NEWS ZERO
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NEWS ZERO | |
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放送局 | 日本 |
ジャンル | 報道・情報・ワイドショー番組 |
放送期間 | 2006年10月2日 - 現在 |
放送時間 | 【月曜日〜木曜日】22:54~23:55 【金曜日】23:30~翌00:25 【月曜日〜木曜日】61分) (【金曜日】55 |
制作局 | 日本テレビ放送網、NNN系列 |
企画/PD | |
監督/総指揮 | |
演出 | |
原作 | |
脚本 | |
出演者 | 村尾信尚 小林麻央(月~木) 大石恵(金曜日) 鈴木崇司 鈴江奈々など |
ナレーション | |
音声 | |
字幕 | |
データ放送 | |
オープニング | |
エンディング | 『春夏秋冬』スガシカオ |
公式サイト | NEWS ZERO |
特記事項: | |
NEWS ZERO(ニュースゼロ)は、日本テレビ(NNN)で2006年10月2日から、平日(祝日も含む)の深夜に放送される、平日最終版のニュース・ワイドショー番組(情報番組)である。ハイビジョン制作(地上デジタル放送のみ)。
1954年10月4日から2006年9月29日まで52年間続いた、民放の最長寿番組『NNNきょうの出来事』の後継番組。CMでは、『52年ぶりに夜が変わる』『52年ぶりの新番組』(実際に“52年ぶりに変わる”該当地域は当時の日本テレビの放送区域である関東地区のみである)をキャッチコピーにしている。
目次
概要[編集]
- 番組のコンセプトは『ゼロから始める、革命的ニュースショー』。その日に起こった政治、経済、社会、芸能、スポーツの話題を伝えていく。
- 民放の最長寿のニュースショーで、小林完吾、櫻井よしこなどのキャスターを世に送り出し、深夜時間帯に大きな影響を与えた『NNNきょうの出来事』が惜しまれつつも、2006年9月29日を以って、52年の歴史に幕を下ろし、それに代わる日本テレビの最終版ニュース番組としてスタート。(これにより最長寿のニュース最終版はテレビ東京(TXN)で放送中の『ワールドビジネスサテライト』〈2006年10月現在、18年半〉となる)
- 従来報道局単独で制作されていた『きょうの出来事』とは異なり、スポーツ番組やワイドショーを制作するスポーツ・情報局、バラエティ番組やドラマを制作する制作局のスタッフも組み入れたプロジェクトチーム制で制作されている。この点は『ニュースステーション』(現在の『報道ステーション』、テレビ朝日)や『めざましテレビ』(フジテレビ)と似た生い立ちを持つ。スタジオセットもニューススタジオの『きょうの出来事』跡ではなく、『スポんちゅ』跡のブースを使用している。(ニューススタジオは天井が低いためスタジオセットの要でもあるニュースウォールを組み込めない)火曜日のスッキリの大の字のラストで大の字が撤退する時にスタジオが見えている
- メインキャスターには、元大蔵省官僚で関西学院大学教授の村尾信尚とタレントの小林麻央(月曜日~木曜日)、タレントの大石恵(金曜日)を起用し、日本テレビアナウンサーの鈴木崇司(ラルフ鈴木)と鈴江奈々も番組に出演する。またニュースコーナーは小林or大石がヘッドライン、鈴江がニュースを読み、村尾が解説するという形式になっている。またフラッシュニュースはヘッドラインを鈴江が読み、ニュース(VTRになったとき)はラルフが読む。(初期は鈴江が1人で担当)ただし、ラルフがスタジオ外にいるときは鈴江が1人でやる。
- 曜日キャスター陣には人気グループ嵐の櫻井翔(月曜日)やサイエンスライターの竹内薫(火曜日)などを起用し、中日ドラゴンズ、阪神タイガースの前監督で現在は阪神タイガースのオーナー付シニアディレクターの星野仙一をスペシャルコメンテーターに迎えた。
- スポーツコーナーは“ラルフ”こと鈴木崇司アナ(一部ニュースを読むことがある)、サッカー情報には北澤豪(サッカー元日本代表)が担当する。
- フィールドキャスターは、TOKYO FMの早朝番組でパーソナリティを務めていた七尾藍佳が担当。(七尾はこのためにTFMのレギュラー番組を降板し、打ち切りになった)
- 七尾とは別に不定期の特集リポーターには、2006準ミス・ユニバースの知花くららを起用した。
