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2013年1月7日 (月) 18:06時点における版
株式会社テレビ北海道 Television Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd.
| |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | TVh |
本社所在地 | 日本 060-8517 北海道札幌市中央区大通東6丁目12-4 |
電話番号 | 011-232-1117(代表番号) |
設立 | 1988年8月 |
業種 | 5250 |
事業内容 | 北海道内におけるテレビジョン放送 |
代表者 | 代表取締役社長 佐々木邦佳 |
資本金 | 20億円 |
売上高 | 51億5200万円(2006年度) |
総資産 | |
従業員数 | 96人(2007年6月) |
決算期 | |
主要株主 | 日本経済新聞社 19.9% 伊藤組土建 11.3% 北海道新聞社 テレビ東京(2007年5月1日現在) |
主要子会社 | |
関係する人物 | |
外部リンク | http://www.tv-hokkaido.co.jp/ |
特記事項: |
株式会社テレビ北海道(テレビほっかいどう)は、北海道を放送対象地域とする放送局である。略称はTVh。英称はTelevision Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd.。
アナログテレビのコールサインはJOHI-TV。デジタルテレビのコールサインはJOHI-DTV。
TXN系列のテレビ局。
目次
会社概要
- 取締役会長:伊藤義郎
- 代表取締役社長:佐々木邦佳
- 本社・演奏所:北海道札幌市中央区大通東6丁目12-4(〒060-8517)
- 旭川支局:北海道旭川市7条通13丁目60-19 メディアビル3F(〒070-0037)
- 函館支局:北海道函館市若松町35-20(〒040-0063)
- 釧路分室:北海道釧路市北大通12丁目 明治安田生命釧路第一ビル(〒085-0015)
- 東京支社:東京都港区新橋1丁目7-11 橋善ビル(〒105-0004)
- 大阪支社:大阪府大阪市北区梅田2丁目5-6 桜橋八千代ビル(〒530-0001)
概要
- 系列新聞は日本経済新聞と北海道新聞(道新)・道新スポーツ。
- 主要株主には日本経済新聞社、伊藤組土建、北海道新聞社、テレビ東京の他、TVQ九州放送、北洋銀行、伊藤組、中日新聞社、北海道電力、朝日新聞社、読売新聞東京本社、フジテレビジョン(現在は持株会社のフジ・メディア・ホールディングス)、じょうてつが名を連ねる。[1]
- 以前は道新の出資が議決権ベースで13.34だったが、2005年2月の総務省のマスメディア集中排除原則に関する行政指導により、2007年5月現在では10%未満に留まっていると見られる。
- 正式な略称は「TVh」だが、新聞や雑誌の番組表や広告・記事では「TVH」の表記が使われている事が多い。[2]
- つどーむでのフリーマーケットイベント『GOLDENマーケット』を不定期に開催している。なお、この名称はテレビ北海道の登録商標である。
- キャッチコピーは、2003年度より「TV happy!TVh」を使用している。制作クレジット表記や同局の封筒などで使われているが、これはあくまでも対外向けロゴであり、開局当初からの正式ロゴは本社社屋、放送機材、送信所、中継局、ホームページの会社概要の項目、TVh道新ニュース・ニュース速報・気象警報・地震、津波情報のテロップ放送時[3]、TXN各種ニュース番組の取材クレジット表記、放送開始・終了時のハイビジョン撮影の風景の画像の挿入時、地上デジタル放送受信機表示アイコンなどで使われている。
- 2006年6月1日の地上デジタル放送開始に併せて、新たに「デジタル7チャンTVh」が加わった。なお、このキャッチコピーを使ったイメージソングは1日の放送開始・終了時とCMで随時放送される他、公式ホームページでも聴く事ができる。また、携帯電話の着信メロディとしてダウンロードができる他、CD化(非売品)もされている。後に同年8月には歌なしのカラオケバージョン(最初に登場したバージョンのカラオケ版)が、10月にはマスコットキャラクター「らっぴぃ」の入浴シーンのあるバージョンも新たに登場し、現在は3種類のバージョンがある。
- 2009年1月からは開局20周年にあわせ「smile 20th」のキャッチコピーも加わり、これを記念したイメージソングも新たに制作された。作詞・作曲は社員が担当し、社員の子供たちが歌っている。[4]歌詞は5番まであり、15秒バージョンが5本、開局20周年の告知を組み合わせた30秒バージョンが3本用意されている。こちらもCMで随時放送される他、公式ホームページでも聴く事ができる。
- 現在のマスコットキャラクターはラッコをモチーフとした「らっぴぃ」である。開局当時のマスコットキャラクターはフクロウをモチーフとした「テレきたくん」、1999年 - 2002年頃はテレビ受像機をモチーフにした「みて!くん」だった。
- 時刻表示の切り替え方式はアナログ放送が「クロスカット」、デジタル放送が「せり上がり」(16:9表示)となっている。
- 時刻表示は東芝ゴシックを使用しているが、デジタル放送の通常表示(CM中・提供クレジット表示時)ではデジタル放送のカスタム表示、アナログ放送とは異なり丸みを帯びた独特なフォント(通称:東芝デジ丸ゴシック)が使われている。なお、2009年1月12日のウォーターマーク表示開始後は青文字のカスタム表示が姿を消し、常に通常表示のみとなった。
- 常時終夜放送への対応は他の道内民放テレビ局に比べ遅れており、大通西4丁目付近に設置している「お天気カメラ」の映像をフィラーとして終夜放送することもあるが、放送を休止することも多い。終夜放送を行う場合でも早朝の放送開始前には一旦カラーバーに置き換え、オープニングコールの後番組の放送が開始される。なお、大晦日から元日にかけてはテレビ東京が制作する特別番組をネット受けして終夜放送を行っている。
- 2000年には、Jリーグチーム・コンサドーレ札幌のJ1昇格決定試合となった湘南ベルマーレ戦をアウェーの平塚競技場からキー局のテレビ東京及びTBSスポーツ(現・TBSテレビ)の技術協力により生中継を行った。試合終了時の瞬間視聴率で裏の日本シリーズ巨人vsダイエーを上回った。
- 2006年10月12日には、北海道日本ハムファイターズの25年ぶり、北海道移転後初となるリーグ優勝の模様をテレビ東京制作で放送したが、後述の理由により道東・道北を中心に視聴できない地域があった事から抗議が相次いだ。これらの地域は同年秋の『TVh道新ニュース』内で道東でのデジタル放送開始時期を明らかにしていたが、経営事情が依然として厳しいことから、現在、デジタル全面移行後の全道カバーについても凍結されている(詳細は後述)。
- 札幌市営地下鉄東西線バスセンター前駅の次駅案内スポンサーになっている。
