サトシ (アニメポケットモンスター)

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サトシ(英語名:Ash Ketchum[1])は、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優松本梨香

プロフィール

  • 出身地:カントー地方・マサラタウン
  • 職業:ポケモントレーナー
  • 年齢:10歳
  • 登場時期[2]:PM・AG・DP・BW・MV(レギュラー)、SS・OA(ゲスト)
  • 主な経歴(ポケモンリーグ編)
    • ポケモンリーグ・セキエイ大会:ベスト16
    • オレンジリーグ:名誉トレーナー認定
    • ジョウトリーグ・シロガネ大会:ベスト8
    • ホウエンリーグ・サイユウ大会:ベスト8
    • シンオウリーグ・スズラン大会:ベスト4
  • 主な経歴(ポケモンバトル編)
    • P-1グランプリ(格闘ポケモンバトル):優勝
    • ケンタロスバトル(途中乱入):勝利
    • 草ポケモントーナメント:準優勝
    • ポケモン相撲大会:優勝
    • うずまきカップ(水ポケモンバトル):ベスト16
    • バトルフロンティア:完全制覇(フロンティアブレーン候補)
    • ヨスガシティ・ポケモンタッグバトル大会:優勝
    • ライモンタウン・ドンバトル:準優勝
  • 主な経歴(ポケモンコンテスト編)
    • ポケモンコンテスト・コトブキ大会:ベスト8
    • ミクリカップ:ベスト8
  • 主な経歴(その他)
    • ポケモンレース(代理出場):優勝
    • 消防グランプリ(特別出場):1回戦敗退
    • 自然公園・虫取り大会:優勝
    • アズマオウ・フィッシング大会:出場
    • ポケモン気球大会:優勝
    • ポケモンライド大会:優勝
    • からくり屋敷大会:出場
    • ポケリンガクロスゲート大会:優勝
    • ポプリ島ポケモンオリエンテーリング大会:出場
    • トネリコタウンお祭りコンテスト:ハルカとダブル優勝
    • ポケモンなりきり大会:最終審査進出
    • ヨスガコレクション:特別賞(ユニーク賞)
    • ポケリンガウインドタウン大会:優勝
    • ポケモンピンポン・タツナミ大会:1回戦敗退
    • ツバキタウン・ポケスロン大会:準優勝
  • 主な経歴(劇場版)
    • アルトマーレ・水上レース:コースアウト
    • オルドラン城・バトル大会・優勝

人物

アニメ本編の主人公[3]。ポケモンマスターを目指して旅をする10歳の少年。ポケモンバッジを手に入れた時の決め台詞は、「○○、ゲットだぜ![4]。また、ポケモンをモンスターボールから出す際には「○○、きみにきめた!」と言う。一人称は「俺」。自己紹介のときは「マサラタウンのサトシ」と言っていたが、DP以降「マサラタウン」の部分まで言うことが少なくなった。

母親はハナコ。父親はサトシが生まれた後に旅に出て行方不明だが、ポケモントレーナーである模様。設定上はサトシの部屋に父親の写真が飾られている。劇中のハナコのセリフに、「パパやグランパを超えるポケモントレーナーに」とあるため、祖父(おそらく母方)もポケモントレーナーのようである。

性格・特徴

純粋とも単純とも取れる熱くなりやすい性格で、負けず嫌いで挑発に乗りやすく冷静さを失うこともあり、褒められると調子に乗るところもある[5]

超人的な運動神経[6]の持ち主で、特にジャンプ力は並外れている。体もとても丈夫であり、かなり高い所から落ちたりポケモンの攻撃を直に受けても無傷であることが多い。また、泳ぎも巧みで素潜りもできる。しかしその並外れた体力と「根性」が無茶な行動に拍車をかけるので、しばしば仲間から心配される。