- メインキャスターの村尾は、普段眼鏡を着用しているが、この番組では眼鏡を外している。また、金曜日は村尾など男性キャスター陣はノーネクタイで出演する(「カジュアルフライデー」と呼ばれている。)。ただし、2007年2月2日については、鈴木アナはネクタイをしていた(これは同日に急死した同局の先輩アナウンサーへの弔意を示すためと思われる。鈴江アナも黒っぽい服装だった)。
- テロップデザインやサイドテロップ等は緑色を基調としたデザインである。また、画面左上には、「ZERO」と書かれた番組のロゴを小さく表示。ただし、中継時は「LIVE」に表示が変わりその横に中継場所が表示される。また、出演者の映像が表示される場合もある。
- なお、リアルタイム字幕放送は現在対応していない。(前番組・きょうの出来事では、最晩期にそれを行っていた)
- 土曜日と日曜日は、『NEWS ZERO』に代わり『NNNニュース』(こちらは報道局単独)が放送される。こちらは前番組『NNNきょうの出来事』の土日版をそのまま受け継いでストレートニュース形式で放送している。
- 2006年12月の1ヶ月間「Think! いじめキャンペーン」と題したキャンペーンを行い、各著名人に「いじめ」という言葉に続くキーワードを考えてもらっていた。
- 「Think! いじめキャンペーン」の各著名人からのコメントとその後「だれもひとりじゃない。」をCM明けのQカットで放映していた。
- これまで「ニュースプラス1」や「真相報道バンキシャ!」が担当していた年末の大型特番が2006年12月28日に「NEWS ZERO特別版 NNN総力取材!だれもひとりじゃないスペシャル」と題して22:00からの2時間放送された。内容はいじめを主に取り上げた。同時にこの日が年内最後の放送となった。但しクロスネット局のテレビ大分とテレビ宮崎は22時台がFNSネットでしかもスペシャル番組(とんねるずのみなさんのおかげでしたSP)枠となっているため、23:24から、22:54~23:55(通常の放送枠部分)のみ、時差放送で行った。
- 2006年12月29日・2007年元日~1月3日は放送を休止し、報道局主導の「NNNニュース&スポーツ」として30分間放送された。
- そのときのスポーツコーナーは「スポーツうるぐす」のスタジオから日替わりの男性アナが担当。また生ナレーションは、ZERO SPORTSの担当ナレーターが務めていた。
- 2007年新年の放送は1月4日からであり、1月4日・5日は短縮版ということもあってキャスターは鈴木崇司・鈴江奈々両アナの2人のみで出演する(ナレーションも日テレのアナウンサーが務めていた。5日はサッカー解説の北澤豪も出演した。)ストレートニュースが通常より多く流れた。
- 2007年2月5日と3月9日は、スポーツコーナーが長かったためか、『ZERO CULTURE』を行わず、ストレートニュースコーナーとなった。
- 2007年2月22日の放送で、放送100回目を迎えた。
- 番組のカラー基調は「ライム」「ライムグリーン」である。ライムについては、ライムなどを参照。
2015年1月27日はイスラム最新情報会った為後半の予定変更された。マイジェネレーションは予定通り放送された 2016年6月9日の小林まおりんの話題で過去の小林まおりんのシーン放送された
出演者[編集]
メインキャスター[編集]
サブキャスター[編集]
フィールドキャスター[編集]
各曜日担当[編集]
スポーツコーナー[編集]
レポーター[編集]
ナレーター[編集]
- 打上順子 月・水・金担当(元:TBS「きょう発プラス!」他事件レポーター)
- 樹又ひろこ 火・木担当
- 山崎優 月・水担当
- 吉岡ふみお 火・木担当
- ふとがね金太 金担当(元:ロックバンド「ツイスト」リーダー兼ドラマー)
放送時間[編集]
(表記はすべて、JSTである)
- 2006.10- 22:54~23:55(月~木)、23:30~翌00:25(金)
- ※2006.11.27-2006.12.8はFIFAクラブワールドカップ番宣のため各曜日10分延長
- ※クロスネット局のテレビ大分、ならびにテレビ宮崎では他系列の直前番組の拡大などにより時差放送を行う場合がある。また、日テレの番組の拡大などにより、報道番組の性質上事前に素材送りや撮って出しをすることが出来ない関係で、この番組の前に穴埋めの単発番組(配給番組が多い)が放送されることがある。
タイムテーブル、主なコーナー[編集]
- 22:54~(金は23:30~)ステーションブレイク(日テレ出しではなくNNN各局別々のCM)
- 22:56~(金は23:31:30~)オープニング(ここから正式なネット)
- 22:57~(金は23:32~)ニュースウォール