- 報道取材はクロステレビ(番組制作プロダクション。本社:東京)が協力している。
沿革
- 1988年(昭和63年)6月 - 設立。
- 1989年(平成元年)10月1日 - 札幌送信所開局。テレビ本放送を開始(同時にTXNに加盟)。テレビ東京系列では全国5番目、北海道初のマストバイ局。
- 1991年(平成3年)9月21日 - 旭川送信所を開局。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)10月 - 開局5周年。
- 1999年(平成11年)10月 - 開局10周年(当時のキャッチコピーはテレビ画面に目を描いたデザインで「みて!」というものだった)。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)10月1日 - 函館・旭川・室蘭の各地区で地上デジタル放送を開始。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 6月1日 - 帯広・北見・釧路の3送信所と新北見中継局に予備免許付与。
- 8月17日 - 釧路送信所での試験放送を開始。
- 8月26日 - 釧路送信所に本免許を付与、本放送を開始。
- 10月24日 - 帯広送信所での試験放送を開始。
- 10月28日 - 北見送信所と新北見中継局での試験放送を開始。
- 11月7日 - 帯広送信所に本免許を付与、本放送を開始。
- 11月11日 - 北見送信所と新北見中継局に本免許を付与、本放送を開始。
テレビチャンネル
アナログ放送は83か所の送信所・中継局でカバーしていた。デジタル放送は2012年度末に116局でカバーされる予定だが、後の節でも詳述している。
札幌地区(JOHI-TV・JOHI-DTV)
- 中継局
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旭川地区
旭川送信所は当初1992年4月1日に開局する予定だったが、地元・旭川地区の強い要望があった事に加えてTVhも1日でも早く放送開始したい意向から、半年前倒しの1991年9月21日に開局(送信所建設も当初計画より1年前倒しの1990年に着工)。
なお、開局当日は旭川地区限定で当時の伊藤義郎社長(現・取締役会長)による「旭川送信所放送開始の挨拶」が5分間放送された。[6]
- 深川
- アナログ:28ch 100W
- デジタル:47ch 10W
- 幌加内
- アナログ:38ch 3W
- デジタル:47ch 0.3W
- 留萌
- アナログ:36ch 100W
- デジタル:30ch 10W
- 小平
- アナログ:62ch 10W
- デジタル:21ch 1W
- 羽幌
- アナログ:43ch 100W
- デジタル:26ch 10W
- 苫前
- アナログ:31ch 1W
- デジタル:26ch 0.1W
- 旭川台場 47ch 10W
- 留萌南町 62ch 0.1W
- 小平本町 47ch 0.1W
- 小平港 48ch 0.1W
函館地区
- 函館(送信所:函館山)アナログ・デジタル送信所併設
- アナログ:21ch 出力:映像10kW・音声2.5kW
- デジタル:19ch 出力:1kW
- 送信所はHBCと共同使用。HBC(アナログ)のVHF送信アンテナの下にUHF送信アンテナを設置。UHF送信アンテナからはTVh(アナログ・デジタル)、HBC(デジタル)が一括して送出される。
- 2007年8月30日13:00から試験放送開始、10月1日より本放送開始。
- 中継局
- 大沼
- アナログ:60ch 30W
- デジタル:46ch 3W
- 江差
- アナログ:22ch 100W
- デジタル:33ch 10W
- 江差新栄
- アナログ:34ch 1W
- デジタル:45ch 0.1W
- 江差円山
- アナログ:34ch 0.5W
- デジタル:45ch 0.05W
- 厚沢部
- アナログ:40ch 10W
- デジタル:42ch 1W
- 北桧山
- アナログ:32ch 100W
- デジタル:46ch 10W
- 奥尻大成
- アナログ:61ch 100W
- デジタル:19ch 10W
- 福島
- アナログ:49ch 10W
- デジタル:40ch 1W
- 福島白符
- アナログ:33ch 10W
- デジタル:19ch 1W
- 函館蛾眉野 61ch 0.1W
- 知内小谷石 52ch 0.1W
- 松前 62ch 10w
- 江差鰔川 46ch 0.1W
- 江差南が丘 62ch 0.1W
室蘭地区
- 室蘭(送信所:測量山)アナログ・デジタル送信所併設
- アナログ:29ch 出力:映像10kW・音声2.5kW
- デジタル:26ch 出力:1kW
- 地上デジタル放送は2007年10月1日より本放送開始。
- 中継局
- 苫小牧
- アナログ:47ch 100W
- デジタル:42ch 10W
- 登別
- アナログ:49ch 10W
- デジタル:23ch 1W
- 洞爺
- アナログ:28ch 10W
- デジタル:17ch 1W
- 豊浦
- アナログ:32ch 10W
- デジタル:14ch 1W
- 浦河
- アナログ:24ch 500W
- デジタル:19ch 50W
- デジタル放送はTVhが単独で設置したアナログ放送施設を、TVhを含む民放テレビ各局が共同で使用。
- 静内
- アナログ:22ch 100W
- デジタル:42ch 10W
- 平取(デジタル放送のみ)
- デジタル:47ch 1W
- 様似
- アナログ:20ch 10W
- デジタル:56ch 1W
- 西様似
- アナログ:34ch 3W
- デジタル:45ch 0.3W
- 室蘭陣屋 61ch 0.1W
- 室蘭知利別 31ch 3W
- 室蘭母恋 62ch 3W
- 室蘭輪西 61ch 10W
- 苫小牧宮の森 34ch 0.1W
- 登別東 31ch 0.1W
- 幌別 19ch 3W
- 鷲別 16ch 1W
- 壮瞥 32ch 3W
- 壮瞥滝之町 46ch 0.1W
- 浦河柏 46ch 0.1W
- 浦河常盤 45ch 0.1W
放送エリアの拡大と問題点
以下の内容は著者独自の見解で根拠がないのではないかと言っていた人がいたようです。 |
アナログ放送のエリアカバー打ち切り
テレビ北海道には他の道内各民放テレビ局と同様に、北海道内全域で視聴可能にする事を前提として放送免許が与えられているため、開局当初は各地の主要送信所・中継局(プラン局)33局にもアナログ放送チャンネルが割り当てられ、開局から10年以内にこれらの送信所・中継局設置を終了する予定だったが、以下の事情から設置・維持に掛かる経費が経営を圧迫するため当初の計画通りに進められず、アナログ放送の未開局地域が残された(以下参照)。
その後地上デジタル放送への完全移行が決定したことに加え、開局させても減価償却ができない事などを理由に、アナログ送信所・中継局の新規開局は未開局地域を残したまま1999年度をもって打ち切られた。
