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2014年11月7日 (金) 06:41時点における版
『情報プレゼンター とくダネ!』(じょうほうプレゼンター とくダネ)は、フジテレビ(FNN・FNS)系列で平日(月曜日から金曜日)に生放送されている朝のワイドショー・情報番組である。通称は「とくダネ!」。
目次
概要
1999年3月まで17年放送していた『おはよう!ナイスデイ』(番組終了時点でのタイトルは『ナイスデイ』)を大幅にリニューアルする形で同年4月1日よりスタートした。終了時点の『ナイスデイ』は8:25開始だったが、本番組では開始時間を8:00に繰り上げた。
「事件・事故に芸能も!全部まとめて 情報プレゼンショー」「ワイドショーを超えたワイドショー」をモットーに、芸能ネタから社会問題まで幅広く取り上げている。前座番組『めざましテレビ』が下世話なゴシップ系の芸能ニュースを極力抑えて、ドラマや映画・音楽情報などの「エンターテインメント」ニュースを積極的に取り上げるのに対し、本番組では、ゴシップ系の芸能ニュースも取り上げる。社会問題がトップニュースになることもあれば、芸能ネタがトップニュースになることもある。
小倉智昭は本番組開始時、前後してそれまで担当していた『どうーなってるの?!』を降板した。
テレビ大分を除くフジテレビ系列27局は『めざましテレビ』から(テレビ大分では、日本テレビ制作平日朝の情報番組終了後に放送)ステーションブレイクなし(CMを挟まない)で切り替わり、8:00から生放送開始。
スピンオフ番組として2003年から2004年に『とくダネ!発 GO-ガイ!』があった。
2007年からは年末期に総集編特番『ディレクター魂』を生放送している。司会は笠井信輔らが担当し小倉は出演しない。2012年度では通常時本番組の放送がない日曜日(12月30日)に編成された。
2010年12月3日放送分で、放送回数3000回を迎え、オープニングでは、第1回・第500回から第2500回までの500回毎のオープニング映像と当時の特集映像で放送を振り返り、オープニング曲も番組開始当初の「VERONICA」が使用された。
2011年10月31日からフジテレビの全ての報道・情報番組がステレオ放送に切り替わったため、本番組も音声モードがモノラルからステレオに変更された。
開始当初から2013年3月29日まで9:55までの放送だったが、2013年4月1日より11:25 - 11:30枠に『国分太一のおさんぽジャパン』が編成されたことに伴い、同日から放送終了時刻を5分繰り上げ、9:50までの放送に変更。 2014年8月20日は広島で落盤災害あった為。これとまんだらけしか放送されなかった。
視聴率
関東地区においては、2012年上半期まで長らく時間帯民放1位の座を保持していた。だが女性司会者が中野美奈子から菊川怜に交代した同年7月以降は日本テレビ『スッキリ!!』にその座を奪われることが一時多くなった。
さらに同年11月第2週(5 - 11日)はテレビ朝日『モーニングバード!』に週平均視聴率で初めて下回り(本番組6.3%、『モーニングバード!』6.6%)、それ以後も『モーニングバード!』に苦戦を強いられることが一時期多かった。
しかし2013年中期より再上昇傾向にあり、同年10月では1年5ヶ月ぶりに時間帯民放1位の座を奪還した。2014年2月11日には久々となる2桁台を記録した。
最高平均視聴率は、日本が優勝した『2011 FIFA女子ワールドカップ』決勝がフジテレビ系列で早朝に放送があったことと祝日が重なった2011年7月18日に記録した16.4%。
出演者
主要出演者
期間 | アンカー | メインアシスタント | サブアシスタント3 | 芸能デスク | 天気予報 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | ||||||
月 - 水 | 木・金 | ||||||||
1999.4.1 | 2001.3.30 | 小倉智昭 | 笠井信輔1・2 | 佐々木恭子 | なし | 春日由実 | 前田忠明1 | 佐々木恭子 | |
