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== 就航路線 == | == 就航路線 == | ||
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+ | <!-- 海外エアラインの国内線就航の件については慎重な編集をお願いします。--> | ||
+ | 国内線は近接する[[大阪国際空港]]との競合などから減便が続いたが、関西国際空港に配慮した<ref name="asahi-itami"/><ref name="uchida-kicho2"/><ref name="kato-itami"/><ref name="abc-itami"/>政府による大阪国際空港での発着規制(大型機材やジェット機の制限、長距離便の制限)により、[[2005年]]より一部路線・一部の便は関西国際空港に移動し、2005年上半期は利用客が前年度比11%増となった。[[2008年]]には原油価格高騰による路線再編に伴い、関西国際空港発着路線においても運休・減便が行われることとなった<ref>{{Cite press release |title=2008年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を修正 |publisher=全日本空輸 |date=2008-8-6 |url=http://www.ana.co.jp/pr/08-0709/08-100.html |accessdate= }}</ref><ref>{{Cite press release |title=JALグループ、2008年度下期路線便数計画の一部変更を決定 |publisher=日本航空 |date=2008-8-7 |url=http://press.jal.co.jp/ja/release/200808/000986.html |accessdate= }}</ref>。その対策として、国土交通省は外国籍の航空会社に、関西国際空港発着路線に限り、国内線を開放することが検討された<ref>[http://web.archive.org/web/20090204005540/http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090202ke04.htm 関空発着便限定で国内線に海外航空容認…国交省方針] 読売新聞、2009年2月2日。(2009年2月4日時点の[[インターネット・アーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 | ||
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+ | その後、関西国際空港を拠点にする[[Peach Aviation]](2012年3月1日就航)や[[ジェットスター・ジャパン]](同年7月9日就航)などの[[格安航空会社|LCC]]や、[[スカイマーク]](同年3月25日就航)の就航により、関西国際空港の国内線便数は大幅増加に転じた<ref>{{Cite press release |title=2012年度国内線夏ダイヤ 大幅増便! 1日55便へ |publisher=関西国際空港 |date=2012-1-12 |url=http://www.nkiac.co.jp/news/2011/1454/2012kokunaizoubin.pdf |format=PDF |accessdate= }}</ref><ref>{{Cite press release |title=ジェットスター・ジャパン、運航計画及び運賃を発表 |publisher=関西国際空港 |date=2012-4-17 |url=http://www.nkiac.co.jp/news/2012/1504/gk.pdf |format=PDF |accessdate= }}</ref>。なおその後、ジェットスター・ジャパンが関西国際空港の拠点化を発表した<ref>[http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/~/_media/C01CE6F8BD0A481199F96867176A5466.pdf ジェットスター・ジャパン、大阪(関西)を第二拠点として決定](ジェットスター・ジャパン プレスリリース 2012年 8月23日付)</ref>ほか、スカイマークが2013年3月31日限りで運休した。<ref>[http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor/121228_press.pdf 関西国際空港発着便休止のご案内](スカイマーク プレスリリース 2012年12月28日付)</ref> | ||
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+ | ※ 上記の記号は右記のとおり。SA : [[スターアライアンス]]、OW : [[ワンワールド]] | ||
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+ | ※ 語末の★は、[[格安航空会社|格安航空会社 (LCC)]] | ||
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+ | |[[日本航空]] (JAL) (OW)<ref group="注">[[日本トランスオーシャン航空]] ・[[JALエクスプレス]]の機材・乗務員で運航する便あり</ref> | [[新千歳空港]]、[[東京国際空港]] | ||
+ | |{{nowrap|[[日本トランスオーシャン航空]] (JTA) (OW)}} | [[那覇空港]]、[[新石垣空港]] | ||
+ | |[[ジェットスター・ジャパン]] (JJP) ・日本航空(国際線乗継の場合のみ) ★ | 新千歳空港、[[成田国際空港]]、[[福岡空港]]、[[大分空港]]、[[熊本空港]]、那覇空港 | ||
+ | |[[全日本空輸]] (ANA) (SA) | [[女満別空港]](夏季運航)、[[旭川空港]](夏季運航)、新千歳空港、[[函館空港]](季節運航)、東京国際空港、福岡空港、那覇空港、新石垣空港、[[宮古空港]](季節運航)(2015年6月1日から再開予定)<ref>[http://www.ana.co.jp/pr/15_0103/14-098.html 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定]全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | |[[スターフライヤー]] (SFJ) ・ 全日本空輸 (ANA) | 東京国際空港 | ||
+ | }} | ||
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+ | ==== 第2ターミナルビル ==== | ||
+ | {{Airport-dest-list | ||
+ | |{{nowrap|[[Peach Aviation]] (APJ) ★}}| 新千歳空港、[[仙台空港]]、成田国際空港、[[松山空港]]、[[福岡空港]]、[[長崎空港]]、[[鹿児島空港]]、那覇空港、新石垣空港 | ||
+ | }} | ||
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+ | ==== 就航都市 ==== | ||
+ | * [[北海道]]:札幌/新千歳、女満別(夏季運航)、旭川(夏季運航)、函館(季節運航) | ||
+ | * [[東北地方|東北]]:仙台 | ||
+ | * [[関東地方|関東]]:東京/羽田、東京/成田 | ||
+ | * [[四国地方|四国]]:松山 | ||
+ | * [[九州]]・[[沖縄県|沖縄]]:[[福岡空港|福岡]]、長崎、大分、熊本、鹿児島、沖縄/那覇、新石垣、[[宮古空港|宮古]](季節運航)(2015年6月1日から就航再開予定<ref>[http://www.ana.co.jp/pr/15_0103/14-098.html 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定]全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
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+ | ==== 統計 ==== | ||
+ | {| class="wikitable" style="white-space:nowrap" | ||
+ | |+ (関西国際空港発)就航路線別旅客数/順位<ref>{{Cite press release |title=平成25年度の航空輸送統計の概況について |publisher=国土交通省総合政策局 |date=2014-6-3 |url=http://www.mlit.go.jp/common/001041866.pdf |format=PDF |accessdate= }}上位50位までを記載</ref> | ||
+ | ! 行き先 !! 旅客数 !! 国内線順位 | ||
+ | |- | ||
+ | ! 新千歳空港 | ||
+ | | 約143万人 || 上位11位 | ||
+ | |- | ||
+ | ! 那覇空港 | ||
+ | | 約114万人 || 上位20位 | ||
+ | |- | ||
+ | ! 東京国際空港 | ||
+ | | 約112万人 || 上位21位 | ||
+ | |- | ||
+ | ! 福岡空港 | ||
+ | | 約 66万人 || 上位41位 | ||
+ | |} | ||
+ | |||
=== 国際線 === | === 国際線 === | ||
− | + | [[2014年]]夏ダイヤでは、25か国・地域の69都市に週916便の定期便(貨物便を含む)が就航<ref name="flight_data1">{{Cite press release |title=関西国際空港の国際定期便運航計画について(2014年冬期スケジュール) |publisher=新関西国際空港株式会社 |date=2014-10-22 |url=http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2054/2014winter.pdf |format=PDF |accessdate= }}</ref>し、開港以来最多となった。また、2013年冬ダイヤでは、25か国・地域の68都市に週868便の定期便(貨物便を含む)が就航<ref name="flight_data2">{{Cite press release |title=関西国際空港の国際定期便運航計画について(2014年夏期スケジュール) |publisher=新関西国際空港株式会社 |date=2014-3-26 |url=http://www.nkiac.co.jp/news/2013/1915/2014summer.pdf |format=PDF |accessdate= }}</ref>し、冬期として過去最高の便数を記録した。 | |
+ | [[中華人民共和国|中国]]を含めた[[アジア]]方面の路線が充実しており、2007年夏ダイヤにおいては、香港を除く中国路線は253便、中国を含む[[東アジア]]および[[東南アジア]]方面へは458便であった。一方で北米路線は他方面に比べ少なく、日系航空会社による[[北アメリカ|北米]]線は休止されている。[[2006年]]から2007年にかけ、日本航空のロサンゼルス線・[[アメリカン航空]]の[[ダラス・フォートワース国際空港|ダラスフォートワース]]線、ユナイテッド航空の[[シカゴ・オヘア国際空港|シカゴ]]線と北米便の運休が相次いだほか、[[2008年]]に就航した台湾のエバー航空の台北発の関西国際空港経由ロサンゼルス線(週3便)は、翌年に運休。2008年冬ダイヤから就航予定だったタイ国際航空のバンコク発関西国際空港経由ロサンゼルス線は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]を中心とする世界経済の不安定化を懸念し、急遽延期となった。その後、2010年6月に[[デルタ航空]]が2001年10月の[[ノースウエスト航空]]運休以来約9年ぶりに[[シアトル・タコマ国際空港|シアトル]]線を再開したが、2013年11月に運休。[[チャイナエアライン]]は2011年4月から関西国際空港としては開港以来初となる東海岸直行便である[[ジョン・F・ケネディ国際空港|ニューヨーク/JFK]]線([[台湾桃園国際空港|台北/桃園]]発当空港経由)を就航していたが、台北からの直行便化に伴い2014年9月末をもって運休となった。しかし、2015年3月20日より日本航空のロサンゼルス線(JL60/69で運休前と同じ便名)、2015年5月2日より[[エア・カナダ]]のLCC部門の[[エア・カナダ#エア・カナダ・ルージュ|エア・カナダ・ルージュ]]が[[バンクーバー国際空港|バンクーバー]]を再開する予定である。 | ||
− | + | 東アジアおよび東南アジアと北米を結ぶ路線は、北米系航空会社の旅客便就航数が他方面の場合(アジア - 欧州路線における欧州系航空会社の旅客便就航数など)と比べ少ないケースがほとんどで、例えば直行便の便数では、関西国際空港が国際線の定期便全体週776便中21便に対し、仁川国際空港が約1,500便中24便、台湾桃園国際空港が約1,000便中7便、香港国際空港が約2,500便中42便などとなっている。 | |
− | + | 東アジアに位置する空港であるため、関西国際空港とアメリカ本土を結ぶ路線の場合、緊急着陸出来る空港が少ない長距離洋上ルートを取ることになる。そのため、[[連邦航空局|アメリカ連邦航空局]]などから、[[2000年]]3月まで双発機での運航を制限されていた。双発機は3発機や4発機より燃料効率が良いが、[[ETOPS/LROPS#ETOPS-207|ETOPS-207]]を満たすことや代替機を用意することが要求されている。 | |
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− | ==== | + | ※ 下記の記号は右記のとおり。SA : [[スターアライアンス]]、ST : [[スカイチーム]]、OW : [[ワンワールド]] |
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+ | ※ 語末の★は、[[格安航空会社|格安航空会社 (LCC)]] | ||
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+ | ※ 語末の☆は、日本への定期便が関西国際空港にのみ就航している路線 | ||
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+ | ==== 第1ターミナルビル北ウイング ==== | ||
+ | {{Airport-dest-list | ||
+ | |{{JPN}} [[全日本空輸]] (SA) | [[北京首都国際空港]](北京)、[[大連周水子国際空港]](大連)、[[青島流亭国際空港]](青島)、[[杭州蕭山国際空港]](杭州)、[[上海浦東国際空港]](上海)、[[香港国際空港]](香港) | ||
+ | |{{KOR}} [[アシアナ航空]] (SA) | [[仁川国際空港]](ソウル)、[[金浦国際空港]](ソウル)、[[サイパン国際空港]](サイパン)(季節運航) | ||
+ | |{{KOR}} [[エアプサン]] ★ | [[金海国際空港]](釜山) | ||
+ | |{{MYS}} [[エアアジア X]] ★ | [[クアラルンプール国際空港]](クアラルンプール) | ||
+ | |{{IND}} [[エア・インディア]] (SA) | [[インディラ・ガンディー国際空港]](デリー)(香港経由)、[[チャットラパティー・シヴァージー国際空港]](ムンバイ)(香港・デリー経由)、香港国際空港(香港) | ||
+ | |{{Flagicon|ROC}} [[エバー航空]] (SA) | [[台湾桃園国際空港]](台北)、[[高雄国際空港]](高雄)(2015年2月5日就航予定)<ref>[http://www.roc-taiwan.org/content.asp?mp=202&CuItem=569951 エバー航空が高雄―大阪/関西空港路線を来年2月5日よりデイリー運航]台湾駐日経済文化代表 2014年12月25日閲覧</ref> | ||
