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=== 音楽 === | === 音楽 === |
2020年1月15日 (水) 00:46時点における最新版
鎌倉市(かまくらし)は、神奈川県、三浦半島西側の付け根に位置し、鎌倉を中心部とする市である。
目次
“役所天国・鎌倉市”お手盛り給与「わたり」。市議会から「即時廃止」迫られ「組合」熾烈防戦[編集]
地方公務員に実際の役職に見合う額よりも高い給与を支給する、いわゆる「わたり」制度。神奈川県内で唯一残った「わたり」の廃止をめぐって今秋、鎌倉市議会と、同市・同市職員労働組合との間で激しい攻防が繰り広げられた。
短期間での大幅な給与削減を避けるため、緩和措置導入をもくろむ組合側と市に対し、即時廃止を主張する市議会が真っ向勝負を挑んだ展開は、かつて「日本一高額な退職金」を誇り、“お役所天国”と呼ばれた鎌倉市の「負の遺産」を改めてクローズアップさせた。
全国の組合から“支援”、檄文続々
「ブラック企業と同じ」「市議会議員は無能だ」-。
2014年9月下旬、同市役所2階にある市長室近くの掲示板にこのような張り紙が掲示された。「わたり」の即時廃止に抵抗する市職員労働組合を支援する全国の組合から届いた「応援ファクス」が、市民が行き交う通路の掲示板に張り出されるという“暴挙”が、古都の9月議会に波乱を巻き起こした。
「(張り紙は)議会を侮辱し、冒涜するものだ」。
9月26日、議会最終日の本会議で、こう糾弾した上畠寛弘市議(26)=自民=に対し、松尾崇市長(41)は「鎌倉市職員が発言したのならお詫びを申し上げるところだが、そのようなことではない」と組合側を“弁護”。
さらに松尾市長は「職員の士気に与える影響が懸念される」として、岡田和則市議(64)=民主=らを中心に市議会側が提出した「わたり」の即時廃止を含んだ職員給与条例改正案の修正案について、審議やり直しを求めた。
当局側、市議会側が一歩も譲らない展開のまま、採決の瞬間が近づく。ピリピリしたムードが高まる中、傍聴者による野次や妨害を懸念した議会事務局が、事前に「野次などがあれば即座に傍聴席から排除する」ことを通知するほどだった。
普段は空席が目立つ傍聴席62席は、“応援”で近隣自治体から駆け付けた組合関係者とみられる人々で満席。「ここ30年間にはない盛況ぶり」(議会関係者)となったが、排除されるのを警戒したのか、採決の瞬間には、傍聴席は水を打ったように静まりかえった。
結局、採決では妨害もなく、議員側による修正案が粛々と賛成多数で可決され、攻防はあっさり幕切れとなった。
職員の“逃げ得”も判明
「わたり」は、団塊世代の地方公務員を中心に人事ポストが限られるなか、長年務めた職員らの昇給を確保するために慣例になってきた。
実際の職務階級よりも上のランクの給与を支給するという「職員厚遇」は組合の利権の温床にもなっており、総務省が平成22年に自治体に通知し、全国で制度廃止が相次いだ。しかし25年4月1日現在でも全国69自治体で「わたり」が実施されたままで、鎌倉市の場合、係長職である5級の中に、実際は下の役職である主査105人が含まれていた。
市は財政が厳しさを増す中、「わたり」廃止に向けた検討に着手。しかし、「わたり」が廃止されれば、年間給与額は1人当たり約123万円(約15%)、最大約144万円(約18%)の大幅削減になることから、8月下旬の組合側との交渉の結果、大幅な賃下げを避けるための緩和措置として6年間にわたって減額幅を年間1.5%にすることで合意していた。
ところが、この合意に待ったをかけたのが市議会だった。「わたり」の恩恵を受けている市職員の平均年齢は50代半ばで、6年間に及ぶ給与削減では、「わたり」の恩恵を受けた職員のほとんどが退職するという「逃げ得」になってしまうことが判明したからだ。合意に基づく緩和措置を講じた場合、6年間で削減総額は13億円にとどまるが、「わたり」の即時廃止では19億円となることも分かり、市議会側が市側の消極姿勢に対し追及を強めた。
危機感を抱いた組合側は、即座に対応に動いた。「緊急署名」として庁舎内で400人分を超える署名を集め、市長と市議会議長あてに提出するなど“圧力”を加えたが、最終的には、「緩和措置」を盛り込んだ市長提案の条例改正案について市議会が「即時廃止」にまで踏み込み、修正して可決するという前代未聞の事態に。「なぜこうなったのか…」。組合幹部はうなだれた。
それでも諦めぬ組合側「提訴も」
同市の「職員厚遇」の歴史は約45年前にさかのぼる。昭和45年に革新市政を敷く正木千冬市長が誕生。富裕層を多く抱える同市は、豊かな財政を背景に勧奨退職金の最高額を90カ月分から130カ月分にまで大幅にアップさせた。これを受け、1980年代には市職員が各省事務次官をしのぐ5千万円以上の高額退職金をもらうケースが続出、「退職金日本一のお役所天国」という不名誉な“勲章”を得るまでになった。
その後、退職金引き下げが行われたものの、職員厚遇体質は変わらず、「わたり」が最後の砦として残ったのだ。
「わたり」廃止後初の給与支給日となった10月20日、中には月給で最大8万円程度の減額になった市職員もいるとみられる。組合側は労使合意の「白紙化」というまさかの事態に、現在も「提訴も含めて検討中」としている。
自治体財政に詳しい東洋大経済学部の松原聡教授(経済政策)は「『わたり』については、総務省が是正を通知しているにも関わらず、引きずっていたこと自体が重大な問題」と指摘したうえで、「行政に対するガバナンス(組織統治)機能を発揮できていない地方議会がほとんどだが、鎌倉市議会は、組合と市との癒着に対して力を発揮した。稀有なケースだ」と評価している。
かつて、退職金問題に切り込んだ経験もある松中健治市議(72)=無所属=は「革新市政の負の遺産を精算する絶好の機会となった。ここまで来るのに40年以上かかったが、市政正常化の端緒となったのではないか」と感慨深く語った。
