DREAM競馬
DREAM競馬(ドリームけいば)とは関西テレビ放送・東海テレビ放送・テレビ西日本をメインとして中京圏以西のFNS系列局で放送していた競馬中継のテレビ番組である。1991年10月6日放送開始で、2006年12月24日までは「ドリーム競馬」(読みは同じ)のタイトルだった。2009年12月27日をもって18年間の歴史に幕を下ろした。尚、後継となる新番組は『Keiba beat 競馬 × 鼓動→競馬BEAT→KEIBA BEAT』である。
目次
概要[編集]
- 番組は関西圏(中京、京都、阪神、小倉)の4つの競馬場で行われるレースと関東開催場のメインレースについての実況で京都と阪神開催時は関西テレビ、中京開催時は東海テレビ、小倉開催時はテレビ西日本が制作した。但し重複開催時のそれ以外でのネット局での放送は関西テレビ制作分が優先され、東海テレビ・テレビ西日本制作分は自局ローカルでの放送となった。
- 1984年から行っていたクイズ・ゲーム形式のバラエティー的なものをやめて、競馬中継の原点であるレースを純粋に見るという要素に立ち返りながら、競馬を取り巻く様々なドラマを描くドキュメンタリーの要素を交えたものに転嫁した。
- FNSの日の放送当日は編成の都合上番組休止となったが、重賞競走に限り全国放送で中継が行われた。これに伴い、通常『KEIBAワンダーランド』(KBS京都制作)をネットする局が代替で放送を行った。但し一部の独立UHF放送局では全国高等学校野球選手権大会の県予選中継を優先して、競馬中継自体を行わない場合もあった。
- GIレース当日の中継では『DREAM競馬』という番組名自体が番組中にはあまり登場せず、番組タイトルやCMに入るときのテロップも当該GIレースの名称が表示された。番組終了時のクレジットに辛うじて「『DREAM競馬』 終(もしくはEND)」と表示される程度であった。
- かつてはGIレース出走前に各レースごとに違うアニメーションを流していたが、いつしかGIレース共通のアニメーション(「GI」と文字が出る)に変更された。しかし、レースごとの違いを明確にするための工夫がなされていた。この傾向は東海テレビや北海道文化放送にも影響を与えた。
- 関西テレビ制作分のみ、ネット局を含めてワンセグで番組連動データ放送(注目レースの出馬表・単勝オッズ・レース結果、杉本清の勝ち馬予想コラム「清のつぶやき」などを提供)を実施していた。この連動データ放送は後番組の『競馬beat』でも『DREAM競馬』時代のコンテンツをほぼそのまま継承して実施されている。
放送時間[編集]
- 通常:毎週日曜 15:00 - 16:00
- 天皇賞(春)、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞、ジャパンカップ、有馬記念の開催日は14:35開始。
- F1日本グランプリ中継がある日は変更がある場合があった。
ネット局[編集]
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送曜日・時間 | 遅れ日数 |
---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 関西テレビ(KTV) | フジテレビ系列 | 日曜 15:00 - 16:00 | 制作局 |
中京広域圏 | 東海テレビ(THK) | |||
福岡県 | テレビ西日本(TNC) | |||
富山県 | 富山テレビ | 同時ネット | ||
石川県 | 石川テレビ(ITC) | |||
福井県 | 福井テレビ(FTB) | |||
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ(TSK) | |||
岡山県・香川県 | 岡山放送(OHK) | |||
広島県 | テレビ新広島(TSS) | |||
愛媛県 | テレビ愛媛(EBC) | |||
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | |||
熊本県 | テレビ熊本(TKU) | |||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ(KTS) |
ネットに関する特記事項[編集]
- テレビ熊本ではGI・JpnI競走開催日のみの放送(NHKマイルカップを除く。GI競走のみ荒尾競馬場で発売される関係のため)。高松宮記念の開催と同局が毎年行っている「TKUの日」の最終日が重複してしまった年は「TKUの日」の放送を14時台で終了し、15時から『ドリーム競馬』を放送している。重複していない年(2007年など)は15時台も「TKUの日」が放送される。
- 中央競馬のGI競走を発売しない金沢競馬場のある石川テレビでは放送されていたが、高知競馬場のある高知さんさんテレビでは放送されなかった。また、クロスネット局であるテレビ大分(FNS・NNS系列)とテレビ宮崎(FNS・NNN・ANN系列、番組ネットのNNSには非加盟)でも放送されなかった。
- 岡山放送・山陰中央テレビ・テレビ長崎は、エリア内にウインズが開設されたのと同時にネットを開始した(それぞれ高松市・米子市・佐世保市に存在)。ただし、岡山県には存在しない。
- なお、通常主催者クレジットのアナウンスは「主催はJRA日本中央競馬会です(でした)」とするが、この番組では関西テレビに限り「この放送はJRA日本中央競馬会の主催でお送りします(しました)」と、他番組の提供クレジット読みに倣っていた。
歴史とエピソード[編集]
大きく第1期「ドリーム競馬」(1991年9月~2006年まで)と、第2期「DREAM競馬」(2007年~2009年)とに大別することができる。
第1期「ドリーム競馬」[編集]
