ポケットモンスターの地名一覧
ポケットモンスターの地名一覧は、『ポケットモンスター』シリーズに登場する地名の一覧。
注意 : 位置情報については公式の発表ではなく、実際の地図と照らし合わせた結果です。
目次
カントー地方
『赤・緑・青・ピカチュウ』『金・銀・クリスタル』および『ファイアレッド・リーフグリーン』の舞台。関東地方をモデルにしたと考えられ、名前も関東をそのままカタカナにしたもの。『赤・緑・青・ピカチュウ』にカントー地方という名前はタウンマップ入手時に登場するだけで、あまり知られていなかった。この名前が多用され、プレイヤーに広く知られるようになったのは『金・銀』からである。都市・町の数は10個、道路・水道は1から28番。セキエイ高原にはポケモンリーグが存在する。 なお、街の名前として日本古来の色の名前が用いられている事が多い。また、『金・銀・クリスタル』の戦闘のBGMはジョウト地方とは異なって、『赤・緑・青・ピカチュウ』のアレンジで流れるが短くなっており、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『ファイアレッド・リーフグリーン』のアレンジで完全版で流れる。
都市・町
- マサラタウン (Pallet Town)
- カントー地方の南西部の半島の先に位置する小さな町。『赤・緑』系主人公の出身地。位置的には現実の伊豆半島下田市付近だが、モデルは静岡市~浜松市。北の方角には1番道路が通っており、トキワシティへ繋がる。南の方角には21番水道によりグレン島へ繋がる。
- 町のシンボルカラーは白。「何色にも染まっていない汚れなき色」という意味で、まっさらで白い、始まりの町を意味する。シリーズの最初のゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』のスタート地点であり、主人公とそのライバルのそれぞれの家、またゲームの案内役であるオーキド博士のポケモン研究所がある。ポケモンセンターやフレンドリィショップなどの設備は存在しない。アニメにおいても主人公サトシの住む町となっている。
- その他でのマサラタウン
- アニメ版の脚本家の一人、首藤剛志による小説版では、かつては「マッシロタウン」という町名だったが、ポケモントレーナーの「オーキド・マサラ」の功績を称えて改名したという設定になっている。
- 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではマサラタウン生まれのトレーナーのみに与えられる特殊能力があり、過去のポケモンリーグの優勝者は全員マサラタウン出身だった。
- オーキド博士の研究所
- オーキド博士がポケモンの研究を行っている研究所。最初にポケモンとポケモン図鑑を貰える。
- 自宅
- 主人公の自宅。母親がポケモンを回復してくれる。
- ライバルの家
- ライバルの姉(ナナミ)が住んでいる。タウンマップを貰える。
- その他でのマサラタウン
- トキワシティ (Viridian City)
- カントー地方の西部に位置する。ポケモンリーグに最も近い町。主人公がオーキド博士のお使いを引き受けて訪れることになる。この町で初めてポケモンセンターとフレンドリィショップが登場する。位置的には現実の三島市~沼津市付近だが、モデルは沼津市~山梨市。
- 町のシンボルカラーは緑で、名前は、「木の葉の色が常に緑色で色を変えないこと」という意味の言葉「常磐(ときわ・緑色の事)」から来ている。
- トキワシティジム
- 初めて訪れたときにはリーダーが不在のため挑戦できず、『赤・緑』系では他の7つのジムバッジを集めた後に、最後に戦うこととなるジム。ジムリーダーは、じめんポケモン使いで、ロケット団のボスでもあるサカキ。『金・銀』系では、『赤・緑』で主人公のライバルであったグリーンがジムリーダーとなっている。なお、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではバッジを7個集めないと戦うことは出来ず、仕掛けも示された矢印の床に乗ると自動で示された方向へ移動されてストッパーの床に乗らないと止まらないようになって、これらの仕掛けを利用しないと先に進めないようになっており、やや不自由な仕掛けとなった。
- トレーナーハウス
- 『金・銀』で新しく建設された施設。一日一回対戦ができる。『金・銀』では「ふしぎなおくりもの」を一度も行っていない場合はLv50のバクフーン、オーダイル、メガニウムを手持ちに入れたヒカルというNPCが対戦相手だが、一度でも「ふしぎなおくりもの」で通信を行っている場合は最後に通信を行った相手のデータがNPCとして割り当てられ、トレーナーの名前・手持ちポケモンの順番・レベル・技は全て通信相手のものとなる。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では金・銀と同じポケモンを持ったNPCのひかるが対戦相手で登場して、『ポケウォーカー』で通信した相手がトレーナーとして登場するようになって、金・銀と同様にトレーナーの名前・手持ちポケモンの順番・レベル・技は全て同じになり、通信した相手が登場するのは最大10人まで登録できるようになるが、10人に達した場合は以降、一番古いトレーナーと入れ替えて登録するようになる。また、戦闘中に道具を使うことは出来ず、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではレベルが50以上になっているポケモンは対戦中だけ一時的にレベル50までに下げられる。勝負に勝つと『金・銀』では経験値と賞金が貰え、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではバトルフロンティアと同じバトルポイントを1BPもらえる。
- ニビシティ (Pewter City)
- カントー地方北西部に位置する。比較的広く、町の北には博物館がある。この町で初めてポケモンジムが登場する。位置的には現実の前橋市付近だが、モデルは甲府市~前橋市。
- 町のシンボルカラーは灰色で、名前の由来は「鈍色(にびいろ・灰色)」。
- ニビシティジム
- ジムリーダーはいわポケモン使いのタケシ。回り道すればトレーナーと全く戦わずに奥まで行ける仕組みになっている。『金・銀』には回り道はない。(『ハートゴールド・ソウルシルバー』では回り道はちゃんとある)
- ニビ科学博物館
- スペースシャトルの模型や、月の石が展示されている博物館。裏口から入ればひみつのコハクが手に入る。『金・銀・クリスタル』では改装中のため閉館されている。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では開館されており、化石の復元の研究もしており、化石を持っていけば復元してもらうことが出来る。
- ハナダシティ (Cerulean City)
- カントー地方の北東部に位置する。高台になっており、四方に道が通じている。町の西には4番道路の断崖、南と東には植林(一部いあいぎりで突破可能)。ロケット団が民家に押し入り、中を荒らした挙句に貴重品を奪い取っていくという事件が発生する。位置的には現実の宇都宮市~さいたま市付近であり、モデルも同じく宇都宮市~さいたま市である。
- 町のシンボルカラーは青で、名前の由来は「縹色(はなだいろ・藍色の一種)」。
- ハナダシティジム
- ジムリーダーはみずポケモン使いのカスミ。内部はプールになっており、その上に足場が設けられている。『金・銀』では前作の『赤・緑』と同じ内部であったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では広くなってより複雑になっている。
- ミラクル・サイクル
- 自転車屋。100万円もする自転車を売っている。引換券で自転車を入手できる(お金は999,999円までしかためられないので、引換券なしでは手に入れられない)。『金・銀』では前作の主人公のおかげで自転車の売り上げが上がって売り切れ状態になっているが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では民家に変更されている。
- ななしの洞窟
- 「ハナダの洞窟」とも呼ばれ、最深部にはミュウツーがいる。殿堂入りをしないと入れない。とんでもなく凶暴なポケモンが多い。バージョンによってマップが異なり、『金・銀』には存在しないが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では1度崩れていたが復活してカントー地方のバッジを8個集めると入れるようになる。モデルは日光国立公園である。
- クチバシティ (Vermilion City)
- カントー地方の東部に位置する港町。町の南部にあるクチバ港には年一回豪華客船のサント・アンヌ号が停泊し、週二回アサギ港行きのアクア号がくる。町のはずれには「ディグダの穴」の入り口がある。位置的には現実の横浜市付近であり、モデルも横浜市~鎌倉市である。
- 町のシンボルカラーは橙で、名前の由来は「朽葉色(くちばいろ・くすんだオレンジ)」。
- シオンタウン (Lavender Town)
- カントー地方の東部にある。ポケモンタワーという霊園があるため墓参りに訪れる人が多く、BGMとも合わせて町全体がもの悲しい雰囲気に包まれている。町でポケモンの供養をしていたフジ老人が突然姿を消すという事件が起こる。位置的には現実の水戸市~銚子市付近。
