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『Yes! プリキュア5』(イエス プリキュア ファイブ)は、東映アニメーション制作のアニメ作品。『プリキュア』シリーズ第4作である。なお、この項目では第5作の『Yes! プリキュア5 Go Go!』(イエス プリキュアファイブ ゴーゴー)についても解説する(以下、本記事では『Yes! プリキュア5』を『プリキュア5』または『5』、『Yes! プリキュア5 Go Go!』を『Go Go!』と略記する)。
目次
概要[編集]
シリーズのコンセプトであった「ふたり」がタイトルから外れ、プリキュアが5人になった。それまでも追加キャラを加えた多人数での戦闘はあったが、「2人」であることが前提であったプリキュアが5人になったことで従来シリーズと一線を画す大きな変更となった。
美術設定も大きく変わり、ヨーロッパ風の町並みや学園のある少し変わった町が舞台になった。
マスコットキャラクターは、従来のアイテムに変身する男女ペアから人間の青年に変身する男子のコンビに変更された。
この作品からハイビジョン制作となり、画面のアスペクト比も4:3から16:9となった。
従来のシリーズに共通する「変身や必殺技を二人一緒に行う」という設定も変更された。各自が単独で変身し、その属性に基づいた攻撃や防御の技を使う。
キャラクターデザインのコンセプトモチーフとして「蝶」、Go Go!からは「バラ」を採用した。
あらすじ[編集]
- Yes! プリキュア5
夢原のぞみはサンクルミエール学園に通う元気な中学生。
ある日、彼女は学園の図書館でドリームコレットを見つけ、同時にパルミエ王国の住人・ココと遭遇する。ココは王国を滅ぼした悪の集団ナイトメアを倒し王国を甦らせるため、ドリームコレットを探していた。
ドリームコレットを使って願いを叶えるには、ピンキーと呼ばれる妖精を55匹集める必要があるという。ココの願いを叶えるため、のぞみは仲間4人を加え、ドリームコレットを狙い王国の復興を邪魔するナイトメアと戦うことになった。
- Yes! プリキュア5GoGo!
ナイトメアとの戦いも終わり、のぞみ達には平穏な日々が戻ってきた。しかしココと別れてしまったことでのぞみは今ひとつ元気がない。
そんなのぞみの前に見知らぬ一人の少年が現れた。「運び屋」と名乗る彼・シロップから差し出された手紙には、フローラと名乗る女性からの「キュアローズガーデンで待っている」とのメッセージが託されていた。そして手紙はローズパクトへと姿を変えた。
ローズパクトをコレクションに加えるため襲いかかる謎の組織エターナル、そして謎の戦士ミルキィローズ。のぞみ達の新たな戦いが始まった。
登場人物[編集]
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プリキュア5[編集]
- 夢原 のぞみ(ゆめはら - )/ キュアドリーム
- 声 - 三瓶由布子
- サンクルミエール学園2年生。14歳。大いなる希望の力・キュアドリームに変身する。やや天然ボケでドジ。父は童話作家、母は美容院を経営。
- 勉強も運動も苦手だが、自分よりも人のために一生懸命になれる[1]喜怒哀楽に富んだ活発な少女。何事にもめげずに前進する性格で誰とでも仲良くなれる。反面、取り柄のない自分を嘆いたり、あまりの成績のひどさに仲間からプリキュアを休むよう諭されて落ち込むこともある。ミルク/くるみとはいいケンカ友達。「育ち盛り」を口実によく食べ、このときばかりは友情や思いやりもそっちのけになるほど優先順位が高い。口癖は「(~するぞー、)けって~い!(決定)」で、日常的な他愛ない目的から一見不可能そうな途方もない目標にまで様々に使われる。また語尾に「-もん!」、「-だから!」と付く癖もある。
- 自分のやりたいことが中々見つからなかったが、パルミエ王国を復活させる、というココの切なる願いに触れ、その夢を叶えたいという強い意志を持ったことで変身アイテム・ピンキーキャッチュを得る。最初にプリキュアになり、他のメンバーの加入にも重要な役割を果たした経緯から全員一致でプリキュア5のリーダーに任命され、仲間に助けられつつ成長してゆく。
- のぞみの桃色のピンキーキャッチュから出る楽器はハンドベル。 キャッチできるピンキーの属性は丸型。
- 正体をわかっていながらココの優しさや包容力に次第に惹かれていく。パルミエの再建がココとの別離を意味すると知り、心が揺らいでしまうが、自分で自分の心に誓った夢であることを再確認し、またココに想いをはっきりと伝えられたことによって迷いを振り切った。
- 『5』最終話でココのような教師になって人の夢をかなえる手伝いをしたいという夢を仲間に告白した。その後日談では以前よりは前進したものの、あいかわらず学業成績に伸び悩む姿が見られる。
- 『Go Go!』ではローズパクトと共にフローラから託されたメッセージを受け、彼女を救うためにキュアローズガーデンを目指すことを決意する。冒頭で「会いたい」という想いをココ宛の手紙に綴るなど、離れてからもココへの思慕の気持ちは変わっていない。
- 夏木 りん(なつき - )/ キュアルージュ
- 声 - 竹内順子
- サンクルミエール学園2年生。14歳。情熱の赤い炎・キュアルージュに変身する。双子の弟と妹(弟・ゆう/妹・あい)がいる。
- のぞみとは幼馴染でよきツッコミ役。ボーイッシュでスポーツ万能、あらゆる運動部の助っ人を務めており[2]、家業や弟妹の世話を手伝うしっかりした性格だが、美形に弱く惚れっぽかったり、暗い所や幽霊、怪談を怖がるといった非常に可愛らしい面もある。運動量が多いのを理由によく食べる。家は花屋で花には詳しく、花を生けるのも得意。また、アクセサリーのデザインセンスも優れている[3]。かれんとは当初反りが合わなかったが、現在はすっかりうちとけている。ただし、うちとけた後も互いの好みの物が相反することが多く、それで張りあうこともある(『険悪』という程ではない)。
- 幼稚園の頃からの付合いになる親友ののぞみをいつも心配し支えており、プリキュアになったのぞみのピンチを助けたいという強い意志を持ったことでピンキーキャッチュを得る。
- りんの赤いピンキーキャッチュから出る楽器はトランペット。キャッチできるピンキーの属性は三角型。
- ナイトメアとの最終決戦の際、身に付けた人を幸せにできるようなアクセサリーのデザイナーを目指すことを仲間に告白した。『5』最終話の後日談ではデザインのスケッチをしながら試行錯誤に悩む姿が見られる。
- 春日野 うらら(かすがの - )/ キュアレモネード
- 声 - 伊瀬茉莉也
- サンクルミエール学園1年生。13歳。弾けるレモンの香り・キュアレモネードに変身する。幼い頃に母を病気で亡くし、祖父とフランス人の父の3人で暮らしている。
- 学校に通いながら母と同じ女優を目指して芸能活動をしている新人アイドル。ツインテールの髪型が特徴的で、のぞみと同じく天然で少し感覚がズレており、りんなどによく突っ込まれているが[4]、早くから社会に出ているため、非常に大人びた思考を覗かせることも。小柄だが、のぞみやりんにも負けないほど食欲旺盛。特に、司会の仕事が決った際は普段以上に沢山食べていた。『とびっきり!勇気の扉』で歌手デビューした。
- ドリームとルージュが戦っているのを見てしまったことでプリキュアに関心を持つ。仕事のため学校ではなかなか友達をつくれず孤立していたが、プリキュアの件がきっかけでのぞみとうちとけ初めての友達となり、「うららは1人じゃない」と言ってくれたのぞみを救いたいという強い意志を持ったことでピンキーキャッチュを得る。そのため、のぞみを尊敬し憧れている。こまちとも将来の夢を語り合うなど、通じ合うところがある。
- うららの黄色いピンキーキャッチュから出る楽器はハープ。キャッチできるピンキーの属性はハート型。
- ナイトメアとの最終決戦の際、のぞみたちに対する歌う喜びを教えてくれた事への感謝の気持ちと、以前にこまちと、いつかこまちの書いた物語の主演女優になりたいと語り合ったことを仲間に告白した。『5』最終話の後日談ではオーディションに悪戦苦闘しながらも、営業スマイルを捨て素顔で勝負している姿が見られる。
- 『Go Go!』になってから2枚目のシングル『ツインテールの魔法』をリリースした。
- 秋元 こまち(あきもと - )/ キュアミント
- 声 - 永野愛
- サンクルミエール学園3年生。15歳。安らぎの緑の大地・キュアミントに変身する。家は老舗の和菓子屋「小町」で豆大福が有名。家族は顔が瓜二つな姉のまどかがいるが、両親は劇中未登場。
- かれんとは大親友。図書委員を務めており、読書が趣味。好奇心旺盛で博学、おっとりとした癒し系の性格。一見するとショートボブに見えるが、襟足の一部を伸ばした特殊な髪形をしている。普段は温厚だが、怒ると怖く、また5人の中で一番度胸が据わっており、怪談や幽霊を怖がらない。また真顔で突拍子もない発言をすることもあり、料理に羊羹や大福などの和菓子を入れようとしたことがある。「こまち」という名前は姉、まどかが実家の和菓子屋にちなんで命名した。
- かれんと共にのぞみ達からプリキュアに勧誘された。その過程で童話作家を目指す自分の夢[5]を応援してくれたのぞみを助けたいという強い意志を持ったことでピンキーキャッチュを得る。作中で仕上げた『海賊ハリケーン』というジュブナイル作品をきっかけにナッツと親しくなり、やがてははっきりと彼に心惹かれていると自覚するようになる。彼の力になりたいと願いながらも、彼の夢が叶うことがすなわち別れになることに悩んでいる。
- こまちの薄緑色のピンキーキャッチュから出る楽器はフルート。キャッチできるピンキーの属性は四角型。
