報道ステーション

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小川 彩佳の乳を見つめる古舘 伊知郎
小川 彩佳の乳を見つめる古舘 伊知郎

報道ステーション(ほうどうステーション、ロゴ及び番組上は、「報道STATION」と表記している)は、テレビ朝日キーステーションANN系列平日22時台に放送されているニュースワイド番組である。2004年4月5日放送開始。略称は「報ステ」。ハイビジョン制作2006年12月4日からはデータ放送連動番組としても放送されている(同月1日に47都道府県に地上デジタル放送が拡大したため)。

概要

2004年4月5日に「ニュースステーション(Nステ)」の事実上の後継番組としてスタートする(「ニュースステーション」を製作していたプロダクションは「報道ステーション」をまったく関係の無い別番組だとしている。)。「Nステ」の「報道バラエティー」的な制作手法を受け継いでいる。メインキャスター古舘伊知郎ザテレビジョンなどのテレビ番組情報誌の番組欄は、番組内容を「総合ニュースエンターテイメント」と紹介している(2007年2月現在)。

基本放送時間は月曜日金曜日の21:54~23:10(JST)であるが、スポーツ中継などで放送時間が度々変動し、フレキシブルな対応をとる。通常はテレビ朝日社屋・第4スタジオから生放送されているが、災害大事件などで緊急特番となる場合は通常の「ANNニュース」を放送するニュースルームからの放送となる事もある。

夜のニュースワイドでは唯一ステレオ放送を実施している(2007年2月現在で、番組開始当初から実施。)。

放送開始当初の視聴率は思わしくなかったが、その後は徐々に上昇し、平均10%台前半~16%台とまずまずは安定した視聴率を保っている。2015年8月21日は22、1だった 2006年3月31日で「NHKニュース10」が終了し、日本の地上波の放送局で唯一の平日22時台のニュース番組となった。

当初、古舘伊知郎は冒頭の第一声で「こんばんは」と挨拶をしていたが、2005年頃からはオープニング後すぐに前置きと共にニュース本編に入る様になっていた(角澤照治河野明子がメインを代行する時には、挨拶がきちんとなされている。)。しかし、放送開始3周年になる2007年4月5日から「すぐニュースをお伝えしたいと考えていたが、挨拶は人間として最低限するべきことと気づいた。」と再び「こんばんは」と挨拶するようになった。また、市川寛子や青山愛による天気予報に入る前に、古舘は「気になります。」を言って天気予報に移る。

なお、他系列とのクロスネット局である福井宮崎は編成上の理由から放送していない。両局は取材のみこの番組に関わっている。

バスト87センチFカップ巨乳のヨコ乳を古舘伊知郎がことあるごとにチラ見しているとネットで話題

ニュース番組『報道ステーション』(テレビ朝日)が、ほんとんど火薬庫状態だ。

すでに指摘されているのは古舘伊知郎の司会のヘタさ。かつてプロレス中継を担当。絶叫アナだったが、昨今は落ち着いた話しぶりで一応司会者風に見える。

「先の集団的自衛権の閣議決定にしても『自民党の暴走ではないか』『国民が本当に望むものではない』と言うわけです。彼の場合、いつもそう。時の与党に文句を付けるのはいいが、自分ならこうするという意見がない。せいぜい朝日新聞の意向を代弁するだけです」(報道局記者)

さらに、コンビを組む小川彩佳アナ(29)との不仲も伝えられ、女房役にも見捨てられたと評判だ。

「バスト87センチFカップ巨乳のヨコ乳を古舘がことあるごとにチラ見しているとネットで話題になった。そのため、小川アナは常に古舘の視線を気にしている。もともと小川アナは古舘のような道化アナが嫌いで水と油」(番組関係者)

出演者

キャスター

戸川ケイタ。(2016年4月から

コメンテーター

レギュラー

金曜コメンテーター

出演の機会が多いコメンテーター
2008年現在出演の機会が見られなくなったコメンテーター
過去のレギュラーコメンテーター

スポーツコメンテーター

スポーツコーナー「SPORTS STATION」で試合解説などを担当する他、特集時にはレポートも担当する。

※スポーツ関連の特集を担当するが、時によっては通常の特集企画も担当する。
※月に1度「月刊カズシゲ」のコーナーを担当。但し、毎週水曜日は、裏番組NEWS ZERO』出演のためこちらには出演しない。

