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'''細木 数子'''(ほそき かずこ、別名:太木クズ子・カス子・数の子、[[1938年]][[4月4日]] - [[2021年]][[11月8日]])は[[日本]]の[[作家]]・[[タレント]]・占術家・暴力団の元娼婦。テレビ出演の際の肩書きは心照学研究家・人間学研究家などと称する場合もある。下記のようにかつては実業家でもあった。[[東京都]][[渋谷区]]出身。[[東京成徳大学高等学校|東京成徳高等学校]]中退。寅年、八白土星、牡羊座、B型。
  
 
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** [http://www.jcp.or.jp/akahata/html/senden/200511_sogikou.html しんぶん赤旗 「現代こころ模様・葬儀考」 第4部「『墓』と人生」]
 
** [http://www.jcp.or.jp/akahata/html/senden/200511_sogikou.html しんぶん赤旗 「現代こころ模様・葬儀考」 第4部「『墓』と人生」]
  
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2021年11月15日 (月) 08:31時点における最新版

細木 数子(ほそき かずこ、別名:太木クズ子・カス子・数の子、1938年4月4日 - 2021年11月8日)は日本作家タレント・占術家・暴力団の元娼婦。テレビ出演の際の肩書きは心照学研究家・人間学研究家などと称する場合もある。下記のようにかつては実業家でもあった。東京都渋谷区出身。東京成徳高等学校中退。寅年、八白土星、牡羊座、B型。

略歴[編集]

戦災で父を亡くす。宝塚歌劇団に合格。17歳でコーヒー店で働き、20歳で銀座クラブを開くなど、若い頃から飲食店の仕事を行ってきた。21歳の時に結婚し、主婦業の傍ら子ども洋服店を開店した。その後間もなく離婚

1971年には不動産詐欺の被害に遭い、10億近くの借金を抱えたが《10億近くの借金というのは『女の履歴書』における細木自身の記述だが、溝口敦は当時の関係者の発言として「10億円近くの負債なんて、細木数子のでたらめ。1971年当時、どこの世界に10億っていうカネが転がってたんです? 彼女の借金なんか1億円だって怪しい」という言葉を紹介している出典:『魔女の履歴書』p.56》、赤坂のクラブの経営が成功し、1975年には借金返済に目途をつけ、ディスコ「マンハッタン」を経営し大きな収入を得た。

1977年には、借金の連帯保証人になったために数億もの借金を抱えてしまった人気歌手島倉千代子後見人となり、島倉の個人事務所も設立した。《当時島倉が抱えていた借金の額について細木は12億円と主張していたが、溝口敦は「細木が島倉の借金が12億円なんて吹聴してますが、とんでもない話」「最初の話は4000万円、それが8000万円、1億になり、3億円になった。たかが眼科医の守屋が12億円なんて借金できるわけがない。全部細木が島倉をタダ働きさせるためのウソですよ」というコロムビア・レコード関係者の言葉を紹介している(『魔女の履歴書』p.106)。このことを、"3年間で借金完済させた"、"島倉の命の恩人"と、自らマスコミに語り話題となる。この件に関し、一部の雑誌等では金銭に関する疑惑を呈する記事が掲載された。》

1982年に、独自の研究で編み出したとされる“六星占術”という占いに関する本を出版。1985年に出した『運命を読む六星占術入門』がベストセラーとなり、以降、「六星占術」に関する著作を次々に発表《細木の著書は今日まで100冊以上に上り、その売り上げは総計6500万部以上(KKベストセラーズ発表による)と言われ、「占いの本を世界一売った人」としてギネスブックにも掲載されている。》、「六星占術」ブームを巻き起こし、人気占い師となる。

銀座のクラブのママであった1983年に、政財界にも力を持つ事で知られる陽明学者の安岡正篤と知り合い、結婚の約束を取り交わす。安岡の親族が反対する中で、安岡と交わした結婚誓約書をもとに単独で婚姻届を提出し、受理されたが、当時、安岡は85歳と高齢であり、入院先の病院での検査では認知症の症状があったとも言われ《出典:『週刊文春』1983年12月22日・29日合併号》(細木は「痴呆症のふりをしている」と反論した《出典:『週刊文春』1999年9月16日号》)、安岡の親族が「婚姻の無効」の調停申し立てを行った翌月、安岡は他界した。調停により、婚姻は無効であるとした和解が成立し、初七日には籍を抜くこととなった。

