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2022年7月19日 (火) 02:50時点における最新版
藤沢市(ふじさわし)は、神奈川県南部中央の相模湾に接する市。湘南と呼ばれる地域の中で、最大の人口(約42万人)を有する。
目次
解説・概要[編集]
住宅・観光・産業・文教都市。全国的に有名な江の島(江ノ島)、片瀬・鵠沼・辻堂海岸を有し観光都市としての性格も併せ持つ「湘南」の中心都市。1940年(昭和15年)市制施行。保健所政令市に指定されており、人口は政令指定都市である横浜・川崎・相模原の各市に次ぎ県内4位(約42万人)である。全国の市では42位。
藤沢市内の駅では、JR、私鉄(小田急・相鉄・江ノ電)、地下鉄(横浜市営地下鉄)、モノレール(湘南モノレール)の駅が存在し、比較的交通の利便性が高い事から、東京・横浜の通勤・通学圏として発展し、湘南海岸の温暖且つ穏やかな気候を求める人々やサーフィンなどマリンスポーツ愛好者をはじめとして、良好な自然・住・教育環境を求める人等により戦前より人口が増加し続けている。
江戸時代には鎌倉仏教の一つである時宗総本山である清浄光寺(遊行寺)の門前町として、東海道の6番目の宿場町・藤沢宿、また江ノ島詣の足場として栄え、その姿は歌川広重の東海道五十三次にも描かれている。
明治時代-第二次世界大戦の間、気候も温暖であることから、南部の鵠沼・片瀬地区は明治時代中期より日本初の計画別荘地として開発され、大正期以降、皇族や政治家、数多くの学者や文化人などが居を構えた事で、別荘地・保養地・避暑地として発達し、芥川龍之介、武者小路実篤、岸田劉生ら多くの文化人の創作活動の場となった。
第二次世界大戦後は東京のベッドタウン化が進み人口が急増すると共に、JR(東海道本線、湘南新宿ライン)、小田急(江ノ島線)、江ノ電の3つの鉄道が集まる藤沢駅を中心に商業施設が集積している。また、慶應義塾大学、湘南工科大学、多摩大学、日本大学を有する文教都市でもある。 市民の自主的な文化活動も活発で、1951年(昭和26年)には「藤沢市展」が発足し、1973年(昭和48年)には全国初の市民オペラ「藤沢市民オペラ」が開催され、今日まで続いている。さらに1992年(平成4年)から藤沢オペラコンクールもスタートし、若手オペラ歌手の登竜門に位置づけられるようになった。
一方で、図書館を除く文化施設は私営の新江ノ島水族館が目立つ程度で公営施設が比較的貧弱である。市営では文書館(市町村レベルでは全国初となる1974年(昭和49年)の開設)と湘南台文化センター子ども館があるのみで、他には県立辻堂海浜公園内の交通展示館しか存在しない。藤沢市は、博物館、美術館、文学館がない全国唯一の40万都市となっており、この点において近隣の鎌倉市や茅ヶ崎市に劣後している。
市の南部に位置する鵠沼海岸は、古くより海水浴場が開かれ、現在は片瀬西浜・鵠沼海水浴場として年間来客数300万人を超す日本一の海水浴場として知られ、日本におけるサーフィン(諸説あり)、ビーチバレー発祥の地である。片瀬東浜海水浴場は、明治初期から外国人による海水浴が行われた伝統を持つ。また、江の島は源頼朝祈願により祀られた江ノ島弁財天の参詣地として賑わい、1964年(昭和39年)開催の東京オリンピックではヨット競技会場(湘南港)となっており、現在でも夏季や初詣時期以外においても年間を通じ約1,200万人もの観光客を集める湘南随一の観光地である。市の海岸部(片瀬・鵠沼・辻堂海岸、江の島)はヨット、サーフィン、ボードセーリング、ビーチバレー等マリンスポーツ、海水浴、釣り、ビーチコーミング、新江ノ島水族館等の一大マリンリゾート地であり、アメリカ・フロリダ州マイアミビーチ市と姉妹都市となっていることから「東洋のマイアミビーチ」と度々称される。
