤、ルルーシュのギアスは一時的な不発を起こしたのち暴走・増大。以後発動状態をオフに出来なくなり、左目は常時赤く光るようになった。この変化については、離れた場所にいたC.C.は異常を感じたものの当初ルルーシュは気付けず、結果としてユーフェミアに意図せぬ日本人虐殺を命じてしまう事になった。皇帝による記憶改編で記憶が失われていた頃は通常の状態になったが、記憶を取り戻した後は発動状態のままに戻った。それ以降は周囲に異常を悟らせない為にC.C.に渡された特殊なコンタクトレンズで制御し、使用の際はこれを外して使用するようになる。
- 対象と直接目を合わせなければならない
- 対象者にルルーシュの左眼から発せられる光情報を、直接視認できなければ効果がない。メガネ程度の透過率なら問題はないが、バイザーなどの透過率の低いレンズを挟んだり、モニター越しの左目を見せたりしても効果がない。なお、条件さえクリアしていれば多数の対象に同時に行使する事も可能。ただし、上記条件をクリアしたとしても、ナナリーのように「映像の認識能力が無い人物」については一切発動は不可能である。
- 同じ対象にギアスを使用できるのは一度だけ
- 一度ギアスを行使した相手に対しては再度命令を下すことができない。ただしジェレミアのギアスキャンセラーでギアスを解除された場合は、再度ギアスを行使することが可能。
- 有効距離は約270m
- これ以上離れた位置からのギアスの行使は、たとえ互いが裸眼であっても不可能。
- 光情報であるため反射が可能
- 眼鏡の透過と同様、反射精度の高い鏡であれば鏡越しに見た相手にもギアスは有効となる。この条件を使い、ルルーシュは自分自身にギアスを使用した事がある。
- 意識的には実行できない行為も命令可能
- 「特定の出来事を忘れろ」など、普通は意図して行えない行為であっても命令する事ができる。ただし、「死ぬな」というような脳以外の器官に干渉するような命令は不可。
- ギアスを受けた対象は、行使された前後の記憶に欠損が生じる
- ルルーシュの分析によれば、ギアスの力が大脳に介入したために起こる一種の副作用。ただし何処まで忘れるかや、忘れた記憶の回復があり得るか等については、不確かな部分がある。
- ギアスの有効期間は極めて長い
- 正確な期限は不明だが、少なくとも一年以上に渡って効力が続くことが確認されている。
- 条件分岐を含む内容を命令する事も可能
- 何らかの状況や言葉などのトリガーによって行動を開始させるなど、条件分岐を含む命令も可能。トリガーはルルーシュ自身が発するものである必要はない。ルルーシュはこれを利用し、「我が軍門に下れ」というキーワードで離れた複数の人物に同一行動をとらせた。
マオのギアス
マオがC.C.との契約で発現した能力は「思考を読み取る力」(読心術)。その気になれば相手の深層心理から精神的外傷(トラウマ)すら読み取る事が可能であり、心理戦などでは極めて有効。頭脳戦を得意とするルルーシュにとっては天敵とも言える能力である。その性質はルルーシュのギアスより遥かに柔軟であり、心で意図する以外に特段の使用条件はなく、同じ相手への使用回数制限にも縛られる事はない。
既にその力はかなり増大しており、紋様は両目に浮かんでいる。しかしその能力を制御することができず発動を止めることができなくなっており、人の多い場所では、マオの意思に関わらず、有効範囲にいる全ての人間の思考が流れ込んでくる。そのため、マオは人の群れの中ではそれらの声を打ち消すべく録音したC.C.の声をヘッドフォンで聴き続けている。
- 有効範囲は最大500m
- 但し、集中力によって範囲や精度は上下する。特定の相手に集中すれば深層心理までも読み取れるが、他の対象に対しては僅か数mにまで範囲が狭まる。
ブリタニア皇帝のギアス
皇帝(シャルル)がV.V.との契約で発現した能力は「記憶を書き換える力」。ルルーシュと同じく、相手の目を見てかけるタイプで、ギアスをかけた対象に、特定の事項を忘れさせたり偽りの記憶を植えつけたりすることができる。
マオ同様力は増大しているが、皇帝はそのギアスを完全に制御しており、発動の際のみ両目に紋様が浮かぶ。
ロロのギアス
ロロが嚮団の手で発現した能力は「絶対静止の結界」。ロロを中心にして放射状に赤い結界を展開(範囲は自在、かつ広範囲)、範囲内にいる人間の体感時間を停めることで行動・思考を停止させることができる。ルルーシュのような使用条件は無く、KMFを操縦している時でも使用可能。ゆえに停められた相手からは、ロロや彼が操縦しているKMFが突然消えたように感じる。停止中の相手は完全に無防備となるため、移動・殺害さえも容易に行える、肉弾戦や暗殺に適した極めて強力な能力。KMF戦で併用して使用するためにKMF戦で優勢に立つことができる。
強力な特性を持つ反面、ギアス発動中はロロ自身の心臓も停止してしまうという極めて危険な副作用があり、V.V.からは「失敗作」と称されている。それに関係してか幼少期より発現しているにもかかわらず力の増大は見られず、発動の際は右目に紋様が浮かび上がる。
- 物理現象には効果が無い
- 時間停止ではなく、あくまで体感時間を停めるだけなので、発射された弾丸などを止めることはできない。
C.C.のギアス
不老不死になる前にコードを持ったシスター(C.C.の前の不老不死の人)に与えられた能力は「愛される力」。幼少期(推定5~7歳)からギアスを授かり成年期にはマオと同じくギアスが暴走していた。発動すればC.C.の周りにC.C.を心から愛する人達が集まってくる効果を持つ。不老不死となりギアスの能力はなくなった。
ギアスキャンセラー
嚮団の技術で改造を繰り返されたジェレミアに発現した能力。ジェレミアを中心にして放射状に青い結界を展開、範囲内の対象のギアス能力者が掛けたギアスを打ち消す効力を持つ。従ってギアスによる対象への命令や記憶の改竄を無効化する。自身にギアスが掛けられた際は自動的に発動する。発動の際は仮面に覆われた左メカアイに、ギアス能力者の紋様を逆さにした青い紋様が浮かび上がる。
その他
ギアス嚮団によって多くの子供にギアスが発現させられており、その中には相手を意識を保ったままで自在に操るなどの能力を持つ者が存在。
キーワード
国
- 神聖ブリタニア帝国(しんせいブリタニアていこく)
- 新世界の全てと、世界各地の複数のエリアから構成される、世界の3分の1を支配する超大国。帝都はペンドラゴン。
- 元首は第98代唯一皇帝シャルル・ジ・ブリタニア。帝国宰相は第2皇子シュナイゼル。
- 皇帝を頂点とした絶対君主制国家で、厳しい身分制度のしかれた階級社会を維持しており、『不平等においてこそ競争と進化が生まれる』という現皇帝の持論を国是としている。世界の3分の1を支配しており、巨大な軍事力を背景に、今なお世界各地で植民地化を目的とした侵略を続けている。
- 「ブリタニア」とは本来イギリスのブリテン島ならびに古代ローマ帝国が同島に築いた属州を指すが、作中ではブリタニア大陸(アメリカ大陸)に位置する。歴史を辿るとテューダー朝期のイングランド王国に辿り着き、「処女王」エリザベス1世の息子がヘンリー9世として即位した。このため、ステュアート朝の成立と、それに伴うスコットランド王国との同君連合は成立していない。皇暦1770年代にワシントンの乱と呼ばれる反乱が勃発するが、ルイ16世に支援を求めるために渡仏したベンジャミン・フランクリンの交渉失敗(C.C.によると実際は当時のブリタニア公による買収)により、大陸軍はヨークタウンの戦いで大敗北し、首謀者のジョージ・ワシントンが死亡したため、アメリカ合衆国も成立していない。
- 周辺諸国が市民革命と議会制度化により停滞していたのに対し、イングランド王国は絶対君主制を固持し、新世界で生産される富によりヘンリー10世とエドワード7世(スザクの使用していた教科書には"King Henry X and Edward VI(ヘンリー10世とエドワード6世)"と記されていた。実在のエドワード7世とは異なる)の統治を通して発展を続けた。