番組開始~1999年[編集]
- 1995年6月4日は「震災復興支援競走」があって、京都と中京が同時開催となり、宝塚記念が行われた京都がKTV制作となり、東海テレビ制作はローカルで放送した。しかし、宝塚記念はライスシャワーが故障して競走中止となり、予後不良となってしまった。
- NHKマイルカップが3歳(旧数え4歳)のGI競走として創設された1996年当初から数年間、この番組では民放がNHKの宣伝をすることに繋がることを恐れたのかNHKのコメントを外していた(現在はNHKもコメントしている)。なお、NHKマイルカップが創設されるニュースを伝えるときにはNHKマイルカップと表現していた[1]。
- 小倉版の制作局であるテレビ西日本ではかつて日曜11時台に自社制作のバラエティ番組(『とことんサンデー』、『Hi-Ho!』など)を放送しており、当該時間に大半のフジテレビ系列局で放送されている『笑っていいとも!増刊号』を主に13・14時台に時差ネットしていた。その影響で特別なGIレースが催される日など放送が前倒しスタートとなった場合でも平常通り15時からしか放送できず、俗に言う「飛び乗り」での放送だった。そのため、番組司会者が15時になるとTNCでの視聴者向けに挨拶をするケースがみられた。しかしさまぁ〜ずの三村マサカズが司会を務めた『ぷるんアラモード』を最後にTNCは11時台の自社制作枠を廃止し『いいとも!増刊号』の同時ネットに移行したため、現在はいかなる放送の場合でも制作局と同時ネットになっている。
- 諸事情により、『ドリーム競馬』だけが休止になった例がある。
- 1995年
- 1月22日:阪神・淡路大震災による京都競馬休止と、震災関連特別番組放送のため。
- 9月17日:優勝目前マジック1のオリックス・ブルーウェーブ対千葉ロッテマリーンズ戦中継のため[2]なおこの日は、台風が関東地方接近のため中山競馬も中止となった。
- 1996年9月22日:優勝目前マジック1のオリックス・ブルーウェーブ対日本ハムファイターズ戦中継のため[3]。なおこの日は、台風が関東地方接近のため中山競馬も中止となった。
- 1995年
2000年~2005年[編集]
- 2000年1月30日の第19回大阪国際女子マラソンでは、リディア・シモンが弘山晴美との壮絶な死闘を制し大会3連覇。その様子を馬場鉄志が実況した。終了後のTNCローカルの中継は佐藤征一司会、鈴木淑子ゲストで進められたのだがその日の小倉のレースで当時の中央競馬史上最高払戻額となる馬連30万円の馬券が飛び出したことを冒頭で伝えた。ちなみに、そのレースで勝った馬の名は「スニーカー」(17番人気)だった。
- 2002年5月3日は珍しく金曜日に放送されたがこれは毎年5月5日に東京競馬場に近接する大國魂神社で祭事が行われる関係で日曜日に東京競馬の開催行わず5月3日に代替開催を行った上、同時開催の京都と新潟も同じように開催日を同じにしたため。なお、NHKマイルカップは5月4日に行われた。
- 2005年10月9日はF1日本グランプリの生中継が実施されたことに伴い、F1のレース終了後に時間変更の上『競馬ダイジェスト』と銘打った録画放送となった。
- その2週間後の10月23日はドリーム競馬史上初めてフジテレビ『スーパー競馬』との共同制作で言わば「スーパードリーム競馬」と言う形で放送された。というのも、この日の菊花賞がディープインパクトの21年ぶりで無敗の三冠馬に輝く可能性があった(結果三冠馬に輝いた)事から菊花賞を通常制作しているKTVに加えてフジテレビも制作に名乗りを挙げた為。実に競馬番組としては空前絶後のカメラ21台、スタート地点・空撮&並走カメラ等を加えて立体的に競馬中継を放送。『スーパー競馬』から福原直英、若槻千夏、井崎脩五郎が出演。東京競馬場のメインレースも挿入したが、テロップ出しは関西テレビから行われた。
2006年[編集]
- 3月25日のドバイWCデーでは石巻がドバイに赴き、日本馬が出走した各レースの実況を担当する。この模様は『サタうま!』で中継(時間の関係で一部レースは収録)された。この関係で『サタうま!』の放送時間は延長されている。
- 3月26日の高松宮記念では東海テレビ・関西テレビ共同制作を行い東海テレビ版の山田雅人、清水美紀が司会進行。関西テレビ版の司会者である宮川一朗太、水野麗奈がゲスト出演した。また、細江純子のGI限定特別レポートもあった(それまで高松宮記念開催日は通常の放映日と同じで、東海テレビ以外は関西テレビ発の番組をベースとして中継した。ただし大坪元雄のみ中京競馬場に出張して解説出演した)。前日のドバイWCデーの模様はレース終了後に流された。
- 9月17日、この年は阪神競馬場の改修の為に中京競馬場で振替開催となったローズステークスは関西テレビ賞であるので制作クレジットも「制作著作:東海テレビ、制作協力:関西テレビ」とし、またパドックからの解説に関西テレビの石巻アナが出演したが解説の大坪は石巻アナに安心したのか違う馬の解説をするというハプニングが発生した。なおレース実況は東海テレビの加藤晃アナであったが実況席映しの際にその隣のカメラの映像となり、実況席映しをするカメラが映るというアクシデントも発生した。
- 10月8日、前年に続いてF1日本グランプリの生中継が行われることとなったが関西テレビ制作の中継はディープインパクトの凱旋門賞挑戦もあり15:45 - 16:25枠で放送されることになった。これに配慮してか当日のメイン競走である毎日王冠(東京競馬場)は15:40、京都大賞典(京都競馬場)は15:50発走にそれぞれ変更して行われた。そして放送では京都大賞典は生放送で行い、毎日王冠は昨年同様ダイジェストという形式となった。
