「けいおん!」の版間の差分

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=== 第1期『けいおん!』 ===
 
=== 第1期『けいおん!』 ===
2009年4月から2009年6月まで[[TBSテレビ|TBS]]と同系列8局にて、本編12話と番外編1話(全13話)が放送された。このほかDVD・blu-ray disc第7巻にはテレビ未放送の番外編(第14話)が収録された<ref name="animeblognews090609_19">{{Cite web
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2009年4月から2009年6月まで[[TBSテレビ|TBS]]と同系列8局にて、本編12話と番外編1話(全13話)が放送された。このほかDVD・blu-ray disc第7巻にはテレビ未放送の番外編(第14話)が収録された。
|url= http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/news/news0906-09.html#news19
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|title= TBSアニメーション・けいおん!公式ホームページ/最新情報 |date= 2009-07-21
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|language= 日本語 |accessdate= 7月24日 |accessyear= 2009年 }}</ref>。
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アニメーションの制作は、その作風に熱狂的なファンが多い<ref name="mainichi20090626" />[[京都アニメーション]]が手がけており、これが放送前からの注目や作品の人気に繋がったとも言われる<ref name="jcast20090427">{{Cite news
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アニメーションの制作は、その作風に熱狂的なファンが多い。テレビアニメの放送が開始されると、間もなく原作漫画がネット通販などで品薄となり<ref name="jcast20090427" />、さらに作中で登場人物が使用しているギターやベースといった楽器にも注目が集まった。特に作中で秋山澪が使用しているブランドの左利き用ベースは数週間で在庫が尽き、例年比で約2年分の追加発注が行われたという。このほか楽器業界からも反応が寄せられ、一部の楽器店や音楽教室では作品の反響を意識したアピールが行われるなど、その影響力も注目を集めた。また、主題歌や劇中歌などの関連楽曲CDが[[オリコンチャート]]の上位にランクインし(詳細は[[#CD|CD]]を参照)、[[着うたフル]]でも[[レコチョク|レコチョクアワード]]2009年上半期最優秀新人賞を受賞、最終的にシングル・アルバムをあわせたCD総売り上げが100万枚を突破、音楽配信の総ダウンロード数も100万ダウンロードを超え、第24回[[日本ゴールドディスク大賞]]特別賞を受賞するまでに至った。
|url=http://www.j-cast.com/2009/04/27040273.html
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|title=ヒットランク1、2位独占 「アニメ曲」席巻の裏事情
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|work=J-CASTニュース
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|publisher=[[ジェイ・キャスト]]
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|date=2009年4月27日
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|accessdate=2009-07-23
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}}</ref><ref name="yomiuri20090722">{{Cite news
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| author = 小林佑基
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| date=[[2009年]][[7月22日]]
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| title=アニメ「けいおん!」関連商品人気
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| work=[[読売新聞]]東京版
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| publisher=[[読売新聞社]]
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| page=15面
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}}</ref><ref name="impress20090721">{{Cite news
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|author=山崎健太郎
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|url=http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090721_303873.html
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|title=「けいおん!」の新作番外編が製作決定-Blu-ray/DVDの第7巻に収録。BDは初回限定
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|work=AV Watch
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|publisher=[[Impress Watch]]
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|date=2009年7月21日
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|accessdate=2009-07-24
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}}</ref>。テレビアニメの放送が開始されると、間もなく原作漫画がネット通販などで品薄となり<ref name="jcast20090427" />、さらに作中で登場人物が使用しているギターやベースといった楽器にも注目が集まった<ref name="yajiuma20090514">{{Cite news
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|author=めたるまん(山崎一幸)
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|url=http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/2009/05/14/
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|title=登場する製品が大人気となるアニメ「けいおん!」、次の品は?
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|work=やじうまWatch
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|publisher=[[Impress Watch]]
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|date=2009年5月14日
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}}</ref><ref>{{Cite news
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|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/21/news042.html
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|title=アニメ「けいおん!」人気でAmazonに“異変” 登場楽器の関連商品、けいおんグッズだらけに
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|work=ITmedia News
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|publisher=[[ITmedia]]
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|date=2009年4月21日
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|accessdate=2009-06-13
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}}</ref><ref name="yomiuri20090722" />。特に作中で秋山澪が使用しているブランドの左利き用ベースは数週間で在庫が尽き、例年比で約2年分の追加発注が行われたという<ref name="yomiuri20090722" /><ref name="ascii20090513">{{Cite web
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|title=けいおん!人気で業界騒然、左利き用ベース2年分を追加発注
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|work=ASCII.jp
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|publisher=[[アスキー・メディアワークス]]
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|date=2009年5月13日
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|accessdate=2009-07-08
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}}</ref>。このほか楽器業界からも反応が寄せられ<ref>{{Cite news
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|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/22/news069.html
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|title=楽器業界も「けいおん!」に注目!? Fender公式ブログで絶賛
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|work=ITmedia News
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|date=2009年4月22日
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}}</ref><ref name="ascii20090513" />、一部の楽器店や音楽教室では作品の反響を意識したアピールが行われるなど<ref name="yajiuma20090514"/><ref>{{Cite news
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|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/12/news044.html
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|title=ヤマハ音楽教室も「けいおん!」人気にあやかりたい?
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|work=ITmedia News
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|date=2009年5月12日
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|title=惜しいけど……違う
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|work=ITmedia News
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|publisher=[[ITmedia]]
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|date=2009年5月18日
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|accessdate=2009-06-13
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}}</ref>。また、主題歌や劇中歌などの関連楽曲CDが[[オリコンチャート]]の上位にランクインし<ref name="mainichi20090626" />(詳細は[[#CD|CD]]を参照)、[[着うたフル]]でも[[レコチョク|レコチョクアワード]]2009年上半期最優秀新人賞を受賞<ref>{{Cite news
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|title=レコチョクアワード 2009年上半期 最優秀楽曲賞、最優秀アーティスト賞、最優秀新人賞を発表!
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|work=
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|publisher=[[レコチョク]]
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|date=2009年7月09日
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|accessdate=2009-07-10
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}}</ref>、最終的にシングル・アルバムをあわせたCD総売り上げが100万枚を突破、音楽配信の総ダウンロード数も100万ダウンロードを超え、第24回[[日本ゴールドディスク大賞]]特別賞を受賞するまでに至った<ref>{{Cite news
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|url=http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100224_351117.html
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|title=「第24回日本ゴールドディスク大賞」は、嵐が受賞-史上最多の10賞を受賞。特別賞に「けいおん!」
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|work=
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|publisher=[[Impress Watch]]
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|date=2010年2月24日
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|accessdate=2010-02-25
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}}</ref>。
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深夜アニメの[[視聴率]]は2.0%が「合格点」であるとされる中<ref name="mainichi20090626" />、本作の視聴率は関東地区で全話平均が1.9%([[ビデオリサーチ]]調べ)と、突出して好調という訳ではなかったが<ref name="yomiuri20090722" />、一方で番組録画率は高く<ref name="mainichi20090626" />、ほとんどの回で全番組中20位以内にランクインしている(Gガイド・テレビ王国調べ)<ref name="yomiuri20090722" />。また公式Webサイトへのアクセス数が番外編放送の2009年6月25日の週に234万件を記録し、同時期に放送中だった人気<ref name="yomiuri20090722" />ドラマである『[[MR.BRAIN]]』を上回り同局番組サイト中で1位となったという<ref name="yomiuri20090722" />。
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深夜アニメの[[視聴率]]は2.0%が「合格点」であるとされる中、本作の視聴率は関東地区で全話平均が1.9%([[ビデオリサーチ]]調べ)と、突出して好調という訳ではなかったが、一方で番組録画率は高く、ほとんどの回で全番組中20位以内にランクインしている(Gガイド・テレビ王国調べ)。また公式Webサイトへのアクセス数が番外編放送の2009年6月25日の週に234万件を記録し、同時期に放送中だった人気ドラマである『[[MR.BRAIN]]』を上回り同局番組サイト中で1位となったという。
  