市北部の湘南台を中心とした地域は、湘南台駅が小田急(江ノ島線)、相鉄(いずみ野線)、横浜市営地下鉄と接続しており、その利便性から乗換駅、また慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の玄関口として発展している。
市の中-北部にはいすゞ自動車をはじめとする工場の進出が盛んであったが、近年、関東特殊製鋼や武田薬品工業(2006年(平成18年)3月)など撤退する企業もあり、産業・工業都市としての一面は薄れつつある。そのため、産業・工業都市としての再興政策を積極的に行い、辻堂駅前と言う立地条件を生かして関東特殊製鋼跡地を整備する湘南C-Xプロジェクトなどの振興策を開始し、すでに政策の成果も見られている。神奈川県を絡ませた精力的な誘致で、一旦撤退した武田薬品工業が藤沢の自社工場跡地に研究所を開設する事が決定し、2010年(平成22年)度中の竣工に向けて、本格的に建設工事を開始した。ちなみに完成すると製薬会社の研究所としては、国内最大規模である。また、2009年(平成21年)までに撤退が完了している辻堂元町のパナソニック関連工場跡地では、太陽光発電や家庭用蓄電池などを大規模に配備した新しい街を作る「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)構想」が発表され、2014年(平成26年)に街開き(一部完成)を迎えた。
地理[編集]
神奈川県のほぼ中央南に所在し、相模湾に面している。旧東海道より南側は湘南砂丘地帯と呼ばれる海岸平野で、北側は相模野台地及び高座丘陵となっているが境川および引地川からの起伏は大きくない。南東部は片瀬山と呼ばれる三浦丘陵の西端部となり、その一部は孤立して江の島となる。江の島は市の最南部。
テンプレート:Tsujido, Fujisawa weatherbox
歴史[編集]
- 藤沢用田バイパスの約1万9500年前の地層から建造物の柱に使われていたと思われる炭化した木片が出土。日本最古のものである。
- 古代 - 東海道付近まで海が入り込み、相模野台地上に竪穴式住居址や貝塚がある。
- 天武4年(675年ころ) - 日本書紀に高座郡記される。
- 奈良時代-平安時代 - 土甘(とかみ)郷、大庭郷、村岡郷が定まる。
- 長治年間 - 大庭御厨成立。
- 正中2年(1325年) - 呑海上人、時宗総本山清浄光寺(遊行寺)を建立。
- 14世紀 - 太平記第十巻に藤沢の名が記されている。藤沢の由来は不詳。淵沢、富士見沢からの転訛という仮説あり。
- 慶長6年(1601年) - 徳川家康により東海道の宿場藤沢宿が設けられる。慶長5年以前から、鷹狩りなどを目的として藤沢御殿が設けられていた。
- 享保13年(1728年) - 相州炮術調練場が置かれる。
- 明治5年(1872年)3月 - 羽鳥村に郷学校読書院(耕余義塾の前身)開設。
- 1877年(明治10年)7月17日 - エドワード・S・モースが江の島に日本初の臨海研究施設である江ノ島臨海実験所を設置。
- 日本初の海洋生物学 発祥の地は湘南の江の島。
- 1878年(明治11年) - 郡区町村編制法が実施され、高座郡役所が藤沢におかれる。当市域内に以下の町村が編成される。
- 高座郡
- 藤沢宿大久保町、藤沢宿坂戸町、鵠沼村、稲荷村、大庭村、羽鳥村、辻堂村、下土棚村、亀井野村、円行村、石川村、今田村、西俣野村、打戻村、獺郷村、宮原村、用田村、葛原村、菖蒲沢村、長後村、七ツ木村、千束村、遠藤村
- 鎌倉郡
- 藤沢宿大鋸町、藤沢宿西富町、柄沢村、弥勒寺村、渡内村、高谷村、小塚村、宮前村、川名村、片瀬村、江の島
- 1882年(明治15年) - サムエル・コッキングが江の島に植物園を設立する。
- 1883年(明治16年) - 七ツ木村と千束村が合併して高倉村となる。
- 1887年(明治20年) - 横浜-国府津間の鉄道(後の東海道本線)が開通し、藤沢停車場が開業。