+ | |{{QAT}} [[カタール航空]] (OW) | [[ハマド国際空港]](ドーハ) | ||
+ | |{{HKG}} [[キャセイパシフィック航空]] (OW) | 香港国際空港(香港)、台湾桃園国際空港(台北) | ||
+ | |{{HKG}} [[香港エクスプレス航空]] ★ | 香港国際空港(香港) | ||
+ | |{{AUS}} [[ジェットスター航空]] ★ | [[メルボルン空港 (オーストラリア)|メルボルン空港]](メルボルン)(ケアンズ経由)、[[ケアンズ国際空港]](ケアンズ) | ||
+ | |{{SIN}} [[ジェットスター・アジア航空]] ★ | [[シンガポール・チャンギ国際空港]](シンガポール)(台北/桃園又はマニラ経由)、台湾桃園国際空港(台北)、[[ニノイ・アキノ国際空港]](マニラ) | ||
+ | |{{CHN}} [[春秋航空]] ★ | 上海浦東国際空港(上海)、[[武漢天河国際空港]](武漢)、[[重慶江北国際空港]](重慶)、[[天津浜海国際空港]](天津)、[[蘭州中川空港]](蘭州)(上海/浦東経由)☆(2015年1月23日就航予定)<ref>[http://www.traicy.com/archives/8643063.html 春秋航空、大阪/関西〜蘭州・青島線に就航! 来年1月23日から]トライシー 2014年12月25日閲覧</ref>、[[青島流亭国際空港]](青島)(2015年1月24日就航予定)<ref>[http://www.traicy.com/archives/8643063.html 春秋航空、大阪/関西〜蘭州・青島線に就航! 来年1月23日から]トライシー 2014年12月25日閲覧</ref> | ||
+ | |{{CHN}} [[深セン航空|深圳航空]] (SA) | [[福州長楽国際空港]](福州)☆、[[無錫蘇南国際空港]](無錫)☆、[[深セン宝安国際空港|深圳宝安国際空港]](深圳)(福州経由) | ||
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+ | {{Airport-dest-list | ||
+ | |{{JPN}} [[日本航空]] (OW) | 上海浦東国際空港(上海)、台湾桃園国際空港(台北)、金浦国際空港(ソウル)(2015年3月28日をもって運休予定)<ref>[http://press.jal.co.jp/ja/release/201501/003199.html JALグループ、2015年度 路線便数計画を決定]日本航空株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref>、スワンナプーム国際空港(バンコク)、ホノルル国際空港(ホノルル)、[[ロサンゼルス国際空港]](ロサンゼルス)(2015年3月20日から運航再開予定<ref name="JLLAX">[http://press.jal.co.jp/ja/release/201409/003065.html JALグループ、2014年度国際線路線便数計画を一部変更] 日本航空 2014年9月5日閲覧</ref>) | ||
+ | |{{ITA}} [[アリタリア-イタリア航空]] (ST) | [[フィウミチーノ空港]](ローマ)(2015年3月28日をもって運休予定<ref name="AZFCO">[http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=64207 アリタリア、ヴェネツィア、関空運休へ-成田/ミラノは増便] Travelvision 2014年11月1日閲覧</ref>) | ||
+ | |{{KOR}} [[イースター航空]] ★ | 仁川国際空港(ソウル) | ||
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+ | ** {{CHN}}:[[北京首都国際空港|北京/首都]]、[[瀋陽桃仙国際空港|瀋陽]]、[[ハルビン太平国際空港|ハルビン]]、[[大連周水子国際空港|大連]]、[[青島流亭国際空港|青島]]、[[煙台莱山国際空港|煙台]]、[[上海浦東国際空港|上海/浦東]]、[[天津浜海国際空港|天津]]、[[無錫蘇南国際空港|無錫]]、[[杭州蕭山国際空港|杭州]]、[[福州長楽国際空港|福州]]、[[武漢天河国際空港|武漢]]、[[重慶江北国際空港|重慶]]、[[広州白雲国際空港|広州]]、[[深セン宝安国際空港|深圳]]、[[南京禄口国際空港|南京]]、[[昆明長水国際空港|昆明]]、[[鄭州新鄭国際空港|鄭州]]、[[済南遥墻国際空港|済南]]、[[銀川河東国際空港|銀川]]、[[西安咸陽国際空港|西安]]、[[蘭州中川空港|蘭州]](2015年1月23日就航予定)<ref>[http://www.traicy.com/archives/8643063.html 春秋航空、大阪/関西〜蘭州・青島線に就航! 来年1月23日から]トライシー 2014年12月25日閲覧</ref>、[[成都双流国際空港|成都]](2015年1月27日就航予定)<ref>[http://www.chinaeastern-air.co.jp/news/2014_12_22_2.html 関空=成都線、新規就航のお知らせ]中国東方航空公式サイト 2014年12月25日閲覧</ref>、[[温州永強空港|温州]](2015年2月21日就航予定)<ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2093/mukixwnz.pdf 中国東方航空が温州線を新規就航]真関西国際空港株式会社 公式サイト 2015年1月9日閲覧</ref> | ||
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+ | 2008年冬ダイヤでは、開港以来最多となる週201便の国際貨物便が就航した<ref name="flight_data2" />が、2011年夏ダイヤでは週147便<ref name="flight_data2" />となった。なお、世界最大の貨物航空会社であるフェデラルエクスプレスは、2010年1月に増便して週36便体制となり、関西国際空港を北東アジアにおける準ハブ空港とすることを発表し<ref>[http://web.archive.org/web/20100107145030/http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100104/biz1001042100039-n1.htm フェデックスが関空の増便を正式発表] - MSN産経 2010年1月4日(2010年1月7日時点の[[インターネット・アーカイブ|アーカイブ]])</ref>、「北太平洋地区ハブ」を第2期島に2014年4月1日から稼働させた<ref>{{Cite press release |title=フェデックス、北太平洋地区ハブを関西国際空港に開設 |publisher=フェデックス |date=2012-5-25 |url=http://www.fedex.co.jp/pressrelease/2012/10.html |accessdate= }}</ref><ref>[http://flyteam.jp/news/article/33290 フェデックス、関空の北太平洋地区ハブを稼働] FlyTeam 2014年4月9日付</ref>。 | ||
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+ | ※ 下記の記号は右記のとおり。ST : [[スカイチーム・カーゴ]] | ||
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+ | |{{JPN}} [[ANA Cargo]] | [[那覇空港]](沖縄)、[[上海浦東国際空港]](上海)、[[天津浜海国際空港]](天津)、[[青島流亭国際空港]](青島)、 [[大連周水子国際空港]](大連)、[[香港国際空港]](香港) | ||
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+ | |{{TWN}} [[エバー航空|エバー航空カーゴ]] | 台湾桃園国際空港(台北)、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(アンカレッジ)、[[ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港]](アトランタ) | ||
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+ | === 就航開始・運航再開予定(旅客便) === | ||
+ | * {{CHN}} [[春秋航空]]:[[2015年]][[1月23日]]から[[蘭州中川空港|蘭州]]線を1日1便([[上海浦東国際空港|上海/浦東]]経由)で就航開始予定<ref>[http://www.traicy.com/archives/8643063.html 春秋航空、大阪/関西〜蘭州・青島線に就航! 来年1月23日から]トライシー 2014年12月25日閲覧</ref><ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2101/9ckixtaolhw.pdf 春秋航空が青島線、蘭州線を新規就航]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{CHN}} 春秋航空:2015年[[1月24日]]から青島線を週3便(月・水・土)で就航開始予定<ref>[http://www.traicy.com/archives/8643063.html 春秋航空、大阪/関西〜蘭州・青島線に就航! 来年1月23日から]トライシー 2014年12月25日閲覧</ref><ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2101/9ckixtaolhw.pdf 春秋航空が青島線、蘭州線を新規就航]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{CHN}} [[中国東方航空]]:2015年[[1月27日]]から[[成都双流国際空港|成都]]線([[南京禄口国際空港|南京]]経由)を週4便(火・水・金・土)で就航開始予定<ref>[http://www.chinaeastern-air.co.jp/news/2014_12_22_2.html 関空=成都線、新規就航のお知らせ]中国東方航空公式サイト 2014年12月25日閲覧</ref> | ||
+ | * {{ROC}} [[エバー航空]]:2015年[[2月5日]]から[[高雄国際空港|高雄]]線に1日1便で就航開始予定<ref>[http://www.roc-taiwan.org/content.asp?mp=202&CuItem=569951 エバー航空が高雄―大阪/関西空港路線を来年2月5日よりデイリー運航]台湾駐日経済文化代表 2014年12月25日閲覧</ref><ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2097/brkixtpekhh.pdf エバー航空 2 月より台北線増便、高雄線新規就航へ ]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月19日閲覧</ref> | ||
+ | * {{CHN}} 中国東方航空:2015年[[2月21日]]から[[温州永強空港|温州]]線を週3便(月・木・土)で就航開始予定<ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2093/mukixwnz.pdf 中国東方航空が温州線を新規就航]真関西国際空港株式会社 公式サイト 2015年1月9日閲覧</ref> | ||
+ | * {{JPN}} [[ジェットスター・ジャパン]]:2015年[[2月28日]]から[[香港国際空港|香港]]線を週3便 (水・金・土) で就航開始予定<ref>[http://www.traicy.com/archives/8627219.html ジェットスター・ジャパン、大阪/関西〜香港線就航 2月28日から]トライシー 2015年12月3日閲覧</ref> | ||
+ | * {{JPN}} [[日本航空]]:2015年[[3月20日]]から[[ロサンゼルス国際空港|ロサンゼルス]]線を1日1便で就航再開予定<ref name="JLLAX"/> | ||
+ | * {{KOR}} [[ティーウェイ航空]]:2015年[[3月29日]]から[[仁川国際空港|ソウル/仁川]]線を1日1便で就航開始予定<ref>[http://flyteam.jp/news/article/44945 ティーウェイ航空、3月29日から関西/仁川線に就航]フライチーム 2015年1月15日閲覧</ref><ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2100/twkixicntae.pdf ティーウェイ航空が関西空港(ソウル・仁川線/大邱線)へ新規就航!]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{KOR}} [[ティーウェイ航空]]:2015年[[3月30日]]から[[大邱国際空港|大邱]]線を週5便(月・水・金・日 日曜日は2便運航)で就航開始予定<ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2100/twkixicntae.pdf ティーウェイ航空が関西空港(ソウル・仁川線/大邱線)へ新規就航!]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{CAN}} [[エア・カナダ#エア・カナダ・ルージュ|エア・カナダ・ルージュ]]:2015年[[5月2日]]から[[バンクーバー国際空港|バンクーバー]]線を週5便 (月・火・水・木・土) で就航再開予定<ref name="ACYVR"/> | ||
+ | * {{JPN}} [[全日本空輸]] : 2015年[[6月1日]]から[[宮古空港|宮古]]線を1日1便で就航開始予定<ref>[http://www.ana.co.jp/pr/15_0103/14-098.html 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定]全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
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+ | === 増便・減便・運休・その他変更予定(旅客便)=== | ||
+ | * {{CHN}} [[春秋航空]]:[[2015年]][[1月23日]]から[[上海浦東国際空港|上海/浦東]]線を週10便から週14便に増便予定<ref>[http://www.traicy.com/archives/8643063.html 春秋航空、大阪/関西〜蘭州・青島線に就航! 来年1月23日から]トライシー 2014年12月25日閲覧</ref> | ||
+ | * {{CHN}} [[中国東方航空]]:2015年[[1月27日]]から[[南京禄口国際空港|南京]]線を週2便(火・金)から週4便(火・水・金・土)に増便予定<ref>[http://www.chinaeastern-air.co.jp/news/2014_12_22_2.html 関空=成都線、新規就航のお知らせ]中国東方航空公式サイト 2014年12月25日閲覧</ref><ref>[http://www.chinaeastern-air.co.jp/news/2015_01_05.html 2015年1-3月 MU533便/534便 南京線の欠航について(大阪)]中国東方航空公式サイト 2015年1月5日閲覧</ref> | ||
+ | * {{ROC}} [[エバー航空]]:2015年[[2月1日]]から[[台湾桃園国際空港|台北/桃園]]線を1日2便から週16便(木・日は1日3便)に増便予定<ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2097/brkixtpekhh.pdf エバー航空 2 月より台北線増便、高雄線新規就航へ ]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月19日閲覧</ref> | ||