地上デジタル放送への完全移行に伴い、現在アナログ放送が未開局の地域ではアナログ放送チャンネルの割り当てが取り消され、デジタル放送チャンネルとして割り当てられた。
アナログ放送の全域カバーを断念するに至った背景と事情
- 地上デジタル放送への完全移行に伴い、デジタル放送送信設備を設置するための資金調達が課題となった事。
- エリア拡大当時の道内経済が未曽有の不況だった事に加え、その後の回復状況も本州に比べ立ち遅れた事から、広告収入が伸び悩んでいる事。[7]
- 札幌と帯広・北見(網走)・釧路を結ぶNTT中継回線(道内回線)がアナログマイクロ波を使用していた当時は全国回線に比べて回線使用料が高額だったため、コストが掛かり過ぎる事から使用が見送られた事。
- 未開局の送信所3局と中継局を合わせ、本来開局させなければならない送信所・中継局の数が関西準キー局並みに上る事に加え、現状のままでも北海道約2,276,900世帯中、アナログ視聴可だがデジタル視聴不可なのは約14,600世帯(約0.6%) - 約20,100世帯(約0.9%)(直接受信)・約1,360世帯(約0.1%)(共聴)、アナログ・デジタル共に視聴不可なのは約480,400世帯(約21.1%)にとどまる事。
送信所・中継局が未開局の地域
送信所・中継局が未開局のため、TVhの放送が視聴できない地域は以下の通り(世帯数は市町村別ロードマップより)。ただし、以下の地域でもその後デジタル中継局が開局したことによりデジタル放送の視聴が可能になったところもある。
※アナログ放送・デジタル放送ともに全く視聴できない道内の自治体は48市町村に上っている。
地上デジタル放送への対応と今後の見通し
地上デジタル放送は2006年6月1日から札幌地区で、2007年10月1日より旭川・室蘭・函館の各地区で放送を開始したが、バブル崩壊・たくぎんの経営破綻に伴う道内不況の長期化による厳しい経営状況から、道内各民放テレビ局がデジタル放送で札幌と道内各地を結ぶ中継回線[16]の使用料や難視聴地域向け中継局の設置・維持に掛かる経費が経営を圧迫し、最悪の場合経営破綻する可能性があることに加え、現在アナログ放送が視聴可能な地域から優先してデジタル放送を開始しているため、2009年までに開局済のものと2010年に開局を予定しているデジタル放送の送信所・中継局数は合計49か所となっている(前述)。
また、2011年以降に開局予定としているデジタル放送の送信所・中継局数も2010年2月現在16か所に留まり、デジタル放送でも未開局地域が残されることはほぼ確実となった。詳細は後述。
この結果、今回の開局予定から外された「非該当」地域(NHKのみ設置されている中継局は除く)は、BSジャパンを受信しない限り地上波でテレビ東京系の番組を視聴する事が完全に不可能となる。[17][18]但し、現在もデジタル放送エリア拡大の告知CMでは「随時エリア拡大予定」のテロップが表示されている。[19]
- 他の道内民放テレビ局で既開局または開局を予定している送信所・中継局はHBCとSTVが163か所、HTBとuhbが162か所となっているが、各局とも自力建設困難な中継局が約65か所ある(当初は自力建設困難な中継局が約100か所程度あったが、既開局および開局を決めているところも35か所程度あるため数は幾分減っている)。[20]
その後、2010年12月になって、総務省が所管する「後発民放局支援スキーム」により道東の全送信所と一部中継局の開局が決定され、2011年11月までに開局が実現した。2012年度は地デジ難視聴によるデジタル新局で、NHKと民放各局が開局する北芦別中継局と北見仁頃中継局を含めて29中継局の開局を予定しており、2013年度以降に持ち越される未開局中継局は42局になる見通し。
未開局地域対策
2008年を目途にスカイパーフェクTV!とJSATが衛星を使用して再送信を実施する予定で、2005年8月に実験を開始し、難視聴を解消する方針を打ち出している(参考ページ)。但し、以下の事情からどの程度普及するかは不透明である。
- 再送信を受信するために別途アンテナやチューナーを設置し、スカパー!と契約が必要になる事
- 衛星波を使用するため、ワンセグ放送が視聴できない事
- 「わざわざ手間の掛かる事をしなくとも現在視聴可能な地上波だけで十分」と考えている視聴者も居る事
- スカパー!とTVhなど地上波放送局の間に生じる著作権の問題など
このため、地上波送信所の設置場所を変更したり[21]、各送信所・中継局を大出力にする事で中継局数を大幅に増やす事なく放送エリアを拡大する方法も模索している。また、中継局の建設費用を地元自治体1地域の全額負担あるいは複数の市町村自治体で等分負担する方法やTVh(もしくは道内民放テレビ全局)と自治体で等分負担する方法もある(自力建設困難となっている中継局建設費用の負担方法に関しても同様)。
また、2007年3月よりNHK札幌放送局とTVhを含む道内民放テレビ各局は、山間部での受信対策として、受信点から光ファイバーケーブルで伝送した映像を「ギャップフィラー(極微小電力送信機)」という小型送信機で再送信する実験を開始した。これは携帯電話の基地局の様なもので、実用化すると光ファイバーケーブルが通じている国道などの主要道路沿いに設置でき、中継局を新たに設置する事なく低コストで難視聴地域を解消する事が可能になる。なお、この「ギャップフィラー(極微小電力送信機)」方式による中継局は、上川郡美瑛町に2008年12月11日、デジタル放送の難視聴対策として、全国で最初に開局した。こちらも参照されたし。
さらに、2010年をめどに地上デジタル放送の難視聴地域対策及び移行措置として、2015年まで5年間の期間限定でNHK(総合・教育)と在京民放キー局の地上デジタル放送を衛星によるセーフティネットでサイマル放送する予定である。[22]
- これが実現すると、現在TVhが視聴できない地域でもBSジャパンで放送していないテレビ東京系地上波番組の視聴が可能になる。但し、内容は関東地方と同一で、TVhの自社制作番組などが視聴できない他、これらの地域では移行措置終了後に再びテレビ東京系の番組が視聴できなくなる可能性があり、その後の対策が課題となっている。
一方、2009年よりフレッツ・テレビ及びひかりTVの地上デジタル放送再送信サービスが北海道でも開始された。2010年1月現在ともに札幌地区のみの展開であるが、今後全道にエリア拡大されれば視聴可能エリア拡大に大きく貢献すると見られる。
今後開局予定のデジタル送信所・中継局
最初から「非該当」の「江差南が丘」は江差中継局と奥尻大成中継局で、「留萌南町」は留萌テレビ中継局で、また、当初「開局検討中」だった「小樽見晴」は札幌送信所または小樽中継局でそれぞれカバーできるため、3中継局は2011年7月24日の停波をもって運用を終える予定。
なお、2011年7月25日以降の開局予定は決まっていないが、現在放送チャンネルが割り当てられている地域のみまとめている。[23]
- 凡例
- 特に印のないものは今後開局が決定している送信所・中継局。
- ※は、現時点で経営努力をしても開局させることが難しい中継局(「自力建設困難」)。
