「東京メトロ半蔵門線」の版間の差分
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|style="font-size:80%; text-align:left;"|'''押上・久喜・南栗橋方面(A線)の列車''' | |style="font-size:80%; text-align:left;"|'''押上・久喜・南栗橋方面(A線)の列車''' |
2014年7月23日 (水) 22:03時点における版
半蔵門線(はんぞうもんせん)は、東京都渋谷区の渋谷駅から墨田区の押上駅までを結ぶ、東京地下鉄(東京メトロ)の鉄道路線。鉄道要覧における名称は11号線半蔵門線である。
路線名の由来は徳川家康の家臣・服部半蔵正成の屋敷の側にあったことから名が付いた江戸城の門の一つ、「半蔵門」から。車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「パープル」(紫)、路線記号はZ。
目次
概要
1968年(昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京11号線は「二子玉川方面より三軒茶屋、渋谷、神宮前、永田町、九段下、神保町および大手町の各方面を経て蛎殻町方面に至る路線」として初めて示された。1972年(昭和47年)の同答申第15号では終点が深川扇橋[1]へと延長され、その後1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号において、錦糸町、押上経由で松戸へとさらに延長された。このうち渋谷 - 押上間が半蔵門線として1978年(昭和53年)から2003年(平成15年)にかけて順次開業している。
千代田線、有楽町線に次ぐ「バイパス3路線」の一つで、銀座線の混雑緩和を狙いとしていたが、沿線の地権者による反対運動が発生したこと、さらにバブル崩壊とそれに伴う営団の減収などが原因で押上までの開通が当初予定より大きく遅れることとなった。半蔵門 - 九段下間では地下鉄建設に当たっての説明不足や環境悪化を理由に一坪共有運動が起こった。このため、営団(当時)は土地収用法を基に強制収用の申請をしたが、一連の土地買収に10年ほどの期間を要した。
半蔵門線は東京地下鉄の路線の中で全駅間の所要時間が最も短く(距離は銀座線の方が2.5km短い)、また現在東京地下鉄の路線の中で最も駅数が少ない。 ちなみに、直通運転先(東急田園都市線中央林間 - 東武日光線南栗橋間)を含めた運行距離は98.5kmにも及び、これは東京メトロの路線の中で最長である。
半蔵門線は東京地下鉄の路線としては南北線とともに全線・全駅が地下に位置する路線となっている(その他の路線は地上区間・地上駅がある)。
渋谷駅から押上駅まで全部で14駅あるが、他線との連絡のない駅は半蔵門駅と水天宮前駅の2駅のみである。東京の地下鉄の中では都営地下鉄も含めて単独駅は最も少ない。
2010年(平成22年)現在未開業の押上 - 四ツ木 - 松戸の区間については、2000年(平成12年)の運輸政策審議会答申第18号で「2015年(平成27年)までに整備着手することが適当である路線」として位置付けられている。 1998年(平成10年)からは柏、我孫子、松戸の各市をはじめ茨城県の龍ケ崎、牛久、つくばなどの自治体で「地下鉄11号線延伸市町協議会」も結成され、松戸から柏市南部・我孫子市布佐方面さらに茨城県までの延伸も国などへ要請している。なお、東京地下鉄では押上延伸を以って「全線開業」としている[2]。詳細は「東京直結鉄道」を参照。
東京地下鉄内での路線記号で唯一、路線名の最初の頭文字のアルファベット記号が使われていない。これは日比谷線が「日」のアルファベットの頭文字がHの記号で、半蔵門線の「半」のHと同じになってしまい、それから順に「半」の文字が、A(浅草線)・N(南北線)と記号が続いて重なってしまうため、半蔵門線は「蔵」のZが振られた。
路線データ
- 路線距離(営業キロ):16.8km(全線地下)