+ | * {{ITA}} [[アリタリア-イタリア航空]]:2015年[[3月28日]]をもって[[フィウミチーノ空港|ローマ]]線 (週3便) を運休予定<ref name="AZFCO" /> | ||
+ | * {{JPN}} [[日本航空]]:2015年3月28日をもって[[金浦国際空港|ソウル/金浦]]線 (1日1便)を運休予定<ref>[http://press.jal.co.jp/ja/release/201501/003199.html JALグループ、2015年度 路線便数計画を決定]日本航空株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{MAC}} [[マカオ航空]] : 2015年[[3月29日]]から[[マカオ国際空港|マカオ]]線を週4便(月・水・金・日)から1日1便に増便予定<ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2094/nxkixmfma320.pdf マカオ航空 関西=マカオ線を A320 でデイリー運航へ]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月16日閲覧</ref> | ||
+ | * {{JPN}} 日本航空:2015年3月29日から[[新千歳空港|札幌/千歳]]線を1日4便から1日3便に減便予定<ref>[http://press.jal.co.jp/ja/release/201501/003199.html JALグループ、2015年度 路線便数計画を決定]日本航空株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{JPN}} [[ジェットスター・ジャパン]]:2015年3月29日から[[成田国際空港|東京/成田]]線を最大1日6便から最大1日5便に減便予定<ref>[http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/~/_media/F1E85380353F4315B6941435F7E08908.ashx ジェットスター・ジャパン、2015 年夏期運航スケジュールを発表]ジェットスター・ジャパン 公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{JPN}} ジェットスター・ジャパン:2015年3月29日から[[福岡空港|福岡]]線を1日2便から1日1便に減便予定<ref>[http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/~/_media/F1E85380353F4315B6941435F7E08908.ashx ジェットスター・ジャパン、2015 年夏期運航スケジュールを発表]ジェットスター・ジャパン 公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{JPN}} [[ジェットスター・ジャパン]]:2015年3月29日から[[那覇空港|沖縄/那覇]]線を1日2便から最大1日4便に増便予定<ref>[http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/~/_media/F1E85380353F4315B6941435F7E08908.ashx ジェットスター・ジャパン、2015 年夏期運航スケジュールを発表]ジェットスター・ジャパン 公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
+ | * {{JPN}} [[全日本空輸]] : 2015年3月29日から札幌/千歳線を1日3便から1日4便に増便予定<ref>[http://www.ana.co.jp/pr/15_0103/14-098.html 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定]全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
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+ | === かつて定期便で就航していた航空会社 === | ||
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+ | === 休止・廃止された路線 === | ||
+ | ==== 国内線 ==== | ||
+ | ☆マークの空港は大阪国際空港便あり | ||
+ | * 北海道 : [[稚内空港|稚内]]、☆[[釧路空港|釧路]]、[[帯広空港|とかち帯広]] | ||
+ | * [[東北]] : ☆[[青森空港|青森]]、☆[[三沢飛行場|三沢]]、[[庄内空港|おいしい庄内]]、☆[[秋田空港|秋田]]、☆[[花巻空港|いわて花巻]]、☆[[山形空港|おいしい山形]]、☆[[福島空港|福島]] | ||
+ | * [[北陸]] : ☆[[新潟空港|新潟]]、[[富山空港|富山]] | ||
+ | * [[中国地方|中国]]・[[四国]] : [[広島西飛行場|広島西]]、[[美保飛行場|米子]]、[[高松空港|高松]]、[[徳島飛行場|徳島]]、☆[[高知空港|高知]] | ||
+ | * 九州・沖縄 : [[対馬空港|対馬]]、[[福江空港|五島福江]]、☆[[宮崎空港|宮崎]]、☆[[奄美空港|奄美]]、[[宮古空港|宮古]](2015年6月1日から就航再開予定<ref>[http://www.ana.co.jp/pr/15_0103/14-098.html 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定]全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | ||
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+ | ==== 国際線 ==== | ||
* [[アジア]] | * [[アジア]] | ||
− | ** {{ | + | ** {{ROK}} : [[大邱国際空港|大邱]](2015年3月30日就航再開予定)<ref>[http://www.nkiac.co.jp/news/2014/2100/twkixicntae.pdf ティーウェイ航空が関西空港(ソウル・仁川線/大邱線)へ新規就航!]新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref>、[[光州国際空港|光州]]、[[清州国際空港|清州]] |
− | ** {{ | + | ** {{PRC}} : [[廈門高崎国際空港|廈門]]、[[桂林両江国際空港|桂林]]、[[合肥駱崗国際空港|合肥]]、[[長春龍嘉国際空港|長春]]、[[成都双流国際空港|成都]](2015年1月27日再開予定)<ref>[http://www.chinaeastern-air.co.jp/news/2014_12_22_2.html 関空=成都線、新規就航のお知らせ]中国東方航空公式サイト 2014年12月25日閲覧</ref>、[[海口美蘭国際空港|海口]] |
− | ** {{BRN}} | + | ** {{ROC}} : [[台中空港|台中]] |
− | ** {{ | + | ** {{THA}} : [[プーケット国際空港|プーケット]] |
+ | ** {{MYS}} : [[ペナン国際空港|ペナン]]、[[ランカウイ国際空港|ランカウイ]]、[[コタキナバル国際空港|コタキナバル]] | ||
+ | ** {{BRN}} : [[ブルネイ国際空港|ブルネイ]] | ||
+ | ** {{NPL}} : [[トリブバン国際空港|カトマンズ]] | ||
+ | ** {{SAU}} : [[キング・ハーリド国際空港|リヤド]]、[[キング・アブドゥルアズィーズ国際空港|ジェッダ]] | ||
+ | ** {{UZB}} : [[タシュケント国際空港|タシュケント]] | ||
* [[ヨーロッパ]] | * [[ヨーロッパ]] | ||
− | ** {{ | + | ** {{GBR}} : [[ロンドン・ヒースロー空港|ロンドン/ヒースロー]] |
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* [[北アメリカ]] | * [[北アメリカ]] | ||
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* [[南アメリカ]] | * [[南アメリカ]] | ||
− | ** {{BRA}} | + | ** {{BRA}} : [[グアルーリョス国際空港|サンパウロ]] |
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+ | ** {{FIJ}} : [[ナンディ国際空港|ナンディ]] | ||
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+ | ** {{PYF}} : [[パペーテ・タヒチ国際空港|パペーテ]] | ||
+ | ** {{AUS}} : [[シドニー国際空港|シドニー]]、[[ブリスベン空港|ブリスベン]]、[[ダーウィン国際空港|ダーウィン]]、[[ゴールドコースト空港|ゴールドコースト]] | ||
− | === | + | === 航空会社別過去の就航路線一覧 === |
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− | + | {{Airport-dest-list | |
− | + | |''' [[日本航空]] <ref group="注">JALエクスプレス、ジェイエア、日本エアコミューター便を含む</ref> ''' | |
− | + | |'''(北海道)''' [[女満別空港|女満別]]、[[旭川空港|旭川]]、[[釧路空港|釧路]]、[[帯広空港|とかち帯広]]、[[函館空港|函館]] | |
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− | + | '''(東北)''' [[花巻空港|いわて花巻]]、[[秋田空港|秋田]]、[[仙台空港|仙台]]、[[福島空港|福島]] | |
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− | === | + | '''(関東)''' [[成田国際空港|東京/成田]] |
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− | + | '''(中国・四国)''' [[広島西飛行場|広島西]]、[[美保飛行場|米子]]、[[高知空港|高知]] | |
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− | + | '''(九州・沖縄)''' [[福岡空港|福岡]]、[[長崎空港|長崎]]、[[熊本空港|熊本]]、[[大分空港|大分]]、[[宮崎空港|宮崎]]、[[鹿児島空港|鹿児島]]、[[那覇空港|沖縄/那覇]]<ref group="注">日本航空便としては廃止。現在は日本トランスオーシャン航空便として運航</ref> | |
− | + | |''' [[全日本空輸]] ''' | 稚内、仙台、東京/成田、[[新潟空港|新潟]]、[[富山空港|富山]]、松山、[[高松空港|高松]]、高知、大分、長崎、[[福江空港|五島福江]]、熊本、宮崎、鹿児島、[[宮古空港|宮古]](2015年6月1日から就航再開予定<ref>[http://www.ana.co.jp/pr/15_0103/14-098.html 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定]全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧</ref> | |
− | + | |''' [[日本エアシステム]] ''' | 旭川、釧路、とかち帯広、[[新千歳空港|札幌/新千歳]]、[[青森空港|青森]]、いわて花巻、[[三沢空港|三沢]]、秋田、[[山形空港|山形]]、新潟、[[東京国際空港|東京/羽田]]、高知、[[奄美空港|奄美]] | |
− | + | |''' [[スカイマーク]] ''' | 札幌/新千歳、東京/羽田、沖縄/那覇 | |
− | + | |''' [[スターフライヤー]] ''' | 福岡 | |
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− | + | |''' 日本航空 ''' | |
− | + | |'''(東アジア)''' [[成田国際空港|東京/成田]]、[[仁川国際空港|ソウル/仁川]]、[[金海国際空港|釜山]]、[[北京首都国際空港|北京/首都]]、[[大連周水子国際空港|大連]]、[[天津浜海国際空港|天津]]、[[杭州蕭山国際空港|杭州]]、[[昆明長水国際空港|昆明]]、[[青島流亭国際空港|青島]]、[[香港国際空港|香港]] | |
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− | + | '''(東南・南アジア)''' [[ノイバイ国際空港|ハノイ]]、[[タンソンニャット国際空港|ホーチミンシティ]]、[[シンガポール・チャンギ国際空港|シンガポール]]、[[クアラルンプール国際空港|クアラルンプール]]、[[ングラ・ライ国際空港|デンパサール]]、[[スカルノ・ハッタ国際空港|ジャカルタ]]、[[インディラ・ガンディー国際空港|デリー]] | |
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− | + | '''(欧米)''' [[ロンドン・ヒースロー空港|ロンドン/ヒースロー]]、[[シャルル・ド・ゴール国際空港|パリ/ドゴール]]、[[フランクフルト国際空港|フランクフルト]]、[[ミラノ・マルペンサ国際空港|ミラノ]]、[[フィウミチーノ空港|ローマ]]、[[シカゴ・オヘア国際空港|シカゴ]]、[[ロサンゼルス国際空港|ロサンゼルス]](2015年3月20日から運行再開予定) | |
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− | + | '''(オセアニア・太平洋)''' [[グアム国際空港|グアム]]、[[サイパン国際空港|サイパン]]、[[ケアンズ国際空港|ケアンズ]]、[[シドニー国際空港|シドニー]]、[[ブリスベン空港|ブリスベン]] | |
− | + | |''' [[日本アジア航空]] ''' | [[台湾桃園国際空港|台北/桃園]]、[[高雄国際空港|高雄]]、香港、ジャカルタ、デンパサール | |
− | + | |''' 日本エアシステム ''' | ソウル/仁川、香港、[[広州白雲国際空港|広州]]、[[昆明巫家ハ国際空港|昆明]] | |
− | + | |''' 全日本空輸 ''' | |
− | + | |'''(東アジア)''' [[金浦国際空港|ソウル/金浦]]、ソウル/仁川、[[瀋陽桃仙国際空港|瀋陽]]、[[廈門高崎国際空港|廈門]]、天津 | |
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− | + | '''(東南・南アジア)''' [[ドンムアン空港|バンコク/ドンムアン]]、[[ヤンゴン国際空港|ヤンゴン]]、[[チャットラパティー・シヴァージー国際空港|ムンバイ]]、シンガポール、クアラルンプール | |
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− | + | '''(欧米)''' [[シェレメーチエヴォ国際空港|モスクワ/シェレメーチエヴォ]]、ロンドン/ヒースロー、フランクフルト、ミラノ、ローマ、[[ホノルル国際空港|ホノルル]] | |
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− | + | '''(オセアニア・太平洋)''' グアム、シドニー、ブリスベン | |
− | + | |''' [[大韓航空]] ''' | [[大邱国際空港|大邱]]、[[清州国際空港|清洲]] | |
− | + | |''' [[アシアナ航空]] ''' | 釜山、[[光州空港|光州]]、[[済州国際空港|済州]] | |
