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{{基礎情報 会社
 
|社名 = 株式会社テレビ北海道
 
|英文社名 = Television Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd.
 
|ロゴ =
 
|種類 = [[株式会社]]
 
|市場情報 = 非上場
 
|略称 = TVh
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|郵便番号 = 060-8517
 
|本社所在地 = [[北海道]][[札幌市]][[中央区 (札幌市)|中央区]]大通東6丁目12-4
 
|電話番号 = 011-232-1117(代表番号)
 
|設立 = [[1988年]][[8月]]
 
|業種 = 5250
 
|統一金融機関コード =
 
|SWIFTコード =
 
|事業内容 = 北海道内におけるテレビジョン放送
 
|代表者 = 代表取締役社長 佐々木邦佳
 
|資本金 = 20億円
 
|売上高 = 51億5200万円(2006年度)
 
|総資産 =
 
|従業員数 = 96人(2007年6月)
 
|決算期 =
 
|主要株主 = [[日本経済新聞社]] 19.9%<br/>伊藤組土建 11.3%<br/>[[北海道新聞社]]<br/>[[テレビ東京]](2007年5月1日現在)
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 =
 
|外部リンク = http://www.tv-hokkaido.co.jp/
 
|特記事項 =
 
}}
 
[[画像:TVh syaoku.JPG|240px|right|thumb|テレビ北海道本社]]
 
 
'''株式会社テレビ北海道'''(テレビほっかいどう)は、[[北海道]]を[[放送対象地域]]とする[[放送局]]である。略称は'''TVh'''。英称は'''Television Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd.'''。
 
'''株式会社テレビ北海道'''(テレビほっかいどう)は、[[北海道]]を[[放送対象地域]]とする[[放送局]]である。略称は'''TVh'''。英称は'''Television Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd.'''。
  
アナログテレビの[[識別信号|コールサイン]]はJOHI-TV。デジタルテレビのコールサインはJOHI-DTV。
+
[[識別信号|コールサイン]]はJOHI-DTV。
  
[[TXN]]系列のテレビ局。
+
[[TXN]]系列に属するテレビ局として、[[1989年]]に開局した。北海道内では最後発の民放テレビ局でもある。
  
 
== 会社概要 ==
 
== 会社概要 ==
* [[取締役]]会長:伊藤義郎
+
=== 事業所 ===
* [[代表取締役]][[社長]]:佐々木邦佳
+
* 本社・演奏所:[[北海道]][[札幌市]][[中央区 (札幌市)|中央区]]大通東6丁目12-4([[郵便番号|〒]]060-8517)
* 本社・演奏所:[[北海道]][[札幌市]][[中央区 (札幌市)|中央区]]大通東6丁目12-4([[郵便番号|〒]]060-8517)
+
* 旭川支局:北海道[[旭川市]]7条通13丁目60-19 メディアビル3F(〒070-0037)
+
* 函館支局:北海道[[函館市]]若松町35-20(〒040-0063)
+
* 釧路分室:北海道[[釧路市]]北大通12丁目 明治安田生命釧路第一ビル(〒085-0015)
+
 
* 東京支社:[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[新橋 (東京都港区)|新橋]]1丁目7-11 橋善ビル(〒105-0004)
 
* 東京支社:[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[新橋 (東京都港区)|新橋]]1丁目7-11 橋善ビル(〒105-0004)
 
* 大阪支社:[[大阪府]][[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]][[梅田]]2丁目5-6 桜橋八千代ビル(〒530-0001)
 
* 大阪支社:[[大阪府]][[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]][[梅田]]2丁目5-6 桜橋八千代ビル(〒530-0001)
 +
* 福岡支局:[[福岡県]][[福岡市]][[博多区]][[博多駅|博多駅東]]2丁目16-1 日本経済新聞社西部支社(〒812-0013)
 +
** かつては[[旭川市|旭川]]と[[函館市|函館]]に支局を、[[釧路市|釧路]]に分室を置いていたが、後に廃止された。
  
== 概要 ==<!--この項目については大きく変更しましたので、詳細はノートの「本文中にある道東での開局時期について」をご覧下さい。-->
+
=== 資本構成 ===
* 系列新聞は[[日本経済新聞]][[北海道新聞]](道新)・[[道新スポーツ]]
+
* [[2009年]]3月31日時点の出資割合は以下の通り<ref>『日本民間放送年鑑2009』 - 日本民間放送連盟編(2009年)</ref>
* 主要株主には日本経済新聞社、伊藤組土建、北海道新聞社、テレビ東京の他、[[ティー・ヴィー・キュー九州放送|TVQ九州放送]][[北洋銀行]]、伊藤組、[[中日新聞社]]、[[北海道電力]]、[[朝日新聞社]]、[[読売新聞東京本社]]、[[フジテレビジョン]](現在は[[持株会社]][[フジ・メディア・ホールディングス]])、[[じょうてつ]]が名を連ねる。<ref>なお、フジテレビジョンはTVQ九州放送にも出資している。</ref>
+
** [[日本経済新聞社]] - 19.9%
* 以前は道新の出資が議決権ベースで13.34だったが、[[2005年]]2月の[[総務省]][[マスメディア集中排除原則]]に関する行政指導により、[[2007年]]5月現在では10%未満に留まっていると見られる。
+
** [[伊藤組土建]] - 11.3%
* 正式な略称は「TVh」だが、新聞や雑誌の[[番組表]]や広告・記事では「TVH」の表記が使われている事が多い。<ref>略称に大文字と小文字を両方使用するテレビ局は、テレビ北海道と[[テレビ新潟放送網|テレビ新潟]](TeNY)のみ。</ref>
+
** [[北海道新聞社]] - 10.0%
* [[札幌コミュニティドーム|つどーむ]]での[[フリーマーケット]]イベント『[[GOLDENマーケット]]』を不定期に開催している。なお、この名称はテレビ北海道の[[登録商標]]である。
+
** [[テレビ東京]] - 5.3%
* [[キャッチコピー]]は、[[2003年]]度より'''「TV happy!TVh」'''を使用している。制作クレジット表記や同局の封筒などで使われているが、これはあくまでも対外向けロゴであり、開局当初からの正式ロゴは本社社屋、放送機材、送信所、中継局、ホームページの会社概要の項目、[[TVh道新ニュース]]・ニュース速報・気象警報・地震、津波情報のテロップ放送時<ref>速報テロップはカラーで表示(黒の透かしバックも付けられる)。但し、交通情報は道内民放テレビ局で唯一表示していない。</ref>、TXN各種ニュース番組の取材クレジット表記、放送開始・終了時のハイビジョン撮影の風景の画像の挿入時、地上デジタル放送受信機表示アイコンなどで使われている。
+
** [[TVQ九州放送]] - 5.2%
** [[2006年]][[6月1日]]の地上デジタル放送開始に併せて、新たに'''「デジタル7チャンTVh」'''が加わった。なお、このキャッチコピーを使ったイメージソングは1日の放送開始・終了時とCMで随時放送される他、公式ホームページでも聴く事ができる。また、[[携帯電話]]の着信メロディとして[[ダウンロード]]ができる他、CD化(非売品)もされている。後に同年8月には歌なしのカラオケバージョン(最初に登場したバージョンのカラオケ版)が、10月にはマスコットキャラクター「らっぴぃ」の入浴シーンのあるバージョンも新たに登場し、現在は3種類のバージョンがある。
+
** [[北洋銀行]] - 5.0%
** 2009年1月からは開局20周年にあわせ'''「smile 20th」'''のキャッチコピーも加わり、これを記念したイメージソングも新たに制作された。作詞・作曲は社員が担当し、社員の子供たちが歌っている。<ref>2009年2月27日付の北海道新聞夕刊の芸能欄記事より</ref>歌詞は5番まであり、15秒バージョンが5本、開局20周年の告知を組み合わせた30秒バージョンが3本用意されている。こちらもCMで随時放送される他、公式ホームページでも聴く事ができる。
+
** [[中日新聞社]] - 3.3%
* 現在のマスコットキャラクターはラッコをモチーフとした「[[らっぴぃ]]」である。開局当時のマスコットキャラクターはフクロウをモチーフとした「テレきたくん」、[[1999年]] - [[2002年]]頃はテレビ受像機をモチーフにした「みて!くん」だった。
+
** [[朝日新聞社]]、[[読売新聞東京本社]]、[[じょうてつ]]、[[北海道電力]]、[[フジ・メディア・ホールディングス]] - 各3.0%
* 時刻表示の切り替え方式はアナログ放送が「クロスカット」、デジタル放送が「せり上がり」(16:9表示)となっている。
+
 
** 時刻表示は東芝ゴシックを使用しているが、デジタル放送の通常表示(CM中・提供クレジット表示時)ではデジタル放送のカスタム表示、アナログ放送とは異なり丸みを帯びた独特なフォント(通称:東芝デジ丸ゴシック)が使われている。なお、2009年1月12日の[[ウォーターマーク]]表示開始後は青文字のカスタム表示が姿を消し、常に通常表示のみとなった。
+
== 概要 ==
* 常時[[終夜放送]]への対応は他の道内民放テレビ局に比べ遅れており、大通西4丁目付近に設置している「お天気カメラ」の映像をフィラーとして終夜放送することもあるが、放送を休止することも多い。終夜放送を行う場合でも早朝の放送開始前には一旦カラーバーに置き換え、オープニングコールの後番組の放送が開始される。なお、大晦日から元日にかけてはテレビ東京が制作する特別番組をネット受けして終夜放送を行っている。
+
系列新聞は[[日本経済新聞]][[北海道新聞]](道新)・[[道新スポーツ]]
* [[2000年]]には、[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]チーム・[[コンサドーレ札幌]]のJ1昇格決定試合となった[[湘南ベルマーレ]]戦をアウェーの[[平塚競技場]]からキー局の[[テレビ東京]]及びTBSスポーツ(現・[[TBSテレビ]])の技術協力により生中継を行った。試合終了時の瞬間視聴率で裏の[[2000年の日本シリーズ|日本シリーズ]]巨人vsダイエーを上回った。
+
 
* 2006年[[10月12日]]には、[[北海道日本ハムファイターズ]]の25年ぶり、北海道移転後初となるリーグ優勝の模様をテレビ東京制作で放送したが、[[テレビ北海道#デジタル放送への対応と今後の見通し|後述]]の理由により道東・道北を中心に視聴できない地域があった事から抗議が相次いだ。これらの地域は同年秋の『TVh道新ニュース』内で道東でのデジタル放送開始時期を明らかにしていたが、経営事情が依然として厳しいことから、現在、デジタル全面移行後の全道カバーについても凍結されている(詳細は[[#デジタル放送への対応と今後の見通し|後述]])。<!--ノートに道東での開局時期についての質問が書かれていますので、ご存知の方はご回答下さい。--><!--この項目については大きく変更しましたので、詳細はノートの「本文中にある道東での開局時期について」をご覧下さい。-->
+
正式な略称は「TVh」だが、新聞や雑誌の[[番組表]]及び一部ワンセグ機器<!---サンヨーカーナビGorilla・NV-SD10DTやダイナコネクティブのワンセグ機器など--->でのEPGや広告・記事では「TVH」の表記が使われる場合もある<ref>略称に大文字と小文字を両方使用するテレビ局は、テレビ北海道と[[テレビ新潟放送網|テレビ新潟]](TeNY)のみ。</ref>
* [[札幌市営地下鉄東西線]][[バスセンター前駅]]の次駅案内[[スポンサー]]になっている。
+
 
* 報道取材は[[クロステレビ]](番組制作プロダクション。本社:東京)が協力している。
+
不定期に[[フリーマーケット]]イベント『[[GOLDENマーケット]]<ref>テレビ北海道の[[登録商標]]。</ref>』を開催しているほか、[[1990年]]より毎年冬に開催される[[TVh杯ジャンプ大会]]を協賛している。
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== 編成の特徴 ==
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開局当初は自社制作番組も積極的に制作・放送していたが、その比率は年を追うごとに縮小している。現在の自社制作番組は30分未満の放送枠が中心となっており、テレビ東京など系列局制作番組のネット受けが多くを占めている。
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北海道における[[UHFアニメ|独立局系アニメ]]番組の受け皿的役割を担う放送局の1つであった<ref>TXN系列局では[[テレビ愛知]]や[[TVQ九州放送]]も同様。</ref>が、現在は大幅に縮小され、1クールに1 - 2本放送される程度である。
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[[終夜放送]]はあまり行われておらず、深夜は放送を休止する場合が多い。札幌市中央区大通西4丁目の札幌大通西4ビルと釧路市幣舞町の釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)に設置している「お天気カメラ」の映像をフィラーとして終夜放送することもあるが、その場合でも早朝の放送開始前には一旦カラーバーに置き換え、オープニングコールの後番組の放送が開始される。なお、大晦日から元日にかけてはテレビ東京が制作する特別番組をネット受けして終夜放送を行っている。
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ただし、[[東日本大震災]]発生以降はしばらくの間、お天気カメラの映像をバックに「東日本大震災TXN災害募金」に関する告知テロップをオープニング映像に入る直前まで常時表示していた(BGMなし)。また、このときはカラーバーへの置き換えをせず、フィラー終了後すぐにオープニング映像を放送していた。
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報道取材は[[クロステレビ]](番組制作プロダクション。本社:東京)が協力している。
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== キャッチコピー ==
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[[キャッチコピー]]は、[[2003年]]度より'''「TV happy!TVh」'''を使用。主に制作クレジット表記や同局の封筒などで使われていたが、これはあくまでも対外向けロゴであり、開局当初からの正式ロゴは本社社屋、放送機材、送信所、中継局、公式ウェブサイトの会社概要の項目、[[TVh道新ニュース]]・ニュース速報・気象警報・地震、津波情報のテロップ放送時<ref>速報テロップは気象警報や竜巻注意情報など気象に関する情報ではカラーで表示し、黒の透かしバックも付けられるが、TVhニュース速報では黒縁付きの白文字表示で透かしバックも付けられない。但し、交通情報は道内民放テレビ局で唯一表示していない。</ref>、TXN各種ニュース番組の取材クレジット表記、放送開始・終了時のハイビジョン撮影の風景の画像の挿入時、地上デジタル放送受信機表示アイコンなどで使われている。
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地上デジタル放送を開始した[[2006年]][[6月1日]]より'''「デジタル7チャンTVh」'''を使用。当初はデジタル放送のPRが主な目的だったが、2011年7月24日でアナログ放送が終了したことに加え、道東地区でも基幹送信所が開局したことから'''「ひろがる7チャンTVh」'''に改められた。これに関連し、[[SFアニメ]]に仕立てた道東地区エリア拡大のCMが制作された<ref>らっぴいが徒歩で道東へ向かう設定で、モデルとなる隊員のアフレコもTVhのアナウンサーが務めた。</ref>
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その後開局が一段落したことから、再び「デジタル7チャンTVh」に戻された。
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2009年は開局20周年にあわせ'''「smile 20th」'''のキャッチコピーを使用、これを記念したイメージソングも新たに制作された。
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2014年は開局25周年に合わせて、'''「もっと↑TVh」'''のキャッチコピーを使用、2015年9月まで使用されていた。
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2015年10月からは全道ネットワークがほぼ完成することから、'''「つながる7チャンTVh」'''を使うことになった。
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== マスコットキャラクター ==
 +
カッコ内はモチーフにしたもの。
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* 開局時 - [[1999年]]:テレきたくん(フクロウ)
 +
* [[1999年]] - [[2002年]]頃:みて!くん(テレビ受像機)
 +
* 現在:[[らっぴぃ]](ラッコ)
  
 
== 沿革 ==
 
== 沿革 ==
* [[1988年]]([[昭和]]63年)6月 - 設立。
+
肩書きはいずれも当時のもの。
* [[1989年]]([[平成]]元年)[[10月1日]] - 札幌送信所開局。テレビ本放送を開始(同時に[[TXN]]に加盟)。[[テレビ東京]]系列では全国5番目、[[北海道]]初のマストバイ局。
+
* [[1985年]]([[昭和]]60年)
* [[1991年]](平成3年)[[9月21日]] - 旭川送信所を開局。
+
** 6月 - 札幌商工会議所副会頭の伊藤義郎らが[[左藤恵]][[郵政大臣]]に対し、チャンネルプランの割り当てを陳情。
 +
** 12月 - 郵政省が全国のテレビ4波化と南北中枢都市の5局化を発表。
 +
* [[1986年]](昭和61年)
 +
** 2月 - 電波監理審議会が新たなテレビ局の可能な地域に、札幌及び福岡を加えた5地域が適当と答申。差し当たり条件が揃った札幌地域に周波数(30kW、チャンネル17ch)を割り当て。北海道第5テレビの申請第1号として「テレビ札幌」(代表:伊藤義郎、基本金10億円)が申請。
 +
** 4月 - 申請締め切り(申請数176)。
 +
** 12月 - [[唐沢俊二郎|唐澤俊二郎]]郵政大臣が北海道経済連合会会長の四ツ柳高茂に、一本化調整を依頼。
 +
* [[1987年]](昭和62年)
 +
** 2月 - 一本化調整代表者打ち合わせ会議を初開催。
 +
* [[1988年]](昭和63年)
 +
** 6月 - 一本化完了。
 +
** [[8月24日]] - 「テレビ北海道」創立総会、設立。
 +
** 9月 - 本社演奏所起工式。
 +
* [[1989年]]([[平成]]元年)
 +
** 8月 - 試験放送開始。手稲山送信所、本社演奏所竣工式。本社移転。
 +
** [[9月24日]] - サービス放送開始。
 +
** [[10月1日]] - 札幌送信所を開局しアナログテレビ(コールサイン:JOHI-TV)本放送を開始、同時に[[TXN]]へ加盟。[[テレビ東京]]系では全国5番目、[[北海道]]では2番目のマストバイ局。
 +
* [[1991年]](平成3年)
 +
** [[9月21日]] - 旭川送信所を開局。
 
* [[1993年]](平成5年)
 
* [[1993年]](平成5年)
 
** [[2月19日]] - 室蘭送信所を開局。
 
** [[2月19日]] - 室蘭送信所を開局。
 
** [[11月18日]] - 函館送信所を開局。
 
** [[11月18日]] - 函館送信所を開局。
* [[1994年]](平成6年)10月 - 開局5周年。
+
* [[1994年]](平成6年)
* [[1999年]](平成11年)10月 - 開局10周年(当時のキャッチコピーはテレビ画面に目を描いたデザインで「みて!」というものだった)。
+
** 10月1日 - 開局5周年。
 +
* [[1999年]](平成11年)
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** 10月 - 開局10周年<ref>当時のキャッチコピーはテレビ画面に目を描いたデザインで、「みて!」というものだった。</ref>。
 
* [[2006年]](平成18年)
 
* [[2006年]](平成18年)
 
** [[3月1日]] - 地上デジタル放送対応のマスター更新([[東芝]]製)。
 
** [[3月1日]] - 地上デジタル放送対応のマスター更新([[東芝]]製)。
 
** [[6月1日]] - 札幌地区で地上デジタル放送を開始。
 
** [[6月1日]] - 札幌地区で地上デジタル放送を開始。
* [[2007年]](平成19年)10月1日 - 函館・旭川・室蘭の各地区で地上デジタル放送を開始。
+
* [[2007年]](平成19年)
 +
** 10月1日 - 函館・旭川・室蘭の各地区で地上デジタル放送を開始。
 
* [[2009年]](平成21年)
 
* [[2009年]](平成21年)
 
** 1月12日 - [[ウォーターマーク]]の表示を開始<ref>アナログ放送では「アナログ」、デジタル放送では「TVh」の局ロゴを常時表示(CM中は除く)。これにより道内の全テレビ局でウォーターマークが表示されるようになった。</ref>。
 
** 1月12日 - [[ウォーターマーク]]の表示を開始<ref>アナログ放送では「アナログ」、デジタル放送では「TVh」の局ロゴを常時表示(CM中は除く)。これにより道内の全テレビ局でウォーターマークが表示されるようになった。</ref>。
** 10月 - 開局20周年。
+
** 10月1日 - 開局20周年。
 +
* [[2011年]](平成23年)
 +
** [[7月24日]] - デジタル放送への完全移行により、アナログ放送を終了。
 +
** [[8月26日]] - 釧路送信所を開局。
 +
** [[11月7日]] - 帯広送信所を開局。
 +
** [[11月11日]] - 網走送信所・北見中継局を開局。これにより開局から23年目(地上デジタル放送開始からは6年目)にして、基幹送信所がすべて開局した。
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* [[2014年]](平成26年)
 +
** 10月1日 - 開局25周年。
  
 
== テレビチャンネル ==
 
== テレビチャンネル ==
現在、アナログ放送は83か所の送信所・中継局でカバー。デジタル放送の詳細は、後の節でも詳述している。
+
基幹局以外の中継局施設は、民放各局(一部はNHK北海道も含む)と共同使用している。
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出典:総務省北海道総合通信局「北海道内の地上デジタル放送局の開局状況<ref>[http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/chideji/ 北海道内の地上デジタル放送局の開局状況] - 総務省北海道総合通信局、2014年10月14日閲覧</ref>」
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=== 札幌地区(JOHI-DTV) ===
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* '''札幌'''(送信所:札幌市西区平和・[[手稲山]]):14ch 出力3kW(リモコンキーID:「7」)
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'''中継局'''
 +
 
