奈良市

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奈良市(ならし)は、日本奈良県の北部に位置する都市で、同県の県庁所在地である。日本政府から中核市に指定されている。

地理[編集]

奈良時代平城京が置かれた古都であり、シルクロードの終着点として天平文化が花開いた地として知られる。

現在の奈良市は、奈良県の北部一帯を占める広域市で、同時に奈良盆地の北端にも当たる。市東部は大和高原にあたり、標高300mから600m級の高地が続く。北境は古代に平城山(ならやま)と呼ばれた丘陵地帯で京都府と接している。平城山を越えて山城と通じる奈良坂は古くからの重要交通路の一つ。

市域は東西に広く、 (1) 東部の山間地、 (2) 文化財を多数抱え国際観光文化都市としての顔を持つ中東部の市街地、 (3) 大阪衛星都市としての性格を持ち住宅地として開発が行われてきた西部と、複数の顔を持ち、同じ市内でありながら、街の雰囲気、住民の指向は違いを見せる。

都市名の由来[編集]

古くは、今の奈良市域を添(そほり)と称した。

市街地が広がる一帯は平坦な地形で、この均したような地形が、「奈良」の都市名の由来となったのではないかとする説が有力である。語源の詳細に関しては、奈良#語源を参照されたい。

現在の漢字表記は「奈良」だが、古文書等の中では、「那羅」「寧楽」「平城」(読み方はいずれも「なら」と思われる)とも表記されている。

気候[編集]

瀬戸内海式気候内陸性気候を併せ持つ。 盆地の中に位置するため、夏と冬で気温差が激しく、夏は暑く冬は寒い。

  • 気温 - 最高39.3℃(1994年(平成6年)8月8日)、最低-7.8℃(1977年(昭和52年)2月16日
  • 最大降水量 - 182.3ミリ(1959年(昭和34年)8月13日
  • 最大瞬間風速 - 47.2メートル(1979年(昭和54年)9月30日
  • 最深積雪 - 21センチ(1990年(平成2年)2月1日
  • 夏日最多日数 - 153日(1994年(平成6年))
  • 真夏日最多日数 - 85日(1994年(平成6年))
  • 酷暑日最多日数 - 30日(2010年(平成22年))
  • 熱帯夜最多日数 - 13日(1994年(平成6年))
  • 冬日最多日数 - 90日(1984年(昭和59年))

テンプレート:Weather box

人口[編集]

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奈良市と全国の年齢別人口分布(2005年) 奈良市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 奈良市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

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奈良市(に相当する地域)の人口の推移
テンプレート:人口統計/29
総務省統計局 国勢調査より

平成22年(2010年)国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、0.97%減の366,528人であり、増減率は県内39市町村中8位。

奈良市の人口

  • データ出典 奈良県統計課の調査による各年10月1日の人口。
  • 2007年10月1日現在 : 367,581人
  • 人口増加率(2002年→2007年) : -1.6%

 ※2005年の人口は、奈良市・月ヶ瀬村・都祁村 合算

歴史[編集]

※市制施行以前の市域の歴史については、奈良も参照。</span>

奈良市街地の西には、ウワナベ古墳など5世紀の巨大古墳が築かれ、佐紀古墳群を形成している。『和名抄』に見える大和国添上郡山村郷、楊生郷、八島郷、大岡郷、春日郷及び添下郡佐紀郷、鳥貝郷の地であった。

現在の市域周辺が日本史の舞台に登場するのは、710年藤原京から平城京に遷ってからのことである。その後、何度か短期間の遷都があったものの長岡京に遷る784年まで、この地が日本の中心となっていた。長岡京への遷都後も、東大寺薬師寺興福寺などの仏教寺院勢力がこの地域に残り、「南都」と呼ばれた。

中世になってからも、興福寺が大和守護職に任じられるなど、広大な荘園を有する仏教寺院勢力は依然として影響力を保持していた。むしろ大寺院の勢力は戦乱の時代においてこそ影響力が大きく、そのために何度か戦火に見舞われた。2度の大仏焼失事件(南都焼討東大寺大仏殿の戦い)などはその象徴的なできごとといえる。しかし、室町時代から戦国時代にかけて、他国および近在の所領も含めて在地の大和武士団が実効的な支配を行うようになったために、大寺院の勢力は衰えた。

江戸時代には奈良奉行が設置され、江戸幕府の直接支配下に置かれた。この時代の雰囲気を残すのが奈良町(ならまち)である。また、現在の市域の南部は津藩の飛び地(古市町付近)、同じく北東部は柳生藩の領地となっていた。

