埼玉県
- 埼玉県(サイタマケン)。
「ださいたま縣」の「通稱」で親しまれている都道府県である。「推計総人口・総生産」は、共に全国第5位。また農業産出額は全国第6位であり、千葉県に次いで首都圏へ供給される農産物の生産地となっている。南東部は東京都のベッドタウンとしての性質を強く持つ一方、県北部は農地が多い。
目次
県名の由来
- 埼玉県(現在の埼玉県の東半分)設置当時の県庁を南埼玉郡岩槻町(現:さいたま市岩槻区)に置いたため、その郡名から埼玉県と名付けられた。
- 埼玉の名前の由来は諸説あるが、発祥の地は「北埼玉郡埼玉(さきたま)村」(現:行田市大字埼玉)である。
- 当時首都のあった大和国方面から見て、東山道武蔵国の国府が置かれていた多摩郡よりも前方にある事から、「先多摩」「前多摩」(さきたま)と呼ばれたとする説があるが、埼玉郡と多摩郡は地理的に隔絶している点で疑問視する向きもある。
- ほかにも、埼玉古墳が由来とする説や、幸福をもたらす神の働きを意味する「幸魂」(さきみたま)から名づけられたとする説がある。魂は玉の意でもあり、県章である勾玉に関連する。
- しかし、上記諸説はいずれも学術的には後付けであるとするのが一般的であり、根拠に足るだけの説は存在しない。
- 奈良時代の『万葉集』に「前玉」「佐吉多万」(さきたま)という記述がある。また、平安時代の『和名類聚抄』には「埼玉」「佐伊太末」(さいたま)という郡名があり、当時、既にさいたまと呼ばれている事が分かる。
- 埼玉郡、さいたま市#名称問題なども参照のこと。
地理
- 日本、関東地方、首都圏、東京圏
- 埼玉県は関東地方の中央西側に位置する内陸県である。東西約103km、南北約52kmと東西方向に長く、また面積は全国で9番目に狭い。滋賀県よりも若干狭いが、可住地面積では埼玉県の方が広くなっている。
- 旧律令国においては、現在の埼玉県の領域は江戸川に近い東部の一部地域を除き武蔵国に含まれていた。武蔵国には東京都、および神奈川県の北東部も含まれることから、埼玉県は武蔵国の中部・北部にあたるといえる。
- 主に東側を江戸川、北東を利根川、北西を神流川(利根川の支流)を境としている。南西側は多摩川との分水嶺を境としているが、南東側はほぼ東西に真っ直ぐに東京都との境を作っているため荒川下流域は東京都である。西側は日本海側との分水嶺を形成し、その南端の甲武信岳は長野県、埼玉県、山梨県の県境であり、千曲川、荒川、笛吹川(富士川の支流)の源流である(甲武信岳の名の由来は甲州(山梨県)、武州(東京都・神奈川県の一部・埼玉県)、信州(長野県)の県境にあることからその名がつけられたという説がある)。また、その北にある三宝山は県内の最高峰(2,483m)である。*古来利根川や荒川、入間川の流域であり、河岸部を中心に低湿地が広がっていた。しかし江戸時代、徳川家康が利根川東遷事業を実施するに至り、利根川の流路(現在の古利根川の流路に近い)・渡良瀬川の流路(現在の江戸川の流路に近い)は鬼怒川(毛野川)に導かれ、また荒川の流路(現在の元荒川の流路)は入間川に導かれ、現在の河川形態となった。荒川と江戸川に挟まれた地域は主に低地(多くは湿地帯)であり、これに丘陵部の西部、山岳部の秩父地方をもって埼玉県の地形が形成されている。海に接していないため、内陸性の気候(夏は高温多湿、冬は低温乾燥、昼夜の寒暖差の激しい気候)を呈する地域も見られ、特に北部や秩父地方でその傾向が強い。
- 県内部の地域区分としては、中央部、西部、秩父地方、北部、東部の5つに分けられることが多い。