- オープニングで、その日1日に起こった出来事が、スタジオセットの壁になっているLEDに映し出される。このLEDの壁は、ほとんどのコーナーで活躍する。ゆえに「バンキシャ!」に似ている。しかし、2007年1月以降はほとんど放送されず、オープニングの挨拶の後、すぐに24Hに移るようになった。
- 22:58~(金は23:33~)24H(にじゅうよんえいち)
- 時間毎に起こったニュースを、4~6本フラッシュ形式で振り返る。ただし時系列にはなっていない。
- 22:59~(金は23:36~) ニュース(2~3本を村尾、曜日別ゲストのコメントを挟みながらワイドショー形式で取り上げる)
- 23:13~(金は23:53~) 特集・くらら@ゲンバ(※日によってはニュースを行う場合もあり(1~2本))
- 23:20~(金は翌0:00~) ストレートニュース(ニュース1~4本を鈴江アナのみが担当して伝える)
- ここまでが前番組『NNNきょうの出来事』から受け継いだコーナー
- 23:25~(金は翌0:05~)ZERO SPORTS(ゼロ スポーツ)
- 23:35~(金は翌0:13~)ZERO CULTURE(ゼロ カルチャー)
- 海外のショービズニュースや、芸能情報を伝える。この番組で新たに設けたコーナー。
- ※2007年2月頃よりニュースの量によっては休止する場合もあり。
- ※2007年2月28日より、タイトルを特集の内容ごとに変更する形となった。以下は、その全タイトル。また、特集ごとのタイトルが順次追加されている。(☆は追加されたもの)
- 「ZERO MUSIC」「ZERO SHOW」「ZERO BOOK」「ZERO CINEMA」「ZERO MAOCHAN」
- 「ZERO FASHION」「ZERO PERSON」「ZERO DRAMA☆」「ZERO BOOM☆」「ZERO ART☆」
- ※また、同日(2月28日)より、カルチャーに関するコンパクトニュースは、「CULTURE NEWS」として、特集の後に行う形となった。
- 23:51~(金は翌0:21~)天気予報・日テレ以外の系列局はローカルニュース又は県内天気予報※1
- ※1 日本テレビからは関東地方の天気しか伝えていないため、一部の地域では各地の天気予報あるいはローカルニュースに差し替わる。ただし差し替え時間は短い。詳細は後述。
- 23:52~(金は翌0:22~)曜日別日替わりコーナー・若しくはニュース(1本)
- 23:53~(金は翌0:23~) エンディング
曜日別日替わりコーナー[編集]
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
- 月曜日:イチメン!
- 火曜日:マイジェネレーション
桐谷美玲がレポートする
番組の評判[編集]
番組開始前の評判[編集]
放送がまだ始まっていない時点での前評判は以下の通り。
- 他局とは違いニュース枠では自局キャスターを殆ど使わないキャスティングとなっている(唯一の自局キャスターが鈴江奈々と鈴木崇司)。タイトルに『NNN』の冠がないので一部からは、「これは、ニュース番組ではなく単なるワイドショー番組では?」という多くの視聴者からの批評も聴かれる。同番組は「あくまでも報道番組」と主張するが、タレントや俳優を使った報道番組というのは同局にも前例が無い。他局では初期に『TXNニュース THIS EVENING』(テレビ東京)が海江田万里、桂三枝、市川森一らを週末に起用した例や、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)が初期に石田純一、田代まさしのタレントキャスターを起用していた例があるが、いずれも視聴率低迷によってこの路線は1年~1年半で頓挫している。このことから本番組に対し、これらの番組と同じ轍を踏むのではないかという声も少なくなかった。
- 女性キャスターは内田恭子にオファーしたが「今まで育ててくれたフジテレビを裏切れない。」と、断られキャスター経験が未知数の小林麻央になった。しかし内田の断りの理由は建前上であり、本当の理由は2007年3月まではCMを除いてテレビはフジテレビ系列の番組しか出演しない約束をフジテレビとしている事と、放送時間が重なる「タモリのジャポニカロゴス」と「グータンヌーボ」に2006年10月以降も出演するためである。
番組開始後の評判[編集]
- 視聴者からは「斬新でいいかもしれない」と評価する声もほんの一部で聞かれていたが、初回放送により期待感が裏目になったという声が多く聞かれた。
