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2012年8月5日 (日) 00:33時点における版

高槻市(たかつきし)は、日本大阪府北摂三島)地域に位置する東大阪市豊中市とともに中核市に指定されている。「水とみどりの生活文化都市」がキャッチフレーズ。

政令指定都市である大阪市京都市とのちょうど中間に位置し、北摂のベッドタウンとして発展している。市章も、京都市と大阪市の市章を融合させたデザインとなっている。また、市章は街区表示板にも描かれている。

目次

止まらない不祥事

2年で2400万円。営業所で職員らが売上げを“抜き合う”高槻市営バス

大阪府高槻市で60年近くにわたって運行を続けている市営バスが、不祥事で揺れている。ほぼ2年間で4,200万円もの売上金が不足しているのだ。市は2012年6月、営業所長ら3人が、保管中の運賃箱から売上金を抜き取り続けていたことを明らかにした。手口は単純ながら、被害額は判明分だけで約2,420万円。さらに約1,780万円の行方がわかっていない。高槻市をめぐっては、生活保護費の不正支出も明らかになるなど不祥事が続発している。

「にわかには信じがたい問題だ」。

今回の運賃着服の内部調査にあたった市職員の言葉が問題の根深さを表している。

早朝、深夜に抜き取り

「次から次へと不祥事が出てくる。どうなっているんだ」「行方が分からない金額について市はどうするつもりなのか」。問題発覚直後に開かれた6月定例市議会では、多くの市議から厳しい質問が相次いだ。

市は記録の残る平成21年12月~24年1月の間に、計約4,200万円の売上金の不足を確認。3人から計約2,420万円の着服の裏付けをとり、大阪府警高槻署に被害届を提出した。ただ、残りの約1,780万円の行方については分からないままだ。市の担当者は「捜査の進展を待ちたい」と苦い顔で答弁を繰り返すしかなかった。

市によると、売上金を着服し懲戒免職処分を受けたのは、当時緑が丘営業所長と芝生営業所長を務めていた市交通部運輸課の副主幹(53)と、51歳と53歳の運輸主任の計3人。

3人はいずれも専用のカギを使って現金が保管されていた営業所の精算機を開けていた。千円札を一度に数枚から数万円分抜き取る手口で、早朝勤務や夜勤で1人になる時間を見計らって実行に移していた。中でも51歳の運輸主任の着服額は、市が明らかにしただけでも約1,800万円にものぼる。着服した金は飲食代などに使ったという。

厳重管理のはずが…

市営バスに設置されている運賃箱には金庫が格納されている。営業終了後にこの金庫を取り出してそれぞれの営業所にいったん持ち帰り、翌朝に売上金を銀行に入金する方法をとっていた。金庫は営業所にある精算機に差し込むとふたが解錠され、硬貨と紙幣が精算機に入る仕組み。精算機のカギは営業所長が厳重に保管することになっている。

2011年には客から手渡しで運賃を受け取りそのまま持ち去ったとして、運転手2人が懲戒解雇されているため、市は再発防止を徹底。売上金の着服は2度と起こらないはずだった。

「職員らは所長が保管しているカギを使い、ほぼ毎日のように千円札を抜き取っていた」。問題発覚後、市が明らかにしたのは、あきれるほどお粗末な管理態勢だった。

カギを管理していたのは営業所長。しかし、その所長自身が着服していた。3人は市の調査に対し「互いに共謀関係にはなかった」と話しているというが、その通りならば、カギの保管場所も部下の運輸主任らに筒抜けだったことになる。

調査にあたった市コンプライアンス室によると、営業所内には以前から「回収した金額と預金額が合わない」といううわさが広まっていた。ずさんな管理態勢が、所長だけでなく運輸主任らの着服にもつながった可能性が指摘されている。

次々発覚する不祥事

「徹底的に膿を出し尽くす。他の自治体ではここまではやらないのではないか」。2011年5月に就任した浜田剛史市長は長年続いた悪弊の一掃を目指すと強調している。

市長の意向を反映してか、市は市営バスの運賃着服をはじめ、生活保護の不正支出などの不祥事が次々と明らかになっている。素早く内部調査を進め不祥事を明らかにする姿勢には、市の内部から称賛の声も上がる。

ただ、その内部調査でも今回、着服が判明した金額は約2,420万円にとどまった。売上金データと銀行への入金額の差額は計約4,200万円で、いまだに約1,780万円の売上金の行方は分かっていない。市民からは「中途半端だ」「とうてい納得できない」との不満の声も出ている。

あいまいな「裏付け」

不祥事発覚から数日後、懲戒免職となった3人のうち2人が、市が内部調査の開始期間とした21年12月以前にも計約1,000万円を着服したと話していたことが判明した。市は「確実な裏付けがなかったから言わなかった」と釈明したが、市への不信感は助長された。

市の「裏付け」とはどんなものか。調査の担当者は「勤務ダイヤを見ながら、早朝勤務など、着服を実行できそうな日の行動を元職員らにひとつずつ聞くことで被害額が判明した」と説明している。

だが、3年前のことを明確に記憶していたとは考えにくく、3人の自己申告に基づいた結果のみで、被害額を約2,420万円にとどめたともいえる。市は「われわれの立場では聞き取り調査しかできず、これ以上の追及は難しい」と、事実上の「お手上げ」状態だ。

届かない監視の目

続発する不祥事に市職員の1人は「営業所は市営バスの『現場』の職場。本庁で再発防止を叫んでも、なかなか現場には伝わりにくいと感じる」と話す。

3人は市の聞き取りに対して「少し借りておくつもりだった。すぐに返せばいいと思っていた」などと話したという。3交代制の職場で、他の職員と頻繁に顔を合わせるわけでもない。毎日のように売上金から金をくすね続けるおおざっぱな手口からは、不正が発覚しにくく、監視の目も届きにくい現場の雰囲気がうかがえる。

市側は「今は警察の捜査を待ちたい」と口をそろえるが、内部の膿は出し切れるのか、不祥事の連鎖はどこまで続くのか。厳しい視線が注がれている。

無免許で救急車や消防車運転100回以上!元消防士長の免許証は「タスポ」だった

大阪府高槻市消防本部に勤務していた男性元消防士長(39)が、約1年半にわたり、無免許で救急車や消防車を運転し続けていた。患者を病院に搬送するため、あるいは火災現場に急行するため、細心の注意を払うべき緊急車両の運転にあたる消防職員が無免許だったという驚くべき事態に、市民からは不安の声があがっている。市民の生命・財産を守るという責任ある職務に就きながら、なぜ元消防士長は1年半もの長期間にわたって無免許で救急車や消防車の運転をし続けたのか…。

うなだれる元消防士長

問題発覚につながる事故が発生したのは2011年12月2日午後6時ごろ。元消防士長が運転する救急車が、大阪府北部の高槻市内で急病患者を搬送中、車の側面を橋の欄干に接触させる物損事故を起こした。

患者にけがはなく、事故も軽微だったことから、救急車はそのまま患者を病院に搬送した。

「『物損事故を起こした』という連絡を受け、患者を搬送した病院に行くと、隊員が全員青ざめた顔をしていた。『一体、何があったんだ』という思いでした」と振り返るのは、元消防士長の上司だった同市消防本部の松村賢一消防司令長。