- 中央部は、東北線(大宮以南)・高崎線を中心とする、概ね荒川と綾瀬川とに挟まれた地域である。郡・旧郡による地区分類では概ね北足立地区にあたる。地域の中央は河岸部よりやや高くなっている。この地域には政令指定都市で埼玉県の県庁所在地でもあるさいたま市がある。南は川口市、北は鴻巣市である。これらの都市は東京のベッドタウンとしての性格が強く、近代以降の東京の郊外拡大に伴い一貫して人口・経済規模が著しく増大してきた。工業の中心は、鋳物などから携帯電話等の精密機械の製造へと重心が移っている。
- 西部は荒川から秩父山地の手前に至る平地部で、郡・旧郡による地区分類では入間地区、比企地区がこれにあたるほか、北足立地区の荒川西側、即ち当初は新座郡であった地区も西部に含まれる。東端の荒川沿いの低地から西に行くにつれ台地―丘陵と遷移し、秩父地方と接する西端は一部山地にかかる。東京のベッドタウンとしての性格が強い一方、関東旧来の生活風俗が色濃く残る地域でもある。東武東上線を中心とする都市軸、西武池袋線・西武新宿線を中心とする都市軸の二つの都市軸が形成されている。このうち小江戸と呼ばれる川越藩の城下町川越をはじめ志木・坂戸・東松山などが前者、西武グループの企業城下町である所沢をはじめ狭山・入間・飯能などが後者に属する。農業については、関東ローム層に属する水はけの良い地質のため、ゴボウ・ニンジン・サツマイモなど根菜類の生産が盛んである。また戦後早くから製造業を中心とした大企業が生産拠点を都心に近いにもかかわらず比較的地価が低かった西埼玉に進出するケースが多く見られた。ホンダ(狭山市・和光市)や西武鉄道(所沢市)の本拠地。柳瀬川流域(志木市・新座市・所沢市)は宮崎駿監督のアニメーション映画「となりのトトロ」(音楽:久石譲、製作:スタジオジブリ)の舞台となった地域であり、現在も武蔵野の原風景を残している(トトロの森)。
- 秩父地方は県の一番西側に位置する。郡・旧郡による地区分類では概ね秩父地区がこれにあたる。関東山地やその周辺の山々とそれらに囲まれた秩父盆地からなり、秩父巡礼などの観光産業が発達。長瀞の景勝地は、「日本地質学発祥の地」「地球の窓」と呼ばれ有名。
- 北部は郡・旧郡による地区分類では概ね大里地区・児玉地区がこれにあたる。北端を利根川、南を荒川が流れており低地や台地を主体とするが、秩父地方に接する南西側に近づくにつれ丘陵へと遷移する。熊谷の商業地を中心に、周辺都市や隣接する群馬県から消費者が流入。工業は各地の工業団地を中心に発達。ナシ・ミカン・ネギなどの生産が盛ん。
- 東部は旧日光街道の沿線を中心とする地域であり、中部同様やはり南北に細長い地域である。郡・旧郡による地区分類では概ね南埼玉地区・北埼玉地区・北葛飾地区がこれにあたる。江戸川・中川などの河川が南北に流れ、流域は低地となっている。特に南側の南埼玉地区・北葛飾地区は東京のベッドタウンとしての性格を強く持ち、現在は東武伊勢崎線を中心に草加市・越谷市・春日部市・幸手市・久喜市・栗橋町などの新興住宅都市が連なる。
- 県内は首都高・東京外環・関越・東北・常磐・圏央道などといった高速道路や自動車道が多く集まり、高速道路が比較的整備されているが、一般道については十分に整備されていない地域が多く、自動車の増加や大規模商業施設の郊外立地化に伴い各地で道路渋滞が慢性・深刻化している。特に道路・鉄道ともに東京方向の交通網は発達しているが、県の東西を結ぶ鉄道・道路はそれに比べて貧弱なものが多い。また、交通死亡事故の発生件数は人口、交通量の多さもあり千葉県などとともに例年ワースト上位の常連である。