また細木が相談者に先祖供養として勧めていたお墓の購入に関して、1993年には「人の不幸、不安につけこんで不当に高額な墓を買わされた」と損害賠償を求める訴訟が起こった《この原告は3年後の1996年12月26日に提訴を取り下げた(理由は不明)。》1990年代は細木はテレビに出るなどの表立った活動を自粛あるいは避けていたが、それは細木本人が大殺界の時期だったからとしている。

その後、2003年頃から、細木が人生相談を行う特別番組が20%前後の高視聴率を挙げるようになったことから、各局で多くのレギュラー番組を持つようになり、「視聴率の女王」と呼ばれるようになった。そして野村沙知代デヴィ・スカルノらに代わって、熟女タレントの代表的存在とされるようになった。

テレビ出演[編集]

京都府内に豪邸があり、所有する多数の高価な骨董品等が『ウンナンの気分は上々。』等のテレビ番組で紹介されている。

K-1ファイターの魔裟斗と仲がよく、魔裟斗からは「カズー」と呼ばれている、魔裟斗はネット上で太木のバター犬と揶揄されている。他にも横綱朝青龍関、元プロ野球選手の佐々木主浩とも親しい。

2004年後半にはブームのピークを迎え、8月には『ズバリ言うわよ!』(TBS系)、10月には『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』(フジテレビ系)と2本のレギュラー番組が始まった。出演タレントくりぃむしちゅーネプチューン等。

タレントなどに対して改名を促したことでも度々話題となった。改名については、丁半コロコロ緑友利恵のように成功例もある一方で、テレビ番組やインタビューなどで「すぐにでも名前を元に戻したい」と発言していたモンキッキーハッピハッピー。、映画「ゴーストシャウト」など、改名しても目立った成果が得られなかったケース、次長課長のように改名を拒否した後に大ブレイクしているケースもあることから賛否両論の声がある。また、他人に対する厳しい叱責や、歯に衣を着せない自由奔放な発言は毒舌と非難されることも多い。例「地獄に堕ちる(地獄に行く)」「私を誰だと思ってる」など。

番組ではしばしば、男女の性差についての発言をしている。男性については、「女子供を養うことは当然の義務」と論じ、女性については、「女は男に尽くすべき」「女は料理ができなければいけない」など昭和期までによく見られた、いわゆる古い家庭像を論じる亭主関白支持者である。また、男女同権ではあるが男女同質ではないと説き、独身女性に結婚を促す発言もしている。

仏教思想も重視しており、仏教の教えや先祖供養の方法なども同時に説いている。

共演者の傾向[編集]

全体的に男性芸能人の方が共演数が多く、特に、中堅からベテランクラスの男性俳優との共演が多い。一方で、第一線で活躍するアイドル・女優・モデル系の女性芸能人とは共演しない傾向が強い。

番組に共通する特徴として、ウッチャンナンチャンくりぃむしちゅーネプチューン雨上がり決死隊といったお笑いタレントが司会進行を担当していることが挙げられる。また、滝沢秀明要潤といった「美形若手タレント」を共演させ、細木が進行を主導する番組構成もあった。

演歌歌手をゲストに呼ぶことが非常に多く、細木がゲストに対してアカペラで歌わせたことも多い。お笑い芸人も共演することがあるが、若手芸人に対しては「面白くない」などと厳しくダメ出しし、ベテラン芸人(加藤茶月亭八方島田洋七など)に対しては賞賛する傾向がある。

ホリプロの所属タレントと共演することが多く、特に『ズバリ言うわよ!』では井森美幸が準レギュラーで出演しており、運命のカルテなどのコーナーでもホリプロのタレントが多く出演している。吉本興業の所属タレントも共演が多いものの、若手芸人か関西を拠点に置くベテラン芸人がほとんどで、逆に明石家さんまダウンタウン、などは一度も共演したことがない。

政治家をゲストに迎えることがあるが、基本的に自民党議員しか共演しない。これは、細木が自民党を強く支持していることが大きく影響している。特に、舛添要一と共演することが多い。(ただし、例外として「ズバリ言うわよ!」で鈴木宗男をゲストに迎えたことがある。また、横峯良郎は当選前に細木と何度か共演している。)

主なエピソード[編集]