2001.4.2 | 2005.9.30 | 長谷川豊 | |||||||
2005.10.3 | 2006.9.29 | 天達武史 | |||||||
2006.10.2 | 2009.3.27 | 森本さやか | |||||||
2009.3.30 | 2010.9.24 | 中野美奈子 | |||||||
2010.9.27 | 2012.6.29 | 田中大貴4 | |||||||
2012.7.2 | 2014.3.21 | 菊川怜 | |||||||
2014.3.24 | 現在 | 菊川怜</br>梅津弥英子 | 木下康太郎 | 森本さやか</br>山中章子 | 森本さやか</br>内田嶺衣奈 |
- 前番組『ナイスデイ』から続投。
- 小倉の休暇時・不在時は代役を務める。2014年9月1日から6日が該当
- メインアシスタントの不在時は代役を務める。
- 2011年3月28日放送分よりオープニングトークに参加している。
現行のコメンテーター
2人表記の場合は隔週交代。
曜日 | 女性 | 男性 |
---|---|---|
月曜 | 中瀬ゆかり / 加藤百合子 | 夏野剛 |
火曜 | 宋美玄 | 溝口敦 |
水曜 | 石戸奈々子 | デーブ・スペクター |
木曜 | 中江有里 | 為末大/古市憲寿 |
金曜 | 深澤真紀 | ショーン・マクアードル川上 |
過去
スタジオ出演
過去
- 山下真司、小野寺昭(月、走れ!三面刑事→走れ!走れ!三面刑事)
- 柳家花緑(火、温故知人→新・温故知人)
- ドン小西(金、おしゃれ泥棒→個人教授)
- おすぎ(金、おすぎのエンタメ斬り捨てごめん→エンタメ解体新書)
- 神奈月、ホリ(金、週刊ペキンウォーカー)
- 黒沢かずこ(森三中)(木、カズコの物ちぎり! ヒットのココロ)
- 半田健人(月、ニュースの賢者たち)
- 加来耕三(歴史家・作家)(火、新名将列伝SAMURAI魂)
- 渡部建(アンジャッシュ)(水、初出しワールドLIVE)
リポーター
番組内ではプレゼンターと呼ばれる。●はフジテレビアナウンサー。○は『おはよう!ナイスデイ』→『ナイスデイ』から続投。
</div>以前
</div>
- 佐々木恭子が休暇の時に代役を務めていた。
- 「CMの裏側」シリーズに「CM先生」として再登場(2009年5月4日)
- バンクーバーオリンピック、フィギュアスケート世界選手権などの現地リポーター。『めざましテレビ』と兼任。
- 第82回アカデミー賞の現地リポーター。
- 『めざましテレビ』と立て続けに出演する場合あり。
- 出演開始当初は小田桐英裕(本名)名義。2005年の真打昇進あたりから談笑名義に変更。
- 2011年4月4日から北海道文化放送の『U型テレビ』の司会を務めるため2011年3月31日で降板。
- 2012年7月1日付で広報局広報室広報部に異動のため2012年6月29日で降板。
- 2012年7月1日付で報道局に異動のため2012年6月29日で降板。
タイムテーブル(現在のコーナー)
※突発ニュース、重大ニュースで変更の場合がある。( )内はコーナー司会。
- 小倉が斬るニュース
- トップニュース
- 8:50頃- 真相チェイス!直撃御免(月-木曜)、NY中継(金曜)
- 2012年10月開始。以前の「とくダネ!特捜部」→「特捜エクスプレス」→「とくダネ!プレミアム」→「とく撮」→「とくスペ!」の後継コーナーである。NY中継は2010年10月から開始。
- 日替わりコーナー
- なお、2012年度の番組改編時にリニューアルされた日替わりコーナーは2013年度(同4月期)以降、水曜は単に「(デーブの)海外ニュース」コーナーとマイナーチェンジ、木曜のインタビューコーナー「エンタ☆ビュー」はコーナー自体好評のため続投。それ以外は終了となった。
- この時に流れるBGMは、映画『2STEPS!』のサウンドトラックより「母と息子」(佐橋俊彦作曲)である。
- この後、2013年度は1クール(3カ月)限定企画として、高齢者による街頭アンケートをミニコーナー化した「ご長寿おぴにおん」を7月頃まで実施、7月中旬~8月中(※厳密には翌日の9月1日)に開催する夏恒例の局関連イベント『お台場合衆国2013』関連情報のミニコーナーとして「お台場合衆国ナビ」を期間中に放送。その後は空枠となりニュースフラッシュor最新情報のいずれかとなる。なお、場合によっては後半枠(9時台)のいずれかのコーナーを休止して番宣ゲスト枠or前半枠(8時台)の続きを放送することがある。
