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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[1951年]]、競馬法の制定や[[東京優駿|東京優駿大競走(日本ダービー)]]の創設など日本競馬の発展に尽力した日本中央競馬会初代理事長・安田伊左衛門の功績を称え4歳(現3歳)以上の混合の[[ | + | [[1951年]]、競馬法の制定や[[東京優駿|東京優駿大競走(日本ダービー)]]の創設など日本競馬の発展に尽力した日本中央競馬会初代理事長・安田伊左衛門の功績を称え4歳(現3歳)以上の混合の[[ハンデキャップレース|ハンデキャップ]]の重賞レース'''安田賞'''として創設、第1回は東京競馬場の芝1600mで施行された。 |
[[1958年]]、安田伊左衛門が[[5月18日]]に死去した事に伴い名称を現在の「安田記念」に変更、[[1960年]]からは施行距離を芝1800mに変更したが[[1962年]]には芝1600mに戻した。[[1967年]]は東京競馬場の改修工事により[[中山競馬場]]の芝1600mで施行、[[1972年]]は流行性の[[インフルエンザ]]の影響により1ヶ月遅れの[[7月23日]]に施行した。 | [[1958年]]、安田伊左衛門が[[5月18日]]に死去した事に伴い名称を現在の「安田記念」に変更、[[1960年]]からは施行距離を芝1800mに変更したが[[1962年]]には芝1600mに戻した。[[1967年]]は東京競馬場の改修工事により[[中山競馬場]]の芝1600mで施行、[[1972年]]は流行性の[[インフルエンザ]]の影響により1ヶ月遅れの[[7月23日]]に施行した。 | ||
− | [[1984年]] | + | [[1984年]]からはグレード制施行に伴い最高位のGIに格付けすると共に出走資格を5歳(現4歳)以上に[[負担重量]]を定量に変更、春のマイル最強馬決定戦として位置付けられ同年に新設された秋の[[マイルチャンピオンシップ]]とマイル最高峰の双璧を成すレースとして施行される事になる。 |
− | [[1993年]] | + | [[1993年]]からは国際レースに指定され外国競走馬が出走可能になり更に[[1995年]]からは指定レースに指定、[[地方競馬|地方]]所属馬が出走可能になり[[1996年]]からは施行時期を6月に戻した事により再び出走資格を4歳(現3歳)以上に変更、[[2004年]]からは国際セリ名簿基準作成委員会により国際グレードのGIに格付け、[[2005年]]からは[[香港ジョッキークラブ]]との提携で[[アジアマイルチャレンジ]]を構成する事になった。 |
− | + | 創設当初はそれほど重要視された重賞レースではなくハンデキャップレースとして施行されていたが1984年のグレード制施行によりGIに格付けされたことに伴い日本の春のマイル最強馬決定戦、更には2004年の国際グレードのGIに格付け、2005年のアジアマイルチャレンジを構成した事により[[香港マイル]]や[[ドバイデューティーフリー]]と並ぶ[[アジア]]のマイル最強馬決定戦として定着しつつある。 | |
− | 出走資格は[[サラブレッド系種|サラ系]]3歳(旧4歳)以上のJRA所属の[[競走馬]] | + | 出走資格は[[サラブレッド系種|サラ系]]3歳(旧4歳)以上のJRA所属の[[競走馬]]及び本レースに出走登録した外国競走馬。地方所属馬は[[マイラーズカップ]]・[[京王杯スプリングカップ]]・[[ニュージーランドトロフィー]]・[[高松宮記念 (競馬)|高松宮記念]]・[[NHKマイルカップ]]のいずれかのレースで1着・2着の入賞馬及び都大路ステークス・葵ステークスの優勝馬のみが優先出走権で出走できる。 |
− | + | 負担重量は定量で3歳は54キロ、4歳以上は58キロ、[[牝馬]]は2キロ減である。 | |
総額賞金は(2006年現在で)1億9,000万円で1着賞金1億円、2着賞金4,000万円、3着賞金2,500万円、4着賞金1,500万円、5着賞金1,000万円と定められている。 | 総額賞金は(2006年現在で)1億9,000万円で1着賞金1億円、2着賞金4,000万円、3着賞金2,500万円、4着賞金1,500万円、5着賞金1,000万円と定められている。 | ||