  • 2004年1月2日に放送されたクイズ$ミリオネアスペシャルに初挑戦し1000万円がかかった15問目で失敗するも、2度目の挑戦となる2004年12月30日放送の回で1000万円を獲得し、新潟県中越地震の義援金として全額寄付した。
  • TBS系Mr.マリック対芸能人大スター軍団で、Mr.マリックの超魔術のトリックを見破り、その賞金200万円を全額寄付した。
  • 2005年4月9日に放送されたフジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の「め茶の水女学園」の抜き打ち期末テストでは、モアイをへモア、メロスをメディスなどの珍解答を出した。この時の細木の成績は6位であった。
  • 2005年9月5日第44回衆議院議員総選挙自民党公認の比例近畿ブロック候補柳本卓治へ自ら志願して行った応援演説の際には「私と握手した人が自民党に入れないと交通事故を起こす」と発言した。
  • 2005年9月27日(火)18時55分 - 22時54分の『いつもよりズバリ言うわよ!細木数子vs教育問題女子高生&男子高生&現役教師総勢300人!メッタ斬りスペシャル!!』では、細木は泉谷しげるアウトローな言動に激怒し途中退出した。その後、その他のゲスト小川直也蛭子能収パク・ソルミは予定通りオンエアーされたが、泉谷しげるだけはオンエアーが無かった。
  • 2006年5月1日フジテレビ系列にて放送されたドラマ『トップキャスター』の第3話に高圧的なインチキ占い師が登場する場面があり、これに対して自分をモデルにしているとして抗議を行った。フジテレビ側はこの話をDVDボックスから削除した。
  • レイザーラモンHG(住谷正樹)のハードゲイの芸(細木の前で自らの下腹部を前後運動させるもの)に激怒し、自ら鑑定拒否した。
  • 小島よしおに対しても「人をおちょくった態度が気に入らない」と目を合わせようとしなかった。なお小島はHGの前例があるせいか、はじめはきちんと服を着て登場した。
  • ヒロシのネタに対して「みっともないからポケットから手を出してネタをやりなさい」と促した。
  • 弟の久慶はかつて新自由クラブ推薦やスポーツ平和党公認で衆議院選挙に数回立候補し、数子も支援したが落選した。
  • 料理番組愛のエプロンでは、その腕前をジャッジマンから「最高だ」と評価された。
  • 2006年9月12日放送の『ズバリ言うわよ!』で「占い師ではない」と発言した。
  • 2006年12月のズバリ言うわよ!で、「大殺界だから、レギュラーは2本しか持っていない」と大殺界中であることを告白した。
  • 嫌いな食べ物はリゾットスッポンとんこつラーメン。『SMAP×SMAP』でよりにもよって香取&稲垣ペアと木村&草彅ペアがリゾット、スッポンの料理をそれぞれ出してきたため、「よくも私が食べられないものを当ててきたわね。」と呆れていた。この放送には、負けた香取が(いつもの扮装で)細木に化けた状態で細木をキス攻めにし、「額は残っているね。」と中居が突っ込んだ所、「ここは吾郎ちゃんに残しているの。」と答えた瞬間、香取に額を思いっきりキスされる、というオチが付いた。とんこつラーメンに関しては、『ズバリ言うわよ!』でデビット伊東がラーメンを作ろうとした際に、「私は1億円を積まれても、絶対にとんこつラーメンは食べない」と醤油ラーメンに変更させた経緯がある。
  • 2007年から近いうちに引退することを仄めかしていたが2008年1月17日、幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜内で「自由人として生きていきたい」との理由で3月に引退することを表明した。
  • 以前、番組内で「一歩間違えば命を落すぐらいの厳しい修行のお陰で自分に凄い能力が備わった」と自身に霊能力があるかのような事を匂わせる発言をしていた。番組内で堀江貴文元社長に「あんたの背中には龍が憑いている」と発言し、千野志麻元フジテレビアナウンサーには「あんたの背中には蛇がとり憑いているから幸せになれない」と警告した上で、「1日3回ずつ、風呂場で行水をしなさい」と開運アドバイスを送った。しかしその後、千野が細木の言った事を千野が行ってない事が分かると「あんたは一生幸せになれない」と千野に激怒した。ただ、最近の番組内においては一転して霊感的な発言はしていない。

占い[編集]

的中した例[編集]

