「森永卓郎」の版間の差分

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'''学園ドラマ'''(がくえんドラマ)は、[[学校]]を舞台にした[[テレビドラマ]]の[[ジャンル]]。
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'''森永 卓郎'''(もりなが たくろう、[[1957年]][[7月12日]] – )は、[[日本]]の[[経済]]アナリスト([[評論家]])、[[タレント]]、[[獨協大学]][[経済学部]]教授。元[[三菱UFJリサーチ&コンサルティング|三和総合研究所]]経済・社会政策部長。専攻は[[マクロ経済学|マクロ経済]]・[[計量経済学|計量経済]]・[[労働経済学|労働経済]]・[[教育経済学|教育計画]]。[[東京都]]出身。[[血液型]]は[[ABO式血液型|A型]]。[[オフィストゥーワン]]所属([[文化人]]としてではなく[[芸能人]]〔[[ギャランティー]]分類〕として)。
  
== 概要 ==
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[[Image:森永卓郎 1.jpg|300px|thumb|森永卓郎]]
学園ドラマの形態は大きく分けて
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[[Image:森永卓郎 2.jpg|300px|thumb|森永卓郎]]
#学校全体、クラス、部活動など集団がひとつの方向に向ってゆく様を描いたもの
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#ひとりの[[教師]]にスポットを当て、教師としての成長過程や奮闘振りを描いたもの
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#ひとりの児童・生徒・学生にスポットを当て、学園生活の様子や人間としての成長過程を描いたもの
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:に大別できる。
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[[小学校]]や[[大学]]よりも[[中学校]]あるいは[[高等学校]]が舞台となることが多いが、これは中学・高校というの時期が[[人生]]の大きな[[分岐点]]のひとつであると同時に[[恋愛]]や[[友情]]、あるいは[[部活]]などに打ち込む[[青春]]時代だからという理由もある。[[運動部]]を[[テーマ]]にしたものは、スポ根ドラマに含まれ別扱いとなることもある。
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また、これらのドラマの[[性格]]上登場人物はそのほとんどが[[未成年者|未成年]]となり扱う内容に制限が出てくる。このため、[[定時制高校]][[自動車教習所]]など未成年と[[大人]]が同じ条件のもとで学ぶ空間を舞台とし、通常の学園ドラマよりも内容に幅をきかせたものもある。
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== 経歴 ==
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*[[1973年]] - [[新宿区立落合中学校]]卒業。
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*[[1976年]] - [[東京都立戸山高等学校]]卒業後、現役で[[東京大学]][[教養学部]]理科二類入学。
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*[[1980年]] - [[東京大学]][[経済学部]]経済学科卒業。[[日本専売公社]](現:[[日本たばこ産業|JT]])に入社。
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*[[1982年]]-[[1983年]] - [[日本経済研究センター]]へ出向。
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*[[1984年]]-[[1986年]] - [[経済企画庁]]総合計画局へ出向。
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*1986年-[[1988年]] - [[三井情報|三井情報開発株式会社]] 総合研究所へ出向。
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*1988年 - [[三井情報|三井情報開発株式会社]] 総合研究所へ入社。
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*[[1991年]] - 株式会社三和総合研究所(現[[三菱UFJリサーチ&コンサルティング]])へ入社。
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*[[2006年]] - [[獨協大学]][[経済学部]]教授に就任。
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*[[2007年]][[3月]] - 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社を退社し、独立。
  
ドラマの[[アクセント]]として、それぞれの[[生徒]]の[[家庭]]事情、[[非行]]、[[いじめ]]、なども頻繁に扱われる。
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== 人物 ==
また、定番キャラとして[[悪役]][[教頭]]とその腰巾着が出てくるのは「[[坊っちゃん]]」以来の伝統であろうか。[[男性]]教師が主人公の場合は[[マドンナ]]役の[[美人]]教師もよく登場する。
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家族は妻と長男と次男。
  
主として、青春群像劇を描いたものを学園ドラマと呼び、たとえ学校を舞台としていてもたとえば教師と[[生徒]]の恋愛を描いたものや、[[ミステリー]]を描いたものなどは学園ドラマとは呼ばれない。
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父親は元[[毎日新聞]]記者で獨協大学[[外国語学部]]専任講師であった[[森永京一]]で、毎日新聞時代には、政治評論家・[[三宅久之]]の上司だった。父親の仕事の都合により、小学校1年生の時は[[ボストン]]、4年生の時は[[ウィーン]]、5年生の時は[[ジュネーヴ]]で過ごしている<ref>{{Cite web
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|year=2008
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|month=8
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|url=http://promotion.yahoo.co.jp/charger/fx/vol4/vol4.php
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|title=森永卓郎VS人気メイド嬢 第2回
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|work=月刊チャージャー
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|publisher=[[Yahoo! JAPAN]]
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|accessdate=2008-09-25
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}}</ref><ref>
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[http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/hagukumu/anokoro/20060130us11.htm 都立高進学決めた父の一喝] 『[[読売新聞]]』2006-01-30閲覧。</ref><ref>
 +
[http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=40564 テレビ論客の素性と評判] 『ゲンダイネット』2009-03-16閲覧。</ref>。
  
学園ドラマでは無名の生徒役だった俳優がにわかに注目を浴びる事が多く、これまでに数多くのスターを輩出してきた。いかに個性的な生徒役を集めるかは学園ドラマの成否を決定付ける重要な一因になるが、時に美男美女だらけのクラスが出来上がってしまう事もある。
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[[愛称]]・通称は「'''モリタク'''」([[和田アキ子]]からは「'''モリタクちゃん'''」と呼ばれている)。その風貌から『[[ビートたけしのTVタックル]]』では司会の[[ビートたけし]]から「'''[[ドラえもん (架空のキャラクター)|ドラえもん]]'''」と呼ばれている。[[有吉弘行]]からは、『[[太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。|太田総理]]』内で「'''ケチタヌキ'''」というあだ名を付けられた。
  
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[[焼肉]]の[[カルビ]]と[[牛丼]]が好物であり、特に[[吉野家]]愛好家の一人でもある故に、[[米国産牛肉|アメリカ産牛肉]]の輸入再開を強く要求していたこともあった。
  
== 特徴 ==
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[[喫煙者]]であり、自身が出演していた[[ラジオ番組]]『[[森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!]]』内のコーナー「心と体の健康一番ノリ!」ではゲスト出演した医師から「[[ニコチン]]は危ない」と言われた際に、森永が「このニコチンがいいんですよ」と言ったために医師から「もうありえません。呆然ですね」と呆れられた。[[タバコ]]が一斉値上げをした際には数万円単位で大量に買い占めをしたことがある<ref>森永は『[[日刊ゲンダイ]]』2008年6月15日の記事『たばこ「1箱1000円計画」は必ず失敗する』、タバコが1箱1,000円になったら死ぬまで吸うタバコを全部買い占めるとコメントしている。{{Cite web
=== 時間帯 ===
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|date=2008-06-15
学園ドラマの本放送が行われる時間帯は、主にプライムタイムである。<br>現在は午後9時・10時台が多い。<br>過去においては、1980年代までは午後8時台も多かった。また、午後7時台の30分番組枠での放送も若干見られた。一方、午後10時台の放送は、1990年代前半まではまれだった。(ただし、学校やその教師を扱った2時間ドラマなどが午後9時~11時に放送されることはしばしばあった。)これは、学園ドラマの主な視聴者層が10代・10歳未満の層なので、大人向けの時間となる夜遅い(当時の生活習慣では)時間帯の放送は適さず、むしろ夜早い時間帯が当時の青少年の視聴には適していたためであろう。
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|url=http://asahina-kyouko.air-nifty.com/kabu/2008/06/post_a7a1.html
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|title=森永卓郎が「タバコ増税で秋葉原みたいな殺人が起こる」と
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|work=長期株式投資
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|accessdate=2008-09-25
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}}</ref>。また、鉄道駅での全面[[禁煙]]化の流れについては、新聞社のインタビューに対し「喫煙所を設けて[[分煙]]にすることで対処可能であり、全面禁煙化は肩身の狭い思いをしている喫煙者への社会的いじめだ」といった趣旨の発言している<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081114-OYT1T00503.htm 「禁煙」JRはどうする…首都圏私鉄は駅全面禁煙だが] 『読売新聞』2008-11-14閲覧。</ref>。また、この番組を担当していた頃はほとんど高級ホテル暮らし(自宅は[[埼玉県]][[所沢市]]にあり、毎日行き来していては[[生放送]]に到底間に合わない為)であった。
  
曜日としては、歴史的に日曜日のプライムタイムの放送は少ない傾向にある。1960年代~70年代の日本テレビの午後8時台や1990年代後半以降のTBSの「[[日曜劇場]]」枠、および1990年代のフジテレビの「[[花王ファミリースペシャル]]」枠には若干見られるが、NHK総合テレビ・テレビ朝日・テレビ東京では歴史的にも皆無に近いようである。日曜日のプライムタイムに各種の長寿番組枠が多いことと、青少年の父親も在宅する時間帯なので中高年男性を意識した重厚な番組が好まれることなどが、日曜日のプライムタイムに学園ドラマがあまり放送されない一因と思われる。
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[[サイン]]には必ず『素敵な愛を』という言葉を添える。これは森永がファンである[[新宿区]]女性総合相談員の[[兼松左知子]](男女共同参画センター“性と生”アドバイザー)の言葉であり、偶然兼松と同じ講演会に招かれた森永が、サインを固辞する兼松を30分間にわたって執拗に説得し、ようやく際に書き添えてもらった言葉である。
  