− | + | |''' [[チェジュ航空]] ''' | 済州 | |
+ | |''' [[チャイナエアライン]] ''' | [[台中空港|台中]]、[[ジョン・F・ケネディ国際空港|ニューヨーク/ケネディ]] | ||
+ | |''' [[エバー航空]] ''' | ロサンゼルス | ||
+ | |''' [[マンダリン航空]] ''' | 台中 | ||
+ | |''' [[中国国際航空]] ''' | 杭州、[[深セン宝安国際空港|深圳]]、[[成都双流国際空港|成都]] | ||
+ | |''' [[中国東方航空]] ''' | [[福州長楽国際空港|福州]]、[[武漢天河国際空港|武漢]]、[[桂林両江国際空港|桂林]]、[[合肥駱崗国際空港|合肥]] | ||
+ | |''' [[中国南方航空]] ''' |[[西安咸陽国際空港|西安]]、[[長春龍嘉国際空港|長春]] | ||
+ | |''' [[中国北方航空]] ''' | 瀋陽 | ||
+ | |''' [[中国西南航空]] ''' | 成都 | ||
+ | |''' [[厦門航空]] ''' | 厦門、桂林、杭州 | ||
+ | |''' [[海南航空]] ''' | [[海口美蘭国際空港|海口]]、北京/首都 | ||
+ | |''' [[MIATモンゴル航空]] ''' | ソウル/仁川 | ||
+ | |''' [[タイ国際航空]] ''' | [[ニノイ・アキノ国際空港|マニラ]]、[[プーケット国際空港|プーケット]]、ロサンゼルス | ||
+ | |''' [[マレーシア航空]] ''' | [[ペナン国際空港|ペナン]]、[[ランカウイ国際空港|ランカウイ]]、[[コタキナバル国際空港|コタキナバル]] | ||
+ | |''' [[シンガポール航空]] ''' | 台北/桃園、バンコク | ||
+ | |''' [[エアーパラダイス国際航空]] ''' | デンパサール | ||
+ | |''' [[ロイヤルブルネイ航空]] ''' | [[ブルネイ国際空港|バンダルスリブガワン]] | ||
+ | |''' [[ネパール航空]] ''' | [[トリブバン国際空港|カトマンズ]] | ||
+ | |''' [[サウジアラビア航空]]'''| [[キング・ハーリド国際空港|リヤド]]、[[キング・アブドゥルアズィーズ国際空港|ジェッダ]] | ||
+ | |''' [[ウズベキスタン航空]] ''' | [[タシュケント国際空港|タシュケント]] | ||
+ | |''' [[ウラジオストク航空]] ''' | [[ウラジオストク空港|ウラジオストク]] | ||
+ | |''' [[アエロフロート・ロシア航空]] ''' | モスクワ/シェレメーチエヴォ、パリ/ドゴール | ||
+ | |''' [[ブリティッシュ・エアウェイズ]] ''' | ロンドン/ヒースロー | ||
+ | |''' [[スイス航空]] ''' | [[チューリッヒ空港|チューリッヒ]] | ||
+ | |''' [[オーストリア航空]] ''' | [[ウイーン国際空港|ウイーン]] | ||
+ | |''' [[アリタリア-イタリア航空]] ''' | ミラノ | ||
+ | |''' [[ルフトハンザドイツ航空]] ''' | [[ミュンヘン国際空港|ミュンヘン]] | ||
+ | |''' [[スカンジナビア航空]] ''' | [[コペンハーゲン国際空港|コペンハーゲン]] | ||
+ | |''' [[ユナイテッド航空]] ''' | ソウル/仁川、サイパン、ホノルル、ロサンゼルス、シカゴ | ||
+ | |''' [[ノースウエスト航空]] ''' | 台北/桃園、高雄、マニラ、クアラルンプール、ホノルル、ロサンゼルス、[[シアトル・タコマ国際空港|シアトル]]、[[ミネアポリス・セントポール国際空港|ミネアポリス]]、[[デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港|デトロイト]] | ||
+ | |''' [[デルタ航空]] ''' | 東京/成田、シアトル | ||
+ | |''' [[コンチネンタル航空]] ''' | グアム、サイパン | ||
+ | |''' [[アメリカン航空]] ''' | [[ダラス・フォートワース国際空港|ダラス・フォートワース]] | ||
+ | |''' [[エア・カナダ]] ''' | [[トロント・ピアソン国際空港|トロント]]、[[バンクーバー国際空港|バンクーバー]](2015年5月2日から運行再開予定) | ||
+ | |''' [[VASP航空]] ''' | ロサンゼルス、[[グアルーリョス国際空港|サンパウロ]] | ||
+ | |''' [[カタール航空]] ''' |ソウル/仁川 | ||
+ | |''' [[エジプト航空]] ''' | [[カイロ国際空港|カイロ]]、[[ルクソール国際空港|ルクソール]] | ||
+ | |''' [[南アフリカ航空]] ''' | [[O・R・タンボ国際空港|ヨハネスブルク]] | ||
+ | |''' [[カンタス航空]] ''' | ブリズベン、シドニー | ||
+ | |''' [[アンセット・オーストラリア航空]] ''' | ブリズベン、シドニー | ||
+ | |''' [[オーストラリア航空]] ''' | ケアンズ、[[ゴールドコースト空港|ゴールドコースト]] | ||
+ | |''' [[ジェットスター航空]] ''' | [[中部国際空港|名古屋/中部]]、シンガポール、シドニー、[[ダーウィン国際空港|ダーウィン]]、ゴールドコースト | ||
+ | |''' [[ニューギニア航空]] ''' | [[ポートモレスビー・ジャクソン国際空港|ポートモレスビー]] | ||
+ | |''' [[ニュージーランド航空]] ''' | [[オークランド国際空港 (ニュージーランド)|オークランド]]、ブリズベン、[[クライストチャーチ国際空港|クライストチャーチ]]、[[ナンディ国際空港|ナンディ]] | ||
+ | |''' [[エア・パシフィック航空]] ''' | ナンディ | ||
+ | |''' [[エア タヒチ ヌイ]] ''' | [[パペーテ・タヒチ国際空港|パペーテ]] | ||
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+ | |''' [[日本航空|JALカーゴ]] ''' | [[成田国際空港|東京/成田]]、[[仁川国際空港|ソウル/仁川]]、[[香港国際空港|香港]]、[[上海浦東国際空港|上海/浦東]]、[[シンガポール・チャンギ国際空港|シンガポール]]、[[スワンナプーム国際空港|バンコク]]、[[テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港|アンカレッジ]]、[[ロサンゼルス国際空港|ロサンゼルス]]、[[ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港|アトランタ]]、[[ジョン・F・ケネディ国際空港|ニューヨーク/ケネディ]] | ||
+ | |''' [[全日本空輸]] ''' | [[東京国際空港|東京/羽田]]、東京/成田、[[佐賀空港|佐賀]]、[[台湾桃園国際空港|台北/桃園]] | ||
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+ | |''' [[エバー航空]] ''' | ロサンゼルス | ||
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+ | |''' [[ルフトハンザ・カーゴ]]''' | 東京/成田、[[イェメリャノヴォ空港|クラスノヤルスク]]、フランクフルト | ||
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+ | |''' (アジア) ''' 沖縄/那覇、[[高雄国際空港|高雄]]、マニラ、[[スービック・ベイ国際空港|スービック]]、クアラルンプール、[[チャットラパティー・シヴァージー国際空港|ムンバイ]]、デリー | ||
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+ | ''' (オセアニア)''' [[シドニー国際空港|シドニー]]、[[ナンディ国際空港|ナンディ]] | ||
+ | |''' [[ユナイテッド・パーセル・サービス]] ''' | 台北/桃園、シンガポール、シカゴ、[[ルイビル国際空港|ルイビル]] | ||
+ | |''' ポーラーエアカーゴ ''' | ソウル/仁川、アンカレッジ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、アトランタ、ニューヨーク/ケネディ | ||
+ | |''' [[ノースウエスト航空]] ''' | 東京/成田、ソウル/仁川、台北/桃園、香港、マニラ、アンカレッジ、シカゴ、[[シアトル・タコマ国際空港|シアトル]]、ロサンゼルス、[[ミネアポリス・セントポール国際空港|ミネアポリス]]、シンシナティ、ニューヨーク/ケネディ | ||
+ | |''' [[ユナイテッド航空]] ''' | 台北/桃園、マニラ、アンカレッジ、ロサンゼルス、サンフランシスコ | ||
+ | |''' [[エミレーツ航空|エミレーツ・スカイカーゴ]]''' | [[アール・マクトゥーム国際空港|ドバイ]] | ||
+ | }} | ||
== 航空会社 == | == 航空会社 == | ||
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* [[Image:Flag of Russia (bordered).svg|20px]] [[ウラジオストク航空]](冬季運休) | * [[Image:Flag of Russia (bordered).svg|20px]] [[ウラジオストク航空]](冬季運休) | ||
* [[Image:Flag of India.svg|20px]] [[エア・インディア]] | * [[Image:Flag of India.svg|20px]] [[エア・インディア]] | ||
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* [[Image:Flag of the Republic of China.svg|20px]] [[エバー航空]] | * [[Image:Flag of the Republic of China.svg|20px]] [[エバー航空]] | ||
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* [[Image:Flag of Guam.svg|20px]][[Image:Flag of the Northern Mariana Islands.svg|20px]] [[コンチネンタル航空]](グアム、サイパン線夏季運航) | * [[Image:Flag of Guam.svg|20px]][[Image:Flag of the Northern Mariana Islands.svg|20px]] [[コンチネンタル航空]](グアム、サイパン線夏季運航) | ||
* [[Image:Flag of Australia.svg|20px]] [[ジェットスター航空]] | * [[Image:Flag of Australia.svg|20px]] [[ジェットスター航空]] | ||
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[上海航空]] |
* [[Image:Flag of South Korea (bordered).svg|20px]] [[大韓航空]] | * [[Image:Flag of South Korea (bordered).svg|20px]] [[大韓航空]] | ||
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国南方航空]](瀋陽行きのみ) |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[深圳航空]] |
* [[Image:Flag of Turkey.svg|20px]] [[トルコ航空]] | * [[Image:Flag of Turkey.svg|20px]] [[トルコ航空]] | ||
* [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ノースウエスト航空]] | * [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ノースウエスト航空]] | ||
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* [[Image:Flag of Malaysia.svg|20px]] [[マレーシア航空]] | * [[Image:Flag of Malaysia.svg|20px]] [[マレーシア航空]] | ||
* [[Image:Flag of Mongolia.svg|20px]] [[MIATモンゴル航空]] | * [[Image:Flag of Mongolia.svg|20px]] [[MIATモンゴル航空]] | ||
− | * [[Image:Flag of Thailand. | + | * [[Image:Flag of Thailand.jpg|20px]] [[タイ国際航空]] |
* [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ユナイテッド航空]] | * [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ユナイテッド航空]] | ||
* [[Image:Flag of Nepal.svg|20px]] [[ロイヤルネパール航空]] | * [[Image:Flag of Nepal.svg|20px]] [[ロイヤルネパール航空]] | ||
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* [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[JALウェイズ]] | * [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[JALウェイズ]] | ||
* [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[日本アジア航空]] | * [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[日本アジア航空]] | ||
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[アモイ航空]] |
− | * [[Image:Flag of Italy. | + | * [[Image:Flag of Italy.jpg|20px]] [[アリタリア航空]] |
* [[Image:Flag of New Caledonia.svg|20px]] [[エア・カレドニア・インターナショナル]] | * [[Image:Flag of New Caledonia.svg|20px]] [[エア・カレドニア・インターナショナル]] | ||
* [[Image:Flag of France.svg|20px]] [[エールフランス]] | * [[Image:Flag of France.svg|20px]] [[エールフランス]] | ||
* [[Image:Flag of Egypt.svg|20px]] [[エジプト航空]] | * [[Image:Flag of Egypt.svg|20px]] [[エジプト航空]] | ||
* [[Image:Flag of the United Arab Emirates.svg|20px]] [[エミレーツ航空]] | * [[Image:Flag of the United Arab Emirates.svg|20px]] [[エミレーツ航空]] | ||
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[海南航空]] |
