バーニングプロダクション
株式会社バーニングプロダクションは日本の有力な芸能事務所であり、バーニンググループの中核企業。トヨタ自動車・三井物産・新日本製鐵・日本電信電話等と並び称される日本を代表する大企業である。実態は山口組周防組。警察からも企業舎弟として監視されている。
目次
概要
社長・周防郁雄の経歴
代表取締役社長の周防郁雄は、小佐野賢治の雑巾がけをしていた浜田幸一の子分として運転手等をしていた。その後、新栄プロダクションでマネージャー業を勉強している。新栄と、当時の関東興行界を仕切っていた松葉会の木津政雄親分が、親密な関係だったことから松葉会の構成員だったとする噂もある。
株式会社バーニングプロダクション代表取締役・株式会社オフィスプロペラ取締役・株式会社ファーンウッド取締役
千葉県市原市出身 東京都港区赤坂在住
- 昭和16年1月11日生れ
- 昭和35年市川高校卒業、新栄プロダクションに入社
- 昭和43年ホリプロダクションに転じ
- 昭和46年バーニングプロダクションを設立代表取締役に就任す
浜田幸一代議士の運転手をしていた周防郁雄は、千葉県館山の石井博が経営する大千葉建設で働いていた西川良次と知遇を得る。西川良次の実弟が西川興行社(現在の新栄プロダクション)を経営している西川幸男だと知り、芸能界への憧れが人一倍強かった周防は、良次に頼みこんで西川興行社に住み込み修業でもぐり込む。
周防がバーニングプロダクションを設立したとき、新栄プロ時代の同僚であった鈴木照義が周防の手助けをするため入社した。新栄プロとバーニングで芸能界の人脈を得た鈴木は、現在、業界の祝儀・不祝儀の花を扱う会社「マル源」代表。西川幸男の運転手を周防氏から継いだ木村正明氏は、その後独立して、プロモーション会社「オフィスプロペラ」を設立した。
周防郁雄が1970年11月に国際興行プロダクションを設立。スタッフは作曲家の聖川湧、日本コロムビアの文芸部長だった新鞍武千代、新栄プロダクションにいた鈴木照義。「国際興行プロダクション」という社名がすでに赤坂地区に存在していたのがわかり、所属歌手本郷直樹の曲「燃える恋人」から「バーニングプロダクション」と改称。
バーニング帝国
周防は浜田幸一、北島三郎の運転手を務め、新栄プロ、ホリプロを渡り歩きながら力を付け、ハマコーとの関連から政界にも顔が利き、事件・事故のもみ消し、隠蔽を図ることができる。
版権ビジネスに目を付け、所属アーティストのみならず「勝手にシンドバッド」「いとしのエリー」など初期のサザンオールスターズや小室哲哉作品、浜崎あゆみ、Every Little Thing、広瀬香美、melody.など楽曲の頒布権を所有。
資金薄となったプロダクションに資金を提供し、その見返りに軍門に下らせる。系列となったプロダクションを番組、イベントなどにブッキングする代わりにギャラのマージンを大量に搾取するなどやりたい放題。
また、マスコミ、政界にも顔が利くため、事件を起こしたタレントにその隠蔽を図る代償として、ギャラ、頒布権などを強奪する。
批判記事を書いた媒体には、系列のタレントが出演してる企業のCMや広告を取り下げる(広告で成り立っている雑誌の収益をなくす)とオドし、徹底的に叩く。一方、自分たちを持ち上げる記事書く雑誌は優遇し、豪快な接待でもてなすというアメとムチを用いて、マスコミを懐柔する。
バーニングプロダクション本体のタレント数は少ないが、系列に数多くのプロダクションがあり、日本の芸能プロダクションの実に7割が単純に数の上ではバーニング系ともいわれ、タレントはバータレと揶揄される。バーニング及びケイダッシュ系のタレントが主演するとそのドラマのキャスティングをバーニング系に埋め尽くされてしまう場合が多い。放送するテレビ局側のプロデューサーが出演者のキャスティングを決めるのではなく、高圧的にプロダクション側からタレントを押し付けられる。音事協所属。音事協の代理人を名乗る。所属事務所同士のつながりがある。
