山口市
山口市(やまぐちし)は、中国地方西部(九州・山口地方北東部)の市。山口県の県庁所在地である。
目次
概要[編集]
県庁所在地でありながら、県内における経済的な吸引力では港湾都市として栄えた下関市、あるいは重化学工業で栄えた宇部市、周南市、岩国市などに劣り、関門都市圏と広島都市圏に挟まれた谷間の地域ともいえる。隣接する防府市と共に都市雇用圏である山口都市圏を構成するが、特に徳地地区(旧徳地町)や秋穂地区(旧秋穂町)は防府市との交流が多く、また阿知須地区(旧阿知須町)はもともと宇部都市圏であることもあり宇部市と密接な関係を持つ。このように、山口市はブラジルのブラジリア、オーストラリアのキャンベラ、旧西ドイツ時代のボンや、アメリカ合衆国の多くの州都のように政治・行政・文化に特化した都市であり、日本国内においてこのように行政に特化した県庁所在地は他府県に存在しない。
現在の山口市は3代目に当たり、旧・山口市と旧・小郡町、旧・阿知須町は、戦前に一度合併したのちに再び分離し、平成の大合併で再度合併をしている。2005年(平成17年)10月1日に合併する直前まで人口が約14万人に過ぎず、下関市、宇部市、周南市に次ぐ県内第4の都市であった。現在でも人口規模は20万人に満たず、県内では下関市に次ぐ存在であるが、合併によって市域面積は県内最大となっており、人口密度は県内19市町中12位の194.8人/km²である。
室町時代に「西の京都」と呼ばれた狭義の山口市街地は、山口線沿線にあり、主要幹線のひとつである山陽本線は市の中心部に乗り入れない。これは、山陽本線建設時、銭湯小路の宿主が「宿場町が寂れるから」と反対したためである。
鉄道と政治#鉄道忌避伝説 も参照
地理[編集]
山口県のほぼ中央に位置しており、市域は南北に長く南端は瀬戸内海(山口湾)に面し、北端は島根県と接する。道路網が整備されていることから、県内のほぼ全域から1時間30分以内で到達することが出来る。山口盆地の中央を南北に椹野川が貫き、その両岸に市街地が形成されている。
気候[編集]
市の中・南部域は瀬戸内海式気候のため比較的温暖・少雨であるものの、北部域は中国山地の南西端となっており、寒暖の差が激しい。
テンプレート:Weather box テンプレート:Weather box
人口[編集]
山口市の人口は、1955年の国勢調査以降、全国の県庁所在地の中で長らく最下位であった。平成の大合併動きの中、2005年10月に秋穂町・阿知須町・小郡町・徳地町・山口市が合併し3代目の山口市が誕生したことで、津市(三重県)の人口を抜いて一時的に最下位ではなくなった。しかし2006年1月1日に津市が周辺9市町村と合併すると再び山口市が最下位となった。その後、2010年1月16日の阿東町との合併で、当時の推計人口ベースで松江市(島根県)、鳥取市(鳥取県)、甲府市(山梨県)各都市の人口を抜いたが、2010年の国勢調査では鳥取市と甲府市に抜かれ、松江市も2011年8月1日に東出雲町と合併したため、再び山口市が最下位となった。ただし、2014年2月1日現在の推計人口は、鳥取市を上回っている。
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山口市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 山口市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 山口市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 }} |
山口市(に相当する地域)の人口の推移 テンプレート:人口統計/35 | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史[編集]