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札幌・小樽両市内中継局の詳細は[[札幌市内テレビ中継局]]・[[札幌藻岩下テレビ中継局]]・[[小樽市内テレビ・ラジオ中継局]]を参照。
  
=== 札幌地区(JOHI-TV・JOHI-DTV) ===
 
* 札幌(送信所:[[手稲山]])アナログ・デジタル送信所併設
 
** '''アナログ''':17ch [[空中線電力|出力]]:映像30kW・音声7.5kW
 
** '''デジタル''':14ch 出力:3kW(リモコンキーID:「7」)
 
; 中継局
 
 
<table border="0" cellpadding="5" width="100%">
 
<table border="0" cellpadding="5" width="100%">
 
<tr valign="top">
 
<tr valign="top">
<td width="25%">
+
<td width="33.3%">
* 宮の森
+
* 宮の森:24ch 0.3W
** アナログ:31ch 3W
+
* 円山:16ch 0.1W
** デジタル:24ch 0.3W
+
* 山元:24ch 0.05W
* 円山
+
* 定山渓:49ch 0.3W
** アナログ:37ch 1W
+
* 藻岩下:24ch 0.3W
** デジタル:16ch 0.1W
+
* 簾舞:50ch 0.3W
* 山元
+
* 藻南:24ch 0.3W
** アナログ:38ch 0.5W
+
* 西野:30ch 0.3W
** デジタル:24ch 0.05W
+
* 宮の沢:30ch 0.3W(垂直偏波)
* 定山渓
+
** アナログ:37ch 3W
+
** デジタル:49ch 0.3W
+
* [[藻岩下中継局|藻岩下]]
+
** アナログ:33ch 3W
+
** デジタル:24ch 0.3W
+
* 簾舞
+
** アナログ:29ch 3W
+
** デジタル:50ch 0.3W
+
* 藻南
+
** アナログ:31ch 3W
+
** デジタル:24ch 0.3W(2010年3月開局予定)
+
* 西野
+
** アナログ:37ch 3W
+
** デジタル:30ch 0.3W
+
* 宮の沢
+
** アナログ:38ch 3W(垂直偏波)
+
** デジタル:30ch 0.3W(垂直偏波)
+
</td>
+
<td width="25%">
+
* 歌志内
+
** アナログ:32ch 100W
+
** デジタル:40ch 10W
+
* 芦別
+
** アナログ:28ch 30W(垂直偏波)
+
** デジタル:14ch 0.3W(垂直偏波)
+
* 上砂川
+
** アナログ:44ch 3W
+
** デジタル:26ch 0.3W
+
* ニセコ
+
** アナログ:42ch 50W
+
** デジタル:14ch 5W
+
* 喜茂別
+
** アナログ:25ch 1W
+
** デジタル:48ch 0.1W
+
* 南喜茂別
+
** アナログ:61ch 3W
+
** デジタル:28ch 0.3W
+
* 小樽
+
** アナログ:24ch 500W
+
** デジタル:30ch 50W
+
* 余市
+
** アナログ:33ch 10W
+
** デジタル:16ch 1W
+
 
</td>
 
</td>
<td width="25%">
+
<td width="33.3%">
* 銀山都
+
* [[夕張中継局#真谷地中継局|真谷地]]:34ch 0.01W
** アナログ:62ch 10W
+
* [[夕張中継局#夕張新千代田中継局|夕張新千代田]]:36ch 0.05W
** デジタル:26ch 1W
+
* [[歌志内中継局|歌志内]]:40ch 10W
* 岩内
+
* [[芦別中継局#芦別中継局|芦別]]:14ch 0.3W(垂直偏波)
** アナログ:39ch 100W
+
* [[芦別中継局#西芦別中継局|西芦別]]:42ch 0.3W
** デジタル:14ch 10W
+
* [[芦別中継局#北芦別中継局|北芦別]]:35ch 3W
* 黒松内
+
* [[赤平中継局|赤平]]:34ch 0.3W
** アナログ:61ch 30W
+
* [[上砂川中継局|上砂川]]:26ch 0.3W
** デジタル:14ch 3W(2010年開局予定、NHKは開局済)
+
* [[由仁中継局|由仁]]:45ch 0.05W
* 寿都(デジタル放送のみ)
+
* [[三笠幌内中継局|三笠幌内]]:45ch 0.01W
** デジタル:51ch 1W
+
* [[美唄我路中継局|美唄我路]]:45ch 0.01W
 
</td>
 
</td>
<td width="25%">
+
<td width="33.3%">
* 赤平 49ch 3W
+
* 小樽:30ch 50W
* 西芦別 49ch 3W
+
* 小樽桂岡:40ch 0.01W
* 美唄我路 49ch 0.1W
+
* 小樽見晴:40ch 0.01W
* 三笠幌内 49ch 0.1W
+
* [[古平中継局|古平]]:45ch 0.01W
* 夕張新千代田 62ch 0.1W
+
* [[余市中継局|余市]]:16ch 1W
* 真谷地 50ch 0.1W
+
* [[銀山都中継局|銀山都]]:26ch 1W
* 由仁 47ch 0.5W
+
* [[岩内中継局|岩内]]:14ch 10W
* 小樽桂岡 33ch 0.1W
+
* [[寿都中継局|寿都]]:51ch 1W
* 小樽見晴 49ch 0.1W
+
* [[国富中継局|国富]]:48ch 0.1W
* 国富 61ch 1W
+
* [[ニセコテレビ中継局|ニセコ]]:14ch 5W
* 喜茂別栄 61ch 0.1W
+
* [[喜茂別中継局#喜茂別中継局|喜茂別]]:48ch 0.1W
* 美国 50ch 0.1W
+
* [[喜茂別中継局#南喜茂別中継局|南喜茂別]]:28ch 0.3W
* 古平 48ch 0.1W
+
* [[南羊蹄中継局|南羊蹄]]:26ch 1W
* 赤井川 49ch 0.1W
+
* [[黒松内中継局|黒松内]]:14ch 3W
* 島牧 36ch 10W
+
* [[赤井川中継局|赤井川]]:47ch 0.1W
 
</td>
 
</td>
 
</tr>
 
</tr>
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=== 旭川地区 ===
 
=== 旭川地区 ===
旭川送信所は当初[[1992年]][[4月1日]]に開局する予定だったが、地元・旭川地区の強い要望があった事に加えてTVhも1日でも早く放送開始したい意向から、半年前倒しの1991年9月21日に開局(送信所建設も当初計画より1年前倒しの1990年に着工)。
+
* '''旭川'''(送信所:[[旭川市]]東旭川町倉沼・[[旭山]]):21ch 1kW
 +
旭川送信所は当初[[1992年]][[4月1日]]に開局予定だったが、地元の強い要望に加えTVh側も早く放送開始したい意向があったことから、半年前倒して1991年9月21日に開局(送信所建設も当初計画より1年前倒しの1990年に着工)。
  
なお、開局当日は旭川地区限定で当時の伊藤義郎社長(現・取締役会長)による「旭川送信所放送開始の挨拶」が5分間放送された。<ref>この時は建設計画・放送開始時期の前倒しに加え、歌志内中継局設置についても併せて触れられていた。この挨拶を放送するため、札幌地区より放送開始時間を5分早め、5時55分に放送開始した。通常は放送休止時の試験電波を除きアナログ・デジタルともに放送エリア内全域で同一内容の番組・CMを放送しているが、これがTVhとしては現在唯一の地域別ローカル放送である。</ref>
+
開局当日は旭川地区限定で、当時の伊藤義郎社長(現・取締役名誉会長)による「旭川送信所放送開始の挨拶」が5分間放送された<ref>この時は建設計画・放送開始時期の前倒しに加え、歌志内中継局設置についても併せて触れられていた。この挨拶を放送するため、札幌地区より放送開始を5分早め、旭川地区のみ5時55分より放送開始した。</ref>
* 旭川(送信所:[[旭山]][[旭川市旭山動物園]]付近)アナログ・デジタル送信所併設
+
 
** '''アナログ''':33ch 出力:映像10kW・音声2.5kW
+
デジタル放送は[[2007年]][[9月7日]]13:00から試験放送開始、[[10月1日]]より本放送開始。
** '''デジタル''':21ch 出力:1kW
+
 
: デジタルは[[2007年]][[9月7日]]13:00から試験放送開始、[[10月1日]]<!--ここでの「9月21日」というのは明らかにアナログテレビ放送の開局が1991年の「9月21日」であり、ここでの「10月1日」は2007年の地上デジタル放送開局のことを指す。したがって地上デジタル放送の開局が「9月21日」というのは間違いである。-->より本放送開始。なお、旭川送信所の全景は[[1991年]]10月放送の「[[レディス4]]」でも紹介された。
+
'''中継局'''
; 中継局
+
<table border="0" cellpadding="5" width="100%">
* 深川
+
<tr valign="top">
** アナログ:28ch 100W
+
<td width="33.3%">
** デジタル:47ch 10W
+
* [[旭川台場中継局|旭川台場]]:17ch 1W
* 幌加内
+
* [[深川中継局|深川]]:47ch 10W
** アナログ:38ch 3W
+
* [[幌加内中継局|幌加内]]:47ch 0.3W
** デジタル:47ch 0.3W
+
* [[富良野中継局#富良野中継局|富良野]]:26ch 10W
* 留萌
+
* [[富良野中継局#麓郷中継局|富良野麓郷]]:17ch 1W
** アナログ:36ch 100W
+
* [[富良野中継局#東山中継局|富良野東山]]:47ch 1W
** デジタル:30ch 10W
+
* [[上富良野中継局|上富良野]]:36ch 0.3W
* 小平
+
* [[南富良野中継局#幾寅中継局|南富良野幾寅]]:47ch 1W
** アナログ:62ch 10W
+
* [[南富良野中継局#空知金山中継局|空知金山]]:47ch 1W
** デジタル:21ch 1W
+
* [[占冠中継局|占冠]]:34ch 1W
* 羽幌
+
* [[上川中継局|上川]]:30ch 5W
** アナログ:43ch 100W
+
* [[和寒中継局#和寒中継局|和寒]]:17ch 3W
** デジタル:26ch 10W
+
* [[和寒中継局#和寒西和中継局|和寒西和]]:49ch 0.01W
* 苫前
+
* [[上士別中継局#上士別中継局|上士別]]:21ch 3W
** アナログ:31ch 1W
+
* [[上士別中継局#温根別中継局|士別温根別]]:51ch 0.3W
** デジタル:26ch 0.1W
+
* [[名寄テレビ中継局|名寄]]:30ch 200W
* 旭川台場 47ch 10W
+
</td>
* 留萌南町 62ch 0.1W
+
<td width="33.3%">
* 小平本町 47ch 0.1W
+
* [[留萌テレビ中継局|留萌]]:30ch 10W
* 小平港 48ch 0.1W
+
* [[小平中継局#小平中継局|小平]]:21ch 1W
 +
* [[小平中継局#小平本町中継局|小平本町]]:28ch 0.01W(垂直偏波)
 +
* [[小平中継局#小平港中継局|小平港]]:26ch 0.01W
 +
* [[羽幌中継局|羽幌]]:26ch 10W
 +
* [[苫前テレビ中継局|苫前]]:26ch 0.1W
 +
</td>
 +
<td width="33.3%">
 +
* [[稚内テレビ中継局#稚内テレビ・FM中継局|稚内]]:33ch 20W
 +
* [[稚内テレビ中継局#西稚内テレビ中継局|西稚内]]:33ch 0.3W
 +
* [[稚内テレビ中継局#北稚内テレビ中継局|北稚内]]:33ch 0.1W
 +
* [[稚内テレビ中継局#上勇知テレビ中継局|上勇知]]:24ch 0.01W
 +
* [[稚内テレビ中継局#抜海テレビ中継局|抜海]]:40ch 0.01W
 +
* [[知駒中継局|知駒]]:38ch 100W
 +
* [[枝幸中継局|枝幸]]:44ch 5W
 +
* [[幌延中継局|幌延]]:43ch 0.1W
 +
* [[礼文中継局#礼文中継局|礼文]]:35ch 3W
 +
* [[礼文中継局#礼文船泊中継局|船泊]]:26ch 0.3W
 +
* [[礼文中継局#利尻仙法志中継局|仙法志]]:30ch 1W
 +
</td>
 +
</tr>
 +
</table>
  
 
=== 函館地区 ===
 
=== 函館地区 ===
* 函館(送信所:[[函館山]])アナログ・デジタル送信所併設
+
* '''函館'''(送信所:函館市函館山・[[函館山]]):19ch 1kW
** '''アナログ''':21ch 出力:映像10kW・音声2.5kW
+
デジタル放送は2007年[[8月30日]]13:00から試験放送開始、10月1日より本放送開始。
** '''デジタル''':19ch 出力:1kW
+
 
: 送信所はHBCと共同使用。HBC(アナログ)のVHF送信アンテナの下にUHF送信アンテナを設置。UHF送信アンテナからはTVh(アナログ・デジタル)、HBC(デジタル)が一括して送出される。
+
送信所施設はHBCと共同使用。
: 2007年[[8月30日]]13:00から試験放送開始、10月1日より本放送開始。
+
 
; 中継局
+
[[函館蛾眉野中継局]]は蛾眉野地区テレビ受信組合が[[受信障害対策中継放送|ギャップフィラー]]での送信を開始したことにより、2013年1月22日に廃止された。
* 大沼
+
 
** アナログ:60ch 30W
+
'''中継局'''
** デジタル:46ch 3W
+
<table border="0" cellpadding="5" width="100%">
* [[江差テレビ中継所|江差]]
+
<tr valign="top">
** アナログ:22ch 100W
+
<td width="50%">
** デジタル:33ch 10W
+
* [[大沼中継局|大沼]]:46ch 3W
* 江差新栄
+
* [[福島中継局#福島中継局|福島]]:40ch 1W
** アナログ:34ch 1W
+
* [[福島中継局#白符中継局|福島白符]]:19ch 1W
** デジタル:45ch 0.1W
+
</td>
* 江差円山
+
<td width="50%">
** アナログ:34ch 0.5W
+
* [[江差テレビ中継局|江差]]:33ch 10W
** デジタル:45ch 0.05W
+
* [[江差町内テレビ中継局|江差新栄]]:45ch 0.1W
* 厚沢部
+
* [[江差町内テレビ中継局|江差円山]]:45ch 0.05W
** アナログ:40ch 10W
+
* [[江差町内テレビ中継局|江差鰔川]]:45ch 0.01W
** デジタル:42ch 1W
+
* [[松前中継局|松前]]:19ch 1W
* 北桧山
+
* [[知内小谷石中継局|知内小谷石]]:43ch 0.01W
** アナログ:32ch 100W
+
* [[厚沢部中継局|厚沢部]]:42ch 1W
** デジタル:46ch 10W
+
* [[北桧山テレビ中継局|北桧山]]:46ch 10W
* 奥尻大成
+
* [[奥尻大成中継局|奥尻大成]]:19ch 10W
** アナログ:61ch 100W
+
</td>
** デジタル:19ch 10W
+
</tr>
* [[福島中継局|福島]]
+
</table>
** アナログ:49ch 10W
+
** デジタル:40ch 1W
+
* 福島白符
+
** アナログ:33ch 10W
+
** デジタル:19ch 1W
+
* 函館蛾眉野 61ch 0.1W
+
* 知内小谷石 52ch 0.1W
+
* 松前 62ch 10w
+
* 江差鰔川 46ch 0.1W
+
* 江差南が丘 62ch 0.1W
+
  
 
=== 室蘭地区 ===
 
=== 室蘭地区 ===
* 室蘭(送信所:[[測量山]])アナログ・デジタル送信所併設
+
* '''[[室蘭送信所|室蘭]]'''(送信所:[[室蘭市]]清水町1丁目・[[測量山]]):26ch 1kW
** '''アナログ''':29ch 出力:映像10kW・音声2.5kW
+
デジタル放送は2007年10月1日より本放送開始。
** '''デジタル''':26ch 出力:1kW
+
: 地上デジタル放送は2007年10月1日より本放送開始。
+
; 中継局
+
* 苫小牧
+
** アナログ:47ch 100W
+
** デジタル:42ch 10W
+
* 登別
+
** アナログ:49ch 10W
+
** デジタル:23ch 1W
+
* 洞爺
+
** アナログ:28ch 10W
+
** デジタル:17ch 1W
+
* 豊浦
+
** アナログ:32ch 10W
+
** デジタル:14ch 1W
+
* 浦河
+
** アナログ:24ch 500W
+
** デジタル:19ch 50W
+
: デジタル放送はTVhが単独で設置したアナログ放送施設を、TVhを含む民放テレビ各局が共同で使用。
+
* 静内
+
** アナログ:22ch 100W
+
** デジタル:42ch 10W
+
* 平取(デジタル放送のみ)
+
** デジタル:47ch 1W
+
* 様似
+
** アナログ:20ch 10W
+
** デジタル:56ch 1W
+
* 西様似
+
** アナログ:34ch 3W
+
** デジタル:45ch 0.3W
+
* 室蘭陣屋 61ch 0.1W
+
* 室蘭知利別 31ch 3W
+
* 室蘭母恋 62ch 3W
+
* 室蘭輪西 61ch 10W
+
* 苫小牧宮の森 34ch 0.1W
+
* 登別東 31ch 0.1W
+
* 幌別 19ch 3W
+
* 鷲別 16ch 1W
+
* 壮瞥 32ch 3W
+
* 壮瞥滝之町 46ch 0.1W
+
* 浦河柏 46ch 0.1W
+
* 浦河常盤 45ch 0.1W
+
  
== 放送エリアの拡大と問題点 ==<!--この項目については大きく変更しましたので、詳細はノートの「本文中にある道東での開局時期について」をご覧下さい。-->
+
'''中継局'''
 +
<table border="0" cellpadding="5" width="100%">
 +
<tr valign="top">
 +
<td width="50%">
 +
* [[室蘭送信所#室蘭陣屋中継局|室蘭陣屋]]:14ch 0.01W(垂直偏波)
 +
* [[室蘭送信所#室蘭輪西中継局|室蘭輪西]]:40ch 1W
 +
* [[室蘭送信所#室蘭母恋中継局|室蘭母恋]]:23ch 0.3W
 +
* [[室蘭送信所#室蘭知利別中継局|室蘭知利別]]:23ch 0.3W
 +
* [[登別中継局#登別中継局|登別]]:23ch 1W
 +
* [[登別中継局#登別東中継局|登別東]]:40ch 0.01W
 +
* [[登別中継局#幌別中継局|幌別]]:23ch 0.3W
 +
* [[登別中継局#鷲別中継局|鷲別]]:40ch 0.1W
 +
* [[苫小牧テレビ中継局#苫小牧中継局|苫小牧]]:42ch 10W
 +
* [[苫小牧テレビ中継局#苫小牧宮の森中継局|苫小牧宮の森]]:47ch 0.01W
 +
* [[洞爺中継局#洞爺中継局|洞爺]]:17ch 1W
 +
* [[洞爺中継局#北洞爺中継局|北洞爺]]:42ch 0.05W
 +
* [[壮瞥中継局#壮瞥中継局|壮瞥]]:17ch 0.3W
 +
* [[壮瞥中継局#壮瞥滝之町中継局|壮瞥滝之町]]:14ch 0.01W
 +
* [[豊浦中継局|豊浦]]:14ch 1W
 +
</td>
 +
<td width="50%">
 +
* [[浦河中継局#浦河中継局|浦河]]<ref>TVhが単独で設置した中継局施設を、TVhを含む民放各局が共同でデジタル中継局として使用。</ref>:19ch 50W
 +
* [[浦河中継局#浦河柏中継局|浦河柏]]:45ch 0.01W
 +
* [[新ひだか中継局#静内中継局|静内]]:42ch 10W
 +
* [[日高中継局#日高テレビ・FM中継局|日高]]:37ch 0.3W
 +
* [[日高中継局#日高銀嶺テレビ中継局|日高銀嶺]]:29ch 0.1W
 +
* [[平取中継局#平取テレビ中継局|平取]]:47ch 1W
 +
* [[平取中継局#振内テレビ・FM中継局|平取振内]]:26ch 3W
 +
* [[様似中継局#様似中継局|様似]]:36ch 1W
 +
* [[様似中継局#西様似中継局|西様似]]:45ch 0.3W
 +
* [[えりもテレビ中継局#えりも中継局|えりも]]:46ch 1W
 +
* [[えりもテレビ中継局#庶野中継局|えりも庶野]]:14ch 0.3W
 +
* [[えりもテレビ中継局#えりも沢町中継局|えりも沢町]]:23ch 0.01W
 +
* 三石本町:51ch 0.3W<ref>NHK及び他の民放4局と共にデジタル新局として開局</ref><ref>[http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/chideji/index.htm 北海道内地上デジタル放送局の開局状況(2014年5月29日現在)] - 総務省北海道総合通信局、2014年6月3日閲覧</ref>
 +
</td>
 +
</tr>
 +
</table>
  