- 「ニュース番組ではなく単なるワイドショー番組である」という視聴者からの批判も聴かれていたが、実際芸能情報を扱っているなどワイドショー色を否めない面があった。
- 「報道番組である」と主張しているにも関わらず、報道番組では在り得ない事をを番組内で行ったことがある。それは2006年11月15日に発生した千島列島沖地震での出来事。この番組でもトップ項目として伝えたがこのニュースは最初札幌テレビに入中し(その時は和久井薫アナが担当)その後東京に引き取った際にスタジオからではなく報道フロアからニュースを伝えていたのだ(報道フロアからは町亞聖記者が担当)。本来報道番組ならばキャスターが突発的なニュースを伝えるのが自然なのだがこの時村尾以下出演陣はほとんどこのニュースを伝えず報道局及びSTVに頼りっぱなしの状態となった。STVからのネット時間が多くあたかも和久井薫アナがメインキャスターと捕らえられてもおかしくは無い状態にまでなった。このような事から報道番組ではないという印象を受け取ることもできる。ちなみにSTVはこの日、21:00以降の内容を変更し当番組が開始するまで独自の報道特番を展開していた。
- 以上の批判を酌んで改善した格好のように伝えたのが2007年4月17日夜に発生した長崎市長が銃撃され重体になる事件(当時、後に死亡となり殺人事件になる)である。番組の流れはまずスタジオから伝えられ、3ヶ所の中継(いずれもNIB担当)を交え、さらには1990年に同じく暴漢に襲われた当時の長崎市長が出演(事前収録でNIBスタジオとの擬似中継)と村尾とのインタビューのやり取りも行なわれた。この日の放送を見る限りでは、千島列島沖地震の時より報道番組として一本立ちしつつあるようにも見受けられる。
- 初回視聴率7.5%を記録し、裏番組の『筑紫哲也 NEWS23』を若干上回った。2006年10月クールでは水曜日の視聴率が8%前後を記録しており、他の曜日より高めである。これは、前番組であるドラマ「14才の母」の高視聴率と、0時台にアニメ「NANA」が控えている影響である。「14才の母」最終回直後の2006年12月20日放送分では、最高視聴率14.4%を記録した。しかし現在でも『筑紫哲也 NEWS23』や『ニュースJAPAN』に苦戦しており、『ワールドビジネスサテライト』にさえ敗れることもある。
- 2006年10月2日の初回放送の大まかな評判としては、
- スタッフの笑い声がところどころに入るなど、悪い意味でバラエティ的な面がある(現在のところ、ZERO CULTUREのコーナーで時折見られる)。
- 『ニュースJAPAN』の松本方哉、『筑紫哲也 NEWS23』の筑紫哲也ら他局のメインキャスターと比べ、村尾にメインキャスターとしての存在感・安定感が無いために、スペシャルコメンテーターの星野があわやメインキャスターと勘違いされてしまいそうな状態であったことや、滑舌の悪さ・たどたどしさが指摘されている。一方小林はお天気キャスターとしての経験がある分、村尾にくらべ安定感があると言われている。
- 日本テレビは報道に対する意識があまりない。という批評も見受けられた。
- 星野仙一がスポーツ大臣を置くべきだと盛んに主張していたが、実は、小泉内閣では国民スポーツ担当相(2006年9月26日まで小坂憲次文科相が兼任)が置かれていた(9月26日発足の安倍内閣では、スポーツ担当にあたる大臣は置かれていない)。しかし、このことを指摘する人は1人もおらず、このことに疑問視する視聴者もいた。
- メインキャスターの村尾は、最後に「視聴者の皆さんと一緒に作っていきたい」と発言した。しかし後述のローカル枠の不備や視聴者からの不評の多さ、キャスター人の報道番組に対する意識の無さなどあらゆる点から見ても放送開始以降視聴者及びネット局が取り残されている状態が続いている。
- みのもんたは2006年10月、歌手デビューとしての発表会見時に当番組について「村尾信尚さんには好感が持てる。まだ『村尾色』にまとめられていない感じがするが、誰でも時間が必要である。」と語っている。
- 前番組『きょうの出来事』では設定されていたローカル枠が、この番組の開始であいまいになった(後述)。
- スーパーモデルで女優の川原亜矢子を起用した木曜日は、同世代女性の視聴率が高いと一部では言われているがあたかも自身のコメントのように語っているが時折テーブルにある原稿を見ながら話していることや、棒読みとも取れるような語り方からしてニュース番組に携わるべきか。という疑問の声もある。
