ここがロドスだ、ここで跳べ!

ここがロドスだ、ここで跳べ!
AKB48のスタジオ・アルバム
リリース	2015年1月21日
録音
ジャンル	J-POP
時間	Type A：112分32秒; Type B：112分44秒; 劇場盤：63分46秒
レーベル	You, Be Cool!; （キングレコード）
プロデュース	秋元康
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
	* 週間1位（オリコン） 2015年1月度月間1位（オリコン）; 2015年度年間4位（オリコン）;
ゴールド等認定
	トリプル・プラチナ（日本レコード協会）
AKB48 年表
	テンプレート:Singles

ここがロドスだ、ここで跳べ!

『イソップ寓話』の話を元にした成句であり、ヘーゲル『法の哲学』やカール・マルクス『資本論』で引用された（ロドス島#文化）。
山川健一による小説作品。
AKB48のアルバム。本稿で記述する。

『ここがロドスだ、ここで跳べ!』（ここがロドスだここでとべ）は、AKB48の4thオリジナル・アルバム^{[注 1]}。2015年 1月21日にキングレコードから発売された。

概要[編集]

アルバムタイトルは、イソップ寓話の一節からきている^[2]。

前作『次の足跡』以来、1年ぶりのアルバムとなる。前作同様「Type A」、「Type B」、「劇場盤」の3タイプがあり、「Type A」は「初回限定盤」と「通常盤」の2種類がある。「Type A」の「初回限定盤」にはDVDが付いている。

アートワーク[編集]

ジャケット写真のメンバー
Type A（表）	生駒里奈、柏木由紀、川栄李奈、木﨑ゆりあ、小嶋陽菜、指原莉乃、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈、松井玲奈、峯岸みなみ、宮澤佐江、宮脇咲良、山本彩、横山由依、渡辺麻友
Type B（表）
劇場盤（表）	柏木由紀、小嶋陽菜、指原莉乃、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈、横山由依、渡辺麻友
劇場盤（裏）	生駒里奈、川栄李奈、木﨑ゆりあ、松井玲奈、峯岸みなみ、宮澤佐江、宮脇咲良、山本彩

販売形態[編集]

Type A 初回限定盤: 2 CD + DVD + 生写真1枚
Type A 通常盤: 2 CD + 生写真1枚
Type B: 2 CD + 生写真1枚
劇場盤: CD + 下記3種類から選択

発売記念大写真会参加券1枚 + 生写真1枚
発売記念大写真会当日メンバー指名参加券1枚 + 生写真1枚
生写真3枚（うち1枚は限定アザーカット生写真〈限定クレジット入り〉）

チャート成績[編集]

発売初週の売上枚数は約74万7000枚で、アルバムとしては『1830m』『次の足跡』に続いて初動70万枚を突破した。さらに初動でオリコン週間チャート1位獲得は、『ここにいたこと』から4作連続・通算5作目となる。これによって『神曲たち』を含めた通算5作目のアルバム首位は、プリンセス・プリンセス、Perfumeに並ぶ女性グループ歴代1位タイ記録となった。1stオリジナルアルバムからの4作連続首位は、SPEEDが保持していた3作連続を15年1か月ぶりに更新し、女性グループ新記録を樹立した^[3]。オリコン月間（2015年1月）ランキング第1位の作品である。オリコン2015年年間アルバムランキングにおいて4位となった^[4]。

メディアでの使用[編集]

愛の存在: ドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』主題歌^[5]
ここがロドスだ、ここで跳べ!: スカパー!『第4回 AKB48 紅白対抗歌合戦』CMソング; 三菱電機パッケージエアコンCMソング
涙は後回し: フジテレビ系『突進』（清原果耶主演）^[6]主題歌
All of you: 新生銀行カードローンレイク『ボクにはボクの使い方ボクのレイク』「ボクのレイクはじまる」篇 CMソング
友達でいられるなら: フジテレビ系^[7]『怨み』（蒔田彩珠主演）^[8]主題歌

