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− | '''花王株式会社'''(かおうかぶしきかいしゃ、英名:''Kao Corporation'')は、家庭用や業務用の[[洗剤]]、[[トイレタリー]]用品、[[化粧品]] | + | '''花王株式会社'''(かおうかぶしきかいしゃ、英名:''Kao Corporation'')は、家庭用や業務用の[[洗剤]]、[[トイレタリー]]用品、[[化粧品]]を製造し洗剤、トイレタリー自称国内首位、化粧品2位(子会社含め)とする大手[[化学]]メーカー。[[東京証券取引所]]第1部[[上場]]、国内外に多くの[[工場]]や販売拠点をもつ。世界一を独占する可能性が高かったが、後述の[[#不祥事|騒動]]によりこの野望は悉く打ち砕かれた。←'''ざまぁみろ''' |
==概要== | ==概要== | ||
− | + | マーケティングに力を入れ、数多くの部門でトップシェアを誇っているとされる。日本を代表する日用品メーカー。洗濯用洗剤のシェアは圧倒的とされる。また、最近では独自商品として体に脂肪がつきにくいダイエット油「[[エコナ]]」や体脂肪をエネルギーとして燃やす飲料「[[ヘルシア]]」といった[[健康食品]]を販売し、高い収益力を誇っていると報告されている。競合企業には、「[[ライオン (企業)|ライオン]]」「[[プロクター・アンド・ギャンブル|P&G]]」「[[ユニリーバ・ジャパン]]」がある。 | |
− | かつては[[フロッピーディスク]]や[[DAT]]テープなどの磁気[[リムーバブルメディア|メディア]] | + | かつては[[フロッピーディスク]]や[[DAT]]テープなどの磁気[[リムーバブルメディア|メディア]]事業にも進出したが、様々な経営判断により撤退した。また、トイレタリー商品の通信販売事業「花王セレクトショップ・はっぴぃ工房」を、主要ローカルテレビ局やインターネットなどで広告展開をしていたが、それも販売不振から[[2005年]]3月で終了となった。 |
− | なお、化粧品はSOFINA([[ソフィーナ]])est(エスト)というブランドを持っており、主にドラッグストアなど一般小売店向けに製造、販売している。シェアは[[資生堂]]、[[カネボウ化粧品]]、[[コーセー]]に次ぐ4位であり、また化学メーカーならではといえる、原料から自社で製造する技術は他社に真似出来ないものである。その化粧品事業強化のため、経営再建中だった[[クラシエホールディングス|カネボウ]] | + | なお、化粧品はSOFINA([[ソフィーナ]])est(エスト)というブランドを持っており、主にドラッグストアなど一般小売店向けに製造、販売している。シェアは[[資生堂]]、[[カネボウ化粧品]]、[[コーセー]]に次ぐ4位であり、また化学メーカーならではといえる、原料から自社で製造する技術は他社に真似出来ないものである。その化粧品事業強化のため、経営再建中だった[[クラシエホールディングス|カネボウ]]の化粧品事業(カネボウ化粧品)の買収を模索したが、条件が折り合わず断念した。しかし、2005年12月に投資会社と共に花王連合を組み、買収を再開して成功。2006年1月にカネボウ化粧品を子会社化、化粧品分野のシェアも国内2位になったが、コーセーの台頭により国内3位も懸念されている。 |
2009年10月から、CIを「'''自然と調和する こころ豊かな毎日を目指して'''」に改定すると共に、月のマークの「花王」ブランドにおいては、日本・アジアのコンシューマープロダクツ事業分野、ケミカル事業分野において、日本語表記の「花王」から、英語表記の「kao」に変更する<ref>[http://www.kao.com/jp/corp_news/2009/20090617_002.html 花王 エコロジーを経営の根幹に据え、新CI(コーポレート・アイデンティティ)と環境宣言を発表] 花王 ニュースリリース 2009年6月17日閲覧</ref>(新製品については、2009年9月発売の製品より先行で英語表記の「kao」になる) 。 | 2009年10月から、CIを「'''自然と調和する こころ豊かな毎日を目指して'''」に改定すると共に、月のマークの「花王」ブランドにおいては、日本・アジアのコンシューマープロダクツ事業分野、ケミカル事業分野において、日本語表記の「花王」から、英語表記の「kao」に変更する<ref>[http://www.kao.com/jp/corp_news/2009/20090617_002.html 花王 エコロジーを経営の根幹に据え、新CI(コーポレート・アイデンティティ)と環境宣言を発表] 花王 ニュースリリース 2009年6月17日閲覧</ref>(新製品については、2009年9月発売の製品より先行で英語表記の「kao」になる) 。 | ||
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*[[テレビ東京]]の「[[ぴかぴかマンボ]]」では似たような提供クレジットが放送されている。違いは、白と動く水玉のようなバックになっており、提供の文字が入っていない。現在は女性アナウンスであるが、以前は男性アナウンスだったことも大きな違いであった。 | *[[テレビ東京]]の「[[ぴかぴかマンボ]]」では似たような提供クレジットが放送されている。違いは、白と動く水玉のようなバックになっており、提供の文字が入っていない。現在は女性アナウンスであるが、以前は男性アナウンスだったことも大きな違いであった。 | ||
*TBS系金曜23:00枠(現:「[[恋するハニカミ!]]」)の場合は、一社提供であっても開始当初からTBS独自の提供クレジットとなっている。 | *TBS系金曜23:00枠(現:「[[恋するハニカミ!]]」)の場合は、一社提供であっても開始当初からTBS独自の提供クレジットとなっている。 | ||
− | *フジテレビ系日曜21:00枠では前述の理由で「[[メントレG]]」ではスポンサーにつかなかった。その後2008年10月19日から放送開始した「[[エチカの鏡〜ココロにキクTV〜]](フジテレビ製作)」で約1年9ヶ月ぶりにフジテレビ系日曜21: | + | *フジテレビ系日曜21:00枠では前述の理由で「[[メントレG]]」ではスポンサーにつかなかった。その後2008年10月19日から放送開始した「[[エチカの鏡〜ココロにキクTV〜]](フジテレビ製作)」で約1年9ヶ月ぶりにフジテレビ系日曜21:00枠での一社提供スポンサーに復帰した。ただし提供クレジットは、同番組独自のオリジナルのものである。ただ、2009年10月18日放送分以降は、花王を筆頭にした複数社提供となるものの、[[ドラマチック・サンデー]]より再び一社提供となる。 |
また、[[ぴかぴかマンボ]]で似たような提供クレジット(白と動く水玉のようなバックになっていることと、提供の文字が入っていないことと、アナウンスが男性であることが違う)が放送されている。同じ一社提供の[[東京放送|TBS]]系金曜23:00枠「[[恋するハニカミ!]]」の提供クレジットは通常の白文字表示である。 | また、[[ぴかぴかマンボ]]で似たような提供クレジット(白と動く水玉のようなバックになっていることと、提供の文字が入っていないことと、アナウンスが男性であることが違う)が放送されている。同じ一社提供の[[東京放送|TBS]]系金曜23:00枠「[[恋するハニカミ!]]」の提供クレジットは通常の白文字表示である。 | ||