{{独自研究|section=1}}
+
=== 帯広地区 ===
=== アナログ放送のエリアカバー打ち切り ===<!--この項目については大きく変更しましたので、詳細はノートの「本文中にある道東での開局時期について」をご覧下さい。-->
+
* '''[[十勝ヶ丘|帯広]]'''(送信所:[[河東郡]][[音更町]][[十勝川温泉]]・[[十勝ヶ丘]]):17ch 1kW
テレビ北海道には他の道内各民放テレビ局と同様に、北海道内全域で視聴可能にする事を前提として放送免許が与えられているため、開局当初は各地の主要送信所・中継局(プラン局)33局にもアナログ放送チャンネルが割り当てられ、開局から10年以内にこれらの送信所・中継局設置を終了する予定だったが、[[#アナログ放送の全域カバーを断念するに至った背景と事情|以下の事情]]から設置・維持に掛かる経費が経営を圧迫するため当初の計画通りに進められず、アナログ放送の未開局地域が残された([[#送信所・中継局が未開局の地域|以下参照]])。
+
2011年[[10月24日]]11:00から試験放送開始、11月7日より本放送開始。
  
その後[[地上デジタルテレビジョン放送|地上デジタル放送]]への完全移行が決定したことに加え、開局させても減価償却ができない事などを理由に、アナログ送信所・中継局の新規開局は未開局地域を残したまま[[1999年]]度をもって打ち切られた。
+
送信所施設は[[札幌テレビ放送|STV]]と共同使用。
  
地上デジタル放送への完全移行に伴い、現在アナログ放送が未開局の地域ではアナログ放送チャンネルの割り当てが取り消され、デジタル放送チャンネルとして割り当てられた。
+
'''中継局'''
 +
* [[新得中継局|新得]]:50ch 0.3W
 +
* [[足寄中継局|足寄]]:18ch 3W
 +
* [[陸別中継局|陸別]] 17ch 3W
 +
* [[広尾中継局#広尾中継局|広尾]]:18ch 10W
 +
* [[広尾中継局#広尾丸山中継局|広尾丸山]]:37ch 0.01W
 +
* [[忠類テレビ中継局|忠類]]:50ch 1W
 +
* [[豊頃茂岩テレビ中継局|豊頃茂岩]]:37ch 0.01W
 +
* [[厚内中継局|浦幌厚内]]:39ch 0.01W
  
==== アナログ放送の全域カバーを断念するに至った背景と事情 ====
+
=== 北見(網走)地区 ===
# 地上デジタル放送への完全移行に伴い、デジタル放送送信設備を設置するための資金調達が課題となった事。
+
* '''[[網走送信所|網走]]'''(送信所:[[網走市]]呼人・[[天都山]]):14ch 1kW
# エリア拡大当時の道内経済が未曽有の不況だった事に加え、その後の回復状況も本州に比べ立ち遅れた事から、広告収入が伸び悩んでいる事。<ref>2005年現在、TVhを除く民放テレビ各局の営業収益が130億円超に対し、TVhは50億円未満に留まっている。</ref>
+
2011年[[10月28日]]11:00から試験放送開始、11月11日より本放送開始。
# 札幌と帯広・北見(網走)・釧路を結ぶ[[NTT中継回線]](道内回線)がアナログマイクロ波を使用していた当時は全国回線に比べて回線使用料が高額だったため、コストが掛かり過ぎる事から使用が見送られた事。
+
# 未開局の送信所3局と中継局を合わせ、本来開局させなければならない送信所・中継局の数が関西[[準キー局]]並みに上る事に加え、現状のままでも'''北海道約2,276,900世帯中、アナログ視聴可だがデジタル視聴不可なのは約14,600世帯(約0.6%) - 約20,100世帯(約0.9%)(直接受信)・約1,360世帯(約0.1%)(共聴)、アナログ・デジタル共に視聴不可なのは約480,400世帯(約21.1%)にとどまる事。
+
  
==== 送信所・中継局が未開局の地域 ====
+
送信所施設はHTB・STVと共同使用。
送信所・中継局が未開局のため、TVhの放送が視聴できない地域は以下の通り(世帯数は[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/roadmap2.html 市町村別ロードマップ]より)。ただし、以下の地域でもその後デジタル中継局が開局したことによりデジタル放送の視聴が可能になったところもある。
+
; 札幌地区
+
: [[空知支庁]]
+
::[[夕張市]]の約1,440世帯<ref>夕張市丁未の「夕張中継局」はTVhの他にHTBやuhbも未開局だが、市内の「夕張新千代田」と「真谷地」にはTVhも含めて各局が中継局を設置している。</ref>など
+
: [[後志支庁]]
+
::[[蘭越町]]約150世帯・[[寿都町]]約150世帯<ref>デジタル中継局開局により、デジタル放送のみ視聴可能。</ref>など
+
; 室蘭地区
+
: [[胆振支庁]]
+
::[[洞爺湖町]]約10世帯<ref>「北洞爺中継局」はTVhの他にHTBやuhbも未開局だが、同じ洞爺湖町内の「洞爺中継局」にはTVhも含めて各局が中継局を設置している。</ref>など
+
: [[日高支庁]]
+
::[[日高町 (北海道)|日高町]](合併前の旧日高町全域)・[[平取町]]約1390世帯<ref>デジタル中継局開局により、デジタル放送のみ視聴可能(振内は開局予定なし)。</ref>・[[えりも町]]約500世帯など
+
; 旭川地区
+
: [[上川支庁]]
+
::[[下川町]]・[[美深町]]・[[音威子府村]]・[[中川町]]の各全域、[[士別市]]約7,810世帯(全市約8,610世帯中)・[[名寄市]]約8,040世帯(全市約11,200世帯中)・[[富良野市]]約1,400世帯(全市約9,910世帯中)・[[南富良野町]]約1,250世帯(全町約1,280世帯中)・[[占冠村]]約540世帯(全村約1,030世帯中)など<ref name="kamikawa">[[士別市]]旧[[朝日町 (北海道)|朝日町]]で視聴可能なのはアナログ・デジタル共に10世帯未満。[[名寄市]]旧[[風連町]]はアナログ約50世帯・デジタル約10世帯で視聴可。[[南富良野町]]はアナログ約40世帯・デジタル約10世帯で視聴可。[[占冠村]]ではアナログ約490世帯で視聴可能だが、デジタルの視聴可能世帯は10世帯未満となる。</ref>
+
: [[留萌支庁]]
+
::[[幌延町]]全域、[[遠別町]](アナログ約10世帯を除く)全域、[[天塩町]](アナログ約20世帯を除く)全域<ref>遠別町・天塩町は羽幌中継局から遠く離れていないことや受信環境が比較的良いことから、実際にはこれよりも多く視聴されている。</ref>
+
: [[宗谷支庁]]
+
::[[礼文町]](約90世帯)・[[利尻町]](アナログ約280世帯)・[[利尻富士町]](アナログ約390世帯)を除く全域
+
; 帯広地区
+
: [[十勝支庁]]
+
::アナログ:[[士幌町]]・[[上士幌町]]・[[大樹町]]・[[足寄町]]・[[陸別町]]の各全域など
+
::デジタル:上記に加え[[中札内村]]・[[更別村]]・[[広尾町]]・[[本別町]]・[[浦幌町]]の各全域など<ref name="tokachi">直接波は[[石狩山地]]・[[夕張山地]]・[[日高山脈]]に阻まれるため、回折波による受信。十勝支庁でデジタル放送視聴可能なのは[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/roadmap2.html 市町村別ロードマップ]で[[帯広市]]約1,970世帯・[[音更町]]10世帯未満・[[鹿追町]]約20世帯・[[新得町]]約10世帯・[[清水町 (北海道)|清水町]]10世帯未満・[[芽室町]]約30世帯・[[幕別町]]約10世帯・[[池田町 (北海道)|池田町]]約810世帯・[[豊頃町]]10世帯未満のみ。</ref>
+
; 北見(網走)地区
+
: [[網走支庁]]
+
::アナログ:[[紋別市]](約150世帯)・[[北見市]](旧[[常呂町]]10世帯未満)・[[大空町]](旧[[女満別町]]10世帯未満)を除く全域<ref>[[石狩山地]]・[[北見山地]]に直接波は阻まれているため、受信できる世帯は回折波による受信である。</ref>
+
::デジタル:全域
+
; 釧路地区
+
: [[釧路支庁]]
+
::全域
+
: [[根室支庁]]
+
::全域
+
  
※アナログ放送・デジタル放送ともに全く視聴できない道内の自治体は48市町村に上っている。
+
'''中継局'''
 +
* [[新網走中継局#網走新町中継局|網走新町]]:47ch 0.01W
 +
* [[津別テレビ中継局|津別]]:25ch 0.3W
 +
* [[北見中継局|北見]]:25ch 50W
 +
* [[留辺蘂中継局|留辺蘂]]:38ch 1W
 +
* [[北見若葉テレビ中継局|北見若葉]]:27ch 0.01W
 +
* [[北見仁頃テレビ中継局|北見仁頃]]:48ch 1W
 +
* [[常呂中継局|常呂]]:38ch 0.01W
 +
* [[置戸中継局|置戸]]:43ch 0.3W
 +
* [[訓子府中継局|訓子府]]:34ch 0.1W
 +
* [[遠軽中継局|遠軽]]:25ch 10W
 +
* [[丸瀬布中継局|丸瀬布]]:43ch 3W
 +
* [[佐呂間テレビジョン中継局#佐呂間テレビ中継局|佐呂間]]:26ch 1W
 +
* [[佐呂間テレビジョン中継局#佐呂間知来テレビ中継局|佐呂間知来]]:26ch 1W
 +
* [[佐呂間テレビジョン中継局#若佐テレビ中継局|佐呂間若佐]]:14ch 0.3W
 +
* [[オホーツクスカイタワー#紋別テレビ・FM中継放送所|紋別]]:25ch 10W
 +
* [[滝上中継局|滝上]]:14ch 5W
 +
* [[興部中継局|興部]]:26ch 0.3W
  
=== 地上デジタル放送への対応と今後の見通し ===<!--この項目については大きく変更しましたので、詳細はノートの「本文中にある道東での開局時期について」をご覧下さい。-->
+
=== 釧路地区 ===
地上デジタル放送は[[2006年]][[6月1日]]から札幌地区で、[[2007年]][[10月1日]]より旭川・室蘭・函館の各地区で放送を開始したが、バブル崩壊・[[北海道拓殖銀行|たくぎん]]の経営破綻に伴う道内不況の長期化による厳しい経営状況から、道内各民放テレビ局がデジタル放送で札幌と道内各地を結ぶ中継回線<ref>北海道では[[北海道電力]]系の北海道総合通信網の回線を使用。NHKはデジタルもNTT回線を利用。</ref>の使用料や難視聴地域向け中継局の設置・維持に掛かる経費が経営を圧迫し、'''最悪の場合経営破綻する'''可能性があることに加え、現在アナログ放送が視聴可能な地域から優先してデジタル放送を開始しているため、2009年までに開局済のものと2010年に開局を予定しているデジタル放送の送信所・中継局数は合計49か所となっている([[#テレビチャンネル|前述]])。
+
* '''[[釧路テレビ・ラジオ放送所|釧路]]'''(送信所:[[釧路市]]春採8丁目・桜ヶ岡):41ch 1kW
 +
2011年[[8月17日]]10:00から試験放送開始、8月26日より本放送開始。
  
また、2011年以降に開局予定としているデジタル放送の送信所・中継局数も2010年2月現在16か所に留まり、デジタル放送でも未開局地域が残されることはほぼ確実となった。詳細は[[#今後開局予定のデジタル送信所・中継局|後述]]。
+
送信所施設は他局が既に設置済の施設を一部共同使用。
  
この結果、今回の開局予定から外された「非該当」地域(NHKのみ設置されている中継局は除く)は、'''[[BSジャパン]]を受信しない限り地上波でテレビ東京系の番組を視聴する事が完全に不可能'''となる。<ref>近隣送信所・中継局が受信可能な地域を除く。この他、TVhを含む民放テレビ各局がいずれも「自力建設困難」を理由に当該地域でのエリアカバーを行わない場合、地上デジタル放送がNHKしか視聴できなくなる場合もある。</ref><ref>テレビ東京系を視聴できなくなる地域は北海道だけにとどまらず、[[岡山県]]・[[香川県]]([[テレビせとうち]])の各一部地域でも発生している。</ref>但し、現在もデジタル放送エリア拡大の告知CMでは「随時エリア拡大予定」のテロップが表示されている。<ref>それでもデジタル放送で鮮明な画像を安定して受信する事が可能な地域はアナログ放送エリアの境界付近にあたる地域を中心に若干広がっている。</ref>
+
鉄塔はNHKと民放各局、UHF送信アンテナは民放各局で共同使用するが、局舎はTVhが単独で新設した。
  
:他の道内民放テレビ局で既開局または開局を予定している送信所・中継局はHBCとSTVが163か所、HTBとuhbが162か所となっているが、各局とも自力建設困難な中継局が約65か所ある(当初は自力建設困難な中継局が約100か所程度あったが、既開局および開局を決めているところも35か所程度あるため数は幾分減っている)。<ref>出典:総務省・地上デジタルテレビ放送中継局ロードマップ(2008年3月31日更新)[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/2008/rm1_01_02.xls][http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/2008/rm1_01_03.xls]・[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/2008/rm1_01_04.xls][http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/2008/rm1_01_05.xls]・[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/2008/rm1_01_06.xls]</ref>
+
'''中継局'''
 +
<!--<table border="0" cellpadding="5" width="100%">
 +
<tr valign="top">
 +
<td width="50%">-->
 +
* [[阿寒中継局#阿寒テレビ中継局|阿寒]]:27ch 1W
 +
* [[阿寒中継局#布伏内テレビ中継局|阿寒布伏内]]:26ch 0.01W
 +
* [[阿寒湖畔中継局|阿寒湖畔]]:46ch 0.3W
 +
* [[白糠西中継局|白糠]]:39ch 0.1W
 +
* [[弟子屈中継局#弟子屈テレビ・FM中継局|弟子屈]]:27ch 1W
 +
* [[弟子屈中継局#川湯テレビ中継局|川湯]]:30ch 0.3W
 +
<!--</td>
 +
</tr>
 +
</table>-->
  
==== 未開局地域対策 ====
+
== 放送エリアの拡大と地上デジタル放送への対応 ==
[[2008年]]を目途に[[スカパー!|スカイパーフェクTV!]]と[[JSAT]]が衛星を使用して再送信を実施する予定で、[[2005年]]8月に実験を開始し、難視聴を解消する方針を打ち出している([http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0509/01/news042.html 参考ページ])。但し、以下の事情からどの程度普及するかは不透明である。
+
=== アナログ放送のエリアカバー打ち切り ===
# 再送信を受信するために別途アンテナやチューナーを設置し、スカパー!と契約が必要になる事
+
テレビ北海道には他の道内各民放テレビ局と同様に、北海道内全域で視聴可能にする事を前提として放送免許が与えられているため、開局当初は各地の主要送信所・中継局(プラン局)33局にもアナログ放送チャンネルが割り当てられ、開局から10年以内にこれらの送信所・中継局設置を終了する予定だったが、設置・維持に要する経費が経営を圧迫するため当初の計画通りに進められず、アナログ放送の未開局地域が残された。
# 衛星波を使用するため、[[ワンセグ]]放送が視聴できない事
+
# 「わざわざ手間の掛かる事をしなくとも現在視聴可能な地上波だけで十分」と考えている視聴者も居る事
+
# スカパー!とTVhなど地上波放送局の間に生じる[[著作権]]の問題など
+
このため、地上波送信所の設置場所を変更したり<ref>但し、標高の高い山への設置は[[景観]]上の問題が浮上したり、麓から[[道路]]・[[電線路]]・[[通信線路]]の設置が必要になる場合がある。また、道内全域[[豪雪地帯]]で、標高が高い・緯度が高いほど極寒となるため冬季の保守点検が難しい。</ref>、各送信所・中継局を大出力にする事で中継局数を大幅に増やす事なく放送エリアを拡大する方法も模索している。また、中継局の建設費用を地元自治体1地域の全額負担あるいは複数の市町村自治体で等分負担する方法やTVh(もしくは道内民放テレビ全局)と自治体で等分負担する方法もある(自力建設困難となっている中継局建設費用の負担方法に関しても同様)。
+
  
また、[[2007年]]3月よりNHK札幌放送局とTVhを含む道内民放テレビ各局は、山間部での受信対策として、受信点から[[光ファイバーケーブル]]で伝送した映像を「ギャップフィラー(極微小電力送信機)」という小型送信機で再送信する実験を開始した。これは[[携帯電話]]の[[基地局]]の様なもので、実用化すると光ファイバーケーブルが通じている[[国道]]などの主要道路沿いに設置でき、中継局を新たに設置する事なく低コストで難視聴地域を解消する事が可能になる。なお、この「ギャップフィラー(極微小電力送信機)」方式による中継局は、[[上川郡 (石狩国)|上川郡]][[美瑛町]]に[[2008年]][[12月11日]]、デジタル放送の難視聴対策として、全国で最初に開局した。[[旭山#美瑛町デジタルテレビSHV|こちら]]も参照されたし。
+
その後[[地上デジタルテレビジョン放送|地上デジタル放送]]への完全移行が決定したことに加え、開局させても減価償却ができない事などを理由に、アナログ送信所・中継局の新規開局は未開局地域を残したまま[[1999年]]度をもって打ち切られた。これに伴い、アナログ放送が未開局の地域ではアナログ放送チャンネルの割り当てが取り消され、デジタル放送チャンネルとして割り当てられた。
 +
 
 +
=== 地上デジタル放送への対応と今後の見通し ===
 +
地上デジタル放送は[[2006年]][[6月1日]]から札幌地区で、[[2007年]][[10月1日]]より旭川・室蘭・函館の各地区で放送を開始したが、経営基盤が脆弱なことから道内各民放テレビ局がデジタル放送で札幌と道内各地を結ぶ中継回線(全道ライン)<ref>北海道では、[[北海道電力]]系の[[北海道総合通信網|HOTnet(北海道総合通信網)]]の回線を使用。NHKはデジタルもNTT回線を利用。</ref>の使用料や、難視聴地域向け中継局の設置・維持に要する経費が経営を圧迫していたため、当初はアナログ放送が視聴可能な地域から優先して、デジタル送信所・中継局を開局していった。
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その結果、アナログ放送が視聴できた札幌・旭川・函館・室蘭の各地区では、デジタル送信所・中継局が2010年12月までに概ねすべて開局したが、その他は2011年8月-11月にかけて開局した釧路・帯広・網走各送信所と北見中継局など一部にとどまり、アナログ放送の停波後も「未開局地域」や、デジタル放送の開局予定が具体化していない「非該当地域」が道北を中心に残っている(詳細は[[#今後開局予定のデジタル送信所・中継局|後述]])。その後、道東と道北の未開局地域では設置を予定している中継局をすべて開局させる方針に切り替え、関係する自治体から設置費用などの補助を受けながら順次開局している。
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==== 未開局地域対策 ====
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[[2007年]]3月より、TVhを含む道内民放テレビ各局とNHK札幌放送局は、受信点から[[光ファイバーケーブル|光ケーブル]]で伝送した映像を、「ギャップフィラー(極微小電力送信機)」という小型送信機で再送信する実験を開始した。これは[[携帯電話]]の[[基地局]]に似たもので、主に山間部における難視聴対策として有効とされる。光ケーブルが通じている[[国道]]などの主要道路沿いに設置でき、中継局を新たに設置する事なく低コストで難視聴地域を解消する事が可能になる。この方式では、[[2008年]][[12月11日]]に[[上川郡 (石狩国)|上川郡]][[美瑛町]]で全国初の中継局が開局した(詳細は[[旭山#美瑛町デジタルテレビSHV|当該記事]]を参照)ほか、[[函館蛾眉野中継局]]も2013年1月よりギャップフィラーでの送信に切り替えた。
  
さらに、[[2010年]]をめどに地上デジタル放送の難視聴地域対策及び移行措置として、[[2015年]]まで5年間の期間限定でNHK(総合・教育)と在京民放キー局の地上デジタル放送を[[放送衛星|衛星]]による[[セーフティネット]]でサイマル放送する予定である。<ref>SD画質でデータ放送は行わない。また放送はスクランブル化され、受信可能な放送局は当該地域毎に系列局を開局している放送局のみになる予定。北海道ではすべての在京キー局が系列局を保有しているため全キー局が受信可能対象としている。但し、ホワイトリストに指定された地域のみに限られる見通しである。</ref>
+
これとは別に地上デジタル放送の難視聴地域対策及び移行措置として、NHK(総合・教育)と在京民放キー局の地上デジタル放送を[[2010年]]3月から[[2015年]]3月までの5年間に限り[[放送衛星|衛星]]を使用して再送信する事業([[セーフティネット]]「地デジ難視対策衛星放送」)を開始した。画質はSD画質で、データ放送は行わない。また放送はスクランブル化され、受信可能な放送局は当該地域毎に系列局を開局している放送局のみになる。北海道ではすべての在京キー局が系列局を保有しているため、全キー局が受信対象としているが、アナログ未開局地域などTVhのアナログ放送を視聴できなかった地域では、テレビ東京のみ対象から除外される。
: これが実現すると、現在TVhが視聴できない地域でもBSジャパンで放送していないテレビ東京系地上波番組の視聴が可能になる。但し、内容は関東地方と同一で、TVhの自社制作番組などが視聴できない他、これらの地域では移行措置終了後に再びテレビ東京系の番組が視聴できなくなる可能性があり、その後の対策が課題となっている。
+
  