- ○は、自力建設困難であったが、開局を予定している中継局。
- △は、自力建設困難ではあるが既開局の送信所・中継局のカバー状況を見ながら開局するかどうかを判断する中継局。
2010年の予定
#テレビチャンネルで記述されているものは除いて記載する。
- 松前
- 室蘭母恋※
- 室蘭知利別※
- 幌別※
- 鷲別※
- 国富※
- 島牧※
- 赤平※
- 西芦別※
- 由仁※
- 夕張新千代田※
- 喜茂別栄※
- 赤井川※
- 小樽桂岡※
- 真谷地※
- 美国※
- 三笠幌内※
- 美唄我路※
- 古平※
- 函館蛾眉野※
- 江差鰔川※
- 知内小谷石※
- 小平港※
- 小平本町※
- 壮瞥※
- 浦河柏※
- 苫小牧宮の森※
- 室蘭陣屋※
- 壮瞥滝之町※
- 登別東※
- 室蘭輪西△
- 旭川台場△
- 浦河常盤△
2011年以降
ここでは、2010年1月現在デジタル放送チャンネルが割り当てられている送信所・中継局のみ記載する。
いずれも、TVhを除く道内各民放テレビ局とNHKは2009年までに開局済、もしくは2010年以降に開局が決定している。
参考資料:「でんぱでーた on web」[10][11][12][13]
旭川地区
- 富良野 26ch(2012年開局)
- 上川 30ch
- 名寄 30ch(2012年開局)
- 稚内 33ch
- 中頓別(知駒) 17ch
- 枝幸 26ch
帯広地区
- 帯広 17ch(2011年開局)
- 広尾 18ch(2012年開局)
北見(網走)地区
- 網走 14ch(2011年開局)
- 北見 25ch(2011年開局)
- 遠軽 25ch
- 紋別 25ch
- 滝上 14ch
釧路地区
- 釧路 41ch(2011年開局)
- 根室 35ch
- 中標津 25ch
TVhのみ開局予定のない地域
以下の地域では道内各民放テレビ局とNHKが2009年までにデジタル中継局を開局(または2010年以降に開局を予定)しているが、TVhのみチャンネルが割り当てられておらず、開局の予定がない。
なお、中継局名の横にカッコ書きがつけられた地域では、他の大規模中継局を結ぶ重要な拠点となるカッコ内の中継局が開局した場合に、開局する可能性もある。
参考資料:「でんぱでーた on web」[14][15][16][17]
札幌地区
- 夕張清水沢
旭川地区
- 和寒(2012年開局)
- 富良野麓郷(2012年開局)
- 富良野東山(2012年開局)
- 南富良野幾寅(2012年開局)
- 空知金山(2012年開局)
- 上富良野(2012年開局)
- 上士別(2012年開局)
- 幌延
- 稚内富士見
- 礼文
室蘭地区
- 日高
- 日高銀嶺
- 平取振内(2011年開局)
- えりも(2010年開局)
- えりも庶野(2010年開局)
帯広地区
- 新得(2012年開局)
- 足寄(2013年開局予定)
- 本別
- 幕別忠類(2012年開局)
- 陸別
北見(網走)地区
- 佐呂間
- 佐呂間知来
- 佐呂間若佐
- 訓子府(2013年開局予定)
- 留辺蘂(2013年開局予定)
- 置戸
- 丸瀬布
- 津別
釧路地区
- 阿寒
- 白糠(2012年開局)
- 弟子屈
- 川湯
- 羅臼
- 阿寒湖畔
- 霧多布
その他
下記の一部地域では札幌送信所など近隣地域で既開局又は開局時期が決定している送信所・中継局のデジタル放送を受信できる可能性がある。ただし、直接波を受信できる地域は限られており、回折波を受信する地域が多い。当面、TVhの中継局を開局する予定がないため、これらの地域では受信環境を構築する上で貴重な存在となる。後述の「遠距離受信」や市町村別ロードマップも参照の事。
近隣送信所・中継局を受信できる可能性がある非該当地域
- 空知支庁
- 夕張清水沢(近隣送信所・中継局は札幌、由仁、夕張新千代田など)
- 後志支庁
- 南羊蹄(2010年開局)
- 胆振支庁
- 北洞爺(2010年開局)
- 日高支庁
- 平取振内(2010年開局)
- 日高(同上)
- えりも(2010年開局)
- えりも沢町(2010年開局)[24]
- 上川支庁
- 上富良野(2012年開局)
- 和寒(2012年開局[25])
- 名寄(2012年開局)
- 富良野(2012年開局)
- 上士別(2012年開局)
- 上川(一部地域は旭川送信所が受信可能)
- 和寒西和(2013年開局予定)
- 宗谷支庁
- 礼文(一部地域では札幌送信所か羽幌中継局が受信可能)
- 利尻仙法志(同上)
- 知駒(一部地域では羽幌中継局が受信可能[26])
遠距離受信
現在、送信所や中継局が未開局の地域では、直接波の受信が難しく間接波の受信が主になるためパラスタックアンテナなどと、場合によっては受信ブースターを設置する事で受信可能になる場合がある。但し、パラスタックアンテナは以前は大型の場合が多く設置が困難な事に加え、積雪や強風でアンテナが倒壊し易いという欠点があり、これらの理由で設置を断念している世帯が少なくなく、気象条件、季節、地形、場所などによっては受信しにくい場合もある。また、ブースターを使用する事により道内ではHTB・uhb(場所によりNHK・HBC・STVの一部中継局)、青森県ではATV・ABA(場所によりNHK・RABの一部中継局)の電波が強くなり過ぎるため、かえってこれらの放送局の受信状態を悪くしてしまう場合があるので注意が必要である。
地上デジタル放送の場合、アナログ放送の受信画質が鮮明か否かに関わらず電界強度が強ければ障害物が少ない程度であっても良好に鮮明な画像で受信できるが、障害物が多いと受信できない場合もある。
- 旭川送信所の放送エリアは、2008年現在原則として旭川市[27]・上川町以外の上川郡の全域[28]となっているが、パラスタックアンテナなどを使用するとその他の上川管内でも受信できる可能性がある。
- 旭川送信所はアナログ・デジタル共出力に比して電波状態が非常に良好な上、指向性も一切かけられておらず、障害物となる山が少ない事[29]もあり、エリア外の地域でも超高性能型UHFアンテナを使用すると、アナログ放送ではゴーストが発生したり、不鮮明な画像(冬季は画像が乱れる場合もある)であったりしても電界強度が強い状態となっており[30]、地上デジタル放送でも1年を通じて放送エリア内と同じ状態で天候に左右されずゴーストがない鮮明な映像で受信可能となっているため、一部地域ではアナログ波での難視聴から完全に解消されたところもある。[31]
- 上川地方北部については旭川送信所のアナログ放送(33ch)に近接して和寒中継局と名寄中継局でデジタル放送チャンネル[32]がそれぞれ割り当てられ、両中継局で試験放送の後に本放送を開始しているため、一部地域で混信などの影響が生じ事実上アナログ放送での視聴は困難となっているが、デジタル放送(21ch)では両端に名寄中継局のデジタル放送チャンネルがはさまれているものの、アナログ放送と違い、物理チャンネルが接していても混信の影響はほとんどないため、良好に受信可能。
- 市町村別ロードマップでは、下川町・美深町・中川町・音威子府村を除く上川支庁内の世帯で受信可能とされている[33]。