- 1888年(明治21年) - 藤沢宿大久保町と藤沢宿坂戸町が合併して藤沢大坂町となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により[1]、当市域に以下の町村が発足する[2]。
- 高座郡
- 鎌倉郡
- 1891年(明治24年)10月24日-10月26日 - 明治天皇が、近衛兵秋期演習観戦のため、藤沢町や六会村を視察する。
- 1897年(明治30年) - 江の島・片瀬間に村営桟橋が完成する。
- 1902年(明治35年) - 江之島電気鉄道の藤沢-片瀬間(現:江ノ島電鉄)が開通(日本で6番目の電気鉄道)。
- 1907年(明治40年)
- 1908年(明治41年)4月1日 - 藤沢大坂町・鵠沼村・明治村が合併して高座郡藤沢町が発足。
- 1910年(明治43年) - 江之島電気鉄道の藤沢-鎌倉間が全通する。
- 1916年(大正5年)12月1日 - 東海道本線辻堂駅開業。
- 1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災により市域で4000余戸が倒壊する。
- 1926年(大正15年) - 横須賀海軍砲術学校辻堂演習場が置かれる。
- 昭和初年 - 龍口寺に長野県(信濃国)松代藩の藩邸(通称:養蚕御殿)が移築される。現在は大書院として使われている。
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 小田原急行鉄道(現:小田急電鉄)江ノ島線が開通する。
- 1940年(昭和15年)10月1日 - 藤沢町が市制を施行し藤沢市が発足。人口約3万人。
- 1941年(昭和16年)6月1日 - 村岡村を編入する[3]。
- 1942年(昭和17年)3月10日 - 六会村を編入する[4]。
- 1944年(昭和19年)
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 片瀬町を編入する[5]。
- 1948年(昭和23年)7月1日 - 市立図書館が開館。
- 1951年(昭和26年)12月24日 - 御所見村との境界を変更する[6]。
- 1955年(昭和30年)4月5日 - 小出村大字遠藤、御所見村および渋谷町のうち長後ならびに高倉を編入する[7]。
- 1957年(昭和32年)10月20日 - 綾瀬町との境界を変更する[8]。
- 1959年(昭和34年)
- 3月5日 - アメリカ合衆国マイアミ・ビーチ市と姉妹都市提携(藤沢市議会議決の日)。これにより、海岸部観光地を東洋のマイアミビーチとして売り出す。
- 6月25日 - 在日米海軍辻堂演習場が返還される。
- 7月15日 - 横浜市との境界を変更する[9]。
- 1960年(昭和35年)
- 1961年(昭和36年)
- 1963年(昭和38年)
- 1964年(昭和39年) - 東京オリンピックのヨットレースが江の島で開催される。
- 1966年(昭和41年) - 小田急線江ノ島線湘南台駅開業。
- 1971年(昭和46年)
- 1981年(昭和56年)11月5日 - 中華人民共和国昆明市と友好都市提携(友好都市提携調印の日)。
- 1987年(昭和62年)12月2日 - カナダ国ウィンザー市と姉妹都市提携(姉妹都市提携調印の日)。
- 1988年(昭和63年) - 新湘南バイパスが開通する。
- 1999年(平成11年) - 湘南台駅に、相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄ブルーラインが延伸開業する。
- 2000年(平成12年)
- 2002年(平成14年)11月15日 - 大韓民国保寧市と姉妹都市提携(姉妹都市提携調印の日)。
- 2005年(平成17年) - 「辻堂神台一丁目地区土地区画整理事業」(関東特殊製鋼跡地、湘南C-X)が開始される(2009年(平成21年)事業完了)。