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== 主な前走 == | == 主な前走 == | ||
以下は安田記念に出走する競走馬の主な前走。 | 以下は安田記念に出走する競走馬の主な前走。 | ||
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|7||[[京王杯スプリングカップ]]||GII||中央||東京競馬場||芝1400m||アサクサデンエン、ブラックホーク、エアジハード、タイキシャトル、タイキブリザード、トロットサンダー、ハートレイク、ヤマニンゼファー、ダイイチルビー、ニッポーテイオー、ギャロップダイナ、ニホンピロウイナー、ハッピープログレス | |7||[[京王杯スプリングカップ]]||GII||中央||東京競馬場||芝1400m||アサクサデンエン、ブラックホーク、エアジハード、タイキシャトル、タイキブリザード、トロットサンダー、ハートレイク、ヤマニンゼファー、ダイイチルビー、ニッポーテイオー、ギャロップダイナ、ニホンピロウイナー、ハッピープログレス | ||
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※ドバイデューティーフリーは[[アジアマイルチャレンジ]]第2戦、チャンピオンズマイルは同第3戦。 | ※ドバイデューティーフリーは[[アジアマイルチャレンジ]]第2戦、チャンピオンズマイルは同第3戦。 | ||
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== 歴史 == | == 歴史 == | ||
− | *[[1951年]] - | + | *[[1951年]] - 東京競馬場の芝1600mの4歳(現3歳)以上の混合のハンデキャップの重賞レース、安田賞として創設。 |
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**香港のブリッシュラックが外国馬として3頭目の制覇。 | **香港のブリッシュラックが外国馬として3頭目の制覇。 | ||
**1着賞金が1億円に。 | **1着賞金が1億円に。 | ||
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+ | *[[2011年]] - [[リアルインパクト]]が3歳馬として59年ぶり、GI格付け以降での初制覇を記録。また、グレード制施行後としては史上初となる1勝馬の古馬GIを制覇。 | ||
+ | *[[2012年]] | ||
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+ | **堀宣行が調教師として4人目の連覇。 | ||
+ | *[[2013年]] - [[ロードカナロア]]が優勝し、現行のGIレーススケジュールになって以降、3月の[[高松宮記念]]と合わせて春のスプリント・マイルGIレースを初めて連勝した馬となった。 | ||
=== 歴代優勝馬 === | === 歴代優勝馬 === | ||
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|style="text-align:center"|第1回||[[1951年]][[7月1日]]||イツセイ||牡3||1:38 0/5||[[保田隆芳]]||[[尾形藤吉]]||岩崎利明 | |style="text-align:center"|第1回||[[1951年]][[7月1日]]||イツセイ||牡3||1:38 0/5||[[保田隆芳]]||[[尾形藤吉]]||岩崎利明 | ||
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|style="text-align:center"|第21回||[[1971年]][[6月20日]]||ハーバーゲイム||牝4||1:36.8||[[野平祐二]]||野平省三||小川乕三 | |style="text-align:center"|第21回||[[1971年]][[6月20日]]||ハーバーゲイム||牝4||1:36.8||[[野平祐二]]||野平省三||小川乕三 | ||