したがって、学園ドラマの本放送が多い時間帯とは、平日または土曜日のプライムタイムになる。
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[[2005年]][[3月1日]]からは[[ブログ]]も始めており、講演会で忙しい中(講演回数および講演料は文化人としてはトップクラス)、不定期で更新している。
  
=== 視聴者層 ===
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<!--[[2006年]][[1月17日]]放送の「[[森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!]]」内で、森永は「05年11月初旬に[[イチロー]]が[[松井秀喜]]に『(06年3月開催の第1回)[[ワールド・ベースボール・クラシック]]出場について共通認識を持とう』『俺は出ないから、お前も考えておいて』と松井に言ったが、後にイチローは大会出場を表明したので松井は驚いた。松井はイチローに一杯食わされたのです」と述べたが、これは後に「イチローはドラマ撮影のため11月初旬に日本にいたが、その後は12月までLAに滞在」「同時期の11月中旬、松井は交際していた女優とパリにいた」という報道から全く真実ではないことが分かる。この発言について森永の公式ブログに批判が寄せられたが、訂正や釈明は一切無かった。
学園ドラマの視聴者として想定される層は、主に当該学校の生徒と同年代または前後する年代の青少年である。しかし、古くから大人(青年・壮年・中高年を問わず)の視聴者も多いジャンルでもある。特に近年では、青少年期に学園ドラマを見ていた大人が見る例が増えている。
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== 設定 ==
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[[2007年]][[3月25日]]放送の『[[週刊人物ライブ スタ☆メン]]』内で、ゲストであった[[フィギュアスケート]][[女子シングル]][[安藤美姫]]選手に対し、2007年世界フィギュアスケート選手権大会で「[[キム・ヨナ]]選手がコケた時、正直『やったぜ』って思いました?」という質問をしてしまい、番組宛てに発言を批判する意見が殺到した。また新聞の投書欄にも同様の意見が多数掲載された。なお、森永はこの件に関して安藤美姫選手及び[[視聴者]]に対して一切[[謝罪]]を行っていない。
以下に挙げる設定は、学園ドラマのみならず、学園ドラマ以外のジャンルのドラマや、テレビアニメ・劇映画などドラマ以外の映像作品でも多い設定である。
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=== 地域 ===
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ほかのドラマと同様、製作する放送局などが近い首都圏(特に東京23区やその周辺部)の学校が舞台となることが多い。<br>しかし、それ以外の地域を扱う作品も多い。首都圏以外の地域を扱い場合は、地方の中小都市を舞台とすることが多い。地方中核都市圏を舞台とする作品は比較的少ない。<br>また、関西都市圏を舞台とした作品は非常に少ない。
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=== 学校の特性 ===
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小学校については、一般の公立校がほとんどである。私立小学校を扱った学園ドラマは少ない。<br>
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中学校についても、大半は一般の公立校である。ただし、私立中学・中高一貫校を取り上げた作品も、少ないながら存在する。<br>
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高等学校については、公立校・私立校はほぼ同等で存在する。普通科の高校が多いが、職業高校も若干扱われる。<br>
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なお、学園ドラマで取り上げられる学校の大半は男女共学である。(一般の公立の小学校・中学校は当然すべてが男女共学だが、高等学校などでも男女共学が多い。)特に男子校は少ない。原作やモデルとなった学校は男子校だがドラマでは男女共学に設定変更となった例も存在する。女子校を扱った作品は男子校よりは多く存在するが、その多くは「お嬢様学校」である。なお、「女子校ものは当たらない」という[[ジンクス]]が存在する。
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=== 教師 ===
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従来は、青少年が感情移入しやすい青年~壮年前期の教師が主役級の教師になることが多かった。しかし、「[[ライオン先生]]」や平成時代の「[[3年B組金八先生]]」など、中高年の教師(青年時代には熱血教師だったエピソードをもつ者も多い)を主人公とする例も存在する。<br>
+
校長・教頭(副校長)・理事などは脇役とする設定が多いが、「鬼ユリ校長、走る!」のように彼ら彼女らを主人公とした作品も、多少存在する。従来は男性が主だったが、「3年B組金八先生」の第1・第2シリーズのように古い作品でも女性校長の登場する作品があった。後年になると女性が珍しくないことは、現実世界と同様である。<br>
+
中学校・高等学校の場合、主役級の教師の担当科目で扱われることが少ない科目は、[[数学 (教科)|数学]][[高校物理|物理]]などである。職業高校の場合、専門教科の担当教師も主役級にはなりにくい。一方、[[英語_(教科)|英語]][[国語_(教科)|国語]]などを担当科目とする教師は、主役級の人物となりやすい傾向にある。
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=== [[入学試験]]の扱い ===
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学園ドラマでは、全般的に入学試験は否定的に扱われる傾向にある。生徒らにとっての障壁として扱われることが多い。
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学力低下が問題となる反面入学試験への合格は比較的容易となった2000年代ではそれほどではないが、現実世界で「受験戦争」「受験地獄」などの言葉が使われた1980年代以前においては特にそうであった。<br>
+
小学校における[[中学受験]]は、歴史的にも近年でも特に否定的に扱われる傾向にある。それを、遊び盛りの小学生に猛勉強を強いて本来の純真さを失わせ、その結果、教師にすら生意気な態度をとるようなプレッシャーを与えるものとして扱う設定が多い。なお、主に首都圏の小学校における男子児童の難関私立中(大学受験での入学実績を誇るような学校)への進学を扱うことが多い。首都圏以外の小学校を舞台とした作品で中学受験が扱われることや、「お嬢様学校」への女子児童の進学を扱った作品は、少ない。<br>
+
中学校における[[高校受験]]も、中学受験ほどではないが、内申書や偏差値のプレッシャーで生徒らを苦しめるものとして扱う傾向が多い。ただし、通過儀礼的に前向きに扱う作品も多い。
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== 主な学園ドラマ ==
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2008年[[12月3日]][[スーパーモーニング]]において青森・八戸市議会の[[藤川優里]]市議が、「八戸市民オンブズマン」により八戸警察署に告発された事案では、告発状に連名した藤川市議の後援会長だった人物について、根拠がない事を明言した上で、「この会長は(藤川市議の事を)好きだったのだと思いますよ~」と数度にわたり明言し、今回の告発が痴情のもつれに基づいているかのような印象を視聴者に抱かせた。-->
=== 小学校 ===
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*[[みんななかよし]] (NHK学校放送)1962~1987
+
*[[明るいなかま]] (NHK学校放送)1962~1986
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*[[熱中時代]]([[主演]]:[[水谷豊]])1979、1980
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*[[サンキュー先生]](主演:[[西田敏行]])1980
+
*[[先生は一年生]](主演:[[榊原郁恵]])1981
+
*[[うちの子にかぎって]](主演:[[田村正和]])1984、1985
+
*[[あしたへジャンプ]] (NHK学校放送)1986~1996
+
*[[教師びんびん物語]](主演:[[田原俊彦]])1988~2001
+
*[[さわやか3組]](NHK学校放送 年度毎に交代)1987~現在
+
*[[虹色定期便]](NHK学校放送 年度毎に交代)1997~2006
+
*[[愛してるよ!先生]](主演:[[山瀬まみ]])1990
+
*[[みにくいアヒルの子 (テレビドラマ)|みにくいアヒルの子]](主演:[[岸谷五朗]])1996~2003
+
*[[先生知らないの?]](主演:[[草彅剛]])1998
+
*[[ズッコケ三人組]](主演:[[石坂晴樹]]、[[小林宏至]]、[[米田良]])1999~2002
+
*[[キッズ・ウォー]](主演:[[井上真央]])1999~2003
+
*[[浪花少年探偵団]](主演:[[山田まりや]])2000
+
*[[ガッコの先生]](主演:[[堂本剛]])2001
+
*[[みんな昔は子供だった]](主演:[[国仲涼子]])2005
+
*[[女王の教室]](主演:[[天海祐希]]、[[志田未来]])2005
+
*[[新キッズ・ウォー]](主演:[[大河内奈々子]])2005
+
  