一方、[[2009年]]より[[フレッツ#フレッツ・テレビ|フレッツ・テレビ]]及び[[ひかりTV]]の地上デジタル放送再送信サービスが北海道でも開始された。2010年1月現在ともに札幌地区のみの展開であるが、今後全道にエリア拡大されれば視聴可能エリア拡大に大きく貢献すると見られる。
+
==== 今後開局予定のデジタル送信所・中継局 ====
 +
江差南が丘・留萌南町・浦河常盤の各アナログ中継局は2011年7月24日の停波をもって運用を終えたほか、島牧(既に廃局)・喜茂別栄・[[美国テレビ中継局|美国]]の各アナログ中継局は既設のケーブルテレビや共聴施設へ接続してカバーする。
  
==== 今後開局予定のデジタル送信所・中継局 ====<!--この項目については大きく変更しましたので、詳細はノートの「本文中にある道東での開局時期について」をご覧下さい。-->
+
ここでは、2015年10月現在デジタル放送チャンネルが割り当てられている送信所・中継局([[#テレビチャンネル]]で記載しているものは除く)と、開局時期が明らかになっている中継局(チャンネル割り当ての有無を問わず)のみ記載する。
最初から「非該当」の「江差南が丘」は江差中継局と奥尻大成中継局で、「留萌南町」は留萌テレビ中継局で、また、当初「開局検討中」だった「小樽見晴」は札幌送信所または小樽中継局でそれぞれカバーできるため、3中継局は2011年7月24日の停波をもって運用を終える予定。<br/>
+
なお、2011年7月25日以降の開局予定は決まっていないが、現在放送チャンネルが割り当てられている地域のみまとめている。<ref>「でんぱでーた on web」では道北・道東の未開局地域での開局時期を2011年以降としている[http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/abashiri_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/kushiro_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/obihiro_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/asahikawa_digital.htm]が、いずれも早期実現は困難な状況といえる。</ref>
+
; 凡例
+
: 特に印のないものは今後開局が決定している送信所・中継局。
+
: ※は、現時点で経営努力をしても開局させることが難しい中継局(「自力建設困難」)。
+
: ○は、自力建設困難であったが、開局を予定している中継局。
+
: △は、自力建設困難ではあるが既開局の送信所・中継局のカバー状況を見ながら開局するかどうかを判断する中継局。
+
  
===== 2010年の予定 =====
+
特記の記載がない限り、TVhを除く道内各民放テレビ局とNHKは既に開局済である。
[[#テレビチャンネル]]で記述されているものは除いて記載する。
+
* [[松前中継局|松前]]
+
* 室蘭母恋※
+
* 室蘭知利別※
+
* 幌別※
+
* 鷲別※
+
* [[国富中継局|国富]]※
+
* [[島牧中継局|島牧]]※
+
* [[赤平中継局|赤平]]※
+
* 西芦別※
+
* [[由仁中継局|由仁]]※
+
* [[夕張中継局|夕張新千代田]]※
+
* 喜茂別栄※
+
* [[赤井川中継局|赤井川]]※
+
* 小樽桂岡※
+
* 真谷地※
+
* [[NHK積丹テレビ中継局|美国]]※
+
* [[三笠幌内中継局|三笠幌内]]※
+
* [[美唄我路中継局|美唄我路]]※
+
* [[古平中継局|古平]]※
+
* [[函館蛾眉野中継局|函館蛾眉野]]※
+
* 江差鰔川※
+
* [[知内小谷石中継局|知内]]小谷石※
+
* 小平港※
+
* 小平本町※
+
* [[壮瞥中継局|壮瞥]]※
+
* 浦河柏※
+
* 苫小牧宮の森※
+
* 室蘭陣屋※
+
* 壮瞥滝之町※
+
* 登別東※
+
* [[室蘭輪西テレビ中継局|室蘭輪西]]△
+
* [[新旭川中継局|旭川台場]]△
+
* 浦河常盤△
+
  
===== 2011年以降 =====
+
参考資料:総務省「[http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/dtv/datashu/taisaku/xls/seibi_01.xls デジタル中継局新規整備リスト] 」、「[http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/dtv/datashu/datashu_05/chuukei_01.xls 地上デジタルテレビ放送中継局リスト] 」、「[http://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_honbun/00004710002.html 基幹放送用周波数使用計画] <ref>昭和63年郵政省告示第661号、平成23年総務省告示第241号により改称。</ref>
ここでは、2010年1月現在デジタル放送チャンネルが割り当てられている送信所・中継局のみ記載する。<br/>
+
いずれも、TVhを除く道内各民放テレビ局とNHKは2009年までに開局済、もしくは2010年以降に開局が決定している。<br/>
+
参考資料:「でんぱでーた on web」[http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/abashiri_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/kushiro_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/obihiro_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/asahikawa_digital.htm]
+
====== 旭川地区 ======
+
* 富良野 26ch
+
* 上川 30ch
+
* 名寄 30ch
+
* 稚内 33ch
+
* 中頓別(知駒) 17ch
+
* 枝幸 26ch
+
====== 帯広地区 ======
+
* 帯広 17ch
+
* 広尾 18ch
+
====== 北見(網走)地区 ======
+
* 網走 14ch
+
* 北見 25ch
+
* 遠軽 25ch
+
* 紋別 25ch
+
* 滝上 14ch
+
====== 釧路地区 ======
+
* 釧路 41ch
+
* 根室 35ch
+
* 中標津 25ch
+
  
==== TVhのみ開局予定のない地域 ====
 
以下の地域では道内各民放テレビ局とNHKが2009年までにデジタル中継局を開局(または2010年以降に開局を予定)しているが、TVhのみチャンネルが割り当てられておらず、開局の予定がない。<br />
 
なお、中継局名の横にカッコ書きがつけられた地域では、他の大規模中継局を結ぶ重要な拠点となるカッコ内の中継局が開局した場合に、開局する可能性もある。<br />
 
参考資料:「でんぱでーた on web」[http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/abashiri_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/kushiro_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/obihiro_digital.htm][http://www.denpa-data.com/denpadata/hokkaido_tv/asahikawa_digital.htm]
 
 
===== 札幌地区 =====
 
===== 札幌地区 =====
* 夕張清水沢
+
* 夕張清水沢:51ch(2015年12月開局予定)<ref>夕張市内では唯一開局していなかったが、2015年度に開局することになった。</ref>
===== 旭川地区 =====
+
* 和寒(名寄・上川)
+
* 富良野麓郷
+
* 富良野東山
+
* 南富良野幾寅
+
* 空知金山
+
* 上富良野(富良野)
+
* 上士別
+
* 幌延
+
* 稚内富士見
+
* 礼文
+
===== 室蘭地区 =====
+
* 日高
+
* 日高銀嶺 
+
* 平取振内
+
* えりも
+
* えりも庶野
+
  
===== 帯広地区 =====
 
* 新得
 
* 足寄
 
* 本別
 
* 幕別忠類(広尾)
 
* 陸別
 
===== 北見(網走)地区 =====
 
* 佐呂間
 
* 佐呂間知来
 
* 佐呂間若佐
 
* 訓子府
 
* 留辺蘂
 
* 置戸 
 
* 丸瀬布
 
* 津別
 
 
===== 釧路地区 =====
 
===== 釧路地区 =====
* 阿寒
+
* 霧多布:24ch(2015年12月開局予定)
* 白糠
+
* 根室:35ch(2015年11月開局予定) <ref name="201409115.html">[http://www.news-kushiro.jp/news/20140911/201409115.html TVH開局に向け基本合意/中標津] - 釧路新聞On Line(2014年9月11日)</ref>
* 弟子屈 
+
* 根室花咲:48ch(2015年12月開局予定)
* 川湯
+
* 中標津:25ch(2015年12月開局予定)<ref name="201409115.html" />
* 羅臼
+
* 中標津西町:42ch(2015年12月開局予定)
* 阿寒湖畔
+
* 羅臼:35ch(2015年12月開局予定)<ref name="201409115.html" />
* 霧多布 
+
* 羅臼緑町:13ch(2015年12月開局予定)
  
=== その他 ===
+
==== TVhのみ開局未定の地域 ====
下記の一部地域では札幌送信所など近隣地域で既開局又は開局時期が決定している送信所・中継局のデジタル放送を受信できる可能性がある。ただし、直接波を受信できる地域は限られており、回折波を受信する地域が多い。当面、TVhの中継局を開局する予定がないため、これらの地域では受信環境を構築する上で貴重な存在となる。後述の「遠距離受信」や[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/roadmap2.html 市町村別ロードマップ]も参照の事。
+
以下の地域では道内各民放テレビ局とNHKがデジタル中継局を開局しているが、TVhのみチャンネルが割り当てられておらず、開局するかは未定である。
  
==== 近隣送信所・中継局を受信できる可能性がある非該当地域 ====
+
===== 帯広地区 =====
; 空知支庁
+
* 本別
: [[夕張中継局|夕張清水沢]](近隣送信所・中継局は札幌、由仁、夕張新千代田など)
+
* 本別沢
; 後志支庁
+
: [[南羊蹄中継局|南羊蹄]](近隣中継局はニセコ、喜茂別など)
+
; 胆振支庁
+
: [[洞爺中継局|北洞爺]](一部地域では洞爺中継局や室蘭送信所が受信可能)
+
; 日高支庁
+
: 平取振内(一部地域では平取中継局や札幌送信所が受信可能)
+
: [[日高中継局|日高]](同上)
+
: [[えりもテレビ中継局|えりも]](一部地域では[[浦河中継局]]が受信可能)
+
: えりも沢町(同上)<ref>同じえりも町の「庶野」は日高山脈の影にあたるため受信が困難である。</ref>
+
; 上川支庁
+
: [[上富良野中継局|上富良野]](一部地域では旭川送信所がアナログ・デジタルとも受信可能)
+
: [[和寒中継局|和寒]](同上。但し、アナログでは受信困難の場合あり<ref>アナログ放送(33ch)では和寒中継局(34ch)と名寄中継局(32ch)のデジタル放送送信チャンネルに挿まれているため。</ref>)
+
: [[名寄テレビ中継局|名寄]](同上。但し、アナログでは受信困難の場合あり)
+
: [[富良野中継局|富良野]](同上)
+
: [[上士別中継局|上士別]](同上。但し、アナログでは受信困難の場合あり)
+
: [[上川中継局|上川]](同上)
+
: 和寒西和(一部地域では旭川送信所か[[深川中継局]]が受信可能)
+
; 宗谷支庁
+
: [[礼文中継局|礼文]](一部地域では札幌送信所か羽幌中継局が受信可能)
+
: 利尻仙法志(同上)
+
: [[知駒中継局|知駒]](一部地域では羽幌中継局が受信可能<ref>受信できるのは遠別町と天塩町に限られ、幌延町と豊富町では受信が難しくなる。中頓別町及びオホーツク海側の周辺地域、中川町では受信不可である。</ref>)
+
  
== 遠距離受信 ==
+
===== 釧路地区 =====
現在、送信所や中継局が未開局の地域では、直接波の受信が難しく間接波の受信が主になるため[[パラスタックアンテナ]]などと、場合によっては[[受信ブースター]]を設置する事で受信可能になる場合がある。但し、パラスタックアンテナは以前は大型の場合が多く設置が困難な事に加え、積雪や強風でアンテナが倒壊し易いという欠点があり、これらの理由で設置を断念している世帯が少なくなく、気象条件、季節、地形、場所などによっては受信しにくい場合もある。また、ブースターを使用する事により道内ではHTB・uhb(場所によりNHK・HBC・STVの一部中継局)、[[青森県]]では[[青森テレビ|ATV]]・[[青森朝日放送|ABA]](場所によりNHK・[[青森放送|RAB]]の一部中継局)の電波が強くなり過ぎるため、かえってこれらの放送局の受信状態を悪くしてしまう場合があるので注意が必要である。
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* 標茶ルルラン
  
[[地上デジタルテレビジョン放送|地上デジタル放送]]の場合、アナログ放送の受信画質が鮮明か否かに関わらず電界強度が強ければ障害物が少ない程度であっても良好に鮮明な画像で受信できるが、障害物が多いと受信できない場合もある。
+
=== 近隣地域の中継局を利用した受信 ===
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; 十勝総合振興局
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: 本別(一部地域では帯広送信所が受信可能)
 +
; 釧路総合振興局
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: 標茶ルルラン(一部地域では釧路送信所が受信可能)
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※上記以外の非該当地域でも稀に受信できるが、電界強度が下がるためいつも受信できるとは限らない場合もある。
  
* [[旭山|旭川送信所]]の放送エリアは、[[2008年]]現在原則として[[旭川市]]<ref>神居町の一部は[[新旭川中継局|旭川台場中継局]]と[[深川中継局]]でカバーしている。</ref>・[[上川町]]以外の[[上川郡 (石狩国)|上川郡]]の全域<ref>デジタルは[[和寒町]]・[[上富良野町]]を含む。和寒町塩狩のごく一部はアナログも放送エリアに含まれている。</ref>となっているが、パラスタックアンテナなどを使用するとその他の上川管内でも受信できる可能性がある。
+
== 再送信サービス ==
** 旭川送信所はアナログ・デジタル共出力に比して電波状態が非常に良好な上、指向性も一切かけられておらず、障害物となる山が少ない事<ref>その関係から見通しの良い地域では間接波よりも直接波で受信できるケースが多い</ref>もあり、エリア外の地域でも超高性能型UHFアンテナを使用すると、アナログ放送ではゴーストが発生したり、不鮮明な画像(冬季は画像が乱れる場合もある)であったりしても電界強度が強い状態となっており<ref>HTB・uhbも同様。また、FMラジオの受信で高利得アンテナを旭山に向けた場合も同様。</ref>、地上デジタル放送でも1年を通じて放送エリア内と同じ状態で天候に左右されずゴーストがない鮮明な映像で受信可能となっているため、一部地域ではアナログ波での難視聴から完全に解消されたところもある。<ref>エリア外の受信でも地上デジタル放送のアンテナレベルは道内民放局の中でも高いレベルになっている。地上デジタル放送の実行輻射電力も、旭山送信所の中では最も高く、他局が平均9kW台に対し、TVhは13kWもある事から電界強度がかなり強い事が伺える。旭川送信所の[[実効放射電力|実効輻射電力]](ERP)はアナログ放送で映像125kW/音声31kW。デジタル放送では13kWとなっており、他のTVhの基幹送信所(旭山と同じアナログ出力10kW・デジタル出力1kWの函館局・室蘭局)よりも比較的強い。</ref>
+
放送エリア内にあるケーブルテレビ局はTVhの電波を近隣の受信点から中継回線(光ファイバー)を利用して、直接受信が困難な地域にあるケーブルテレビ局はTVhと専用回線を接続して再送信サービスを行っている。青森県は一部地域を除き放送対象地域外であり、区域外再放送となる。
** 上川地方北部については旭川送信所のアナログ放送(33ch)に近接して[[和寒中継局]]と名寄中継局でデジタル放送チャンネル<ref>和寒中継局は16・18・'''34'''・35・36・38の各ch。名寄中継局は20・22・28・29・30・31・'''32'''の各ch。太字で書かれているのが隣接しているチャンネルである。</ref>がそれぞれ割り当てられ、両中継局で試験放送の後に本放送を開始しているため、一部地域で混信などの影響が生じ事実上アナログ放送での視聴は困難となっているが、デジタル放送(21ch)では両端に名寄中継局のデジタル放送チャンネルがはさまれているものの、アナログ放送と違い、物理チャンネルが接していても混信の影響はほとんどないため、良好に受信可能。
+
** [http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/roadmap2.html 市町村別ロードマップ]では、[[下川町]]・[[美深町]]・[[中川町]]・[[音威子府村]]を除く上川支庁内の世帯で受信可能とされている<ref>なお、テレビ東京ホームページ「メディアデータ」内にあるTVhの放送エリアでは、前述の地域の他に上川町の一部(名寄市以外は色付けされている)も放送エリアとされている。地上デジタル放送の受信エリアの目安は、あくまでも普及型の近距離UHFアンテナを使用した場合を基準にしているため、高性能型のUHFアンテナやパラスタックアンテナを使用すると、目安の範囲から多少外れていても電界強度次第で受信できる可能性がある。</ref>。
+
** 地上デジタル放送では、前述の地域でも超高性能型UHFアンテナの使用によりデジタル放送の受信が可能である。
+
* [[天塩郡|留萌北部]]・[[礼文郡]]・[[利尻郡]]は、札幌送信所<ref>札幌送信所の電波が[[暑寒別岳]]に遮られる地域では[[羽幌中継局]]を受信。</ref>をパラスタックアンテナなどを使用する事で受信可能な場合がある。
+
* [[夕張市]]・[[蘭越町]]・[[真狩村]]・[[留寿都村]]・[[えりも町]]・[[十勝支庁]]([[士幌町]]・[[上士幌町]]・[[大樹町]]・[[足寄町]]・[[陸別町]]を除く)のそれぞれ一部地域では札幌送信所からの距離が離れているが、近隣に山地がある訳ではないため、パラスタックアンテナなどで札幌送信所や近隣中継局が受信可能な地域もある。これらの地域でも地上デジタル放送の場合アナログ放送エリアの境界付近の地域では難視聴から解消される可能性が高い。この地域のケーブルテレビ局での再送信でも一時期この方法を用いていた事があった。<ref>HBC帯広放送局も開局当初札幌送信所からの電波を超巨大アンテナで受信し、帯広地域への再送信や釧路放送局などへの中継施設として利用していた時期がある。</ref>
+
* [[青森県]]の[[津軽海峡]]沿岸部やその他の一部地域でも、超高性能型UHFアンテナを使用するとTVhが受信可能な場合がある。但し、[[函館送信所]]ではHTBやuhb(デジタルはNHK函館放送局・HBC・STVも含む)と同様に指向性がかけられているため、気象条件によっては受信が困難な場合がある。
+
<ref>[[大間町]]周辺は対岸の函館市から比較的近いため、受信は比較的容易である。</ref>
+
  
== ケーブルテレビによる再送信 ==
+
上記のほか、光ファイバー回線を利用した一般向け再送信サービスも一部地域で提供している。
直接受信が困難な一部地域の[[ケーブルテレビ|ケーブルテレビ局]]では、札幌送信所の電波を札幌市内の受信点で受信して中継回線(光ファイバー)を利用したり、TVhと専用回線を接続して再送信を行っている。このうち帯広地区・釧路地区は現在放送区域外だが、本来は放送対象地域とされているため、'''区域外再送信にはあたらない'''。また、青森県は一部地域を除き放送対象地域外のため、[[区域外再送信]]となる。
+
  
地上デジタル放送の再送信は、[[日本民間放送連盟]]の方針通りに実施された場合、北海道内(直接受信が困難な帯広・釧路・網走地区も含む)のケーブルテレビ局のみとなる。
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OCTVとKCTVについては、地元送信所が開局する前のアナログ時代からデジタルでの地元送信所開局まで札幌送信所の電波を専用回線を経由して再送信していた。デジタル放送については、NHK北海道と先発4社の地元送信所の開局に合わせて再送信を開始した。一方、地元中継局未開局といった技術的理由などからアナログ時代に再送信されていなかった[[えさしオプティカルステーション]]・[[白滝ふるさとテレビ]]・[[西興部村コミュニケーションネットワーク]]は、地元中継局開局を機に再送信を開始した<ref>これら3局は本来放送対象地域内にあるCATV局であり、アナログ時代から再送信が義務付けられていたが、受信できる地点が地元になく、最寄りの受信点からCATV局を結ぶ専用線も長距離となり、設置費用もかさむことから、これまで再送信を行っていなかった。</ref><ref>[[えさしオプティカルステーション]]は[[枝幸中継局]]を、[[白滝ふるさとテレビ]]は[[丸瀬布中継局]]を、[[西興部村コミュニケーションネットワーク]]は[[興部中継局]]を受信して再送信している。</ref>。
  
 
=== 札幌地区 ===
 
=== 札幌地区 ===
 
* [[ジェイコム札幌|J:COM札幌]]
 
* [[ジェイコム札幌|J:COM札幌]]
* [[テレビ寿都放送]]<!--(受信元不明)札幌送信所の可能性が高い-->
+
* [[テレビ寿都放送]]
 +
* [[フレッツ#フレッツ・テレビ|フレッツ・テレビ]]
 +
* [[ひかりTV]]
  
 
=== 旭川地区 ===
 
=== 旭川地区 ===
 
* [[旭川ケーブルテレビ]](ポテト)
 
* [[旭川ケーブルテレビ]](ポテト)
 +
* [[枝幸町]]([[えさしオプティカルステーション]])
 +
**2014年11月の枝幸中継局の開局と同時に再送信を開始。
  
 
=== 函館地区 ===
 
=== 函館地区 ===
552行目: 432行目:
 
=== 帯広地区 ===
 
=== 帯広地区 ===
 
* [[帯広シティーケーブル]] (OCTV)
 
* [[帯広シティーケーブル]] (OCTV)
: 当初は札幌送信所の電波を直接受信して再送信していたが、現在は札幌送信所と専用回線で接続して再送信している(民放アナログ放送では帯広地区唯一のステレオ放送)。
+
** 再送信開始当初は札幌送信所の電波を直接受信して再送信していた。
: [[2007年]][[10月1日]]より、上記と同様の方法で地上デジタル放送の再送信も開始した。
+
 
