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=== グループ名の由来 ===
 
=== グループ名の由来 ===
グループ名の'''AKB'''の由来は、ホームグラウンドが位置する'''秋葉原'''(あきはばら、'''AK'''IHA'''B'''ARA)からである。当初募集告知をした際には、「'''秋葉原48プロジェクト'''」と銘打っており、[[NTTドコモ]]とのメンバー募集タイアップCMなどを始め、インディーズデビュー当時の各種メディアでは「'''Akihabara48'''」とされていたこともある。その後、グループ名は「AKB(エーケービー)48」に統一されたが、公式ブログのURLは2011年現在も「'''akihabara48'''」となっている。
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グループ名の'''AKB'''の由来は、ホームグラウンドが位置する'''秋葉原'''(あきはばら、'''AK'''IHA'''B'''ARA)からであるとされる。当初募集告知をした際には、「'''秋葉原48プロジェクト'''」と銘打っており、[[NTTドコモ]]とのメンバー募集タイアップCMなどを始め、インディーズデビュー当時の各種メディアでは「'''Akihabara48'''」とされていたこともある。その後、グループ名は「AKB(エーケービー)48」に統一されたが、公式ブログのURLは2011年現在も「'''akihabara48'''」となっている。ただし、これは表向きであり、実際には「'''A'''ho'''K'''ichigai'''B'''aka48」が正式名称である。
  
 
'''48'''の由来は、秋元康のイメージでは「あくまで商品番号で意味はない」と語っている。その名の通り、構成人数は総勢48人程度である(メンバーの加入・脱退などの都合により多少の変動はある)。初期の構想では1軍24人+2軍24人の計48人というものだった。AKB48劇場支配人の[[戸賀崎智信]]は、結成当初の所属事務所である[[office48]]の社長([[芝幸太郎]])の好きな数字が48であったため、50人程度のグループをつくるなら48人にしてくださいと言われたと述べている。
 
'''48'''の由来は、秋元康のイメージでは「あくまで商品番号で意味はない」と語っている。その名の通り、構成人数は総勢48人程度である(メンバーの加入・脱退などの都合により多少の変動はある)。初期の構想では1軍24人+2軍24人の計48人というものだった。AKB48劇場支配人の[[戸賀崎智信]]は、結成当初の所属事務所である[[office48]]の社長([[芝幸太郎]])の好きな数字が48であったため、50人程度のグループをつくるなら48人にしてくださいと言われたと述べている。

2013年4月28日 (日) 12:21時点における版

AKB48
AKB48
AKB48

AKB48(エーケービー フォーティエイト)は、日本女性アイドルグループ秋元康プロデュースにより、2005年に誕生した。

目次

概要

解雇された菊地彩香(現・菊地あやか)

東京都千代田区秋葉原外神田)に専用劇場であるAKB48劇場を持ち、「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、専用劇場でチームごとに日替わりでほぼ毎日公演を行っている。メディアを通した遠い存在だったアイドルを身近に感じ、その成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していくアイドル・プロジェクトとされている。人気の上昇に伴って本業以外でも個々で活動するメンバーが増えている。

2005年、専用劇場で初の公演を行い、2006年2月にシングル「桜の花びらたち」でインディーズデビュー。同年8月シングル「会いたかった」でメジャーデビュー。当初は全くの無名で、関係者からの期待も薄かった。しかし、口コミなどでアイドルファンを中心に話題となり、徐々に専用劇場が連日満員になっていく。2007年には「アキバ枠」で『第58回NHK紅白歌合戦』に出場するものの、当時は「秋葉原のオタク向けアイドル」というイメージが強かったこともあり、世間の関心は薄かった。しかし、2008年にシングル「大声ダイヤモンド」で本格的にブレイク。2000年代のCD不況の逆風の中ヒット曲を次々と生み出し、いわゆる地下アイドル出身で史上初めてミリオンセラーを記録し、メディアから「AKB現象」「国民的アイドル」と呼ばれるほどの人気を博した唯一の例となる。CD総売り上げは、2011年10月26日の23枚目シングル「風は吹いている」発売の時点で1034万枚となり、日本の女性グループとしては4組目の1000万枚突破を記録、21世紀にCDデビューした日本のアーティストでは最高売上を記録している。

バンダイが行った「バンダイこどもアンケートレポート」によると、3歳から12歳までの児童の保護者を対象に2011年2月(集計は前年12月に実施)に行われたアンケートで、「お子様の好きな芸能人は誰ですか?」の総合2位にランクインしている。集計を行ったバンダイは、この年代の女の子にとってAKB48は憧れの存在であると分析している。

略歴

AKB48のグループ構成参照

2005年

解雇された西川七海
  • 7月、総合プロデューサーの秋元康が主導で「秋葉原48プロジェクト」第1期生メンバー募集を開始する。
  • 10月30日、東京都港区の芝浦スタジオで最終審査を開催。全応募者7924人のうち、書類審査で絞られた45人の中から、最終的に24人の合格者(倍率約330倍)が発表される。このうち2012年1月現在も継続してAKB48に在籍するのは板野友美小嶋陽菜高橋みなみ平嶋夏海前田敦子峯岸みなみの6名。
  • 11月3日、都内スタジオで、夏まゆみ指導による合格者のシアターレッスン開始、約1か月間の集中特訓が行われる。その後、11月23日からは突貫工事中の秋葉原48劇場ステージに場所を移す。
  • 当初劇場グランドオープンを12月1日としていたが、11月28日になり1週間の延期を発表、12月8日、秋葉原48劇場の杮落としとなる第1回公演を実施。しかし一般の観客は7人であった(72人中65人が関係者)。

2006年

解雇された石黒貴己
  • 2月1日、初のCDシングル「桜の花びらたち」をインディーズレーベルから発売。
  • 2月4日、シアター公演初の満員御礼を記録。
  • 2月19日、第2期オーディション開始。業界初のテレビ電話オーディションを実施。26日に19人の合格者発表、チームK誕生。このうち2012年1月現在も継続してAKB48に在籍するのは秋元才加梅田彩佳大島優子河西智美小林香菜佐藤夏希増田有華松原夏海宮澤佐江の9名。
  • 3月1日、初写真集「密着!『AKB48』〜写真集 Vol.1 the・デビュー」発売。
  • 4月1日、チームK劇場初公演。初日は満員であったが、3日目には観客数が半減する。
  • 6月4日、同7日に発売される2ndシングル「スカート、ひらり」発売記念として、チームA、K初の合同ライブを秋葉原UDXで開催、約1500人を動員。
  • 6月9日、「スカート、ひらり」で、『ミュージックステーション』『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』両番組に出演、歌でのテレビ初出演を果たす。
  • 7月23日、「AKB48と行く花やしきツアー」開催。
  • 8月22日、公式ファンクラブ「柱の会」結成。
  • 10月25日、デフスターレコーズから1stシングル「会いたかった」をリリース、メジャーデビューを果たす。オリコンウィークリーチャート12位。
  • 11月3 - 4日、日本青年館で、劇場外で初となるコンサート『AKB48 ファーストコンサート「会いたかった 〜柱はないぜ!〜」』を開催。
  • 12月3日、3期生の合格者20名を発表、チームB誕生。但し、その後辞退者が相次ぎ、実際にデビューしたのは13名だったため、当時のチームAから「サポートメンバー」として3名をチームBに異動させることとなる。13名のうち2012年1月現在も継続してAKB48に在籍するのは多田愛佳柏木由紀片山陽加田名部生来仲川遥香仲谷明香米沢瑠美渡辺麻友の8名。

2007年

  • 1月31日、メジャー2ndシングル「制服が邪魔をする」リリース。発売日に渋谷でストリートライブ敢行。同曲はオリコンウィークリーチャートで7位となり初のトップ10入り。
  • 3月10日 - 4月1日、初の全国ツアー「AKB48 春のちょっとだけ全国ツアー 〜まだまだだぜAKB48!〜」を東京、名古屋、福岡、大阪で開催。
  • 4月8日、チームB劇場初公演。初日から千秋楽まで満員御礼となる。
  • 7月20日、劇場公演500回目を記念し、紅白饅頭がメンバーから劇場入場者一人一人に手渡される。
  • 8月18日 - 25日、映画「伝染歌」に出演したメンバー10名が、先行上映が行われていた東京都中央区築地東京劇場で「ギネスに挑戦 怒涛の1週間・連続舞台挨拶」として30回連続で舞台挨拶を敢行。
  • 9月22日、チームBが、中国北京で行われた「中日文化人懇談会2007〜オープンカレッジ in 北京〜」に秋元康とともに参加、中国芸術研究院でAKB48初の日本国外公演となるライブを行い、6曲を披露。
  • 12月31日、『第58回NHK紅白歌合戦』に、中川翔子リア・ディゾンらとともにいわゆる「アキバ枠」で初出場。1グループでの紅白出場としては当時最多となる43人が出演。

2008年

解雇された豊田早姫

2009年

AKB48

2010年

  • 2月17日、15thシングル「桜の栞」を発売、女性グループとして7年ぶりの初動売上30万枚突破記録を記録。
  • 2月21日 - 7月27日、組閣(チームシャッフル)の実施(後述)。
  • 5月26日、16thシングル「ポニーテールとシュシュ」を発売し、女性グループとして9年5か月ぶりとなる初動50万枚超えを達成。
  • 5月 - 6月、『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』(第2回選抜総選挙)を実施し、大島優子が初のセンターを獲得。
  • 7月14日、デフスターレコーズよりDVD『逃した魚たち〜シングル・ビデオコレクション〜』、CD『SET LIST〜グレイテストソングス〜完全盤』をリリース。
  • 8月18日、17thシングル「ヘビーローテーション」を発売し、女性グループとして初となる2作連続での初動50万枚超えを達成したほか、2010年8月25日発表のレコチョク週間ランキングで、着うた着うたフルビデオクリップ・着信ムービー・着信メロディの各ウィークリーランキングで5冠を獲得。
  • 8月31日、公式ファンクラブ「柱の会」を2011年9月をもって廃止することを発表
  • 9月21日、日本武道館で『AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会』が開催され、内田眞由美が初のセンターを獲得。
  • 9月30日、この日をもって「柱の会」の新規入会および更新受付を終了。
  • 10月15日、『AKB48のオールナイトニッポン』に出演した秋元才加が、13日に発覚した広井王子との関係を巡る一連の騒動の責任を取り、チームKキャプテンを辞任することを表明、以後チームKはキャプテン不在となる。
  • 10月24日、日本国外初となるAKB48 OFFICIAL SHOP HONG KONG(AKB48香港專門店)を、「香港の秋葉原」こと深水埗(サムスイポー)のショッピングモール『西九龍中心』内にオープン。12月1日にはコーズウェイベイタイムズスクウェア前にAKB48 MUSEUM HONG KONG(AKB48香港資料館)がオープン。
  • 10月27日、18thシングル「Beginner」を発売し、グループ初のミリオンセラーを達成。ならびに日本における女性アイドルグループ5作連続1位、シングル年間1位、および21世紀最大の初動売上を記録。
  • 11月18日、『ギネス・ワールド・レコーズ』により「世界一人数の多いポップグループ("Largest Pop Group")」(正規メンバー48名)として認定される。
  • 12月31日、『第61回NHK紅白歌合戦』に2年連続3回目の出場。研究生、SKE48、またまだ公演を行っていないNMB48メンバーも含めた、1グループ名義としては史上最多の130人で出演。

2011年

  • 1月10日付のオリコン週間シングルランキングにおいて、女性グループ初となる4曲同時トップ10入りを果たす。さらに4曲同時トップ10入りは計3週間続き、オリコン史上初の記録達成。
  • 1月22日、AKB48初のドキュンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』が公開。
  • 2月22日、同月16日に発売されたシングル「桜の木になろう」の初週売上枚数が94.2万枚に達し、発売1週目売上で歴代6位、女性アーティストの楽曲としては宇多田ヒカルAddicted To You」に次ぐ歴代2位となると同時に、同曲以来11年3か月ぶりの初週売上90万枚超を記録。同時に女性グループとしてピンク・レディー以来[注 1]となるシングル7作連続首位を達成。
  • 2月27日、東京マラソン2011でフルマラソンを完走した秋元才加が、総合プロデューサーの秋元康からメールによりチームKキャプテン復帰を告げられる。
  • 3月4日、「桜の木になろう」の同日付累計出荷枚数が115万枚となり、18枚目のシングル「Beginner」以来2作品目のミリオンセラーとなる。
  • 3月11日、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の発生により発生後は終日公共交通機関が麻痺したこと、また劇場内部の施設の安全確認が必要となったことなどから、当日予定されていたSDN48公演以降、28日までAKB48劇場での公演を休止。
  • 3月14日、東北地方太平洋沖地震の被災者へ向けたAKB48プロジェクト義援金受付口座をりそな銀行渋谷支店および三菱東京UFJ銀行五反田支店に開設。翌15日、AKB48プロジェクトとして同口座に5億円を寄付することを発表。
  • 3月26-27日、東日本大震災の為中止となったコンサート「たかみなについて行きます」の代替として、26-27日まで会場に予定されていた横浜アリーナで『「誰かのために」チャリティイベント』を開催した。
  • 3月15日、4月6日発売予定であった3rdアルバム『ここにいたこと』の発売延期、および劇場盤発売記念握手会の開催中止・劇場盤のキャンセルを発表。なお3月29日に、『ここにいたこと』の新たな発売日を6月8日と発表。
  • 4月1日、『チームA 3rd Stage「誰かのために」』公演曲の再収録版「誰かのために -What can I do for someone?-<配信限定チャリティソング>」をレコチョク着うた』『着うたフル』『着うたフルプラス』(ビデオクリップは同6日 映像の内容は沖縄国際映画祭への飛び入り、「たかみなに――」の中止の代替として行なわれた横浜アリーナでの義援金募集の様子、再レコーディングのスタジオで「私たちにできることをしなくちゃ」と涙ぐむ高橋みなみの姿など)配信。全収益を東北地方太平洋沖地震被災者へ寄付された。
  • 3月29日、「AKB48プロジェクト」改め「誰かのためにプロジェクト」の一環として、21stシングルを5月25日に発売し、収益の一部を東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付すること、併せて、「22ndシングル選抜総選挙」を開催することを発表。
  • 4月8日、AKB48劇場での公演形態が、この日から劇場オープン以来行われていたチーム別公演から演目別公演に変更。
  • 5月14日、シンガポールのショッピングモール『*SKAPE』内に、AKB48 OFFICIAL SHOP SINGAPOREと、併設のAKB48 Cafeを開業。翌15日から併設のAKB48 THEATER SINGAPOREで日本国外初の定期公演を開始。
  • 5月25日、21stシングル「Everyday、カチューシャ」を発売。発売初週に133.4万枚を売り上げ、初週ミリオンを達成。
  • 6月6日、昇格後もチーム研究生に留め置かれていた正規メンバーら10名によりチーム4を結成。
  • 5月 - 6月にかけて『AKB48 22ndシングル選抜総選挙』(第3回選抜総選挙)を実施し、前田敦子がセンターを獲得。
  • 7月23日、AKB48 OFFICIAL SHOP TAIWAN(AKB48台灣專門店)を、台湾台北市万華区の、「台北の原宿」と言われる西門町のファッションビル『誠品116』内にオープン。10月20日には、「AKB48 Cafe」を同店に併設開業。
  • 7月30日、AKB48 OFFICIAL SHOP HARAJUKUをJR原宿駅前の竹下通りにオープン。
  • 8月24日、22ndシングル「フライングゲット」を発売。8月23日付オリコンデイリーチャートで約102.6万枚を売り上げ、オリコンランキング史上初となる発売初日ミリオンを達成。また、初週に135.4万枚を売り上げ、前作に続き2作連続の初週ミリオンとなった。
  • 9月20日、日本武道館で『AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会』が開催され、篠田麻里子が初のセンターを獲得。
  • 9月29日、AKB48 CAFE & SHOP AKIHABARAをJR秋葉原駅前にオープン。
  • 9月30日、この日をもって「柱の会」会員向けサービスを終了し、「柱の会」を廃止。
  • 10月6日、『第62回NHK紅白歌合戦』の紅白応援隊にテリー伊藤と共に就任。
  • 10月10日、チーム4劇場初公演。
  • 10月26日、23rdシングル「風は吹いている」を発売。10月25日付オリコンデイリーチャートで前作「フライングゲット」を抜き、約104.6万枚を売り上げた。
  • 11月22日、中国上海にオフィシャルショップオープン。
  • 12月7日、24thシングル「上からマリコ」を発売。
  • 12月8日、「柱の会」に代わる新しい公式ファンクラブ「二本柱の会」発足。同日、Google社との協力によりGoogle+プラットフォームを利用したAKB48グループメンバーとファンとの交流サービス「AKB48 on Google+」を開始することを発表。
  • 12月19日、この日発表された「オリコン2011年年間ランキング」で史上初の年間シングルTOP5を独占。また、年間売上1位の歌手に送られる「アーティスト別トータルセールス」を初受賞し、全16部門中最多の7冠を獲得。
  • 12月30日、『第53回日本レコード大賞』日本レコード大賞、初受賞。
  • 12月31日、『第62回NHK紅白歌合戦』に3年連続4回目の出場。前年に打ち立てた最多記録をさらに更新する210人で出演。