業界で周防郁雄の名が知られるようになったのは、南沙織を引き抜いてからだ。
タレントばかりじゃない。キャンディーズの担当をしていた渡辺プロの大里洋吉やホリプロの市村義文など、若くて優秀で、独立願望が強いマネージャーたちに金銭面で援助をして独立を促した。
当時強大だった大手芸能プロダクションを人材面から切り崩すことに成功した。大手プロダクションの加盟する社団法人日本音楽事業者協会(音事協)では、いわゆる加盟社間での「引き抜き」を禁じている。バーニングは音事協加盟社だが、周防は、いまだに音事協に所属していない小さなプロダクションやモデル事務所に目をつけて、引き抜きをやっている。
中山美穂を見つけて育ててきた社長は、「周防に中山美穂も会社も取られた」とぼやいている。バーニング商法の問題はここにある。バーニングは、小さなプロダクションを結果的に泣かせるようなことを繰り返し行っている。鈴木蘭々は本格的な歌手活動をするために心機一転を図りたかった。そんな折、周防社長と所属事務所ミナクルカンパニーの並木社長が話し合い、移籍が決まった。バーニングとは並木社長がジャニーズ事務所でマネージャーをしていたころからの付き合いで関係も深く、彼女の曲の権利もバーニングパブリッシャーズが所有していた。 とはいえ、育ててきた稼ぎ頭の鈴木蘭々の移籍だけに、社長はひどくショックを受けていた。
暴力団共生者
暴力団を本格的に芸能界に引き入れたのが周防だったと言われる。強いヤクザが大好きで、ケツモチを変遷させてきた。エコテック(旧・伸葉都市開発)を通じて億単位の投資した千葉県銚子市の産業廃棄物最終処分場設置計画事業が頓挫。
周防郁雄の原風景は、千葉県木更津市の稲川会三日月一家にある。バーニングプロのケツモチは、住吉会住吉一家大日本興行に始まり、五代目山口組健竜会、山口組宅見組、住吉会、稲川会三本杉一家、山口組後藤組と変遷してきた。現在は工藤會や山口組系の西(尼崎)の組織といわれている。周防のヤクザ好きは、救いようのない病気である。
沿革
1970年に国際興行プロダクションとして設立され、1971年、当時所属していた歌手・本郷直樹のヒット曲『燃える恋人』にちなんで現在の社名に変更。本社は東京都港区にある。かつては南沙織、細川たかし、高田みづえ、渡辺美奈代、松雪泰子、水野美紀なども所属していた。
事務所の影響力と封建的な文化
今やバーニングプロダクションは吉本興業、ジャニーズ事務所、研音、ホリプロ、長良プロダクション、そしてバーニングの盟友であるケイダッシュと並び、芸能マスコミからは「最大のタブー」とされ、業界大手であり巨大な圧力・勢力を誇っている。
それは、小池徹平・ウエンツ瑛士・郷ひろみ・小泉今日子・稲森いずみ・内田有紀・松方弘樹・島谷ひとみなどの人気タレントが数多く所属している事や、傘下の芸能プロダクションなどで構成されるバーニンググループが多くの人気タレントを抱えていること、社長の周防郁雄が政財界等にパイプがある事に起因している。
所属するタレントとバーニンググループのプロダクションの所属するタレントの離反に対しては、テレビ局等に徹底的に起用しないように頼み込み、更に容赦なく仕事を干す。多くの場合はそれで芸能界から注目されなくなるが、それに耐え抜いて、人気が低迷した後に苦労して再び人気が出たタレントもいる。但し、高田みづえ、松雪泰子の様に引退・円満により退社したタレントや細川たかし、渡辺美奈代、石野真子の様にバーニンググループ内の傘下のプロダクションに移籍したタレントは別である。
ドンの息子・周防彰悟
周防彰悟は、千葉県木更津市にある暁星国際高校を中退し、ダイヤルQ2にはまっていた、いわゆるバカボン。親の七光りで事務所経営から、ASAYAN系のアーティストのプロディースをしていたが、しばしばタレントに手を出すことで問題を起こす。
その何人かは急激な痩せ方をした後、芸能界休業または引退している
中島礼香を「生きダッチワイフ」に