- もともと現在の埼玉県、東京都、神奈川県北部の地域で武蔵国を形成しており、江戸時代に幕府があった江戸は東京とされたので、ながらく埼玉県には特定の「中心」と呼べる場所がなかった。県庁は浦和市にあり、経済規模では大宮市が優位で、市制施行は川越市が最も早かった。一方、2001年に大宮市+浦和市+与野市の合併で「さいたま市」となり(現在では岩槻市も吸収)、政治・経済共に中心と呼べる自治体区域が誕生した。国などの関東地方出先機関が集まるさいたま新都心も造成されたことで、東京のベッドタウンから関東地方において独自の重要性を持つ地域になりつつある。とはいえ、東部地区は東武伊勢崎線、西部地区は東武東上線、西武鉄道でさいたま市を介せずに直接東京と結ばれているため、これらの地区の住民はいわゆる「埼玉都民」であり、さいたま市に対する意識はさほど高くない。
- 現在こうした県東西の移動・交流の活発化、既存交通網の混雑緩和を狙った「東西交通大宮ルート」と「東西交通県南ルート」と呼ばれる2つのLRT整備計画が検討されている。
- 隣接都道府県: 東京都 - 千葉県 - 茨城県 - 栃木県 - 群馬県 - 長野県 - 山梨県
- 平地
- 山地
- 主な山
- 河川 - 荒川、入間川、芝川、高麗川、綾瀬川、利根川、江戸川、中川、神流川、新河岸川、古利根川、元荒川、越辺川、都幾川、柳瀬川
- 湖・湖沼・用水路-狭山湖、秩父湖、名栗湖、神流湖、彩湖、宮沢湖、伊佐沼、武蔵水路、見沼代用水、野火止用水
自然公園
- 国立公園
- 県立自然公園
- 県立狭山自然公園、県立奥武蔵自然公園、県立黒山自然公園、県立長瀞玉淀自然公園、県立比企丘陵自然公園、県立上武自然公園、県立武甲自然公園、県立安行武南自然公園、県立両神自然公園、県立西秩父自然公園
歴史
古代
古代の国選史書である『日本書紀』にある安閑天皇元年(534年)に、「閏の十二月・・・(中略)・・・是の月に武蔵国造笠原直使主と同族小杵と国造を相争いて年経るに定めがたし」云々とある。国選の書物だから事の真相は別個の話題として、そこには、笠原直使主と同族の小杵による武蔵国造の勢力争いが記述されている。
昭和53年には、行田市にあるさきたま風土記の丘の稲荷山古墳のなかから、錆びた鉄剣が発掘され、のち奈良にある元興寺文化財研究所へ持って行き調べた所、表裏に金象嵌で115文字の銘文があることがわかり注目を浴びた。その文中にある「獲加多支鹵大王(ワカタケル大王)」は『記紀』に出てくる雄略天皇であり、『宋書』倭国伝に見える倭王武である。また、冒頭の「辛亥の年」は471年である。との学説が主流である。古代史ブームの巻き起こる中で、鉄剣の解釈をめぐりさまざまな議論がある。
中世
近世
江戸時代になると江戸幕府により江戸を起点とした五街道の整備が進められ、埼玉県内には中山道に9つの宿場(蕨宿、浦和宿、大宮宿、上尾宿、桶川宿、鴻巣宿、熊谷宿、深谷宿、本庄宿)、日光街道(奥州街道)に6つの宿場(草加宿、越ヶ谷宿、粕壁宿、杉戸宿、幸手宿、栗橋宿)が置かれたほか、現在の吉川市が天領となった。五街道に準ずる脇往還は、県内では川越往還、川越児玉往還、日光脇往還、日光御成街道、関宿往還、秩父往還、秩父甲州往還が整備された。
また、川越や岩槻・忍といった城下町が発展。特に川越は江戸北方の防衛拠点として親藩・譜代の重臣が治め、「小江戸」と呼ばれるほど栄えた。
明治時代以降
明治時代の1883年から85年にかけて、秩父地方で松方財政の不況の中借金に苦しむ負債農民が困民党を結成して秩父事件とよばれる騒擾を起す。
- 1871年 - 廃藩置県を受けて、埼玉県(現在の中央地域・東部地域に相当)入間県(現在の西部地域・北部地域・秩父地域に相当)が誕生。埼玉県の県庁所在地は当初岩槻町とされたが、旧浦和県庁を流用する形で浦和宿となった。入間県の県庁所在地は川越町に置かれた。