南北朝時代に大内弘世が大内氏の本拠とする。室町時代には大内館が築かれ、日明貿易が行われる。応仁の乱以後には乱を逃れてきた文化人を歓迎したので大内文化、「西の京」として栄え、戦国時代には大内義興、大内義隆が市街を整備し栄華を極めた。義興に庇護され後に京へ戻った室町幕府10代・12代将軍の足利義尹(義稙)、雪舟、フランシスコ・ザビエルなど、この町に縁のある人たちは多い。
天文21年12月9日(1552年12月24日)に山口の宣教師コスメ・デ・トルレスらが、司祭館に日本人信徒を招いてクリスマスの祝を催した。このため、日本のクリスマスの発祥の地は山口である。
大内氏滅亡後、毛利氏の支配のもとで山口奉行が置かれたため、山口は防長二国における政治的中心地となった。関ヶ原の戦いののち、防長二国に減封された毛利輝元が萩に居城(萩城)を構えたため、山口の政治的中心性は一旦消滅することとなった。
江戸時代の間、吉敷毛利家の領地となり萩と三田尻(現在の防府市中心部)を結ぶ萩往還の中継地として栄えた。幕末になると、長州藩は藩庁を萩から山口へ移すことになり、山口はふたたび防長二国の政治的中心地となった。山口に移された藩庁は山口政事堂と呼ばれ、長州藩における討幕運動の拠点となった。
明治に入ると廃藩置県が実施され、長州(山口)藩庁は山口県庁にそのまま移行した。一時期県庁移転が提起されたこともあったにもかかわらず、実現には至らず。山口は山口県成立から現在に至るまでそのまま県政の中心地であり続けている。
一方、長州藩の藩校である明倫館は藩庁移転に伴って萩から山口に移転、旧制山口高などを経て、現在の山口大学へとつながっている。山口大学は1973年に平川へ移転完了したが、旧亀山校地(山口明倫館跡地)にはパークロード(県道203号)を中心に県立図書館・県立博物館・県立美術館が整備され、周辺一帯は山口県~殊に山口市民~における文化・教育の一大拠点をなしているといえる。
合併と分割の変遷[編集]
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、山口四十町が吉敷郡山口町となる。
- 1905年(明治38年)4月1日 - 山口町と吉敷郡上宇野令村が合併。
- 1915年(大正4年)7月1日 - 山口町と吉敷郡下宇野令村が合併。
- 1929年(昭和4年)4月10日 - 山口町と吉敷郡吉敷村が合併、市制施行し、山口市(初代)となる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 宮野村が山口市に編入される。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 山口市(初代)と吉敷郡の9町村(大歳村、平川村、秋穂二島村、名田島村、陶村、小郡町、嘉川村、阿知須町、佐山村)が新設合併し、山口市(2代)が発足。
- 1947年(昭和22年)11月23日 - 吉敷郡阿知須町を分離。
- 1949年(昭和24年)11月1日 - 吉敷郡小郡町を分離。
- 1956年(昭和31年)11月3日 - 吉敷郡鋳銭司村を編入。
- 1963年(昭和38年)5月1日 - 吉敷郡大内町を編入。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 吉敷郡小郡町、吉敷郡秋穂町、吉敷郡阿知須町、佐波郡徳地町の山口県央部1市4町と新設合併し、第3代の山口市が発足。
- 2010年(平成22年)1月16日 - 阿武郡阿東町を編入。
行政[編集]
- 市長:渡辺純忠(わたなべ・すみただ)
窃盗&覚醒剤で逮捕、山口市議「自称・ごりちゃん」の悪評[編集]
こんな男が議員に当選する理由がサッパリ分からない。山口市内の釣具店で万引したとして、窃盗容疑で逮捕されていた山口市議の沢田正之(60)が2014年7月4日、覚醒剤使用の疑いで再逮捕された。
沢田は3日午後3時45分ごろ、市内の釣具店で、直径約3センチの浮き(約2000円)を盗んで現行犯逮捕され、その後の取り調べで、覚醒剤使用の疑いが浮上。県警が尿検査したところ、陽性反応が出たほか、自宅や事務所でも注射器などが見つかったという。市民の代表である地方議員が「窃盗」だけでなく、「シャブ使用」で御用とは前代未聞だ。どんな男だったのか。