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|style="text-align:center"|第23回||[[1973年]]6月10日||[[ハクホオショウ]]||牡4||1:35.7||[[伊藤正徳 (調教師)|伊藤正徳]]||尾形藤吉||西博 | |style="text-align:center"|第23回||[[1973年]]6月10日||[[ハクホオショウ]]||牡4||1:35.7||[[伊藤正徳 (調教師)|伊藤正徳]]||尾形藤吉||西博 | ||
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|style="text-align:center"|第57回||[[2007年]]6月3日||[[ダイワメジャー]]||牡6||1:32.3||安藤勝己||[[上原博之]]||[[大城敬三]] | |style="text-align:center"|第57回||[[2007年]]6月3日||[[ダイワメジャー]]||牡6||1:32.3||安藤勝己||[[上原博之]]||[[大城敬三]] | ||
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+ | |style="text-align:center"|第62回||[[2012年]]6月3日||[[ストロングリターン]]||牡6||1:31.3||[[福永祐一]]||堀宣行||[[吉田照哉]] | ||
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+ | |style="text-align:center"|第63回||[[2013年]]6月2日||[[ロードカナロア]]||牡5||1:31.5||岩田康誠||[[安田隆行]]||[[ロードホースクラブ|(株)ロードホースクラブ]] | ||
+ | |- | ||
+ | |style="text-align:center"|第64回||[[2014年]]6月8日||[[ジャスタウェイ]]||牡5||1:36.8||柴田善臣||[[須貝尚介]]||[[大和屋暁]] | ||
+ | |- | ||
+ | |style="text-align:center"|第65回||[[2015年]]6月7日||[[モーリス (競走馬)|モーリス]]||牡4||1:32.0||[[川田将雅]]||堀宣行||吉田和美 | ||
+ | |- | ||
+ | |style="text-align:center"|第66回||[[2016年]]6月5日||[[ロゴタイプ (競走馬)|ロゴタイプ]]||牡6||1:33.0||[[田辺裕信]]||[[田中剛]]||吉田照哉 | ||
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*レースレコード - 1:32.1(第53回優勝馬アグネスデジタル) | *レースレコード - 1:32.1(第53回優勝馬アグネスデジタル) | ||
*2着との最大着差 - 6馬身(第15回優勝馬パナソニツク・第28回優勝馬ニッポーキング) | *2着との最大着差 - 6馬身(第15回優勝馬パナソニツク・第28回優勝馬ニッポーキング) | ||
− | *最多優勝騎手 - 岡部幸雄 | + | *最多優勝騎手 - 岡部幸雄 4回(第32、39、47、48回) |
− | *最多連続優勝騎手 - 保田隆芳 | + | *最多連続優勝騎手 - 保田隆芳 3連覇(第1~3回) |
=== 父仔制覇 === | === 父仔制覇 === | ||
過去に2組の父仔制覇の例がある。 | 過去に2組の父仔制覇の例がある。 | ||
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1984年から春の短距離最強馬決定戦として施行されているが優勝馬7頭が日本内外で短距離GIで優勝を果たしている。 | 1984年から春の短距離最強馬決定戦として施行されているが優勝馬7頭が日本内外で短距離GIで優勝を果たしている。 | ||