松村消防司令長が事故を起こした救急車をのぞき込むと、元消防士長が後部座席にうなだれた様子で座っているのが見えた。事情を聴くと、元消防士長は重い口を開いた。

「いやあ、実は、1年半前に飲酒運転で逮捕されまして、免許ないんです」

元消防士長の評判

高槻市消防本部によると、1年半にわたって無免許で緊急車両を運転していたのは、高槻市消防本部中消防署大冠分署に勤務していた元消防士長。大阪府内の大学を卒業し、平成10年4月に高槻市消防本部に就職。消防学校を卒業した後、同年10月に同西分署に配属。大冠分署には昨年4月から勤務していた。

関係者によると、真面目で部下の面倒見もよく、「一つ一つの仕事を丁寧にこなす」(同市消防本部幹部)など、上司からの評判も上々で、現場に派遣される隊の責任者を務めることもある「消防士長」には昨年4月に昇進したばかりだったという。

そんな元消防士長が免許の取り消し処分を受けたのは、一昨年3月に発生した事故。大阪市内でビールを数杯飲み、JR高槻駅からバイクで帰宅途中、前方の軽乗用車に追突する事故を起こした。

幸い、軽乗用車を運転していた女性にけがはなかったが、元消防士長は道交法違反容疑(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕され、同5月に免許取り消し処分を受けた。だが、警察に対しては一貫して「無職」と偽り、上司にも事故を報告することもなかった。

免許を失ってから元消防士長が救急車や消防車を運転していた回数は、少なくとも100回以上にのぼるという。

指で隠しながら“提示”

消防本部の職員は毎朝、朝礼で免許証を取り出して上司に向かって掲示してチェックを受けるが、元消防士長は免許証の代わりにたばこ自動販売機用の成人識別カード「タスポ」を提示していた。

消防士長は革製のパスケースにタスポを入れ、指で一部分を隠しながら“提示”。周囲はこれに気づくことはなかったという。

「免許証がタスポだったことを見抜けなかったのは残念。改善策を徹底するよう指示した」(同市消防本部幹部)。

高槻市消防本部では問題発覚後、提示の際にケースに入れることを禁止する措置をとった。

元消防士長は「(タスポを提示する)毎朝は胸が痛みました」などと話していたという。

消防車や救急車を運転する際には、現場に急行するために赤信号の交差点に進入することもあれば、道路の逆走が必要になることもある。緊急自動車の運転には、一般のドライバー以上に高度な運転技術と瞬時に交通状況を判断する能力が求められるのだ。

緊急自動車を運転する資格は、普通か大型の自動車免許を取得してから3年以上が経過したうえで、車両や放水ポンプなどの装備品の構造についての筆記試験や実技試験に合格する必要がある。

元消防士長は大型免許を取得していたため、特に大型の消防車を運転することもあったという。

なぜ黙っていたのか

なぜ元消防士長は無免許を上司に申告しなかったのだろうか。

その理由について、消防関係者は「飲酒運転をめぐる処罰の厳格化で言い出せなかったのではないか」と推測する。元消防士長が起こした酒気帯びで物損事故を起こしたケースについては「長期間の停職か懲戒免職のどちらかしかないレベル」(同)という。

元消防士長は、自身の逮捕が明らかになることで職を失うことを恐れたのだろうか。信頼していた消防・救急隊員の不祥事に、地元の市民からは不安の声もあがっている。

事故現場の近くに住む主婦(74)は「1年半も無免許運転だと知って驚いた。町内では、救急車呼ぶよりも誰かに頼んで病院行こうかなんて話す人もいるぐらいです」

一連の問題発覚を受け、高槻市消防本部は昨年12月、市や消防本部の幹部で構成する懲罰委員会を開催し、元消防士長の懲戒免職(同月8日付)を決定。また、管理監督責任を問い、上司の中消防署大冠分署の分署長と警備係長を減給10分の1(2カ月)、中消防署の警備第二課長を戒告の懲戒処分、ほかに消防長ら6人を訓告とした。同市消防本部は「再発を防止し、市民の信頼を回復したい」としている。

また、大阪府警高槻署は、元消防士長を道交法違反(無免許運転など)容疑で書類送検する方針だ。

高槻市、生活保護費認定ミス(2012年6月)

高槻市は15日、生活保護費の障害者加算分の認定について、83件計約4,240万円(平成19年7月~23年12月)の過払いと21件計約1,190万円(10年1月~23年12月)の認定漏れがあったと発表した。担当者のチェックが甘かったことなどが原因。市は過払い分については返還を求める方針で、認定漏れについては今後府などと対応を協議するという。

市によると、生活保護の障害者加算は障害の程度に応じて認定、支給しているが、担当者が誤った加算認定を行い、他の職員も誤りに気づかなかったため過払いが生じた。また、新たに障害者手帳を取得したり、障害等級が上がったりした場合に、受給者に対して十分な説明を行わなかったことが認定漏れにつながったという。

地名の由来

高槻の地名の由来は、『古事記』や『日本書紀』にある神武東征の時に、大和で長髄彦一族に苦しめられた。そこで道臣命可美真手命を東征軍の長に任じ、征伐に成功したことから天皇は三島の土地を与えた。その軍隊の旗印が月をかたどっていたので、褒美に貰った土地を高月と呼ぶようになったという説と、安満庄にあった天月弓杜(あめのつきゆみのやしろ)が高月読杜(たかのつきよみのやしろ)とも呼ばれ、そこからその一帯は高月と呼ばれたという説がある。

高月が高槻に転じた理由は、槻(の古称)の大木があり、戦国時代に槻の近くに本陣が立てられたことから、月を槻に変えたとされる。

地理

大阪府の北東部に位置し、東西10.4km・南北22.7kmと、市域は東西に狭く、南北に広い。北端を北摂連山・南端を淀川で区切られ、地勢は北高南低になっている。市内最高標高はポンポン山の678.7m、最低標高は柱本の淀川河川敷で3.3m。

大阪から21.2km、京都から21.6kmと、京都大阪間のほぼ中央に位置する。市域面積は105.31km²、広さは府内第4位で、大阪府の5.6%を占める。市域の33.29km² (31.6%) が市街化区域となり、残りの72.02km² (68.4%) が市街化調整区域として開発が制限されている。市街化率は北摂7市の中で最も低く、山林や農地が多く残されている。主な市街化調整区域は、保安林近郊緑地保全区域に指定され、市域の48%を占める北部の山林、南部の三箇牧地域、東部の五領地域、郡家や土室などがあり、三箇牧地区、五領地区、樫田地区は農用地区域としても農地が保全されている。

北部は北摂山系になり、主な山には、ポンポン山、三好山(みよしやま)、黒柄岳(くろがらだけ)、明神ヶ岳(みょうじんがだけ)、高ヶ尾山(たかおさん)、阿武山(あぶやま)がある。主な川には、南東から市の南端に沿って流れる淀川をはじめ、北から南へ市内中央部を流れる芥川や、女瀬川(にょぜがわ)、桧尾川など12の一級河川があり、新川など5つの準用河川がある。

山裾には大小500基以上の古墳を有する三島古墳群が拡がり、古代・山陽道西国街道)が市内中央部を東西に通り、交通の要所として街道沿いに発展し、郡衙宿場などが作られた。古代・河内湾により高槻付近まで海が迫っていたことから、津之江の地名が残り、筑紫津が作られ、九州へ出発する港が整備されていた。淀川では、淀川三十石舟など水運の要所にもなり、前島浜・唐崎浜・三島江浜などの河港が整備され、柱本でくらわんか舟が誕生した。鵜殿は奈良時代には都の牧場として使われており、鵜殿や大塚には対岸の枚方市との渡し場があった。六玉川のひとつ三島の玉川や三島江、芥川などは歌枕として有名。