- 小倉が斬るパート2
- 天気予報(天達武史)
- 開始当初から佐々木が担当していたが、2005年10月から、新たに気象予報士の天達がキャスターとして加わり、それまでの番組スタジオから伝えるスタイルからフジテレビ社屋の噴水広場前など、社屋周辺から伝えるスタイルとなり、天気に関係する話題や情報、トリビア的なものも紹介するようになった。また、夏のお台場冒険王(2009年からお台場合衆国)になるとイベントの情報を伝えることがある。
- 天気予報直前のCM前に、小倉から甲高い声で「あまたつぅー」と呼びかけられるのが恒例(笠井が代理司会を務める際、笠井は「天達さん」と呼ぶ)。かつての木曜日企画「朝のヒットスタジオ」では、このコーナーに出演したアーティストに「天達」と呼ばれていた。2008年10月23日の場合、ゲストの石川ひとみが単に呼ぶのではなく、自身のヒット曲「まちぶせ」の歌詞の「あなた〜」の部分を「天達」に替えてアカペラで歌うという一幕があった。
- 2012年3月末までは当該時期まで後座番組となっていた『知りたがり!』(同年4月以降は午後に枠移動、2013年3月終了)にも、天気に関する話題が出た時も出演する場合があった。2012年10月15日から一時期は『めざましテレビ』の7時台後半の天気予報も担当していた。
- 「脳活Jonny!」
- 脳トレクイズのコーナー
過去のコーナー
- 帯企画
- 「ニュース見取り図」、オープニングトーク。※基本的にニュース2、3本、日替わりコーナーの見どころ(紹介されないこともある)
- 「ニュース見取り図」では、当日放送される項目を笠井がモニターでチェックする。2011年4月開始。当初はコーナー名自体がなかったが、同年6月からコーナー名がついた。
- オープニングトークでは、小倉が注目した
- 放送当日を主とした新聞から記事の紹介
- 新聞以外の情報源からの時事に関する話題
- 発売直後もしくは近日発売予定となる新譜の紹介などを取り上げる。
- この冒頭での小倉の挨拶はアナウンサーが「おはようございます」と明瞭に発音するのではなく、「あざーす」「あざまーす」のように聞こえるケースが多い。ここは本番組の象徴的な場面の1つとしてバラエティ番組などでパロディ化されたり、小倉のものまねの場面として取り上げられることもある。
- 突発・重大ニュースが入った場合はこの部分を省略、出演者が既に全員着席して、即トップニュースの話題となる。テーマBGMも少しだけ流れてからニュースに入る。2007年9月まではヘッドラインがあったが、後になくなり、小倉から最初の項目が口頭で伝えるように変更された。2011年4月からは笠井が行っている。
- 『東京スポーツ』2012年9月4日付や『週刊文春』2012年9月13日号に、この小倉のオープニングトークが廃止となる可能性が報じられていた。
- とくダネ!TIMES
- 開始当初から2007年9月28日まで行われたコーナー。「得もり」の前身。笠井が進行とナレーションを担当する。オープニング映像の後、提供クレジット、そして担当の笠井が進行を始める。スポーツ紙・週刊誌のように、テレビモニターで表紙となる写真と取り上げる見出し項目を紹介。最初の項目には、「きょうの表紙」を放送。その後見出し項目を幾つか紹介し、後は「TIMES FLASH」で短く放送する。1つの項目を5分程度に、簡潔に伝えるために、笠井が解説用の表を作成するなどしている。
- 当初は「とくダネ!Choice」の時間に「とくダネ!TIMES 第2版」としてコーナーを設けていたが、すぐに撤廃され、2001年4月から1年間、日替わりコーナーを1日2つから1つに減らし、笠井進行のミニコーナー「TIMES+(タイムズ・プラス)」を放送。プラスを終了させてからは1つの項目に充てる時間を増やした。
- 2006年4月に刷新。表紙を廃止し、最初の項目、速報や続報がある話題は「早刷り」とした。電話インタビューも多用している。また、「TIMES Choice」を「とくダネ!Choice」として番組後半に移動させた。