− | * [[Image:Flag of Indonesia. | + | * [[Image:Flag of Indonesia.jpg|20px]] [[ガルーダ・インドネシア航空]] |
* [[Image:Flag of Singapore.svg|20px]] [[シンガポール航空]] | * [[Image:Flag of Singapore.svg|20px]] [[シンガポール航空]] | ||
* [[Image:Flag of the Republic of China.svg|20px]] [[チャイナエアライン]] | * [[Image:Flag of the Republic of China.svg|20px]] [[チャイナエアライン]] | ||
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国国際航空]] |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国東方航空]] |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国南方航空]](瀋陽行き以外) |
* [[Image:Flag of New Zealand.svg|20px]] [[ニュージーランド航空]] | * [[Image:Flag of New Zealand.svg|20px]] [[ニュージーランド航空]] | ||
− | * [[Image:Flag of Philippines. | + | * [[Image:Flag of Philippines.jpg|20px]] [[フィリピン航空]] |
* [[Image:Flag of Vietnam.svg|20px]] [[ベトナム航空]] | * [[Image:Flag of Vietnam.svg|20px]] [[ベトナム航空]] | ||
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* [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] ABX Air | * [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] ABX Air | ||
* [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ユナイテッド・パーセル・サービス]](UPS) | * [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ユナイテッド・パーセル・サービス]](UPS) | ||
− | * [[Image:Flag of Italy. | + | * [[Image:Flag of Italy.jpg|20px]] [[カーゴイタリア]] |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[上海国際貨運航空]] |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国貨運郵政航空]] |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[揚子江快運航空]] |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国貨運航空]] |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[翡翠国際貨運航空]] |
* [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[ギャラクシーエアラインズ]] | * [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[ギャラクシーエアラインズ]] | ||
* [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[ANA&JPエクスプレス]] | * [[Image:Flag of Japan (bordered).svg|20px]] [[ANA&JPエクスプレス]] | ||
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* [[Image:Flag of Australia.svg|20px]] [[アンセットオーストラリア航空]](オーストラリア/倒産し消滅) | * [[Image:Flag of Australia.svg|20px]] [[アンセットオーストラリア航空]](オーストラリア/倒産し消滅) | ||
* [[Image:Flag of Fiji.svg|20px]] [[エア・パシフィック航空]](フィジー) | * [[Image:Flag of Fiji.svg|20px]] [[エア・パシフィック航空]](フィジー) | ||
− | * [[Image:Flag of Indonesia. | + | * [[Image:Flag of Indonesia.jpg|20px]] [[エアーパラダイス国際航空]](インドネシア/倒産し消滅) |
− | * [[Image:Flag of Thailand. | + | * [[Image:Flag of Thailand.jpg|20px]] [[エンジェルエアー]](タイ) |
* [[Image:Flag of Australia.svg|20px]] [[オーストラリア航空]](オーストラリア。現在はジェットスター航空に路線権を移管) | * [[Image:Flag of Australia.svg|20px]] [[オーストラリア航空]](オーストラリア。現在はジェットスター航空に路線権を移管) | ||
* [[Image:Flag of Austria.svg|20px]] [[オーストリア航空]](オーストリア) | * [[Image:Flag of Austria.svg|20px]] [[オーストリア航空]](オーストリア) | ||
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* [[Image:Flag of Switzerland.svg|20px]] [[スイス航空]](スイス/倒産し消滅) | * [[Image:Flag of Switzerland.svg|20px]] [[スイス航空]](スイス/倒産し消滅) | ||
* [[Image:Flag of Norway.svg|20px]][[Image:Flag of Sweden.svg|20px]][[Image:Flag of Finland (bordered).svg|20px]] [[スカンジナビア航空]](スウェーデン、デンマーク、ノルウェー) | * [[Image:Flag of Norway.svg|20px]][[Image:Flag of Sweden.svg|20px]][[Image:Flag of Finland (bordered).svg|20px]] [[スカンジナビア航空]](スウェーデン、デンマーク、ノルウェー) | ||
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国西南航空]](中華人民共和国/中国国際航空に吸収) |
− | * [[Image:Flag of the People's Republic of China. | + | * [[Image:Flag of the People's Republic of China.jpg|20px]] [[中国北方航空]](中華人民共和国/中国南方航空に吸収) |
* [[Image:Flag of Papua New Guinea.svg|20px]] [[ニューギニア航空]](パプアニューギニア) | * [[Image:Flag of Papua New Guinea.svg|20px]] [[ニューギニア航空]](パプアニューギニア) | ||
− | * [[Image:Flag of Brazil. | + | * [[Image:Flag of Brazil.jpg|20px]] [[VASP航空]](ブラジル/倒産し消滅) |
* [[Image:Flag of the United Kingdom.svg|20px]] [[ブリティッシュ・エアウェイズ]](イギリス) | * [[Image:Flag of the United Kingdom.svg|20px]] [[ブリティッシュ・エアウェイズ]](イギリス) | ||
* [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ポーラエアカーゴ]](アメリカ) | * [[Image:Flag of the United States.svg|20px]] [[ポーラエアカーゴ]](アメリカ) | ||
− | * [[Image:Flag of South Africa. | + | * [[Image:Flag of South Africa.jpg|20px]] [[南アフリカ航空]](南アフリカ) |
* [[Image:Flag of Brunei.svg|20px]] [[ロイヤルブルネイ航空]](ブルネイ) | * [[Image:Flag of Brunei.svg|20px]] [[ロイヤルブルネイ航空]](ブルネイ) | ||
2020年1月14日 (火) 20:50時点における最新版
関西国際空港 | |||
---|---|---|---|
250px | |||
IATA:KIX-ICAO:RJBB | |||
概要 | |||
国・地域 | 日本 | ||
設置場所 | 大阪府 | ||
空港種別 | 商業 | ||
運営者 | 関西国際空港株式会社 | ||
運営時間 | |||
標高 | 0 m 0 ft | ||
位置 | |||
ウェブサイト | 関西国際空港 | ||
滑走路 | |||
方向 | ILS | 全長(×全幅 m) | 表面 |
06R/24L 06L/24R | 3500 4000 | 舗装 舗装 | |
ヘリポート | |||
番号 | 大きさ | 表面 | |
| |||
リスト | |||
国際空港の一覧・日本の空港 |
関西国際空港(かんさいこくさいくうこう Kansai International Airport)は大阪市の南西38km、大阪府南部、大阪湾内泉州沖5kmの人工島に作られた第一種空港で、日本で2番目の本格的な海上空港である。一般的には「関西空港」あるいは「関空」と呼ばれる。日本で4000m滑走路を持つ空港はこの関西空港と成田空港のみで、平行滑走路を含めると成田を凌ぐ日本最大級の滑走路を持つ国際拠点空港である。3500mのA滑走路(第一滑走路、06R/24L; 06Rと24Lの双方にILSを装備)と、A滑走路から更に沖合いへ約2km離れた4000mのB滑走路(第二滑走路(新滑走路)、06L/24R; 並行滑走路、06Lと24Rの双方にILSを装備)を保有する。近隣には大阪国際空港と神戸空港が存在する。
目次
概要[編集]
空港所在地名は泉佐野市泉州空港北・泉南郡田尻町泉州空港中・泉南市泉州空港南。泉州沖5kmの海上の人工島に浮かぶ国際空港である。
当初は「近畿中央国際空港」という名称案もあったが、「関西国際空港」という名称に決定したあと、一時期、関西では「関西新空港」や「泉州空港」とも呼ばれた(地元の泉佐野市や貝塚市などでは「泉州空港」の名称を定着させるため、行政主導で「泉州空港」の使用を呼びかけていた)。現在、関西では略称の「関空」と呼ばれることが多く、空港関係者や旅行業界関係者は、関空の空港コード「KIX」から「キックス」と呼ぶ人もいる。1994年(平成6年)9月4日に開港。日本の空港で初めて乗降客と航空貨物の24時間利用を開始した(航空貨物のみの24時間運用は新千歳空港が最初)。
空港ターミナルビルは、国際競争入札の結果イタリア人建築家のレンゾ・ピアノが担当し、飛行機の翼をイメージした緩やかな円弧状のカーブを描く独特の形となっている。関西国際空港は、米国土木学会(ASCE)によって20世紀の10大プロジェクトを選ぶ「Monuments of Millennium」の「空港の設計・開発」部門に選定された他、イギリスの調査会社SKYTRAXによる「AIRPORT of the YEAR 2006」で、顧客満足度世界第4位の空港に選ばれた(詳細は#海外からの評価を参照)
空港島と直結した対岸には、空港関連施設の広大な用地りんくうタウンが広がっている。当初は、大阪府や地元泉佐野市が、買収した用地を民間企業に分譲することで収益を上げる予定だったが、進出する企業が少なく、一部の処分方法を企業負担の少ない定期借地権方式に切り替え、企業の進出を促した結果、進出が相次いだ。こうした空港周辺の企業進出を促進する為のインフラ整備も図られたが、1985年(昭和60年)12月に当時の中曽根康弘内閣が『関西国際空港関連施設整備大綱』を閣議決定した。この中で鉄道整備、高速道路網整備、上水道整備などが図られたが、水道に関しては紀の川からの取水が検討され、当時建設省が計画していた紀の川大堰からの分水(大阪分水)に依存する事とした。だが水利権を有する和歌山県が反発し交渉妥結まで2年を費やした。
空港の設置・運営は、国・地方自治体・民間の出資で設立された政府指定特殊会社「関西国際空港株式会社(Kansai International Airport,Co., Ltd.: KIAC)」が行う、政府系特殊会社とはいえ、空港自体の設置および運用・管理を株式会社組織が行う世界初の国際空港である。2007年2月には、格付機関のムーディーズインベスターズサービスから、長期債務の格付けについて最高位のAaa(トリプルエー)を与えられた。
歴史[編集]
- 大阪国際空港・神戸空港との関係については、関西三空港の経緯と現状を参照
開港まで[編集]
1970年代、飛行距離・発着能力・利用者数など航空需要の拡大が当時想定されていた中、大阪国際空港のみでは需要に対処できないという想定のもと、「関西第二空港」の建設が提起された。
大阪南港沖・神戸沖・明石沖・淡路島・泉州沖などの予定地から泉州沖が建設地に選定された。1987年、515haの人工島とターミナルビル1棟、滑走路1本の建設を含む第一期工事が着工された。埋立地の地盤沈下に対しては建設当初から大きな懸念があったが、沈下速度は年々収束している。空港島造成工事は1991年に完了し、1994年9月4日に開港した。
関西国際空港の建設費は当初の想定を大幅に上回るものであった。
- 騒音対策のため沿岸から5km離れた水深の深い海上の埋め立てとなったこと(近年の航空機の騒音の程度を勘案すると、海岸から3km程度の距離で十分であるにもかかわらず[1]、1974年に決定された空港の位置(沖合い5km)で建設してしまった。一期島工事のみならず、下記の二期工事においても、より安価に済む陸に近い側を埋め立てる案は採用されなかった。)
- 建設費用の管理の甘さ[2]
- 地元漁師などへの「漁業既得権」への補償額が当初想定を大幅に上回ったこと(漁業補償(補償金・協力金・見舞金・生活安定対策費とも)として、大阪府漁連に250億円、兵庫県漁連に323億円、和歌山県漁連に39億円が支払われた[3]。加えて、大阪府漁連は"操業権"なる権利を主張した[4]。また、空港会社の支出ではないが、府県は各漁連の漁業振興基金に支出している。)
上記が建設にかかる費用の増加につながり、1兆5000億円[5]もの出費となった。そのため、高額な着陸料や賃料などを設定することとなった。
開港~二期工事[編集]
開港当初は、高い着陸料を敬遠していたエアラインなどもあり、旅客数・発着回数などの業績は予想を下回ることとなった。そのため、着陸料の大幅な値下げに踏み切り、増便を図った。当初は、好調な国際線に比べて、国内線は2004年度までは大阪国際空港に客足を奪われていたが、2005年度から国内線も増加に転じた。2005年11月15日には、利用客の累計が2億人の大台を突破した[6]。発着回数が中国や韓国などのアジア路線を中心に増加を続けるほか、免税店などの物販施設の充実などにより収益が増加したことから、2007年には8億円の黒字[7]となった。
2000年には、関西などへの訪日観光客や、ビジネス客の増加、関西経済が好調であること、また成田空港には航空機の発着枠に余力がなく、関空も朝夕のピーク時の発着本数は限界に達していたことから、「発着回数が頂点に達し2本目の滑走路が必要となる」との想定のもと、545haの二期人工島と4,000mの平行滑走路建設のための二期工事が進められた。