フィールドキャスター

大きなニュースや特集企画時の取材で現場レポートを担当する。

※古舘・河野の取材、休暇などによる不在時にはスタジオキャスターを担当する。通常は特集企画やスポーツ(特にサッカー)関連の取材時のみ登場。
※2006年に、古舘・河野の休暇による不在時にはスタジオキャスターを担当した。
  • 山口豊(テレビ朝日アナウンサー)
※2006年の古舘の休暇の時から出演している。

ニュースナレーション

火曜日
金曜日

スポーツナレーション

過去の出演者


主なコーナー

  • SPORTS STATION
スポーツコーナー。「ニュースステーション」のスポーツコーナーを踏襲。武内アナウンサーの他にスポーツコメンテーターも出演し解説をする。当初はコーナーのオープニング映像(当時のコメンテーター+担当アナの5名が登場)が存在していたが、初期に担当していた徳永有美の退社に伴い廃止され、現在はCMが明けた後に即コーナーが始まる様になっている。この時だけはCM前のアイキャッチのBGMが変わる。
  • FUKUDA STADIUM(不定期)
サッカー日本代表の重要試合を元代表・福田正博が実演を交えて解説する。
  • 月刊カズシゲ(月1回)
  • 理不尽
長野智子のリポート企画。世界中の「理不尽」な事件・出来事を現地取材する。
  • さよなら…
2か月に一度、亡くなった著名人を追悼する特集企画。ナレーションは女優の夏川結衣。(2007年2月22日放送の”2006年11.12月に亡くなった人”編においてはナレーションは女優の木村多江。)
  • シリーズ 感動絶景!
モーターパラグライダーを操縦しながら撮影する飛行撮影家矢野健夫超低空カメラで撮影した映像を届けるコーナーである。ナビゲーターは市川寛子アナが務めている。このため、通常市川アナが担当している天気予報とセットで行われる事が多い。但し、2006年6月23日は天気予報が先に伝えられたため、撮影された映像をバックに天気を伝えるという事はなされなかった。また、2006年12月19日には、矢野本人がスタジオに生出演している。
  • The Interview(ジ・インタビュー)
この企画はオノ・ヨーコ五木寛之の2人しか行われておらず、2005年以降一度も行われていない。古舘が著名人と1対1で対談する企画である。最後には、古舘から白い表紙の本を渡され、「今後本(自叙伝)を出版する際、どんなタイトルを付けますか?」というのがお決まりである。ナレーションはアニマル浜口