太平洋戦争中は、京都とともに大規模な空襲を受けなかったため、多くの文化遺産が残された。

沿革[編集]

市域の変遷[編集]

明治22年 明治29年 明治31年 大正12年 昭和2年 昭和15年 昭和25年 昭和26年 昭和28年 昭和30年 昭和32年 昭和43年 平成3年 平成17年 現在
奈良県
添上郡 奈良市 奈良市 奈良市 奈良市 奈良市 奈良市 奈良市 奈良市
奈良町
佐保村
添下郡 生駒郡
都跡村
添上郡
大安寺村
東市村
添下郡 生駒郡
伏見村 伏見町
伏見町 富雄町
添上郡
帯解村 帯解町
明治村
五ヶ谷村
辰市村
平和村
田原村
大柳生村
柳生村
東里村
狭川村
月瀬村 月ヶ瀬村
山辺郡
針ヶ別所村 都祁村* 都祁村*
都介野村
  • 都祁村は平成3年に改称(平成3年までは「祁」の示偏が「示」、平成3年以降は示偏が「ネ」)

市政[編集]

家賃248万円滞納、奈良市職員を強制立ち退き(2013年11月)[編集]

奈良地裁は12日、奈良市営住宅の家賃を長期滞納し、住宅の明け渡しを命じた判決が確定した後も入居を続けていた同市職員(55)に対し、立ち退きの強制執行に踏み切った。

職員は滞納整理課の係長などをしていた2006年9月~2011年12月に家賃計約248万円を滞納、督促にも応じなかったため、市は賃貸契約を解除し、2012年2月に地裁に明け渡しなどを求めて提訴した。

職員は同年4月に全額を支払い、「契約解除は無効」と主張したが、今年6月、最高裁で住宅明け渡しなどを命じる判決が確定。その後も入居を続けたため、市は9月、地裁に強制執行を申し立てていた。

仲川元庸市長は「反社会的で市の信頼を失墜させる行為。懲戒処分を含めて検討したい」と述べた。

市長[編集]

歴代市長[編集]

氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 安元彦助 1898年(明治31年)2月1日 1898年(明治31年)4月22日
2 桐島祥陽 1898年(明治31年)4月23日 1898年(明治31年)7月18日
3 大森吉兵衛 1898年(明治31年)9月2日 1902年(明治35年)1月13日
4 李田登太 1902年(明治35年)4月9日 1905年(明治38年)3月16日
5 松井元淳 1905年(明治38年)4月29日 1908年(明治41年)2月20日
6 木本源吉 1908年(明治41年)4月2日 1911年(明治44年)10月13日
7 西庄久和 1911年(明治44年)11月22日 1919年(大正8年)5月26日
8 佐川福太郎 1919年(大正8年)7月22日 1925年(大正14年)3月10日
9 大国弘吉 1925年(大正14年)8月12日 1929年(昭和4年)8月11日
10 森田宇三郎 1929年(昭和4年)8月29日 1933年(昭和8年)8月28日
11 石原善三郎 1933年(昭和8年)9月25日 1937年(昭和12年)9月24日
12 松井貞太郎 1937年(昭和12年)10月8日 1939年(昭和14年)10月9日
13 瀧清麻吉 1939年(昭和14年)10月14日 1945年(昭和20年)12月10日 助役経験者
14 石川清蔵 1946年(昭和21年)6月24日 1946年(昭和21年)11月16日 助役経験者
15 片岡安太郎 1947年(昭和22年)4月6日 1951年(昭和26年)4月5日 助役経験者
16 高椋正次 1951年(昭和26年)4月24日 1967年(昭和42年)4月30日
17 鍵田忠三郎 1967年(昭和42年)5月1日 1980年(昭和55年)9月6日
18 木山弘 1980年(昭和55年)9月28日 1984年(昭和59年)9月27日 収入役・助役経験者
19 西田栄三 1984年(昭和59年)9月28日 1992年(平成4年)9月27日 助役経験者
20 大川靖則 1992年(平成4年)9月28日 2004年(平成16年)9月27日 収入役・助役経験者
21 鍵田忠兵衛 2004年(平成16年)9月28日 2005年(平成17年)7月13日
22 藤原昭 2005年(平成17年)7月31日 2009年(平成21年)7月30日
23 仲川元庸 2009年(平成21年)7月31日 現職

議会[編集]

    • 議長:土田敏朗(自由民主党奈良市議会議員団、2012年 - )、副議長:高杉美根子(公明党奈良市議会議員団、2013年 - )
会派 議席数
奈良未来の会 8
自由民主党奈良市議会議員団 8
公明党奈良市議会議員団 7
日本共産党奈良市議会議員団 7
改革新政会 5
無所属 4