2012年

活動方針

専用劇場(後述)で行われるコンサートは全て「公演」と銘打っており(「ライブ」「コンサート」と呼称されることはない)、2011年現在でもグループ活動の肝となっている。公演は全てオリジナル曲で行われ、オリジナル曲の数は2010年12月現在で380曲を越える。また、そのうちのほぼ全ての楽曲で総合プロデューサーの秋元康が作詞を担当(渡り廊下走り隊6thシングル「ギュッ」に収録される3曲はカシアス島田が、DiVA 1stシングル「月の裏側」に収録されている「インフォメーション」は小室哲哉)が作詞している。秋元康は1回の公演につき1000曲以上のデモテープを集め、何日もかけてそれを聴きながら使用する曲を選んでいるという)。

メンバー間及びメンバー以外とは恋愛禁止とされている(厳密には片想いはOKだが、両想いは厳禁とされる。ただ、恋愛相手がメンバー以外であり、片想いから両想いになった場合や、両想いであるが、当人同士がそのことに気づいていない場合などのルールは決まっていないため、形骸化されているものとされる)。メンバーには、特に初期に加入した者を中心に「AKB48は一つの通過点」という認識を持つ者が多く、全員が歌手を目指している訳ではなく、歌手・声優ファッションデザイナー女優など志望する職業まで様々である。ただし、AKB48が音楽番組等に出演、さらにメジャーデビューしたことにより、AKB48が「結構知ってる存在」になったため、特にメジャーデビュー直後の第三期オーディション以降に加入したメンバーには、AKB48そのものが「大好きで入りたい」という者も多く、大島優子によれば、特に8期生以降の新加入メンバーにはその傾向が顕著となっている。5期生位まではモーニング娘。に憧れての加入者が多い。小嶋陽菜はAKB48よりもモー娘に入りたかったとショージキ将棋で言っており、指原・北原・柏木・宮澤が秋祭りでミニモニを披露した際も練習はしてなかったと言う。公式ブログのタイトルが示すように、東京ドームでのコンサート開催を目標に置いている。当初は、メジャーデビューを目標にしていた。メンバーが着用する衣装のデザインは女子高生の制服をモチーフとした形と思われるがデザイナーの茅野しのぶが一手に担当しており、各楽曲のイメージに合わせてデザインした衣装に、各メンバーのキャラクターや体形に合わせ調整を加えるため、その総数は1000着を超える。2010年代に入り、楽曲「言い訳Maybe」の衣装に使用された赤チェック柄が女性の間で流行するなど、ファッション業界からも注目されるようになっている。なお、実際の製作作業には、京都造形芸術大学も協力している。

グループ名の由来

グループ名のAKBの由来は、ホームグラウンドが位置する秋葉原(あきはばら、AKIHABARA)からであるとされる。当初募集告知をした際には、「秋葉原48プロジェクト」と銘打っており、NTTドコモとのメンバー募集タイアップCMなどを始め、インディーズデビュー当時の各種メディアでは「Akihabara48」とされていたこともある。その後、グループ名は「AKB(エーケービー)48」に統一されたが、公式ブログのURLは2011年現在も「akihabara48」となっている。ただし、これは表向きであり、実際には「AhoKichigaiBaka48」が正式名称である。

48の由来は、秋元康のイメージでは「あくまで商品番号で意味はない」と語っている。その名の通り、構成人数は総勢48人程度である(メンバーの加入・脱退などの都合により多少の変動はある)。初期の構想では1軍24人+2軍24人の計48人というものだった。AKB48劇場支配人の戸賀崎智信は、結成当初の所属事務所であるoffice48の社長(芝幸太郎)の好きな数字が48であったため、50人程度のグループをつくるなら48人にしてくださいと言われたと述べている。

AKB48劇場

AKB48劇場参照

ドン・キホーテ秋葉原店の8階にある専用劇場「AKB48劇場」をホームグラウンドとして活動している。また、ドン・キホーテ秋葉原店の5階にはDVDやグッズを販売する「AKB48 SHOP」が開設されている。

なお、2009年6月から10月までシアターGロッソ東京ドームシティアトラクションズ)をセカンドフランチャイズとして、不定期で公演を行っていた。2009年11月以降も公演を行う計画はあり、AKB48公式サイトにもシアターGロッソが案内されていたが、2011年10月のサイトリニューアルに伴い記述は消滅した。

ファンコミュニティ

AKB48は専用劇場を設置して公演を行う方法でアイドルとファンの距離を縮めることに成功しているが、同時にこれはファン同士の結びつけを強めることにもなった。特に劇場前のロビーは見知らぬファン同士が知り合うきっかけとなる空間として機能している。オンライン上でも、mixiをはじめとするソーシャル・ネットワーキング・サービスが台頭したことからそれらを利用して交流を深める動きが見られる。

運営側は、ファンの意見を積極的に取り入れている。劇場が混雑していなかった頃はプロデューサーの秋元康が直接劇場でファンから意見を聞いていたこともあり、ヒットしてからもスタッフから間接的に伝えてもらっている。特に初期段階は運営スタッフ側に芸能関係の経験が少なかったため、チケットの販売・抽選や整列の具体的な方法などについてファンからアドバイスを受けていた。岩崎夏海がアシスタントプロデューサーをしていた頃は、彼がネットに強かったことから電子掲示板2ちゃんねるブログに書き込まれた公演についてのファンの反応をまとめて秋元康に伝えていたという。

また、公式ファンクラブ「柱の会」の運営を2006年8月22日より開始。しかし、1人複数口の会員登録が可能な会員登録制度や、これが起因となった公演チケットのインターネットオークションでの転売などが問題となり、2011年9月30日をもって廃止。同年12月8日よりこれに代わる新たな公式ファンクラブ「二本柱の会」が発足した。

握手会

AKB48ではCD購入者を対象にした握手会を実施しており、ファンがメンバーと直接握手や会話ができる数少ない機会として「会いにいけるアイドル」のコンセプトを果たす役割を担っている。当初は機材の故障により中止になった劇場公演の代替として行われたが、その後シングルCDのタイトルを冠して定期的に実施されるようになった。劇場公演やテレビ番組とは異なり、メンバーは私服での参加が原則となっている。

日本国外への展開

2007年9月22日には初の日本国外での公演として、チームBが北京の中国芸術研究院で開催された「日中文化人懇談会2007」に参加。

2009年にはパリニューヨークカンヌで、2010年にはロサンゼルスソウルシンガポールモスクワマカオなどでライブを行った。

2011年5月15日より、シンガポールで日本国外で初の定期公演を開始。

2011年12月8日、Google+上での交流サービス「AKB48 on Google+」を開始。メンバーが書き込んだ記事は、英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語に自動翻訳されて配信される。

オフィシャルショップ
  • 中国・香港(2010年10月24日 - )
  • シンガポール(2011年5月14日 - )
  • 台湾(2011年7月23日 - )
  • 中国・上海(2011年11月22日 - )

姉妹プロジェクト

2008年夏には、名古屋市を拠点とする姉妹ユニットSKE48が、2009年夏には、AKB48劇場を本拠地とする第二のグループとして20歳以上のメンバーのみを集めた姉妹ユニットSDN48が、2010年秋には、大阪市難波を拠点とする姉妹ユニットNMB48が、2011年秋には九州福岡市を拠点とする姉妹ユニットHKT48がそれぞれ誕生している。なお、その他の都市でグループを作ることも構想段階として発表されており、その中で秋元康は札幌市に新たな姉妹ユニットを作ることを示唆している。また、日本国外でも2011年にインドネシアジャカルタJKT48が誕生。さらに台北市TPE48を作る予定である。

AKB48の知名度が上がり、イベントの規模が拡大するにつれて各種イベントでの姉妹ユニットとの共演も増加している。

AKB48の定義

プロジェクトが拡大するにしたがって、おなじ「AKB48」という名称でもその意味は場合によって大きく異なる。主に以下の3つの意味で用いられることが多い。

  • チームA、チームK、チームB、チーム4とその研究生からなる秋葉原を拠点に活動するグループのみを指す最も狭義の用途。姉妹ユニットと併記されて用いられる場合が多い。
  • 上記のAKB48以外に姉妹ユニットであるSKE48やNMB48を含めて「AKB48」と呼ばれることがある。また、姉妹ユニットからAKB48の選抜メンバーに選ばれることもある。
  • AKB48以外にSDN48も含めた全ての姉妹ユニットの総称を指す最も広義の用途。

選抜総選挙

AKB48のニューシングルに参加するメンバーを選抜する選挙。2009年から始まった企画で、シングルCDの購入者やファンクラブ会員等に投票資格が与えられ、AKB48・SKE48NMB48(第3回から)のメンバーとその研究生が投票対象となる。開票の結果、21位までに入った選抜メンバーと22位以下定数のアンダーガールズが選出され、対象シングルの楽曲を歌唱することができる。選抜メンバーのうち、12位までに入ったメンバーは特にメディア選抜と呼ばれ、さらに1位となったメンバーはその曲のセンターポジションを務めることができる。

これまで実施された選抜総選挙は以下のとおり。

選抜じゃんけん大会

選抜総選挙に続いて創設されたメンバー選抜イベント。知名度や実績などを一切考慮せず、じゃんけんの結果のみで選抜メンバーが決定する。トーナメントを勝ち抜いた16人が選抜メンバーとなり、1位になったメンバーがセンターポジションを務めることができる。選抜総選挙と違い、アンダーガールズは選出されない。

これまで実施された選抜じゃんけん大会は以下のとおり。

AKB柏木とサッカー扇原&杉本らの合コン会場は関東連合ビル(2013年2月)

AKB48柏木由紀(21歳)が、2013年2月7日発売の週刊誌「週刊文春」に、セレッソ大阪の選手や人気AV女優・明日花キララとの“朝まで合コン”を報じられている。

同誌に掲載された「AKB柏木由紀 Jリーガーとの『深夜合コン』撮った!」には、先週“EXILEの弟分”GENERATIONS白濱亜嵐(19歳)とのお泊まり愛が報じられ、丸刈り謝罪した峯岸みなみ(20歳)も再び登場。合コンが行われたのは1月12日の深夜0時過ぎからで、柏木は峯岸の誘いで参加、その場にはセレッソ大阪の扇原貴宏選手(20歳)、杉本健勇選手(20歳)とほかに友人男性が1人、女性側は峯岸の友人と思われる女性と、峯岸と仲の良いAV女優の明日花キララ(24歳)が同席していた。

会場は関東連合が経営する、バルビゾンビルである。市川海老蔵殴打事件の舞台であり、またこのビルを経営する「バルビゾン27」の常務取締役は、「Office48」の取締役でもある伊藤健志である。

合コンは店内に男女のはしゃぐ声が響き渡るほど盛り上がり、峯岸は午前3時過ぎに連れの女性と共に退店。残された柏木と明日花は男性陣と共に盛り上がり、午前7時半過ぎに上機嫌な表情で帰宅の途についた――複数の写真付きで伝えている。

ちなみに、同誌は柏木本人にも直撃しているがリアクションはなく、所属事務所は店に行った事実は認めているものの「男性がいるとは事前に知らされていなかった」「明日花さんのことも知らなかった」と合コンを否定。峯岸の所属事務所も「合コンではありません。女性だけの食事会と聞いております」と否定したが、柏木サイドはJリーガーとの同席を認めているため、この点において双方の事務所の認識に違いがある。

この報道の内容は、同誌の中吊り広告を撮影した写真が出回り始めた5日頃から、ネットで大騒動となっている。柏木がAKB48の中心メンバーの一人であることに加え、“恋愛禁止”のルールがあるAKB48において、過去に合コンが問題視されグループを脱退・解雇されたメンバーもいるためだ。ただし、同じビルで2012年9月にAKB48卒業直後の前田敦子(21歳)と、大島優子(24歳)、仲川遥香(20歳)が、俳優の佐藤健(23歳)らと合コンしていたことが報じられた際には、特に処分は下されていない。

事態をややこしくしているのは、“清純派”のキャラクターとして人気を獲得してきた柏木が、これまで各所のインタビューで「恋愛よりも仕事」などと語ってきたこと。つい先日、2月2日に毎日新聞に掲載されたインタビューでも「(恋愛禁止は)中学3年生からグループに入っているので、それが当たり前だった」「恋愛があると、ファンの応援したいという気持ちがもしかしたら薄れちゃうかもしれない」「恋愛やプライベート、自由を捨ててもAKB48に夢を懸けているので、ファンにそういうところを応援してもらいたいです。みんなの意思を統一するためにも(恋愛禁止条例は)必要だと思います」と持論を披露していた。

今回の合コンを報じた「週刊文春」発売日前日、6日には柏木がシングル「ショートケーキ」をリリースし、6年越しの夢のソロデビューを果たしている。そのため、一部では話題性を狙った“炎上商法”なのではないかとの見方もあるようだ。

なお、6日までに運営サイドに動きはなく、柏木は7日に更新した公式ブログでもこの件には触れていない。

六本木暴行死事件で再び注目される「AKB48と関東連合の関係」

それだけでなく、関東連合によってAKBメンバーが接待合コンや乱交パーティーに駆り出されているというウワサもある。2011年6月に「週刊新潮」(新潮社)が、未成年メンバーの“飲酒&乱交疑惑”を報じたが、そのようなことは日常的に行われているという情報がある。

「裏社会だけでなく表社会でも力を伸ばしている関東連合は、有力者に美人タレントやアイドルをあてがうことで成長してきた側面がある。高級ホテルの一室などで接待合コンが行われ、複数のAKBメンバーが参加してきた。AKB運営の実力者が手をつけていない有力メンバーは、ほとんどが接待要員に駆り出されています。収入の低い下位メンバーの中には、関東連合が仕切るパーティーに参加して小遣いを稼いでいる者もいる。接待に使われるだけでなく、関東連合メンバーの女となるメンバーもいるようだ」(実話誌編集者)

Office48違法キャバクラのまとめ

海老蔵事件の起きたバルビゾンビルのオーナーの息子が、Office48常務の伊藤健志である。バルビゾンは関東連合構成員が運営しているキャバクラなどがテナントとして入っており、事件後摘発もされている。