- 1873年 - 入間県が群馬県と合併し熊谷県となる。熊谷県の県庁所在地は熊谷町に置かれた。
- 1876年 - 熊谷県は分割され旧入間県域が埼玉県と合併、現在の埼玉県が成立。
- 地元出身の渋沢栄一、福澤桃介などが活躍、日本の近代化に貢献する。
- 1883年7月28日 - 日本初の私鉄「日本鉄道」が開業。
- 1922年 - 埼玉県で初めての市として川越市が市制施行。
最近の出来事
- 2000年(平成12)5月5日 - さいたま新都心街開き。
- 2001年(平成13)3月28日 - 埼玉高速鉄道線が開通。
- 2001年5月1日 - 浦和市、大宮市、与野市の3市が合併して「さいたま市」となる(初のひらがな書き県庁所在地)。
- 2001年10月13日 - Jリーグ公式戦オープン記念試合において、Jリーグ史上最大の観客を動員する。
- 2002年(平成14)6月 - サッカーワールドカップが開幕。埼玉スタジアム2002では準決勝などが催される。
- 2002年8月1日 - 人口が700万人を突破。
- 2003年(平成15)2月1日 - 川口市にスキップシティがオープン。
- 2003年4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行。
- 2003年9月 - 上田清司が埼玉県知事に就任。
- 2004年(平成16) - 彩の国まごころ国体開催。
- 2005年(平成17)1月1日 - 飯能市に名栗村が編入し「飯能市」となる(県内平成の大合併始まり)。
- 2005年4月1日 - 岩槻市がさいたま市に編入し、「さいたま市岩槻区」、秩父市に吉田町・荒川村・大滝村が合併して「秩父市」(県内で面積が最大の自治体)となる。
- 2005年10月1日 - 小鹿野町と両神村が合併して「小鹿野町」、春日部市と庄和町が合併して「春日部市」、熊谷市と妻沼町・大里町が合併して「熊谷市」、鴻巣市が川里町・吹上町を編入して「鴻巣市」、上福岡市と大井町が合併して「ふじみ野市」となる。
- 2006年(平成18)1月1日 - 神川町と神泉村が合併して「神川町」、行田市が南河原村を編入して「行田市」、深谷市と岡部町・花園町・川本町が合併して「深谷市」となる。
- 2006年1月10日 - 本庄市と児玉町が合併して「本庄市」となる。
- 2006年2月1日 - 都幾川村と玉川村と合併し「ときがわ町」となる。
- 2006年7月9日-副知事二人目に農林水産省出身、前厚生労働省官房審議官の岡島敦子氏(51)の就任
- 2007年2月13日-熊谷市が、江南町を編入して、「熊谷市」となる。
人口
年齢構成
600px | |
埼玉県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 埼玉県の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 埼玉県
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
埼玉県(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/11 | |
総務省統計局 国勢調査より |
平均年齢
41.6歳(男40.7歳、女42.5歳) [平成18年1月1日現在]
行政
歴代知事(公選制以降のみ)
詳細は埼玉県知事一覧を参照
- 第42代 (公選制初代) 西村実造(1947年4月12日~1949年3月28日、1期・官選制で1期在任)
- 第43代・第44代(公選制第2代) 大沢雄一(1949年5月17日~1956年5月29日、2期)