- エリザベス3世の統治時代、ヨーロッパの大部分を征服したナポレオンは、イングランドへの上陸を目論むと、トラファルガーの海戦に勝利して制海権を掌握し、12万の軍勢と共にロンドンへと進軍した。皇暦1807年、エリザベス3世はエディンバラへ追い込まれ、親ナポレオン派の革命勢力に捕縛されて王政廃止を迫られた(「エディンバラの屈辱」)。この窮地を救ったのが、ブリタニア公リカルドとその部下にして親友である「ナイトオブワン」リシャール・エクトル卿であり、彼らの尽力によってエリザベス3世は植民地アメリカへと逃れ、新大陸東部に首都を定めた(「新大陸への遷都」)。
- その後、テューダー朝の血筋が途絶えた際にブリタニア公リカルドが王位を継承し帝政を施行。国号を「神聖ブリタニア帝国」に変更し、リカルド・ヴァン・ブリタニア1世として皇帝に即位した。同時に皇暦を制定し、同年を皇暦1813年とした。またリカルドは「ブリタニア年代記」の編纂を指示している。その後、ブリタニア大陸では「北南戦争」と呼ばれる戦争が起こなわれている。
- ブリタニア本土の地名はカリフォルニアやダラスのような実在の地名と、帝都ペンドラゴンのような架空の地名が混在している。
- 皇暦2010年の日本侵攻の際には、ブリタニア大陸以外にアリューシャン列島・ハワイ・ミクロネシア・フィリピン等から侵攻をしている事から、少なくともこれらの地域に拠点が存在する(小説によれば2009年にインドシナ半島に侵攻、エリア10として自国に編入したため、それに対抗して中華連邦およびE.U.は日本を誘いブリタニアに対する経済制裁を実行したとされる)。
- エリア
- 神聖ブリタニア帝国の属領を意味する。現在「エリア18」まで存在している。本編でのコーネリアとユーフェミアの会話や小説版によると、経済力や治安面に応じて上から「衛星エリア」、「途上エリア」、「矯正エリア」と格付けされている。
- エリア10
- ブリタニアの属領となったインドシナ半島に存在するエリア。ただしR2ではインドシナ半島は中華連邦の領土となっている。
- エリア11
- 極東にかつて存在した国家「日本(ニッポン)」がブリタニアの侵攻(極東事変)により属領とされ変更された呼び名。植民地統治者である総督には皇帝の直接血縁者である皇子もしくは皇女が就任することになっており、初代総督は第三皇子クロヴィス。
- ブリタニア侵攻前は中立国であり、首相を首班とする議院内閣制が採られていた(現実の日本の様に天皇制があったかどうかは不明)。世界最大のサクラダイト産出国であり、この利権を巡る対立が侵攻の原因とされている。フジサンを覆うように中腹地点までサクラダイト採掘プラントが建造されている。行政区分は現実の47都道府県で細分化されているが北海道・東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州とブロックごとに分けて呼ばれている。ただ、現実とは異なり北方領土だけで無く、千島列島の少なくとも得撫島と新知島が領土となっていた[7]。
- 日本が余力を残したまま降伏したのと、クロヴィスの内政能力の欠如から、ブリタニアの統治政策は十分ではなく、ブリタニア官僚の一部が私欲の為にNACに物資等を裏で提供している為、各地には要塞規模の施設や、重火器を有した軍の残党、レジスタンスなどの反ブリタニア勢力が未だ多数残存している。この為、ブリタニアの支配下となっている他のエリアと比較し、抵抗活動が活発である。ブラックリベリオンでの敗戦以降は「途上エリア」(小説版より)から「矯正エリア」へと格下げとなり、コーネリアに変わって総督になったカラレスの政策により、さらなる圧政を強いられるようになったが、彼の死後に就任したナナリーがユーフェミアの遺志を継ぐ形で「行政特区日本」を設立するに至った。
- 総督府はトウキョウ租界にあって、主に電車(モノレール)の環状線沿いに外壁が張り巡らされており、緊急時にはエリア毎にパージ(分離)する事が出来る。トウキョウ決戦時にはルルーシュがこれを利用して、全ての分離可能エリアをパージする事によりブリタニアの防衛ラインに大打撃を与えた。
- 租界
- 本作では超大国ブリタニアの国民が住むエリア内の街を意味する。
- 電気中心の文明が発達したブリタニアの都市にふさわしく、租界の周辺には太陽光発電パネルを供えたビルが立ち並ぶ。
- アッシュフォード学園
- 寮制の私立学校で、学園の設備はかなり整っている。ブリタニア人とイレヴンを区別しないオープンな校風。在籍する生徒は、必ずどこかのクラブに所属しなければならないことになっている。水泳・馬術などが確認されていて、活発に活動している。創立者の孫であるミレイが会長を務める生徒会も存在する。
- ブラックリベリオン以降は学園自体が皇帝の命を受けた機密情報局により、ルルーシュを監視する拠点とされた。これに合わせて記憶操作を受けたミレイ、シャーリー、リヴァルを除く生徒と教師全員がブリタニア本国へ帰国させられ、ヴィレッタ達機密情報局員が教師、他の生徒が入れ替わりに学園入りした。
- 行政特区日本(ぎょうせいとっくにっぽん)
- ユーフェミアが発案した限定された地域内で日本の存在を認める政策。手続きを行えば特区に参加することができ、イレブンは日本人の名前を取り戻すほか、ブリタニアからの圧政や身分差別を受けることはない。そのため発表当初は大多数のイレブンに支持された。
- テロリストに対する民衆の支持を無くすことでテロリストの大義名分を失わせ、逆に参加すれば武力を取り上げられる可能性もあるためテロリストに対するテロ抑止策としても有効な政策でもある。それ故にシュナイゼルはこの特区を支持した。一時期ユーフェミアによる日本人虐殺により政策が中断したものの、新総督ナナリーによって実地が進められている。
- E.U.
- 正式名称は「Euro Universe(ユーロ・ユニバース)」。ブリタニア皇帝から「権利を平等にした為に人気取りの衆愚政治に堕している」と批判されている民主主義国家。中華連邦と同じく、ブリタニアと対立する二強国の一つで、作中の描写などからヨーロッパとアフリカに領土を持つと思われる。エルアラメイン地域でブリタニアと激戦を繰り広げていた。
- ドイツ州、フランス州など、現実におけるヨーロッパ各国が、構成自治州(行政だけでなく、軍事的にも個別になっている)として組み込まれていることから、中華連邦と同じく連邦制の国家である模様。
- R2ではシュナイゼルの辣腕により多くの領土を失い、ブリタニアに対抗する力を失いつつある。
- 中華連邦(ちゅうかれんぽう)
- ブリタニア皇帝に「富を平等にした為に国民が怠け者ばかりとなっている」と批判されている国家で、E.U.と同じくブリタニアと対立する二強国の一つ。連邦制国家であり、中国大陸を中心に朝鮮半島・インドシナ半島・インド亜大陸を領土とし、アジアの広範囲とシベリアの一部を支配している。首都は洛陽。またその領地内には、極秘裏にギアス嚮団の本拠地が構えられていた。
- 天子を元首としその下ですべての臣民を平等とする、君主制と共産主義的な政治理念を併せ持つ国家だったが、現在では幼女である天子を傀儡にしている官僚集団「大宦官」が専横を極めており、臣民の多くは貧困に苦しんでいたが、ゼロと星刻の手により大宦官は抹殺される。
- 朱禁城
- 首都洛陽に位置する、天子の居城。しかし、大宦官の専横によって事実上大宦官の居城と化している。
- 蓬莱島
- 中華連邦領、黄海に浮かぶ潮力発電用の人工島。ゼロと大宦官の取引により、エリア11を脱出した黒の騎士団と日本人の居住地として貸与された。
- 天帝八十八陵
- 中華連邦に存在する歴代の天子を祭る陵墓。しかし、今の大宦官による専横もあってその神聖さも消えかかっている。
- インド軍区
- 中華連邦を構成する国の1つ。中華連邦より独立を図ろうとする勢力と、従来の関係を維持しようとする勢力が存在し、一枚岩ではない。前者にはラクシャータが属しており、黒の騎士団を援助している。