西麻布ブラックダイアモンドがOffice48の違法無許可キャバクラであり、AKBの研究生がバイトしてる。その他にも、店員がジャンキー・レイプまがいの行為・お持ち帰り自由だからやる気があれば儲かる、という書き込みがある。


ブラックダイアモンドのNO1キャバ嬢、じゅりちやんのブログが見つかる。2009年11月9日のブログに、ブラックダイヤモンド→grasseeds(belta salone)移籍時に系列店と書いてあった。grasseedsはOffice48の子会社であると公式HPに出ており、Office48が風俗経営会社という明らかな証拠が見つかった。


無許可営業・脱税などの疑いがあり、すでにあみなちやんの存在そのものがどうでも良くなる


支配人戸賀崎が以前に六本木HANAKOというキャバクラで店長をしていたことが発覚


系列店が見つかる。ショーパブには現在のAKBのような人気投票による選抜・アンダーの形式がすでに存在し、AKB商法の根源が見つかる。さらに「ポニーテール」・「Chou Chou」という店もあり、曲名自体が店の名前だった可能性が浮上。


2009年2月までは存在していた

「週刊文春」

「オフィス48」の芝幸太郎社長が過去に闇金や裏カジノ経営、パチンコの裏ロム販売などの違法ビジネスに手を染めていたと報道。AKB48の運営会社「AKS」の窪田康志社長の"野球賭博スキャンダル"をスクープしている。

「週刊新潮」

複数のAKBメンバーとセックスしたという男性の証言などを基に、メンバーの"未成年飲酒&乱交疑惑"などを報じた。

「週刊朝日」

「電話の主は"元"ヤクザ AKB48所属プロ社長の周辺取材中、本誌記者が受けた『口止め』電話」と題した記事を掲載。文春が報じた芝氏の"黒い過去"と関係の深い新情報を追って、芝氏の代理人弁護士に質問状を送ったところ、ある新聞社に務める元ヤクザの男性から「もう取材はやめてくれませんかね」と口止めを要求する電話があったという。
「その新聞社は一般的な新聞とは違った思想色の強い業界紙ですが、暴力団とも関係が深いといわれています。しかし、今回の口止めは元暴力団員の記者が、ある人物に個人的に頼まれて動いたようです。経緯については情報が錯綜していますが、週刊朝日が国民的アイドルグループの関係者を取材中に、元暴力団員から取材をやめるよう圧力を掛けられたのは事実。巨額のカネが動くようになったAKBの周りには、闇の深い人物たちが群がっていますよ」(週刊誌記者)

芝幸太郎の経歴

  • 1973年11月8日に高知県幡多郡十和村(四万十町)で生誕(父、母、姉3人) 
  • 1980年 十和村立の小学校入学
  • 1984年 父死去
  • 1986年 十和村立の小学校卒業、十和村立の中学校入学
  • 1989年 十和村立の中学校卒業、高知市立高知商業高校(高知県高知市)入学(下宿)
  • 1992年 営業志望で就職活動
  • 1995年 商工ファンド広島支店、山口支店、岡山支店の支店長に就任し全国トップ(最速記録)の営業成績達成
  • 1998年 商工ファンド渋谷支店の支店長(最年少記録)に就任
  • 1999年 商工ファンド退社後に六本木にエステティックサロン(レーザー脱毛)を開業
  • 2002年 7月に同業他社の東京都港区芝にあるエステ店の経営者がレーザー脱毛の医師法違反行為で逮捕
    • エステティックサロンを売却
    • 東京都港区六本木のビル内で裏ロム業と闇カジノ業を開業
    • タトゥーファッションブーム到来
  • 2003年 ベントレー アルナージ新車購入(3000万円前後)
    • 30歳で年収1億円達成(トヨタ自動車の取締役クラス)
    • 窪田康志との遭遇
  • 2004年7月13日に株式会社オフィスフォーティエイト(office48)設立
  • 2005年4月8日に株式会社デジタルマーケット(セカンドライフなどの3D映像制作)設立
    • セカンドライフには電通とTBSなども開発参加
    • 窪田康志と秋元康で食事会
    • 7月に秋葉原48プロジェクトの第1期生メンバーの募集開始
    • オフィスフォーティエイト(office48)がマネジメント業務を受託
    • 12月8日にAKB48が秋葉原48劇場で初公演
  • 2006年 1月に窪田康志(34歳)(窪田芳郎[父親])が出資した株式会社AKS設立
    • 1月22日の公演で篠田麻里子(元福岡博多のキャバクラ従業員)がAKB48デビュー

「週刊新潮」「『人形遣い』の錬金術。時代の寵児『秋元康』

『AKB48の原点となった『振り込め詐欺』の金!」と題した記事を掲載し、これに対してoffice48が事実無根として法的措置を構ずる予定であることを発表した。

office48はAKBの創始者の一人である芝幸太郎氏が代表を務める芸能プロダクションで、当初はメンバー全員が同社に所属し、いまも秋元才加らが所属している。同誌はAKBの創立当初の活動資金に芝氏の“黒いカネ”が使われていたと指摘し、彼のブラックな過去を告発している。

記事によると、芝氏は地元・高知の高校を卒業した後に精密機械工場に就職するも2カ月で退社。その後、中小企業を相手に高利貸しをして社会問題となった「商工ファンド」に就職し、東京・渋谷の支店長に上り詰めた。独立を志した芝氏はエステサロン経営などを始め、やがて闇金融を営むようになった。

それも最初に「信用確認のために3万円を5回に分けて振り込んでください」などと指示し、最終的に「支払いが遅れたので貸せません。でも、経費は掛かっているので振り込んだ金は返金しない」と振込金を騙し取っていたと記されている。もし事実ならば、「振り込め詐欺」をやっていたと言われても仕方がないかもしれない。

さらに芝氏はパチンコの裏ロム販売やパチスロ用体感機(イカサマ用の機械)の販売といった違法ビジネスにも手を出し、ついには闇カジノの経営にも乗り出したとされている。芝氏が経営していたとされる闇カジノ「C-1」に、のちにAKBの運営会社AKSの社長となる窪田康志氏が頻繁に出入りし、カジノつながりで二人は知り合ったという。ここに無類のギャンブル好きで知られる秋元康氏が合流し、AKBの構想が生まれることになった。

2004年に芝氏がモデル事務所としてoffice48を立ちあげ、AKBのオーディション窓口としても使われたが、この「48」は「シバ」のコ゛ロ合わせである。一般的にAKB48の「48」はメンハ゛ー数などを表す数字だと認識されているが、これは秋元氏が直感でオフィス48から取ったものだ。まさに芝氏はAKBの誕生と切っても切れない存在といえる。

秋元氏の証言によると、現在、芝氏はAKBの運営から手を引いているが、前述のように一部メンバーはoffice48の所属であり、AKB48劇場の支配人・戸賀崎智信氏は同社の取締役である。いまも芝氏はAKBと深い関係にあるのは疑いようのない事実だろう。

AKBの活動資金に関しては、秋元氏が「アイデアは100%僕、お金ということでは100%窪田君」と証言しているが、赤字続きだったAKBプロジェクトに窪田氏が巨額の活動資金を投入するまでは、芝氏も相当の資金をつぎ込んでいたという。つまりは、AKBの原点に振り込め詐欺や裏カジノなどの違法ビジネスで稼いだ金が使われていると告発する記事内容だった。

これに対して芝氏が同誌に抗議し、法的措置の構えを見せるというのは当然といえる。しかし、この芝氏の過去に関する内容は「週刊文春」が7月に報じた記事とほぼ同内容である。なぜ新潮にだけ抗議したのだろうか。

「以前から運営側はAKB叩きが盛んな文春を抱きこもうと必死になっており、東京ドーム公演の公式ガイドブックを文藝春秋から出すなど、懐柔工作をしています。文春に対しては裏で懐柔を進めていくという目標があるため、関係をこじらせたくない。しかし、たまにしかAKBネタを扱わない新潮はノーマーク。そのため今回のような運営側のスキャンダル記事には、厳しい態度を見せたのでしょう」

文春がAKBネタで売上を伸ばしているだけに、このまま新潮が追随することも考えられる。文春だけでも厄介なのに、新潮が本腰を入れればAKBの人気を揺るがすスクープをとられかねない。記事の真偽はさておき、AKB運営はこの二大週刊誌を両方とも抱き込まなければいけなくなるのかもしれない。

メンバー

AKB48の正規メンバーは、原則「チームA」「チームK」「チームB」の3つのチームのうち、どれか一つに所属することとなっている。AKB48劇場での劇場公演は、原則としてチーム単位で行われている。

この他、正規メンバーではない「研究生」と呼ばれるメンバーがいる。研究生は、バックダンサーや正規メンバーのアンダーとして公演に出演するが、日によっては研究生が出演者の大半を占める場合もある。

チーム分けについて

各チームへの所属は、結成時からチームB発足までは、加入時期ごとに決められた。ただし、チームB発足前に大量の辞退者が出たため、チームAから3名異動して補填された。

  • 旧チームA:オープニングメンバーオーディション合格者(オリジナルメンバー)(1期
  • 旧チームK:第2期追加メンバーオーディション合格者(2期
  • 旧チームB:第3期追加メンバーオーディション合格者(3期)と、チームAからの異動者3名

これ以降のオーディションでは、合格者はすべて研究生に所属し、その中から適宜正規メンバーへと昇格してA・K・Bの各チームに所属するようになった。

  • 研究生オーディション合格者:研究生1期=4期・研究生2期=5期・研究生3期=6期、…

※オーディションの詳細は、オーディション内容参照。

2010年施行のチーム体制

2009年8月の日本武道館公演(「AKB104選抜メンバー組閣祭り」)で、「新内閣の発足」が発表され、チームA・K・Bのメンバーの組み替えと、一部メンバーのSDN48への完全移籍、研究生の大量昇格が行われることになった。当初2009年10月からの予定だったが、度々延期され、2010年になって以下のスケジュールで実施された。

約半年かけて段階的に実施したため、移行期間中は新旧両チームの公演に出演する者や、逆に長期間公演に出演できなかった者もいた。

新公演体制とチーム4結成

2009年頃からAKB48のメディア露出増加に伴い、正規メンバーの公演は少なくなり、研究生のみで行われる公演の比率が増える傾向にあった。また、数少なくなっていた正規メンバーの公演日でも、人気メンバーは休演(欠席)することが多くなっていた。その対策として、正規メンバーを従来の48人から増員して、公演に出られるメンバーと控えメンバーをその都度入れ替える計画案が浮上した。その準備段階として2010年12月8日に8名、2011年2月12日に1名がそれぞれ研究生から正規メンバーに昇格することが発表されたが、計画自体が進まなかったこともあり、所属チームについては同時に発表されなかったため、所属チーム決定までの間、暫定的に正規メンバーながら上記各チームのアンダー(不足・休演時の補充メンバー)として、またはチーム研究生公演を中心に出演するという状態だった。

その後計画は変更され、2011年4月8日の公演から演目自体は変わらないものの、各演目名からチーム名を外し、従来のチームごとではなく出演できる者を研究生も含めてその都度組み替えることで、SDN48も含めた4つの公演をバランスよく実施することになった(従来のチーム研究生公演は消滅)。それまでは休演者の発表をしていたが、これ以後は研究生の名前も含めて出演者を発表することになり、16人のうち研究生が過半数だった場合は観覧料金を一律1000円値下げする割引公演とした(研究生公演と同じシステム)。ただし、チームの冠は取り払われたものの、完全なランダムではなく、各演目における従来の主体チームと研究生の合同チームのような形態で実施されている。同年6月6日には前述の所属未定メンバーによるチーム4の結成が発表された。

2011年10月10日からはチーム4 1st Stage「僕の太陽」公演が開始されたが、2012年3月31日をもってSDN48のメンバーが全員卒業したため、4チームによる4公演体制となっている。

また、将来的にはチーム8を結成する予定であることが明言されていた[1]

2012年11月1日施行のチーム体制

2012年8月24日に行われた東京ドーム公演「AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜」の初日において、チーム4を解体し、チームA・チームK・チームBの3チーム体制へと再編されることが発表された[2]。このチーム体制では各チーム16人制が廃止されたが、公演に出演するメンバーは毎回16名の選抜制となり、研究生による欠員補充も行われなくなった。

2012年10月7日に岩手産業文化センターで開催された「『真夏のSounds good !』全国握手会イベント AKB48祭り powered by ネ申テレビ」において、4チーム体制での各公演の千秋楽と新チーム公演について、また2012年10月21日に公式ブログで新チーム公演初日の日程が発表された[3][4]

2012年11月19日にはチームキャプテン制を採用して以後のチームA・チームK・チームBについて、それぞれの公式チーム呼称が発表された[5]。これにより、表中では在籍時期によって以下のように分類される。ただし、「初代」は公式な呼称ではなく便宜上の表現。

  • 初代チームA(2005年12月8日 - 2010年7月26日)
  • 初代チームK(2006年4月1日 - 2010年3月11日)
  • 初代チームB(2007年4月7日 - 2010年5月20日)
  • 秋元チームK(2010年3月12日 - 2012年10月31日)
  • 柏木チームB(2010年5月21日 - 2012年10月31日)
  • 高橋チームA(2010年7月27日 - 2012年10月31日)
  • チーム4(2011年6月6日 - 2012年10月31日)
  • 篠田チームA(2012年11月1日 - )
  • 大島チームK(2012年11月1日 - )
  • 梅田チームB(2012年11月1日 - )

チームA

チームカラーは「ピンク
名前 よみ 生年月日 加入期 所属事務所 昇格日 備考 総選挙
最高
順位
伊豆田莉奈 いずた りな 1995年11月26日 10期 AKS 2012年6月24日 -
入山杏奈 いりやま あんな 1995年12月3日 10期 太田プロダクション 2011年7月23日 元チーム4 -
岩田華怜 いわた かれん 1998年5月13日 12期 AKS 2012年3月24日 元チーム4 -
大島涼花 おおしま りょうか 1998年10月21日 13期 AKS 2012年8月24日 正規メンバー最年少 -
河西智美 かさい ともみ 1991年11月16日 2期 ホリプロ 当初メンバー 元チームK(初代)
元チームB(柏木)
卒業予定(卒業日未定)
10位
川栄李奈 かわえい りな 1995年2月12日 11期 AKS 2012年3月24日 元チーム4 -
菊地あやか きくち あやか 1993年6月30日 7期 プロダクション尾木 2010年3月12日 元3期生
元チームB(初代)
元チームK(秋元)
本名・旧芸名:菊地彩香
51位
小谷里歩 こたに りほ 1994年8月24日 KYORAKU吉本.HLDGS. - NMB48チームNと兼任
2012年11月1日兼任開始
-
小林茉里奈 こばやし まりな 1996年2月24日 10期 AKS 2012年6月24日 -
佐藤すみれ さとう すみれ 1993年11月20日 7期 ホリプロ 2010年5月21日 元チームB(柏木) 31位
篠田麻里子 しのだ まりこ 1986年3月11日 1.5期 サムデイ 当初メンバー キャプテン
AKB48最年長
3位
高橋朱里 たかはし じゅり 1997年10月3日 12期 AKS 2012年3月24日 元チーム4 -
高橋みなみ たかはし みなみ 1991年4月8日 1期 プロダクション尾木 当初メンバー 48グループ総監督
前チームAキャプテン
5位
田野優花 たの ゆうか 1997年3月7日 12期 AKS 2012年3月24日 元チーム4 45位
中塚智実 なかつか ともみ 1993年6月18日 5期 ドレスコード 2009年1月29日 元チームB(初代)
元チームK(秋元)
-
仲俣汐里 なかまた しおり 1992年7月25日 10期 ワタナベエンターテインメント 2011年2月12日 元チーム4 -
仁藤萌乃 にとう もえの 1992年7月22日 5期 ホリプロ 2008年8月5日 元チームB(初代)
元チームK(秋元)
29位
松井咲子 まつい さきこ 1990年12月10日 7期 サムデイ 2010年3月12日 元チームK(秋元) 38位
森川彩香 もりかわ あやか 1996年3月24日 11期 AKS 2012年6月24日 -
横山由依 よこやま ゆい 1992年12月8日 9期 太田プロダクション 2010年10月10日 NMB48チームNと兼任
元チームK(秋元)
15位
渡辺麻友 わたなべ まゆ 1994年3月26日 3期 プロダクション尾木 当初メンバー 元チームB(初代・柏木) 2位