※奈良未来の会は日本維新の会と無所属系の統一会派
※改革新政会は民主党と無所属議員の統一会派。

市庁[編集]

奈良市では市役所を「奈良市庁」と称する。但し、市庁に併設された郵便局は「奈良市役所内郵便局」と名乗る。

国の機関[編集]

施設[編集]

司法機関[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

経済[編集]

県庁所在地であるため、県の機関以外に、国の機関や各種金融機関、大企業の支店が集積している。地元企業としては奈良県下一円に支店を有する南都銀行や、県内でバス事業を展開する奈良交通近鉄グループ)が有名。また、本社は大阪市であるが、奈良県一円に鉄道網や百貨店を展開する近畿日本鉄道(近鉄)も奈良県の経済に大きな影響力を持つ。近鉄や奈良交通は観光産業と密接な関係を持っている。また、国の出先機関や企業の支店の多くは近鉄奈良駅新大宮駅の周辺に集中している。

年間観光客は約1400万人に及ぶが、奈良観光は、修学旅行を含め京都市大阪市から日帰りで行われることが多く、宿泊施設は部屋数・稼働率とも全国的にみて低い。また、奈良公園周辺の多くの店は、20時頃までに閉店する。

飲食店や居酒屋等は観光地やビジネス街に近い奈良駅周辺・新大宮駅や大和西大寺駅に多いが、郊外の阪奈道路沿い(国際ゴルフ場周辺)や学研都市周辺(押熊)にも居酒屋・飲食店等が増えている。

大きな商業施設には、ならファミリーサンワシティ西大寺イトーヨーカドー奈良店サンタウンプラザ(すずらん館・ひまわり館)などのほか、スーパーマーケット各社の店舗が点在する。

筆・墨などの伝統地場産業が存続しているが、いずれも経済的な規模は大きくない。 近代工業では、大和ハウス工業積水化学工業スケーター・第一化工などのハウスメーカーやプラスチック製品企業があり、大型工場が稼働している。

1950年以降、学園前駅を中心とした平城宮跡以西の地域において、近鉄グループを中心とした民間企業主導の宅地開発が行われ、町名にも反映されている。現在では大阪のベッドタウンとなっており、市の中心部や大阪市、東大阪市などへの通勤・通学者が多い。

2010年に開催された平城遷都1300年祭を機に、JR奈良駅周辺連続立体交差事業や大宮通り線の一部高架化が行われており、市内の景観は1988年のなら・シルクロード博覧会以来とも言われる大きな変化を見せている。しかし、県と市が力を入れていた市内中心部への複数の高級ホテル、児童向け職業体験型施設、その他施設誘致はいずれも失敗した。 また、平城宮跡第一次大極殿復元、唐招提寺金堂修復、興福寺伽藍復元などの工事も行われている。

本社を置く主要企業[編集]

日本郵政グループ[編集]

(2012年12月現在)

  • 奈良中央郵便局(大宮町)
  • 奈良西郵便局(学園北)
  • 須川郵便局(須川町)
  • 柳生郵便局(柳生下町)
  • 茗荷郵便局(茗荷町)
  • 針ケ別所郵便局(針ケ別所町)

以上は集配局で、この他窓口業務のみを行う郵便局が奈良市内に合わせて49箇所(うち簡易郵便局が4箇所)あり、奈良県庁・奈良市役所・ならファミリーにもそれぞれ施設内に郵便局が置かれている。

  • 大阪支店 奈良出張所(学園北/奈良西郵便局と併設)
ATMは簡易郵便局を除く各郵便局など奈良市内に合わせて58箇所あり、うち17箇所でホリデーサービスが実施されている。
  • 奈良支店(大宮町) ※奈良県内の直営支店は同所のみである。

※奈良市内の郵便番号は以下の通り。

  • 630-80xx」「630-81xx」「630-82xx」「630-83xx」「630-84xx」=奈良市中心部・青山・尼ヶ辻・西の京・神殿・古市・帯解地区など。奈良中央局の集配担当。
  • 631-00xx」「631-08xx」=西大寺・あやめ池・学園前・富雄・登美ヶ丘・高の原地区など。奈良西局の集配担当。
  • 630-11xx」=須川・狭川地区など。須川局の集配担当。
  • 630-12xx」=柳生地区など。柳生局の集配担当。
  • 630-21xx」=水間・田原地区など。茗荷局の集配担当。
  • 630-23xx」=旧添上郡月ヶ瀬村域(および山辺郡山添村東部地域)。波多野局(山添村中之庄)の集配担当。
  • 632-01xx」=旧山辺郡都祁村域(おおむね名阪国道より北側の地域)(および天理市(長滝町・福住町・山田町))。針ケ別所局の集配担当。
  • 632-02xx」=旧都祁村域(おおむね名阪国道より南側の地域)(および宇陀市旧宇陀郡室生村域北部)。染田局(宇陀市室生染田)の集配担当。

