天王洲アイル駅
天王洲アイル駅(てんのうずアイルえき)は、東京都品川区東品川二丁目にある、東京モノレール・東京臨海高速鉄道の駅である。
東京モノレールの東京モノレール羽田空港線と、東京臨海高速鉄道のりんかい線が乗り入れ、相互の乗換駅となっている。
目次
駅構造
両線の駅は直接接続しておらず、乗り換えは一旦駅の敷地外に出る徒歩連絡となる。乗り換えルートは二通りあり、一つは東京モノレール南口との乗り換え、もう一つは東京モノレール中央口との乗り換えで地下通路と屋根付きの歩道橋スカイウォークを利用するルートである。
東京モノレール
開業当時は浜松町寄りのみに改札口を有していたが、東京臨海高速鉄道りんかい線の開業により乗り換え駅となったのに伴い、羽田空港方面ホームの大井競馬場前寄りに新たに改札口が設置された。浜松町方面のホームからその改札を利用するには、一旦エレベーターか階段で跨線橋かコンコースに上がった後、さらに羽田空港方面ホームへ下りる必要がある[1]。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
東側 | ■東京モノレール羽田空港線 | 下り | 羽田空港第1ビル・羽田空港第2ビル方面 |
西側 | ■東京モノレール羽田空港線 | 上り | 浜松町方面 |
※案内上ののりば番号は設定されていない。
東京臨海高速鉄道
島式ホーム1面2線を有する地下駅で、ホームの東京テレポート寄りは大きくカーブしている。
当初、りんかい線は東京テレポート - 大崎間の一括開業を予定していたが、当駅から大崎までの工事が大幅に遅れたため、2001年3月31日に当駅まで先行開業した。そのため、2002年11月30日までは終着駅であり、1番線を閉鎖し、2番線のみを使用してい た。
柱に掲出されている駅名標の下には、「寺田倉庫本社前」と表記されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■りんかい線 | 下り | 大崎・新宿方面 |
2 | ■りんかい線 | 上り | 国際展示場・新木場方面 |
利用状況
開業以来の1日平均乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 東京 モノレール |
東京臨海 高速鉄道 |
出典 |
---|---|---|---|
1992年(平成 | 4年)6,070 | - | [4] |
1993年(平成 | 5年)8,203 | - | [5] |
1994年(平成 | 6年)9,959 | - | [6] |
1995年(平成 | 7年)11,653 | - | [7] |
1996年(平成 | 8年)15,329 | - | [8] |
1997年(平成 | 9年)15,685 | - | [9] |
1998年(平成10年) | 16,222 | - | [10] |
1999年(平成11年) | 15,719 | - | [11] |
2000年(平成12年) | 15,964 | 22 | [12] |
2001年(平成13年) | 16,767 | 3,301 | [13] |
2002年(平成14年) | 16,304 | 6,058 | [14] |
2003年(平成15年) | 14,429 | 11,628 | [15] |
2004年(平成16年) | 14,586 | 12,381 | [16] |
2005年(平成17年) | 14,148 | 13,570 | [17] |
2006年(平成18年) | 14,452 | 14,690 | [18] |
2007年(平成19年) | 15,246 | 16,216 | [19] |
2008年(平成20年) | 15,205 | 16,877 | [20] |
2009年(平成21年) | 14,995 | 16,893 | [21] |
2010年(平成22年) | 14,337 | 16,035 | [22] |
2011年(平成23年) | 13,530 | 15,513 | [23] |
2012年(平成24年) | 16,627 | ||
2013年 (平成25年) | 16,444 |
駅周辺
天王洲アイル も参照 当駅が設置される前は雑多な倉庫が並ぶ地区だったが、三菱商事、第一ホテル(現・阪急ホテルマネジメント)、宇部興産による再開発事業、「シーフォートスクエア」のオープンに伴い、駅を設置する事になった。東京モノレールの駅自体がJTBビル(当時のUBEビル)内に設置されている。再開発完了後も周辺には倉庫などがあり、オフィスビルへの通勤客の他にも、周囲の倉庫や品川埠頭への倉庫・通関地区への通勤客も利用する。
- シーフォートスクエア
- 天王洲銀河劇場(旧・アートスフィア)
- 第一ホテル東京シーフォート
- JTBビル
- 品川天王洲郵便局
- センタービルディング
- シーフォートタワー
- (仮)シーフォートスクエアA棟
- センタースクエア
- 天王洲郵船ビル
- スフィアタワー天王洲
- 天王洲ファーストタワー(旧・東京MIビル)
- 天王洲セントラルタワー
- パークスクエア
- 天王洲ビュータワー
- 天王洲パークサイドビル
- 野村不動産天王洲ビル(旧JALビルディング)
- 寺田倉庫本社
- テラダウェアハウスボンドストリートT33
- ティー・ワイ・ハーバーブルワリー
- ナイキエンプロイーストアー
- テレビ東京 天王洲スタジオ(新東海橋を西方向へ渡る)
- 東京海洋大学
- 天王洲公園野球場
- クリスタルヨットクラブ
- 品川南ふ頭公園
- 東京電力 品川火力発電所
- ワールドシティタワーズ
- 京浜運河
- 天王洲運河
バス路線
天王洲アイル(シーフォートスクエア)
天王洲アイル(パークスクエア)
天王洲アイル(第一ホテル東京シーフォート)
りんかい線天王洲アイル駅前
- 都営バス
- 品96乙 - 品川駅東口行
天王洲公園前
- 都営バス
- 井96 - 大井町駅東口行(青物横丁経由)
新東海橋
- 都営バス
駐車場
- シーフォートスクエア地下駐車場(収容台数466台)
歴史
- 1992年(平成4年)6月19日 - 東京モノレール羽田線の駅が開業。
- 1999年(平成11年) - 関東の駅百選に選定される。
- 2001年(平成13年)3月31日 - りんかい線の東京テレポート - 当駅が開業、乗り換え駅となる。
- 2002年(平成14年)
- 2009年(平成21年)6月23日 「キオスク」りんかい天王洲アイル店開業(改札外)。
隣の駅
- 東京モノレール
- ■東京モノレール羽田空港線
- ■空港快速
- 通過
- ■空港快速(一部の臨時列車)
- モノレール浜松町駅 - 天王洲アイル駅 - 羽田空港国際線ビル駅
- ■区間快速・■普通
- モノレール浜松町駅 - 天王洲アイル駅 - 大井競馬場前駅
- ■空港快速
当駅が登場した作品
映画
- ゴジラvsデストロイア - ゴジラジュニアとデストロイアの戦いで破壊されている。
脚注
- ↑ 2008年頃、大井競馬場前寄りに新たな跨線橋が設置された。それ以前は浜松町寄りにあるコンコースを迂回しなければならなかった。
- ↑ 東京モノレール 会社概要(ページ下段) 1日あたり駅別乗降人員
- ↑ よくある質問 | りんかい線 (ページ下段)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)