- 地上デジタル放送では、前述の地域でも超高性能型UHFアンテナの使用によりデジタル放送の受信が可能である。
- 留萌北部・礼文郡・利尻郡は、札幌送信所[34]をパラスタックアンテナなどを使用する事で受信可能な場合がある。
- 夕張市・蘭越町・真狩村・留寿都村・えりも町・十勝支庁(士幌町・上士幌町・大樹町・足寄町・陸別町を除く)のそれぞれ一部地域では札幌送信所からの距離が離れているが、近隣に山地がある訳ではないため、パラスタックアンテナなどで札幌送信所や近隣中継局が受信可能な地域もある。これらの地域でも地上デジタル放送の場合アナログ放送エリアの境界付近の地域では難視聴から解消される可能性が高い。この地域のケーブルテレビ局での再送信でも一時期この方法を用いていた事があった。[35]
- 青森県の津軽海峡沿岸部やその他の一部地域でも、超高性能型UHFアンテナを使用するとTVhが受信可能な場合がある。但し、函館送信所ではHTBやuhb(デジタルはNHK函館放送局・HBC・STVも含む)と同様に指向性がかけられているため、気象条件によっては受信が困難な場合がある。
ケーブルテレビによる再送信
直接受信が困難な一部地域のケーブルテレビ局では、札幌送信所の電波を札幌市内の受信点で受信して中継回線(光ファイバー)を利用したり、TVhと専用回線を接続して再送信を行っている。このうち帯広地区・釧路地区は現在放送区域外だが、本来は放送対象地域とされているため、区域外再送信にはあたらない。また、青森県は一部地域を除き放送対象地域外のため、区域外再送信となる。
地上デジタル放送の再送信は、日本民間放送連盟の方針通りに実施された場合、北海道内(直接受信が困難な帯広・釧路・網走地区も含む)のケーブルテレビ局のみとなる。
札幌地区
旭川地区
- 旭川ケーブルテレビ(ポテト)
函館地区
- ニューメディア函館センター (NCV)
室蘭地区
帯広地区
- 帯広シティーケーブル (OCTV)
- 当初は札幌送信所の電波を直接受信して再送信していたが、現在は札幌送信所と専用回線で接続して再送信している(民放アナログ放送では帯広地区唯一のステレオ放送)。
- 2007年10月1日より、上記と同様の方法で地上デジタル放送の再送信も開始した。
- アナログ・デジタルとも北海道総合通信網(HOTnet)の回線を用いて中継している。[37]
釧路地区
- 釧路ケーブルテレビ (KCTV)
- 1999年12月1日から札幌送信所と光専用回線(HOTnet)で接続して再送信している(民放アナログ放送では釧路地区唯一のステレオ放送)。
- 2007年10月1日から、上記と同様の方法で地上デジタル放送の再送信も開始した。
- OCTV同様、アナログ・デジタルともHOTnetの回線を用いて中継している。その際、札幌→帯広間の回線をOCTVと共用している。[37]
青森県
- 青森ケーブルテレビ (ACT)
- UHBと共に札幌送信所と専用回線で接続して再送信している。
- 道内民放テレビを全局再送信している。
再送信が行われていない道内のケーブルテレビ局
以下の地区ではケーブルテレビ局による再送信が行われておらず、前述の遠距離受信の方法でも直接受信が不可能なため、これらの地域でテレビ東京系の番組を視聴するためにはBSデジタル放送のBSジャパンに限られる。[38]
またTVhの放送エリア内でも一部パート(関東ローカル枠など)は放送されないが、これらもBSジャパンや日経CNBCで視聴可能。
なお、以下の地区のケーブルテレビ局でも今後TVhの再送信が行われた場合は放送対象地域内にあたるため、区域外再送信にはならない。
帯広地区
- 本来は放送対象地域内となるため再送信が義務付けられているものの、受信点[14]からCATV局まで専用線の敷設が必要であるため、再送信されていない。
北見(網走・紋別)地区
- 遠軽町(旧白滝村・白滝ふるさとテレビ)
- 西興部村(にしおこっぺむらコミュニケーションネットワーク)
- 本来は放送対象地域内となるため再送信が義務付けられているものの、地元町村で受信できる地点が無い上、最寄りのTVh受信可能地域(前者は上川町・後者は名寄市)に受信点を置く必要があり、ここからCATV局まで専用線の敷設が必要であるが、専用線の延長が長く且つ豪雪地帯であるため、専用線の敷設費用が高額になることから、現在再送信されていない。
音声多重・字幕放送
- アナログ放送波による音声多重放送は、札幌地区の全域と室蘭地区の一部(札幌送信所よりケーブルテレビで再送信している釧路・帯広地区と青森県も含む)で実施しており、これ以外の地域では前述のNTT中継回線の使用料が高額だったため他の道内民放テレビ各局も含めて行われていない。北海道総合通信網の回線に移行された現在でもこの状況が続いている。
- なお、旭川地区(上川地方)などの一部地域では高利得なパラスタックアンテナと受信ブースターを併用する事で札幌(手稲山)送信所から受信できるが、冬期間などの気象条件などにより受信状態が劣化する場合もある。
- 現在アナログでの音声多重放送が実施されていない地域でも、一部の番組はBSジャパンや日経CNBCなどで音声多重放送が視聴可能。
- 地上デジタル放送では、放送対象地域内全域で音声多重放送が受信可能である(モノラル2重音声、5.1サラウンド、ステレオ2音声放送を行わない限りモノラル音声でも常時ステレオ放送となっている。)。[39]
- 字幕放送は、アナログ・デジタル共に放送対象地域内全域で実施している。
字幕・ハイビジョン放送時のテロップ表示
- 字幕放送を示す「字幕」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局からのネット送出[40]。そのほかの同時ネット、時差ネット(一部を除く)および自社制作番組は従来通り自社送出で表示される。デザインはTXN各局共通だが、自社送出分ではテレビ東京・BSジャパンで出しているものより若干横長である。
- 2008年12月までは同時ネット・時差ネットを問わず、すべて自社送出で表示していた。[41]
- ハイビジョン番組である事を示す「HV ハイビジョン制作」のテロップ表示は、同時ネット番組は制作局送出(2008年6月まで)で、時差ネット番組及び自社制作番組は自社送出(2008年7月23日まで)で表示していた。
- その他、地上デジタル放送のみ表示される「d データ放送」(dは正方形で囲んでいる)、ステレオ2音声の「DUAL STEREO」のテロップ表示は、同時ネット・時差ネットを問わずすべて自社送出で表示している。
新聞などのテレビ番組欄
北海道新聞や関連発行物、その他の新聞社のテレビ番組欄では、TVhの番組表の取り扱いに関する対応が以下の様に分かれている。
北海道新聞
TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている。これは2011年に道東での放送が開始されたため、対応が変更されたことによる。
その他の北海道内で印刷されている新聞(全国紙)