チームK

チームカラーは「グリーン
名前 よみ 生年月日 加入期 所属事務所 昇格日 備考 総選挙
最高
順位
秋元才加 あきもと さやか 1988年7月26日 2期 office48 当初メンバー 前チームKキャプテン 12位
阿部マリア あべ マリア 1995年11月29日 10期 ジャパン・ミュージックエンターテインメント 2011年7月23日 元チーム4 -
板野友美 いたの ともみ 1991年7月3日 1期 ホリプロ 当初メンバー 元チームA(初代) 4位
内田眞由美 うちだ まゆみ 1993年12月27日 5期 Mousa 2010年3月12日 -
大島優子 おおしま ゆうこ 1988年10月17日 2期 太田プロダクション 当初メンバー キャプテン 1位
北原里英 きたはら りえ 1991年6月24日 5期 太田プロダクション 2008年7月30日 SKE48と兼任
元チームA(初代)
元チームB(柏木)
13位
倉持明日香 くらもち あすか 1989年9月11日 4期 ワタナベエンターテインメント 2008年3月4日 元チームA(高橋) 21位
小林香菜 こばやし かな 1991年5月17日 2期 office48 当初メンバー 元チームB(柏木) 41位
佐藤亜美菜 さとう あみな 1990年10月16日 4期 アトリエ・ダンカン 2008年4月15日 元チームA(初代)
元チームB(柏木)
8位
島田晴香 しまだ はるか 1992年12月16日 9期 office48 2010年12月8日 元チーム4
元チーム4キャプテン代行[6]
-
鈴木紫帆里 すずき しほり 1994年2月17日 11期 AKS 2011年5月21日 元7期生
元チームB(柏木)
-
近野莉菜 ちかの りな 1993年4月23日 5期 イトーカンパニー 2009年3月26日 元チームB(柏木) -
永尾まりや ながお まりや 1994年3月10日 9期 アービング 2010年12月8日 元チーム4 39位
中田ちさと なかた ちさと 1990年10月8日 4期 Mousa 2008年10月19日 元チームA(初代・高橋)
本名・旧芸名:中田千智
37位
仲谷明香 なかや さやか 1991年10月15日 3期 Mousa 当初メンバー 元チームB(初代)
元チームA(高橋)
36位
藤田奈那 ふじた なな 1996年12月28日 10期 AKS 2012年6月24日 -
前田亜美 まえだ あみ 1995年6月1日 7期 フロスツゥー 2010年7月27日 元チームA(高橋) 37位
松井珠理奈 まつい じゅりな 1997年3月8日 - AKS - 2012年3月24日からSKE48チームSと兼任 9位
松原夏海 まつばら なつみ 1990年6月19日 2期 プロダクション尾木 当初メンバー 元チームA(高橋) 30位
宮崎美穂 みやざき みほ 1993年7月30日 5期 ホリプロ 2008年7月13日 元チームA(初代)
元チームB(柏木)
18位
武藤十夢 むとう とむ 1994年11月25日 12期 AKS 2012年8月24日 49位

チームB

チームカラーは「ブルー
名前 よみ 生年月日 加入期 所属事務所 昇格日 備考 総選挙
最高
順位
石田安奈 いしだ あんな 1996年5月27日 - AKS - SKE48チームKII
2012年11月1日から兼任
-
石田晴香 いしだ はるか 1993年12月2日 5期 ホリプロ 2010年5月21日 27位
市川美織 いちかわ みおり 1994年2月12日 10期 プロダクション尾木 2011年5月29日 元チーム4 39位
岩佐美咲 いわさ みさき 1995年1月30日 7期 長良プロダクション 2010年7月27日 元チームA(高橋) 33位
梅田彩佳 うめだ あやか 1989年1月3日 2期 office48 当初メンバー キャプテン
元チームK(初代・秋元)
16位
大場美奈 おおば みな 1992年4月3日 9期 ジャパン・ミュージックエンターテインメント 2010年12月8日 元チーム4
前チーム4キャプテン
謹慎経験あり[7][8]
35位
大家志津香 おおや しづか 1991年12年28日 4期 ワタナベエンターテインメント 2010年7月27日 元チームA(高橋) 29位
柏木由紀 かしわぎ ゆき 1991年7月15日 3期 ワタナベエンターテインメント 当初メンバー 前チームBキャプテン 3位
片山陽加 かたやま はるか 1990年5月10日 3期 アトリエ・ダンカン 当初メンバー 元チームA(高橋) 28位
加藤玲奈 かとう れな 1997年7月10日 10期 AKS 2012年3月24日 元チーム4 -
小嶋菜月 こじま なつき 1995年3月8日 11期 AKS 2012年6月24日 -
小嶋陽菜 こじま はるな 1988年4月19日 1期 プロダクション尾木 当初メンバー 元チームA(初代・高橋) 6位
小森美果 こもり みか 1994年7月19日 7期 プロダクション尾木 2010年5月21日 30位
島崎遥香 しまざき はるか 1994年3月30日 9期 ビッグアップル 2010年12月8日 元チーム4 23位
竹内美宥 たけうち みゆ 1996年1月12日 9期 オー・エンタープライズ 2010年12月8日 元チーム4 -
田名部生来 たなべ みく 1992年12月2日 3期 Mousa 当初メンバー 元チームK(秋元) -
中村麻里子 なかむら まりこ 1993年12月16日 9期 シンエイV 2010年12月8日 元チーム4 -
名取稚菜 なとり わかな 1995年6月7日 11期 AKS 2012年6月24日 -
野中美郷 のなか みさと 20日 6期 プロダクション尾木 2010年3月12日 元チームK(秋元) -
藤江れいな ふじえ れいな 1994年2月1日 4期 イトーカンパニー 2008年3月26日 元チームA(初代)
元チームK(秋元)
33位
峯岸みなみ みねぎし みなみ 1992年11月15日 1期 プロダクション尾木 当初メンバー 元チームA(初代)
元チームK(秋元)
14位
山内鈴蘭 やまうち すずらん 1994年12月8日 9期 ホリプロ 2010年12月8日 元チーム4 36位
渡辺美優紀 わたなべ みゆき 1993年9月19日 - KYORAKU吉本.HLDGS. - NMB48チームN
2012年3月24日から兼任
19位

海外移籍

名前 よみ 生年月日 加入期 所属事務所 昇格日 備考 総選挙
最高
順位
JKT48
高城亜樹 たかじょう あき 1991年10月3日 6期 ワタナベエンターテインメント 2008年12月29日 チームJ
元チームA(初代・高橋)
12位
仲川遥香 なかがわ はるか 1992年2月10日 3期 プロダクション尾木 初代メンバー チームJ
元チームB(初代)
元チームA(高橋)
20位
SNH48
鈴木まりや すずき まりや 1991年4月29日 7期 ドレスコード 2010年5月21日 元チームB(柏木) -
宮澤佐江 みやざわ さえ 1990年8月13日 2期 office48 - 元チームK(初代・秋元) 9位

チーム研究生

正規メンバーではないためチームカラーは定められていないが、公式サイトに使用されているロゴは「レッド」で表記されている。なお、チーム4結成以前は「イエロー」が用いられる事が多かった。
名前 よみ 生年月日 加入期 所属事務所 備考 総選挙
最高順位
大森美優 おおもり みゆう 1998年9月3日 12期 AKS 父親は元プロ野球選手の大森剛 -
佐々木優佳里 ささき ゆかり 1995年8月28日 声を担当したため“実写版”江口愛実を演じた -
平田梨奈 ひらた りな 1998年7月16日 帰国子女 -
江口愛実 えぐち あいみ 1995年2月11日[注 2] 12.5期 CG合成によるバーチャルアイドル -
相笠萌 あいがさ もえ 1998年4月6日 13期 -
岩立沙穂 いわたて さほ 1994年10月4日 -
梅田綾乃 うめた あやの 1999年3月20日 -
岡田彩花 おかだ あやか 1998年11月16日 -
北澤早紀 きたざわ さき 1997年6月5日 -
篠崎彩奈 しのざき あやな 1996年1月8日 -
高島祐利奈 たかしま ゆりな 1997年5月24日 -
村山彩希 むらやま ゆいり 1997年6月15日 -
茂木忍 もぎ しのぶ 1997年2月16日 -
内山奈月 うちやま なつき 1995年9月25日 14期 -
岡田奈々 おかだ なな 1997年11月7日 -
小嶋真子 こじま まこ 1997年5月30日 -
西野未姫 にしの みき 1999年4月4日 -
橋本耀 はしもと ひかり 1997年6月17日 -
前田美月 まえだ みつき 1998年10月5日 -

元メンバー

元正規メンバー

名前 よみ 生年月日 加入期 最終在籍日 最終</br>所属 現所属事務所 備考 総選挙
最高順位
宇佐美友紀 うさみ ゆき 1984年12月6日 1期 2006年3月31日 A 業務提携:バスプ
上村彩子 うえむら あやこ 1986年2月7日 2期 2006年6月17日 K オフィス ワタナベ 脱退
折井あゆみ おりい あゆみ 1985年7月20日 1期 2007年1月25日 A office48
高田彩奈 たかだ あやな 1988年7月21日 2期 2007年6月22日 K - 妹は高田志織(SKE48)
今井優 いまい ゆう 1985年4月17日 2期 K - ヴァーサタイルエンタテインメント所属
星野みちる ほしの みちる 1985年11月19日 1期 2007年6月26日 A - 旧芸名:Michiru
Artist Ralations所属
渡邊志穂 わたなべ しほ 1987年10月25日 1期 2007年10月2日 B プラチナムプロダクション 元チームA(初代途中)
現芸名:渡辺志穂
増山加弥乃 ますやま かやの 1994年2月10日 1期 2007年11月30日 A - パーフィットプロダクション所属
井上奈瑠 いのうえ なる 1991年12月18日 3期 2008年9月29日 B -
大江朝美 おおえ ともみ 1989年6月15日 1期 2008年11月23日 A - ニューゲートプロダクション所属
駒谷仁美 こまたに ひとみ 1988年12月16日 1期 A サンミュージックブレーン 後にSDN48に加入
戸島花 とじま はな 1988年7月11日 1期 A ドレスコード 後にSDN48に加入
中西里菜 なかにし りな 1988年6月26日 1期 A 業務提携:MINT BELLTECH所属
現芸名:やまぐちりこ、実妹はやまぐちりく
成田梨紗 なりた りさ 1991年3月1日 1期 A オフィス斬
野口玲菜 のぐち れいな 1993年4月15日 3期 2009年2月1日 B -
松岡由紀 まつおか ゆき 1987年10月7日 3期 B - 元オフィス斬所属
川崎希 かわさき のぞみ 1987年8月23日 1期 2009年2月27日 A スカイコーポレーション 株式会社ANTI MINSS代表取締役
早乙女美樹 さおとめ みき 1991年6月22日 3期 2009年4月18日 アーティストボックス 元チームB(初代途中)
2009年1月25日降格[9][注 3]
大島麻衣 おおしま まい 1987年9月11日 1期 2009年4月26日 A ホリプロ
早野薫 はやの かおる 1992年12月12日 2期 K センスアップ 2012年7月から、早乃香織の別名で歌手活動[注 4]
成瀬理沙 なるせ りさ 1993年8月13日 4期 2009年5月24日 K エムズファクトリー
業務提携:バースエンターテインメント
なないろファンタジーのメンバー
(グループでの活動は休止中)
佐伯美香 さえき みか 1989年10月29日 4期 2009年8月23日 B - -
大堀恵 おおほり めぐみ 1983年8月25日 2期 2010年2月21日 K ホリプロ SDN48へ移籍(1期生)
旧芸名:松嶋めぐみ・大堀めしべ
24位
野呂佳代 のろ かよ 1983年10月28日 2期 K 太田プロダクション SDN48へ移籍
旧芸名:朝倉佳代
-
浦野一美 うらの かずみ 1985年10月23日 1期 2010年4月16日 B プロダクション尾木 元チームA(初代途中)
SDN48へ移籍
SDN48解散、及び平嶋の脱退により渡り廊下走り隊7に暫定加入
17位
小原春香 こはら はるか 1988年4月12日 5期 B マグニファイ SDN48へ移籍 -
佐藤由加理 さとう ゆかり 1988年11月22日 1期 2010年5月27日 A - アーティストハウス・ピラミッド所属
SDN48へ移籍
15位
小野恵令奈 おの えれな 1993年11月26日 2期 2010年9月27日 K レプロエンタテインメント 11位
奥真奈美 おく まなみ 1995年11月22日 2期 2011年6月19日 B - 元チームK
元office48所属
-
森杏奈 もり あんな 1994年3月21日 9期 2011年9月2日 4 - -
平嶋夏海 ひらじま なつみ 1992年5月28日 1期 2012年2月5日 B プロダクション尾木 元チームA(初代途中) 26位
米沢瑠美 よねざわ るみ 1991年6月6日} 3期 K エムズエンタープライズ 元チームB(初代) 22位
指原莉乃 さしはら りの 1992年11月21日 5期 2012年6月16日 A 太田プロダクション 元チームB(初代)
HKT48チームHへ移籍
4位
前田敦子 まえだ あつこ 1991年7月10日 1期 2012年8月27日 A 太田プロダクション AKB48初の、正式卒業メンバー 1位|
光宗薫 みつむね かおる 1993年4月26日 13期 2012年10月24日 [注 5] - 2012年8月24日に昇格[2] -
多田愛佳 おおた あいか 1994年12月8日 3期 2012年10月31日 A プロダクション尾木 元チームB(初代)
HKT48チームHへ移籍
20位
佐藤夏希 さとう なつき 1990年7月1日 2期 2012年11月30日 A - 元ワタナベエンターテインメント所属
元チームK(初代)
元チームB(柏木)
-
増田有華 ますだ ゆか 1991年8月3日 2期 2012年12月17日 K office48 元チームB(柏木) 20位

元研究生(卒業)

名前 よみ 加入
時期
卒業日時 現所属事務所 備考
出口陽 でぐち あき 4期 2007年11月26日 AKS 現SKE48チームS
中西優香 なかにし ゆうか 4期 2008年8月26日 AKS 現SKE48チームS
有馬優茄 ありま ゆか 5期 2009年1月19日 -
鈴木菜絵 すずき なえ 4期 LIFE MUSIC ARTS CORPORATION
冨田麻友 とみた まゆ 5期 - Jolly Roger所属
畑山亜梨紗 はたやま ありさ 5期 -
瓜屋茜 うりや あかね 4期 2009年4月26日 ビーマス
上遠野瑞穂 かとおの みずほ 7期 2009年6月9日 Arc Jewel 現芸名:愛迫みゆ
浅居円 あさい まどか 8期 2009年12月4日 N&S PROMOTION
石井彩夏 いしい あやか 8期 -
石部郁 いしべ あや 8期 -
郭グレース かく グレース 8期 -
小水七海 こみず ななみ 8期 -
坂本莉央 さかもと りお 8期 Yell
杉山未来 すぎやま みく 8期 -
冨手麻妙 とみて あみ 8期 ABC abcagency
三木にこる みき にこる 8期 オフィスコットン
業務提携:カザミアエンターテイメント
村中聡美 むらなか さとみ 4→8期 -
石黒貴己 いしぐろ あつき 9期 2010年6月20日 - 旧芸名:石黒アツキ
第2回総選挙40位
絹本桃子 きぬもと ももこ 9期 -
藤本紗羅 ふじもと さら 4→9期 -
岩崎仁美 いわさき ひとみ 10期 2010年10月5日 -
佐野友里子 さの ゆりこ 8期 -