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*かつて存在した[[ノバルティス|ノバルティス花王]]のCMも花王一社提供枠で放送していた時期があった。 | *かつて存在した[[ノバルティス|ノバルティス花王]]のCMも花王一社提供枠で放送していた時期があった。 | ||
*子会社となった[[カネボウ化粧品]]のCMは、今のところ花王名義の提供枠では放送されていない。 | *子会社となった[[カネボウ化粧品]]のCMは、今のところ花王名義の提供枠では放送されていない。 | ||
− | + | *なお、[[2011年]][[3月11日]]発生の[[東北地方太平洋沖地震]]においては、当時の世相を反映し提供クレジットの表示を自粛していたが、[[4月]]からコマーシャルの放送を、提供の表示は[[5月]]から再開した。 | |
+ | 現在もそうであるかは不明であるが、日本の企業で最もテレビCMに広告費を費やす企業でもあった。 | ||
===主なスポンサー番組=== | ===主なスポンサー番組=== | ||
====現在の提供番組==== | ====現在の提供番組==== | ||
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**'''TBS土曜18:50枠''' | **'''TBS土曜18:50枠''' | ||
***'''[[ウィークエンドウェザー]]'''(名義は「[[ニュービーズ]]」) | ***'''[[ウィークエンドウェザー]]'''(名義は「[[ニュービーズ]]」) | ||
+ | **'''[[フジテレビジョン|フジテレビ]]日曜21:00〜枠''' | ||
+ | ***[[ドラマチック・サンデー]](2010年10月〜 番組冒頭は「'''ドラマチック・サンデーは、自然と調和するこころ豊かな毎日を目指して、花王の提供でお送りします。'''」、エンディングは「'''『明日へのチカラ』、ドラマチック・サンデーは、花王の提供でお送りました。'''」。) | ||
**'''[[テレビ東京]]土曜21:54~枠''' | **'''[[テレビ東京]]土曜21:54~枠''' | ||
***[[ぴかぴかマンボ]] | ***[[ぴかぴかマンボ]] | ||
**'''[[J-WAVE]]日曜18:00~枠''' | **'''[[J-WAVE]]日曜18:00~枠''' | ||
***[[ASIENCE SPIRIT OF ASIA]](名義は「花王アジエンス」) | ***[[ASIENCE SPIRIT OF ASIA]](名義は「花王アジエンス」) | ||
− | *''' | + | *'''CM枠が1分以上の番組''' |
+ | **[[日曜劇場]](TBS) | ||
+ | *'''CM枠が1分の番組''' | ||
**[[世界まる見え!テレビ特捜部]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]、[[2006年]]1月~3月は1分枠になった) | **[[世界まる見え!テレビ特捜部]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]、[[2006年]]1月~3月は1分枠になった) | ||
**[[週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー]](同) | **[[週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー]](同) | ||
+ | **[[踊る!さんま御殿!!]](同) | ||
+ | **[[金曜ロードショー]](同、隔週で前半・後半入れ替え)<br />※1972年(水曜ロードショー放送開始時)からスポンサーを引き継ぎ、現在に至る当番組伝統の最も代表的な協賛スポンサー。また特別企画として、翌日土曜日にも『'''金曜特別ロードショー'''』として放送される場合も提供有り。 | ||
+ | **[[天才!志村どうぶつ園]](同、土曜日時代) | ||
+ | **[[土曜ドラマ (日本テレビ)|土曜グランド劇場→日本テレビ土曜ドラマ]](同)*作品により、提供クレジットのみを自粛する場合有り。かつては1分半以上の筆頭協賛スポンサーだった | ||
+ | **[[世界の果てまで イッテQ!]](同) | ||
**[[Asian Ace]]([[TBSテレビ|TBS]]) | **[[Asian Ace]]([[TBSテレビ|TBS]]) | ||
**[[スパモク!!]](同、2000年10月から2009年9月まで提供クレジット自粛だった) | **[[スパモク!!]](同、2000年10月から2009年9月まで提供クレジット自粛だった) | ||
− | **[[ | + | **[[さんまのSUPERからくりTV]](同、隔週で前半・後半入れ替え) |
+ | **[[木曜ドラマ9]](同) | ||
**[[年末Not yet]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]、AKBの派生ユニット「Not yet」が司会を務めるフジテレビ系列の年末年始特番) | **[[年末Not yet]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]、AKBの派生ユニット「Not yet」が司会を務めるフジテレビ系列の年末年始特番) | ||
+ | **[[ピカルの定理]](同) | ||
+ | **[[Mr.サンデー]](同) | ||
**[[とんねるずのみなさんのおかげでした]](同) | **[[とんねるずのみなさんのおかげでした]](同) | ||
**[[土曜プレミアム]](同、隔週で前半・後半入れ替え、2007年3月までは60秒だった) | **[[土曜プレミアム]](同、隔週で前半・後半入れ替え、2007年3月までは60秒だった) | ||
− | **[[ | + | **[[東京風]](同) |
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**[[グータンヌーボ]](同、2007年9月までは30秒だった。緑色で表示される) | **[[グータンヌーボ]](同、2007年9月までは30秒だった。緑色で表示される) | ||
**[[クイズプレゼンバラエティー Qさま!!]]([[テレビ朝日]]、ゴールデン枠時代 2006年10月 - ) | **[[クイズプレゼンバラエティー Qさま!!]]([[テレビ朝日]]、ゴールデン枠時代 2006年10月 - ) | ||
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**[[土曜ワイド劇場]](同、隔週で22時台前半・22時台後半入れ替え) | **[[土曜ワイド劇場]](同、隔週で22時台前半・22時台後半入れ替え) | ||