- 軌間:1067mm
- 駅数:14駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線(直流1500V架空電車線方式)
- 閉塞方式:車内信号閉塞式(新CS-ATC)
- 列車無線方式:誘導無線 (IR) 方式
- 最高速度:80km/h
- 平均速度:39.0km/h
- 表定速度:33.4km/h
- 車両基地:鷺沼検車区(東急田園都市線鷺沼駅構内)
沿革
- 1969年(昭和44年)8月18日 渋谷 - 蛎殻町(現在の水天宮前)間の地方鉄道敷設免許を取得申請。
- 1971年(昭和46年)4月28日 渋谷 - 蛎殻町間の地方鉄道敷設免許を取得。
- 1972年(昭和47年)3月 渋谷 - 三越前間が着工される。当初は1975年(昭和50年)9月の完成を予定。
- 1977年(昭和52年)4月7日 渋谷駅が東急新玉川線(現在の東急田園都市線)の駅として開業(駅建設は営団が実施)。
- 1978年(昭和53年)
- 1979年(昭和54年)
- 1981年(昭和56年)4月1日 自社の車両8000系営業運転開始。 鷺沼検車区完成。
- 1982年(昭和57年)12月9日 永田町 - 半蔵門間 (1.0km) 開業。この直前の12月5日ダイヤ改正から、青山一丁目 - 永田町間も複線化。
- 1983年(昭和58年)1月22日 東急車による10両編成の運転を開始。
- 1984年(昭和59年)4月9日 田園都市線全通により、東急線との乗り入れ区間を中央林間まで延長。
- 1987年(昭和62年)9月26日 営団車両による10両編成の運転を開始。
- 1988年(昭和63年)6月1日 冷房車両の運転を開始。
- 1989年(平成元年)1月26日 半蔵門 - 三越前間 (4.4km) 開業。沿線の地権者が後援者を動員し反対運動を行ったため開通が大幅に遅れる。
- 1990年(平成2年)11月28日 三越前 - 水天宮前間 (1.3km) 開業。
- 1992年(平成4年)3月29日 東急2000系の営業運転開始。
- 1993年(平成5年)
- 1995年(平成7年)3月20日 地下鉄サリン事件に関連し午前の運転を休止し、午後から再開。
- 2002年(平成14年)5月2日 東急5000系の営業運転開始。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)3月18日 東武伊勢崎線との乗り入れ区間を久喜に延長。東武はこれに合わせて50050系を投入(30000系の一部を地上専用とする)。
- 2007年(平成19年)12月2日 渋谷駅の管理を、東京地下鉄から再び東急に移管。
- 他社との乗り入れを行う東京地下鉄の路線の中では唯一、全駅自社管理駅であった(他線では、乗り入れ側の管理駅が1つはある)。これは、他社接続駅である渋谷駅・押上駅をともに帝都高速度交通営団が建設を行い、東急・東武の両社がそこに乗り入れるという体制をとったためである。移管後の渋谷駅は駅名標や案内サイン、電光掲示板や駅構内放送などが東急仕様のものに変更された。ただし、ホームの壁面に他の半蔵門線の駅同様にラインカラーの線があることから、東京地下鉄管理駅だったことが伺える。また、東急新玉川線(現在の田園都市線)の開業から半蔵門線開業までは、渋谷駅は前記のとおり、営団が建設しながらも東急が管理していた。
- 2011年(平成23年)
- 3月14日 同月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による発電所の停止に伴う電力供給逼迫のため、東京電力が輪番停電(計画停電)を実施。これに伴い、この日から東武伊勢崎線・東武日光線との相互直通運転が休止される。
- 4月2日 東武伊勢崎線・東武日光線との相互直通運転が再開される。
運行形態