元研究生(辞退)・候補生

名前 よみ 加入
時期
辞退日時 現所属事務所 備考
磯怜奈 いそ れいな 3期候補 2006年12月19日 -
大塚亜季 おおつか あき 3期候補 -
坂田涼 さかた りょう 3期候補 -
藤島マリアチカ ふじしま マリアチカ 3期候補 ポセイドンエンタテインメント
EAST HOUSE
現芸名:マリアチカ
プレアデスマリーのメンバー
堀江聖夏 ほりえ みな 3期候補 - 旧芸名:聖夏
飯沼友里奈 いいぬま ゆりな 4期 2007年11月15日以前 -
金子智美 かねこ さとみ 4期 (フリーランス) 現芸名:金子さとみ
元オフィス斬所属
小塚里菜 こづか りな 4期 -
吉岡沙葵 よしおか さき 4期 -
渡辺茉莉絵 わたなべ まりえ 4期 DCM ポニーキャニオンミュージック所属 WES出身
山田みずき やまだ みずき 5期 2007年12月8日以前 - AKBN0
西澤沙羅 にしざわ さら 6期 2008年7月31日 -
片野友里恵 かたの ゆりえ 6期 2008年8月31日 - 本名:片野友理恵
アヴィラ所属
石黒莉美 いしぐろ れみ 7期 2009年1月16日付 - 本名:前田莉美
小松瑞希 こまつ みずき 8期 2009年7月14日付 -
林彩乃 はやし あやの 7期 2009年7月18日付 プラチナム・パスポート 現芸名:林あやの
西川七海 にしかわ ななみ 8期 2009年7月25日付 - 解雇
現在Popteeenの読者モデル
伊藤彩夏 いとう あやか 9期 2010年1月6日付 - 旧芸名:南亜弥伽
今井悠理枝 いまい ゆりえ 8期 2010年2月1日付 -
高松恵理 たかまつ えり 9期 2010年6月20日付 - 高松あいは従姉
植木あさ香 うえき あさか 8期 2010年7月6日付 -
豊田早姫 とよだ さき 11期 2010年10月23日付 スパイラル・エンタテインメント
岡﨑ちなみ おかざき ちなみ 11期 2010年10月27日付 スパイラル・エンタテインメント
川上麻里奈 かわかみ まりな 11期 2010年12月3日付 スパイラル・エンタテインメント
金沢有希 かなざわ ゆうき 10期 2011年2月20日付 -
牛窪紗良 うしくぼ さら 11期 2011年6月19日付 -
山口菜有 やまぐち なう 11期 -

チーム以外での活動

大人数グループのため、CDをリリースする際には選抜メンバーが召集される。この他にも企画に合わせたユニットやAKB48の活動とは独立したユニットを結成して活動することがある。

AKB48のグループ構成参照

所属事務所

結成当初はメンバー全員がoffice48に所属していたが、マネージメントや露出展開の強化を図るために、また卒業後も芸能活動が出来るように、2007年から大島麻衣・板野友美・河西智美がホリプロに移籍したのをきっかけに一部メンバーがほかの芸能事務所へ移籍することが発表された。

また、一部のメンバーを除いて、office48からAKSに所属変更がなされた。これ以降は、新たに研究生として加入したメンバーも、最初はAKSに所属するようになり、他の事務所からのオファーがあったメンバーが移籍するようになった。なお、office48に残ったメンバーは移籍組として扱われている。グループ自体がAKSに所属しているため、移籍組メンバーもAKB48としての公演や活動を行う場合はAKSの管轄となる。

2010年3月25日のコンサート『AKB48 満席祭り希望 賛否両論』にて、その時点での8期と9期の研究生を除いた全てのメンバーが芸能事務所に所属したことがアナウンスされた。その後、9期生以降のメンバーは、全員が昇格後もAKS所属である。

ディスコグラフィー

AKB48関連の楽曲一覧参照

タイアップ

バーニングプロダクションとの関係

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六本木暴行死事件で再び注目される「AKB48と関東連合の関係」

東京・六本木のクラブ「フラワー」で2012年9月に飲食店経営者・藤本亮介さんが男たちの集団に金属バット等で殴られ殺害された事件で、凶器準備集合容疑で逮捕状が出ている関東連合の元メンバーら2人が警視庁に出頭した。

当初から関東連合の関与がウワサされていた事件だったが、やはり六本木の闇には必ずといっていいほど彼らが存在する。芸能界ともつながりが強いといわれているが、ここにきて関東連合とAKB48の関係が再びクローズアップされている。

AKB48劇場の管理を実質的に手掛け、メンバーの一部が所属する「office48」。代表の芝幸太郎氏は、ヤミ金融や裏カジノなどの違法ビジネスに手を染めていた過去があり、背中には入れ墨がある。そんな彼が代表を務める「office48」に関東連合の影がチラついている。

「役員を務める伊藤健志氏は関東連合の元メンバー。現在も関東連合や裏社会とのつながりが強い。関東連合メンバーが逮捕された市川海老蔵暴行事件があったエーライフが入っているビルは、伊藤健志氏の父親・伊藤良三が経営している株式会社バルビゾンの所有でした。このビルには、ジャニーズタレントやモデル、アイドルら大勢の芸能人が出入りしていた」

単に関東連合の元メンバーが役員にいるというだけならば大きな問題はないが、AKBメンバーにも魔の手が及んでいるとしたらコトだ。2012年9月に前田敦子のケツ出し泥酔事件が起きた合コンには、前田のほかに大島優子仲川遥香が参加していた。

この合コンに使われた高級カラオケ店は、シャワーや簡易ベッドが用意された「通称ホテル」と呼ばれるヤリ部屋。この店の経営者は、加護亜依と結婚した安藤陽彦であり、彼も関東連合とズブズブの関係にある。また、数年前に元関東連合メンバーのブログに、当時未成年のAKBメンバー・Sが登場し、一緒に酒を飲んでいる写真が公開されたこともあった。AKBと関東連合の関係は、否定できないレベルにまで深まっている。

それだけでなく、関東連合によってAKBメンバーが接待合コンや乱交パーティーに駆り出されているというウワサもある。2011年6月に「週刊新潮」(新潮社)が、未成年メンバーの“飲酒&乱交疑惑”を報じたが、そのようなことは日常的に行われているという情報がある。

「裏社会だけでなく表社会でも力を伸ばしている関東連合は、有力者に美人タレントやアイドルをあてがうことで成長してきた側面がある。高級ホテルの一室などで接待合コンが行われ、複数のAKBメンバーが参加してきたというウワサです。AKB運営の実力者が手をつけていない有力メンバーは、ほとんどが接待要員に駆り出されています。収入の低い下位メンバーの中には、関東連合が仕切るパーティーに参加して小遣いを稼いでいる者もいる。接待に使われるだけでなく、関東連合メンバーの女となるメンバーもいるようだ」(実話誌編集者)

関東連合のメンバーは、アイドルに無茶をさせることで自分の力を誇示したがるらしく、某事件で逮捕された元関東連合リーダーの川名毅はクラブのVIPルームに陣取り、クスリで酩酊した広末涼子に灰皿の上に排便させたという逸話がある。AKBメンバーも同じように無茶をさせられているのだろうか…。

暴力団排除条例が施行され、芸能界と暴力団のつながりは薄まったといわれている。しかし、その一方で条例の対象外である関東連合などの愚連隊は、いまだに芸能界で幅をきかせているようだ。芸能界は魑魅魍魎が巣食う世界といわれるが、その闇は深まるばかりのようである。

AKB48が「スポンサー接待」イベント? 「金払っても数秒の握手なのに…」ファン涙目

AKB48のメンバーがスポンサーを相手にした「接待イベント」に出演したようだとインターネット上で話題になっている。メンバーがブログやツイッターなどでこのイベントについてあまり触れていないこともあり、「何があったのだろう」とファンが気をもんでいる。

「まゆゆからお土産手渡し」「たかみなとハグしてきた」

事の発端は2012年5月19日にツイッターに投稿されたいくつかのツイートだった。

「今日は京楽さん主催のAKBライブ?とやらで品川にもうすぐ着きます 偉いひとの代打の代打なのです」

「あっちゃん、優子、まりこさま、こじはる、ゆきりん、たかみな、ともちん、まゆゆ、峯岸みなみ、さえちゃん、玲奈、横山ゆい、指原、北原、あきちゃ、島崎ってメンバー16人居たんだけどみんな天使ってくらい可愛かった…」

「お土産手渡は優子ちゃん当たらなかったけど…たかみなと握手、ハグ 息子ちん玲奈ちゃん 彼女はまゆゆ二人共お目当ての子からお土産貰ってたよ!」

これらのツイートによれば、この日はパチンコ機器メーカーで、AKB48グループの運営にも関わっている京楽産業が主催するAKB48出演イベントがあったようだ。 京楽とAKB48のつながりは密接で、2012年5月7日発売の「週刊東洋経済臨時増刊」によると、京楽の榎本善徳社長と細井孝宏取締役は2011年7月、AKB48、SKE48HKT48を運営するAKSの取締役に就任している。さらにNMB48は京楽と吉本興業が出資比率8対2で作った「KYORAKU吉本.ホールディングス」が運営している。   この日のイベントにはAKB主力メンバーのほとんどが参加、イベント出席者にはメンバーからお土産の手渡しがあり、握手やハグも禁止されてはいたが、可能だった、ということらしい。

このイベントに出席したという人がブログに詳しい内容を書いている。イベント名は「MORE SURPRISE KYORAKU PRESENTS AKB FESTIVAL 2012」で、新高輪プリンスホテルで行われた。招待状を持っている人しか入場できず、厳重な本人確認がなされたそうだ。

掲載されているパンフレットの画像には

  • 「総選挙1位の椅子に座って記念撮影」
  • 「AKB48の振り付けの先生が代表曲のダンスレッスンをする」
  • 「好きなメンバーの衣装とヘアメークをしてプロカメラマンに撮影してもらう」
  • 「AKB48メンバーから突然電話がかかってくるサプライズテレフォン」
  • 「『GIVE ME FIVE!』バンドセット展示」
  • 「AKB48のメンバーに囲まれて記念撮影できる『AKBランデブーポイント』」

という企画の説明がある。メンバーによるライブも行われ、イベント自体は1時間程度で終了したようだ。

しかしイベントに出席したメンバーはブログやツイッター、Google+などにイベントについてあまり触れていない。板野友美さんがブログで「とあるイベントでしたー」、篠田麻里子さんがGoogle+で「今日は一日AKB案件なう」とお茶を濁したような書き込みをしているくらいだ。

「アイドルって嘘つく時ありそう」メンバーが悩み吐露?

参加者のツイートブログを発見したファンは2ちゃんねるに「【パチンコ】チームサプライズ(京楽選抜)【接待】」というスレッドを立て、いろいろと意見を書き込んでいる。

「表向きは関係者向けステージイベント 裏ではホテルで…」

「いまや各テレビ局もパチンコCMでかなりもらってるから圧力でどこも報じない だからメンは誰1人ブログやぐぐたすでも触れてない」

「ヲタには金払って握手だけでお偉いさんにはサービスしまくりとか萎える」などという詮索と落胆の声や、

「まだ秘密なはずなのにばらしていいの?麻里子がAKB案件と多少は触れていた 内容はまだ発表できないからみんな触れないだけだろ」

「(未成年メンバーも出ているから)あくまで健全な企業向けイベントだよ」

など今回は普通のイベントであって、メンバーがあまり触れていないのは企業秘密の発表があったからでは、という書き込みもみられる。

真相はわからないが、島崎遥香さんが5月18日夜にGoogle+に意味深な書き込みをしている。

「アイドルって嘘つく時ありそうじゃない?どう思う?みんな?」

「ファンの人に対しても嘘つかないよ、私。アイドルなのに。だめだね、私」

「嘘つける人っていいな!ずるい。笑」

現在は削除されてしまっているが、この書き込みもファンの心配をあおっているようだ。

さらにイベント当日の19日、イベント出席メンバーのすっぴん写真をツイッターに投稿していた篠田麻里子さんが20日に突然「当分Twitterおやすみします!」「平和なTwitterになったら帰ってくる」とツイートしたこともファンの心配に輪をかけた。

今回のイベントについてもっと知りたいファンが篠田さんに大量の返信をしたためではないか、いや「すっぴん写真がまずかったのでは」などと憶測が広がった。

イベントを公にしていないのはなぜか、今後AKB48と京楽との大きな仕事があるのか、京楽産業とAKB48を運営するAKSに問い合わせようとしたが、休日のためか電話がつながらなかった。

AKBがらみのイベントでは2011年10月にSKE48が京楽主催とみられる酒席イベントに出演し、その中に中学生のメンバーもいたとして騒動になったことがあった。このときは当時の運営会社であるピタゴラス・プロモーションが19時から21時までのイベントに18歳未満のメンバーが参加したことを認めたが、「ステージにて歌を披露したのみで、酒席についた事実は一切ございません」とコメントしていた。

出演

書籍

新聞

  • 月刊AKB48グループ新聞(2011年12月16日 - 、日刊スポーツ新聞社) - 第3金曜日発行

雑誌・新聞連載

過去の連載

  • TOKYO1週間(隔週火曜日、講談社) - 毎号、カラー2-3ページで「AKB48虎の巻」という特集が組まれる。関東地方の書店・コンビニエンスストア・AKB48劇場などで購入できる。
  • FLOOR.net(2009年1月 - 2010年3月、FACTRY) - 「AKB48の基礎から学ぶダンスミュージック48手」を連載。
  • 日刊スポーツ(2010年4月13日 - 6月8日・毎日、日刊スポーツ新聞社) - 「AKB48総選挙マニフェスト」を連載。
  • 週刊ヤングジャンプ(2010年8月19日 - 3月、集英社) - 「AKB48当番連載 ぐるぐる4」を北原・指原・柏木・渡辺麻が交代で連載。
  • 週刊朝日(2010年10月5日 - 2011年4月5日、朝日新聞出版) - 「AKB48写真館」を連載。
  • 日刊ゲンダイ特別版AKB48(2011年6月1日 - 12月28日、日刊現代) - 「スペシャルインタビュー」を隔週水曜日に連載。