- 町のシンボルカラーは紫で、名前の由来は「紫苑(しおん・紫色の花)」。
- ポケモンタワー
- シオンタウンにある、ポケモンの共同墓地となっている巨大な塔。正体不明の「ゆうれい」が行く手を塞いでいる。ゆうれいの正体を見破れる「シルフスコープ」を入手しない限り最上階へは行けない。『金・銀』ではラジオ塔として生まれ変わり、ポケモン墓地は「たましいのいえ」へと引き継がれる。
- ポケモンハウス
- フジ老人が身寄りのないポケモンを預かっている施設。
- せいめいはんだんしの家
- ポケモンのニックネームを付け替えることができる。付け替えられるのは自分で捕まえたポケモンのみ。
- タマムシシティ (Celadon City)
- カントー地方の北部に位置する都市。カントー地方最大の都会で、デパートやゲームコーナーなど施設が充実している。面積が広く人口も多い。しかし、日中からロケット団が堂々と街中を歩いており、治安はあまりよくない様子。位置的には現実の新宿~八王子市付近だが、モデルは千葉市~八王子市。
- 町のシンボルカラーは虹色で、名前の由来は「玉虫色(たまむしいろ)」。
- タマムシシティジム
- 中にいるトレーナーは全て女性で占められている。ジムリーダーはくさポケモン使いのエリカ。内部に植わっている多くの木が行く手を阻む。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では迷路になっている。
- タマムシデパート
- フレンドリィショップ本店。道具の他にも、わざマシンやポケモンの能力を強化する道具を売っている。屋上には自動販売機があり、飲み物が購入できる。
- タマムシマンション
- 様々な人が住んでいる。最上階でイーブイを貰える。
- レストラン
- 主人公は利用できないが、ゲームコーナーで遊ぶためのコインケースが手に入る。
- ロケットゲームコーナー・景品交換所
- スロットマシンで遊べる。実はロケット団が経営していて、その売上はロケット団の資金源になる。地下はロケット団のアジトとなっているが、『金・銀』系にはない。
- セキチクシティ (Fuchsia City)
- カントー地方の南西部に位置する町で、サファリゾーンを有する。乾燥地帯に属する。町全体が動物園になっており、ラプラスやガルーラなど珍しいポケモンを見ることができる。但し『金・銀』では動物園は営業停止となっている。タマムシシティとはサイクリングロードでつながっている。位置的には現実の房総半島南部付近であり、モデルも木更津市等を含めた房総半島全般。
- 町のシンボルカラーはピンクで、名前の由来は「石竹色(せきちくいろ・淡いピンク色)」。
- セキチクシティジム
- 見えない壁(だが、細かいドットで確認できる)の迷路がある。ジムリーダーはどくポケモン使いのキョウ。『金・銀』ではキョウが四天王へ昇格したため、その娘であるアンズがジムリーダーを務める。『金・銀』では
- サファリゾーン
- 珍しいポケモンが放し飼いにされている。入場料を払うことでサファリボールが30個支給され、ボールを全て使い切るか、一定時間経過する(=一定歩数歩く)かで終了となる。奥地にあるトレジャーハウスでは「なみのり」のひでんマシンが貰える。奥には園長の入れ歯が、トレジャーハウスではひでんマシン(なみのり)がもらえる。『金・銀』では園長が急に海外旅行に行ってしまって休業中。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では初代園長がサファリゾーンを閉園して引退し、受け継いで父親が2代目園長に代わってパルパークとしてリニューアルされた。モデルは富士箱根伊豆国立公園。
- パルパーク
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。閉園になったサファリゾーンの跡地として再利用でリニューアルされた施設。カントー地方とジョウト地方には生息しないポケモンがいる。『ダイヤモンド・パール・プラチナ』と同様にダブルスロット機能を使って、ゲームボーイアドバンス版の『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』で捕まえたポケモン6匹をパルパークに連れて行く(一度連れて行くと元に戻すことは出来ない)と利用できる。ただし、ゲームボーイアドバンススロットがないニンテンドーDSiでは利用できない。利用するとパークボールが6個支給され、必ず捕まえることが出来るので全部捕まえると終了となる。捕まえたポケモンやかかった時間に応じて得点が評価され、得点が高いと良い景品がもらえる。捕まえたポケモンはボックスに送るかもう一度やり直して捕まえなおすが出来る。『ダイヤモンド・パール・プラチナ』とは異なって、「1日で1つのバージョンにつき6匹までしか送れない」という制限はないので、ボックスに送った後にもう一度パルパークに連れて行けばすぐに始めることができる。モデルはマザー牧場。
- 園長の家
- サファリゾーン園長の家で『金・銀』では留守。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではパルパーク園長の家になっており、初代園長はサファリゾーンを閉園して引退し、受け継いで父親が2代目園長としてサファリゾーンの跡地を再利用してパルパークを開園した。
- わすれオヤジの家
- 『ファイアレッド・リーフグリーン』にのみ登場。手持ちの技を1つ忘れさせる事ができる。ひでん技はここでしか忘れさせる事ができない。
- ヤマブキシティ (Saffron City)
- カントー地方の北西部に位置する大都市で、経済の中心地。ポケギアのマップではカントー一の大都会と紹介されていて、高層ビルが乱立している。初めはロケット団に町ごと占領されている。そのため、四方に通じている道の全てが封鎖されている。位置的には現実の東京都心付近だが、モデルは東京都特別区全般。『金・銀』ではリニアの発着駅がある。
- 町のシンボルカラーは金色で、名前の由来は「山吹色(やまぶきいろ)」。
- ヤマブキシティジム
- ワープで部屋を移動する仕掛けがある。ジムリーダーはエスパーポケモン使いのナツメ。
- シルフカンパニー
- ポケモントレーナーの使う道具を開発・生産している企業の本社ビル。ロケット団に占領されている。社長を助ければ、マスターボールを貰えるとともに、ナツメと戦えるようになる。ワープで部屋を移動する。『金・銀』では入れるが1階でしか入られなかったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では先頭にロトムを連れて行くとエレベーターに入れるようになって、地下1階には『プラチナ』と同じようにロトムをフォルムチェンジするための5つの電気機器が用意されており、これを調べるとフォルムチェンジが出来る。モデルは日立製作所。
- リニア駅
- リニアの発着駅。モデルは東京駅。
- 格闘道場
- 格闘家とポケモンバトルを行う。全員倒すことで、サワムラーかエビワラーのどちらかを貰える。もともとはヤマブキシティのジムだったが、ナツメに負けてその座を奪われてしまった。『金・銀』では修行中で利用できなかったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では今まで戦ったジョウト地方とカントー地方のジムリーダーと何度でも戦うことが出来る道場になっており、条件を満たすと登録できるようになるジムリーダーを指定された曜日と時間に電話をかければ再戦でき、戦った後でも指定された曜日と時間内である限りは掛け直せば何度でも戦える。
- グレンタウン (Cinnabar Town)
- カントー地方の南南西部に位置する町で、休火山があるグレン島の町。『金・銀』では火山が噴火し、町は消滅する。ポケモンの研究が盛んな町で、昔ミュウツーを生み出す方法を研究していた「ポケモン屋敷」があるが、今は廃れている。位置的には現実の伊豆大島だが、モデルは静岡県三島市~下田市である。
- 町のシンボルカラーは赤で、名前の由来は「紅蓮色(ぐれんいろ)」。
- グレンタウンジム
- 鍵がないと入れない。途中の扉はトレーナーを倒すか、クイズに正解すると開く。ジムリーダーはほのおポケモン使いのカツラ。
- ポケモン屋敷
- 謎の廃墟。どくタイプ・ほのおタイプのポケモンが出やすい。ジムの鍵が隠されている。かつての住人が記した研究日記の断片を読むことができる。
- ポケモン研究所
- 化石やコハクからポケモンを復元できる。
道路・水道
- 1番道路
- マサラタウンとトキワシティを繋ぐ道路。最初に探検する道路であり、勝負を仕掛けてくるトレーナーはいない。『金・銀』系ではトレーナーがいる。
- 2番道路
- トキワシティとニビシティと繋ぐ道路で、トキワの森が道路を南北に分断している。ある秘伝技を習得していないと道路の東側には入れない。ディグダの穴の出入り口がある。
- 3番道路
- ニビシティとオツキミ山の麓を繋ぐ道路。オツキミ山を隔てて4番道路と直結。山岳地帯であり、段差が多い。トレーナーの数も今までとは比べ物にならないほど多い。『ハートゴールド・ソウルシルバー』にはデオキシスをフォルムチェンジするための4つの隕石があり、先頭にデオキシスを連れて隕石を調べるとフォルムチェンジが出来る。
- 4番道路
- オツキミ山の麓からオツキミ山を経てハナダシティへ至る道路。3番道路と直結。こちらも山麓に位置し、段差が多い。段を下ってしまうとニビシティ方面には戻れない一方通行の仕組みになっている。