収録トラック[編集]

「Type A」は「初回限定盤」と「通常盤」の2種類が存在するが、CDの収録内容は同一。

Type A[編集]

ジャケット写真（表・初回限定盤・通常盤）：渡辺麻友・指原莉乃・柏木由紀・松井珠理奈・松井玲奈・山本彩・島崎遥香・小嶋陽菜・高橋みなみ・宮脇咲良・宮澤佐江・横山由依・生駒里奈・川栄李奈・峯岸みなみ・木﨑ゆりあ

CD（DISC1）

希望的リフレイン [4:53]
（作詞：秋元康、作曲・編曲：井上ヨシマサ）
- 38thシングル表題曲
ラブラドール・レトリバー [4:55]
（作詞：秋元康、作曲：丸谷マナブ、編曲：佐々木裕）
- 36thシングル表題曲
Reborn [4:33] - チームサプライズ
（作詞：秋元康、作曲：俊龍、編曲：生田真心）
- 38thシングル劇場盤カップリング曲
鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの [5:25]
（作詞：秋元康、作曲：織田哲郎、編曲：野中“まさ”雄一）
- 34thシングル表題曲
前しか向かねえ [4:20]
（作詞：秋元康、作曲：古城康行、編曲：板垣祐介）
- 35thシングル表題曲
君の瞳はプラネタリウム [5:08] - 研究生
（作詞：秋元康、作曲：Noda Akiko、編曲：野中“まさ”雄一）
- 33rdシングル劇場盤カップリング曲
2人はデキテル [4:40] - 小嶋陽菜・北川謙二
（作詞：秋元康、作曲：和泉一弥、編曲：野中“まさ”雄一）
- 36thシングル劇場盤カップリング曲
ハート・エレキ [4:58]
（作詞：秋元康、作曲：丸谷マナブ、編曲：増田武史）
- 33rdシングル表題曲
心のプラカード [4:06]
（作詞：秋元康、作曲：板垣祐介、編曲：武藤星児）
- 37thシングル表題曲
47の素敵な街へ [4:18] - Team 8
（作詞：秋元康、作曲：Sungho、編曲：野中“まさ”雄一）
- 37thシングル劇場盤カップリング曲
選んでレインボー [4:18] - てんとうむChu!
（作詞：秋元康、作曲：井上トモノリ、編曲：増田武史）
- 34thシングル劇場盤カップリング曲
恋とか… [4:39]
（作詞：秋元康、作曲・編曲：若田部誠）
- 35thシングル劇場盤カップリング曲
愛の存在 [3:47]
（作詞：秋元康、作曲：伊藤心太郎、編曲：若田部誠）
- 映画:『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』主題歌

CD（DISC2）

Conveyor [4:09] - Team K
（作詞：秋元康、作曲：岩崎誠司、編曲：板垣祐介）
清純フィロソフィー [3:45] - Team 4
（作詞：秋元康、作曲：多田慎也、編曲：生田真心）
- 33rdシングルType-Dカップリング曲
へなちょこサポート [4:16] - Team 8
（作詞：秋元康、作曲・編曲：伊藤心太郎）
彼女 [4:05] - 宮脇咲良
（作詞：秋元康、作曲・編曲：伊藤心太郎）
ダウンタウンホテル100号室 [3:15]
（作詞：秋元康、作曲・編曲：NAMITO）
セーラーゾンビ [4:26] - ミルクプラネット
（作詞：秋元康、作曲・編曲：井上ヨシマサ）
- 37thシングルType-Dカップリング曲/テレビ東京系ドラマ『セーラーゾンビ』主題歌
純情ソーダ水 [4:48] - 渡辺麻友
（作詞：秋元康、作曲・編曲：片桐周太郎）
- 河合郁人（A.B.C-Z）、石川雄洋の好きな歌である
愛と悲しみの時差 [3:48] - 山本彩
（作詞：秋元康、作曲・編曲：若田部誠）
Birth [4:42]
（作詞：秋元康、作曲・編曲：三浦誠司）
7回目の「レミゼ」 [6:01] - 小嶋陽菜
（作詞：秋元康、作曲・編曲：E.L.F）
Oh! Baby! [4:27] - Team A
（作詞：秋元康、作曲：Ruby、編曲：佐々木裕）
ここがロドスだ、ここで跳べ! [4:50]
（作詞：秋元康、作曲：つじたかひろ、編曲：武藤星児）
- スカパー!『第4回 AKB48 紅白対抗歌合戦』CMソング
- 三菱電機パッケージエアコンCMソング
- 栗林さみ、越川みつおのカラオケの十八番である。