漫画作品

公演

劇場公演

AKB48の劇場公演参照

定期ライブ

  • シンガポール定期公演(2011年5月15日 - 、*SCAPE)- SKE48、NMB48、SDN48による公演も含めて毎月1回で2公演の開催

コンサート

  • AKB48 ファーストコンサート「会いたかった 〜柱はないぜ!〜」(2006年11月3日・4日、日本青年館) - チームA・K
  • AKB48 春のちょっとだけ全国ツアー 〜まだまだだぜAKB48!〜(2007年3月10日 - 4月1日) - チームA・K・B(井上・柏木が一部公演で秋元・大島優の代役)
  • AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100(2008年1月21日 - 24日、SHIBUYA-AX
  • ライブDVDは出るだろうけど、やっぱり生に限るぜ! AKB48夏祭り(2008年8月23日、日比谷野外大音楽堂) - チームA・K・B・研究生(6期生3人含む)・SKE48(特別出演)
  • AKB48 まさか、このコンサートの音源は流出しないよね?(2008年11月23日、NHKホール) - with SKE48
  • 年忘れ感謝祭 シャッフルするぜ、AKB! SKEもよろしくね(2008年12月20日、JCBホール) - (秋元・浦野・石田・畑山除く、7期生20人含む)with SKE48
  • AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2009(2009年1月18日 - 21日、SHIBUYA-AX) - with SKE48
  • 「神公演予定」* 諸般の事情により、神公演にならない場合もありますので、ご了承ください。(2009年4月25日・26日、NHKホール) - (梅田除く)with SKE48
  • 全国ツアー(2009年)
    • AKB48 分身の術ツアー(2009年8月11日・12日・15日、なんばHatchZepp Nagoya・Zepp Fukuoka) - チームK・B・A
    • AKB104選抜メンバー組閣祭り(2009年8月22日・23日(23日は2回公演)、日本武道館) - with SKE48・SDN48(奥・倉持・多田・小原・石田・今井悠・佐藤す除く、増田は一部出演)
  • サウンドコニファー229 AKB48 夏のサルオバサン祭り(2009年9月13日、富士急ハイランド コニファーフォレスト) - 佐藤夏・小原・8期研究生除く
  • AKB48 NY公演 supported by スカパー!HD(2009年9月27日、WEBSTER HALL) - 初の日本国外単独コンサート
  • AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2010 with アメーバピグ(2010年1月21日 - 24日、SHIBUYA-AX) - with SKE48&SDN48
  • AKB48 満席祭り希望 賛否両論(2010年3月24日・25日(25日は2回公演)、横浜アリーナ) - with SKE48&SDN48
  • AKB48 コンサート「サプライズはありません」(2010年7月10日・11日(11日は2回公演)、代々木体育館
  • AKB48 AKBがやって来た!!(2010年8月17日 - 31日) - 6都市8日15公演(札幌のみ1公演)
  • AKB48 薬師寺奉納公演2010「夢の花びらたち」(2010年9月26日、薬師寺
  • KYORAKU presents AKB48 SKE48 LIVE IN ASIA supported by スカパー!(2010年11月16日、マカオ・Sands Theater)
  • AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2011(2011年1月20日 - 23日、SHIBUYA-AX) - with SKE48 , SDN48 & NMB48
  • 見逃した君たちへ〜AKB48グループ全公演〜(2011年5月24日 - 6月12日、TOKYO DOME CITY HALL) - 19日間(6/9除く)全19公演
  • AKB48 コンサート よっしゃぁ〜行くぞぉ〜!in西武ドーム(2011年7月22日 - 24日、西武ドーム
  • AKBがいっぱい〜SUMMER TOUR 2011〜(2011年8月1日 - 31日) - 13都市15日26公演(本州は1日2公演、他は1日1公演)
  • AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2012(2012年1月19日 - 22日、TOKYO DOME CITY HALL) - with SKE48 , SDN48 , NMB48 , HKT48 & JKT48
  • AKB48 ユニット祭り(2012年1月23日、TOKYO DOME CITY HALL) - AKB48派生ユニット
  • タイトル未定(2012年3月23日 - 25日、さいたまスーパーアリーナ)

リクエストアワーセットリストベスト100

2008年より毎年1月に開催。それまでに発表されたAKB48および系列全グループ・ユニットの楽曲(一部対象外の楽曲あり)を対象とした人気投票を行い、上位100曲を25曲ずつ、4日間かけてランキング形式で発表するコンサートイベント。

1位の楽曲

ライブイベント

  • AKB48 1st ANNIVERSARY LIVE 〜勢ぞろいだぜ!『A』『K』『B』!〜(2006年12月9日)
  • GEISAI MUSEUM #2(2007年5月、東京ビッグサイト
  • AKB48 1,000人限定超特別公演(2007年5月26日)
  • KBC水と緑のキャンペーン2007 AKB48 LIVE(2007年8月4日、キャナルシティ博多サンプラザステージ) - 板野・大島麻・篠田・高橋み・中西里・峯岸・秋元・梅田彩・大島優・小野・河西・増田・宮澤・渡辺麻
  • メ~テレ夏祭り BOMBER-Eスペシャルライブ!(2007年8月5日、知多市新舞子シーサイドパーク)
  • Zoom Super Stage vol.3(2007年8月8日、汐留・日本テレビゼロスタ広場 ジャンボリーステージ)
  • GO! GO! SHIODOME ジャンボリー AKB48 汐留夏ライブ「今回は0じ59ふんから始まりません」1st stage(2008年8月6日、汐留・日本テレビ敷地内) - チームB(浦野・菊地除く)・研究生(2名)
  • GO! GO! SHIODOME ジャンボリー AKB48 汐留夏ライブ「今回は0じ59ふんから始まりません」2nd stage(2008年8月16日、汐留・日本テレビ敷地内) - チームA(小嶋陽・前田敦・宮崎除く)
  • GO! GO! SHIODOME ジャンボリー AKB48 汐留夏ライブ「今回は0じ59ふんから始まりません」3rd stage(2008年8月29日、汐留・日本テレビ敷地内) - チームK(増田除く)・チームA(北原)
  • キャラホビ2008 SUNSHINE SAKAE出展ブース「AKB48×SKE48」(2008年8月30日・31日、幕張メッセ国際展示場
  • GEISAI#11(2008年9月14日、東京ビッグサイト) - チームK(秋元除く)・瓜屋
  • 第2回全日本アニソングランプリ決勝大会(2008年9月21日、JCBホール
  • 秋葉原エンタまつり「大声ダイヤモンド発売記念 AKB48 Special Live @ UDX」(2008年10月25日、秋葉原UDX)
  • 浜松町/グリーン・サウンドフェスタ −浜祭−(2008年11月2日・3日、東京タワー・ハマサイトグルメ)
  • 激爽! OWY THE CLIMAX DAY(2008年12月14日、としまえん) - チームK
  • Push★1(2009年1月31日、品川プリンスホテルステラボール) - AKBアイドリング!!!・北原・高城・高橋み・中田・藤江・峯岸・宮崎・野中
  • CBC GREEN LIVE(2009年3月21日、CBCホール) - 北原・篠田・前田敦・宮崎・秋元・梅田彩・小野・倉持・小林香・野呂・松原・宮澤・柏木・渡辺麻
  • Japan Expo 2009(2009年7月2日 - 6日、フランスパリ市内) - 北原・佐藤亜・高城・峯岸・秋元・大堀・河西・倉持・小林香・野呂・浦野・小原・指原・仁藤・石田・菊地・小森・佐藤す
  • GO! SHIODOME ジャンボリー ワッショイ!2009 AKB48 夏のBINGO!ライブ(2009年8月25日、汐留・日本テレビ敷地内) - チームK
  • NEW YORK ANIME FESTIVAL(2009年9月26日、Jacob Javits Center) - 板野・北原・小嶋陽・佐藤亜・高城・高橋み・藤江・前田敦・峯岸・宮崎・秋元・大島優・小野・宮澤・岩佐・佐藤す
  • 国際テレビ番組見本市「mipcom」オープニングパーティ(2009年10月5日、Palais des Festivals)
  • 第125回明大祭(2009年11月2日、明治大学和泉キャンパス
  • 読売ジャイアンツ・ファンフェスタ2009(2009年11月23日、東京ドーム) - 板野・北原・篠田・前田敦・宮崎・秋元・大島優・小野・河西・宮澤・指原・仁藤
  • AKB劇場4周年記念イベント「古参でよかった」(2009年12月8日、AKB48劇場) - 9期を除く全メンバー
  • Livejack Special II Stories-Drama×Songs-(2010年2月7日、大阪城ホール) - 板野・北原・小嶋陽・篠田・高城・高橋み・前田敦・峯岸・宮崎・秋元・大島優・小野・河西・宮澤・柏木・渡辺麻
  • Anime Expo 2010(2010年7月1日、ノキア・シアター) - 倉持・小嶋陽・指原・高城・高橋み・前田敦・前田亜・秋元・板野・大島優・小野・仁藤・藤江・峯岸・宮澤・北原
  • Visit Zooキャンペーン応援プロジェクト AKB48 東京秋祭り supported by NTTぷらら(2010年10月9日・10日、葛西臨海公園
  • Asia Song Festival 2010(2010年10月23日、韓国
  • Anime Festival Asia(2010年11月12日、シンガポール・Suntec Convention & Exhibition Concert Hall 402) - 岩佐・多田・片山・仲川・前田亜・秋元・菊地・野中・宮澤・河西・小林香・小森・佐藤亜・佐藤夏・鈴木ま・渡辺麻
  • Japan Pop-Culture Festival 2010(2010年11月20日、モスクワ・35mm theater) - 大家・倉持・中田・仲谷・内田・梅田彩・藤江・米沢・北原・近野・増田・宮崎
  • AKB48 in Singapore Meet The Fans Session(2010年12月12日、シンガポール)
  • Japan AID Benefit Concert(2011年3月20日、ヒルトン・グアム・リゾート&スパ) - 岩佐・鈴木ま
  • アノヒヲワスレナイ神戸2011!スペシャルコンサートvol.1(2011年4月11日、ワールド記念ホール) - チームK + NMB48
  • Love in Action Meeting (Live)(2011年6月14日、日本武道館)
  • 上海ジャパンウィーク2011 (2011年9月24日、上海外国語大学松江キャンパス大舞台) - 多田・指原・倉持・高城・高橋み・中田・前田亜・梅田彩・仁藤・峯岸・横山・河西・北原・渡辺・阿部・市川
  • 早稲田祭2011 記念会堂イベント『Age×AKB48 -夢は、待っている-』(2011年11月5日、早稲田大学戸山キャンパス記念会堂) - チームB
  • 美空ひばりメモリアルコンサート「だいじょうぶ、日本!」〜空から見守る 愛の歌〜(2011年11月12日、東京ドーム) - 岩佐・小嶋陽・篠田・高城・高橋み・前田敦・秋元・板野・大島優・峯岸・宮澤・横山・北原・増田・渡辺・阿部
  • AKB48 紅白対抗歌合戦(2011年12月20日、TOKYO DOME CITY HALL)
  • 日本ポップカルチャーフェスティバル「J-POP コンサート」(2012年2月25日、インドネシア(バライ・カルティニ エクスポセンター)) - JKT48と共演

ミュージカル

  • AKB歌劇団「∞・Infinity」(2009年10月30日 - 11月8日、シアターGロッソ) - 13公演

オーディション

オーディションでは、スタッフと話し合った上で最終的には秋元康が合格者を決定する。メンバーを選ぶポイントとしては、正統派美少女ばかりを選ぶのではなく、ファンの好みの多様さに合わせて性格から容姿までなるべく幅広く選ぶことによって(学校の)一クラスのようなリアリティを生み出すようにしているという。

  • 合格者・不合格者のうち太字となっているのは2011年12月現在在籍しているメンバー

主な実施要項(多少異なることがある)

  • 応募資格:AKB48メンバーとして芸能活動できる人。3期生までは10歳 - 22歳の範囲で設定されていたが、4期生以降は11歳 - 18歳位までのプロダクションに所属していない女性、経験不問
  • 第一次審査:書類選考
  • 第二次審査:テレビ電話オーディション、または面接
  • 最終審査:面接、ダンス・歌唱力審査
  • 合格者はレッスン料無料、衣装貸与
    • ただし、年齢制限や過去の芸能活動などにより応募資格から外れている応募者でも合格している例がある。
  • チーム研究生オーディション落選者は最終審査のみ参加

メンバーオーディション

オープニングメンバーおよび追加メンバーを募集したオーディション。4期生以降は研究生としての募集となっている。

オープニングメンバーオーディション

  • 一次審査:応募数7924名
  • 二次審査:合格者45名
  • 最終審査(2005年10月30日):合格者24名
合格者
板野友美、宇佐美友紀、浦野一美(現SDN48)、大江朝美、大島麻衣、折井あゆみ、川崎希、小嶋陽菜、駒谷仁美(現SDN48)、佐藤由加理(現SDN48)、高橋みなみ、戸島花(現SDN48)、中西里菜、成田梨紗、平嶋夏海、星野みちる、前田敦子、増山加弥乃、峯岸みなみ、渡邊志穂
  • 主な不合格者:篠田麻里子(2006年1月に劇場カフェスタッフから追加加入)、大堀恵、小林香菜宮澤佐江柏木由紀藤岡静香田中直乃茂木雅世
  • 不合格であるが、劇場カフェ要員としての採用者:篠田(年明けに追加加入)、大堀恵(2期)、小原春香(5期)
  • 合格倍率:330.1倍
劇場でメンバーの成長していく姿を見せていくため、経験や技術よりもやる気を重視してプロダクション等に所属する者を避け素人のメンバーが集められたとされる。また、大島麻・成田・川崎など数名はスカウトのため最終審査のみ参加。
24名のオープニングメンバー候補生のうち20名が2005年12月7日の公開リハーサル、8日のグランドオープンの舞台に立ち、以降、(旧)チームAとして公演を行った。

第二期AKB48追加メンバーオーディション

  • 一次審査:応募総数1万1892名、合格者131名
  • 二次審査(2006年2月19日):合格者54名
  • 最終審査(2006年2月26日):合格者19名
合格者
秋元才加、今井優、上村彩子、梅田彩佳大島優子、大堀恵(現SDN48)、奥真奈美、小野恵令奈、河西智美小林香菜佐藤夏希、高田彩奈、野呂佳代(現SDN48)、早野薫、増田有華松原夏海宮澤佐江
  • 主な不合格者:渡辺麻友中田ちさと鈴木まりや大場美奈稲森美優
  • 合格倍率:625.8倍
  • 大島優子は審査直前まで子役として活動していた。大堀は審査前に劇場カフェスタッフとして勤務していた。
合格者は2006年4月1日以降、(旧)チームKとして公演を行った。

第三期AKB48追加メンバーオーディション

  • 一次審査:応募総数1万2828名、合格者134名
  • 二次審査(2006年11月23日):合格者72名
  • 最終審査(2006年12月3日):合格者20名
合格者
磯怜奈、井上奈瑠、多田愛佳、大塚亜季、柏木由紀片山陽加菊地彩香(解雇後7期で復帰)、早乙女美樹、坂田涼、田名部未来仲川遥香仲谷明香、野口玲菜、藤島マリアチカ、堀江聖夏、松岡由紀、米沢瑠美渡辺麻友
  • 主な不合格者:中田ちさと、中西優香、藤本紗羅、村中聡美、川島幸(元・ハロプロエッグ
  • 合格倍率:641倍
合格者20名のうち13名に、チームAから移籍した3名を加えた16名が(旧)チームBとして、2007年4月8日から公演を行った。

第一回研究生(4期生)オーディション

  • 一次審査:応募総数約1万名、合格者148名
  • 二次審査(2007年5月20日):合格者56名
  • 最終審査(2007年5月27日):合格者18名→17名
合格者
飯沼友里奈、瓜屋茜、大家志津香、金子智美、倉持明日香、小塚里菜、佐伯美香、佐藤亜美菜、鈴木菜絵、出口陽(現SKE48)、中西優香(現SKE48)、中田ちさと、成瀬理沙、藤江れいな、藤本紗羅、村中聡美、吉岡沙葵、渡辺茉莉絵
  • 主な不合格者:鈴木まりや仁藤萌乃大場美奈
  • 合格倍率:約714.2倍
合格者は研究生としてレッスンを受ける(以下の期も同様)。

第二回研究生(5期生)オーディション

合格者
有馬優茄、石田晴香内田眞由美北原里英、小原春香(現SDN48)、指原莉乃近野莉菜、冨田麻友、中塚智実仁藤萌乃、畑山亜梨紗、宮崎美穂、山田みずき(元AKBN 0
  • 主な不合格者:鬼頭桃菜(現SKE48)
  • 小原は劇場カフェスタッフとして勤務していたという経歴を持つ。