=== 中学校 ===
+
[[落語家]][[笑福亭鶴光]]に、'''笑福亭呂光'''<ref>しょうふくてい-ろこ。名前の由来は発音で「しょうふくて '''えろこう'''」つまり、森永が[[下ネタ]]をよく発言するためエロいということから来ている</ref>の[[襲名]]を言い渡されている。[[2009年]][[6月17日]]放送の『[[今ちゃんの「実は…」]]』では、鶴光と「エロ[[なぞかけ]]」で共演している。他にも、[[2008年]][[8月25日]]放送の『[[大竹まこと ゴールデンラジオ!]]』内で、[[阿川佐和子]]に'''森永タオル'''<ref>もりなが-たおる。名前の由来は森永が季節問わず汗をかき、いつもタオルで顔を拭いていることから来ている。</ref>という芸名を付けられた。本人は気に入っている模様。
*[[中学生日記]] 1972(前身を含めると1962)~現在
+
*[[3年B組金八先生]](主演:[[武田鉄矢]])1979~現在
+
**姉妹番組[[1年B組新八先生]](主演:[[岸田敏志]])1980
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**[[2年B組仙八先生]](主演:[[さとう宗幸]])1981~1982
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**[[3年B組貫八先生]](主演:[[川谷拓三]])1982~1983
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**[[東中学3年5組]](主演:[[南こうせつ]])1984
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*[[ピーマン白書]](主演:[[岸田森]])1980
+
*[[生徒諸君!#テレビドラマ|生徒諸君!]] (主演:[[上田美恵]])1980
+
*[[新・熱中時代宣言]](主演:[[榊原郁恵]])1986
+
*[[人間・失格~たとえばぼくが死んだら]](主演:[[赤井英和]]、[[堂本剛]])1994
+
*[[暴力教師]](主演:[[時任三郎]])1996
+
*[[職員室]](主演:[[浅野温子]])1997
+
*[[新キッズ・ウォー2]](主演:[[大河内奈々子]])2006
+
*[[わたしたちの教科書]](主演:[[菅野美穂]]、[[伊藤淳史]])2007
+
*[[生徒諸君!教師編#テレビドラマ|生徒諸君!]](主演:[[内山理名]])2007
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*[[こどもの事情]](出演:[[田中律子]][[柳沢慎吾]])2007
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=== 高等学校 ===
+
また、夫人からは『[[選挙]]に出たら[[離婚]]よ』と釘を刺されている。この件に関しては、[[2006年]][[3月7日]]放送の『森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!』の「森永卓郎 経済提言」のコーナーで[[ウィキペディア]]を紹介した際に本人自ら取り上げている。このことに関して、森永は「なんで知ってるんだ」とコメントしている。
*[[青春とはなんだ]](主演:[[夏木陽介]])1965-1966
+
*[[これが青春だ]](主演:[[竜雷太]])1966-1967
+
*[[でっかい青春]](主演:[[竜雷太]])1967-1968
+
*[[進め!青春]](主演:[[浜畑賢吉]])1968
+
*[[花子ちゃん]](主演:[[江利チエミ]])1968-1969
+
*[[炎の青春]](主演:[[東山敬司]])1969
+
*[[おれは男だ!]](主演:[[森田健作]])1971-1972
+
*[[飛び出せ!青春]](主演:[[村野武範]])1972-1973
+
*[[泣くな青春]] (主演:[[中山仁]])1972
+
*[[おこれ!男だ]](主演:[[森田健作]])1973
+
*[[高校教師]]([[1974年]]製作版)(主演:[[加山雄三]])1974
+
*[[われら青春!]](主演:[[中村雅俊]])1974
+
*純愛山河 [[愛と誠]] (主演:池上季実子・夏夕介)1974-1975
+
*[[ゆうひが丘の総理大臣]](主演:[[中村雅俊]])1978
+
*[[あさひが丘の大統領]](主演:[[宮内淳]]、[[片平なぎさ]])1979
+
*[[メチャン子・ミッキー]](主演:[[堀ちえみ]])1982
+
*[[スクール☆ウォーズ]](主演:[[山下真司]])1984-1985
+
*[[ヤヌスの鏡]](主演:[[杉浦幸]])1985
+
*[[天使のアッパーカット]](主演:[[大塚真美]])1986
+
*[[セーラー服通り]](主演:[[石野陽子]])1986
+
*[[スケバン刑事 (実写版)]](主演:[[斉藤由貴]])1985
+
*[[スケバン刑事 (実写版)|スケバン刑事Ⅱ]](主演:[[南野陽子]])1985~1986
+
*[[スケバン刑事 (実写版)|スケバン刑事Ⅲ]](主演:[[浅香唯]])1986~1987
+
*[[同級生は13歳]](主演:[[後藤久美子 (女優)|後藤久美子]])1987
+
*[[アリエスの乙女たち]](主演:[[南野陽子]])1987
+
*[[はいすくーる落書]](主演:[[斉藤由貴]])1989(パート1) 1990(パート2)
+
*[[愛しあってるかい!]](主演:[[小泉今日子]])1990
+
*[[いけない女子高物語]](主演:[[古手川祐子]])1990
+
*[[ビバリーヒルズ高校白書]] 1990~2000
+
*[[学校へ行こう!_(テレビドラマ)|学校へ行こう!]](主演:[[浅野ゆう子]])1991
+
*[[先生のお気に入り]](主演:[[陣内孝則]])1991
+
*[[ボクたちのドラマシリーズ#第1シーズン|放課後]](主演:[[観月ありさ]]、[[いしだ壱成]])1992
+
*[[ボクたちのドラマシリーズ#第1シーズン|お願いダーリン!]](主演:[[高橋由美子]])1993
+
*[[じゃじゃ馬ならし]](主演:[[観月ありさ]])1993
+
*[[ボクたちのドラマシリーズ#第2シーズン|お願いデーモン!]](主演:[[戸田菜穂]])1993
+
*[[ボクたちのドラマシリーズ#第2シーズン|時をかける少女]](主演:[[内田有紀]])1994
+
*[[アリよさらば]](主演:[[矢沢永吉]])1994
+
*[[南くんの恋人]](主演:[[高橋由美子]]、[[武田真治]])1994 
+
*[[白線流し]](主演:[[長瀬智也]])1996-2005
+
*[[イグアナの娘]](主演:[[菅野美穂]])1996
+
*[[それが答えだ!]](主演:[[三上博史]])1997
+
*[[GTO (テレビドラマ)|GTO]](主演:[[反町隆史]])1998-1999
+
*[[ナオミ (テレビドラマ)|ナオミ]](主演:[[藤原紀香]])1999
+
*[[女教師 (テレビドラマ)|女教師]](主演:[[高島礼子]])1999
+
*[[L×I×V×E]](主演:[[今井絵理子]]、[[新垣仁絵]])1999
+
*[[伝説の教師]](主演:[[松本人志]]、[[中居正広]])2000
+
*[[お前の諭吉が泣いている]](主演:[[東山紀之]])2001
+
*[[R-17]](主演:[[中谷美紀]])2001
+
*[[さよなら、小津先生]](主演:[[田村正和]])2001
+
*[[HR (テレビドラマ)|HR]](定時制高校)(主演:[[香取慎吾]])2002
+
*[[ごくせん (テレビドラマ)|ごくせん]](主演:[[仲間由紀恵]])2002-2005
+
*[[ヤンキー母校に帰る]](主演:[[竹野内豊]])2003
+
*[[Stand Up!!]](主演:[[二宮和也]])2003
+
*[[ライオン先生]](主演:[[竹中直人]])2003
+
*[[WATER BOYS]](主演:[[山田孝之]])2003
+
*[[WATER BOYS2]](主演:[[市原隼人]])2004
+
*[[ディビジョン1#放課後。|放課後。]](主演:[[堀北真希]])2004
+
*[[めだか (テレビドラマ)|めだか]](定時制高校)(主演:[[ミムラ (女優)|ミムラ]])2004
+
*[[エースをねらえ!]](主演:[[上戸彩]])2004
+
*[[アタックNo.1]](主演:上戸彩)2005
+
*[[南くんの恋人]](主演:[[深田恭子]]、[[二宮和也]])2004
+
*[[H2 (漫画)#ドラマ(H2~君といた日々)|H2~君といた日々]](主演:[[山田孝之]])2005
+
*[[がんばっていきまっしょい]](主演:[[鈴木杏]])2005
+
*[[ドラゴン桜 (テレビドラマ)|ドラゴン桜]](主演:[[阿部寛]])2005
+
*[[花より男子]]、花より男子2(リターンズ)(主演:[[井上真央]])2005 2007
+
*[[野ブタ。をプロデュース]](主演:[[亀梨和也]])2005
+
*[[pinkの遺伝子]](主演:[[中土居宏宜]])2005
+
*スターライト (主演:[[星井七瀬]])2005
+
*[[ガチバカ!]](主演:[[高橋克典]])2006
+
*[[2005年のロケットボーイズ|ロケットボーイズ]](主演:[[遠藤雄弥]])2006
+
*[[マイ★ボス マイ★ヒーロー]](主演:[[長瀬智也]])2006
+
*[[ダンドリ。~Dance☆Drill~]](主演:[[榮倉奈々]])2006
+
*[[花ざかりの君たちへ#テレビドラマ|花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~]](主演:[[堀北真希]])2007
+
*[[ライフ (漫画)#テレビドラマ|ライフ]](主演:[[北乃きい]])2007
+
  
=== 大学 ===
+
=== 経済アナリストとして ===
*[[ふぞろいの林檎たち]](主演:[[中井貴一]] [[時任三郎]] [[柳沢慎吾]]) 1983~1997
+
[[1990年代]]半ば頃から経済評論家・コメンテーターとしての活動を始める<ref>2009年9月13日放送『[[ウチくる!?]]』</ref>。
*[[ビバリーヒルズ青春白書]] 1990~2000
+
*[[あすなろ白書]](主演:[[石田ひかり]])1993
+
*[[東京大学物語]](主演:[[稲垣吾郎]]、[[瀬戸朝香]])1994
+
*[[キャンパスノート]](主演:[[内田有紀]])1996
+
*[[天才柳沢教授の生活]](主演:[[松本幸四郎 (9代目)]])2002
+
*[[動物のお医者さん]](主演:[[吉沢悠]])2003
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*[[オレンジデイズ]](主演:[[妻夫木聡]]、[[柴咲コウ]])2004
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*[[ディビジョン1#産隆大學應援團|産隆大學應援團]](主演:[[山本太郎]])2005
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*[[のだめカンタービレ (テレビドラマ)|のだめカンタービレ]](主演:[[上野樹里]]、[[玉木宏]])2006
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=== その他の学校(など) ===
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「経済アナリスト」という肩書きは森永が最初に使い始めたと言われている。これは森永が『[[ニュースステーション]]』に出演する際、会社の業務活動に該当しないとして「三和総合研究所主任研究員」の肩書きの使用が認められなかったため、同番組のスタッフが考え出したものである。
*[[予備校ブギ]](予備校)(主演:[[的場浩司]]、[[緒形直人]]、[[織田裕二]]、[[田中美佐子]])1990
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*[[スクール☆ウォーズ#スクールウォーズII|スクールウォーズII]](少年院)(主演:[[山下真司]])1990~1991
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*[[教習所物語]](自動車教習所)(主演:武田鉄矢、[[水前寺清子]])2000
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*[[勝利の女神]](学習塾)(主演:中居正広、陣内孝則)2003
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*[[ビギナー (テレビドラマ)|ビギナー]](司法研修所)(主演:ミムラ)2003
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*[[海猿]](海上保安大学校)
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**[[日本放送協会|NHK]]版(主演:[[国分太一]])2002・2003
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**[[フジテレビジョン|フジテレビ]]版(主演:[[伊藤英明]])2005
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== 学校が舞台だが通常学園ドラマには含めないもの ==
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専門の経済評論以外にも[[おたく]][[知識]]、特異な[[キャラクター]]を生かし、テレビ・ラジオで活躍。おたく然とした容姿と直截すぎる発言で、ショーアップされた討論番組などではやや損な役回りになる事が多い。
*[[魔女の条件]]
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*[[高校教師 (テレビドラマ)|高校教師]]
+
*[[ロング・ラブレター~漂流教室~]](タイムスリップした高校)
+
*[[ストロベリー・オンザ・ショートケーキ]]
+
*[[ハレンチ学園]]
+
*[[銀狼怪奇ファイル]]
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*怪奇倶楽部・悪霊学園([[木曜の怪談]])
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*[[僕の生きる道]]
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*[[冬のソナタ]]
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*[[六番目の小夜子]]
+
*[[天国に一番近い男]]教師編
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*[[未成年 (テレビドラマ)|未成年]]
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*[[ホットマン|ホットマン1・2]]
+
  