好物はコロッケ。また、和風・和食が好きそうな描写も初期の頃には存在した。

無印初期の頃は少々無神経な面があり、人によっては怒りを買うことがあり、「単純馬鹿」と批判されることもあった。うぬぼれが強く、それが原因でポケモンのゲットやバトルで手痛い失敗をするといった面も多々見受けられた。ジムリーダーなど、自分より立場が上の人物に対しても「お前」、もしくは呼び捨てで呼ぶなど失礼な話し方をすることもあり[7]、それが原因でトラブルになることもあった。特に四天王のカンナと戦う為に、カンナを罵倒して挑発するなどの描写も見られる。また、何よりもポケモンバトルやジム戦を優先したがる一面が目立つ。

金銀編以降は年上の人物に対して敬語を使うようになり、自分と同世代の人物にも挑発的な話し方をすることも少なくなった[8]。自分より年下の子供には優しい口調になり、「君」や「ちゃん」をつけることもある。

性格面においても、AG以降は初期の頃と比べて落ち着いた態度を多く見せており、軽率な行動をして失敗したことや叱られたことを反省し、以前より素直に他人の助言を受け止めるようになった。DPでは自分と似た性格のアツオ(声 - 沢海陽子)に対し冷静になるように言う、シンジの挑発を受け流し冷静に会話する、BWではカベルネの酷評にすぐに怒りを見せずに困ったリアクションをする、アイリスの「子供ね」という発言やシューティーのそっけない態度に苦笑するなど、これまで以上に精神面の成長が垣間見える。また挑発されてカッとなることもあるものの、自分に対してそっけない態度を取るシンジやシューティーと積極的に仲良くなろうとする面も見られる。

悪を許せない強い正義感の持ち主で、ハンターJやギンガ団に対しては激しい怒りを見せたこともある。ロケット団の3人組(ムサシコジロウニャース)に対しては「人のポケモンを奪う悪い奴ら」という認識(タケシや各シリーズのヒロインたちも同様)ではあるものの、互いが困っている時や共通の敵が存在する場合には、一時的ではあるが手を組んで互いに協力し合うこともある。

ポケモントレーナーとしてそれなりのプライドを持っているようで、ニビジム戦やキンセツジム戦など不慮の事態によってサトシが結果的に勝利する形になってしまった際には、ジムバッジを渡されても「受け取れない」と断ったことがある。

かなりの巻き込まれ体質で、行く先々で様々な事件に巻き込まれる。また、アイリスを除く各シリーズのヒロインとは、ピカチュウの電撃が原因で彼女らの自転車が壊れ、それがきっかけで一緒に旅をするようになるというジンクスがある。いずれも弁償はしていない(謝罪等はしている)が、壊された者たちも旅を続けている内にどうでも良くなったようである。カスミは当初、度々弁償を求めたが、共に旅を続けていくうちいつの間にか忘れており、サイクリングロード(無印第36話)ではすでに気にしていないかのような言動を見せている。ハルカはAG第1話にてロケット団との騒動の後、文句を言おうとした直後にサトシとピカチュウの絆を目の当たりにし、「まあいいか」と吹っ切っている。また、ヒカリは壊された際(野生ポケモンと思い込んでいた)ピカチュウに対し怒りを見せはしたものの、その後サイクリングロードの途中でこの話題になった際に「(事情も知ったし)もう気にしていない」と発言している。ちなみにアイリスとの出会いは他ヒロインと異なり、サトシが彼女をポケモンと間違えて(実際は、ポケモン図鑑がアイリスの髪の中にいたキバゴに反応したため)モンスターボールを投げつけたことがきっかけとなっている。

対人関係

人間とポケモンを問わず、仲間のことを第一に考えており、危険な目に遭わせたくないがために自分だけが危険な場へ飛び込んだり、自分の身を挺して仲間を守ろうとすることが多い。そのため自分のポケモンたちからは慕われており、最初は言うことを聞いてもらえなくても[9]最終的にはお互いに深い絆で結ばれる。