- 11月12日に行われたエリザベス女王杯では、1着に入線したカワカミプリンセスが他の牝馬の進路を妨害したとして12着に降着処分となった。レース終了後からほとんどの時間、検量室近くにいた可搬型カメラ(勝利騎手インタビューなどを撮影する為に配置してある)からの映像が放映され降着が決まった直後の西浦勝一調教師、本田優騎手の厳しい表情(勝負服を脱ぐ姿まで映った)や降着を記した検量室内のホワイトボードという衝撃的な映像を捉え繰り上がりで1着となったフサイチパンドラ号の福永祐一騎手の勝利騎手インタビューを伝えている途中に放送時間終了となりインタビュー映像のまま放送は終了した。払戻の結果は番組終了後、提供クレジットの部分でパドックの電光掲示板に表示された結果を撮影したものを放送した(同日の『スーパー競馬』では途中で映像を引き取ったため、降着が決まったあたりの映像は流れてはいない。なお、審議が長引いて提供クレジットの部分で払戻の結果を紹介した例は過去にも幾度かある)。
- 12月10日、関西テレビ版で宮川・水野の司会ダブル降板が発表された。特に宮川は『ドリーム競馬』草創期からの司会進行として西日本の競馬ファンに親しまれていたため、視聴者に強いショックを与えた。
- その最後の放送となった12月24日は中京競馬場でもレースが行われたため、東海テレビとそれ以外のネット局とでは放送内容が異なった。関西テレビとネット局では宮川・水野が生放送で別れのコメントを述べたが東海テレビでは山田・清水アナウンサーの進行だったため宮川・水野があらかじめコメントを収録し、それを流す形で同局エリア視聴者にお別れした(「関西テレビからのお知らせです」という形で東海テレビ向けに降板が告げられた)。
- なおこの日は細江が『スーパー競馬』に出演してゲート前リポートを行った(当番組でも一部内容を放送)ほか、石巻アナが中山競馬場に赴いて現地の様子をリポートした。
第2期「DREAM競馬」[編集]
2007年[編集]
- JRAの意向もあり、全面リニューアル。タイトルも従来の「ドリーム競馬」から「DREAM競馬」(読みは同じであるがドリームをカタカナから英語に変更)に改められた。
- 司会にはセント・フォース所属の柳沼淳子が抜擢された。柳沼は『競馬予想TV!』やグリーンチャンネルで競馬関連番組のほかTOKYO MX、パーフェクト・チョイスで放送されている『東京シティ競馬中継』のアシスタントを担当していた。
- 従来の出演者では杉本と大坪が残ったが2人とも高齢であるため、後継育成の観点から新たに競馬エイトから3人の解説者が迎えられた。鈴木由希子と門口博光はテレビ西日本版への出演歴があり、特に鈴木は小倉夏競馬でパドック解説を担当していたため視聴者に知られている。
- 尚、地上デジタル放送のEPGでの番組名は全面リニューアル後も「ドリーム競馬」のままである。
- 番組の最後には過去の名場面(主として翌週のメインレースに関するもの)を放送するようになった。ただし、GI・JpnIが開催された日は当日のそのレースを流す場合もある。
- 2月11日、小倉競馬場11レース周防灘特別の配当テロップ、三連単のところがスタッフのミスにより特払いになっていたがMCの柳沼がそのまま読み上げてしまい周囲を慌てさせる。杉本がすぐさまフォローを入れ、その場を取り繕った。柳沼も番組HP内で番組の表示ミスと本人のミスを認めている[1]。なお、この特払いは中央競馬(JRA)においては1971年の福島競馬で単勝式の的中者がなく特払いとなって以来、35年以上こうした事例はない。当の小倉では、高橋源一郎・藤城真木子コンビが引退した。
- 2月25日の阪急杯の放送では写真判定が長引き(同着)、払い戻しを伝えられなかった。そのため番組の最後で流れる思い出の名場面がなく、阪神競馬場の掲示板が映され着順をMCが繰り返し読み上げている間に番組が終わった。
- 6月17日の放送(マーメイドステークス)においては、2つの出来事があった。
- 1つはVTR後に柳沼と杉本が2人でトークを進める場面において大坪がカメラの前を思いっきり横切ってしまい、さらにそれに気づき驚いた大坪の顔まで映ってしまった。
- もう1つは福島のメインレース、バーデンバーデンカップを中継する直前、門口が注目馬についてのコメントをした後、大坪が「私の…」とコメントをしようとしたがその声が柳沼の「それでは…」と重なってしまい結局大坪がコメントできなくなってしまう事態が起きた。このことに立腹したのか、レース直後のコメントを「いやぁ、それは門口さんに…」と拒否。その後も終始ぶ然とした表情で番組に出演していた。ただし大坪がコメントしようとした時はすでに放送の関係上、福島にカメラを切り替えなければならなかったうえにその時柳沼は大坪にコメントを求めようとはしていなかった。
- 8月17日、馬インフルエンザウイルスが全国的に蔓延している事実が明らかになったことを受け、暫定緊急的措置として翌2日間のレースが全て中止となった。東日本が早々に中継取り止めなどの事態となる中で19日、この日の当番局であったTNCはもともと放送を予定していた高山梨香アナウンサーの取材ビデオをもとにディープインパクトの種牡馬としての活動について分析するトーク企画中心に急遽切り替え、何とか通常体制での放送を維持した。
- ちなみにこの日BSフジでも放送を予定していた『ドラマチック競馬』(北海道文化放送)と『スーパー競馬』(新潟総合テレビなど)、さらに『うまなで〜UMA to NADESHIKO〜』(フジテレビなど)は放送を休止し競馬以外の番組に差し替えた。一方で『サタうま!』は、過去の迷場面集を放送することで通常体制を維持した。
- 9月23日は自由民主党総裁選挙の投開票が行われた事で『FNN報道特番 自民党新総裁決定』が放送された為、15:30から30分短縮となった。
- 9月30日はF1日本グランプリ生中継のため15:15開始の予定だったが、F1中継延長により15:35からの放送となった。