**[[日曜洋画劇場]](同、隔週で前半・後半入れ替え。当初は提クレ自粛) | **[[日曜洋画劇場]](同、隔週で前半・後半入れ替え。当初は提クレ自粛) | ||
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**[[所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!]](同) | **[[所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!]](同) | ||
− | *''' | + | *'''CM枠が30秒の番組''' |
**[[中井正広のブラックバラエティ]](日本テレビ) | **[[中井正広のブラックバラエティ]](日本テレビ) | ||
**[[爽快情報バラエティー スッキリ!!|スッキリ!!]](同、隔日) | **[[爽快情報バラエティー スッキリ!!|スッキリ!!]](同、隔日) | ||
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**[[僕らの音楽 -OUR MUSIC-]](同) | **[[僕らの音楽 -OUR MUSIC-]](同) | ||
**[[サザエさん (テレビアニメ)|サザエさん]](同) | **[[サザエさん (テレビアニメ)|サザエさん]](同) | ||
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*'''花王の企業としてではなく、花王が製造・販売する商品ブランド名で提供する番組''' | *'''花王の企業としてではなく、花王が製造・販売する商品ブランド名で提供する番組''' | ||
**[[AKBINGO!]](日本テレビ、「カネボウ化粧品」名義) | **[[AKBINGO!]](日本テレビ、「カネボウ化粧品」名義) | ||
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*[[千秋 (タレント)|千秋]] - クイックル | *[[千秋 (タレント)|千秋]] - クイックル | ||
*[[Not yet]] - ビオレパーフェクトオイル | *[[Not yet]] - ビオレパーフェクトオイル | ||
+ | *[[指原莉乃]] - トイレクイックル | ||
===過去=== | ===過去=== | ||
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消費者庁の対応策がまとまる予定だった2009年[[10月8日]]、花王が消費者庁に特定保健用食品の許可の失効届を提出。<ref>{{cite news|url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091008-OYT1T00782.htm|title=花王、食用油「エコナ」のトクホ返上|work=YOMIURI ONLINE|publisher=[[読売新聞社]]|date=2009-10-08|accessdate=2009-10-08}}</ref><ref>{{cite news|url=http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11861020091008|title=花王、エコナ関連製品で特定保健用食品の許可失効届け提出へ|work=Reuters|publisher=[[ロイター]]|date=2009-10-08|accessdate=2009-10-08}}</ref>。 | 消費者庁の対応策がまとまる予定だった2009年[[10月8日]]、花王が消費者庁に特定保健用食品の許可の失効届を提出。<ref>{{cite news|url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091008-OYT1T00782.htm|title=花王、食用油「エコナ」のトクホ返上|work=YOMIURI ONLINE|publisher=[[読売新聞社]]|date=2009-10-08|accessdate=2009-10-08}}</ref><ref>{{cite news|url=http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11861020091008|title=花王、エコナ関連製品で特定保健用食品の許可失効届け提出へ|work=Reuters|publisher=[[ロイター]]|date=2009-10-08|accessdate=2009-10-08}}</ref>。 | ||
+ | ===[[ヘルシア]]=== | ||
+ | ====異物混入事件==== | ||
+ | [[2008年]]4月、除草剤の成分である「[[グリホサート]]」が検出される事件があった。それを飲んだ人の体調不良の訴えがあり、通報のち発覚。第三者による混入が疑われるものの、警察のこれまでの捜査において原因や犯人につながる証拠は見つかっていない。 | ||
+ | =====本件の経緯===== | ||
+ | *[[3月26日]]:客が都内のスーパーにて『ヘルシア緑茶』(350ml・ペットボトル)を2本購入し、自宅の冷蔵庫に保管した。 | ||
+ | *[[3月27日]]:そのうちの1本を飲用したが、商品に異状はなかった。 | ||
+ | *[[3月31日]]:もう1本を飲もうとして、口に含んだところ味がおかしいことに気づいてすぐに吐き出し、夜間に花王緊急受付センターに連絡をした。 | ||
+ | *[[4月1日]]:朝、花王から購入者に電話をし、購入者の指定の時間15:20に花王社員が購入者宅を訪問。状況を伺い現品の引取りを実施。 | ||
+ | *[[4月2日]]:引取り商品を花王鹿島工場にて分析開始。 | ||
+ | *[[4月3日]]:分析の結果、午後に異物混入が認められた。この結果を夕方に購入者に電話で連絡した際に、体調が回復した旨の報告を受ける。客が購入した店舗から当該商品を撤去。この経緯を、保健所に届けるとともに花王の管轄警察署に一報。 | ||
+ | *[[4月4日]]:調査を進めるとともに、花王管轄警察署、スーパー、スーパー管轄警察署、保健所と協議のうえ、公表することを決定。 | ||
+ | ====安全性について==== | ||
+ | ヘルシア商品全般において[[肝障害]]のリスクが高いとされている<ref>[http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail861.html カナダ保健省が緑茶抽出物摂取との関連が疑われる肝毒性の事例を公表] - 独立行政法人 国立健康・栄養研究所</ref>。 | ||
===フジテレビスポンサー抗議デモ=== | ===フジテレビスポンサー抗議デモ=== | ||
「偏向報道をするフジテレビを支援(スポンサー料など)する[[花王]]も同罪」や「偏向報道するフジテレビへのスポンサーは止めるべき」などの考えから、花王への抗議活動も起きている。 | 「偏向報道をするフジテレビを支援(スポンサー料など)する[[花王]]も同罪」や「偏向報道するフジテレビへのスポンサーは止めるべき」などの考えから、花王への抗議活動も起きている。 | ||