アイリスに「子供っぽい」と評されるだけあってか、小さい子供の扱いが上手く、懐かれやすい。

幼少期はオーキド博士や幼馴染のシゲルと家族ぐるみの交流をしたことが描かれており、本編では平和な子供時代を過ごしたように見える。小説版首藤剛志/著)では、実はいじめられっ子であったという過去が描かれており、ポケモントレーナーになる少し前にはシゲルがちょっかいを出すまで1人でポケモンと遊んでいたり、故郷に帰って来てもハナコやオーキド研究所の面々に迎えられるだけで、ポケモントレーナーになる以前の友人の存在は確認できない。

女の子(ポケモンを含む)[10]に好意を持たれることもあるが、本人は恋愛に対して鈍感であり、ほとんどの場合、彼が意識することなくそれらは終わってしまう。ただし、無印シリーズでは完全に恋愛に対して無関心なわけではなく、ポケモンゼミの生徒・セイヨ(声 - 冬馬由美)の艶らしさに赤面するシーンや、カスミの浴衣姿に見とれるシーン、フルーラに対して女性として意識をする描写(フルーラの方からアプローチがあったことも影響している)なども存在した。AG以降はサヨリのクチートがタケシのハスブレロに一目惚れしていることや、ヒカリのポッチャマがルル(声 - 早見沙織)のマリルに惚れたことに対して「ポケモン同士仲良くするのは当たり前だろ」と言い放っており、恋愛の概念自体分かってないようで、以降のヒロイン、さらにはピカチュウにまで呆れられることもあった。ただし、ポケモンに対して「可愛い」と発言する事はあり、美的感覚はあるようである。

バトル

バトルスタイルは基本的に攻撃重視で、勢いで攻めるタイプ。シリーズを通してフィールドを利用した戦術を使用しており、シンオウリーグではその事についてタケシが言及している。

ポケモンリーグ検定試験で落第になるなど、当初はポケモンの知識は皆無であり、それをカスミに咎められたこともあった[11]。また戦略や駆け引きなどはほとんど使わず、相手や状況などによりバトルの優劣が極端に変動し、成績が安定しないという欠点を持っていた。このようなバトルスタイルはセキエイ大会敗北時にオーキド博士から厳しく批判されている。

セキエイ大会以降のバトルでは基本的な姿勢は保ちつつ、その場で思いついた変則的な作戦を使うなど、戦略的な戦いをするようになる[12]。金銀編以降はポケモンの相性や特徴を考えてバトルする機会が増えている[13]。ただし、特性についてはまだ理解しきれていないところがあり、ひらいしん、でんきエンジンを持っているポケモンに電気技を使用したり、のろわれボディを持つプルリルに直接攻撃であるつるのムチやリーフブレードを使用するなどしており、その点を度々指摘されている。

AG以降は更に戦術や柔軟性に磨きがかかり、バトルフロンティア編の時点でサトシの戦術や柔軟性は高く評価されている。しかし攻撃重視のスタンスに変わりは無く、防御スタイルを取ることは少ないため、「まもる」や回避などで防御して技を見切り、その隙を突くという戦法を取るトレーナーに苦戦することが多々ある。エニシダからは、サトシのバトルの影響を受けたハルカがグランドフェスティバルにおいて、その攻撃重視の戦法が通用しないサオリに全く歯が立たずに敗北した点を指摘されたこともある。

DPでは自身と対照的な性格であるシンジに対し、初めは彼のやり方を否定してはいたものの、紆余曲折を経て「自分には無いものをいっぱい持っている」「あいつは凄い奴」と認めるようになった。その影響もあってか、バトル中にポケモンを頻繁に交代させる、補助技を使う、戦う相手のことを事前によく調べ戦略や対策を考える、などといった面も見られるようになった。また、ヒカリとヒカリのポケモンが編み出した、「回転しながら相手の攻撃をギリギリでよけて反撃に移る戦法」を自分のポケモンにも身に付けさせ、そのバリエーションを増やしたり、攻撃と防御を同時に行う「カウンターシールド」(メリッサが命名)を身に付けるなど、さらなる柔軟性を発揮している。その「カウンターシールド」はシンジにさえも驚かれるほどである。