- 5番道路
- ハナダシティとヤマブキシティを繋ぐ道路。6番道路と繋がる地下通路がある。道は綺麗に舗装されており、中央には育て屋がある。
- 6番道路
- ヤマブキシティとクチバシティを繋ぐ道路。5番道路と繋がる地下通路がある。草むらや水路を避けるようにして曲がりくねった道が敷かれている。
- 7番道路
- タマムシシティとヤマブキシティを繋ぐ道路。8番道路と繋がる地下通路がある。かなり短い道路で、草むらが1つあるだけである。
- 8番道路
- ヤマブキシティとシオンタウンを繋ぐ道路。7番通路と繋がる地下通路がある。都市近郊で治安が悪いせいか、暴走族(『金・銀・クリスタル』『ファイアレッド・リーフグリーン』『ハートゴールド・ソウルシルバー』)やギャンブラー(『金・銀・クリスタル』以外)などいかにも悪そうなトレーナーが多い。
- 9番道路
- ハナダシティと10番道路を繋ぐ道路。イワヤマに続く荒れ果てた岩場。洞窟の前にはポケモンセンターがある。
- 10番道路
- 9番道路とシオンタウンを繋ぐ道路。中間にイワヤマトンネルと無人発電所がある。モデルは東海村。
- 11番道路
- クチバシティから12番道路へ抜ける道路。広大な草むらの中に網目状の通路が通っている。クチバシティ寄りにはディグダの穴の出入り口がある。
- 12番道路
- シオンタウンとセキチクシティを繋ぐ長い道路の一部。桟橋が巡っていて釣りの名所で知られる。釣り兄弟のうち1人はここに住んでいる。クチバシティ寄りに11番道路と直結。桟橋の真ん中でカビゴンが眠っており、通行できないことがある。別名「サイレンスブリッジ」。
- 13番道路
- シオンタウンとセキチクシティを繋ぐ長い道路の一部。長い木の柵で道が細かく区切られて迷路状になっている。細い通路をふさぐようにトレーナーが現れる。
- 14番道路
- シオンタウンとセキチクシティを繋ぐ長い道路の一部。草むらや段差、池などの障害物がほとんど無く、ただ一面に芝生が広がっている。
- 15番道路
- シオンタウンとセキチクシティを繋ぐ長い道路の一部。段差によって道が上下に分けられている。下の部分はトレーナーの密集度が非常に高い。
- 16番道路
- タマムシシティとセキチクシティを繋ぐ長い道路の一部。サイリングロードの出入り口がある。道の真ん中でカビゴンが居眠りをしている。
- 17番道路
- タマムシシティとセキチクシティを繋ぐ長い道路の一部。サイクリングロードになっているため、自転車がないと通行不可能。途中は坂道のため、タマムシ→セキチクは速いがその逆は遅い。暴走族が多数いる。モデルは東京湾アクアラインと推察される。
- 18番道路
- タマムシシティとセキチクシティを繋ぐ長い道路の一部。サイリングロードの出入り口がある。トレーナーは『とりつかい』が多い。
- 19番水道
- セキチクシティとふたごじまを結ぶ水道。ふたごじまを通らないと20番水道に抜けることはできない。
- 20番水道
- ふたごじまとグレンタウンを結ぶ水道。海上に突き出した足場は隠れた釣りのスポット。ふたごじまを通らないと19番水道に抜けることはできない。
- 21番水道
- グレンタウンとマサラタウンを結ぶ水道。ゲーム開始直後から見ることができるが、通れるようになるのはかなり後。マサラタウン側には草むらがある。
- 22番道路
- トキワシティから西に延びる道路。序盤で入る事も可能。ポケモンリーグへのゲートがある。
- 23番道路
- 22番道路とチャンピオンロードを結ぶ道路。『赤・緑』シリーズおよび『ファイアレッド・リーフグリーン』では係員によるバッジのチェックが行われる。『金・銀』では大幅に距離が短くなった。さらに『ハートゴールド・ソウルシルバー』では道路そのものがセキエイ高原になり、23番道路はセキエイ高原とニビシティを結ぶ道路に場所が変更され、通常のプレイでは進入不可能となった。
- 23番道路 (第四世代カントー)
- セキエイ高原とニビシティを結ぶ道路。山岳地帯となっている。通常のプレイでは進入不可能。
- 24番道路
- ハナダシティから北に伸びる道路。「ゴールデンボールブリッジ」という橋が架かっており、ここにいる5人のトレーナーを倒すと「きんのたま」がもらえる(しかしそれをくれる男はロケット団のしたっぱで、対戦することになる)。モデルは日光サーキットとされる。
- 25番道路
- 24番道路の先にある道路。マサキの家である「みさきのこや」がある。デートスポットとして人気らしく、カスミも訪れている。
- 26番道路
- 27番道路から接続し、セキエイ高原方面に至る長い道路。中間にチャンピオンロードがある。『金・銀』系のみの登場。
- 27番道路
- ジョウト地方方面から至る長い道路。『金・銀』系のみの登場。
- 28番道路
- シロガネ山麓の道路。許されたポケモントレーナーのみが立ち入ることが出来る。『金・銀』系のみの登場。
自然・その他
- トキワの森
- トキワシティ・ニビシティの間に位置する森。ピカチュウ版を除き、大半は虫タイプのポケモンが生息している。道が蛇行し、少数ながら進化形のポケモンも登場する。ピカチュウ版以外では、まれにピカチュウが出てくる。ピカチュウ版では約1%の確率でレベル9のピジョンが出てくる。『金・銀』では簡易的なもので野生のポケモンは出現しなかったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では復活している。モデルは青木ヶ原。
- おつきみ山
- ニビシティからハナダシティにぬける時に通る山。「つきのいし」が発見されたことからこの名前がついた。この山を越えるには、内部の洞窟を通る必要がある。洞窟には岩タイプのポケモンや、ここでしか現れないポケモンのピッピが登場。また、洞窟の中の化石を奪おうとするロケット団ともここで出くわす。モデルは尾瀬国立公園。
- サントアンヌ号
- 年に一度、クチバシティに停泊する豪華客船。乗客にはなれないが、マサキから船上パーティ用のチケットを貰って乗船することができ、乗客や船員とポケモンバトルができる。船酔いしている船長から「いあいぎり」のひでんマシンを貰うことができる。主人公が船を出た後に出航する。
- シーギャロップ号
- 『ファイアレッド・リーフグリーン』にのみ登場。カントー~ナナシマを運航する連絡船。クチバシティから行く事が出来る。
- ディグダの穴
- 2番道路と11番道路を結ぶ、ディグダやダグトリオが作ったと言われる洞窟。入るにはひでんわざの「いあいぎり」が必要。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではロッククライム専用ルートが追加され、さらに本格的なものになっている。モデルは八ヶ岳。
- 無人発電所
- 10番道路にある誰もいない発電所。落ちているアイテムの中にビリリダマやマルマインが紛れている。最深部には伝説のポケモン・サンダーがいる。『金・銀』では有人でカントー発電所となっている。モデルは東海発電所。
- イワヤマトンネル
- ハナダシティ・シオンタウンの間に位置する洞窟。内部は暗く、ひでんわざの「フラッシュ」を使わないとほぼ何も見えない。
- ふたご島
- セキチクシティ・グレンタウンの間に位置する島。島が二つ並んでいるためこの名前がついている。内部は入り組んでおり岩と水流が行く手を阻む。洞窟の奥には伝説のポケモン・フリーザーがいる。『金・銀』では洞窟は小さくなっており、火山噴火でジムを追われたグレンジムリーダーのカツラが臨時ジムを開いている。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では復活しており、入り口前にある梯子にのぼると臨時ジムになっている。入り口前にある地下にいくと従来の『赤・緑』系と同じダンジョンになっており、奥まで進むと伝説のポケモン・フリーザーがいる。モデルは伊豆大島。
- チャンピオンロード
- ポケモンリーグ挑戦のための最後の道。カントー地方またはジョウト地方の8つのバッジを集めたトレーナーだけが入ることができる。『赤・緑』系列ではファイヤーがいる。
- セキエイ高原
- カントー地方にあり、数多あるポケモンリーグの本部とされる。ポケモントレーナーの頂点であり、ポケモンの最高機関。リーグは複雑な形をした巨大なビルのような建物であり、『ハートゴールド・ソウルシルバー』での内部はかなり派手なものとなっている。カントー地方にあるが、本部である為かジョウトのトレーナーもここに挑戦する。名前の由来は「石英(水晶)」。モデルは長野県。
- トージョウの滝
- カントー地方とジョウト地方の境にある滝。『金・銀』系のみ登場。モデルはトンボ天国である(ただ、こちらにはトンボは出現しない)
ナナシマ
『ファイアレッド・リーフグリーン』で追加マップとして登場。カントー地方の南に所在する島々で、モデルは伊豆諸島、小笠原諸島と考えられる。7つの島から構成され、その名称は7日間で作られたという言い伝えに由来するとされている。4~7の島ではマップBGMに『金・銀』のもののアレンジバージョンが使用されており、また草むらなどにも一部『金・銀』のポケモンが登場する。ポケモンジムはない。
- 1の島
- 最初に訪れる島。火山の地熱を利用した温泉がある島。
- 2の島
- ゲームコーナーがあり、ミニゲームを遊ぶことができる島。
- 3の島
- 栄えている島。近頃は暴走族がよくうろついている。