鎌倉市職労が立ち退き拒否してプレハブに籠城中!学童保育施設に黄信号(2015年12月)[編集]
神奈川県鎌倉市で、市所有の小さなプレハブ建物をめぐり、市と市職員労働組合(市職労)が激しく対立している。建物は市職労が長年事務所として使用してきたが、共働きや一人親家庭の児童を預かる「学童保育」施設の建設のために市が解体を決定。これに反発する市職労は、組合員の“24時間”籠城で徹底抗戦する。業を煮やした市が組合側に事務所の明け渡しを求める仮処分を横浜地裁に申し立てるが、決め手に欠き、攻防は膠着状態に陥っている。
平成27年12月上旬のある日の未明、鎌倉市役所に隣接するプレハブの組合事務所にはこうこうと明かりがともったままだった。窓から見える室内では、支援者とおぼしき高齢の男性がくつろぎ、壁には「市長は憲法を守れ」との寄せ書きが張られていた。
学童保育施設の建設に向け、市が事務所の「退去期限」として示したのは10月末。翌11月1日から、同事務所は組合員や支援者が「24時間態勢で籠城している」(市幹部)という。籠城の理由について、組合は「10月末までは、守衛室に鍵を預けていたが、11月以降は市が使用許可を認めていないために、鍵を戻してしまうとそのまま回収されてしまう」と説明、「誰かが事務室にいる状況にしなければならない」とする。事情に詳しい市関係者は「組合事務所を留守にしていると、『市が事務所の鍵を付け替えるのでは』と心配しているようだ」と推察する。
事の発端は平成26年11月にさかのぼる。共働き世帯の増加などにより、学童保育施設のさらなる整備が必要となったことから、市は候補地として小学校に近く、市所有地でもある市職労事務所の敷地が「最適」として提案した。市議会も同年12月に事務所などの解体費用(2800万円)を盛り込んだ補正予算案を全会一致で可決。市は平成27年3月末までの退去を組合側に要請した。
慌てたのは組合側だった。かつての革新市政のもと、「日本一高額な退職金」を誇り、「国内自治体では最強」と呼ばれた市職労にとって、活動拠点の喪失は「大きな痛手」となりかねないからだ。組合は事務所の電気・ガス料金を支払っていたものの、賃料については長年にわたり全額免除されていた。しかし、組合側は事務所退去の期限を“無視”したうえ、市に庁舎内に移転先を確保するよう要求。
市は「空きスペースがない」ことから、移転先として現在地から約1キロ離れた消防署やゴミ処理施設内の利用を打診したが、組合側は「昼休み中のミーティングを行うには、組合員が集まることができる場所以外には認められない」と主張し、提案を拒否したのだった。
強気を示した組合側だったが、その直後、身内に足下をすくわれる驚愕の事実が判明した。
長島竜弘市議の調査で、組合副委員長だった男性職員が、約2年間にわたり計44回も遅刻していたにも関わらず、出勤簿を改竄していた事案が、9月の定例市議会で発覚。しかも副委員長は遅刻を改竄するよう部下の組合員に指示していた。これを受け、市は電磁的記録不正作出・同供用の疑いもあるとして、告訴を検討する事態にまで発展した。
これをきっかけに、市の組合に対する攻勢が一気に強まった。
市議会では、組合事務所について「(霞が関の経済産業省敷地内にある)『反原発テント』と同じ。電気・ガスも止めて追い出すべきだ」(上畠寛弘市議)などと批判の声が上がり、市も「不法占拠」と見なし始めた。11月には、横浜地裁に事務所の明け渡しを求める仮処分も申請した。
こうした攻勢に対して、市職労は退去期限が過ぎた11月以降に籠城を開始し、県労働委員会に救済申し立てを提出。12月13日夜には、観光客でごった返す休日の鎌倉駅前を約100人の組合関係者が「組合つぶしはいけません」と記された横断幕を掲げてパレードを行うなど、抗戦の姿勢を崩していない。建物の解体費用を盛り込んだ補正予算の執行期限は平成27年12月31日。学童保育施設の建設計画そのものが危ぶまれる事態にもなっている。
こうした組合活動のあり方について追及を続ける松中健治市議は「子供たちこそ守られるべきだ。なぜ組合の主張が優先されるのか。理解に苦しむ」と語気を強める。
あまりの混乱ぶりに、非組合員の若手職員は冷ややかに吐き捨てる。
「組合のせいで市職員全体が、市民からの信頼を失いかねない」
地理[編集]
鎌倉市は横浜市の南西、藤沢市の東、逗子市の北西に位置し、南は相模湾に面している。三方が低い山で囲まれ海に面する地であり、かつては幕府が置かれ政権の要の地であった。今日では旧腰越町や旧大船町など、いわゆる「三方を山に囲まれた鎌倉」の外側に位置する地域も市内に含まれる。鎌倉は地域内に多くの歴史遺跡を持つ「古都」であるが、後述の通り室町時代中期以降に衰退したため「都市・鎌倉」としての歴史は連続していない。
江戸時代後期になると、地域内の寺社が多くの参詣客を集めるようになるが、明治初期の段階でも鎌倉大仏(高徳院)や長谷寺を擁する長谷(はせ)地区に都市的な集落が分布するのみで、現在の鎌倉市の中心市街地は形成されていなかった。
明治初期、現鎌倉市域を含む鎌倉郡を管轄する郡役所は戸塚(現横浜市戸塚区)に置かれた。明治中期以降、保養・別荘地として、昭和以降に観光地として改めて「都市・鎌倉」の発展を見たのである。ゆえに中世以来の建造物はほとんど存在せず、文化遺産として価値の高い中世都市の遺構の多い地域といえる。
歴史[編集]
地形が天然の要害でもあり、古代、鎌倉郡の郡衙が設置された場所であり、また豪族の鎌倉氏の本拠でもあった。
平忠常の乱の際、平直方による鎮圧が失敗、実際に乱を征圧した源頼信の功により、その子源頼義の頃に畿内の河内国石川郡壷井(現・大阪府羽曳野市壷井)を本拠地とした河内源氏の所領となる。頼義の子で河内源氏三代目棟梁の八幡太郎義家の4代後の源頼朝が鎌倉幕府を置いて武家政権を成立させ、鎌倉街道も整備される。幕府の要職に就いた有力御家人は鎌倉に居を構え、また海に面した特徴を生かした海上交易も隆盛し、鎌倉五山なども置かれ関東における文化的中心地となる。