この他、オーストラリア、カンボジアの名が作中登場するが、帰属など詳細は不明。
身分
- ブリタニア皇族
- 現ブリタニア皇帝シャルルは108人もの皇妃を持つ[8]ため、皇子や皇女は母親の違いによりミドルネームが異なる。ミドルネームが同じならば母親も同じである。(登場する皇族については登場人物のページを参照のこと)。
- 子供達は第11皇子のルルーシュと第12皇女のナナリーまで数名の存在が明らかにされている。
- ブリタニア貴族
- 大公爵から架空の階級である武勲候までの、以下7等爵プラス3階級の身分の者を貴族としている。現実世界における詳細は、爵位を参照のこと。
- 武勲候(Knight of honor(ナイト・オブ・オナー))[11]
- 貴族の位に分類されていないが、作品中で騎士侯の身分の存在が明らかにされている。騎士侯は一代限りの貴族として扱われ、最も下の階級となる。平民であっても、国家功労者など一定の条件(めざましい業績を上げるなど)をクリアすれば騎士侯になれる。ヴィレッタやマリアンヌがこれにあたり、ユーフェミアの騎士となったスザクは名誉騎士侯と称された。
- 騎士(きし)
- 本来は皇族が護衛役として1名選ぶことのできる選任騎士のことで、それらの多くがナイトメアパイロットでもあったため、一般的にナイトメアのパイロットの事を呼称するようになった。選任騎士は、作中ではコーネリアのギルバート・G・P・ギルフォードとダールトン、枢木スザクの3名が確認されている。
- ナイトオブラウンズ
- 皇帝直属の騎士であり帝国最強の12騎士。ナイトオブワン以外のナンバーに上下関係はなく、実力と忠誠のみが問われており、構成員の中には女性、子供もいる。また、空席のナンバーもいくつか存在する。ナンバーズ出身は枢木スザクのみ。またラウンズたちは自分専用のKMFを所有しておりいずれも性能が高い。頂点であるナイトオブワンは植民エリアの一つを持つ権限を与えられており、スザクはその特権でエリア11を貰うつもりでいる。語源はアーサー王伝説に登場する12人の『円卓の騎士(Knights of the Round Table)』。
- スザクは第7席にあり、ナイトオブセブンと呼ばれる。
- 名誉ブリタニア人
- 各エリアの住民が、役所に行って手続きをすると得られる称号。ナンバーズと比べ、ある程度の自由や身分を保障される。ナンバーズの間では『祖国の誇りを捨てた裏切り者』という考えが一般的。反乱防止のため携帯電話を持つことができない。[12]
- ナンバーズ
- ブリタニア人が占領下の住民を総称して呼ぶ言葉。エリア11の住民(日本人)をイレヴンと呼ぶように、エリアナンバーで呼称される存在であることから来る蔑称でもある。原則として国外への渡航権は認められておらず、ブリタニア本国や他の属領へ往来する権利も認められていない。
名称・呼称
- オール・ハイル・ブリタニア
- ブリタニア軍人を中心にブリタニア人が使用する「ブリタニア万歳」を意味した言葉。
- なお“All Hail Britannia!!!”は神聖ブリタニア帝国国歌のタイトルでもあり、ブリタニアでの重要な式典(クロヴィス国葬)等で演奏される(歌詞全文及び日本語訳はO.S.T第1弾を参照)。
- イエス・ユア・マジェスティ(Yes, Your Majesty.)
- ブリタニア皇帝に対する「了解」の意を込めた返事。「はい、陛下」。R2ではジェレミアがルルーシュに対して使っている。
- イエス・ユア・ハイネス(Yes, Your Highness.)
- ブリタニア皇族に対する「了解」の意を込めた返事。「はい、殿下」。
- イエス・マイ・ロード(Yes, My Lord.)
- ブリタニア軍人が上官に対する「了解」の意を込めた返事。「はい、我が主」あるいは、もっと意訳すると「はい、閣下」となる。
- オレンジ
- ゼロ=ルルーシュが護送中のスザクを救出しようとした際、ジェレミアに対し「公表する」と脅した謎の単語。実は陰謀を匂わせた単なるハッタリであったが、その後ギアスに操られたジェレミアはゼロを全力で見逃してしまったために「オレンジ疑惑」として勝手に一人歩きしてしまい、軍の疑惑を招く。以後、ジェレミアの蔑称(視聴者の間では愛称)となった。現在では公式サイトでもネタとして定着している。なぜルルーシュがこの単語を選んだのかは不明(しかし、生徒会のイベントで「オレンジデー」というものがあったとルルーシュの口から語られている)。
- 全力
- 「私たちを全力で見逃せ」というギアスに操られたジェレミアが、「全力をあげて奴らを見逃すんだ!」という珍妙な言い回しでゼロを逃がすことを部下に命じたことから、上記の「オレンジ」同様、視聴者の間でジェレミアの蔑称かつ愛称として使われている。また、「オレンジ」同様に公式サイトやアニメ雑誌などでキャッチフレーズとしてよく使用されている。
- ブリキ野郎
- 日本人が呼ぶ、ブリタニア人の蔑称。名前の由来は「ブリタニアの鬼畜野郎」を略した「ブリ鬼野郎」や「(KMFという)ブリキに乗って攻めてくる奴ら」を指した「ブリ機野郎」の意味としても使われる。
- イレヴン
- ブリタニア当局や一般的なブリタニア人が、名誉ブリタニア人でない日本人を呼ぶ際の正式名称。
組織
日本
- 黒の騎士団(くろのきしだん)
- サイタマゲットーでゼロが一時的に指揮した「ヤマト同盟」の一方的な敗北を機に、シンジュクゲットーで反ブリタニアを掲げ抵抗活動を行っていた「扇グループ」を中核にゼロが組織した。日本解放戦線壊滅後のエリア11における最大の反ブリタニア勢力である。結成初期のアジトは大型居住空間付きの車輌(元の持ち主にルルーシュがギアスをかけて自分に譲らせたもの)で、騎士団の国外追放後は中華連邦にある蓬莱島を拠点としている。活動初期にはキョウトから提供されたKMFや艦船の他、ブリタニアから奪取したガウェインを保有運用していたが、R2では紅蓮を残しその殆どが失われ、ラクシャータが新たに開発した暁や斑鳩などの新型兵器を主戦力としている。
- ホテルジャック事件で「日本解放戦線」の強硬派から、人質にされていたブリタニア人救出後、ゼロにより世間へその創設が宣言された。「武器を持たない全ての者の味方である」とし、強者が弱者を一方的に殺す事を否定している。以後、法で裁けない悪を一方的に断罪していった為、多くのイレヴンや一部ブリタニア人の支持を受け、入団希望者を増やし組織を拡大している。メンバーは黒い制服を着用し、活動時には黒のバイザーと帽子で素顔を隠している。ラクシャータ入団後は、インド軍区の潜水艦を入手し遠征活動もしている。
- サブタイトルに描かれている紋様は黒の騎士団のエンブレムであり、エースパイロットのスーツの左胸にも描かれている。
- 日本解放戦線(にっぽんかいほうせんせん)
- ナリタを本拠地とし、ブリタニアの侵略後に旧日本軍の軍人を中心に組織されエリア11最大の反ブリタニア勢力だった。片瀬をリーダーとし藤堂、四聖剣らを客分として擁している。強硬派と穏健派に別れ、一枚岩の組織では無かった。ナリタ攻防戦で弱体した後、片瀬の死を機に壊滅する。
- 扇グループ(おうぎグループ)
- 後に黒の騎士団の母体となる、扇要をリーダーとした反帝国グループ。メンバーにはカレン、玉城、井上、南、吉田、杉山、永田などがいる。かつては、カレンの兄・ナオトがリーダーを務めていた。小説「朱の軌跡」では、料理が趣味だった真田、世話好きだった門倉、女性恐怖症だった山崎、元女子バスケ日本代表だった小笠原など、作戦中で死亡してしまった人物をカレンが思い出すシーンがある。
- キョウト
- 旧財閥系家門であり、皇神楽耶を頭首に、桐原泰三・刑部辰紀(声:真殿光昭)、公方院秀信、宗像唐斎、吉野ヒロシの5名が重鎮となり組織された、エリア11の秘密結社。本来は枢木家もキョウト六家の一つだったが、ゲンブが亡くなり、一人息子のスザクは絶縁状態にある為キョウト六家から外されている。ブリタニアへの抵抗活動を行っているエリア11の複数の組織へ、兵器などの支援を行っている。日本解放戦線が壊滅後、主な支援の対象を黒の騎士団へと移す。