単行本1・2巻収録分を原作としており、主人公が2年次の学園祭までを本編として12話をほぼ原作に忠実に再現。その後番外編の13、14話はオリジナル展開がメインとしつつも2巻収録の学園祭後の冬のエピソードも加えて展開された。テレビの最終放送回である第13話は[[外伝#番外編|番外編]]として制作されたが、そのため第11話放送終了後の次回予告では次回の第12話が「最終回」として告知された([[#各話リスト|各話リスト]]の項も参照)。これをファンが当初の予定より放送回数が減ったと誤解したため、インターネット上では大きな騒動となり<ref name="yomiuri20090722" /><ref>{{Cite news
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単行本1・2巻収録分を原作としており、主人公が2年次の学園祭までを本編として12話をほぼ原作に忠実に再現。その後番外編の13、14話はオリジナル展開がメインとしつつも2巻収録の学園祭後の冬のエピソードも加えて展開された。テレビの最終放送回である第13話は[[外伝#番外編|番外編]]として制作されたが、そのため第11話放送終了後の次回予告では次回の第12話が「最終回」として告知された([[#各話リスト|各話リスト]]の項も参照)。これをファンが当初の予定より放送回数が減ったと誤解したため、インターネット上では大きな騒動となり、製作者サイドには一部の視聴者からの問い合わせ等が殺到した。
|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/16/news051.html
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|title=「けいおん!は生きがい」 最終回前に盛り上がり、実写版作るファンも
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|work=ITmedia News
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|publisher=[[ITmedia]]
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|date=2009年06月16日
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|accessdate=2009-07-23
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}}</ref><ref>{{Cite news
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|url=http://www.j-cast.com/2009/06/12043154.html
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|title=人気アニメ「けいおん!」 13話「番外編」があった
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|work=J-CASTニュース
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|publisher=[[ジェイ・キャスト]]
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|date=2009年06月16日
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|accessdate=2009-07-23
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}}</ref>、製作者サイドには一部の視聴者からの問い合わせ等が殺到した。
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12月30日に開催されたライブイベント「TVアニメ『けいおん!』ライブイベント 〜‎レッツゴー!〜‎」および公式サイトにて、テレビアニメの第2期の製作が発表された<ref name="site20091230" /><ref name="gigazine20091231">{{Cite web
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12月30日に開催されたライブイベント「TVアニメ『けいおん!』ライブイベント 〜‎レッツゴー!〜‎」および公式サイトにて、テレビアニメの第2期の製作が発表された(詳細は「[[#第2期『けいおん!!』|第2期『けいおん!!』]]」を参照)。
|author=darkhorse_logc
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|date=2009年12月31日
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|url=http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091231_k_on_2nd/
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|title=女子高生たちのバンド生活を描いた人気アニメ「けいおん!」、第2期製作が決定
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|work=[[GIGAZINE]]
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|publisher=OSA
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|accessdate=2009-12-31
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}}</ref>(詳細は「[[#第2期『けいおん!!』|第2期『けいおん!!』]]」を参照)。
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==== 楽曲 ====
 
==== 楽曲 ====
{{See also|#CD}}
 
 
2009年[[7月13日]]に[[NHKホール]]にて行われた[[日本放送協会|NHK]]「[[MUSIC JAPAN]] [[MUSIC JAPAN#MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP|新世紀アニソンSP]]」([[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]にて2009年8月16日に放送。また、2009年10月17日には完全版MAXを放送)の公開収録では、[[SCANDAL (日本のバンド)|SCANDAL]]が「[[Don't say "lazy"]]」のカバーを披露した。
 
2009年[[7月13日]]に[[NHKホール]]にて行われた[[日本放送協会|NHK]]「[[MUSIC JAPAN]] [[MUSIC JAPAN#MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP|新世紀アニソンSP]]」([[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]にて2009年8月16日に放送。また、2009年10月17日には完全版MAXを放送)の公開収録では、[[SCANDAL (日本のバンド)|SCANDAL]]が「[[Don't say "lazy"]]」のカバーを披露した。
  
 
これは「新世紀アニソンSP」を企画した番組プロデューサーが、2009年に最も話題を集めた作品として「けいおん!」を挙げた上で「桜高軽音部」に出演交渉をしたものの叶わなかった<ref group="注">ただしこれには「製作委員会の都合」と言う「大人の事情」以外にも本人達がまだ演奏の練習中であると同時に山野ホール公録までの期間がわずか1週間しか空いていないことで音合わせなどのスケジュール的にも厳しかったことも原因でもある
 
これは「新世紀アニソンSP」を企画した番組プロデューサーが、2009年に最も話題を集めた作品として「けいおん!」を挙げた上で「桜高軽音部」に出演交渉をしたものの叶わなかった<ref group="注">ただしこれには「製作委員会の都合」と言う「大人の事情」以外にも本人達がまだ演奏の練習中であると同時に山野ホール公録までの期間がわずか1週間しか空いていないことで音合わせなどのスケジュール的にも厳しかったことも原因でもある
(特に豊崎は[[かなめも|当時放送直前の作品]]を含め計3本のレギュラーの収録を毎週行っていた)。</ref><ref name="サイゾー_20090815"> {{Cite news |date= 2009年8月15日
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(特に豊崎は[[かなめも|当時放送直前の作品]]を含め計3本のレギュラーの収録を毎週行っていた)。代わりに、[[ガールズバンド]]でのカバーを企画し、以前「MUSIC JAPAN」に出演経験のあったSCANDALに直接依頼したことで実現したものである。
|url= http://www.cyzo.com/2009/08/post_2559.html |title= 『けいおん!』異常人気に『紅白歌合戦』プロデューサーが出演を依頼!
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|work= 日刊サイゾー |publisher= [[サイゾー]] |accessdate= 2009年8月24日 }} </ref>代わりに、[[ガールズバンド]]でのカバーを企画し、以前「MUSIC JAPAN」に出演経験のあったSCANDALに直接依頼したことで実現したものである<ref name="サイゾー_20090815"/><ref>[http://www.nhk.or.jp/eyes-blog/400/24102.html EYESブログ:アニソン・スペシャル編集中!!!お楽しみに!!!]</ref>。
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このように、[[キャラクターソング]]が他のアーティストによりカバーされて異なる放送局の音楽番組で演奏されたり、「最も話題を集めた作品」などと紹介されること自体、異例のことである。
 
このように、[[キャラクターソング]]が他のアーティストによりカバーされて異なる放送局の音楽番組で演奏されたり、「最も話題を集めた作品」などと紹介されること自体、異例のことである。
  
更に2009年[[12月30日]]には[[横浜アリーナ]]で作品単独ライブを開催した([[#イベント|イベント]]参照)。また、2009年[[9月21日]]には、豊郷小学校にてファン有志主催のライブが開催された<ref name="chunichi090922" /><ref name="yomiuri090922" />。
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更に2009年[[12月30日]]には[[横浜アリーナ]]で作品単独ライブを開催した([[#イベント|イベント]]参照)。また、2009年[[9月21日]]には、豊郷小学校にてファン有志主催のライブが開催された。
  
 
===== 主題歌 =====
 
===== 主題歌 =====
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: 使用話数 - 第4話
 
: 使用話数 - 第4話
 
; 「[[ふわふわ時間]]」
 
; 「[[ふわふわ時間]]」
: 作詞 - 秋山澪、作曲 - 琴吹紬(作詞 - かきふらい<ref group="注">原作中に歌詞が登場している。</ref>、作編曲 - [[前澤寛之]])
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: 作詞 - 秋山澪、作曲 - 琴吹紬(作詞 - かきふらい、作編曲 - [[前澤寛之]])
 
: 使用話数 - 第6話、第11話、第12話、第13話、第14話
 
: 使用話数 - 第6話、第11話、第12話、第13話、第14話
 
:* メインボーカルは秋山澪(第6話、第11話)、平沢唯(第12話、第14話)。
 
:* メインボーカルは秋山澪(第6話、第11話)、平沢唯(第12話、第14話)。
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クレジット表記はないが、第8話で、憂と梓が新歓ライブ会場に入ってきた時に演奏されていた曲は「カレーのちライス」のエンディング(澪が作成した進行表通りにステージ進行している)。
 
クレジット表記はないが、第8話で、憂と梓が新歓ライブ会場に入ってきた時に演奏されていた曲は「カレーのちライス」のエンディング(澪が作成した進行表通りにステージ進行している)。
  
作詞・作曲表記は劇中での設定。括弧内の作詞・作曲者名は実際に担当した人物<ref>ポニーキャニオン公式サイトのCD情報より。</ref>。
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作詞・作曲表記は劇中での設定。括弧内の作詞・作曲者名は実際に担当した人物。
  
 
==== 各話リスト ====
 
==== 各話リスト ====
{| class="wikitable"<!--スタイルを中央配置にしないでください([[PJ:ANIME]]参照)-->
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{| class="wikitable"
 
