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'''函館市'''(はこだてし)は、[[北海道 (地方公共団体)|北海道]]の[[道南|南部]]に位置する[[市]]。北海道内では[[旭川市]]に次ぐ第3の人口を有する。[[漁業]](港湾)と[[観光]]の街。[[函館山]]からの夜景が美しく[[津軽海峡]]に浮かぶ漁り火(いさりび)がそれに花を添える。[[中核市]]に指定されている。
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*比較的温暖な気候で温帯に属し、陸・海・空の交通の要衝として、また、箱館地方の行政・経済・文化の中心として発展した。
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2020年1月16日 (木) 11:05時点における最新版

北海道箱館地方首都。北海道では旭川市に次ぐ第3の人口を有する。漁業(港湾)と観光の街。箱館山からの夜景が美しく津軽海峡に浮かぶ漁り火(いさりび)がそれに花を添える。中核市に指定されている。

  • 比較的温暖な気候で温帯に属し、陸・海・空の交通の要衝として、また、箱館地方の行政・経済・文化の中心として発展した。
  • 平成16年(2004年12月1日、箱館市・戸井町恵山町椴法華村南茅部町が、合併した。

目次

地理[編集]

ファイル:Satellite image of Hakodate Goryokaku.jpg
市街地付近と五稜郭の衛星写真(NASAによる)

地名の由来[編集]

室町時代に津軽の豪族がこの地に築いた館が箱に似ていたため箱館と呼ばれるようになり、明治時代になって函館と改められたとされるが、諸説ある。

地勢[編集]

北海道渡島半島南部、亀田半島に位置し、東西と南は海(津軽海峡函館湾)に面している。市街地は、古火山である函館山とつながる陸繋島である函館半島から、七重浜方面・亀田平野方面・横津岳山麓方面・湯の川方面に展開している。

深い入り江のある、扇を開いたような地形のため、俗に「巴港」(ともえみなと)と呼ばれる天然の良港として栄えた。市章にも「一つ巴」が採用されている。 行政区域としては北海道渡島支庁に所属する。

    • 函館山(334m)
    • 三森山(842m)
    • 毛無山(630m)
    • 袴腰岳(1108m※函館最高峰)
    • 釜谷富士岳(228m)
    • 恵山(618m※市内唯一の活火山
    • 台場山(528m)
    • 泣面山(835m)
  • 河川
    • 亀田川水系(亀田川・笹流川・赤井川・黒井川)
    • 常盤川水系(常盤川・石川・小田島川)
    • 松倉川水系(松倉川・湯の川・湯の沢川・鮫川・深堀川)
    • 汐泊川水系(汐泊川・温川)

気候[編集]

対馬海流の影響のため北海道の都市としては冬の寒さは厳しくなく、夏の平均気温はむしろ札幌より低い。また、降雪量も少ない。このため函館はとても過ごしやすい気候の都市であり、日本では珍しい西岸海洋性気候に分類されることもある。

歴史[編集]

ファイル:Mashu-maru 1.jpg
函館港に保存されている青函連絡船「摩周丸」

幕末の開港以来、港の発展とともに歩んできた街であり、それに呼応して函館山の周辺から亀田半島方面に向かって市街地が拡がってきた。旧亀田市との合併などはこの流れを受けてのものであり、大野平野を抱える七飯町や北斗市の人口増加にも影響を与えてきた。これらを裏付けるように街の盛り場も十字街地区から大門地区へ、さらに五稜郭地区、昭和・美原地区へと変遷している。

明治の開拓使時代には出張所や支庁が置かれた。その後それらが廃止され北海道庁が設立されるまでのわずかな期間には、函館県の県庁所在地でもあった。このような経緯で道南地方の中心地としての礎が築かれ、今日では主だった国の出先機関や北海道の出先機関である渡島支庁などの行政機関が一通り所在している。教育においては旧制中学校や高等女学校、実業学校という中等教育学校や師範学校が明治時代に相次いで設立され、それらの後身校や新学制以降の設立校が今日まで所在している。医療においても幕末に設立された医学所に端を発する市立病院や他の総合病院など多数が所在している。

地理的に本州に最も近い港町であるため明治時代から海運は発達し、北海道と本州との連絡としてかつては青函連絡船が、そして今なお定期フェリーが青森との間に就航しており物流の結節点となっている。道都である札幌との間の陸上交通として、鉄道では函館本線(通称:山線)が、道路では国道がともに明治時代に全通し、以降は室蘭・千歳経由の路線(通称:海線)の設置や車両の改良、道路の舗装や拡幅工事などが進められ、時間距離は短縮してきている。近年は札幌側から高速道路が着々と延伸されてきており、一般国道との二重路線化がなされようとしている。空港も昭和中期に開港して以来、滑走路の延長やターミナルの整備が進められ、ジャンボジェット機などによる定期便やチャーター便の就航により国内はのみならず、近年は台湾など国外からの観光客の入れ込みが増えている。また将来的には隣接する北斗市までの北海道新幹線の延伸開業が決定しており、青函トンネル前後の区間で工事が行われている。

高度経済成長期には地場産業の要である造船とその関連産業が大いに賑わい活気に溢れていたが、オイルショックを境にそれらは一気に冷え込み街に暗い影を落とした。同様にかつては北洋漁業の基地としても栄えており漁船団の一斉出漁なども風物詩として見られたが、ロシア(当時はソ連)の200海里経済水域の設定以降はその姿が消えてしまった。青函連絡船が出港・入港時に鳴り響かせていた汽笛の音も廃止とともに回数は激減し、今では記念館として係留されている摩周丸が12時と17時に鳴らすだけの静かな港になった。バブル経済の崩壊後は、以前より街中の空き家や空きビル、空き地(駐車場)などが目立つようになっている。

経済の悪化に対処するべく企業誘致を進めるとともに、20世紀末からは情報系大学の設立による「IT」産業の育成や「国際水産・海洋都市構想」に基づく試みなど新たな地域発展に向けての取り組みが行われている。

沿革[編集]

行政[編集]

市政[編集]

  • 市長:西尾正範(2007年4月27日 - 2011年4月26日 1期目)
  • 市役所本庁の他、亀田支所・湯川支所・銭亀沢支所・戸井支所・恵山支所・椴法華支所・南茅部支所、及び水道局・交通局分庁舎などを設置。

警察[編集]

消防[編集]

税務[編集]

貿易[編集]

検疫[編集]

  • 小樽検疫所
    • 函館出張所・函館空港出張所

海上保安[編集]

気象観測[編集]

自衛隊[編集]

司法[編集]

  • 検察
    • 函館地方検察庁
      • 函館区検察庁
      • 松前区検察庁(管轄区域は松前郡だが函館地方検察庁舎内に所在)

立法[編集]

函館市議会[編集]

  • 定数 38人
  • 現議員数 37人
  • 議長 阿部善一
  • 任期 2007年5月2日から2011年5月1日まで

会派別構成[編集]

会派 議席数
民主・市民ネット 10(議長を含む)
新生クラブ 9
市民クラブ 6
公明党 5
日本共産党 4
無所属 3

北海道議会議員[編集]

函館市単独で1つの選挙区(函館市選挙区)を有し、定員は6名である。議員と所属政党は、以下の通りである。任期は、2011年4月29日まで。(得票順位の上位から示す)

  • 横山信一(公明党・2期目)
  • 川尻秀之(自由民主党・5期目)
  • 高橋亨(民主党・2期目)
  • 平出陽子(民主党・5期目)
  • 斉藤博(民主党・4期目)
  • 佐々木俊雄(自由民主党・1期目)

衆議院議員[編集]

函館市は、渡島支庁、桧山支庁全域の北海道第8区となっており、議員と所属政党は、以下の通りである。

経済[編集]

産業[編集]

近海の豊富な水産資源を活用した食品加工業が盛んである。イカソーメンやイカの塩辛・燻製など「イカの街」としてのイメージを全国的に広げようとしている。イカは市の魚にもなっている。また小樽市とともに北海道を代表する「鮨の街」としての自負もある。

幕末の開港とともに西洋の文化がいち早く流入し、その後の市街の形成の中で取り込んでいったため史跡や名所を数多く抱えている。さらに温泉地や街を一望できる函館山、隣接する七飯町の大沼国定公園(景勝地)といったように天然資産にも恵まれている。このため一年を通じて訪れる観光客の数は多く、大小さまざまな宿泊施設や朝市に代表される土産物店が軒を連ねる。

往時よりは斜陽になっているが津軽海峡以北では唯一の造船所が立地していることもあり、関連産業も息づいている。

臨港部には油槽所や鉄工所、函館臨空工業団地には電気・電子関連の工場、函館テクノパークにはIT関連企業などが立地している。

郵便[編集]

  • 函館中央郵便局(日本郵便函館支店・かんぽ生命函館支店併設)
  • 函館北郵便局(日本郵便函館北支店・ゆうちょ銀行函館店併設)
  • 函館東郵便局(日本郵便函館東支店併設)
  • 石崎郵便局
  • 尻岸内郵便局
  • 南茅部郵便局
  • 戸井郵便局
  • 古武井郵便局
  • 椴法華郵便局

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

  • 青森市青森県
    1989年(平成元年)3月13日「ツインシティ(双子都市)」提携。

海外[編集]

地域[編集]

健康[編集]

  • 保健所
    • 北海道渡島保健福祉事務所
    • 市立函館保健所

教育[編集]

大学[編集]

国立大学法人
公立
私立

短期大学[編集]

私立

外国大学指定日本校[編集]

高等専門学校[編集]

高等学校[編集]

道立
市立
私立

中学校[編集]

国立大学法人附属中学校
市立
  • 西中学校
  • 潮見中学校
  • 本通中学校
  • 凌雲中学校
  • 五稜中学校
  • 大川中学校
  • 港中学校
  • 光成中学校
  • 的場中学校
  • 深堀中学校
  • 湯川中学校
  • 戸倉中学校
  • 旭岡中学校
  • 亀尾中学校
  • 鱒川中学校
  • 北中学校
  • 赤川中学校
  • 桔梗中学校
  • 亀田中学校
  • 東光中学校
  • 尻岸内中学校
  • 臼尻中学校
  • 潮光中学校
  • 日新中学校
私立

小学校[編集]

国立大学法人附属小学校
市立
  • 西小学校
  • 弥生小学校
  • 青柳小学校
  • あさひ小学校
  • 中部小学校
  • 北星小学校
  • 八幡小学校
  • 万年橋小学校
  • 港小学校
  • 高盛小学校
  • 中島小学校
  • 千代田小学校
  • 柏野小学校
  • 金堀小学校
  • 駒場小学校
  • 深堀小学校
  • 本通小学校
  • 北日吉小学校
  • 北昭和小学校
  • 湯川小学校
  • 高丘小学校
  • 上湯川小学校
  • 旭岡小学校
  • 亀尾小学校
  • 鱒川小学校
  • 東小学校
  • 石崎小学校
  • 桔梗小学校
  • 中の沢小学校
  • 磨光小学校
  • 昭和小学校
  • 亀田小学校
  • 赤川小学校
  • 中央小学校
  • 北美原小学校
  • 南本通小学校
  • 神山小学校
  • 東山小学校
  • 臼尻小学校
  • 千代ヶ岱小学校
  • 鍛神(たんしん)小学校
  • 日吉が丘小学校
  • 戸井西小学校
  • 日新小学校
  • えさん小学校
  • 椴法華(とどほっけ)小学校
  • 木直小学校
  • 大船小学校
私立

その他の学校[編集]

国立大学法人附属養護学校
  • 北海道教育大学附属養護学校:小・中・高
道立
  • 函館盲学校(もうがっこう):幼・小・中
  • 函館聾学校(ろうがっこう):幼・小・中
  • 五稜郭養護学校:小・中
  • 函館養護学校:小・中・高

社会教育施設[編集]

  • 函館市立中央図書館(函館市五稜郭町)
インターネット利用サービスやAV視聴サービスも行っている。


電話[編集]

市内全ての地域で市外局番は0138である。旧南茅部町地域は01372(01372-2/01372-3)であったが、2006年10月1日に番号を変更して0138(0138-25/0138-63)となり、統一された。なおこの市外局番0138は、隣接する北斗市、亀田郡七飯町の大半、および茅部郡鹿部町の一部と共通である。
市内をカバーしているNTT交換局は以下の通りである。

  • 函館局
  • 函館松陰局
  • 桔梗局
  • 銭亀局
  • 湯の川局
  • 旭岡局
  • 函館北局
  • 戸井局
  • 尻岸内局
  • 古武井局
  • 椴法華局
  • 七重浜局
  • 南茅部局
  • 尾札部局

電気[編集]

水道[編集]

  • 函館市水道局

都市ガス[編集]

交通[編集]

空港[編集]

鉄道路線[編集]

バス[編集]

道路[編集]

高速道路自動車専用道路
一般国道
都道府県道
重要道路の愛称
  • 国道
    • 赤松街道・漁火通
  • 函館駅前~亀田川中下流域方面
    • 高砂通・大縄町通・八幡通・行啓通・教育大通・ときわ通・新興通
  • 港地区方面
    • 大野新道・浅野町通
  • 亀田・富岡・美原方面
    • 産業道路・赤川通・東山墓園線・美原学園通・桐花通・旧戸井線(本通富岡線・緑園通り)
  • 大森浜~湯の川~日吉方面
    • 日吉が丘通・学園通・日ノ出町通・駒場通・湯浜通

船舶[編集]

津軽海峡を挟んだ本州との連絡のため、青森県にある青森港(青森市)、大間港(大間町)との間にフェリーが運航している。
1988年まで国鉄およびJR北海道により青函連絡船が運航されていた。
  • その他(漁港
    • 第1種漁港:住吉、函館湯川、志海苔、石崎(銭亀沢)、小安、釜谷(戸井)、汐首、日浦、女那川、恵山、古部、木直、川汲、大舟
    • 第2種漁港:戸井、大澗、尾札部
    • 第3種漁港:函館(入舟)、臼尻
    • 第4種漁港:山背泊

道の駅[編集]

文化財[編集]

ファイル:旧北海道庁函館支庁庁舎.JPG
旧北海道庁函館支庁庁舎
ファイル:Hakodate Russian Orthodox Church, May 2006.jpg
函館ハリストス正教会
主の復活聖堂の全景

国宝(国指定)[編集]

  • 土偶(1979年(昭和54年)重要文化財指定、2007年(平成19年)国宝指定)
1975年8月、南茅部町尾札部地区(当時)の住民が、農作業中に偶然発見した。内部が中空になっているので中空土偶と言われる。現在その周辺は、著保内野(ちょぼないの)遺跡となっている。北海道で唯一の国宝。北海道初の国宝と言われているが、正確には2例目。大船遺跡埋蔵文化財展示館にてレプリカ展示。

重要文化財(国指定)(建造物)[編集]

  • 太刀川家住宅店舗(1971年(昭和46年)指定)
1901年(明治34年)に建てられたレンガ等で造られた耐火建築の商店で、隣接する洋館(1915年建造)などとともに国の重要文化財に指定された。

重要文化財(国指定)(美術工芸品)[編集]

  • 木造大日如来坐像(1967年(昭和42年)指定)(高野寺蔵)
  • 北海道志海苔中世遺構出土銭(2003年(平成15年)指定)(市立函館博物館蔵)

登録有形文化財(国登録)[編集]

  • 五島軒本店旧館
  • 北海道道教育大学函館校北方教育資料室(旧函館師範学校本館)
  • プレイリー・ハウス(旧佐田邸)
  • 函館中華会館
  • 遺愛学院講堂
  • 遺愛学院謝恩館
  • 函館大手町ハウス(旧浅野セメント函館営業所)

史跡(国指定)[編集]

  • 五稜郭跡(特別史跡)
  • 四稜郭
  • 三稜郭 (現在未確定)
  • 志苔館跡
  • 大船遺跡

名勝(国指定)[編集]

登録記念物(国登録)[編集]

  • 函館公園

重要伝統的建造物群保存地区(国選定)[編集]

  • 元町末広町地区

重要有形民俗文化財(国指定)[編集]

  • アイヌの生活用具コレクション(函館市北方民族資料館蔵)

無形民俗文化財(国選択)[編集]

  • 松前神楽(北海道指定無形文化財)

北海道指定有形文化財(建造物)[編集]

  • 旧金森洋物店(函館市立郷土資料館)
1880年(明治13年)に建てられた洋風の商家で、レンガ等で造られているため1907年(明治40年)の大火でも焼き残った。1969年(昭和44年)には函館市立函館博物館郷土資料館となった。
  • 旧函館博物館1号(函館公園内)
  • 旧函館博物館2号(函館公園内)
  • 旧北海道庁函館支庁庁舎(元町公園内)
  • 旧開拓使函館支庁書籍庫

北海道指定有形文化財(建造物以外)[編集]

  • サイベ沢遺跡出土の遺物(市立函館博物館蔵)
  • 夷酋列像粉本(函館中央図書館蔵)
  • 釈迦涅槃図蠣崎波響筆(高龍寺蔵)
  • 住吉町遺跡出土の遺物(市立函館博物館蔵)
  • 石崎八幡神社の鰐口(市立函館博物館蔵)
  • 樽岸出土の石器(市立函館博物館蔵)
  • 刀銘源正雄(市立函館博物館五稜郭分館蔵)
  • 椴法華出土の尖底土器(市立函館博物館蔵)
  • 日ノ浜遺跡出土の動物土偶(市立函館博物館蔵)
  • 板碑(戸井町の碑)(函館市戸井郷土館蔵)
  • 板碑(貞治の碑)(称名寺蔵)

北海道指定史跡[編集]

  • 恵山貝塚(函館市恵山郷土博物館)
  • 古武井熔鉱炉跡
  • 女那川煉瓦製造所跡

函館市指定文化財(建造物)[編集]

  • 旧イギリス領事館

函館市指定無形民俗文化財[編集]

  • 大船南部神楽
  • 安浦駒踊り

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

ファイル:Hakodate.night.jpg
函館山から見た函館市街の夜景
  • 五稜星の夢(1~2月)
  • はこだて冬フェスティバル(2月)
  • 箱館五稜郭祭(5月)
  • 高田屋嘉兵衛まつり(7・8月)
    • 高田屋嘉兵衛資料館
  • 市民創作函館野外劇(7月)
  • 大門祭(7月上旬)
  • 港まつり(8月)
    • 夜景の日(8月13日)
  • はこだてクリスマスファンタジー(12月)

日本初[編集]

国際貿易港として通商を行ってきたため、日本初のものが多数ある。

  • 日本初の貿易港1859年、函館港)
  • 日本初の西洋式城郭(五稜郭、フランス築城方式)
  • 日本最古のコンクリート電柱
  • 日本初のコンクリート造り寺院(東本願寺函館別院)
  • 国産初の上水道
  • 日本初の種痘術(1824年、中川五郎治による)
  • 日本初のストーブ(高田屋嘉兵衛資料館に復元がある)
  • 日本初の洋式帆船「箱館丸」(日本人が設計した初の洋式帆船)
  • 日本初の西洋料理店(1859年)
  • 日本初の正教会(1861年、函館ハリストス正教会
  • 日本初の混声合唱
  • 日本初の選挙(旧幕臣榎本武揚が蝦夷共和国建設を目指して行った)
  • 日本初の天然(1869年、五稜郭氷として横浜への輸送販売を行った)
  • 日本初の測候所(1872年)
  • 日本初の女子修道院(1898年、トラピスチヌ修道院)
  • 日本初のバットレスダム(笹流ダム)
  • 日本初の雪かき車(1910年)

函館市民憲章[編集]

わたくしたちは、北海道の文化発祥の地、函館に住む市民です。 山と海にかこまれた美しい自然を誇り、すぐれた市民性をはぐくんできた函館を、いっそう住みよい都市に発展させるため、わたくしたち市民とまちの理想像をかかげ、ここに市民憲章を定めます。(昭和52年5月3日制定)

  • 真心あふれる函館市民、あたたかいまち
  • 健康で働く函館市民、にぎわうまち
  • 文化を誇る函館市民、はぐくむまち
  • 自然を生かす函館市民、きれいなまち
  • 郷土を愛する函館市民、のびゆくまち

都市宣言[編集]

  • 安全都市宣言(昭和36年3月6日制定)
  • 核兵器廃絶平和都市宣言(昭和59年8月6日制定)
  • 国際観光都市宣言(平成元年8月1日制定)
  • スポーツ健康都市宣言(平成4年10月10日制定)
  • いきいき長寿都市宣言(平成6年12月10日制定)

出身有名人[編集]

学術・文芸[編集]

音楽[編集]

芸能[編集]

政界・官界・法曹界・経済界[編集]

スポーツ[編集]

その他[編集]

小説・アニメ・ドラマ・映画[編集]

その他[編集]

「世界三大夜景」:ナポリ香港、函館

  • 「函館に来る」あるいは「函館を訪問する」という意味で「来函(らいかん)」ということがある。
  • 大正時代に市内の各寺院がお盆を新暦の7月に切り替えたため、7月に墓参りを行なう家が多い。
  • 函館近辺では、葬儀の際には通夜の前に遺体火葬を済ませることがほとんどであり、通夜と告別式では、祭壇に骨箱が安置されることが非常に多い。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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