「沢田は、山口市と合併した旧小郡町の町議出身で、町議時代から議会の遅刻、欠席は当たり前の問題議員です。拳銃所持のウワサや、かつての同居女性が覚醒剤で検挙された、との話も聞きました。山口市は今年4月に選挙があり、6月定例会が初議会だったのですが、沢田は体調不良を理由に全休。それで同僚議員と『本気で議員をやる気があるのか』なんて話していたら、このザマですよ。政治活動で力を入れていたこと? ああ、不良少年を更生する、とか叫んでいた記憶はあります。まあ、自分の更生が先だとは思いますが」(ある山口市議)
全く働かない上、シャブで逮捕されたデタラメ議員なのに、6月30日には約75万円のボーナスをしっかり受け取っていた。政務活動費を使った“カラ出張”疑惑を記者に突っ込まれて会見で号泣した兵庫県議は自身を「ののちゃん」と呼んでいた。沢田のブログを見ると「ごりちゃん」のニックネームを自称していた。確かに見た目はそれっぽいが……自分を「ちゃん」付けする幼稚な議員は要注意だ。
財産区[編集]
宮野地区(旧宮野村)には財産区である「宮野財産区」がある。これは旧山口市が旧宮野村と合併する際、旧宮野村有林の伐採益を宮野地区に限定して使うことを法制上確約したものである。実際に旧村有林の伐採益は山口市立宮野小学校の補修など宮野地区のために限定して使われている。財産区は特別地方公共団体の一種であり、地方自治法で定める議会が設置され、議員は公職選挙法に従って選挙されている(ただし無投票が続いている)。
行政機関[編集]
市の機関[編集]
本庁である山口市役所の他、2005年の新設合併前の市町村域を単位として「総合支所」が設けられている(山口市役所本所内にも「山口総合支所」が設けられている)。また、公民館である「地域交流センター」の大半に行政窓口(市役所出張所相当)を設けている。
議会[編集]
- 議長 小林訓二(こばやし・くんじ)=清風会
- 副議長 俵田祐児(たわらだ・ゆうじ)=清風会
- 議会運営委員長 兼村幹男(かねむら・みきお)=清風会
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表者) | ||
---|---|---|---|---|
県央創造清風会 | 10 | ◎兼村幹男、泉裕樹、藏成幹也、小林訓二(議長)、田中勇、俵田祐児( | 県央創造清風会 | 副議長)、野村幹男、原真也、原田清、平田悟 |
県央創造維新会 | 8 | ◎重見秀和、浅原利夫、入江幸江、氏永東光、坂井芳浩、藤本義弘、宮川英 | 県央創造維新会 | 之、山本功 |
新政会 | 6 | ◎右田芳雄、有田敦、伊藤青波、伊藤斉、斉藤亘、原田欣知 | ||
公明党 | 4 | ◎村上満典、佐田誠二、其原義信、原ひろ子 | ||
日本共産党 | 2 | ◎菊地隆次、河合喜代 | ||
市民クラブ | 2 | ◎小田村克彦、須子藤吉朗 | ||
民政クラブ | 2 | ◎澤田正之、上田好寿 |
(2012年5月18日現在)
参考: 山口市選出県議会議員
司法[編集]
- 山口地方裁判所 本庁
- 山口家庭裁判所 本庁
- (管轄地:山口市(旧山口市・旧吉敷郡秋穂町,小郡町,阿知須町・旧阿武郡阿東町)・美祢市(旧美祢郡美東町,秋芳町))
- 山口簡易裁判所 本庁
- (管轄地:山口市(旧山口市・旧吉敷郡秋穂町,小郡町,阿知須町・旧阿武郡阿東町)・美祢市(旧美祢郡美東町,秋芳町))
産業[編集]
山口市は県庁所在地ではあるものの、その他の主たる産業は、公共施設や公共事業等を除くと、後述する観光業と流通業程度で、日本では数少ない行政都市に特化した印象が強い。実際、山口市は都道府県庁所在地で唯一銀行の本店が存在せず(地方銀行の山口銀行は下関市に、第二地方銀行の西京銀行は周南市に本店を置く)、都市銀行の支店もみずほ銀行山口支店が存在するのみであり、日本銀行の支店も下関市に置かれている。かつての第百十国立銀行(山口銀行の前身の一つ)は山口市にて設立されたものの、普通銀行転換前に下関市に移転している。