TVhが直接受信できない地域でも差し替えはされず、道内全域でTVhの番組表が掲載されている(左から6番目か7番目)。なお、日本経済新聞の北海道版では、開局当初から最近までは左からNHK総合・教育の次にTVhの番組表を掲載していた(現在は地上デジタル放送のリモコンキーIDの順番にあわせ、左から6番目となっている)。
道内各地の地方紙
TVhが直接受信可能な地域ではTVhの番組表を掲載しているが、直接受信が困難な地域では掲載していない。なお、十勝毎日新聞ではグループ会社の「帯広シティーケーブル」がTVhを再送信している事からTVhの番組表を掲載している。
青森県
地元地方紙の東奥日報や全国紙の青森版にTVhの番組表を掲載している。[42]
オープニング・クロージング
開局-1999年9月
岩橋英遠作の絵画『道産子追憶之巻』に札幌交響楽団演奏のクラシックBGMを加えて最後に本社が映り(オープニングは昼間の社屋・エンディングは夜の社屋)、最後に本社鉄塔をバックに全送信所・中継局(後にブルーバック表示で札幌・旭川・室蘭・函館4送信所)を放送した。
1999年10月-2003年頃
北海道をイメージした風景のCG映像が流れていた。オープニングは森を飛ぶ鳥、エンディングは橋を映し出した後灯台を映し出した[43]。
2006年6月1日-
- ハイビジョン撮影による北海道の風景(2003年頃から使われている内容のマイナーチェンジ)が流される(アナログ放送は16:9レターボックス)。コールサインは原野や山岳の映像をバックに表示。[44]
- オープニングでは霧のかかっている山地やはまなす、すずらんなどさまざまな北海道の自然・植物の映像が流れている。
- クロージングでは熊の鮭つかみ、エゾシカの群れ、キタキツネ、リス、フクロウ、ナキウサギなどさまざまな動物の映像が流れている。
- 現在のオープニングの流れでは、放送開始7分半前に「デジタル7チャンTVh」の歌(カラーバー映像に載せてのフルコーラス、カラオケのフルバージョン)→放送開始3分前に3編のアニメーション映像に載せて「デジタル7チャンTVh」の歌(フルコーラス)→放送開始1分15秒前にアナログ放送ではアナログ放送終了告知・デジタル放送では静止画イラストに着メロダウンロードのためのQRコードをそれぞれ表示→放送開始45秒前にハイビジョン撮影の北海道の自然という順に流している。[45]
- 2008年7月24日以降、放送開始時は放送開始の1分15秒前に、放送終了時はクロージング映像の後に「デジタル7チャンTVh」(2009年1月以降は「smile 20th」)のインストルメンタルバージョンをBGMにのせながら、アナログ放送ではアナログ放送終了に関する告知を、デジタル放送では静止画イラストに着メロダウンロード(「デジタル7チャンTVh」)のためのQRコードをそれぞれ表示している(2009年1月以降は「TV happy!」の部分が「smile 20th」に変わっている)。
- カラーバーはアナログ放送とデジタル放送で異なり、デジタル放送ではカラーバーが動いている。
- かつては、放送開始10分前からカラーバーと共にポケットモンスターアニメ版の使用曲を流していた。
- 開局当初から数年間はモノスコのテストパターンも使われていた。
スタジオ
- 第1スタジオ(65坪・HD)「遊びなDJ」「みにっつ」など
- ニューススタジオ(17坪・HD):「TVh道新ニュース」、中継処理などのマスターサブ
- ニューススタジオの後方、ガラス越しにマスター(主調整)室がある。
現在放送中の主な番組
- テレビ東京系の同時ネット番組はテレビ東京番組一覧の記事などを参照。
- アニメ番組の多くはCS放送のAT-Xでも視聴可能。
- 一部のニュース・経済情報番組はCS放送の日経CNBCでも視聴可能(但し時差放送)。
自社制作番組
平日(一部土曜日も含む)
- 味な店(月曜21:54-22:00)
- おうちナビ2(火曜21:54-22:00)
- イトテツ(火曜25:00-25:30)
- ウォッチング札幌(水曜22:54-23:00)
- Catch your DREAM(木曜20:54-21:00)
- 遊びなDJ(金曜18:30-19:00) - ハイビジョン制作。
- TVh道新ニュース(月曜-金曜17:15-17:25、土曜17:25-17:30)- ハイビジョン制作。
- こんにちはTVhです。(自己批評番組 毎月第4月曜10:25-10:30・字幕放送)
- おはようまんが(月曜-金曜8:00-8:30) - アニメの再放送。
土曜日
- けいざいナビ45(9:00-9:45) - ハイビジョン制作。
- チルビーとえほん[46](9:45-10:00)
- かしこい患者学(12:30-13:00) - ハイビジョン制作。
- アニマルランド(14:55-15:00)
- TVhサマー競馬(15:00-15:55) - JRA函館・札幌競馬開催時。その他はテレビ東京『ウイニング競馬』を同時ネット。
- ウィークリー赤れんが(17:15-17:20)- ハイビジョン制作。
- 旅コミ北海道じゃらんdeGO!(18:30-19:00)
- さっぽろ経済(20:54-21:00)
日曜日
- すすきの天国・よるたまGT(24:35-25:05)
主なスポーツ中継番組
コンサドーレ札幌戦の中継
- 概要にも記されているとおり、2000年のアウェーでの湘南ベルマーレとのJ1昇格試合をテレビ東京とTBSスポーツ(現在のTBSテレビ)の技術協力により生中継を行うなどの歴史がある。現在はホーム戦を年間数試合放送している。
レラカムイ北海道戦の中継
- 中継タイトルは「レラカムイLIVE!」2008年2月10日の対アイシンシーホース戦でチーム発足後初の地上波による生中継を行った。2008-09シーズンは2回実施。
他系列局制作番組
フジテレビ系
- 世界名作劇場 - 「おはようまんが」枠で放送。
独立UHF局
北海道におけるUHFアニメの受け皿的役割を担う放送局の1つである。[47]
アニメ
現在該当作品なし
その他
- 演歌百撰(日曜25:35-26:00)
テレビ東京系の遅れネット番組
- 今夜もドル箱(月曜25:00-25:30)
- ロンブーの怪傑!トリックスター(月曜18:30-19:00)
- Hi! Hey! Say!(土曜12:30-13:00)
- ガレッジ×ビレッジ (日曜11:30-12:00)
終了した番組
自社制作番組
- おばんでスタ!(月曜-金曜放送、2003年4月-2006年3月)
- 気分はナイスショット!〜ゴルフガールズと愉快な仲間〜(月曜放送、2006年7月-9月)
- はぴらぴ(金曜放送、2006年4月-2007年3月)
- パークゴルフの法則
- まる音Deluxe
- まる音 SUPER DX(出演者の不祥事により2007年5月で打ち切り)
- まる音 KIDS
- パワーギャング(1995年4月-2002年6月)
- おはようCANDY(1997-1998年)
- 桂小つぶのつぶよりモーニング(土曜放送)
- よしもとモーニングショー→よしもと爆笑モーニング(土曜放送)
- おつまみ大百科(日曜放送)