中島礼香の所属事務所は、 バーニングプロの直系の事務所(バーニングパブリッシャーズが所有してるビルに入居。一階は一口餃子「点天」)だから口を出せずにいて、そのかわり事務所が経営している養成所の資金を全部払ってもらっていた。ここまではよくある話。
しかし、その後がいけなかった。
彰悟は西麻布で礼香にシャブの味を教えてしまい結果、激ヤセ。胸の谷間を作るのに、5時間もかかったのは有名な話。末期には、お菓子のチョココロネに「チョココロネさん、私に食べられちゃいますよ~。」 って話かけていた。
重くみた所属事務所は実家に送り返し、名古屋で現在、療養中。CMの契約がまだ残っているため、正式に引退表明はできなかったが、復帰困難となった。グラビア界ではこの話はタブーになっている。
周防彰悟に妊娠させられ、中絶を迫られて精神不安定となり、それ以前にクスリを覚えさせられて、ひどい中毒状態となっていた。
「“芸能界のドン”も、ドラ息子にお手上げ!?」やりたい放題ご乱行ジュニアの横顔
“芸能界のドン”として知られるバーニングプロダクション周防郁雄社長の長男で、関連会社社長・周防彰悟氏の“恐喝トラブル”について、「週刊新潮」(新潮社)6月14日号が報じている。
同誌は、彰悟氏からレイプ被害に遭ったと主張する女性が勤務していた芸能プロの元社長と、彰悟氏が対峙している写真を掲載。記事によると、トラブルについて1時間以上の話し合いが行われたが、結局、物別れに終わったとされている。
彰悟氏はその女性が主張する被害について「事実無根というほかありません」とコメントしているが、元社長と彰悟氏の父・郁雄社長の間で数千万円にも及ぶ現金のやりとりが発生する可能性も出てきているという。
芸能界では泣く子も黙る“ドン”郁雄社長だが、息子の彰悟氏だけにはとことん甘く、このようなトラブルの種は常にくすぶっていたようだ。
「彰悟氏は、離婚した前妻との間にもうけた子どもで、周防氏から溺愛されている。コワモテで知られる周防氏が、なんの躊躇もなく至るところで『彰悟クン』と呼んでいるほど。彰悟氏が現在そのイスに座る関連会社社長の職は、以前はバーニングの古参幹部が務めていたが、その幹部を降格させてまで彰悟氏を据えた。周防氏は自分の後継者を彰悟氏にしようと、社長をやらせて“帝王学”を学ばせているらしいのだが……」(芸能プロ幹部)
彰悟氏は以前から「音楽プロデューサー」を名乗り、これまでshela、SINBAなど自らのイニシャルの頭文字である「S」で始まる複数の女性アーティストをプロデュースしているが、周囲からいわせると父親の威光を借りた典型的なボンボン体質だというのだ。
「洋服からアクセサリーまで全身ブランドもので固め、愛車は高級外車。若いころから六本木や銀座の高級クラブの常連だった。音楽プロデューサーをしながら、2004年には100キロ近くあった体重を70キロ近くまで絞り、レースに挑戦。しかし、すぐに飽きてしまったようだ。プライベートでは4歳年上の女性と結婚し子どももいたが、裁判を経て離婚。ところがそれに懲りることなく、昨年末、通っていた都内某所の韓国クラブのホステスと再婚。新婚にもかかわらず、女性トラブルに見舞われてしまった。過去には、バーニング系列の事務所に所属していた人気グラドル・中島礼香に手を出した揚げ句、中島が精神的に病んで芸能界を引退したこともあったし、その手のトラブルの話はよく聞く。しかし父親が“介入”し、すべて揉み消されてきた。ハッキリいってかなりの問題児で、“芸能界のドン”の後継者は荷が重すぎる」(週刊誌記者)
音楽プロデューサーとしての「裏方」で満足できなかったのか、2005年には自身が参加してギターを担当した男女3人ユニット「sunny-side up」を結成。メンバーを入れ替えた2007年には新曲「egg one」の発売に当たって大々的なプロモーションを行い、自身のインディーズレーベルから発売。カップリング曲にもことごとくタイアップをつけるなど、まさにやりたい放題だった。これまで勝手気ままに芸能界を謳歌してきたが、ここにきて、もはや周防氏ですらかばいきれないレベルのトラブルに巻き込まれてしまったようだ。