- 変身して戦う際には、主に防御や仲間のサポートに徹しているが、感情を爆発させた時にはミントシールドの力を攻撃に転化して凄まじい破壊力を発揮している。
- ナイトメアとの最終決戦の際、応募した小説「海賊ハリケーン」が努力賞に入賞したこと、以前にうららと、いつかうららの主演する物語を書きたいと語り合ったことを仲間に告白した。『5』最終話の後日談では次回作のアイデアに行き詰まって悩む姿が見られる。
- 水無月 かれん(みなづき - )/ キュアアクア
- 声 - 前田愛
- サンクルミエール学園3年生。15歳。知性の青き泉・キュアアクアに変身する。家は由緒正しい大富豪。ピアニストの父とヴァイオリニストの母がいるが、演奏旅行で家にいないため、じいやとの二人暮しである。
- 生徒会長を務めており、容姿端麗、頭脳明晰な下級生の憧れの的。一見無表情で弱みを表に出すことはあまりないが、仲間を思いやる気持ちは強い。こまちとは親友。りんとは趣向の違いにより対立することもあるが、本心ではうちとけている。境遇の似ているミルクとは大の仲良し。
- 学園内に流れた奇妙な噂の真相を探るため、その原因とされるのぞみ達を詰問するが、逆に同席していたこまちともどもプリキュアに勧誘された。最初は義務感だけでプリキュアになろうとしたためピンキーキャッチュを得られなかったが、父母に気を遣うあまりその慕情を顕わに出来なかった苦しみを理解してくれたのぞみ達の力になりたいという強い意志を持ったことでピンキーキャッチュを得る。のぞみにプリキュアのリーダーに推された時には断っているが、実際の戦闘時には咄嗟に戦術を組み立てて指示を出したりすることが多く、参謀的存在である。
- かれんの青色のピンキーキャッチュから出る楽器はヴァイオリン。キャッチできるピンキーの属性は星型。
- ナイトメアとの最終決戦の際、病気や怪我で苦しむ人を助ける医学の道を志すことを仲間に告白した。『5』最終話の後日談ではそのために一層の勉学に励んでいる姿が見られる。
パルミエ王国関係者[編集]
- ココ/小々田コージ(ここだ - )
- 声 - 草尾毅
- パルミエ王国からやってきた。クリーム色のスピッツ犬に似た生き物で、5人の変身をサポートする。語尾は「 - ココ」。実はパルミエの次期王位継承者候補。ナイトメアやエターナル、パルミンの気配を感じ取る能力があり(ただし、変装したハデーニャには彼女が本性を現し戦闘時の姿になるまで気づかなかった)、のぞみ達と行動を共にしてピンキーやパルミンの捕獲を担当する。当初はのぞみの家で密かに居候していたが、後にナッツの協力で「ナッツハウス」に移り住む。空腹時にのぞみから貰ったのをきっかけにシュークリームが好物になった。
- 人間の姿に変身した際は「小々田コージ」と名乗り、サンクルミエール学園で国語の教師を勤めており、女子に人気。爽やかなイケメン(のぞみの母は彼を見たとき、思わず“かっこいい”と言ってしまった)だが、強い衝撃を受けると元の姿に戻ってしまう。人間の姿のときは「 - ココ」という語尾は付けない。基本的に明るく実直ではあるが、時折羽目を外すこともあり、どこか飄々としたところのある懐の深い性格。人間になっても元がパルミエ人であるため戦闘能力は低く、プリキュアを助けられないことを嘆いていた。どんなときも希望を失わないのぞみの姿に次第に好意を抱くようになってゆくが、本来住む世界が違うため、いつか離れ離れになる彼女とはあまり親密な関係にはなるべきではないと考えていた。しかし、のぞみの自分と出会ったことへの感謝の気持ちを聞いたとき、いずれ離れ離れになるとしても、今は一緒に過ごすかけがえのないときを大切にしたい、と想いを新たにしている。また、クリスマスイブの夜に彼女にその気持ちを伝えている。
- ナイトメア滅亡後、国民の合意によりナッツと共同での国王即位が決まるが、戴冠式直前にエターナルの襲撃を受け、直後にのぞみ達の世界に転送された。「復興したパルミエにのぞみを招く」と言う約束が果たせないばかりか、ふたたびのぞみたちを戦いに巻き込んでしまった自責の念から、当初はのぞみに対してぎこちない態度をとっていた。
- 現在はパルミンに姿を変えている4人の国王たちを探し出すためにふたたび教師・小々田となってのぞみたちの世界に滞在し、新「ナッツハウス」に住む。
- なお、人間の姿と本来の姿との声が全くと言っていいほど違うが、草尾が1人で声を演じている。
- ナッツ/夏(なっつ[6])
- 声 - 入野自由
- パルミエ王国からやってきた茶色のリスに似た生き物。ココと同じくパルミエの次期王位継承者候補であり、ドリームコレットの守護者。語尾は「 - ナツ」。最初はコレットの中で眠っていたが、5人のプリキュアが揃ったことで目覚める。負傷したピンキーに化けたカワリーノに騙されて王国の門を開けてしまったことで故郷の滅亡を招いてしまったことに負い目を感じている(そのため、彼は自らへの戒めの意味で王国の門の鍵を常に持ち歩いている[7])。そのため当初はプリキュアのことも信用してなかったが、卑劣な手段でパルミエを滅ぼしたナイトメアをきっぱりと否定し、王国復活の夢を一緒にかなえようというプリキュアたちの強い意思を目の当りにして、考えを改めた。彼もまたピンキー・ナイトメア・エターナル・パルミンの気配を感知出来、ピンキーやパルミンの捕獲を受け持つ。空腹時にこまちから貰ったのをきっかけに豆大福が好物に。
- 普段は金髪で少し色黒のクールなイケメンの姿に変身しており、アクセサリーショップ「ナッツハウス」[8]の店長として働く。人間時の名前は「夏」であるがフルネームは不明[9]で、語尾に「 - ナツ」は付けない。感情表現が苦手で無愛想、あまり歯に衣を着せない辛辣な物言いが多いが、根は優しく真面目で、貸し借りを作りたがらない[10]。ココと同じく強い衝撃を受けると元の姿に戻ってしまい、また人間になっても戦闘能力は低い。こまちとよい関係を築いているが、こまちにどの程度恋愛感情を抱いているかは読み取れない。
- ナイトメア滅亡後、ココと共同での即位が決まっていたが、エターナルの襲撃後にのぞみたちの世界に転送された。その後はココと同じく行方不明になった4人の国王たちを探し出すためそのまま滞在し、新「ナッツハウス」の営業を再開している。くるみ=ミルキィローズがプリキュアの前に現れた時、その正体をいち早く看破していた。
- 人間の姿と本来の姿の両方の声を、ココの草尾と同様、入野が1人で担当している。
- ミルク
- 声 - 仙台エリ
- パルミエ王国からやってきたココとナッツのお世話役見習いで[11]、語尾は「 - ミル」。ウサギのような姿をしている。ココやナッツとは違い、人間の姿になることはできないが、戦闘時にはプリキュアファイブエクスプロージョンを発動させるアイテムに変身し、その際にはドリームの腕に一時的に装着される。両耳が身長よりも長く、手のように使うこともできる。ナイトメアの気配を探知出来る。頭にリボンをつけており、よくキャスター付スーツケースを引いている。ココとナッツを心の底から尊敬しているため、「ナッツハウス」の店長として働くナッツの姿を見て嘆いたり、王国やココ、ナッツへの不敬を許さないといった態度を取る。特に登場したばかりの頃は、ともすれば「身勝手」「腹黒い」とも取れる行動が見られ、仲間に対しても挑発的な発言もあった(特にのぞみに対して)が、ココやナッツに諭され様々なことを学んでいき、徐々に打ち解けていく。かれんに懐いており、ナッツよりもココにより強く好意を抱いているようである[12]。
- 『Go Go!』では晴れて準お世話役となったが、留守役を任されたため、寂しい思いを紛らせるかのように大量の手紙や写真をココたちに送りつけたりしていた。青いバラの力によって人間の姿に変身できるようになる。以後の経過は「美々野くるみ/ミルキィローズ」の項を参照。
- パパイヤ
- 声 - 園部啓一
- パルミエ王国の上級のお世話役でミルクの上司。(ミルク曰く「お世話役の中で1番偉い」)語尾は「 - パパ」。チワワ犬のような姿をしている。王国の滅亡により他の国民ともども生死不明になっていたが、後に他の国民と同様に人間の姿で絶望の仮面を被せられていたのを発見され、救出される。ドラマCDでは暴力を伴う喧嘩をしたココとナッツに説教をする。
プリキュアを応援する仲間達[編集]
- 美々野くるみ(みみの - )/ミルキィローズ
- 声 - 仙台エリ(10-13話までは『?』で未公開扱い)
- サンクルミエール学園2年生。青いバラの力により変身できるようになったミルクの人間の姿。風に舞う青いバラの花びらとともに現れ、「スカイローズ・トランスレイト」のかけ声とともに青いバラは秘密の印・ミルキィローズに変身して窮地に陥ったプリキュアを救う。ただし、変身中は著しく体力を消耗してしまうため、長時間の戦闘はできない。ココたちと同じく、くるみやミルキィローズの状態では語尾の「 - ミル」をつけない。また同様に自分の意思で元に戻ることも可能。
- 登場後に、サンクルミエール学園ののぞみと同じクラスに転入してくる。多種多芸で、のぞみたち5人の得意分野においてもそれぞれに匹敵する才能を見せ付けている。
- 最初は正体を隠していたが、それはあくまで「謎のヒロイン」を演出するためのミルクのこだわりからであり、タイミングを計って登場したり、気品のある性格を演じてみせるなど、水面下でいろいろと画策していた。しかし、元来の性格は隠しようがなく、のぞみとうらら以外にはやがて薄々と感づかれ始め、ついには変身が維持できなくなったところをのぞみに引き止められて変身が解け、なしくずし的に正体が露見してしまう。以後は、いち早く正体に気付いていたナッツの勧めに応じてナッツハウスで暮らすことになった。
- 名前の由来は「みるくのみみ」を逆さに読んだもの。
- シロップ/甘井シロー(あまい - )
- 声 - 朴璐美