- 10月14日の秋華賞では馬場が前週深夜に凱旋門賞の実況をやった関係もあり、石巻アナが他のレースの実況に回るシフトが組まれた模様で岡安譲がGI初実況を行った。なお大橋雄介は既にそれ以前に阪神ジュベナイルフィリーズでGI実況をこなし、ウオッカのGI初勝利を伝えている。
- 11月25日のジャパンカップでは馬インフルエンザの影響でその代替開催として前日より中京競馬から開催されていたが東海テレビは自社制作せず、関西テレビの通常の『DREAM競馬』をネットした。
2008年~番組終了[編集]
- 2008年1月、フィールドキャスターとして出演機会が多くなっていた細江が事実上降板した。これは、同年1月より東日本地区で『SUPER KEIBA』の後番組として始まった『みんなのケイバ』パドック担当となったためである。出演するのは西日本エリアでGI(JpnI)が開催される場合のみとなった。
- 2009年10月4日はF1日本グランプリがあり、スプリンターズステークスのファンファーレ直前からスタート。阪神11レース(準メイン)の道頓堀ステークスも実況放送した。
- 2009年11月1日よりレーステロップ、出走馬テロップが新しくなった。テロップ素材は同じであるが、光が流れていくものになった。
- 2009年12月27日、第54回有馬記念施行の日に18年間の番組の歴史にピリオドを打った。最後のレース実況になったのは阪神11レースの摩耶ステークスであり、有馬記念の勝ち馬はドリームジャーニーだった。
制作局のスケジュール[編集]
各ネット局の放送スケジュールは以下のとおり。代替開催などを除く。
1991年から1995年まで[編集]
ネット局 | 1月上旬~中旬 | 小倉1月下旬~2月中旬 | 2月下旬 | 中京3月 | 4月上旬~6月中旬 | 中京6月中旬~7月上旬 | 小倉7月中旬~9月上旬 | 9月上旬~11月下旬 | 中京12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
関西テレビ (下記3局以外) |
関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | ||||||
東海テレビ | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | |||
テレビ西日本 | 関西テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | ||||
テレビ熊本(G1のみ) | 放送無し | 関西テレビ制作 | 放送無し | 関西テレビ制作 |
1996年から2009年まで[編集]
ネット局 | 1月上旬~中旬 | 小倉1月下旬~2月中旬 | 2月下旬 | 中京3月 | 4月上旬~5月中旬 | 中京5月下旬~6月中旬 | 6月中旬~7月上旬 | 小倉7月中旬~9月上旬 | 9月上旬~11月下旬 | 中京12月 |
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関西テレビ (下記3局以外) |
関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | 関西テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | |||||
東海テレビ | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | 関西テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | ||
テレビ西日本 | 関西テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | 関西テレビ制作 | テレビ西日本制作 | 関西テレビ制作 | |||
テレビ熊本(G1のみ) | 放送無し | 関西テレビ制作 | 東海テレビ制作 | 関西テレビ制作 | 放送無し | 関西テレビ制作 |
関西テレビ制作[編集]
出演者[編集]
番組開始から2006年[編集]
- 司会
- 両者は2006年12月24日の放送をもって番組を卒業。
- ご意見番
- 大坪元雄(1991年10月 - )
- GI特別レポーター
- 細江純子 - 元騎手(2003年10月 - )
- GI以外でもディープインパクトが出走した2005年9月25日の神戸新聞杯、2006年3月19日の阪神大賞典(共にGII)でも彼女のレポートがあり2006年は関西テレビ制作以外にも東海テレビ制作(高松宮記念、神戸新聞杯)、テレビ西日本制作(小倉2歳ステークス)にも登場し『DREAM競馬』以外のフジテレビ系列の競馬中継では『スーパー競馬』のオークスと有馬記念、『ドラマチック競馬』の函館記念でもレポートを務めた。なお、細江がGIリポート担当を始めてからKTV制作のこの番組で唯一リポート担当しなかったGIレースは杉本の最後の実況となった2004年の宝塚記念のみ(このときは岡安アナが担当だった)である。
- 実況
- 杉本清(2004年の宝塚記念を最後に勇退)
- 馬場鉄志
- 石巻ゆうすけ
- 大橋雄介(時折ナレーションもしていた)
- 豊田康雄(1990年代の一時期のみ)
- 岡安譲
- 吉原功兼(2005年、新人研修の一環として出演)
- かつての司会者
- かつての解説者
- 須貝四郎(元騎手、前番組から引き続いての出演。1994年死去)
- エピソード