: アナログ・デジタルとも[[北海道総合通信網]](HOTnet)の回線を用いて中継している。<ref name=hotnet>[http://www.furukawa.jp/broadband/exam/exam09.htm 導入事例 : ブロードバンドコミュニケーション : 情報通信カンパニー : 古河電工]</ref>
+
=== 北見(網走)地区 ===
 +
* [[遠軽町]](旧白滝村・[[白滝ふるさとテレビ]]
 +
**遠軽町の公式ウェブサイトでは、白滝地区のケーブル放送施設について「白滝共聴施設」と案内している<ref>[http://engaru.jp/kurasi/03kikaku/chideji-housou.html 遠軽町ホームページ くらし 遠軽町内の地上デジタル放送について]</ref>。
 +
* [[西興部村]]([[西興部村コミュニケーションネットワーク]])
 +
**2014年11月13日に再送信開始<ref>[http://www.vill.nishiokoppe.hokkaido.jp/section/kikaku/feeuub00000027er-att/feeuub00000ddr0p.pdf 村長からのメッセージ第187号] - 西興部村ホームページ(2014年11月14日)※2014年10月23日閲覧</ref>
  
 
=== 釧路地区 ===
 
=== 釧路地区 ===
 
* [[釧路ケーブルテレビ]] (KCTV)
 
* [[釧路ケーブルテレビ]] (KCTV)
: [[1999年]][[12月1日]]から札幌送信所と光専用回線(HOTnet)で接続して再送信している(民放アナログ放送では釧路地区唯一のステレオ放送)。
+
** [[1999年]][[12月1日]]に再送信開始。
: 2007年10月1日から、上記と同様の方法で地上デジタル放送の再送信も開始した。
+
: OCTV同様、アナログ・デジタルともHOTnetの回線を用いて中継している。その際、札幌→帯広間の回線をOCTVと共用している。<ref name=hotnet/>
+
  
 
=== 青森県 ===
 
=== 青森県 ===
* [[青森ケーブルテレビ]] (ACT)
 
: UHBと共に札幌送信所と専用回線で接続して再送信している。
 
 
* [[風間浦村営共聴システム]]
 
* [[風間浦村営共聴システム]]
: 道内民放テレビを全局再送信している。
+
** [[NHK函館放送局]]と県内に民放系列局がないUHBとTVhのみ、各局の同意を得て再送信している。
  
=== 再送信が行われていない道内のケーブルテレビ局 ===
+
== 音声多重・字幕放送 ==
以下の地区ではケーブルテレビ局による再送信が行われておらず、前述の遠距離受信の方法でも直接受信が不可能なため、これらの地域でテレビ東京系の番組を視聴するためにはBSデジタル放送の[[BSジャパン]]に限られる。<ref>地上波のみで放送される番組はBSジャパンでも視聴できない。一部の番組は[[日経CNBC]]で視聴が可能。</ref>
+
アナログ放送での[[音声多重放送]]は、札幌地区の全域と室蘭地区の一部(札幌送信所よりケーブルテレビで再送信している釧路・帯広地区と青森県も含む)で実施していた。
  
またTVhの放送エリア内でも一部パート(関東ローカル枠など)は放送されないが、これらもBSジャパンや日経CNBCで視聴可能。
+
[[地上デジタルテレビジョン放送|地上デジタル放送]]では、放送対象地域内全域で音声多重放送が受信可能(モノラル2重音声、5.1サラウンド、ステレオ2音声放送を行わない限りモノラル音声でも常時ステレオ放送となっている)<ref>映像・音声信号を付加した試験放送開始時から既にデジタル放送で音声多重放送が受信可能だった。</ref>。
  
なお、以下の地区のケーブルテレビ局でも今後TVhの再送信が行われた場合は放送対象地域内にあたるため、区域外再送信にはならない。
+
[[文字多重放送|字幕放送]]も、放送対象地域内全域で実施している。
  
==== 帯広地区 ====
+
=== 字幕・ハイビジョン放送時のテロップ表示 ===
* [[池田町 (北海道)|池田町]][[池田町有線テレビ]]
+
字幕放送を示す「字幕」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局からのネット送出<ref>2009年1月より、テレビ東京制作番組の一部で、同年7月頃から同時ネットされる全番組で表示するようになった。但し、[[テレビ愛知]]制作番組はそれ以前からネット送出で表示している。</ref>。時差ネット([[土曜スペシャル]]など一部番組はネット送出のスーパーをそのまま表示)および自社制作番組は従来通り自社送出で表示されるが、表示は年数回程度でめったに見ることができない。デザインはTXN各局共通だが、自社送出分では当初、テレビ東京・BSジャパンで出しているものより若干横長であったが、現在は同じサイズとしながらもテレビ東京・BSジャパンより輪郭がやや太めである。
: 本来は放送対象地域内となるため再送信が義務付けられているものの、受信点<ref name="tokachi"/>からCATV局まで専用線の敷設が必要であるため、再送信されていない。
+
: 2009年6月頃までは同時ネット・時差ネットを問わず、すべて自社送出で表示していた<ref>[[リアルタイム字幕放送]]を行う「NEWS FINE第2部」(スタジオの副調整室から番組テロップの一部として出しているため)、[[TVQ九州放送]]制作の「[[未来の主役〜地球のこどもたち〜]]」(VTR編集時に挿入してあるため)、[[テレビ愛知]]制作の「[[トミカヒーロー レスキューフォース]] 」(制作局からのネット送出で出しているため)を除く。</ref>
  
==== 北見(網走・紋別)地区 ====
+
ハイビジョン番組である事を示す「HV [[ハイビジョン制作]]」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局送出(2008年6月まで)で、時差ネット番組及び自社制作番組は自社送出(2008年7月23日まで)で表示していた。
* [[遠軽町]](旧白滝村・[[白滝ふるさとテレビ]])
+
* [[西興部村]]([[西興部村コミュニケーションネットワーク|にしおこっぺむらコミュニケーションネットワーク]])
+
: 本来は放送対象地域内となるため再送信が義務付けられているものの、地元町村で受信できる地点が無い上、最寄りのTVh受信可能地域(前者は[[上川町]]・後者は[[名寄市]])に受信点を置く必要があり、ここからCATV局まで専用線の敷設が必要であるが、専用線の延長が長く且つ[[豪雪地帯]]であるため、専用線の敷設費用が高額になることから、現在再送信されていない。
+
  
== 音声多重・字幕放送 ==
+
その他、地上デジタル放送のみ表示される「d データ放送」(dは正方形で囲んでいる)、ステレオ2音声の「DUAL STEREO」のテロップ表示は、同時ネット・時差ネットを問わずすべて自社送出で表示している。
* アナログ放送波による[[音声多重放送]]は、札幌地区の全域と室蘭地区の一部(札幌送信所よりケーブルテレビで再送信している釧路・帯広地区と青森県も含む)で実施しており、これ以外の地域では前述のNTT中継回線の使用料が高額だったため他の道内民放テレビ各局も含めて行われていない。北海道総合通信網の回線に移行された現在でもこの状況が続いている。
+
** なお、旭川地区(上川地方)などの一部地域では高利得な[[パラスタックアンテナ]]と[[受信ブースター]]を併用する事で札幌(手稲山)送信所から受信できるが、冬期間などの気象条件などにより受信状態が劣化する場合もある。
+
** 現在アナログでの音声多重放送が実施されていない地域でも、一部の番組はBSジャパンや日経CNBCなどで音声多重放送が視聴可能。
+
* [[地上デジタルテレビジョン放送|地上デジタル放送]]では、放送対象地域内全域で音声多重放送が受信可能である(モノラル2重音声、5.1サラウンド、ステレオ2音声放送を行わない限りモノラル音声でも常時ステレオ放送となっている。)。<ref>映像・音声信号を付加した試験放送開始時から既にデジタル放送で音声多重放送が受信可能だった。</ref>
+
* [[文字多重放送|字幕放送]]は、アナログ・デジタル共に放送対象地域内全域で実施している。
+
 
+
=== 字幕・ハイビジョン放送時のテロップ表示 ===
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* 字幕放送を示す「字幕」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局からのネット送出<ref>2009年1月より、テレビ東京制作番組の一部で表示するようになった。ただし、[[テレビ愛知]]制作番組はそれ以前よりネット送出で表示している。</ref>。そのほかの同時ネット、時差ネット(一部を除く)および自社制作番組は従来通り自社送出で表示される。デザインはTXN各局共通だが、自社送出分ではテレビ東京・BSジャパンで出しているものより若干横長である。
+
** 2008年12月までは同時ネット・時差ネットを問わず、すべて自社送出で表示していた。<ref>[[リアルタイム字幕放送]]を行う「NEWS FINE第2部」(スタジオの副調整室から番組テロップの一部として出しているため)、[[TVQ九州放送]]制作の「[[未来の主役~地球のこどもたち~]]」(VTR編集時に挿入してあるため)、[[テレビ愛知]]制作の「[[トミカヒーロー レスキューフォース]] 」(制作局からのネット送出で出しているため)を除く。</ref>
+
* ハイビジョン番組である事を示す「HV [[ハイビジョン制作]]」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局送出(2008年6月まで)で、時差ネット番組及び自社制作番組は自社送出(2008年7月23日まで)で表示していた。
+
* その他、地上デジタル放送のみ表示される「d データ放送」(dは正方形で囲んでいる)、ステレオ2音声の「DUAL STEREO」のテロップ表示は、同時ネット・時差ネットを問わずすべて自社送出で表示している。
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== 新聞などのテレビ番組欄 ==
 
== 新聞などのテレビ番組欄 ==
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=== 北海道新聞 ===
 
=== 北海道新聞 ===
==== 放送対象区域内 ====
+
本紙面の番組欄は、放送区域内と直接受信が困難な地域(主に中継局が未開局の地域)で取り扱いが異なっている。
対象:札幌近郊版・空知版(旭川支社発行の北空知版も含む)・小樽版・旭川版(旭川市内版と上川版の一部)・函館市内版・渡島桧山版・日胆版(胆振・日高管内)
+
==== 放送区域内 ====
*番組表は左からNHK総合、NHK教育、uhb、HBC、STV、HTB、TVhの順に掲載しているが、朝刊には'''「一部地域ではTVHは受信できません」'''の断り書きが記載されている。<ref>開局当時はNHK総合、NHK教育、uhb、TVh、HBC、STV、HTBの順に掲載していたが、翌年以降、札幌地区以外の地域ではTVhがまだ受信できない地域が多かったことからこれに配慮するため現在の掲載順に変更され、後に札幌地区も同じ形式となった。</ref>
+
対象:札幌近郊版・空知版(旭川支社発行の北空知版も含む)・小樽版・旭川版(旭川市内版と上川版の一部)・函館市内版・渡島桧山版・日胆版(胆振・日高管内)・北見版(網走管内全域)・帯勝版・釧根版(釧路・根室管内の一部)
 +
 
 +
* 番組表は左からNHK総合、NHK教育、UHB、HBC、STV、HTB、TVhの順に掲載している。
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* 朝刊には2010年3月29日のテレビ欄レイアウト変更まで'''「一部地域ではTVHは受信できません」'''の断り書きが記載されていた<ref>開局当時はNHK総合、NHK教育、UHB、TVh、HBC、STV、HTBの順に掲載していたが、札幌地区以外の地域ではTVhを受信できない地域が多かったことから、これに配慮するため現在の掲載順に変更され、後に札幌地区も同じ形式となった。</ref>
 +
* また、道東(網走・帯広・釧路)地区では送信所・中継局の開局が2011年までずれ込んだことから長らく直接受信が困難な地域であったため、TVhの欄が地元企業や道新支社などの企業広告に差し替えられていたが、試験電波発射にあわせて順次レイアウトが変更されていった。ただし、以前よりケーブルテレビを通じて再送信が行われていた帯広地区・釧路地区の一部では、朝刊・夕刊ともにTVhの番組表を掲載していた。
  
 
==== 直接受信が困難な地域 ====
 
==== 直接受信が困難な地域 ====
===== 旭川地区・帯広地区 =====
+
===== 札幌地区 =====
対象:旭川版(上川版・留萌版・稚内宗谷版の一部)・帯勝版
+
対象:空知版
*これらの地域ではTVhの送信所・中継局がなく放送区域外となっているが、一部世帯で直接受信が可能(市町村別の詳細は[http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/roadmap2.html 市町村別ロードマップ]を参照)なことに加え、「[[帯広シティーケーブル]]」でTVhを再送信していることから、朝刊・夕刊とも放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されているが、朝刊のみ'''「一部地域ではTVHは受信できません」'''の断り書きが記載されている。<ref>放送区域内発行分にも、断り書きが記載される場合がある。</ref>
+
* 夕張市清水沢地区以外で直接受信可能なため、朝刊・夕刊とも放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されているが、朝刊のみ2010年3月のテレビ欄レイアウト変更まで'''「一部地域ではTVHは受信できません」'''の断り書きが記載されていた<ref name="kotowarigaki">放送区域内発行分にも、断り書きが記載される場合があった。</ref>
  
===== 北見地区 =====
+
===== 帯広地区 =====
対象:北見版(網走管内全域)
+
対象:帯勝版
*網走管内はTVhの送信所・中継局がないうえ視聴可能地域も紋別市の約150世帯・大空町(旧女満別町)の10世帯未満・北見市(旧常呂町)の10世帯未満にとどまり、さらにケーブルテレビでの再送信も実施されていないため、朝刊・夕刊ともに他地区でTVhの番組表が掲載されている箇所は地元管内の企業広告に差し替えられている。<ref>1998年4月より差し替え。それまでは放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されていた。</ref>
+
* 本別町以外で直接受信可能なため、朝刊・夕刊とも放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されているが、朝刊のみ2010年3月のテレビ欄レイアウト変更まで'''「一部地域ではTVHは受信できません」'''の断り書きが記載されていた<ref name="kotowarigaki"/>
  
 
===== 釧路地区 =====
 
===== 釧路地区 =====
対象:釧根版(釧路・根室管内全域)
+
対象:釧根版
====== 朝刊 ======
+
* 釧路市阿寒町阿寒湖温泉と標茶町全域を除いた釧路管内で直接受信可能なため、朝刊・夕刊とも放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されているが、朝刊のみ2010年3月のテレビ欄レイアウト変更まで'''「一部地域ではTVHは受信できません」'''の断り書きが記載されていた<ref name="kotowarigaki"/>。
*これらの地域では送信所・中継局がなく放送区域外となっているが、[[釧路ケーブルテレビ]]でTVhを再送信しているため、放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されている。ただし、'''「一部地域ではTVHは受信できません」'''の断り書きが記載されている。
+
 
+
====== 夕刊 ======
+
*TVhの番組表は掲載されず、当該箇所は地元企業の広告に差し替えられている。
+
  
 
==== 道内全域 ====
 
==== 道内全域 ====
 
===== 日曜Navi(別刷り、旧・日曜版) =====
 
===== 日曜Navi(別刷り、旧・日曜版) =====
*従来は木曜夕刊別刷り特集「おふたいむ」に「週間テレビ番組欄」を掲載していたが、「おふたいむ」の発行終了に伴い2008年12月7日付より移設され、引き続き道内全域でTVhの番組表を掲載している[http://kk.hokkaido-np.co.jp/news/200811.html#000461]。但し、年末年始の年1回は日曜Naviの発行が休止となるため、振り替えで日曜日朝刊本紙面に掲載される。
+
従来は木曜夕刊別刷り特集「おふたいむ」に「週間テレビ番組欄」を掲載していたが、「おふたいむ」の発行終了に伴い2008年12月7日付より移設され、引き続き道内全域でTVhの番組表を掲載している<ref>[http://kk.hokkaido-np.co.jp/news/200811.html#000461 北海道新聞社からのお知らせ]</ref>。但し、年末年始の年1回は日曜Naviの発行が休止となるため、振り替えで日曜日朝刊本紙面に掲載される。
  
 
===== 縮刷版 =====
 
===== 縮刷版 =====
*札幌本社発行の最終版を使用しているため、TVhの番組表(過去分)もそのまま掲載している。
+
札幌本社発行の最終版を使用しているため、TVhの番組表(過去分)もそのまま掲載している。
  
 
=== 道新スポーツ ===
 
=== 道新スポーツ ===
 
TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている。
 
TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている。
  
=== その他の北海道内で印刷されている新聞(全国紙) ===
+
=== 北海道内で印刷している全国紙 ===
TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている(左から6番目か7番目)。なお、[[日本経済新聞]]の北海道版では、開局当初から最近までは左からNHK総合・教育の次にTVhの番組表を掲載していた(現在は地上デジタル放送の[[リモコンキーID]]の順番にあわせ、左から6番目となっている)。
+
TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている(左から6番目か7番目)。なお、[[日本経済新聞]]の北海道版では、開局当初から2009年までは左からNHK総合・教育の次にTVhの番組表を掲載していた(現在は地上デジタル放送の[[リモコンキーID]]の順番にあわせ、左から6番目となっている)。
  
 
=== 道内各地の地方紙 ===
 
=== 道内各地の地方紙 ===
639行目: 505行目:
  
 
=== 青森県 ===
 
=== 青森県 ===
地元地方紙の[[東奥日報]]や全国紙の青森版にTVhの番組表を掲載している。<ref>通常、TVhの番組表はハーフサイズで掲載しているが、東奥日報夕刊や[[土曜日]]に発行される「週間てれびぱーく」(週間番組表)ではフルサイズでTVhの番組表を掲載している。</ref>
+
津軽・下北半島各北部で直接受信可能なため、地元地方紙の[[東奥日報]]や全国紙の青森版にTVhの番組表を掲載している<ref>通常、TVhの番組表はハーフサイズで掲載しているが、東奥日報夕刊や[[土曜日]]→[[水曜日]]に発行される「週間てれびぱーく」(週間番組表)ではフルサイズでTVhの番組表を掲載している。</ref>
  
 
== オープニング・クロージング ==
 
== オープニング・クロージング ==
=== 開局-1999年9月 ===
+
2012年2月以降のオープニングは放送開始10分前にカラーバー(BGMなし<ref group="注">終夜放送でカラーバーを流している場合は放送開始10分前にフェードアウトでテストトーンの音量を下げる。速報テロップが入った場合のジングル音はこの間でも通常どおり流している。</ref>)→放送開始7分前に「ひろがる7チャンTVh」のイラストと同局公式ウェブサイト・携帯サイトのアドレスが記載された静止画像<ref group="注">2013年からはイラストが同局公式ウェブサイトにある「らっぴぃ通信 HP版」のものに変更。</ref>もしくはカラーバーをバックにBGM(5分間<ref group="注">BGMは「デジタル7チャンTVh」の歌をフルコーラスとカラオケの2バージョン連続で流す。</ref>)→放送開始3分前に3編のアニメーション映像に載せて「デジタル7チャンTVh」の歌(2分間、フルコーラス)→放送開始45秒前にハイビジョン撮影の北海道の自然(45秒)という順に流している。一方、クロージングはハイビジョン撮影の北海道の動物の映像(45秒)→「ひろがる7チャンTVh」のイラストと同局同局公式ウェブサイト・携帯サイトのアドレスが記載された静止画像(30秒<ref group="注">BGMは「デジタル7チャンTVh」の[[インストルメンタル]]バージョン。</ref>)の順となっている。
[[岩橋英遠]]作の絵画『道産子追憶之巻』に[[札幌交響楽団]]演奏のクラシックBGMを加えて最後に本社が映り(オープニングは昼間の社屋・エンディングは夜の社屋)、最後に本社鉄塔をバックに全送信所・中継局(後にブルーバック表示で札幌・旭川・室蘭・函館4送信所)を放送した。
+
 
 
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=== 開局 - 1999年9月 ===
=== 1999年10月-2003年頃 ===
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[[岩橋英遠]]作の絵画『道産子追憶之巻』に[[札幌交響楽団]]演奏のクラシック音楽([[ラヴェル]]作曲の「[[ダフニスとクロエ (ラヴェル)|ダフニスとクロエ〜夜明け〜]]」)を加えて最後に本社が映り(オープニングは昼間の社屋・エンディングは夜の社屋)、最後に本社鉄塔をバックに札幌送信所の送信チャンネル・映像と音声の周波数と出力<!---「http://www.youtube.com/watch?v=fsd5u9izS1g」から参照--->及び全中継局(後にブルーバック表示で札幌・旭川・室蘭・函館4送信所)を放送した。
北海道をイメージした風景のCG映像が流れていた。オープニングは森を飛ぶ鳥、エンディングは橋を映し出した後灯台を映し出した<ref>開局~1999年まではオープニング・クロージングに続いて随時試験電波発射中の送信所を数秒間ブルーバックで表示していた。</ref>。
+
 
 
+
開局から1999年まではオープニング・クロージングに続いて随時試験電波発射中の送信所を数秒間ブルーバックで表示していたほか、開局当初から数年間はモノスコのテストパターンも使われていた。
=== 2006年6月1日- ===
+
 
