「夢色パティシエール」の版間の差分

2009年10月12日 (月) 09:39時点における版

この「夢色パティシエール」はまだ完結していない作品や番組に関する記事又は節です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。

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この項目では、松本夏実の漫画、それを原作とするアニメについて説明しています。野広実由の4コマ漫画については「パティシエール!」をご覧ください。

『夢色パティシエール』（ゆめいろパティシエール）は、松本夏実による日本の漫画作品その漫画作品を原作としたテレビアニメ。略称は「夢パティ」および「夢パテ」。

概要

集英社の漫画雑誌『りぼん』にて2008年10月号から連載中。作者の松本にとっては、同誌2006年8月号限りで終了した『アリスから魔法』以来、2年2か月ぶりの『りぼん』本誌復帰作にあたる。

第1話でゲームメーカーのコナミとのタイアップ作品であることが明らかにされた。また、テレビアニメが2009年10月から放送されている（詳細は後述）。

主な登場キャラクター

人間

天野 いちご（あまの - ）

声 - 悠木碧

本作の主人公。ケーキ大食いチャンピオンで金メダルをとったことがあるほどのケーキ好き。それが高じてパティシエに憧れる14歳。腕前はまだまだ未熟だが、頑張り屋な性格で日々、スイーツ作りの修行に勤しんでいる。アニメでは、自分を励ましてくれた叔母のいちごタルト作るため、パティシエを目指すという設定が追加されている。

デパートのケーキ祭りに来た時にアンリ・リュカス（後述）スカウトされ、彼が講師を務める製菓の専門学校・聖マリー学園の日本校に編入学した。

1月5日生まれで身長は152cm、血液型はO型で^[1]、実家は神奈川にある。

樫野 真（かしの まこと）

声 - 岡本信彦

聖マリー学園の学生。チョコレートを用いた分野を得意とし、花房五月（後述）、安藤千乃介（後述）と共に「スイーツ王子」の異名をとる。性格はやや冷酷。千乃介とは幼馴染で、彼の祖父からは「マー坊」と呼ばれている。背が低い事を気にしている。

安堂 千乃介（あんどう せんのすけ）

声 - 浜添伸也

聖マリー学園の学生。洋菓子の中に巧みに和のテイストを取り入れる鬼才。和菓子屋「夢月」の跡取り息子だが洋菓子が大好き。将来は実家の隣に和洋をドッキングさせた店を開くという夢を持っている。5人兄弟の長男でもある。

花房 五月（はなぶさ さつき）

声 - 代永翼

聖マリー学園の学生。ナルシスト。ケーキ作りを得意とする一方で、飴細工でも才能を発揮する。母親は華道家。夢は菓子と華道の融合したものを作ること。父親はバラ専門の園芸家だったがフランスで客死した。将来は母と共同でコーディネーターになる夢を持っている。

アンリ・リュカス

声 - 岸尾だいすけ

製菓の専門学校・聖マリー学園の講師。フランスの著名なケーキ店「マリーレーヌ」の創業者マリー・リュカスの曾孫でもある。いちごの味覚の鋭さと感受性の豊かさに着目し、学園にスカウトした。製菓の才能においては他の講師陣からも一目置かれる。いちごの聖マリー学園日本校への編入学直前にフランス本校に出張した。

加藤 ルミ（かとう ルミ）

声 - 児玉明日美

聖マリー学園の学生。いちごとは学生寮のルームメイト。関西弁で話す。

小泉かなこ

声 - 佐藤聡美

天野家

天野 なつめ（あまの - ）

声 - 水野マリコ

いちごの妹。小学6年生。頭脳明晰なうえ、過去に絵画コンクール金賞、ピアノコンクール2位、書道大会特選をそれぞれ獲得している。

天野 しげる（あまの しげる）

声 - 大原崇

いちごの父親。

天野 杏子（あまの ?）

声 - 世戸さおり

いちごの母親。

天野 みちこ（あまの みちこ）

声 - 久保田民絵

いちごの叔母。若い頃、パリの聖マリー学園に留学していてパティシエールだったが二年前に亡くなった。

田舎の小さな町で手作りケーキ屋をやっていたが現在は叔父が後を継いでいる。

スイーツ精霊

バニラ

声 - 竹達彩奈

いちごが聖マリー学園日本校の門を初めてくぐった際に出現し、彼女に取り憑いたスイーツ精霊。結構厳しい性格。得意ジャンルはバニラを使ったケーキ。

ショコラ

声 - 山岡ゆり

樫野真に取り憑いているスイーツ精霊。真同様冷酷で、かなり偉そうな性格。ゆえにバニラとスイーツ王国にいた時から折り合いが悪く、バニラといちごを「おちこぼれ」と罵倒した。実は怖がりでもある。得意ジャンルはチョコレート全般。