東京急行電鉄(東急)、東武鉄道(東武)と3社相互直通運転をしており、半蔵門線を挟んで東急側は渋谷から田園都市線の中央林間まで、東武側は押上から東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)経由で伊勢崎線久喜、および東武動物公園から分岐し日光線南栗橋までそれぞれ運転される。特に、渋谷口においては渋谷駅始発・終着の半蔵門線列車は存在せず、A線(渋谷→押上方面)は初電の清澄白河発東武動物公園行と半蔵門発押上行、B線(押上→渋谷方面)は平日終電の押上発水天宮前行を除くすべての定期列車が東急田園都市線と直通しており、一体的に運用されている。
定期列車はすべて各駅停車であるが、乗り入れ先の鉄道会社の運用・乗客案内上、急行・準急・各駅停車と3つの列車種別の表記が使用されている。これらの種別は1つの列車につき直通3社間で必ずしも一定ではなく、例えば東武線内では急行運転でも、東急田園都市線内で引き続き急行運転となるとは限らない。東武伊勢崎線・日光線に直通運転する東急田園都市線の列車は渋谷駅で東武線内種別である急行または準急に(半蔵門線内止まりの列車は各駅停車に)、東急田園都市線に直通運転する東武線発の列車は押上駅で東急線内種別である急行・準急または各駅停車にそれぞれ列車種別が変化する。各駅停車は種別の表示は行わない。
日中の運転間隔は5分(1時間あたり12本)である。A線(渋谷→押上方面)は、押上折り返しと東武線直通列車(急行)が交互に運転されている。東武線直通列車は、久喜行と南栗橋行が2:1の割合で運転されており、一部の久喜行は東武動物公園駅で普通 南栗橋行に接続している。B線(押上→渋谷方面)は、すべて東急田園都市線直通の中央林間行で、各駅停車・各駅停車・急行・準急・各駅停車・急行の順で運転されている。各駅停車は、東急線内で急行・準急に抜かれるダイヤになっており、急行の2本前の各駅停車は鷺沼で急行待ち合わせ、急行の1本前の各駅停車は桜新町で急行通過待ち・長津田でさらに後発の急行待ち合わせを行う。なお、準急のあとに渋谷駅始発の各駅停車が運転されている。
朝ラッシュ時の押上方面には、半蔵門、清澄白河折り返しの列車や、東武線直通の北越谷折り返しの準急がある。一方、渋谷方面には鷺沼行や長津田行も設定されている。なお、朝ラッシュ時のA線(押上方面)は渋谷駅 - 半蔵門駅間で2分10秒間隔と運行本数が非常に多い。
東武伊勢崎線への直通運転を開始した2003年3月19日から2006年3月17日までは、東武線への直通列車は日中1時間3本で約20分毎と、利便性に欠けていたものであった。東武線内は区間準急(停車駅は現在の準急と同じ)での運転で、そのうち2本は東武動物公園止まりの運転だった。さらに、東武線内では曳舟で準急(現在の区間急行)に接続してせんげん台まで先行するものの、せんげん台駅でその準急に抜き返されるというダイヤが組まれていた。日中の清澄白河折り返しの列車も15分間隔で設定されていたため、時間調整も頻繁に行われていた。
2006年3月18日のダイヤ改正以降、東武線への直通列車が深夜早朝と9時台をのぞき1時間6本(約10分毎)となった。昼間時は南栗橋行きと久喜行きの急行が交互に運行されるようになり、前記のような問題点はほぼ解決した。時間帯やダイヤの都合により、東武動物公園や北越谷(準急)発着もある。なお、直通列車は急行または準急(朝・夜間のみ運転)に限られる。2013年3月16日のダイヤ改正より、昼間時の行き先が久喜行き・久喜行き・南栗橋行きの30分サイクルに変更となり、平日夜間帯の急行の運転時間帯も拡大された。この改正により南栗橋発着が減便になったが、同日の改正で南栗橋まで延伸された日比谷線直通列車が補完することになった。
日中の清澄白河折り返しの列車は30分間隔に半減され、2009年6月6日改正で全廃された。特に、土休日の清澄白河発着に関してはA線(押上方面)の22時台の1本と最終の清澄白河行き、およびA線の初電とB線(渋谷方面)6時台の1本の合計4本をのぞきすべて廃止された。2013年3月16日のダイヤ改正よりB線6時台の1本は住吉始発となり、清澄白河発着は3本のみとなった。