* [[ハイビジョン]]撮影による北海道の風景(2003年頃から使われている内容のマイナーチェンジ)が流される(アナログ放送は16:9レターボックス)。コールサインは原野や山岳の映像をバックに表示。<ref>コールサインのアナウンスは小澤良太アナウンサーが読み上げている。</ref>
+
=== 1999年10月 - 2003年頃 ===
** オープニングでは霧のかかっている山地や[[はまなす]]、[[すずらん]]などさまざまな北海道の自然・植物の映像が流れている。
+
北海道をイメージした風景のCG映像が流れていた。オープニングは森を飛ぶ鳥、エンディングは夜の橋と灯台。
** クロージングでは[[熊]]の[[サケ|鮭]]つかみ、[[エゾシカ]]の群れ、[[キタキツネ]]、[[リス]]、[[フクロウ]]、[[ナキウサギ]]などさまざまな[[動物]]の映像が流れている。
+
 
** 現在のオープニングの流れでは、放送開始7分半前に「デジタル7チャンTVh」の歌(カラーバー映像に載せてのフルコーラス、カラオケのフルバージョン)→放送開始3分前に3編のアニメーション映像に載せて「デジタル7チャンTVh」の歌(フルコーラス)→放送開始1分15秒前にアナログ放送ではアナログ放送終了告知・デジタル放送では静止画イラストに着メロダウンロードのための[[QRコード]]をそれぞれ表示→放送開始45秒前にハイビジョン撮影の北海道の自然という順に流している。<ref>2008年7月23日までのオープニングの流れでは、放送開始8分前に「デジタル7チャンTVh」の歌(カラーバー映像に載せてのフルコーラス、カラオケのフルバージョン)→放送開始3分半前に3編のアニメーション映像に載せて「デジタル7チャンTVh」の歌(フルコーラス。歌に続いて静止画イラストに着メロダウンロードのための[[QRコード]]を表示。)→放送開始1分15秒前にハイビジョン撮影の北海道の自然(コールサインと局名を表示)→「デジタル7チャンTVh」の歌(15秒CMのショートバージョン、歌は1コーラスのみ。)の順になっていた。</ref>
+
2002年11月21日にアニメ『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|ポケモンAG]]』が開始された頃には、カラーバーに初期のOPやED曲をBGMとして流していた。
** 2008年7月24日以降、放送開始時は放送開始の1分15秒前に、放送終了時はクロージング映像の後に「デジタル7チャンTVh」(2009年1月以降は「smile 20th」)の[[インストルメンタル]]バージョンをBGMにのせながら、アナログ放送ではアナログ放送終了に関する告知を、デジタル放送では静止画イラストに着メロダウンロード(「デジタル7チャンTVh」)のための[[QRコード]]をそれぞれ表示している(2009年1月以降は「TV happy!」の部分が「smile 20th」に変わっている)。
+
 
* カラーバーはアナログ放送とデジタル放送で異なり、デジタル放送ではカラーバーが動いている。
+
=== 2006年6月1日 - ===
* かつては、放送開始10分前からカラーバーと共に[[ポケットモンスター (アニメ)|ポケットモンスターアニメ版]]の使用曲を流していた。
+
[[ハイビジョン]]撮影による北海道の風景(2003年頃から使われている内容のマイナーチェンジ)が流される(アナログ放送は16:9レターボックス)。コールサインは原野や山岳の映像をバックに表示<ref group="注">コールサインのアナウンスは小澤良太が担当。</ref>
* 開局当初から数年間はモノスコのテストパターンも使われていた。
+
: オープニングでは霧のかかっている山地や[[ハマナス|はまなす]]、[[スズラン|すずらん]]などさまざまな北海道の自然・植物の映像。
 +
: クロージングでは[[熊]]の[[サケ|鮭]]つかみ、[[エゾシカ]]の群れ、[[キタキツネ]]、[[リス]]、[[フクロウ]]、[[ナキウサギ]]など[[動物]]の映像。BGMは[[松原正樹]]「AFFECTION」
  
 
== スタジオ ==
 
== スタジオ ==
* '''第1スタジオ'''(65坪・HD)「遊びなDJ」「みにっつ」など
+
* '''第1スタジオ'''(65坪)「[[Do!ろーかる]]」「みにっつ」など
* '''ニューススタジオ'''(17坪・HD):「TVh道新ニュース」、中継処理などのマスターサブ
+
* '''ニューススタジオ'''(17坪):「[[TVh道新ニュース]]」、中継処理などのマスターサブ
 
: ニューススタジオの後方、ガラス越しにマスター(主調整)室がある。
 
: ニューススタジオの後方、ガラス越しにマスター(主調整)室がある。
  
 
== 現在放送中の主な番組 ==
 
== 現在放送中の主な番組 ==
* テレビ東京系の同時ネット番組は[[テレビ東京番組一覧]]の記事などを参照。
+
都合により、放送時間は変更される場合がある。最新の情報は番組表などで確認のこと(テレビ東京系の同時ネット番組は[[テレビ東京番組一覧]])を。
* アニメ番組の多くはCS放送の[[アニメシアターX|AT-X]]でも視聴可能。
+
* テレビ東京系ネット番組のうち、アニメ番組の多くはCS放送の[[アニメシアターX|AT-X]]でも視聴可能。
* 一部のニュース・経済情報番組はCS放送の[[日経CNBC]]でも視聴可能(但し時差放送)。
+
* テレビ東京系ネット番組のうち、一部のニュース・経済情報番組はCS放送の[[日経CNBC]]でも視聴可能(但し時差放送)。
  
 
=== 自社制作番組 ===
 
=== 自社制作番組 ===
 +
; ニュース・情報・バラエティ
 +
: [[道新ニュース|TVh道新ニュース]](月曜-金曜17:13-17:25、土曜17:25-17:30)
 +
: [[Do!ろーかる]](土曜14:25-15:00)
 +
: [[旅コミ北海道じゃらんdeGO!]](土曜18:30-19:00)
 +
: [[けいざいナビ|けいざいナビHOKKAIDO]](日曜11:30-12:00)
  
 +
; 天気予報・短時間番組
 +
: TVhお天気情報(1日数回放送。一部の枠は、以下の番組を内包して一体化)※JRAが提供する場合は「JRAウェザーリポート」として放送。
 +
: らっぴぃ通信(日曜13:55-14:00)
 +
: シネマfun(日曜15:56-16:00)
 +
: ウォッチング札幌(月4回火曜22:54-23:00)
 +
: みにっつ(月曜-金曜17:25-17:30)
 +
: [[コンサドーレ札幌|コンサ]]にアシスト!(金曜21:54-22:00)
 +
: ムービーズ(金曜25:23-25:30)
 +
: 食を耕す 農を繋ぐ(土曜20:54-21:00)
 +
: おうちナビ(不定期火曜21:54-22:00)
 +
: デジタル7チャンTVh(番宣スポット、随時)
  
==== 平日(一部土曜日も含む) ====
+
; 自己批評番組
* [[味な店]](月曜21:54-22:00)
+
: [[こんにちはTVhです。]](毎月最終金曜10:20-10:25)※字幕放送
* [[おうちナビ2]](火曜21:54-22:00)
+
* [[イトテツ]](火曜25:00-25:30)
+
* [[ウォッチング札幌]](水曜22:54-23:00)
+
* [[Catch your DREAM]](木曜20:54-21:00)
+
* [[遊びなDJ]](金曜18:30-19:00) - [[ハイビジョン制作]]。
+
* [[TVh道新ニュース]](月曜-金曜17:15-17:25、土曜17:25-17:30)- [[ハイビジョン制作]]。
+
* [[こんにちはTVhです。]]([[自己批評番組]] 毎月第4月曜10:25-10:30・字幕放送)
+
* [[おはようまんが]](月曜-金曜8:00-8:30) - アニメの再放送。
+
  
==== 土曜日 ====
+
; 特別番組
* [[けいざいナビ|けいざいナビ45]](9:00-9:45) - ハイビジョン制作。
+
: [[YOSAKOIソーラン祭り]]ファイナルコンテスト中継(2010年より毎年6月に放送)
* チルビーとえほん<ref>[http://www.tv-hokkaido.co.jp/program/chilbie/index.html チルビーとえほんHP]</ref>(9:45-10:00)
+
* [[かしこい患者学]](12:30-13:00) - ハイビジョン制作。
+
* [[アニマルランド]](14:55-15:00)
+
* [[TVhサマー競馬]](15:00-15:55) - [[日本中央競馬会|JRA]][[函館競馬場|函館]]・[[札幌競馬場|札幌]]競馬開催時。その他はテレビ東京『[[ウイニング競馬]]』を同時ネット。
+
* [[ウィークリー赤れんが]](17:15-17:20)- ハイビジョン制作。
+
* [[旅コミ北海道じゃらんdeGO!]](18:30-19:00)
+
* [[さっぽろ経済]](20:54-21:00)
+
  
==== 日曜日 ====
+
; 競馬中継
* [[すすきの天国・よるたま|すすきの天国・よるたまGT]](24:35-25:05)
+
: [[TVhサマー競馬]](土曜15:00-16:00)
 +
:* [[日本中央競馬会|JRA]][[函館競馬場|函館]]・[[札幌競馬場|札幌]]競馬開催時のみ自社制作で中継。
 +
:* 上記以外の時期は『[[ウイニング競馬]]』をネット。
  
=== 主なスポーツ中継番組 ===
+
; プロ野球中継
==== コンサドーレ札幌戦の中継 ====
+
: [[TVhファイターズ中継]]
*概要にも記されているとおり、2000年のアウェーでの[[湘南ベルマーレ]]との[[日本プロサッカーリーグ|J1]]昇格試合を[[テレビ東京]]とTBSスポーツ(現在の[[TBSテレビ]])の技術協力により生中継を行うなどの歴史がある。現在はホーム戦を年間数試合放送している。
+
  
==== レラカムイ北海道戦の中継 ====
+
=== TXN系列局制作・時差ネット番組 ===
*中継タイトルは「[[レラカムイLIVE!]][[2008年]][[2月10日]]の対[[アイシンシーホース]]戦でチーム発足後初の地上波による生中継を行った。2008-09シーズンは2回実施。
+
* [[レディ ジュエルペット]](日曜7:00-7:30)
 
+
* [[男子ごはん]](日曜11:00-11:30)
=== 他系列局制作番組 ===
+
* [[ぴかぴかマンボ]](日曜21:48-21:54)
==== フジテレビ系 ====
+
* [[中国世界遺産ものがたり]]([[テレビ大阪]]制作、月曜22:54-23:00)
* [[世界名作劇場]] - 「おはようまんが」枠で放送。
+
* [[ざっくりハイタッチ]](月曜25:00-25:30)
 
+
* [[ゴッドタン]](月曜25:35-26:00)
==== 独立UHF局 ====
+
* [[今夜もドル箱|今夜もドル箱V]](月曜26:00-26:30)
北海道における[[UHFアニメ]]の受け皿的役割を担う放送局の1つである。<ref>TXN系列局では[[テレビ愛知]][[TVQ九州放送]]も同様。さらに各TXN系列局と比べて首都圏との遅れが少なく、『[[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]』は全国で最も早い放送となった。しかし、2007年度上半期をピークに放送されるアニメ番組の数は減少していることに加え、2008年より「[[アニメスピリッツ]]」枠は1週間遅れとなり、6月を持って放送を終了した。</ref>
+
* [[あにむす!]](火曜25:00-25:30)
 
+
* [[弱虫ペダル|弱虫ペダル GRANDE ROAD]](火曜25:35-26:05)
===== アニメ =====
+
* [[ハナヤマタ]](火曜26:05-26:35)
現在該当作品なし
+
* [[綾小路きみまろの人生ひまつぶし]][[テレビ大阪]]制作、水曜12:30-13:00)
 
+
* [[プレミアMelodiX!]](水曜25:35-26:05)
===== その他 =====
+
* [[ペット大集合!ポチたま#まさはる君が行く!ポチたまペットの旅|まさはる君が行く!ポチたまペットの旅]](BSジャパン制作、木曜12:05-13:00)
* [[演歌百撰]](日曜25:35-26:00)
+
* [[繰繰れ! コックリさん]](木曜26:05-26:35)
 +
* [[超流派]](木曜26:35-27:05)
 +
* [[ABChanZoo]](金曜26:00-26:30)
 +
* [[テンカイナイト]](土曜7:00-7:30)
 +
* [[たかじんNOマネー〜人生は金時なり〜|たかじんNOマネー BLACK]](テレビ大阪制作、土曜13:25-14:25)
  
=== テレビ東京系の遅れネット番組 ===
+
=== 系列外局・プロダクション等制作番組 ===
* [[今夜もドル箱]](月曜25:00-25:30)
+
* 中村美彦の臥竜清談(日曜5:25-5:55)
* [[ロンブーの怪傑!トリックスター]](月曜18:30-19:00)
+
* [[すすきの天国 よるたま|武井壮とマンゾクディーバの新よるたま]](日曜24:35-25:05)
* [[Hi! Hey! Say!]](土曜12:30-13:00)
+
* [[天体のメソッド]](日曜25:05-25:35)
* [[ガレッジ×ビレッジ ]](日曜11:30-12:00)
+
* 日本名遺産 橋([[TwellV]]制作、火曜21:54-22:00)
 +
* [[ソードアート・オンライン|ソードアート・オンラインII]](水曜26:05-26:35)※第1期はHBCで放送。
 +
* [[Music B.B.]]([[日音]]制作、金曜27:00-27:30)※以前はSTVで放送されていた。
  
 
== 終了した番組 ==
 
== 終了した番組 ==
725行目: 600行目:
 
* [[おばんでスタ!]](月曜-金曜放送、2003年4月-2006年3月)
 
* [[おばんでスタ!]](月曜-金曜放送、2003年4月-2006年3月)
 
* [[気分はナイスショット!〜ゴルフガールズと愉快な仲間〜]](月曜放送、2006年7月-9月)
 
* [[気分はナイスショット!〜ゴルフガールズと愉快な仲間〜]](月曜放送、2006年7月-9月)
* [[はぴらぴ]](金曜放送、2006年4月-2007年3月)
+
* はぴらぴ(金曜放送、2006年4月-2007年3月)
* [[パークゴルフの法則]]
+
* パークゴルフの法則
* [[まる音Deluxe]]
+
* まる音Deluxe
** [[まる音 SUPER DX]](出演者の不祥事により2007年5月で打ち切り)
+
** まる音 SUPER DX(出演者の不祥事により2007年5月で打ち切り)
 
** まる音 KIDS
 
** まる音 KIDS
 
* [[パワーギャング]](1995年4月-2002年6月)
 
* [[パワーギャング]](1995年4月-2002年6月)
* [[おはようCANDY]](1997-1998年)
+
* おはようCANDY(1997-1998年)
* [[桂枝光|桂小つぶ]]のつぶよりモーニング(土曜放送)
+
* [[桂枝光|桂小つぶ]]のつぶよりモーニング
* よしもとモーニングショー→よしもと爆笑モーニング(土曜放送)
+
* よしもとモーニングショー
* おつまみ大百科(日曜放送)
+
** よしもと爆笑モーニング
* ビバ!パークゴルフII(土曜9:45-10:00)
+
* おつまみ大百科
 +
* ビバ!パークゴルフII
 +
* [[味な店]]
 +
* イトテツ
 +
* [[Catch your DREAM]]
 +
* さっぽろ経済
 +
* アニマルランド
 +
* [[銀玉の魂]]
 +
* これが7つ星ショッピング(2015年3月に終了)
 +
* 愛する北海天地
 +
* Free Rider
 +
* [[EZOSTYLE]]
 +
* [[遊びなDJ]]
  
 
==== 自社制作のアニメ番組 ====
 
==== 自社制作のアニメ番組 ====
* [[YAIBA|剣勇伝説YAIBA]](1993年) - [[テレビ東京]]との共同制作。
+
* [[YAIBA|剣勇伝説YAIBA]](1993年)※[[テレビ東京]]と共同制作
* [[ヘイ!ヘイ!シュルーム]](2001年-2003年) - 4話分をまとめて再放送していた。
+
* ヘイ!ヘイ!シュルーム(2001年-2003年)※4話分をまとめて再放送していた
 
* [[超ぽじてぃぶ! ファイターズ]](2004年4月-2006年3月)
 
* [[超ぽじてぃぶ! ファイターズ]](2004年4月-2006年3月)
 +
* チルビーとえほん<ref>[http://www.tv-hokkaido.co.jp/program/chilbie/index.html チルビーとえほんHP]</ref>(2009年)
 +
* [[ホッカイラジャーズ野球少年団]](制作委員会参加)
 +
 +
==== 単発特別番組 ====
 +
* [[宇梶剛士|宇梶]]・[[ホリ (タレント)|ホリ]]・[[ギャル曽根]]が行く釧路の魅力発見!ふれあい旅(2011年[[8月27日]]放送)※釧路(釧路送信所)開局記念
 +
* 北海道DAISUKI 道東満喫・満足旅(2011年[[11月26日]]放送)※帯広(帯広送信所)・網走(網走送信所)・北見(北見中継局)開局記念
 +
* 絵手紙ズウさんと行く ご当地看板娘 出会い旅(2012年[[12月29日]]放送)※名寄・士別・下川・美深地区開局記念
  
 
=== スポーツ中継番組 ===
 
=== スポーツ中継番組 ===
==== 北海道日本ハムファイターズ戦の中継 ====
+
==== サッカー中継 ====
かつては道内のテレビ局では最も力を入れており、以下の体制で中継していたが、制作費削減の理由などから2008年を最後に自社制作での中継から完全に撤退した(同時に[[TVQ九州放送|TVQ]]制作の『[[TVQスーパースタジアム]]』の一部ネット受けも2008年限りで打ち切った)。ただし、2009年9月26日は[[福岡ソフトバンクホークス]]対日本ハム戦([[福岡ドーム]])をTVQからネット受けで放送した。
+
* [[コンサドーレ札幌]](2000年)
 +
** 対[[湘南ベルマーレ]]戦([[平塚競技場]]、[[日本プロサッカーリーグ|J1]]昇格決定試合)※[[テレビ東京]]、TBSスポーツ(現:[[TBSテレビ]])が技術協力
  
* 主催試合([[札幌ドーム]]):2008年は15試合を放送(詳細は[[TVhファイターズ中継]]を参照) 。
+
==== バスケットボール中継 ====
* 主催試合([[東京ドーム]]):[[東京ケーブルネットワーク]]制作(または[[GAORA]]制作)
+
* [[レラカムイLIVE!]](2008-2009年)
* 対[[横浜ベイスターズ]]戦([[横浜スタジアム]]):[[テレビ神奈川|tvk]]制作
+
* 対[[オリックス・バファローズ]]([[大阪ドーム]])、対[[阪神タイガース]]戦([[阪神甲子園球場]]):[[テレビ大阪]]・TVh共同制作
+
* 対[[読売ジャイアンツ]]戦([[東京ドーム]]):[[テレビ東京]]制作(TVhは制作協力)
+
* 対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡ドーム):TVQ制作『TVQスーパースタジアム』の一部をネット(放送時間は土曜19:00-20:54が多く、延長対応は原則として行わない)
+
* 対[[千葉ロッテマリーンズ]]戦([[千葉マリンスタジアム]]):[[千葉テレビ放送|千葉テレビ]]制作番組の一部をネット<ref>[[2007年]][[9月29日]]の試合は優勝の可能性もあったが、中継しなかった。</ref>
+
  
 
=== 他系列局制作番組 ===
 
=== 他系列局制作番組 ===
==== 独立UHF局 ====
+
==== 日本テレビ系 ====
* [[涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ)|涼宮ハルヒの憂鬱]](2006年1期・2009年2期ともに放送)
+
* [[新世紀GPXサイバーフォーミュラ]]
* [[パピヨンローゼ New Season]]
+
* [[魔神英雄伝ワタルシリーズ]]
 +
 
 +
==== TBS系 ====
 +
* [[超時空要塞マクロス]]
 +
* [[マクロス7]]
 +
* [[マクロスF]]
 +
 
 +
==== フジテレビ系 ====
 +
* [[世界名作劇場]]
 +
* [[東海テレビ制作昼の帯ドラマ|東海テレビ昼の連続ドラマ]]
 +
 
 +
==== テレビ朝日系 ====
 +
* [[僕の秘密★兵器]]
 +
* [[熱いぞ!猫ヶ谷!!]]
 +
* [[秘湯ロマン]]
 +
* [[機動戦士ガンダム]]
 +
* [[機動戦士Ζガンダム|機動戦士Zガンダム]]
 +
* [[機動戦士ガンダムΖΖ|機動戦士ガンダムZZ]]
 +
* [[ねぎぼうずのあさたろう]]
 +
* [[エリアの騎士#テレビアニメ|エリアの騎士]]
 +
* [[聖闘士星矢 (アニメ)|聖闘士星矢]]
 +
 
 +
==== 独立局・プロダクション等制作番組 ====
 +
===== アニメ =====
 +
* [[BASARA|LEGEND OF BASARA]]
 +
* [[同級生2]]
 +
* [[To Heart]]
 +
* [[下級生 (ゲーム)|下級生]]
 +
* [[こみっくパーティー|こみっくパーティー(第1作目)]]
 +
* [[HAPPY★LESSON]]TVシリーズ
 
* [[らいむいろ戦奇譚]]
 
* [[らいむいろ戦奇譚]]
* [[DearS]]
+
* [[最終兵器彼女]]
 
* [[ヤミと帽子と本の旅人]]
 
* [[ヤミと帽子と本の旅人]]
* [[うた∽かた]]
 