小郡地区(旧小郡町)は道路網や鉄道網が新山口駅を中心として四方へ広がっており県央地域の交通拠点となっている。このため、同地区では小郡町時代から全国企業の山口県統括担当となる支店や営業所等が町の規模の割には多く設置されていた。最近は、公共事業による道路整備等に伴いその傾向が強まっている。当地は商業、特に流通業が発展が特徴的である。また、宇部市を中心とした宇部都市圏を主な商圏とする阿知須地区(旧阿知須町)が市内にあることもあり、山口市の年間商品販売額は山口県内第1位である(2006年度)。
漁業[編集]
瀬戸内海に面した地域に複数の漁港が存在する。また、椹野川では内水面漁業が盛んで、鮎の養殖などが行われている。
- 秋穂漁港
- 相原漁港
- 阿知須漁港
- 山口漁港
商業[編集]
山口駅周辺に商店街(山口市中心商店街)が広がる。湯田温泉は山口市の歓楽街でもあり、宿泊施設も多い。山口駅周辺の商店街内には百貨店の山口井筒屋(旧ちまきや)が存在することもあり、一定の集客力を持つが、商店街でもう一つの核となっていたダイエー山口店が閉店(現在は跡地に生活協同組合コープやまぐちが出店)したほか、市内の郊外や同一商圏内の近隣都市に広い駐車場を備えた大型ショッピングセンター(大内地区のゆめタウン山口やザ・ビッグ大内店、平川地区のフジグラン山口やハイパーモールメルクス山口、小郡地区のイオンタウン小郡、防府市のイオン防府店等)が林立したこともあり、最盛期に比べ衰退傾向にある。
一方、市内の阿知須地区にも旧阿知須町時代に地元商業者が中心となって開業させた大型ショッピングセンター「サンパークあじす」があるが、先述の通り同地区は隣接する宇部市を中心とした宇部都市圏および小郡地区が主な商圏であるため、中心部の商業への影響は少ない。
観光業[編集]
観光業は山口市の主要産業のひとつであり、2011年度に市内を訪れた観光客数は4,284,090人である。市内の主な観光地については、後述の「観光」節を参照。
市内に本社を置く主な企業[編集]
- ファーストリテイリング - カジュアル衣料のユニクロなどを運営。
- 秋川牧園
- 大隅企業グループ
- サビエルカンパーナ - ベーカリー & レストランの運営。
- 日本果実工業 - 清涼飲料水の製造。
- MIHORI - 和食レストラン「みほり峠」などを運営。
- スーパーマリン - スーパーマーケットの運営。
- 萩山口信用金庫 - 山口市に本店を置く唯一の信用金庫で、2010年1月12日に山口信金が萩信金(萩市)と合併して発足した。
- 山口県食糧
- とくぢ味噌 - 味噌の製造および販売。
- 山口井筒屋 - 北九州市に本社を置く百貨店「井筒屋」の子会社。
姉妹都市・提携都市[編集]
国内[編集]
国内に姉妹都市提携している都市はないが、以下のグループに所属している。
- 雪舟サミット
- 参加自治体:山口市、岡山県総社市、岡山県芳井町(現・井原市)、島根県益田市、福岡県川崎町、大分県大野町(現・豊後大野市)
- 東大寺サミット
- 参加自治体:宮城県涌谷町、愛知県渥美町(現・田原市)、福井県小浜市、三重県大山田村(現・伊賀市)、三重県名張市、滋賀県信楽町(現・甲賀市)、奈良県奈良市、大阪府美原町(現・堺市)、兵庫県小野市、山口県防府市、山口県美東町(現・美祢市)、山口県小郡町・徳地町(現・山口市)、福岡県太宰府市、大分県宇佐市
- 全国京都会議
- 参加自治体は、小京都#全国京都会議加盟自治体を参照。
メディア[編集]
県庁所在地ということもあり、県域エリアを対象とする例のなかでは山口市に本拠地を置く場合が多い傾向は認められる。一方で他の県内主要都市の周南市に本社を持つ山口放送などもあり、多くの都道府県にみられるほどの集積はしてはいない。また、山口市に本拠地を置く県域新聞社は存在せず、(山口新聞を発行するみなと山口合同新聞社は福岡県と接する下関市に本社があり山口市には支社が設置されているのみである)。