JR京都線阪急京都本線を中心に市内中央部から周辺部へと市街地が拡がっている。北部は大半が山間地で、南部は大阪平野北部を形成する三島平野の低地が広がる。北から、700m以下の山間部、山地に囲まれた田能盆地や原盆地、服部谷、成合谷等の農村部、高槻丘陵や奈佐原丘陵といった丘陵地に広がる日吉台、安岡寺、南平台、奈佐原等の住宅地、歴史的な街なみが残る標高10 - 30m程の富田台地と続き、大阪平野を形成する標高10m以下の沖積低地が広がる。市内には国道170号線と国道171号線が走り、丘陵部を東西に名神高速道路が貫通している。市北部に建設中の新名神高速道路には高槻インターチェンジが計画されている。

地形

高槻市の地形的特色としては、山地谷底平野丘陵地台地沖積低地の5つに区分される。

高槻市を上から見ると、北半分は丹波高地に連なる北摂山地へ楔形に食い込んだ形をしており、市北部の北摂山地は、堅く固結した古生代の堆積物である丹波層群でできている。山地は標高700m以下の低山性山地で、大阪平野に面する斜面は急だが、山頂部は定高性が強く、高原状の地形を形成している。

北摂山地の川や谷に沿って形成されている谷底平野は、小低地で、芥川の源流部にある田能盆地、中流の原盆地や服部谷、桧尾川中流の成合谷などがあたる。田能盆地は樫田地区を中心とする地域で、標高は330 - 360m、周りをさらに150mほど高い山地に囲まれている。原盆地・成合谷は、ポンポン山の山裾と高槻丘陵との間に挟まれた谷底平野で、標高は、原盆地で100 - 130m、成合谷で20 - 50m、河川に沿って南北に長い平面型となっている。服部谷は、摂津峡の南端から南南東に伸びる谷で、谷の両側を丘陵地に挟まれ、面積のほとんどが扇状地となっている。

北摂山地と淀川低地とが接する市中央部には、鮮新世末期 - 洪積世前期の堆積物である大阪層群で構成される丘陵部があり、日吉台、安岡寺、南平台、奈佐原といった住宅地が形成されている。高槻丘陵は、ポンポン山の山裾から南側に広がる丘陵地で、北部の標高は100m以上で自然が残され、南部は50 - 110m、比較的起伏が小さく住宅街が広がる。高槻丘陵の西には、標高50 - 100m奈佐原丘陵があり、さらに奈佐原と南平台に分けることができる。

洪積世後期の富田礫層に覆われた富田台地が、丘陵部から南方へ突き出た形に伸びている。富田台地は、標高10 - 30mの舌状台地で、北西端が継体天皇陵、南西端に総持寺、南東部に富田寺内町といったものを有する。

市域の南半分が、大阪平野の北部を形成する淀川低地にあたり、その全域が沖積層である。 大部分が標高10m以下の低湿地で占められ、排水が悪い低湿な後背湿地氾濫平野が広がり、小規模な島状の高台が散在している。

市内北部を有馬高槻断層帯が東西方向に通過し、山地部にも「大沢」や「萩谷」などの推定活断層が通る。

  • 山系: ポンポン山、三好山、黒柄岳、明神ヶ岳、高ヶ尾山、阿武山
  • 一級河川: 芥川、女瀬川、真如寺川、西山川、東山川、田能川、檜尾川、東檜尾川、年谷川、淀川、安威川、土室川
  • 準用河川: 新川、東山川、西山川、土室川、氷室川
  • : 古曽部新池、荒内池、氷室河池 等

気候

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高槻市
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平野部を中心としたほとんどの地域が、夏や冬に降水量の少ない瀬戸内海気候の周辺部に位置し、北部の山間部は日本海側気候の影響を受け、冬には降雪が見られる。年間平均気温は、16°C前後で、湿度は67%前後。ポンポン山などの山間部では平均風速6m/sを超える地域があるが、市内の年間平均風速は3.1m/sで、異常気象を除き、年間を通じてあまり大差がない。風向きは概ね、春は北から西、夏から秋にかけては東から北、冬は西ないし北から吹く。1970 - 2007年までの降水量の年平均は1,318mm。平均気温の推移をみると、市街地の形成に伴い、ヒートアイランド現象等もあり、1980年代以降上昇傾向にある。

高槻市消防本部の観測による2009年の年間気象は、気温が年平均16.5°C、最高35.4°C、最低-0.5°C。降水量は年間1,259.1mm、降水日数121日。湿度は年平均70.1%、最高100%、最低13%。風速は年平均3.1m/s、最大風速17.9m/s。表は2009年のもの。

歴史

高山右近

明治以降の行政区域の変遷については別項を参照のこと。

高槻に人が住み始めたのは、約2万年前の旧石器時代で、郡家今城遺跡で生活跡が発見されている。その後弥生時代になり、安満遺跡では三島地方で最初の米作が開始された。古墳古代は摂津国嶋上郡にあたる。日本でも有数の古墳群地帯で、真の継体天皇陵とされる今城塚古墳など古墳時代初期から末期までの各時代の古墳が現存している。新池遺跡(今城塚古墳附(つけたり)新池埴輪製作遺跡として国の史跡に指定)は日本最古(5 - 6世紀)最大級の埴輪工場で新池遺跡ハニワ公園として保存・公開されている。たかつきの地名が初めて史料に出てきたのは、鎌倉時代にあたる14世紀ごろ、奈良の春日神社の荘園であった「安満庄」の耕地目録の中に、「麦下地 高月二町十歩」「野畠 高月七反半」とみえる。

室町時代には、富田が一向宗(浄土真宗)北摂布教の拠点として栄える。この頃の史料には「高槻」の地名が見られる。

戦国時代には、三好長慶高山右近が拠点とする。

安土桃山時代には、高槻領主高山右近がキリシタン大名だった影響でキリスト教が広がり、日本で最初の復活祭がいとなまれた。

江戸時代には山陽道の流れをくむ西国街道参勤交代などに利用され、芥川宿は六宿駅の一つとして栄える。富田は8,000石余りを醸造する酒蔵として栄える(高槻藩を参照)。富田は酒所として栄えた。

明治時代には隠れキリシタンの里として発展した。

1970年代以降、大阪市及び京都市のベッドタウンとして宅地開発が進み人口が急増、1975年には30万人の大台に到達した。その後も順調に増加を続け、1995年には362,270人と統計上過去最高を記録した。しかしその後少子高齢化の進展や都心回帰などの影響により人口は減少に転じ、2005年には351,802人となった。ただ大阪府の調査・推計では2004年初頭を境として高槻市の人口動態は社会減から社会増に転じており、依然続く自然増と併せて人口動態そのものは年々改善している。これはJR高槻駅周辺の再開発によって市中心部の商業機能が向上し、市内の生活がより便利になったため周辺地区からの流入が増えたことが理由と見られる。

なお市内の人口動態については、主に居住用のマンション建設が相次いでいる摂津富田駅、高槻駅周辺では増加、市北部の山際に広がる団地群や市南部の淀川近くに広がる旧来の市街地においては減少という形になっている。市への流入者は多くが近畿圏内から来るが、近年は東京など首都圏からの移住も見られるようになった。

行政

行政区域の変遷(明治以後)