業績をみると、一時はアメリカ同時多発テロ事件、SARSなどの影響から、発着回数・利用者数共に減少していたが、2004年度以降は回復し、2005年以来、発着回数・利用者数共過去最高を記録し続けている。2006年(平成18年)夏ダイヤではチャイナエアラインが大阪国際空港時代から数えて32年ぶりに大阪に就航し、2007年(平成19年)夏ダイヤでは国際線が週776便と過去最高を更新した。
その後、二期工事は関西国際空港の経営状況に考慮し、事業費の圧縮を図り建設が進められた[8]。2007年8月2日に二期工事(の一部)が完了し、4,000mの並行滑走路と並行誘導路、第一期空港島と南側連絡誘導路が供用された。これにより、滑走路の規模は成田国際空港を超えた[9]。当初、完成時期は2007年10月を予定していたが、同年8月に大阪市で開催する世界陸上選手権に間に合わせるため、2007年8月2日に前倒して供用された。B滑走路は、現在は着陸専用として使用されている[10]。当初の予定を前倒したため、8月2日には管制工事が間に合わず、以降も夜間に引き続いて工事を行う事になり、結局完全24時間化は9月1日となった[11]。
二期限定供用で使用される施設以外の今後の建設計画に関しては、旅客施設(B滑走路の傍に建設が計画されてる旅客ターミナルビル別棟等)よりも、近年飛躍的に伸びている国際貨物路線の増強を図るため、関西国際空港株式会社は貨物施設の早期着工を求めている[12]。
これらの第二期工事費用の予算を認める条件として、関西国際空港は「平成19年度の年間発着回数13万回程度の達成」を財務省から求められている。なお、「13万回」ではなく「13万回程度」であり、関西国際空港株式会社と財務省の合意では129,000回以上の発着回数をもって目標達成とみなすことになっている[13]。
B滑走路供用開始と前後して国際貨物便が好調となり、開港以来堅調なアジア路線を利用した「アジアと日本国内各地をつなぐ際内ハブ空港」としての機能に加え、「国際貨物ハブ空港」としての機能も充実しつつある。
全体構想[編集]
当初の全体構想(第三期工事)では、一部分がB滑走路と重なる形で3,500mのC滑走路(横風用)の建設が予定されている。第三期工事が完了すると空港全体の面積は約1,300haになり、処理能力を26万回から30万回まで引き上げる事が可能になる。
現在、関西地方には、関西国際空港を含めて、国内線専用空港としての大阪国際空港(当初の廃止案が撤回され、存続している)と神戸空港の三空港が運用されている。これらの空港との関係や各空港のあり方についても、各方面で議論されている。(詳細については関西三空港の経緯と現状を参照のこと)
空港機能[編集]
24時間空港[編集]
第一種空港としては初の24時間空港である。他空港では深夜などにも貨物便が多く飛んでいる。空港島内のエアロプラザにはホテル日航関西空港があり、また対岸のりんくうタウンには、超高層ビル(りんくうゲートタワービル)の全日空ゲートタワーホテル大阪と関西エアポートワシントンホテルがある。
また、保守管理の必要上、完全な24時間運用はできないが、2007年9月以降は、完全な24時間運用が可能になった。また、国内線は隣接する大阪国際空港と競合するため、ここ数年は減便が続いたが、大阪国際空港での大型機材やジェット機に対する発着規制により、2004年より国内線が移動し、2005年上半期は利用客が前年度比11%増となった。
※空港島内で24時間営業している店舗はコンビニエンスストアのローソンと牛丼チェーンの松屋フーズ、空港会社が運営する関空ラウンジである。ローソンはターミナルビル2階の関西国際空港ターミナルビル店とエアロプラザ1階のエアロプラザ店が、松屋はエアロプラザの3階(レストランアベニュー)に入店している。なお、貨物取り扱い区域内ではファミリーマート(関空国際貨物地区店)とローソン(関空貨物ビル店)が24時間営業しているが、この店舗は保安区域内にあるので一般旅客は利用できない。ファミリーマートは公式サイトでも制限区域内にある店舗の営業案内があるが、ローソンは公式サイトでも店舗の案内がない。
国際拠点空港[編集]
関西国際空港は、国内初の本格的な24時間空港として、日本のみならず東アジアの拠点空港を目指している。アジアには他にも韓国の仁川国際空港や中国の香港国際空港などの競合相手が多数あり、関空の二期工事の成否に日本の航空行政がかかっているという意見もある。近年は国際線の増便を受けて外国人利用者が急増しており、2006年度は306万人と対前年比で10%増加している。
旅客ターミナルビル(PTB)[編集]
旅客ターミナルビル(PTB)は4階建ての本館とそこから伸びる南北のウイングから構成される。PTB自体が泉佐野市と田尻町にまたがっており、若干田尻町部分が広い。PTBの2階に国内線の出発・到着、4階に国際線出発、1階に国際線到着となっていて、エアロプラザ・鉄道駅・駐車場と2階がペデストリアンデッキで直結し、国内線に乗る場合、階の移動をせずにカートを利用して鉄道駅のコンコースやエアロプラザまで行くことが可能である。またバスはPTBは4階に到着し、1階から出発する。そのためリムジンバスの乗換も円滑に行える。
PTBの設計はイタリアの建築家レンゾ・ピアノが行い、ガラスが多く使われた開放感のあるものである。外観は翼を模している。
国内線チェックインカウンターと国内線搭乗口の間には段差がない。一部のゲートは、検査場からやや遠いため、動く歩道が設置されている。
国際線は4階でチェックイン・手荷物検査を受け、3階に出る。3階の税関・出国審査を出たたトランジットエリアには、免税店や航空会社ラウンジがあり、ここから主に「ウイングシャトル」と呼ばれる新交通システムで各搭乗口に向かう。国際線搭乗口のあるウイングは南北に約660mずつ伸びていて、ウイングシャトルはトランジットエリアから南北ウイングの中間・先端をそれぞれ結んでいる。有効に使えば、15分以内で全てのゲートへ行ける。また、2箇所の国内線搭乗口は国際線と共用ゲートとなっており、一部の飛行機は国内線としての運用後、国際線として運用される。
各案内カウンター、または空港内には「かんくうアイパル」というスタッフが案内係として常駐している。男性は、青のジャケット、女性は、黄色のスーツを着用している。
2006年12月に、103インチのプラズマディスプレーパネル(松下電器製)を使った「ウェルカムボード」が旅客ターミナルビル1階の国際線到着口に設置された。15か国語で歓迎メッセージを流すほか、京都、奈良など近畿の観光映像を流す。利用客へのメッセージ掲載も受け付けている。
貨物地区[編集]
空港島の南西部分26.4ヘクタールは、国際貨物地区などが存在する。同地区には、給油施設、発電所、熱供給施設、機内食工場、関係官庁の庁舎、大阪国際郵便局、飛行機の格納庫、下水浄化プラント、廃棄物処分施設の他に、18棟、延床面積21万2千平方メートルの国際貨物施設がある。また空港島の北には、4.5ヘクタールの国内貨物地区がある。近年の貨物取扱高の増加に伴い、既に1期島には貨物施設の建設余地が無く、2期島での新たな貨物施設の早期着工が求められている。
貨物施設の詳細については貨物施設の項を、その他の施設についてはその他の施設を参照。
主な施設[編集]
旅客ターミナルビル[編集]
- 延床面積 301,472 m²
- 高さ 36.5 m
- 全長 1,660 m
- 4F
- 国際線出発フロア
- 3F
- 2F
- 国内線ゲート
- 航空会社ラウンジ(サクララウンジ、Signet)
- 国際線ゲート南北ウィング (出国審査後)
- 免税店(9店舗)
- 航空会社ラウンジ(サクララウンジ、CLUB ANA、ラウンジパシフィック、シルバークリス、ロイヤルオーキッドラウンジ)
- クレジットカード会社ラウンジ
- インターネット端末 (無料で使用可能)
- カフェテリアなど飲食店 (4店舗)
- レストラン・ショップエリア
- 国内線ゲート
- 1F
- 国際線到着エリア
- 関西観光情報センター
エアロプラザ[編集]
延床面積 65,000 m² 11階建て
- ホテル日航関西空港[1]
- 関西空港会議場
- レンタカーカウンター
- レストラン街
- 関空ペットホテルプロムナード[2](関西空港駅1階)
- 関空2期工事見学ホール[3](エアロプラザ隣)
関空展望ホール(スカイビュー)[編集]
- 展望デッキ
- レストラン(レジェンド・オブ・コンコルド)
- アミューズメントフロア「スカイミュージアム」
関空展望ホールへは、ターミナルビル前からの連絡バスで約6分。100円。
滑走路・誘導路[編集]
3500mのA滑走路と2本の並行誘導路が整備されている。また、二期島に4000mのB滑走路と1本の並行誘導路が開設された。二つの空港島は、現在一箇所の埋め立てで架橋されており、両島を行き来するために一対の誘導路で結ばれている。
滑走の閉鎖; 保守作業の為、以下の時間は滑走路・誘導路が閉鎖される。
B滑走路供用開始前(~2007年8月1日)
- A滑走路
- 火曜日: 2時5分~4時30分
- 土曜日・日曜日: 2時00分~5時00分
B滑走路供用開始直後(同年8月2日~8月31日)[14]
管制工事の完了をもってB滑走路の夜間運用が可能になり、同年9月1日よりすべての滑走路が閉鎖される時間帯が消滅した。これにより関西国際空港は真の24時間空港となった。現在は、「24時間いずれかの滑走路で発着可能な状態」を保ちつつ、A滑走路の全面改良[17]を行うための滑走路閉鎖のダイヤが組まれている。
A滑走路の全面改良期間(同年10月~翌年8月頃(予定))
- A滑走路
- 日曜日・火曜日・水曜日・金曜日・土曜日: 23時10分~翌日6時40分
- B滑走路[18]
- 月曜日・木曜日: 21時00分~翌日6時40分
貨物施設[編集]
- 保税蔵置場
- DHL関西国際空港ゲートウェイ(延床面積 1万100m²)
- 貨物仕分能力―1時間当たり7500個、書類仕分能力―同2000通
- 日本貨物航空(延床面積 6200m²)
- 日本通運(延床面積 9400m²)
- 日本航空(延床面積 6200m²)
- FedEx(延床面積 1000m²)
- 郵船航空サービス(延床面積 6230m²)
- 航空集配サービス(延床面積 3500m²)
- 国内最大級の低温庫
- 阪急交通社(延床面積 4000m²)※2007年12月供用予定
- 代理店ビル
- 燻蒸庫
- 国内貨物代理店ビル
その他施設[編集]
- 大阪府警関西空港警察署
- 関空消防署
- 国土交通省 大阪航空局関西空港事務所
- 日本航空格納庫
- 排水処理施設
- 下水処理のほか、再利用処理を行う。処理能力は約2万m3/日と、中規模下水処理施設並みである。
- 廃棄物処理施設
- 海上保安庁
- 関西空港海上保安航空基地
- 海上保安庁大阪特殊警備基地
- 日本郵便大阪国際支店 [4]
- 主に西日本各地の国際郵便の集配を行っている。
- 税関麻薬犬センター
- 関西電力エネルギーセンター (天然ガスによる火力発電所)
- 熱供給センター
- 関西電力エネルギーセンターで発電の際、生じた排熱を温水と空調に利用する施設。島内に3箇所設置されている。(コジェネレーションの項参照。)
- 給油施設
- 12,000キロリットルの燃料タンクを10基備える。
- 空港島には、タンカーが3隻着隻できるタンカーバースがあり、油送パイプで燃料タンクに備蓄される。
- 南海電気鉄道関西空港駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)関西空港駅
周辺施設[編集]
関西国際空港の対岸には「りんくうタウン」という商業地区があり、ホテルや病院、ショッピングセンターやオフィスビルがある。詳細はりんくうタウン・りんくうプレミアムアウトレット・イオンりんくう泉南ショッピングセンターの各項を参照。
交通機関[編集]
空港には西日本旅客鉄道(JR西日本)と南海電気鉄道の関西空港駅があり、空港とのアクセス手段は充実している。また、海上空港であることを生かして高速船も運行している。
中には空港発最終バスが関空の深夜便に連絡しない行先がある。大阪市内などへのアクセスは深夜便に接続できているが、空港会社では関係機関に働きかけ、より一層のアクセスの充実を目指している。
対岸との鉄道・車でのアクセスは海上にかかる連絡橋なので、開港後数回台風などの強風で連絡橋が一時的に閉鎖され、空港との往来が制限されることがあった。
鉄道[編集]
JR西日本と南海電気鉄道の2社が運行している。両社合わせて5時台から23時台の間に概ね1時間あたり11本(JR5本・南海6本、うち有料特急は2本ずつ4本)発着している。
両社の鉄道駅は駅舎が共同であり、改札口はPTB2階とペデストリアンデッキでつながっている。
2004年(平成16年)度の関西空港駅の鉄道乗降客数は12,850,599人である。
リムジンバス・タクシー[編集]
リムジンバスの降り場はPTB4階、乗り場は1階である。24の系統が6時台から23時台の間、運行されている。
タクシーは1階に乗り場がある。
自動車・レンタカー[編集]
- 関西国際空港連絡橋 (スカイゲートブリッジR) 連絡橋通行台数/往復(台):7,385,018台(平成16年度)
駐車場(連絡橋とのセット割引あり)
- P2駐車場・P4駐車場:国際線北出発カウンターに近い。
- P1駐車場・P3駐車場:国際線南出発カウンターに近い。
レンタカー エアロプラザ1階にレンタカー受付カウンターがある。レンタカーは島内で車両の受け渡しができなかったが、2005年9月末からは島内で車両の受け渡しができるようになっている。
高速船[編集]
空港島北端には大阪府港湾局の地方港湾泉州港がある。(関西国際空港株式会社の運営ではない。)泉州港のポートターミナルから航路がある。ポートターミナルとターミナルビルとの間は船のダイヤに合わせて南海バスが運行している。
- 神戸-関空ベイ・シャトル:関空ポートターミナル - 神戸空港(1日20往復40便、所要29分)
就航路線[編集]
国内線[編集]
国内線は近接する大阪国際空港との競合などから減便が続いたが、関西国際空港に配慮した[19][20][21][22]政府による大阪国際空港での発着規制(大型機材やジェット機の制限、長距離便の制限)により、2005年より一部路線・一部の便は関西国際空港に移動し、2005年上半期は利用客が前年度比11%増となった。2008年には原油価格高騰による路線再編に伴い、関西国際空港発着路線においても運休・減便が行われることとなった[23][24]。その対策として、国土交通省は外国籍の航空会社に、関西国際空港発着路線に限り、国内線を開放することが検討された[25]。
その後、関西国際空港を拠点にするPeach Aviation(2012年3月1日就航)やジェットスター・ジャパン(同年7月9日就航)などのLCCや、スカイマーク(同年3月25日就航)の就航により、関西国際空港の国内線便数は大幅増加に転じた[26][27]。なおその後、ジェットスター・ジャパンが関西国際空港の拠点化を発表した[28]ほか、スカイマークが2013年3月31日限りで運休した。[29]
※ 上記の記号は右記のとおり。SA : スターアライアンス、OW : ワンワールド
※ 語末の★は、格安航空会社 (LCC)
第1ターミナルビル[編集]
第2ターミナルビル[編集]
就航都市[編集]
- 北海道:札幌/新千歳、女満別(夏季運航)、旭川(夏季運航)、函館(季節運航)
- 東北:仙台
- 関東:東京/羽田、東京/成田
- 四国:松山
- 九州・沖縄:福岡、長崎、大分、熊本、鹿児島、沖縄/那覇、新石垣、宮古(季節運航)(2015年6月1日から就航再開予定[30]
統計[編集]
行き先 | 旅客数 | 国内線順位 |
---|---|---|
新千歳空港 | 約143万人 | 上位11位 |
那覇空港 | 約114万人 | 上位20位 |
東京国際空港 | 約112万人 | 上位21位 |
福岡空港 | 約 66万人 | 上位41位 |
国際線[編集]
2014年夏ダイヤでは、25か国・地域の69都市に週916便の定期便(貨物便を含む)が就航[32]し、開港以来最多となった。また、2013年冬ダイヤでは、25か国・地域の68都市に週868便の定期便(貨物便を含む)が就航[33]し、冬期として過去最高の便数を記録した。
中国を含めたアジア方面の路線が充実しており、2007年夏ダイヤにおいては、香港を除く中国路線は253便、中国を含む東アジアおよび東南アジア方面へは458便であった。一方で北米路線は他方面に比べ少なく、日系航空会社による北米線は休止されている。2006年から2007年にかけ、日本航空のロサンゼルス線・アメリカン航空のダラスフォートワース線、ユナイテッド航空のシカゴ線と北米便の運休が相次いだほか、2008年に就航した台湾のエバー航空の台北発の関西国際空港経由ロサンゼルス線(週3便)は、翌年に運休。2008年冬ダイヤから就航予定だったタイ国際航空のバンコク発関西国際空港経由ロサンゼルス線は、アメリカを中心とする世界経済の不安定化を懸念し、急遽延期となった。その後、2010年6月にデルタ航空が2001年10月のノースウエスト航空運休以来約9年ぶりにシアトル線を再開したが、2013年11月に運休。チャイナエアラインは2011年4月から関西国際空港としては開港以来初となる東海岸直行便であるニューヨーク/JFK線(台北/桃園発当空港経由)を就航していたが、台北からの直行便化に伴い2014年9月末をもって運休となった。しかし、2015年3月20日より日本航空のロサンゼルス線(JL60/69で運休前と同じ便名)、2015年5月2日よりエア・カナダのLCC部門のエア・カナダ・ルージュがバンクーバーを再開する予定である。