第三回研究生(6期生)オーディション

  • 最終審査:合格者5名
合格者
片野友里恵、高城亜樹、西澤沙羅、野中美郷
  • 主な仮合格者(候補生):上遠野瑞穂、‎鈴木紫帆里松井咲子‎、石黒莉美
  • 主な不合格者:鈴木まりや

第四回研究生(7期生)オーディション

合格者
石黒莉美、岩佐美咲、上遠野瑞穂、菊地あやか(元3期生)、小森美果佐藤すみれ鈴木紫帆里(辞退後11期で復帰)、鈴木まりや、林彩乃、前田亜美松井咲子
  • 主な仮合格者(候補生):佐野友里子

第五回研究生(8期生)オーディション

合格者
浅居円、石井彩夏、石部郁、今井悠理枝、植木あさ香、郭グレース、小水七海、小松瑞希、坂本莉央、佐野友里子、杉山未来、冨手麻妙、西川七海、三木にこる、村中聡美
  • 主な不合格者:横山由依、豊田早姫
このオーディション合格者からは一人の正規メンバー昇格者も出すことなく、全員が研究生のままグループから離脱している。

第六回研究生(9期生)オーディション

  • 最終審査:(2009年9月20日)
合格者
石黒貴己、伊藤彩夏、大場美奈、絹本桃子、島崎遥香島田晴香、高松恵理、竹内美宥永尾まりや中村麻里子、藤本紗羅、森杏奈、山内鈴蘭横山由依

第七回研究生(10期生)オーディション

  • 二次審査(2010年3月7日):
  • 最終審査(2010年3月31日):
合格者
阿部マリア伊豆田莉奈市川美織入山杏奈、岩崎仁美、加藤玲奈、金沢有希、小林茉里奈仲俣汐里藤田奈那

第八回研究生(11期生)オーディション

  • 一次審査(2010年7月13日):
  • 二次審査(2010年7月18日):
  • 最終審査(2010年7月24日):
合格者
牛窪紗良、岡崎ちなみ、川栄李奈、川上麻里奈、小嶋菜月鈴木紫帆里(元7期生)、豊田早姫、名取若菜森川彩香、山口菜有

第九回研究生(12期生)オーディション

  • 一次審査:応募総数約1万名
  • 二次審査(2011年2月13日):合格者200名前後
  • 最終審査(2011年2月20日):合格者39名→最終仮合格者21名
合格者
岩田華怜大森美優サイード横田絵玲奈佐々木優佳里鈴木里香高橋朱里田野優花平田梨奈武藤十夢
  • 主な不合格者:星野みなみ(乃木坂46)

第十回研究生(13期生)オーディション

  • 一次審査:合格者600名
  • 二次審査(2011年7月30日 - 9月1日):合格者61名
  • 最終審査(2011年9月24日):合格者57名→最終仮合格者33名
合格者
相笠萌雨宮舞夏岩立沙穂梅田綾乃大島涼花岡田彩花北汐莉北澤早紀篠崎彩奈高島祐利奈長谷川晴奈光宗薫村山彩希茂木忍森山さくら渡邊寧々

チーム研究生オーディション

実施時点で正規メンバーに昇格していないメンバーに対して行われる、一種の足きり。不合格者は卒業となるが、直後に開催されるオーディションを受ける場合は、最終審査から参加することができる。

第一回チーム研究生オーディション

  • 最終審査:2009年1月
  • 不合格者:有馬優茄、鈴木菜絵、冨田麻友、畑山亜梨紗、藤本紗羅、村中聡美

第二回チーム研究生オーディション

  • 最終審査:2009年5月

第三回チーム研究生オーディション

  • 最終審査:2009年11月30日
  • 不合格者:浅居円、石井彩夏、石部郁、郭グレース、小水七海、坂本莉央、杉山未来、冨手麻妙、三木にこる、村中聡美

第四回チーム研究生オーディション

  • 最終審査:2010年6月12日
  • 不合格者:石黒貴己、絹本桃子、藤本紗羅

第五回チーム研究生オーディション

  • 最終審査:2010年9月29日・30日
  • 不合格者:岩崎仁美、佐野友里子

第五回チーム研究生オーディション以後

従来のチーム研究生オーディションは第五回を最後に行われておらず、このオーディション不合格を理由に卒業する研究生は現れなくなった。これに代わり、12期生からは最終審査通過者を仮合格とし、その後で行われるセレクション審査に合格した者だけが正式に加入できるシステムが導入された。

日本の女性グループアイドル史におけるAKB48

AKB48の登場より前に、同じく秋元康のプロデュースによってデビューした日本の女性グループアイドルとして、1980年代に活動したおニャン子クラブがある。おニャン子クラブの特徴は、「素人の少女をオーディションで選び、50名前後の大人数グループにする」「(うしろゆびさされ組うしろ髪ひかれ隊など)数名のメンバーを選んで派生ユニットとして売り出す」「メンバーと同世代ぐらいの若いファンを主なターゲットする」といった点にあるが、これらはAKB48にも受け継がれている特徴である。他方、おニャン子クラブは『夕やけニャンニャン』をはじめとするテレビ番組を活動の中心としたのに対してAKB48は専用劇場を持ち劇場公演を主な活動として立ち上げられたプロジェクトであるという点は異なり、おニャン子クラブは番組の視聴率の低下に伴ってデビューから2年ほどで解散したがAKB48は2005年の結成から7年目の2012年現在も活動を継続している。また、おニャン子クラブではメンバーがオーディションを通過してデビューしていくさまをテレビで放送することによって「舞台裏」の様子を視聴者に公開してリアリティをアピールするという手法をとりながらも審査や放送内容を運営サイドがある程度コントロールすることが可能だったのに対して、AKB48では2009年後半頃までそれほど積極的にはテレビ番組に出演しておらず、「会いに行けるアイドル」というコンセプトの通りテレビ番組という中間項をも排除してファンとアイドルの間の距離を極限まで縮めたといえる。

おニャン子クラブの解散後、決定的な人気を得る女性アイドルがなかなか登場しないアイドル冬の時代や1997年から現在まで活動を継続しているモーニング娘。などのヒットを経て、地下アイドル文化を背景にその手法を導入する形で2005年にAKB48が結成される。AKB48の初期のファンにはモーニング娘。(あるいはそれを含むハロー!プロジェクト)のファンが流入したとみられるという意味で、AKB48が人気を得られた理由としてモーニング娘。が10年以上も解散せずに活動を持続していることがあるという見方もある。

2009年頃にAKB48が爆発的にヒットしたのに少し遅れて、日本ではKARA少女時代をはじめとする韓国K-POPガールズユニットが人気を得ている。AKB48が「成長する過程をファンに見せる」ことをコンセプトの1つとしているのに対し、K-POPの女性アイドルユニットの多くはデビューまでの間に数年単位の練習期間を設定しており、初舞台の段階から完成度の高いパフォーマンスを見せられるようになっているという点が異なる。また、ビジュアル面についても、AKB48にはアニメのキャラクターのような幼女的な容姿のメンバーが揃っているのに対し、K-POPアイドルユニットには高身長でモデルのようにスタイルのいいメンバーが揃っており、この相違点の背景には日本のオタク文化がロリコン志向なのに対して韓国では男性・女性ともに芸能人には肉体的な美しさが求められるという国民性の違いもあると考えられる。秋元康自身は、K-POP勢のガルーズユニットが常に一定のクオリティを保ち続けられることをプロとして評価できるとしつつ、AKB48の魅力とそれと対照的にどのタイミングでも同じAKB48は存在しないことであると述べている。

コラムニストの中森明夫は、「アイドルは時代の反映ではなく、時代の先取りである」との持論がAKB48にも適用できるとしている。すなわち、美空ひばり山口百恵松田聖子がそれぞれ「戦後の高度経済成長」「経済の低成長時代」「バブル景気」を先取りしたのと同様に、AKB48は従来的なモデルでは経済復興が困難な日本でいかに楽しむか、というテーマを先取りしていたのだという。

AKB48の受容・ブームについての論評

AKB48(またはその姉妹プロジェクト)の消費様式として以下のような特色がある。

経済状況との関連

バブル崩壊後の不況・就職難の中で、若者はインターネットなど限界費用の少ない趣味に没頭するような消費様式をとるようになり、ライターの速水健朗はそういった経済状況に適応して生まれた文化をデフレカルチャーと呼んでいる。経済学者田中秀臣によれば、AKB48は不況下にも強いデフレカルチャーのひとつだと考えることができるという。2000年代に入ると音楽データの違法アップロードなどの問題もあって音楽CDの売り上げが急落し(CD不況)、ライブで収益金を確保するスタイルがJ-POPの音楽業界の主流になった。そのためコンサートの入場料金は高額に設定されがちであるが、AKB48の劇場公演のチケットは(値上げが行われたとはいえ)一般的なアーティストのライブに比べればはるかに安価であり(後述)、また写真集をはじめとする関連商品の価格も相場より低めに設定されている。これは収入の低い若年のアイドルオタクにターゲットを絞ったマーケティング戦略であるという。

また、AKB48のメンバーの多くがブログ(あるいはTwitter)を開設しており、ファンはそれをチェックするという形で事実上出費の伴わない消費を行っているが、これもデフレカルチャーの典型と考えられる。同時に、経済学者のテイラー・コウェンが「心の消費」と呼んだ、金銭を移動させることのない非経済的活動のひとつともいえる。

経済学者の金子勝は、AKB48のビジネスモデルは低価格路線の維持のために低賃金労働で従業員を搾取するユニクロの経営手法と類似しておりデフレ経済を定着させるものだと批判している。この議論について田中秀臣は、そもそもアイドル市場は日本経済の影響を与えるほどのスケールではなく、結果と原因を取り違えていると述べている。つまり、AKB48の経営手法がデフレを生むのではなくデフレという経済状況に適応するために生まれたのがAKB48の戦略であり、これは経済弱者である若者に希望を与える成功モデルとして評価されるべきであるとしている。

AKB48の系列グループとして、国内では名古屋市のを拠点とするSKE48や大阪市の難波を拠点とするNMB48といった姉妹グループが地方に展開されているが、これは前述のデフレカルチャー浸透の一環として、高額な出費を避けようとする若者の地方回帰とリンクしている。同時にAKB48は動画共有サイトを通じて日本国外にもファンを増やしており、また系列グループは台湾インドネシアといった日本国外への進出を表明しているなど、グローバル化の一面も存在する。ローカル化とグローバル化の同時進行(グローカル化)という意味では、AKB48の現代のカルチャー消費の特徴を備えているといえる。

セカイ系・サヴァイヴ系・空気系

2000年代以降の日本のポップカルチャー批評では、「セカイ系」「サヴァイヴ系/バトルロワイヤル系」「空気系」といったコンテンツの類型化がしばしば行われているが、AKB48もこれらの枠組みから言及されることがある。

セカイ系とは1995年以降にオタク系文化を中心に広まった心理主義的な傾向で、「主人公の周辺の狭い人間関係が、(社会領域などの中間項を短絡して)世界規模の大きな事象に直結するという特徴を持つ作品に使われる。田中秀臣は、メンバーのブログなどを通じてファンがメンバーの「小さな私的物語」に自己を接続しようとしいることについて、これはまさにセカイ系的な行動にほかならないと述べている。

ザヴァイヴ系/バトルロワイヤル系とは、評論家の宇野常寛が21世紀に入った頃から日本のポップカルチャー全域に目立ち始めたと指摘した作品傾向で、シビアな現実認知の感覚と(特権性の無い)複数の小さな価値観が乱立しせめぎあう構造を特徴とする。田中秀臣によれば、総選挙システムに代表される、AKB48の運営に導入された競争原理はまさに宇野常寛が指摘したゼロ年代特有の時代意識を反映したものであり、AKB48にはセカイ系の要素とサヴァイヴ系の要素の両方が存在しているのだという。宇野常寛自身は、「大きな物語」(社会全体に共有される価値観)が崩壊したポストモダンの社会において、「大きな物語」の代替として「大きなゲーム」を利用するものがバトルロワイヤル系であると言い直した上で、AKB48のメンバーが「AKB48」という大きなゲームのプレイヤーとして動員されるという意味でその代表例であると述べている。

空気系とは、広義では同性のみからなるコミュニティの内部での自己目的化したコミュニケーションつながりの社会性)の連鎖が描かれそれが異性の消費者から支持されるという傾向の作品群であり、宇野常寛は(女性のみからなるコミュニティである)AKB48もこの流れの1つにも位置づけられるとしている。AKB48というコミュニティの内部ではブログなどを通じてメンバー間の親密な交友関係(擬似同性愛的な関係)をにおわせるという行為が事実上の男性ファンへのサービスとして行われていたり、メンバーが出演するテレビドラマに同性愛関係を読み込んだ同人誌が(女性ファンによって)コミックマーケットで売買されていたりするが、こういった現象は、空気系とわれる作品の二次創作的な受容と類似したところがある。他方では前述したような競争原理の導入によって空気系にありがちな予定調和を効果的に破壊しているという面もある。

キャラクター消費

宇野常寛や斎藤環は、AKB48のメンバーのキャラがファンから消費されており、それが運営戦略と密接にかかわっていることが論じられている。各メンバーのキャラが必ずしも固定的ではないものの、例えば大島優子はおっさんキャラで高橋みなみはすべりキャラといったような役割分担がおおむねなされており、メンバーが人気を維持できるか否かは容姿・スタイル・歌唱力といった要素よりもキャラの確立の成否に依存している面がある。

斎藤環によると、チーム別のサブグループ編成や選抜総選挙という序列付けによってメンバーのキャラが固定化されやすく、また認識されやすいようなシステムが設計されており、さらに握手会をはじめとするふれあいを重視したコンセプトによりファンはメンバーのキャラ形成に直接的に関与できるという幻想をかきたてられるようになっているたのだいう。このように小集団内部で(人気の度合いを表す)序列化とキャラの分化が同時進行するという構造は、日本の現代の学校で生徒間に自然に形成される序列であるスクールカーストのそれと同型といえる。

宇野常寛はこの斎藤環の論を踏まえて、前述の「中間項としてのテレビ媒体を短絡してファンとの距離感を縮める」という手法により、ファンコミュニティと運営サイドの相互作用でメンバーのキャラを循環的に生成・強化させていることを論じている。すなわち、ファンたちは劇場公演やプログでの些細な発言などから得られるメンバー間の友人関係や性格といった様々な情報をネット上のコミュニティなどで共有し、それは例えばWikipediaやAkepediaといった場に投稿されることによって集合知的に蓄積される。このような形でのファンコミュニティの後押しを受けて各メンバーのキャラ設定が効率的に生成されていくだけでなく、今度は運営サイドがそのキャラ設定を元にした(あるいはあたかも二次創作のように、それを元に少しアレンジが加えられた)キャラをメンバーが出演するテレビドラマの役柄などとして与え、それをファンが消費することによってもともとのキャラの認識が強められるという「キャラクター消費の永久機関」になっているのだという。

AKB48の楽曲の歌詞

AKB48の楽曲の歌詞は大きく分けると「(女性視点からの)擬似恋愛的な歌詞」「(男性視点からの)恋愛/青春賛歌的な歌詞」「自己言及的な歌詞」という3つのタイプが存在する。時期に注目すると、初期段階では従来の女性アイドルの楽曲の歌詞では定番ともいえる「(女性視点からの)擬似恋愛的な歌詞」が存在していたが、ヒットのきっかけとなったシングル「大声ダイヤモンド」がリリースされた頃を境にそれらはあまり多くはみられなくなり、「(男性視点からの)恋愛/青春賛歌的な歌詞」「自己言及的な歌詞」の2つが主流になっていった。