!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!楽器作監
 
!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!楽器作監
 
|-
 
|-
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|-
 
|-
 
!番外編
 
!番外編
|ライブハウス!<ref group="注">DVD、Blu-ray Discの第7巻に収録。</ref>||colspan="2" align="center"|石立太一||秋竹斉一<br/>堀口悠紀子
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|ライブハウス!||colspan="2" align="center"|石立太一||秋竹斉一<br/>堀口悠紀子
 
|}
 
|}
  
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==== 関連商品 ====
 
==== 関連商品 ====
ポスターなども含めた関連商品の点数は200点以上に及び、TBSの番組としてはこれまで最多であった『[[ROOKIES]]』の商品点数を大きく上回るという<ref name="yomiuri20090722" />。DVD/BDやCDの発売は[[ポニーキャニオン]]が手がけている。
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ポスターなども含めた関連商品の点数は200点以上に及び、TBSの番組としてはこれまで最多であった『[[ROOKIES]]』の商品点数を大きく上回るという。DVD/BDやCDの発売は[[ポニーキャニオン]]が手がけている。
  
 
===== DVD、Blu-ray Disc =====
 
===== DVD、Blu-ray Disc =====
DVDは本編のみ収録<ref group="注">レンタル版は4:3サイズ収録。</ref>。[[Blu-ray Disc]]では初回限定版のみ発売。各巻2話収録。
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DVDは本編のみ収録。[[Blu-ray Disc]]では初回限定版のみ発売。各巻2話収録。
  
Blu-ray Disc第1巻は初週で約3万3000枚を売り上げ、この時点でのテレビアニメのBDとしては史上最高記録を更新<ref group="注">その後、『[[化物語]]』が初週3万9000枚を売り上げる形で記録更新。</ref>、総合でも当時では『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序]]』に続く売り上げを記録したという<ref name="mainichi200900805">{{Cite news
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Blu-ray Disc第1巻は初週で約3万3000枚を売り上げ、この時点でのテレビアニメのBDとしては史上最高記録を更新、総合でも当時では『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序]]』に続く売り上げを記録したという。
|author=河村成浩
+
|url=http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20090804mog00m200043000c.html
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|title=けいおん!:ブルーレイ売り上げ、テレビアニメ史上最高 「マクロスF」超え オリコン
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|work=[[まんたんブロード|まんたんウェブ]]
+
|publisher=[[毎日新聞社]]
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|date=2009年8月5日
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|accessdate=2009-08-05
+
}}</ref>。
+
  
 
{| class="wikitable" style="font-size:small"
 
{| class="wikitable" style="font-size:small"
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'''初回限定版仕様'''(Blu-ray discのみ)
 
'''初回限定版仕様'''(Blu-ray discのみ)
* 映像特典として各巻にオリジナルB面劇場「うらおん!」、第1巻に豊崎愛生インタビュー<ref group="注">[[TBSチャンネル]]『[[アニちゃんねる!|アニちゃんねる!鹿谷弥生のドキドキ研究所]]』第25・26回([[2009年]][[3月21日]]・[[3月28日|28日]]放送)「[[向井政生]]のちょいとお話聞かせて下さい」で放送されたものを再編集して収録。</ref>、第4巻にノンクレジット・オープニング(1)、第7巻にノンクレジット・オープニング(2)およびエンディングを収録。
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* 映像特典として各巻にオリジナルB面劇場「うらおん!」、第1巻に豊崎愛生インタビュー、第4巻にノンクレジット・オープニング(1)、第7巻にノンクレジット・オープニング(2)およびエンディングを収録。
 
* キャスト・スタッフによる[[オーディオコメンタリー]]
 
* キャスト・スタッフによる[[オーディオコメンタリー]]
 
* キャラクタープロフィールカード、特製ピック、「さわ子のきせかえ軽音部」など各種封入特典同梱
 
* キャラクタープロフィールカード、特製ピック、「さわ子のきせかえ軽音部」など各種封入特典同梱
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===== CD =====
 
===== CD =====
関連CDの総売上枚数が100万枚を突破し<ref>[http://twitter.com/ponycanyon/status/5035267790 ポニーキャニオン公式Twitterより]</ref>、多くのCDが[[オリコンチャート|オリコン]]のデイリーチャート、週間チャートで上位にランクインした。各CDの詳細についてはそれぞれの記事を参照。
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関連CDの総売上枚数が100万枚を突破し、多くのCDが[[オリコンチャート|オリコン]]のデイリーチャート、週間チャートで上位にランクインした。各CDの詳細についてはそれぞれの記事を参照。
  
オープニングテーマCD「[[Cagayake!GIRLS]]」、エンディングテーマCD「[[Don't say "lazy"]]」はオリコン2009年年間シングルチャートにおいてそれぞれ35位、33位にランクインし、2009年5月には共に[[日本レコード協会]]により[[ゴールドディスク]]に認定された<ref>[http://www.riaj.or.jp/data/others/gold/200905.html 社団法人 日本レコード協会 2009年5月ゴールド等認定作品一覧]</ref>。また劇中歌ミニアルバム『[[放課後ティータイム]]』は、アニメキャラクター名義で発売されたCDとしてはシングル・アルバムを通して史上初となるオリコン週間チャート1位を成し遂げている<ref>{{Cite web
+
オープニングテーマCD「[[Cagayake!GIRLS]]」、エンディングテーマCD「[[Don't say "lazy"]]」はオリコン2009年年間シングルチャートにおいてそれぞれ35位、33位にランクインし、2009年5月には共に[[日本レコード協会]]により[[ゴールドディスク]]に認定された。また劇中歌ミニアルバム『[[放課後ティータイム]]』は、アニメキャラクター名義で発売されたCDとしてはシングル・アルバムを通して史上初となるオリコン週間チャート1位を成し遂げている。
|date=2009-07-28
+
この他、各キャラクターによるイメージソング・シングルも順次発表されており、それら7作品全てがオリコンのデイリーおよび週間チャートにおいてトップ10入りを記録した。
|url=http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/67988/full/
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|title=“けいおん!”の放課後ティータイム、アニメキャラとして史上初の1位
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|work=ORICON STYLE
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|publisher=[[オリコンチャート|オリコン]]
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|accessdate=2009-07-28
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}}<br />{{Cite news
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|date=2009-07-28
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|url=http://mainichi.jp/enta/music/news/20090727mog00m200028000c.html
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|title=けいおん!:「放課後ティータイム」がオリコン1位 アニメキャラが史上初の快挙
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|work=[[毎日新聞|毎日.jp]]
+
|publisher=[[毎日新聞社]]
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|accessdate=2009-07-31
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}}</ref>。
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この他、各キャラクターによるイメージソング・シングルも順次発表されており、それら7作品全てがオリコンのデイリーおよび週間チャートにおいてトップ10入りを記録した<ref> {{Cite web |date= 2009年10月28日 00:16 |url= http://blog.livedoor.jp/ustan777/archives/51604422.html
+
|title= その他、09-11-02付オリコン週間シングルチャートを詳細分析! |work= The Natsu Style |accessdate= 2009-10-28 }} </ref>。特に「イメージソング 秋山澪」はキャラクターソング・シングルとしては歴代1位の最高初動および累計売上を記録している<ref> {{Cite web
+
|date= 2009年06月23日 17:54 |url= http://blog.livedoor.jp/ustan777/archives/51543954.html
+
|title= 「けいおん!」キャラソンがオリコン週間同時トップ3入り、秋山澪2位、平沢唯3位! |work= The Natsu Style |accessdate= 2009-10-28 }} </ref>。
+
  
 
{|class="wikitable" style="font-size:small"
 
{|class="wikitable" style="font-size:small"
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!colspan=5|主題歌
 
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|[[Cagayake!GIRLS]](オープニングテーマ)<ref name="OPEDCD" group="注">2種類発売。初回限定盤は着せ替え[[ディスクジャケット|ジャケット]]仕様。収録内容や価格は初回限定盤、通常盤それぞれ同じだが、ジャケットイラストが異なる。</ref>
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|シングル3位
 
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|[[放課後ティータイム]]<ref group="注">Studio MixとLive Mixの2枚組ミニアルバム。「ふわふわ時間」、「わたしの恋はホッチキス」、「ふでペン 〜ボールペン〜」に未発表の「カレーのちライス」を加えた4曲を収録。</ref>
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|放課後ティータイム
 
|放課後ティータイム
 
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|シングル9位
 
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|[[K-ON! ORIGINAL SOUND TRACK]]<ref group="注">初回限定盤はジャケットイラストを使用した「写真風カード」封入。</ref>
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|[[K-ON! ORIGINAL SOUND TRACK]]
 
|サウンドトラック
 
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|2009年[[6月3日]]
 
|2009年[[6月3日]]
 
|アルバム15位
 
|アルバム15位
 
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|TVアニメ[[「けいおん!」オフィシャル バンドやろーよ!!]](バンドスコア付)<ref group="注">OP・EDの5人Ver.と『K-ON! ORIGINAL SOUND TRACK』未収録楽曲を収録したCD、公式バンドスコアとそれに対応したOPのレッスンCDのセット。</ref>
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|TVアニメ[[「けいおん!」オフィシャル バンドやろーよ!!]](バンドスコア付)
 
|サウンドトラック等
 
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|2009年[[9月2日]]
 
|2009年[[9月2日]]
 
|アルバム8位
 
|アルバム8位
 
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|TVアニメ「けいおん!」オフィシャル バンドやろーよ!! Part2(バンドスコア付)<ref group="注">『ふわふわ時間『StudioMix』』のインストゥルメンタルバージョンと各パートの-1バージョンおよび『Maddy Candy』『Hell The World』のインストゥルメンタルバージョンとギターパートの-1バージョンを収録したCD、キャラクターソングや劇中歌などの公式バンドスコア、『ふわふわ時間『StudioMix』』の解説DVDのセット。</ref>
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|TVアニメ「けいおん!」オフィシャル バンドやろーよ!! Part2(バンドスコア付)
 
|サウンドトラック等
 
|サウンドトラック等
 
|[[2010年]][[3月3日]]
 
|[[2010年]][[3月3日]]

2012年5月3日 (木) 21:07時点における版

けいおん!
けいおん!