東急田園都市線は、2014年6月21日の改正までは日中運転されている毎時12本すべてが半蔵門線直通列車であった(各駅停車・各駅停車・急行のサイクル)。同日の改正により日中に毎時2本の準急を増発すると共に、毎時2本の各駅停車を渋谷駅発着とした。
東急5000系のうち15編成に4号車・5号車・8号車に6扉・座席格納車両が連結されており、平日朝の押上方面の電車では東急田園都市線の始発駅から半蔵門線の半蔵門まで6扉車の座席が使用できない[4]。
車両基地は自社路線内に用地を確保できなかったため、東急田園都市線の鷺沼駅の横に鷺沼検車区として置かれている。
ダイヤの乱れ
半蔵門線のダイヤが大幅に乱れた時(東武線、東急線要因も含む)は、東武線への直通運転を中止し、半蔵門線と東急線での区間運転となる。基本的に半蔵門線と東急線への直通運転は中止しない。しかし、東急線要因で直通運転が中止になった場合、東武線直通よりも最優先で東急線への直通を復旧させることになる。東急線からの半蔵門線直通列車は通常半蔵門もしくは清澄白河止まりの列車を含め、全列車が押上行となる。 東武線からの半蔵門線直通列車は構造上の理由などにより押上駅での折り返し運転が不可能なため、全列車が北千住折り返しとなり、利用者は同駅で千代田線に乗り換えて大手町駅・表参道駅、もしくは浅草駅での他路線振替か、とうきょうスカイツリー駅と押上駅の間を徒歩で移動しての乗り換えを強いられるが、東武鉄道は2013年度を目標として押上駅に折り返し設備を新設し、こうした状況を解消させるとしている[5]。
なお、夜間にダイヤの乱れが生じた場合、東京メトロ・東武・東急の車両が各自の車両基地(鷺沼・南栗橋・長津田)に戻れないことがある[6]。
臨時列車
東急田園都市線 - 半蔵門線 - 東武伊勢崎線の3社直通運転を利用して、多客期に臨時列車を運行することがある。久喜・南栗橋以北に直通するイベント列車には分割併合の兼合いから東武30000系が使用される。
- 3社直通運転記念号(中央林間 - 東武日光・鬼怒川温泉、2003年3月29日:往路、3月30日:復路)
- もみじ号(長津田 - 北千住、2004年10月2日、10月9日)※北千住で特急スペーシアに接続
- フラワーエクスプレス(中央林間 - 太田、2005年から2010年のゴールデンウィーク)
車椅子スペースの案内
各車両における弱冷車・車椅子スペース位置の違い | ||||||||||
← 渋谷・中央林間 押上・久喜・南栗橋 →
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東武50050系 | ||||||||||
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東武30000系 | ||||||||||
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東京メトロ車・東急車 | ||||||||||
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東京メトロ8000系未更新車 | ||||||||||
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押上延長後の半蔵門線各駅(東急移管後の渋谷駅をのぞく)の発車標には、時刻や行き先とともに車両の所属会社が「○○車両がきます」「○○の車両です」(○○:東京メトロ(営団時代は営団)・東急・東武)といった形で表示される。これは車いすスペースを設置した車両の連結位置が東武(同じ東武の車両である30000系と50050系でも車いすスペースの位置が違う)と東京地下鉄で異なるためである(『半蔵門線建設史(水天宮前 - 押上)』 (1999) p.597 )。「○両目に車いすスペースがあります」という表示だと表示装置が表示できる字数を超えてしまうため、「東武の車両です」や「東京メトロ(営団時代は営団)の車両です」「東急の車両です」と表示しているという。
