マザー牧場
マザー牧場(マザーぼくじょう)は、千葉県富津市田倉、鹿野山の隣の鬼泪山(きなだやま)の山頂付近に位置する、牧場のテーマパーク。「マー牧」と省略して呼ばれることがある。
概要[編集]
広い園内には牧畜が多種(牛、馬、ヤギ、羊、豚、アヒル、ダチョウ、ラマ、アルパカ等)飼育され、触れ合いを売りにする。数百頭の羊の群れを牧羊犬が誘導する「ひつじの大行進」、羊の毛刈りで有名なシープショーが見られるアグロドーム、東京湾を一望可能な観覧車を擁する遊園地『わくわくランド』、高さ21メートルのバンジータワー、マザー牧場オリジナルの乳製品やハム、ソーセージなどを扱った土産物店、ジンギスカン鍋レストラン、いちご狩り、ブルーベリー狩り、フルーツトマト狩りが楽しめるフルーツ農園、長期滞在も出来る宿泊コテージなどがある。
沿革[編集]
日本電波塔(東京タワーの運営会社)のほか、産業経済新聞社、ラジオ大阪(以上フジサンケイグループ)、関西テレビ放送の創業者で、参議院議員の前田久吉が1962年に開設。
「マザー」の由来としては生家が貧しい農家であった前田の母親が「家に牛が一頭でもいたら暮らしはずっと楽なのに」と口癖のように言っていたのが心に残り、母にささげる牧場という事で名づけられた。
東京タワー建設候補地の一つとして前田が事前に取得していたものの、東京都港区の現在地に決定したため観光施設に転用された。前田はこのマザー牧場にも電波塔を建設し、事実上関東一円をサービスエリアとする千葉県域民放FM局の計画を進めていたが、死去で頓挫したことでベイエフエムに一本化された。
1992年より、久吉の子息である前田伸が代表取締役を務めている(2005年より日本電波塔の社長も兼務)。
店舗[編集]
マザー牧場では、乳製品等を販売する直営店を各地に展開している。
※各店舗の詳細については公式サイト「店舗のご案内」を参照。
アクセス[編集]
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線佐貫町駅からマザー牧場行/神野寺行の天羽日東バスで約25分、「マザー牧場」下車。
- 同、木更津駅(東口バスのりば)から直行の日東交通急行バスで約40分(3月 - 11月の土曜日・休日と春休み・お盆休みのみ)。
- 同、君津駅南口から無料送迎バスで約40分(要予約)。
- 東京湾フェリー金谷港から直行の天羽日東バスで約40分(3月 - 11月の土曜日・休日のみ)。
- 館山自動車道君津PAスマートIC(ETC専用、二輪車・軽自動車・普通車のみ)より約10分。
歴代イメージガール[編集]
- 2007イメージガール(初代、2006年12月就任) - 山内映美莉
- 2008イメージガール(2008年7月就任) - カエデ藤倉
- 2009〜2011イメージガール(2009年4月就任) - 近野莉菜、藤江れいな(AKB48)
- 2012イメージガール(2012年4月就任) - ALISA、MIINA(Lucky Color's)[1]
- マザー牧場応援隊(2012年4月就任) - 近野莉菜、藤江れいな[1]
※歴代イメージガールと応援隊は全員「有限会社イトーカンパニー」所属。
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 マザー牧場2012イメージガールが決定しました。|マザー牧場 2012年4月1日付
関連項目[編集]
- 東京タワー
- 千葉テレビ放送
- 千葉国際中学校・高等学校 - 創設者が同じで、以前全寮制の農業高校だった頃には実習農場と校舎が存在していた。
- かずさエフエム - 2009年10月に木更津エフエムを譲り受け、オーナー企業に。
- 石倉三郎 - ラッキーパンチ解散後、一時芸能界から身を引きマザー牧場に勤務していた。
- 宮瀬博文 - マザー牧場に所属していた。
外部リンク[編集]
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