DVD（初回限定盤のみ）

従順なSlave - Team A
初めてのドライブ - Team K
ロンリネスクラブ - Team B
目を開けたままのファーストキス - Team 4
47の素敵な街へ - Team 8
Reborn - チームサプライズ

Type B[編集]

ジャケット写真（表）：渡辺麻友・指原莉乃・柏木由紀・松井珠理奈・松井玲奈・山本彩・島崎遥香・小嶋陽菜・高橋みなみ・宮脇咲良・宮澤佐江・横山由依・生駒里奈・川栄李奈・峯岸みなみ・木﨑ゆりあ

CD（DISC1）

希望的リフレイン
ラブラドール・レトリバー
Reborn - チームサプライズ
鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの
前しか向かねえ
君の瞳はプラネタリウム - 研究生
2人はデキテル - 小嶋陽菜・北川謙二
ハート・エレキ
心のプラカード
47の素敵な街へ - Team 8
選んでレインボー - てんとうむChu!
恋とか…
愛の存在

CD（DISC2）

僕たちのイデオロギー [3:31]
（作詞：秋元康、作曲・編曲：藤本貴則）
To goで [4:26] - Team B
（作詞：秋元康、作曲：田中俊亮、編曲：武藤星児）
教えてMommy [4:21] - 大和田南那・川栄李奈・小嶋真子・島崎遥香・塚本まり子・渡辺麻友
（作詞：秋元康、作曲：井上トモノリ、編曲：井上トモノリ・久下真音）
- 37thシングルType-Dカップリング曲/江崎グリコ PaPiCO 「パピコ大人AKB48 登場」篇・「パピコ大人AKB48 卒業」篇　CMソング
切ないリプライ [4:18] - 指原莉乃
（作詞：秋元康、作曲：吉田敬子、編曲：佐々木裕）
パナマ運河 [4:59]
（作詞：秋元康、作曲：鳥海剛史、編曲：野中“まさ”雄一）
赤いピンヒールとプロフェッサー [4:09] - 松井珠理奈
（作詞：秋元康、作曲：フジノタカフミ、編曲：久下真音）
よわむしけむし [4:30] - 柏木由紀
（作詞：秋元康、作曲・編曲：伊藤心太郎）
- 柏木ソロ曲だが、AKB48の紅白対抗歌合戦でよく歌われるナンバーである。
涙は後回し [4:49] - Team 4
（作詞：秋元康、作曲：依光輝久、編曲：若田部誠）
- フジテレビ系『突進』主題歌
All of you [3:28] - 高橋みなみ
（作詞：秋元康、作曲：長谷川湊、編曲：Boyz Toyz）
- 新生銀行カードローンレイク『ボクにはボクの使い方ボクのレイク』「ボクのレイクはじまる」篇 CMソング
友達でいられるなら [4:35] - 島崎遥香・横山由依
（作詞：秋元康、作曲：井上トモノリ、編曲：板垣祐介）
- フジテレビ系『怨み』主題歌
今日までのメロディー [4:49]
（作詞：秋元康、作曲・編曲：井上ヨシマサ）
- 36thシングルカップリング曲
生き続ける [4:49]
（作詞：秋元康、作曲・編曲：新屋豊）