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|style="text-align:center"|第35回||1985年5月12日||ニホンピロウイナー||牡5||第2回[[マイルチャンピオンシップ]] | |style="text-align:center"|第35回||1985年5月12日||ニホンピロウイナー||牡5||第2回[[マイルチャンピオンシップ]] | ||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
− | *[[安田伊左衛門]] - | + | *[[安田伊左衛門]] - レース名の由来となる人物 |
− | *[[有馬記念]] - 中央競馬会理事長・[[有馬頼寧]] | + | *[[有馬記念]] - 中央競馬会理事長・[[有馬頼寧]]を称えたレース |
*[[アジアマイルチャレンジ]] | *[[アジアマイルチャレンジ]] | ||
*[[チャンピオンズマイル]] | *[[チャンピオンズマイル]] | ||
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*[[マイルチャンピオンシップ]] | *[[マイルチャンピオンシップ]] | ||
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2024年4月23日 (火) 14:58時点における最新版
安田記念(やすだきねん)とは日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の芝1600mで施行する中央競馬の重賞(GI)レースである。正式名称は農林水産省賞典安田記念(のうりんすいさんしょうしょうてんやすだきねん)、正賞は農林水産大臣賞・日本馬主協会連合会会長賞。レース名は日本中央競馬会初代理事長・安田伊左衛門の功績を称える事から付けられている。
概要[編集]
1951年、競馬法の制定や東京優駿大競走(日本ダービー)の創設など日本競馬の発展に尽力した日本中央競馬会初代理事長・安田伊左衛門の功績を称え4歳(現3歳)以上の混合のハンデキャップの重賞レース安田賞として創設、第1回は東京競馬場の芝1600mで施行された。
1958年、安田伊左衛門が5月18日に死去した事に伴い名称を現在の「安田記念」に変更、1960年からは施行距離を芝1800mに変更したが1962年には芝1600mに戻した。1967年は東京競馬場の改修工事により中山競馬場の芝1600mで施行、1972年は流行性のインフルエンザの影響により1ヶ月遅れの7月23日に施行した。
1984年からはグレード制施行に伴い最高位のGIに格付けすると共に出走資格を5歳(現4歳)以上に負担重量を定量に変更、春のマイル最強馬決定戦として位置付けられ同年に新設された秋のマイルチャンピオンシップとマイル最高峰の双璧を成すレースとして施行される事になる。
1993年からは国際レースに指定され外国競走馬が出走可能になり更に1995年からは指定レースに指定、地方所属馬が出走可能になり1996年からは施行時期を6月に戻した事により再び出走資格を4歳(現3歳)以上に変更、2004年からは国際セリ名簿基準作成委員会により国際グレードのGIに格付け、2005年からは香港ジョッキークラブとの提携でアジアマイルチャレンジを構成する事になった。
創設当初はそれほど重要視された重賞レースではなくハンデキャップレースとして施行されていたが1984年のグレード制施行によりGIに格付けされたことに伴い日本の春のマイル最強馬決定戦、更には2004年の国際グレードのGIに格付け、2005年のアジアマイルチャレンジを構成した事により香港マイルやドバイデューティーフリーと並ぶアジアのマイル最強馬決定戦として定着しつつある。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬及び本レースに出走登録した外国競走馬。地方所属馬はマイラーズカップ・京王杯スプリングカップ・ニュージーランドトロフィー・高松宮記念・NHKマイルカップのいずれかのレースで1着・2着の入賞馬及び都大路ステークス・葵ステークスの優勝馬のみが優先出走権で出走できる。
負担重量は定量で3歳は54キロ、4歳以上は58キロ、牝馬は2キロ減である。
総額賞金は(2006年現在で)1億9,000万円で1着賞金1億円、2着賞金4,000万円、3着賞金2,500万円、4着賞金1,500万円、5着賞金1,000万円と定められている。