放送局[編集]
- 県域放送局
- 通信
- 山口ケーブルビジョン(ケーブルテレビ局)
山口県は特殊な電波事情ゆえ、同一県内でも東部と西部では受信できる周辺県域局が異なる。山口市の場合、 福岡県と場所によっては鳥取県と島根県および大分県の放送が受信できる場合がある。またテレビ情報誌や新聞全国紙の番組表でもその実情に合わせて収録している(山口県・テレビ県域局参照)。なお、山口ケーブルビジョンではフジ、テレビ東京系の区域外再放送がそれぞれ行われており、加入率は70%を越えている。
新聞社・通信社[編集]
- 新聞社
その他[編集]
- サンデー山口(地域情報紙)
教育[編集]
大学・短期大学[編集]
高等学校[編集]
中学校[編集]
- 市立
- 潟上中学校(かたがみ)
- 二島中学校(ふたじま)
- 川西中学校(かわにし)
- 小郡中学校(おごおり)
- 秋穂中学校(あいお)
- 阿知須中学校(あじす)
- 徳地中学校(とくぢ)
- 阿東中学校(あとう)
- 阿東東中学校(あとうひがし)
- 私立
小学校[編集]
- 右肩に*の付く学校は、制服または標準服の指定校。
- 国立
- 市立
- 陶小学校*(すえ)
- 鋳銭司小学校*(すぜんじ)
- 名田島小学校*(なたじま)
- 二島小学校*(ふたじま)
- 嘉川小学校*(かがわ)
- 興進小学校*(こうしん)
- 佐山小学校*(さやま)
- 上郷小学校*(かみごう)
- 小郡小学校(おごおり)
- 小郡南小学校*(おごおりみなみ)
- 秋穂小学校*(あいお)
- 大海小学校*(おおみ)
- 阿知須小学校*(あじす)
- 井関小学校*(いせき)
- 中央小学校*(ちゅうおう)
- 島地小学校*(しまじ)
- 串小学校*(くし)
- 八坂小学校(やさか)
- 柚野木小学校*(ゆのき)
- 生雲小学校*(いくも)
- さくら小学校*
- 徳佐小学校(とくさ)
- 嘉年小学校*(かね)
幼稚園・保育園[編集]
- 仁保幼稚園
- 小鯖幼稚園
- 大内幼稚園
- 宮野幼稚園
- 吉敷幼稚園
- 平川幼稚園
- 鋳銭司幼稚園
- 名田島幼稚園
- 二島幼稚園
- 秋穂幼稚園
- 山口保育園
- 東山保育園
- 大内保育園
- 陶保育園
- 楠木保育園
- 三の宮保育園
- 山口第二保育園
- 小郡上郷保育園
- 小郡乳児保育園
- 小郡保育園
- 黒潟保育園
- あじす保育園
- 堀保育園
- 八坂保育園
- 地福保育園
- 篠生保育園
- 生雲保育園
- 徳佐保育園
特別支援学校[編集]
- 公立
- 山口県立山口南総合支援学校
- 山口県立山口総合支援学校
- みほり分校
専修学校・各種学校[編集]
- 私立
- 山口コア学園
- 山口インフォメーション・カレッジ
- 山口コ・メディカル学園
- YIC公務員専門学校(旧:山口情報ビジネス専門学校新山口校) - YICグループの系列校
- 山口調理師専門学校
- 山口コア学園
児童自立支援施設[編集]
- 公立
主な公共施設[編集]
ホール[編集]
美術館・博物館[編集]
図書館[編集]
交通[編集]
鉄道[編集]
市の中心駅は山口駅であるが、山口市では新山口駅周辺を産業交流拠点と位置づけ新山口駅ターミナルパーク整備事業を進めており、2016年度までの完成を目指している。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
空港[編集]
最寄りの空港は山口宇部空港である。新山口駅などから連絡バスが運行されているが、同空港の駐車場は時間・日数に関係なく無料であることから、自家用車で乗り入れる利用者が多い|title=利用実態およびその理由について、出典を提示ください。。
路線バス[編集]
市内では以下の路線バス、高速路線バスが運行されている。
- 防長交通