いずれにせよ、このトラブルがどういう形で決着するのか、今後の成り行きが注目される。
現役ミス世界一がバーニングから恐喝。マスコミは報道せず(2013年12月)
2012年のミス・インターナショナル世界大会で日本人初の優勝を果たした吉松育美さん(26)が2013年12月16日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見を開いた。
次の優勝者は12月17日に東京・品川で開かれる世界大会で決まるが、吉松さんは世界大会の会場に姿を見せて王冠を引き継ぐことはできない。その経緯を詳しく説明した。吉松さんの説明によると、芸能事務所の役員が吉松さんに対してストーカー行為を行った上、ミス・インターナショナル協賛企業に圧力をかけるなどした結果、主催者から体調不良のふりをして大会出席を見合わせるように求められたという。
また、この被害について東京・霞ヶ関の司法記者クラブで会見して広く訴えたにもかかわらず、ほとんど記事化されなかったことに「正直、失望した」と述べた。
会見に臨むミス・インターナショナルの吉松育美さん。涙ぐむ場面も多かった
自殺した川田亜子さんの名前出しながら「娘さんが彼女のようになることを心配しています」
吉松さんの説明によると、最初に問題が起こったのは2012年春。
彼女が事務所を独立して自分の会社を興そうとしたときに、過去に脱税と証拠隠滅で有罪判決を受けたK-1プロデューサーの石井和義が突然部屋に入ってきた。日本で一番力を持つ事務所バーニングプロダクションの周防郁雄、その彼と密接な関係がある谷口元一と一緒に仕事をするよう提案、契約にサインをするよう迫られた。
「日本の芸能界で生きていくためには、『掟』として、事務所の会長に認めてもらわなければならない」と伝えられ、その後も谷口は、系列事務所への所属を求めてきた。
だが、バーニングプロダクションは反社会的勢力とのつながりが取りざたされていることから、吉松さんは所属を拒否。ストーカー行為が問題になっている谷口は、この系列事務所の役員だ。実際2007年に山口組と繋がりがあるという警察の書類がネットにリークされた。このことを知っていた彼女は、契約を断固として拒否した。
彼女はIYグローバルという自分の会社を立ち上げ、国際的なエージェントとしてマット・テイラーを選んだ。
年末の12月30日、日本テレビの「バンキシャ!」の撮影終了後、彼女は谷口が別の番組のパスを使って侵入してきたのを見てショックを受けた。谷口はすぐに大声で非難し騒ぎ始めた。
彼はテイラーが借金を返していないと主張、彼女の腕を掴み強制的にスタジオの外に引きずり出そうとしたとのこと。この件はテープや写真の証拠があるとのこと。
スタッフは彼女を控室に避難させたが、谷口はずっと追いかけてきたという。その後数か月にわたり、谷口は鍵屋を連れていけばいつでも彼女の部屋に入れるのだと彼女の家族や友人に警告。また、家を見張るために私立探偵を雇ったとも言われている。
谷口が吉松さんの実家にかけた電話の件では、2008年に自殺した、元TBSアナウンサーでフリー転向後は役員の事務所に所属していた川田亜子さんの名前を出しながら、「私は心配しています。娘さんが彼女のようになることを心配しています」などと話した。
この電話については、吉松さんは「あたかも心配しているような口調で言っているが、それは私や家族にとっては、『自殺することになる』『川田亜子さんのようになるぞ』という脅迫のメッセージにしか聞こえなかった」と憤った。この会話は録音されているという。