出来事

2004年

  • 4月5日:古舘伊知郎が一礼の後「申し訳ございません」という一言を発して番組がスタートした。12日までの最初の1週間はセットの立て込みが間に合わなかっため、テレビ朝日1Fアトリウム内に仮設のセットを用意して対応した。初回の視聴率は14.6%(関東地区)だった。
  • 4月8日イラク日本人人質事件が発生し、初の特番体制となり、報道センターから放送した。この日の視聴率が「NHKニュース10」に大差を付けられた事から週刊誌を中心に「報ステ2クールで終了」「古舘解任で久米復帰」などの記事が多発するものの、その後は平均10%台前半~16%台とまずまず安定した視聴率を保つ様になった。
  • 5月20日:同番組ディレクターのチョン・ヨンスンが前番組「Nステ」以来の古参ディレクターを暴行した事を週刊新潮が報道。
  • 6月25日一橋大学教授の高山憲之が「年金の鉄人」としてゲスト出演し、年金改革を批判。この報道に対し、自由民主党より「政治的公平・公正を強く疑われる番組放送があった。選挙期間中であり、多様な意見を番組に反映するなど公平な放送が行われる事を強く望む。」とのコメントが出される。
  • 7月2日小泉純一郎内閣総理大臣がゲスト。古舘が今上天皇を「平成天皇」と発言(本来「(元号)天皇」という命名は崩御後にされるもので、「平成天皇」はまだ存在しない。)。 ただ、これについては「『今上天皇』という言い方が一般的に分かりにくいので、あえて発言した。」という話もある。
  • 7月22日イラク日本人人質事件で人質になった高遠菜穂子のインタビューを放映した際、高遠の「イラク人のこと嫌いになれない」というコメントと、小泉首相の「なおかつそういうことを言うのか」というコメントを続けて放映したが、本来首相のこの発言は、同じくイラク事件で人質となった郡山総一郎の「まだ写真を撮っていないから、このままイラクに残って撮りたい。」という発言に対するもので、高遠に対する発言ではなかった。
  • 8月16日プロ野球再編問題の渦中にある読売ジャイアンツオーナー(当時)・渡邊恒雄を特集。
  • 8月18日19日:卓球の福原愛の掛け声をクローズアップした。古舘が「ヨッシャー!」の「シャー!」説を唱える。福原は19日の同番組のインタビューで「気合いです。何て言ってるのか分からない。」とコメントした。声紋を機械にかけたところ、発音は「ター!」である事が判明した。
  • 9月20日久米宏ニッポン放送の番組で「Nステ」終了後初めてメディアに出演した。「報ステ」の話題になった時には、「最初はチェックしていたが、最近は見損なってしまっている。もしかしたら、自分の中で見ない様にしているのかもしれません。」と発言した。また、古舘に関しては「彼は大変苦労していると思います、僕の時は1からのスタートでしたから。」とコメントした。
  • 10月:武内絵美の担当だった水曜日のスポーツコーナーが、武内が出演する「愛のエプロン」が水曜19時から放送される事に伴い、担当が徳永有美に変更された。
  • 10月19日21日プロ野球日本シリーズ西武vs中日の第3・4戦の試合が延長したため、21時から予定された番組を休止して21:54から一旦予定通り番組をスタートさせた上で試合の中継を続行した(20日は台風のため試合中止)。
  • 11月2日:プロ野球再編問題に関連し、楽天社長の三木谷浩史ライブドア社長の堀江貴文がゲスト出演した。
  • 11月3日:古舘が前番組の「テスト・ザ・ネイション 全国一斉IQテスト」の司会を務めた関係上、前番組のスタジオからそのままステーションブレイクなしで開始(これ以降、特番編成などで放送時間が繰り下がる場合など、21:54スタート以外はこの編成となる。)、全編そのスタジオから放送した。「テスト~」の出場者の大半もそのままスタジオに残って番組を見学した。折りしもその日は米国大統領選挙があり、「テスト~」出場者に対しその選挙に関してアンケートを採る場面もあった。
  • 11月8日:東京都知事の石原慎太郎と対談した。双方の思想が正反対で、また双方ともトークの達人であり、多くのネット掲示板やブログに対談の成り行きについて書き込みがされた。
  • 11月17日19日:ドラマ「」により番組が3日連続で繰り下がって放送された(17日分は1時間繰り下げ15分短縮、18・19日分は30分繰り下げ)。
  • 11月26日:「みんなが清原になりたかった...けど誰も清原になれなかった」と題し、清原和博を特集した。
  • 11月末頃:オープニングCGがクリスマスバージョンに変わる。
  • 12月9日:ドラマ「黒革の手帖」最終回により、30分繰り下げて放送した。
  • 12月20日:「スペシャル」を冠して拡大放送した。2004年の放送はこの日で終了。