主な前走[編集]
以下は安田記念に出走する競走馬の主な前走。
レース名 | 格付 | 団体 | 施行競馬場 | 施行距離 | 安田記念優勝馬輩出実績 (1984年グレード制制定以後) | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ダービー卿チャレンジトロフィー | GIII | 中央 | 中山競馬場 | 芝1600m | |
2 | 高松宮記念 | GI | 中央 | 中京競馬場 | 芝1200m | アドマイヤコジーン |
3 | マイラーズカップ | GII | 中央 | 阪神競馬場 | 芝1600m | ノースフライト |
4 | 都大路ステークス | OP | 中央 | 京都競馬場 | 芝1600m | |
5 | ドバイデューティーフリー※ | GI | ドバイ | ナド・アルシバ競馬場 | 芝1777m | ダイワメジャー |
6 | チャンピオンズマイル※ | GI | 香港 | 沙田競馬場 | 芝1600m | ブリッシュラック |
7 | 京王杯スプリングカップ | GII | 中央 | 東京競馬場 | 芝1400m | アサクサデンエン、ブラックホーク、エアジハード、タイキシャトル、タイキブリザード、トロットサンダー、ハートレイク、ヤマニンゼファー、ダイイチルビー、ニッポーテイオー、ギャロップダイナ、ニホンピロウイナー、ハッピープログレス |
8 | ヴィクトリアマイル | GI | 中央 | 東京競馬場 | 芝1600m |
※ドバイデューティーフリーはアジアマイルチャレンジ第2戦、チャンピオンズマイルは同第3戦。
他に産経大阪杯(GII、芝2000m)ツルマルボーイ、かきつばた記念(統一JpnIII、ダート1400m)アグネスデジタル、チェアマンズプライズ(香港G1、芝1200m)フェアリーキングプローン、有馬記念(GI、芝2500m)オグリキャップ、シルクロードステークス(当時OP、芝1600m)バンブーメモリー、阪神大賞典(GII、芝3000m)フレッシュボイス等が別路線から勝利を収めている。
歴史[編集]
- 1951年 - 東京競馬場の芝1600mの4歳(現3歳)以上の混合のハンデキャップの重賞レース、安田賞として創設。
- 1953年
- 1958年 - 名称を安田記念に変更。
- 1960年
- 施行距離を芝1800mに変更。
- 前年の9月1日から日本競馬の時計表示が変更になったのに伴い、時計が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
- 1962年 - 施行距離を芝1600mに戻す。
- 1967年 - 東京競馬場の改修工事により中山競馬場の芝1600mで施行。
- 1984年
- グレード制施行によりGIに格付け。
- 出走資格を5歳(現4歳)以上に変更。
- 負担重量を定量に変更。
- 1993年
- 1995年
- 1996年 - 出走資格を4歳(現3歳)以上に戻す。
- 1998年 - 藤沢和雄が調教師として史上2人目の連覇。
- 2000年 - 香港のフェアリーキングプローンが外国馬として2頭目の制覇。また2着にはディクタットが入り、初の外国馬のワンツー。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
- 2004年 - 国際セリ名簿基準作成委員会より国際GIに指定。
- 2005年 - アジアマイルチャレンジに参加。
- 2006年
- 香港のブリッシュラックが外国馬として3頭目の制覇。
- 1着賞金が1億円に。
- 2008年 - ウオッカが日本ダービー優勝馬として初制覇。
- 2009年
- 2011年 - リアルインパクトが3歳馬として59年ぶり、GI格付け以降での初制覇を記録。また、グレード制施行後としては史上初となる1勝馬の古馬GIを制覇。
- 2012年
- ストロングリターンが1分31秒3のコースレコードで優勝。
- 堀宣行が調教師として4人目の連覇。
- 2013年 - ロードカナロアが優勝し、現行のGIレーススケジュールになって以降、3月の高松宮記念と合わせて春のスプリント・マイルGIレースを初めて連勝した馬となった。
歴代優勝馬[編集]