なお、東武の車両は原則2・9号車(50050系・30000系共通)・3・6号車(30000系のみ)、東京メトロ(08系全車と8000系更新車)および東急(5000系・2000系・8590系・8500系)は3・9号車に設定されている(5000系の2・4 - 8号車と8590系の2号車にもフリースペースが設けられている)。
車両
自社車両
直通先の伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・日光線では北千住駅 - 南栗橋駅間で日比谷線とも相互直通運転が行われており、また同区間内の竹ノ塚駅付近に日比谷線車庫の一つである千住検車区竹ノ塚分室があることから、同区間では日比谷線用の03系と並ぶ光景も見られる。
乗り入れ車両
車両運用について
どの列車がどの車両で運転されるかは列車番号で判別できる。現在、列車番号末尾アルファベットの「S」が東京メトロ車両、「K」が東急車両、「T」が東武車両となっている。東武線直通運転開始前は東急車両には記号が付かず番号のみとなっていた。列車番号は『MY LINE 東京時刻表』(交通新聞社)などにより確認ができる。
また、5桁の数字で表記されている東急方式の列車番号では上2桁が運用番号を表し、01 - 49が東急車両(ただし、34以降は東武線には乗り入れない)、51以降の奇数番号が東京メトロ車両、50以降の偶数番号が東武車両となっている。
2009年7月11日現在、走行距離調整の関係などから東武車両が田園都市線から半蔵門・清澄白河・押上で折り返す列車にも使用されている。東急田園都市線でも長津田 - 中央林間間の区間運転列車の一部に東京メトロ車両および東武車両が使用されている。
通常は列車番号どおりの車両で運行されるが、夜間に生じたダイヤの乱れによって東京メトロ・東武・東急の車両が各自の車両基地に戻れない状況が生じるなど、車両運用に不具合が生じた場合は、列車番号どおりの運用を行わず、列車番号の末尾が「S」の列車を東急車両で運行するなど、他社車両による運行となることがある。
女性専用車
女性専用車 | ||||||||||
←渋谷・中央林間 押上・久喜・南栗橋→ | ||||||||||
押上・久喜・南栗橋方面(A線)の列車 | ||||||||||
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渋谷・中央林間方面(B線)の列車 | ||||||||||
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平日朝始発から9:30まで(渋谷方面行きは押上9:20発まで)のすべての列車は、進行方向最後尾車両の車両が女性専用車となっている(実施区間は渋谷 - 押上間、9:30で女性専用車の扱いは取りやめとなる)。
駅一覧
駅所在地はすべて東京都内。
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 累計キロ | 接続路線 | 所在地 |
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Z-01 | 渋谷駅[* 1] | - | 0.0 | 東京急行電鉄:田園都市線 (DT01) (中央林間駅まで直通運転)・東横線 (TY01) 東京地下鉄: 銀座線 (G-01) [* 2]・ 副都心線 (F-16) 東日本旅客鉄道:山手線・埼京線・湘南新宿ライン 京王電鉄:井の頭線 |
渋谷区 |
Z-02 | 表参道駅 | 1.3 | 1.3 | 東京地下鉄: 銀座線 (G-02) ・ 千代田線 (C-04) | 港区 |
この間の外苑前駅(G-03)は、銀座線にのみホームがある。 | |||||
Z-03 | 青山一丁目駅 | 1.4 | 2.7 | 東京地下鉄: 銀座線 (G-04) 都営地下鉄: 大江戸線 (E-24) |
港区 |
Z-04 | 永田町駅 | 1.4 | 4.1 | 東京地下鉄: 有楽町線 (Y-16) ・ 南北線 (N-07) 、 銀座線(赤坂見附駅:G-05)・ 丸ノ内線(赤坂見附駅:M-13) | 千代田区 |