  • 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行。
    • 大阪府島上郡
      • 高槻村(← 高槻村、上田辺村)
      • 磐手村(← 川窪村、成合村、下村、安満村、別所村、古曽部村)
      • 大冠村(← 野田村、東天川村、西天川村、野中村、中小路村、辻子村、大塚町、大塚村、番田村、土橋村、西冠村、下田部村)
      • 清水村(← 真上村、原村、服部村、萩谷村)
      • 芥川村(← 芥川村、郡家村)
      • 如是村(← 庄所村、津之江村、芝生村、東五百住村、西五百住村)
      • 阿武野村(← 霊仙寺村、奈佐原村、塚原村、宿名村、土室村、岡本村、氷室村、宮田村、赤大路村)
      • 五領村(← 神内村、上牧村、梶原村、萩庄村、井尻村、鵜殿村、前島村)
      • 三箇牧村(← 唐崎村、三島江村、西面村、柱本村)
      • 富田村(← 富田村単独)
    • 京都府南桑田郡
      • 樫田村(← 中畑村、出灰村、杉生村、田能村、二料村)
  • 1896年(明治29年)4月1日 郡の統廃合により、島上郡は三島郡へ変更。
  • 1898年(明治31年)10月14日 高槻村が町制施行、高槻町となる。
  • 1925年(大正14年)11月1日 富田村が町制施行、富田町となる。
  • 1929年(昭和4年)1月1日 芥川村が町制施行、芥川町となる。
  • 1931年(昭和6年)1月1日 芥川町、磐手村、大冠村、清水村を高槻町へ編入。
  • 1934年(昭和9年)9月1日 如是村を高槻町へ編入。
  • 1943年(昭和18年)1月1日 高槻町が大阪府下で9番目に市制施行、高槻市となる。
  • 1948年(昭和23年)1月1日 阿武野村を高槻市へ編入。
  • 1950年(昭和25年)11月1日 五領村を高槻市へ編入。
  • 1955年(昭和30年)4月3日 三箇牧村を高槻市へ編入。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 富田町を高槻市へ編入。
  • 1958年(昭和33年)4月1日 樫田村を高槻市へ編入。
  • 2003年(平成15年)4月1日 大阪府下で2番目に中核市へ移行。大阪府下の中核市移行は、当時中核市だった堺市以来7年ぶり。

歴代市長

氏名 就任年月日 退任年月日
礒村彌右衞門 1943年2月19日 1945年10月25日
2 中井啓吉 1945年11月20日 1946年11月15日
3 古田誠一郎 1947年4月19日 1950年2月8日
4-5 阪上安太郎 1950年3月21日 1958年3月20日
6-7 鈴木定次郎 1958年3月21日 1966年3月20日
8-10 吉田得三 1966年3月21日 1976年3月18日
11-12 西島文年 1976年4月18日 1984年4月17日
13-16 江村利雄 1984年4月18日 1999年4月30日
17-19 奥本務 1999年5月1日 2011年4月30日
20- 濱田剛史 2011年5月1日 現職

行政機構

<市議会>

  • 議会事務局

<市長部局>

  • 市長公室
  • 総務部
  • 財務部
  • 市民協働部
  • 福祉部
  • 健康部
  • 環境部
  • 建設部
  • 都市産業部
  • 会計室

<行政委員会>

  • 教育委員会
    • 管理部
    • 学校教育部
    • 社会教育部
  • 農業委員会
  • 選挙管理委員会
  • 監査委員
  • 公平委員会

<水道事業>

  • 水道部

<自動車運送事業>

<消防>

市役所庁舎

1971年に国鉄高槻駅南隣より現在地(桃園町)へ新築移転した。庁舎は第13回BCS賞を受賞している。現庁舎が手狭になったため、1994年にホール・図書館を併設した「高槻市総合センター」を現庁舎北隣に建設した。

市役所支所

  • 富田支所
  • 三箇牧支所
  • 樫田支所

財政

国の行政機関

  • 国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所高槻維持出張所
  • 国土交通省近畿地方整備局淀川工事事務所高槻出張所
  • ハローワーク、法務局、税務署、簡易裁判所、区検察庁、労働基準監督署は隣接する茨木市にある。(大阪法務局高槻出張所は2003年に廃止統合された)

府の行政機関

  • 茨木土木事務所 高槻工区
  • 警察本部高槻警察署
  • 府税事務所、府民センターは隣接する茨木市にある。

立法

市議会

任期:2011年5月1日から2015年4月30日まで。
議長:中浜実
副議長:灰垣和美
議員定数:36人

会派の構成

2012年5月14日現在

会派名 議席数
公明党議員団 8
民主・元気ネット 6
自由民主党高槻市議会議員団 4
市民連合議員団 4
日本共産党高槻市会議員団 3
自民・高槻市民の会議員団 3
みんなの党高槻市議会議員団 2
高槻維新の会 2
高槻ご意見番 1
無所属 3

なお、1993年に死刑廃止を求める意見書が全会一致で可決されて国に送られた。

大阪府議会議員

選挙区は三島郡とともに構成する。定数は5名。任期は、2011年4月30日から2015年4月29日まで。

氏名 党派名
池下卓 大阪維新の会
林啓二 公明党
吉田利幸 自由民主党
吉田保蔵 民主党
宮原威 日本共産党

衆議院議員

三島郡とともに大阪10区を構成する。第45回衆議院議員総選挙では以下2名の当選者を出している。

氏名 党派名 当選回数 備考
辻元清美 民主党 4 選挙区
松浪健太 自由民主党 3 比例復活

スポーツ

大阪府の中でもサッカーの町として力を注いでおり、2012年よりJリーグガンバ大阪がホームタウンとしている。また、なでしこリーグのスペランツァFC大阪高槻がホームタウンとしている。京都大学大学院農学研究科付属農場(京大農場)移転跡地にサッカー専用スタジアムを建設し、ガンバ大阪を誘致する計画があったが実現しなかった。

経済

産業

第三次産業の割合が多く、大阪府の平均より小売業やサービス業が盛んである。

特に高槻駅周辺は百貨店が2軒(西武百貨店松坂屋)、映画館アレックスシネマ)を備えたショッピングセンター(平和堂)があるなど、大阪府三島地域最大級の商業集積地となっている。飲食店や服飾関係の店舗も多く、周辺の自治体から多くの若者が集まるエリアとして近年関西でも注目を集めている。上場企業の本社数は3。

2006年度(2006年4月 - 2007年3月)時点での産業別事業所、就業者数は以下。

事業所数 就業者数
第一次産業 7 1,018
第二次産業 1,146 39,990
第三次産業 8,260 111,179

高槻市に本社を持つ企業

かつて高槻市に本社を持っていた上場企業など

高槻市に事業所を置く企業

特産品

  • 葦簾(よしず)
  • 服部越瓜(しろうり)
  • トマト(三箇牧)
  • イチゴ(氷室)

かつては、山間部において京菓子向けの寒天作りが盛んに行われていたが、市街化が進み平年の気温も上昇したことで、現在は生産している農家はなく、下田部町にある株式会社タニチが田能に工場を持ち一般家庭向け寒天・寒天加工商品の製造・販売を行っているほか、市のサイトで「樫田地区の一部の農家が作っている」と報じられているだけに留まる。鵜殿と呼ばれる淀川河川敷で良質なヨシが採れたことから、簾作りも盛んであったという。かつて、市街地北部の服部地区ではたばこの栽培が行われ「服部煙草」と呼ばれていた。池田、伊丹とならぶ「北摂三銘酒」のひとつに数えられる酒の名産地である市域西部の富田地域には現在2軒の造り酒屋があり、オリジナルブランドで日本酒、また地ビールを生産するほか、北部の原地区においてはどぶろく特区として、どぶろくの生産も行っている。