- 得もり
- 笠井が進行とナレーションを担当する。2007年10月から2011年3月まで行われたもので、「とくダネ!TIMES」の後継コーナー。
- 2009年4月から、コーナー開始時にアニメーション映像が流されるようになり、また当日紹介する話題に関する小物類がスタジオ内に置かれるようになった。
- 2009年3月までは、佐々木が笠井に呼びかけると、サブにいる笠井がフリップなどを使いながら話題を振る。それを受けて、ナレーターによるナレーションの入ったVTRで3本ほど話題を紹介。そしてオープニング映像の後、提供クレジット、笠井がスタジオ入りし、進行が始まる。笠井を中心に、合成により大小十数枚の写真が出てきて、その中の赤く光った一枚の話題を取り上げる。特に深く掘り下げたい話題については、ホワイトボード全面を使った「得もりボード」で詳しく解説をする、という流れであった。最終盤のインタビューや特集のような話題については、「極もり」と表示されることがある。
- 小倉が休みの時や海外などへの取材などで笠井がメインに座る時、もしくは笠井が休みの時は代理で長谷川豊が担当している。初期は笠井の登場するオープニングだったが、途中から長谷川版が作られた。
- 2007年9月までは、コーナーの途中で提供クレジットの入れ替えをしていたが、10月から、「特捜エクスプレス」と日替わりコーナーの間に入れ替えを行っている。
- 2009年3月30日以降は、「得もり」の最後の話題がそのままこのコーナーのテーマとなることが多くなった。
- つぼダネ!・フカボリ
- いずれも2011年4月から2012年9月まで。「つぼダネ!」はその日のニュースを紹介。「得もり」の後継コーナーで、田中が担当。「フカボリ」は話題のニュースを掘り下げる。「得もり」の中で行っていた「得もりボード」の後継。笠井が担当。
- 速ダネ!NEWS
- 2012年10月開始。「つぼダネ!」と「フカボリ」の後継コーナーで、笠井が担当。
- きょうの占い!血液型選手権
- 9:45 - 9:50頃に毎回放送されていた、御瀧政子(旧美堀真利)監修による占いのコーナーである。血液型のランク付けのためにA型の犬、B型の狸、O型の熊、AB型の狐が競争をしていた。一番早く着いた血液型が一番運勢が良い。タイトル出しの後、CM→提供クレジット→CM→今日の順位の順に放送され、またCGのわりに、1位決定については毎回凝った演出がなされていた。
- 初代:木登り競争(放送開始 - 2002年3月)
- 2001年3月以前の木登り競争は、2位と3位は壱紹介していなかった。
- 2代目:豆の木登り競争(2002年4月 - 2005年9月)
- 3代目:陸上競技場での短距離競走(2005年10月 - 2009年3月)
- 4代目:あみだくじ(2009年4月 - 2010年3月26日、ここからはHDでの放送)
- 1位が発表されて、その後2位、3位が続く。この時、前のバージョンとは異なり、最下位が2位、3位発表後すぐに流れていた(BGMはバイオリン演奏の絶望的なBGM)。
- 本番組に限った話ではないが、BGMの一部にはアニメなどのサウンドトラックを使用していた。かつては『バンパイヤン・キッズ』(同局)から競争シーンに「SBRIGATI!」が、最下位の血液型紹介には「FAMILIA UNO」(以上2曲は佐橋俊彦作曲)を、最末期は『Yes!プリキュア5』(ABC制作・テレビ朝日系列)から、競争シーンに「青春は大忙し!」が、終了時にサブタイトルの短縮版(以上2曲は佐藤直紀作曲)を流していた。
- 初代:木登り競争(放送開始 - 2002年3月)
- このままじゃ終われない
- 2010年3月29日から始まった新コーナー。小倉の独断と偏見で、この日に伝えられなかったニュースを、放送終了間際の数分間を利用して再度トークを行う。小倉が不在時の場合は、笠井(2012年6月までは中野が代行する場合もあった)が代行する。
- 日替わりコーナー
2001年3月までは、「特捜部」の後にも日替わりコーナーが放送されており、「とくダネ!TIMES」は9時前までの放送だった。
- 月曜日
- ?の深層 そ〜だったのか!