- 2001年1月28日は北海道文化放送の吉田雅英アナウンサーが助っ人として実況を担当したが、テロップ表示は「北海道文化放送」ではなく略称の「uhb」になっていた。更にその日は東京競馬場が雪の影響で開催中止になったため、『スーパー競馬』を放送している地域でも京都競馬場のメインレース(第11競走)だけではなくその前の第10競走も放送した。
- 放送終了直前には司会の宮川が重賞の勝ち馬や関係者に合わせたコメント(馬名の由来や関係者の経歴)で締めるのが慣例となっていた。
- 大坪がKBS京都の『日曜競馬中継』第2部・KBS京都の実況席の隣でレースを観戦する様子や、石巻アナなどが控え室から出てきて実況席に座るシーンがたまに映ることがあった。
- 2006年12月10日の放送で、宮川と水野が12月24日放送分を最後にキャスターを勇退することが発表された。
2007年から番組終了[編集]
以下の陣容は、2006年12月15日に関西テレビがホームページ上で発表した。それまでの番組スタイルと訣別し、新しい番組として再出発することをアピールする顔ぶれとなった。なお吉原が正式に加わった背景としては吉原が今後もスポーツ専業になるためであるが、杉本と大坪の高齢化に加え馬場も2010年で定年を迎えることからアナウンス陣でも後継を育成する必要があるというのが大きい。ただ一方で岡安はスポーツ専業ではなく報道・情報系も担当しているため、場合によっては番組に参加できない場合もある。2009年のエリザベス女王杯で馬場から「私事ではありますがこのレースが京都最後のGI実況となります」との発言があった。
- 司会
- レギュラー(コメンテーター)
- 杉本清
- 解説
- 大坪以外は競馬エイト所属。鈴木、門口はテレビ西日本制作分の出演歴がある。なお門口と高橋は隔週交替。
- フィールドキャスター
- 実況
- 馬場鉄志
- 石巻ゆうすけ
- 大橋雄介
- 岡安譲
- ナレーション
従来からの変更点は以下のとおり。
- 2006年までは出走馬リストは司会者が紹介し馬体重と馬の様子はパドックの放送席から伝えるスタイルだったが、これを出走馬リスト・馬体重はナレーターが影読みし馬の様子は注目馬のみ競馬エイトの関係者がコメントする形式に変わった。これにより大坪は実況解説のみになった(ただし、関西GIに関してはパドックも担当する)。
- かつてのテレビ西日本制作分でもそうだが2006年までは宮川と水野の役割分けは実はあいまいで場面に応じて互いに補完する態勢をとっており、それが出演者の人間関係を円滑にしていた面もあった。リニューアル後は進行の任務は柳沼1人が担い、時に他の出演者を置いてけぼりにするシーンもみられる。またカメラ撮りの構図も2006年までは宮川・水野のツーショットをベースとしどちらかのワンショットは瞬時的に効果を発揮する場面でのみ使用するスタイルだったが、リニューアル後は柳沼のワンショットがベースになっている。
- フジテレビの『スーパー競馬』も、同時にリニューアルが行われた。
- ここ数年、フジテレビ系列では日本で開催される「F1日本グランプリ」を生中継している。2007年・2009年の日本グランプリはGI競走スプリンターズステークス開催日と重なった。
関西テレビ制作分の特徴[編集]
- 番組開始当初は杉本がGIを実況することが多かったが徐々に馬場との割合を変えていき、杉本の定年後は馬場に完全にバトンタッチした。番組末期の2008・2009年は宝塚記念と阪神ジュベナイルフィリーズを石巻、秋華賞を大橋、マイルチャンピオンシップを岡安が実況し残りのGIは馬場が担当した。
- 大阪国際女子マラソンの日は、助っ人として東海テレビのアナウンサーが実況に関わることがあった。
- 番組末期は放送中に出るテロップ全て同じ書体で統一されていたが、かつてはまるでそれぞれ違う機械から送出されているのかと見間違うくらい統一感が無くバラバラだった。出馬表にしてもレース風景をバックに表示されているものと、レース紹介をしながら表示されるものとは全く異なっていた。ちなみに後者は「関東馬」「外国産馬」などが一目で分かるように色分けされていた(現在は縦表記・横表記の違いがある程度)。
- かつてはパドックの馬名表示の際にその馬が連対(1着か2着に入り、その馬に振り分けられた馬・枠番号が2連勝馬券の当たり目の対象になること)した際の馬体重の幅を表示していたが、後に廃止された。
- かつてはメインレースの全出走馬の血統評価を馬番順に放送していた。ちなみに評価を下していたのはIK血統研究所所長の久米裕であった。
- 2006年1月8日放送分から馬名などを表示する文字テロップのデザインが一新され、青を基調とするものになった(字体はこれまでと同じ明朝体ベースである。フジテレビの『スーパー競馬』も一時期明朝体ベースだった。現在は角ゴシック体ベースになっている)と同時にこのまま確定したときの着順と主要賭式(馬連・馬単・3連複・3連単)の想定オッズが表示されるようになった。なお杉本の3連単1点予想は初期の頃は想定オッズ表示の試験のためにやっていたもののいつの間にか、レギュラー化になったもののこれまで1度も3連単を1点で当てたことがない(買い目の少なさも災いしているのかもしれないが)。
- なお、京都及び阪神の開催のない時期(当時例年5月下旬 - 6月中旬、7月中旬 - 9月上旬だが年によって多少の変更あり)の関西テレビ版の制作は休止されるため当該時期には関西テレビとその他ネット局でも後述の東海テレビまたはテレビ西日本制作分が放送される。
- 他場レースのときは、その競馬場のCGアニメーションで切り替えられる(中山の場合、NAKAYAMAなど)。
- 2009年10月18日放送分(秋華賞当日)より関西テレビ制作の西主場GIレース当日の中継は音声を5.1chサラウンドで放送するようになった[4]。
歴代使用曲(関西テレビ)[編集]
- オープニング曲(GI開催時除く)