農林水産業

農業

  • JA高槻市・高槻市農協
  • 戸数 - 1,519戸
  • 専業農家 - 110戸
  • 耕地面積 - 48,236
  • 農業粗生産額

特産品

  • 花壇苗
  • いちご
  • しいたけ
  • トマト
  • 大阪しろな
農作物収穫面積(2005年)[1]
品目 a(アール
総数 17,318
水稲 15,495
トマト 272
キャベツ 196
たまねぎ 96
かんしょ 85
ほうれんそう 78
なす 76
だいこん 74
ばれいしょ 67
ねぎ 60
きゅうり 52
花き類・花木 39
種苗・種木 193

大阪エコ農産物

農薬使用回数、化学肥料使用量を府内の慣行の半分以下に抑えるよう定めた、大阪府の栽培基準に従って栽培されたものを認証。
  • じゃがいも
  • たまねぎ
  • だいこん

林業

  • 大阪府森林組合三島支店

水産業

  • 芥川漁業協同組合

工業

  • 事業所 - 251社
  • 従業員 - 11,623人
  • 製造品出荷額等 - 3536億9745万円
    • 食料品 - 22.6%
    • 化学工業 - 15.5%
    • はん用機械器具 - 14.0%
    • 電気機械器具 - 12.9%
    • 金属製品 - 5.8%
    • プラスチック製品 - 5.6%
    • パルプ・紙・紙加工品 - 4.5%
    • 窯業・土石製品 - 4.0%
    • その他の業種 - 15.1%
  • 事業所内訳
    • 金属製品 - 15.9%
    • プラスチック製品 - 9.9%
    • 生産用機械器具 - 7.9%
    • パルプ・紙・紙加工品 - 7.6%
    • 電気機械器具 - 6.8%
    • 印刷・同関連業 - 6.0%
    • 食料品 - 5.6%
    • 化学工業 - 5.5%
    • 窯業・土石製品 - 5.2%
    • その他 - 29.5%

商業及び金融

  • 事業所数 - 2,333社
  • 従業員 - 20,040人
  • 売り場面積 - 293,037m²
  • 年間商品販売額 - 5,213億1,600万円
    • 卸売業
      • 事業所数 - 296社
      • 年間商品販売額 - 2,137億800万円
    • 小売業
      • 事業所数 - 2,037社
      • 年間商品販売額 - 3,076億800万円

大型商業施設

スーパー

コンビニ

金融機関

日本郵政グループ

  • 高槻支店(中川町/高槻郵便局と併設) - ゆうゆう窓口は24時間営業(2011年5月現在)。
  • 高槻北支店(別所新町/高槻北郵便局と併設)
2011年5月現在、高槻市内には合わせて38か所の郵便局(うち簡易郵便局1か所)がある。
  • 大阪支店 高槻出張所(紺屋町/高槻駅前郵便局と併設)(ATMはホリデーサービス実施)
2011年5月現在、高槻市内には上記をはじめ各郵便局(簡易郵便局を除く)など合わせて39か所にATMが設置されており、そのうち11か所(上記を含む)でホリデーサービスを実施。

※高槻市内の郵便番号は、北部地域(おおむねJR京都線より北側の地域)が「569-10xx」「569-11xx」(高槻北支店の管轄)、南部地域(同じく南側の地域)が「569-00xx」「569-08xx」(高槻支店の管轄)となっている。

宿泊施設

報道機関

新聞社

そのほかには、高槻市民新聞社、きつつき21編集室、北大阪新聞社などのミニコミ誌など。

ケーブルテレビ局

環境保全

芥川上流の摂津峡(摂津耶馬渓とも呼ばれている)などは美しい自然環境を残している。

広範囲の土壌地下水汚染が明らかになっており、土壌汚染対策法による指定区域が指定されている。

姉妹都市・提携都市

地域

方言

この地域で古くから話されている言葉は、一般的な大阪弁であるが、京都府に隣接し、西国街道を通じて京都との交流が多いためか、京言葉の影響を多分に受けたものとなっている。ただし高度経済成長期以降、大阪府内で建設されたニュータウンと同様に、関西の他の地域は勿論、それ以外の地域からも転入者が急激に増えたため、標準語により近い関西共通語が主流となっている。

人口

高槻市の人口は1994年度の363,000 人をピークに減少傾向にあったが、2003年度以降は徐々に増加に転じている。高槻市の約半分は森林になっており可住地面積は57.37km²、可住地人口密度は6,133人/km²。2005年度の人口集中地区 (DID) の人口が338,236人、DID面積は33.19km²、DID人口密度が1,0259.6人/km²、総数に占めるDID人口が96.1%、 面積は31.5%。日本の市の人口順位によると、高槻市は2010年の法定人口で56位となっている。

平成22年(2010年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、1.57%増の357,359人であり、増減率は府下43市町村中8位、72行政区域中25位。

600px
高槻市と全国の年齢別人口分布(2005年) 高槻市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 高槻市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

}}

高槻市(に相当する地域)の人口の推移
テンプレート:人口統計/27
総務省統計局 国勢調査より
区分 人数(人) 割合(%)
年少人口(14歳以下) 49,101 13.68
生産年齢人口(15 - 64歳) 234,076 65.19
高齢人口(65歳以上) 75,863 21.13
地区別人口(2005年度) (単位:人)
樫田地区 テンプレート:bar00テンプレート:bar1 574
高槻北地区 テンプレート:bar90テンプレート:bar5 95,177
五領地区 テンプレート:bar10テンプレート:bar4 13,943
三箇牧地区 テンプレート:bar10テンプレート:bar5 14,955
高槻西地区 テンプレート:bar60テンプレート:bar5 64,731
如是・富田地区 テンプレート:bar70テンプレート:bar3 73,327
高槻南地区 テンプレート:bar90テンプレート:bar5 94,761

人口の推移

1925年 B01.pngB01.pngB01.pngB01.png 4,586
1930年 B05.pngB01.png 5,980
1935年 B10.pngB10.pngB05.pngB01.pngB01.pngB01.png 28,295
1940年 B10.pngB10.pngB10.pngB01.png 31,011
1947年 B10.pngB10.pngB10.pngB05.pngB01.pngB01.pngB01.png 37,714
1950年 B10.pngB10.pngB10.pngB10.pngB01.pngB01.pngB01.png 43,321
1955年 B50.pngB01.pngB01.pngB01.pngB01.png 54,028
1960年 B50.pngB10.pngB10.pngB05.pngB01.pngB01.pngB01.pngB01.png 79,043
1965年 B100.pngB10.pngB10.pngB10.pngB01.png 130,735
1970年 B100.pngB100.pngB10.pngB10.pngB10.pngB01.png 231,129
1975年 B100.pngB100.pngB100.pngB10.pngB10.pngB10.pngB01.png 330,570
1980年 B100.pngB100.pngB100.pngB10.pngB10.pngB10.pngB10.pngB01.png 340,720
1985年 B100.pngB100.pngB100.pngB10.pngB10.pngB10.pngB10.pngB05.pngB01.pngB01.pngB01.pngB01.png 348,784
1990年 B100.pngB100.pngB100.pngB50.pngB10.png 359,867
1995年 B100.pngB100.pngB100.pngB50.pngB10.pngB01.pngB01.png 362,270
2000年 B100.pngB100.pngB100.pngB50.pngB05.pngB01.pngB01.png 357,438
2005年 B100.pngB100.pngB100.pngB50.pngB01.pngB01.png 351,826

