ピチュー

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ピチューは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクターモンスター)のうちの一種である。

特徴[編集]

ピカチュウの進化前のポケモン。ピカチュウとは大きさや頬の色、耳の形が異なる。大人でも痺れさせる程の電気力を持っているが、自分も痺れてしまうのが欠点。電気を貯めるのが下手で、驚いたりした時などのショックを受けるだけですぐに放電するが、成長するにつれて上手になる。雷雲が発生している時や空気が乾燥している日は、体中の電気がたまりやすくなる。仲間と遊んでいるとお互いの電気がショートし合い、その衝撃で火花を出すことがある。

ゲームでのピチュー[編集]

金・銀』で初登場したベイビィポケモンの一種。『エメラルド』以降の作品では、親のどちらかに「でんきだま」を持たせた状態で育て屋に預けることで、「ボルテッカー」を覚えたピチューのタマゴを発見できる(尚、「ボルテッカー」は、事実上現在のところ、ピチュー、ピカチュウ、ライチュウのみが使える専用技である)。また、ゲームキューブ用ソフト『ポケモンボックス ルビー&サファイア』では、ある条件を満たすと「なみのり」を覚えたピチューのタマゴが手に入る。

ダイヤモンド・パール』では、野生でも出現する。

大乱闘スマッシュブラザーズでのピチュー[編集]

大乱闘スマッシュブラザーズDX』で隠しプレイキャラとして登場。同作品に登場するピカチュウのモデル替えキャラ(能力は近いが、パラメータに細かい違いがあるキャラ)である。公式設定どおり、電気を帯びた攻撃を使うと自分も痺れてダメージを受ける。声優はこおろぎさとみ。続編の『大乱闘スマッシュブラザーズX』には不参加だがフィギュアで登場している。3DSも同様。

アニメでのピチュー[編集]

無印第179話「ピカチュウとピチュー」で多数の野生のピチューが登場。アンジュ(声優は折笠富美子)という女性の果樹園で果物を盗み食いしていた。クレジットはされなかったが、担当した声優は林原めぐみなどレギュラー出演している声優が殆どであった。

『アドバンスジェネレーション』第179話「開幕! ポケモンコンテスト・グランドフェステイバル!!」でも、コーディネーターのポケモンとして登場するシーンが存在する。

OVA作品「ピカチュウのわんぱくアイランド」では、ニャース達に遊び場を奪われたポケモンとして2匹のピチューが登場。ピカチュウ達と協力し、ニャース達との抗争の末に遊び場を取り戻した。

ポケモンカードでのピチュー[編集]

ポケモンカードneoの拡張パック第1弾『金、銀 新世界へ…』で初登場する。ポケモンカードneoからの新要素のひとつ、「ベイビィポケモン」として扱われており、たねポケモンであるピカチュウに進化させることが出来る。ポケモンカードADVからはたねポケモンとして扱われている。ポケパワー「ベイビィしんか」を持ち、これにより手札からピカチュウを出して進化させることが出来る。その他、後述の映画などで登場する「ピチュー兄弟」としてもカード化されている。

映画でのピチュー[編集]

2000年公開の短編映画『ピチューとピカチュウ』で、ミレニアムタウンに住むピチューの兄弟が登場する。2002年公開の短編映画『ピカピカ星空キャンプ』にも出演。これ以降、テレビ以外ではピチュー兄弟として登場することがある。前髪がはねている方が兄。兄の声優は冬馬由美、弟の声優はこおろぎさとみ。また、『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』ではオープニングムービーに登場。

関連項目[編集]