- ビバ!パークゴルフII(土曜9:45-10:00)
自社制作のアニメ番組
- 剣勇伝説YAIBA(1993年) - テレビ東京との共同制作。
- ヘイ!ヘイ!シュルーム(2001年-2003年) - 4話分をまとめて再放送していた。
- 超ぽじてぃぶ! ファイターズ(2004年4月-2006年3月)
スポーツ中継番組
北海道日本ハムファイターズ戦の中継
かつては道内のテレビ局では最も力を入れており、以下の体制で中継していたが、制作費削減の理由などから2008年を最後に自社制作での中継から完全に撤退した(同時にTVQ制作の『TVQスーパースタジアム』の一部ネット受けも2008年限りで打ち切った)。ただし、2009年9月26日は福岡ソフトバンクホークス対日本ハム戦(福岡ドーム)をTVQからネット受けで放送した。
- 主催試合(札幌ドーム):2008年は15試合を放送(詳細はTVhファイターズ中継を参照) 。
- 主催試合(東京ドーム):東京ケーブルネットワーク制作(またはGAORA制作)
- 対横浜ベイスターズ戦(横浜スタジアム):tvk制作
- 対オリックス・バファローズ(大阪ドーム)、対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場):テレビ大阪・TVh共同制作
- 対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム):テレビ東京制作(TVhは制作協力)
- 対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡ドーム):TVQ制作『TVQスーパースタジアム』の一部をネット(放送時間は土曜19:00-20:54が多く、延長対応は原則として行わない)
- 対千葉ロッテマリーンズ戦(千葉マリンスタジアム):千葉テレビ制作番組の一部をネット[48]
他系列局制作番組
独立UHF局
- 涼宮ハルヒの憂鬱(2006年1期・2009年2期ともに放送)
- パピヨンローゼ New Season
- らいむいろ戦奇譚
- DearS
- ヤミと帽子と本の旅人
- うた∽かた
- 北へ。〜Diamond Dust Drops〜
- HAPPY★LESSONTVシリーズ
- こみっくパーティー(第1作目)
- To Heart
- LEGEND OF BASARA
- 恋する天使アンジェリークシリーズ
- らき☆すた
- アイドルマスター XENOGLOSSIA
- 風のスティグマ
- レンタルマギカ
- ご愁傷さま二ノ宮くん
- H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-
- ドルアーガの塔シリーズ
- 純情ロマンチカシリーズ
- セキレイ
- 喰霊-零-
- 鋼殻のレギオス
- シャングリ・ラ
- 化物語
- 戦場のヴァルキュリア
- 下級生
- ななついろ★ドロップス
- 最終兵器彼女
- 同級生2
アナウンサー
自社制作番組が少ないこともあり、アナウンサーの人数は道内民放テレビ局で最少である。
男性
女性
過去に在籍したアナウンサー
男性
- 大井健郎(1995年-2003年) - 東北放送へ移籍。
- 煙山光紀(1989年-1992年) - 日経ラジオ社から移籍後、ニッポン放送へ移籍。
- 佐藤良諭(入社時期不明-1995年) - 熊本県民テレビから移籍後、北海道テレビ放送へ移籍。
- 伊藤英一郎 - 現在はフリーアナウンサー、ローカルタレント。但し、『イトテツ』、『旅コミ北海道』のリポーターや『TVhサマー競馬』の司会など一部番組も引き続き担当している。その他、TVhを含めた道内民放各局と道内の一部ケーブルテレビ局で放送されている北海道の広報番組『ウィークリー赤レンガ』のキャスターも2008年9月まで担当していた(副音声解説放送も兼任)。
女性
- 大崎誠子(1991年-2002年) - 北海道文化放送から移籍、現在は北海道議会議員。
- 荒川れん子(1996年-1998年) - 富山テレビ放送から移籍。
- 佐藤陽子 (在籍時期未確認)- 現在JCNコアラ葛飾に在籍の佐藤陽子は別人。
- 菅澤佳子(在籍時期未確認)- 現在はNHK札幌放送局で報道記者として活動。
- 佐々木由衣子(2002年-2007年)
- 齋藤瑞穂(-2009年)
- 矢部順子(2007年9月-2009年12月) - 岩手朝日テレビから移籍。
その他
- 2006年9月に行われたモーニング娘。Happy8期オーディションは、STVが北海道地区第1次審査の会場となった。
- 開局以来、7時(平日では1993年3月まで)・10時・正午(平日では2001年3月まで)・18時の正時2秒前に時報を鳴らしていたが、地上デジタル放送対応のマスター更新に伴い廃止された。
関連項目
脚注・出典
- ↑ なお、フジテレビジョンはTVQ九州放送にも出資している。
- ↑ 略称に大文字と小文字を両方使用するテレビ局は、テレビ北海道とテレビ新潟(TeNY)のみ。
- ↑ 速報テロップはカラーで表示(黒の透かしバックも付けられる)。但し、交通情報は道内民放テレビ局で唯一表示していない。
- ↑ 2009年2月27日付の北海道新聞夕刊の芸能欄記事より
- ↑ アナログ放送では「アナログ」、デジタル放送では「TVh」の局ロゴを常時表示(CM中は除く)。これにより道内の全テレビ局でウォーターマークが表示されるようになった。
- ↑ この時は建設計画・放送開始時期の前倒しに加え、歌志内中継局設置についても併せて触れられていた。この挨拶を放送するため、札幌地区より放送開始時間を5分早め、5時55分に放送開始した。通常は放送休止時の試験電波を除きアナログ・デジタルともに放送エリア内全域で同一内容の番組・CMを放送しているが、これがTVhとしては現在唯一の地域別ローカル放送である。
- ↑ 2005年現在、TVhを除く民放テレビ各局の営業収益が130億円超に対し、TVhは50億円未満に留まっている。
- ↑ 夕張市丁未の「夕張中継局」はTVhの他にHTBやuhbも未開局だが、市内の「夕張新千代田」と「真谷地」にはTVhも含めて各局が中継局を設置している。
- ↑ デジタル中継局開局により、デジタル放送のみ視聴可能。
- ↑ 「北洞爺中継局」はTVhの他にHTBやuhbも未開局だが、同じ洞爺湖町内の「洞爺中継局」にはTVhも含めて各局が中継局を設置している。
- ↑ デジタル中継局開局により、デジタル放送のみ視聴可能(振内は開局予定なし)。
- ↑ 士別市旧朝日町で視聴可能なのはアナログ・デジタル共に10世帯未満。名寄市旧風連町はアナログ約50世帯・デジタル約10世帯で視聴可。南富良野町はアナログ約40世帯・デジタル約10世帯で視聴可。占冠村ではアナログ約490世帯で視聴可能だが、デジタルの視聴可能世帯は10世帯未満となる。
- ↑ 遠別町・天塩町は羽幌中継局から遠く離れていないことや受信環境が比較的良いことから、実際にはこれよりも多く視聴されている。