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 1951年7月1日 | イツセイ | 牡3 | 1:38 0/5 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 | 岩崎利明 |
第2回 | 1952年7月6日 | スウヰイスー | 牝3 | 1:39 0/5 | 保田隆芳 | 松山吉三郎 | 高峰三枝子 |
第3回 | 1953年6月14日 | スウヰイスー | 牝4 | 1:38 1/5 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 | 鈴木健之 |
第4回 | 1954年6月6日 | フソウ | 牡5 | 1:41 2/5 | 高橋英夫 | 鈴木信太郎 | 中村正行 |
第5回 | 1955年6月12日 | クリチカラ | 牡5 | 1:38 4/5 | 森安弘明 | 尾形藤吉 | 栗林友二 |
第6回 | 1956年6月10日 | ヨシフサ | 牡4 | 1:38 2/5 | 渡辺正人 | 中村広 | 岡田吉信 |
第7回 | 1957年6月9日 | ヘキラク | 牡4 | 1:38 4/5 | 蛯名武五郎 | 藤本冨良 | 浅井礼三 |
第8回 | 1958年6月1日 | ラプソデー | 牡4 | 1:37 2/5 | 坂本栄三郎 | 小西喜蔵 | 椎野浅五郎 |
第9回 | 1959年6月7日 | ヒシマサル | 牡4 | 1:37 3/5 | 小野定夫 | 矢野幸夫 | 阿部雅信 |
第10回 | 1960年6月5日 | オンワードベル | 牡4 | 1:50.2 | 高橋英夫 | 二本柳俊夫 | 樫山純三 |
第11回 | 1961年6月11日 | ホマレボシ | 牡5 | 1:49.7 | 八木沢勝美 | 稗田敏男 | 川口文子 |
第12回 | 1962年6月10日 | トウコン | 牡4 | 1:38.3 | 山岡忞 | 矢野幸夫 | 塩飽望 |
第13回 | 1963年6月2日 | ヤマノオー | 牡4 | 1:36.6 | 森安弘明 | 内藤潔 | 山口米吉 |
第14回 | 1964年6月7日 | シモフサホマレ | 牡5 | 1:37.2 | 油木宣夫 | 矢野幸夫 | 遠田光子 |
第15回 | 1965年6月6日 | パナソニツク | 牝5 | 1:37.6 | 嶋田功 | 稲葉幸夫 | 那須野牧場 |
第16回 | 1966年6月5日 | ヒシマサヒデ | 牡4 | 1:39.5 | 小野定夫 | 稗田敏男 | 阿部雅信 |
第17回 | 1967年5月21日 | ブツシヤン | 牡5 | 1:36.3 | 大和田稔 | 二本柳俊夫 | 河野魁 |
第18回 | 1968年6月30日 | シエスキイ | 牡5 | 1:36.7 | 郷原洋行 | 大久保房松 | 小林庄平 |
第19回 | 1969年6月1日 | ハードウエイ | 牝4 | 1:35.9 | 加賀武見 | 柄崎義信 | 鈴木健司 |
第20回 | 1970年5月31日 | メジロアサマ | 牡4 | 1:35.9 | 矢野一博 | 保田隆芳 | 北野豊吉 |
第21回 | 1971年6月20日 | ハーバーゲイム | 牝4 | 1:36.8 | 野平祐二 | 野平省三 | 小川乕三 |
第22回 | 1972年7月23日 | ラファール | 牝4 | 1:38.4 | 中島啓之 | 奥平真治 | 高木美典 |
第23回 | 1973年6月10日 | ハクホオショウ | 牡4 | 1:35.7 | 伊藤正徳 | 尾形藤吉 | 西博 |
第24回 | 1974年6月9日 | キョウエイグリーン | 牝5 | 1:35.7 | 東信二 | 境勝太郎 | 松岡正雄 |
第25回 | 1975年6月8日 | サクライワイ | 牝4 | 1:36.6 | 小島太 | 高木良三 | (株)さくらコマース |
第26回 | 1976年6月13日 | ニシキエース | 牡5 | 1:36.6 | 森安重勝 | 森安弘昭 | 小林清 |
第27回 | 1977年6月12日 | スカッシュソロン | 牝4 | 1:35.1 | 横田吉光 | 古賀嘉蔵 | 飯田正 |
第28回 | 1978年6月11日 | ニッポーキング | 牡5 | 1:35.1 | 郷原洋行 | 久保田金造 | 山石祐一 |
第29回 | 1979年6月10日 | ロイヤルシンザン | 牡4 | 1:35.7 | 的場均 | 大久保房松 | 鄭恩植 |