- 追跡!ニュース探偵社
- 追跡ニュース それが答えだ
- 走れ!三面刑事→走れ!走れ!三面刑事
- ニュースの賢者たち
- つめ放題!ぎゅぎゅっとエンタ(長谷川豊)
- ヂカ撮り現場ケンSHOW!
- 火曜日
- 水曜日
- 20世紀探検隊 ※「忘れられた日本」の前身。
- スター☆超まるみえチャンネル ※「デーブ☆インパクト」の前身。
- 週刊タブロイドちゃんねる デーブ☆インパクト※「セレブちゃんねる」の前身。
- 麗しのニッポン・味覚遺産
- 初出しワールドLIVE
- 木曜日
- 見出しの裏ダネ! ※木曜日コーナー「俺の話を聞け!」の前身。
- “芸能魂”前田忠明の俺の話を聞け!
- 続・事件現場
- 朝のヒットスタジオ
- ホームレスキューパパットさん
- 金曜日
- ドン小西のおしゃれ泥棒
- ドン小西の個人教授
- GO!GO!プライス
- PROFILE X ※火曜日コーナー「ひとなび」の前身。
- 週刊!ジョーシキ大辞典
- おすぎのエンタメ斬り捨てごめん
- エンタメ解体新書
- 友近のトレンドライフ
- 友近キッチン
- 週刊ペキンウォーカー
- 小倉智昭の週刊!エンタ☆マイスター
- 深澤真紀のニッポンD級探訪
- 天達武史の旬学旅行
番組で問題とされた放送内容
- ミッチー・サッチー騒動や野村沙知代に関する報道姿勢
- 初回放送の前日である1999年3月31日、ミッチー・サッチー騒動が発生。本番組は4月16日、沙知代が美容整形の代金を滞納しているとした内容を放送した。しかし翌日、小倉が番組の冒頭で「今後、ミッチー・サッチー騒動や野村沙知代さんに関する報道は特に大きな進展がない限り放送はしません」と挨拶した。理由は明らかにされなかったが『スポーツ報知』はヤクルトスワローズ(現:東京ヤクルトスワローズ)を3度の日本一に導いた沙知代の夫野村克也に配慮したまたは、フジテレビからの圧力があったのではと結んだ。
- フィギュアスケートの報道
- 2008年12月15日放送分では、浅田真央が優勝したGPファイナルに関して「浅田真央逆転Vも… キム・ヨナ“実力”に差」という題で、視聴者に「浅田真央よりもキム・ヨナのほうが実力が上」と感じさせる内容を放送。大きな反発を招いたうえ、得点計算に関する客観的な誤りがあったため、18日に番組内で訂正および謝罪を行った。
- マイケル・ジャクソン死亡時
- 2009年6月26日放送分では、冒頭からマイケル・ジャクソンが心肺停止で病院に緊急搬送されたニュースを中心に放送し、デープ・スペクターも急遽出演した。1つの話題に毎日、長時間かけて放送するのを嫌うのが番組の方針であるが、当日はオープニングから番組終了までほとんどをマイケル関連の報道を行った。また、この日の19:00から『緊急特別番組!マイケル・ジャクソンはなぜ死んだのか!?世界が震えた衝撃の全真相』を放送する旨を本番組内で宣伝。その特別番組は本番組をベースとした内容であった。しかし、マイケルについて詳しく知らない人間を出演させるなど、準備不足な点があったことなどから放送内容に批判が寄せられた。
- ニュージーランド・カンタベリー地震発生時
- 2011年2月25日の放送でニュージーランドクライストチャーチ地震の被災者の男性へ電話インタビューを行ったが、リポーターの質問が無神経であると批判を受けた。この批判は中国のメディアでも取り上げられただけでなく、長岡義博による反論のコラムが掲載されるなど話題となった。
- 島田紳助の芸能界引退時
- 島田紳助が2011年8月23日、暴力団関係者との交際があったことを理由に芸能界引退したことを翌24日放送分で扱った際、小倉が「皆さんの周辺でも、知らないうちにそういう(暴力団)人が解決してくれるってことは起こるはず」「駄目なことは分かってても、それしか解決方法がなかったって人はいると思う」と発言。暴力団によるトラブルの解決を肯定しているとも取れる発言だったことから、「そんなことはない」「普通は警察に助けて貰う」などとネット上で批判が殺到した。