東アジアおよび東南アジアと北米を結ぶ路線は、北米系航空会社の旅客便就航数が他方面の場合(アジア - 欧州路線における欧州系航空会社の旅客便就航数など)と比べ少ないケースがほとんどで、例えば直行便の便数では、関西国際空港が国際線の定期便全体週776便中21便に対し、仁川国際空港が約1,500便中24便、台湾桃園国際空港が約1,000便中7便、香港国際空港が約2,500便中42便などとなっている。
東アジアに位置する空港であるため、関西国際空港とアメリカ本土を結ぶ路線の場合、緊急着陸出来る空港が少ない長距離洋上ルートを取ることになる。そのため、アメリカ連邦航空局などから、2000年3月まで双発機での運航を制限されていた。双発機は3発機や4発機より燃料効率が良いが、ETOPS-207を満たすことや代替機を用意することが要求されている。
※ 下記の記号は右記のとおり。SA : スターアライアンス、ST : スカイチーム、OW : ワンワールド
※ 語末の★は、格安航空会社 (LCC)
※ 語末の☆は、日本への定期便が関西国際空港にのみ就航している路線
第1ターミナルビル北ウイング[編集]
第1ターミナルビル南ウイング[編集]
第2ターミナルビル[編集]
就航都市[編集]
- 東アジア
- 東南アジア
- 南アジア
- 中近東
- 北米
- ヨーロッパ
- オセアニア・太平洋
貨物便[編集]
2008年冬ダイヤでは、開港以来最多となる週201便の国際貨物便が就航した[33]が、2011年夏ダイヤでは週147便[33]となった。なお、世界最大の貨物航空会社であるフェデラルエクスプレスは、2010年1月に増便して週36便体制となり、関西国際空港を北東アジアにおける準ハブ空港とすることを発表し[41]、「北太平洋地区ハブ」を第2期島に2014年4月1日から稼働させた[42][43]。
※ 下記の記号は右記のとおり。ST : スカイチーム・カーゴ
就航都市[編集]
- 東アジア
- 東南アジア
- ヨーロッパ
- 北米
就航開始・運航再開予定(旅客便)[編集]
- 中華人民共和国 春秋航空:2015年1月23日から蘭州線を1日1便(上海/浦東経由)で就航開始予定[44][45]
- 中華人民共和国 春秋航空:2015年1月24日から青島線を週3便(月・水・土)で就航開始予定[46][47]
- 中華人民共和国 中国東方航空:2015年1月27日から成都線(南京経由)を週4便(火・水・金・土)で就航開始予定[48]
- 台湾 エバー航空:2015年2月5日から高雄線に1日1便で就航開始予定[49][50]
- 中華人民共和国 中国東方航空:2015年2月21日から温州線を週3便(月・木・土)で就航開始予定[51]
- 日本 ジェットスター・ジャパン:2015年2月28日から香港線を週3便 (水・金・土) で就航開始予定[52]
- 日本 日本航空:2015年3月20日からロサンゼルス線を1日1便で就航再開予定[38]
- 韓国 ティーウェイ航空:2015年3月29日からソウル/仁川線を1日1便で就航開始予定[53][54]
- 韓国 ティーウェイ航空:2015年3月30日から大邱線を週5便(月・水・金・日 日曜日は2便運航)で就航開始予定[55]
- カナダ エア・カナダ・ルージュ:2015年5月2日からバンクーバー線を週5便 (月・火・水・木・土) で就航再開予定[39]
- 日本 全日本空輸 : 2015年6月1日から宮古線を1日1便で就航開始予定[56]
増便・減便・運休・その他変更予定(旅客便)[編集]
- 中華人民共和国 春秋航空:2015年1月23日から上海/浦東線を週10便から週14便に増便予定[57]
- 中華人民共和国 中国東方航空:2015年1月27日から南京線を週2便(火・金)から週4便(火・水・金・土)に増便予定[58][59]
- 台湾 エバー航空:2015年2月1日から台北/桃園線を1日2便から週16便(木・日は1日3便)に増便予定[60]
- イタリア アリタリア-イタリア航空:2015年3月28日をもってローマ線 (週3便) を運休予定[40]
- 日本 日本航空:2015年3月28日をもってソウル/金浦線 (1日1便)を運休予定[61]
- マカオ マカオ航空 : 2015年3月29日からマカオ線を週4便(月・水・金・日)から1日1便に増便予定[62]
- 日本 日本航空:2015年3月29日から札幌/千歳線を1日4便から1日3便に減便予定[63]
- 日本 ジェットスター・ジャパン:2015年3月29日から東京/成田線を最大1日6便から最大1日5便に減便予定[64]
- 日本 ジェットスター・ジャパン:2015年3月29日から福岡線を1日2便から1日1便に減便予定[65]
- 日本 ジェットスター・ジャパン:2015年3月29日から沖縄/那覇線を1日2便から最大1日4便に増便予定[66]
- 日本 全日本空輸 : 2015年3月29日から札幌/千歳線を1日3便から1日4便に増便予定[67]
かつて定期便で就航していた航空会社[編集]
現存する会社[編集]
- 日本 日本エアコミューター(日本)
- 日本 フェアリンク(現・アイベックスエアラインズ)(日本)
- 日本 ジェイエア(日本)
- 日本 スカイマーク(日本)
- ロシア アエロフロート・ロシア航空(ロシア)
- アメリカ合衆国 アメリカン航空(アメリカ)
- オーストラリア カンタス航空(オーストラリア)
- ウズベキスタン ウズベキスタン航空(ウズベキスタン)
- カナダ エア・カナダ(カナダ)
- フランス領ポリネシア エア タヒチ ヌイ(タヒチ)
- フィジー エア・パシフィック航空(フィジー)
- エジプト エジプト航空(エジプト)
- オーストリア オーストリア航空(オーストリア)
- サウジアラビア サウジアラビア航空(サウジアラビア)
- スウェーデン スカンジナビア航空(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー)
- ニュージーランド ニュージーランド航空(ニュージーランド)
- パプアニューギニア ニューギニア航空(パプアニューギニア)
- テンプレート:NEP ネパール航空
- イギリス ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)
- 南アフリカ共和国 南アフリカ航空(南アフリカ)
- ブルネイ ロイヤルブルネイ航空(ブルネイ)
- 台湾 マンダリン航空(中華民国/親会社のチャイナエアラインに路線権を移管)
- 中華人民共和国 厦門航空(中国)
- 中華人民共和国 海南航空(中国)
現存しない会社[編集]
- 日本 日本エアシステム(日本/吸収合併)
- 日本 日本アジア航空(日本/日本航空インターナショナルに吸収)
- 日本 エアーニッポン(日本/全日本空輸に吸収)
- アメリカ合衆国 ノースウエスト航空(アメリカ/デルタ航空に吸収)
- アメリカ合衆国 コンチネンタル航空(アメリカ/ユナイテッド航空に吸収)
- オーストラリア アンセットオーストラリア航空(オーストラリア/倒産)
- オーストラリア オーストラリア航空(オーストラリア。現在はジェットスター航空に路線権を移管し運航終了)
- インドネシア エアーパラダイス国際航空(インドネシア/倒産)
- 中華人民共和国 中国西南航空(中国/中国国際航空に吸収)
- 中華人民共和国 中国北方航空(中国/中国南方航空に吸収)
- スイス スイス航空(スイス/倒産)
- ブラジル VASP航空(ブラジル/倒産)
- イタリア カーゴイタリア(イタリア/倒産)
- タイ エンジェルエア(タイ/倒産)
休止・廃止された路線[編集]
国内線[編集]
☆マークの空港は大阪国際空港便あり
- 北海道 : 稚内、☆釧路、とかち帯広
- 東北 : ☆青森、☆三沢、おいしい庄内、☆秋田、☆いわて花巻、☆おいしい山形、☆福島
- 北陸 : ☆新潟、富山
- 中国・四国 : 広島西、米子、高松、徳島、☆高知
- 九州・沖縄 : 対馬、五島福江、☆宮崎、☆奄美、宮古(2015年6月1日から就航再開予定[68]
国際線[編集]
航空会社別過去の就航路線一覧[編集]
国内線[編集]
国際線[編集]
貨物便[編集]
航空会社[編集]
国内線[編集]
- 日本航空(JAL)
- 日本トランスオーシャン航空(JTA)
- 全日本空輸(ANA)
- エアーニッポン(ANK)
- スターフライヤー(SFJ)
国際線[編集]
北ウイング[編集]
ゲート1-16、101-103
- 全日本空輸
- エアージャパン
- エアーニッポン
- 20px アシアナ航空
- ウズベキスタン航空
- 20px ウラジオストク航空(冬季運休)
- エア・インディア
- エア・カナダ
- 20px エア・タヒチ・ヌイ
- エバー航空
- カタール航空
- キャセイパシフィック航空
- KLMオランダ航空
- コンチネンタル航空(グアム、サイパン線夏季運航)
- ジェットスター航空
- 上海航空
- 20px 大韓航空
- 中国南方航空(瀋陽行きのみ)
- 深圳航空
- トルコ航空
- ノースウエスト航空
- フィンランド航空
- マカオ航空
- マレーシア航空
- MIATモンゴル航空
- タイ国際航空
- ユナイテッド航空
- ロイヤルネパール航空
- ルフトハンザドイツ航空
南ウイング[編集]
ゲート26-41、111-113
- 日本航空
- JALウェイズ
- 日本アジア航空
- アモイ航空
- アリタリア航空
- 20px エア・カレドニア・インターナショナル
- エールフランス
- エジプト航空
- エミレーツ航空
- 海南航空
- ガルーダ・インドネシア航空
- シンガポール航空
- チャイナエアライン
- 中国国際航空
- 中国東方航空
- 中国南方航空(瀋陽行き以外)
- ニュージーランド航空
- 20px フィリピン航空
- ベトナム航空
貨物[編集]
貨物便のみ運行している航空会社を記載。
- エアーニッポン
- 日本貨物航空
- エア・ホンコン
- 香港ドラゴン航空
- フェデックス
- ABX Air
- ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)
- カーゴイタリア
- 上海国際貨運航空
- 中国貨運郵政航空
- 揚子江快運航空
- 中国貨運航空
- 翡翠国際貨運航空
- ギャラクシーエアラインズ
- ANA&JPエクスプレス
かつて乗り入れていた航空会社[編集]
- スカイマークエアラインズ(現スカイマーク)(日本)
- 日本エアコミューター(日本)
- 日本エアシステム(日本/吸収合併により消滅)
- フェアリンク(日本)
- J-AIR(日本)
- 20px アエロフロート・ロシア航空(ロシア)
- アメリカン航空(アメリカ)
- アンセットオーストラリア航空(オーストラリア/倒産し消滅)
- エア・パシフィック航空(フィジー)
- エアーパラダイス国際航空(インドネシア/倒産し消滅)
- エンジェルエアー(タイ)
- オーストラリア航空(オーストラリア。現在はジェットスター航空に路線権を移管)
- オーストリア航空(オーストリア)
- コンチネンタル・ミクロネシア(アメリカ)
- サウジアラビア航空(サウジアラビア)
- スイス航空(スイス/倒産し消滅)
- 20px スカンジナビア航空(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー)
- 中国西南航空(中華人民共和国/中国国際航空に吸収)
- 中国北方航空(中華人民共和国/中国南方航空に吸収)
- ニューギニア航空(パプアニューギニア)
- VASP航空(ブラジル/倒産し消滅)
- ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)
- ポーラエアカーゴ(アメリカ)
- 南アフリカ航空(南アフリカ)
- ロイヤルブルネイ航空(ブルネイ)
関西国際空港株式会社 Kansai International Airport Co.,Ltd
| |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | 関空会社 |
本社所在地 | 549-8501 大阪府泉佐野市泉州空港北1番地 関西国際空港会社ビル |
電話番号 | 072-455-2103 |
設立 | 1984年10月1日 |
業種 | |
事業内容 | 空港、鉄道事業 |
代表者 | 村山敦 (代表取締役社長) |
資本金 | 8,109億円 (2007年3月末現在) |
売上高 | 単体:約1,038億2,800万円 連結:約1,057億3,700万円 (2007年3月期) |
総資産 | 約2兆527億6,200万円 (2007年3月期) |
従業員数 | |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 | |
主要子会社 | |
関係する人物 | |
外部リンク | www.kiac.co.jp/index.html |
特記事項: |
関西国際空港株式会社[編集]
関西国際空港株式会社は、1984年10月1日、関西国際空港株式会社法により関西国際空港の設置及び管理を目的として設立された。政府が常時二分の一以上の株式を保有する特殊会社で、政府から債務保証や資金の無利子貸付をうける。一方、営業年度毎の事業計画や社債の募集、資金の借入については国土交通大臣の認可を要する。
空港や敷地内の諸施設のほか、関西国際空港連絡橋の建設・管理も事業の範囲とされており、このため空港会社はJR西日本と南海電鉄が乗り入れる関西空港駅~りんくうタウン駅の鉄道事業者(第3種)となっている。
2006年頃から未公開株(譲渡制限はない)が無登録の仲介業者によって「値上がり確実」などと偽って売りつける行為が見られ、関西空港警察署が捜査している。
開港以来10年間は赤字が続き、累積損失は2,000億円に迫っていた(2007年3月末現在、2,191億3,300万円)。これを受けて、政府は経営再建策として社長もこれまでの官僚出身者から民間企業、松下電器産業出身の村山敦を迎え合理化に取り組んだ。また利子補給金として毎年90億円の公的資金注入を行った。その結果、2004年3月期決算(単体)は、純利益が43億円となり、開港10年目にして初の黒字化を達成した。2005年度3月期決算(連結)では、好調な国際線に支えられ、営業利益約227億3,800万円、経常利益約92億4,500万円の増収増益で、政府補給金90億円を除いても黒字体質となった(当期純損失は約177億1,800万円)。さらに、2007年3月期連結決算は営業収益約1,057億3,700万円、経常利益約126億700万円、最終利益が約98億2,000万円と政府補給金を除いても最終黒字を達成した。
航空管制[編集]
CLR | 121.9MHz |
GND | 121.6MHz(一期島側用),121.65MHz(二期島側用) |
TWR | 118.05MHz(二期島側B滑走路用),118.2MHz(一期島側A滑走路用),126.2MHz |
DEP | 119.2MHz,120.65MHz,120.85MHz,318MHz |
APP | 120.25MHz |
RDR | 125.5MHz,261.2MHz |
TCA | 121.1MHz,125.3MHz,270.8MHz |
ATIS | 127.85MHz |
- 管制は、国土交通省大阪航空局関西空港事務所航空管制官が担当
- ATISは、国土交通省大阪航空局関西空港事務所航空管制運航情報官が担当
- 関西国際空港では、日本で初めて付近の空港の航空交通管制(ディパーチャー管制(出域管制)と進入・ターミナルレーダー管制)を一括して行なう一元管制が行なわれている。
航空保安無線施設[編集]
局名 | 識別信号 | 周波数 | |||
VOR | DME | NDB | ILS | ||
関西 | KNE | 111.8MHz | 1016MHz | ||
関西 | KN | 346KHz | |||
淡路 | AJE | 115.6MHz | 1190MHz | ||
友 | TME | 116.4MHz | 1198MHz | ||
関西06 | IKD | 108.1MHz | |||
関西新06 | IKJ | 108.7MHz | |||
関西24 | IKN | 110.7MHz | |||