学校[編集]

小学校[編集]

国立
市立
  • 奈良市立椿井小学校(椿井町)
  • 奈良市立都祁小学校(都祁白石町)
  • 奈良市立鶴舞小学校(鶴舞東町)
  • 奈良市立東市小学校 (古市町)
  • 奈良市立富雄第三小学校(帝塚山南)
  • 奈良市立富雄南小学校(中町)
  • 奈良市立富雄北小学校(富雄北)
  • 奈良市立登美ケ丘小学校(西登美ヶ丘)
  • 奈良市立鳥見小学校(鳥見町)
  • 奈良市立並松小学校(藺生町)
  • 奈良市立二名小学校(二名)
  • 奈良市立吐山小学校(都祁吐山町)
  • 奈良市立東登美ケ丘小学校(東登美ヶ丘)
  • 奈良市立伏見小学校(菅原町)
  • 奈良市立伏見南小学校(宝来)
  • 奈良市立平城小学校(秋篠町)
  • 奈良市立平城西小学校(東登美ヶ丘)
  • 奈良市立水間小学校(水間町)
  • 奈良市立都跡小学校(四条大路)
  • 奈良市立三碓(みつがらす)小学校(西千代ヶ丘) 
  • 奈良市立明治小学校(北永井町)
  • 奈良市立柳生小学校(柳生下町)
  • 奈良市立六郷小学校(針ヶ別所町)
  • 奈良市立六条小学校(六条)
  • 奈良市立田原小学校(横田町)※小中併設
  • 奈良市立富雄第三小学校(帝塚山南)※小中併設


私立

中学校[編集]

国立
市立


私立

【廃校:平成以降のみ】


高等学校[編集]

県立
市立
私立
廃校・統合:平成以降のみ

中等教育学校[編集]

大学・短期大学[編集]


交通[編集]

鉄道では、JR西日本が収める地域は少なく、西部の住宅地の通勤需要は専ら近鉄が担っている。市内の道路は交通量に比べて狭い道路が数多く見られ、県庁所在都市では珍しく高速自動車国道がないが、一般有料道路(第二阪奈道路)で大阪都心部に行ける。

計画中の京奈和自動車道一般国道24号バイパス)についても、平城宮跡付近を通るため、市内を通過する区間のルート策定ができておらず(2007年8月現在)難航している。市内北部の東西の移動は近鉄の利用がかえって便利である。奈良公園等観光スポットには、駐車場は多くなく休日には慢性的に渋滞も発生する。

鉄道[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)[編集]

※通常ダイヤにおいて、特急などの乗車券の他に別料金が必要な優等列車が走っていない。特に奈良県はJRの鉄道路線がある46都道府県で「JRの特急列車(旅客列車/定期列車)が1本も走らない」唯一の都道府県でもあり、さらに2006年3月18日のダイヤ改正で急行「かすが」が廃止されると同じく46都道府県で「JRの優等列車(同上)が1本も走らない」唯一の都道府県となった。また同じく急行「かすが」の廃止以降は奈良県内のJR線では気動車による旅客列車(定期列車)が1本も走っていない。(以上はすべて2011年9月現在)

近畿日本鉄道(近鉄)[編集]

バス[編集]

道路[編集]

高速道路・有料道路[編集]

奈良市内を通過する第二阪奈有料道路名阪国道はいずれも高速自動車国道ではなく自動車専用道路であり、奈良市内には高速自動車国道が存在しない。また、周辺には西名阪自動車道(郡山IC、及び天理IC)がある。

一般国道(上記以外)[編集]

主要県道[編集]

一般県道[編集]

幹線市道[編集]

純民間有料道路[編集]

空港[編集]

観光[編集]

旧跡[編集]

神社[編集]

寺院[編集]


その他の宗教施設[編集]

磨崖仏[編集]

  • ほうそう地蔵(国の史跡)
  • 地獄谷聖人窟の線刻磨崖仏(国の史跡)
  • 春日山石窟仏(国の史跡)

祭・行事[編集]