2005年

  • 1月13日女性国際戦犯法廷をめぐるNHKの「番組改変問題」で渦中にあった自民党安倍晋三幹事長代理が緊急出演し、「法廷」の検事を務めた北朝鮮黄虎男らについて「工作員として認定されている」と発言した。なお、コメンテーターの加藤千洋が黄と面識があると発言している。
  • 1月21日W杯ドイツ大会アジア最終予選・テレビ朝日応援団長の香取慎吾がゲスト出演(乱入)した。翌22日には、香取が司会を務める『SmaSTATION-4』に反対に古舘がゲスト出演した。
  • 2月1日神宮球場のグラウンド中央に巨大こたつを置き、古田敦也・堀江貴文・三宅久之らをゲストに迎えて「プロ野球なんとかする会」の座談会を開いた(事前収録)。
  • 2月8日:この日の時点で、フジテレビジョンの経営権を持つニッポン放送株の35%分を取得したライブドアの当時の社長堀江貴文をゲストに迎えた。古舘の「お台場・フジテレビ乗っ取り計画なんじゃないですか?」発言に堀江は苦笑した。これ以降、フジとライブドアが「和解」するまでこの話題が番組から外れる事はほぼなかった。
  • 2月9日:W杯アジア地区最終予選「日本vs北朝鮮」の試合が行われた埼玉スタジアムのピッチサイドから初めての屋外放送。テレ朝応援団長の香取に加え、この日の試合に出場し決勝点を決めた大黒将志ガンバ大阪)とキャプテン宮本恒靖(同)が生出演した。この日の試合結果は2-1で日本が勝利したが、古舘の「勝ち点3は惜しかったですね」発言(得点と勝ち点を混同していた?)に宮本は困惑、福田がフォローする一幕があった。この日はニュースはおろか、天気予報も休止した。この日の視聴率は27.3%と当時の番組最高値を記録した(ビデオリサーチ・関東地区調べ)。なお番組スポンサーに配慮して、宮本らが代表選手と香取が着ていたグランドコートについていた代表チーム公式スポンサーのキリンビールのロゴが、途中のCMの間にテープで隠されていた。
  • 3月25日:W杯アジア地区最終予選「日本vsイラン」戦中継のため、初めて21:00にスタートし、22:22までの放送となった。
  • 3月30日:W杯アジア地区最終予選「日本vsバーレーン」戦編成のため、21:33からのスタートだった。前の北朝鮮戦とは違い、天気予報は放送された。
  • 3月末:テレビ朝日社長・広瀬道貞より番組に対し「社長賞」が送られる。広瀬の評価は「満点への余地を残さないと」という事で85点、古舘の評価は「まだまだできてない事が多い」という事で65点だった。
  • 4月1日:水~金曜日の「SPORTS STATION」を担当した徳永有美がテレビ朝日退社に先立ち同番組を降板。4日放送分からは全曜日を武内が担当。
  • 4月13日:『スーパーベースボール』阪神-巨人・2回戦』編成で、30分繰り上げて21時24分に番組スタート。試合が放送時間内に収まらず、報ステの中で試合終了まで放送(CSのスカイ・Aと同時生中継になった)。
  • 4月16日:古舘が『SmaSTATION-4』に今年2度目の出演。内容は世界のニュースキャスター特集だった。
  • 4月18日深圳での反日デモの映像に、「『香港』の反日デモが暴徒化した」と誤ったナレーションをつけて報道した。20日に香港特別行政区からの抗議を受け、同日の放送で謝罪した。
  • 4月25日:この日に発生したJR西日本・福知山線の脱線事故の報道で視聴率21.0%を記録し、この年で2回目の20%を超えた。
  • 5月2日東京ドームのグラウンド中央に巨大こたつを置き、「巨人危機、巨人を救え」と題した座談会を放送した。
  • 5月3日自民党安倍晋三の講演を聴いたアメリカ人女性記者のコメントを、字幕で「安倍氏は最も活力はあるけど、短気な人ですね」として放送したが、これは誤訳であり、「最も活力があって、節度ある人ですね」との内容のコメントを訳す際、「節度の有る」という意味の"temperate"を、「短気」という意味の"temper"と間違えるという基本的ミスがあった事がわかり、25日の番組内で謝罪した。
  • 5月4日:事故当日JR西日本の社員がボウリング大会を行った事をいち早く報道。情報をキャッチしたマスコミ各社がその事について追及して、社長がその日の深夜に会見を行う異常事態が起こった。翌5日の放送ではJR西日本幹部に罵声を浴びせる記者を大写しにし、この記者が批判を受ける事になった。
  • 6月8日タイバンコクで行われたW杯アジア地区最終予選「日本vs北朝鮮」(第三国無観客試合)の試合中継のため、ステブレレスの21:38からのスタートになった。この回の視聴率は27.5%と2月9日の放送の視聴率を0.2%上回り、番組最高値を記録した(ビデオリサーチ・関東地区調べ)。
  • 6月10日:参議院北朝鮮拉致問題特別委員会での岡田直樹(自民党議員)の質問を古舘が「無神経な発言」とコメントしたことについて自民党が訂正と謝罪を要求し、翌7月4日の放送で謝罪した。
  • 7月7日ロンドン同時多発テロが発生し、通常の「ANNニュース」を放送している報道フロア(ニュースルーム)からの特番体制となる。
  • 8月8日ANN報道特別番組「衆議院解散 総選挙へ」の緊急特別編成のため、20:54(ANN系列局は21:00、通常の「ビートたけしのTVタックル」を休止)から前倒してスタートする。
  • 9月11日:古館、自民党から出馬する堀江氏に対し「金の次は権力ですか?」と発言。堀江氏は絶句した。
  • 12月1日:この日からオープニングがクリスマスバージョンになる。
  • 12月2日木曜ドラマ熟年離婚」主演の渡哲也が生出演し、ドラマの見どころや、8日放送の最終回のあらすじなどを語る。ドラマのタイトルに因み、熟年離婚についても特集で取り上げた。
  • 12月20日HondaASIMOが「ゲスト出演」(名前テロップも表示)。テレビ朝日社屋内の廊下を走り、さらにダンスも披露した。ホンダが当番組のスポンサー(但し提供クレジットはNステ時代から自粛)である事から出演が実現した。年内の通常放送は28日の年末スペシャルを残してこの日で一旦終了する。
  • 12月28日:20:54(ANN系列局は21:00)から約2時間半の年末スペシャルを放送。通常のニュース・天気予報(天気は台場パレットタウンにある大観覧車からの中継)に加え、2005年のニュースの主役たちに「古舘が聞く!」というコンセプトの討論企画を放送した(この日は、セットの一部として、2005年のニュースの主役たちの人形及びディープインパクトを模した馬の模型が置かれていた。)。対談相手として、(1)自民党武部幹事長と小泉チルドレン20人、(2)読売新聞グループ本社会長・主筆渡邊恒雄、(3)生出演したオリックス・バファローズ清原和博と古舘が対談した。この日で2005年の放送は終了する。