- 番組は『製作協力:NNN各社』という形となっており、正確にはNNNのネットニュース扱いではない。そのため地方のニュースの場合通常最後に「NNN・●●テレビ」という系列局表示がこの番組ではまったく表示されていない。(『ニュースステーション』も製作会社が関わっていた為、『ANN』の冠がついていなかった。他にも地方のニュースも他のワイドショー同様日テレで編集・ナレーション付けされて流されている(近畿地方のニュースに関してはこれまで同様ytvで編集・ナレーション付けされたものが流されている〔ただし夕方に流されていたものと同一〕)。
- また後述にもあるネット局のローカル枠の不備(現在は解消されているが、ネット局に対する情報提供は非常に重要であり放送事故の案件になっている以上大きな問題である)によりNNN系列からの早期番組打ち切りを唱える声もある。
- 総評として報道番組という概念からはかなり逸脱している面が否めない。きょうの出来事では最終回の際に特集を組み、番組に携わったキャスターやプロデューサーが報道番組の正しい面を語っていた(内容はこちらを参照)。しかしその後すぐに始まったこの番組には活かされてはいない。ということは報道局はきょうの出来事を存続させたいという思いに対し、局側は視聴率(日本テレビは視聴率獲得が今や至上命令となっている)を取りたいためにきょうの出来事を終わらせ、NEWS ZEROを開始させ視聴率を獲得したいという願望が今の放送からかなり読み取ることができる。
- 報道番組の性質自体理解していないような発言も多い。村尾が毎日新聞企画特集(下記リンクあり)の中で、「私なりの視点でニュースを取り上げる」と発言しているが、そもそも報道番組でキャスター個人の意見を言うことはニュースの公平性を脅かし、ニュースに取り上げられた当事者を場合によっては傷つける恐れも伴うためいわばご法度的なことである。また村尾以外にも各曜日のキャスターがコメントを行っているがやはり自身の意見を一方的に発言するのことを疑問視する声が多い。以上の通りから報道番組の意味を基本的に読み取れていないような発言が多く、視聴者からも番組に対する批評が多くなる原因の一つなのかもしれない。(報道番組についてはこちらを参照)
- また番組開始当初から番組が終わる最後の挨拶をなぜか村尾ではなく鈴江アナウンサーが「それでは失礼します」と挨拶している。通常ならほとんどの報道番組においてメインキャスターが最初と最後の挨拶(村尾は冒頭の挨拶は行っている)するのが通例である。
- 上記に書かれている通り番組に対する批評はあまりにも多いため、局側の願望(視聴率獲得)は大きく外れたようである。
- また日本テレビで日曜早朝に放送されているあなたと日テレで2006年12月24日放送分の中で日本テレビ番組審議委員長が番組に対する苦言を呈している。(詳細はこちら。)
ローカル枠の不備による混乱[編集]
- 『きょうの出来事』時代に設置されていたローカルニュース・天気の差し替えの枠が、「NEWS ZERO」ではほぼなくなってしまった。この時間帯日本テレビは「きょうの出来事」時代と同様に関東の天気を約1分程度流している。初回放送では一部地域でも垂れ流されてしまった。初回に差し替えた局、差し替えられなかった局の対応を紹介すると
- ケース1:ローカルニュースのみ差し替え(例:読売テレビ、広島テレビほか)
- 『きょうの出来事』よりも時間が短く(約1分程度)、両局とも天気予報まで放送できなかった。ローカルニュースについても読売テレビでは、「きょうの出来事」の時代は約3分程度(2-3本程度)のローカルニュースがあったが、この番組では1本のみに減ってしまった。
- ケース2:そのまま垂れ流した局(例:青森放送、山形放送、西日本放送ほか)
- 初回放送では垂れ流されたが西日本放送は第2回より香川・岡山地区の天気を、青森放送では第3回からは青森県内の天気を、山形放送では第4回から山形県内の天気が流されるようになった。いずれも「きょうの出来事」時代はローカルニュースも放送されていたが現在のところ西日本放送が不定期でローカルニュースを伝えている以外は確認されていない(その際は天気予報は流されていない)。
- ケース1:ローカルニュースのみ差し替え(例:読売テレビ、広島テレビほか)
- 混乱した原因として、タイムテーブルの流れ上ローカル枠を事実上設定していなかったものと思われる。また初回の放送では天気予報の前のCM入りで「このあとは…気象情報」のテロップが全国出ししたため「全国の天気をやるだろう」と思って差し替えを行わなかったら関東地方の天気だったため、一部の系列局は慌てたのだと思われる。事実、翌日以降は「このあとは…」のテロップが出なくなった。そして現在は天気予報の後のニュースの予告をVTR付きで表示するようになった。