- 表向きは、内政省の管理下でエリア11の自治を司るイレヴンの代表団“NAC”として一部のブリタニア官僚とも関係があり、利益供与を行う代わりに組織の活動を半ば黙認させていた。総督府内の会議で、NACがキョウトである疑いが濃厚とされたことで、結社の実態がブリタニア側に明らかにされ、ユーフェミアの「行政特区日本」宣言をきっかけに証拠を抑えられる。これによってキョウトと繋がっていたブリタニア官僚は摘発され、桐原もダールトンから黒の騎士団への支援を取り止めるよう恫喝される。しかし、ユーフェミアによる虐殺後黒の騎士団を指揮下に置こうとしたが、逆に吸収された。その後、ブラックリベリオンの敗北で神楽耶を除く全員が捕まり、処刑された。
- ブラックリベリオン後は事実上解散状態となるが、皇家が経営する「皇コンツェルン」は健在であり、神楽耶とも繋がっている。
- 反ブリタニア武装勢力
- 反ブリタニアを掲げ、日本各地でレジスタンスをしている武装組織。シンジュクゲットーの「扇グループ」を始め、中部地区の「サムライの血」、サイタマゲットーの「ヤマト同盟」、ナリタの旧日本軍軍人で組織された「日本解放戦線」などといった組織が存在する。
- 主義者
- 本作ではブリタニア人でありながらブリタニアの政策に反対する人間のこと。ルルーシュ・ディートハルト・カレン・ジェレミア等がこれにあたる。元来は大日本帝国に於いて共産主義者や社会主義者を指す隠語であり、本作での用法は元来の『主義者』達が日本人でありながら大日本帝国の政体や亜細亜植民地支配に反対したことなどに由来している。
ブリタニア帝国
- 親衛隊(しんえいたい)
- 総督・副総督に就任した皇族の選任騎士を中心に構成された部隊。
- RPI
- 皇立機甲歩兵に当たるKMF。Royal Panzer Infantryの頭文字の略称。
- グラストンナイツ
- コーネリア軍所属の、5名からなるエリート騎士。いずれも仮面を着けており、本国からエリア11のブリタニア軍再編のため呼び寄せられた。ダールトンが身寄りのない子供を集めて騎士に育て、それ故に彼らもダールトンへの忠義が厚い。DVD収録のオーディオコメンタリーでダールトンは息子たちと呼び、実際に全員が義父と養子の関係を結んでいる。語源はアヴァロンの候補地「グラストンベリー」。
- 純血派(じゅんけつは)
- ブリタニア軍はブリタニア人のみで構成されるべきと言う思想を掲げるブリタニア軍人の総称。純血派に属するメンバーは制服に純血派の印(赤い羽根モチーフの飾り)をつけている。サザーランド(純血派仕様)に搭乗する。枢木スザク強奪事件がきっかけで解散する。
- 特別派遣嚮導技術部(とくべつはけんきょうどうぎじゅつぶ)
- 略称は特派。シュナイゼルが管轄するブリタニア軍の技術部。ランスロット、ガウェイン、アヴァロンの開発を行った。ロイドを筆頭に数人の技術者らがエリア11にて活動。セシルの他、デヴァイサーとしてスザクも所属。
- スザクがナイトオブラウンズの一員となってからは、スザク専属のKMF開発チーム「キャメロット」へ発展解消した。
- 機密情報局(きみつじょうほうきょく)
- 皇帝直属の組織。R2で登場。目的はC.C.の捕獲にあり、記憶を失ったルルーシュの監視を行うと同時にC.C.がルルーシュと接触する機会を窺っていた。ヴィレッタ率いる部隊がアッシュフォード学園にて教師に成り済ましている他、ルルーシュの部屋や学園敷地内各所に監視カメラを設置しており、学園の地下室に司令部を設置している。学園敷地外での監視を担当する「カルタゴ隊」(TURN3のヴィレッタ達の会話より)は、バベルタワー内での戦闘で全滅している。
ギアス嚮団
ギアス能力者を誕生・研究する秘密組織。あくまで武装組織ではなく、被検体とされたギアス能力者以外は全て研究員で構成されている。最高権力者である嚮主にはC.C.のような不死の体を持つ者が祀り上げられ、現在はV.V.がC.C.の跡を継いで嚮主となっている。V.V.が当主となってからは、中華連邦領土内に本拠地を構えている。
シャーリーがギアスに一生を翻弄された事に憤慨したルルーシュの命により、黒の騎士団零番隊によって壊滅させられた。
事件
本編開始前
- 厳島の奇跡
- 7年前の日本占領戦において唯一ブリタニアが黒星を付けられた戦い。藤堂が「奇跡の藤堂」と呼ばれる由縁でもあるが、実際には藤堂の情報分析・指揮の能力によってもたらされた勝利である。「奇跡」という名が一人歩きし、日本解放戦線をはじめ一部の日本人が藤堂に過剰な期待を寄せることとなった。
- 極東事変
- 皇暦2010年に起こった神聖ブリタニア帝国による日本侵攻を指す(この名称は小説版で初出)。
本編開始後
- シンジュク事変
- クロヴィス総督時の、レジスタンスによるC.C.(公式には毒ガス)強奪からクロヴィス暗殺まで。一連の戦闘によって、比較的復旧が進んでいたシンジュクゲットーは人的・物的共に大被害を受けた。
- 枢木スザク強奪事件
- 通称「オレンジ事件」。クロヴィス暗殺の実行犯として逮捕された枢木スザクの軍事法廷へ送られる際に暗殺の真犯人であるゼロが現れ、純血派がゼロに枢木スザクを引き渡した事件。これにより純血派は解散を余儀なくされ、ジェレミアが「オレンジ」と呼ばれることとなった。この事件によりゼロが世間に広く知れ渡ることになる。
- ホテルジャック事件
- コーネリア総督時、劇中で起こった日本解放戦線によるホテルジャック事件。サクラダイト生産国会議の会場であった河口湖コンベンションセンターホテルを草壁率いる日本解放戦線強硬派が襲撃し、民間人を含む多数の人質を確保して篭城した。最終的には、黒の騎士団の介入で草壁が自殺し、事件が終結した。事件終結直後にゼロによる黒の騎士団の結成が宣言された。
- キュウシュウ戦役
- コーネリア総督時、キュウシュウで起こったテロ事件を指す。元枢木政権のメンバーだった澤崎敦が、中華連邦の曹将軍の助力でフクオカ基地を占拠、そこから独立主権国家「日本」の再興を宣言した。ブリタニア軍の進軍を天候の助けもあって許さず、単機で乗り込んできたランスロットを追い詰めたが、ゼロの乗るガウェインが乱入し形勢は逆転。澤崎と曹将軍らは拘束された。なお、公式にはゼロの助力はなかったことになっている。
- ブラックリベリオン
- ユーフェミアによる日本人虐殺を止めた黒の騎士団が、ブリタニアに反攻する日本人達を率いてトウキョウ租界に進軍した事件。最終的にはゼロが戦線を離脱し統制がとれなくなった黒の騎士団が敗北し、構成員のほとんどは逮捕、わずかに逃れた者たちも地下潜伏や他国への亡命を余儀なくされた。
その他
- サクラダイト
- 富士山近辺で採掘されるレアメタル。高温超電導体の調整に欠かすことができない物質で、世界の安全保障に関わる戦略物資である。極めて引火性の強い液体状のサクラダイトを輸送する描写が劇中でなされている。日本はこの鉱物の世界最大の産出国(シェアの約70%)であり、それゆえにブリタニアの日本侵略の名目にされた。年に一度生産国会議が行われており、国際分配レートが決められている。
- ヨーロッパではストーンヘンジ周辺などから『賢者の石』としてサクラダイトが少量だが発見されている。かつての日本では「桜石(実在する、コーディアライトが雲母化したものとは異なる)」と呼ばれており、それを求めて大航海時代の進展が即され、それが新大陸の発見に繋がった。
- ある特殊な干渉を与えると活動を停止する習性があり、ラクシャータはこの習性を利用してゲフィオンディスターバーを完成させた(副産物としてレーダー探査を無効にするステルスも完成させた)。
- リフレイン
- イレヴンの間で蔓延している違法薬物。中華連邦からキュウシュウルートで持ち込まれている。中毒に陥ると過去に戻った気になり、やがては発狂に至る。現実の麻薬同様所持は厳罰の対象である(カレンの母親は懲役20年の判決を受けた)。
- 皇暦(a.t.b.)