Z-05 | 半蔵門駅 | 1.0 | 5.1 | ||
Z-06 | 九段下駅 | 1.6 | 6.7 | 東京地下鉄: 東西線 (T-07) 都営地下鉄: 新宿線 (S-05) | |
Z-07 | 神保町駅 | 0.4 | 7.1 | 都営地下鉄: 三田線 (I-10) ・ 新宿線 (S-06) | |
Z-08 | 大手町駅 | 1.7 | 8.8 | 東京地下鉄: 丸ノ内線 (M-18) ・ 千代田線 (C-11) ・ 東西線 (T-09) 都営地下鉄: 三田線 (I-09) | |
Z-09 | 三越前駅 | 0.7 | 9.5 | 東京地下鉄: 銀座線 (G-12) 東日本旅客鉄道:総武線(快速)(新日本橋駅) |
中央区 |
Z-10 | 水天宮前駅[* 3] | 1.3 | 10.8 | ||
Z-11 | 清澄白河駅 | 1.7 | 12.5 | 都営地下鉄: 大江戸線 (E-14) | 江東区 |
Z-12 | 住吉駅 | 1.9 | 14.4 | 都営地下鉄: 新宿線 (S-13) | |
Z-13 | 錦糸町駅 | 1.0 | 15.4 | 東日本旅客鉄道:総武線(快速)・総武線(各駅停車) | 墨田区 |
Z-14 | 押上〈スカイツリー前〉駅[* 4] | 1.4 | 16.8 | 東武鉄道:伊勢崎線(東武スカイツリーライン) (TS-03) (久喜駅・日光線南栗橋駅まで直通運転) 都営地下鉄: 浅草線 (A-20) 京成電鉄:押上線(KS45) |
各駅のホームに向かう階段に設置されている駅一覧表は、副都心線の開業で駅一覧表が更新された際に、渋谷の乗り換え案内に従来表参道での乗り換えを推奨していたために存在しなかった銀座線が、副都心線のほかに新たに加えられた。ただし、押上駅の副名称の導入に伴って更新されたものでは再び削除されている。
PASMO利用時の運賃計算
東京地下鉄および乗り入れている東武鉄道ではPASMOを利用することができるが、東武伊勢崎線押上・北千住経由で半蔵門線と日比谷線を乗り継いだ場合はPASMOの仕様上、東武線の運賃は計算されず、全線東京メトロ経由で計算される。 また、東武伊勢崎線押上・北千住経由で半蔵門線と千代田線を乗り継いだ場合も全線東京地下鉄経由で計算され、大手町駅経由または表参道経由と同一の金額が算出される。これは北千住駅の構造が東京地下鉄・東武鉄道・JR東日本が改札内でつながっており、かつ中間改札がないためである。
参考文献
- 帝都高速度交通営団 『東京地下鉄道半蔵門線建設史(渋谷〜水天宮前)』 帝都高速度交通営団、1999年。
- 帝都高速度交通営団 『東京地下鉄道半蔵門線建設史(水天宮前〜押上)』 帝都高速度交通営団、2004年。
- 東京地下鉄 『帝都高速度交通営団史』 東京地下鉄、2004年12月。
- 「鉄道ファン」1996年10月号 特集:カラフル営団地下鉄2401両、2004年9月号 特集:東京メトロ(交友社)
- 「私鉄電車ビジュアルガイド 東武鉄道」(編者・著者 東武鉄道研究会、出版・発行:中央書院 2003年) ISBN 4887321422
- 「MY LINE 東京時刻表」各号(交通新聞社)
- 「鉄道ダイヤ情報」各号(交通新聞社)
脚注
- ↑ 東京都江東区、住吉駅南方一帯の地域名。半蔵門線が通過したが、駅は設置されなかった。
- ↑ 半蔵門線全線開業10周年記念グッズを発売します! - 2013年3月14日 東京地下鉄プレスリリース
- ↑ 路線名の由来となった半蔵門駅まで開業したのは4年半後であるが、当時から路線名は半蔵門線であった。
- ↑ 田園都市線・半蔵門線の各駅に掲出される時刻表ポスターには、2010年6月24日以降は6扉車2両は廃止され、すべて3両になったと記載されている。
- ↑ 東武鉄道2013年度鉄道事業設備投資計画 - 2013年4月25日 東武鉄道プレスリリース
- ↑ 通常ダイヤにおいても、東急車2本が南栗橋、東武車2本が長津田に入庫している。