- 4の島
- 暖かい気候でありながら、氷で覆われた「凍て滝の洞窟」がある島。四天王カンナの故郷でもある。
- 5の島
- いくつもの島々がある島で、ゴージャスリゾートというリゾート地で知られている。
- 帰らずの穴
- ゴージャスリゾート
- 水の迷路
- 思い出の島
- ロケット団倉庫
- 6の島
- 北部に海が広がっている。「点の穴」という古代遺跡がある。また、「印の林」や「変化の洞窟」という場所もあるが、それらの場所の意味は未だに謎に包まれている。
- 遺跡の谷
- 点の穴
- 水の散歩道
- 緑の散歩道
- 印の林
- 変化の洞窟
- 北西部に位置する外れの島でただの洞窟。
- 7の島
- 「アスカナ遺跡」という遺跡群があり、そのいずれにもアンノーンが出現する。トレーナーの腕試しの場である「トレーナータワー」もある。
- トレーナータワー
- 七宝渓谷
- アスカナの鍵
- アスカナ遺跡
- へその岩
- 「しんぴのチケット」を受け取ることにより行くことができる。ナナシマの中心に位置するのでこの名前がついている。最上層には伝説のポケモン・ホウオウが、最下層には同じく伝説のポケモン・ルギアが待ち構えている。
- 誕生の島
- 「オーロラチケット」を受け取ることにより行くことができる。島には三角状の石があり、それをうまく動かすとデオキシスが出現する。
ジョウト地方
『金・銀・クリスタル』および『ハートゴールド・ソウルシルバー』の舞台。古き時代の遺産や伝説が数多く残っている。モデルは東海地方、近畿地方、四国地方の一部と思われ、コガネジムリーダーの「アカネ」や「まいこはん」など関西弁を話すキャラクターも登場する。
「ジョウト」を漢字で書くとジョウは「城」または「条」(条坊制から)、トは「都」を表すと思われる。 カントーと連続している設定の関係上、ほかの地方に比べて面積が狭く、現れるポケモンのレベルも全体的に低い。
都市・町の数は10個(ハートゴールド・ソウルシルバーではサファリゾーンゲートとバトルフロンティアが追加され、12個になっている)、道路・水道は29から46番(『ハートゴールド・ソウルシルバー』では47番・48・49・50番道路が追加されている)。前作同様、都市・町の名前に日本古来の色の名前がよく使われている。
都市・町
- ワカバタウン (New Bark Town)
- 最初の町。主人公の家がある。町の東にある水路を渡るとカントー地方へ行ける。名前の由来は「若葉色」。位置的には現実の静岡県付近で、開発中の仮名は「サイレントヒルズ」であった。ただ、モデルは名古屋市~豊田市である。
- ウツギ博士のポケモン研究所
- ウツギ博士の研究所。『金・銀・クリスタル』では「タマゴ」を、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では「つれあるき」を研究している。初盤ではライバルが研究所に侵入し、ポケモンを奪って逃走する。
- ヨシノシティ (Cherrygrove City)
- ワカバタウンの西にある海に面した小さな町。案内好きのおじいさんが住んでいて、案内が終わる(『ハートゴールド・ソウルシルバー』では29番道路へ向かう前に行く)とポケギアの「タウンマップカード」がもらえる。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではランニングシューズ好きにもなっており、案内が終わると最新型のランニングシューズがもらえる。北米版での町名が桜にちなむことから、名前の由来は「吉野桜(ソメイヨシノ)」。位置的には現実の愛知県付近だが、モデルは津市~四日市市である。
- キキョウシティ (Violet City)
- 木造民家や古い塔が歴史を感じさせる町。最初のジム戦がある。シリーズ恒例だが、バトルについての基礎知識を学べる施設がある。名前の由来は「桔梗色」。古都奈良市がモデルである。
- ヒワダタウン (Azalea Town)
- 町の東にヤドンの井戸があり、いつも町中にヤドンがいる。しかしヤドンの尻尾を売りさばくため、ロケット団によってヤドンの誘拐事件が起こる。ボール職人のガンテツが住む。また町の西に広がるウバメの森の木材資源を活かして木炭作りが行われており、金・銀・クリスタルではフレンドリィショップで木炭を購入できる。名前の由来は「桧皮色」。備長炭づくりが盛んな和歌山県がモデルである。
- コガネシティ (Goldenrod City)
- ジョウト一の大都市で、ラジオ塔や百貨店、ゲームコーナー、姓名判断師の家、地下通路、地下商店街、ミラクルサイクルなど様々な施設が集まる。ポケモン転送システムの開発者、マサキの故郷でもある。リニアの発着駅があり、条件を満たすとヤマブキシティまでの移動手段となる。冒険の終盤には町ごとロケット団に占拠されてしまう。名前の由来は「黄金色」。近畿地方最大都市大阪市がモデルである。
- コガネシティジム
- ジムリーダーはノーマルポケモン使いのアカネ。トレーナーは「ミニスカート」「おとなのおねえさん」が多く男性は入り口付近にいるアドバイザーのみ。ピッピの形にブロックが配置されている。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では3Dポリゴンの表現で立体迷路になっている。
- コガネ百貨店
- 6階から地下2階まで8階層に及ぶ、ポケモン史上最大のショップ。『金・銀・クリスタル』では5階に「不思議な贈り物」機能を追加してくれる少女がいる。地下2階は地下通路と通じている。イトーヨーカ堂がモデルである。
- ラジオ塔
- 5階建てのラジオの放送局。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では6階建てになっており、最上階は展望台になっている。ストーリー終盤では「ラジオ回線でポケモンを無理矢理進化させる電波を流す」という計画の為、ロケット団に占拠される。ラジオ塔ができる前は古くて倒れそうな塔が建っていたらしい。通天閣がモデルである。
- エンジュシティ (Ecruteak City)
- ジョウト地方の中でも特に建造物が古く、情緒を感じさせる碁盤目状の町。美しい踊りを披露する「まいこはん」で有名。町の北にはスズの塔・焼けた塔という2つの塔があり、エンジュシティにはこの塔にまつわる古い伝説がある。名前の由来は「槐色」。古都京都市がモデル。
- エンジュシティジム
- ジムリーダーはゴーストポケモン使いのマツバ。見えない床の仕掛けで思うように歩けない。「イタコ」「ぼうず」といったゴーストポケモンつかいが集う。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では早く進めないと灯りが消えていき、落ちてしまうと最初からやり直しになってしまうという仕掛けになっている。
- スズの塔
- 伝説のポケモン・ホウオウが棲む、9階建ての塔。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では10階建てになっている。行くためには「にじいろのはね」が必要。一方通行の段差や、ワープパネルが立ちはだかる。伝説のポケモンが登場するダンジョンなので、難易度はやや高め。さらに『クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』では塔への到達や2階より上への侵入を行うために更なるイベントを経る必要がありハードルが高くなっている。モデルは銀閣寺または東寺と推察される。
- 焼けた塔
- その昔落雷による火事で焼けてしまった塔。かつては「カネの塔」としてスズの塔と並び立っていた。伝説のポケモンライコウ・エンテイ・スイクンが棲む。3匹は火事で死んでしまったが、ホウオウが蘇らせたとされる。金・銀ではマップ上で三重塔のように描かれているが、『クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』では2階以上が消失したようにグラフィックが変更され、避けては通れないイベントも発生する。モデルは金閣寺または西寺と推察され、どちらも実際に焼失の憂き目に遭っている。
- アサギシティ (Olivine City)
- 活気あふれる港町で、岬には海を照らす灯台がある。カントー地方まで出航する定期船・アクア号が運航している。近くにはモーモー牧場がある。クリスタルでは町の西にバトルタワーが登場する。古くから渦巻き島についての伝説が伝わるが、今では「いい子にしないと渦巻き島にとじこめるぞ」と言って子供をしつける程度である。名前の由来は「浅葱色」。近畿地方最大の港町神戸市がモデル。
- アサギシティジム
- ジムリーダーははがねポケモン使いのミカン。『金・銀』ではジムトレーナーが1人もいない。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では一応トレーナー3人いるものの、灯台にいるデンリュウのアカリちゃんを助けたことで全員褒めて戦わずに済んで、事実上は『金・銀』と同じである。
- タンバシティ (Cianwood City)
- 町の半分が砂浜の上に乗っている浜辺の町。秘伝の薬を作る薬屋やポケモンの写真を撮ってくれる写真オヤジがいる。近くにうずまきじまがある。『クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではスイクンのイベントが起こる。町の北部にある岩を砕くと、道具があったり、野生のポケモンが現れたりする。名前の由来は「胆礬色」。渦潮の名所として知られる徳島県がモデル。
