グラードン

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グラードン
全国 383
ジョウト
ホウエン 199
シンオウ
英語名 Groudon
進化
進化体系 たねポケモン
進化前
進化後
世代 第3世代
ポケモン学
分類 たいりくポケモン
タイプ じめん
高さ/重さ 3.5m/ 950.0kg
特性 ひでり

グラードンは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクターモンスター)のうちの一種である。

特徴[編集]

二足歩行ののような姿をしたポケモン。体色はで、い模様がある。

陸地を生み出したポケモンとされ、かつてホウエン地方に長期にわたって降り続いた大雨を光と熱で蒸発させ、人々を救ったという伝説がある。大昔、カイオーガとの死闘の末に力尽き、地下マグマの中で眠りについたという。

ゲームでのグラードン[編集]

『ポケットモンスター ルビー』『ポケットモンスター エメラルド』に登場する伝説のポケモンで、1度のプレイにつき1体のみ捕獲できる。『ルビー』のジャケットを飾るポケモンでもある。見かけは炎タイプのようだが、実際には地面タイプ。

ルビー・サファイア・エメラルド』のストーリーにも深く関係しているが、詳細については『ルビー・サファイア・エメラルド』の項を参照。

能力はほぼ全体的に高く、「こうげき」「ぼうぎょ」が特に高い。特性の「ひでり」は出たと同時に天気を晴れにする。この特性を利用して1ターンで「ソーラービーム」を使用するコンボもあるが、グラードンの「とくこう」は「こうげき」ほど高くないので、あくまで後続のポケモンやタッグバトル用のコンボである。この特性を利用して最初のターンに「ソーラービーム」を使用するコンボもあるが、タイプが地面タイプである上に特殊攻撃力があまり高くないため威力には期待できない。← 「とくこう」の種族値は100あるので、「さほど」でもない。

また伝説種の中では比較的珍しい物理攻撃型のポケモンでもある。ただし、その高い「こうげき」と特性の「ひでり」の両方の恩恵を受けられる、炎タイプの物理技は「ほのおのパンチ」しか覚えず、しかも『エメラルド』がないと覚えさせられない。

現在、491種の中で最も重いポケモンであるが、その割にゲーム中でのすばやさはピカチュウホウオウと同等の水準を誇り、さほど高くない。

大乱闘スマッシュブラザーズX』では、アイテムのモンスターボールから出現するポケモンとして登場。「オーバーヒート」で身体から高熱を発し、触れたキャラを大きく吹っ飛ばす恐ろしい思考回路である。

アニメでのグラードン[編集]

ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』で、復活したカイオーガの暴走を止めるため、「藍色の宝珠」を介してサトシピカチュウを呼び寄せ、ピカチュウの「かみなり」のエネルギーを受けて復活した。「ソーラービーム」の一撃により、カイオーガの暴走を止めた。最後は二度と自分達の力を人間に利用されないよう2つの珠を消滅させ、火山の奥底へと去って行った。

ダイヤモンド&パール』で、ムウマージの悪夢で見せられた大会で、シロナの相手として登場した。

ポケモンカードでのグラードン[編集]

伝説のポケモンにふさわしく、様々な種類の「グラードン」や「グラードンex」が登場しているが、ゲーム版ほど際立った強さは持っていないが DP5で同時に登場したレジロックのポケパワーとスタジアムカードの「ハードマウンテン」とのコンボが強力。

映画でのグラードン[編集]

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』のプロローグに登場。

ストーリーではバトラーがグラードンそのものをモデルとして作り出した、巨大怪物「メタ・グラードン」が登場。実際のグラードンをはるかに超える巨体を持ち、ゲル状の触手で周囲の大地からエネルギーを吸収する。

メタグラードンのモチーフは「ゴジラ」で、あらゆるものを吸収する力は「もののけ姫」に登場したダイダラボッチと似ている。

その他におけるグラードン[編集]

  • ポケットモンスターSPECIALでは物語の重要な鍵を握る超古代ポケモン。4章の後半でマグマ団の手にかかって復活し、ホウエン地方に異常気象を起こして壊滅の危機に陥れた。藍色の宝珠を通してグラードンを操ることもできるが、かなり精神力を消費する。さらに力が足りないと宝珠を通してグラードンの意思が指示者に流れ込むこともある。こうなると逆にグラードンに操られることになる。

関連項目[編集]