キャラメル怖がりでもある。

キャラメル

声 - 飯野茉優

安藤千乃介に取り憑いているスイーツ精霊。語尾に「です」を付ける事が多く、かなり間が抜けている上に、泣き虫である。得意ジャンルはキャラメル系スイーツ。

カフェ

声 - 三澤紗千香

花房五月に取り憑いているスイーツ精霊。4人のお菓子の精霊の中では唯一の男性で、礼儀正しい。コーヒーに詳しい。

タイアップ企画

2008年、コナミとのタイアップ企画第1弾が「スイーツデコカード」というトレーディングカードの一種であることが『りぼん』2008年11月号で発表され、同年11月27日に発売された。

また、2009年4月から6月までテレビ東京系列および関西地方の独立UHF局の一部で放送されている『おはスタ』のスーパーライブのコーナーで毎週火曜日に本作の連動企画が放送され、CGアニメのいちごとバニラが登場した。本作初のアニメ映像化である。なお、『おはスタ』では、映画版との絡みで、角川書店作品の『ケロロ軍曹』、集英社作品の『BLEACH』といった、小学館以外の出版社が手掛けた漫画作品を単発で取り上げたことはあったものの、不定期ながらレギュラーで取り上げられるのは、本作が初めてである。

テレビアニメ

テレビアニメが2009年10月4日から読売テレビをキー局に、NNS加盟局で毎週日曜7:00より放送中。ハイビジョン制作。アニメーション制作はぴえろ^[2]およびスタジオ雲雀。アニメ製作に当たっては日本洋菓子協会連合会と、現役のパティシエである青木定治の協力を得ている。日本テレビ系でのぴえろ制作アニメは『燃える!お兄さん』以来21年ぶりとなる（少女アニメではぴえろ魔法少女シリーズ『魔法のアイドルパステルユーミ』（日本テレビ制作）以来23年ぶりとなる）。

スタッフ

• 原作 - 松本夏実（集英社「りぼん」連載）
• 監修 - 青木定治（パティスリー・サダハル・アオキ・パリ オーナーシェフ）
• 協力 - 社団法人 日本洋菓子協会連合会
• 監督 - 鈴木行
• シリーズ構成 - 山田隆司
• 脚本 - 影山由美、成田良美、大場小ゆり、山下憲一
• キャラクターデザイン - 秋山由樹子
• 美術監督 - 根本邦明
• 色彩設計 - 小杉麻菜美
• 撮影監督 - 美濃部朋子
• 音楽 - 大橋恵
• 音響監督 - たなかかずや
• プロデューサー - 永井幸治、遠藤道子、高見正人
• 制作 - スタジオぴえろ
• アニメーション制作 - スタジオ雲雀

• 製作 - 夢色パティシエール製作委員会(読売テレビ・集英社・電通・ぴえろ)

主題歌

オープニングテーマ「夢にエール!パティシエール♪」

作詞 - 青木久美子、作曲・編曲 - 渡部チェル、歌 - 五條真由美（コロムビアミュージックエンタテインメント）

エンディングテーマ「いちごのミラクルール」

作詞 - 青木久美子、作曲 - 吉野ユウヤ、編曲 - 神津裕之、プロデュース - 青木定治、歌 - 杉原由規奈（コロムビアミュージックエンタテインメント）

各話リスト

放送局

前後番組

脚注

1. ↑ コミックス第2巻参照
2. ↑ 2009年7月3日付ぴえろ公式ブログ

外部リンク

• 公式サイト（コナミ公式サイト内）
• テレビアニメ公式サイト（テレビドガッチ内）
• テレビアニメ公式サイト（ぴえろ）
• テレビアニメ公式サイト（読売テレビ）