- ブリタニア即位紀元 (Ascension Throne Britannia) の略称。ブリタニア皇家の始祖とされるアルウィン1世が、アウグストゥス治下のローマ帝国から独立を獲得し、ケルトの部族長として即位した年を元年とするブリタニアの紀年法。リカルド・ヴァン・ブリタニア1世によって制定された。神聖ブリタニア帝国本土及び属領(エリア)で広く使用されている。名誉ブリタニア人の任命試験にも出題される。
- 神聖ブリタニア帝国旗
- 国旗は青地に赤十字の中央に国章である王冠と盾を配する。盾には「帝権」の象徴であるライオンと「死と再生」及び「智恵」を象徴する蛇が配されている。このライオンは尻尾が蛇となっておりキマイラの一種であるが、お互いをくわえようとする姿は「ウロボロス」の構図であり、永劫回帰や不老不死、叡智を意味し、帝国の永続性を象徴している。
- ラグナレクの接続
- C.C.との契約をルルーシュが結んだ時、フラッシュバックの中でブリタニア皇帝が神殿の祭壇らしき場所で言った台詞。神話を再現する行為らしく詳細は不明、ラグナレクとは北欧神話において神々と巨人族が争う世界終末戦争を指し、ラグナロクともいう。
- 実験適合生体
- C.C.(CODE-R)の特性を再現するための実験体らしいが、詳細は不明。ナリタ攻防戦後のジェレミアが該当し、主に左半身に機械のようなものがつけられている(左肩には放熱フィンを装備している)。また、左目は緑色になっており一見すると普通の目のようだが、機械の配線のような物が内部から光りだすことがある。
- 壁の印
- ギアスの持続時間を調べるためにルルーシュに命令されたアッシュフォード学園の女生徒が毎日学園の屋上の壁に付けている印。壁の印で5話から何日時間が経過しているかが分かる[13]。DSゲーム版では印をつける少女にギアスを実験をする展開がある。
- 思考エレベータ
- 世界各地にある超古代遺跡。C.C.の額やギアス発動時に出る物と同じ模様があり、ルルーシュが近づくと作動した。『世界の謎』を解くための重要なものとみなされ現ブリタニア皇帝が執着している。クロヴィスが発見し、バトレーが管理する神根島遺跡を除き全てが天領とされている。ブリタニアの世界侵攻はこの遺跡の有る場所に沿って行われているとバトレーは推測している。
- アーカーシャの剣
- 皇帝が普段身を置いている神殿の呼称。皇帝は「神を殺すための武器」と称しており、V.V.との契約、思考エレベータに関連があると思われる。現在皇帝とV.V.以外でこの場所を訪れているのはルルーシュ・C.C.・ナナリー・スザクのみであり、シュナイゼルやナイトオブラウンズすらこの存在を知らない。
- なお、アーカーシャとは仏教の空やインド哲学の虚空などを意味するサンスクリット語。
- ミレイのイベント
- アッシュフォード学園の生徒会長ミレイ・アッシュフォードが発案したイベント。どれもがかなり特殊であり、ルルーシュはかなり嫌がっている。なお、これまで実行が確認されたのはナイトオブセブン歓迎会と学園祭で行ったナイトメアで巨大ピザ作成、男女逆転祭り、キューピッドの日、失恋コンテストである。
- 巨大ピザ作成
- スザクがガニメデを操縦して直径12m程の巨大ピザを作成する。学園祭とナイトオブセブンとなったスザクの歓迎会で実行しようとした。ピザには目が無いC.C.もそれを食べるために追われる身にも関わらず学園祭や歓迎会に赴いている。学園祭ではユーフェミアが学園祭に訪れた混乱の中でスザクがピザ生地を落として失敗。2回目にはC.C.がトマトソース入りの箱に入ってしまい、それをジノがピザ生地にかけようとしてC.C.が人目に晒される危機からルルーシュによって台無しになった。
- 男女逆転祭り
- 男が女装し、女が男装するイベント。だがこのイベントが原因でその方面に目覚めたのが三人おり、一人はルルーシュ達の担任であった。ルルーシュ自身はこのイベントを特に嫌っているが、完璧なまでの女装姿を披露している。[14]
- キューピットの日
- ミレイが自身の卒業イベントとして発案した。男子は青いハート型の帽子、女子はピンクのハート型の帽子を被り、相手の帽子を奪って被れば、その両者は会長権限でカップルになる公約がある。
- ルルーシュはこのイベントで影武者の咲世子が築いた108人の女性との関係を清算しようとしたが、ミレイがルルーシュの帽子に部費十倍の懸賞を懸けたため各部に追われる身となった。アーニャがモルドレッドまで駆り出し軍が出撃する事態になったが、最終的にルルーシュとシャーリーが学園公認の恋人となった。
以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
スタッフ
- 企画 - 内田健二、竹田菁滋、川城和実
- ストーリー原案 - 大河内一楼、谷口悟朗
- シリーズ構成 - 大河内一楼
- 副シリーズ構成 - 吉野弘幸
- キャラクターデザイン原案 - CLAMP
- キャラクターデザイン - 木村貴宏
- ナイトメアデザイン - 安田朗、中田栄治、阿久津潤一(ビークラフト)
- メカデザイン、コンセプトデザイン - 寺岡賢司
- メインアニメーター - 木村貴宏、千羽由利子、中田栄治、中谷誠一
- 美術監督・美術ボード - 菱沼由典
- 色彩設計 - 岩沢れい子
- 撮影監督 - 大矢創太
- 編集 - 森田清次
- 3DCGディレクター - 渡辺哲也
- 2DCGディレクター - 三好正人
- 特殊設定 - 森田繁
- 音楽 - 中川幸太郎、黒石ひとみ
- 音響監督 - 浦上靖夫、井澤基
- 音響制作 - AUDIO PLANNING U
- 担当デスク - 浦上慶子
- 録音スタジオ - APU MEGURO STUDIO
- ミキサー - 内山敬章
- アシスタントミキサー - 大城久典
- 音響効果 - 庄司雅弘(フィズサウンドクリエイション)
- 音楽プロデューサー - 石川吉元(flying DOG)、外村敬一(Sony Music Entertainment)、真野昇(サンライズ音楽出版)
- アソシエイトプロデューサー - 里吉純、稲垣浩文、細川修
- プロデューサー - 諸冨洋史、河口佳高、峯岸卓生、湯川淳
- 副監督 - 村田和也
- 監督 - 谷口悟朗
- 製作 - 毎日放送、サンライズ、コードギアス製作委員会(サンライズ、バンダイビジュアル、バンダイ、バンダイナムコゲームズ、博報堂DYメディアパートナーズ)
主題歌
第1期
- オープニングテーマ
- 第1クール(STAGE 1 - 12) - 「COLORS」
- 歌 - FLOW、作詞 - KOHSHI ASAKAWA,KEIGO HAYASHI、作曲 - TAKESHI ASAKAWA、編曲 - FLOW & KOICHI TSUTAYA
- 第2クール(STAGE 13 - 23) - 「解読不能」
- 歌 - ジン
- エンディングテーマ
- 第1クール(STAGE 1 - 12) - 「勇侠青春謳」
- 歌 - ALI PROJECT、作詞 - 宝野アリカ、作曲 - 片倉三起也
- 第2クール(STAGE13 - 23) - 「モザイクカケラ 」
- 歌 - SunSet Swish
- 挿入歌
- 「Stories」STAGE 5・13・25、SPECIAL EDITION、「Masquerade」STAGE 14、SPECIAL EDITION(O.S.T.1に収録)
- 「Alone」STAGE 21、「Innocent Days」STAGE 22・23、SPECIAL EDITION(O.S.T.2に収録)
- 歌 - Hitomi
- 「ピカレスク」STAGE17、「Callin' 」STAGE 20(O.S.T.2に収録)
- 歌 - 酒井ミキオ
第2期(R2)
- オープニングテーマ
- 第1クール(TURN 01 - 12)
- 「O2」
- 歌 - ORANGE RANGE、作詞・作曲 - ORANGE RANGE
- 第2クール(TURN 13 -)
- 「WORLD END」
- 歌 - FLOW、作詞 - KOHSHI ASAKAWA,KEIGO HAYASHI、作曲 - TAKESHI ASAKAWA、編曲 - FLOW & KOICHI TSUTAYA
- エンディングテーマ
- 第1クール(TURN 01 - 12)
- 「シアワセネイロ」
- 歌 - ORANGE RANGE、作詞・作曲 - ORANGE RANGE
- 第2クール(TURN 13 -)
- 「わが臈たし悪の華」
- 歌 - ALI PROJECT、作詞 - 宝野アリカ、作曲 - 片倉三起也
サブタイトル
放送日はMBSを基準としている。
第1期