「谷口氏といえば、所属は川村龍夫会長率いる『ケイダッシュ』だが、長年“芸能界のドン”ことバーニングプロ・周防郁雄社長の“鉄砲玉”として汚れ仕事をこなし、『所属ケイダッシュ、本籍地バーニング』と言われていた。今までは女性タレントに手を出そうが、ほかの事務所のタレントの仕事を、謀略を巡らせて“強奪”しようが、周防氏の威光をちらつかせて切り抜けてきた。ところが、吉松は今後も芸能界で成り上がろうという未練がなかったので、周防氏の威光がまったく通用しなかった」(芸能プロ幹部)
司法記者クラブで会見はしたが記事は載らず
吉松さんが今回の問題で会見するのは12月13日の東京地裁にある司法記者クラブに続いて2回目。
だが、「記者の姿勢は積極的で、質問も沢山出たが、出身地の新聞(佐賀新聞)以外はどこも記事を載せなかった」として、「正直なところ、失望した」と嘆息した。
また、「これは私だけの問題ではなく、日本の社会の問題だということを分かってほしい」とも訴えた。
記者が「夜は眠れているか」と気遣うと、「普通の女性としては恐ろしいが、私はミス・インターナショナルで、自分の声(発信力)がある。だから日本の女性のために立ち上がることにした。質問に答えるとすれば、『寝ようとしている』」と涙ながらに答えた。
会見に同席した西川紀男弁護士によると、役員による(1)暴力行為の禁止(2)周辺のつきまとい行為禁止(3)実家の両親に電話してはならない,といった内容の仮処分申請を行っているといい、今後は損害賠償訴訟も起こす予定。それ以外にも、渋谷警察署に対して威力業務妨害罪で刑事告訴しているという。
西川弁護士によると、今回のケースは録音や写真など多数の証拠があることが特徴で、「警察も事件が沢山あるということで、なかなか受け付けてくれない。証拠を提示することで、この問題はなんとか警察の方でやってもらえると考えている」と話している。
ヤフートップにもなったスポニチの記事が消される
Yahoo!ニュース - ミス世界一 嫌がらせ被害告白(2013年12月11日(水) 掲載)
↓
(cache)現役ミス世界一の吉松育美、脅迫されていた…ブログで胸中激白(スポニチ)-Yahoo!ニュース
スポニチのサイトにあった同じ記事も当然消される
(cache) 現役ミス世界一の吉松育美、脅迫されていた…ブログで胸中激白―スポニチ 芸能
バーニンググループ
バーニンググループを参照。
所属タレント
過去に所属していたタレント
バーニングプロ銃撃事件(2001年5月9日)
歌手の郷ひろみやタレントの小泉今日子らが所属する東京・赤坂の大手芸能プロ「バーニングプロダクション」(周防郁雄社長)の1階窓に9日未明、銃弾2発が撃ち込まれ、窓ガラスが割られていたことが10日、分かった。事件当時、事務所内にはタレントや社員はいなかったといい、けが人はなかった。警視庁赤坂署は発砲事件として捜査している。
調べによると、銃弾は事務所が使用している8階建てマンション1階の2部屋の窓ガラスに当たり、ガラス2枚が割れた。社長室として使われている部屋から弾頭が発見されている。
赤坂署によると、9日午後3時20分ごろ、匿名の男の声で「午前4時半ごろ、バーニングプロダクションの前で拳銃の発砲音を聞いた。怖くなって電話した」と110番通報があった。同署が事務所に駆けつけたが、事務所側は「マスコミの取材などで打ち合わせ中」と言い、1時間半にわたり入室を拒んだ。
署員が入室したのは午後5時。割れたガラスは窓枠ごと外され、すでに片づけられており、発砲の痕跡が見つからなかったが、午後9時ごろに社長室の窓ガラスから痕跡を発見したという。
発砲当時、事務所は不在だったとみられ、けが人はなかった。9日は午前9時ごろから職員がいたが、事務所からは届けはなかった。室内から見つかった弾頭は22口径のものとみられ、専門家の話では、殺傷能力は低く、銃声も小さく、「発砲音とは分かりにくいはず」という。
赤坂署は事務所にからむトラブルがなかったかどうか調べているが、「社長や責任ある立場の人物からは事情を聴けていない。近く事情を聴く」としている。