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*[http://www2.kao-shop.jp/pet/ 花王の通販(現在はペット用品とヘルシアのみ)] | *[http://www2.kao-shop.jp/pet/ 花王の通販(現在はペット用品とヘルシアのみ)] | ||
*[http://www.kao.co.jp/en/ 花王英語版ホームページ] | *[http://www.kao.co.jp/en/ 花王英語版ホームページ] | ||
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[[Category:花王|*]] | [[Category:花王|*]] | ||
− | [[Category:日本の化学工業メーカー | + | [[Category:日本の化学工業メーカー]] |
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2012年4月21日 (土) 13:57時点における版
花王株式会社 Kao Corporation
| |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 東証1部 4452 ~上場中 |
略称 | |
本社所在地 | 103-8210 東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号 |
電話番号 | 03-3660-7111 |
設立 | 1940年(昭和15年)5月21日 |
業種 | 化学 |
事業内容 | 洗剤、トイレタリー 、化粧品、食料品、生理用品 |
代表者 | 取締役会長 後藤卓也 代表取締役社長 尾崎元規 |
資本金 | 854億2400万円 |
売上高 | 単体 6,886億円(2006年3月期) 連結 9,712億円(2006年3月期) |
総資産 | |
従業員数 | 5,652名(連結対象会社合計 29,908人)(2006年4月1日現在) |
決算期 | |
主要株主 | |
主要子会社 | カネボウ化粧品 - 100%花王カスタマーマーケティング(株) - 100% |
関係する人物 | 常盤文克 |
外部リンク | www.kao.co.jp |
特記事項:フジテレビジョンの筆頭スポンサー、悪徳商法 |
花王株式会社(かおうかぶしきかいしゃ、英名:Kao Corporation)は、家庭用や業務用の洗剤、トイレタリー用品、化粧品を製造し洗剤、トイレタリー自称国内首位、化粧品2位(子会社含め)とする大手化学メーカー。東京証券取引所第1部上場、国内外に多くの工場や販売拠点をもつ。世界一を独占する可能性が高かったが、後述の騒動によりこの野望は悉く打ち砕かれた。←ざまぁみろ
目次
概要
マーケティングに力を入れ、数多くの部門でトップシェアを誇っているとされる。日本を代表する日用品メーカー。洗濯用洗剤のシェアは圧倒的とされる。また、最近では独自商品として体に脂肪がつきにくいダイエット油「エコナ」や体脂肪をエネルギーとして燃やす飲料「ヘルシア」といった健康食品を販売し、高い収益力を誇っていると報告されている。競合企業には、「ライオン」「P&G」「ユニリーバ・ジャパン」がある。
かつてはフロッピーディスクやDATテープなどの磁気メディア事業にも進出したが、様々な経営判断により撤退した。また、トイレタリー商品の通信販売事業「花王セレクトショップ・はっぴぃ工房」を、主要ローカルテレビ局やインターネットなどで広告展開をしていたが、それも販売不振から2005年3月で終了となった。
なお、化粧品はSOFINA(ソフィーナ)est(エスト)というブランドを持っており、主にドラッグストアなど一般小売店向けに製造、販売している。シェアは資生堂、カネボウ化粧品、コーセーに次ぐ4位であり、また化学メーカーならではといえる、原料から自社で製造する技術は他社に真似出来ないものである。その化粧品事業強化のため、経営再建中だったカネボウの化粧品事業(カネボウ化粧品)の買収を模索したが、条件が折り合わず断念した。しかし、2005年12月に投資会社と共に花王連合を組み、買収を再開して成功。2006年1月にカネボウ化粧品を子会社化、化粧品分野のシェアも国内2位になったが、コーセーの台頭により国内3位も懸念されている。
2009年10月から、CIを「自然と調和する こころ豊かな毎日を目指して」に改定すると共に、月のマークの「花王」ブランドにおいては、日本・アジアのコンシューマープロダクツ事業分野、ケミカル事業分野において、日本語表記の「花王」から、英語表記の「kao」に変更する[1](新製品については、2009年9月発売の製品より先行で英語表記の「kao」になる) 。
ブランドマーク
1890年発売の花王石鹸は当時「顔洗い」と呼んでいた化粧石鹸の高級な品質を訴求するため、発音が「顔」に通じる「花王」と命名したもの。
このとき「美と清浄のシンボル」として使われた「月のマーク」は何度か形を変えている。(右向き→右向き→左向き)現在のマークは1985年に決まったものである。
- 年表
- 1890年 - : 右向きのリアルな男顔で、「花王石鹸」と吹き出していた(創業者長瀬富郎が自主的に描いていた(1948年までのマークはマイナーチェンジを繰り返していた))。
- 1897年 - : ややマイナーチェンジ。
- 1912年 - : 同上の吹き出しがなくなり、「叫ぶ三日月」と呼ばれていた。
- 1925年 - : シワのある老人顔になった。
- 1945年 - : 下弦の月はだんだん欠けていくので縁起が悪いからと左向きに変わる。
- 1948年 - : この頃から女性顔に。現在のマークに近づく。
- 1953年 - : 現在のマークに。
- 1985年 - : 社名変更に伴い、「花王」の社名ロゴ(CI導入)を追加した(但し、CI導入は社名変更以前から行われていた)。
歴代キャッチフレーズ
- ?~1983年 - : 月のマークでおなじみの花王石鹸
- 1984年 - : 清潔な暮らしをひろげる月のマークの花王石鹸(または花王)(KTV「花王名人劇場」、TBS「鶴太郎と枝里子のデータブティック」のみ)。
- 1985年~2009年9月 - :①清潔で美しく健やかな毎日をめざして。②清潔で美しく健やかな毎日をめざす。③清潔で美しく健やかに(TBS「愛の劇場」のみ)。
- 2009年10月 - :自然と調和する こころ豊かな毎日を目指して
略歴
- 1887年(明治20年)6月 - 長瀬富郎が日本橋馬喰町に「長瀬商店」を創業(石鹸や輸入文房具などを販売)
- 1923年(大正12年) - 「吾嬬町工場」(現在の東京工場)操業開始、石鹸の生産に乗り出す
- 1925年(大正14年) - 「花王石鹸株式会社長瀬商会」設立
- 1935年(昭和10年) - 吾嬬町工場を独立させ「大日本油脂株式会社」を設立
- 1940年(昭和15年) - 株式会社鉄興社(現・東ソー)との折半出資で「日本有機株式会社」設立
- 1946年(昭和21年) - 「花王石鹸株式会社長瀬商会」が「株式会社花王」に改称。