話数 | サブタイトル[15] | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初回放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 魔神 が 生まれた 日 | 大河内一楼 | 谷口悟朗 | 秋田谷典昭 | 千羽由利子 中谷誠一 |
木村貴宏 中田栄治 |
2006年10月5日 |
2 | 覚醒 の 白き 騎士 | 須永司 | 三好正人 | 佐光幸恵 山根理宏 |
千羽由利子 中田栄治 |
2006年10月12日 | |
3 | 偽り の クラス メイト | 村田和也 | しんぼたくろう 高瀬健一 |
2006年10月19日 | |||
4 | その 名 は ゼロ | 須永司 | 三宅和男 | 高橋晃 | 2006年10月26日 | ||
5 | 皇女 と 魔女 | 鳥羽聡 | 坂本修司 前田清明 |
2006年11月2日 | |||
6 | 奪われた 仮面 | 村田和也 | 工藤寛顕 | 高橋晃 | 2006年11月9日 | ||
7 | コーネリア を 撃て | 須永司 | 秋田谷典昭 | 中谷誠一 | 2006年11月16日 | ||
8 | 黒 の 騎士団 | 馬場誠 | 佐光幸恵 | 2006年11月23日 | |||
8.5 | 仮面 の 軌跡 | 総集編 | 2006年11月30日 | ||||
9 | リ フ レ イ ン | 大河内一楼 | 村田和也 | しんぼたくろう 高瀬健一 |
千羽由利子 中田栄治 |
2006年12月7日 | |
10 | 紅蓮 舞う | 須永司 | 三宅和男 | 米山浩平 池田有 |
2006年12月14日 | ||
11 | ナリタ 攻防戦 | 鳥羽聡 | 千羽由利子 中田栄治 |
2006年12月21日 | |||
12 | キョウト から の 使者 | 吉野弘幸 | 坂本郷 | 工藤寛顕 | 高橋晃 | 木村貴宏 中田栄治 |
2007年1月4日 |
13 | シャーリー と 銃口 | 深海曜 | 秋田谷典昭 | しんぼたくろう 高瀬健一 |
千羽由利子 中田栄治 |
2007年1月11日 | |
14 | ギアス 対 ギアス | 大河内一楼 | 杉島邦久 | 馬場誠 | 金成范 | 中谷誠一 | 2007年1月18日 |
15 | 喝采 の マオ | 須永司 | 山田徹 | 向山祐治 佐久間健 |
木村貴宏 中田栄治 |
2007年1月25日 | |
16 | 囚われ の ナナリー | 三宅和男 | 天崎まなむ 佐々木睦美 |
2007年2月1日 | |||
17 | 騎 士 | 野村祐一 | 村田和也 | 米山浩平 池田有 |
千羽由利子 中田栄治 |
2007年2月8日 | |
17.5 | 仮面 の 真実 | 総集編 | 2007年2月15日 | ||||
18 | 枢木スザク に 命じる | 大河内一楼 | 杉島邦久 | 鳥羽聡 | 石田可奈 鎌田祐輔 中谷誠一 |
中谷誠一 | 2007年2月22日 |
19 | 神 の 島 | 吉野弘幸 | 須永司 | 政木伸一 | 向山祐治 佐久間健 |
木村貴宏 中田栄治 |
2007年3月1日 |
20 | キュウシュウ 戦役 | 野村祐一 | 工藤寛顕 | しんぼたくろう 高瀬健一 |
千羽由利子 中田栄治 |
2007年3月8日 | |
21 | 学 園 祭 宣 言 ! | 大河内一楼 | 杉島邦久 | 秋田谷典昭 | 坂本修司 鷲北恭太 |
2007年3月15日 | |
22 | 血染め の ユフィ | 須永司 | 馬場誠 | 米山浩平 池田有 |
2007年3月22日 | ||
23 | せめて哀しみとともに | 大河内一楼 野村祐一 |
杉島邦久 | 政木伸一 | 石田可奈 板垣敦 田畑壽之 |
中谷誠一 木村貴宏 中田栄治 |
2007年3月29日 |
24 | 崩落 の ステージ | 大河内一楼 | 須永司 | 三宅和男 | しんぼたくろう 高瀬健一 |
中谷誠一 | 2007年7月28日 |
25 | ゼ ロ | 鳥羽聡 | 千羽由利子 中田栄治 |
- |
第2期(R2)
話数 | サブタイトル[15] | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初回放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 魔神 が 目覚める 日 | 大河内一楼 | 須永司 | 秋田谷典昭 | 石田可奈 | 千羽由利子 中田栄治 |
2008年4月5日 |
2 | 日本 独立 計画 | 鳥羽聡 | 坂本修司 | 2008年4月13日 | |||
3 | 囚われ の 学園 | 村田和也 | 馬場誠 | しんぼたくろう | 2008年4月20日 | ||
4 | 逆襲 の 処刑台 | 杉島邦久 | 三宅和男 | 嘉手苅睦 | 中谷誠一 | 2008年4月27日 | |
5 | ナイト オブ ラウンズ | 須永司 | 秋田谷典昭 三宅和男 |
田畑嘉之 | 千羽由利子 中田栄治 |
2008年5月4日 | |
6 | 太平洋 奇襲 作戦 | 鳥羽聡 | 石田可奈 | 2008年5月11日 | |||
7 | 棄てられた 仮面 | 村田和也 | 馬場誠 | 佐光幸恵 | 2008年5月18日 | ||
8 | 百万 の キセキ | 杉島邦久 | 三宅和男 | 坂本修司 | 2008年5月25日 | ||
9 | 朱禁城 の 花嫁 | 須永司 | 酒井和男 | 千羽由利子 | 千羽由利子 中田栄治 |
2008年6月8日 | |
10 | 神虎 輝く 刻 | 鳥羽聡 | 高乗陽子 | 木村貴宏 中田栄治 |
2008年6月15日 | ||
11 | 想い の 力 | 信田ユウ | 松原一之 | 中谷誠一 | 2008年6月22日 | ||
12 | ラブ アタック ! | 須永司 森邦宏 |
秋田谷典昭 | しんぼたくろう 小暮昌宏 |
千羽由利子 中田栄治 |
2008年6月29日 | |
13 | 過去 から の 刺客 | 村田和也 | 米田和博 | 田畑壽之 | 2008年7月6日 | ||
14 | ギアス 狩り | 須永司 | 三宅和男 | 石田可奈 板垣敦 又賀大介 |
中田栄治 | 2008年7月13日 | |
15 | C の 世界 | 馬場誠 | 佐光幸恵 宮前真一 中澤勇一 |
千羽由利子 中田栄治 |
2008年7月20日 |
備考
箇条書きは本文に組み入れてほしいと言っていた人がいたようです。 |
- 本作はMBSにとって『成恵の世界』以来、3年ぶりの自社製作深夜アニメ。『アニメシャワー』枠以外で同局制作の新作深夜アニメが放映されるのは、同局初の深夜アニメであり1989年に放映された『小松左京アニメ劇場』以来となった。
- また、MBS制作深夜アニメとしてはTBSへ初めて逆ネットされた作品でもある[16]。
- ※1997年に放映されたMBS制作深夜アニメ『フォーチュン・クエストL』が関東圏ではテレビ東京でネットされた例を除いて、同局制作の深夜アニメは本作までは全て(関東圏では)独立U局でネット放送されていた。
第1期本放送当時
- 本放送当時の地上波ネット局は上記の通り全10局体制であった。これはTBS系列の深夜アニメの本放送ネット局の数としては歴代2位(歴代1位はCBC制作『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』の合計13局体制)。また、この10局体制は次番組『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』に引き継がれることになった。
- 先行放映地区と同時期開始のTBS制作の『あさっての方向。』と並んで、JNN系列局制作深夜アニメとしては初の字幕放送を実施(一部地域を除く。全日帯アニメ作品の一部では既に実施されていた。また、フジテレビ制作の深夜アニメでも実施されている)。
- 事実上ローカルセールス扱いのため、番組中の製作著作のクレジットにJNN系列のシンボルマークであるジ〜ンが表示されない(これは当作品以降のMBS木曜深夜枠放映作品でも同様であるが、他作品に関しては和文ロゴ表示ではない)。
(2007年秋以降)
- 制作局のMBSでは2007年10月27日より土曜夕方5時半枠にて再放送が行われている(関西地区限定でMBS公式携帯サイトにて男女別『今週の名場面投票』などが実施されている(再放送で実施するのは極めて異例である))が、2008年4月改編でこの時間帯はTBS制作の『報道特集NEXT』となる為、長年続いたMBS土曜5時台のアニメ枠は3月22日分をもって最後となり[19]、3月29日から4月12日までは土曜深夜の『アニメシャワー』枠で消化した。