同プロは、マネジャー歴も豊富な周防社長が昭和46年に設立。タレント育成とマネジメント業務を行い、小柳ゆきや内田有紀ら数々のスターを送り出してきた。社員数は30人程度だが、傘下に多くのプロダクションを持ち、音楽業界の中心的存在。
事務所は「銃撃は社員が不在の時だと思う。詳しい内容を分かる者がおらず、コメントできない」としている。
襲撃された日
バーニング事務所が襲撃されたニュースは、芸能界に瞬く間に伝わりました。
北島三郎主催のコンペが行われていたゴルフ場での関係者の行動。「ちょうと3ラウンド、4ラウンドあたりかな、携帯電話で知らせが来たのは。何だか大事件のような感じで、プロダクション関係者やマスコミ関係者などがゴルフを取りやめて帰りましたよ」(関係者)
至急帰社したところで、取材活動が助かるわけはないのです。どうせ、書けないのはみなわかっていますから。それでも帰るのは、そのように行動したという話題が欲しかっただけなのです。
周防社長は最初あせりまくりました。まさか、自分のところがカチコまれるとは思わなかったからです。カチコミとは、やくざの世界では、脅し以外の何ものでもないからです。撃たれた銃弾は2発。しかも中国製。事務所は防弾ガラスで出来ています。
周防社長があせった理由は、自分のところが打ち込まれる数時間前の出来事にあります。
朝日新聞なら5月9日の夕刊、毎日新聞なら5月10日の朝刊の社会面に、小さな記事がありました。それは、東京・町田で稲川会系新井総業の新井智幸組長が、頭を一発打たれて殺されるという事件でした。33歳の組長の葬儀は、川崎でありました。マスコミ取材陣もほんの数名、確認に行っていました。新井(兄)組長は、山口組系後藤組の関連で、芸能界の仕事に食いついていました。周防社長もよく知っている方だったのです。
社長の中では、自分の家の襲撃と射殺事件が1本の線で結びついてしまったのです。点と点を結び付けているマスコミ関係者も、少数ですがいます。雑誌記者や夕刊紙の記者が、日本青年社の安藤英雄顧問らと頻繁に接触したりしています。
「違うと思うよ。いろいろ(取材に)来るけどさ。周防さんは親分たちに顔が聞くから、本人がやばくなることはないよ」(右翼関係者)
なぜ周防社長は狙われたのでしょうか。いくつかの理由が、マスコミに流れました。GLAY絡み、細川たかし絡み、許永中絡み・・あまりにも思い当たるふしが多く、社長は困ってしまいました。
そして社長はハワイやトルコに避難していました。襲撃されて半月が経とうとしていますが、警察の事情聴取はまだです。社長が日本にいなければ、できるわけありません。
周防がカチコまれた背景は、やはり金でした。銃撃される数時間前、稲川会系新井総業の親分が脳天をずどんと打ち抜かれ、亡くなりました。その親分は周防が裏社会へお金を流す際の窓口役だったのです。
周防は、困っている人がいれば、あちらもこちらも手助けいたします。それは、どこにもいい顔している八方美人的に見られてしまい危険だということで、周防は窓口を一本化しました。この町田の新井親分に流すから、後はどうにでも分けて欲しい。そういう密約がありました。ところが新井親分は自分ひとりでおいしい思いを独占してしまったため、怒り心頭の三本杉一家のみなさまに命を頂戴されてしまったわけです。
NHKとの癒着
NHK「紅白歌合戦」出場歌手の世論調査が発表されたが、「週刊文春」にNHK最大のタブーとして"紅白キャスティングを握る芸能ブローカー"と報じられ、「世論が何だ?」と言えるような非常識なシステムが存在した。
そのブローカーこそ、バーニングプロダクションの周防郁雄社長の命を受けた椿勝氏である。
NHK関係者によると、椿氏は「NHKのキャスティングを握る男」として知られ、「浜崎を出したかったら、俺に言えばやってやってもいいぞ」「モー娘。に出て欲しいなら、ひと声かけろよ」といった具合。