1225年には北条泰時が執権に就き、連署や評定衆を置いて幕府の合議制を確立するとともに、政権を頼朝以来幕府が置かれた大倉から宇都宮辻子に移し、1232年には御成敗式目を制定して幕府の体制を磐石なものとした。1333年に後醍醐天皇の討幕に呼応した上野国(群馬県)の河内源氏義家流・新田義貞は、分倍河原などで鎌倉幕府を専横した桓武平氏流北条氏の兵を撃破し、鎌倉へ進撃して泰時以来の菩提寺である東勝寺で北条氏一族を滅亡させた(東勝寺合戦)。1953年(昭和28年)に鈴木尚の調査では大量の刀創などのある人骨が発掘されている。
京都で後醍醐天皇の建武の新政がはじまると義貞は召還され、京都の六波羅探題を滅亡させるなど討幕に効のあった一族の足利尊氏の弟である足利直義や一門の細川氏などが親王を奉じて下り、鎌倉将軍府が成立。北条氏一族の残党が中先代の乱を起こし鎌倉が陥落すると尊氏は討伐に向かい、そのまま新政から離反して鎌倉で恩賞の授与などを行うが、尊氏は追討に派遣された義貞らを撃破し、京での戦いに負け九州落ちした後に北朝を樹立して武家政権を設立し、鎌倉へは子の足利義詮を派遣する。足利家の内紛が観応の擾乱と呼ばれる内乱に発展すると義詮は京へ呼び戻され、代わりに尊氏の次子の足利基氏が鎌倉へ派遣されて鎌倉府を設置し、以後鎌倉公方として関東統治を行う。
室町時代には鎌倉公方は幕府と対立し、鎌倉公方を補佐する関東管領とも対立した事などにより上杉禅秀の乱、永享の乱、結城合戦などの騒乱が起る。1455年には享徳の乱で足利成氏が下総国古河へ移り古河公方を成立させた事により鎌倉は衰退する。
戦国時代には小田原の北条早雲が進出、玉縄城を築いて東相模の拠点とした。北条氏綱の治世時代に安房の里見氏との合戦で焼失した鶴岡八幡宮を再建。上杉謙信・武田信玄・里見氏らにより度々侵攻を受けたが、そのたびに撃退している。北条氏滅亡後は徳川家康の支配下に入った。
近世には江戸が東国の中心となり、江戸時代には寺社の復興がはじまる。江戸の庶民によって、大山の阿夫利神社、江の島の江島神社などへの参拝を目的とした講が結成されるようになると、代参者の立ち寄り先として観光ルートに含まれるようになった。
1889年(明治22年)に東京と軍港のある横須賀を結ぶ目的で横須賀線が開通したが、その経由地となったことによって、観光地としての性格が急激に濃くなっていった。また、東京から至近の別荘地として、皇族・華族や政財界の有力者などの一部が別荘を構えるようになり、これらを相手とした観光産業が発展していった。なお、この横須賀線建設工事のため段葛は寸断された。
その少し前1883年(明治16年)に、「衛生(えいせい)」という言葉を日本で初めて医学に使用した長与専斎が、神奈川県・鎌倉の海を、地形的な特徴から「海水浴場として最適」と紹介した。当時は海水浴が医療効果を持つと信じられていたため、長与の紹介も行楽的な観点からではなく医療的な観点によるものであったが、今日では海水浴と医療効果との因果関係は科学的根拠に欠けるとされ、由比ヶ浜、材木座海岸といった海水浴場は行楽客を対象に設営され、湘南の一部として一般に認識されている。
1923年(大正12年)9月1日におきた関東大震災では鎌倉も大きな被害がもたらされた。
昭和に入ると、久米正雄など、作家や文人の一部が鎌倉へ移り住むようになり「鎌倉文士」という言葉が生みだされた。1936年(昭和11年)、松竹が撮影所を蒲田から大船に移し大船撮影所が開設されるようになると、映画関係者で鎌倉に移り住む者が増えていった。
1928年(昭和3年)の鎌倉山の分譲を嚆矢に、1930年(昭和5年)の横須賀線列車の電車化以降、戦前・戦後を通じて大規模な住宅開発が行われるようになり、東京近郊のベッドタウンとしての性格が強くなっていった。とりわけ、高度経済成長期の大規模開発の波は「昭和の鎌倉攻め」とも形容される。この時期に起こった鶴岡八幡宮裏の「御谷」開発中止を求める、作家大佛次郎を中心とした市民運動は、古都保存法制定の契機となり、異論はあるが日本におけるナショナル・トラスト運動の嚆矢ともいわれている。
自治体としての鎌倉市の歴史[編集]
- 1889年(明治22年) - それまで30あまりあった村が、東鎌倉村・西鎌倉村・腰越津村・深沢村・小坂村・玉縄村にまとまる。
- 1894年(明治27年) - 東鎌倉村と西鎌倉村が合併し、鎌倉町になる。
- 1931年(昭和6年) - 腰越津村が腰越町になる。
- 1933年(昭和8年)2月11日 - 小坂村が大船町になる。
- 4月2日 - 大船町が玉縄村を編入。
- 1939年(昭和14年)11月3日 - 鎌倉町と腰越町が合併し、市制施行。鎌倉市となる。
- 1948年(昭和23年)1月1日 - 深沢村を編入。
- 6月1日 - 大船町を編入。
- 1961年(昭和36年)10月25日 - 藤沢市との境界を変更する。
- 1972年(昭和47年)5月1日 - 逗子市との境界を変更する。
地域[編集]
- 鎌倉地域
- 扇ガ谷・大町・御成町・極楽寺・小町・材木座・坂ノ下・笹目町・佐助・十二所・浄明寺・二階堂・西御門・長谷・由比ガ浜・雪ノ下・稲村ガ崎
- 腰越地域
- 腰越・七里ヶ浜・七里ガ浜東・津・津西・西鎌倉
- 深沢地域
- 梶原・鎌倉山・上町屋・手広・寺分・常盤・笛田・山崎
- 大船地域
- 今泉・今泉台・岩瀬・大船・小袋谷・台(1丁目を除く)・高野・山ノ内
- 玉縄地域
- 植木・岡本・城廻・台1丁目・玉縄・関谷
人口[編集]
600px | |
鎌倉市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 鎌倉市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 鎌倉市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
鎌倉市(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/14 | |