- 1949年(昭和24年) - 日本有機が旧・「花王石鹸株式会社」に社名変更。一方、花王と大日本油脂が合併し「花王油脂株式会社」となる
- 1954年(昭和29年) - 花王石鹸と花王油脂が合併し、新・「花王石鹸株式会社」となる
- 1968年(昭和43年) - ドイツのバイヤスドルフ社との提携により「ニベア花王株式会社」を設立
- 1976年(昭和51年) - 日本コルゲートパルモリーブとの合弁で「花王コルゲートオーラルプロダクツ株式会社」を設立。翌1977年より花王のオーラルケア品の販売を開始(社名変更の1985年まで)
- 戦後、石鹸・シャンプー・家庭用洗剤だけでなく住宅用洗剤(マイペット)・食器用洗剤(ファミリー)・歯磨き(ガードハロー、クリアクリーン)・デオドラント(エイトフォー)・ヘアスタイル(ケープ、リーゼ)・生理用品(ロリエ)・洗顔料(ビオレ)・化粧品(ソフィーナ)・入浴剤(バブ、エモリカ)・おむつ(メリーズ、リリーフ)・ヘアカラー(ブローネ)・食品(エコナ、ヘルシア)・育毛剤(サクセス)など事業の多角化を進める(カッコ内の商品は現在の主力商品を表す)
- 1985年(昭和60年) - 社名を「花王株式会社」に変更
- 2009年10月 - : 新CI導入に伴い、「月のマーク」は現行のまま「花王」のロゴを「kao」に変更(石鹸に使用している「kao」ロゴとは異なる)。
事業場
工場
- 酒田工場(山形県酒田市)
- 栃木工場(栃木県芳賀郡市貝町)
- 鹿島工場(茨城県神栖市)
- 東京工場(東京都墨田区・すみだ事業場内)
- 川崎工場(神奈川県川崎市川崎区)
- 豊橋工場(愛知県豊橋市明海町)
- 和歌山工場(和歌山県和歌山市)
- 愛媛サニタリープロダクツ(愛媛県西条市)
研究所
関係会社
国内
- 花王販売
- 花王化粧品販売
- ニベア花王
- 花王クエーカー
- 花王商事
- 花王インフォネットワーク
- 花王システム物流
- ニコー製紙
- 花王プロフェッショナル・サービス
- 伊野紙
- カネボウ化粧品
- クラシエホールディングス
主な商品
- 花王製品一覧を参照。
宣伝活動
テレビ番組での提供クレジットの際の「清潔で 美しく すこやかな毎日を目指す、花王の提供でお送りします(しました)」というキャッチコピー(提供アナウンス)は有名である(かつてのテレビでのアナウンスは「月のマークでお馴染みの、花王がお送りします(しました)」となっていた)。
社名が花王石鹸から花王に変更されてからは、一社提供の場合に白バックに当社のコーポレートカラーのライトグリーンのフォントでCIマークを大写しにし、右下に提供の文字を入れ、アナウンスも全番組共通で女性声優(氏名不明)が担当した提供クレジットを放送していた。かつては複数の番組で放送され、その後は「発掘!あるある大事典II」のみの放送となったが(提供終了時は「清潔で 美しく すこやかに、花王の提供でお送りしました」と言った)、2007年1月22日に、同番組の捏造問題によりスポンサーを降板した為、この提供クレジット廃止となった。
- テレビ東京の「ぴかぴかマンボ」では似たような提供クレジットが放送されている。違いは、白と動く水玉のようなバックになっており、提供の文字が入っていない。現在は女性アナウンスであるが、以前は男性アナウンスだったことも大きな違いであった。
- TBS系金曜23:00枠(現:「恋するハニカミ!」)の場合は、一社提供であっても開始当初からTBS独自の提供クレジットとなっている。
- フジテレビ系日曜21:00枠では前述の理由で「メントレG」ではスポンサーにつかなかった。その後2008年10月19日から放送開始した「エチカの鏡〜ココロにキクTV〜(フジテレビ製作)」で約1年9ヶ月ぶりにフジテレビ系日曜21:00枠での一社提供スポンサーに復帰した。ただし提供クレジットは、同番組独自のオリジナルのものである。ただ、2009年10月18日放送分以降は、花王を筆頭にした複数社提供となるものの、ドラマチック・サンデーより再び一社提供となる。
また、ぴかぴかマンボで似たような提供クレジット(白と動く水玉のようなバックになっていることと、提供の文字が入っていないことと、アナウンスが男性であることが違う)が放送されている。同じ一社提供のTBS系金曜23:00枠「恋するハニカミ!」の提供クレジットは通常の白文字表示である。
また、CM提供が1分以下の枠で番組を提供する場合は先述のクレジットコピーを省略したり、さらにはクレジットテロップの月のマークのフォントをやや小さくしてしまう(花王の文字と同サイズ。フジテレビのカスペ、金曜プレステージなど一部番組では90秒提供であってもこのサイズで表示したり、またテレビ朝日木曜ドラマやTBSのさんまのスーパーからくりテレビでは1分枠ながら、月のマークが90秒提供と同じく大きく出たことがあった)こともある他、一部テレビ番組では提供クレジットを表示しないこともある。 ちなみに、日用品メーカーの中ではスポンサーとして扱う番組はゴールデン・プライムタイムに至っては積極的であり、オリンピック関連や、ワールドカップサッカー関連のスポンサーになることが多いが、前記2つの応援スポンサーになったことがない。 提供番組のテレビCMにおいては、以前は当社関連会社のCMも放送されていた。近年の提供番組は花王製品のCMのみに統一されている。
- 長年、ニベア花王は花王一社提供枠でCMを放送していたが、近年は放送しておらず、現在はスポットCMでの放送が中心となっている。同社の提供番組は日本テレビの水曜ドラマで「NIVEA」名義の提供クレジットで独立し、そちらに移行している。
- かつて存在したノバルティス花王のCMも花王一社提供枠で放送していた時期があった。
- 子会社となったカネボウ化粧品のCMは、今のところ花王名義の提供枠では放送されていない。
- なお、2011年3月11日発生の東北地方太平洋沖地震においては、当時の世相を反映し提供クレジットの表示を自粛していたが、4月からコマーシャルの放送を、提供の表示は5月から再開した。
現在もそうであるかは不明であるが、日本の企業で最もテレビCMに広告費を費やす企業でもあった。
主なスポンサー番組
現在の提供番組
- 一社提供の番組
- TBS金曜23:00~枠
- A-studio(2009年4月~)
- TBS土曜18:50枠
- ウィークエンドウェザー(名義は「ニュービーズ」)
- フジテレビ日曜21:00〜枠
- ドラマチック・サンデー(2010年10月〜 番組冒頭は「ドラマチック・サンデーは、自然と調和するこころ豊かな毎日を目指して、花王の提供でお送りします。」、エンディングは「『明日へのチカラ』、ドラマチック・サンデーは、花王の提供でお送りました。」。)
- テレビ東京土曜21:54~枠
- J-WAVE日曜18:00~枠
- ASIENCE SPIRIT OF ASIA(名義は「花王アジエンス」)
- TBS金曜23:00~枠
- CM枠が1分以上の番組
- 日曜劇場(TBS)
- CM枠が1分の番組
- 世界まる見え!テレビ特捜部(日本テレビ、2006年1月~3月は1分枠になった)
- 週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー(同)
- 踊る!さんま御殿!!(同)
- 金曜ロードショー(同、隔週で前半・後半入れ替え)
※1972年(水曜ロードショー放送開始時)からスポンサーを引き継ぎ、現在に至る当番組伝統の最も代表的な協賛スポンサー。また特別企画として、翌日土曜日にも『金曜特別ロードショー』として放送される場合も提供有り。 - 天才!志村どうぶつ園(同、土曜日時代)
- 土曜グランド劇場→日本テレビ土曜ドラマ(同)*作品により、提供クレジットのみを自粛する場合有り。かつては1分半以上の筆頭協賛スポンサーだった
- 世界の果てまで イッテQ!(同)
- Asian Ace(TBS)
- スパモク!!(同、2000年10月から2009年9月まで提供クレジット自粛だった)
- さんまのSUPERからくりTV(同、隔週で前半・後半入れ替え)
- 木曜ドラマ9(同)
- 年末Not yet(フジテレビ、AKBの派生ユニット「Not yet」が司会を務めるフジテレビ系列の年末年始特番)
- ピカルの定理(同)
- Mr.サンデー(同)
- とんねるずのみなさんのおかげでした(同)
- 土曜プレミアム(同、隔週で前半・後半入れ替え、2007年3月までは60秒だった)
- 東京風(同)
- カスペ!(同)
- グータンヌーボ(同、2007年9月までは30秒だった。緑色で表示される)
- クイズプレゼンバラエティー Qさま!!(テレビ朝日、ゴールデン枠時代 2006年10月 - )
- いきなり!黄金伝説。(同、2004年10月- 2006年3月までは提クレ自粛)
- テレビ朝日木曜ドラマ(同・FBC(遅れネット)・1999年4月 - 新規から1年間は30秒で提クレ自粛)*ただし2009年1月~3月は特命係長・只野仁が花王のイメージに好ましくない(暴力シーンの多さなど)との判断で、一時的にスポンサー降板していた。
- 土曜ワイド劇場(同、隔週で22時台前半・22時台後半入れ替え)
- 日曜洋画劇場(同、隔週で前半・後半入れ替え。当初は提クレ自粛)
- 所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!(同)
- CM枠が30秒の番組
- 中井正広のブラックバラエティ(日本テレビ)
- スッキリ!!(同、隔日)
- それいけ!アンパンマン(同)
- 中居正広の金曜日のスマたちへ(同、クレジットを自粛)
- 笑っていいとも!(フジテレビ、隔日、提供クレジットの表示は無し。花王子会社・カネボウ化粧品もスポンサーになっている。2007年2月・3月に一度付いていたが、同年12月から再登板)
- フジテレビ23時からのバラエティー枠(同系、『5LDK』ほか)(同、余談だがP&G、Unileverなどの同業者もスポンサーになっている。)
- 僕らの音楽 -OUR MUSIC-(同)
- サザエさん(同)
- 花王の企業としてではなく、花王が製造・販売する商品ブランド名で提供する番組
- AKBINGO!(日本テレビ、「カネボウ化粧品」名義)
- 水曜ドラマ(日本テレビ、「NIVEA」名義)
- 関口宏のサンデーモーニング(TBS系列 1996年3月までは花王の企業スポンサーとして放送していたが一時降板。その後「ヘルシア緑茶」名義でスポンサー復帰し現在に至る)
- ワールドビジネスサテライト(テレビ東京、「ヘルシア緑茶」名義)
- 有吉AKB共和国(TBS)
- やべっちFC(テレビ朝日 2008年4月 サクセス)
- ドラえもん(同、メリーズ)
- ※その他スポーツ中継で「ヘルシア緑茶」「ヘルシアウォーター」の名義で協賛した番組数例あり
- 特殊例
過去の提供番組
- フジテレビ系日曜09:30~枠
- フジテレビ系火曜19:54~枠
- らんくる→ランクる!(同社提供の5分間ミニ番組では初の全国ネット。FNS系列28局同時放送。ナレーションは坂上みき)
- TBSテレビ系水曜22:25~枠
- TBSテレビ系金曜23:00~枠
- だぅもありがと!(1986年4月~1988年3月)
- 金曜気分で!(1988年4月~1989年3月)
- MOGITATE!バナナ大使(1989年4月~1995年10月)
- ウンナンの桜吹雪は知っている(1995年10月~1996年7月)
- ウンナンの気分は上々。(1996年7月~1999年3月)
- 新ウンナンの気分は上々。(1999年3月~2003年6月)
- 関西テレビ制作・フジテレビ系日曜21:00~枠
- 花王名人劇場(1979年10月~1990年3月)
- 花王ファミリースペシャル(1990年4月~1996年9月)※1
- 発掘!あるある大事典(1996年10月~2004年3月)※1
- 発掘!あるある大事典II(2004年4月~2007年1月14日)※1・2
- その他
- 女のコラム(テレビ東京系)
- 情報カレンダー(同上)
- 暮らしのワンポイント(同上)
- ズームイン!!朝!(日本テレビ系、「朝の詩(ポエム)」の1コーナー提供)
- NTV紅白歌のベストテン→ザ・トップテン→歌のトップテン(同系)
- 水曜ロードショー(同系)
- 木曜スペシャル(同系)
- マジカル頭脳パワー!!(同系、木曜日時代)
- 週刊ストーリーランド(同系)([3])
- 天才・たけしの元気が出るテレビ!!→超天才・たけしの元気が出るテレビ!!(同系)*クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!→新装開店!SHOW by ショーバイ!!→新装開店!SHOW by ショーバイ2(同系) この番組には、同業他社のライオンがスポンサーについていた。また、『元気』は現在の『イッテQ!』に至るまでずっとこの枠で花王は提供している。
- 国民クイズ常識の時間→クイズ!常識の時間!!→ジョーシキの時間2(同系)
- 摩訶!ジョーシキの穴(同系)
- 金のA様×銀のA様(同系)
- 特命リサーチ200X→特命リサーチ200X-II!!(同系)
- ワールドレコーズ(同系)
- ウッチャンナンチャンのウリナリ!!(同系)
- 火曜サスペンス劇場(同系)
- 謎を解け!まさかのミステリー(同系)
- A(同系)
- サッカーアース(同系、2006年4月 - 9月・4 - 6月編成時は「メンズビオレ」名義。但し、各社扱い)
- DRAMA COMPLEX(同系)
- 歌笑HOTヒット10→ウタワラ(同系)
- くりぃむしちゅーのたりらリでイキます!!(同系)
- 火曜ドラマゴールド(同系)
- 3時にあいましょう(TBS系)
- 月曜ロードショー(同系)
- TBS水曜劇場(同系)
- ザ・ベストテン(同系)
- 音楽派トゥギャザー(同系)
- アッコにおまかせ!(同系)
- 関口宏のサンデーモーニング(同系、96年3月まで、現在「ヘルシア緑茶」としてスポンサー復帰)
- ここがヘンだよ日本人(同系、提供クレジットは自粛)
- TBS金曜9時枠の連続ドラマ(同系)
- いい朝8時(毎日放送=TBS系、一時期のみ)
- 関西テレビ制作・火曜夜10時枠の連続ドラマ(~1979年9月。フジテレビ系)
- 火曜ワイドスペシャル(同系)
- フジテレビ水曜8時枠の連続ドラマ(同系)
- とんねるずのみなさんのおかげです(同系)
- おはよう!ナイスデイ(同系)
- プレミアムステージ(同系)
- 平成教育2005予備校→平成教育2006予備校(同系、提供クレジットの表示は無し)
- 金曜女のドラマスペシャル(同系)
- 男と女のミステリー(同系)
- 金曜ドラマシアター(同系)
- 金曜エンタテイメント(同系)
- モーニングショー(テレビ朝日系)
- アフタヌーンショー(同系)
- どーする?!TVタックル→ビートたけしのTVタックル(同系)
- 所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝(テレビ東京系)
- 完成!ドリームハウス(同系)
- クイズ赤恥青恥(同系)
- TVチャンピオン(同系)
CM出演者(カネボウ化粧品、ニベア花王、ソフィーナは該当項目参照)
現在
- 田中実 - マジックリン
- 山咲トオル - エッセンシャル
- 宮川大輔 - 強力カビハイター
- 伊藤英明 - サクセス
- 沢村一樹 - クリアクリーンプラス(他社の製品出演後)
- えなりかずき - リリーフ
- 村田雄浩 - ふんわりニュービーズ
- 仲村トオル - メリット
- 鷲尾いさ子 - メリット(過去にはシャンプーのステーシアにも出演)
- 鈴木サチ - リーゼサプライ
- 比留川游 - リーゼサプライ
- 竹下玲奈 - ビオレパーフェクトオイル、プリティアふんわり泡カラー(過去には台湾や香港でのシフォネのCMにも出演)
- 森尾由美 - マジックリン
- 加藤貴子 - ワイドハイター
- 山崎静代(南海キャンディーズ) - エッセンシャル
- 中川翔子 - エッセンシャル
- リア・ディゾン - エッセンシャル
- 椿姫彩菜 - エッセンシャル
- 長谷川理恵 - ロリエエフ
- 高島礼子 - ブローネ(過去にはメリットにも出演)
- 飯島直子 - ピュオーラ
- 上野樹里 - クリアクリーンホワイトニング
- 後藤久美子 - アジエンス(過去には同じシャンプーのエッセンシャルに出演)
- チョン・ジヒョン - アジエンス
- 相武紗季 - ビオレさらさらシート
- 斉藤由貴 - アタック(過去にはエキセリンにも出演)
- 平山あや - ビオレ毛穴すっきりパック、ビオレパーフェクトオイル
- 西村知美 - エモリカ(過去にはシャンプーのシフォネ リズミィに出演。他社の製品出演後)
- 青木さやか - バブ
- 千秋 - クイックル
- Not yet - ビオレパーフェクトオイル
- 指原莉乃 - トイレクイックル
過去
- 所ジョージ - 花王ハイトニックシャンプー、ヘアケアまつり(1982年、倉田まり子と共演)
- 田尾安志 - 花王トニックシャンプー(中日在籍時代、三田寛子と共演)
- 吉幾三 - 花王サニーナ
- 大沼啓延 - ガードハローつぶ塩、バブ(TBS「朝のホットライン」元スポーツキャスター)
- 高田純次 - ソフトワンダフル
- 毒蝮三太夫 - キスカ
- 伊原剛志 - クリアクリーン(1990年の新発売時、女性以外では伊原剛志と2007年の山本太郎のみ)
- 大和田獏 - ガードハロー
- 石黒賢 - ガードハローつぶ塩
- 古谷一行 - サクセス
- 蟹江敬三 - サクセス
- 渡部篤郎 - サクセス
- 山口良一 - バブ
- 浦野光 - 主に生コマーシャル
- 保坂尚希 - メリット
- 荻野目洋子 - ビオレu
- 森口博子 - シフォネ(リンスインシャンプー)
- 山口美江 - シフォネ(リンスインシャンプー)
- 中森明菜 - エッセンシャル
- 堀ちえみ - エッセンシャル
- 松たか子 - エッセンシャルII、メリット(映画「ブレイブストーリー」の主人公の声)
- 楠田枝里子 - エッセンシャル
- 手塚理美 - エッセンシャル
- 竹内結子 - エッセンシャル、ビオレ
- 小西真奈美 - エッセンシャル
- 後藤久美子 - エッセンシャル
- 三田寛子 - エッセンシャル、花王トニックシャンプー
- 八木さおり - ビオレ
- 黒谷友香 - ビオレ
- 本上まなみ - リーゼ、ビオレ
- 竹内まりや - リーゼ(1982年頃)
- 蛯原友里 - リーゼ(他社の化粧品出演前)
- 高岡早紀 - メリット、ビオレu
- 石田ゆり子 - メリット、チェック(歯ブラシ)
- 石田ひかり - ピュア
- 八木亜希子 - クリアクリーン
- 佐藤藍子 - クリアクリーン
- 安藤和津 - アタック
- 賀来千香子 - ブローネ
- 音無美紀子 - マジックリン
- 荒木由美子 - ファミリーフレッシュ、メリット
- 星野知子 - ザブ(コンパクト洗剤)
- 紺野美沙子 - アタック
- 小林千登勢 - 主に生コマーシャル
- 岡江久美子 - ハミング
- 七瀬なつみ - ハミング
- アグネス・チャン - ドレッサー、メルヘン(他社の芳香剤出演前)
- 倉田まり子 - ドレッサー
- 岸本加世子 - ドレッサー(他社の製品出演前)
- 斉藤ゆう子 - ホーミングタフ(新発売時、1980年代人気だったタレント)
- 阿川佐和子、壇ふみ - エコナ(お中元、お歳暮のみ)
など。
不祥事
花王本社は周知の通り、山ほど内部に問題を抱えてはいるものの、たまに露呈したとしても、電通を既に抱きかかえにしている為、各マスメディアは、たとえ不祥事があっても、隅に極めて小さく乗せる程度である。
マスコミ対応としては、あまりに軽薄なやり方である。
また、これではマスコミなど無いに等しい。
エコナ
ジアシルグリセロール
平成15年度に厚生労働省が行った厚生労働科学特別研究において、ジアシルグリセロールを与えた雄の遺伝子組み換えラット(癌が発生しやすいよう、遺伝子の組み換えがなされている)の舌に発がんプロモーション作用が示唆された。なお、雌の遺伝子組み換えラット及び遺伝子組み替えを行っていないラットでは、発がんプロモーション作用は認められなかった。食品安全委員会は、厚生労働省から依頼を受け、食品健康影響評価の追加試験を行っている。
厚生労働省では、特定保健用食品の許可にあたっての安全性の審査は妥当であり、健康上の問題はないとしている [2]。
その後、食品安全委員会の調査会で発がんプロモーション作用について審議が進められている。高濃度での試験において皮膚に対するプロモーション作用は認められるが、「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題ないと判断した」との中間結論の方向が2009年2月に出された[3]。しかし、それぞれの実験報告の中で「安全」あるいはその根拠が薄く、安全であると結論する根拠は見あたらないとのコメントも提出されており、中間とりまとめ文書は最終化にいたっていない。
グリシドール脂肪酸エステル
また、2009年7月6日に厚生労働省から、体内で発がん性物質に変わる懸念が指摘されているグリシドール脂肪酸エステルがエコナに高濃度で含まれることが報告され、エコナの発がん性を中心に引き続き安全性の審議が行われている。
グリシドール脂肪酸エステルの毒性や体内動態等について明確ではないが、エコナ摂取時、体内吸収されるグリシドール脂肪酸エステルが、すべて発がん性物質グリシドール(Glycidol、2,3-エポキシ-1-プロパノール)に変換されると仮定すると、健康上の危惧が無いとは言えない結果が専門委員から提出された。すなわち、グリシドールについて健康上の危惧が無いと考えられるmargin of exposure(MoE)値は動物実験の結果から10,000であるが、エコナのMoE値は約250程度であり、健康上の危惧が無いと考えられるMoE値から約40倍の隔たりがあり数倍の誤差の可能性を見込んでも、食品安全委員会としてはDAG油を主たる油脂として日々摂取する国民においては、健康上の危惧が存在しないとはいえない、との指摘である[4]。2009年12月現在、厚生労働省がグリシドール脂肪酸エステルの毒性などを検討している[5]。