バーニング系のタレントを使う場合、必ず椿氏に依頼するよう暗黙の了解で決まっており、1回につき最低50万円から100万円のコーディネート料を支払わなければならない。それは言うまでもなく、"皆様の受信料"で支払われている。椿氏を通して初めてバーニンググループとの交渉が得られるというが、通さなければ 「バーニンググループのタレントを全部、NHKから引き上げさせるからな」である。
企画に難色を示すと、親指を立てて「オヤジが怒るぞ!」と圧力をかけてくる。その「オヤジ」とは周防社長のことである。
怪文書の存在
阿子島たけし氏が辞任しなければレコード大賞に大きな傷がつくとして、プロダクション担当者で構成される「音楽業界有志一同」名で、辞任勧告文書が本人並びに関係者に送りつけられた。これに関して阿子島氏は、このような嫌がらせはよくあることと動じる様子も無く、「誰の仕業かわかっている」と周囲に漏らしていたと報じられた。
プロによる放火殺人
阿小島夫婦は頻繁に連絡を取り合っていた。ディナーショーに出席した日、ホテル泊の可能性もあったが、外泊はせずに帰宅の途につく。そしてもし無事帰宅していたならば、実家に滞在中の妻を安心させる為に、間違いなく電話をしていた状況と思われが、実際には何の連絡もなかった。なぜか?
また、阿子島たけし氏は日頃かなり深夜(午前2時頃)まで起きていたという。しかしその日午前零時には既に消灯していたらしい。戸塚駅のモニターに撮られた時刻が午後11時。日常習慣を考えると、それから1時間以内に就寝した可能性は低く、これらの疑問は途中で拉致等トラブルに巻き込まれた可能性を強く示唆する。
そして拉致されたとすれば、合鍵の複製は容易であり、もはや火災現場は密室ではなくなる。そうなると警察が失火と断定した根拠は崩れ、放火の可能性が濃厚になる。因みに近隣の住人が、早朝出火時に爆発音を聞いている。
理解不可能な死体発見の遅れ
早朝に火事のあった13日は、庭を覆い尽くすほど多数の消防士が現場を捜索。14、15日は多数の警官が現場を捜査。 そして16日、突如として庭先で焼死体が発見される。
自宅はそれほど広くはない。その限られた範囲を多数のプロが丸3日も費やして死体を発見できないことなどありえるはずがない。16日に初めて屋外を捜索し始めたという警察の弁解は到底信じ難い。
以上の疑問や謎と怪文書の存在を考え合わせると、もはやプロによる放火殺人を疑う余地は皆無なのである。もし本件を事故と結論付けるのであれば、警察買収という法治国家としてあるまじき事態を疑わざるを得なくなるであろう。
異様に消極的なマスコミの報道姿勢
加えて不可解なのが、異様に消極的なマスコミの報道姿勢である。
音楽評論家である阿子島氏は紛れも無く業界人。言わばマスコミの同業者・仲間なのだ。仲間が怪死したのであれば、マスコミとして最大限の協力を惜しまないのが当然であろう。にもかかわらず、目撃情報など情報提供を呼びかけることもせず、警察の手抜かりを追及する姿勢もない。
それどころか、人々の脳裏から忘れ去らせようとする意図さえ感じられるのだ。腫れ物に触るような各マスコミの扱い方は、すでに本件が単なる事故ではないことを如実に物語っているではないか。
必ず黒幕がいる。しかもその黒幕は、すべてのマスコミを一様に逡巡させるほど強大であり、すべてのマスコミは皆一様にその組織を想起したのである。これほどまでにマスコミ影響力を持った組織はそうあるものではない。そしてその組織は、もちろん芸能事務所である可能性が高いのである。
阿子島氏の怪死がワイドショー等で取り扱われなかったもう一つの理由
マスコミに甚大な影響力を持った芸能事務所として真っ先に思い浮かぶのが、バー系と呼ばれるバーニングを中心とした事務所群だ。
そのバー系のタレント(略してバータレ)が次々と離婚を発表、一方で派手な熱愛パフォーマンスを披露と、翌週のワイドショーをほぼ独占したのである。結果的に本件が締め出されてしまったと考えられなくもない。これが偶然であろうか?すべて計画的と考えれば自然で、そうでないとすればあまりに不自然ではないか?