総務省統計局 国勢調査より |
通勤率と就業者について[編集]
東京都特別区部への通勤率は23.5%、横浜市への通勤率は18.5%である(いずれも平成22年国勢調査)。
当地に常住する15歳以上就業者は72,820人。うち他市区町村で従業している者は44,730人と、全体の61.4%である。他市区町村への従業先1位は東京都特別区部の17,093人、2位は横浜市の13,459人、3位は藤沢市の4,418人、4位は川崎市の1,675人、5位は横須賀市の974人である(平成22年国勢調査による)。
隣接している自治体・行政区[編集]
行政[編集]
鎌倉市でも、風致地区の保存など観光資源の維持管理には努力しているが、関東大震災での被害などもあって建築文化財は少ない(国宝建造物は円覚寺舎利殿1棟のみ)。周辺地域に比べて自然が保存されており、例えば個人の土地の大きな樹を保存するのに市から助成金がでる。オムニバスタウンのひとつでもある。
不祥事[編集]
- 生活保護申請阻止
鎌倉市は、2012年4月から2年間に亘り、生活保護の申請窓口を棚や物置で隠蔽、申請をためらわせる状況を続けさせた。また、担当職員が申請者に対し「65歳以上でないとダメ」「働けない証明書が必要」などと、生活保護法の条文に記載されていない虚偽の内容を説明し申請を阻止させた疑いがもたれている。なお、松尾崇市長はツイッター上では本件について謝罪した。
歴代市長[編集]
代 | 人 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 清川来吉 | 1940年(昭和15年)4月9日 | 1940年(昭和15年)11月16日 | 市制施行に伴い市長に就任 |
2 | 2 | 鈴木富士彌 | 1940年(昭和15年)12月24日 | 1944年(昭和19年)12月23日 | |
3 | 1944年(昭和19年)12月24日 | 1945年(昭和20年)12月10日 | |||
4 | 3 | 磯部利右衛門 | 1946年(昭和21年)1月25日 | 1947年(昭和22年)3月25日 | |
5 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1951年(昭和26年)4月4日 | |||
6 | 4 | 草間時光 | 1951年(昭和26年)4月24日 | 1955年(昭和30年)4月23日 | |
7 | 5 | 磯部利右衛門 | 1955年(昭和30年)5月1日 | 1958年(昭和33年)7月17日 | |
8 | 6 | 山本正一 | 1958年(昭和33年)9月3日 | 1962年(昭和37年)8月29日 | |
9 | 1962年(昭和37年)8月30日 | 1966年(昭和41年)9月2日 | |||
10 | 1966年(昭和41年)9月3日 | 1971年(昭和45年)9月2日 | |||
11 | 6 | 正木千冬 | 1970年(昭和45年)9月3日 | 1974年(昭和49年)9月2日 | |
12 | 1974年(昭和49年)9月3日 | 1978年(昭和53年)9月3日 | |||
13 | 7 | 渡辺隆 | 1978年(昭和53年)9月3日 | 1981年(昭和56年)9月10日 | 病死に伴う退任 |
14 | 8 | 小島寅雄 | 1981年(昭和56年)11月1日 | 1985年(昭和60年)10月31日 | |
15 | 9 | 中西功 | 1985年(昭和60年)11月1日 | 1989年(平成元年)10月31日 | |
16 | 1989年(平成元年)11月1日 | 1994年(平成5年)10月31日 | |||
17 | 10 | 竹内謙 | 1994年(平成5年)11月1日 | 1997年(平成9年)10月31日 | |
18 | 1997年(平成9年)11月1日 | 2001年(平成13年)10月31日 | |||
19 | 11 | 石渡德一 | 2001年(平成13年)11月1日 | 2005年(平成17年)10月31日 | |
20 | 2005年(平成17年)11月1日 | 2009年(平成21年)10月31日 | |||
21 | 12 | 松尾崇 | 2009年(平成21年)11月1日 | 2013年(平成25年)10月31日 | |
22 | 2013年(平成25年)11月1日 | 現職 |
立法[編集]
市議会[編集]
- 定数:26名
- 任期:2013年(平成25年)5月15日~2017年(平成29年)5月14日
- 議長:中村聡一郎(みんなの鎌倉、4期)
- 副議長:大石和久(公明党鎌倉市議会議員団、4期)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
鎌倉夢プロジェクトの会 | 4 | ◎髙橋浩司、日向慎吾、永田磨梨奈、小野田康成 |
みんなの鎌倉 | 4 | ◎久坂くにえ、河村琢磨、中村聡一郎、渡辺隆 |
公明党鎌倉市議会議員団 | 3 | ◎納所輝次、西岡幸子、大石和久 |
鎌倉みらい | 3 | ◎前川綾子、池田実、山田直人 |
日本共産党鎌倉市議会議員団 | 2 | ◎吉岡和江、赤松正博 |
神奈川ネットワーク運動・鎌倉 | 2 | ◎三宅真里、保坂令子 |
公正、公平、透明な政治を実現する会 鎌倉 | 2 | ◎岡田和則、長嶋竜弘 |
自由民主党鎌倉市議会議員団 | 2 | ◎中澤克之、上畠寛弘 |
無所属 | 4 | 松中健治、千一、渡邊昌一郎、竹田ゆかり |
※ 2014年(平成26年)3月20日現在。
神奈川県議会(鎌倉市選挙区)[編集]
- 定数:2名
- 任期:2011年(平成23年)4月30日~2015年(平成27年)4月29日
氏名 | 会派名 |
---|---|
中村省司 | 自由民主党神奈川県議会議員団 |
早稲田夕季 | 民主党・かながわクラブ神奈川県議会議員団 |