第30回 | 1980年6月8日 | ブルーアレツ | 牡5 | 1:36.0 | 嶋田功 | 見上恒芳 | 佐野済 |
第31回 | 1981年6月7日 | タケデン | 牡6 | 1:36.7 | 増沢末夫 | 元石孝昭 | 武市伝一 |
第32回 | 1982年6月13日 | スイートネイティヴ | 牝5 | 1:35.0 | 岡部幸雄 | 野平祐二 | 和田共弘 |
第33回 | 1983年6月12日 | キヨヒダカ | 牡5 | 1:35.8 | 増沢末夫 | 森安弘昭 | 清峯隆 |
第34回 | 1984年5月13日 | ハッピープログレス | 牡6 | 1:37.8 | 田原成貴 | 山本正司 | 藤田晋 |
第35回 | 1985年5月12日 | ニホンピロウイナー | 牡5 | 1:35.1 | 河内洋 | 服部正利 | 小林百太郎 |
第36回 | 1986年5月11日 | ギャロップダイナ | 牡6 | 1:35.5 | 柴崎勇 | 矢野進 | (有)社台レースホース |
第37回 | 1987年5月17日 | フレッシュボイス | 牡4 | 1:35.7 | 柴田政人 | 境直行 | 円城和男 |
第38回 | 1988年5月15日 | ニッポーテイオー | 牡5 | 1:34.2 | 郷原洋行 | 久保田金造 | 山石祐一 |
第39回 | 1989年5月14日 | バンブーメモリー | 牡4 | 1:34.3 | 岡部幸雄 | 武邦彦 | 武田辰一 |
第40回 | 1990年5月13日 | オグリキャップ | 牡5 | 1:32.4 | 武豊 | 瀬戸口勉 | 近藤俊典 |
第41回 | 1991年5月12日 | ダイイチルビー | 牝4 | 1:33.8 | 河内洋 | 伊藤雄二 | 辻本晴雄 |
第42回 | 1992年5月17日 | ヤマニンゼファー | 牡4 | 1:33.8 | 田中勝春 | 栗田博憲 | 土井肇 |
第43回 | 1993年5月16日 | ヤマニンゼファー | 牡5 | 1:33.5 | 柴田善臣 | 栗田博憲 | 土井肇 |
第44回 | 1994年5月15日 | ノースフライト | 牝4 | 1:33.2 | 角田晃一 | 加藤敬二 | (有)大北牧場 |
第45回 | 1995年5月14日 | ハートレイク | 牡4 | 1:33.2 | 武豊 | S.スルール | ゴドルフィン |
第46回 | 1996年6月9日 | トロットサンダー | 牡7 | 1:33.1 | 横山典弘 | 相川勝敏 | 藤本照男 |
第47回 | 1997年6月8日 | タイキブリザード | 牡6 | 1:33.8 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 | (有)大樹ファーム |
第48回 | 1998年6月14日 | タイキシャトル | 牡4 | 1:37.5 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 | (有)大樹ファーム |
第49回 | 1999年6月13日 | エアジハード | 牡4 | 1:33.3 | 蛯名正義 | 伊藤正徳 | (株)ラッキーフィールド |
第50回 | 2000年6月4日 | フェアリーキングプローン | 騸5 | 1:33.9 | R.フラッド | I.アラン | 劉錫康 |
第51回 | 2001年6月3日 | ブラックホーク | 牡7 | 1:33.0 | 横山典弘 | 国枝栄 | 金子真人 |
第52回 | 2002年6月2日 | アドマイヤコジーン | 牡6 | 1:33.3 | 後藤浩輝 | 橋田満 | 近藤利一 |
第53回 | 2003年6月8日 | アグネスデジタル | 牡6 | 1:32.1 | 四位洋文 | 白井寿昭 | 渡辺孝男 |
第54回 | 2004年6月6日 | ツルマルボーイ | 牡6 | 1:32.6 | 安藤勝己 | 橋口弘次郎 | 鶴田任男 |
第55回 | 2005年6月5日 | アサクサデンエン | 牡6 | 1:32.3 | 藤田伸二 | 河野通文 | 田原源一郎 |
第56回 | 2006年6月4日 | ブリッシュラック | 騸7 | 1:32.6 | B.プレブル | A.クルーズ | W.ウォン |