- ↑ 14.0 14.1 直接波は石狩山地・夕張山地・日高山脈に阻まれるため、回折波による受信。十勝支庁でデジタル放送視聴可能なのは市町村別ロードマップで帯広市約1,970世帯・音更町10世帯未満・鹿追町約20世帯・新得町約10世帯・清水町10世帯未満・芽室町約30世帯・幕別町約10世帯・池田町約810世帯・豊頃町10世帯未満のみ。
- ↑ 石狩山地・北見山地に直接波は阻まれているため、受信できる世帯は回折波による受信である。
- ↑ 北海道では北海道電力系の北海道総合通信網の回線を使用。NHKはデジタルもNTT回線を利用。
- ↑ 近隣送信所・中継局が受信可能な地域を除く。この他、TVhを含む民放テレビ各局がいずれも「自力建設困難」を理由に当該地域でのエリアカバーを行わない場合、地上デジタル放送がNHKしか視聴できなくなる場合もある。
- ↑ テレビ東京系を視聴できなくなる地域は北海道だけにとどまらず、岡山県・香川県(テレビせとうち)の各一部地域でも発生している。
- ↑ それでもデジタル放送で鮮明な画像を安定して受信する事が可能な地域はアナログ放送エリアの境界付近にあたる地域を中心に若干広がっている。
- ↑ 出典:総務省・地上デジタルテレビ放送中継局ロードマップ(2008年3月31日更新)[1]・[2]・[3]・[4]・[5]
- ↑ 但し、標高の高い山への設置は景観上の問題が浮上したり、麓から道路・電線路・通信線路の設置が必要になる場合がある。また、道内全域豪雪地帯で、標高が高い・緯度が高いほど極寒となるため冬季の保守点検が難しい。
- ↑ SD画質でデータ放送は行わない。また放送はスクランブル化され、受信可能な放送局は当該地域毎に系列局を開局している放送局のみになる予定。北海道ではすべての在京キー局が系列局を保有しているため全キー局が受信可能対象としている。但し、ホワイトリストに指定された地域のみに限られる見通しである。
- ↑ 「でんぱでーた on web」では道北・道東の未開局地域での開局時期を2011年以降としている[6][7][8][9]が、いずれも早期実現は困難な状況といえる。
- ↑ 同じえりも町の「庶野」も2010年開局。
- ↑ アナログ放送(33ch)では和寒中継局(34ch)と名寄中継局(32ch)のデジタル放送送信チャンネルに挿まれているため。
- ↑ 受信できるのは遠別町と天塩町に限られ、幌延町と豊富町では受信が難しくなる。中頓別町及びオホーツク海側の周辺地域、中川町では受信不可である。
- ↑ 神居町の一部は旭川台場中継局と深川中継局でカバーしている。
- ↑ デジタルは和寒町・上富良野町を含む。和寒町塩狩のごく一部はアナログも放送エリアに含まれている。
- ↑ その関係から見通しの良い地域では間接波よりも直接波で受信できるケースが多い
- ↑ HTB・uhbも同様。また、FMラジオの受信で高利得アンテナを旭山に向けた場合も同様。
- ↑ エリア外の受信でも地上デジタル放送のアンテナレベルは道内民放局の中でも高いレベルになっている。地上デジタル放送の実行輻射電力も、旭山送信所の中では最も高く、他局が平均9kW台に対し、TVhは13kWもある事から電界強度がかなり強い事が伺える。旭川送信所の実効輻射電力(ERP)はアナログ放送で映像125kW/音声31kW。デジタル放送では13kWとなっており、他のTVhの基幹送信所(旭山と同じアナログ出力10kW・デジタル出力1kWの函館局・室蘭局)よりも比較的強い。
- ↑ 和寒中継局は16・18・34・35・36・38の各ch。名寄中継局は20・22・28・29・30・31・32の各ch。太字で書かれているのが隣接しているチャンネルである。
- ↑ なお、テレビ東京ホームページ「メディアデータ」内にあるTVhの放送エリアでは、前述の地域の他に上川町の一部(名寄市以外は色付けされている)も放送エリアとされている。地上デジタル放送の受信エリアの目安は、あくまでも普及型の近距離UHFアンテナを使用した場合を基準にしているため、高性能型のUHFアンテナやパラスタックアンテナを使用すると、目安の範囲から多少外れていても電界強度次第で受信できる可能性がある。
- ↑ 札幌送信所の電波が暑寒別岳に遮られる地域では羽幌中継局を受信。
- ↑ HBC帯広放送局も開局当初札幌送信所からの電波を超巨大アンテナで受信し、帯広地域への再送信や釧路放送局などへの中継施設として利用していた時期がある。
- ↑ 大間町周辺は対岸の函館市から比較的近いため、受信は比較的容易である。
- ↑ 37.0 37.1 導入事例 : ブロードバンドコミュニケーション : 情報通信カンパニー : 古河電工
- ↑ 地上波のみで放送される番組はBSジャパンでも視聴できない。一部の番組は日経CNBCで視聴が可能。
- ↑ 映像・音声信号を付加した試験放送開始時から既にデジタル放送で音声多重放送が受信可能だった。
- ↑ 2009年1月より、テレビ東京制作番組の一部で表示するようになった。ただし、テレビ愛知制作番組はそれ以前よりネット送出で表示している。
- ↑ リアルタイム字幕放送を行う「NEWS FINE第2部」(スタジオの副調整室から番組テロップの一部として出しているため)、TVQ九州放送制作の「未来の主役~地球のこどもたち~」(VTR編集時に挿入してあるため)、テレビ愛知制作の「トミカヒーロー レスキューフォース 」(制作局からのネット送出で出しているため)を除く。
- ↑ 通常、TVhの番組表はハーフサイズで掲載しているが、東奥日報夕刊や土曜日に発行される「週間てれびぱーく」(週間番組表)ではフルサイズでTVhの番組表を掲載している。
- ↑ 開局~1999年まではオープニング・クロージングに続いて随時試験電波発射中の送信所を数秒間ブルーバックで表示していた。
- ↑ コールサインのアナウンスは小澤良太アナウンサーが読み上げている。
- ↑ 2008年7月23日までのオープニングの流れでは、放送開始8分前に「デジタル7チャンTVh」の歌(カラーバー映像に載せてのフルコーラス、カラオケのフルバージョン)→放送開始3分半前に3編のアニメーション映像に載せて「デジタル7チャンTVh」の歌(フルコーラス。歌に続いて静止画イラストに着メロダウンロードのためのQRコードを表示。)→放送開始1分15秒前にハイビジョン撮影の北海道の自然(コールサインと局名を表示)→「デジタル7チャンTVh」の歌(15秒CMのショートバージョン、歌は1コーラスのみ。)の順になっていた。
- ↑ チルビーとえほんHP
- ↑ TXN系列局ではテレビ愛知やTVQ九州放送も同様。さらに各TXN系列局と比べて首都圏との遅れが少なく、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』は全国で最も早い放送となった。しかし、2007年度上半期をピークに放送されるアニメ番組の数は減少していることに加え、2008年より「アニメスピリッツ」枠は1週間遅れとなり、6月を持って放送を終了した。
- ↑ 2007年9月29日の試合は優勝の可能性もあったが、中継しなかった。
外部リンク
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