※2014年(平成26年)3月20日現在。
教育[編集]
小学校[編集]
- 公立
|
国立
- 横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校(旧神奈川師範学校跡地)
- 私立
中学校[編集]
- 公立
|
|
|
国立
- 私立
高等学校[編集]
- 公立
- 私立
特別支援学校[編集]
大学・短期大学[編集]
- 鎌倉市では、「鎌倉市奨学金制度」という奨学金制度がある。
情報・通信[編集]
鎌倉市は三方を山に囲まれているため市外からの電波が入りにくく、古都保存法によって新たな中継局設置も困難なことから、地上デジタル放送の難視聴世帯が多く発生すると見られている。これに対し、市ではケーブルテレビによる解決を図っている。
放送事業者[編集]
ラジオ放送
交通[編集]
鎌倉市の交通については、鉄道は市の規模に対して充実している反面、道路については地形の特性上行き止まりが多く、交通は限られた路線に集中するうえ、幅員も狭く歩行者・自動車の分離も不十分でかつ計画道路整備率が県内平均に劣っていることなど、交通安全上・渋滞面で課題を抱えており、特に休日や海水浴シーズンには市内各所で激しく渋滞する。バス路線は地域内を網羅しサービス水準は高いものの、前述の道路面の課題に影響され定時性の確保が課題となっている。
この道路渋滞を少しでも緩和するため駐車上の整備とともにパークアンドライドが平成13年度から本格実施されている。
また、参拝客が集中する年末年始にかけては市内中心部(いわゆる鎌倉)を中心に大規模な交通規制が実施される。
鉄道[編集]
- 東日本旅客鉄道 - ほとんどの列車が大船駅から東京駅方面へ直通しており、成田空港駅へ直通の特急列車もある。また湘南新宿ライン経由で新宿駅・大宮駅・小山駅・宇都宮駅方面にも直通している。また鎌倉車両センターもある。
- 湘南モノレール
- 江ノ島電鉄(江ノ電)
バス[編集]
オムニバスタウン政策をとっていることもあり、コミュニティバスの普及も見られる。
道路[編集]
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
以下に主要な名所などを掲げる。なお、鎌倉の歴史的建造物群には「武家の古都・鎌倉」として、日本の世界遺産暫定リストに登録されているものがある。
- 鶴岡八幡宮
- 段葛
- 神奈川県立近代美術館
- 鎌倉国宝館
- 鎌倉文学館
- 寿福寺 - 鎌倉五山のひとつ。
- 宇賀福神社 - 銭洗弁天とも呼ばれる
- 高徳院(鎌倉大仏)
- 長谷寺
- 極楽寺
- 稲村ヶ崎
- 鎌倉七口
- 北鎌倉(山ノ内)
- 大船
レジャー[編集]
祭り・イベント[編集]
鶴岡八幡宮で催される祭事については、当該項目も参照のこと。
- 東日本大震災復興祈願祭(3月)
- 鎌倉祭り(4月)
- 夏越(なごし)祭り(8月)
- ぼんぼり祭り(8月)
- 海上花火大会(8月)
- 鶴岡八幡宮秋期例大祭(9月)
- 面掛行列(9月)
- 御鎮座記念祭(12月)
鎌倉祭りと鶴岡八幡宮秋期例大祭では、流鏑馬が奉納される。
2007年(平成19年)7月21日 - 8月19日、週刊少年ジャンプで連載中の「ONE PIECE」連載10周年記念イベントの一環として、鎌倉駅、由比ヶ浜、小町通り等がジャックされた。市内でスタンプラリー等色々なイベントが行われた。
食[編集]
※ 鎌倉ハムは旧鎌倉郡の名を科したため鎌倉市とは直接関係無い。
鎌倉市出身の有名人[編集]
- 有坂美香(ゴスペル歌手)
- アンジェリカ(シンガーソングライター 作詞家 作曲家 タレント)
- 伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATIONのドラム、ロックバンド)
- 岩崎俊男(実業家・キャピタリスト)
- 上野水香(東京バレエ団 バレエダンサー)
- 大橋マキ(フリーアナウンサー)
- 小笠原泰(経営コンサルタント、大学教授)
- 小澤昭博(読売テレビアナウンサー)
- 遠藤嘉人(俳優)
- 草上仁(小説家)
- 小泉淳作(日本画家)
- 小泉博(アナウンサー、俳優)
- 小林完吾(アナウンサー)
- 境鶴丸(フジテレビアナウンサー)
- 佐藤アサト(ナレーター)
- 紫雷美央(プロレスラー)
- 紫雷イオ(プロレスラー)
- 菅原一剛(写真家)
- 鈴木寛史(バレーボール選手)
- 立川祐路(レーサー)
- 鶴田真由(女優)
- 直崎人士(作家、写真家、音楽家)
- 長崎玄弥(英語教育評論家)
- 中原茂(声優)
- 根本雄伯(ホルン奏者)
- 橋爪大三郎(社会学者)
- 服部陽介(フリーアナウンサー)
- 馬場憲治(タレント)
- 日野美歌(歌手)
- 平松千花(テレビ山梨アナウンサー)
- 福山芳樹(歌手)
- 藤岡真(作家)
- 藤村俊二(タレント)
- 前田美波里(女優)
- ますいさくら(作家)
- ますい志保(タレント)
- 松本悠里(宝塚歌劇団)
- 真野あずさ(女優)
- 真野響子(女優)
- 皆川真里奈(ヴァイオリニスト)
- 宮崎緑(大学教授)
- 山ノ井髙洋(大学教授)
- 友里千賀子(女優)
- 養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)
- 若田部健一(元・横浜ベイスターズの投手)
- 渡邊あゆみ(アナウンサー)
ゆかりのある有名人[編集]
居住者[編集]
- 青木淳一(生物学者。稲村ガ崎に居住)
- 芥川龍之介(作家。由比ガ浜に居住)
- 阿部義晴(ミュージシャン)
- 有島生馬(作家。稲村ガ崎に居住)
- 有島武郎(作家)
- 井川邦子(女優。扇ガ谷に居住)
- 石田ひかり(女優)
- 石塚友二(俳人。稲村ガ崎に居住)
- 伊集院静(作家)
- 泉鏡花(作家)
- 伊藤正道(絵本作家。稲村ガ崎に居住)
- 宇佐美淳(俳優。大町に居住)
- 海上寿子(歌人。扇ガ谷に居住)
