エチカの鏡〜ココロにキクTV〜
エチカの鏡 〜ココロにキクTV〜 | |
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放送局 | 日本 |
ジャンル | ドキュメンタリー番組 バラエティ番組・トーク番組 |
放送期間 | 2008年10月19日 - 現在 |
放送時間 | 毎週日曜 21:00 - 21:54 54 |
制作局 | フジテレビ |
企画/PD | 「三行エチカ〜これが私の生き方〜」 藤沼聡、朝倉千代子、江本薫、 小野謙吾 宮道治朗(CP) |
監督/総指揮 | |
演出 | 塩谷亮(総合演出) 石川陽、武島義之(演出) |
原作 | |
脚本 | |
出演者 | タモリ 高島彩(フジテレビアナウンサー) ほか |
ナレーション | |
音声 | ステレオ放送 |
字幕 | 文字多重放送 |
データ放送 | なし |
オープニング | 阿部真央「いつの日も」 |
エンディング | 伊藤由奈「Let it Go」 |
公式サイト | フジテレビ |
特記事項: ナレーション:槇大輔、松元真一郎(フジテレビアナウンサー)、高橋真麻(同上) | |
『エチカの鏡〜ココロにキクTV〜』(えちかのかがみ〜こころにきくてれび〜)は、2008年10月19日からフジテレビ系列で毎週日曜日の21:00 - 21:54(クロスネット局のテレビ大分は毎週水曜14:05 - 15:00(3日遅れ)、テレビ宮崎は未放送)(JST)に放送されているドキュメンタリー・バラエティ番組・トーク番組である。ステレオ放送、字幕放送、ハイビジョン制作が実施されている。
目次
概要
番組タイトルの意味
- 番組のタイトルは、17世紀のオランダの哲学者であるスピノザの主著『エチカ』に由来する。
- エチカとは「倫理」の意味で、英語のethicsの原語である。このため、東京地下鉄(東京メトロ)が運営する「エキナカ」商業施設「エチカ」とは無関係である。生きて行く為のヒントが膨大に詰まった自分を見つめ直すための話である。翌日は月曜日と言う週の始めで心を新たな気持ちにして、1週間を頑張ろうと言う気にさせる応援番組である。
- 通称は『エチカ』、『エチカの鏡』。番組のキャッチコピーは『果たして、この男(タモリ)は泣くのだろうか。』
番組内容
- オープニングはタモリのオープニングの話で始まる。だが、番組当初から2009年2月1日放送分までで、業界で見つめ直してほしい「エチカ」を紹介する。テレビ業界についてや気になる事など。2月8日放送分からは新ミニコーナーが始まったためで全員座った所から開始。
- タモリを番組の軸に据え、世界中から集めた感動的な話を2~3話を男性・女性タレントがリポーターとなって取材し、スタジオで紹介。タモリを始めとする4~5人の俳優、女優、お笑い芸人、専門家などのさまざまな分野の豪華ゲストが、VTRを見てトークを繰り広げるというコンセプト。ただ、後述する視聴率低迷の影響からなのか、1月25日放送分からはリポーター(ナビゲーター)制度を廃止し、槇大輔のナレーションでお送りしている。(当日放送分で確認)
- VTRの後にはその物語に関する事を街角で男女各50人、合計100人にアンケートの集計を紹介する。
- 各エピソードでは一曲の70~80年代の洋楽が、それぞれのテーマソングとして効果的に使われ、番組をドラマチックに盛り上げる演出となっている。楽曲は公式HPにて一覧にされている。
主なミニコーナー
三行エチカ 〜これが私の生きる道〜
- 心に秘めた可笑しくも哀しい生き方のルール、他人には言うまでもない心に秘めた自分なりの生き方である(エチカ)を3行の文章に凝縮した己の生き方『自分なりのエチカ(生き方)』を視聴者から番組公式ホームページや番組宛てにはがきで募集(投稿)してもらい、そのVTRを見てタモリを始めとするその日の4〜5人のゲストと円形席に座り、『わかる』 or 『わからない』で判定し「三行エチカ」について討論する番組後半のコーナー。視聴者の投稿により『三行エチカ』が採用されると、明日へのテンションが上がる「照明内蔵型エチカの手鏡」が投稿者にプレゼントされる。通称は「三行エチカ」。