- タンバシティジム
- ジムリーダーはかくとうポケモン使いのシジマ。重い岩が道を閉ざしている。トレーナーは「からておう」ばかり。ジムの近くには彼の奥さんがいる。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では入って目の前にはシジマが滝を受けながら修行しており、戦うにはどこかにある滝のスイッチを切らないと戦うことが出来ない。
- チョウジタウン (Mahogany Town)
- 山間部にある静かな町。忍者の里と呼ばれる。近くにいかりの湖と呼ばれる湖があり、「いかりまんじゅう」が名産品。怪しい土産物屋があり、その地下にはロケット団の大規模なアジトが広がっている。町の北にある「いかりのみずうみ」でギャラドスが大量発生するという事件が起こり、一時は興味半分の観光客で賑わった。名前の由来は「丁子色」。忍者の里甲賀市~大津市がモデル。
- チョウジタウンジム
- ジムリーダーはこおりポケモン使いのヤナギ。『金・銀』では床が凍っていてうまく進めない。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では大きな氷のブロックを滑らせて壁として利用しないと先へ進めない仕掛けになっている。「ボーダー」「スキーヤー」たちが氷ポケモンを鍛えている。
- ロケットだんのアジト
- チョウジタウンの土産屋の地下に広がる、3層構造のアジト。「いかりのみずうみ」のコイキングを無理やり進化させる実験のための怪電波発信基地として立てられた。侵入者に対する監視システムやパスワードシステムが導入されており、団員を倒してパスワードを聞き出さないと扉が開かない。アジトの奥には行方不明の首領・サカキの部屋も用意されている。
- フスベシティ (Blackthorn City)
- 山だらけの険しい地形に囲まれた町。ドラゴンポケモンを崇め奉っており、古くからドラゴン使いのトレーナーを多く輩出してきた。町の北にはトレーナーが修行するための「竜の穴」という洞窟がある。この町にはシリーズ初登場となる「技忘れオヤジ」がおり、ポケモンに覚えさせた技を忘れさせてくれる。オヤジが登場したのは忘れさせられない秘伝技の種類が増えたことと、タイムカプセルで送れるポケモンに技の制限がかけられたことが大きな原因である。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では「技忘れオヤジ」に加えて、今まで覚えた技を覚えなおすことが出来る「技教えマニア」やドラゴンタイプの最強技を教えてくれるおばあさんや最初にもらえるポケモンの最強技を教えてくれるおじいさんがいる。名前の由来は「燻べ色」。位置的には現実の岐阜県付近。モデルは岐阜県である。
- フスベシティジム
- ジムリーダーはドラゴンポケモン使いのイブキ。『金・銀』では2階建てになっており、岩を落として足場を作り、溶岩を渡って先に進む仕組み。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では動く足場を利用して進んで行く仕掛けになっており、向きや動きを考えないと進むことが出来ない。強豪の「エリートトレーナー」が集まる。
- 竜の穴
- フスベスティのドラゴンタイプのポケモン使いのトレーナーが修行する洞窟。主人公は、アイテム「りゅうのキバ」をとるためにこの洞窟に入る。『金・銀』では奥まで一本道の穴だが、『クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、ドラゴン系ポケモン使いのトレーナーとのバトルや、長老からの珍しい技を覚えたポケモンのプレゼントなど、イベントが多数追加されている。飛騨山脈がモデルである。
- サファリゾーンゲート
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。園長のバオバによってジョウト地方のサファリゾーンを開園した。周辺にはサファリゾーンゲートの店があり、色々なものが売られている。
- サファリゾーン
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。今までシリーズと同様に入場料を払うことでサファリボールが30個支給され、ボールを全て使い切ると終了であるが、今回では一定時間経過する(=一定歩数歩く)という終了はないのでじっくりポケモン探すができる。このサファリゾーンでは用意されたエリアのパーツやブロックを自由に配置できる機能があり、配置したエリアやブロックによって出現するポケモンが変化するようになり、この機能は試験に合格すれば利用できる。全国図鑑にする前はジョウト地方とカントー地方に生息するポケモンしか出現しないが、全国図鑑入手後にはホウエン地方とシンオウ地方に生息した一部のポケモンが出現するようになる。モデルは瀬戸内海国立公園。
- バトルフロンティア
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。入り口前には一番乗りするための人物がいて通ることが出来ないが、殿堂入り後には通れるようになる。このバトルフロンティアは『プラチナ』と全く同じになっており、5つの施設や登場するキャラクターは全く同じである。ただし、景品交換できる技マシンは一部変更されているところがある。
- フロンティアフロント
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。バトルフロンティアの入り口前であり、施設はポケモンセンターとフレンドリーショップとわざおしえーズの3つの施設がある。わざおしえーズはバトルフロンティアで入手したBPを使って、「へんか」と「パワー」と「テクニカル」の3種類の中からそれに合わせた技を1つ教えてくれて、教えられる技はポケモンによって異なる。
道路・水道
- 29番道路
- ワカバタウンとヨシノシティを繋ぐ道路。ヨシノシティから戻るときは、段差を利用して草むらに踏み込まずに通り抜けることも可能。
- 30番道路
- ヨシノシティから北に走る道路。ここで初めてポケモンバトルを挑んでくるトレーナーが現れる。31番道路とは直結。
- 31番道路
- 30番道路と直結しキキョウシティに至る道路。道の途中にはポケモン研究に情熱を注ぐ「ポケモンじいさん」の家がある。
- 32番道路
- キキョウシティと繋がりの洞窟、アルフの遺跡をつなぐ道路。道が海に大きく突き出しており、その上に架かる桟橋を通って進む。桟橋付近は釣りの名所として親しまれる一方、ジョウトで一番長い道路でもある。
- 33番道路
- 繋がりの洞窟とヒワダタウンを繋ぐ道路。狭い草むらと木が1本生えているだけであり、ジョウトで一番短い道路である。
- 34番道路
- ウバメの森を抜けてコガネシティへ続く道路。「タマゴ」が発見された「育て屋」はここにある。大都市の近郊なためか、夜には警官がパトロールしている。
- 35番道路
- コガネシティから北へ延びる道路。都市の郊外にあるため、道の両側に柵が立てられて綺麗に整備されている。途中にしぜんこうえんがある。
- 36番道路
- コガネシティ・エンジュシティ方面とキキョウシティ方面を結ぶ道路。ウソッキーがブロックしている。
- 37番道路
- エンジュシティから南へ延びる道路。3種類のぼんぐりの木が生えている。
- 38番道路
- エンジュシティから西へ向かう道路。内陸部から海に向かって伸びる。荒地が広がっており、林や崖が入り乱れて複雑な地形を作っている。
- 39番道路
- 38番道路からアサギシティへ伸びる道路。中には「モーモー牧場」があり、イベントを済ませると回復アイテム「モーモーミルク」を買うことができる。
- 40番水道
- アサギシティの近くの海岸から渦巻き島方面へのびる水道。『クリスタル』ではこの近くにバトルタワーがある。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではバトルフロンティアへ行くための入り口があるが、殿堂入りしないと入ることが出来ない。
- 41番水道
- タンバシティからアサギシティ方面へ向かう水道。「渦巻き島」一帯の海域。
- 42番道路
- エンジュシティとチョウジタウンを結ぶ道路。水路によって道が3つに分断されており、そのそれぞれに1つずつスリバチ山の入り口がある。
- 43番道路
- チョウジタウンから怒りの湖へ延びる道路。木や草が生い茂る林の中を進む。
- 44番道路
- チョウジタウンから氷の抜け道へ延びる道路。真ん中の池によって道路が北と南に分けられている。池の中央の小島には珍しい草ポケモンが生息する。
- 45番道路
- フスベシティから南へ延びる道路。崖が多く荒々しい地形が特徴で、段差が多数あるため一方通行である。北部には「つながりのどうくつ」の隠し入り口がある。
- 46番道路
- 45番道路に続き29番道路へ延びる道路。序盤で入る事も可能。
- 47番道路
- タンバシティからサファリゾーンゲート方面へ向かう『ハートゴールド・ソウルシルバー』より新たに追加された道路。タンバシティ方面には「がけっぷちゲート」があり、途中には「だんがいのどうくつ」がある。
- 48番道路
- 47番道路に続きサファリゾーンゲート方面へ向かう『ハートゴールド・ソウルシルバー』より新たに追加された道路。