2006年

2007年

  • 1月11日19日:両日共ドラマ『エラいところに嫁いでしまった!』(11日)・『わるいやつら』(19日)拡大放送のため、22時09分からのスタートとなった。
  • 2月12日:特別番組(テスト・ザ・ネイション)編成に伴い、22時24分からのスタートとなった。この特別番組は古舘が司会を務めた。
  • 3月11日:一時表示を休止していたNYダウ・ナスダックが再表示される様になった。
  • 3月15日4月8日に投票される東京都知事選挙の立候補者がこの番組でテレビ初の生討論を行った。
  • 4月17日長崎市長銃撃事件関連で3分前倒しされ21:51開始となった(KSBなど一部地域はCM送出の関係で通常通り21:54開始〔中継直後のため事実上の飛び乗り放送だったが右上に番組ロゴと人名テロップが出た〕)。なお、この事件で逮捕された容疑者は番組宛てに伊藤市長を糾弾する内容の手紙(公共事業発注を巡るトラブルを匂わせる内容で、当初は「声明」と発表されたが、犯行に関する内容は書かれていなかった)を送りつけている。視聴者から「なぜ手紙が届いていながら事件を止めなかったのか」などの苦情が殺到し、古館が番組内で手紙が届いたのは事件当日夜だと釈明した。だが翌日になり「手紙は事件当日午前に到着していたが、容疑者の氏名が公表されるまで手紙を開封しなかった」と釈明した。
  • 7月16日:サッカーアジアカップ2007「日本vsベトナム」戦放送のため、当初30分繰り下げの22時24分からのスタート予定だったが、同日午前に発生した平成19年(2007年)新潟県中越沖地震に伴い、同じくこの日30分繰り下げで放送予定だった『ビートたけしのTVタックル』を中止し、「報道特別番組 新潟・長野で震度6強」として21:30から前倒して放送された。
  • 9月12日:サッカー北京五輪アジア地区最終予選「日本vsカタール」戦放送のため、当初30分繰り下げの22時24分からのスタート予定だったが、同日安倍総理が辞任表明をした事に伴い、同じくこの日30分繰り下げで放送予定だったドラマ「さくら署の女たち」の最終回を中止し、「ANN報道特別番組 安倍総理辞任表明」として21:30から前倒して放送された。
  • 9月13日:安倍総理辞任の事態を受け、古舘が夏休みを早々に切り上げてこの日より出演を再開した。
  • 9月14日:自民党総裁選告示を受け、立候補を表明した麻生太郎幹事長と福田康夫元官房長官が生出演し、古舘らを交えて生討論を行った。
  • 12月25日:2007年の最終放送。年末スペシャルではなく通常と同じ21:54〜23:10の放送となった。