けいおん!』(K-ON!)は、かきふらいによる日本4コマ漫画作品。現在の掲載誌は『まんがタイムきらら』(芳文社)。単行本は2010年1月時点で3巻が刊行されている。また、2009年4月から6月までテレビアニメが放送され、第2期が2010年4月より放送開始予定。

廃部寸前の軽音楽部を舞台に4人の女の子たちがガールズバンドを組み、ゼロから音楽活動を行っていくストーリー。高校二年より新入生が加わり5人となる。

概要

芳文社の月刊4コマ漫画誌『まんがタイムきらら』にて2007年5月号から連載を開始。『まんがタイムきららCarat』での数回のゲスト掲載を経て、2008年10月号から隔月連載となった。2009年6月には『まんがタイムきららフォワード』(8月号)にもゲスト掲載された。

本格的なバンド活動の描写よりも、メンバーたちののんびりとした日常を描写することに力点が置かれている。作者のかきふらいは初連載作品として本作を手がけるにあたり、大学時代に経験したバンド活動を作品の題材に選び、主人公・平沢唯を音楽の初心者として設定することで、音楽について詳しくない読者にも読める漫画作品を目指したという。

作中での時間経過が現実とリンクしており、第1話が掲載された『まんがタイムきらら』2007年5月号(同年4月発売)で新入生として登場した部員たちは毎年4月になるたびに進級している。また、作中で行われる季節のイベントも、そのエピソードの掲載時期に則したものになっている。

2009年4月から6月までテレビアニメが放送され、作中に登場する楽器や関連楽曲に注目が集まるなど大きな反響があった。また、第2期が2010年4月より放映開始予定(詳細は下記を参照)。

あらすじ

私立桜が丘高校に入学した1年生の平沢唯は新しいことを始めようとするが何も思いつかず、2週間もの間部活の入部届けを書けずに日々を過ごしていた。

同じく1年生の田井中律は幼馴染で一緒に入学した秋山澪と共に軽音楽部の見学に行こうとするが、部員が前年度末に全員卒業してしまったため、4月中に新入部員が4人集まらなければ廃部になると聞かされる。合唱部の見学に来るつもりで間違えて軽音楽部に来てしまった1年生の琴吹紬は、律と澪の掛け合いを聞いているうちに彼女達が気に入り、入部することに同意する。3人は部の存続のため、あと1人を入部させるべく勧誘活動を開始した。

そんな時、軽音楽部の存在を知った唯は「軽い音楽って書くから、簡単なことしかやらない」と思い入部届けを出してしまう。本来の活動内容を知って自分にはバンドはできないと思い、入部を取り消してもらおうと部室に訪れた唯だったが、3人の演奏を聴いて心を動かされ正式に入部した。

こうして集まった4人は唯の楽器購入を手始めに、練習・合宿・学園祭とゼロからの音楽活動を行っていく。

舞台

漫画上では明確な舞台は設定されていない。

アニメ版では京都府京都市周辺の風景が使用されており、左京区修学院地区周辺が多々描かれている。アニメ中の風景描写として、叡山電鉄の電車や修学院駅、出町柳駅などの駅・周辺風景(そのほか京都造形芸術大学の大階段、南禅寺境内の疏水水路閣、宝ヶ池公園(作中では王池公園)今宮神社など)が、容易に特定可能な表現で登場する。ただし、作中で京都と明言するなどの舞台箇所の場所について言及があったわけではない。。また、桜が丘高校の校舎は滋賀県犬上郡豊郷町豊郷町立豊郷小学校旧校舎がモデル(新校舎建設に伴って解体が検討されていたが、地元住民の反対運動などを経て、2009年5月30日に町立図書館などの複合施設として再び開館した。詳細は豊郷小学校の記事を参照されたい)。ただし、京都アニメーション側は否定している。MBS関西ローカルニュース番組VOICE』2010年2月3日放送分にて豊郷小学校での『けいおん!』ブームが取り上げられた。ア二メ第2・11話に登場するレコード・楽器店「10GIA」はJEUGIA三条本店がモデルとなっている。また、BD・DVD7巻収録の番外編「ライブハウス!」は東京都渋谷区恵比寿ライブハウス「LIVEGATE(ライブゲート)TOKYO@EBISU」がモデルとなっている。

登場人物

登場人物の名前は軽音部員の姓が音楽グループのP-MODELのメンバー、他の登場人物の姓がthe pillowsのメンバーにちなんだものになっていることが指摘されており、ファンの間で話題となった。

軽音楽部員

作中では音楽に関する言及が少なく、登場人物達の音楽性も嗜好ジャンルも詳細は不明。ただしアニメ版BD封入特典、キャラクター・プロフィールカードで一部キャラにおいて嗜好ジャンルなどが触れられている例がある。バンド名は放課後ティータイムである。