地区

都市計画による区域

1997年(平成9年)に「高槻市都市計画マスタープラン」が策定され、それに則して都市計画が立てられている。市全体構想と共に、市を7つの地域に分けてそれぞれの地域ごとにも都市計画が立てられている。以下はそれぞれの地域と街づくりの重点目標。

樫田地域 
樫田地区を中心とする地域。
  • 森林の保全と営農・定住環境の整備
  • 観光農林業の振興など
高槻北地域 
JR京都線より以北で芥川東部の地域。
  • 良質な住環境の保全
  • 高槻インターチェンジと道路網整備など
高槻南地域 
JR京都線以南で芥川から桧尾川までの地域。
  • 公的施設の有効活用と機能充実
  • 鉄道駅や高槻城跡周辺の整備など
五領地域 
名神高速道路以南で桧尾川より東部の地域。
  • 集落地の生活環境の向上
  • 幹線道路の整備と計画的な市街地誘導など
高槻西地域 
JR東海道本線以北で芥川より西部の地域。
  • 今城塚古墳の保存と史跡公園化
  • 大学と地域社会の交流など
如是・富田地域 
JR京都線から番田井路までで芥川より西部の地域。
  • 道路整備と定住環境の向上
  • 市民プール・複合施設の整備など
三箇牧地域 
番田井路以南で芥川より西部の地域。
  • 集落地の生活環境の向上
  • 農地の保全と都市的活用など

日常生活圏域別町名一覧

第4次高槻市総合計画において、土地の利用状況・生活圏としてのまとまり、地区行政の経緯などを考慮して、地区生活圏を7つに区分している。なお、この区分けは生活圏としてのまとまり等に重点を置いており、 川西町、真上町、緑ヶ丘は、上記の理由による区分けのため、丁目によっては地区が異なる。

高槻北地区

  • 安満御所の町
  • 安岡寺町一丁目 - 六丁目
  • 樫田地区
  • 浦堂一丁目 - 三丁目
  • 浦堂本町
  • 花林苑
  • 大字川久保
  • 黄金の里一丁目
  • 芝谷町
  • 清水台一丁目 - 二丁目
  • 高見台
  • 大蔵司二 - 三丁目
  • 塚脇一丁目 - 五丁目
  • 寺谷町
  • 大字成合
  • 成合北の町
  • 成合中の町
  • 成合西の町
  • 成合東の町
  • 成合南の町
  • 西之川原一丁目 - 二丁目
  • 大字原
  • 東城山町
  • 日吉台一番町 - 七番町
  • 真上町六丁目
  • 松が丘一丁目 - 四丁目
  • 緑が丘二 - 三丁目
  • 宮が谷町
  • 宮之川原一丁目 - 五丁目
  • 宮之川原元町
  • 弥生が丘町

高槻中地区

  • 芥川町一丁目 - 四丁目
  • 安満磐手町
  • 安満北の町
  • 安満新町
  • 安満中の町
  • 安満西の町
  • 安満東の町
  • 美しが丘一丁目 - 二丁目
  • 奥天神町一丁目 - 三丁目
  • 古曽部町一丁目 - 五丁目
  • 大蔵司1丁目
  • 月見町
  • 天神町一丁目 - 二丁目
  • 殿町
  • 西真上一丁目 - 二丁目
  • 白梅町
  • 別所新町
  • 別所中の町
  • 別所本町
  • 紅茸町
  • 真上町一丁目 - 五丁目
  • 緑が丘一丁目
  • 南芥川町
  • 紫町
  • 名神町
  • 山手町一丁目 - 二丁目

高槻・五領地区

  • 明田町
  • 明野町
  • 天川新町
  • 天川町
  • 井尻一丁目 - 二丁目
  • 永楽町
  • 大手町
  • 梶原一丁目 - 六丁目
  • 梶原中村町
  • 上田辺町
  • 上本町
  • 大字上牧
  • 上牧山手町
  • 上牧北駅前町
  • 上牧南駅前町
  • 上牧町一丁目 - 五丁目
  • 北園町
  • 京口町
  • 大字神内
  • 神内一丁目 - 二丁目
  • 紺屋町
  • 五領町
  • 桜町
  • 沢良木町
  • 城西町
  • 城東町
  • 城内町
  • 城北町一丁目 - 二丁目
  • 須賀町
  • 高垣町
  • 高槻町
  • 大学町
  • 千代田町
  • 天王町
  • 出丸町
  • 桃園町
  • 道鵜町一丁目 - 六丁目
  • 土橋町
  • 中川町
  • 野田一丁目 - 四丁目
  • 野田東一丁目 - 二丁目
  • 野見町
  • 大字萩之庄
  • 萩之庄一丁目 - 五丁目
  • 八丁畷町
  • 八丁西町
  • 東天川一丁目 - 五丁目
  • 東上牧一丁目 - 三丁目
  • 日向町
  • 藤の里町
  • 本町
  • 前島一丁目 - 五丁目
  • 松原町
  • 緑町
  • 南松原町
  • 宮野町
  • 八幡町
  • 淀の原町

高槻南地区

  • 大冠町一丁目 - 三丁目
  • 大字大塚
  • 大塚町一丁目 - 五丁目
  • 春日町
  • 北大樋町
  • 高西町
  • 下田部町一丁目 - 二丁目
  • 庄所町
  • 城南町一丁目 - 四丁目
  • 辻子一丁目 - 三丁目
  • 竹の内町
  • 堤町
  • 東和町
  • 西大樋町
  • 西冠一丁目 - 三丁目
  • 登町
  • 番田一丁目 - 二丁目
  • 深沢町一丁目 - 二丁目
  • 深沢本町
  • 松川町
  • 南大樋町
  • 南庄所町
  • 若松町

富田南・三箇牧地区

  • 大字唐崎
  • 唐崎北一丁目 - 三丁目
  • 唐崎中一丁目 - 四丁目
  • 唐崎西一丁目 - 二丁目
  • 唐崎南一丁目 - 三丁目
  • 川添一丁目 - 二丁目
  • 北柳川町
  • 寿町一丁目 - 三丁目
  • 大字西面
  • 西面北一丁目 - 二丁目
  • 西面中一丁目 - 二丁目
  • 西面南一丁目 - 四丁目
  • 栄町一丁目 - 四丁目
  • 三箇牧一丁目 - 二丁目
  • 芝生町一丁目 - 四丁目(しぼちょう)
  • 玉川一丁目 - 四丁目
  • 玉川新町
  • 西町
  • 大字柱本
  • 柱本一丁目 - 七丁目
  • 柱本新町
  • 柱本南町
  • 牧田町
  • 大字三島江
  • 三島江一丁目 - 四丁目
  • 南総持寺町
  • 柳川町一丁目 - 二丁目

富田地区

  • 川西町3丁目
  • 北昭和台町
  • 桜ケ丘北町
  • 桜ケ丘南町
  • 昭和台町一丁目 - 二丁目
  • 津之江北町
  • 津之江町一丁目 - 三丁目
  • 登美の里町
  • 富田町一丁目 - 六丁目
  • 西五百住町
  • 如是町
  • 東五百住町一丁目 - 三丁目

高槻西地区

  • 赤大路町
  • 朝日町
  • 阿武野一丁目 - 二丁目
  • 今城町
  • 大畑町
  • 岡本町
  • 上土室一丁目 - 六丁目
  • 川西町一丁目 - 二丁目
  • 郡家新町
  • 郡家本町
  • 幸町
  • 清福寺町
  • 大和一丁目 - 二丁目
  • 塚原一丁目 - 六丁目
  • 富田丘町
  • 大字奈佐原
  • 奈佐原一丁目 - 四丁目
  • 奈佐原元町
  • 南平台一丁目 - 五丁目
  • 大字萩谷
  • 萩谷月見台
  • 土室町
  • 氷室町一丁目 - 六丁目
  • 宮田町一丁目 - 三丁目
  • 霊仙寺町一丁目 - 二丁目