人口[編集]
600px | |
藤沢市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 藤沢市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 藤沢市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
藤沢市(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/14 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政[編集]
歴代市長[編集]
- 初代 大野守衛(1941-1942)※ 1940年(昭和15年)市長代理
- 2代 金子小一郎(1942-1946)
- 3-4代 飛嶋繁(1946-1948)
- 5代 伊沢十郎(1948-1952)
- 6-10代 金子小一郎(1952-1972)
- 11-17代 葉山峻(1972-1996)
- 18-20代 山本捷雄(1996-2008)
- 21代 海老根靖典(2008-2012)
- 22代 鈴木恒夫(2012-)
行政機関[編集]
市
県
- 神奈川県湘南地域県政総合センター(藤沢市・平塚市・茅ヶ崎市・秦野市・伊勢原市・寒川町・大磯町・二宮町)
- 神奈川県警 藤沢警察署
- 神奈川県警 藤沢北警察署
- 県立総合療育相談センター
- 県中央児童相談所
- かながわ女性センター
- かながわ人材育成支援センター
- 藤沢高等職業技術校
- 県教育委員会教育局湘南三浦教育事務所(藤沢市・横須賀市・茅ヶ崎市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町・寒川町)(横須賀市は、給与課に係る業務に限る。)
- 神奈川県企業庁水道局藤沢営業所
- 神奈川県立体育センター
- 県立総合教育センター
国
立法[編集]
市議会[編集]
- 定数:36名
- 任期:2011年(平成23年)5月1日~2015年(平成27年)4月30日
- 議長:高橋八一(かわせみクラブ、5期)
- 副議長:佐賀和樹(自由民主党藤沢、4期)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
かわせみクラブ | 7 | ◎柳田秀憲、脇礼子、佐藤清崇、永井譲、高橋八一、大矢徹、竹村雅夫 |
藤沢市公明党 | 6 | ◎松下賢一郎、東木久代、武藤正人、塚本昌紀、大野美紀、増井秀夫 |
自由松風会 | 6 | ◎栗原義夫、諏訪間春雄、渡辺光雄、宮戸光、吉田淳基、加藤一 |
自民クラブ藤沢 | 4 | ◎佐藤春雄、市川和広、桜井直人、山口幸雄 |
日本共産党藤沢市議会議員団 | 3 | ◎柳沢潤次、土屋俊則、加藤なを子 |
さつき会 | 3 | ◎原輝雄、浜元輝喜、井上裕介 |
みんなの党藤沢 | 2 | ◎有賀正義、友田宗也 |
ふじさわ自民党 | 1 | 松長泰幸 |
アクティブ藤沢 | 1 | 原田伴子 |
神奈川ネットワーク運動・藤沢 | 1 | 青木仁子 |
自由民主党藤沢 | 1 | 佐賀和樹 |
計 | 35 |
2012年2月12日に行われた藤沢市長選挙に、議員の三野由美子が出馬し辞職したため、現在欠員1となっている。
神奈川県議会(藤沢市選挙区)[編集]
- 定数:5名
- 任期:2011年(平成23年)4月30日~2015年(平成27年)4月29日
氏名 | 会派名 |
---|---|
国松誠 | 自由民主党神奈川県議会議員団 |
渡辺ひとし | 公明党神奈川県議会議員団 |
塩坂源一郎 | みんなの党神奈川県議会議員団 |
齋藤健夫 | 民主党・かながわクラブ神奈川県議会議員団 |