- VTRの後にはその「3行エチカ」に関する事を街角で男性・女性各50人、合計100人にアンケートの集計結果を紹介する。進行は同じく、高島彩アナウンサー。2009年2月8日放送分からミニコーナー開始。放送されない週もあり不定期で放送されている。
番組で良く取り上げられている代表的なエチカ
育児革命!脳科学おばあちゃん 久保田カヨ子の『言いたい事はようけある!』
- これまで過去3回に渡り『超英才教育スペシャル!』と題して子育て・育児方法などを紹介した結果、大反響を呼び、子育て方法・育児の悩みなど解決方法について、全国の視聴者から寄せられた質問(久保田の要望により、直筆のみで受け付けている)に熱心に解答してくれる脳科学おばあちゃんである久保田カヨ子の育児相談コーナーの模様を番組独自に密着取材をする。久保田には2人の息子がおり、どちらも京都大学出身である。夫は京都大学名誉教授である久保田競。不定期で放送されている。以前のタイトルは『脳科学おばあちゃん 久保田カヨ子の育児相談室』であった。ただ、皮肉にも当シリーズの連続放送が番組のマンネリ化を加速させ、後述する最近の視聴率低迷の遠因となっていることは否めない。
スーパー園児を育てる男 横峯吉文の驚きの保育園
伝説の女講師 平林都が行く
- 病院・銀行・飲食店・自動車販売店など数多くの研修を担当し、現在では年間で300件以上の研修をこなし、企業の業績を100%UPさせる接遇術を腕に持つマナー講師である平林都が、直接研修場所へ出向き、研修や接客など指導する模様を番組独自に密着取材をする。平林は非常に厳しいスパルタ指導をするマナー講師で世に知られており、受講者に少しのミスでもあれば、関西弁で叱責し怒声を浴びせるのが特徴である。不定期で放送されている。
番組テーマ曲・主題歌
- S.E.N.S.「The Key」(2008年10月19日 - 2009年9月20日)
- 『Sound. Earth. Nature. Spirit.~vol.SPIRIT』収録曲
スポンサー
- 2007年1月に発覚した捏造問題による関西テレビ制作『発掘!あるある大事典II』打ち切りでこの枠のスポンサーを降りた花王が、一社提供番組として1年8ヶ月ぶりに復帰した。提供読みは「エチカの鏡は、清潔で美しく健やかな毎日をめざす、花王がお送りします(しました)。」で、花王のロゴが若竹色のカラーテロップで表示されていた。スペシャルで時間拡大された場合も以前の『あるある』のようなスポンサーの一部変更はなく、終了まで他のスポンサーが付かずに花王単独提供となっていたが(なお花王は裏番組であるTBS「日曜劇場」、テレビ朝日「日曜洋画劇場」でも提供している)、2009年10月以降は、花王を筆頭にした複数社提供となり、提供読みは「この番組は、自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして、花王とご覧の各社スポンサーがお送りします(しました)。」となる。
主なミニコーナー
三行エチカ ~これが私の生き方~
- 心に秘めた可笑しくも哀しい生き方のルール、他人には言うまでもない心に秘めた自分なりの生き方(エチカ)を3行の文章に凝縮した「己の生き方」を視聴者から募集し、そのVTRを見てタモリを始めとするゲストと円形席で『わかる』or『わからない』で討論する番組後半のコーナー。進行は同じく、高島彩アナウンサー。2009年2月8日放送分から開始。
放送時間
- 毎週日曜日 21:00 - 21:54(スペシャル版の場合は21:00 - 22:24)
出演者
司会
- 番組の冒頭では必ず、見つめ直してほしい「エチカ」を紹介する。テレビ業界についてが多い。(2009年2月1日放送分まで。)
進行
ゲスト
準レギュラー
※出演の機会が多いゲスト
主な座席順
※タモリ、進行役の高島以外は順不同の席順である。
5席
大物俳優4席
若手女優3席
若手芸人2席
大物女優1席
タモリ進行位置
高島 彩
ナビゲーター
※VTRのナレーションも含めて、初回放送分から2009年1月18日放送分まで。
- (出演順)
ナレーション
現在
過去
- 佐藤朝問(2008年11月30日放送分)
- 柳沢真由美(2009年1月25日、2月1日放送分(当日放送分で確認)。同じ曜日に放送されている『新堂本兄弟』も担当している。)