平沢 唯(ひらさわ ゆい)
- 豊崎愛生
桜が丘高校在籍、1年3組→2年2組→3年2組
ポジション:リードギター
11月27日生まれ(射手座)、身長156cm、体重50kg、血液型はO型。おっちょこちょいな天然ドジっ娘。普段はぼーっとしていることが多いが意外と鋭い所があり、昔の卒業アルバムを見てさわ子が軽音楽部OGであることに気付いた。
純粋でほわわんとした性格だが、律の軽い悪ノリや冗談にはのっかかることも多い。しかし、その律さえもつっこみ役に回らせる天然系の行動をとることもある。思っていることや考えが顔に出やすい。可愛い女の子やものが大好きで、特に梓に対しては抱きついたりのスキンシップが日常茶飯事である。妹の憂や和に対してもそのようなスキンシップをとることが多い。
妹の憂とは幼少時からずっと非常に仲が良く、お互いのことを知りつくした行動が随所に見られる。お互いを溺愛しているようで、前述のようなスキンシップも憂は喜んで受け入れているようである。
軽音楽部に入部するまでは楽譜も読めず、楽器カスタネット(厳密には「ミハルス」)しか経験したことがないという音楽初心者だった。現在に至っても音楽の専門用語・ギターコードなどについては詳しくない一方で、自分の耳だけでチューニングを行う特技を持つことから「絶対音感」があるとも言われている。梓曰く「すごいのかすごくないのかわからない人」。
天才肌で「やればできる子」だが、1つのことしか集中出来ず「息抜きでギターの練習を始めたらテスト勉強が捗らなかった」ことがあり、学業面の成績は芳しくない上に、中学の頃からテスト勉強などは殆どやったことがない。現在は憂がしっかりと勉強を指導してるため成績もそれほど悪くはなくなってる。しかし、1つの物事へ真剣に取り組むとめざましい成果をあげる熱意も併せ持つ。憂曰く「ギターを買ってから毎日練習している」らしく、1年の学園祭時にはさわ子の指導の下、声が嗄れるほどの猛特訓に取り組んだこともあり練習嫌いの怠け者ではない。また、暑いのも寒いのも苦手なことに加えクーラーも苦手なので、夏場に用事がないときは家で寝転がっている。寒がっている憂にマフラーを一緒に巻いてあげるなど優しい一面も持っている。
胸のサイズは少し小さめだが、律より大きい。
私服はパンツルックが多いと書かれているがアニメではスカートも多い。
太りにくい体質らしく、本人曰く「いくら食べても太らない」。独特のセンスがあり、料理に対してはマシュマロ豆乳鍋やチョコカレー鍋などを発案したが、軽音部の合宿では普通に夕飯調理に参加しており料理が下手というわけではない。アニメでは部屋着として「オーシャン」や「ハネムーン」、幼児期には「おやつ」のロゴが入ったTシャツを着用している。
ギターは、ギブソンレスポール・スタンダード(ヘリテージ・チェリー・サンバースト)を使用。選んだ理由は「かわいい」から。「ギー太」と名付けているほか、服を着せたり添い寝をしたりといった描写なども見られる。多くの楽曲でメインボーカルを兼ねるが、演奏に気を取られて歌詞や歌うこと自体を忘れることもある。アニメではオープニング主題歌『Cagayake!GIRLS』のボーカルを担当。また、アニメ最終回では「ふわふわ時間」を初めて歌唱した。ギター演奏とは打って変わり、歌唱力は後輩の純からも評価が高い。澪と違いあまり緊張しないのでMCを担当することも多い。
父親(声 - 北沢力)、母親(声 - 夏樹リオ)、妹・憂との4人家族だが、両親は夫婦旅行など(父親が海外勤務の多い商社マンで、その父親の世話のために母親も海外へ赴くことがある)で家を空けることが多い「今でもラブラブ」な夫婦である。
秋山 澪(あきやま みお)
声 - 日笠陽子
桜が丘高校在籍、1年2組→2年1組→3年2組
ポジション:ベース
1月15日生まれ(山羊座)、身長160cm、体重54kg、血液型はA型、左利き。長身・黒のロングヘアースタイルが特徴的。
大人びたルックスや姐御口調(律のすすめで身につけた)とは裏腹に人見知りが激しく寂しがり屋。しっかり者かつ繊細な性格が災いしてか、事ある毎に貧乏クジを引かされている。また、痛い話題や怖い話題を苦手としている。成績は優秀で教えるのも得意。プロポーションも部内一だがそれを理由に律に(アニメ版では唯にも)八つ当たりされたことも。
律の幼馴染ツッコミ役で、彼女の悪ふざけや言動に対して、拳骨で制裁することがしばしばある。当初文芸部への入部を希望していたが、彼女に強引に軽音楽部に連れて行かれ、入部することになった。部長である律に代わってリーダーシップを発揮することもあり、梓から尊敬の眼差しを受ける要因の1つになっている。
私服は落ち着いたスタイリッシュな服が多い。パンツルック派。
かなりの努力家で責任感が強いが落ち込むとなかなか立ち直れず、学園祭のライブ終了直後に起こった些細な失敗が原因で一時は対人恐怖症寸前に陥ってしまった事もあった。
ベースはレフティ(左利き用)モデルのフェンダージャズベース(3トーン・サンバースト)を使用。唯により「エリザベス」と名付けられた(由来は「ベース」にちなんだもの)。自身の利き手に若干のコンプレックスを感じていることから、楽器店に展示されているレフティモデルや同じ左利きの楽器奏者に対して過剰な反応を見せることがある。
アニメのオープニングではフィンガーピッキングによる演奏が描かれているが、原作およびアニメ本編ではピック奏法で弾くことも多い。ベースの腕に関しては、梓や純からはかなり高く評価されており、他のバンドの人間にもファンがいるほど。部員の中で最も指が長いが、本人はそのことを気にしている。チョーキングなどの専門用語もよく知っており、アニメ版ではジミ・ヘンドリックスジミー・ペイジジェフ・ベックといった有名ギタリストの名前をすらすら挙げるなど、音楽的教養も深い。
1年生の学園祭での公演後にファンクラブが設立されるほどの人気を集める。元来恥ずかしがり屋ということもあり、人気には複雑な感情を抱きつつも、ファンクラブ会員番号1番である一学年上の先輩の為に、唯の後押しも有り即席ライブを行うなど、自分を応援してくれる人に対してはまんざらでも無い様子である。
ふわふわタイム」「カレーのちライス」「わたしの恋はホッチキス」「ふでペン 〜ボールペン〜」など、曲名や歌詞において独特のセンスを持つ。ボーカルは目立つので嫌なのだが、歌詞を忘れがちな唯に代わってボーカルを兼ねる場合がある。律曰く、彼女のボーカルは評判が良いという。アニメではエンディング主題歌『Don't say "lazy"』や劇中歌『ふわふわ時間』『ふでペン 〜ボールペン〜』のボーカルを担当。
アニメではカメラLOMO LC-A)を持ち歩き、折にふれて風景や部員の様子を撮っている。
2009年度の結婚したいアニメキャラランキング1位を獲得した。
田井中 律(たいなか りつ)
声 - 佐藤聡美
桜が丘高校在籍、1年2組→2年2組→3年2組
ポジション:ドラムス
8月21日生まれ(獅子座)、身長154cm、体重48kg、血液型はB型。軽音楽部の部長を務めている。愛称は「りっちゃん」。ショートカットカチューシャをしているのが特徴。
社交的な性格だがストレートかつ大雑把で、「指でちまちまする」ような細かい楽器が苦手という理由からドラムを担当する。ドラムの腕に関しては、活きが良くパワフルとのことだが、「走り気味」と評されることも多く、同じリズム隊である澪としてはリズムをキープするのが大変だと語っている。その反面、周りへの気配りが上手で、部内の空気が重くなると明るく盛り上げたり、和らげるのを得意としている。
特技はナレーション喋り、チョークスリーパー、声真似。よく部活動に必要な届出を忘れては、澪や和に叱られている。拳骨での制裁を良く澪から受けている為「たんこぶ」がイメージとして固まりつつある。
私服はカジュアルで動きやすいのを好む、パンツルック派。
澪とは小さいころからの幼馴染で(原作第三巻に収録された読み切りで、二人の小学生時代のエピソードが披露されている。ちなみにその時には小学生時代の唯と和もいる)、彼女をからかっては怒られている他、澪(や紬)を頼って勉強をすることが多い。また、音楽性の違い等でケンカもするが、澪とは親友と言って間違い無い間柄であり、アニメでは梓にも「(二人の関係は)いい感じ」と評される。唯とは気が合い、共に羽目を外し過ぎて、澪によく突っ込まれたりする。しかし、学園祭での初公演ではボーカルの役目を果たし終えた澪の姿を見て安心している場面もあることから、彼女の繊細な性格を多少心配しているようである。またその際に、澪の緊張を解そうとしてわざとふざけるなどの、部員を励ます部長らしい一面も見せる。
1年次の合宿の際、澪の水着を見て八つ当たりをしたことから胸が小さいのを気にしてる模様(同時に梓のことも同様の理由でからかう場面が見られる)。
髪の色は唯とほとんど変わらず、前髪を下ろすと区別がつきにくくなるため、公式サイトでは注意書きが記載された。
ドラムセットはヤマハヒップギグ(メローイエロー)を、シンバル/ハイハットジルジャン社製のものを使用。バスドラムはワン・バス。
琴吹 紬(ことぶき つむぎ)
声 - 寿美菜子
桜が丘高校在籍、1年時不明→2年2組→3年2組
ポジション:キーボード
愛称は「ムギちゃん」。7月2日生まれ(蟹座)、身長157cm、体重53kg、血液型はO型。
家に執事がおり、各地に別荘を所有する大企業の社長令嬢だが、他の部員に対して自分の家柄を鼻に掛けることはない。アニメでは「普通」というものに憧れをもっている描写が追加されており、その例としてハンバーガー店でアルバイトをするなどがある。唯が「ギー太」を購入したレコード・楽器店「10GIA」も系列会社のひとつで、とある無茶を店員に要求したりしている。
成績は澪と同じぐらい優秀であり、律は澪がいない時、紬に勉強教えてもらっている様子。
性格は基本的におっとりとして温厚だが、たまに激しく怒ったり無言で威圧したりすることがあり、遭遇した者を震え上がらせている(アニメ版ではそのような面は描かれていない)。百合属性やMの気がある。他にも乙女電波を受信したり、梓の心を読んだりと、常人離れしたところがある。
私服はお嬢様だけにあって他の3人比べて最も女の子らしいモノを着ている。
入学当初は合唱部に入るつもりだったが、澪と律の勧誘もあって軽音楽部に入部した。4歳の頃からピアノを習っていてコンクールでの受賞歴もあり、キーボードは上手である。また、アニメ版では軽音部オリジナル楽曲は紬が作曲したという設定になっており、キーボードに限らず総合的な音楽的教養が深いことが伺える。部活の時間をティータイム化した根源とも言える存在で、部室にティーセットとお菓子を持ちこみ、部員や来客に振る舞っている。部内では他のメンバーのやり取りを一歩引いた位置から見守りつつ、紬自身も楽しんでいるようなポジションに身を置いており、自分の意志を前面に出すことは少ないが、多数決などで意志を表明する際は唯、律の「遊びたい派」の意見へ賛同することが多い。
上品な外見に似合わず力が強く、唯が思わず取り落としそうになるほど重いアンプも軽々と運んでいる(アニメ版では食材の買い出しの際、1人だけ唯と梓の3倍の荷物を持っていた)。その他関西弁も完璧に話せる。
キーボードはコルグTRITON Extreme(76鍵盤モデル)を使用。エンディングアニメーションではショルダーキーボードのコルグ・RK-100を使用している。
原作単行本カバー下の表紙に掲載されているおまけ漫画では、彼女の太く特徴的な眉毛が実は沢庵であるという設定のもと、シュールなギャグを展開している。また、アニメ第2話では彼女の父親も同様の眉毛であることを示す描写が見られた。第12話冒頭や「うらおん!〜唯が気になるシリーズ〜」でも同様の眉毛が沢庵のコント描写が見られる。漬物メーカー、東海漬物は、このネタを元にした「ムギちゃんの眉毛」というコラボレーション商品を2010年2月に発売した。
中野 梓(なかの あずさ)
声 - 竹達彩奈
桜が丘高校在籍、1年2組
ポジション:サイドギター
軽音楽部の新入部員。原作では第2巻、アニメでは第8話より登場。リズムギター担当。11月11日生まれ(蠍座)、身長150cm、体重46kg、血液型はAB型。
唯達の1学年下で憂とは同じ学級。小柄な体格で黒髪ツインテールが特徴。唯がつけた愛称は「あずにゃん」。
両親がジャズバンドをやっていた影響で小学校4年生の時からギターを学んでいるため、演奏技術は唯より優れており、専門知識にも詳しい。当初は唯の演奏に憧れて入部したが、次第に澪のことを慕うようになる。唯が不在のときはリードギターを担当することもある。
生真面目な性格から、最初は部内の緩んだ雰囲気を快く思っていなかった。可愛いもの好きの唯からはスキンシップを求められ、さわ子からはコスプレ衣装を着せられるのが日常だが、それを迷惑がりつつも次第に順応していき、「学園祭に唯が出演できないなら部全体が出演辞退した方がマシ」という発言や、梓2年次の新入生勧誘活動時、部員が集まらないことに対して「5人の結束が固く見え外からは入りづらい」と指摘されると新歓活動をあっさり切り上げるなど、唯たちに勝るとも劣らない軽音部への愛着を見せるようになる。憂とも仲が良いものの、唯に対する感覚の違いなどでギャップを感じることも多い。日焼けしやすい体質で、夏場はすぐ肌がこんがりと焼ける。
ギターはフェンダー・ムスタングを使用。本人はムスタングを使用する理由について、「手が小さいので、ネックが細いものを選んだ」としている。唯が澪のベースを「エリザベス」と名付けた際、自分のギターをムスタングから「むったん」と考えた。