岡島紳士・岡田康宏による書籍『グループアイドル進化論』での記述によれば、女性目線の歌詞から男性目線の歌詞への変遷には、ファン層自体の変化が関連しているという。すなわち、従来の日本の女性アイドル文化におけるアイドルファンといえば「ファッションなどに興味の無い男性のアキバ系アイドルオタク」といった印象になりがちであるが、AKB48では握手会や劇場公演などアイドルとファンが直接的に接触する機会が多いこともあって「アイドルからみられる」ことをファンも意識するようになり、見た目にも気をつかう若い男性ファンや女性ファンの割合も増えている。それに呼応するように、擬似恋愛的な歌詞はあまり必要とされなくなり、青春観を疑似体験したり掛け声を通じてステージ上のアイドルと感情を共有できるような楽曲が増えているのだという。

斎藤環は、秋元康によるAKB48の楽曲の歌詞を「絶望荒野と化したJ-POP業界においてひときわ輝いている」と評価し、「ヤンキー性」の要素が歌詞に織り込まれていることに注目している。それによると、AKB48のメンバー自体に注目してもオタク受けする渡辺麻友とヤンキー受けする板野友美の両者が存在するというようにバランスがとられているが、秋元自身がオタク性とヤンキー性の両方を持った特異なタイプの人間であり、「マジスカロックンロール」「Beginner」など歌詞にはヤンキー特有の刹那主義・反知性主義的な価値観が掲げながらも、同時に自覚的にそういった振る舞いをしているという意識がみられるというバランスが絶妙なのであるという。このような意識は、前述の「サヴァィヴ系/バトルロワイヤル系」の傾向ともつながるものである。

脚本家作詞家佐藤大は、同じく秋元康が手がけたおニャン子クラブの楽曲では言葉遊びや内輪受けを狙った歌詞が多かったのに対し、AKB48の楽曲の歌詞は主観的・直球であると対比し、「自分がどうあるべきか」ということを鼓舞するシステムが内包された歌詞がAKB48のメンバー個人への教育になっていると評している。

問題点とトラブル

AKB商法

AKB48関連の商品に限らず、アイドルグループのCDには特典を付けることにより、熱心なファンが同じ商品を複数買うように誘導する手法が創生期の頃から取られてきた。AKBのブレイクと共にAKB商法と呼ばれている。しかし、イベント券の手法は既にとられていた手法であり、モーニング娘。やジャニーズ事務所所属タレントもイベント参加券をつけている。モーニング娘。などは「イベント抽選券」として1枚で必ず行けるものではなく、抽選によって決まる為多い程当たりやすくなっている。AKB48に限らず、姉妹グループであるSKE48SDN48NMB48でも同様な発売方法が取られている。AKB48のブレイクをきっかけとして、同一商品の複数購入を促す手法はアイドル市場全般にビジネスモデルとして定着した。なお、握手券は無料の特典や私文書ではなく有価証券であることが東京地方裁判所によって認定されている。

実例

同一タイトルの複数仕様
同じタイトルの曲を2種類以上の仕様で同時発売し、1人が複数枚同時購入するように誘導しており、これらは同じタイトルの曲として集計される。CDの場合、シングル「大声ダイヤモンド」から「劇場盤」と称する、仕様とノベルティの違う商品を併売している。通常盤についてもシングル「桜の栞」からは行っている。
複数仕様に限れば、古くから国内外でほかのアーティストも行っているため一概にAKB48特有の商法とは言えない。しかし、AKB48ではそれらに加えて「握手」「投票権」などといった特典を封入することもある。
ただし販促キャンペーンの一環として一時的にCDに付加価値がつけられることは古今東西、慣例的にあったことである。レッド・ツェッペリンアート・ガーファンクルは6種類のジャケット違いアルバムをリリースしたことがあり、ボブ・ディランではアルバムを全種類購入すると未発表音源CDを配布するというキャンペーンが度々行われた。また1990年代以降、J-POPのCDに初回盤仕様特別ジャケット、ブックレット封入などはごくごく普通に行われてきたことであり、こうした手法をとることによって「AKB商法」と言われる論拠は薄い。
生写真等
CD購入特典として、多種類の生写真等をランダムで添付する。生写真をすべて揃えるために大量購入する必要がある。
イベント参加券
「選抜総選挙」や「リクエストアワーセットリストベスト100」などの投票権を、所定のCD1枚につき1票封入している。総選挙の投票権はCDを購入した分だけ得られるため、熱心なファンは自分の「推しメン」の選挙での順位を上げるために1人で大量に購入し、投票する例がある。
「個別握手会」と呼ばれるメンバーと握手ができる券を商品1点あたり1枚封入。メンバー一人数秒あたり1枚利用できるため複数メンバーまたは個メンバーと長時間握手するためには複数枚購入する例がある。なお、これについてもライブ抽選券を封入するアーティストはほかにもいる。
店舗特典
販売チェーン店によって、オリジナルの特典も添付する。
個別写真会
携帯電話の写真撮影機能を使った、メンバーとのツーショット撮影会。シングル「桜の栞」の劇場盤で行われた。後にSKE48でも行うようになった。
個別サイン会
アルバム『神曲たち』の劇場盤で実施。
全国握手会
12人程度のメンバーが全国各地の会場に向かい、ミニライブとグループに分かれての握手会を行う。シングル「大声ダイヤモンド」の通常盤から始まり、購入者は抽選なしに参加。
着うた待受画像

着うたでは複数種類の待受け画像をつけることにより、サビやAメロなどのタイプごとにそれぞれの異なったメンバーの待受画像が特典として付けられており、全種類待受画像をコンプリートする為には全種類のパターンをダウンロードする必要がある。

その他
  • 「AKB48 2nd Anniversary スペシャルフォトアルバム」:定価5万0400円(税込)で2000冊限定販売。特典として発売から約7年後の2015年12月8日開催予定の『AKB48劇場オープン10周年祭』招待券が付属した。
  • Baby! Baby! Baby!」:関連のコンテンツを25回以上ダウンロードすると握手会(開催日時、場所未定)に参加できる。その他ダウンロード数に応じた特典(待受、コメントムービーなど)をプレゼント。
  • DVD「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト 100」(1万6800円):劇場で予約・購入すると2008年7月27日開催の握手会参加、当日公演メンバーのサイン色紙プレゼントのいずれかの特典が受けられる。

弊害や批判

  • 商品の複数購入は客の自由意志に基づくもので販売者側が強要しているわけではないが、これらの手法については各方面から強く批判されている。また、「Everyday、カチューシャ」発売時には一部のファンが1人で数百枚から数千枚を購入していることがテレビでも報道されている。
  • 握手券や選抜総選挙の投票券だけを目当てにしてCDを大量購入し、握手券や投票券を抜き取りCDのみを中古書店等に即売却したり、インターネットオークションに原価を遥かに下回る価格で出品されていたり、極端な例ではCDショップ近辺に廃棄される例もあったとされる。
    • 商品の転売によって利益を得ようとする者が増えている。このため、「ポニーテールとシュシュ」の劇場盤握手会から身分証明書による本人確認を強化し転売しにくい仕組みになっている。
    • 音楽評論家の富澤一誠は「CD不況の中、ビジネスのアイデアとして評価できる」と評している一方、「特定のファンなど『取れるところから取る』発想が前面に出すぎると、ランキングや売り上げが高まる半面、国民に広く親しまれる作品は生まれにくくなる」と指摘している。
  • 2011年1月オリコンシングルチャートでは特典の付かない通常盤旧譜4枚が同時に3週連続トップ10入りを果たしている。また、「ポニーテールとシュシュ」や「ヘビーローテーション」、ベストアルバム『神曲たち』が70週以上連続でチャートインしてロングセラーとなるなど、購入特典がほぼ無力化しても売り上げを伸ばしている作品もある。『日経エンタテインメント!』2011年6月号では「AKBのシングル曲はキャッチーで覚えやすいから、世間に浸透しやすい」と評している。特典の恩恵を受けないカラオケランキングでも「ヘビーローテーション」が48週連続1位という新記録を樹立した。

独占禁止法違反騒動

シングル「桜の花びらたち2008」の劇場で販売するCDに期間限定で44種のソロポスター1枚をランダムで付け、44種のポスターを揃えれば特別イベントに参加できるという企画が設定されたが、後日独占禁止法(不公正な取引)に抵触するおそれがあるとして、ソニー・ミュージックエンタテインメントならびにデフスターレコーズ社内の法務担当の指摘によりこの企画は中止、未開封の商品とポスター持ち込みにより払い戻しが行われた。

なお、1回も同じポスターが出ることなく全44種のポスターが揃う確率は、計算上では77京1468兆8909億1789万4000分の1とされ、ネット上をはじめとして批判が相次いだ。さらにポスター付のCDが販売されたのはAKB48劇場カフェのみで、販売期間は2008年2月26日から28日の3日間のみと限られたものであったことも批判の対象となった。

運営側の不備

音源流出騒動
シングル「大声ダイヤモンド」の未完成音源が発売前にネットに流出し、運営から法的手段をとる予定との声明が出されたが、その後報告はない。
新体制延期に次ぐ延期
2009年8月の日本武道館公演で発表されたチーム新体制は、当初同年10月開始とされていたが、同年12月、翌年2月と延期され、2010年3月開始。同年6月に完了すると発表されたが、最終的には同年7月に延期になった。

その他、事前の説明不足・想定不足などにより、各種イベントで度々混乱が起こっている。

受賞記録

2009年

2010年

2011年

  • 第25回日本ゴールドディスク大賞
    • シングル・オブ・ザ・イヤー(「Beginner」)
    • ベスト5シングル(「Beginner」)・(「ヘビーローテーション」)・(「ポニーテールとシュシュ」)
  • 第2回Billboard JAPAN MUSIC AWARDS 優秀ポップアーティスト賞
  • 第11回ビートたけしのエンターテインメント賞 話題賞
  • 第16回AMDアワード 優秀賞(「AKB48コンセプト」)
  • 第44回日本有線大賞 有線音楽優秀賞・特別賞(「フライングゲット」)
  • FUN OF THE YEAR 2011
  • 第53回日本レコード大賞 大賞・優秀作品賞(「フライングゲット」)

2012年

  • 第26回日本ゴールドディスク大賞
    • 邦楽部門アーティスト・オブ・ザ・イヤー
    • シングル・オブ・ザ・イヤー(「Everyday、カチューシャ」)
    • ベスト5シングル(「Everyday、カチューシャ」)・(「風は吹いている」)・(「桜の木になろう」)・(「チャンスの順番」)・(「フライングゲット」)
    • ベスト5ソング・ハイ・ダウンロード(「Everyday、カチューシャ」)
    • ベスト5アルバム(「ここにいたこと」)
    • ベスト・ミュージック・ビデオ(「AKBがいっぱい〜ザ・ベスト・ミュージックビデオ〜」)

脚注

注釈

  1. S・O・S」から「カメレオン・アーミー」まで9作連続1位。
  2. 設定上の生年月日
  3. 2012年現在、正規メンバーから研究生への唯一の降格メンバー。
  4. 読みは同じ。歌手活動以外では従来通り早野薫名義で活動。
  5. 2012年11月1日に施行された第3期チーム体制でチームKに所属する予定だった。

出典

  1. 秋元康 - Google+2012年3月24日投稿分
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  3. 新チーム体制発足 - AKB48オフィシャルブログ(2012年10月7日)2012年10月7日閲覧。
  4. 新チーム体制 初日(2012年10月22日閲覧)
  5. 「新チーム呼称に関して」 - AKB48オフィシャルブログ(2012年11月19日)
  6. 「チーム4 キャプテン代行決定」 - AKB48オフィシャルブログ(2011年10月10日)
  7. AKB「チーム4」キャプテン・大場美奈が謹慎
  8. 「大場美奈が涙の復帰&キャプテンに nikkansports.com
  9. 「お知らせ」 - AKB48オフィシャルブログ(2009年1月25日)

参考文献

外部リンク

AKB48
現役メンバー(太字はキャプテン)
チームA 岩佐美咲 | 多田愛佳 | 大家志津香 | 片山陽加 | 倉持明日香 | 小嶋陽菜 | 指原莉乃 | 篠田麻里子 | 高城亜樹 | 高橋みなみ | 仲川遥香 | 中田ちさと | 仲谷明香 | 前田敦子 | 前田亜美| 松原夏海
チームK 秋元才加 | 板野友美 | 内田眞由美 | 梅田彩佳 | 大島優子 | 菊地あやか | 田名部生来 | 中塚智実 | 仁藤萌乃 | 野中美郷 | 藤江れいな | 松井咲子 | 峯岸みなみ | 宮澤佐江 | 横山由依

| 米沢瑠美

チームB 石田晴香 | 河西智美 | 柏木由紀 | 北原里英 | 小林香菜 | 小森美果 | 佐藤亜美菜 | 佐藤すみれ | 佐藤夏希 | 鈴木紫帆里 | 鈴木まりや | 近野莉菜 | 平嶋夏海 | 増田有華 | 宮崎美穂| 渡辺麻友
チーム4 阿部マリア | 市川美織 | 入山杏奈 | 大場美奈 | 島崎遥香 | 島田晴香 | 竹内美宥 | 仲俣汐里| 中村麻里子 | 永尾まりや | 山内鈴蘭
研究生 10期伊豆田莉奈 | 加藤玲奈 | 小林茉里奈 | 藤田奈那
11期川栄李奈 | 小嶋菜月 | 名取稚菜 | 森川彩香
12期岩田華怜 | 大森美優 | サイード横田絵玲奈 | 佐々木優佳里 | 鈴木里香 | 高橋朱里 | 田野優花 | 平田梨奈| 武藤十夢
12.5期江口愛実バーチャルアイドル
元メンバー(チームは原則として卒業時点・☆は現SDN48)
チームA 宇佐美友紀 | 折井あゆみ | 星野みちる | 増山加弥乃 | 大江朝美 | 駒谷仁美☆ | 戸島花☆ | 中西里菜やまぐちりこ) | 成田梨紗 | 川崎希 | 大島麻衣 | 佐藤由加理
チームK 上村彩子 | 高田彩奈 | 今井優 | 早野薫 | 成瀬理沙 | 大堀恵☆ | 野呂佳代☆ | 小野恵令奈
チームB 渡邊志穂 | 井上奈瑠 | 野口玲菜 | 松岡由紀 | 早乙女美樹 | 佐伯美香 | 浦野一美☆| 小原春香☆ | 奥真奈美
チーム4 森杏奈
研究生 出口陽(現SKE48) | 中西優香(現SKE48) | 鈴木菜絵
派生ユニット(太字は活動中)
恒久ユニット Chocolove from AKB48 | ノースリーブス | 渡り廊下走り隊7・お菓子なシスターズ含む) | フレンチ・キス | Not yet | DiVA
企画ユニット ナットウエンジェル(Z含む) | Queen & Elizabeth | AKB卓球部 | チームドラゴン from AKB48 | ミニスカート | AKBアイドリング!!! | チームZ | YM7 | スケバンGirls
関連項目
姉妹ユニット SKE48 | SDN48 | NMB48 | HKT48 | JKT48 | TPE48 | 乃木坂46
人物 秋元康 | 夏まゆみ | 芝幸太郎 | 戸賀崎智信 | 牧野アンナ | 広井王子 | 岩崎夏海 | 梅田悠☆(ダンス講師) | 近藤さや香☆(通訳担当) | 山里亮太 | 徳光和夫
企業・団体 AKB48劇場 | office48 | AKS | キャラアニ | デフスターレコーズ | キングレコードYou, Be Cool!
各種一覧 AKB商法 |グループ構成 | 劇場公演 | 楽曲一覧 | 関連作品 | 出演一覧