- のぞみにフローラからの手紙を届けにきた「運び屋」の少年。キュアローズガーデンに行くことを夢見ており、復興したパルミエとの往来を行う役割を持つ。場所が分かればどのような空間への侵入も可能である。本来の姿はペンギンに似た生物で、ツバメのような翼を持つ巨大な鳥にも変身できる。形態では背中に荷台スペースがあり、ここに人を乗せることもできる。さらに折りたたみ式の幌を装備しており、幌を閉じた状態でも荷台にある蝶の形の窓から外を見ることができる。片方の翼はキュアモを身体にタッチすることで階段状になり乗降用のタラップになる。語尾は「 - ロプ」。
- 自分の出生や幼い頃の記憶が全くなく、空を飛ぶことのできる自分は周りの者とは違う、というコンプレックスから、パルミエを始めどこの世界に行っても自分から壁を作ってしまい、融けこめずにいる。自分の出生の手がかりであるキュアローズガーデンの情報を得るため一時期エターナルの運び屋をしていたこともある。のぞみたちと出会ってからはキュアローズガーデンの手がかりを探すため、のぞみたちの街を拠点としている。
- なお、登場時は時計塔で寝泊りをしていた。
- 人間に変身している時は「甘井シロー」と名乗る。ココやナッツと同様、強い衝撃を受けると元の姿に戻る。ココ、ナッツ、ミルク同様、人間の姿の時は語尾の「 - ロプ」をつけない。
- 空腹時におタカさんから貰ったのをきっかけに店の新メニューであるホットケーキが大好物になる。その縁で、店が忙しい時には、ホットケーキ食べ放題を報酬として、おタカさんの手伝いをしている。
- なお、彼は「運び屋」という仕事を私物化することはなく、メルポに転送されてきたもの以外の個人的な依頼は基本的に引き受けない。
- メルポ
- 声 - 水田わさび
- シロップの相棒で、見た目は携帯型ゲーム機のような姿をしている。自身の中に手紙を入れることができる(ケーキを自分の意思で取り込んでいたこともあった)。「メー」としか喋れない。強い想いと共に出された手紙や贈り物は転送されてくることがあり、たとえメルポ自身や送り主が相手の居場所を知らなくとも、届け先へと自身を導くことができる。時折嫌々ながら仕事するシロップに比べると、引き受けた仕事は忠実にこなす。
パルミエ王国を取り巻く4つの国の関係者[編集]
ココとナッツの戴冠式のために新生パルミエ王国に招かれた4人の国王たち。ふたりが正式に王位に就くためには彼らの承認が必要となる。また、キュアローズガーデンへの扉を開く4つの鍵を持っているのも彼らである。エターナルの襲撃を受けて傷つき、パルミンに姿を変えてのぞみたちの世界をさまよっている。なお、4人ともアイキャッチ(Bパート開始前)には揃って登場している。
- ドーナツ国王
- 声 - 松本保典
- ドーナツ王国の国王。薄い青色の竜をぬいぐるみにしたような姿でとても頑固だが、思いやりや努力を認められる優しさと度量を持っている。ナイトメアに一度国を滅ぼされたことや戴冠式でのエターナル襲撃を許したことにより、ココとナッツを国王失格として王位継承を認めようとせず、当初はのぞみ達の事も信用していなかったが、プリキュアだけでなく自分の出来ること全てに全力で打ち込むりんや、己が身を投げ出してでも自国の国民を守り通そうとするココとナッツの姿を通じて理解を深め、やがては2人を国王として認め、プリキュアにも信頼を置くようになった。また、その証しとして帰り際にはいつでも連絡を取ることができ、キュアローズガーデンへの扉を開く4つの鍵の内の一つでもあるカードを託して自国に還っていった。ホシイナーやエターナル幹部の目を眩ませて一時的に行動不能にする青い光球を放つことができる。語尾は「 - ドナ」
- ババロア女王
- 声 - 安達まり
- ババロア王国の女王。薄い赤色の鳥のような姿をしている。ドーナツ国王にも呆れられるほどのおしゃべり。パルミンの姿でのぞみ達の戦いぶりを見ていたので彼女らの事を信用している。キュアモの通信機能を使用可能にしたほか、ドーナツ国王同様エターナル幹部の目を眩ませる赤い光を放つなどの力をみせた。語尾は「 - ロロ」。帰国の際にカードを託し、何時でも連絡を取れる事を伝えて還っていった。
キュアローズガーデン[編集]
- フローラ
- 声 - 皆口裕子
- のぞみ達にローズパクトを託した人物。自らが消え行くことを悟り、キュアローズガーデンで待っていることを手紙で伝えた。
主人公の家族たち[編集]
主人公の家族で、りんの父親、こまち・かれんの両親は、劇中未登場である。
夢原家[編集]
- 夢原恵美(ゆめはら めぐみ)
- 声 - 日野由利加
- のぞみの母親。美容室を経営している。性格はのぞみ同様に明るく、やや天然ボケ。りんの母の和代とは学生時代からの友人。和代の談によると過去に汚れた食器を洗濯機で洗おうとしたことがある。
- のぞみの父(ゆめはら つとむ[13])。
- 声 - 滝知史
- 童話作家。登場は1回のみ。自宅で執筆を行うことや、忙しい恵美に代わって家事を担当することもある。
夏木家[編集]
- 夏木和代(なつき かずよ)
- 声 - 浅野まゆみ
- りんの母親。夫婦で花屋を経営している。のぞみの母の恵美とは学生時代からの友人。
- 夏木ゆう(なつき - )
- 声 - 渡辺久美子
- りんの弟。あいとは双子。やんちゃ盛り。
- 夏木あい(なつき - )
- 声 - 雪野五月
- りんの妹。ゆうとは双子。こちらもやんちゃ盛り。
- ゆうとあいの2人はココとナッツをぬいぐるみと思い込み、散々いじっていた。そのため、解放された後でココとナッツは“できればもう2度と会いたくない、首筋がギシギシする”という趣旨の発言をした。
春日野家[編集]
- 春日野ミッシェル(かすがの みっしぇる)
- 声 - 金丸淳一
- うららの父親。フランス人。日本に来て20年で日本語が堪能。うららを優しく、ときにはバレバレに見守っている。
- 春日野平蔵(かすがの へいぞう)
- 声 - 中博史
- うららの母方の祖父。ミッシェルとは義父の関係だが、仲は良好。ミッシェル同様、うららを優しく、ときにはバレバレに見守っている。陽気な性格で、うらら以外の4人を見たときには「もう50年若ければアタックしていた」という趣旨の発言をした。
- 春日野まりあ(かすがの- )
- 平蔵の娘でうららの亡き母。職業は舞台女優。『Go Go!』のうららの回想にて初めて素性と名前が判明。
秋元家[編集]
- 秋元まどか(あきもと- )
- 声 - 永野愛[14]
- こまちの姉。クルーザータイプの大型バイクを所有するバイク乗りで、おだやかなこまちとは逆に、はっきりとした性格。顔はこまちにそっくりだが、髪型は普通のショートボブで、髪色もこまちより黄色っぽい。友人の未来(みく)の結婚式では司会を担当した。妹を「ほっぺたの感触が名物の豆大福と似ていたから」という理由で「こまち」と命名するほど、実家の和菓子屋と和菓子作りを愛している。和菓子屋を継いで美味しい和菓子でみんなを幸せにするのが夢。
サンクルミエール学園[編集]
- おタカさん
- 声 - 神代知衣
- サンクルミエール学園の学食のおばさん。豪快な性格で生徒達からの信頼も厚い。生徒達に様々な助言を授けることが多い。実はサンクルミエール学園の理事長であり、教頭共々ハデーニャに襲われて気絶していたところをのぞみ達に発見され正体を知られてしまう。元は学園で教師をしていたこともあるが、理事長になってからは生徒たちと触れ合うことが出来ずもどかしい思いをしていたため、生徒たちにより近い視線で接するために「おタカさん」として学園を見守っている。なお、本名は劇中では明かされていない。理事長として話している時の声質は売店の業務をしている時のそれと異なる[15]。
- 理事長としての正体を知っているのはのぞみたちと教頭だけであり、他の生徒および教師たちには秘密である。
- 代金を言うときとおつりを渡すときに「 - 万円」と必ず言う。算盤(5級の腕前)と暗算には自信がある。
生徒[編集]
- 増子美香(ますこ みか)
- 声 - 山田茉莉
- サンクルミエール学園2年生。
- 新聞部部長で、学内新聞『サンクルミエール通信』を発行する。姓名を続けて読むと『マスコミか』になり、本人もそれをキャッチコピーとしている。その名の通り、登場時は常にデジタル一眼レフカメラや録音用のICレコーダーを携帯し、真実の報道をモットーとしている。しかし実際はミーハー的な言動が目立ち、自分の趣味で強引に取材をしたり記事を書くことも多い。人間姿のナッツのファンで、彼のことを「ナッツ様」と呼んでいる。視力が弱いため普段は眼鏡をかけており、裸眼になると目の前の人の顔が判別出来ない。
- 以前は新聞部にはほかにも部員が何名かいたが、彼女の夢中になると周囲が見えなくなる性格や強引さについてゆけず徐々に数が減り、現在では彼女一人だけになってしまっている。
- プリキュアの存在を最初に知った一般人で、プリキュアとナイトメアの戦いによく遭遇し巻き込まれる。彼女は特にプリキュア5から色々なことを学んでいる節が見られる。
- 今野香織(こんの かおり)
- 声 - 伊東久美子
- りんの所属するフットサル部のキャプテン。足を怪我したことがある。
- 斉藤美穂(さいとう みほ)
- 声 - 埴岡由紀子
- りんの所属するフットサル部の部員。
- 中沢絵理(なかざわ えり)
- 声 - 道添愛美
- りんの所属するフットサル部の部員。
- 山本亜紀(やまもと あき)
- 声 - 沖佳苗
- りんの所属するフットサル部の部員。
- 工藤真由(くどう まゆ)
- 声 - 工藤真由
- 一般生徒として特別出演。
- 宮本佳那子(みやもと かなこ)
- 声 - 宮本佳那子
- 一般生徒として特別出演。
その他の準レギュラー[編集]
- 鷲雄浩太(わしお こうた)
- 声 - 森訓久