主要登場人物の関係者

山中 さわ子(やまなか さわこ)
声 - 真田アサミ
桜が丘高校の音楽教師で吹奏楽部兼軽音楽部の顧問。同校の卒業生であり、在学中は軽音楽部に所属していた。1月31日生まれ(水瓶座)、身長165cm、体重56kg、血液型はB型。3年次では職権濫用し、唯たち全員を同じクラスにし、自身を担任とした。
表向きは生徒などから人気のある美人で物腰の柔らかい教師だが、これは「先生になったらおしとやかなキャラで通す」と決めていたためであり、実際は怠惰かつ不真面目な性格の持ち主。また、ギターを持ったり眼鏡を外すとメタルをやっていた時代の人格に豹変してしまう。たまに教師にあるまじき発言をして軽音楽部メンバーから突っ込みを受けたり、さわ子の在学時から在職していた古文の堀込先生からは軽音楽部メンバーに「こんな先生が顧問でお前達も大変だろう」などと同情気味に言われたりしている。
唯たちから軽音楽部の顧問になるよう頼まれた際、最初はすでに吹奏楽部の顧問をしていることを理由に断ったものの、「在学時、軽音楽部でメタルをやっていた」過去の秘密を握られ、やむなく了承したが、やがて放課後のお菓子とお茶を目的に部室へ入り浸るようになる。
ギターの腕はかなりのもので、速弾きタッピング歯ギターなどを軽々とこなすほど。アニメでは最終回『軽音!』において、ギターを家に置き忘れてきてしまった唯の代役として臨時に『ふでペン 〜ボールペン〜』のサイドギターを担当し、生徒達に好評を博した。軽音部時代はエピフォンフライングVを使用していて、現在も所有している。原作ではギブソン・SGも使用していたとわかる描写がある。
趣味は自作のコスプレ衣装を部員に着せること。また、部のバンド名を勝手に「放課後ティータイム」と命名した。
彼氏がいたらしいが、クリスマス前に別れてしまったようである。また、野外ライブに一緒に行くはずだった友人5人に急にドタキャンされたこともあり、プライベートでの交友関係では落ち度が目立つ。その様子を見た律に実は周りから嫌われているのではないかと指摘を受けた。
律に「さわちゃん」という愛称をつけられて以来、軽音楽部ではその呼び名が定着し、やがて他の生徒からもそう呼ばれるようになる。
放課後ティータイムが初参加したライブハウスのマネージャーである川上とは知り合いで、川上からは「キャサリン」と呼ばれている。
真鍋 和(まなべ のどか)
声 - 藤東知夏
桜が丘高校1年3組、原作第2巻より2年1組、3巻より3年2組。唯の幼馴染で幼稚園の頃からの付き合い。12月26日生まれ(山羊座)、身長158cm、体重52kg、血液型はA型。ショートカットと太枠アンダーリムメガネが特徴。1年次より生徒会役員を務めており、3年次は生徒会長になった。
唯の相談にも乗っていたようで、高校で部活動を薦めたのも彼女である。唯が部活動を始めたことに感心しながらも、少し淋しい思いもしているようである。
唯の扱い方に長けており、唯に頼みごとをされても軽くあしらっている。しかしながら、総じて唯のよき理解者であり、いつも陰ながら応援している。また、他の軽音楽部メンバーとも1年生時のクリスマス会以降親しくなり、後に互いに名前で呼び合う仲になった。アニメ版最終回では唯の学園祭参加を案じる他の軽音楽部員を彼女をよく知る者として元気付ける描写が見られる。番外編では憂や純と共にライブの応援に来た。
生徒会役員という立場柄、律が部活の各種届け出を忘れるのをフォローすることも多く、同種の気苦労を抱える澪と意気投合する。
平沢 憂(ひらさわ うい)
声 - 米澤円
唯の1歳年下の妹。2月22日生まれ(魚座)、身長154cm、体重50kg、血液型はO型。だらけがちな姉の唯とは正反対に、真面目で礼儀正しい性格。原作第2巻から桜が丘高校に進学した(学級は1年2組)。
軽音楽部員ではないものの、折に触れて唯たちの活動をサポートしており、唯が風邪を引いた際は髪型を変え唯に変身し、代わりとして軽音部の練習に参加した際には「数日練習しただけ」でギターを(唯よりも上手く)弾きこなし、周りを驚かせた。また成績も優秀で真面目に勉強しており、1学年上の姉に試験勉強を教え赤点を回避させている。
好きなことはドジを踏んでしまいがちな姉の面倒を見ること。家事はほぼ万能。非常に「出来た子」であり、律には『憂ちゃんくれ』と言わしめる程。唯の笑顔を見る事に幸せを感じており、姉妹仲は非常に良い。また梓とも同じクラスで仲が良いが、唯に対する考え方の違いで梓にそのギャップを感じさせている。
髪をおろせば外見は軽音部員でも見分けがつかないほど唯と似ているが、さわ子曰く、一目見てわかるほど唯とは胸の大きさが違うらしい(アニメ版では憂の方が大きい)。
鈴木 純(すずき じゅん)
声 - 永田依子
憂と同じ中学出身の女友達で、後に憂と一緒に桜が丘高校に進学した。愛称は「純ちゃん」。憂と共に1度は軽音楽部に見学に来ていたが、個性の強すぎる軽音部の面々に圧倒され、入部をしないことに決めたことを憂に告げる描写がされている。ところが、学園祭では放課後ティータイムのステージの素晴らしさに顔を赤らめて驚く描写もされている。番外編では梓に猫を少し預かってほしいと頼む描写がある。
その後梓や憂の話を聞いてるうちに軽音部が羨ましくなり、唯たちが卒業して梓一人だったら入ろうかと考えていた。アニメ版ではジャズ研究会に入ったらしい。
曽我部 恵(そかべ めぐみ)
声 - 児玉明日美
桜が丘高校の前生徒会長。物腰が柔らかで、和から聡明なイメージを持たれていたが、実は澪の熱烈なファンで、1年目の文化祭後に設立された秋山澪ファンクラブの会長でもあった。その為か、軽音楽部で行われているお茶会や飲んでいるお茶の質など、軽音楽部の内情にも詳しかった。
卒業したら澪に会えなくなると思いつめ、澪が2年生時の3学期に澪をストーキングした。とあるきっかけでバレてしまったが、その気持ちに応えたい澪から、講堂で卒業祝いの軽音楽部のライブをプレゼントされ、澪からはサインももらった。
斉藤(さいとう)
声 - 丸山詠二
琴吹家に仕えている執事。紬の世話などを担当している模様。アニメでは律からの電話に応対した。