的中したといっても、全て偶然かこじ付けである。

  • 1985年の阪神タイガースの21年ぶりのリーグ優勝、そして日本一を的中させた。
  • 2004年1月に放送した『史上最強占いバトル』で「プロ野球の優勝チームは西武」と占い、的中させた。
  • また、アテネオリンピック水泳日本代表の北島康介を「金メダルの可能性大」と占い、的中させた。
  • 2005年10月放送の「幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜」において、元日本テレビアナウンサーの福澤朗のフリー宣言については「最悪の時期に独立してしまったため、その後の苦労は目に見えている」と占う。その後「ぴーかんバディ」をはじめ、福澤がメインキャスターを務めた多くの番組が不祥事を起こし、打ち切りに追い込まれた。
  • 2006年のサッカーFIFAワールドカップにおいて、日本代表は監督ジーコの運気が悪いため、勝てないと占った。結果、1勝も出来ぬままグループリーグで敗退した。

的中しなかった例[編集]

  • 昭和64年に株が大暴落すると占ったが、昭和64年はわずか7日しかなく、その期間に大きな値動きは起きていない。また同年(1989年)の大納会日経平均は史上最高値をつけている(現在もこの高値は破られていない)。
  • 2004年にジーコ監督解任、新庄剛志引退。
  • 2005年7月に行われた川嶋勝重徳山昌守のタイトルマッチの勝者を川嶋と占ったが、徳山が勝利した。
  • 2006年1月1日テレビ朝日で放送された『細木数子が緊急大予言・アナタの将来を幸せにするSP』で堀江貴文ライブドア社長(当時)と競演した際、ライブドアの株価について「これから5倍に上がる」と予言し、「あんたの背中には龍が憑いている」と堀江のパイオニア精神を賞賛した(人間性については批判している)。また、『女性関係に気を付けないとスッテンテンになる』と助言した。放送から1ヶ月足らず後に堀江は逮捕され、ライブドア株の株価は10分の1になった末に上場廃止となった。また、ライブドア・ショックの際に細木数子の予測でライブドア株を購入したと発言した人もおり、「風説の流布」に当たるのではないか?との指摘があった。要出典
  • 内閣が第89代小泉純一郎内閣から次期内閣へと移る際、武部勤が次期内閣総理大臣になると2度に渡って占ったが、実際には武部は立候補せず、安倍晋三が第90代内閣総理大臣となった。安倍の総理就任後に収録された『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』では「安倍さんは種子だから運気がいい」と発言したが、安倍内閣は支持率を落とし、わずか1年で退陣することとなった。
  • 2006年1月にその年のペナントレースを予想。セ・リーグについて「中日(の優勝)はないね」と占ったが、中日がリーグ優勝した。
  • 2006年2月、ドン小西に「へその上に手遅れに近い癌がある」と占ったが、本人が番組収録後に病院で血液検査を受けたところ、癌の疑いは見られなかった。同月、細川茂樹に「腹に命に関わるデキモノができている。収録が終わったらすぐに病院へ行きなさい」と発言したが、3つの病院で検査しても何も見つからなかった。
  • 細川直美セイン・カミュ出川哲朗渡辺満里奈だいたひかる神田うのなど、結婚出来ないと占われたが実際には結婚出来た芸能人が数多く存在する。
  • 黒川紀章若尾文子夫婦の結婚当初、「すぐ離婚する」と占ったが、黒川が亡くなるまで離婚することはなかった。
  • モンキッキーを旧芸名の「おさる」から現芸名へ改名することで「人気が出て1、2年で冠番組が持てる」と占ったが、改名を行った2004年から2007年にかけた現在でも冠番組は持てていない。
  • “家庭をよくしたい”と相談して来た「コアラ」を「ハッピハッピー。」に改名させるも、妻である三原じゅん子と2007年に離婚した。三原は、離婚前に細木の番組にゲスト出演し、ハッピハッピー。との離婚の件を相談、「離婚すべき」との助言を細木から受ける。なお三原は離婚を決断した要因に細木の後押しがあったと発言している。
  • 2007年の千代大海を、「正月場所(初場所)はだめだ。でも3月場所で活躍するよ。」と占ったが、初場所は10勝5敗・3月場所は7勝8敗という結果となり、しかもその後再び共演した際には千代大海に、「3月場所は『予言通り』だめだったね。」と発言した。

批判[編集]