- うららのマネージャー。真面目でうららをスターにするため頑張っているのだが、少々空回り気味。しかし、うららを保護者から預かっている身であることの自覚があり、ときには厳しく当たる立派なところもある。うららにとっては父や祖父同様家族のような存在であるらしい。増子美香とは、うららの将来について意気投合している。名前の由来は東映のプロデューサー鷲尾天。
- 坂本(さかもと)
- 声 - 池田知聡
- かれんが幼い頃から水無月家に仕える執事で、彼女から「じいや」と呼ばれている。執事としての距離は保ちながらもかれんに対して、打ち解けられる友人が少ないことを気に病んだり、両親と一緒にいられない寂しさを酌んで不憫に思ったりするなど、肉親と変わらぬ暖かい眼差しで見守っている。かれんの通学の送り迎えの運転手も兼ねている他、料理の腕は一流、クルーザーやモーターボートの操縦までもこなすなど、執事という枠を超えた万能ぶりを見せる。
ナイトメア[編集]
ドリームコレットを狙う組織。悪魔的な外観をした高層ビルに居を構えている。失敗が度重なると、組織を辞めるか、組織のために最後の戦いを挑むかの選択を迫られる。ブンビーの部下が2人倒された時点で部署を一新した。
出撃している社員や幹部のほかに絶望の仮面を着けたさらに下層の社員が多数存在する。ブンビーによると「絶望し切った連中」とされ、会議室もしくはオペレーションルーム風のホールに並んで座っており、ブンビー等の幹部を注目したりなど以外のリアクションや発言はなく、何かしら業務をしている様子もなかった。だが最終決戦において、その正体が絶望の仮面を被せられたパルミエ王国の住人であることが判明し、最後まで絶望に抗い戦うプリキュアの姿や、ココとナッツ、そしてミルクの呼びかけに呼応して絶望の仮面を打ち破り、元の姿に戻った。
最後はデスパライアの懇願によりプリキュア5の手で闘技場のある異次元世界は封印され、現実の本部は崩壊した。
- デスパライア
- 声 - 杉山佳寿子
- ナイトメアの支配者。パルミエ王国を滅亡させた張本人。ドリームコレットの力により永遠の命を得て、世界を絶望で支配することが目的。プリキュアシリーズ初の女性首領で、身長などは通常の人間とほぼ同等である。当初はドリームコレットしか眼中になく、プリキュアのことは二の次にしていたが、プリキュアが絶望の闇の中に見せた希望の光に危機感を覚えるようになる。仮面を着けており、真の顔は秘書であるカワリーノですら知らないという。
- 最終決戦にて奪ったドリームコレットを使い不老不死となり、仮面の下から真の顔をあらわしてプリキュアとの戦いに臨むが、どんな苦境にあっても決して絶望しないプリキュアに次第に精神的に追い詰められ、つい心の中の不安や苦しみを漏らしてしまう。そしてドリーム=のぞみの呼びかけに心を動かされ、説得に応じようとするが、それを止めに入ったカワリーノを失ったことにより再び絶望の力を暴走させてしまった。最後は改心してココとナッツに詫び、抜け殻となったドリームコレットを返し、自ら望んでプリキュアに封印された。
- カワリーノ
- 声 - 優希比呂
- デスパライアの秘書(側近)で、ブンビー達にデスパライアの命令を伝える。普段は会社役員らしい背広姿の優男だが、戦闘時は攻防一体の2本の尻尾を持つ異形の魔神となる。基本的に物腰は柔らかく、にこやかな顔をしているが、いわゆる慇懃無礼な性格で、ことにブンビーには対応が厳しい。また、ドリームコレットのためなら手段を選ばない主義であり、ガマオやハデーニャを捨駒とする一方で、アラクネアの意見を取り入れて彼女のしたいようにさせるなどの柔軟な対応も見せた。デスパライアに対する忠誠心は非常に厚いが、それ以外(元上司のブラッディも含め)のことは何とも思っていない。初めて自ら出撃したときは、ドリーム以外のプリキュア4人をたちまち生け捕りにして絶望の仮面で力を封じたり、超獣化したギリンマの動きを一瞬で封じるなどの有能さを見せた。その実力はブンビー曰く「本気を出すと本部が壊れる」ほど。パルミエ王国侵攻の際にピンキーに化け、ナッツを騙して門を開けさせたのは彼であり、同様の手口でプリキュアをおびき出した。初期は登場回数が少なかったが、ブンビーの降格に伴い登場回数が増えた。
- 彼が社員達に渡す「黒い仮面」を被った者は強大な力を得る代償に自我を失ってしまう。ブラッディによると元々この仮面はナイトメアには存在しなかったとして、警戒されている。
- ブンビーとブラッディを始末した後、小々田に化けて55匹のピンキーを集めたドリームコレットを騙し取った。その後、真の姿を現してプリキュア5を迎え撃ち、圧倒するも、それでも絶望しないプリキュア5に逆上して黒い紙(仮面)を大量に使用して更に巨大化したが、復活したパルミエ王国住人たちの希望の光を集めたプリキュアファイブエクスプロージョンに敗れた。最後はデスパライアと話し合おうとするのぞみの前に復活して現われ、襲い掛かろうとするもデスパライアに阻まれ、その心変わりに絶望して自ら招いてしまった絶望の闇の中で待ち構えていたブラッディに引きずり込まれてしまう。
- ブンビー
- 声 - 高木渉
- ナイトメアの幹部(現場責任者)。ギリンマ達の上司でドリームコレット強奪を指示している。普段は背広を着た会社役員の姿だが、戦闘時は蜂のような姿となり、針(連射のきく細い針と単発の太い針)を飛ばして攻撃する。幹部だけあって戦闘能力が高く、先述の太い針でミントプロテクションを破るほどだった。
- 登場当初はドライな性格で、部下の失態について毎回のように嫌味を言い、場合によってはあっさり切り捨てるが、自分より立場の高い者の前では腰が低いという典型的な中間管理職キャラクターであった。しかし、カワリーノから黒い仮面を受け取ったアラクネアを心配して制止しようとしたり、自分達を捨て駒同然に扱っていたカワリーノに意見したり、駄洒落や愚痴などを口にするようになるなど、次第に人間臭い描写が多くなっていった。カワリーノには内心、反感を持っているが、彼の力を知っているため基本的には頭が上がらない。部署の一新にともなって管理職から降格させられ、同時に他のメンバーから無視されることが多くなった。登場回数はナイトメアのメンバーでは最も多い。
- 新部署のメンバー達までもが次々使い捨てられていく事に危機感を覚え自主退職を考えていたが、カワリーノに退職願を破り捨てられたあげく屋上から叩き落されてしまった。死んだかと思われていたが、『Go Go!』で再登場を果たし、再びプリキュアの敵として立ちはだかる(その後の経緯は「エターナル」を参照)。
- ギリンマ
- 声 - 檜山修之
- ナイトメアから送り込まれた第1の刺客。普段はスーツにソフト帽という紳士的な格好だが、戦闘時は蟷螂のような姿になり、鋭い鎌で攻撃する。性格は非情で、他人の夢や友情を全く信じない。ドリームコレットを強奪して幹部に昇進するという野望を抱いていた。「すご〜く痛いよ」が口癖。基本的には気が小さく、ブンビーの前ではいつもオドオドしている。
- 度重なる失敗から信頼を失墜、ナイトメアからの除籍の危機に陥り「黒い仮面」を自ら被って超獣化。プリキュアに戦いを挑み、一度はドリーム以外の全員を圧倒するも闘技場の決戦ではプリキュアファイブエクスプロージョンを喰らい、第1の殉職者となった。
- ガマオ
- 声 - 陶山章央
- ナイトメアの第2の刺客。普段は太ったフリーターだが、戦闘時は蛙のような姿になり、長い舌で相手を巻き付けて攻撃する(その長さゆえに、何かに刺さって抜けなくなる描写も多い)。性格は短気で面倒臭がり。ナイトメアの正式な社員ではなくバイトだったらしく、組織の命令で動いたことは少ない。一度プリキュアに敗れた後は本社にも行けず、金欠のために空腹の日々を送っており、隙を見てはドリームコレットを手に入れてブンビーに売りつけようとしていた。そのため他の社員と異なり自分からプリキュアの前に現れることは少なく、プリキュアと戦うのはほとんどが偶然的なものである。また、初登場の時から金銭に執着しており、ドリームコレットを狙うのもデスパライアの野望達成のためではなく、自分自身の利益を目的としていた。
- 手持ちの仮面を使い果たしたのちにカワリーノと対面して新型の仮面を託され、成功すればナイトメアの幹部にするという条件で(楽をして)安定を得るために再び組織の命令で動くことになった。後にカワリーノがわざと落としていった黒い仮面を、力と引き換えに自我を失ってしまうものだと知らずに拾い、仮面に強制的に取り憑かれる形で超獣化。最期はプリキュアファイブエクスプロージョンに破れ、第3の殉職者となった。ピンキーに興味がなかったり、カワリーノから実績が無いと言われているところから、パルミエ王国の滅亡にも加担していない可能性がある。ナイトメアに正式に所属していない上にカワリーノに利用された分、ある意味で悲劇的な最期を遂げたといえる。
- アラクネア
- 声 - 沢海陽子
- ナイトメア第3の刺客。普段はキャリアウーマン風のスーツ姿をしているが、戦闘時は蜘蛛のような姿となり、糸を出して相手の動きを封じる攻撃をする。性格は傲慢かつ非情。自称「ナイトメアのエリート中のエリート」。ブンビーの仕打ちに時折怒りを覚えることもあり、ギリンマと違ってブンビーの嫌味に言い返すことも多い。糸は防御技としても使用でき、コワイナーの防御力を上げることも出来る。その強度はキュアドリームのドリームアタックが通用しないほどである。戦闘能力はギリンマとガマオよりは高い。
- プリキュアを抹殺するべく、カワリーノに頼み「黒い仮面」を入手。ブンビーの制止を振り切って最後の戦いを挑み、超獣化するもプリキュアファイブエクスプロージョンの前に敗れ、第2の殉職者となった。初期のメンバーながら、戦闘回数が他のメンバーより比較的多い。
- ブラッディ
- 声 - 丸山詠二