== 関連項目 ==
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いわゆる「[[小泉純一郎|小泉]]・[[竹中平蔵|竹中]]路線」([[聖域なき構造改革]])に反対の立場で、[[新自由主義]]や[[市場原理主義]]は[[構造改革]]の名を借りた弱者切り捨てだとして強く批判している。
*[[テレビドラマ]]
+
 
*[[架空の学校一覧]]
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著書などで早くから『年収300万円時代』を予測し、程無くして「[[ワーキングプア]]」が[[社会問題]]として注目された。近年では国民の9割が年収100万円以下になる『年収100万円時代』を予測している。
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[[日本銀行|日銀]]の[[量的金融緩和政策]]と政府による減税および社会投資の前倒しによる[[景気]]回復を主張してきたが、現在はスポーツ紙上で大[[インフレーション|インフレ]]時代の到来とその恐怖を訴えている。また、不況下の[[歳出]]削減や[[特殊法人]]改革には「どんな理由でも景気に悪影響しか与えない」と様々な改革を批判している。
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[[森喜朗|森]]政権の頃から、日銀および[[財務省 (日本)|財務省]]の政策を一貫して批判。週刊誌のインタビューで「私を[[日本銀行#歴代日本銀行総裁|日銀総裁]]か[[財務大臣]]にしてくれたら、半年で景気回復させます。もし出来なかったら死刑になってもいい」と豪語し、周囲の人を心配させた。金融政策についての森永の主張は日銀が[[日本国債|国債]]を大量購入することで市場に[[ハイパワードマネー|ベースマネー]]を大量供給することである。深刻な不況時、[[デフレーション|デフレ]]経済脱却の為には有効で他の経済学者も支持できるオーソドックスな打開策といえるが、森永は100兆円単位の購入を主張しており規模が異なる。非常に過激な主張であるがアメリカの中央銀行であるFRB議長の[[ベン・バーナンキ]]も森永と似た主張をしており、日銀の金融政策についても森永と同様の批判をしている。なお日銀は金融緩和政策の弊害について「低金利が経済・物価情勢と離れて長く継続すると、非効率な経済活動に資金が使われ、短期的に景気や資産価格を押し上げることはあっても、その後の調整を余儀なくされ、息の長い成長を阻害する可能性がある」としている。
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2005年11月放送分の『[[朝まで生テレビ!]]』で「日本の課税最低限は[[先進国]]中最低レベル(低収入でも課税され、納税者に不利)」と発言した。この発言で、司会の[[田原総一朗]]をはじめとする、ほぼ全員の出演者から「日本は課税最低限が高い」といった非難を浴びた。森永は改めて最低レベルであることを主張し、「財務省の資料を読んでください。きちんと『先進国最低』と書いてある。もし、私の言うことがウソだったなら銃殺刑になってもいい!」と喝破した。番組終了間際、同番組進行役の[[渡辺宜嗣]]アナウンサーが「(財務省のホームページや、各種資料を見たところ)森永さんの発言は正確です」と説明している。なお森永は『[[サンデープロジェクト]]』でも同様の主張をしている<ref>もっともこれは[[朝日新聞]]を初めとした[[マスメディア]]挙げての総ミスリードが背景にある。</ref>
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[[少子化]]問題については同じく『朝まで生テレビ』で、少子化の原因は婚姻率低下が主要因であることを挙げ、婚姻率低下の要因について説明した。森永の考えでは世の中の男性は四種類に分類される。その四種類とは「お金のある[[イケメン]]」「お金のないイケメン」「お金のあるブサメン」「お金のないブサメン」である。男性の大半がお金のないブサメンであるため婚姻率が低下、結果として[[出生率]]も低下しているという。観覧席に向って「この中の女性でお金のないブサメンと結婚してもいいよという方、いらしたら手を挙げてください」と呼びかけたところ、観覧席の女性らは誰一人手を挙げず、他のパネリストは沈黙した。田原総一朗が「森永さんはどうなの?」と問うと、森永は「私はブサメンとキモメンの中間」と返答した。なお、同番組内で森永は「[[2次元]]にしか[[萌え]]ない男性も増えている」とも付け加えている。<!--主観・独自研究と思われる部分を削除-->
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『サンデープロジェクト』の2005年を占うという企画で、「ドル/円が50円台」「原油高」「[[日経平均]]が5000円台」のトリプルパンチによる小泉不況を予想。
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また同年暮れには、ラジオ番組で2006年は[[日経平均株価]]が20000円台超えと小泉大増税を予想し、大増税を乗り切るためと経済のお勉強のためと、株式投資をリスナーに勧める。
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一方後に、[[ライブドア事件]]以降は「[[投資ファンド]]や[[機関投資家]]および[[デイトレーダー]]が暗躍する今の株式市場は、株券が紙くずになるつもりでやらないと痛い目にあいますよ」とリスナーに株式投資の危険性を訴えている。日銀の[[政策金利|公定歩合]]引き上げには景気を弱めるという理由で反対をしている。
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2008年、アメリカを発端とする一連の[[世界金融危機 (2007年-)|世界金融危機]]で日経平均株価は大きく下落、13000円台になった。その頃『大竹まこと ゴールデンラジオ!』内で「(日経平均株価が下落した今が株を買う)チャ~ンス!<ref>[[テレビアニメ]]『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の登場人物・[[惣流・アスカ・ラングレー]]のセリフを真似たと推測される(森永が同アニメの登場人物・[[綾波レイ]]のファンであると公言していることから)。</ref>」と度々発言したが、その後、日経平均株価は一時7000円を割り込み、2009年初頭まで8000円前後の地合いが継続している。「チャ〜ンス」発言について、番組内で謝罪を要求する大竹まことに森永は「私、謝るのは得意なんです」と前置きした上でリスナーに謝罪した。
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池田信夫は、経済アナリストとしての能力に疑問を呈したことがある<ref>[http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f0f817affc070e35122dfde926f9fdaf GMより破綻している森永卓郎氏の論理-池田信夫ブログ]</ref>。
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また、メディアによって発言内容が180度変わることを、「'''モリタクの二枚舌'''」として[[城繁幸]]らから批判されている<ref>[http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/1cbe666bd36825d6c7eb46f59941214e 森永卓郎という生き方]</ref><ref>[http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/3c7fcecc268aa717e93700cbb43146fc 次世代のことなんて何も考えちゃいないモリタク]</ref><ref>
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[http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/a2ff26e6e8eccf5cd7160275f82aeea7 森永卓郎という日本の癌]</ref>。
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=== 経済以外の分野への発言 ===
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各種メディアには「経済アナリスト」の肩書きで出演しているが、経済以外の分野に対する意見・コメントも多い。
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==== 外交政策 ====
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一般的な[[国防]]の意義を否定しており、軍事力を重要視する価値観に対しても否定的である。よって、[[日本国憲法第9条]]の改正やいかなる[[戦争]]にも反対している<ref>[http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/sensou.html 森永卓郎 オフィシャルWEBサイト]</ref>。
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[[2004年]][[3月29日]]放送の『ビートたけしのTVタックル』において、[[憲法改正]]について反対し「仮にとんでもない奴が攻めて来たら、もう黙って殺されちゃえばいいんだと思うんです」「世界の歴史の中で、昔は日本という国があって、戦争をしなくって制度を守るんだって言い続けて、ああそんな良い民族が居たんだなぁと思えばいいんじゃないですか」と発言している。その他にも「[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]が攻めてきたら竹やりで対抗すればよいから、[[自衛隊]]は要らない」と意見した。一方で「戦争になったら自分はアメリカに逃げる」などと発言し、同番組ではこの発言を度々ネタにしている。
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また同番組内で[[竹島 (島根県)|竹島]]問題を取り上げた時も「[[大韓民国|韓国]]にあげればいい、東京都内だって外国の[[投資ファンド]]に買われている」等と発言、同席者から「竹島は武力による占領状態で日本の[[主権]]を無視しているが、投資ファンドは日本の主権を認め法律を守り、[[税金]]も払っている」と反論された。
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『[[太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。|太田総理]]』では、燃料費高騰で困窮する漁民や運送業者を救済する燃料費補助の予算財源について、「防衛費を1-2年ゼロにすればいい。どうせどこも攻めてこない」と発言している。
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こういった発言が番組内で頻繁に見られるため、保守派のみならず一部左派からも大きな非難を受けている。こうした森永の姿勢を評論家の潮匡人は、著書「日本を惑わすリベラル教徒たち」で「破廉恥で利己的な強欲タレント」と批判している。
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==== 医療政策 ====
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2009年11月2日放送の『[[ホンマでっか!?TV]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]])において、[[新型インフルエンザ]][[ワクチン]]開発の遅れについて「今は不景気なんだから暇な工場が沢山ある。そこを使ってワクチンをバンバン作れば良い。」と発言、司会の[[明石家さんま]]から「(ワクチン開発は)そんなに簡単なものなのか?」と疑問を呈された。
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==== 麻生政権への批判 ====
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2008年の[[自由民主党総裁選挙]]では「経済復調に最良の総裁は100%[[麻生太郎|麻生]]さん。財政出動はバラマキだと批判されがちだが、お金がない庶民に配るのが常道だ。きちんとした景気対策を打ち出しているのは麻生さんだけ」と彼の公共投資による経済政策を評価していた<ref>ZAKZAK 2008年09月08日</ref>。にもかかわらず、麻生が[[内閣総理大臣]]に就任し、おたく文化に理解があると報道されると『麻生総理は[[メイド喫茶]]や[[コスプレショップ]]に立ち寄ったことはない。おたくの味方などではなく、すべては選挙のためのイメージ戦略』と断言している<ref>庶民の実感を想像できない麻生総理[http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/158/]</ref>。その後、麻生政権が長期化していくと、『麻生太郎は居座り[[テロリスト]]。一番迷惑するのは日本国民』と主張し、早期の解散総選挙を求めていた<ref>麻生太郎の「居座りテロ」で一番迷惑するのは日本国民 与野党対立で国会の機能低下するばかり(リンク切れ)。</ref>。
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{{see also|小沢一郎#政治資金規正法違反疑惑|西松建設#政治資金規正法違反}}