- 長年にわたり新山口駅と秋芳洞を結ぶ路線や新山口駅と萩市を結ぶ路線を運行しており、新山口駅 - 東萩駅の特急バス「はぎ号」も運行している。
- 1999年に廃止された山口市交通局(山口市営バス)から路線・車両を譲り受け、同局が運行していた平成の大合併以前からの山口市域各地や旧小郡町域、旧秋穂町域の市内路線バスを運行している。山口市が運行する山口市コミュニティバスの運行を委託されている。
- 山口市と山口宇部空港を結ぶ路線バスを中国ジェイアールバスと共同運行している。
- 高速バスとして、東京都と山口市を結ぶ夜行高速バス「萩エクスプレス」、京都市・大阪市・神戸市と山口市を結ぶ夜行高速バス「カルスト号」を運行する。
- 中国ジェイアールバス
- 防長線と秋吉線の2路線がある。防長線は山口市中心部と萩市を結ぶ路線と山口市中心部と防府市を結ぶ路線があり、前者には特急便の「はぎ号」が設定されている。防長交通の「はぎ号」とは経路が異なるが乗車券は共通である。秋吉線は山口駅と美祢市の大田中央・秋芳洞・秋吉・美祢駅を結ぶ。
- 山口市と山口宇部空港を結ぶ路線バスを防長交通と共同運行している。
- 宇部市交通局
- 旧阿知須町域を経て新山口駅と宇部市(宇部新川駅)を結ぶ路線、新山口駅と山口宇部空港を結ぶ路線を運行する。
- サンデン交通
- 山口市中心部と下関市を結ぶ高速バスを運行する。
- 山口市コミュニティバス
- 山口市が運行するコミュニティバス。防長交通に運行を委託している。
- O.T.Bライナー
- 東京都と福岡市を結ぶ夜行高速バス路線で、新山口駅を経由する。天領バスが運行する。
この他、かつては山口市交通局(山口市営バス)が市内を運行していたが1999年(平成11年)に廃止され、路線を防長交通に譲渡した。また、サンデン交通の夜行高速バス「ふくふく大阪号」が2013年6月30日まで運行されていた。
タクシー[編集]
- 大隅タクシー
- 山野タクシー
- 山口交通
- スミスハイヤー
- 中司(なかつか)タクシー
- 湯田都(ゆだみやこ)タクシー
- 湯田タクシー
- フラワータクシー
- 新山口タクシー
- 嘉川タクシー
- 阿知須中央交通
- 三谷タクシー
- 地福タクシー
- 徳佐タクシー
- いさむや第一交通
- エフ第一交通
道路[編集]
観光[編集]
市内にある主な観光地[編集]
- 中心市街地周辺(一の坂川沿い・湯田)
- 南部(陶・鋳銭司・嘉川・佐山・小郡・阿知須・秋穂)
- 北部(仁保・徳地・阿東)
- 木戸峠
- 道の駅仁保の郷
- KDDI山口衛星通信センター その他、スカパーJSATがSUPERBIRDの地上局(山口ネットワーク管制センター)を市中心部に近い荻町に、自治体衛星通信機構が地上局(山口管制局)を市内宮野上にそれぞれ設けている。後者については、全国瞬時警報システムなど最重要ミッションを運用している。
- 重源の郷
- 大原湖(佐波川ダム)
- 柚木慈生温泉
- 長門峡
- 道の駅長門峡
- 十種ヶ峰ウッドパーク(オートキャンプ場・スキー場)、船平山スキー場
- 願成就温泉(道の駅願成就温泉)
- 徳佐しだれざくら(特に、徳佐八幡宮周辺で見られる)
- 船方総合農場(観光牧場)
- 蔵目喜(ぞうめき)梨園
- リンゴ狩り
- 釣り堀(地福近辺)
- 亀山の宝篋印塔(伝・静御前の墓)
行事・イベント[編集]
- 高倉荒神祭(2月28日)
- 全日本実業団ハーフマラソン(毎年3月)
- コープやまぐち 生協まつり(毎年4月)
- 湯田温泉白狐祭り(4月上旬)
- 青空天国いこいの広場(5月5日)
- 一の坂川 ほたる観賞Week(5月下旬 - 6月上旬の1週間)
- 山口祇園祭(7月20日 - 27日)
- ふしの夏祭り
- 山口七夕ちょうちんまつり(8月6日・7日)
- 陶八雲神社例祭(腰輪踊り)(例祭8月28日)
- アートふる山口(毎年10月または11月)
- あいお花火祭り・あいお祭り(毎年10月)
- 嘉年土居神楽舞(毎年10月1日 - 2日)