- ナイトメアの最高幹部とされる人物。寡黙で必要以上のことをあまり口にしない。普段はシルクハットとマントを着用した老紳士の姿をしているが、戦闘時は蝙蝠のような姿になり、高速で飛行して、衝撃波で攻撃する。ブンビーやカワリーノも認める実力者で、カワリーノの元上司であった。パルミエ王国を一瞬で滅ぼすほどの力がある。最初はコワイナーを操るのみでみずからは戦おうとせず、3度目の出撃で初めて戦闘形態に変身した(劇中では2回しか変身していない)。パルミエ王国が滅んだ原因がナッツの責任だとなじったり、プリキュア達の不安や不信を煽るような弁舌を弄するなど、相手の心に揺さぶりをかける心理戦に長けている。召喚するコワイナーは建物や周囲の地面全体を覆い尽くし、結界となってプリキュアたちを分断するなど強力で、媒体から無数の手が生えたものになる。
- ブンビー同様に黒い仮面の使用に懐疑的で、カワリーノがハデーニャに無理やり黒い仮面を被せたことを詰問している。カワリーノがデスパライアの側近になってからナイトメア全体がおかしくなり、結束力がなくなった、と彼に対して疑惑の目を向けている。
- カワリーノにピンキーが揃ったことを伝えた直後、用済みとされて黒い仮面を被せられた上で絶望の闇に落とされるが、最終話にてカワリーノ自身が招いた絶望の闇の中から現れて、カワリーノを引きずり込んで道連れにした。戦闘回数はデスパライアを除けば『5』では最少。
- ハデーニャ
- 声 - 小宮和枝
- ナイトメアの大幹部でブンビーの上司。普段は派手で恰幅のよい大柄な中年女性[16]の姿をしているが、戦闘時は鳥のような姿となり羽根を飛ばして攻撃し、他にも手にしたものを武器に変える力を持つ。戦闘能力は非常に高く、変身なしでプリキュアを圧倒するほど。本気を出せばコワイナーと共同とはいえ、ミントシールドすら破壊する。登場当初はカワリーノやブンビーを「ちゃん」付けで呼んでいた。パルミエ王国滅亡時にココとナッツを襲撃して、ナッツに重症を負わせた。たびたび質量と破壊力のある投げキッスをするので同僚からは恐れられている(ブンビーはいつも回避に成功するが、カワリーノは1回だけ喰らったことがある)。
- 失敗を重ねた結果、黒い紙の最終通知を受けるが、これを受け取らずにプリキュア5に戦いを挑むも敗退。その後は本部に戻ることもなく、再びプリキュア達との戦いに突入する。この戦いの最中、カワリーノにより強制的に「黒い仮面」を被せられて超獣化。プリキュアファイブエクスプロージョンの前に敗退して、第4の殉職者となった。ナイトメアのメンバーでは初登場から殉職までの期間が最短であるが、出撃回数は新部署では最も多い。
- コワイナー
- 声 - 桜井ちひろ
- ナイトメアの刺客が物質(固体でも液体でも可)や生物、ピンキーに仮面を付けて呼び出す怪物。その名の通り「コワイナー」と叫ぶ。攻撃技や能力は仮面をつけた物により、千差万別である。倒されると仮面が外れて元に戻る。予算をかけることで、ある程度は強化できる模様。
- 序盤では「コワイナー」という叫びが恐ろしげなものだったのが途中からはコミカルな響きに変わっている。これは演じる桜井がアドリブでものまねをしているため。
- 新部署に変わって以降に登場する仮面は派手なデザインで形が違い、攻撃力も高い。さらに一部のコワイナーにある「黒い部分」が、それまでの青みがかったものから紫がかったカラーに変化した。
- 最終決戦ではデスパライアの仮面をつけたコワイナーが大量に現れた。
- なお、公式ページでは社員が黒い仮面を被って巨大化したものも「コワイナー」として紹介されている。
エターナル[編集]
世界の財宝を狙う盗賊集団。キュアローズガーデンを手に入れるため、ローズパクトを狙う。彼らのアジトは博物館の様な建物であり、中には今まで奪った財宝が展示されている。失敗が度重なると地下迷宮を永遠にさまよう「勤務」を命じられることになる。なお、エターナルのメンバーは体の一部だけを変化させることも出来る。館長曰く「価値のある財宝を保護する事」が目的であり、プリキュアを倒すことは目的ではない。
- 館長
- 声 - 千葉繁
- エターナルの最高責任者。仮面を付け、モニターの付いた浮遊移動式の椅子に座している。
- アナコンディ
- 声 - 山像かおり
- エターナル館長の腹心の女性。財宝の価値を鑑定できる。眼鏡をかけていてメデューサのような髪型をしており、石化能力をもつ。
- 情報収集の為に、部下達には事あるごとに大量の報告書の提出を迫る。殉職したスコルプの存在を無視するなど、冷徹非情な人物。シビレッタに先に手柄を立てられることを危惧している。
- スコルプ
- 声 - 子安武人
- エターナルの戦士。普段は赤い短髪の長身の男の姿をしているが、戦闘時にはサソリのような姿になり、腕から伸びる蠍の尾のような鞭で攻撃する。
- のぞみがうっかり見せてしまったローズパクトに目をつけて、奪おうとする。「その○○、没収するよ!」が口癖。
- 物語当初はブンビーにはからかい半分によく名前を間違えられていたが、お返しにブンビーの名を間違え返すこともあった。
- 失態が続いた上、アナコンディに反抗の姿勢を見せたことで追い詰められ、自ら力を解放して超獣化。プリキュア達に最後の戦いを挑んで彼女達を追い詰めるも、ミルキィローズによって倒される。エターナルでは第一の殉職者となった。この最終戦の直前の戦いで共闘したブンビーに対しては、消滅寸前に彼の名を呼ぶほど友情を感じるようになっていた。
- ブンビー
- 声 - 高木渉
- 『5』で生死不明になっていたが、間一髪で生き延びた元ナイトメアのメンバー。エターナルに再就職し、プリキュアへの雪辱も兼ねてローズパクトを奪おうとする。再就職の面接の際、エターナルのメンバー達にプリキュア5について警告を出している。エターナルでは新入りメンバーなので、スーツから作業着に着せ替えられるなどナイトメア時代よりも待遇が悪くなっている。当初は先輩に当たるスコルプの名前をわざと間違えたり、まだ青いと言葉をもらしていたが、次第にお互いに友情を感じるようにまでなっており、彼が戦死したときは落胆していた。
- 『Go Go!』では巨大な針を連射する等、戦闘能力が少なからずパワーアップしている。
- ネバタコス
- 声 - 島田敏
- 普段は頭髪が薄く肥満体格でブレザーを着た中年男性の姿をしているが、戦闘時はタコのような姿になる。
- 財宝を入手する際に必要以上に暴力をふるうサディスティックな性格の持ち主で、時には財宝そのものも傷つけてしまうことをアナコンディから咎められている。アナコンディに敬語を使わずに接したり、初対面のブンビーにいきなり脚を揉ませるなど横柄な態度を取る。スコルプの後釜としてローズパクト奪取を担当することになった。
- 戦闘時には両手両足から伸びる触手で攻撃したり、胸部から墨を吐いて煙幕を張ることもできる。また、数倍の大きさに巨大化することもできる。
- プリキュア達を本部へ連れてきてしまった咎でアナコンディから解雇通告を受け、逆上して超獣化するもプリキュアレインボーローズエクスプロージョンによって倒される。エターナルでは第二の殉職者となった。
- シビレッタ
- 声 - 鈴木れい子
- エターナルの古参メンバーで、キノコのような巨大な頭部を持つ老婆。館長やアナコンディも認めるほどの実力者。一線を退いていたが、館長直々の指名を受けローズパクト奪取の任に就いた。アナコンディとは折り合いが悪い。頭部は攻撃を防御する事にも使われる。
- 童話の世界を作り出して他者を引きずり込むことができる。彼女が撤収すると彼女の作り出す世界は崩壊して、彼女の部屋に置かれてある童話の本は消滅する。
- イソーギン 声 - チョー
- ヤドカーン 声 - 乃村健次
- エターナル最強のハンターコンビ。痩せた方がイソーギン、太った方がヤドカーンだが、戦闘時、ヤドカーンは多脚生物になり、そこにイソーギンの上半身が合体した姿になる。半獣形態でもプリキュア5を圧倒するほどの強さを誇る。
- とぼけた言動に反して動きは非常に俊敏かつ的確。また守備にも優れており、ミルキィローズブリザードを食らってもかすり傷程度のダメージしか受けない。
- ホシイナー
- 声 - ふくまつ進紗
- 第2話から登場。エターナルの刺客が素となる球体を別の物質にとり憑かせることで誕生する。誕生すると目が開き、「ホシイナー」と叫びながら攻撃してくる。また、コミカルな叫び声を出したり、相手を挑発したり驚いたりするなど人間くさい動きも見られる。倒されると球体は分離し、消滅する。
- とり憑かせる物質によって様々な力を揮うほか、その物質の特徴も再現する。たとえば向日葵に憑いた場合は光に反応して光源を向き開花するし、とり憑いた物質に持ち主がいた場合には持ち主の強い思いに反応することがある。
その他のキャラクター[編集]
- ローゼット伯爵
- 声 - 遊佐浩二
- サンクルミエール学園旧校舎に出る幽霊。昔、素敵な恋人(りんにそっくり)がいたが不慮の事故で亡くなり、後に彼も病に倒れ亡くなってしまった。そのため、その恋人に髪飾りを渡すために成仏できずにいる。
- 未来(みく)
- 声 - 今井由香
- こまちの姉まどかの親友。自分の結婚式の際に、りんのデザインしたティアラを装着した。
- たむらけんじ(たむけん)
- 声 - たむらけんじ[17][18][19]
- 関西弁の芸人。相方の獅子舞を探すためチラシを配っていたときに、偶然のぞみに遭遇。のぞみの好意により獅子舞を一緒に探すことになる。一般人では唯一、プリキュアの正体を知る事となった人物。ちなみに素顔だったこともあって、のぞみ達には芸人のたむけんだと全く気付かれなかった。
プリキュアの特徴[編集]
- 5人がプリキュアに変身する際、変身前と比べて全員髪の色が変身前より鮮やかに変わる。また、髪が伸び、ヘアスタイルも変化する。