- 49番道路
- シロガネやまからワカバタウンに向かう『ハートゴールド・ソウルシルバー』より新たに追加された道路。
- 50番道路
- ワカバタウンからタンバシティに向かう『ハートゴールド・ソウルシルバー』より新たに追加された道路。
自然・その他
カントーとジョウトの両方を旅するバージョンのため、『金・銀』では前作に比べ出現ポケモンのレベルが下げられ、ダンジョン自体も省略されている場所が多い。前作の舞台であるカントーは特に顕著で、トキワの森などフィールドと一体化されたり、オツキミ山などフロアが非常にシンプルになった場所、(ストーリー上の)さまざまな理由により存在自体が消失したダンジョンも存在する。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では省略されることがなく、本格的なものに変更されて消失したダンジョンなども行くことが出来る。
- アルフの遺跡
- 謎のポケモン・アンノーンが生息している遺跡。4つある石版のパズルをそれぞれ解くことで26種類のアンノーン全種類が生息するようになっている。キキョウシティの近くにある。そこでラジオを聴くと、不思議な音がする。『クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではちょっとしたイベントが追加されている。明日香村がモデルである。
- つながりのどうくつ
- キキョウシティからヒワダタウンへ向かう途中にある洞窟。地下階がアルフの遺跡につながっている。エンカウント率が高く、自転車で走行していても野生ポケモンに遭遇しやすい。毎週金曜には洞窟最奥部に珍しいポケモンであるラプラスが1匹出現する。吉野熊野国立公園がモデルである。
- ウバメの森
- 昼間でも夜と間違えてしまうほど、木がうっそうと生い茂った森。金銀版は戦いを挑んでくるトレーナーすら1人もいないが、『クリスタル』では話しかけたときバトルになるトレーナーが1人だけおり、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では複数のトレーナーがいる。また、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではカモネギを捕まえるためのルートが追加されており、前売り券で配布された色違いピチューを先頭に連れて行くとイベントが発生して、映画に登場したギザみみピチューが登場してイベント後に手持ちとして仲間になる。この森には神様がいる、あるいは護り神がいるという伝説があり、それをまつる祠がある。熊野古道がモデルと思われる。
- 自然公園
- 名前の通り、自然溢れる公園。火・木・土の3回、虫取り大会が行われ、他で目にかかれない珍しいポケモンや珍しいアイテムを入手できる。万博記念公園がモデルとされている。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では全国図鑑入手後で虫取り大会の時、ジョウト地方とカントー地方には生息しないポケモンが出現するようになるが、虫取り大会のためで1日に1匹しか入手できない。
- ポケスロンドーム
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。自然公園の入り口の左側にある入り口へ入ればポケスロンドームに行くことができる。ポケモンのスポーツの祭典のポケスロンをするためにポケスロンドームを建てられたと言う。ポケスロンドームの隣には練習場やポケドリンクの販売店の施設がある。明治の森箕面国定公園がモデルであることは否めない。
- アサギの灯台
- アサギシティにある灯台。トレーナーたちの修行の場でもあるため、多数のトレーナーがいる。最上階には「アカリちゃん」というデンリュウがいるが、病気のためミカンの看病を受けている。和田岬灯台がモデルだと思われる。
- 渦巻き島
- 周りにうずしおがあり、秘伝マシン「うずしお」を使わないと中には入れない。この島の奥にはルギアがいる。会うためには「ぎんいろのはね」が必要だが、『ソウルシルバー』ではこれに加えて、「うみなりのスズ」が必要になる。淡路島がモデル。
- スリバチやま
- 内部の洞窟に雄大な滝と巨大な迷路が展開されている大きな山。最深部では「カラテだいおう」が修行しており、彼に勝つと珍しいポケモン・バルキーを貰える。位置的に比叡山がモデルである。
- いかりの湖
- 大きな湖。中央には、ロケット団によって暴走してしまった色違いの赤いギャラドスがいる。琵琶湖がモデルである。ギャラドスが暴れまわった事によってできたという言い伝えがある。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では曜日によって雨が降るようになって、降っていない時は湖が浅瀬で行くことが出来なかった森を行くことができ、降っている時は従来通りに加えて降っている時でしか行くことができない小屋がある。
- 氷の抜け道
- フスベシティにつながる、凍りついた洞窟。滑る床や、押せる岩などの仕掛けが行く手を阻む。氷タイプのポケモンが多数現れる。『クリスタル』では壁などのマップが氷に描き換えられてより寒々とした洞窟となった。日本アルプスがモデルである。
- 暗闇のほらあな
- 中はとても暗く、フラッシュで明かりをつけないと何も見えない洞窟。稀にソーナンスやノコッチといった、希少なポケモンが出現する。南アルプス~伊吹山がモデルである。
- シロガネ山
- カントーとジョウトの16個のジムバッジを集めた者だけが入ることができる、凶暴なポケモンたちが数多く生息する山。最奥地ではレッドがいて『金・銀』では『赤・緑』の主人公、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『ファイアレッド・リーフグリーン』の主人公と戦うことができる。富士山がモデルとされている。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではファイヤーがいる。
- がけっぷちゲート
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。サファリゾーンを行くためにタンバシティにあった洞窟を掘り出して行くことが出来るようにしたゲートである。入り口前にはサファリゾーンを宣伝して関西弁風で話す人物がいる。ポケモンは湖にのみ出現するが、湖へ行くにはロッククライムのひでんわざが必要。モデルは徳島県のあるインターチェンジと思われる。
- シント遺跡
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみで映画館で配布されたアルセウスを先頭に連れている時に登場。アルフの遺跡から移動することができる。そこはシンオウ地方に伝説のポケモンをアルセウスの力で誕生する。レベル1のディアルガ、パルキア、ギラティナのうちどれか1匹を入手することが出来る。いずれの3匹には専用アイテムがあり、『プラチナ』のみだったギラティナ専用アイテムの「はっきんだま」はこの方法でしか入手できない。モデルは白糸の滝と思われる。
- だんがいの洞窟
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。47番道路の途中にあるこの洞窟には2つの梯子があり、上りの梯子へいくとサファリゾーンゲートへ向かう48番道路方面へ進め、下りの梯子へいくとうずもれの塔へ行くためのルートへ行く行くことができる。また、このダンジョンはジョウト地方の中で最も小さい。モデルは瀬戸内海と思われる。
- うずもれの塔
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』にのみ登場。47番道路から行くことができる。ホウエン地方に眠る伝説のポケモンがいて、あるアイテムがあれば出現する。『ハートゴールド』ではカイオーガ、『ソウルシルバー』ではグラードンが出現し、出現しないもう一方のバージョン(ダブルスロット機能で連れてきたポケモンは不可)のポケモンを連れていけば、レックウザが出現する。モデルは徳島県の鳴門海峡と思われる。
ホウエン地方
『ルビー・サファイア・エメラルド』の舞台。モデルは沖縄県を含んだ九州地方と考えられる(外観は左回りに90度回転させたもの)。ホウエンとは漢字で書くと豊縁であり、豊かな自然、人とポケモンの縁を表している。町(都市)の数は16個で、道路・水道は101番から134番。ポケモンリーグはサイユウシティに存在。料金所やサイクリングロードの歩行者規制通路を除くとゲートは存在しない。
都市・町
- ミシロタウン
- 主人公がジョウト地方から引っ越してきた町。古風な町並で有名であり、オダマキ博士のポケモン研究所もある。民家の屋根の色は茶色。
- コトキタウン
- 主人公が2番目に訪れる町。ポケモンセンター・フレンドリィショップといった基本的な施設が揃っている。民家の屋根の色は茶色。
- トウカシティ
- 主人公の父親がジムリーダーとして働いている町。郊外は浜辺や森などの自然が豊かである。民家の屋根の色は赤色。
- トウカシティジム
- ジムリーダーはノーマルポケモン使いで、主人公の父親のセンリ。
- カナズミシティ
- ホウエン地方最西端の大都市であり、大企業デボンコーポレーション本社がある。トレーナーズスクールが存在する学園都市でもある。建物は金色や灰色を基調にしている。
- カナズミシティジム