- 第45代~第48代(公選制第3代) 栗原浩(1956年7月16日~1972年7月12日、4期)
- 第49代~第53代(公選制第4代) 畑和(1972年7月13日~1993年7月12日、5期)
- 第54代~第56代(公選制第5代) 土屋義彦(1993年7月13日~2003年7月18日、3期)
- 第57代~ (公選制第6代) 上田清司(2003年8月31日~、1期目)
議会
詳細は埼玉県議会。
- 定数:94
- 所在地:さいたま市浦和区高砂3-15-1
県内の主な施設
- 埼玉県本庁舎(さいたま市浦和区)
- 県議会議事堂(さいたま市浦和区)
- 県公安委員会(さいたま市浦和区)
- 県警察本部(さいたま市浦和区)
- 埼玉県運転免許センター(鴻巣市)
- 県文書館(さいたま市浦和区)
- 埼玉会館(さいたま市浦和区)
- 県立浦和図書館(さいたま市浦和区)浦和・久喜・熊谷図書館合同蔵書検索。
- 県立熊谷図書館(熊谷市)
- 県立久喜図書館(久喜市)
- 埼玉県立歴史と民俗の博物館(さいたま市大宮区)
- さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)
- 埼玉スタジアム2002公園(さいたま市緑区)
- 埼玉県立近代美術館(さいたま市浦和区)
- 埼玉県立さきたま史跡の博物館(行田市)(旧・埼玉県立さきたま資料館)
- 埼玉県立嵐山史跡の博物館(比企郡嵐山町)(旧・埼玉県立歴史資料館)
- 埼玉県立自然の博物館(秩父郡長瀞町)(旧・埼玉県立自然史博物館)
- 埼玉県立川の博物館(大里郡寄居町)(旧・さいたま川の博物館)
- さいたま文学館(桶川市)
- 埼玉県平和資料館(東松山市)
- さいたま水族館(羽生市)
- こども動物自然公園(東松山市)
- SKIPシティ(川口市)
- 埼玉県県民活動総合センター(伊奈町)
産業
- HONDAグループ(本田技術研究所、テイ・エス テック、本田金属技術、ショーワ、M-TEC、八千代工業、エフテック)
- 日産ディーゼル工業
- 赤城乳業(ガリガリ君)
- カルソニックカンセイ
- サンケン電気
- リズム時計工業
- ヤオコー
- 西武ホールディングス
- 島忠
- マミーマート
- しまむら
- ベルク
- 埼玉りそな銀行
- 武蔵野銀行
- 三上鉄工
国の研究・研修・行政機関
日本一
- 「市」の数(40市)。
- 生産年齢 人口割合。
- 鯉のぼりの生産量。 (主な生産地:加須市)
- 雛人形、五月人形の生産高。 (主な生産地:さいたま市岩槻区、鴻巣市)
- 足袋の生産量。 (主な生産地:行田市)
- アイスクリーム (主な生産地:深谷市)
- パスタの消費量。(主な消費地:さいたま市(※旧浦和市の地域において)
- ネギの収穫量。(平成16年国内シェア14%。主な生産地:深谷市)
- ブロッコリーの収穫量。 (平成16年国内シェア15%。主な生産地:深谷市)
- コマツナの収穫量。 (平成16年国内シェア14%。主な生産地:入間郡)
- 西武ライオンズ。 ここ30年間のプロ野球優勝回数
交通
鉄道
- 熊谷線(廃線)
路線バス
道路
ヘリコプター
名産品
食品
- 深谷ねぎ(深谷市)
- 草加せんべい(草加市)
- さつまいも料理・芋菓子(芋羊羹・芋せんべいなど)(川越市)
- 五家宝(熊谷市)
- 狭山茶(狭山市・入間市・日高市ほか)
- 忠七めし(比企郡小川町) - 日本五大名飯の一つ
- 武蔵野うどん(比企郡)
- 加須うどん(加須市)
- 秩父そば(秩父市、秩父郡)
- おっきりこみ(秩父市、秩父郡)- 平めんの煮込みうどん
- 蒲焼(さいたま市浦和区、川越市ほか)
- ゼリーフライ(行田市)
- 行田のフライ(行田市)
- 東松山焼鳥(東松山市) - 豚カシラ肉の焼き鳥
- 十万石まんじゅう(行田市) - テレビ埼玉で放映されるCMで県民には有名
- 煮ぼうとう(深谷市)
- なまず料理(吉川市)
- 鮎料理・鮎飯(大里郡寄居町)
- 秩父味噌・秩父おなめ(秩父市、秩父郡)
- 秩父酒造 -秩父ワイン、秩父錦、武甲正宗など
- 四里餅(飯能市)
- 袋屋すまんじゅう(秩父郡長瀞町)
- うまい棒(八潮市)
- ガリガリ君(深谷市)
民芸品
- 雛人形(さいたま市岩槻区、鴻巣市)
- 和紙(比企郡小川町、秩父郡東秩父村)
- 植木(川口市安行)
- 絹織物(秩父市)※秩父銘仙
- 鯉のぼり(加須市)
- 鋳物(川口市)
- かわら(深谷市)
- 足袋(行田市)※江戸期から足袋が製造されている。日本国内の8割が行田から出荷されている。
- だるま(越谷市)
- 桐箪笥(春日部市)
- 麦藁帽子(春日部市)※農家が副業で作られている。日本国内で数少ないの生産地。
- 押絵羽子板(春日部市)
- 凧(春日部市西宝珠花)旧北葛飾郡庄和町
- 盆栽(さいたま市北区盆栽町)旧大宮市
- 竹箒(ふじみ野市)旧入間郡大井町
有形文化財建造物
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 川越 (川越市)
観光
名所・旧跡
- 氷川神社(さいたま市)※2400年の歴史をもつ全国でも屈指の古社
- 三芳野神社(川越市)※童謡通りゃんせはこの神社が舞台と言われる
- 秩父神社(秩父市)※秩父三社
- 宝登山神社(長瀞町)※秩父三社
- 三峯神社(秩父市)※秩父三社
- 鷲宮神社(鷲宮町)
- 高麗神社(日高市)
- 箭弓稲荷神社(東松山市)
- 喜多院(川越市)※別名:川越大師
- 秩父三十四箇所(秩父地方)※日本百観音(西国三十三箇所、坂東三十三箇所)
- 川越城(川越市)※日本100名城
- 鉢形城(寄居町)※日本100名城
- 忍城(行田市)
- さきたま古墳群(行田市)
- 和銅遺跡(秩父市)※和同開珎が出土した遺跡
- 川越蔵造りの街並み※日本三大蔵の町
- 時の鐘(川越市)※日本の音風景100選
- 菓子屋横丁(川越市)※日本かおり風景100選
遊園地等
- 秩父ミューズパーク(秩父市)
- 羊山公園(秩父市)
- 西武園ゆうえんち(所沢市)
- 東武動物公園(南埼玉郡宮代町・白岡町)
- 狭山スキー場(所沢市)
- ユネスコ村(所沢市)
- 航空公園(所沢市)
- 埼玉スタジアム2002(さいたま市緑区)
- さいたま市浦和駒場スタジアム(さいたま市浦和区)
- さいたま市大宮公園サッカー場(さいたま市大宮区)
- さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)
- 鉄道博物館(東京都千代田区の旧交通博物館の移転を受け、2007年10月14日さいたま市大宮区に開館予定)
自然・公園
- 秩父多摩甲斐国立公園
- 国営武蔵丘陵森林公園
- 長瀞渓谷(長瀞町)
- 巾着田(日高市)
- 芝桜の丘(秩父市)
- 狭山丘陵(入間市、所沢市)※トトロの森で知られる
- 雁坂峠※日本三大峠
- 雲取山※日本百名山
- 甲武信ヶ岳※日本百名山
- 両神山※日本百名山
- 丸神の滝※日本百名滝
- 熊谷桜堤(熊谷市)※日本さくら名所100選
- 大宮公園(さいたま市)※日本さくら名所100選
- 長瀞(長瀞町)※日本さくら名所100選
- 神流湖(秩父市、神川町)※ダム湖百選
- 狭山湖(入間市、所沢市)※ダム湖百選
- 埼玉県県民の森(横瀬町)※森林浴の森100選
- 両神国民休養地(小鹿野町)※森林浴の森100選
祭事
関東の駅百選
- 明覚駅(JR東日本、ときがわ町)
- 長瀞駅(秩父鉄道、長瀞町)
- 航空公園駅(西武鉄道、所沢市)
- 深谷駅(JR東日本、深谷市)
- 高坂駅(東武鉄道、東松山市)
- 三峰口駅(秩父鉄道、秩父市)
- 西武秩父駅(西武鉄道、秩父市)
その他
- 秩父往還道(秩父市)※日本の道100選
- 草加松並木(草加市)※日本の道100選
- 荒川・押切の虫の声(江南町)※日本かおり風景100選
- 国宝金錯銘鉄剣とさきたま古墳群を訪ねる※わたしの旅100選
- 高麗の里をたずねる※わたしの旅100選
言語
明治41年(1908年)の国語調査委員会報告以来、関東地方における京阪式アクセント使用地域(主として旧葛飾郡域にて。実態は東京式アクセントの一段階変化形特殊アクセントであった)として注目を集めたが退潮著しく、ほぼ全域にわたって東京式アクセントによる東部方言の西関東方言が用いられる。東京に近い上に県外からの転入者が多いことから共通語の影響が強く、西関東方言も衰退し、いわゆる「首都圏方言」が使われているところも多い。
スポーツ
野球
- プロ野球
- 1軍
- 2軍
- 埼玉西武ライオンズ(西武二軍)(所沢市)
- 東京ヤクルトスワローズ(戸田市)
- 千葉ロッテマリーンズ(さいたま市)
サッカー
※いずれもさいたま市を本拠とする
- 浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)
- 大宮アルディージャ
ラグビー
バレーボール
バスケットボール
ハンドボール
- 日本ハンドボールリーグ・男子1部
姉妹提携都市
- メキシコ合衆国メヒコ州 - 1979年10月2日姉妹提携締結
- 中華人民共和国山西省 - 1982年10月27日姉妹提携締結
- オーストラリア連邦クイーンズランド州 - 1984年10月27日姉妹提携締結
- アメリカ合衆国オハイオ州 - 1990年10月22日姉妹提携締結
- テンプレート:Germany ドイツ連邦共和国ブランデンブルク州 - 1998年8月26日姉妹提携締結
地域
県内は、県庁によって地勢的に中央(約243万人)・東部(約175万人)・西部(約225万人)・北部(約53万人)・秩父(約11万人)の5つの地域に区分されている(地図)。それらは、更に9つの広域行政圏に細分化されて、「大都市周辺広域行政圏」と「広域市町村圏」の2つに類型化されている。以下に地域・広域行政圏を記載する。括弧内は、大都市周辺広域行政推進協議会、または、広域市町村圏組合の所在地。人口は2006年7月1日現在の推計人口(埼玉県の総人口 : 7,071,715人)
- 大都市周辺広域行政圏 619万1660人
- 埼玉中央(蕨市) 243万4830人
- 埼玉西部第一(川越市) 164万5491人
- 埼玉東部(越谷市) 108万9078人
- 埼玉県利根(久喜市) 66万1695人
- 埼玉西部第二(鶴ヶ島市) 36万0566人
- 広域市町村圏 88万0055人
県下には、以下の40市9郡29町1村がある。町の読み方は「ちょう」ではなくすべて「まち」である。地域圏・広域行政圏ごとに記載する。なお、埼玉県は日本の都道府県の中で「市」の数が一番多い。
- 中央地域 243万4830人
埼玉中央広域行政圏 243万4830人
- 西部地域 224万5148人
埼玉西部第一広域行政圏 164万5491人
埼玉西部第二広域行政圏 36万0566人
比企広域市町村圏 23万9091人
- 東部地域 175万0773人
埼玉東部広域行政圏 108万9078人
埼玉県利根広域行政圏 66万1695人