- 敵は、『SS』までは関係ない人達を気絶させたりするのに対し、今回は人のいる前でも戦闘が行われるため人前で変身するはめになったり関係のない人達が巻き込まれることがある。前シリーズと同様、異空間で戦闘することもある。
- 本作でも、戦闘終了後は周囲の被害がすべて何事も無かったかのように修復される。このことはプリキュアになる前のかれんとこまちの話のネタにされている。
- 『SS』まではプリキュアの存在が認知されずに終わることがほとんどだが、本作では関係ない人達が気絶せずにプリキュアの戦いを見ることもあるため、一部の人間には認知される[20]。
- プリキュアの正体がばれることによるペナルティは一切存在しない。プリキュアに変身できることを秘密にしているのは各個人の事情によるものである。
- 『5』の一般の敵であるコワイナーは、ナイトメアの戦士と同じく必殺技が効かない、あるいはかわされることもある。
- シリーズで初めて「巨大化したアイテムを使う」というスタイルの技を持つ。『5』の中盤で初登場したプリキュアファイブエクスプロージョンは、ドリームトーチと4種のプリキュアシンフォニーが、巨大な光の蝶となって体当たりする大技。また、ナイトメアが創った異空間から脱出するための乗り物としても使われる。東映の変身少女アニメ作品として初の試みである。
- 壮絶な死闘を繰り広げた『SS』までと異なり、『5』では最終話を敵との和解で終わらせ、また、シリーズで初めてプリキュアが戦闘中に自ら変身を解除した。なお『5』では最後の戦いを一度も現実世界で行わずに終わっている。
- 『5』最終話で変身アイテムである「ピンキーキャッチュ」をココたちに返してしまったため、1度はプリキュアの力を失った5人だったが、『Go Go!』冒頭においてローズパクトに宿った5つの蝶によってもたらされた新たな変身アイテム「キュアモ」によって再びプリキュアとなる力を得た。また、新たなプリキュアとなった事で新必殺技を始め、基本能力もパワーアップしている。
- 『SS』までの追加戦士に変身する人物が、元々は敵味方双方によって作られた存在であったのに対し、『Go Go!』のミルキィローズはシリーズ初のマスコットキャラクターが変身する戦士である。
- 作中では変身しない、或いは戦わないメンバーがいたり、また『Go Go!』では変身済みで登場することがある。
プリキュアの必殺技[編集]
- キュアドリーム
- プリキュアドリームアタック
- 光の蝶となったドリームパワーを掌で打ち出して相手にぶつける。その威力は(ブンビー曰く)ナイトメア本部を破壊する程凄まじい。
- プリキュアクリスタルシュート
- ドリームトーチ使用時の技。大量の結晶のつぶてを一斉に放つ。以上の2つは止めの一撃となる事が多い。
- プリキュアシューティングスター
- 『Go Go!』から使用。腕をX字に組み、自らが光と一体化して飛行・突進し敵を貫く。
- キュアルージュ
- プリキュアルージュファイヤー
- 真っ赤な炎の力で相手を打ち砕く。
- プリキュアルージュバーニング
- ルージュタクト使用時の技。上記技より威力が上昇する。敵の飛び道具の破壊にも使える。
- プリキュアファイアーストライク
- 『Go Go!』から使用。球状の炎エネルギーをフットサルのシュートの様に蹴りだす。
- キュアレモネード
- プリキュアレモネードフラッシュ
- 小さな光の蝶の群れを放つ。命中範囲が広いが、そのぶん威力が小さめである。
- プリキュアレモネードシャイニング
- レモネードカスタネット使用時の技。見た目は変わらないが威力は高く、コワイナーを一撃で倒すことができるほどである。
- プリキュアプリズムチェーン
- 『Go Go!』から使用。対象を光のチェーンで拘束し、粉砕する。敵の動きを封じたり転倒させることもできる。
- キュアミント
- プリキュアミントプロテクション
- プリキュアミントシールド
- ミントリーフ使用時の技。防御力は格段に上昇する。防御だけでなく、敵を押し出す用途にも使われた。両方とも負荷に耐えられなくなるとひびが入り、割れてしまう。
- プリキュアエメラルドソーサー
- 『Go Go!』から使用。オーラを鋭い円盤状に形成し、敵に放つ。攻撃技だが盾のように防御に使うこともできる。
- キュアアクア
- プリキュアアクアストリーム
- 大きな水の渦を作り相手にぶつける。
- プリキュアアクアトルネード
- アクアリボン[22]使用時の技。
- プリキュアサファイアアロー
- 『Go Go!』から使用。水のエネルギーを弓矢に変えて、敵を射る。
- 5人の合体技
- プリキュアファイブエクスプロージョン
- ドリームトーチと他の4人が持つ、ルージュタクト、レモネードカスタネット、ミントリーフ、アクアリボンが合体・巨大化したアイテムに乗り、巨大な光の蝶をまとって体当たりする。この技のみ5人全員とミルクが揃う必要がある。
- プリキュアレインボーローズエクスプロージョン
- 『Go Go!』から使用。5人のキュアフルーレから放ったバラが融合して巨大な虹色のバラとなり、敵を押し潰す。
- ミルキィローズ
- ミルキィローズブリザード
- 青い薔薇の花吹雪を起こし、大きな青い薔薇の形に敵を包み込み、一瞬で粉砕する。
以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
スタッフ[編集]
- 企画:大野逸雄→西出将之 (ABC) 、鶴崎りか (ADK) 、清水慎治(東映アニメーション)
- プロデューサー:亀田雅之→吉田健一郎 (ABC) 、麻生一宏 (ADK) 、鷲尾天(東映アニメーション)
- 原作:東堂いづみ
- 連載:講談社「なかよし」(漫画:上北ふたご)
- シリーズ構成:成田良美
- 音楽:佐藤直紀
- 製作担当:坂井和男
- 美術デザイン:行信三
- 色彩設計:沢田豊二
- キャラクターデザイン:川村敏江
- シリーズディレクター:小村敏明
- 制作協力:東映
- 制作:ABC、ADK、東映アニメーション
各話スタッフ[編集]
- 脚本:成田良美、山下憲一、羽原大介、清水東、村山功、赤尾でこ、佐藤勝一
- 絵コンテ:小村敏明、矢部秋則、大塚隆史、川田武範、岩井隆央、岡佳広、座古明史、志水淳児、石平信司、長峯達也、三塚雅人、大塚健、垂永士、西尾大介
- 演出:小村敏明、矢部秋則、大塚隆史、川田武範、岩井隆央、岡佳広、座古明史、志水淳児、長峯達也、松本理恵、三塚雅人、西尾大介
- 作画監督:川村敏江、河野宏之、飯島秀一、高橋任治、奥山美佳、青山充、爲我井克美、稲上晃、袴田裕二、篁馨、宮本絵美子、飯飼一幸
- 美術:行信三、長恵美子、増田竜太郎、須和田真、宮前光春、飯島由樹子、井芹達朗、猿谷勝己、花村弘喜
主題歌[編集]
- Yes! プリキュア5
- オープニング(1話 - 49話、劇場版)『プリキュア5、スマイル go go!』
- 作詞:只野菜摘、作曲:岩切芳郎、編曲:家原正樹、歌:工藤真由、コーラス:ヤング・フレッシュ with mayumi&yuka
- エンディング(1話 - 32話)『キラキラしちゃってMy True Love!』
- 作詞:佐々木美和、作曲:marhy、編曲:久保田光太郎 + marhy、歌:宮本佳那子
- エンディング(33話 - 49話、劇場版)『ガンバランスdeダンス〜夢見る奇跡たち〜』
- 作詞:青木久美子、作曲:小杉保夫、編曲:多田三洋、歌:宮本佳那子withぷりきゅあ5
- 前作『Splash☆Star』の後期エンディング『ガンバランスdeダンス』のリメイク。歌詞は一部変更されている。
- 挿入歌(第20話・第29話)『とびっきり!勇気の扉(ドア)』
- 作詞:只野菜摘、作曲:高取ヒデアキ、編曲:籠島裕昌、歌:春日野うらら(伊瀬茉莉也)
- 春日野うららのキャラクターソング。劇中ではうらら自身による作詞という設定。
- Yes! プリキュア5 GoGo!
音楽[編集]
BGMは従来シリーズに続いて佐藤直紀が担当。編成はそれまでのシリーズと同様に生楽器を主体とする。『ふたりはプリキュア』シリーズのストックBGMも流用される。
放送リスト[編集]
この「放送リスト」はまだ完結していない作品や番組に関する記事又は節です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 |
- Yes! プリキュア5
- 希望のプリキュア誕生!
- 情熱全開キュアルージュ!
- はじけるプリキュアは誰?
- やすらぎのキュアミント
- プリキュアの資格
- プリキュア5(ファイヴ)全員集合!
- 親友ナッツ現る!
- 相性最悪? りんとかれん
- プリキュアがばれちゃった!?
- 腹ペコナッツを救え!
- のぞみとココの熱気球
- うららのステージを守れ!
- りんちゃんの部活決定ーっ!
- 悩める生徒会長かれん
- ハッスルのぞみのお手伝い!
- こまち小説家断念!?
- 純情乙女の恋物語
- 突撃! かれんの私生活
- うららの秘密を探れ!
- プリキュア5 歌手デビュー!?
- お世話役見習いミルク登場!
- ミルクの家出で大騒ぎ!
- 大ピンチ! 悪夢の招待状
- 新たなる5人の力!
- プリキュア合宿大作戦!
- ロマンス全開リゾートライフ!
- りんちゃんイケメン幽霊とデート!?
- こまちの夏祭り奮闘紀
- のぞみの一日マネージャー
- ミルクの決意とみんなの力!
- のぞみとココのラブレター事件!
- りんちゃんのハッピーウェディング
- 大スクープ! プリキュア5独占取材!
- ミルクを守れ! 白馬の騎士かれん
- ナッツの鍵とこまちの心
- 目指せ完走! マラソン大会
- ココのヘルシー大作戦
- プリキュア5のシンデレラ物語
- 恐怖! デスパライア現る
- 理事長の正体を探れ!