- I Will Love Again(Lara Fabian、2000年のアルバム「Lara Fabian」に収録。? - 2001年7月)
- The Ascent Of Stan(Ben Folds、2001年のアルバム「Rockin' the Suburbs」に収録。2001年9月 - 2002年7月)
- My Star(Naimee Coleman、2001年のアルバム「Bring Down the Moon」に収録。2002年9月 - 2003年7月)
- See Clearly(Maktub、2003年のアルバム「Khronos」に収録。2003年9月 - 2004年12月)
- Stronger Together(D-SIDE、2004年のアルバム「Stronger Together」に収録。2005年)
- Come Back Down(Lifehouse、2005年のアルバム「Lifehouse」に収録。2006年)
- パドック曲(GI開催時除く)
- Montreal 350(Steve Barakatt、1999年のアルバム「Audace/Audacity」に収録。? - 2006年12月。GI開催時)
- You And Me(Steve Barakatt、1999年のアルバム「Escape」に収録。? - 2002年6月)
- A Father's Love(アルバム「EMOTIONAL THEMES Vol.1」に収録(一般に市販されず)。2002年秋華賞、2002年阪神ジュベナイルフィリーズ)
- Heroes(アルバム「OLYMPIC CHALLENGE vol.1」に収録(一般に市販されず)。2002年菊花賞、2002年11月、2003年4月 - 2009年12月)
- 結果速報時(GI開催時除く)
- COSMIC RANAWAY(access インストロメタル版。杉本在籍時。ちなみに彼が結果をアナウンスしていた)
- エンディング曲(GI開催時除く)
- Our Song(M2M、2000年のアルバム「Shades Of Purple」に収録。? - 2001年5月)
- Big Big World(Emilia、1999年のアルバム「Big Big World」に収録。2001年6月17日 - ?)
- Perfect Bliss(Bellefire、2001年のアルバム「After The Rain」に収録。? - 2002年7月)
- Now That I Found You(Human Nature、1999年のアルバム「Counting Down」に収録。2002年9月 - 2003年7月)
- Closer To You(Thalía、2003年のアルバム「Thalía」に収録。2003年9月 - 2004年12月)
- Crush On You(Tata Young、2004年のアルバム「I Believe」に収録。2005年)
- All The Love In The World(The Corrs、2000年のアルバム「In Blue」に収録。2006年)
- 競馬関連のニュース(前日の競馬の話題が出るときもある)
- ラハイナ(DEPAPEPE)
スタッフ[編集]
東海テレビ制作[編集]
出演者[編集]
- 司会
- 解説
- 実況(東海テレビアナウンサー)
- 斉藤誠征
- 加藤晃
- 吉村功(ご意見番。THK退職後も2004年まで出演)
- 植木圭一(東京支社広報異動により離れた。現在はアナウンス部長として復帰)
- 森脇淳(2007年の中京記念では勝利騎手インタビュアーとして久々に復帰)
- 宗宮修一
東海テレビ制作分の特徴[編集]
- 京都・阪神の開催のない時期(当時5月下旬 - 6月中旬、年によって多少の変更あり)は関西テレビを含めた全ネット局に放送されるが、中京競馬が京都・阪神との重複開催となる時期(当時は主に3月・12月分)は東海テレビのみ独自に差し替えて放送する。ただし、代替開催などで中京競馬場が開催されるときは上記以外でも放送する時がある。
- 関西テレビ版に近い構成になっている。馬名などを表示する文字テロップは以前は福島テレビと同じものを使用していたが、2006年3月の中京開催からKTVと同様のものを使用している。
- 以前、名古屋国際女子マラソンが開催される日は他局(関西テレビ、福島テレビ)のアナウンサーが実況していた。近年は斉藤・加藤のいずれかが残って担当していたため行われていなかったが2007年は2人ともマラソン担当となったため、関西テレビの石巻が応援に駆けつけた。
- 2008年度は第1回が3月(5週間)、第3回が12月(3週間)に変更されることになった。
- 2009年度は1月(第1回・3週間)も放送された。2009年3月29日は、放送終了後に中山競馬場でマーチステークス(GIII)が最終レースに行われたため、放送中に山田・奥からその案内があった。
- 重賞にライバル局[5]の中部日本放送が協賛する「CBC賞」[6]という競走があり、それが日曜日に開催されることが多いため「東海テレビ放送がお送りするCBC賞」と放送したこと(特に吉村功が実況をする時はこのフレーズをほぼ必ず述べていた)があった。
歴代使用曲(東海テレビ)[編集]
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
テレビ西日本制作[編集]
以前、タイトルロゴは「ドリーム競馬 KOKURA」と通常と同じロゴの下に「KOKURA」の文字が入っていた。後期はタイトルを統一。ただ、以下の項目で示すようにDREAM競馬の中で異彩を放つ。
出演者[編集]
- 司会
- 佐藤征一(元TNCアナウンサー。2001年まではゲスト1名とともに司会、その後は定年退職までプロデューサー)
- 沢木美佳子(2001年夏開催・2002年冬開催)