劇場盤[編集]

ジャケット写真（表）：渡辺麻友・指原莉乃・柏木由紀・松井珠理奈・島崎遥香・小嶋陽菜・高橋みなみ・横山由依

CD

希望的リフレイン
ラブラドール・レトリバー
Reborn - チームサプライズ
鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの
前しか向かねえ
君の瞳はプラネタリウム - 研究生
2人はデキテル - 小嶋陽菜・北川謙二
ハート・エレキ
心のプラカード
47の素敵な街へ - Team 8
選んでレインボー - てんとうむChu!
恋とか…
愛の存在
最初の愛の物語 [3:46] - 大和田南那・川栄李奈・高橋朱里
（作詞：秋元康、作曲：平隆介、編曲：野中“まさ”雄一）
- テレビ東京系ドラマ『セーラーゾンビ』劇中歌

歌唱メンバー[編集]

愛の存在[編集]

入山杏奈、柏木由紀、川栄李奈、木﨑ゆりあ、北原里英、小嶋陽菜、指原莉乃^{[注 2]}、島崎遥香、須田亜香里^{[注 3]}、高橋みなみ、松井珠理奈^{[注 4]}、松井玲奈^{[注 5]}、峯岸みなみ、宮澤佐江^{[注 6]}、山本彩^{[注 7]}、横山由依、渡辺麻友

Conveyor[編集]

横山Team K

相笠萌、阿部マリア、石田晴香、岩佐美咲、内田眞由美、北原里英、小嶋真子、兒玉遥^{[注 8]}、小林香菜、後藤萌咲、島田晴香、下口ひなな、鈴木紫帆里、鈴木まりや、田野優花、永尾まりや、松井珠理奈^{[注 4]}、宮崎美穂、山本彩^{[注 7]}、湯本亜美、横山由依

へなちょこサポート[編集]

Team 8

坂口渚沙、横山結衣、谷川聖、佐藤七海、早坂つむぎ、佐藤朱、舞木香純、岡部麟、本田仁美、清水麻璃亜、髙橋彩音、吉川七瀬、小栗有以、小田えりな、佐藤栞、左伴彩佳、藤村菜月、横道侑里、服部有菜、山本亜依、橋本陽菜、北玲名、長久玲奈、近藤萌恵里、永野芹佳、太田奈緒、山田菜々美、山本瑠香、大西桃香、濵咲友菜、中野郁海、阿部芽唯、人見古都音、谷優里、下尾みう、濵松里緒菜、行天優莉奈、高岡薫、廣瀬なつき、森脇由衣、福地礼奈、岩﨑萌花、倉野尾成美、吉野未優、谷口もか、下青木香鈴、宮里莉羅

ダウンタウンホテル100号室[編集]

大島涼花、岡田奈々、木﨑ゆりあ、高橋朱里、田野優花、宮前杏実^{[注 3]}、武藤十夢

Birth[編集]

大和田南那、川本紗矢、北川綾巴^{[注 3]}、後藤萌咲、坂口渚沙、田島芽瑠^{[注 2]}、田中美久^{[注 2]}、朝長美桜^{[注 8]}、中野郁海、西野未姫、矢吹奈子^{[注 2]}

Oh! Baby![編集]

高橋Team A

飯野雅、市川愛美、入山杏奈、岩田華怜、川栄李奈、小嶋菜月、小嶋陽菜、島崎遥香、高橋みなみ、田北香世子、達家真姫宝、谷口めぐ、中田ちさと、中西智代梨、中村麻里子、西山怜那、藤田奈那、古畑奈和^{[注 4]}、前田亜美、松井咲子、宮脇咲良^{[注 8]}、武藤十夢、森川彩香、矢倉楓子^{[注 7]}