BWではこれまで見たことのないポケモンばかりということもあってか、イッシュ地方のポケモンに関する知識はまだまだ乏しく、アイリスやデントからフォローされることが多い。

その他

デザインのモデルとなったのはゲーム『赤・緑』の主人公。キャップ、グローブ、半袖、長ズボンという服装の特徴は全シリーズで共通している。

無印編の衣装[14]は1話から273話まで、AGの衣装[15]は273話からDP3話まで、DPの衣装[16]はDP3話からDP191話まで、BWの衣装[17]はBW1話から着ている。また、DP125話からDP129話まで、寒いキッサキシティ周辺を旅するために、ヒカリの母・アヤコが荷物として送ったコートとマフラー[18]を着用している。無印シリーズで被っていた帽子はポケモンリーグ公認キャップのレプリカで、1000枚ものハガキを送って当てた大切な物である。

BWではキャラクターデザインが一部変更されている。それまでの黒目から茶色の目に変更され、瞳が少し大きく描かれるようになった。

名前の由来はポケモンシリーズのディレクター、原案者の田尻智からであり、『』バージョン主人公及び『』バージョンライバルのデフォルト名の一つでもある。

ポケモンだいすきクラブの女の子向け男性キャラ人気投票では、「ボーイフレンドにしたいキャラクター」部門と「バトルを教えて欲しいキャラクター」部門で優勝し、その人気投票での総合優勝も手にした。

略歴

ポケモントレーナーとして旅立つ際に最初のポケモンとしてゼニガメを希望するが、寝坊が原因でゼニガメは既に他のトレーナー(後にシゲルと判明)が受け取ってしまい、最後に余っていたピカチュウを譲り受ける。そのピカチュウも初めは懐かなかったが、オニスズメの大群に襲われたことがきっかけで親友になる。そしてジムリーダーのカスミタケシと共に旅をすることになる。

カントー地方各地のジムで8つのバッジを獲得し、ポケモンリーグ・セキエイ大会に出場。5回戦までは順調に勝ち進むが、出場をロケット団に妨害されて手持ちポケモンが弱り、リザードンも言うことを聞かなかったために敗退し、ベスト16となる。

その後、オーキド博士からのお使いでオレンジ諸島へ旅立ち、タケシと別れた後にケンジと出会い、共に旅をすることになった。オレンジリーグの存在を知った後は、4つのジムに勝利してオレンジリーグ・ウィナーズカップに出場。オレンジリーグ・ヘッドリーダーのユウジに勝利し、オレンジリーグ名誉トレーナーとなる。

マサラタウンに戻り、再会したシゲルに初めてバトルを挑むが敗北。西にあるジョウト地方とジョウトリーグを知り、ケンジと別れ、再びカスミと、マサラタウンに戻っていたタケシとともにジョウト地方に旅立つ。そこで8つのジムバッジを獲得しジョウトリーグ・シロガネ大会に出場。出場選考会や予選を勝ち抜き、決勝トーナメント1回戦のシゲルとのバトルに勝利。これにより、1話でマサラタウンを旅立ったトレーナーの中で結果的にサトシが「1番」となる[19]。しかし、2回戦のハヅキとのバトルには敗れ、ベスト8となる[20]