2008年

  • 5月6日:特別番組(テスト・ザ・ネイション)からステーションブレイクで、定刻の21時54分から放送開始。また、前番組の司会を古舘が務めたため、古館はこの日、4時間以上の生放送出演となった。
  • 5月25日:同月12日に発生した、四川大地震の甚大な被害を受け、報道ステーションベースでの報道特別番組「四川大地震」を18時56分〜20時51分まで放送。キャスターは古館と、『スーパーモーニング』を担当する赤江珠緒が務めた。
  • 9月1日福田康夫首相の辞任会見で「ビートたけしのTVタックル」を21:30頃で中断、そのまま報道特番として前倒して放送。但し、一部地域で冒頭音声が放送されないトラブルが発生した。

2009年

2015年

11月11日。野球の為10分拡大した 12月24日。この日のヤフーで古舘が卒業すること明らかなった。みやねとグッデイでも放送された

2016年

1月4日。古舘がコメントした。ヤフー乗っていた 3月31日。古舘が卒業した 4月1日。戸川ケイタが司会になった

外務省が“強く抗議”申し入れ「報道内容、事実と異なる」(2015年2月)

外務省2月3日、テレビ朝日に対し「事実に反する報道」が行われたとして、文書および口頭で申し入れを行ったと発表した。

問題となったのは2月2日放送の「報道ステーション」内。同番組では安倍晋三首相中東エジプト訪問について「外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」と報じましたが、外務省によれば「事実と全く異なる」とのこと。

外務省の発表によると、首相の中東訪問についてはさまざまな観点を総合的に判断して決めたもの。今回のような報道は「国民に無用の誤解を与えるのみならず、テロリストを利することにもつながりかねないものであり、極めて遺憾と言わざるを得ません」と、番組に対し強く抗議するとともに、速やかな訂正を求めています。

テレビ朝日によると、今後の放送内容については答えられないが、少なくとも2月3日の放送時点では特に訂正・謝罪などは行っていないとのこと。「報道ステーションの放送内容は取材に基づくものです。今後も正確な取材とていねいな報道にあたってまいります」(テレビ朝日 広報部)。