アニメオリジナルキャラクター

田井中 聡(たいなか さとし)
声 - 伊藤実華
律の弟で中学生。姉の律とは軽いどつき合いをする仲と言われるほど、姉弟関係は良好である。
星野 ひとみ(ほしの ひとみ)
声 - 庄子裕衣
MAXバーガーの店員であり、同店でアルバイトを始めた紬の先輩にあたる。テレビアニメでは第1話と番外編で登場。番外編でのタイムカードを押す場面で名前を確認できる。紬のミスによって制服と顔にコーラをかけられるが動じることなく、入りたての紬を気づかう心優しい女性である。
マキ
声 - 中尾衣里
「ラブ・クライシス」のドラム担当。律と澪の中学の時の友達で、ライブハウスのライブ出演に誘った。
アヤ
声 - 仙台エリ
「ラブ・クライシス」のベース担当。澪の大ファン。
川上さん(かわかみさん)
声 - 中村千絵
放課後ティータイムが初参加したライブハウスのマネージャー。口元にホクロがある。さわ子とは知り合いで、さわ子からは「ジャニス」と呼ばれている。

書籍

単行本

タイトル・巻数 初版発行日付(発売日) ISBN 表紙絵
1 けいおん! 1 2008年5月11日(2008年4月26日 ISBN 978-4-8322-7693-2 平沢唯
2 けいおん! 2 2009年3月13日(2009年2月26日 ISBN 978-4-8322-7781-6 秋山澪
3 けいおん! 3 2010年1月2日(2009年12月18日 ISBN 978-4-8322-7869-1 田井中律

メロンブックス限定カバーは第1巻が憂の、第2巻が梓の、第3巻が澪の水着姿になっている。また、ゲーマーズでは、第3巻と、けいおん!TVアニメ公式ガイドブック 〜桜高軽音部活動日誌〜を同時購入すると、唯と梓の限定カバー(掛けかえブックカバー)がついてくる。1・2巻共にゲストとして大沖が1ページ書いているほか、作中のところどころに大沖の作品『はるみねーしょん』の主人公「細野はるみ」のキャラクターグッズが登場している。総販売部数は2009年12月時点で120万部に達した[1]

アンソロジー・その他

タイトル 初版発行日
(発売日)
ISBN 備考
アンソロジー
「けいおん!」アンソロジーコミック
みんなでうん☆たん
まんがタイムきらら』2009年9月号付録(非売品)
けいおん!アンソロジーコミック 1 2009年12月12日付
(2009年11月27日)
ISBN 978-4-8322-7866-0
イラスト集
けいおん!超イラストレーションズ! 1 (2010年1月27日) ISBN 978-4-8322-7881-3 『まんがタイムきらら』の表紙などのイラスト、
他の作家によるトリビュートイラストを収録。
ガイドブック
けいおん!テレビアニメ公式ガイドブック
〜桜高軽音部活動日誌〜
2010年1月2日付
(2009年12月18日)
ISBN 978-4-8322-7870-7 かきふらい・原作
まんがタイムきらら・編

テレビアニメ

スタッフ

第1期『けいおん!』

2009年4月から2009年6月までTBSと同系列8局にて、本編12話と番外編1話(全13話)が放送された。このほかDVD・blu-ray disc第7巻にはテレビ未放送の番外編(第14話)が収録された。

アニメーションの制作は、その作風に熱狂的なファンが多い。テレビアニメの放送が開始されると、間もなく原作漫画がネット通販などで品薄となり[2]、さらに作中で登場人物が使用しているギターやベースといった楽器にも注目が集まった。特に作中で秋山澪が使用しているブランドの左利き用ベースは数週間で在庫が尽き、例年比で約2年分の追加発注が行われたという。このほか楽器業界からも反応が寄せられ、一部の楽器店や音楽教室では作品の反響を意識したアピールが行われるなど、その影響力も注目を集めた。また、主題歌や劇中歌などの関連楽曲CDがオリコンチャートの上位にランクインし(詳細はCDを参照)、着うたフルでもレコチョクアワード2009年上半期最優秀新人賞を受賞、最終的にシングル・アルバムをあわせたCD総売り上げが100万枚を突破、音楽配信の総ダウンロード数も100万ダウンロードを超え、第24回日本ゴールドディスク大賞特別賞を受賞するまでに至った。

深夜アニメの視聴率は2.0%が「合格点」であるとされる中、本作の視聴率は関東地区で全話平均が1.9%(ビデオリサーチ調べ)と、突出して好調という訳ではなかったが、一方で番組録画率は高く、ほとんどの回で全番組中20位以内にランクインしている(Gガイド・テレビ王国調べ)。また公式Webサイトへのアクセス数が番外編放送の2009年6月25日の週に234万件を記録し、同時期に放送中だった人気ドラマである『MR.BRAIN』を上回り同局番組サイト中で1位となったという。

単行本1・2巻収録分を原作としており、主人公が2年次の学園祭までを本編として12話をほぼ原作に忠実に再現。その後番外編の13、14話はオリジナル展開がメインとしつつも2巻収録の学園祭後の冬のエピソードも加えて展開された。テレビの最終放送回である第13話は番外編として制作されたが、そのため第11話放送終了後の次回予告では次回の第12話が「最終回」として告知された(各話リストの項も参照)。これをファンが当初の予定より放送回数が減ったと誤解したため、インターネット上では大きな騒動となり、製作者サイドには一部の視聴者からの問い合わせ等が殺到した。

12月30日に開催されたライブイベント「TVアニメ『けいおん!』ライブイベント 〜‎レッツゴー!〜‎」および公式サイトにて、テレビアニメの第2期の製作が発表された(詳細は「第2期『けいおん!!』」を参照)。

楽曲

2009年7月13日NHKホールにて行われたNHKMUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP」(NHK総合にて2009年8月16日に放送。また、2009年10月17日には完全版MAXを放送)の公開収録では、SCANDALが「Don't say "lazy"」のカバーを披露した。

これは「新世紀アニソンSP」を企画した番組プロデューサーが、2009年に最も話題を集めた作品として「けいおん!」を挙げた上で「桜高軽音部」に出演交渉をしたものの叶わなかった引用エラー: <ref> タグに対応する </ref> タグが不足しています |- !colspan=5|主題歌 |- |Cagayake!GIRLS(オープニングテーマ) |rowspan=2|桜高軽音部 |rowspan=2|2009年4月22日 |シングル4位 |- |Don't say "lazy"(エンディングテーマ) |シングル2位 |- !colspan=4|劇中歌 |- |ふわふわ時間 |桜高軽音部 |2009年5月20日 |シングル3位 |- |放課後ティータイム |放課後ティータイム |2009年7月22日 |アルバム1位 |- |Maddy Candy |DEATH DEVIL(山中さわ子) |2009年8月12日 |シングル9位 |- !colspan=4|サウンドトラック等 |- |K-ON! ORIGINAL SOUND TRACK |サウンドトラック |2009年6月3日 |アルバム15位 |- |TVアニメ「けいおん!」オフィシャル バンドやろーよ!!(バンドスコア付) |サウンドトラック等 |2009年9月2日 |アルバム8位 |- |TVアニメ「けいおん!」オフィシャル バンドやろーよ!! Part2(バンドスコア付) |サウンドトラック等 |2010年3月3日 |アルバム33位 |- !colspan=4|キャラクターイメージソングシリーズ |- |TVアニメ「けいおん!」イメージソング 平沢唯 |平沢唯(声:豊崎愛生) |rowspan=2| 2009年6月17日 |シングル3位 |- |TVアニメ「けいおん!」イメージソング 秋山澪 |秋山澪(声:日笠陽子) |シングル2位 |- |TVアニメ「けいおん!」イメージソング 田井中律 |田井中律(声:佐藤聡美) |rowspan=3| 2009年8月26日 |シングル5位 |- |TVアニメ「けいおん!」イメージソング 琴吹紬 |琴吹紬(声:寿美菜子) |シングル6位 |- |TVアニメ「けいおん!」イメージソング 中野梓 |中野梓(声:竹達彩奈) |シングル3位 |- |TVアニメ「けいおん!」イメージソング 平沢憂 |平沢憂(声:米澤円) |rowspan=2| 2009年10月21日 |シングル7位 |- |TVアニメ「けいおん!」イメージソング 真鍋和 |真鍋和(声:藤東知夏) |シングル9位 |- !colspan=4|ラジオCD |- |- |「らじおん!」スペシャル! Vol.1 |ラジオCD |2010年2月24日 | |- |「らじおん!」スペシャル! Vol.2 |ラジオCD |2010年3月17日 | |}