太木に対しては過去の経歴やメディアでの言動に関して、多くの賛否がある。以下はその主な批判の例。

  • 安岡正篤と結婚しようとした時期は、細木自身が新しいことを始めるのはよくないと説明している六星占術における「大殺界」の真っ最中であったことから、細木自身が六星占術のタブーを守っていないとの批判がある。
  • 安岡正篤と結婚しようとしたことについても批判がある。当時、認知症になっており、禁酒を命じられていた安岡に対し酒を提供して篭絡したと言われる。また、認知症が進行し、死期の迫った安岡と「結婚誓約書」を交わし、それを根拠に婚姻届を提出した。これの無効を主張する安岡家と法廷闘争に至り、敗訴した細木は安岡の死後にこの婚姻を無効にすることで合意した。
  • かねてから細木の勧める先祖供養に対し、墓石業者や仏壇業者と組んだ“霊感商法”的な商売ではないかという批判があるが、細木は自著で、業者と組んでいるわけではないと否定し、「そうした疑問を抱く方もときおりおられますが、心が曲がっていることを残念に思います」と述べている。出典:細木数子(著)『幸せになるための先祖の祀り方』(KKベストセラーズ)
  • 月刊誌 『サイゾー』 は島倉千代子との過去や、占い師業界の中での評価を理由に批判を行っている。
  • 2005年の11月に番組内で養鶏産業について触れ、「現在の養鶏場は24時間明かりをつけて夜をなくし、1羽につき1日に2-3個もの卵を産ませている」「鶏卵を含め、ほとんどの食品が薬でつくられている」などの誤った内容の発言をし、養鶏協会から抗議を受けた。フジテレビは「事実誤認や、誤解を招く可能性のある表現があった」として陳謝し、翌年1月の放送で訂正放送をおこなうと共に、細木自身が養鶏業者を訪れて実際の現状を確認した。
  • 2006年5月から、暴力団を初め、タブー視されるものに関する著作で知られるフリージャーナリスト溝口敦が『週刊現代』で「魔女の履歴書」と題した細木の半生を批判的に綴ったルポの連載を始め、暴力団との深い関係や過去の売春斡旋疑惑や占い盗作疑惑などを指摘した。細木は『週刊文春』誌上で反論したが、溝口はこれに対する再反論を行った。細木は、溝口がこの連載を止めさせるために細木が暴力団を介して圧力をかけたと書いた記事を「事実無根」として、名誉毀損で6億円余の損害賠償を起こしたが、相手は講談社で、筆者の溝口は被告には含めなかった。
  • 2006年11月10日、自身の番組内で、「世界を取った後に『もういいや』と辞めたのが悪い。」と、ゲストの竹原慎二を批判したが、竹原が引退した理由は世界チャンピオンになったからではなく網膜剥離であったため、ボクシングファンから批判された。
  • 『細木数子の参拝作法』などで放送した、神社の参拝の方法が間違っている(音を立てないように拍手を打つなど)として、全国の神社・氏子などから苦情が寄せられ、東京練馬・石神井の「氷川神社」のホームページのトップには、2007年2月現在、「ある占い師が、間違った方法を教えたために、葬儀用方法で柏手を打つ人が増えている」という内容の文章を記載している。また神社本庁はJ-CASTニュース[1]の取材に対し、「間違った参拝作法をテレビで公言している。(細木サイドに)指導してほしい、という苦情がかなりきています」 と明かしている。
  • 陰陽道の始祖は安倍晴明と発言したことがあったが、これは誤りである。安倍晴明は賀茂忠行賀茂保憲の弟子である。
  • 以上のように、個人・団体・業界に関しての無知・認識不足が多々あるにも関わらず、本人から謝罪のコメントが出る事は殆ど無い。
  • また、細木に限った事ではないが、数多くのテレビ番組に出演して占いをしていることについても疑問の声がある。なお、日本民間放送連盟の定める放送基準 第8章には「占い、運勢判断およびこれに類するものは、断定したり、無理に信じさせたりするような取り扱いはしない」とある。[2]
  • そもそも、大殺界など運勢の悪い日が年・月・日それぞれにあり、それを考えると年半分以上は運勢が悪いので悪いことが起こってもおかしくない。その上運勢の悪い日に何かを始めるのも悪い結果となるというので、世の中の悪い事態はほぼすべて説明が付けられる。
  • そもそも、一般的にみて。人の運命を断定ずける言い方。もの言いはペテン師や霊感商法である

主な著作[編集]

こんな糞本読む価値は全くない

批判意見についての参考文献[編集]

どれも秀逸な本である。立ち読みでもいいので読んでみよう!!!

出演していた番組[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]