- 梅原龍三郎(画家)
- 正親町公和(作家)
- 太田水穂(歌人)
- 岡村文子(女優。長谷に居住)
- 小倉遊亀(画家・文化勲章受章・鎌倉市名誉市民。山ノ内に居住)
- 尾崎左永子(歌人)
- 大佛次郎(作家)
- 小津安二郎(映画監督)
- 加瀬俊一(外交官・初代国連大使・鎌倉市名誉市民)
- 桂木洋子(女優。長谷に居住)
- 鏑木清方(画家)
- 唐木順三(歌人)
- 川端康成(作家・ノーベル賞受賞者・文化勲章受章・鎌倉市名誉市民。長谷に居住。記念館がある)
- 蒲原有明(詩人。二階堂に居住)
- 菊地信義(装幀家。腰越に居住)
- 岸田劉生(画家)
- 国木田独歩(作家)
- 久米正雄(作家)
- 倉田百三(作家)
- 小林米珂(弁護士)
- 小林秀雄(文芸評論家。雪ノ下ほかに居住)
- 堺駿二(俳優。大町に居住)
- 佐佐木信綱(歌人)
- 佐田啓二(俳優。材木座に居住)
- 里見弴(作家。文化勲章受章・扇ガ谷に居住)
- 澁澤龍彦(仏文学)
- 島崎藤村(作家)
- 菅虎雄(独文学)
- 鈴木大拙(仏教学。文化勲章受章)
- 千家元麿(作家)
- 園池公致(作家)
- 高浜虚子(俳人。文化勲章受章・由比ガ浜に居住)
- 立原正秋(作家)
- 田中絹代(女優。鎌倉山に居住)
- 玉木正之(作家・スポーツライター)
- 田村隆一(詩人。稲村ガ崎に居住)
- 月丘夢路(女優。大町に居住)
- 鶴田浩二(俳優。大船に居住)
- 内藤洋子(女優)
- 直木三十五(作家。稲村ガ崎に居住)
- 永井龍男(国文学)
- 永井路子(作家・鎌倉市名誉市民)
- 長洲一二(経済学・神奈川県知事。稲村ガ崎に居住)
- 中原中也(詩人)
- 長与専斎(医師。由比ガ浜に居住)
- 長与善郎(作家)
- 夏目漱石(作家。円覚寺塔頭に居住)
- 夏目雅子(女優)
- 夏八木勲(俳優)
- 西田幾太郎(哲学。文化勲章受章・稲村ガ崎姥ヶ谷に居住 記念歌碑がある)
- 西脇順三郎(詩人)
- 昇曙夢(露文学。稲村ガ崎に居住)
- エリアナ・パヴロワ(バレエ。1932年(昭和7年) 七里ガ浜にバレエスクールを建設)
- 萩原朔太郎(詩人)
- 橋本明(ジャーナリスト)
- 橋本乾三(検事)
- 蓮田修吾郎(金属造型。文化勲章受章・鎌倉市名誉市民)
- 林房雄(作家。名越、長谷、浄明寺に居住)
- 原節子(女優)
- 日守新一(俳優。小町に居住)
- 平山郁夫(画家。文化勲章受章・鎌倉市名誉市民)
- 深田久弥(作家。二階堂に居住)
- 福澤幸雄(レーシングドライバー、モデル)
- 藤田泰子(女優。大町に居住)
- 星野立子(俳人)
- 前田青邨(画家・文化勲章受章。円覚寺境内に居住)
- 三浦光子(女優。二階堂に居住)
- 水木一郎(アニソン歌手)
- 水の江瀧子(女優。材木座に居住)
- 水原真知子(女優。扇ガ谷に居住)
- 三井弘次(俳優。大船に居住)
- みのもんた(タレント)
- 三好達治(詩人。稲村ガ崎に居住)
- 山口達也(タレント、TOKIOメンバー)
- 山口淑子(女優。鎌倉山に居住)
- 山田ミネコ(漫画家)
- 山本道子(作家、稲村ガ崎に居住)
- 横山隆一(漫画家・鎌倉市名誉市民)
- 吉田秀和(評論家・文化勲章受章・鎌倉市名誉市民)
- 吉野秀雄(歌人)
- 吉屋信子(作家。長谷に居住。記念館がある)
- 笠智衆(俳優)
- 藤沢周(作家)第 119 回芥川賞受賞、法政大学教授
その他[編集]
- エリアナ・パヴロワ (バレリーナ) :ロシアより亡命。バレエスタジオを構える。
- 荒川静香(プロフィギュアスケーター):幼少時をすごした
- 吉川文夫(鉄道研究家):鎌倉市在住だが2007年(平成19年)死去
- 鈴木保奈美(女優):神奈川県立鎌倉高等学校卒業
- 桑田佳祐(ミュージシャン):鎌倉学園高等学校卒業
鎌倉市が舞台となっている作品[編集]
基本的に五十音順で表記。
映画[編集]
- 稲村ジェーン (1990年、東宝、桑田佳祐監督)
- 美味しんぼ (1996年)
- 早春物語 (1985年、東宝、澤井信一郎監督)
- タイヨウのうた (2006年、松竹、小泉徳宏監督)
- 天国と地獄(1963年、東宝、黒澤明監督) - 江ノ電が犯人逮捕の重要な手掛かりとなる。
- 麦秋 (1951年、松竹、小津安二郎監督)
- はつ恋 (1975年、東宝、小谷承靖監督)
- 晩春 (1949年、松竹、小津安二郎監督)
- 山の音 (1954年、東宝、成瀬巳喜男監督)
- ラヴァーズ・キス (2002年、東北新社、及川中監督)
小説[編集]
- 丘の家のミッキー/久美沙織 著 - 主な舞台は葉山だが、鎌倉もしばしば登場。
- 鏡の中は日曜日 / 殊能将之 著
- 鎌倉江ノ電殺人事件 / 西村京太郎 著
- 鎌倉釈迦堂殺人事件 / 木谷恭介 著
- 鎌倉十二神将の誘拐 / 斎藤栄 著
- 鎌倉・流鏑馬神事の殺人 / 西村京太郎 著
- 鎌倉擾乱 / 高橋直樹 著
- コズミック・ゼロ / 清涼院流水 著
- 純白の夜 / 三島由紀夫 著
- ビブリア古書堂の事件手帖 / 三上延 著
漫画[編集]
注記のないものは連載終了した作品
- 青い花(志村貴子作、太田出版マンガ・エロティクスF連載中)
- 海街diary(吉田秋生作、小学館月刊flowers連載中)
- エルフェンリート(岡本倫作、集英社ヤングジャンプ連載)
- 各駅停車(谷川史子作、集英社りぼんオリジナルに掲載された)
- 鎌倉ものがたり(西岸良平作、双葉社月刊まんがタウン連載中)
- 吸血姫美夕(垣野内成美)作、秋田書店サスペリアに不定期掲載) - 主人公がヴァンパイアとして覚醒する場所が鎌倉である。
- 源平伝NEO(あかほりさとる/別天荒人作、角川書店月刊少年エース)
- 甲子園へ行こう!(三田紀房作。講談社ヤングマガジン) - 主人公の通う高校が「鎌倉西高校(架空)」である。
- 菜(わたせせいぞう作、講談社週刊モーニング)
- さえずり少女、しんしん鎌倉(matoba作、まんがホーム連載)