- 藤城真木子(2002年冬 - 2007年冬開催)
- 高山梨香(元TNCアナウンサー。2007年夏 - 2009年冬開催)
- 大谷真宏(TNCアナウンサー。2009年夏開催。2009年冬開催まではレース実況を担当していた)
- レギュラーコメンテーター
- 高橋源一郎(2001年夏 - 2007年冬開催)
- 解説
- 夏と冬とでがらりとメンバーが入れ替わる(夏は西日本表開催、冬は裏開催のため)。
- 大坪元雄(夏開催メイン解説)
- 鈴木由希子(夏開催パドック担当。2007年から関西テレビ版も兼任)
- 播磨政勝(ターフライター、元競馬エイト。冬開催スタジオ解説)
- 喜多村克利(競馬エイト。冬開催実況・パドック解説担当)
- 岩田久美(元ターフライター・タレント・当時大阪日刊スポーツ新聞社競馬担当記者。特集番組解説。NHK競馬中継にも出演していた)
- 松本晴夫(解説、競馬ブック所属)
- 米満浩生(解説、同上)
- 以前は大坪が在籍していたためか、競馬ブックのトラックマン・記者が数多く解説者に名を連ねていた。末期はかつての放送とは打って変わって、競馬エイト関係者が数多く出演していた。
- 実況
- フィールドキャスター
- 江坂透(TNCアナウンサー)
テレビ西日本制作分の特徴[編集]
- 京都・阪神の開催のない7月中旬 - 9月上旬、いわゆる「夏競馬」の時期には関西テレビを含めた全ネット局に放送されるが小倉と京都が重複開催となる1-2月期、いわゆる「冬競馬」の時期についてはTNCのみ独自に差し替えて放送する。
- 多彩なゲストが出演することが多い。原則として司会者+ゲスト1名の形式で進行する。
- 高橋・藤城が司会をした頃はほとんどゲスト出演が無く、まれに間寛平や宮川が出演する程度だった。がしかし建前上は藤城が司会、高橋がコメンテーターの位置づけになっていたので日替わりゲスト部分が高橋で固定されていたと言ったほうがいいのかもしれない。その証拠として、高橋は降板後の2007年夏に1度出演している。
- TNCはアナウンサーが少なく、川﨑・大谷ともプロ野球やバレーボールなど他のスポーツ中継と掛け持ちしている。これらが別枠で放送される日の場合、実況アナウンサーが足りなくなる可能性があった。その場合、パドック実況にはKTVの岡安譲アナウンサーが応援に駆け付ける。2009年夏開催は大谷アナが司会者に廻ったため、さらなる人手不足が懸念されていた。
- 『DREAM競馬』で唯一、番組冒頭に「FUJI NETWORK SPORT」のロゴ映像が挿入されていた時期があった。これは、かつてフジテレビの影響を受けていたことの名残である。
- TNCにはネットチェンジの際にフジテレビが出資し、現在も大株主。そのためTNCスポーツ部は、現在に至るまでフジテレビとの関わりが強い。
- 馬名などを表示する文字テロップは2005年までフジテレビの『スーパー競馬』で使われているものをベースにしていたが、2006年の小倉冬開催から『DREAM競馬』統一様式を使用している。但し、パドック紹介時に単勝オッズ・人気が表示されない代わりに騎手の顔写真が表示されるなど関西テレビ・東海テレビのものとは若干の相違がある。
- 夏開催ではレース実況の実況席映しの際に、杉本が何度か映っていることがあった(小倉競馬場のイベントに参加したついでにブースに現れただけのことであり、放送に出演していたわけではない)。また、関西テレビ版と同様に大坪元雄の画面横切りも見られることがあった。
テレビ西日本制作分のエピソード[編集]
番組開始から2006年[編集]
- かつては「チェックマン」というコーナーがあって、小倉競馬のメインレースに出走する馬から1頭を取り上げ多角的に分析するコーナーがあった。小倉の夏開催のレースで1番人気の戦績が他の開催に比べ、芳しくないことから「1番人気を消した方が馬券で勝てるのでは」という考えから誕生したコーナーだった(開始当初のコーナー名は「有力馬チェック」)。開始して間もない頃は「戦績に傷を付けることがないようにレースを選んで出走させているのに、そんなゲンが悪くなるようなインタビューに答えて欲しいなんて何を考えているんだ」と言われるほどに取材先の陣営からの印象は決して良くはなかったが、コーナーの的中率(つまり、1番人気が芳しくない戦績を収めること)が高くなっていくと次第にそのような批判的な意見は無くなっていったという。
- 藤城は司会をしていた頃、高校時代の乗馬経験を活かして小倉記念の本馬場入場の際に誘導馬上からリポートするのが恒例となっていた。しかし2006年はレーススケジュールがそれまでと比べ大幅に変更されたこともあり行われず、翌2007年の冬開催を最後に藤城が番組を降板してしまったためこの企画は2002年からの4年間限定で終わった。
- 以前は北九州市で思春期を過ごしたわたせせいぞうのオープニングイラスト、スタジオ内の絵画も恒例となっていた。小倉リニューアルの際にはわたせがゲストとして呼ばれた。
- わたせの絵は現在でも北九州市が観光PR用に使っている。
- スポンサーを務める重賞レース「テレビ西日本賞北九州記念」の開催週は、通常の放送時間外(平日午後)にレース展望を含めた特別番組が制作・放送されたこともあった。この番組にも夏開催時に解説を務める大坪が出演した。
- かつて小倉のメインレースが「KBC杯」である放送回ではオープン特別とは云えライバル局の冠がついた競走であるためか放送ではレース名を「オープン特別」としか呼称せず、一度も「KBC杯」とアナウンスしなかったこともあった。しかし、番組後期ではきちんと「KBC杯」と放送でもアナウンスしていた。
- 2004年の夏開催放送には、当時KTV版の司会を務めていた宮川が出演。
- 2004年の小倉記念当日、騎乗予定が無かった池添謙一騎手が急遽出演。