- 伝わる気持ち こまちとうらら
- りんとかれんのひそかな約束
- こまちの決意とナッツの未来
- お世話役ってどんな人?
- のぞみとココのクリスマスの誓い
- カワリーノ非情の策略!
- ドリームコレットを取り戻せ!
- 希望VS絶望 最後の対決!
- 夢と希望のプリキュア5!
- Yes! プリキュア5Go Go!
- 復活! プリキュア5!
- のぞみとココ 悩める再会
- 運び屋シロップの友達
- うららの台本を届けろ!
- 生徒会長かれんへの手紙
- ドーナツ国王目覚める!
- レッツゴー! パルミエ王国!
- シロップと謎の手紙
- 名探偵こまち登場!
- 出た! 青いバラの力!
- 華麗に変身! ミルキィローズ!
- 美々野くるみがやってきた!
- 悪夢のメルヘンワールド!
- ミルキィローズの秘密!
- りんちゃんと豆の木
- かれんとこまちのお菓子の家
- たむけんさんの宝物
- みんなに届け! うららの歌声
- 浦島かれんと亀ミルク!?
- こまちとまどか 二人の夢
- 友情たっぷりみんなでお弁当!
- のぞみ先生大いに頑張る!
- シロップが裏切った!?
- プリキュア5新たな力!
- 真夏の悪夢の二人組
放送期間・日時[編集]
放送局は朝日放送 (ABC)・テレビ朝日系(ただし一部系列局除く。詳細別途後述)で、放送日時は日曜日8:30 - 9:00。また山陰放送(TBSテレビ系)では土曜日7:00 - 7:30(6日遅れ)、宮崎放送(こちらもTBSテレビ系)では火曜日15:25 - 15:55(6か月遅れ)に、それぞれ放送されている。
朝日放送や第1試合出場校の地元系列局が全国高校野球選手権大会の第1試合を同時間帯に放送する場合は、通常編成の番組ネット局への裏送りとなる。朝日放送では話数調整のため第1試合の開始が遅い期日に全国と同時刻に遅れ放送を行ったり、別枠で放送するなどして調整する。第1試合の出場校の地元局では別枠での放送となる。ただし、2007年の大会は8月12日が9時30分、8月19日が10時30分から放送されたため全地域で通常通りの放送となった。
各地域のネット局を下表で示す。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送曜日および放送時間 | 放送日の遅れ |
---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 朝日放送 (ABC、製作局) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | - |
北海道 | 北海道テレビ放送 (HTB) | 同時ネット | ||
青森県 | 青森朝日放送 (ABA) | |||
岩手県 | 岩手朝日テレビ (IAT) | |||
宮城県 | 東日本放送 (KHB) | |||
秋田県 | 秋田朝日放送 (AAB) | |||
山形県 | 山形テレビ (YTS) | |||
福島県 | 福島放送 (KFB) | |||
関東広域圏 | テレビ朝日 (EX) | |||
山梨県 | なし(一部の地域を除く直接受信、ないしはケーブルテレビなどを通じてテレビ朝日を視聴することは可能) | |||
新潟県 | 新潟テレビ21 (UX) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | 同時ネット |
長野県 | 長野朝日放送 (abn) | |||
静岡県 | 静岡朝日テレビ (SATV) | |||
中京広域圏 | 名古屋テレビ放送(NBN・メ〜テレ) | |||
富山県 | なし(一部の地域を除く直接受信、ないしはケーブルテレビなどを通じてHAB、UXの電波を受信する形での視聴は可能) | |||
石川県 | 北陸朝日放送 (HAB) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | 同時ネット |
福井県 | なし(福井放送(FBC)がテレビ朝日系列だが、NNSにも加盟しており、当該時間には日テレのワイドショー番組「THE・サンデー」を放送しているうえ、FBCでの遅れネットや福井テレビ(FTB・フジテレビ系)による番組販売購入も行われていない。なお、HAB, ABCの電波を受信する形での視聴は可能) | |||
鳥取県 | 山陰放送 (BSS) | TBS系 | 土曜 7:00 - 7:30 | 6日遅れ |
島根県 | ||||
広島県 | 広島ホームテレビ (HOME) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | 同時ネット |
山口県 | 山口朝日放送 (YAB) | |||
徳島県 | なし(ABC、KSBの電波を受信する形での視聴は可能) | |||
岡山県 | 瀬戸内海放送 (KSB) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | 同時ネット |
香川県 | ||||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ (eat) | |||
高知県 | なし(但し一部地域ではABC・KSB・eatの電波を受信する形での視聴は可能) | |||
福岡県 | 九州朝日放送 (KBC) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | 同時ネット |
佐賀県 | なし(但し殆どの地域でKBCやKAB・NCCの電波を受信する形での視聴は可能) | |||
長崎県 | 長崎文化放送 (NCC) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | 同時ネット |
熊本県 | 熊本朝日放送 (KAB) | |||
大分県 | 大分朝日放送 (OAB) | |||
宮崎県 | 宮崎放送 (MRT) (テレビ宮崎(UMK)がANNにも加盟しているが、本来はフジテレビ系列であり、さらにNNNにまで加盟していることで放送枠がないため) |
TBS系 | 火曜 15:25 - 15:55 | 6か月遅れ |
鹿児島県 | 鹿児島放送 (KKB) | テレビ朝日系 | 日曜 8:30 - 9:00 | 同時ネット |
沖縄県 | 琉球朝日放送 (QAB) (なお先島諸島はケーブル含め受信不可。大東諸島ではテレビ朝日を視聴可能) |
視聴率[編集]
放送開始当初からゴールデンウィークの頃までは毎回7-8%を記録していた。しかし、ゴールデンウィーク明けから夏休み突入前までは6-7%台で推移するようになり、7月29日放送分では、5%を切った。その後一時的に持ち直したことはあったものの、結局平均視聴率は6.5%にとどまった。これは、前作『ふたりはプリキュア Splash Star』と大差ない視聴率である。
そして『Go Go!』に移行してから1クール目(2008年2-4月)の毎回視聴率は5-7%台で推移しており、平均視聴率は6.3%にとどまっている。
(データはいずれもビデオリサーチ調べ・関東地区。また、今週のテレビアニメ視聴率スレまとめ というサイトも参照。)
劇場版[編集]
鏡の国のミラクル大冒険[編集]
『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』( - かがみのくにのミラクルだいぼうけん)は、2007年11月10日公開。興行収入8億円。
初めて敵側勢力としてのプリキュアが登場。さらに、『映画 ふたりはプリキュアMax Heart2 雪空のともだち』以来のスーパープリキュアも登場した。
なお、ザ・たっちのたくやとかずやが、映画のオリジナルキャラクターの声を演じた。
前作『映画 ふたりはプリキュアSplashStar チクタク危機一髪!』では男児向け作品の『デジモンセイバーズ』との2本立てであったが、本作では単独上映形式に戻った。
本作は『観客参加型映画』と銘打っており、上映劇場で配られる『ミラクルライト』をスクリーンに向かって照らすとスーパープリキュアに変身するという仕組みとなっていた。
前売り券の売れ行きは公開1か月前の時点で前作比245.7%の大幅な売上増[23]となり、また公開初日2日間の興行収益は前年比312.3%に上った。結果的に前年の興収3億を大きく上回る興収8億となった。
ストーリー[編集]
西洋風テーマパークに出かけたプリキュアの5人。ドレスを着てお姫様気分を味わっていたが、イケメン王子に扮したココとナッツが現れて大興奮となる。ところが、ドリームコレットを狙って世界支配を企む悪者シャドウに操られた、鏡の国に住むミギリンとヒダリンによってココとナッツが鏡の国にさらわれてしまう。2人を救うためにプリキュアたちは鏡の国に足を踏み入れる。
登場人物[編集]
- ミギリン
- 声 - たくや(ザ・たっち)
- ヒダリン
- 声 - かずや(ザ・たっち)
- 鏡の国に住む双子の兄弟。奇跡のパワーを呼び起こす「ミラクルライト」を持っている。シャドウに脅されてココとナッツを鏡の国へ拉致する。なお、声を演じているザ・たっちも双子である。
- シャドウ
- 声 - 朴璐美
- クリスタルを奪い、鏡の国を乗っ取った人物。ドリームコレットを奪うため、プリキュアを狙う。鏡の力でピンキーを全部揃えて世界の支配者になるという願望を叶えるはずが、1匹だけドリームコレットに収納されてなかった[24]ので失敗。その後、キュアドリームを滅ぼそうとするもダークドリームに阻まれ、クリスタルシュートを喰らう。逆上して巨大化するも、スーパープリキュアの放ったファイブエクスプロージョンにより絶命。尚、口調から女性と思われるが確かな証拠は無い。また、予告編の映像とは姿が異なる。
- ダークプリキュア5
- シャドウが鏡の国のクリスタルを使って作り出した闇の戦士達で、疲労をしない。友情をくだらないものとして否定している。衣装が公式サイトと実際の映像とで違う。本物のプリキュアと髪型がよく似ているが、微妙に違う。胸の蝶の部分にそれぞれのコピーに使われたクリスタルが飾り付けられている。
- ダークドリーム
- 声 - 西村ちなみ
- のぞみ=キュアドリームのコピー。エネルギー弾を使う。必殺技は不明。彼女だけは変身前の姿からコピーされ、また本物のプリキュアと和解した。シャドウの攻撃からキュアドリームを護るために自らを犠牲にする。
- ダークルージュ
- 声 - 長沢美樹
- キュアルージュのコピー。必殺技は炎を連続発射するダークネスファイヤー。
- ダークレモネード
- 声 - 釘宮理恵
- キュアレモネードのコピー。蹴り技をメインに戦闘する。音波攻撃を使える。必殺技は足から出す閃光ダークネスフラッシュ。
- ダークミント
- 声 - 皆口裕子
- キュアミントのコピー。戦闘はキュアミントとは正反対で、好戦的。必殺技は緑色の球体を飛ばすダークネススプレッド。最後はキュアミントの言葉に心を打たれ涙を流した後、消えてしまった。
- ダークアクア
- 声 - 木内レイコ
- キュアアクアのコピー。髪型はキュアアクアとは異なるロングヘア。剣を使用するが、こちらはキュアアクアとは反対に大振りの剣である。必殺技は不明。
以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
スタッフ[編集]
劇場版主題歌[編集]
#主題歌 を参照
お菓子の国のハッピーバースディ♪[編集]
この項目は予定される事象を扱っています。予想の記載や性急な編集をせず事実を確認し正確な記述を心がけて下さい。この内容は不特定多数のボランティアにより自由に編集されていることを踏まえ、自身の安全利害に関わる情報は自己責任でご判断ください。 |
映画 Yes! プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪( - おかしのくにのハッピーバースディ)は、2008年11月8日公開予定。
漫画版[編集]