- 坂物語り(大倉らいた/たなか友基作、角川書店月刊少年エース及び増刊 桃組) - 主人公たちが通学につかう電車が江ノ電と思われる描写となっている。
- 侵略!イカ娘(安部真弘作、秋田書店週刊少年チャンピオン連載中) - 主要キャラの相沢千鶴と嵐山悟郎のデートの待ち合わせ場所に鎌倉駅と駅前の時計塔の描写がある。
- スクールランブル(小林尽作、講談社週刊少年マガジン) - 作中に江ノ電や大仏が出てくることから鎌倉が舞台だと思われる。
- ストライクウィッチーズ(角川書店企画のメディアミックス作品。宮藤芳佳の本籍地が神奈川県鎌倉市になっている)
- SLAM DUNK(井上雄彦作、集英社週刊少年ジャンプ) - 主人公達が試合を行うライバル校のモデルと推測される公立学校が鎌倉市に存在。
- とめはねっ! 鈴里高校書道部(河合克敏作、小学館週刊ヤングサンデー連載中)
- なぎさMe公認(北崎拓作、小学館週刊少年サンデー)
- ハナヤマタ(浜弓場双作、芳文社まんがタイムきららフォワード連載中) - 主人公らが通う由比浜学園中学周辺の描写が七里ヶ浜近辺で、登場人物の名字(関谷、笹目、西御門、常盤など)が鎌倉の地名から取られている。
- はるかリフレイン(伊藤伸平作、ベネッセ中三チャレンジ) - 鎌倉駅旧時計塔の描写がある。
- 最終戦争伝説=ハルマゲドンでんせつ(山田ミネコ作、朝日ソノラマ ) - 主人公は1981年の鎌倉市民。タイムスリップで未来へと連れ去られてしまう。
- ふたつのスピカ(柳沼行作、メディアファクトリー月刊コミックフラッパー連載中)- 主人公の出身地『唯ヶ浜』のモデルは『由比ヶ浜』という説が有力。
- まかせてイルか!(大地丙太郎/たかしたたかし作、徳間書店月刊アニメージュ)
- まなびや(小島あきら作、スクウェア・エニックス月刊ガンガンJOKER)
- みずたまリンドウ(宗我部としのり作、メディアファクトリー) - 主人公達の通うのが「鎌倉浜高校(架空)」で、江ノ電も登場。
- 南鎌倉高校女子自転車部(松本規之作、月刊コミックブレイド連載中)
- ラヴァーズ・キス(吉田秋生作、上記同名映画の原作。小学館別冊少女コミック)
- ロイアルミストブレード(大星由良作、委託市場ドットコム掲載中)
- わ!(小島あきら作、スクウェア・エニックスガンガンONLINE→月刊ガンガンJOKER) - 上記のまなびやと同じ高校、世界観を共有している。
ドラマ[編集]
- 青い瞳の聖ライフ(フジテレビ系列、七里ヶ浜周辺がロケ地)
- 海まで5分 (TBS系列、舞台は鎌倉の海近くという設定)
- おいしいごはん 鎌倉・春日井米店 (テレビ朝日、舞台は鎌倉の米屋という設定)
- 俺たちの朝 (日本テレビ、江ノ島電鉄・極楽寺駅周辺が舞台となった)
- 最後から二番目の恋(フジテレビ、鎌倉が舞台になっている)
- 続・最後から二番目の恋(フジテレビ、鎌倉が舞台になっている)
- さわやか3組(NHK教育テレビ、2000年度放送分の舞台となった)
- ナツコイ(TBS、鎌倉が舞台になっている)
- 日本沈没(TBS、小野寺周二の家業が鶴ヶ岡八幡宮前の鎌倉彫屋との設定なのでしばしば登場。また、市内も地震で鎌倉大仏が陥没するなどの被害に遭う)
- ビブリア古書堂の事件手帖(フジテレビ、鎌倉が舞台になっている)
- リバウンド(日本テレビ系列、北鎌倉駅周辺がロケ地)
アニメ[編集]
- 青い花(2009年、監督 - カサヰケンイチ、制作 - J.C.STAFF)(上述の漫画のアニメ版。2009年7月よりフジテレビ『NOISE』にて放送された)
- うた∽かた(2004年、監督 - 後藤圭二、制作 - ハルフィルムメーカー)(UHFアニメ、地元局tvkでも放送された) - 舞台は殆ど鎌倉市内である。
- エルフェンリート(2002年、監督 -神戸守、製作 - アームス)(CS(AT-Xで放送)及びUHFアニメ、上述の漫画のアニメ版。ちなみに上の「Cosmic Baton Girl コメットさん☆」と監督が同じである)
- GO!GO!575(2014年、監督 - 安斎剛文、制作 - レイ・デュース / C2C、2014年1月に、TOKYO-MXやtvkなどで放送された) - オープニングでは、若宮大路、鎌倉中央公園、#1では山ノ内の女子学園前の信号機、#2で池に落ちるシーンは鎌倉中央公園の上池と下池の間、お風呂は材木座の銭湯(清水湯)、帰路は水道路付近、#3では北鎌倉駅構内、小町のコーヒーショップ(イワタコーヒー)、下馬近くの大町踏切、#4では極楽寺駅前、ダンスシーンは鎌倉中央公園の生垣見本(庭園植物園内)、ラストは同公園の芝生広場の前が登場。個々の場所はそれぞれ離れているものの、鎌倉市内に実在する場所が随所に登場する。
- Cosmic Baton Girl コメットさん☆(2001年、監督 - 神戸守、制作 - 日本アニメーション)(テレビ大阪をキー局にテレビ東京系で放送された)
- 侵略!イカ娘(2010年、監督 - 水島努、制作 - ディオメディア) - 上述の漫画のアニメ版。2010年10月よりテレビ東京系で放送された。イカ娘が初めて上陸した海岸、海の家「れもん」周辺の風景描写に、由比ヶ浜近辺の風景が登場する。
- スクールランブル(2004年(第1期)、監督 - 高松信司、制作 - スタジオコメット) - 上述の漫画のアニメ版。テレビ東京系で放送された。劇中の舞台は架空の「神奈川県矢神市」だが、第1期では江ノ電、第2期(2006年)では鎌倉大仏を模した場面が登場する。
- セイクリッドセブン(2011年、監督 - 大橋誉志光、制作 - サンライズ、2011年7月より毎日放送をキー局に地元局はtvk、テレ玉などで放送された) - 企画段階から鎌倉観光フォーラムの働きかけで鎌倉市や由比ガ浜中央商店街、江ノ島電鉄(株)が製作に協力。劇中では、主人公の丹童子アルマの出身地が鎌倉市となっており、#8ではヒロインの藍羽ルリと鎌倉市内の実在する店舗等を巡っている。