これを受け26日放送分で小倉が「トラブルに巻き込まれて、その解決を警察とか弁護士ではなくて、結果的に圧力団体であるとか闇社会の人が解決をしてしまうケースがあるという話をした。これは、私は『考えなければいけないことだ』と言ったが、これがどうも『小倉が容認しているようだ』と受け止められたようだ」と釈明。「一般の人は暴力団とは関係ない」との反論については、「昔は暴力団という看板を掲げて、威嚇をしていた。ところが今は、身分を隠して一般社会に溶け込むような形で知らず知らずのうちに深く深く潜行していて、気が付いたら巻き込まれていたということもある。ですから、『気をつけてほしい』ということで言ったつもりだったが、どうも言葉が足らなかった。誤解があったとしたら、申し訳なかった」と陳謝した。しかし、かつて警察庁暴力団対策課長を務めていた参議院議員の小野次郎は小倉の発言を不適切であるとして、謝罪と番組降板を求めた。
- ヨーグルトについて
- 2012年1月27日の放送で、「明治ヨーグルトR-1を食べるとインフルエンザへの抵抗力が増す」というニュースを取り上げたところ、R-1が全国的に品薄状態となる事態が発生。この内容は本番組で放送する4日前である23日に裏番組『あさイチ』(NHK総合テレビ)で同様の内容が放送されていた。詳細は 明治ヨーグルトR-1#概要#沿革 を参照
- 滋賀いじめ自殺問題について
- 2012年7月6日の放送では、前年に滋賀県大津市でいじめを受けた中学生が自殺をした事件の裁判の資料の一部を個人名等をマジックで塗りつぶして番組中で表示したが、塗りが甘く加害者である児童の個人名などが透けて見える状態だったため、9日の放送内で謝罪を行った。ネット上では録画された映像を元に、より鮮明に伏字を読み取れるように加工された画像が出回っている。
- 安倍晋三の持病への差別的発言
- 2012年9月27日の放送では、厚生労働省により難病指定を受けている潰瘍性大腸炎の悪化で過去に内閣総理大臣職を辞任した経緯のある安倍晋三の自民党新総裁選出に関連して、コメンテーターの田中雅子が「1年で、もうお腹痛くなっちゃって辞めちゃったということで…」と話し、これに口を挟んだ小倉の「ちょっと子供みたいだったと思うよ」との発言に、田中が「本当に病気で辞めるなんて本当にもう二度と言ってほしくないし、本当に実行にもっと移していって貰いたい」と訴えた。田中と小倉が同病を単なる「腹痛」と軽視して、同病に罹患する患者全体に対する誤解を生む発言をしたことに対して、「好き好んで病気になる人がいますか?」「難病だし、苦しんでる人がいるのに」「同じ病気の私は複雑な気持ち」といった批判や疑問が相次いだ。
- 同年10月1日の放送では、小倉が「病気に苦しむ方を傷つけるつもりはありませんでした」と述べ謝罪。田中も、自身のオフィシャルサイトで謝罪した。
- 安倍は10月24日付のFacebookで、「テレビに出て来る資格無しです。 知らずにコメントしているなら、そもそもコメテーターの資格無しです。 田中雅子氏は、この程度で経営コンサルティングなんかしていて大丈夫でしょうか」と非難した。
- 橋下徹の従軍慰安婦問題に対しての編集
2013年5月27日の放送では、大阪市長の橋下徹の発言等を悪く見えるように編集。また橋下に質問する韓国人記者の発言のみを放送など、あまりにもわざとらしい内容に、視聴者から数多くの苦情が寄せられた。
- 2013年10月 7月の本番組でネットによる「本人の名前+逮捕」や「本人名+詐欺師」などと事実無根の中傷された恐怖体験を語る番組内の企画として出演した大阪の太陽光発電設備販売会社『エステート24ホールディングス』の社長が実際に詐欺容疑で逮捕された。ネット上では「フジテレビより2ちゃんねるの方が正しかった」という声も出ている。
フジ「とくダネ!」報道に批判が続出。詐欺容疑社長を「ネット中傷被害者」と取り上げる
詐欺容疑で逮捕されたベンチャー企業社長をネット中傷被害に遭ったと擁護していたとして、フジテレ ビ系ワイドショー「とくダネ!」に批判が相次いでいる。しかし、フジ側は、この騒ぎに沈黙したままだ。
大阪市のこのベンチャー企業「エステート24ホールディングス」は、自ら太陽光発電システム販売で実績ナンバー1とうたい、読売新聞によると、「ベンチャーの旗手」とも呼ばれていた。