(欠員) |
2012年2月12日に行われた藤沢市長選挙に、県議の鈴木恒夫が出馬し当選したため、現在欠員1となっている。
衆議院[編集]
- 藤沢市は、高座郡寒川町と構成される神奈川12区が選挙区となる。下記は、2014年(平成26年)に実施された第47回衆議院議員総選挙の選挙結果である。
当落 | 得票数 | 候補者 | 党派 | 議員歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 83,327 | 星野剛士 | 自由民主党 | 前 |
比当 | 82,612 | 阿部知子 | 民主党 | 前 |
16,189 | 味村耕太郎 | 日本共産党 | 新 | |
14,208 | 甘粕和彦 | 次世代の党 | 新 |
司法[編集]
- 藤沢簡易裁判所
産業[編集]
- 工業
- 漁業
特産品
姉妹都市・提携都市[編集]
- 姉妹都市
- 友好都市
地域[編集]
行政上、1979年(昭和54年)に総合計画を立てるにあたり、旧大字地区、区画整理済の地域、鉄道の拠点駅などを考慮して、以下の 13地区[注釈 1]に分けた。
隣接している自治体・行政区[編集]
教育[編集]
幼稚園[編集]
私立
|
小学校[編集]
公立
私立
中学校[編集]
公立
|
|
私立
|
高等学校[編集]
公立
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私立
|
特別支援学校[編集]
公立
大学・短期大学[編集]
- 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
- 日本大学生物資源科学部
- 日本大学短期大学部
- 湘南工科大学
- 多摩大学グローバルスタディーズ学部(2007年(平成19年)度に湘南国際女子短期大学から改組)
- 藤沢市では、「藤沢市奨学金規則」に基づく給付型奨学金制度がある。主に高校進学者を対象としている。
マスコミ[編集]
放送事業者
- ジェイコム湘南(旧藤沢ケーブルテレビ・2001年(平成13年)4月にシーエーティーヴィ横須賀ならびに茅ヶ崎市をサービスエリアとする旧ジェイコム湘南と合併)
ラジオ放送
- コミュニティ放送
交通[編集]
鉄道[編集]
鉄道交通網は南部にJR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄、湘南モノレールが走り、北部では相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄線が小田急湘南台駅に乗り入れる。
湘南江の島駅と江ノ島駅は国道をはさんで向かい合わせだが、片瀬江ノ島駅までは500m以上離れている。
その他、東海道新幹線が新横浜駅 - 小田原駅間で藤沢市北部地域を通過している。地図上では (新横浜駅←)大和市 - 藤沢市(長後) - 綾瀬市 - 藤沢市(葛原・用田) - 海老名市 - 藤沢市(宮原) - 寒川町(→小田原駅) となっており、藤沢市は都合3度通過している。
バス[編集]
道路[編集]
- 新湘南バイパス:藤沢IC
- 神奈川県道22号横浜伊勢原線
- 神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線
- 神奈川県道32号藤沢鎌倉線
- 神奈川県道42号藤沢座間厚木線
- 神奈川県道43号藤沢厚木線
- 神奈川県道44号伊勢原藤沢線
- 神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線
- 神奈川県道47号藤沢平塚線
その他の県道
- 神奈川県道302号小袋谷藤沢線
- 神奈川県道305号江の島線
- 神奈川県道306号藤沢停車場線
- 神奈川県道307号辻堂停車場羽鳥線
- 神奈川県道308号辻堂停車場辻堂線
- 神奈川県道312号田谷藤沢線
- 神奈川県道403号菖蒲沢戸塚線
- 神奈川県道404号遠藤茅ヶ崎線
- 神奈川県道451号藤沢大和自転車道線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・その他[編集]
名所・旧跡・観光スポット[編集]
- 清浄光寺(遊行寺)- 時宗総本山
- 養命寺
- 龍口寺
- 常立寺
- 聶耳(ニエアル)記念碑
- 湘南海岸
- 片瀬東浜海水浴場
- 新江ノ島水族館
- 湘南海岸公園
- 片瀬西浜・鵠沼海水浴場
- 鵠沼海岸
- 湘南海岸・砂浜のみち
- 辻堂海岸(林古渓作詞 唱歌「浜辺の歌」詞の舞台)
- 辻堂海浜公園
- 辻堂海水浴場
- 伊勢山公園
祭事・催事[編集]
- 江の島寒中神輿錬成大会
- 湘南江の島春祭り
- 江の島天王祭
- 辻堂諏訪神社例大祭(人形山車4台)7月26日、27日
- 江の島花火大会
- 鵠沼皇大神宮例大祭(人形山車9台)8月17日
- 片瀬諏訪神社例大祭(山車5台)8月23日 - 27日
- 龍口寺法難会式 9月11日 - 13日
- 秋の江の島大道芸まつり・ドラゴンボートレース
- 藤沢市民祭り
- 清浄光寺(遊行寺)遊行の盆
- 湘南藤沢市民マラソン
伝統芸能[編集]
- 西富囃子
- 川名囃子
- 江の島囃子:2001年(平成13年)2月13日に神奈川県の無形民俗文化財に指定された。
名誉市民[編集]
- 片山哲(第46代内閣総理大臣)
- 降旗徳弥(元松本市長)
- 内山岩太郎(元神奈川県知事)
- 深沢松美(元松本市長)
- 金子小一郎(元藤沢市長)
- 和合正治(元松本市長)
- 片岡球子(日本画家・文化勲章受章者)
- 有賀正(前松本市長)
- 加藤東一(日本画家・文化功労者)
- 田島比呂子(田島博・友禅作家・人間国宝)
- 岡崎洋(前神奈川県知事)
- 葉山峻(元藤沢市長)
- 菅谷昭(松本市長)
- 山本捷雄(前藤沢市長)
出身人物[編集]
政治家[編集]
財界[編集]
官界[編集]
学者[編集]
マスコミ[編集]
スポーツ[編集]
文学[編集]
- 芥川耿子(エッセイスト、児童文学作家)
芸術・芸能[編集]
ゆかりの人物[編集]
鵠沼 も参照
皇族[編集]
政治家・官僚[編集]
財界[編集]
学者[編集]
マスコミ[編集]
スポーツ[編集]
- 織田幹雄(元陸上選手・日本人初のオリンピック金メダリスト)
- 野村収(元プロ野球選手)
- 杉山愛(元プロテニス選手)
- 諏訪魔(プロレスラー)
- 福田正博(元サッカー選手(浦和レッズ))
- 石井美樹(女子バレーボール選手)
文学[編集]
- 芥川龍之介
- 武者小路実篤
- 内藤千代子(小説家)
- いいだもも(作家、評論家)
- 阿部昭(小説家)
- 今井達夫(小説家)
- 加古里子(絵本作家、児童文学者「かこさとし」)
- 佐江衆一(小説家)「藤沢さんぽみち 藤沢三十六景」執筆
- 内藤千代子(小説家)
- 室伏哲郎(作家、評論家)
芸術・芸能[編集]
藤沢市が舞台となっている作品[編集]
漫画[編集]
注記がないものは連載終了した作品である。
- 江の島付近に本来は存在しない陸上競技場が登場。江の島は実名で登場している。
- 作中に登場する「鵠沼南台中学校」のモデルは藤沢市立鵠沼中学校。また、物語の途上で鵠沼、江の島などが舞台として登場している。
- 作中は神奈川県海猫市となっている。
- バレーボールの強豪校として登場する私立誠陵学園高校や藤沢実業高校は「藤沢翔陵高等学校」などがモデルになっている。
- 藤沢市内に本来存在しない「辻堂高校」「江ノ島商業」などが登場。それ以外は藤沢の街並や江の島などの風景が描かれている。
- 作品中に登場する海南大付属高校は、藤沢市に存在する「湘南工科大学附属高等学校」がモデルになっている。余談で、陵南高校は藤沢市に隣接している鎌倉市の「神奈川県立鎌倉高等学校」がモデル。