- 2006年の小倉記念当日は、藤城の誘導馬上リポートが取り止められた。
- 直前に海外でビッグレースが行われたこと、また薄暮競走の開催で従来とタイムスケジュールが大幅に変更されたことが理由とみられる。
2007年から番組終了[編集]
- 2007年夏の開催からハイビジョン制作となった。
- これは小倉競馬場では皿倉山にある八幡テレビ・FM放送所からの地上デジタルテレビジョン放送が2006年10月1日開始のため、それまではハイビジョンで見ることができなかったからである。
- 実はこの状態はTNCに限ったことであり、FNSで競馬中継を制作する他の6社についてはJRAの競馬場で放送開始から地上デジタルテレビジョン放送(ワンセグ込み)を見ることができる(北海道文化放送:札幌、福島テレビ:福島、新潟総合テレビ:新潟、フジテレビ:東京・中山、東海テレビ:中京、関西テレビ:京都・阪神)。
- 2007年1月末、関西テレビのリニューアルを受け藤城が結婚を機に同年の小倉冬開催を最後に司会を降板することを自身のホームページで明かした。
- 前年末の有馬記念特番(次項参照)では、サンズエンタテインメント所属の小林恵美が岩田久美とともにゲスト出演した。
- また鈴木が関西テレビ版も兼任になったので、鈴木の後輩である喜多村克利が2007年冬開催から新たに解説に加わり務めていた。
- 2007年2月11日の放送を最後に、藤城に加えて高橋も降板した。
- 2007年夏の開催からは関西テレビ版に倣い、高山梨香アナウンサーが単独で司会進行。しかし、関西テレビ版(2007年~番組終了)や東海テレビ版(毎年)で様々な問題が生じていることや競馬中継未経験者であり且つ初司会でもある高山アナをフォローする為に、毎回「目付け役」としてゲスト(主に、競馬中継の司会・アシスタント・リポーター経験者や元騎手)が配置されている(ゲスト出演者については上記を参照)。これは佐藤元アナが司会をしていた頃のスタイルに近かった。2008年は競馬ファンのタレント等もゲスト出演していた。
- 2007年7月29日は恒例となった『FNS27時間テレビ』放送のため番組自体が休止となったが、この日は小倉記念が開催されたため、このレースの中継のみ27時間テレビの放送内で中継された。なお、『BSフジ競馬中継』は新潟競馬場の中継をメインに放送したため、小倉のレースは小倉記念のみ中継された。
- 2007年夏開催から2年間担当していた高山アナは、2009年7月3日付でテレビ西日本を退社。よって、この年の冬開催を最後に降板となった。
- 2009年夏開催は、それまで実況陣の一人であった大谷真宏アナが司会を務めた。男性アナウンサーが司会を務めるのは佐藤元アナ以来8年ぶりのことであった。また、インタビュー担当アナウンサーの紹介テロップも表示されるようになった。
歴代使用曲(テレビ西日本)[編集]
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
- 1997年・夏開催時…『二人だけのデート』(ベイ・シティ・ローラーズ) - 『はなまるマーケット』(TBS)で開始から10年以上に渡ってOPのトークのBGMとして流されていた物と同じバージョン。
関連イベント[編集]
- 通常放送とは別に東京優駿(日本ダービー)、有馬記念が行われる際には前日(土曜日)昼にテレビ西日本のみで特集番組が放送される。高橋・藤城の進行でゲストを迎え、レースを展望する。
- 両レースの場合はこれ以外にも「ドリーム競馬スペシャル ザ・(レース名)」と銘打ったイベントがレース前々日(金曜日)にTNC本社内パヴェリアホール(ただし2007年のダービーは明治安田生命ホール、有馬記念は都久志会館)にて行われる。
- 大坪、播磨ら番組解説者のほか各紙のターフライター、トラックマンが集結し予想を繰り広げる。
- また高橋らも登場し、予想を主としたゲームなどを行っている(杉本も電話出演することが多い)。
- 一般視聴者も観覧できる。
- 以前はこのイベントの模様がそのまま放送されていたが2005年からイベント自体がJRAとの共同開催(どちらかといえばJRA主体)となったため映像の使用権がJRAに移り、テレビ西日本であっても一部しか放送できなくなった。
関連商品[編集]
- 中央競馬GI競走(西暦)総集編(DVD)
- 発売元:関西テレビ放送、メディアプルポ(関西テレビグループ)、ポニーキャニオン
- 当該年の中央競馬の全てのGI競走の映像を収録。FNS系列局の競馬中継の映像を採用。番組でも、発売前後にプレゼントされることがある。
- 中央競馬ビデオ(DVD)年鑑(西暦)シリーズ
- 制作:フジテレビジョン映像事業部、発売:ポニーキャニオン
- 当該年の中央競馬の全ての重賞競走のレース映像を年度上半期と下半期に分けて発行。当番組の実況映像・音声が採用されている。
脚注[編集]
- ↑ ちなみにNHKマイルカップの前身NHK杯について晩期にはフジテレビは「ダービートライアル」と表現し、NHK杯とは呼んでいなかった。
- ↑ 試合中に神戸新聞杯他の映像挿入。深夜に競馬ダイジェスト放送。進行・杉本清。
- ↑ 試合中にローズステークスの映像挿入。深夜に競馬ダイジェスト放送。進行・石巻ゆうすけ。
- ↑ 『BSフジ競馬中継』も対応。『みんなのケイバ』は非対応。
- ↑ CBCテレビ・ラジオ・東海テレビ・ラジオとも中日新聞社資本
- ↑ 2014年4月に中部日本放送は放送持株会社となり、協賛社は子会社であるCBCテレビとなり、CBCラジオが中継。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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