- 12日(月)阿子島氏深夜帰宅、実家滞在の妻に連絡なし、午前零時には消灯
- 13日(火)早朝5時爆発音とともに出火、消防が現場を捜索
- 14日(水)警察が現場を捜査
- 15日(木)警察が現場を捜査
- 16日(金)午前中焼死体発見、当日夜本人と断定
- 17日(土)ワイドショー休み
- 18日(日)ワイドショー休み
- 19日(月)渡部(バー系)村上(バー系)離婚、矢田(バー系)押尾成田ド派手パフォーマンス
- 20日(火)渡部(午前)・村上(午後)離婚会見、矢田押尾ハワイ到着
- 21日(水)内田(バー系)吉岡離婚第一報、阿子島たけし氏通夜
- 22日(木)内田吉岡離婚ワイドショー席捲、阿子島たけし氏告別式
中枢事務所
株式会社バーニングプロダクション
- 代表取締役 周防郁雄
- 取締役 川村龍夫、周防美惠子、周防彰悟
- 監査役 進春子、宮地幸憲
- 株主構成 周防郁雄(80%)
株式会社バーニングパブリッシャーズ
- 代表取締役 周防彰悟
- 専務取締役 進亮
- 常務取締役 樋口紀男
- 取締役 頓所博克、川村龍夫、日高(旧姓:高田)みづえ
- 監査役 藤谷亀子
- 株主構成 周防郁雄(67.5%)、バーニングプロダクション、周防彰悟、樋口紀男、川村龍夫
株式会社ビッグアップル
- 代表取締役 木村正明
- 取締役 内田みさき、鈴木伸佳
- 監査役 樋口紀男
株式会社サムデイ
- 代表取締役 高橋裕
- 取締役 大迫悦子、木村正明
株式会社オフィスプロペラ
- 代表取締役社長 木村正明
- 代表取締役 小林甫
- 取締役 周防郁雄、本田一行、樋口知子
- 監査役 鈴木政信
- 株主構成 木村正明(6000株)、周防郁雄(4800株)、川村龍夫(4800株)、小林甫(4000株)
株式会社プロシード
- 代表取締役 石川宏明
- 取締役 木村正明、樋口紀男、登内二郎、丸山隆、森茂樹
- 監査役 大畑美津子
- 株主構成 オフィスプロペラ(35%)
株式会社オオハタ
- 代表取締役 大畑美津子
- 取締役 磯貝朝弘、野村義生
- 監査役 宮崎伊久雄
- 株主構成 大畑美津子、磯貝朝弘、野村義生
進商事株式会社
- 代表取締役 周防美惠子
- 取締役 進亮、北川正雄
- 監査役 磯貝朝弘
- 株主構成 周防美惠子(80%)、磯貝朝弘(20%)
株式会社プロダクションオーロラ
- 代表取締役 小菅光雄
- 取締役 小菅加代子、木村正明
- 監査役 小林甫
有限会社ウィーズ・ミュージック
- 代表取締役 関野治也
- 取締役 関野万紀子(小学館「女性セブン」編集長)
- 株主構成 関野治也
Grick株式会社
- 代表取締役 進亮
- 取締役 後藤正好
AKB48との関係
関連企業
- バーニンググループを参照。