 
* [[北へ。〜Diamond Dust Drops〜]]
 
* [[北へ。〜Diamond Dust Drops〜]]
* [[HAPPY★LESSON]]TVシリーズ
+
* [[DearS]]
* [[こみっくパーティー|こみっくパーティー(第1作目)]]
+
* [[うた∽かた]]
* [[To Heart]]
+
* [[おくさまは女子高生]]
* [[BASARA|LEGEND OF BASARA]]
+
* [[パピヨンローゼ|パピヨンローゼ New Season]]
 +
* [[涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ)|涼宮ハルヒの憂鬱]]
 
* [[恋する天使アンジェリーク]]シリーズ
 
* [[恋する天使アンジェリーク]]シリーズ
 
* [[らき☆すた (アニメ)|らき☆すた]]
 
* [[らき☆すた (アニメ)|らき☆すた]]
 
* [[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]
 
* [[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]
 
* [[風の聖痕|風のスティグマ]]
 
* [[風の聖痕|風のスティグマ]]
 +
* [[ななついろ★ドロップス]]
 
* [[レンタルマギカ]]
 
* [[レンタルマギカ]]
 
* [[ご愁傷さま二ノ宮くん]]
 
* [[ご愁傷さま二ノ宮くん]]
 
* [[H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-|H<sub>2</sub>O -FOOTPRINTS IN THE SAND-]]
 
* [[H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-|H<sub>2</sub>O -FOOTPRINTS IN THE SAND-]]
* [[ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜|ドルアーガの塔]]シリーズ
+
* [[ドルアーガの塔 (テレビアニメ)|ドルアーガの塔]]シリーズ
 
* [[純情ロマンチカ]]シリーズ
 
* [[純情ロマンチカ]]シリーズ
* [[セキレイ (漫画)|セキレイ]]
+
* [[セキレイ (漫画)|セキレイ]]シリーズ
* [[喰霊-零-]]
+
* [[喰霊|喰霊-零-]]
 
* [[鋼殻のレギオス]]
 
* [[鋼殻のレギオス]]
* [[シャングリ・ラ (池上永一)|シャングリ・ラ]]
+
* [[シャングリ・ラ (池上永一の小説)|シャングリ・ラ]]
* [[化物語]]
+
 
* [[戦場のヴァルキュリア]]
 
* [[戦場のヴァルキュリア]]
* [[下級生 (ゲーム)|下級生]]
+
* [[〈物語〉シリーズ]]
* [[ななついろ★ドロップス]]
+
* [[俺の妹がこんなに可愛いわけがない (アニメ)|俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]シリーズ
* [[最終兵器彼女]]
+
* [[探偵オペラ ミルキィホームズ (アニメ)|探偵オペラ ミルキィホームズ]](第1シリーズのみ)
* [[同級生2]]
+
* [[快盗天使ツインエンジェルシリーズ|快盗天使ツインエンジェル〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜]]
 +
* [[日常 (漫画)|日常]]
 +
* [[Fate/Zero]]シリーズ
 +
* [[謎の彼女X]]
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* [[魔法少女リリカルなのはStrikerS]]
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* [[好きっていいなよ。]]
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* [[みなみけ|みなみけ ただいま]]
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* [[変態王子と笑わない猫。]]
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* [[きんいろモザイク]]
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* [[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]
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* [[ニセコイ]]
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* [[魔法科高校の劣等生]]
  
== アナウンサー ==
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===== その他 =====
自社制作番組が少ないこともあり、アナウンサーの人数は道内民放テレビ局で最少である。
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* [[すすきの天国 よるたま|よるのたまご]]  
=== 男性 ===
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** すすきの天国 よるたま2・3・4・V・VI・7・八・GT・Z
* [[大藤晋司]] - [[中京テレビ放送]]から移籍。
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* [[演歌百撰]]
* [[小澤良太]] - [[高知さんさんテレビ]]から移籍。
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* 西洋骨董通り物語II京都不思議ストーリー([[京都放送|KBS京都]]制作)
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* 夢がぁる(渋谷系ファッション雑誌「SG」モデルの番組)
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* [[お好み歌謡館]]
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* ハワイを感じて
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* [[サッポロ・イーワン・スタジアム#ii-one presents GO!GO!フットサル|ii-one presents GO!GO!フットサル]]
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* [[ウィークリー赤れんが]]
  
=== 女性 ===
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== アナウンサー・キャスター ==
* [[丹羽真由実]] - [[テレビ金沢]]から移籍。
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自社制作番組が少ないこともあり、アナウンサーの人数は道内民放テレビ局で最も少ない。
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=== 現在在籍しているアナウンサー ===
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* [[大藤晋司]] - [[中京テレビ放送]]から移籍(2003年4月入社)
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* [[小澤良太]] - [[高知さんさんテレビ]]から移籍(2004年6月入社)
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* [[千葉真澄]] - 元[[NHK札幌放送局]]契約キャスター(2012年4月入社)
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* [[磯田彩実]] - 2011年度「ミスさっぽろ」(2012年4月入社)<ref>[http://www.tv-hokkaido.co.jp/announcer/isoda/ 公式サイト内「磯田彩実ブログ」(2012年10月10日)]</ref>
  
=== 過去に在籍したアナウンサー ===
+
=== 過去在籍したアナウンサー・キャスター ===
==== 男性 ====
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==== アナウンサー ====
* [[大井健郎]](1995年-2003年) - [[東北放送]]へ移籍。
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* [[飯島ひさえ]](1989年10月-退社時期不明) - 元NHK札幌放送局契約キャスター。1期生として入社。
* [[煙山光紀]](1989年-1992年) - [[日経ラジオ社]]から移籍後、[[ニッポン放送]]へ移籍。
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* [[杉浦滋男]](1989年10月-退社時期不明) - [[北海道放送]]→[[名古屋テレビ放送|名古屋放送]]→[[テレビ東京]]→[[テレビ大阪]]を経て1期生として入社したが、1997月12月に死去。
* [[佐藤良諭]](入社時期不明-1995年) - [[熊本県民テレビ]]から移籍後、[[北海道テレビ放送]]へ移籍。
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* [[煙山光紀]](1990年4月-1994年3月) - [[日経ラジオ社|日本短波放送]]から移籍後、現在は[[ニッポン放送]]アナウンサー。
* [[伊藤英一郎]] - 現在は[[フリーアナウンサー]][[ローカルタレント]]。但し、『イトテツ』、『旅コミ北海道』のリポーターや『TVhサマー競馬』の司会など一部番組も引き続き担当している。その他、TVhを含めた道内民放各局と道内の一部ケーブルテレビ局で放送されている北海道の広報番組『[[ウィークリー赤レンガ]]』のキャスターも2008年9月まで担当していた(副音声解説放送も兼任)。
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* [[佐藤良諭|佐藤よしつぐ]](1994年4月-1997年3月) - [[熊本県民テレビ]]から移籍後、1997年4月から[[北海道テレビ放送]]アナウンサー。
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* [[大井健郎]](1995年4月-2003年3月) - 現在は[[東北放送]]ラジオ営業部員。
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* [[荒川れん子]](1996年4月-1998年3月) - [[富山テレビ放送]]から移籍後、現在はフリーアナウンサー。
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* [[菅澤佳子]](1997年4月-2000年3月)- 退社後は留学・フリーアナンサーを経て、現在はNHK記者。
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* [[伊藤英一郎]](1998年4月-2004年3月) - 就職関連予備校のTACを経て<ref>早稲田セミナーマスコミ講座講師で、2004年4月-2006年3月まで在籍。</ref>、現在はフリーアナウンサー・[[実業家]]<ref>[http://announceschool.com/ ベンチャーボイスグループ | あなたの街のアナウンススクール | 北海道 札幌 アナウンサー 気象予報士]</ref>。
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* [[佐藤陽子]] (2001年4月-2004年3月)
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* [[佐々木由衣子]](2002年4月-2007年3月)
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* [[齋藤瑞穂]](2004年6月-2009年5月)- [[広島ホームテレビ]]に移籍したが、2013年に退職。
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* [[矢部順子]](2007年9月-2009年12月) - [[岩手朝日テレビ]]から移籍後、現在はフリーアナウンサー・実業家<ref>[http://www.happyarrow.jp/ 株式会社ハッピーアロー 企業研修・キャリア教育・就職面接指導・講演](本名の森順子として)</ref>。
 +
* [[丹羽真由実]](2009年10月-2012年3月) - [[テレビ金沢]]から移籍、FOX SPORTS ジャパンを経て2013年11月から[[福岡放送]]アナウンサー。
  
==== 女性 ====
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==== キャスター ====
* [[大崎誠子]](1991年-2002年) - [[北海道文化放送]]から移籍、現在は北海道議会議員。
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* [[渡辺しのぶ]](1989年10月-- 元NHK札幌放送局契約キャスター。アナウンサー1期生として入社したが、後に記者やディレクター、プロデューサーとして活動。
* [[荒川れん子]](1996年-1998年) - [[富山テレビ放送]]から移籍。
+
* [[大崎誠子]](1991年4月-2002年7月) - [[北海道文化放送]]退社後はフリーアナウンサー、留学を経て記者として入社、現在は北海道議会議員。
* [[佐藤陽子 (アナウンサー)|佐藤陽子]] (在籍時期未確認)- 現在[[JCNコアラ葛飾]]に在籍の佐藤陽子は別人。
+
* [[菅澤佳子]](在籍時期未確認)- 現在は[[NHK札幌放送局]]で報道記者として活動。
+
* [[佐々木由衣子]](2002年-2007年)
+
* 齋藤瑞穂(-2009年)
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* [[矢部順子]](2007年9月-2009年12月) - [[岩手朝日テレビ]]から移籍。
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== その他 ==
+
* [[2006年]]9月に行われた[[モーニング娘。の追加メンバーオーディション|モーニング娘。Happy8期オーディション]]は、[[札幌テレビ放送|STV]]が北海道地区第1次審査の会場となった。
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* 開局以来、7時(平日では1993年3月まで)・10時・正午(平日では2001年3月まで)・18時の正時2秒前に[[時報]]を鳴らしていたが、地上デジタル放送対応のマスター更新に伴い廃止された。
+
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[オプティキャスト]]
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* [[スカパーJSAT]]
** [[スカイパーフェクTV!光|スカパー!光]]([[有線役務利用放送]]。スカパー!が配信する番組の他、各地の地元民放局番組も再配信している)
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** [[スカパー!プレミアムサービス光]](スカパー!が配信する番組の他、各地の地元民放局番組も再配信している)
  
== 脚注・出典 ==
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== 出典 ==
 
<references/>
 
<references/>
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
* [http://www.tv-hokkaido.co.jp/ テレビ北海道ホームページ]
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* [http://www.tv-hokkaido.co.jp/ テレビ北海道公式ウェブサイト]
* [http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/ir/jpn/media/pdf/area_tvh.pdf テレビ北海道の放送エリア]
+
* [http://www.geocities.jp/bfx2003/ 音更町でTVhを遠距離受信しよう!]
+
* [http://dtvdx.exblog.jp/ 地デジ遠距離受信 in 北海道]
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{{Wikipedia/Ja}}
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{{DEFAULTSORT:てれひほつかいとう}}
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[[Category:テレビ北海道|*]]
 
[[Category:テレビ北海道|*]]
 
[[Category:日本民間放送連盟会員|01]]
 
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[[Category:札幌市の企業]]
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[[Category:北海道新聞社]]
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[[Category:北海道のマスメディア]]

2018年8月10日 (金) 11:16時点における最新版

株式会社テレビ北海道(テレビほっかいどう)は、北海道放送対象地域とする放送局である。略称はTVh。英称はTelevision Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd.

コールサインはJOHI-DTV。

TXN系列に属するテレビ局として、1989年に開局した。北海道内では最後発の民放テレビ局でもある。

目次

会社概要[編集]

事業所[編集]

資本構成[編集]

概要[編集]

系列新聞は日本経済新聞北海道新聞(道新)・道新スポーツ

正式な略称は「TVh」だが、新聞や雑誌の番組表及び一部ワンセグ機器でのEPGや広告・記事では「TVH」の表記が使われる場合もある[2]

不定期にフリーマーケットイベント『GOLDENマーケット[3]』を開催しているほか、1990年より毎年冬に開催されるTVh杯ジャンプ大会を協賛している。

編成の特徴[編集]

開局当初は自社制作番組も積極的に制作・放送していたが、その比率は年を追うごとに縮小している。現在の自社制作番組は30分未満の放送枠が中心となっており、テレビ東京など系列局制作番組のネット受けが多くを占めている。

北海道における独立局系アニメ番組の受け皿的役割を担う放送局の1つであった[4]が、現在は大幅に縮小され、1クールに1 - 2本放送される程度である。

終夜放送はあまり行われておらず、深夜は放送を休止する場合が多い。札幌市中央区大通西4丁目の札幌大通西4ビルと釧路市幣舞町の釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)に設置している「お天気カメラ」の映像をフィラーとして終夜放送することもあるが、その場合でも早朝の放送開始前には一旦カラーバーに置き換え、オープニングコールの後番組の放送が開始される。なお、大晦日から元日にかけてはテレビ東京が制作する特別番組をネット受けして終夜放送を行っている。

ただし、東日本大震災発生以降はしばらくの間、お天気カメラの映像をバックに「東日本大震災TXN災害募金」に関する告知テロップをオープニング映像に入る直前まで常時表示していた(BGMなし)。また、このときはカラーバーへの置き換えをせず、フィラー終了後すぐにオープニング映像を放送していた。

報道取材はクロステレビ(番組制作プロダクション。本社:東京)が協力している。

キャッチコピー[編集]

キャッチコピーは、2003年度より「TV happy!TVh」を使用。主に制作クレジット表記や同局の封筒などで使われていたが、これはあくまでも対外向けロゴであり、開局当初からの正式ロゴは本社社屋、放送機材、送信所、中継局、公式ウェブサイトの会社概要の項目、TVh道新ニュース・ニュース速報・気象警報・地震、津波情報のテロップ放送時[5]、TXN各種ニュース番組の取材クレジット表記、放送開始・終了時のハイビジョン撮影の風景の画像の挿入時、地上デジタル放送受信機表示アイコンなどで使われている。

地上デジタル放送を開始した2006年6月1日より「デジタル7チャンTVh」を使用。当初はデジタル放送のPRが主な目的だったが、2011年7月24日でアナログ放送が終了したことに加え、道東地区でも基幹送信所が開局したことから「ひろがる7チャンTVh」に改められた。これに関連し、SFアニメに仕立てた道東地区エリア拡大のCMが制作された[6]

その後開局が一段落したことから、再び「デジタル7チャンTVh」に戻された。

2009年は開局20周年にあわせ「smile 20th」のキャッチコピーを使用、これを記念したイメージソングも新たに制作された。

2014年は開局25周年に合わせて、「もっと↑TVh」のキャッチコピーを使用、2015年9月まで使用されていた。

2015年10月からは全道ネットワークがほぼ完成することから、「つながる7チャンTVh」を使うことになった。

マスコットキャラクター[編集]

カッコ内はモチーフにしたもの。

沿革[編集]

肩書きはいずれも当時のもの。

  • 1985年昭和60年)
    • 6月 - 札幌商工会議所副会頭の伊藤義郎らが左藤恵郵政大臣に対し、チャンネルプランの割り当てを陳情。
    • 12月 - 郵政省が全国のテレビ4波化と南北中枢都市の5局化を発表。
  • 1986年(昭和61年)
    • 2月 - 電波監理審議会が新たなテレビ局の可能な地域に、札幌及び福岡を加えた5地域が適当と答申。差し当たり条件が揃った札幌地域に周波数(30kW、チャンネル17ch)を割り当て。北海道第5テレビの申請第1号として「テレビ札幌」(代表:伊藤義郎、基本金10億円)が申請。
    • 4月 - 申請締め切り(申請数176)。
    • 12月 - 唐澤俊二郎郵政大臣が北海道経済連合会会長の四ツ柳高茂に、一本化調整を依頼。
  • 1987年(昭和62年)
    • 2月 - 一本化調整代表者打ち合わせ会議を初開催。
  • 1988年(昭和63年)
    • 6月 - 一本化完了。
    • 8月24日 - 「テレビ北海道」創立総会、設立。
    • 9月 - 本社演奏所起工式。
  • 1989年平成元年)
    • 8月 - 試験放送開始。手稲山送信所、本社演奏所竣工式。本社移転。
    • 9月24日 - サービス放送開始。
    • 10月1日 - 札幌送信所を開局しアナログテレビ(コールサイン:JOHI-TV)本放送を開始、同時にTXNへ加盟。テレビ東京系では全国5番目、北海道では2番目のマストバイ局。
  • 1991年(平成3年)
  • 1993年(平成5年)
  • 1994年(平成6年)
    • 10月1日 - 開局5周年。
  • 1999年(平成11年)
    • 10月 - 開局10周年[7]
  • 2006年(平成18年)
    • 3月1日 - 地上デジタル放送対応のマスター更新(東芝製)。
    • 6月1日 - 札幌地区で地上デジタル放送を開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 10月1日 - 函館・旭川・室蘭の各地区で地上デジタル放送を開始。
  • 2009年(平成21年)
  • 2011年(平成23年)
    • 7月24日 - デジタル放送への完全移行により、アナログ放送を終了。
    • 8月26日 - 釧路送信所を開局。
    • 11月7日 - 帯広送信所を開局。
    • 11月11日 - 網走送信所・北見中継局を開局。これにより開局から23年目(地上デジタル放送開始からは6年目)にして、基幹送信所がすべて開局した。
  • 2014年(平成26年)
    • 10月1日 - 開局25周年。

テレビチャンネル[編集]

基幹局以外の中継局施設は、民放各局(一部はNHK北海道も含む)と共同使用している。

出典:総務省北海道総合通信局「北海道内の地上デジタル放送局の開局状況[9]

札幌地区(JOHI-DTV)[編集]

  • 札幌(送信所:札幌市西区平和・手稲山):14ch 出力3kW(リモコンキーID:「7」)

中継局

札幌・小樽両市内中継局の詳細は札幌市内テレビ中継局札幌藻岩下テレビ中継局小樽市内テレビ・ラジオ中継局を参照。

  • 宮の森:24ch 0.3W
  • 円山:16ch 0.1W
  • 山元:24ch 0.05W
  • 定山渓:49ch 0.3W
  • 藻岩下:24ch 0.3W
  • 簾舞:50ch 0.3W
  • 藻南:24ch 0.3W
  • 西野:30ch 0.3W
  • 宮の沢:30ch 0.3W(垂直偏波)

旭川地区[編集]

旭川送信所は当初1992年4月1日に開局予定だったが、地元の強い要望に加えTVh側も早く放送開始したい意向があったことから、半年前倒して1991年9月21日に開局(送信所建設も当初計画より1年前倒しの1990年に着工)。

開局当日は旭川地区限定で、当時の伊藤義郎社長(現・取締役名誉会長)による「旭川送信所放送開始の挨拶」が5分間放送された[10]

デジタル放送は2007年9月7日13:00から試験放送開始、10月1日より本放送開始。

中継局

函館地区[編集]

  • 函館(送信所:函館市函館山・函館山):19ch 1kW

デジタル放送は2007年8月30日13:00から試験放送開始、10月1日より本放送開始。

送信所施設はHBCと共同使用。

函館蛾眉野中継局は蛾眉野地区テレビ受信組合がギャップフィラーでの送信を開始したことにより、2013年1月22日に廃止された。

中継局

室蘭地区[編集]

デジタル放送は2007年10月1日より本放送開始。

中継局

帯広地区[編集]

2011年10月24日11:00から試験放送開始、11月7日より本放送開始。

送信所施設はSTVと共同使用。

中継局

北見(網走)地区[編集]

2011年10月28日11:00から試験放送開始、11月11日より本放送開始。

送信所施設はHTB・STVと共同使用。

中継局

釧路地区[編集]

2011年8月17日10:00から試験放送開始、8月26日より本放送開始。

送信所施設は他局が既に設置済の施設を一部共同使用。

鉄塔はNHKと民放各局、UHF送信アンテナは民放各局で共同使用するが、局舎はTVhが単独で新設した。

中継局

放送エリアの拡大と地上デジタル放送への対応[編集]

アナログ放送のエリアカバー打ち切り[編集]

テレビ北海道には他の道内各民放テレビ局と同様に、北海道内全域で視聴可能にする事を前提として放送免許が与えられているため、開局当初は各地の主要送信所・中継局(プラン局)33局にもアナログ放送チャンネルが割り当てられ、開局から10年以内にこれらの送信所・中継局設置を終了する予定だったが、設置・維持に要する経費が経営を圧迫するため当初の計画通りに進められず、アナログ放送の未開局地域が残された。

その後地上デジタル放送への完全移行が決定したことに加え、開局させても減価償却ができない事などを理由に、アナログ送信所・中継局の新規開局は未開局地域を残したまま1999年度をもって打ち切られた。これに伴い、アナログ放送が未開局の地域ではアナログ放送チャンネルの割り当てが取り消され、デジタル放送チャンネルとして割り当てられた。

地上デジタル放送への対応と今後の見通し[編集]