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[[2009年]][[3月5日]]放送の『[[スーパーモーニング]]』で[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]の[[小沢一郎]]代表(当時)の公設第一秘書が[[政治資金規正法]]違反容疑で[[東京地検特捜部]]に逮捕されると、麻生太郎が指揮権を発動させて逮捕を阻止しなかったことを激しく非難した。なお、[[検察庁法]]第一章・十四条において、内閣総理大臣には指揮権が無く、[[法務大臣]]のみが検事総長に対して指揮権を行使できるにとどまる事が明記されている。また、同年[[3月9日]]放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」では、「50キロ制限の車道を52キロや53キロで走るくらいではあまり捕まらない」と例えて、[[政治資金規正法]]における収支報告書虚偽記載という形式犯事案を、小沢本人の収賄を前提とした政治的関与にまで発展させて問題視する世論にも疑問を呈した。(同年[[3月23日]]のコラムでは、自分の主張が世間に受け入れられなかったことに戸惑いながらも、この事件は小沢一郎と民主党のイメージを落とすことを目的とした麻生太郎による[[陰謀]]であり、世論を「小沢悪者論」に傾かせることに見事に成功したと分析している<ref>第177回:小沢代表の秘書逮捕で思い出す。長銀経営陣への「国策捜査」[http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/177/] </ref>。)尚、同コラムでは「『[[国策捜査]]の可能性があるのではないか』と遠回しに述べたところ」などと発言しているが、実際には、前述の『スーパーモーニング』において遠回しにではなく、直裁に「麻生さんですよ。検察動かしたの!」と断言していた。
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=== オタクとして ===
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==== コレクション ====
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[[趣味]]はコレクション。[[食玩]]や[[ミニカー (玩具)|ミニカー]]、[[フィギュア]](多数あるが主な物では、自身のホームページのコレクションのページでも紹介されている森永が好きだと公言している[[綾波レイ]]のフィギュアや[[鉄道むすめ]]のフィギュアである。「鉄道むすめ」のフィギュアは、下述する「[[さんまのSUPERからくりTV]]」で紹介された時にコレクションルームの棚に並べられているのが映っており、集めている事が確認される。)、有名人の[[サイン]]入り[[名刺]](芸能人には名刺を持たない人もおり、その時は名刺の紙にサインを貰っている様である)、[[消費者金融]]のポケットティッシュ、[[携帯電話]][[ストラップ]]、[[テレビ局]]の時計(テレビ局のノベルティーの時計)、[[グリコ]]のおまけ、[[空き缶]]、おもちゃのカンヅメ、[[ライター]]、[[貯金箱]]、[[指人形]]、[[ハンバーガー]]の景品、[[ドラえもん映画作品|ドラえもん映画]]の入場者プレゼント、[[チロルチョコ]]の包み紙等を収集している。現在54ジャンルで、公称10万点<ref>『朝日新聞』2008年11月13日、夕刊5面</ref>。
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悔しかった事は[[ジェニファー・ロペス]]にサインをねだったが[[警備員|ガードマン]]に断られて失敗した事。また、『[[ザ・ワイド]]』に出演した際に、[[献血]]の景品としてミニカーが配布されていたのでミニカーを全種類集めるために献血をしすぎて体調を崩したというエピソードが紹介された。また、100万円で買った純金のミニカーを見てあまりの高額に怒った妻から「動かないのに」と言われた森永は、ミニカーを手で動かし「動く」と反論したこともあった。
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[[夢]]は自分の[[コレクション]]を展示する[[博物館]]を設立する事。その為、どれ程著書が売れてもラジオとテレビの出演は絶対に止めない。2009年11月27日放送の『[[ミヤネ屋|情報ライブ ミヤネ屋]]』で、「もう8年休んでいない」と本人が発言した。また、この放送の中で2012年を目処に秋葉原のビルを借りて博物館を設立したいと発言。予算を3億円と明かした上で、デフレに入り半額程度で出来るかもしれず、来年くらいから準備が出来るのではないかとした。森永は著書『年収300万円時代を生き抜く経済学』(2003年発行)のヒットで得た財を元に、自ら収集している[[フィギュア]]等を保存する為の[[建物]]を[[建築]]したとの事である<ref>森永が2006年[[5月21日]]に『[[スタ☆メン|週刊人物ライブ スタ☆メン]]』で述べたところによる。</ref>。この建物やコレクションは[[2004年]][[11月13日]]放送の『[[スーパーサタデー]]』でも取り上げられた<ref>この時、森永は「慣れると『人間の女性なんかいらない』と思う男性が増えていくと思う」とコメントした。</ref>。2006年[[7月12日]]、『[[ザ・ワイド]]』の「今日は誕生日わたしはだ〜れ?」のコーナーに出演した際に森永はコレクションハウスの大きさを自宅の1.5倍であると述べた。
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株式も保有しているが、ほとんどがノベルティグッズや外食産業の飲食券といった[[株主優待]]目当て。森永は「これもコレクションの一つだ」と述べている。
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2009年3月1日放送の[[ドラえもん (1979年のテレビアニメ)|ドラえもん]]特番でも、ドラえもんの映画グッズを披露した。その後に放送された『さんまのSUPERからくりTV』でもグッズを集めていることを披露した。
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サインコレクターでもあるが、有名人だじゃれコレクションと銘打ち、その有名人の名前にちなんだものにサインを書いてもらっている。例えば[[小倉優子]]には[[ラー油]]に(おぐ''ラー油''うこ)、[[真鍋かをり]]には[[鍋]]にサインを頼んでいる。
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==== 趣味嗜好・主張 ====
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[[野球]]が大好きであるほか、[[松田聖子]]の大ファンでもある。ニッポン放送のラジオ番組「[[ショウアップナイターニュース]]」の交通情報の担当女性に対して、交通情報放送中に「芸能人でいうと誰に似ていますか?」と突然質問。困り果てた女性が「[[飯田圭織]]です」と答えると、[[松本ひでお]][[アナウンサー]]と2人で興奮して盛り上がり、「リスナーを無視している」との抗議が殺到した。
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オタクであることを公言し、雑誌等で[[秋葉原]]の[[メイド喫茶]]のレポート等も執筆した事もある。著書『萌え経済学』ではオタク文化が日本が世界に誇る独自[[産業]]であると主張している。特に大阪日本橋にある[[萌えしゃんどん]]がお気に入りらしく、テレビ等で度々紹介している<ref>2008年[[8月17日]]放送のTBS『[[がっちりマンデー!!]]』や、2009年[[9月13日]]放送のフジテレビ『ウチくる!?』など。</ref>。2007年8月には[[日本メイド協会]]の理事に就任<ref>{{Cite web
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|author=森永卓郎
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|date=2007-09-25
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|url=http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/morinaga.cfm?i=20070921c5000c5
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|title=第48回「『メイド』の行方」
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|work=萌えるアキバが日本を変える
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|publisher=[[日本経済新聞]]
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|accessdate=2008-09-25
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}}</ref>。
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2007年[[10月]]からテレビ出演時のみ、[[黒]]ぶちの小さい[[眼鏡|メガネ]]に変えた(『スーパーモーニング』や『ハッケン!!』など。ラジオでは従来のまま)が、この黒ぶちの物は[[休日|オフ]]が久々にできた日に森永が取材に行ったことがある秋葉原のメイド店員が営業しているメガネ屋で「森永さんこれいいと思いますよ」「いいですね、似合ってますよ」と薦められて買ったという<ref>2007年[[10月29日]]の[[文化放送]]『大竹まことのゴールデンラジオ』「大竹紳士交遊録」より</ref>。
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また、[[少子化問題]]に関する『ビートたけしのTVタックル』での議論の中で、非婚化・晩婚化の問題に関連し、森永は一部の男性のオタクが現実の女性に背を向けて、[[次元|二次元]]の(すなわち[[アニメ]]や[[漫画|マンガ]]などの)女性キャラクターを愛する様になった事について「オタクたちは[[悟り]]を開いた」と発言した<ref>2006年[[7月8日]]放送の『[[ブロードキャスター]]』でも同様の主張を繰り返している。</ref>。
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基本は収集マニアだが、森永曰く『プチ[[鉄道ファン|鉄道マニア]]』であると『[[がっちりマンデー!!]]』で公表した。しかし2005年[[12月25日]]に起こった[[JR]][[羽越本線]]脱線事故の際、自身の[[ラジオ]]番組<ref>『森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!』</ref>において[[日本国有鉄道|国鉄]]時代に製作された重量級の[[国鉄485系電車|485系]]車両に対し「事故原因に車両の軽量化は関係ないんですか?」と有識者に対して発言。
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今時のアニメについて[[石原良純]]に「知らないでしょう?」と聞かれ、「『[[ドラゴンボール]]』はリアルタイムで見ていた」、「DVDも全巻持っている」と発言、また[[中川翔子]]と初めて会った時に、中川に自分の事知っているか尋ね、中川は森永が“『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の[[綾波レイ]]好き”であることは知っていて、「綾波レイのフィギュアを集めている人かと思った」が、彼が経済アナリストであることについては知らなかったと明かした。
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また、中国のオタク事情に詳しかった為、[[オリエンタルラジオ]]の[[藤森慎吾]]に「結構中国語、北京語も出来たりするんですか?」と聞かれた際は「私喋れないんですけど、あのオタク同士は何語でも通じるんですよ」と発言した<ref>直後に「そんな事はない」と言われている(2007年[[11月24日]]放送[[TBSテレビ|TBS]]『[[ヤレデキ!世界大挑戦]]』より)。</ref>。
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以上の点から[[コミックマーケット]]に参加している事でも知られているオタク研究家でもある精神科医の[[斎藤環]]と並び、度々テレビや著書でオタクについて肯定的な見方をする数少ないオタク擁護派である。
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オタク的趣味を持つとされている若者による無差別殺人などの事件がワイドショーで取り上げられる時も、ゲームやアニメが事件を起こす原因であったかのように恣意的に報道する番組側に対して「ゲームなんて今時誰でもやっています」「ゲームが事件を起こさせると言うのなら、ほとんどの若者は犯罪者ということになってしまう」と、コメンテーターとして真っ向から発言している。
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野球や[[バスケットボール]]の独立リーグに否定的な見解を持つ一人でもある。「プロリーグの乱立が競技レベルそのものの低下を招きかねない」という考えを持ち、バスケットボール協会傘下外のプロリーグ・[[bjリーグ]]については、[[サラリーキャップ]]についての問題をやり玉に挙げ「チームで全体の年俸の総和を決めることは共産主義的だ」などと発言している。一方、他の野球独立リーグの給与についても、共産主義的だなどと批判している。
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== 著書 ==
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=== 主な単著 ===  
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*『森永卓郎の声に出して読めない謎かけの本』  
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*『Bで生きる経済学』
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*『年収300万円時代を生き抜く経済学』(2003年 [[光文社]] ISBN 4-334-97381-7)
 +
*『続・年収300万円時代を生き抜く経済学 実践編』
 +
*『ミニカーから全てを学んだ』
 +
*『捨てるより儲けろ ネットオークションで賢い整理術』
 +
*『ビンボーはカッコいい』
 +
*『非婚のすすめ』
 +
*『悪女と紳士の経済学』
 +
*『辞めるな!キケン』
 +
*『[[萌え]]経済学』
 +
*『年収崩壊』
 +
*『緊急版 年収120万円時代』
 +
 