- ジムリーダーはいわポケモン使いのツツジ。
- ムロタウン
- ホウエン地方南西部の海に浮かぶ離島にある小さな町。また、釣りで訪れる者が多い。いつも島では何かしらの流行語が存在する。島は対馬のような形をしている。民家の屋根は青色。
- ムロタウンジム
- ジムリーダーはかくとうポケモン使いのトウキ。
- カイナシティ
- ホウエン南部の大きな港町で、ミナモシティとは連絡船タイドリップ号で結ばれる。バザーが行われているなど、活気に溢れている。造船所や海の科学博物館など海に関する施設が多い。民家の屋根の色は灰色。『ルビー・サファイア』ではコンテスト会場が、『エメラルド』ではバトルテントが存在。ホウエン地方の大好きクラブもここ。
- キンセツシティ
- ホウエン地方のほぼ中央に位置し、四方に道路が通じており人々が明るく楽しい町。ゲームコーナーがあり、スロットとルーレットが楽しめる。地下都市の計画「ニューキンセツ」があったが、現在は放置されている。ポケモンセンターには変なオヤジがレコード関連でいろいろなことをしてくれる。民家の屋根の色は紫。
- キンセツシティジム
- ジムリーダーはでんきポケモン使いのテッセン。
- シダケタウン
- ホウエン地方内陸部にあり、風向きの関係で火山灰が飛んでこないので、空気が非常に美しい町であり、体の弱い人も元気になれるという。美しい緑の町。民家の屋根の色も緑色である。『ルビー・サファイア』ではコンテスト会場が、『エメラルド』ではバトルテントが存在。
- ハジツゲタウン
- ホウエン地方北西部にある小さな農村。火山灰の多い土地で、火山灰に負けない野菜を作っている。隕石の多い土地でもあり、研究所も存在する。ポケモンのレベルアップで覚える技をすべて知っており、それを教えてくれる青年もいる。屋根の色はオレンジ。『ルビー・サファイア』ではコンテスト会場が、『エメラルド』ではバトルテントが存在。
- フエンタウン
- えんとつやまのふもとにある温泉街。老人の多い町である。ポケモンカンポー薬の店もある。民家の屋根の色は赤色。
- フエンタウンジム
- ジムリーダーはほのおポケモン使いのアスナ。
- ヒワマキシティ
- ホウエン地方屈指の豪雨地帯にある町。木が町中に生い茂り、木の中の家(ツリーハウス)で人々は暮らしている。ただしポケモンセンター・フレンドリィショップ・ポケモンジムだけは地上に建っている。
- ヒワマキシティジム
- ジムリーダーはひこうポケモン使いのナギ。
- ミナモシティ
- ホウエン地方東部にある有名な観光地。連絡船タイドリップ号によってカイナシティと結ばれる。郊外にはサファリパークが存在し、デパート・美術館・民宿・トレーナーファンクラブといった観光施設に恵まれているが、町の北東には怪しい洞窟が存在する。ポケモンの技を忘れさせてくれる老人が住んでいるのもここ。ホウエン地方では最高ランクのコンテスト会場がある。民家の屋根の色は青色。
- トクサネシティ
- 気候が穏やか。スペースシャトルの発射基地で有名。実際の種子島にも宇宙センターがある。民家の屋根の色は赤茶色。秘密基地の場所を教えてくれる少年や、『ルビー・サファイア』のチャンピオン「ダイゴ」の家もある。また、『エメラルド』では新しくゲームセンターが開業した。
- トクサネシティジム
- ジムリーダーはエスパーポケモン使い、双子のフウとラン。
- ルネシティ
- 休火山の火口に雨が溜まってできた景観の美しい町。島は白い岩で構成されている。町は閉ざされており、海底のトンネルでのみ外部と通じている。町の中央にはめざめのほこらがある。民家は白と黒を基調にした変わった形をしている。
- ルネシティジム
- ジムリーダーは『ルビー・サファイア』ではミクリ、『エメラルド』ではその師匠のアダン。どちらもみずポケモン使いである。
- キナギタウン
- 海に浮かぶ筏の上にある町であり、サニーゴの群れの上にあると言われている。屋根の色は緑色。モデルとなっているのは位置的には甑島列島だが島の形は奄美諸島に近い。
- サイユウシティ
- ホウエン地方の最東端の島にあり、ポケモンリーグが開かれる町。施設はポケモンセンターしかなく、一般の民家はない。町の中心をチャンピオンロードが遮る。島は沖縄本島の形をしている。
- バトルフロンティア
- 『エメラルド』にのみ登場。実力を認められたトレーナーポケモンバトルの最前線であり、趣向を凝らした7つのポケモンバトルの施設が存在する。ポケモンセンターやフレンドリィショップもあり、町としての機能も備えている。オーナー「エニシダ」に認められたトレーナーが入ることができる島。
道路・水道
- 101番道路
- ミシロタウンとコトキタウンを繋ぐ道路。
- 102番道路
- コトキタウンとトウカシティを繋ぐ道路。
- 103番道路
- コトキタウンから北に向かう道路。途中が水路で分断され、110番道路方面に行くには「なみのり」が必要になる。
- 104番道路
- トウカシティからトウカの森に向かう道路。途中に海岸があり、105番水道へつながる。シナリオ上、ムロタウン・カイナシティにいく為にはここに住むハギ老人の船で移動する。
- 105番水道
- 104番道路から南へ向かう水道。
- 106番水道
- 105番道路からムロタウンへ向かう水道。
- 107番水道
- ムロタウンから東へ向かう水道。
- 108番水道
- ムロタウンとカイナシティをつなぐ水道の中間部。途中に「捨てられ船」がある。
- 109番水道
- カイナシティの南にある水道。砂浜には海の家がある。
- 110番道路
- サイクリングロードやカラクリ屋敷がある道路。カイナシティとキンセツシティを繋ぐが、カイナシティ寄りには103番道路が分岐しており、コトキタウンへ抜けられる。
- 111番道路
- 半分が砂漠になっており、砂漠では砂嵐が吹き荒れる道路。
- 112番道路
- 炎の抜け道によって南北に分けられた道路。煙突山頂上行きのロープウェイ乗り場がある。
- 113番道路
- 火山灰が降る道路。中程にはガラス職人がおり、火山灰をビードロに交換してくれる。
- 114番道路
- ハジツゲタウンと流星の滝を結ぶ道路。途中にはかせきマニアの家とマユミの家がある。
- 115番道路
- 流星の滝とカナズミシティを結ぶ道路。「なみのり」を覚えるまでは一方通行である。
- 116番道路
- 東側は、カナシダトンネルになっていて、道路は分断されている。
- 117番道路
- キンセツシティ寄りには「そだてや」があり、「タマゴ」が見つかることがある。
- 118番道路
- キンセツシティから東に向かう道路。
- 119番道路
- 118番道路とヒワマキシティを結ぶ道路。天気研究所がある。草むらの草は長く、自転車で入る事ができない。また雨が降っていることが多い。川ではヒンバスが釣れることがある。
- 120番道路
- ヒワマキシティから南へ向かう道路。119番道路同様草むらの草は長く、雨が降っていることが多い。
- 121番道路
- ミナモシティへと伸びる道路。サファリゾーンがある。
- 122番水道
- 途中に「送り火山」がある水道。
- 123番道路
- 122番水道と118番道路を結ぶ道路。途中に段差があるため、122番水道側から行くと118番道路方向への一方通行となる。「きのみ名人の家」がある。
- 124番水道
- ミナモシティとトクサネシティを繋ぐ水道。
- 125番水道
- トクサネシティの北側にある水道。「浅瀬の洞穴」がある。
- 126番水道
- ルネシティを囲む水道。
- 127番水道
- トクサネシティから南へ向かう水道。
- 128番水道
- サイユウシティへと続く水道。海底洞窟の入り口がある。
- 129番水道
- 128番水道とキナギタウンを結ぶ水道の一部。
- 130番水道
- 128番水道とキナギタウンを結ぶ水道の一部。極稀に「マボロシ島」が現れることがある。
- 131番水道
- 128番水道とキナギタウンを結ぶ水道の一部。
- 132番水道
- カイナシティに向かって海流が流れていて、後戻りは出来ない。
- 133番水道
- カイナシティに向かって海流が流れていて、後戻りは出来ない。
- 134番水道
- 「御触れの石室」があるが、海流が流れているため近づきにくい。
自然・その他
- トウカの森
- トウカシティとカナズミシティの間にある森。
- 石の洞窟
- ムロタウンの北西にある洞窟。
- 煙突山
- 活火山で、フエンタウンの温泉はこの山の地熱を利用している。
- 流星の滝
- 滝が流れる洞窟。ここから発掘される隕石がマグマ団・アクア団に狙われた。
- カナシダトンネル
- カナズミとシダケをつなぐトンネル。小さな音で騒ぎ出すゴニョニョが生息するため、工事が中断されていた。
- サファリゾーン
- 基本的にはカントーのサファリゾーンと同じ。
- 送り火山
- 全てのポケモンが死後に帰る場所といわれる。
- チャンピオンロード
- ホウエン地方の8つのバッジを集めた者だけが入ることができる洞窟。
- 空の柱
- キナギタウン付近にある建造物で、いつ何のために作られたかは一切不明。頂上にはレックウザがいる。
- 南の孤島
- 「むげんのチケット」を受け取ることにより行くことができる。島の奥深くには、『ルビー』ならラティアス、『サファイア』ならラティオス、『エメラルド』ならラティアスかラティオスの野生で登場しない方が登場する。大東島がモデルと思われる。
- 最果ての孤島