- 作中に登場する片瀬高校は「七里ガ浜高等学校」がモデルになっている。また、江ノ電と共に江の島近辺の風景が描かれている。
- 湘南エリア一帯が舞台で、主人公が鵠沼海岸の近辺に住んでいる。
- 小田急片瀬江ノ島駅のパロディ「片瀬白ノ島駅」が登場した。
- ヒロインは江ノ島の架空神社の巫女。
- 妖魔の騎士(葉月秋子作(秋田書店『月刊サスペリア』 現『サスペリアミステリー』))
- 作中の登場人物、丸尾栄一郎及び鷹崎奈津の所属する南テニスクラブ(通称STC)は、藤沢市に実在する荏原湘南スポーツセンター(通称荏原SSC)、また2人の通う大杉高校の校舎等は同市にある「藤沢翔陵高等学校」がモデルになっている。
- 主人公の逢沢駆は、実在はしない江ノ島高校のサッカー部の出身である。
アニメ[編集]
- BLEACH:「空座町(からくらちょう)」は、藤沢市の位置に存在している。
- ぼくらの 冒頭に登場する島が江ノ島。
- 陸上防衛隊まおちゃん:防衛隊本部は江ノ島がモデルとなっている。
- 天空のエスカフローネ:作中の現実世界の舞台は大部分が鎌倉市であるが、主人公が学校からの帰宅中に立ち寄った場所として藤沢駅北口が1カット描かれている。
- うた∽かた:舞台は鎌倉市だが、江ノ島を訪れる回がある。
- つり球:江ノ島周辺が舞台。主人公・真田ユキらが江ノ島に住んでおり、隣接する鎌倉市の高校に通っている。
- TARI TARI:江ノ島〜鎌倉周辺が舞台。主人公・坂井和奏が江ノ島の土産物店に住んでおり、隣接する鎌倉市の高校に通っている。
- ベイビーステップ:藤沢市善行が舞台となっている。
- エリアの騎士:江ノ島が舞台となっている。(放送は2012年9月に終了)
ゲーム[編集]
- ゴッドイーター:主人公の所属する極東支部の所在地は「旧神奈川県藤沢市」とされている。
ドラマ[編集]
- 太陽と海の教室:フジテレビ系のテレビドラマ。
- おれは男だ!:日本テレビ系のテレビドラマで、青葉高校のロケは、藤沢商業高等学校(現:藤沢翔陵高等学校)。
- 青い瞳の聖ライフ:フジテレビ系のテレビドラマ。
- 流れ星:フジテレビ系のテレビドラマ。
- 終電バイバイ:TBS系のテレビドラマ。登場回は第5話「片瀬江ノ島駅」。
文学[編集]
歌[編集]
藤沢(江の島・鵠沼・辻堂、江ノ電等)が舞台または描かれた歌
- 真白き富士の嶺
- 浜辺の歌
- 江の島悲歌(菅原都々子)
- 江の島夜歌(菅原都々子)
- 江の島月夜(菅原都々子)
- 湘南 夏(かぐや姫)
- 江ノ島(サニーデイ・サービス)
- 勝手にシンドバッド(サザンオールスターズ)
- 「チャコの海岸物語」(サザンオールスターズ)
- 夏をあきらめて(サザンオールスターズ、研ナオコ)
- 太陽に吠える!!(サザンオールスターズ)
- 夜風のオン・ザ・ビーチ(サザンオールスターズ)
- SEA SIDE WOMAN BLUES(サザンオールスターズ)
- メリージェーンと琢磨仁(サザンオールスターズ)
- 「HOTEL PACIFIC」(サザンオールスターズ)
- 湘南My Love(TUBE)
- はよつけ鎌倉(TUBE)
- Fujisawa Sunlight(TUBE)
- 灼熱らぶ(TUBE)
- 紫陽花のうた(浜田省吾)
- ゆれて湘南(石川秀美)
- 「湘南乃風」の多くの曲で「江ノ島」や「134(国道134号)」の歌詞が使われている。
- ひねくれて藤沢(扇愛奈)ミニアルバム「扇愛奈入ります」内に収録
- 藤沢ルーザー(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
- 鵠沼サーフ(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
- 江ノ島エスカー(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