疑惑・誤報などの問題

  • 2004年6月25日一橋大学教授の高山憲之が「年金の鉄人」としてゲスト出演し、年金改革を批判した。この報道に対して自民党より「政治的公平・公正を強く疑われる番組放送があった。選挙期間中であり、多様な意見を番組に反映するなど公平な放送が行われる事を強く望む。」とのコメントが出される。
  • 2005年4月18日深圳での反日デモの映像に「『香港』の反日デモが暴徒化した」と誤ったナレーションを付けて報道した。同月20日に香港特別行政区からの抗議を受け、同日の放送で謝罪した。
  • 2005年5月3日自民党安倍晋三の講演を聴いたアメリカ人女性記者のコメントを、字幕で「安倍氏は最も活力はあるけど、短気な人ですね」として放送したが、これは誤訳であり、「最も活力があって、節度ある人ですね」との内容のコメントを訳す際、「節度の有る」という意味の"temperate"を「短気」という意味の"temper"と間違えるという基本的ミスがあった事が分かり、同月25日の番組内で謝罪した。
  • 2005年6月10日:参議院北朝鮮拉致問題特別委員会での岡田直樹(自民党議員)の質問を、古舘が「無神経な発言」とコメントした事について自民党が訂正と謝罪を要求し、翌7月4日の放送で謝罪した。
  • 2007年11月21日国土交通省が道路整備中期計画案で計上した今後10年の総事業費68兆円の必要性の検証を報道した内容に対して、秋田県にかほ市が「事実をわい曲している」と抗議した。日沿道が開通した同市を取り上げ、今後整備が予定され現在用地買収が進められている区間について「買収がほとんど進んでいない」と伝え、高度医療施設への救急搬送の内容も現状とかけ離れていた。また「私はあんまり乗らないと思う」との市民の声を紹介したが、同市が実施したアンケート結果とは異なっており、「行政が無駄な道路を造る見本のように映像化された」と抗議し、横山忠長市長名で番組宛に抗議の意見書を送付し再取材を求めていた。12月14日に番組担当部長らは同市を訪れ、横山市長に「配慮を欠いた」などと述べた。
  • 2007年12月7日11月27日放送の日本マクドナルドの調理日時の改ざん問題報道にて、すでに退職していた元店長代理の女性を証言者として出演させた際に、番組スタッフがアルバイト用の制服と店長代理バッジを着用させていたことが判明した。放送直後から「元店長代理がバイトの制服を着ているのはおかしい」「モデルチェンジ前のユニホームでは」と偽装ではないかという疑惑が挙がり、BPOはこれが過剰演出に当たるとしてテレビ朝日に対して反省を求める意見書を提出した。またこれら過剰演出問題への同番組のその後の対応に関し、BPOとともに一部ウェブサイト上でも批判の声が上がった。テレビ朝日は番組内で古舘が「視聴者に混乱と誤解を与えるもの。間違ったやり方だった。申し訳ない」と謝罪すると共に、広報部が「視聴者に誤解を与えたが、証言そのものは改竄を裏付ける真実だととらえている」と放送の正当性を主張した。
  • 2008年4月11日:の六ヶ所村再処理工場に関わる特集で、原子力関連施設の警備に重大な支障を与える映像のほか、敷地内や防護区域を無断で撮影した映像を許可や確認なく放送した。また特集自体の内容も、多くの事実誤認や偏向が見られる、科学的根拠に乏しい、不安を徒に煽っているなどとして、当事者である日本原燃から厳重抗議を受けている。
  • 2008年6月3日:自民党役員連絡会前に出席者が談笑している映像を流し、古舘伊知郎が後期高齢者医療制度についての会議を行っているかのように「よく笑っていられますね。偉い政治家の人たちは」とコメントをした。これについて自民党から「あたかも後期高齢者医療制度の話で自民党役員が笑っているとの誤解を与える報道の仕方である」と批判され、党役員会などの撮影の無期限禁止を番組に通知された。9日になり、番組内にて古舘は「確かに後期高齢者医療制度について話し合って笑っている映像ではない。そのように受け取られた視聴者の皆様方がいらっしゃるとすれば、それは私の本意ではありません」と述べた上で、「私が発言した意図は『今、国政全般にわたって政治家の人達が笑っていられる局面など何一つない』ということなんだ」と主張した。
  • 2008年7月23日:徳島県の土地改良を巡る横領事件の報道に際して、全国土地改良事業団体連合会の会長を務める衆議院議員野中広務の映像を流した。野中は連合会が事件に関係している誤解を与えるものであり、また自身への名誉毀損・肖像権侵害にあたるとしてBPOに申し立てた。2009年3月30日、BPOは重大な放送倫理違反があったとの判断を下し、テレビ朝日に勧告を行った。

大阪の国歌斉唱条例に猛反対(2012年3月)

大阪府立和泉高校の卒業式で、国歌斉唱の際、教職員が本当に歌ったかどうかのチェックを行ったと報じられ大きな批判を浴びた中原徹校長(41)。

その後、経緯を知った橋下市長が「口元を見るのは当たり前で素晴らしいマネジメント」と記者団に語ったことで、報道が過熱。

朝日新聞3月16日社説で、〈卒業式で口元を監視することが優れたマネジメントといえるのだろうか〉などと、中原校長と橋下市長を批判した。渦中の中原校長がインタビューに応じた。

マスコミは恐らく、僕よりも橋下市長を含めた批判記事を考えているんでしょう。 
けれど事実に基づかない脚色した報道が多く、特に『報道ステーション』(テレビ朝日系)はひどかった。 

「口元より生徒を見て」という女子アナのコメントを聞いたときには怒りを覚えました。 
校長は最前列で歌っているので、生徒の顔は見られません。 

その代わりに、卒業生353人の名前が読み上げられる際に、ひとりひとりの顔を壇上から見て、別れを惜しみました。 

あれだけ私を批判した報ステからは何の取材も受けていません。実態を取材せず、 
当事者の話も聞かずに無責任な報道をした。 

また報道では、僕が橋下市長と大学の同期で盟友だとかいわれていますが、盟友じゃないですよ。 
僕たちが2人で、一定のイデオロギーを実現させようとしていると、そういう猜疑心があるのかもしれない。