「とくダネ!」は、2013年7月5日に放送したネット中傷の特集で、10月19日に詐欺の疑いで大阪府警に逮捕された社長の秋田新太郎(28)をその被害者として取り上げていた。
秋田には、番組のディレクターが取材し、1月ごろから会社を中傷するコメントがネット上の あらゆるところで書き込まれるようになったと紹介した。ある掲示板には、社員を名乗って、「給料の 支払いが遅れています」「秋田氏、偽造パスポートで海外逃亡計画中」との書き込みがあったとした。
番組では、秋田は、偽造パスポートについて苦笑して、「ありえないですよね」と言い、給料 遅配についても、「1回も遅れたことないですね」と否定していた。
今回の事件では、他行から融資を受けたとウソをつくなどして、みずほ銀行から2億円を融資させて だまし取ったとされている。もしこの容疑が事実なら、「返す気ないのに銀行から融資を引っ張りまくっている」といった掲示板書き込みは当たっていたことになるが、番組では、「会社の評判を貶めるウソ」と断定して紹介した。
さらに、番組は、会社がメーカーとの取引がなくなるなど数十億円の被害を受け、毎月1000万円 以上をかけて中傷書き込みを消しているとの秋田のコメントをそのまま流していた。
「とくダネ!」の秋田新太郎擁護については、ネット上で、その内容が紹介されて、批判的な意見が続出している。
「これは裏取りをしなかったフジが悪いな」「最初から『ネット=悪』と決めつけてかかるからこうなる」「フジはきちんと説明しないと 犯罪者擁護したことになるね」
今回の事件報道によると、エステート24ホールディングスは、2012年9月にはみずほ銀行をだましていた 疑いがある。さらに、月刊誌「ファクタ」はこの年の12月号で、会社について、最近になって一部の金融機関 に対する借入金の返済が滞っていると噂されていると報じ、疑惑の一端が浮上し始めていた。2013年3月には、 情報サイトにこうしたお金に関するトラブルが続出していると書かれるなど、ネット上でも疑問が持ち上がって いた。
フジは、調べれば分かる可能性もあったのに、なぜそうしなかったのか。今回の事件では、余罪がある疑いも報じられており、フジが擁護したために、被害が広がった恐れはないのだろうか。
「とくダネ!」の2013年10月21日放送では、事件についても触れられていない。フジテレビの広報部では、取材に対し、「番組の制作内容、取材経緯の詳細についてはお答えしておりません」とだけ回答している。
なお、会社は9~10月に、芸能人や政治家らをイベントに呼んで、事業のPRをしており、ネット上では、こうした動きにも批判が出ている。会社のホームページはすでに削除されており、本社に電話をしても応答がなかった。
スタッフ
- プロデューサー:内ヶ崎秀行、森憲一、吉川和仁(バンエイト)
- チーフプロデューサー:山崎亮介
- 制作:フジテレビ情報制作センター
- 制作著作:フジテレビ
過去のスタッフ
- AD:宮川直樹
- チーフディレクター:山中弘明
- プロデューサー:渡辺俊介
- チーフプロデューサー:西渕憲司、宗像孝、大野貢、濱潤
テーマ曲
ネット局と放送時間
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送曜日・放送時間 | |
---|---|---|---|---|
第1期 | 第2期 | |||
関東広域圏 | フジテレビ(CX) 番組制作局 |
フジテレビ系列 | 月 - 金曜 8:00 - 9:55 |
月 - 金曜 8:00 - 9:50 |
北海道 | 北海道文化放送(uhb) | |||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ(mit) | |||
宮城県 | 仙台放送(OX) | |||
秋田県 | 秋田テレビ(AKT) | |||
山形県 | さくらんぼテレビ(SAY) | |||
福島県 | 福島テレビ(FTV) | |||
新潟県 | 新潟総合テレビ(NST) | |||