  • 若草山山焼き(1月)
  • 大安寺光仁会(1月)
  • 東大寺修二会お水取り)(3月)
  • 西大寺大茶盛式(4月)
  • 平城遷都祭(4月)
  • 薪御能(5月)
  • 唐招提寺うちわまき(5月)
  • 率川神社三枝祭-ゆり祭-(6月)
  • 大安寺竹供養(6月)
  • 大文字送り火(8月)
  • 春日大社万燈籠 (2月、8月)
  • なら燈花会(8月)(なら燈花会
  • バサラ祭り(8月)
  • 芝能(9月)
  • 采女祭(9月)
  • 鹿の角きり(10月)
  • 奈良市内旧村地域の秋祭り(10月)
    • 10月10日前後に郊外部、10月17日前後に市街地部で布団太鼓(太鼓台)や地車などの練り歩きがある。
  • 正倉院
    • 正倉院展の開催時には奈良市及びその周辺の多くの寺社が秘仏の特別開扉や特別展示などを行う。
  • 春日若宮おん祭(12月)

土産物[編集]

施設[編集]

博物館[編集]


文化施設[編集]


娯楽施設[編集]

閉館・閉園した施設

関連人物[編集]

歴史上の人物[編集]


奈良市出身の著名人[編集]

政官界[編集]

学術[編集]

芸術[編集]

芸能[編集]

マスコミ[編集]

スポーツ[編集]

名誉市民[編集]

奈良市在住の有名人[編集]

その他[編集]

市外局番[編集]

  • 奈良市の電話番号の市外局番は奈良第1MAである「0742」で、都祁地区及び月ヶ瀬地区は奈良第2MAである「0743」を使用しているが、奈良第1MAと奈良第2MAは同一市内扱いとなっているため、市内料金が適用される。旧奈良市域は1982年に市外局番が統一された。
  • 上記のほかの奈良第2MAの地域は、大和郡山市天理市生駒市山添村および京都府相楽郡笠置町南山城村大阪府四條畷市田原台地区であり、奈良第2MAからは市外局番なしで通話可能、また奈良第1MAからも市外局番が必要であるが市内料金で通話できる。

衆議院選挙区[編集]

  • 合併前の奈良市域と旧添上郡月ヶ瀬村は「奈良1区」、旧山辺郡都祁村は「奈良2区」であり、合併後も区割り変更は行われなかったために同じ奈良市内で2つの衆議院選挙区を持つ。いわゆる「平成の大合併」で2つ以上の衆議院選挙区を持つ市町村が増えつつあるが、2011年(平成23年)9月現在、奈良県内の同一市町村で複数の選挙区を持つのは奈良市のみである。

脚注[編集]

  1. この時点では興善院町、東ノ阪町、北御門町、今在家町、今小路町、手貝町、東包永町、東笹鉾町、中御門町、押上町、川久保町、登大路町、油留木町、南半田東町、北半田東町、紀寺町、福智院町、公納堂町、毘沙門町、鵲町、芝突抜町、中院町、鶴福院町、不審ヶ辻子町、納院町、築地ノ内町、川上突抜町、十輪院町、川之上町、十輪院畑町、薬師堂町、木辻町、三棟町、京終町、中辻町、脇戸町、高御門町、陰陽町、勝南院町、元興寺町、西新屋町、芝新屋町、下御門町、中新屋町、阿字万字町、北風呂町、馬場町、北室町、南城戸町、南中町、南風呂町、小太郎町、南袋町、南新町、鳴川町、瓦堂町、花園町、井上町、京終地方東側町、京終地方西側町、柳町、西寺林町、光明院町、餅飯殿町、西城戸町、小川町、南市町、東寺林町、今御門町、池之町、元林院町、樽井町、橋本町、東城戸町、椿井町、南魚屋町、寺町、奥子守町、北向町、高天町、漢国町、林小路町、角振町、角振新屋町、上三条町、下三条町、本子守町、今辻子町、油阪地方町、西之阪町、百万ヶ辻子町、高天市町、坂新屋町、奥芝町、北市町、菖蒲池町、東新在家町、西新在家町、西新在家号所、船橋町、坊屋敷町、宿院町、鍋屋町、大豆山町、南法蓮町、内侍原町、北小路町、南半田中町、半田横町、北半田西町、大豆山突抜町、北半田中町、北魚屋東町、多門町、西包永町、北袋町、西笹鉾町、北川端町、北魚屋西町、後藤町、押小路町、半田突抜町、西御門町、小西町、東向南町、東向中町、東向北町、花芝町、中筋町が存在。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光

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