2009年9月11日、消費者団体の主婦連合会が消費者庁、厚生労働省、花王に対し、エコナの特定保健用食品としての認可取消しや、安全性が確保されるまで一時的に販売を停止するよう求める要望書の提出を行った[6]。
花王ではこのような動きと、グリシドール脂肪酸エステルの安全性に対する懸念や不安を持つ声が一部の消費者からも挙がっていることを受け、同年9月16日、グリシドール脂肪酸エステルが一般食用油と同等レベルに低減されるまでの当分の間、「エコナ」全商品並びにジアシルグリセロールを含有するドックフード「ヘルスラボ」全商品の一時販売自粛並びに出荷停止を決定した[7]。同社は同年11月上旬を目処にグリシドール脂肪酸エステルの低減目標値までの引き下げを達成し、2010年2月の販売再開を目指すと広報を通じ表明した[8]。
販売自粛後の動き
販売停止の発表を受け、花王には2009年9月17日までに2000件を超える問い合わせが殺到[9]。
2009年9月25日、主婦連合会を初めとした消費者団体が特定保健用食品の許可取り消しを求めて緊急集会を開催、同集会に花王側も参加し、販売休止は商品を改良するための一時的な措置であると従来の主張を繰り返す[10]。
2009年9月29日、消費者担当大臣福島瑞穂が政務官泉健太を代表としたグループ「食品SOS対応プロジェクト」で対応することを発表。特定保健用食品認定の取り消しも含めた対応を1週間でまとめる考えを示し[11]、同年10月6日、消費者庁の対策チームが花王幹部より聞き取り調査を実施[12]。
消費者庁の対応策がまとまる予定だった2009年10月8日、花王が消費者庁に特定保健用食品の許可の失効届を提出。[13][14]。
ヘルシア
異物混入事件
2008年4月、除草剤の成分である「グリホサート」が検出される事件があった。それを飲んだ人の体調不良の訴えがあり、通報のち発覚。第三者による混入が疑われるものの、警察のこれまでの捜査において原因や犯人につながる証拠は見つかっていない。
本件の経緯
- 3月26日:客が都内のスーパーにて『ヘルシア緑茶』(350ml・ペットボトル)を2本購入し、自宅の冷蔵庫に保管した。
- 3月27日:そのうちの1本を飲用したが、商品に異状はなかった。
- 3月31日:もう1本を飲もうとして、口に含んだところ味がおかしいことに気づいてすぐに吐き出し、夜間に花王緊急受付センターに連絡をした。
- 4月1日:朝、花王から購入者に電話をし、購入者の指定の時間15:20に花王社員が購入者宅を訪問。状況を伺い現品の引取りを実施。
- 4月2日:引取り商品を花王鹿島工場にて分析開始。
- 4月3日:分析の結果、午後に異物混入が認められた。この結果を夕方に購入者に電話で連絡した際に、体調が回復した旨の報告を受ける。客が購入した店舗から当該商品を撤去。この経緯を、保健所に届けるとともに花王の管轄警察署に一報。
- 4月4日:調査を進めるとともに、花王管轄警察署、スーパー、スーパー管轄警察署、保健所と協議のうえ、公表することを決定。
安全性について
ヘルシア商品全般において肝障害のリスクが高いとされている[15]。
フジテレビスポンサー抗議デモ
「偏向報道をするフジテレビを支援(スポンサー料など)する花王も同罪」や「偏向報道するフジテレビへのスポンサーは止めるべき」などの考えから、花王への抗議活動も起きている。
9月16日 - 東京の花王本社前で抗議活動が行われ、1200人(主催者・9.16花王抗議デモ実行委員会発表)が参加。[16]テンプレート:信頼性要検証デモ参加者には女性も多く、尚且つネット視聴者は10万人を超えたという[17]。[18]
10月25日、花王の尾崎社長は日本経済新聞の取材に対し、不買運動について「影響は一切ない。基本的に業績に影響が出るような問題ではないと認識している」と話した[19]。
脚注
- ↑ 花王 エコロジーを経営の根幹に据え、新CI(コーポレート・アイデンティティ)と環境宣言を発表 花王 ニュースリリース 2009年6月17日閲覧
- ↑ 厚生労働省:高濃度にジアシルグリセロール (DAG) を含む食品の食品健康影響評価依頼に係るQ&A
- ↑ 食品安全委員会新開発食品(第57回)・添加物(第68回)合同専門調査会
- ↑ [1]
- ↑ [2]
- ↑ (2009-09-12) 消費者庁に「エコナ問題」めぐり初の要望書=主婦連合会 ニッポン消費者新聞 [ arch. ] 2009-10-07
- ↑ エコナ関連製品の一時販売自粛について 花王株式会社 ニュースリリース 2009年9月16日
- ↑ (2009-09-16) 花王、エコナ関連製品の一時販売を自粛 ロイター [ arch. ] 2009-10-07
- ↑ (2009-09-18) 花王:「エコナ」販売停止 花王に電話2000件超 毎日新聞 [ arch. ] 2009-10-07
- ↑ (2009-09-25) エコナの特定保健用食品許可取り消しを、消費者団体が集会 YOMIURI ONLINE 読売新聞社 [ arch. ] 2009-10-07
- ↑ (2009-09-29) 花王:「エコナ」販売停止 消費者相「1週間で対応」 毎日新聞 [ arch. ] 2009-10-07
- ↑ (2009-10-07) 消費者庁、エコナ問題で花王から聞き取り YOMIURI ONLINE 日本テレビ [ arch. ] 2009-10-07
- ↑ (2009-10-08) 花王、食用油「エコナ」のトクホ返上 YOMIURI ONLINE 読売新聞社 [ arch. ] 2009-10-08
- ↑ (2009-10-08) 花王、エコナ関連製品で特定保健用食品の許可失効届け提出へ Reuters ロイター [ arch. ] 2009-10-08
- ↑ カナダ保健省が緑茶抽出物摂取との関連が疑われる肝毒性の事例を公表 - 独立行政法人 国立健康・栄養研究所
- ↑ (2011-09-16) 東ドイツはピクニック。日本は「お台場おさんぽ」から - ガジェット通信 日本語 ガジェット通信 2011-09-16 [ arch. ] 2011-10-18
- ↑ (2011-09-16) 【速報】フジテレビの偏向報道に反対するデモ、スポンサー『花王』にも及ぶ【デモ1200名+ネット中継10万視聴】 日本語 ガジェット通信 2011-09-16 [ arch. ] 2011-10-18
- ↑ やまと新聞 平成23年(2011年)9月16日
- ↑ 花王社長、タイ洪水の業績への影響「経過見て判断」『日本経済新聞』2011年10月25日
外部リンク
- 花王株式会社
- 花王ソフィーナ(化粧品ブランド)
- ニベア花王
- 花王 会社情報
- 花王 ヘアケア情報
- 花王 投資家情報
- 花王製品カタログ
- 花王製品の相談室
- 花王ブランド
- 花王 ペットサイト
- 花王の通販(現在はペット用品とヘルシアのみ)
- 花王英語版ホームページ
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