- 「ふるびたかいず」を受け取ることにより行くことができる。進んでいくと背の高い草むらがあり、そこでミュウと出会うことができる。硫黄島がモデルと思われるため、厳密にはホウエン地方に属さないが、『エメラルド』で初登場したのでここではホウエン地方に分類する。
シンオウ地方
ゲーム内の地名 | モデル | 備考 |
---|---|---|
フタバタウン | 苫小牧市 | 名前は古語「二葉」一説には登別という話もある。 |
シンジこ | 洞爺湖 | |
マサゴタウン | 苫小牧市 | 名前は古語「真砂」 |
コトブキシティ | 札幌市 | 名前は古語「寿」 |
クロガネシティ | 夕張市 | 名前は古語「鉄」。昔は炭鉱で有名な市。 |
クロガネたんこう | 夕張炭鉱 | |
ソノオタウン | 富良野市 | |
ハクタイシティ | 旭川市 | 名前は古語「百代」 |
テンガンざん | 蝦夷山系、位置的に日高山脈。 | |
ヨスガシティ | 帯広市 | 名前は古語「縁」 |
ズイタウン | 北海道足寄郡陸別町 | 名前は古語「随」 |
トバリシティ | 網走市 | 名前は古語「帳」 |
カンナギタウン | 北見市 | 名前は古語「巫」 |
おくりのいずみ | 摩周湖 | |
もどりのどうくつ | カムイシュ島 | |
リッシこ | 屈斜路湖 | |
ノモセシティ | 釧路市 | 名前は古語「野面」 |
だいしつげん | 釧路湿原 | |
ミオシティ | 小樽市 | 名前は古語「澪」 |
キッサキシティ | 稚内市から浜頓別町あたり | 名前は古語「切っ先」。稚泊連絡線があった。 |
エイチこ | クッチャロ湖 | |
ナギサシティ | 根室市 | 名前は古語「渚」 |
シルベのとうだい | 納沙布岬灯台 | |
こうてつじま | 焼尻島 | |
シンオウ地方のポケモンリーグ | 国後島 | |
ファイトエリア | サハリン(樺太)・ネベリスクまたはホルムスク | |
ハードマウンテン | 鈴谷岳? | |
まんげつじま | 利尻島 |
オーレ地方
『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』の舞台。カントー・ジョウト・ホウエン・シンオウとは遠く離れた地で、モデルはアメリカ・アリゾナ州フェニックスと考えられる。金の単位が「円」ではなく「ポケドル」ということからも、アメリカであることが窺える。『コロシアム』ではほとんどが砂漠だったが、『XD』では草が生えている場所もある。ポケモンの地方で唯一の海外の地方である。
都市・町
- フェナスシティ
- 溢れるほどの水を讃える砂漠の中の水都。オアシスと呼ぶににふさわしい、綺麗で静かな街だが、水面下は…。
- パイラタウン
- "由緒正しき"ゴロツキの町。周囲の者は怖がって近付こうとせず、町にはフル稼働の警察署が常設している。
- 「XD」では、廃ビルはテレビ局「ONBS」のビルになっている。
- アンダー
- パイラタウンのアンダーグラウンドにある地下都市。ダークポケモン研究所と地下鉄で結ばれている。無法地帯であり、独自に生息し続けるネオンの町。「XD」では、閉鎖されてしまった。
- アゲトビレッジ
- 伝説の時渡りポケモン・セレビィをまつるほこらがあり、老人たちが静かに暮らす自然豊かな村。かつて伝説のトレーナーと呼ばれた、ローガンが住んでいる。
- アイオポート
- 「XD」にのみ登場。水夫たちがたむろす港町。ある人物が現れたことで、町に微妙な変化が…。
自然・その他
- バトル山
- トレーナーの修行のための施設。ブースが100あり、それぞれトレーナーと戦うことができる。
- ダークポケモン研究所
- 一見砂漠の中にぽつんと佇む小さな施設だが、地下には巨大な根を張る、シャドーの研究所。ダークポケモンを研究しているらしい。
- ラルガタワー
- 膨大な金額で急激に開発が進められてきた、シャドーが活動の本拠地としている白亜の塔。
- 「XD」では、フェナスシティの娯楽施設として生まれ変わった。
- スナッチ団アジト
- 爆破され、5年掛かっても復旧していない。
- ポケモン総合研究所
- 「XD」にのみ登場。クレイン所長を筆頭に、「XD」の主人公と家族達が暮らす。ポケモンをあらゆる面から多角的に研究している。
- リブラ号
- 「XD」にのみ登場。アイオポート沖で行方不明になった船なのだが…。
- シャドーの秘密工場
- 「XD」にのみ登場。シャドーがダークポケモンを量産している工場。
- ニケルダーク島
- 「XD」にのみ登場。アイオポート沖に存在する、シャドーの新たな本拠地。激しい荒波と異常気象で、簡単には近づけない。
フィオレ地方
『ポケモンレンジャー』の舞台。町が4つしかないという比較的小さな地方。町の名前は四季からとられている。自然を大切にすることで知られており、そのため自然のポケモンを捕まえるポケモントレーナーはほとんどおらず、ポケモンの力を一時的に借りるポケモンレンジャーが活躍している。オーレ地方と同じくカントー地方などとは遠く離れているが、シンオウ地方との通信は可能となっている。モデルは中国地方and四国地方と思われるが、詳しくは不明である。
都市・町
それぞれの都市に四季の英語名が当てはまる。
- リングタウン(スプリング=春)
- フォルシティ(フォール=秋)
- サマランド(サマー=夏)
- ウィンタウン(ウィンター=冬)
自然・その他
- ライラの森
- リングタウンとフォルシティの間にある森。フォルシティに向かうだけなら迷う心配の少ない、ほのぼのとした森だが、一歩奥地に入ると迷いの樹海のようになっている。
- クロッカトンネル
- リングタウンとフォルシティを繋ぐ洞窟。どうやら人工のものらしい。
- イーストロード
- クロッカトンネルとフォルシティの間にあるごく短い道。
- フォルシティ地下水道
- フォルシティの地下に広がる地下水路。野生のポケモンも住み着いている。
- サフラの海
- フォルシティの南方にある海域。
- オリブジャングル
- サマランドに繋がった島にあるジャングル。奥地には遺跡が存在する。
- ジャングルの遺跡
- オリブジャングルの奥地にある遺跡。4つの試練があるが、同一の人物が全ての試練をクリアしてしまうと、災いが起こると言われている。
- パヌラの洞窟
- クロッカトンネルの真下にあると思われる、氷の張った洞窟。フィオレで最も寒い場所とされる。
- ノースロード
- パヌラの洞窟とウィンタウンを繋ぐごく短い道。
- シクラ山脈
- 高さ3000メートル級の山々。ゴーゴー団のアジトはここにある。
- フィオレ神殿
- 大昔、人とポケモンが力を合わせ作り上げたと言われている。ここで『レンジャー』のゲーム中、最後の戦いが行われることになる。
ポケモン不思議のダンジョン
ポケモンひろば
冒険場所
- エンディング前でも行けるダンジョン
- ちいさな もり
- でんじはの どうくつ
- ハガネやま
- あやしい もり
- ちんもくの たに
- ライメイの やま
- おおいなる きょうこく
- ぐんじょうの どうくつ
- ほのおの やま
- じゅひょうの もり
- ひょうせつの れいほう
- さわぎの もり
- マグマの ちてい
- てんくうの とう
- とおぼえの もり
- エンディング後に行けるダンジョン
- たいようの どうくつ
- あらしの かいいき
- ちてい いせき
- ほのおの だいち
- イナズマの だいち
- きたかぜの だいち
- はるかなる れいほう
- にしの どうくつ
- きたの さんみゃく
- ならくの たに
- ねがいの どうくつ
- やみの どうくつ
- きよらかな もり
- しあわせの とう
- ぎんの かいこう
- いんせきの どうくつ
- アンノーンの いせき
- あんや いせき
- おおきな うみ
- さいはての うみ
- さばく ちたい
- たきつぼの いけ
- ひりゅうの おか
- みなみの ほらあな
- 隠されたダンジョン
- いへんの どうくつ
- のこされた しま
- げんそう かいきょう
- ふしぎの うみ
- よこあな
- いわの よこあな
- ゆきの よこあな
- マクノシタくんれんじょ
- ノーマルのま
- ほのおのま
- みずのま
- くさのま
- でんきのま
- こおりのま
- かくとうのま
- じめんのま
- ひこうのま
- エスパーのま
- どくのま
- むしのま
- いわのま
- ゴーストのま
- ドラゴンのま
- あくのま
- はがねのま
- チーム テングズ
- チーム カラミツキ
- チーム ハイドロズ
- チーム ゴロゴロ
- きゅうじょたいのま
アルミア地方
『ポケモンレンジャー バトナージ』の舞台。フィオレ地方同様、ポケモンレンジャーの活躍する地方。モデルは北海道の渡島半島と思われる。同じく北海道をモデルにしたと思われるシンオウ地方のマップには、実際の地図における渡島半島の部分は含まれていない。
ゲーム内の地名 | モデル | 備考 |
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ビエンタウン | ||
チコレむら | ||
プエルタウン | 函館市 | |
アンヘルタワー | 五稜郭タワー | |
ボイルランド | 恐山 | |
ブルブルキャンプ | ||
ハルバむら |
関連項目
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・ポケットモンスターの地名一覧を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |