渋谷駅

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渋谷駅
渋谷駅

渋谷駅(しぶやえき)は、東京都渋谷区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京急行電鉄(東急)・東京地下鉄(東京メトロ)・京王電鉄である。

目次

乗り入れ路線[編集]

JR東日本の各線(後述)、東急の各線(後述)、東京メトロの各線(後述)、および京王の井の頭線という4社の路線が乗り入れるターミナル駅である。JR以外の各線はすべて当駅を起点・終点としている。

JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は山手線のみである(詳細は各路線の記事および「鉄道路線の名称」を参照)が、一般列車の運転系統としては電車線を走行する環状線としての山手線電車のほか、山手貨物線を走行する埼京線湘南新宿ラインが停車し、旅客案内ではそれぞれ別路線として扱われている。なお、山手貨物線を経由する有料列車として、旧目黒川信号場から品鶴線を経由して総武本線成田線に直通する特急「成田エクスプレス」、湘南新宿ラインと同じルートで東海道本線に直通するホームライナー(「ホームライナー小田原」「おはようライナー新宿」。後者は降車扱いのみ)が停車する。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属している。

東急は次の2路線が乗り入れ、各路線ごとに駅番号が与えられている。

東京メトロは次の3路線が乗り入れ、各路線ごとに駅番号が与えられている。

このほか、京王井の頭線にも「IN 01」の駅番号が与えられている。

東横線と副都心線、田園都市線と半蔵門線はそれぞれ相互直通運転を行っている。このため東横線・副都心線と、田園都市線・半蔵門線との駅は東急と東京地下鉄の共同使用駅であり、東急が一体で管理している。

沿革[編集]

  • 1885年明治18年)3月1日 - 日本鉄道の駅が開業(赤羽 - 品川間の開通と同時)。一般駅。開業日の利用者はいなかった。
  • 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道が国有化されて国有鉄道の駅となる(1909年10月12日に山手線所属駅となる)。
  • 1907年(明治40年)8月11日 - 玉川電気鉄道線玉川線(後の東急玉川線)が開業。
  • 1911年(明治44年)8月3日 - 東京市電(後の東京都電)青山線が中渋谷ステーション前まで延伸(同停留所は渋谷駅東口の宮益坂下に設置)。
  • 1921年大正10年)6月11日 - 玉川電気鉄道天現寺橋線(後の東京都電天現寺橋線)開業。
  • 1923年(大正12年)3月29日 - 市電青山線が渋谷駅前まで延伸(現在のハチ公前広場の位置)。
  • 1927年昭和2年)8月28日 - 東京横浜電鉄(現在の東急)東横線が開業。
  • 1933年(昭和8年)8月1日 - 帝都電鉄渋谷線(現在の京王井の頭線)が開業。
  • 1938年(昭和13年)12月20日 - 東京高速鉄道線(現在の東京メトロ銀座線)が開業。
  • 1940年(昭和15年)5月1日 - 帝都電鉄が小田原急行鉄道に合併し、同社帝都線の駅となる。
  • 1941年(昭和16年)9月1日 - 陸上交通事業調整法により、東京高速鉄道の駅は帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の駅となる。
  • 1942年(昭和17年)5月1日 - 小田急電鉄東京急行電鉄大東急)に併合される。
  • 1948年(昭和23年)6月1日 - 東急から京王帝都電鉄が分離し、同社井の頭線となる。
  • 1955年(昭和30年)12月27日 - 都営トロリーバスが渋谷駅に乗り入れ。
  • 1957年(昭和32年)3月26日 - 都電の渋谷駅前停留所が東口に集約され、ループ線上のターミナルになる。
  • 1968年(昭和43年)
    • 3月31日 - 都営トロリーバスの渋谷駅への運行が廃止。
    • 9月29日 - 都電青山線が廃止。
  • 1969年(昭和44年)
  • 1977年(昭和52年)4月7日 - 東急新玉川線(現在の田園都市線)開業。同線のホームは営団が建設したものの、駅業務は東急に移管。
  • 1978年(昭和53年)8月1日 - 営団地下鉄半蔵門線の当駅 - 青山一丁目間(東急新玉川線直通)が開業。
    • 同日付をもって、東急新玉川線・営団地下鉄半蔵門線の駅業務が東急から営団に移管。
  • 1980年(昭和55年)10月1日 - 国鉄駅での貨物取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本の駅(山手線所属)となる。
  • 1996年平成8年)3月16日 - 埼京線ホームを山手貨物線の貨物ホーム跡地に新設。
  • 1997年平成9年)
    • 7月 - 京王井の頭線の駅が西口を開設。
    • 12月28日 - 京王井の頭線の駅が移転する。
  • 2001年(平成13年)
  • 2002年(平成17年)12月1日 - JR東日本の特急「成田エクスプレス」の一部列車が渋谷駅に停車開始。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月1日 - 営団地下鉄民営化により、銀座線と半蔵門線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)の駅となる。
    • 6月23日 - 東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線構内で渋谷駅駅員銃撃事件が発生。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月18日 - 京王・東急・東京メトロでICカードPASMO供用開始。
    • 12月2日 - 東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線の駅業務が東京メトロから東急へ移管(実際の業務は東急レールウェイサービスに業務委託)。
  • 2008年(平成20年)6月14日 - 東京メトロ副都心線の駅が開業、開業時から東急の管轄駅となる(実際の業務は東急レールウェイサービスが東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線と一体で行う)。
  • 2013年(平成25年)3月16日 - 東急東横線の駅が地下に移転、同時に行われたダイヤ改正で東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始。東急レールウェイサービスへの委託が解除され、東急直営駅となる。

2016年。期間限定でメロディーがドラクエの序曲に変更された。7月6日の昼帯で放送された

駅構造[編集]

各社の渋谷駅位置関係

当駅の特徴は渋という地名が示す通り、山手線に沿った南北の細い谷の底を中心として、駅が形成されている点である。当駅以外の首都圏の駅のほとんどでは、地上を走る郊外路線はJRに並行してホームを構えているが(品川駅新宿駅池袋駅日暮里駅横浜駅北千住駅など)、当駅は前述した地形構造から、接続する各路線が安定した地形で路線敷設および当駅の接続を行うことが困難であり、多くの路線がJRと立体交差するように接続している。例を挙げれば、東京メトロ銀座線は当駅の地上3階を発車して地下にもぐり、東急東横線と京王井の頭線は都心部を走る路線でありながら次の駅にトンネルが存在する。廃止された東急玉川線は路面電車でありながら山手線の高架線と同じ高さに渋谷駅を構えていた。

こうした大正時代から続く増・改築により、多数の鉄道駅施設や商業施設、バスターミナルなどが立体的に絡み合い、連絡通路や階段が多く、利用者にはわかりにくい構造となっている。こうした状況から、耐震性の向上やバリアフリーの観点からも抜本的な改善が求められた。

2013年3月16日の東横線ホーム地下化に伴う、現在使われている東横線の高架式ホームの廃止に合わせて、当駅並びに駅周辺の大規模な再整備が行われることになった。計画の詳細については「#駅施設・駅周辺の再整備」の項を参照のこと。

JR東日本[編集]

山手線のホームは東急百貨店東横店に挟まれており、内回りが島式ホーム片側利用、外回りが単式ホームの構造を持つ。それぞれ1面1線、合計2面2線を有する高架駅である。カーブの途中にホームがあるため、電車とホームの間が広く空く箇所がある。また、車掌単独で閉扉出来ないため終日駅員が立ち会う。

元々は内回りが使用している島式ホームのみであったが、増加する乗客をさばくため、昭和時代にホームを増設し、現行の方向別の形態となった。これに伴い、内回りホームの外回り側にフェンスが設置された。なお、2000年代前半のリニューアルにより外回りホームのフェンスに広告スペースが設置されたため、内回りホームから外回りホームを見通すことがほとんどできなくなっている。

埼京線と湘南新宿ラインのホームは島式ホーム1面2線を有する高架駅である。かつては山手線ホームの東隣に東急東横線の地上ホームがあり、ホームを設置するスペースがなかったことから、当駅で貨物営業を行っていた貨物ホームの跡地に新設された。そのため、ホーム全体が山手線ホーム南端よりもさらに南側にあり、各線への乗り換えや渋谷の繁華街へは遠い。連絡通路には動く歩道が設置されているが、乗り継ぐ際には最低でも5分程度はかかる。この点は、新宿駅も類似している。そのため、山手線と埼京線(りんかい線直通を含む)・湘南新宿ラインを乗り継ぐ場合は、当駅よりも両線のホームが隣接している恵比寿駅又は池袋駅で乗り換えた方が便利である(ただし湘南新宿ラインの特別快速は恵比寿駅を通過)。この問題は、前述した東横線と副都心線の相互乗り入れ開始に伴う東横線の地下ホームへの移転後、東横線高架駅を取り壊した跡地に埼京線・湘南新宿ラインのホームを移設することで解消される予定であり、山手線ホームも島式1面2線のホーム体制に戻る予定である[1]

山手線の外回りホーム・内回りホームにはNEWDAYSとあまり変わらない規模ではあるが駅ナカ施設があり、これまでに東ハトタイアップしたKIOSK「KIOSK&東ハトコラボショップ」やフジテレビの番組グッズショップ「F電」などが出店したことがある。2012年12月現在は、両方向とも日清食品がスポンサーとなり、どん兵衛渋谷駅ナカ店が外回りホームに、ラ王袋麺屋が内回りホームにある。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 山手線(外回り) 新宿池袋上野方面
2 山手線(内回り) 品川浜松町東京方面
3 埼京線 新宿・池袋・赤羽大宮方面
湘南新宿ライン 大宮・宇都宮高崎方面
成田エクスプレス 新宿・大宮方面
4 埼京線 恵比寿大崎りんかい線方面
湘南新宿ライン 横浜大船小田原逗子方面
成田エクスプレス 成田空港方面
  • 1989年3月から新宿駅とともに発車メロディを採用した。山手線のホームは2001年初頭に楽曲が変更された。なお、2011年6月27日から7月31日までは全ホームにおいてコカ・コーラ社のサウンドロゴ「コカコーラ 5トーン」が使われていた。この曲は、東急東横線のホームでも接近メロディとして使用されていた。
  • 山手線ホームに設置されていた喫煙所は、「煙が車内まで入ってきて不快なので撤去して欲しい」と利用客からの要望が多数あったために2008年10月19日終電をもって撤去され、翌20日から全面禁煙となった。その後、JR東日本は2009年4月1日と10月1日の2段階に分けて、首都圏(電車特定区間)のほとんどの駅ホームに設置されている喫煙所を撤去し、全面禁煙とする駅を拡大した。
  • 2010年3月13日のダイヤ改正で、特急「成田エクスプレス」の新宿方面発着系統の全列車が停車するようになった。

改札・出口[編集]

ハチ公改札・ハチ公臨時改札
ハチ公口や宮益坂口に近い。臨時改札はハチ公前広場にある。地上1階相当。山手線ホーム新宿寄り階段下。東急田園都市線・半蔵門線、東急東横線・副都心線方面。
玉川改札
2階(山手線1番ホームと同一階)にあり、東急百貨店東横店に直結している。銀座線・京王井の頭線方面。なお、「玉川」という名称は1969年まで営業していた東急玉川線のホームに連絡していた名残りである。
中央改札
山手線ホーム中央付近階段上、埼京線・湘南新宿ラインホーム新宿寄りの階段を上って100m直進。3階相当。山手線と埼京線・湘南新宿ラインが唯一通路で連絡。エレベーターエスカレーターあり。改札を出て左手が玉川口で銀座線・京王井の頭線正面口方面、右手が旧東急東横線正面口方面。改札正面は銀座線の降車専用口で、乗車するには一度玉川口か宮益坂口方面に降りる必要がある。
南改札
西口および東口。地上レベル。山手線ホーム恵比寿寄り階段下。エレベーター・エスカレーターあり。当駅で唯一車椅子で地上に出られるバリアフリー対応の改札。東口・西口バスターミナル方面。
新南改札
新南口。埼京線・湘南新宿ラインホーム恵比寿寄り階段上。3階相当。エレベーター・エスカレーターあり。山手線ホームからは中央改札への階段を上り、連絡通路を通って埼京線・湘南新宿ラインホームに下りてから再び階段を上る必要がある。ホテルメッツ渋谷の入口に直結している。新南改札以外の改札から入場し抜ける場合には、通り抜けとなり、入場料金130円を支払わなければならない。


東京急行電鉄・東京メトロ(半蔵門線・副都心線)[編集]

東急が駅管理業務を行い、東京地下鉄は改札業務を東急に委託している。田園都市線・半蔵門線の駅と東横線・副都心線の駅を一体的に管理している。各改札口付近にデジタルディスプレイが2画面設置され、東急と東京メトロからのお知らせをそれぞれ表示する。

田園都市線・半蔵門線[編集]

田園都市線の前身のひとつである1977年(昭和52年)4月の新玉川線開業と同時に利用を開始した、島式ホーム1面2線を有する地下駅。道玄坂下交差点から宮益坂下交差点の直下に位置する。

田園都市線と半蔵門線は相互直通運転を行っており、ホームを共有している。両線の起・終点の駅ではあるが、ほぼすべての列車が直通運転を行う。田園都市線には当駅始発の電車が設定されているが、半蔵門線には当駅始発の列車が大晦日 - 元日終夜運転の折り返し時以外には設定されていない。

従来の方法では、渡り線が表参道側の両渡り線のみであり、田園都市線から渋谷駅で折り返す電車は一度表参道方に移動させて折り返す必要があったが、2008年(平成20年)から池尻大橋方にも片渡り線が設置され、2番線からも直接中央林間方面に発車できるようになった。同年12月に運転された当駅始発の臨時列車から供用を開始し、2009年(平成21年)6月6日のダイヤ改正から定期列車でも使用されている。ただし、2013年現在も従来の表参道側に移動して折り返す定期列車も設定されている。

エスカレーターは営団 → 東京メトロ管轄時から各階段に併設されているが、エレベーターは改札階とホーム階を結ぶものが1基設置されており、改札階に専用改札口が設置されている。また、当駅ホームと1層下の東横線・副都心線連絡通路を結ぶエレベーター・エスカレーター・階段があり、田園都市線・半蔵門線ホームと東横線・副都心線ホームは改札内連絡が可能である。

定期券うりばは、当駅に東急と東京メトロがそれぞれ直営で設置していた(東急:道玄坂側、東京メトロ:宮益坂側)が、前者は2008年(平成20年)5月31日、後者は同月23日にそれぞれ閉鎖され[2]、その機能を統合し、東横線・副都心線の改札外コンコース(渋谷ヒカリエ2改札付近)に移転した。

半蔵門線が開業してからは長らく営団様式の発車標が1番線のみに設置されていた(水天宮前駅開業前の表参道 - 三越前間も同様)が、2003年(平成15年)3月19日の半蔵門線押上延伸時から2番線にも設置され、同時に改札口にも設置された。東京メトロから東急への駅業務移管後はすべて東急様式のものに置き換わっている(半蔵門線側〈2番線〉の最下段のみ他の半蔵門線の駅と同様に東京メトロフォーマットの情報〈自線や他線の運行情報など〉が流れる)。

混雑が激しくなってきていることから、新たに上り専用ホームを増設し、2面3線の構造に変更することが検討されている。

のりば[編集]
番線 路線 行先
1 田園都市線 二子玉川長津田中央林間方面
(一部は半蔵門線ホーム2番線から発車)
2 Z 半蔵門線 大手町押上〈スカイツリー前〉
東武伊勢崎線 久喜東武日光線 南栗橋方面
駅管理業務の移管[編集]

渋谷駅#沿革 も参照 当駅が新玉川線(現在の田園都市線二子玉川駅 - 当駅間を指す)の駅として開業した当初は、帝都高速度交通営団が駅を建設しながらも東急管理であったが、半蔵門線開業および相互乗り入れ開始を機に旧営団に移管し、さらに2007年12月2日から田園都市線を運行する東急に再び移管された。後者の移管までは東急の駅では唯一他社管理駅だった。

その他[編集]
  • 東京メトロが発足してからは、東京以外の全国各地からの旅行者を対象にした旅行者用オープンチケットを駅事務室で引き換えていたが、東急に駅業務が移管してからはそれが行えなくなった(銀座線の駅で取扱い)。また、東急が発売している「みなとみらいチケット」や「東急お台場パス」は2013年3月15日までは当駅では発売されていなかった(旧・東横線の駅で発売)。
  • 2013年3月16日からは従来からの田園都市線の自動券売機でも東横線経由での日比谷線の恵比寿・広尾南武線横浜線京急線相鉄線の連絡乗車券が発売されるようになった。
  • ホームの道玄坂側で東急系列の「toks」、宮益坂側で東京メトロ系列の「メトロス」、それぞれの売店を営業している。
  • 東武線直通列車の場合、東急管理駅では唯一、東武線内の停車駅をアナウンスしている。
  • 互いに他社直通区間ではあるが、副都心線の開通以降、当駅は東武本線系統と東武東上線系統の路線が交差する地点である(当駅の他には中目黒駅永田町駅がある)。

東横線・副都心線[編集]

2008年(平成20年)6月14日副都心線開業と同時に利用を開始した島式ホーム2面4線を有する地下駅であり、明治通りの直下に位置する。

計画当初は島式ホーム1面2線で計画されていたが、後に東急東横線(及びその先の横浜高速鉄道みなとみらい線)との相互直通運転が決定したことで島式ホーム2面4線に変更された。2013年(平成25年)3月16日の東横線・副都心線の相互直通運転開始と同時に、東横線の乗り場は同日始発から従来の高架ホームからこの地下ホームに移転した。この際、ホームを2両分(約40メートル)横浜寄りに移転した。

現在は島式ホーム2面4線の構造であるが、副都心線開業から東横線方面との相互直通運転開始までは外側2線のみ使用されていた。それまでは内側2線は使用されず、2012年(平成24年)6月30日終電までは部分的に両ホーム間を結ぶ仮設の連絡通路が設置され、実質1面2線のホームとして機能していた。東横線との相互直通運転開始に先立ち、2011年(平成23年)10月より仮設通路の撤去が順次開始され、2012年7月1日始発からは両ホーム間の行き来ができなくなり、内側2線の整備や横浜方にホームを延伸する工事、和光市方の仮設ホームの撤去工事、コンコースの拡幅などが行われた。

中線である4番線・5番線を利用して、東横線方面・副都心線方面の双方の電車が当駅で折り返し運転を行えるように、それぞれ両渡り線が設置されている。ただし、引き上げ線は当駅には設置されず、その代替として新宿三丁目駅東新宿寄りに設置されている。このため、終日にわたり東横線からの新宿三丁目行が設定されている。

東横線方面からの列車には、副都心線には直通しない当駅折り返し列車が終日にわたり多数設定されており、その大部分は各駅停車が占める(早朝・深夜には急行もあるほか、土休日の朝1本のみ特急もある)[3]。早朝・深夜の折り返し列車の一部は、副都心線ホームである5番線から発車するが、大半の折り返し列車は、当駅直前の渡り線を利用して副都心線ホームとは反対側の4番線に到着するため、東横線から引き続き副都心線を利用する場合は事前に副都心線直通列車に乗り換える方が便利である。

一方、副都心線への当駅始発列車は平日ダイヤの始発と夕方の計2本、土休日ダイヤの始発と夜間の計2本のみであり、副都心線からの当駅終着列車は設定されておらず、全ての営業運転列車が当駅を経由して東横線に直通する。

前述した田園都市線・半蔵門線の駅とは異なり、当駅は東急と東京メトロが工事を分担(銀座線高架以南は東急、それ以外は東京メトロが工事主体)した。駅管理は副都心線開業時から東急が行っていたが、これは東横線と副都心線の相互乗り入れ開始時に当駅と田園都市線・半蔵門線の駅を一体的に管理するためだった。

当駅開業と同時に東急直営の定期券うりばが開設(田園都市線から東急、半蔵門線から東京メトロがそれぞれ移転・統合)されたが、東京メトロ直営の定期券うりばは当駅になく、銀座線の改札外コンコースにある。

東京メトロの定期券は当駅の定期券うりばと銀座線の定期券うりばでも購入可能であるが、当駅の定期券うりばで発売される券種は限定されており、「メトロ&ぐるっとパス」などは銀座線の駅での取り扱いとなる。

副都心線(東横線)と半蔵門線(田園都市線)は相互の改札内連絡が可能である。一方、銀座線の駅は引き続き東京メトロが管理し、改札外乗換となる。そのため、副都心線と銀座線を乗り継ぐ際は30分の乗り換え時間の制限が設けられ、切符で乗り換える時は当駅での乗り継ぎ用自動改札機(オレンジ色)を通る必要がある(運賃が不足する場合は、乗り継ぎ用の自動精算機で運賃精算)。また、半蔵門線経由で表参道駅で乗り換える方法もある。2013年3月15日までは田園都市線・半蔵門線と乗車券の扱いが同一であるため、乗り継ぎ用自動改札機(オレンジ色)は東急における田園都市線と東横線の乗り継ぎの扱いにも対応していた。

駅の設計は建築家安藤忠雄である。駅全体は「地宙船(地中の宇宙船)」をテーマとしたデザインが施され、新宿三丁目駅明治神宮前駅と同様にホーム階からコンコース階に達する円形の吹き抜けが設置されており、当駅のホームにも「地宙船」をイメージした模型が設置されている。

地下駅でありながら、機械を一切設置しない自然換気システムを世界で初めて採用するとともに、ホームの床下や天井には冷水を循環させる「放射冷房システム」も採用し、地球環境に配慮した設計を取り入れている。なお、自然換気システムは東急文化会館跡地に建設された複合施設「渋谷ヒカリエ」開業までは仮設の換気塔を設置して対応した。

発車ベルメロディ(発車サイン音)として、東横線の3・4番線ホームおよび5番線からの東横線始発列車にて「Departing from New Shibuya Terminal」(向谷実作曲)を、副都心線の5番線ホームにて「おとぎのワルツ」(株式会社スイッチ制作)、6番線ホームにて「愛ステーション」(同)を使用している。

のりば[編集]
番線 路線 行先
3・4 東横線 中目黒自由が丘横浜みなとみらい線 元町・中華街方面
(※一部の始発列車は、副都心線ホーム5番線から発車)
5・6 F 副都心線 池袋和光市東武東上線 森林公園西武線 飯能方面
  • のりば番号は、田園都市線・半蔵門線ホームからの続きで付番されている。
  • 東横線の当駅終着・始発列車は終日にわたり多数設定されている。一方、副都心線の始発列車は早朝1本と夕方1本(土休日ダイヤは夜間1本)の合計2本のみであり、副都心線からの当駅終着列車は設定されておらず、全ての列車が東横線に直通する。
  • 配線上、東横線4番線と副都心線5番線が主本線、東横線3番線と副都心線6番線が副本線である。
  • 一部の列車は緩急接続が行われるが当駅発着列車は4番線と5番線の主本線で折り返す為一部の優等列車は3・6番線の副本線に入線する。
  • 両ホームに可動ステップが設置されている。
  • 相互乗り入れ開始までは、現在の3番線と6番線(旧4番線)のみを使用していた。
    • 日中は種別ごとにホームが使い分けられており、3番線から各駅停車、旧4番線から急行が発車していた。
    • ポイント(分岐器)を二度通過するため、3番線の列車は発車後、旧4番線の列車は到着前に大きく揺れていた。
その他[編集]
  • 地下駅では珍しくバラストが敷かれている。これは駅の真上にホテル「渋谷東急イン」があることから走行音などの騒音を最小限にするためのものである[4]

同一事業者他路線の「渋谷駅」との関係[編集]

東京メトロの路線である半蔵門線・副都心線と銀座線の渋谷駅は改札口が別であることなどから事実上別の駅として扱われている。このため、田園都市線と銀座線の乗り換えは公式には同一ホームで半蔵門線と乗り換えが可能な表参道駅を案内しているが、副都心線および田園都市線と銀座線の改札外乗り換えが可能であるため、副都心線が開業した当初より、駅の乗換案内に銀座線が表記されている。アナウンスは副都心線とまとめられ「地下鉄線」と案内される。

東横線・副都心線の相互乗り入れ開始までは、東急の路線である東横線と田園都市線の渋谷駅は駅舎・改札口が別であったことなどから、別の駅として扱われていた。このため、東横線の自動券売機で購入した乗車券では田園都市線のホーム、田園都市線の自動券売機で購入した乗車券では東横線のホームに入場できなかった(いずれの場合でも回数券は対応)。渋谷駅で東横線と田園都市線相互の乗り換えは改札外乗換となり、30分の時間制限が設けられていたほか、切符で乗り換える時は乗り継ぎ用自動改札機(オレンジ色)を通る必要があった(運賃が不足する場合は、乗り継ぎ用の自動精算機で運賃精算)。さらに、東急線各駅までの運賃も異なっていたが、現在は実乗車経路にかかわらず、乗降2駅間の最短経路で算出された運賃で乗車可能になっている。また、銀座線・半蔵門線の渋谷 - 赤坂見附永田町間は同一経路とみなされているので、運賃の違いはない。一方、銀座線の自動券売機で購入した乗車券は半蔵門線および副都心線の自動改札機には対応している。

PASMOSuica等の各種ICカードで表示・印字される履歴は東京メトロは「地 渋谷」であるが、かつては東横線が「東急渋谷」、田園都市線は「田 渋谷」であった。また、田園都市線の自動券売機で乗車券を購入すると「(新)渋谷」(正しくは○囲みの新)と印字された。これらの措置は、田園都市線が新玉川線として開業した当初より、田園都市線の駅と東横線の駅を別の駅として取り扱っていたことによるものであった。現在は、各種ICカードで表示・印字される履歴は「東急渋谷」、乗車券は「渋谷」に統一されている。

改札・出口[編集]

田園都市線・半蔵門線側[編集]
道玄坂方面改札
道玄坂・文化村通り(東急本店)・センター街方面。ホーム池尻大橋寄り階段上。「109」内のエレベーターで車椅子でも地上に出ることが可能。1 - 3番出口。
ハチ公方面改札
ハチ公口(玉川口)・西口。ホーム中程階段上。しぶちか・東急東横店地下に直結。JR線・京王井の頭線・東京メトロ銀座線・西口バスターミナル方面。5 - 8番出口。
宮益坂中央改札・宮益東口改札
宮益坂口・東口。ホーム表参道寄り階段上。東口バスターミナル方面。9 - 12番出口。
宮益東口改札は副都心線の開業に先立って新設された。
東横線・副都心線側[編集]

副都心線の開業と同時に、新正面改札(渋谷ヒカリエ1改札)が設置されている。

2013年3月11日には、相互直通を目前に渋谷ヒカリエ2改札が供用開始された。場所は渋谷ヒカリエ1改札の対面となる。また、相互直通開始時にはこちらの最寄りに16番出口が供用開始された。国道246号を地下で越え明治通り・恵比寿方面へのアクセスとなっている。 この通路現在6:00-23:00まで通行可となっているが、通路は現在仮設となっており、通行可能時間帯以外は内装工事を進めており、ここには東口地下広場が整備される予定である。

(地下2階)宮益坂中央改札・宮益東口改札
宮益坂口・東口。ホーム明治神宮前寄り階段上。東口バスターミナル方面。9 - 12番出口。
宮下公園、メトロプラザ方面。13番出口(階段、エスカレーター)、13番a出口と13番b出口はエレベーターのみ。
(地下3階)渋谷ヒカリエ1改札(新正面改札)
渋谷ヒカリエ方面。15番出口(階段、エスカレーター)。
JR線/東口バスターミナル/東口タクシーのりば/渋谷1・2丁目/明治通り/東急百貨店東横店方面。14番出口(階段、上りエスカレーター(11:00〜16:00は下りエスカレーター))。再開発工事のため、2012年11月17日より地上は50mほど恵比寿方へ、地下は渋谷ヒカリエ1改札寄りに移設された。
注意点として、平日の始発から10時までは出口専用となる。
(地下3階)渋谷ヒカリエ2改札
明治通り恵比寿方面。16番出口。
注意点として、平日の始発から10時までは入口専用となる。

旧 東横線ホーム[編集]

山手線ホームの東側にのりばがあり、頭端式ホーム4面4線を有する高架駅1964年の改良工事完成後の形態となっているが、屋根がかまぼこ型になっていた。なお、それ以前は貨物ホームも設置されていた。エレベーターとエスカレーターは正面口にあった。

2013年3月1日から、高架ホームが使用終了する15日まで、到着ベルメロディとして「Final approach」が使用されていた。

発車標は、改札内設置のものに加え、2000年代に入ってから改札外にも液晶ディスプレイを5枚横に並べた大型のものが設置された。この液晶ディスプレイ型のものは、横浜駅に先着する列車も一目でわかるようになっていた。

前述の通り、2013年3月16日の東横線・副都心線との相互直通運転開始と同時に、東横線のりばは高架ホームから副都心線の地下ホームに移転した。高架の旧ホームは、3月26日から5月6日まで一部区画をイベントスペース「SHIBUYA ekiato」として利用した後に解体され、その跡地の一部に現在離れた位置にある埼京線と湘南新宿ラインのホームが移設される予定である。地下化された後の駅については「#東横線・副都心線」の節を参照のこと。

のりば(当時)[編集]

東側から以下の通り

番線 路線 行先
1・2 東横線 中目黒自由が丘横浜みなとみらい線 元町・中華街方面
  2・3番線降車ホーム
3・4 中目黒・自由が丘・横浜・みなとみらい線 元町・中華街方面
  4番線降車ホーム
  • 1番線のみ降車ホームがなく、乗車ホームと共用。
  • 日中時は3番線から特急、2番線から急行、1・4番線から各駅停車が発車。
  • 夕方ラッシュ時は2番線から通勤特急、3番線から急行、4番線(一部1番線)から各駅停車が発車。
  • 朝ラッシュ時や早朝・夜間は種別による発車番線の振り分けは特にされていないが、4番線はすべての時間帯で各駅停車のみが発車。
配線図(当時)[編集]

テンプレート:駅配線図

改札・出口(当時)[編集]
正面口
ハチ公口・玉川口・宮益坂口(渋谷ヒカリエへの連絡橋を渡る)。ホームの先頭。田園都市線・銀座線・半蔵門線・副都心線・JR線・京王井の頭線方面。東急東横店東館直結。
南口
西口および東口。ホーム中程階段下。JR線・バスターミナル方面。東横のれん街直結。

東京メトロ(銀座線)[編集]

 
しぶや
東京メトロ 渋谷駅(銀座線)
Shibuya
まで km
(1.3km) 表参道 G 02► まで km
 
ホームから車庫を望む(2005年3月29日)
ホームから車庫を望む(2005年3月29日)
所在地東京都渋谷区道玄坂一丁目1-1
駅番号G 01
所属事業者東京地下鉄(東京メトロ)
管理者
所属路線G 銀座線
キロ程14.3 km(浅草起点)
電報略号シフ
駅構造高架駅
ホーム2面2線
乗降人員226,644 人/日 2012年
開業年月日1938年昭和13年)12月20日
廃止年月日
乗入路線数- 路線
乗換
備考:
テンプレートを表示

東急百貨店東横店西館の地上3階部分にのりばがある。相対式ホーム2面2線で、銀座線唯一の高架駅であり、「渋谷駅」の中で最も高い位置にある駅でもある。

現在の位置にホームが設置されたのは、当駅周辺の急勾配を建設当時の電車が登れる見込みがなかったことに加え、銀座線の新橋駅・渋谷駅間を建設したのが東急系列の東京高速鉄道であったという歴史的経緯によるものである。当駅の先に引き上げ線と上野検車区渋谷分室が置かれている。この引き上げ線は二子玉川方面へ延長する予定であったルートの一部分である。渋谷マークシティが建設される前は地上の車庫だったが、建設後はそれが同施設内に入っている。表参道方面から来る電車は1番線に入線後、引き上げ線に一旦電車を回送される。

1番線ホームに運行情報表示器が設置されている。運行情報表示器をホーム上に設置しているのは、当駅と小竹向原駅のみである。2番線ホーム改札の反対側に定期券うりばがある(半蔵門線・副都心線も発売可能)。

同一事業者の半蔵門線・副都心線ホームとは改札口が別で、事実上別の駅として扱われている。銀座線から副都心線へ乗り継ぐ際は30分の乗り換え時間の制限が設けられ、切符で副都心線に乗り換える時は乗り継ぎ用自動改札機(オレンジ色)を通る必要がある(運賃が不足する場合は、乗り継ぎ用の自動精算機で運賃精算)。乗り換えの案内は半蔵門線は案内されず、副都心線から順に案内される。

また、2番線(乗車ホーム)と1番線(降車ホーム)が完全に分離されているので、1番線(降車ホーム)に立ったら改札を出る以外に移動手段はなく、「間違えてここまで乗ってしまった方は窓口まで」という旨の貼り紙が掲示されている。

当駅からPASMO・Suica等の各種ICカードで入場する場合、残額が東京メトロの初乗り運賃の160円未満であっても、東急線の初乗り運賃である120円以上であれば入場が可能である。また、東急線の乗車券も使用できる。これは、東京メトロ半蔵門線・副都心線と東急東横線・田園都市線の渋谷駅が同一構内にあり、かつ当該駅の入場改札や乗車経路に関係なく最安運賃を計算するシステムであるために発生する現象である。そのため、各種ICカードでは、当駅から表参道駅を経由して一部の東急の駅で下車した場合(日比谷線と接続している中目黒駅でも同様)やその逆の経路を乗車した場合、東急線の運賃しか差し引かれない。

半蔵門線の駅業務は、副都心線開業に関連して2007年12月2日の始発より東急に移管(旧半蔵門線の定期券うりばを除く)されたが、銀座線の駅業務は副都心線開業後も東京メトロが引き続き管理している。そのため全線定期券、1日乗車券の前売り券など東京メトロ管理駅でしか発売されない券種も発売されている。

なお、東急東横線と副都心線との相互直通運転開始以降、着手される予定の当駅周辺の再整備事業において、当駅を現在の場所から表参道寄りに移設して島式ホーム1面2線とするとともに、駅コンコースを拡張する計画がある。完成は2021年度を予定している。

のりば[編集]

南側から以下の通り

番線 路線 行先
1 G 銀座線 降車専用ホーム
2 銀座上野浅草方面

改札・出口[編集]

降車口(すべてホーム上に存在)
東横口改札
宮益坂口・東口。ホーム表参道寄り。東口バスターミナル方面・東急東横線・副都心線方面。かなり狭い。
中央口改札
西口・ハチ公口。ホーム中程。JR線・西口バスターミナル・東急田園都市線・半蔵門線方面。JR中央改札が目の前。
東急東横店改札
階段を降りると玉川口。ホーム車庫寄り。京王井の頭線方面。東急東横店のエレベーターで車椅子でも地上に降りられる。
乗車口
東横口改札
旧東横線正面口前に存在。宮益坂口・東口からはこちらの改札。東急東横線・副都心線の渋谷ヒカリエ口(14・15番出口)から乗り換え。
中央口改札
西口・ハチ公口・玉川口から階段を上った東横店3階に存在。京王井の頭線正面口とは幅の広い階段でつながっている。京王・JR線(玉川改札あるいは中央改札から一旦玉川口に降りて階段を上る)・東急田園都市線・半蔵門線(8番出口)から乗り換え。マークシティのエレベーター経由で車椅子でも利用可能。

京王電鉄[編集]

渋谷マークシティの2階にのりばがあり、頭端式ホーム2面2線を有する高架駅となっている。同施設が建設される前は上屋だけの駅で、銀座線の車庫やバス(それ以前は東急玉川線の電車)も見えたが、建設後は駅が0.1km西方へ移動しビル内に覆われてそれらは見えなくなってしまい、2番線ホームのガラス越しからしか風景が見えなくなっている。

2008年11月17日から、井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路に岡本太郎が描いた巨大壁画明日の神話」が設置された。この壁画は渋谷のランドマークとなっている。

JR玉川改札からの連絡通路の最も南寄りの部分はかつて東急玉川線の駅だった場所である。ホーム上に東京都民銀行ATMがあり、アベニュー口への通路もある。東京メトロ銀座線ののりばとは比較的近い場所にある。

のりば[編集]

のりばは南側から以下の通り。

番線 路線 行先
  井の頭線 1番線降車ホーム
1・2 下北沢明大前永福町久我山吉祥寺方面
  • 1番線のみ降車ホームがある。乗車ホームでの降車も可能。
  • 平日日中は1番線に各駅停車が、2番線に急行がそれぞれ発着する。夕方ラッシュ時以降は1番線に急行が、2番線に各駅停車がそれぞれ発着する。
  • 中央口の発車標に表示される発車案内は、発車間際になると左へスクロールする仕組みになっている。
  • なお、1954年頃には現在の島式ホームのちょうど真ん中付近にもう1本線路が入った形をした3面3線の頭端式ホームを有する駅構造であった。なお、神泉駅に向かって一番右側の乗り場には当時も現在同様降車ホームが無い形の配線であった。[5]

改札・出口[編集]

すべてマークシティ内にあるが、他の路線からは若干距離がある。

中央口(正面改札)
マークシティ2階。ハチ公口・玉川口・JR西口・宮益坂口・東口。ホーム先頭に存在。東急田園都市線・半蔵門線、東急東横線・副都心線はマークシティ下経由、JR線・銀座線はマークシティ連絡通路経由。エレベーターあり。バスターミナル(高速バスを除く)へはこちらが近い。
西口
マークシティ1階。井の頭線西口。ホーム中程階段下。改札出て左手に進むと道玄坂。
アベニュー口
8:30〜21:30。マークシティ4階。ホーム中程階段上。高速バス乗り場(マークシティ5階)にはこちらが近い。

利用状況[編集]

JR、私鉄、地下鉄を合わせた、他社線との相互直通運転による通過人員を除いた一日平均乗降者数は約215万人である。

  • JR東日本 - 2012年度の一日平均乗車人員は412,009人である。
    JRの駅では新宿駅池袋駅大阪駅に次いで第4位、JR東日本管内では新宿駅、池袋駅に次いで第3位。2007年度のピーク以降は毎年万単位で下落しており、2010年度は2007年度比較で40,000人以上のマイナスとなっている。原因としては、2008年度に山手線と競合する副都心線が開業したことがあげられる。
  • 東京急行電鉄
    • 東横線 - 2012年度の一日平均乗降人員は435,994人である。
      同線の駅では第1位だが、実際に渋谷駅で乗降しない副都心線との相互直通運転による通過客も含まれている。
    • 田園都市線 - 2012年度の一日平均乗降人員は656,867人である。
      同線の駅では第1位だが、実際に渋谷駅で乗降しない半蔵門線との相互直通運転による通過客も含まれている。
  • 東京メトロ
    • 銀座線 - 2012年度の一日平均乗降人員は226,644人である。
      同社の駅の中では第5位。
    • 半蔵門線・副都心線 - 2012年度の一日平均乗降人員は612,821人である(各線の合計値)。
      同駅で乗降しない田園都市線・東横線との直通通過客も含まれる(東急電鉄広報課・東京メトロより)。東京メトロの他社直通連絡駅では第1位。
  • 京王電鉄 - 2012年度の一日平均乗降人員は344,972人である。
    同社の駅の中では新宿駅に次いで第2位。井の頭線内では第1位である。

年度別一日平均乗降人員[編集]

各年度の一日平均乗降人員は下表のとおり(JRをのぞく)。

  • 東横線・田園都市線の値には、東急線相互間の乗換人員を含まない。
  • 銀座線・半蔵門線・副都心線の値には、東京メトロ線相互間の乗換人員を含まない。
  • 東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線の値には、相互直通人員を含む。
    • 2007年度の相互直通人員は334,991人である。ただし、この値には東京メトロ銀座線・東急田園都市線間の乗換人員が含まれる。
  • 東京メトロ副都心線・東急東横線の値には、相互直通人員を含む(2012年度より)。
年度別一日平均乗降人員
年度 東京メトロ 東京急行電鉄 京王電鉄
銀座線 半蔵門線 副都心線 東横線 田園都市線
1999年(平成11年) 213,394 -
2000年(平成12年) 219,502 - 329,133
2001年(平成13年) 223,174 -
2002年(平成14年) 223,971 -
2003年(平成15年) 223,283 421,622 - 418,009 616,074 335,448
2004年(平成16年) 220,069 425,852 - 415,877 615,408 332,102
2005年(平成17年) 225,441 434,122 - 412,237 631,481 334,374
2006年(平成18年) 233,668 453,426 - 417,731 648,629 339,860
2007年(平成19年) 258,609 472,123 - 414,833 680,395 343,697
2008年(平成20年) 237,339 428,085 660,278 343,494
2009年(平成21年) 223,307 426,469 652,850 340,627
2010年(平成22年) 219,748 584,127 419,482 647,331 336,926
2011年(平成23年) 217,117 580,367 420,163 641,781 335,475
2012年(平成24年) 226,644 612,821 435,994 656,867 344,972

京王電鉄の年度別一日平均乗降人員[編集]

  • 1995年度:334,646人
  • 1991年度:361,777人(当駅の乗降人員最高値年度)
  • 1990年度:357,670人
  • 1985年度:339,469人
  • 1980年度:321,275人
  • 1975年度:302,171人
  • 1970年度:267,610人
  • 1965年度:225,449人
  • 1960年度:178,728人
  • 1955年度:128,770人
  • 1948年度:74,900人(京王帝都電鉄発足年度)

年度別一日平均乗車人員(1880年代〜1930年代)[編集]

各年度の一日平均乗車人員は下表のとおり。

年度別一日平均乗車人員[▲ 1]
年度 日本鉄道 / 国鉄 東京横浜電鉄 帝都電鉄
1885年(明治18年) 18 未開業 未開業
1886年(明治19年) 16
1888年(明治21年) 52
1889年(明治22年) 68
1891年(明治24年) 63
1893年(明治26年) 68
1895年(明治28年) 199
1896年(明治29年) 350
1897年(明治30年) 509
1898年(明治31年) 665
1899年(明治32年) 650
1900年(明治33年) 708
1901年(明治34年) 747
1902年(明治35年) 708
1903年(明治36年) 794
1904年(明治37年) 756
1905年(明治38年) 547
1907年(明治40年) 469
1908年(明治41年) 569
1909年(明治42年) 672
1911年(明治44年) 1,599
1912年(大正元年) 1,866
1913年(大正02年) 1,983
1914年(大正03年) 2,022
1915年(大正04年) 2,013
1916年(大正05年) 2,609
1919年(大正08年) 5,666
1920年(大正09年) 9,203
1922年(大正11年) 13,206
1923年(大正12年) 19,351
1924年(大正13年) 22,380
1925年(大正14年) 23,218
1926年(昭和元年) 26,754
1927年(昭和02年) 29,784 3,400
1928年(昭和03年) 35,700
1929年(昭和04年) 38,642 6,629
1930年(昭和05年) 37,750 8,091
1931年(昭和06年) 36,777 9,374
1932年(昭和07年) 36,947 11,311
1933年(昭和08年) 31,235 12,474 7,155
1934年(昭和09年) 34,209 10,500 7,763
1935年(昭和10年) 36,228 17,869 9,951

年度別一日平均乗車人員(1953年〜2000年)[編集]

年度別一日平均乗車人員[▲ 2]
年度 国鉄 / JR東日本 営団 東京急行電鉄 京王帝都電鉄 / 京王電鉄
銀座線 半蔵門線 東横線 新玉川線
1953年(昭和28年) 85,988 未開業 未開業
1954年(昭和29年) 94,363
1955年(昭和30年) 102,865
1956年(昭和31年) 188,284 85,952 84,066 72,915
1957年(昭和32年) 203,952 93,247 115,616 78,771
1958年(昭和33年) 218,356 96,366 124,996 40,844
1959年(昭和34年) 223,922 99,402 133,733 85,081
1960年(昭和35年) 234,567 99,662 143,617 91,064
1961年(昭和36年) 232,497 104,566 154,120 99,306
1962年(昭和37年) 257,419 116,649 159,192 104,311
1963年(昭和38年) 273,683 121,289 160,616 107,917
1964年(昭和39年) 280,057 110,580 156,143 110,738
1965年(昭和40年) 285,442 97,801 143,362 113,703
1966年(昭和41年) 294,510 99,350 146,745 117,431
1967年(昭和42年) 306,125 103,945 151,706 120,702
1968年(昭和43年) 314,863 113,296 156,602 125,904
1969年(昭和44年) 298,763 121,587 161,916 132,875
1970年(昭和45年) 296,414 127,353 169,184 135,882
1971年(昭和46年) 304,716 130,295 171,358 136,765
1972年(昭和47年) 313,466 132,986 178,507 145,693
1973年(昭和48年) 320,666 128,381 184,137 151,211
1974年(昭和49年) 334,855 127,836 187,575 153,438
1975年(昭和50年) 326,615 128,708 189,694 155,675
1976年(昭和51年) 333,751 128,197 190,230 155,118
1977年(昭和52年) 336,162 140,266 179,329 [備考 1]89,953 160,956
1978年(昭和53年) 341,444 119,762 [備考 2]30,144 182,389 101,342 159,077
1979年(昭和54年) 337,661 109,369 51,019 182,210 121,079 163,768
1980年(昭和55年) 333,186 115,140 65,014 184,964 137,107 162,797
1981年(昭和56年) 340,773 120,148 73,384 191,770 145,600 166,770
1982年(昭和57年) 343,641 122,567 79,770 192,085 154,638 168,216
1983年(昭和58年) 343,451 125,765 89,765 196,295 166,724 172,891
1984年(昭和59年) 357,907 125,112 100,918 204,090 180,600 173,940
1985年(昭和60年) 363,022 126,474 108,153 205,216 190,663 174,403
1986年(昭和61年) 373,529 129,529 115,279 209,710 201,559 177,375
1987年(昭和62年) 359,022 131,199 119,486 216,765 212,923 179,251
1988年(昭和63年) 398,805 132,274 128,323 221,756 221,142 183,696
1989年(平成元年) 405,293 122,882 157,901 215,940 235,005 182,770
1990年(平成02年) 414,490 119,551 170,597 220,600 250,348 183,959
1991年(平成03年) 420,825 117,421 175,932 217,314 257,328 185,525
1992年(平成04年) 413,378 110,940 181,444 210,564 259,562 181,107
1993年(平成05年) 414,912 107,419 182,915 207,049 260,455 176,044
1994年(平成06年) 411,268 106,666 184,293 200,389 260,340 172,937
1995年(平成07年) 413,109 105,661 185,467 198,730 263,199 171,322
1996年(平成08年) 422,805 105,189 185,085 198,181 268,304 166,055
1997年(平成09年) 420,913 103,912 186,266 198,570 268,227 162,118
1998年(平成10年) 420,395 105,685 190,866 199,751 267,742 166,405
1999年(平成11年) [▲ 3] 423,336 104,738 188,519 207,169 269,743 166,855
2000年(平成12年) [▲ 4] 428,165 108,142 193,033 207,181 [備考 3]281,427 169,123

年度別一日平均乗車人員(2001年以降)[編集]

年度別一日平均乗車人員[▲ 2]
年度 JR東日本 営団 / 東京メトロ 東京急行電鉄 京王電鉄
銀座線 半蔵門線 副都心線 東横線 田園都市線
2001年(平成13年) [▲ 5] 424,600 109,726 198,896 未開業 210,559 291,784 170,219
2002年(平成14年) [▲ 6] 424,460 110,197 203,356 215,403 299,233 170,249
2003年(平成15年) [▲ 7] 423,037 109,713 212,361 216,462 306,074 170,153
2004年(平成16年) [▲ 8] 420,395 110,071 214,488 215,142 310,630 168,482
2005年(平成17年) [▲ 9] 423,884 113,093 219,189 214,489 317,662 168,784
2006年(平成18年) [▲ 10] 430,675 117,140 228,477 217,608 326,838 170,737
2007年(平成19年) [▲ 11] 445,730 130,459 234,770 218,399 339,962 170,708
2008年(平成20年) [▲ 12] 426,317 118,310 233,918 47,777 215,425 323,638 170,419
2009年(平成21年) [▲ 13] 412,241 111,690 233,032 55,573 215,284 320,688 168,997
2010年(平成22年) [▲ 14] 403,277 109,778 230,395 60,731 211,945 318,567 166,945
2011年(平成23年) [▲ 15] 402,766 108,675 228,025 61,055 211,459 317,336 165,992
2012年(平成24年) [▲ 16] 412,009
備考
  1. 1977年4月7日開業。開業日から1978年3月31日までの計359日間を集計したデータ。
  2. 1978年8月1日開業。開業日から1979年3月31日までの計243日間を集計したデータ。
  3. 2000年8月6日から田園都市線。
利用状況の出典
  1. 東京府統計書 - 国立国会図書館(デジタル化資料)
  2. 2.0 2.1 東京都統計年鑑
  3. JR東日本 各駅の乗車人員(1999年度) - 東日本旅客鉄道
  4. JR東日本 各駅の乗車人員(2000年度) - 東日本旅客鉄道
  5. JR東日本 各駅の乗車人員(2001年度) - 東日本旅客鉄道
  6. JR東日本 各駅の乗車人員(2002年度) - 東日本旅客鉄道
  7. JR東日本 各駅の乗車人員(2003年度) - 東日本旅客鉄道
  8. JR東日本 各駅の乗車人員(2004年度) - 東日本旅客鉄道
  9. JR東日本 各駅の乗車人員(2005年度) - 東日本旅客鉄道
  10. JR東日本 各駅の乗車人員(2006年度) - 東日本旅客鉄道
  11. JR東日本 各駅の乗車人員(2007年度) - 東日本旅客鉄道
  12. JR東日本 各駅の乗車人員(2008年度) - 東日本旅客鉄道
  13. JR東日本 各駅の乗車人員(2009年度) - 東日本旅客鉄道
  14. JR東日本 各駅の乗車人員(2010年度) - 東日本旅客鉄道
  15. JR東日本 各駅の乗車人員(2011年度) - 東日本旅客鉄道
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駅周辺・駅構内[編集]

渋谷 も参照 駅界隈は日本を代表する繁華街のひとつとなっており、若者を対象にした店舗などが多い。

ハチ公口[編集]