長野県 | 長野放送(NBS) | |||
静岡県 | テレビ静岡(SUT) | |||
富山県 | 富山テレビ(BBT) | |||
石川県 | 石川テレビ(ITC) | |||
福井県 | 福井テレビ(FTB) | |||
中京広域圏 | 東海テレビ(THK) | |||
近畿広域圏 | 関西テレビ(KTV) | |||
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ(TSK) | |||
岡山県 香川県 |
岡山放送(OHK) | |||
広島県 | テレビ新広島(TSS) | |||
愛媛県 | テレビ愛媛(EBC) | |||
高知県 | 高知さんさんテレビ(KSS) | |||
福岡県 | テレビ西日本(TNC) | |||
佐賀県 | サガテレビ(STS) | |||
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | |||
熊本県 | テレビくまもと(TKU) | |||
大分県 | テレビ大分(TOS) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 クロスネット局 | ||
宮崎県 | テレビ宮崎(UMK) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 トリプルネット局 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ(KTS) | フジテレビ系列 | ||
沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) |
- 前番組『ナイスデイ』を終了まで同時ネットしていたTBS系列のテレビ山口は本番組をネットせず、本来の系列番組でTBS制作『はなまるマーケット』のネットに切り替えた。
- フジテレビTWOではスピンオフ番組として『とくダネ!style』と題し、本番組の企画コーナーで放送された内容を厳選し再構成して放送している。司会は本番組のサブアシスタントである森本が務めている。そのほか、リポーター陣も随時出演して取材の裏話などを紹介している。以前は『とくダネ!特捜プレミアム』と題して「特捜エクスプレス」のこれまでの放送の中から数日分をまとめて放送していた。
- なお、アメリカでも、ロサンゼルスとホノルルのケーブルテレビ日本語チャンネルで、「得もり」を中心に約25-30分に編集された番組が約1週間遅れで放送されている。
『めざましテレビ』との合同選挙特別番組
第46回衆議院議員総選挙投開票日の翌朝である、2012年12月17日(月曜日)7:00 - 11:30に『ニッポンの選択・ビギンズ』と題し、『めざましテレビ』と本番組の合同選挙特別番組が放送された。なお、番組表・編成上は『めざましテレビ』第2部7時台・本番組・『ノンストップ!』の3番組の番組内特番としての扱いであり、各番組の通常時ネット局・放送時間での放送となった。『ノンストップ!』枠でも放送されたが、通常時司会の設楽統(バナナマン)は山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)とともに冒頭とエンディングのみ登場した。なお、「いいものプレミアム」は通常通り放送していた。
関連項目
- 2006年10月7日 - 2008年6月28日までフジテレビ系列土曜昼前の情報番組枠で放送された小倉司会の情報番組。
- ものまねの持ちネタに「『とくダネ!』オープニングでの小倉の第一声」がある。
- 2006年公開の『うどん』を主題とした映画。劇中に本番組が登場し、小倉と笠井と佐々木が本人役で出演している(オープニングトークのような話し合いでうどんについて熱く語っている)。
- 2009年11月20日に放送された『めざましテレビ』との特別番組
- 本番組の1コーナー
- 小倉や菊川がゲスト出演することが恒例。
外部リンク
- 情報プレゼンター とくダネ! 公式サイト (日本語)