- 城崎祐子(2009年2月8日放送分)
備考
- 初回の放送は、22:24までの30分拡大のスペシャル版で放送された。その後はスペシャル版では放送されていなかったが、『エチカの鏡〜ココロに聞くTV〜大反響!見逃したアナタにSP』 が2009年5月10日の16:00 - 17:25に放送され、さらに5ヵ月後の2009年10月11日の21:00 - 22:24に『エチカの鏡〜ココロに聞くTV〜ニッポンの子育て一刀両断SP』が放送されたが、1桁の低視聴率に終わった。
- 前述のようにスペシャル版では殆ど放送されていない為、最近では、「○○SP」などとエピソード(物語)の題材を強調している。
- タモリがフジテレビ系列のゴールデンタイムでレギュラー番組を持つのは『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』終了の2006年9月以来、2年ぶりとなる。また、この番組のスタッフも『トリビアの泉』とほぼ同じ。
- 番組当初からは画面上の字幕が白色だったが、2009年2月1日放送分から赤、青色など強調された。また、出演者の喋ったテロップも出るようになった。
- ロケ部分のカメラや音声など技術提供は静岡にある番組制作会社が請け負っている。
- 2009年度番組最後の放送は12月27日。
スペシャル版
放送年 | 放送日 | 放送時間 | 番組タイトル | 放送内容 | 視聴率 |
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2008年 | 10月19日 | 21:00 - 22:24 | エチカの鏡 〜ココロにキクTV〜 初回30分拡大SP |
初回の90分拡大スペシャル。 | 9.4% |
2009年 | 5月10日 | 16:00 - 17:25 ※1 | エチカの鏡 〜ココロにキクTV〜 大反響!見逃したアナタにSP |
過去の放送内容から大好評だったエピソード(物語)を傑作選で紹介。 | 5.4% |
10月11日 | 16:00 - 17:25 ※1 | エチカの鏡 〜ココロにキクTV〜 ウワサの3人徹底分析SP |
この日のスペシャル放送直前の完全予習ガイドとしてスペシャル放送で取り上げる「育児革命!脳科学おばあちゃん 久保田カヨ子」・「スーパー園児を育てる男 横峯吉文」・「伝説の女講師 平林都」計3名の過去の放送内容から大好評だったエピソード(物語)などスペシャルの内容などを紹介。 | 7.1% | |
10月11日 | 21:00 - 22:24 | エチカの鏡 〜ココロにキクTV〜 ニッポンの子育て一刀両断SP |
「育児革命!脳科学おばあちゃん 久保田カヨ子」、「スーパー園児を育てる男 横峯吉文」、「伝説の女講師 平林都」の3人がスペシャルゲストとしてスタジオに登場し、司会者タモリと初対面する。 | 9.9% | |
※1. 関東・福岡地区のみ放送 |
視聴率
開始当初~2009年9月
裏番組の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)、『日曜劇場』(TBS)、『日曜洋画劇場』(テレビ朝日)などの影響から開始当初は8%前後と、前番組の『メントレG』以上に低迷し、11月23日放送分では4.7%を記録した。しかし、3月15日放送分では10.1%と、初めての2桁を達成した[1]。また、これ以降は『日曜劇場』の低迷などにより徐々に2桁を記録するようになり2009年4月以降は10%前後をコンスタントに記録しており、2009年5月31日には過去最高の16.6%の高視聴率を記録したが、同年7月12日には東京都知事選挙のデフォルトで再び同時間帯ワースト2位の7.6%に下がってしまった[2]が、その後は13%前後をコンスタントに推移しており、『官僚たちの夏』の最終回を日曜劇場歴代最低視聴率に追い込んだ[3]。
2009年10月~現在
しかし、最近では『JIN-仁』が常時20%超と好調だったことから、再び当番組は1桁[4]と苦戦を強いられ、現在低迷している。その最もたるものとして2009年11月15日放送分では5.4%を記録し同時間帯最下位となった。
平均視聴率