 +
=== 共著 ===
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*『ALMとリスク管理』([[岡正男]]・[[楠本博]] 編),1989年
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*『憲法を変えて戦争に行こう―という世の中にしないための18人の発言』([[井筒和幸]]・[[井上ひさし]]・[[香山リカ (精神科医)|香山リカ]]・[[姜尚中]]・[[木村裕一]]・[[黒柳徹子]]・[[猿谷要]]・[[品川正治]]・[[辛酸なめ子]]・[[田島征三]]・[[中村哲 (医師)|中村哲]]・[[半藤一利]]・[[ピーコ]]・[[松本侑子]]・[[美輪明宏]]・[[吉永小百合]]・[[渡辺えり|渡辺えり子]])[[岩波書店]][岩波ブックレット],2005年,ISBN 4000093576
 +
 
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== 脚注 ==
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{{脚注ヘルプ}}
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{{Reflist|2}}
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
*[http://www.tvdrama-db.com/ テレビドラマデータベース]
+
*[http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/takuro.html 公式サイト]
 +
*[http://blog.goo.ne.jp/moritaku_goo 公式ブログ]
  
[[Category:学園ドラマ|*]]
+
{{DEFAULTSORT:もりなか たくろう}}
[[category:学校を舞台とした作品|*とらま]]
+
[[Category:日本の経済学者]]
[[Category:テレビドラマのジャンル|かくえんとらま]]
+
[[Category:日本の評論家]]
{{tv-stub}}
+
[[Category:経済評論家]]
 +
[[Category:日本のタレント]]
 +
[[Category:ラジオ番組のパーソナリティ・DJ]]
 +
[[Category:東京都出身の人物]]
 +
[[Category:1957年生]]
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[[Category:政治的左翼]]
 +
[[Category:オフィス・トゥー・ワン]]

2010年8月11日 (水) 09:52時点における版

森永 卓郎(もりなが たくろう、1957年7月12日 – )は、日本経済アナリスト(評論家)、タレント獨協大学経済学部教授。元三和総合研究所経済・社会政策部長。専攻はマクロ経済計量経済労働経済教育計画東京都出身。血液型A型オフィストゥーワン所属(文化人としてではなく芸能人ギャランティー分類〕として)。

経歴

人物

家族は妻と長男と次男。

父親は元毎日新聞記者で獨協大学外国語学部専任講師であった森永京一で、毎日新聞時代には、政治評論家・三宅久之の上司だった。父親の仕事の都合により、小学校1年生の時はボストン、4年生の時はウィーン、5年生の時はジュネーヴで過ごしている[1][2][3]

愛称・通称は「モリタク」(和田アキ子からは「モリタクちゃん」と呼ばれている)。その風貌から『ビートたけしのTVタックル』では司会のビートたけしから「ドラえもん」と呼ばれている。有吉弘行からは、『太田総理』内で「ケチタヌキ」というあだ名を付けられた。

焼肉カルビ牛丼が好物であり、特に吉野家愛好家の一人でもある故に、アメリカ産牛肉の輸入再開を強く要求していたこともあった。

喫煙者であり、自身が出演していたラジオ番組森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!』内のコーナー「心と体の健康一番ノリ!」ではゲスト出演した医師から「ニコチンは危ない」と言われた際に、森永が「このニコチンがいいんですよ」と言ったために医師から「もうありえません。呆然ですね」と呆れられた。タバコが一斉値上げをした際には数万円単位で大量に買い占めをしたことがある[4]。また、鉄道駅での全面禁煙化の流れについては、新聞社のインタビューに対し「喫煙所を設けて分煙にすることで対処可能であり、全面禁煙化は肩身の狭い思いをしている喫煙者への社会的いじめだ」といった趣旨の発言している[5]。また、この番組を担当していた頃はほとんど高級ホテル暮らし(自宅は埼玉県所沢市にあり、毎日行き来していては生放送に到底間に合わない為)であった。

サインには必ず『素敵な愛を』という言葉を添える。これは森永がファンである新宿区女性総合相談員の兼松左知子(男女共同参画センター“性と生”アドバイザー)の言葉であり、偶然兼松と同じ講演会に招かれた森永が、サインを固辞する兼松を30分間にわたって執拗に説得し、ようやく際に書き添えてもらった言葉である。

2005年3月1日からはブログも始めており、講演会で忙しい中(講演回数および講演料は文化人としてはトップクラス)、不定期で更新している。


落語家笑福亭鶴光に、笑福亭呂光[6]襲名を言い渡されている。2009年6月17日放送の『今ちゃんの「実は…」』では、鶴光と「エロなぞかけ」で共演している。他にも、2008年8月25日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』内で、阿川佐和子森永タオル[7]という芸名を付けられた。本人は気に入っている模様。

また、夫人からは『選挙に出たら離婚よ』と釘を刺されている。この件に関しては、2006年3月7日放送の『森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!』の「森永卓郎 経済提言」のコーナーでウィキペディアを紹介した際に本人自ら取り上げている。このことに関して、森永は「なんで知ってるんだ」とコメントしている。

経済アナリストとして

1990年代半ば頃から経済評論家・コメンテーターとしての活動を始める[8]

「経済アナリスト」という肩書きは森永が最初に使い始めたと言われている。これは森永が『ニュースステーション』に出演する際、会社の業務活動に該当しないとして「三和総合研究所主任研究員」の肩書きの使用が認められなかったため、同番組のスタッフが考え出したものである。

専門の経済評論以外にもおたく知識、特異なキャラクターを生かし、テレビ・ラジオで活躍。おたく然とした容姿と直截すぎる発言で、ショーアップされた討論番組などではやや損な役回りになる事が多い。