関西新24 | IKW | 108.5MHz |
- 保守は、大阪航空局 関西空港事務所 航空管制技術官
周辺空域[編集]
関西国際空港の周辺空域は、有視界飛行を管制する関西ターミナルコントロールエリア(TCA)と関西進入管制区が設定されている。関西進入管制区には、関西国際空港のほか大阪国際空港、神戸空港、八尾空港、徳島空港などがカバーされている。
現在、計器飛行方式(IFR)で関西国際空港に着陸するルートには、必ず淡路島南側の紀伊水道を通過する標準到着経路(STAR; Standard Terminal Arrival Route)が設定されている。関西国際空港の西南方面から進入する航空機はほぼ直線的に進入できるが、東側や北側から接近・着陸する航空機にとっては、空港の南西の紀伊水道まで回り込む。また、滑走路の北側からの着陸する場合においては、淡路島の南側を一度通過してから淡路島に沿って北上して神戸市の摩耶埠頭沖に向かう。このようなルートが設定された理由として、大阪国際空港の騒音問題の轍を踏まぬよう、地上への騒音被害を抑えるために極力海上(紀伊水道・大阪湾・瀬戸内海)を飛行するようにしたことが原因とされる。 また、神戸空港開港後は、摩耶埠頭近辺の空域が神戸空港離発着機に割り当てられ、結果、関西国際空港の空域を制限するかたちになっており、関西国際空港・神戸空港双方の便に負担を強いている。
このような状況を打破するために、国土交通省によって陸上ルートが、大阪国際空港が閉鎖し空域が空く夜21時以降にかぎって認められた(陸上ルートの運用開始は2007年9月27日より)。東京国際空港から関西国際空港に向かう便は、これまでの紀伊水道を通過するルートではなく、東から飛来して関西国際空港上空を西向きに突っ切ることで最短ルートで大阪湾に出て、小回りして降下し着陸する。従来の標準到着経路を辿る方法と比較して、空港の南側からの着陸で5分、北側からの着陸で10分の時間短縮が見込まれるという。 なお、出発便に関しては、ちょうどこのルートを逆にたどるかたちの出発ルート(標準計器出発方式, SID; Standard Instrument Departure)が、東京方面便などに対して既に認められていた。今回はより高度の低い着陸でも騒音が問題とならずに飛行できるかが可否の争点となっていた。
周辺海域[編集]
空港島が造成されたため周辺海域の魚類資源に影響が出ていたが、一般公募により集まった一般調査員50組による魚釣り調査での魚類資源実態調査を2004年7月から9月の期間に行った結果、カサゴ・スズメダイ・メバルなどが多いときは日に1,846匹、少ないときでも日に299匹釣れるなど魚類資源が回復していることが判明した。2006年5月3日と7日に再度、一般公募により集められる50組の調査員により魚類資源実態調査が行われる。なお、空港島は大阪府漁業調整規則により全域で釣りが禁止されている。
海外からの評価[編集]
- AIRPORT of the YEAR
- 2006年、イギリスの調査会社SKYTRAXによる「AIRPORT of the YEAR 2006」で、顧客満足度世界第4位の空港に選ばれた。2003年の同調査では関西国際空港は12位、2004年は9位、2005年は5位と年々順位を上げて、今回はソウル・仁川国際空港を抜いてベスト4入りした。トイレの清潔さでは世界第1位。空港の清潔さや、預けた荷物が短い待ち時間で受け取れること、出入国時の手続きがスムーズに行われること等が評価されての結果である。
- Monuments of Millennium
- 米国土木学会(ASCE)によって、20世紀の10大プロジェクト選ぶ「Monuments of Millennium」の「空港の設計・開発」部門に選定された。これは、20世紀最高の空港プロジェクトと認められたことを意味する。海上を埋め立てられるなどが評価された結果。[71]
現在、2期工事見学ホールに、学会から送られたプレートが展示されている。
ちなみに、この「Monuments of Millennium」の他の部門では、「水路交通」部門でパナマ運河、「鉄道」部門で英仏海峡トンネル、「高層ビル」部門ではエンパイアステートビル、「長大橋」部門ではゴールデンゲートブリッジなどが選定されている。 - エアカーゴワールド
- イギリスの航空貨物専門誌「エアカーゴワールド」の2007年度読者アンケートで、関空はアジア・中近東地域の取扱量50万~100万トン部門における最優秀貨物空港に選ばれている。
その他[編集]
- 日本以外の空港の英語表記では、関空行きの便の到着地はOsaka/Kansaiと都市名である大阪が併せて表記されることが多い。
- 関西国際空港連絡橋(スカイゲートブリッジR)は、世界最長のトラス橋(3,750m)である。2階建てで、上に道路、下に鉄道が通っている。100年に1回の大地震や台風にも耐えられるよう設計されている。スカイゲートブリッジRのRは、「Road」、「Railway」、「Rinku」の頭文字から採られているが、「Rainbow」、「Relationship」、「Remember」、「Registered trademark」などにも通じるようになっている。
- 2005年7月から、東京工科大学と竜の子プロダクションが共同制作した「Sky Kids BOOBY」を、関空展望ホール(スカイビュー)のスカイミュージアム内スカイキッズルームにて関空オリジナル映像として上映開始。2007年現在も上映中である。また、このアニメーションに登場する「スカイキッズ ブービィ」は、関空の新キャラクターである。
- 2005年10月から、乗り継ぎ客向けに泉佐野市内への温泉ミニツアーを始めている。
- 3種類の80円記念切手が1994年9月2日に発行された。
- 2006年の春に初めて関空に桜(ソメイヨシノ)が開花した。関空は埋立地で海風が強く桜が咲くには厳しい環境だったが、6本の桜が咲いた。
- 関空島内に住民登録しているのは、大阪府警関西空港警察署の署長1人だけ。関空島の人口密度は0.2人/平方キロで、日本の有人島の中で最小。2期島が完成すると、世界最小のモンゴルより少なくなる。
- 関空には、ほぼ毎月緊急着陸を求める航空機が来る。これは、アジア、北米間の太平洋に常時着陸できる空港がほとんどないため。毎週のように関空へ緊急着陸が報道されるときもある。
- 公衆無線LANでのインターネット接続料は無料。
- マスコットは、地球儀に翼をつけて擬人化した「カンクン」。
- 日本の空港で初めて、貨物便の発着情報の一覧を携帯電話やホームページで確認できるフライト情報サービスが提供されている。
- 2007年4月12日から、日本の空港で初めての誰でも受信できる「関空メールマガジン」を発刊している。
- 2007年5月7日から、国が進める「水素・燃料電池実証試験(JHFCプロジェクト)」の一環として、空港島内で4年間かけて行われる水素エネルギーの実証実験が開始、フェリーターミナル付近に水素充填施設が設置されている。岩谷産業によって設置されており、名称は「関西空港水素ステーション」である。近畿地方では初めての水素ステーションである。
- 関西国際空港建設にまつわる笑い話として「かつて大阪府は日本で最も面積の小さい都道府県であったが、関西国際空港の人工島(5.15km²)により大阪府の面積が香川県を超えた」というものがある。この逸話の真偽については、正しいとも誤りであるともいわれる。[72]
- 関西国際空港が属する田尻町は全国でも屈指の狭い市町村であり、1.94km²(1990年時点)しか町域がなかった。しかし、関西国際空港の第一期人工島建設で3.77km²(1994年時点)に2倍弱に増加し、さらに、第二期人工島工事が造成されて4.77km²(2006年時点)と元の面積の約2.5倍となった。(他に埋め立てで面積が増加した市町村として、千葉県浦安市(4.43km²から16.98km²とほぼ4倍に増加)の例などがある)
関空を舞台にした作品[編集]
脚注[編集]
- ↑ 杉浦一機ら一部の航空関係者の指摘による
- ↑ 物価の上昇の見誤り、予想を上回る建設中の沈下による追加工事と完成遅延に伴う金利負担、土砂購入先の吟味不足など
- ↑ 財団法人関西空港調査会の発表による
- ↑ 「財界展望」94年5月号
- ↑ 算定法により諸説あるが、民主党の加藤敏幸は「1兆5000億円」としている。
- ↑ 1994年9月の開港から4,091日目(約11年2か月)での達成で、日本国内の空港では最速である(成田国際空港は約14年9か月を要した)。また、1億人に到達したのは開港から1,961日目(約5年5か月)であり、これも国内最速である。
- ↑ 2007年の3月期連結決算での98億円の最終黒字から、90億円の政府補給金を除いた値である。
- ↑ 当面は、滑走路と最小限の誘導路を整備し、周辺施設は順次整備することとした。また、2005~6年度の2年間の施設整備事業費として国が400億円、民間が200億円の資金を出す予定だったが、費用削減効果(1.誘導路及び舗装路の路盤と舗装部分の厚さを従来の計画の約半分にした。2.車両通路及び誘導路の立体交差部分の工法を簡略化した。3.値段の安い汎用品を灯火等に取り入れた、など他)により2006年度の政府予算案を300億円から171億円に圧縮された。このため、施設整備事業費の3分の1となっている民間からの出資金も削減されることになる見通しである。
- ↑ 長大なオープンパラレルの滑走路を有し、滑走路の両側からILSアプローチが可能な日本の民間空港は関西国際空港のみである。
- ↑ 原則としてB滑走路は着陸専用であるが、定期検査や事故によるA滑走路の閉鎖時には離陸にも使用される。また、ペイロードの多い長距離便の大型機(A340クラス以上など)は長い離陸滑走を必要とするため、A滑走路より長いB滑走路が好まれる。そのため、パイロットからの要請に応じて、B滑走路を離陸に用いることもある。
- ↑ 管制工事も10月の予定であったが1か月早められた。
- ↑ 一期島には既に建設余地のなく、貨物施設は逼迫した状況となっている。
- ↑ 「13万回程度」をめぐっては、関西国際空港株式会社の村山敦社長は「12万5000回と13万回の真ん中より上をいけば『程度』と言えるのではないか(2007年2月21日の記者会見より)」として127,500回をもって達成とする考えを示していた。一方、10月24日の記者会見では「関空会社としての需要予測は12万9000回」「結果的に500回や1000回下回ったとしても、原油高の影響を考慮すればほぼ予測通り」「発着回数の論議はもう終わりにしたい」と発言しており、129,000回を下回ることも示唆した。
- ↑ 8月24日付 朝日新聞、東京新聞、岩手日報など各誌報道。いずれも関西国際空港株式会社発表より
- ↑ 管制関連の工事が完了していないため、夜の10時間は閉鎖
- ↑ 毎晩B滑走路が閉鎖されたため、その時間にA滑走路の閉鎖が重なると、空港全体が離着陸不可能になっていた。
- ↑ 開港より13年近く、A滑走路は長時間のメンテナンスに必要な滑走路閉鎖時間が確保できず、A滑走路の状態は悪化していた。
- ↑ 原則としてB滑走路は着陸にしか使用しないが、A滑走路閉鎖中は離陸にも使用する。
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タグです。 「kato-itami
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「abc-itami
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ (2008-8-6) 2008年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を修正 全日本空輸 [ arch. ]
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- ↑ 引用エラー: 無効な
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タグです。 「AZFCO
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ フェデックスが関空の増便を正式発表 - MSN産経 2010年1月4日(2010年1月7日時点のアーカイブ)
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- ↑ ジェットスター・ジャパン、2015 年夏期運航スケジュールを発表ジェットスター・ジャパン 公式サイト 2015年1月21日閲覧
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- ↑ ジェットスター・ジャパン、2015 年夏期運航スケジュールを発表ジェットスター・ジャパン 公式サイト 2015年1月21日閲覧
- ↑ 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧
- ↑ 2015年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定全日本空輸株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧
- ↑ ティーウェイ航空が関西空港(ソウル・仁川線/大邱線)へ新規就航!新関西国際空港株式会社公式サイト 2015年1月21日閲覧
- ↑ 関空=成都線、新規就航のお知らせ中国東方航空公式サイト 2014年12月25日閲覧
- ↑ American Society of Civil Engineers (ASCE) (2001) American Society of Civil Engineers (ASCE) Kansai International Airport: A Monument of the Millennium 2001
- ↑ この逸話の真偽を複雑にする要因として、香川県と岡山県の間に境界未定地域が存在することが挙げられる。1988年の国土地理院の面積の算定法の見直しに伴い、香川県に境界不確定地域が存在することが判明した。瀬戸内海に位置する井島(香川郡直島町の一部、石島とも)は、島内に岡山県との不確定の県境が存在する。未確定の都道府県境をもつ市町村全体の面積は、都道府県の面積に算定しないことになっている。そのため、当時の香川県の面積1,890km²から直島町の面積14.2km²が削除された。香川県の面積は1,876km²となり、統計上この時点で香川県は大阪府よりも狭い都道府県となった。一方、大阪府は関西国際空港(当時5.15km²)をはじめとする埋め立て事業で面積が増大し、空港が完成した1994年には1,892km²に達し、かつての香川県の面積を越えた(この時点で、仮に井島の境界線が確定し、香川県の面積が1,890km²に戻ったとしても、大阪府の面積には及ばない)。
関係法令[編集]
関連項目[編集]
- 空港 - 日本の空港 - 空港コード
- 航空交通管制 - 航空交通管制官
- ぼくは航空管制官2…2007年1月1日発売の「関西ブライトリーパス」では、同年8月2日に供用開始されたB滑走路が再現されている。
- 大阪国際空港
- 神戸空港
- 八尾空港
- りんくうタウン
- 空港連絡鉄道
- 航空会社
- 紀の川大堰
- 中山太郎
- 淡路三原中継局(関空会社が、在阪広域民放テレビ局SHF中継局免許人になっている。)
- 関西三空港の経緯と現状
- メガフロート
外部リンク[編集]
テンプレート:airport-stubar:مطار كانساي الدولي
de:Flughafen Kansaies:Aeropuerto Internacional de Kansai
fi:Kansain kansainvälinen lentoasema
fr:Aéroport international du Kansai
hu:Kanszai nemzetközi repülőtér
id:Bandar Udara Internasional Kansai
is:Alþjóðaflugvöllurinn í Kansai
it:Aeroporto internazionale di Kansai
ko:간사이 국제공항
nl:Internationale Luchthaven Kansai
pl:Port lotniczy Kansai
pt:Aeroporto Internacional de Kansai
ru:Международный аэропорт Кансай
sv:Kansai internationella flygplats
th:ท่าอากาศยานนานาชาติคันไซ
vi:Sân bay quốc tế Kansai
zh:关西国际机场
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