2008年10月~12月が7%前後、2009年1月~3月が8%前後、2009年4月~5月が10%前後、2009年6月~7月が9%前後、2009年8月~10月が13%前後、2009年11月以降は9%前後である(視聴率はいずれも関東地区・ビデオリサーチ調べ)。
裏番組
- 2024年11月 現在
- 日曜劇場(TBSの日曜21時枠の連続テレビドラマ枠)
- 行列のできる法律相談所(日本テレビの島田紳助司会の法律番組)
- 日曜洋画劇場(テレビ朝日の単発番組)
- 日曜ビッグバラエティ(テレビ東京の単発番組)
- NHKスペシャル(NHK総合テレビのドキュメンタリー番組)
スタッフ
- テーマ曲:伊藤由奈「Let it Go」(エンディングテーマ)
- ナレーション:槇大輔、松元真一郎(フジテレビアナウンサー)、高橋真麻(同上)
- 構成:海老克哉、そーたに、福原フトシ、興津豪乃、石坂伸太郎、武田郁之輔
- リサーチ:STEELO、ニューズクリエイト、P.Aライターズ、オフィス・トゥー・ワン、中川ゆーすけ
- 美術プロデューサー:井上明裕、津留啓亮
- セットデザイン:棈木陽次
- 美術進行:塚原淳司
- 大道具:増田勝善
- 大道具操作:竹田勝美
- 装飾:羽染香樹
- 生花装飾:荒川直史
- アクリル装飾:森美男
- 電飾:大桃昇
- 植木装飾:原利安
- 衣裳:佐藤和代
- メイク:松本吉枝、山田かつら
- TP:高瀬義美
- SW:河西純
- CAM:池田孝宏
- VE:高木稔
- AUD:加瀬悦史
- 照明:小田原敬
- マルチ:大高貢
- 音響効果:田村智之(クジラノイズ)
- ロケ技術:SDTエンタープライズ
- CAM:酒井博、杉山孝幸、藤川秀人、小長井信弥
- AUD:宮城島長利、小長井義久
- VTR編集:田口智樹、武藤洋徳
- MA:足達健太郎
- TK:星美香
- CGディレクター:山本雅之
- 編成:小松純也、濱潤
- 広報:小中ももこ
- 営業推進:羽島雅之
- デスク:森次千香子
- キャスティングプロデューサー:伊勢本裕之
- AP:内海雅、菊池絢子
- ディレクター:石武士、及川博則、小林浩太郎、菅沼誠、横尾初喜、島本亮、蜜谷浩弥、小林智武、伊藤嘉彦、麻生裕久、小林一丈、渡辺恭三
- 監修:杉本達(以前は、総合演出)
- 演出:石川陽、武島義之
- 総合演出:塩谷亮(以前は、演出)
- プロデューサー:藤沼聡、朝倉千代子、江本薫、小野謙吾
- チーフプロデューサー:宮道治朗
- 技術協力:ニユーテレス、FLT、SDTエンタープライズ、IMAGICA、マルチバックス
- 制作協力:田辺エージェンシー
- 制作:フジテレビバラエティ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
関連項目
- タモリの新・哲学大王!
- トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜
- タモリのジャポニカロゴス(フジテレビ・タモリ司会の前番組)
- ザ・ベストハウス123
- タモリのヒストリーX
- 写真物語(過去2回放送された実質上のパイロット版)
脚注・出典
- ↑ 『日曜劇場』の『本日も晴れ。異状なし』が1桁と低調だったのも要因である
- ↑ 『日曜劇場』の『官僚たちの夏』も9.1%と苦戦していた
- ↑ ちなみに、『官僚たちの夏』の最終回は5.1%
- ↑ ほとんどが7%前後
外部リンク
- フジテレビ(番組への直接リンクが出来ません。直接アクセスする場合はhttp://www.fujitv.co.jp/ethica/)
- タモリ総合ページ/エチカの鏡〜ココロにキクTV〜
- テレビ制作技術SDTエンタープライズ
番組の変遷
フジテレビ系列 日曜21時台 | ||
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前番組 | エチカの鏡〜ココロにキクTV〜 (2008年10月 - ) 【花王一社提供枠】 | 次番組 |
メントレG (2007年4月 - 2008年9月) 【三菱電機中心の複数社提供枠】 | ----- | |
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