- 北部地域 52万7349人
大里広域市町村圏 38万7635人
児玉郡市広域市町村圏 13万9714人
- 秩父地域 11万3615人
秩父広域市町村圏 11万3615人
その他
埼玉県を舞台にしたマンガ・アニメ作品
- ドクター秩父山:埼玉県内の市町村・名勝が人名で登場。
- 藍より青し:新座市・ふじみ野市(旧大井町)・富士見市(ふじみ野駅周辺)などを中心とした東武東上線沿線(それ以外には東京都池袋周辺がある。)
- 青空少女隊:入間市
- 赤き血のイレブン:さいたま市(旧浦和市)
- アタッカーYOU!:杉戸町(実業団編)
- いるま少女電波:入間市
- ウインドミル:さいたま市(旧大宮市・浦和市〔作中表記は浦羽市〕)
- エースをねらえ!:さいたま市(旧浦和市)
- おおきく振りかぶって:さいたま市(旧浦和市)
- がんばれ!!タブチくん!!:所沢市小手指、西武ライオンズ球場
- クレヨンしんちゃん:春日部市(アニメ版では春我部市。現在のテレビ放映は春日部市の設定)
- さくら!咲きますッ:さいたま市(旧浦和市)
- ジゴロ次五郎:川越市(作中表記は河越市)
- タンブリング:川越市
- 椿ナイトクラブ:狭山市入曽(作中表記は入曽市)
- とっても!ラッキーマン:越谷市蒲生
- となりのトトロ:所沢市
- 魔法先生ネギま!:JR川越線沿線。魔帆良学園のモデルはJR高崎線の深谷駅。
- らき☆すた:春日部市(アニメ版。糟日部と表記されている)
- 乱丸XXX:所沢市
- ワイルドハーフ:川越市(作中表記は川江市(かわのえし))。作者が川越市在住。
- 瀬戸の花嫁:所沢市(作中では床沢)。
埼玉県を舞台にした文芸作品
- 田舎教師:羽生市
- 風とキューポラの町から:川口市
- 大地の園:川越市
- 天の園:東松山市
埼玉県を舞台にした映画作品
- いぬのえいが:(白岡町、主演:中村獅童)
- ウォーターボーイズ:(川越市、主演:妻夫木聡)
- 鬼畜:(東武東上線、主演:緒形拳)
- となりのトトロ:(所沢市、監督:宮崎駿)
- キューポラのある街:(川口市、主演:吉永小百合)
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲:(春日部市、監督:原恵一)
- 鉄塔 :(武蔵野線、主演:伊藤淳史)
埼玉県を舞台にした音楽作品
- 『大宮サンセット』(スピッツ)
- 『さいたまパヤパヤ』(イオシス)
- 『通りゃんせ』(童謡)
- 『なぜか埼玉』 (さいたまんぞう)
- 『はとぽっぽ』 童謡。埼玉県東部(越谷市周辺)に生息するシラコバトの鳴声がモチーフとされている。
- 『大宮で別れた修善寺の女(ひと) 』(ビートたけし)
出身者
- 埼玉県出身の人物一覧を参照のこと。
関連項目
- 埼玉県の自然景勝地
- 埼玉県高等学校一覧
- 埼玉県内県立、私立中学校一覧
- 市町村中学校は地域一覧に記載
- 埼玉県指定文化財一覧
- 都心回帰
- 倉庫の二階
マスメディア
新聞社
テレビ局
放送区域は関東広域圏に属する。
ラジオ局
- FMラジオ局
- FM NACK5(NACK5・旧:エフエム埼玉 独立局)
- NHKさいたま放送局
なおJFN系の番組は南部はTOKYO FM、北部はFMぐんま、レディオ・ベリーを受信して聞く事ができる。また、エフエムインターウェーブ(Inter FM)が、県内の対象地域はさいたま市のみだが、事実上南部、西南部及び北部の一部の広範囲で聴取可能となっている。
ケーブルテレビ局
- 埼玉県のケーブルテレビ局(参照)
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