受賞歴等

第2期『けいおん!!』

テンプレート:放送前の番組 2010年4月より、TVアニメ第2期シリーズ『けいおん!!』がTBSほかTBS系列全28局にて放送開始予定[3]。TBS系列深夜アニメとしては史上初めて系列全局ネットを果たす[注 1]

楽曲

主題歌
オープニングテーマ「GO! GO! MANIAC
作詞 - 大森祥子、作・編曲 - Tom-H@ck、歌 - 放課後ティータイム[平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬・中野梓(CV:豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈)]
  • リードボーカルは平沢唯(豊崎愛生)。
エンディングテーマ「Listen!!
作詞 - 大森祥子、作曲 - 前澤寛之、編曲 - 小森茂生、歌 - 放課後ティータイム[平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬・中野梓(CV:豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈)]
  • リードボーカルは秋山澪(日笠陽子)。

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
関東広域圏 TBSテレビ(TBS) 2010年4月6日 - 火曜 25時25分 - 25時55分[注 2] 製作局
近畿広域圏 毎日放送(MBS) 2010年4月10日 - 土曜 26時28分 - 26時58分 アニメシャワー第2部
青森県 青森テレビ(ATV) 2010年4月18日 - 日曜 24時50分 - 25時20分
熊本県 熊本放送(RKK) 日曜 25時50分 - 26時20分
長崎県 長崎放送(NBC) 2010年4月19日 - 月曜 24時50分 - 25時20分
石川県 北陸放送(MRO) 月曜 25時25分 - 25時55分
鳥取県島根県 山陰放送(BSS)
岡山県香川県 山陽放送(RSK) 月曜 25時50分 - 26時20分
岩手県 IBC岩手放送(IBC) 2010年4月20日 - 火曜 24時45分 - 25時15分
山形県 テレビユー山形(TUY) 火曜 24時50分 - 25時20分
静岡県 静岡放送(SBS) 火曜 25時20分 - 25時50分
新潟県 新潟放送(BSN) 火曜 25時45分 - 26時15分
北海道 北海道放送(HBC) 火曜 25時56分 - 26時26分
鹿児島県 南日本放送(MBC) 2010年4月21日 - 水曜 25時10分 - 25時40分
高知県 テレビ高知(KUTV) 水曜 26時31分 - 27時01分
山口県 テレビ山口(tys) 2010年4月22日 - 木曜 25時17分 - 25時47分
愛媛県 あいテレビ(ITV) 木曜 25時20分 - 25時50分
大分県 大分放送(OBS)
宮城県 東北放送(TBC) 木曜 25時30分 - 26時00分
富山県 チューリップテレビ(TUT) 木曜 25時35分 - 26時05分
山梨県 テレビ山梨(UTY) 木曜 25時55分 - 26時25分
中京広域圏 中部日本放送(CBC) 木曜 26時30分 - 27時00分
沖縄県 琉球放送(RBC) 2010年4月23日 - 金曜 26時35分 - 27時05分
広島県 中国放送(RCC) 金曜 26時55分 - 27時25分
長野県 信越放送(SBC) 2010年4月24日 - 土曜 25時45分 - 26時15分
宮崎県 宮崎放送(MRT) 土曜 26時09分 - 26時39分
福岡県 RKB毎日放送(RKB) 土曜 26時45分 - 27時15分
福島県 テレビユー福島(TUF) 土曜 26時48分 - 27時18分

Webラジオ

TVアニメ公式サイト内で『らじおん!』と題して配信された。全30回。パーソナリティ(部員)は豊崎愛生日笠陽子佐藤聡美寿美菜子。2010年2月と3月にはラジオCDが発売された[4]

配信スケジュール
2009年、アニメに先駆けて2月9日より配信開始。第2回(2月20日)から第5回(4月3日)まで隔週配信だったが、アニメの放映開始にあわせて毎週配信されるようになった。第7回(4月17日)以後の配信では前後2編(あるいは中編を設けた3編や4編)に分割されることがある。また、5月8日には通常の配信(第10回)に加え、番外編「桜高軽音部 学園祭打ち上げ〜!」が配信された。また、2009年7月19日に山野ホールにて公開録音「ろくおん!」が行われた[5]。配信は2回に分割され、前編は第21回(7月24日)に、後編は第22回(7月31日)に配信された。

ゲスト

  • 第8回(4月24日) - 米澤円
  • 第10回(5月8日) - 真田アサミ
  • 第11回(5月15日) - 藤東知夏
  • 第13回(5月29日) - 竹達彩奈
  • 第16回(6月19日) - 竹達彩奈
  • ろくおん! - 竹達彩奈(サプライズ)
  • 第23回(8月7日) - 竹達彩奈

エピソード

  • 第1回にて謎の指令によりパーソナリティ4人も原作同様実際にバンド活動を行うことが決定した。第2回では担当楽器はそれぞれの役と同じ楽器を選ぶことになった(豊崎=ギター、日笠=ベース[注 3]、佐藤=ドラム、寿=キーボード)。
  • 第5回よりテレビアニメ放送開始に伴い、オープニングおよびエンディングで主題歌が流れるようになる。それ以前はどちらもアニメのオープニングおよびエンディングの公開前であったため(曲自体は既に収録済みだったという)、「学校の始業チャイムで始まる」など部活らしい雰囲気を出す演出がなされていた。
  • 第6回の「軽音部活動報告」で「ベースのフィルム剥がし事件」が勃発。被害者は澪役の日笠で、豊崎と佐藤が計画し、寿が実行。第10回では謎の指令を出していた人物が明かされることになった。第11回以降、「ふわふわ時間」の練習を開始するが、回を重ねるにつれて日笠が歌わないことが佐藤から指摘される。
  • 第17回ではボーカルを行わない日笠に対して居残り練習が告げられる。これに対し、日笠は豊崎にボーカル担当を振るが、本人から即答で拒否された。第18回では楽器演奏はせず、日笠のボーカル練習が行われた。他の3人は練習に合いの手を入れて盛り上がっていた。
  • 竹達のギター練習も他の4人と同時に始めていたが、「ろくおん!」のサプライズのために、公式サイトで後編が配信されるまで非公開であった[6]
  • 第29回のオープニングでは、9月17日に誕生日を迎えた寿が他の3人よりお祝いされた。

イベント

アニメ・フェスティバル・アジア

2009年11月21日・22日にシンガポールで開催された日本のポップカルチャーを紹介するイベント「アニメ・フェスティバル・アジア」 (AFA) に主演声優陣[注 4]が出演し、生アフレコや質疑応答が行われた[7]

TVアニメ『けいおん!』ライブイベント 〜‎レッツゴー!〜

2009年8月22日に、同日開催の『TBSアニメフェスタ2009』および公式サイトにて、2009年12月を目処に作品単独ライブを開催するとの発表がなされた。さらに同年10月下旬に12月30日に横浜アリーナで開催するとの発表が公式サイトでなされ[8]、チケットは即日完売した。
主要出演声優8人と、本作の楽曲に関わったミュージシャンによるバックバンドが出演。また一部楽曲(「わたしの恋はホッチキス」、「ふわふわ時間」)では声優陣が実際に演奏した。
出演者
バックバンド

注釈

  1. これまではMBS制作『コードギアス 反逆のルルーシュ(第1期)』『マクロスF』のそれぞれ26局ネットが最高記録であった。
  2. TBSで火曜深夜に深夜アニメが放送されるのは『神曲奏界ポリフォニカ』以来3年ぶりとなる。
  3. 日笠の場合、自身が演じる澪に合わせて左利き用のベースを演奏することになった(なお、本人は右利き)。
  4. 但し、日笠陽子は、期間中に生放送のラジオ番組のレギュラーがあったため、不参加だった。

出典

関連項目

外部リンク

TBS 木曜25:59枠
前番組けいおん!次番組
CLANNAD 〜AFTER STORY〜大正野球娘。
TBS 火曜25:25枠
前番組けいおん!!次番組
崖っぷち〜アラビアンサイトFEVER〜
(25:29 - 25:59)
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