- 山口天神祭(11月23日)
- 日本のクリスマスは山口から(毎年12月)
名物・特産品[編集]
- 大内人形
- 大内塗
- 外郎(豆子郎・御堀堂・本多屋・数井製菓)
- 舌鼓(銘菓)
- 小郡饅頭
- しっちょる鍋
- かみなり豆腐(仁保地区)
- 山口美術館通り(饅頭菓子)
- SLやまぐち号グッズ
- 昭ちゃんコロッケ
- 山口饅頭(きれん製菓・本多屋)
- 安平麩(旧小郡町)
- 徳地しいたけ
- わさび(旧・徳地町・旧・阿東町)
- はなっこりー(旧・阿東町)
- 阿知須牛、かぼちゃ、あじすの外郎(旧・阿知須町)
- 阿東牛、牛乳、リンゴ、ナシ、アユ、トマト(旧・阿東町)
- 海苔、クルマエビ(山口市南部の漁港で獲れる)
- 蜂蜜(旧・阿東町)
- 米(コシヒカリが多い)(旧・阿東町)
出身者[編集]
- 鮎川義介 - 実業家、日産自動車の創業者に当たる人物
- 石川佳純 - 卓球選手
- 井上馨 - 武士・長州藩士、政治家、実業家
- 上野英信 - 記録作家
- 濱村秀雄 - 陸上競技選手(ボストンマラソン優勝者)
- 大谷晋二郎 - プロレスラー
- 大野将平 - 世界柔道選手権73キロ級金メダリスト
- 大村益次郎 - 医師、西洋学者、兵学者
- 上川大樹 - 世界柔道選手権無差別級金メダリスト
- 嘉村礒多 - 私小説家
- 川野太郎 - 俳優
- 國重友美 - 書家
- 佐々木信夫 - 政治活動家
- 佐藤和雄 - 前東京都小金井市長、元朝日新聞記者
- 沢山保羅 - 牧師、教育者
- 田中頼三 - 軍人
- 高邑勉 - 衆議院議員(民主党・比例中国)
- 寺内正毅 - 第18代内閣総理大臣
- 徳本恭敏 - 声優
- 栃忠秀昭 - 十両力士
- 中原中也 - 詩人
- 成瀬仁蔵 - 教育者、日本女子大学創設者
- 西川一三 - 日本のスパイ
- 日野原重明 - 医師
- 福江俊喜 - 元山口県労働組合総連合議長、元高校教諭
- 藤井旭 - 写真家
- 藤井克典 - NHKアナウンサー
- 藤本眞克 - 天文学者
- 桝屋敬悟 - 前公明党衆議院議員、元厚生労働副大臣
- 松浦晃一郎 - 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)事務局長
- 山尾庸三 - 東京大学工学部の前身となる工学寮を創立
- 田中陽子 - 女子サッカー選手
ゆかりの人物[編集]
- 岸信介 - 政治家、第56・57代内閣総理大臣
市外局番[編集]
市外局番は、083。MAが複数あるため、旧徳地(0835区域)・阿知須(0836区域)両町域を除き、2013年12月1日から統一されている。
旧山口市域は、おもに083-9xxが使われている。
その他[編集]
- 日本の音風景100選:山口線のSL
警察署[編集]
合併後の住所表記[編集]
2005年10月1日の合併以降、および2010年1月16日以降の旧阿東町域の住所表記は以下の通りとなる。
- 旧山口市は従前のとおり(ただし「大字」は付けない)。
- 旧5町は「○○郡××町△△」→「山口市××△△」とする(「大字」があった場合は外す)。
- 山口県流通センターには「小郡」をつけない。
- -例-
- 山口県山口市亀山町 → 山口県山口市亀山町
- 山口県山口市大字仁保中郷 → 山口県山口市仁保中郷
- 山口県佐波郡徳地町大字堀1111番地の1 → 山口県山口市徳地堀1111番地1
- 山口県吉敷郡秋穂町東1111番地の1 → 山口県山口市秋穂東1111番地1
- 山口県吉敷郡小郡町大字下郷1111番地の1 → 山口県山口市小郡下郷1111番地1
- 山口県吉敷郡阿知須町1111番地の1 → 山口県山口市阿知須1111番地1
- 山口県阿武郡阿東町大字徳佐中1111番地の1 → 山口県山口市阿東徳佐中1111番地1
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 行政