いわゆる「小泉竹中路線」(聖域なき構造改革)に反対の立場で、新自由主義市場原理主義構造改革の名を借りた弱者切り捨てだとして強く批判している。

著書などで早くから『年収300万円時代』を予測し、程無くして「ワーキングプア」が社会問題として注目された。近年では国民の9割が年収100万円以下になる『年収100万円時代』を予測している。

日銀量的金融緩和政策と政府による減税および社会投資の前倒しによる景気回復を主張してきたが、現在はスポーツ紙上で大インフレ時代の到来とその恐怖を訴えている。また、不況下の歳出削減や特殊法人改革には「どんな理由でも景気に悪影響しか与えない」と様々な改革を批判している。

政権の頃から、日銀および財務省の政策を一貫して批判。週刊誌のインタビューで「私を日銀総裁財務大臣にしてくれたら、半年で景気回復させます。もし出来なかったら死刑になってもいい」と豪語し、周囲の人を心配させた。金融政策についての森永の主張は日銀が国債を大量購入することで市場にベースマネーを大量供給することである。深刻な不況時、デフレ経済脱却の為には有効で他の経済学者も支持できるオーソドックスな打開策といえるが、森永は100兆円単位の購入を主張しており規模が異なる。非常に過激な主張であるがアメリカの中央銀行であるFRB議長のベン・バーナンキも森永と似た主張をしており、日銀の金融政策についても森永と同様の批判をしている。なお日銀は金融緩和政策の弊害について「低金利が経済・物価情勢と離れて長く継続すると、非効率な経済活動に資金が使われ、短期的に景気や資産価格を押し上げることはあっても、その後の調整を余儀なくされ、息の長い成長を阻害する可能性がある」としている。

2005年11月放送分の『朝まで生テレビ!』で「日本の課税最低限は先進国中最低レベル(低収入でも課税され、納税者に不利)」と発言した。この発言で、司会の田原総一朗をはじめとする、ほぼ全員の出演者から「日本は課税最低限が高い」といった非難を浴びた。森永は改めて最低レベルであることを主張し、「財務省の資料を読んでください。きちんと『先進国最低』と書いてある。もし、私の言うことがウソだったなら銃殺刑になってもいい!」と喝破した。番組終了間際、同番組進行役の渡辺宜嗣アナウンサーが「(財務省のホームページや、各種資料を見たところ)森永さんの発言は正確です」と説明している。なお森永は『サンデープロジェクト』でも同様の主張をしている[9]

少子化問題については同じく『朝まで生テレビ』で、少子化の原因は婚姻率低下が主要因であることを挙げ、婚姻率低下の要因について説明した。森永の考えでは世の中の男性は四種類に分類される。その四種類とは「お金のあるイケメン」「お金のないイケメン」「お金のあるブサメン」「お金のないブサメン」である。男性の大半がお金のないブサメンであるため婚姻率が低下、結果として出生率も低下しているという。観覧席に向って「この中の女性でお金のないブサメンと結婚してもいいよという方、いらしたら手を挙げてください」と呼びかけたところ、観覧席の女性らは誰一人手を挙げず、他のパネリストは沈黙した。田原総一朗が「森永さんはどうなの?」と問うと、森永は「私はブサメンとキモメンの中間」と返答した。なお、同番組内で森永は「2次元にしか萌えない男性も増えている」とも付け加えている。

『サンデープロジェクト』の2005年を占うという企画で、「ドル/円が50円台」「原油高」「日経平均が5000円台」のトリプルパンチによる小泉不況を予想。

また同年暮れには、ラジオ番組で2006年は日経平均株価が20000円台超えと小泉大増税を予想し、大増税を乗り切るためと経済のお勉強のためと、株式投資をリスナーに勧める。 一方後に、ライブドア事件以降は「投資ファンド機関投資家およびデイトレーダーが暗躍する今の株式市場は、株券が紙くずになるつもりでやらないと痛い目にあいますよ」とリスナーに株式投資の危険性を訴えている。日銀の公定歩合引き上げには景気を弱めるという理由で反対をしている。

2008年、アメリカを発端とする一連の世界金融危機で日経平均株価は大きく下落、13000円台になった。その頃『大竹まこと ゴールデンラジオ!』内で「(日経平均株価が下落した今が株を買う)チャ~ンス![10]」と度々発言したが、その後、日経平均株価は一時7000円を割り込み、2009年初頭まで8000円前後の地合いが継続している。「チャ〜ンス」発言について、番組内で謝罪を要求する大竹まことに森永は「私、謝るのは得意なんです」と前置きした上でリスナーに謝罪した。

池田信夫は、経済アナリストとしての能力に疑問を呈したことがある[11]

また、メディアによって発言内容が180度変わることを、「モリタクの二枚舌」として城繁幸らから批判されている[12][13][14]

経済以外の分野への発言

各種メディアには「経済アナリスト」の肩書きで出演しているが、経済以外の分野に対する意見・コメントも多い。

外交政策

一般的な国防の意義を否定しており、軍事力を重要視する価値観に対しても否定的である。よって、日本国憲法第9条の改正やいかなる戦争にも反対している[15]

2004年3月29日放送の『ビートたけしのTVタックル』において、憲法改正について反対し「仮にとんでもない奴が攻めて来たら、もう黙って殺されちゃえばいいんだと思うんです」「世界の歴史の中で、昔は日本という国があって、戦争をしなくって制度を守るんだって言い続けて、ああそんな良い民族が居たんだなぁと思えばいいんじゃないですか」と発言している。その他にも「北朝鮮が攻めてきたら竹やりで対抗すればよいから、自衛隊は要らない」と意見した。一方で「戦争になったら自分はアメリカに逃げる」などと発言し、同番組ではこの発言を度々ネタにしている。

また同番組内で竹島問題を取り上げた時も「韓国にあげればいい、東京都内だって外国の投資ファンドに買われている」等と発言、同席者から「竹島は武力による占領状態で日本の主権を無視しているが、投資ファンドは日本の主権を認め法律を守り、税金も払っている」と反論された。

太田総理』では、燃料費高騰で困窮する漁民や運送業者を救済する燃料費補助の予算財源について、「防衛費を1-2年ゼロにすればいい。どうせどこも攻めてこない」と発言している。

こういった発言が番組内で頻繁に見られるため、保守派のみならず一部左派からも大きな非難を受けている。こうした森永の姿勢を評論家の潮匡人は、著書「日本を惑わすリベラル教徒たち」で「破廉恥で利己的な強欲タレント」と批判している。

医療政策

2009年11月2日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)において、新型インフルエンザワクチン開発の遅れについて「今は不景気なんだから暇な工場が沢山ある。そこを使ってワクチンをバンバン作れば良い。」と発言、司会の明石家さんまから「(ワクチン開発は)そんなに簡単なものなのか?」と疑問を呈された。

麻生政権への批判

2008年の自由民主党総裁選挙では「経済復調に最良の総裁は100%麻生さん。財政出動はバラマキだと批判されがちだが、お金がない庶民に配るのが常道だ。きちんとした景気対策を打ち出しているのは麻生さんだけ」と彼の公共投資による経済政策を評価していた[16]。にもかかわらず、麻生が内閣総理大臣に就任し、おたく文化に理解があると報道されると『麻生総理はメイド喫茶コスプレショップに立ち寄ったことはない。おたくの味方などではなく、すべては選挙のためのイメージ戦略』と断言している[17]。その後、麻生政権が長期化していくと、『麻生太郎は居座りテロリスト。一番迷惑するのは日本国民』と主張し、早期の解散総選挙を求めていた[18]

小沢一郎#政治資金規正法違反疑惑 も参照 2009年3月5日放送の『スーパーモーニング』で民主党小沢一郎代表(当時)の公設第一秘書が政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕されると、麻生太郎が指揮権を発動させて逮捕を阻止しなかったことを激しく非難した。なお、検察庁法第一章・十四条において、内閣総理大臣には指揮権が無く、法務大臣のみが検事総長に対して指揮権を行使できるにとどまる事が明記されている。また、同年3月9日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」では、「50キロ制限の車道を52キロや53キロで走るくらいではあまり捕まらない」と例えて、政治資金規正法における収支報告書虚偽記載という形式犯事案を、小沢本人の収賄を前提とした政治的関与にまで発展させて問題視する世論にも疑問を呈した。(同年3月23日のコラムでは、自分の主張が世間に受け入れられなかったことに戸惑いながらも、この事件は小沢一郎と民主党のイメージを落とすことを目的とした麻生太郎による陰謀であり、世論を「小沢悪者論」に傾かせることに見事に成功したと分析している[19]。)尚、同コラムでは「『国策捜査の可能性があるのではないか』と遠回しに述べたところ」などと発言しているが、実際には、前述の『スーパーモーニング』において遠回しにではなく、直裁に「麻生さんですよ。検察動かしたの!」と断言していた。

オタクとして

コレクション

趣味はコレクション。食玩ミニカーフィギュア(多数あるが主な物では、自身のホームページのコレクションのページでも紹介されている森永が好きだと公言している綾波レイのフィギュアや鉄道むすめのフィギュアである。「鉄道むすめ」のフィギュアは、下述する「さんまのSUPERからくりTV」で紹介された時にコレクションルームの棚に並べられているのが映っており、集めている事が確認される。)、有名人のサイン入り名刺(芸能人には名刺を持たない人もおり、その時は名刺の紙にサインを貰っている様である)、消費者金融のポケットティッシュ、携帯電話ストラップテレビ局の時計(テレビ局のノベルティーの時計)、グリコのおまけ、空き缶、おもちゃのカンヅメ、ライター貯金箱指人形ハンバーガーの景品、ドラえもん映画の入場者プレゼント、チロルチョコの包み紙等を収集している。現在54ジャンルで、公称10万点[20]