渋谷の代表的な光景であるスクランブル交差点に通じる出口であり、渋谷のシンボルとして知られる『忠犬ハチ公』の銅像があるのもこの出入口前の広場である。スクランブル交差点を囲むビル群には2000年代以降、合計4機の大型スクリーンが設置されている。また、かつてはこの近辺で歩行者天国を実施していたが、2002年(平成14年)12月28日をもって廃止となった。スクランブル交差点からはセンター街、パルコ方面やNHK放送センターへの道筋である渋谷公園通り、SHIBUYA 109・東急百貨店本店方面への道筋である文化村通り(旧・東急本店通り)、道玄坂方面に通じる。住宅地である松濤神山町方面へもこの出口の利用となる。

また、ハチ公口前には2006年(平成18年)10月26日初代東急5000系デハ5001号車(青ガエル)の先頭車両が設置され、静態保存されている(所有、管理は渋谷区)。これは、かつて長津田検車区5200系とともに静態保存されていたのを登場当時の色に再塗装させるとともに、ボディの一部をカットした上で移設されたもので、車内には渋谷駅付近の昔の写真などが展示されている。

主な店舗・施設

玉川口[編集]

名称は、かつてこの出口付近に東急玉川線の乗り場があったことにちなむ。

京王井の頭線の駅改良工事を含む再開発によって渋谷マークシティが建設され、主な客層を若者よりもやや高めの年齢層にした専門店が並んでいる。

主な店舗・施設

西口[編集]

主に東急バスと、京王バスが発着する西口バスターミナルや東急プラザがある。セルリアンタワー東急ホテル、玉川通り、桜丘町方面もこちらの出口を利用。待ち合わせ場所としても使われるモヤイ像がある。

主な店舗・施設

東口[編集]

駅前にはバスターミナルがあり、主に都心方面(六本木新橋方面等)に向かう都営バスが発着している。また、駅前の明治通り国道246号(玉川通り)の交差点には、1968年昭和43年)に完成した歩道橋マンモス歩道橋』があって首都高速3号渋谷線の高架橋とも立体交差している。

六本木通り渋谷警察署へもこの出入口の利用となるほか、東口正面には2003年(平成15年)6月まで東急文化会館があり、駅と連絡橋で接続していた。この建物は解体され、2012年4月26日には高層複合施設『渋谷ヒカリエ』として再開業した。同時に渋谷ヒカリエに接続する新たな連絡橋が設置され、古い連絡橋は撤去された。

東口のバスターミナル付近はかつて都電の駅であった。また、東口は宮益坂にも通じるが、東口のうちこの坂に近い北側部分(地下鉄銀座線の高架よりも北側に位置する部分)は、「宮益口」と呼ばれて区別されることもある。

主な店舗・施設

宮益坂口[編集]

東口の銀座線より北側の通称。宮益坂のほか、明治通り原宿新宿方面、宮下公園美竹公園東京都児童会館へもこの出口の利用となる。

主な店舗・施設

ファイル:Tokyu-Inn Shibuya.jpg
東急イン(2008年5月5日)

新南口[編集]

埼京線・湘南新宿ラインホームからのみ出られる。ホテルメッツ渋谷が駅に直結している。西側には直通していない。

主な店舗・施設

駅構内[編集]

東急百貨店東横店が駅上にそびえる。規模は小さいながら駅ナカ事業も行われている。

主な店舗・施設

  • 東急百貨店東横店(東館・西館・南館)
    • 東急フードショー(西館・南館地下1階)
    • 東横のれん街(東館1階)
  • UNIQLO KIOSK渋谷中央店(JR中央改札構内)

バス路線[編集]

東側[編集]

都営バス東急バス、渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」が乗り入れており、概ね以下の2か所ののりばに分かれる。

  • 宮益坂口 - 東口: 渋谷駅前(都営バス)・渋谷駅東口(東急・ハチ公)
  • 渋谷東急イン前 : 渋谷駅東口(都営バス)

担当営業所は以下の通り。

宮益坂口から東口付近[編集]

停留所名:渋谷駅前(都営)・渋谷駅東口(東急・ハチ公)

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管
51番 都01 六本木駅赤坂アークヒルズ溜池 新橋駅 都営 渋谷
都01折返 南青山七丁目 六本木ヒルズ
RH01 (直行) 六本木ヒルズ(循環)
深夜01 六本木駅・赤坂アークヒルズ・溜池 新橋駅北口
52番 渋71 代官山駅入口・祐天寺 洗足駅 東急 下馬
53番 渋72 恵比寿駅・茶屋坂・目黒不動尊 五反田駅 目黒
恵比寿駅・茶屋坂 清水
恵比寿駅・茶屋坂(毎月28日の縁日ダイヤ) 林試の森入口(徒歩連絡 五反田駅)
54番 学03 国学院大学東京女学館 日赤医療センター 都営 渋谷
56番 田87 恵比寿駅・白金高輪駅慶應義塾大学 田町駅
58番 都06 天現寺橋・赤羽橋駅 新橋駅
59番 渋88 南青山五丁目・六本木駅・神谷町駅 新橋駅 新宿
60番 ハチ公バス 夕やけこやけルート 恵比寿一丁目方面 東急トランセ 淡島


停留所名: 渋谷駅・東急百貨店東横店(東急)
(東横店宮益坂口)


渋谷東急イン付近[編集]

停留所名:渋谷駅東口(都営)

乗り場 系統 主要経由地 行先 所管
71番 池86 表参道新宿伊勢丹新宿三丁目駅・高田馬場二丁目・学習院下 池袋駅東口 早稲田
表参道・新宿伊勢丹(新宿三丁目駅)高田馬場二丁目 早稲田(出・入庫)
渋88出入 表参道 新宿車庫(出・入庫) 新宿
72番 早81 原宿駅千駄ヶ谷駅東京女子医大 早大正門


西側[編集]

都営バス、小田急バス京王バス東京浜急行バス、東急バス、東急トランセ、渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」が乗り入れており、概ね西口一帯に広がる。

担当営業所は以下の通り。

西口付近[編集]

停留所名:渋谷駅前(都営)・渋谷駅(東急・京王・小田急)・渋谷駅西口(ハチ公)

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
0番 渋26 三軒茶屋狛江駅 調布駅南口 小田急 狛江 道玄坂上まで国道246号経由となる21時以降などは3番乗り場からの発車
1番 ハチ公バス 夕やけこやけルート 渋谷区役所方面循環 ハチ公 淡島  
神宮の杜ルート 代々木駅方面 ハチ公 フジEXP  
丘を越えてルート 代々木上原駅方面 ハチ公 永福町  
2番 直行 NHKスタジオパーク 京王 永福町 2010年3月31日までは東急バスとの共同運行だった。
深夜急行 明大前入口・永福町久我山・三鷹台団地 吉祥寺駅北口 京王 調布 平日深夜のみ運行
深夜急行 芦花公園駅入口・千歳烏山つつじヶ丘駅国領調布駅南口 府中駅 京王
3番 渋24 三軒茶屋・上町・農大前・成育医療研究センター前 成城学園前駅西口 東急
小田急
弦巻
狛江
 
渋26 三軒茶屋・上町・農大前・成育医療研究センター前喜多見駅入口・狛江駅北口 調布駅南口 小田急 狛江 21時以降など道玄坂を経由しない場合に発車
4番 渋54 駒場・淡島梅ヶ丘駅北口 経堂駅 世田谷  
5番 渋82 三軒茶屋・駒沢・深沢不動前 等々力 東急 瀬田  
瀬田営業所(出・入庫)  
11番 渋64 中野坂上駅 中野駅 京王 中野  
12番 渋61 東京オペラシティ 初台駅 中野  
渋68 代々木上原駅 大原一丁目
永福町車庫
中野
永福町
夜間4回のみ運行
渋69 代々木上原駅 【循環】笹塚駅 中野  
13番 渋63 幡ヶ谷 中野駅 中野  
14番 宿51 西参道十二社池ノ下 新宿駅西口(京王百貨店) 永福町  
15番 渋66 代田橋 阿佐ヶ谷駅 都営
京王
杉並
永福町
 
17番 渋51 駒場・淡島 若林折返所
淡島
東急 淡島  
18番 渋52 駒場・淡島・若林 世田谷区民会館  
渋55 東大前・東北沢 幡ヶ谷折返所  
19番 渋12 三軒茶屋・駒沢深沢八丁目・瀬田 二子玉川駅 高津  
三軒茶屋・駒沢・深沢八丁目・二子玉川 高津営業所  
20番 渋05 三軒茶屋・駒留・向天神橋 弦巻営業所
(教育センター・中央図書館前)
弦巻  
21番 渋31 三宿・三宿病院方面 【循環】下馬一丁目 淡島  
22番 渋32 三宿・学芸大学附属高校・中丸小学校方面 【循環】野沢龍雲寺 淡島
下馬
 