24&25話に関して
- 24&25話本放送に先立ち、BIGLOBEストリームにて7月20日10時から7月27日10時まで本編一挙無料放送が実施されていた。本編一挙無料放送は、年末年始に既放送分で行われたものに引き続き二回目となる。
- 24&25話のRCCでの放送時間は最初は7月29日26時35分 - 27時35分だったがその後2日早まり7月27日27時10分 - 28時10分となり、さらに2週間遅くなり最終的に8月10日26時10分 - 27時10分と二転三転している。
- アニマックスでは、初回放送以降は24話と25話が分けて放送された。その際は、24話冒頭と25話最後のナレーション(と「COLORS」)がない代わりに「瞳ノ翼」と「モザイクカケラ」が両方で流れたり、[1]にはない25話の予告があるなど、特別仕様での放送であった。
第2期『R2』
この「コードギアス 反逆のルルーシュR2」はまだ完結していない作品や番組に関する記事又は節です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 |
- TBS系列日曜夕方5時のアニメ枠は1985年に終了したTBS制作の『ビデオ戦士レザリオン』以来およそ23年ぶりである。
- 本シリーズではハイビジョン制作となり、地上波デジタル放送ではフルサイズ放送である(アナログ放送では土6枠の作品と同様に13:9レターボックス放送)。番組と連動したデータ放送も行われている。
- 提供クレジットを本編の途中に表示し、また番組冒頭に許可を得ずにインターネットで配信しないようにとの警告テロップを表示する。しかし放送開始後、インターネットの動画投稿サイトに未放送の第3話の映像の一部が漏出するトラブルが発生した。後日MBS側は配信サイトのバンダイチャンネルがアップロード中のミスが原因と発表している。
放送局
第1期・初期放送局
初期のネット局10局。(1話 - 23話、および8.5話、17.5話は定期放送)
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
---|---|---|---|
近畿広域圏 | 毎日放送 (MBS) | 2006年10月5日 - 2007年3月29日 2007年7月28日(24話・25話) |
木曜 25時25分 - 25時55分 土曜 26時25分 - 27時25分(24話・25話) |
北海道 | 北海道放送 (HBC) | 2006年10月5日 - 2007年3月29日 2007年8月4日(24話・25話) |
木曜 26時10分 - 26時40分 土曜 27時10分 - 28時10分(24話・25話) |
中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) | 2006年10月5日 - 2007年3月29日 2007年8月13日(24話・25話) |
木曜 26時50分 - 27時20分 月曜 25時30分 - 26時30分(24話・25話) |
関東広域圏 | 東京放送 (TBS) | 2006年10月6日 - 2007年3月30日 2007年7月30日(24話・25話) |
金曜 25時55分 - 26時25分 月曜 28時00分 - 29時00分(24話・25話) |
静岡県 | 静岡放送 (SBS) | 2006年10月6日 - 2007年3月30日 2007年8月2日(24話・25話) |
金曜 26時15分 - 26時45分 木曜 25時44分 - 26時44分(24話・25話) |
宮城県 | 東北放送 (TBC) | 2006年10月6日 - 2007年3月30日 2007年8月7日(24話・25話) |
金曜 26時15分 - 26時45分 火曜 26時30分 - 27時30分(24話・25話) |
広島県 | 中国放送 (RCC) | 2006年10月7日 - 2007年3月31日 2007年8月10日(24話・25話) |
土曜 26時40分 - 27時10分 金曜 26時10分 - 27時10分(24話・25話) |
熊本県 | 熊本放送 (RKK) | 2006年10月8日 - 2007年4月1日 2007年8月11日(24話・25話) |
日曜 26時30分 - 27時00分 土曜 25時10分 - 26時10分(24話・25話) |
岡山県・香川県 | 山陽放送 (RSK) | 2006年10月9日 - 2007年4月2日 2007年8月6日(24話・25話) |
月曜 26時25分 - 26時55分 月曜 25時55分 - 26時55分(24話・25話) |
福岡県 | RKB毎日放送 (RKB) | 2006年10月10日 - 2007年4月3日 2007年8月1日(24話・25話) |
火曜 26時28分 - 26時58分 水曜 26時05分 - 27時05分(24話・25話) |
第1期・追加放送局(地上波)
2007年9月以降に放送を開始した地上波局。(すべて定期放送。ただし8.5話、17.5話は未放送)
総集編を放送しない代わりにSTAGE24・25を放送する。</br>
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
---|---|---|---|
沖縄県 | 琉球放送 (RBC) | 2007年9月1日 - | 土曜 27時56分 - 28時26分 |
高知県 | テレビ高知 (KUTV) | 2007年9月5日 - | 水曜 25時39分 - 26時09分 |
山梨県 | テレビ山梨 (UTY) | 2007年9月6日 - | 木曜 25時55分 - 26時25分 |
青森県 | 青森テレビ (ATV) | 2007年9月20日 - 2008年3月13日 | 木曜 25時00分 - 25時30分 |
富山県 | チューリップテレビ (TUT) | 2007年10月1日 - | 月曜 15時00分 - 15時29分 |
愛媛県 | あいテレビ (ITV) | 2007年10月3日 - | 水曜 25時25分 - 25時55分 |
山形県 | テレビユー山形 (TUY) | 2007年10月5日 - | 金曜 26時25分 - 26時55分 |
宮崎県 | 宮崎放送 (MRT) | 2007年10月6日 - | 土曜 26時07分 - 26時37分 |
福島県 | テレビユー福島 (TUF) | 2007年10月7日 - | 日曜 25時35分 - 26時05分 |
大分県 | 大分放送 (OBS) | 日曜 26時20分 - 26時50分[20] | |
石川県 | 北陸放送 (MRO) | 2007年10月11日 - 2008年4月3日 | 木曜 26時25分 - 26時55分 |
岩手県 | IBC岩手放送 (IBC) | 2007年11月4日 - 2008年3月30日 | 日曜 5時30分 - 6時00分[21] |
長野県 | 信越放送 (SBC) | 2008年1月3日 - | 月曜 26時30分 - 27時00分 火曜 26時30分 - 27時00分 ※週2回放送[22] |
山口県 | テレビ山口 (tys) | 2008年1月6日 - | 日曜 25時05分 - 25時35分 水曜 27時15分 - 27時45分 ※週2回放送 |
鹿児島県 | 南日本放送 (MBC) | 2008年1月10日 - | 木曜 25時00分 - 26時00分 ※2話連続放送 |
新潟県 | 新潟放送 (BSN) | 2008年1月11日 - | 金曜 27時05分 - 28時05分[23] ※2話連続放送 |
第1期・衛星放送
アニマックスでは1話 - 23話は定期放送。BS-iでは全て定期放送で8.5話と17.5話は未放送。
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 |
---|---|---|---|---|
日本全域 | アニマックス | 2006年11月7日 - 2007年5月6日 2007年8月25日(24話・25話) |
火曜 23時00分 - 23時30分 (リピート放送有り) |
CS放送 |
BS-i | 2007年10月7日 - 2008年3月23日 | 日曜 11時30分 - 12時00分 | BS放送 |
第2期
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
全国放送 (一部地域除く) |
MBS・TBS系列 | 2008年4月6日 - | 日曜 17時00分 - 17時30分 | MBS製作 |