隣接している自治体・行政区

大阪府
京都府

医療施設

特定機能病院
救命救急センター

高槻市消防本部特別救急隊と連携し、ドクターカーの本格運用(365日24時間)を行っている。2002年10月に試行運用を開始、2006年10月より本格運用開始。本格運用を行っているのは国内で5市のみ。(2008年現在)

その他

救急医療体制は周辺他市と比較して充実しており、他地域の救急車が救急患者を搬送して来ることが多く見られる。

学校教育

かつて中学教師が地元集中と呼ばれる人権無視の教育を行っていた。しかし、高槻市は人権教育を推進していたと自称する。国道171号沿いの防音版の設置棟とプレハブ校舎へのエアコン設置が全国でも珍しい試みであった。2007年度から2学期制を導入した。

小学校

中学校

高等学校

特別支援学校

大学・短期大学

かつてあった大学・短期大学
  • 大阪外国語大学(現在は箕面市)

大学の研究機関

  • 京都大学附属農場
  • 京都大学地震予知研究センター阿武山観測所

統廃合により廃校となった学校

  • 高槻市立庄所小学校(1977年西大冠小学校より分離創立、2005年4月桃園小学校と統合)
  • 高槻市立堤小学校(1975年桜台小学校から分離創立、2004年4月桜台小学校と再統合)
  • 高槻市立牧田小学校(1977年玉川小学校より分離創立、2001年4月玉川小学校と再統合)
  • 大阪府立島上高等学校(2005年統合により廃校)
  • 大阪府立高槻南高等学校(2005年統合により廃校)
  • 高槻市立養護学校(2005年3月廃校)

交通

鉄道

昼間は新快速が高槻駅を京都大阪方面とも15分間隔で発着をしており、利便性が高い。また、大阪駅、京都駅への所要時間は15分程度である。東海道新幹線方面へは京都駅、山陽新幹線方面へは新大阪駅と使い分ける市民が多い。市域東側からは隣接する島本町に所在する島本駅も利用されている。
JR京都線高槻駅 - 摂津富田駅
高槻市駅には平日全種別(通勤特急・特急・快速急行・快速・準急・普通)が停車し、大阪市営地下鉄堺筋線への直通普通列車は当駅始発・終着となるものが多い。(土休日ダイヤの快速特急のみ通過)
昼間は特急が高槻市駅を京都・大阪方面とも10分間隔で発着をしており、利便性が高い。
阪急京都本線上牧駅 - 高槻市駅 - 富田駅

バス路線

大阪府下で市バスを運営しているのは大阪市と高槻市のみ。
路線については高槻駅を参照のこと。
以前はJR高槻・阪急高槻発着の渋谷・新宿ゆき(京阪バス)があったが廃止された。
運行会社等詳細は高槻バスストップを参照のこと。

道路

東西を走る大動脈的な国道171号線は右折レーンが少なく渋滞が頻発する。特に渋滞の多い地点は休日のジャスコ、八丁畷、大畑町交差点付近。マンションが急増している西北部では交通量が増え、土日の国道近辺の渋滞が年々悪化している。

高速道路・有料道路

名神高速道路と新名神高速道路を結ぶ高槻第一JCT第二JCT高槻ICが設置される予定であり、2009年12月12日に高槻第一JCT - 神戸JCTが着工された。2016年度開通予定である。

一般国道

大阪外環状線として整備された2路線がある。

主要地方道

一般府道

文化施設・名所・旧跡・祭事・催事

ホール・公民館

  • 高槻現代劇場
  • 生涯学習センター
  • 総合市民交流センター
  • 高槻市立富田ふれあい文化センター(旧高槻市立富田解放会館)

図書館

博物館・美術館・史料館

体育施設

  • 芥川緑地プール(プールピア、テニスコート)
  • 市民プール
  • 番田温水プール(ばんぷ~)
  • クリンピア前島(温水プール)
  • 総合スポーツセンター(体育館、陸上競技場)
  • 萩谷総合公園(サッカー場、テニスコート、野球場)
  • 西大樋テニスコート
  • 郡家テニスコート
  • 南大樋運動広場
  • 堤運動広場(体育館、運動場)
  • 牧田運動広場
  • 庄所運動広場
  • 城跡公園野球場(市民グランド)

高槻市 -スポーツのページ-

公園

高槻市には、190以上の都市公園と360か所を超える児童遊園があり、都市公園の総面積は約164ha、市民一人あたりの公園面積は約4.6m²となっている(2005年度の一人当たりの全国平均公園面積は、9.01m²、大阪府平均は、4.97m²)。しかし、市民一人あたりの公園面積には鎮守の森や社寺などの緑地は入っておらず、実際の緑地は数値よりも多く感じられる。

自然公園
  • 大阪府立北摂自然公園 - 大字原、大字川久保 (2,594ha)
国営公園
総合公園
風致公園
  • 摂津峡公園 - 大字原ほか (37.2ha)
歴史公園
  • 城跡公園 - 城内町、野見町 (4.44ha)
  • 安満遺跡芝生公園(計画) - 八丁畷町 (15ha)
  • 史跡今城塚古墳 - 郡家新町 (8.5ha)
墓園
  • 安満山墓園 - 安満御所の町 (33ha)
主な公園
  • 芥川公園 - 南芥川町 (1.0ha)
  • 芥川緑地 - 南平台5丁目 (8.3ha)
  • 上の池公園 - 阿武野2丁目 (2.7ha)
  • 南平台中央公園 - 南平台5丁目 (1.2ha)
  • 緑が丘公園 - 緑が丘2丁目 (1.9ha)
  • 古曽部防災公園 - 古曽部町3丁目ほか (4.5ha)
  • 清水池公園(計画) - 川西町三丁目 (2.2ha)
  • 津之江公園(計画) - 津之江2丁目 (3.0ha)

レジャー

景勝地

高槻八景

昭和6年(1931年)に大高槻町が誕生したのを機に、「高槻保勝会」によって選定された。
  • 上宮天満宮
  • 芥川堤櫻
  • 摂津耶馬渓
  • 神峰山寺
  • 北山本山寺
  • 能因塚
  • 八丁松原
  • 淀川

原八景

明治26年(1893年)に神峰山寺の近藤住職が提唱した。
  • 川原夕照(芥川)
  • 浄圓暮鐘(浄圓寺)
  • 横山秋月(横山天神社)
  • 宮下落雁(雲谷川)
  • 大森晴嵐(大森橋)
  • 京坂帰牛(牛地蔵)
  • 神峯夜雨(神峯山寺) 
  • 本山暮雪(本山寺)

富田十勝

富田の漢詩人、坂田十松が詠んだ風景「富田十勝詩」による。
  • 天神山紅葉(昭和台町)
  • 築山紅梅(教行寺)
  • 柳川蛍火(柳川)
  • 筒井池夕照(筒井池)
  • 前野帰牧(柳川町・西町)
  • 別院松籟(本照寺)
  • 塔前桜花(慶瑞寺)
  • 三輪清曉(三輪神社)
  • 古墳鳴蛩(清蓮寺)
  • 獅林暮鐘(普門寺)

旧跡

寺院・神社

古墳・遺跡

城跡・碑

祭り・イベント

スポーツイベント

  • 高槻シティ国際ハーフマラソン(1月)
  • 高槻クロスカントリーレース(3月)
  • 市民スポーツ祭(10月)
  • チャレンジ・ザ・ウォーク(10月)