第57回 | 2007年6月3日 | ダイワメジャー | 牡6 | 1:32.3 | 安藤勝己 | 上原博之 | 大城敬三 |
第58回 | 2008年6月8日 | ウオッカ | 牝4 | 1:32.7 | 岩田康誠 | 角居勝彦 | 谷水雄三 |
第59回 | 2009年6月7日 | ウオッカ | 牝5 | 1:33.5 | 武豊 | 角居勝彦 | 谷水雄三 |
第60回 | 2010年6月6日 | ショウワモダン | 牡6 | 1:31.7 | 後藤浩輝 | 杉浦宏昭 | 山岸桂市 |
第61回 | 2011年6月5日 | リアルインパクト | 牡3 | 1:32.0 | 戸崎圭太 | 堀宣行 | (有)キャロットファーム |
第62回 | 2012年6月3日 | ストロングリターン | 牡6 | 1:31.3 | 福永祐一 | 堀宣行 | 吉田照哉 |
第63回 | 2013年6月2日 | ロードカナロア | 牡5 | 1:31.5 | 岩田康誠 | 安田隆行 | (株)ロードホースクラブ |
第64回 | 2014年6月8日 | ジャスタウェイ | 牡5 | 1:36.8 | 柴田善臣 | 須貝尚介 | 大和屋暁 |
第65回 | 2015年6月7日 | モーリス | 牡4 | 1:32.0 | 川田将雅 | 堀宣行 | 吉田和美 |
第66回 | 2016年6月5日 | ロゴタイプ | 牡6 | 1:33.0 | 田辺裕信 | 田中剛 | 吉田照哉 |
安田記念の記録[編集]
- レースレコード - 1:32.1(第53回優勝馬アグネスデジタル)
- 2着との最大着差 - 6馬身(第15回優勝馬パナソニツク・第28回優勝馬ニッポーキング)
- 最多優勝騎手 - 岡部幸雄 4回(第32、39、47、48回)
- 最多連続優勝騎手 - 保田隆芳 3連覇(第1~3回)
父仔制覇[編集]
過去に2組の父仔制覇の例がある。
組 | 父馬名 | 優勝回 | 仔馬名 | 優勝回 |
---|---|---|---|---|
1組目 | ヒシマサル | 第9回 | ヒシマサヒデ | 第16回 |
2組目 | ニホンピロウイナー | 第35回 | ヤマニンゼファー | 第42・43回 |
本レースとの短距離GI連覇[編集]
1984年から春の短距離最強馬決定戦として施行されているが優勝馬7頭が日本内外で短距離GIで優勝を果たしている。
回数 | 施行日 | 馬名 | 性齢 | 優勝レース |
---|---|---|---|---|
第35回 | 1985年5月12日 | ニホンピロウイナー | 牡5 | 第2回マイルチャンピオンシップ |
第39回 | 1989年5月14日 | バンブーメモリー | 牡4 | 第24回スプリンターズステークス |
第41回 | 1991年5月12日 | ダイイチルビー | 牝4 | 第25回スプリンターズステークス |
第44回 | 1994年5月15日 | ノースフライト | 牝4 | 第11回マイルチャンピオンシップ |
第48回 | 1998年6月14日 | タイキシャトル | 牡4 | 第77回ジャック・ル・マロワ賞 第15回マイルチャンピオンシップ |
第49回 | 1999年6月13日 | エアジハード | 牡4 | 第16回マイルチャンピオンシップ |
第50回 | 2000年6月4日 | フェアリーキングプローン | 騸5 | 第47回スチュワーズカップ 第2回ボーヒニアスプリントトロフィー 第22回チェアマンズスプリントプライズ |
関連項目[編集]
- 安田伊左衛門 - レース名の由来となる人物
- 有馬記念 - 中央競馬会理事長・有馬頼寧を称えたレース
- アジアマイルチャレンジ
- チャンピオンズマイル
- 京王杯スプリングカップ
- マイラーズカップ
- ダービー卿チャレンジトロフィー
- NHKマイルカップ
- マイルチャンピオンシップ
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アジアマイルチャレンジ |
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フューチュリティステークス | ドバイターフ | チャンピオンズマイル | 安田記念 |
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