CS放送 | アニマックス | 2008年5月12日 - | 月曜 19時00分 - 19時30分 (リピート放送有り) |
TBS系列より6週遅れ |
前後番組
MBS 木曜25:25枠 | ||
---|---|---|
前番組 | コードギアス 反逆のルルーシュ | 次番組 |
アニメ番組枠開設前につきなし | DARKER THAN BLACK -黒の契約者- | |
MBS制作・TBS系列 日曜17:00枠 | ||
JNNイブニング・ニュース[24][5] | コードギアス 反逆のルルーシュR2 | 機動戦士ガンダム00 (第2シーズン) |
関連商品
DVD
TVシリーズは全9巻で発売。ブックレットには福山潤のメッセージや「咲世子の日記」「ルルーシュ先生のブリタニア史講座」メカ・キャラクターの解説などが載っている。
- 第1巻2007年1月26日発売。stage1を収録。『コードギアス 緊急ナビニュース』も収録するなど、様々な特典が付属。
- 第2巻2007年2月23日発売。stage2 - stage4を収録。ピクチャードラマ「stage3.25」収録。初回特典は特製ブックカバー。
- 第3巻2007年3月23日発売。stage5 - stage7を収録。ピクチャードラマ「stage6.75」収録。初回特典はオリジナルハンカチ。
- 第4巻2007年4月25日発売。stage8 - stage10を収録。ピクチャードラマ「stage9.75」とTVで放送された「stage8.5」も収録。初回特典はオリジナルピンズ2種。パッケージに記載はないがCLAMP描き下ろしショートコミックが封入されている。
- 第5巻2007年5月25日発売。stage11 - stage13を収録。ピクチャードラマ「stage4.33」収録。初回特典はEDイラストを使用したポストカード2(全5種)
- 第6巻2007年6月22日発売。stage14 - stage16を収録。ピクチャードラマ「stage8.75」収録。初回特典はオリジナルピンズ2種(スザクとカレン)。
- 第7巻2007年7月27日発売。stage17 - stage19を収録。ピクチャードラマ「stage9.33」収録。初回特典は設定資料及びCLAMPによるショートコミック。
- 第8巻2007年8月24日発売。stage20 - stage22を収録。ピクチャードラマ「stage22.25 幸せな時代」収録。初回特典はオリジナルビンズ(2種類)。
- 第9巻2007年9月25日発売。stage23 - stage25を収録。ピクチャードラマ「stage23.95」も収録されている。初回特典は、CLAMP描き下ろしによる全巻収納BOX。
ファンディスク ラジオ「はんぎゃく日記」出張版動画、キャラクター名台詞ランキング、続編の予告映像及び「咲世子の日記」「ルルーシュ先生のブリタニア史講座」の動画版を収録。
- コードギアス 反逆のルルーシュ DVDマガジン 1、2007年12月21日発売。
- コードギアス 反逆のルルーシュ DVDマガジン 2、2008年1月25日発売。
スペシャルエディション
- コードギアス 反逆のルルーシュ SPECIAL EDITION BLACK REBELLION 2008年2月22日発売。アニメ第1期をルルーシュの視点で振り返る。C.C.役のゆかなのナレーションで展開される。3月発売のPSP版ゲームの限定版にはUMDビデオで収録される。
CD
- オリジナルサウンドトラック (O.S.T) 第1弾は2006年12月20日発売。第1クールEDテーマ「勇侠青春謳」を含め、全22曲収録。ジャケットは木村貴宏描き下ろし。
- オリジナルサウンドトラック (O.S.T) 第2弾は2007年3月24日発売。木村貴宏描き下ろしジャケットイラスト。酒井ミキオの挿入歌「ピカレスク」、第1クールのOPテーマ「COLORS -CODE GEASS OPENING MIX-」も収録。
- ドラマCD『コードギアス 反逆のルルーシュ Sound Episode』。全6巻。詳しくはコードギアスを参照
本
- 「GRAPHICS ZERO」ISBN 978-4048540797
- 「GRAPHICS ASHFORD」ISBN 978-4048540803
脚注
- ↑ プロデューサーのコメントに拠れば、ブリタニアのやり方は日本が朝鮮にやってきたことと共通しているとコメントしている。『アニメージュ』(2006年12月号)インタビューより。
- ↑ 『アニメージュ』(2006年12月号)谷口悟朗のインタビューより。
- ↑ 特集:「コードギアス」 反逆のヒロイズム(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)より
- ↑ アニメ!アニメ! (2007-12-09) アニメ!アニメ! 「コードギアス 反逆のルルーシュ」 アメリカでテレビ放映に 2007-12-09 [ arch. ] 12月9日
- ↑ 5.0 5.1 *この枠は毎日放送制作土曜夕方6時枠の『機動戦士ガンダム00(第1シーズン)』からの枠移動になる
- ↑ シンジュクゲットーの落書きやナリタ連山での看板等。
- ↑ DVD収録版では北方領土のみとなっている。
- ↑ 「GRAPHICS ZERO」より
- ↑ 英語表記は、公開されているブリタニア貴族の位に則り記述。
- ↑ 『オトナアニメ Vol.4 (4)』 洋泉社、2007年4月。ISBN 486248140X
- ↑ 架空の階級である武勲候の「候」は、公開されているブリタニア貴族の位に則り記述。「侯」の誤記ではない。
- ↑ 小説より
- ↑ 製品版DVD特典「第8話オーディオコメンタリー」より
- ↑ ピクチャードラマ・「STAGE 9.33」より
- ↑ 15.0 15.1 サブタイトルの語句間が空いているのは演出意図によるもの(本編での表記に準じた)。
- ↑ JNN系列局としては、深夜アニメのTBSへの逆ネットを初めて果たした『ウィッチブレイド』を制作した中部日本放送(CBC)に次いで2局目。
- ↑ JNN系列全28局中、未だ放映予定がないのは山陰放送(BSS)と長崎放送(NBC)のみで、この2局でもネットが決まれば、全てのJNN系列局で放映することになる(2008年1月現在、テレビ東京系列以外で全系列局放映を果たした深夜アニメは『デジタル所さん』『NANA』(いずれもNNN加盟局)および『ギルガメッシュ』(関西テレビ制作・フジテレビ系列)の3本のみ)。
- ↑ 全国ネットではないアニメ作品としては、TBS制作全日帯アニメの場合、『GetBackers-奪還屋-』が21局体制(一部地域は深夜帯放映)であった。また、他系列の深夜アニメとしては、フジテレビ制作の『のだめカンタービレ』が系列外を含めて合計23局体制(本放送終了後にネットを開始した局も含む)であった。
- ↑ 3月29日は『機動戦士ガンダム00(第1シーズン)』を繰り上げ放送。
- ↑ 3月16日まで。3月23日から26時20分 - 27時20分の2話連続放送
- ↑ 2008年3月16日から3月30日までは5時00分 - 6時00分に2話連続放送を行った。
- ↑ 放送日は1月7日以降のもの。1月3日~6日までは4日間連続放送する。
- ↑ 1月11日のみ27時20分 - 28時20分
- ↑ ※17:20以降はローカル編成。MBSでは毎日新聞テレビ夕刊。2008年4月よりいずれも30分繰り下げ。
関連項目
- アニメ雑誌 - 2008年現在アニメージュ、アニメディア、PASHの三誌と提携している。
- 毎日放送木曜深夜アニメ枠 - 当作品より新設されたMBS深夜アニメ枠。
- TBSテレビ系列日曜夕方5時枠のアニメ - 『R2』で23年ぶりに復活する。
- JNNアニメ一覧
- ピザハット - タイアップを行っている。作品中にピザやピザハットのロゴが登場する。
- バンダイ
- サンライズ
- コードギアス同様、サンライズ作品での漫画家起用作品
- 機動武闘伝Gガンダム(島本和彦) - サンライズ作品初の漫画家起用。
- 機動戦士ガンダム00(高河ゆん)
外部リンク
- 公式サイト
- コードギアス 反逆のルルーシュR2 MBS公式応援掲示板
- コードギアス 反逆のルルーシュ サンライズ作品紹介ページ
- コードギアス 反逆のルルーシュ 公式ブログ
- コードギアス 反逆のルルーシュ BIGLOBE動画配信サイト
- コードギアス 反逆のルルーシュ 製作委員会公認コミュニティ
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