- 千年女優(2002年。監督 - 今敏、製作 - マッドハウス)
- TARI TARI(2012年、監督 - 橋本昌和、制作 - P.A.WORKS) - 2012年7月よりtvkなどで放送された。藤沢湘南フィルム・コミッション、藤沢市&江の島の皆様、江ノ島電鉄株式会社がエンディングの協力でクレジットされており、藤沢市江ノ島〜鎌倉市周辺を舞台にしている。鎌倉市内の描写としては、オープニングで坂ノ下の海岸付近を走るシーンや、#1では、江ノ島にある土産物店に住んでいる主人公・坂井和奏らが通学する「白浜坂高等学校」の最寄駅が、鎌倉高校前駅を模しており、駅からの通学路として七里ガ浜の住宅地、鎌倉駅西口旧駅舎時計台の前で宮本来夏が歌うシーンなどが描写されている。
- つり球(2012年、監督 - 中村健治、制作 - A-1 Pictures、2012年4月よりフジテレビのノイタミナ枠で放送された) - 江ノ島に引っ越してきた主人公・真田ユキらが通学する高校の最寄駅の名称が「江ノ電腰越東高校前」で鎌倉高校前駅を模している。
- 天空のエスカフローネ(1996年、監督 - 赤根和樹、製作 - サンライズ)(テレビ東京をキー局に放送されたアニメ) - ヒロインの実家が北鎌倉。江ノ電も登場。
- ハナヤマタ(2014年。監督 - いしづかあつこ、製作 - マッドハウス) - 上述の漫画のアニメ版。2014年7月よりテレビ東京などで放送中。
- ふたりはプリキュア Splash Star(2006年、監督 - 小村敏明、製作 - 東映アニメーション)(朝日放送・テレビ朝日系で放送されたアニメ) - 劇中の舞台は「海原市夕凪」だが、鎌倉高校前駅を模した駅や江ノ電、七里ヶ浜周辺を模した海岸等が登場する。
- 美鳥の日々(2004年、監督 - 小林常夫、製作 - ぴえろ) - アニメ版のみ湘南モノレールが登場する地域を舞台としている。
- 老人Z(1991年、監督 - 北久保弘之、制作 - A.P.P.P.) - 劇場アニメ。ラストに向かうシーンで、湘南モノレールから高徳院清浄泉寺に向かうトンネル等が描かれている。
ゲーム[編集]
- うた詠み♪(iOS用アプリ)- 当初は『うた詠み575』の名でリリースされたが、後に『うた詠み♪』にリニューアルした。
- うた組み575(セガのうた組みアクションゲーム)
- シルバーレイン(トミーウォーカーのプレイバイウェブ。PLのキャラクタは全て、鎌倉にある銀誓館学園の生徒か卒業生となる)
- すぴぱら - Alice the magical conductor.(minoriのインタラクティブ・ノベル)
- センチメンタルプレリュード(インターチャネルの恋愛アドベンチャーゲーム)
- 装甲悪鬼村正(ニトロプラスの18禁恋愛アドベンチャーゲーム)
- 超時空爆恋物語〜door☆pi☆chu〜(PrimRoseの18禁恋愛アドベンチャーゲーム。鎌倉を模した「釜蔵」が舞台。「くノ電(くノ一電鉄)」や「鳩岡八幡宮」が登場する)
- 電車でGO!旅情編(江ノ電を全線で運転できる)
- NOëL 〜La neige〜(パイオニアLDC(現・ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)より発売されたプレイステーション(PS)向けゲーム)
- 姉、ちゃんとしようよっ!(きゃんでぃそふとの18禁恋愛アドベンチャーゲーム)
- 遙かなる時空の中で3 運命の迷宮(ラビリンス)(ルビーパーティー作の恋愛シミュレーションゲーム
- Memories Offシリーズ(KID作の恋愛アドベンチャーゲーム)- 江ノ電(ゲーム中ではシカ電)沿線を中心に、鎌倉・藤沢一帯が舞台となっている。
源平討魔伝。頼朝が登場する
バラエティー[編集]
旅の進め。(2016年1月10日。)後半で安田美沙子が行った サプライズ。(2016年1月19日。)
音楽[編集]
- 作者の大和田建樹の歴史・景勝好みが影響している為4番に渡って歌ったと見られている。
- 「鎌倉物語」「古戦場で濡れん坊は昭和のHero」「夕陽に別れを告げて」「希望の轍」「愛の言霊 〜Spiritual Message」「通りゃんせ」「君こそスターだ」(サザンオールスターズ) - メインボーカリスト・桑田佳祐は鎌倉学園の出身。「鎌倉」をモチーフとしたアルバム『kamakura』は鎌倉にまつわる楽曲を多数収められ、ノスタルジックな作品としてファン層外からも人気を集めている。
- 「サーフ ブンガク カマクラ」ASIAN KUNG-FU GENERATION - 藤沢から鎌倉までの江ノ電の駅名を冠した曲名の入ったアルバム全10曲。
- 「さらば愛の日々」(ヒデとロザンナ、ハイファイセット)
- 「せぷてんばぁ」(クレイジーケンバンド)
- 「鉄道唱歌」(第1集東海道編 第6番~第9番)
- 「花を飾って(Kamakura)」(谷山浩子)
鎌倉市のキャラクター[編集]
- 牛若にゃん丸,源ポン太,静姫 - 鎌倉市のかまくら3R推進キャラクター。
- 玉竜くん,タマナワくん,タマちゃん - 玉縄城築城500年祭のマスコットキャラクター。
- 大船観音のんちゃん - 大船観音寺のマスコットキャラクター。
- 落ち武者のおちむん - 鎌倉市非公認キャラクター。
その他[編集]
- 最寄りの空港は羽田空港。大船駅から直通バスがある。
- 成田空港への直通の列車がある。(E259系成田エクスプレス,E217系快速エアポート成田)
- 最寄りの新幹線駅は、新横浜駅。
- 鎌倉フリー環境手形は、地域の交通を自由に使える共通の切符。
関連項目[編集]
- やぐら
- 鎌倉市指定景観重要建築物 - 鎌倉市都市景観条例にもとづき指定
- 鎌倉市内の寺院一覧
- 鎌倉で始まる記事一覧
外部リンク[編集]
- 行政
- 観光
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