下馬営業所  
三宿  
23番 渋33 三宿・学芸大学附属高校都立大学駅北口・雪が谷 多摩川駅 下馬 朝のみ運行
渋34 三宿・めぐろ区民キャンパス・都立大学駅北口・八雲 東京医療センター  
31番 空港
リムジンバス
羽田空港 東急
京急
弦巻
新子安
12時台まで停車
渋11 三軒茶屋・駒沢大学駅前・東京医療センター前・自由が丘駅入口 田園調布駅 東急 淡島  
ミッドナイトアロー 高速ニュータウン線 仲町台駅 東山田 平日深夜のみ運行
32番 ミッドナイトアロー 高速新横浜線 新横浜駅(新羽営業所) 新羽
33番 渋41 中目黒駅大鳥神社前・大崎駅・青物横丁 大井町駅
大崎駅(居木橋)
清水
目黒  
ミッドナイトアロー 高速青葉台線 青葉台駅 青葉台 平日深夜のみ運行
34番 渋21 三軒茶屋・世田谷区役所入口 上町駅
上町(桜小学校)
弦巻  
渋23 三軒茶屋・上町・農大前・千歳船橋 祖師ヶ谷大蔵駅  
ミッドナイトアロー 高速二子玉川線 溝の口駅 高津 平日・土曜深夜のみ運行
35番 代官山循環 【循環】代官山 東急トランセ -
ミッドナイトアロー 高速宮前平線 宮前平駅 東急
高津 平日・土曜深夜のみ運行
18番 終夜バス[6] 青山学院中等部前・南青山七丁目・西麻布 六本木駅 都営 渋谷 2013年12月20日から金曜深夜(土曜日)のみ運行
ハチ公口付近[編集]

停留所名:渋谷駅ハチ公口(フジエクスプレス

  • [ ハチ公バス夕やけこやけルート ] 恵比寿一丁目方面
  • [ ハチ公バス神宮の杜ルート ] 代々木駅方面
  • [ SS01 ] 渋谷駅(日本経済大学前)行
  • [ SS04 ] 文化総合センター大和田行
109MEN'S付近[編集]

停留所名:渋谷駅西口(都営)

  • [ 池86 ] 池袋駅東口行(循環)・早稲田行
  • [ 早81 ] 東京女子医大経由早大正門行
日本経済大学付近[編集]

停留所名:渋谷駅(日本経済大学前)(フジエクスプレス

  • [ SS01 ] 【循環】渋谷ガーデンタワー・青葉台タワー方面(日中のみ)
  • [ SS02 ] 【直通】渋谷ガーデンタワー行(日中以外)
  • [ SS03 ] 【直通】青葉台タワー行(日中以外)

渋谷マークシティ[編集]

高速バス、空港連絡バスが発着する。

詳細は 渋谷マークシティ#バスターミナル を参照

駅施設・駅周辺の再整備[編集]

東京都と渋谷区は、2008年6月30日に「渋谷駅街区基盤整備方針」を発表した。

また、2009年1月には「渋谷駅街区基盤整備都市計画変更(原案)のあらまし」を公表した。

「渋谷駅街区土地区画整理事業」は2010年10月14日に施行認可された。施行期間は同年度から2026年度までの16年間となっている。

整備内容は以下の通りである。

駅施設の改良[編集]

  • 旧東横線地上ホーム跡地を利用して埼京線・湘南新宿ライン(山手貨物線)ホームを山手線ホームと並列化する。また、山手線ホームも島式(1面のホームの両側に線路がある形態)に改めた上でやや北寄りに移設する。これによりJR駅のホーム配置は恵比寿駅と同様となる。
  • 銀座線ホームを東寄り(JR線よりも東側)へ移設し、ホームを島式化する。新たな位置は明治通りとJR線の間の空間であり、狭い階段や改札が一新される。
  • 山手線ホーム上の改札口が全面的に建て替えられ、広大な乗り換えコンコースが設置される。国道246号上部では東西広場を越えるペデストリアンデッキに連絡する。なお、現在埼京線・湘南新宿ラインホームへ連なっている連絡通路は新南改札方面への自由通路として残る模様である。

新駅ビルの建設[編集]

  • 旧東横線地上ホームと東急百貨店東横店を解体した跡地を利用して新たな駅ビルを建設する。

駅前広場の改良[編集]

  • ハチ公前広場と西口バスターミナルを結ぶ車道を廃止し、自動車の通り抜けをなくす。
  • 西口バスターミナルの地下にタクシー乗り場を新設し、集約する。
  • これらにより、ハチ公口・西口・東口の各広場とバスターミナルを拡大する。

歩行者動線の改良[編集]

  • 駅施設や広場、駅ビルの改良により、東西を結ぶ通路の拡大、歩道や地下道の改良を行う。
  • 東口側の新文化街区・新駅ビル・西口側を結ぶスカイウェイ(連絡通路)を設置し、駅周辺が谷状の地形になっているところを水平に結べるようにする。

駐車場・駐輪場の整備[編集]

  • 西口地下のタクシー乗り場のさらに下に公共駐車場を整備する。
  • 副都心線の駅の上に地下駐輪場を整備する。

隣の駅[編集]

※東日本旅客鉄道の特急「成田エクスプレス」については当該記事を、ホームライナーについては湘南ライナーの記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道
山手線
恵比寿駅 - 渋谷駅 - 原宿駅
埼京線
通勤快速・快速・各駅停車
恵比寿駅 - 渋谷駅 - 新宿駅
湘南新宿ライン
特別快速
大崎駅 - 渋谷駅 - 新宿駅
快速・普通
恵比寿駅 - 渋谷駅 - 新宿駅
東京急行電鉄
東横線
特急・通勤特急・急行
(東京メトロ副都心線) - 渋谷駅 (TY01) - 中目黒駅 (TY03)
各駅停車
(東京メトロ副都心線) - 渋谷駅 (TY01) - 代官山駅 (TY02)
田園都市線
急行
(東京メトロ半蔵門線) - 渋谷駅 (DT01) - 三軒茶屋駅 (DT03)
準急・各駅停車
(東京メトロ半蔵門線) - 渋谷駅 (DT01) - 池尻大橋駅 (DT02)
東京地下鉄
G 銀座線
渋谷駅 (G 01) - 表参道駅 (G 02)
Z 半蔵門線(線内は全列車が各駅に停車)
(東急田園都市線) - 渋谷駅 (Z 01) - 表参道駅 (Z 02)
F 副都心線
急行(平日ダイヤ)・通勤急行
新宿三丁目駅 (F 13) - 渋谷駅 (F 16) - (東急東横線)
急行(土曜・休日ダイヤ)・各駅停車
明治神宮前〈原宿〉駅 (F 15) - 渋谷駅 (F 16) - (東急東横線)
京王電鉄
井の頭線
急行
渋谷駅 (IN 01) - (一部駒場東大前駅 (IN 03)) - 下北沢駅 (IN 05)
東京大学教養学部で入試が行われる時などは、急行が通常の隣の停車駅との間にある駒場東大前駅に臨時停車する場合がある。
各駅停車
渋谷駅 (IN 01) - 神泉駅 (IN 02)

舞台となった作品[編集]

映画

書籍

  • 宮脇俊三 - 『昭和八年澁谷驛』====ゲーム====

桃太郎電鉄シリーズ、物件駅として登場

脚注[編集]

  1. ただし、新南口の新設を見込んで周辺に進出した企業も多いこと、新南口のもう一方(桜丘側:線路の西側)にも出入口が新設される計画があることから、新南口の移設も含めてこの先の詳細な計画は不明である。なお、新南口への連絡通路はホーム移設後も自由通路として残る計画がある。
  2. 旧半蔵門線の定期券売り場は、東急への駅業務移管後は「銀座線渋谷駅」により管理されていた。
  3. 「渋谷行」とする当駅終着列車のみでは通勤特急も平日深夜に数本存在する。
  4. 2008年6月20日に放送されたテレビ朝日系列のテレビ番組タモリ倶楽部』内の「タモリ電車クラブ 4年後まで待てない! 新渋谷駅&東急東横線に潜入!!」より。タモリと東京急行電鉄工務部の担当者との話で言及された。
  5. 鉄道ピクトリアル1993年7月増刊号
  6. [http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/bus/2013/bus_p_201311224413_h.html 渋谷駅~六本木駅間で終夜バスの試験運行を開始します ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]