文化財

国指定等文化財

  • 国宝・重要文化財一覧
指定区分 種別 名称 所在地 所有者又は管理者 指定年月日 備考
国宝 考古資料 金銅石川年足墓誌 附:木櫃残欠(銅釘付)一括 月見町 個人(大阪歴史博物館に寄託) 昭和27年(1952年)3月29日 墓誌は奈良時代の貴族、石川年足(いしかわのとしたリ)のもの
重要文化財 建造物 普門寺方丈 富田町 普門寺 昭和52年(1977年)1月28日 永禄期の建築で、襖絵は狩野安信直原玉青
彫刻 木造聖観音立像 2躯 神峯山寺 明治45年(1912年)2月8日 一木造りで平安時代中期と後期の作
木造阿弥陀如来坐像 明治45年(1912年)2月8日 寄木造りで平安時代後期の作
木造聖観音立像 本山寺奈良国立博物館に寄託) 大正2年(1913年)4月14日 平安時代後期の作で堅木の一木造
木造毘沙門天立像 本山寺 大正2年(1913年)4月14日 平安時代後期の作、本山寺本尊。鞍馬山信貴山とともに日本三毘沙門天の1つともいわれる
木造千手観音坐像 浦堂本町 安岡寺 昭和49年(1974年)6月8日 10世紀後半の典型的な姿を示す四十二臂の千手観音坐像。木造寄木造
木造菩薩坐像 昭和台町 慶瑞寺 平成元年(1989年)6月12日 昭和61年(1986年)に発見。8 - 9世紀頃の作とされる
考古資料 安満宮山古墳出土品 南平台 文化庁(高槻市教育委員会保管) 平成12年(2000年)6月27日 銅鏡5面、鉄製品9点、ガラス小玉一括 附:苧麻布片2点
種別 名称 所在地 所有者又は管理者 認定年月日 備考
工芸品 石造燈籠 天神町 上宮天満宮 昭和17年(1942年)5月30日 旧「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」による認定物件
種別 名称 所在地 所有者又は管理者 登録年月日 備考
建造物 大阪医科大学看護専門学校校舎(旧大阪高等医学専門学校別館) 大学町 大阪医科大学 平成15年(2003年)7月17日 ヴォ-リズ建築事務所の設計による医学専門学校の別館。鉄筋コンクリート造3階建
長谷川家住宅主屋 東五百住町 個人 平成17年(2005年)8月17日 木造平屋建、瓦葺、建築面積136m²
古畑家住宅 主屋他7棟 大字中畑 個人 平成20年(2008年)7月23日 江戸期庄屋を務めた有力農家の屋敷。主屋、長屋門(馬上門)、離れや土蔵など合わせて8棟
種別 名称 所在地 所有者又は管理者 指定年月日 備考
史跡 今城塚古墳新池埴輪製作遺跡 郡家新町・上土室 高槻市 昭和33年(1958年)2月18日 附(つけたり)の新池埴輪製作遺跡は平成3年(1991年)7月に追加指定
嶋上郡衙跡附寺跡 清福寺町他 昭和46年(1971年)5月27日 郡寺は飛鳥時代後期、7世紀に創建され、平安時代中頃まで続いたと考えられている
阿武山古墳 奈佐原 昭和58年(1983年)8月30日 葬られた人物は、大織冠・中臣鎌足とする説が有力
安満遺跡 八丁畷町 平成5年(1993年)11月19日 弥生時代環濠集落跡。集落は鎌倉時代まで続いたと考えられている
闘鶏山古墳 氷室町・上土室 平成14年(2002年)12月19日 古墳時代前期(4世紀前半)の王墓
名勝 普門寺庭園 富田町 昭和56年(1981年)8月28日 平成12年(2000年)12月13日、境内ほぼ全域が日本の名勝に追加指定(拝観可 志納金要)
天然記念物 冨寿栄黒松 富田町 本照寺 昭和12年(1937年) 推定樹齢が約700年『富寿栄の松』と呼ばれる。昭和46年(1971年)3月16日、枯死のため指定解除

大阪府指定文化財

有形文化財

  • 建造物
  • 彫刻
  • 考古資料
    • 石塚古墳四霊三瑞鏡
    • 郡家今城遺跡出土石器196点 附 チップ・礫一括

民俗文化財

  • 無形民俗文化財
    • 淀川三十石船船歌

記念物

高槻市指定文化財

有形文化財

  • 建造物
    • 旧笹井家住宅
    • 清福寺太子堂
    • 本照寺本堂
    • 永井神社社殿 附 棟札4枚・高槻城絵馬1面
    • 永井神社唐門
    • 三輪神社社殿 附 棟札2枚・奉加帳序1巻
    • 三輪神社絵馬所
    • 三輪神社末社春日社 附 玉垣
    • 本照寺山門 附 石橋
    • 本照寺東門
  • 工芸品
    • 本照寺鐘楼
  • 彫刻
    • 木造大日如来坐像
    • 木造不動明王立像
  • 書跡・典籍
    • 三好長慶水論裁決状(永禄弐年五月十九日)及び三好家奉行衆連判裁許井手絵図 2巻
    • 芥川宿絵図
    • 本山寺文書 2巻
    • 葉間家文書 3巻
    • 天川水帳2冊(高山帳)
    • 富田村文禄検地帳 9冊
    • 高槻村文禄検地帳 1冊
    • 高槻村元和検地帳 1冊
    • 富田村延宝検地帳 3冊

民俗文化財

記念物

  • 史跡
    • 下田部高札場
    • 伝能因法師墳 附 文塚、不老水、花の井

大阪ミュージアム登録物

ベストセレクション

  • みどり・自然部門 - 摂津峡
  • 食・生活部門 - 原のどぶろく
  • 祭り・イベント部門 - 高槻ジャズストリート

登録物一覧

  • JT生命誌研究館
  • こいのぼりフェスタ1000
  • コスモスロード・れんげの里
  • サッカーのまち高槻
  • 鵜殿のヨシ原焼き
  • 芥川
  • 芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)
  • 原のどぶろく
  • 原地区の里地里山
  • 原八景
  • 高槻うどんギョーザ
  • 高槻の寒天づくり
  • 高槻まつり
  • 高槻クロスカントリー大会
  • 高槻シティ国際ハーフマラソン
  • 高槻ジャズストリート
  • 高槻市立しろあと歴史館
  • 高槻城跡
  • 高槻森林観光センター
  • 高槻太鼓
  • 今城焼
  • 今城塚古墳
  • 三箇牧トマト
  • 新池ハニワ工場公園
  • 西国街道・芥川宿
  • 青龍三年の丘 安満宮山古墳
  • 摂津峡
  • 大阪医科大学歴史資料館
  • 富田の酒造り
  • 富田町のまちなみ
  • 普門寺
  • 服部シロウリ
  • 八坂神社の春祭歩射神事
  • 磐手杜神社の神輿渡御神事
  • 淀川三十石船舟唄全国大会
  • 大宅壮一顕彰碑
  • アートdeわくわくストリート
  • 三好達治記念館
  • 玉川の里
  • 高槻産しいたけ
  • 梶原特産「たけの子」

高槻市出身の有名人

政治・行政

学者

芸術・文化

スポーツ

芸能

報道

ゆかりのある人物

外部リンク

行政
地域情報

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テンプレート:日本の中核市
  1. 平成22年版 高槻市統計書 農作物収穫面積の推移