悔しかった事はジェニファー・ロペスにサインをねだったがガードマンに断られて失敗した事。また、『ザ・ワイド』に出演した際に、献血の景品としてミニカーが配布されていたのでミニカーを全種類集めるために献血をしすぎて体調を崩したというエピソードが紹介された。また、100万円で買った純金のミニカーを見てあまりの高額に怒った妻から「動かないのに」と言われた森永は、ミニカーを手で動かし「動く」と反論したこともあった。

は自分のコレクションを展示する博物館を設立する事。その為、どれ程著書が売れてもラジオとテレビの出演は絶対に止めない。2009年11月27日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』で、「もう8年休んでいない」と本人が発言した。また、この放送の中で2012年を目処に秋葉原のビルを借りて博物館を設立したいと発言。予算を3億円と明かした上で、デフレに入り半額程度で出来るかもしれず、来年くらいから準備が出来るのではないかとした。森永は著書『年収300万円時代を生き抜く経済学』(2003年発行)のヒットで得た財を元に、自ら収集しているフィギュア等を保存する為の建物建築したとの事である[21]。この建物やコレクションは2004年11月13日放送の『スーパーサタデー』でも取り上げられた[22]。2006年7月12日、『ザ・ワイド』の「今日は誕生日わたしはだ〜れ?」のコーナーに出演した際に森永はコレクションハウスの大きさを自宅の1.5倍であると述べた。

株式も保有しているが、ほとんどがノベルティグッズや外食産業の飲食券といった株主優待目当て。森永は「これもコレクションの一つだ」と述べている。

2009年3月1日放送のドラえもん特番でも、ドラえもんの映画グッズを披露した。その後に放送された『さんまのSUPERからくりTV』でもグッズを集めていることを披露した。

サインコレクターでもあるが、有名人だじゃれコレクションと銘打ち、その有名人の名前にちなんだものにサインを書いてもらっている。例えば小倉優子にはラー油に(おぐラー油うこ)、真鍋かをりにはにサインを頼んでいる。

趣味嗜好・主張

野球が大好きであるほか、松田聖子の大ファンでもある。ニッポン放送のラジオ番組「ショウアップナイターニュース」の交通情報の担当女性に対して、交通情報放送中に「芸能人でいうと誰に似ていますか?」と突然質問。困り果てた女性が「飯田圭織です」と答えると、松本ひでおアナウンサーと2人で興奮して盛り上がり、「リスナーを無視している」との抗議が殺到した。

オタクであることを公言し、雑誌等で秋葉原メイド喫茶のレポート等も執筆した事もある。著書『萌え経済学』ではオタク文化が日本が世界に誇る独自産業であると主張している。特に大阪日本橋にある萌えしゃんどんがお気に入りらしく、テレビ等で度々紹介している[23]。2007年8月には日本メイド協会の理事に就任[24]

2007年10月からテレビ出演時のみ、ぶちの小さいメガネに変えた(『スーパーモーニング』や『ハッケン!!』など。ラジオでは従来のまま)が、この黒ぶちの物はオフが久々にできた日に森永が取材に行ったことがある秋葉原のメイド店員が営業しているメガネ屋で「森永さんこれいいと思いますよ」「いいですね、似合ってますよ」と薦められて買ったという[25]

また、少子化問題に関する『ビートたけしのTVタックル』での議論の中で、非婚化・晩婚化の問題に関連し、森永は一部の男性のオタクが現実の女性に背を向けて、二次元の(すなわちアニメマンガなどの)女性キャラクターを愛する様になった事について「オタクたちは悟りを開いた」と発言した[26]

基本は収集マニアだが、森永曰く『プチ鉄道マニア』であると『がっちりマンデー!!』で公表した。しかし2005年12月25日に起こったJR羽越本線脱線事故の際、自身のラジオ番組[27]において国鉄時代に製作された重量級の485系車両に対し「事故原因に車両の軽量化は関係ないんですか?」と有識者に対して発言。

今時のアニメについて石原良純に「知らないでしょう?」と聞かれ、「『ドラゴンボール』はリアルタイムで見ていた」、「DVDも全巻持っている」と発言、また中川翔子と初めて会った時に、中川に自分の事知っているか尋ね、中川は森永が“『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ好き”であることは知っていて、「綾波レイのフィギュアを集めている人かと思った」が、彼が経済アナリストであることについては知らなかったと明かした。

また、中国のオタク事情に詳しかった為、オリエンタルラジオ藤森慎吾に「結構中国語、北京語も出来たりするんですか?」と聞かれた際は「私喋れないんですけど、あのオタク同士は何語でも通じるんですよ」と発言した[28]

以上の点からコミックマーケットに参加している事でも知られているオタク研究家でもある精神科医の斎藤環と並び、度々テレビや著書でオタクについて肯定的な見方をする数少ないオタク擁護派である。

オタク的趣味を持つとされている若者による無差別殺人などの事件がワイドショーで取り上げられる時も、ゲームやアニメが事件を起こす原因であったかのように恣意的に報道する番組側に対して「ゲームなんて今時誰でもやっています」「ゲームが事件を起こさせると言うのなら、ほとんどの若者は犯罪者ということになってしまう」と、コメンテーターとして真っ向から発言している。

野球やバスケットボールの独立リーグに否定的な見解を持つ一人でもある。「プロリーグの乱立が競技レベルそのものの低下を招きかねない」という考えを持ち、バスケットボール協会傘下外のプロリーグ・bjリーグについては、サラリーキャップについての問題をやり玉に挙げ「チームで全体の年俸の総和を決めることは共産主義的だ」などと発言している。一方、他の野球独立リーグの給与についても、共産主義的だなどと批判している。


著書

主な単著

  • 『森永卓郎の声に出して読めない謎かけの本』  
  • 『Bで生きる経済学』
  • 『年収300万円時代を生き抜く経済学』(2003年 光文社 ISBN 4-334-97381-7)
  • 『続・年収300万円時代を生き抜く経済学 実践編』
  • 『ミニカーから全てを学んだ』
  • 『捨てるより儲けろ ネットオークションで賢い整理術』
  • 『ビンボーはカッコいい』
  • 『非婚のすすめ』
  • 『悪女と紳士の経済学』
  • 『辞めるな!キケン』
  • 萌え経済学』
  • 『年収崩壊』
  • 『緊急版 年収120万円時代』

共著

脚注

  1. (2008) 森永卓郎VS人気メイド嬢 第2回 月刊チャージャー Yahoo! JAPAN 2008 8 [ arch. ] 2008-09-25
  2. 都立高進学決めた父の一喝読売新聞』2006-01-30閲覧。
  3. テレビ論客の素性と評判 『ゲンダイネット』2009-03-16閲覧。
  4. 森永は『日刊ゲンダイ』2008年6月15日の記事『たばこ「1箱1000円計画」は必ず失敗する』、タバコが1箱1,000円になったら死ぬまで吸うタバコを全部買い占めるとコメントしている。 (2008-06-15) 森永卓郎が「タバコ増税で秋葉原みたいな殺人が起こる」と 長期株式投資 2008-06-15 [ arch. ] 2008-09-25
  5. 「禁煙」JRはどうする…首都圏私鉄は駅全面禁煙だが 『読売新聞』2008-11-14閲覧。
  6. しょうふくてい-ろこ。名前の由来は発音で「しょうふくて えろこう」つまり、森永が下ネタをよく発言するためエロいということから来ている
  7. もりなが-たおる。名前の由来は森永が季節問わず汗をかき、いつもタオルで顔を拭いていることから来ている。
  8. 2009年9月13日放送『ウチくる!?
  9. もっともこれは朝日新聞を初めとしたマスメディア挙げての総ミスリードが背景にある。
  10. テレビアニメ新世紀エヴァンゲリオン』の登場人物・惣流・アスカ・ラングレーのセリフを真似たと推測される(森永が同アニメの登場人物・綾波レイのファンであると公言していることから)。
  11. GMより破綻している森永卓郎氏の論理-池田信夫ブログ
  12. 森永卓郎という生き方
  13. 次世代のことなんて何も考えちゃいないモリタク
  14. 森永卓郎という日本の癌
  15. 森永卓郎 オフィシャルWEBサイト
  16. ZAKZAK 2008年09月08日
  17. 庶民の実感を想像できない麻生総理[1]
  18. 麻生太郎の「居座りテロ」で一番迷惑するのは日本国民 与野党対立で国会の機能低下するばかり(リンク切れ)。
  19. 第177回:小沢代表の秘書逮捕で思い出す。長銀経営陣への「国策捜査」[2]
  20. 『朝日新聞』2008年11月13日、夕刊5面
  21. 森永が2006年5月21日に『週刊人物ライブ スタ☆メン』で述べたところによる。
  22. この時、森永は「慣れると『人間の女性なんかいらない』と思う男性が増えていくと思う」とコメントした。
  23. 2008年8月17日放送のTBS『がっちりマンデー!!』や、2009年9月13日放送のフジテレビ『ウチくる!?』など。
  24. 森永卓郎 (2007-09-25) 森永卓郎 第48回「『メイド』の行方」 萌えるアキバが日本を変える 日本経済新聞 2007-09-25 [ arch. ] 2008-09-25
  25. 2007年10月29日文化放送『大竹まことのゴールデンラジオ』「大竹紳士交遊録」より
  26. 2006年7月8日放送の『ブロードキャスター』でも同様の主張を繰り返している。
  27. 『森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!』
  28. 直後に「そんな事はない」と言われている(2007年11月24日放送TBSヤレデキ!世界大挑戦』より)。

外部リンク