- シャボン(長山洋子)
- 真夏の鵠沼(「5050」)
- 私の水平線(大光寺圭)
- 長後街道(大光寺圭)
- 藤沢のうた(増田ジゴロウ)
- このまちにうまれて(つじむらゆみこ)
- 好きだけでよかった(つじむらゆみこ)
- 江ノ島オーケン物語(特撮 (バンド))
その他[編集]
第二次世界大戦には艦船・地上基地のレーダー技術者養成として、海軍電測学校が市内に開かれた。また、航空用電波兵器・光学兵器整備訓練教育を実施する藤沢海軍航空隊が開隊され、藤沢空と電測学校の連携が図れた。(5代目 桂文枝も入隊。当地で敗戦を迎える)
"湘南"や"江の島"が全国的に有名である。そのため、海岸線沿いの国道134号は渋滞が慢性化している。
晴れた日の片瀬・鵠沼・辻堂海岸からの眺望は素晴らしく、東から西に三浦半島、江の島、伊豆大島、利島、伊豆半島、烏帽子岩、箱根、富士山、湘南平、丹沢・大山が一望できる。(江の島の展望台からはさらに横浜ランドマークタワー、ベイブリッジ、南アルプス、高尾山等の360度の眺望が可能)また、三浦半島・江の島から昇る朝日、箱根・富士山に沈む夕日も美しいことで有名である。
東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)では往路・第3区間(戸塚中継所-平塚中継所)および復路・第8区間(平塚中継所-戸塚中継所)が、市内の神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線(藤沢バイパス出口交差点-藤沢橋交差点間は、旧国道1号線(藤沢橋交差点直前を除き旧東海道))をコースとしており、藤沢ポイントとして計測所も設けられている。清浄光寺(遊行寺)東側の坂は遊行寺坂と呼ばれ、復路・第8区間では上りとなり難所として知られている。
藤沢市には、一つの自治体内に在来線(JR東日本、小田急、江ノ電、相鉄)、新幹線(東海道新幹線:JR東海)、地下鉄(横浜市営地下鉄)、モノレール(湘南モノレール)の4形態の鉄道が走る。 その内江ノ電は併用軌道の路面電車という形態でも市内を通過する。
江ノ電(江ノ島電鉄)は、マスメディアの影響によって鎌倉のイメージが強くなっているが、1902年(明治35年)藤沢 - 片瀬(現・江ノ島:藤沢市)間で開業し、現在でも藤沢駅が起点であり本社も藤沢市片瀬海岸にある。(鎌倉までの全線が開通したのは1910年(明治43年))
図書館が非常に発達しており、映画マンガCDがおいてあり、図書館にない本もリクエストすれば、県内の図書館から取り寄せてくれる。また、障碍者などには自宅までとどけてくれる。そのためほとんど本代がかからない。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 行政上で各地区の公民館を中心とした13地区と、統計上で用いられている13地区の異なる区分が存在する。
参照[編集]
- ↑ テンプレート:cite wikisource
- ↑ 1989年(明治22年)3月31日神奈川県令第9号「町村分合改稱」別冊
- ↑ 同年6月3日、神奈川県告示第461号
- ↑ 同年3月9日、神奈川県告示第112号
- ↑ 同年4月17日、神奈川県告示第145号
- ↑ 昭和27年5月6日、総理府告示第101号
- ↑ テンプレート:cite wikisource
- ↑ 同日、総理府告示第445号
- ↑ 同日、総理府告示第256号
- ↑ 同日、自治省告示第33号
- ↑ 同日、自治省告示第322号
- ↑ 同日、自治省告示第2号
- ↑ 同日、自治省告示第53号
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 行政
- 観光
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