『Yes!プリキュア5』は、原作・東堂いづみ、まんが・上北ふたごによる漫画作品がある。「なかよし」(講談社)で2007年3月号から2008年2月号まで連載された。「なかよしラブリー」でも連載。前作『ふたりはプリキュアスプラッシュスター』に引き続き、メイン連載扱いである。開始当初は、変身・戦闘の描写を含んでいた。しかし、後半からはプリキュアの5人とココ・ナッツの日常を描くサイドストーリー的な内容となり、変身後の姿やナイトメアに関しては最終回で1コマ程度描かれた位にとどまった。
また、続編の『Go Go!』についても、引き続き「なかよし」2008年3月号から連載されている。こちらもメイン連載扱いとなっている。
ただ、両作品とも、2008年6月の時点では単行本化されていない。
なお、本編と違うところがあり、『5』の時に、ミルクが登場しておらず、『GoGo』から登場している。
関連番組[編集]
『Go Go!』の関連番組として、アニメイトTVで『CLUB ココ&ナッツ』が2008年2月5日から毎週主に火曜日に配信されている。パーソナリティは草尾毅(ココ)と入野自由(ナッツ)。
関連商品[編集]
子供向け商品[編集]
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この記事の内容の信頼性について検証が求められています。 確認のための文献や情報源をご存じの方はご提示ください。出典を明記し、記事の信頼性を高めるためにご協力をお願いします。 |
バンダイからプリキュア達が使用するアイテムを模した「ピンキーキャッチュ」[25]や「ドリームコレット」」[26]、ぬいぐるみ(人形)の「キュアドール」[27][28][29][30][31]といった関連玩具がリリースされている。また、食品関連では従来の菓子(トップ製菓)[32]、食玩[33][34][35][36][37](バンダイ)、カレー、ふりかけ(いずれも丸美屋)[38]の他にニッスイから魚肉ソーセージ[39]とかまぼこ[40]が新たに発売された。 従来の携帯型コミューンはプラスチック部の製造費がかかる金型が大幅に縮小された腕時計タイプ「ピンキーキャッチュ」に。通信機能が売りだったノートPC型コミューン(プリティコミューン、スプラッシュコミューンなど)は1万円と価格があまりに高額だったが、従来の携帯型コミューンのバーコードスキャン機能を移植、さらに小型化で「ドリームコレット」はプレイバリューを維持しつつも定価を半額まで下げることに成功し、売上げが復活した。その勢いはバンダイの決算にも反映されており、11月に発表された中間決算における年間売上見込みは、年初計画(80億円)を上回る90億円となっている。[41]また、主力玩具であったピンキーキャッチュは、2007年の年間玩具売り上げランキングで第2位、またドリームコレットも第5位と言う健闘を見せた。[42]
うたって!プリキュアドリームライブ[編集]
うたって!プリキュアドリームライブ 〜スピッチュカードでメタモルフォーゼ!?〜 を参照
アクションフィギュアコレクションシリーズ[編集]
対象年齢15歳以上の大人向けのアイテムとして、メガハウスから「アクションフィギュアコレクションシリーズ」から本作品のキャラクターを題材としたフィギュアが11月より毎月1体ずつの主人公を題材とした製品とともに初めて子供向けアニメに進出。他にも2008年1月にはディスプレイタイプのフィギュアも発売され、『初代プリキュア』で人気を博したアイテムが復活する形となった[43]。ただ、5人全てを発売するにはスケジュール的にも間に合わず、キュアミント発売前に『5』が終了してしまい通販限定555体生産になった。[44]キュアルージュの第一期衣装での発売はさらに『GoGo!』の半ばまでずれ込んだものの、無事発売・予約が発表され、ミント同様通販限定555体生産で、こちらも2週間足らずで予約完売となった。これによって5人全員の第一期衣装での揃い踏みが実現することとなった。
スタンプラリー[編集]
2007年の夏休みシーズンに、関西地方に路線を持つ阪急阪神東宝グループの鉄道会社である阪急電鉄、阪神電鉄、能勢電鉄で『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』との共催で『Yes!プリキュア5』を起用したスタンプラリーが開催された[45]。
2008年の夏休みシーズンにも阪急阪神東宝グループ系列の阪急電鉄、阪神電鉄、能勢電鉄[46]と、南関東地方に路線を持つ東京急行電鉄(東急電鉄)[47]で『Yes!プリキュア5 GoGo!』のスタンプラリーが『仮面ライダーキバ』との共催で開催されることが決定した。
その他[編集]
- 本作の企画段階では、100年(無限に)続けるプリキュアとして企画されている。
- 作中の固有名詞には、フランス語など西ヨーロッパの言語からとられたものが多い。ここでは主なものを示す。
- メンバーの私服姿はお互いのパーソナルカラーを意識したものが多い。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- Yes!プリキュア5|朝日放送公式サイト
- Yes!プリキュア5|東映アニメーション公式サイト
- 映画Yes! プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!(劇場版)
- Yes! プリキュア5GoGo!|朝日放送公式サイト
- Yes! プリキュア5GoGo!|東映アニメーション公式サイト
- Yes! プリキュア5GoGo!|マーベラスエンターテイメント公式サイト
- Yes! プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪(劇場版第2弾)
- うたって! プリキュアドリームライブ(データカードダス)
脚注[編集]
- ↑ そのせいか、うららの担当マネージャーの鷲尾からはマネージャーとしての素質があると言われた。
- ↑ 『5』第13話でフットサル同好会に入部。りんが入会したことで同好会は部に昇格した。
- ↑ こまちの姉の友人・未来の花嫁衣裳のティアラのデザインを依頼されたり、とかく辛口批評のナッツですら認めるほど。
- ↑ 彼女の場合、本当に天然の時と明らかに意識してボケているときの両方があり、とくにのぞみの反応を見てとっさに合わせることが多い。
- ↑ この関係で、童話作家であるのぞみの父を尊敬している。
- ↑ CLUB ココ&ナッツ #13
- ↑ この鍵は、『5』最終回にて自分たちが前に進むためにという理由でこまちに託された。
- ↑ 元は水無月家が物置としていた建物を、かれんがプリキュアの拠点として提供した。この初代ナッツハウスはナッツたちがパルミエに帰還後別の人に貸したため、『Go Go!』ではやはり水無月家が有する別の建物を新「ナッツハウス」としている。
- ↑ 商品化されている人間体のフィギュアにも「ナッツ」としか書かれていない(ココは人間のときの名前で商品化されている)。
- ↑ こまちから豆大福を振舞われたときも、何としてでも代金を払うと主張した。
- ↑ パルミエにおける「お世話役」は宮中職と言うより、王族と国民を繋ぐ役割を果たす。
- ↑ 理想の結婚式話で盛り上がった時の妄想での結婚相手はココだった。
- ↑ 関連ラジオ番組である『CLUB ココ&ナッツ』第16回放送の中で行われたクイズで「のぞみの父の名前は?」という問題が出題され、正解が「つとむ」であると発表された。ただし、名前の表記については言及が無く、2008年5月現在これ以外の公式発表が無いため不明
- ↑ ニュータイプ2007年9月号に「CV:永野愛」とある。
- ↑ おタカさんのときの方がややしわがれているが、こちらの方が声を演じる神代知依がいままで他の番組で演じてきた声質に近い。が、どちらがキャラクターとしての「地」であるのかは不明。
- ↑ その外見と性格から一部のファンからは細木数子と似ていると評されている。
- ↑ たむけん本人役でアニメ「プリキュア」出演 2008年2月29日 デイリースポーツ
- ↑ たむけん「プリキュア」で声優デビュー 2008年5月5日 スポーツニッポン
- ↑ たむらけんじ「プリキュア5GoGo!」でアフレコに挑戦 2008年5月5日 サンケイスポーツ
- ↑ ただし、「プリキュア5という戦士が何者かと戦っている」と本当に認識しているのは今のところ増子美香とたむらけんじのみ。
- ↑ 劇場版では前方だけに小さなものを展開したこともある
- ↑ 剣として使用することもでき、キュアアクアは愛馬チャーリーに跨り、この剣でハデーニャと一騎打ちを繰り広げた。
- ↑ http://eiga.com/buzz/show/9064
- ↑ キュアレモネードがプリンセスランドで捕まえたと思われるピンキーはドリームコレットに移されてなかった。
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112481214000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112481238000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112481252000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112481269000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112481320000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112481276000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112481283000.html
- ↑ http://www.topseika.co.jp/g02.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112455475000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112455567000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112455727000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112455758000.html
- ↑ http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112455857000.html
- ↑ http://www.marumiya.co.jp/product/character/002.html
- ↑ http://www.nissui.co.jp/product/popup/ham_cs_004.html
- ↑ http://www.nissui.co.jp/product/popup/ner_ck_004.html
- ↑ http://www.bandainamco.co.jp/ir/result/pdf/20071108_2.pdf
- ↑ http://www.toynes.jp/f_ranking.htm
- ↑ 前作『Splash Star』では大人向けのフィギュアはいっさい発売せず、バンダイから子供向けのバービー人形タイプの着せ替え人形と、バンプレストからプライズゲームの景品としてのフィギュアが発売されただけに留まっていた。
- ↑ 数が限られている関係もあって、通販開始から僅か数日で予定数に達してしまい、早々に予約が締め切られた。
- ↑ http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/K1200706211N2.pdf
- ↑ [1]
- ↑ [2]