地上デジタル放送は2006年6月1日から札幌地区で、2007年10月1日より旭川・室蘭・函館の各地区で放送を開始したが、経営基盤が脆弱なことから道内各民放テレビ局がデジタル放送で札幌と道内各地を結ぶ中継回線(全道ライン)[14]の使用料や、難視聴地域向け中継局の設置・維持に要する経費が経営を圧迫していたため、当初はアナログ放送が視聴可能な地域から優先して、デジタル送信所・中継局を開局していった。

その結果、アナログ放送が視聴できた札幌・旭川・函館・室蘭の各地区では、デジタル送信所・中継局が2010年12月までに概ねすべて開局したが、その他は2011年8月-11月にかけて開局した釧路・帯広・網走各送信所と北見中継局など一部にとどまり、アナログ放送の停波後も「未開局地域」や、デジタル放送の開局予定が具体化していない「非該当地域」が道北を中心に残っている(詳細は後述)。その後、道東と道北の未開局地域では設置を予定している中継局をすべて開局させる方針に切り替え、関係する自治体から設置費用などの補助を受けながら順次開局している。

未開局地域対策[編集]

2007年3月より、TVhを含む道内民放テレビ各局とNHK札幌放送局は、受信点から光ケーブルで伝送した映像を、「ギャップフィラー(極微小電力送信機)」という小型送信機で再送信する実験を開始した。これは携帯電話基地局に似たもので、主に山間部における難視聴対策として有効とされる。光ケーブルが通じている国道などの主要道路沿いに設置でき、中継局を新たに設置する事なく低コストで難視聴地域を解消する事が可能になる。この方式では、2008年12月11日上川郡美瑛町で全国初の中継局が開局した(詳細は当該記事を参照)ほか、函館蛾眉野中継局も2013年1月よりギャップフィラーでの送信に切り替えた。

これとは別に地上デジタル放送の難視聴地域対策及び移行措置として、NHK(総合・教育)と在京民放キー局の地上デジタル放送を2010年3月から2015年3月までの5年間に限り衛星を使用して再送信する事業(セーフティネット「地デジ難視対策衛星放送」)を開始した。画質はSD画質で、データ放送は行わない。また放送はスクランブル化され、受信可能な放送局は当該地域毎に系列局を開局している放送局のみになる。北海道ではすべての在京キー局が系列局を保有しているため、全キー局が受信対象としているが、アナログ未開局地域などTVhのアナログ放送を視聴できなかった地域では、テレビ東京のみ対象から除外される。

今後開局予定のデジタル送信所・中継局[編集]

江差南が丘・留萌南町・浦河常盤の各アナログ中継局は2011年7月24日の停波をもって運用を終えたほか、島牧(既に廃局)・喜茂別栄・美国の各アナログ中継局は既設のケーブルテレビや共聴施設へ接続してカバーする。

ここでは、2015年10月現在デジタル放送チャンネルが割り当てられている送信所・中継局(#テレビチャンネルで記載しているものは除く)と、開局時期が明らかになっている中継局(チャンネル割り当ての有無を問わず)のみ記載する。

特記の記載がない限り、TVhを除く道内各民放テレビ局とNHKは既に開局済である。

参考資料:総務省「デジタル中継局新規整備リスト 」、「地上デジタルテレビ放送中継局リスト 」、「基幹放送用周波数使用計画 [15]

札幌地区[編集]
  • 夕張清水沢:51ch(2015年12月開局予定)[16]
釧路地区[編集]
  • 霧多布:24ch(2015年12月開局予定)
  • 根室:35ch(2015年11月開局予定) [17]
  • 根室花咲:48ch(2015年12月開局予定)
  • 中標津:25ch(2015年12月開局予定)[17]
  • 中標津西町:42ch(2015年12月開局予定)
  • 羅臼:35ch(2015年12月開局予定)[17]
  • 羅臼緑町:13ch(2015年12月開局予定)

TVhのみ開局未定の地域[編集]

以下の地域では道内各民放テレビ局とNHKがデジタル中継局を開局しているが、TVhのみチャンネルが割り当てられておらず、開局するかは未定である。

帯広地区[編集]
  • 本別
  • 本別沢
釧路地区[編集]
  • 標茶ルルラン

近隣地域の中継局を利用した受信[編集]

十勝総合振興局
本別(一部地域では帯広送信所が受信可能)
釧路総合振興局
標茶ルルラン(一部地域では釧路送信所が受信可能)

※上記以外の非該当地域でも稀に受信できるが、電界強度が下がるためいつも受信できるとは限らない場合もある。

再送信サービス[編集]

放送エリア内にあるケーブルテレビ局はTVhの電波を近隣の受信点から中継回線(光ファイバー)を利用して、直接受信が困難な地域にあるケーブルテレビ局はTVhと専用回線を接続して再送信サービスを行っている。青森県は一部地域を除き放送対象地域外であり、区域外再放送となる。

上記のほか、光ファイバー回線を利用した一般向け再送信サービスも一部地域で提供している。

OCTVとKCTVについては、地元送信所が開局する前のアナログ時代からデジタルでの地元送信所開局まで札幌送信所の電波を専用回線を経由して再送信していた。デジタル放送については、NHK北海道と先発4社の地元送信所の開局に合わせて再送信を開始した。一方、地元中継局未開局といった技術的理由などからアナログ時代に再送信されていなかったえさしオプティカルステーション白滝ふるさとテレビ西興部村コミュニケーションネットワークは、地元中継局開局を機に再送信を開始した[18][19]

札幌地区[編集]

旭川地区[編集]

函館地区[編集]

室蘭地区[編集]

帯広地区[編集]

北見(網走)地区[編集]

釧路地区[編集]

青森県[編集]

音声多重・字幕放送[編集]

アナログ放送での音声多重放送は、札幌地区の全域と室蘭地区の一部(札幌送信所よりケーブルテレビで再送信している釧路・帯広地区と青森県も含む)で実施していた。

地上デジタル放送では、放送対象地域内全域で音声多重放送が受信可能(モノラル2重音声、5.1サラウンド、ステレオ2音声放送を行わない限りモノラル音声でも常時ステレオ放送となっている)[22]

字幕放送も、放送対象地域内全域で実施している。

字幕・ハイビジョン放送時のテロップ表示[編集]

字幕放送を示す「字幕」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局からのネット送出[23]。時差ネット(土曜スペシャルなど一部番組はネット送出のスーパーをそのまま表示)および自社制作番組は従来通り自社送出で表示されるが、表示は年数回程度でめったに見ることができない。デザインはTXN各局共通だが、自社送出分では当初、テレビ東京・BSジャパンで出しているものより若干横長であったが、現在は同じサイズとしながらもテレビ東京・BSジャパンより輪郭がやや太めである。

2009年6月頃までは同時ネット・時差ネットを問わず、すべて自社送出で表示していた[24]

ハイビジョン番組である事を示す「HV ハイビジョン制作」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局送出(2008年6月まで)で、時差ネット番組及び自社制作番組は自社送出(2008年7月23日まで)で表示していた。

その他、地上デジタル放送のみ表示される「d データ放送」(dは正方形で囲んでいる)、ステレオ2音声の「DUAL STEREO」のテロップ表示は、同時ネット・時差ネットを問わずすべて自社送出で表示している。

新聞などのテレビ番組欄[編集]

北海道新聞や関連発行物、その他の新聞社のテレビ番組欄では、TVhの番組表の取り扱いに関する対応が以下の様に分かれている。

北海道新聞[編集]

本紙面の番組欄は、放送区域内と直接受信が困難な地域(主に中継局が未開局の地域)で取り扱いが異なっている。

放送区域内[編集]

対象:札幌近郊版・空知版(旭川支社発行の北空知版も含む)・小樽版・旭川版(旭川市内版と上川版の一部)・函館市内版・渡島桧山版・日胆版(胆振・日高管内)・北見版(網走管内全域)・帯勝版・釧根版(釧路・根室管内の一部)

  • 番組表は左からNHK総合、NHK教育、UHB、HBC、STV、HTB、TVhの順に掲載している。
  • 朝刊には2010年3月29日のテレビ欄レイアウト変更まで「一部地域ではTVHは受信できません」の断り書きが記載されていた[25]
  • また、道東(網走・帯広・釧路)地区では送信所・中継局の開局が2011年までずれ込んだことから長らく直接受信が困難な地域であったため、TVhの欄が地元企業や道新支社などの企業広告に差し替えられていたが、試験電波発射にあわせて順次レイアウトが変更されていった。ただし、以前よりケーブルテレビを通じて再送信が行われていた帯広地区・釧路地区の一部では、朝刊・夕刊ともにTVhの番組表を掲載していた。

直接受信が困難な地域[編集]

札幌地区[編集]

対象:空知版

  • 夕張市清水沢地区以外で直接受信可能なため、朝刊・夕刊とも放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されているが、朝刊のみ2010年3月のテレビ欄レイアウト変更まで「一部地域ではTVHは受信できません」の断り書きが記載されていた[26]
帯広地区[編集]

対象:帯勝版

  • 本別町以外で直接受信可能なため、朝刊・夕刊とも放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されているが、朝刊のみ2010年3月のテレビ欄レイアウト変更まで「一部地域ではTVHは受信できません」の断り書きが記載されていた[26]
釧路地区[編集]

対象:釧根版

  • 釧路市阿寒町阿寒湖温泉と標茶町全域を除いた釧路管内で直接受信可能なため、朝刊・夕刊とも放送区域内発行分と同様にTVhの番組表が掲載されているが、朝刊のみ2010年3月のテレビ欄レイアウト変更まで「一部地域ではTVHは受信できません」の断り書きが記載されていた[26]

道内全域[編集]

日曜Navi(別刷り、旧・日曜版)[編集]

従来は木曜夕刊別刷り特集「おふたいむ」に「週間テレビ番組欄」を掲載していたが、「おふたいむ」の発行終了に伴い2008年12月7日付より移設され、引き続き道内全域でTVhの番組表を掲載している[27]。但し、年末年始の年1回は日曜Naviの発行が休止となるため、振り替えで日曜日朝刊本紙面に掲載される。

縮刷版[編集]

札幌本社発行の最終版を使用しているため、TVhの番組表(過去分)もそのまま掲載している。

道新スポーツ[編集]

TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている。

北海道内で印刷している全国紙[編集]

TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている(左から6番目か7番目)。なお、日本経済新聞の北海道版では、開局当初から2009年までは左からNHK総合・教育の次にTVhの番組表を掲載していた(現在は地上デジタル放送のリモコンキーIDの順番にあわせ、左から6番目となっている)。

道内各地の地方紙[編集]

TVhが直接受信可能な地域ではTVhの番組表を掲載しているが、直接受信が困難な地域では掲載していない。なお、十勝毎日新聞ではグループ会社の「帯広シティーケーブル」がTVhを再送信している事からTVhの番組表を掲載している。

青森県[編集]

津軽・下北半島各北部で直接受信可能なため、地元地方紙の東奥日報や全国紙の青森版にTVhの番組表を掲載している[28]

オープニング・クロージング[編集]

2012年2月以降のオープニングは放送開始10分前にカラーバー(BGMなし[注 1])→放送開始7分前に「ひろがる7チャンTVh」のイラストと同局公式ウェブサイト・携帯サイトのアドレスが記載された静止画像[注 2]もしくはカラーバーをバックにBGM(5分間[注 3])→放送開始3分前に3編のアニメーション映像に載せて「デジタル7チャンTVh」の歌(2分間、フルコーラス)→放送開始45秒前にハイビジョン撮影の北海道の自然(45秒)という順に流している。一方、クロージングはハイビジョン撮影の北海道の動物の映像(45秒)→「ひろがる7チャンTVh」のイラストと同局同局公式ウェブサイト・携帯サイトのアドレスが記載された静止画像(30秒[注 4])の順となっている。

開局 - 1999年9月[編集]

岩橋英遠作の絵画『道産子追憶之巻』に札幌交響楽団演奏のクラシック音楽(ラヴェル作曲の「ダフニスとクロエ〜夜明け〜」)を加えて最後に本社が映り(オープニングは昼間の社屋・エンディングは夜の社屋)、最後に本社鉄塔をバックに札幌送信所の送信チャンネル・映像と音声の周波数と出力及び全中継局(後にブルーバック表示で札幌・旭川・室蘭・函館4送信所)を放送した。

開局から1999年まではオープニング・クロージングに続いて随時試験電波発射中の送信所を数秒間ブルーバックで表示していたほか、開局当初から数年間はモノスコのテストパターンも使われていた。

1999年10月 - 2003年頃[編集]

北海道をイメージした風景のCG映像が流れていた。オープニングは森を飛ぶ鳥、エンディングは夜の橋と灯台。

2002年11月21日にアニメ『ポケモンAG』が開始された頃には、カラーバーに初期のOPやED曲をBGMとして流していた。

2006年6月1日 -[編集]

ハイビジョン撮影による北海道の風景(2003年頃から使われている内容のマイナーチェンジ)が流される(アナログ放送は16:9レターボックス)。コールサインは原野や山岳の映像をバックに表示[注 5]

オープニングでは霧のかかっている山地やはまなすすずらんなどさまざまな北海道の自然・植物の映像。
クロージングではつかみ、エゾシカの群れ、キタキツネリスフクロウナキウサギなど動物の映像。BGMは松原正樹「AFFECTION」

スタジオ[編集]

ニューススタジオの後方、ガラス越しにマスター(主調整)室がある。

現在放送中の主な番組[編集]

都合により、放送時間は変更される場合がある。最新の情報は番組表などで確認のこと(テレビ東京系の同時ネット番組はテレビ東京番組一覧)を。

  • テレビ東京系ネット番組のうち、アニメ番組の多くはCS放送のAT-Xでも視聴可能。
  • テレビ東京系ネット番組のうち、一部のニュース・経済情報番組はCS放送の日経CNBCでも視聴可能(但し時差放送)。

自社制作番組[編集]

ニュース・情報・バラエティ
TVh道新ニュース(月曜-金曜17:13-17:25、土曜17:25-17:30)
Do!ろーかる(土曜14:25-15:00)
旅コミ北海道じゃらんdeGO!(土曜18:30-19:00)
けいざいナビHOKKAIDO(日曜11:30-12:00)
天気予報・短時間番組
TVhお天気情報(1日数回放送。一部の枠は、以下の番組を内包して一体化)※JRAが提供する場合は「JRAウェザーリポート」として放送。
らっぴぃ通信(日曜13:55-14:00)
シネマfun(日曜15:56-16:00)
ウォッチング札幌(月4回火曜22:54-23:00)
みにっつ(月曜-金曜17:25-17:30)
コンサにアシスト!(金曜21:54-22:00)
ムービーズ(金曜25:23-25:30)
食を耕す 農を繋ぐ(土曜20:54-21:00)
おうちナビ(不定期火曜21:54-22:00)
デジタル7チャンTVh(番宣スポット、随時)
自己批評番組
こんにちはTVhです。(毎月最終金曜10:20-10:25)※字幕放送
特別番組
YOSAKOIソーラン祭りファイナルコンテスト中継(2010年より毎年6月に放送)
競馬中継
TVhサマー競馬(土曜15:00-16:00)
プロ野球中継
TVhファイターズ中継

TXN系列局制作・時差ネット番組[編集]

系列外局・プロダクション等制作番組[編集]

終了した番組[編集]

自社制作番組[編集]

自社制作のアニメ番組[編集]

単発特別番組[編集]

  • 宇梶ホリギャル曽根が行く釧路の魅力発見!ふれあい旅(2011年8月27日放送)※釧路(釧路送信所)開局記念
  • 北海道DAISUKI 道東満喫・満足旅(2011年11月26日放送)※帯広(帯広送信所)・網走(網走送信所)・北見(北見中継局)開局記念
  • 絵手紙ズウさんと行く ご当地看板娘 出会い旅(2012年12月29日放送)※名寄・士別・下川・美深地区開局記念

スポーツ中継番組[編集]

サッカー中継[編集]

バスケットボール中継[編集]

他系列局制作番組[編集]

日本テレビ系[編集]

TBS系[編集]

フジテレビ系[編集]

テレビ朝日系[編集]

独立局・プロダクション等制作番組[編集]

アニメ[編集]
その他[編集]

アナウンサー・キャスター[編集]

自社制作番組が少ないこともあり、アナウンサーの人数は道内民放テレビ局で最も少ない。

現在在籍しているアナウンサー[編集]

過去在籍したアナウンサー・キャスター[編集]

アナウンサー[編集]

キャスター[編集]

  • 渡辺しのぶ(1989年10月-) - 元NHK札幌放送局契約キャスター。アナウンサー1期生として入社したが、後に記者やディレクター、プロデューサーとして活動。
  • 大崎誠子(1991年4月-2002年7月) - 北海道文化放送退社後はフリーアナウンサー、留学を経て記者として入社、現在は北海道議会議員。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. 『日本民間放送年鑑2009』 - 日本民間放送連盟編(2009年)
  2. 略称に大文字と小文字を両方使用するテレビ局は、テレビ北海道とテレビ新潟(TeNY)のみ。
  3. テレビ北海道の登録商標
  4. TXN系列局ではテレビ愛知TVQ九州放送も同様。
  5. 速報テロップは気象警報や竜巻注意情報など気象に関する情報ではカラーで表示し、黒の透かしバックも付けられるが、TVhニュース速報では黒縁付きの白文字表示で透かしバックも付けられない。但し、交通情報は道内民放テレビ局で唯一表示していない。
  6. らっぴいが徒歩で道東へ向かう設定で、モデルとなる隊員のアフレコもTVhのアナウンサーが務めた。
  7. 当時のキャッチコピーはテレビ画面に目を描いたデザインで、「みて!」というものだった。
  8. アナログ放送では「アナログ」、デジタル放送では「TVh」の局ロゴを常時表示(CM中は除く)。これにより道内の全テレビ局でウォーターマークが表示されるようになった。
  9. 北海道内の地上デジタル放送局の開局状況 - 総務省北海道総合通信局、2014年10月14日閲覧
  10. この時は建設計画・放送開始時期の前倒しに加え、歌志内中継局設置についても併せて触れられていた。この挨拶を放送するため、札幌地区より放送開始を5分早め、旭川地区のみ5時55分より放送開始した。
  11. TVhが単独で設置した中継局施設を、TVhを含む民放各局が共同でデジタル中継局として使用。
  12. NHK及び他の民放4局と共にデジタル新局として開局
  13. 北海道内地上デジタル放送局の開局状況(2014年5月29日現在) - 総務省北海道総合通信局、2014年6月3日閲覧
  14. 北海道では、北海道電力系のHOTnet(北海道総合通信網)の回線を使用。NHKはデジタルもNTT回線を利用。
  15. 昭和63年郵政省告示第661号、平成23年総務省告示第241号により改称。
  16. 夕張市内では唯一開局していなかったが、2015年度に開局することになった。
  17. 17.0 17.1 17.2 TVH開局に向け基本合意/中標津 - 釧路新聞On Line(2014年9月11日)
  18. これら3局は本来放送対象地域内にあるCATV局であり、アナログ時代から再送信が義務付けられていたが、受信できる地点が地元になく、最寄りの受信点からCATV局を結ぶ専用線も長距離となり、設置費用もかさむことから、これまで再送信を行っていなかった。
  19. えさしオプティカルステーション枝幸中継局を、白滝ふるさとテレビ丸瀬布中継局を、西興部村コミュニケーションネットワーク興部中継局を受信して再送信している。
  20. 遠軽町ホームページ くらし 遠軽町内の地上デジタル放送について
  21. 村長からのメッセージ第187号 - 西興部村ホームページ(2014年11月14日)※2014年10月23日閲覧
  22. 映像・音声信号を付加した試験放送開始時から既にデジタル放送で音声多重放送が受信可能だった。
  23. 2009年1月より、テレビ東京制作番組の一部で、同年7月頃から同時ネットされる全番組で表示するようになった。但し、テレビ愛知制作番組はそれ以前からネット送出で表示している。
  24. リアルタイム字幕放送を行う「NEWS FINE第2部」(スタジオの副調整室から番組テロップの一部として出しているため)、TVQ九州放送制作の「未来の主役〜地球のこどもたち〜」(VTR編集時に挿入してあるため)、テレビ愛知制作の「トミカヒーロー レスキューフォース 」(制作局からのネット送出で出しているため)を除く。
  25. 開局当時はNHK総合、NHK教育、UHB、TVh、HBC、STV、HTBの順に掲載していたが、札幌地区以外の地域ではTVhを受信できない地域が多かったことから、これに配慮するため現在の掲載順に変更され、後に札幌地区も同じ形式となった。
  26. 26.0 26.1 26.2 放送区域内発行分にも、断り書きが記載される場合があった。
  27. 北海道新聞社からのお知らせ
  28. 通常、TVhの番組表はハーフサイズで掲載しているが、東奥日報夕刊や土曜日水曜日に発行される「週間てれびぱーく」(週間番組表)ではフルサイズでTVhの番組表を掲載している。
  29. チルビーとえほんHP
  30. 公式サイト内「磯田彩実ブログ」(2012年10月10日)
  31. 早稲田セミナーマスコミ講座講師で、2004年4月-2006年3月まで在籍。
  32. ベンチャーボイスグループ | あなたの街のアナウンススクール | 北海道 札幌 アナウンサー 気象予報士
  33. 株式会社ハッピーアロー 企業研修・キャリア教育・就職面接指導・講演(本名の森順子として)

外部リンク[編集]


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