- この問題自体あまり大きな問題ではないように捕らえているようであるが、非常に大きな問題である。そもそもネット局に対してはローカル枠や全国枠等の情報を共有化することがネットワークの基本事項である。しかしこの番組においてはそれらの事を一切認識しておらず、あたかも関東ローカル専用の番組作りを行っているような認識で製作しているように捕らえられてもおかしくない。事実、ネット局ではこのトラブルを放送事故として処理している局もあり(放送事故の場合総務省への報告義務もある)安易な問題ではないことを認識すべき点である。
- 2007年4月改編でもこの不備について改善された形跡はない。
ネット局[編集]
前番組『NNNきょうの出来事』と同じく、週末最終版の「NNNニュース」を含めNNN加盟全30局がネットする唯一のニュース番組である。
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※2006年9月から、系列地上波と日テレNEWS24で同番組のPRが2本分放送されているが、CS、BS放送向けの宣伝ではNNN系列が無い沖縄県(鹿児島読売テレビが受信できる地域を除く)、佐賀県(福岡放送、長崎国際テレビ、くまもと県民テレビが受信できる地域を除く)など視聴できない地域に配慮し「BS、CS、一部地域を除く」という表記がされている。これは他のNNNのニュース番組の宣伝でも同様である。
オープニング[編集]
オープニングCG[編集]
- 初代 2006年10月 - (現行)(オープニングCGを含むアートディレクション) 有限会社クリプトメリア(CRYPTOMERIA)、杉江宏憲
オープニングテーマ[編集]
- 初代 2006年10月 - (現行)(メインテーマ、BGMを含む) 中塚武
番組テーマソング(エンディング)[編集]
- スガシカオ「春夏秋冬」
特別番組[編集]
この節には予定されている事象が含まれています。性急な編集をせず事実を確認の上投稿してください。
- 号外!NEWS ZERO 全てがゼロからの出発!~ゼロから始まる革命的ニュース番組の舞台裏密着~(日本テレビ、2006/11/05 13:25-15:00)
- NEWS ZERO 特別版「激撮!警視庁刑事」(読売テレビ、2006/12/16 12:00-13:30)
- NEWS ZERO 特別版「NNN総力取材!だれもひとりじゃないSP」(日本テレビ、2006/12/28 22:00-23:55)
- ZERO CULTUREスペシャル「リリーと福山と、時々、麻央」(日本テレビ、2007/04/22 25:50-)
- NEWS ZERO 特別版「「北朝鮮でロックする!!~美少女バンド誕生の240日間~」
- 日本テレビ、2007/05/19 10:30-11:25 読売テレビ、2007/06/02 10:30-11:25(予定)
スタッフ[編集]
- 制作:袴田直希(日本テレビ報道局次長/特別制作部長)
- チーフプロデューサー:山田克也(報道局特別制作班担当、前職は編成制作局スポーツ担当)
- プロデューサー:松井昌治、岸田雪子
- 総合演出:山崎大介
- 監修:柴崎朋樹
- 協力:NNN各社
- 製作著作:日本テレビ(表記は「日テレ」)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- NEWS ZERO - 日本テレビによる公式サイト
- NEWS ZERO 特別対談 「ニュース革命 世に浸透」 - 毎日新聞企画特集、2007年2月22日に放送100回目を迎えたその特別対談である。
前後番組の変遷[編集]
日本テレビ(NNN) 平日最終版のNNNニュース</br>2006.10 - | ||
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前番組 | NEWS ZERO | 次番組 |
NNNきょうの出来事 | ----- | |
日本テレビ(NNN) 平日最終版のスポーツニュース</br>2006.10 - | ||
スポんちゅ(大スポんちゅ) | NEWS ZERO | ----- |
日本テレビ系列 月曜日~木曜日23:25~23:55の枠</br>2006.10 - | ||
バリューナイト</br>※直後の23:55~24:26の枠へ移行 | NEWS ZERO | ----- |
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