橋下の犬、なんていう人もいますが、橋下市長が保護者による不適格教員の申し立て制度を提案したときに、
僕は異論を述べています。

番組テーマ曲

スタッフ

備考

番組タイトル

テレビ朝日は当初、久米宏の「ニュースステーション」降板後、古舘伊知郎を後任キャスターとして据える形で「ニュースステーション」を続ける予定だった。しかし久米本人が「(久米が)降板した後はニュースステーションという番組自体終わると聞いていた。番組が継続するのはおかしい。」という主張をし、テレビ朝日との見解の違いが浮き彫りになった。そこで、やむを得ず別タイトルの新番組としてスタートさせることになった。

「ニュースステーション」の成功以来、「~ステーション」という番組名はテレビ朝日の看板となっており、「Nステ」後継番組のタイトルも「~ステーション」以外の選択肢はなかったと考えられる(新聞報道では、『「Nステ」のいい所を引き継ぐ意味で』とされている)。後任として白羽の矢を立てた古舘は元同局アナウンサーではあるものの、それまでバラエティー番組の司会やプロレスなどのスポーツ実況を多く担当しており、報道番組のキャスターとしてその「軽いイメージ」を覆す必要から、番組タイトルをあえて重いイメージの漢字の「報道」にしたという。

オープニング

タイトルバックの新聞紙を用いたアニメーションは、25歳(当時)の新鋭映像作家・田中紫紋が手掛けたものである。またジャズ調のテーマ曲「Open Mind」は18歳(当時)のピアニスト松永貴志と17歳(当時)のサックス奏者・矢野沙織によるものである(収録当時は2人共高校在学中)。「何もかも新しく始まるニュース番組の冒頭を飾るオープニングに、若い才能の力を借りたい」という番組スタッフの意向により、若いアーティスト達に依頼したという。 2013年から水曜日は相棒や9係終了後すぐに始まるようになった

「Open Mind」をBGMに、まず新聞(朝日新聞)でできた日付が現れ、各曜日に因んだテーマ(後述)のアニメーションの後、最後に都会のビルの街並みができ上がって、最後に「報道STATION」のロゴが表示される。重大なニュースや特別編成の場合はこれらは表示されない(代わりに画面右上に番組ロゴが表示される)。

曜日別テーマ

2005年4月末~9月までの約半年弱には、同年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故に配慮し、金曜日にも木曜日のオープニングが用いられていた事があった(電車の走るさまが表現されているため)。

テスト・ザ・ネイション」後に放送された時(前述)は新聞がIQの文字に変化した。

制作

同番組はANNのプライムタイムニュースの位置付けにはなっており、現在は番組の最後に「制作:ANN系列各社、制作著作:/tv asahi」と表示されているが、以前はニュースステーションと同様にANN共同制作のネットニュースではなく、ANN系列各局はあくまでも「協力」となっていた(協力:ANN系列各社、制作著作:/tv asahi)。「ニュースステーション」はプロダクションのオフィス・トゥー・ワンが番組製作していた異例なニュース番組だったが、報道STATIONではあくまでもテレビ朝日報道局が中心となって番組製作を行っている。

提供クレジット

この番組の提供クレジットは、ネットスポンサーではニュースステーションから引き続き、流されるCMが1スポンサーにつき30秒(但し、木曜日に再春館製薬所が1分CMを流している。)であるにも拘らず、提供スポンサーをそのまま読み上げる。また、「引き続き~」の読み上げやその後のローカルスポンサーの表示も、ニュースステーションから引き続いて行われている。

2007年に入り、月曜日の日興コーディアル証券、水曜日のヤマハ発動機、木曜日と隔週火曜日のDENSOがいずれも不祥事を起こしたため、提供スポンサーから外れて公共広告機構のCMに差し替えられていた時期があった。同年5月現在は、再春館製薬所が不祥事を起こしたため、同社の提供は表記されているものの、公共広告機構のCMに差し替えられている。

関連項目

外部リンク