ジョウトリーグ終了後、カスミやタケシと別れマサラタウンに戻る。シゲルが研究者への道に進んだことや、カメックス以外のポケモンを全てオーキド博士に預けて旅立ったことを知り、ピカチュウ以外の手持ちポケモンをオーキド博士に預け、ハナコが作った新しい帽子と服を着て、ホウエン地方に旅立つ。ホウエン地方ではハルカやマサトと出会い、さらに追いかけてきたタケシと合流し、4人で旅をすることになる。マグマ団やアクア団の悪事に巻き込まれながらも立ち向かい、その陰謀をチャンピオン・ワタルとともに打ち砕く。ジム戦にも勝ち続けホウエンリーグ・サイユウ大会に出場。今回はあえて手持ちの6体(ピカチュウ以外はホウエンでゲットした5体)のみで出場すると決め、大会を勝ち進み、決勝トーナメント2回戦でマサムネに勝利するが、テツヤとのバトルに敗北しベスト8となる[20]

仲間達と別れマサラタウンに帰る途中、トキワシティでエニシダと出会い、バトルフロンティアの存在を知る。マサラタウンでカスミと再会し、マサラタウンにやってきたハルカやマサトと新たな旅を始め、途中でタケシとも合流。カントーで7つの施設をクリアしてバトルフロンティア制覇を果たし、同時にバトルフロンティアのフロンティアブレーン候補者となる。

仲間達と別れて再びマサラタウンに帰る途中、シゲルと再会し1対1のバトルを申し込むが敗北。その悔しさをバネに、翌日にピカチュウとエイパム(エイパムは勝手についてきたのだが)以外の手持ちのポケモンを預け、シンオウ地方へ旅立つ。ハナコが新しい服を作っていたが、サトシの出発には間に合わず、出来上がった後にナナカマド研究所に送られて着替える。シンオウ地方ではタケシと偶然再会し、その後ヒカリと出会い3人で旅をすることになる。リッシ湖では半透明な姿の伝説のポケモン・アグノムに出会う。旅の途中でギンガ団の起こす事件に巻き込まれながらも、チャンピオンのシロナや湖の伝説のポケモンの協力もありその陰謀を阻止する。シンオウリーグ・スズラン大会に出場。1回戦でナオシを、3回戦でコウヘイを倒し、準々決勝にてついにシンジとの対決を迎え、とうとうシンジとの正式なバトルの上で勝利する。準決勝ではタクトとのバトルでダークライをスズラン大会でただ1人倒すも、続いて登場したラティオスとのバトルで相打ちになり、ベスト4となる。

その後ヒカリ・タケシと別れマサラタウンに帰郷。ピカチュウ以外の以外の手持ちのポケモンを預け、[21]オーキド博士の旅行に母ハナコと共に同行しイッシュ地方を訪れる。そこでシューティーに触発されイッシュリーグ出場を決意し、旅に出る。その後、アイリスデントと出会い、3人で旅をすることになる。

BW34話現在、イッシュ地方でゲットしたポケモンは8匹。DPまではシリーズごとに概ね手持ちが固定されていたが、BWからは頻繁に手持ちを入れ替えるようになった[22]。また、ジムバッジは3個所持している。

サトシのポケモン

ポケモンを捕まえる際は、そのポケモンに懐かれるか気に入られたためにゲットすることが多い。そのため、サトシのポケモンはサトシによく懐いており、愛情表現としてサトシに対して「かみつく」などの技を使うこともある。

ほのお・くさ・みず・ひこう・ノーマル(ひこう[23])タイプのポケモンを全てのシリーズで手持ちに入れている。実力的に進化してもおかしくないレベルに達しているポケモンたちもいるが、サトシは進化のタイミングはほとんどポケモン達に一任しており、無理に進化させようとはしていない。また、『無印』から連続して、くさタイプのポケモンは必ずゲームで最初にもらえるポケモンをゲットしている。また、タマゴから孵化させたポケモンをゲットする事も多い。

ハルカのポケモンとは逆に♂の割合が多く、♀は少ない[24]。もっとも、サトシが性別を考慮してゲットすることはほぼ皆無で、ほとんどの場合事後に気づくことになる。

金銀編までは手持ちメンバー変更の際には、各々のポケモンとの別れの事情や経緯が詳細に描かれていた。AG以降は新たな地方へ旅立つ際、ピカチュウ以外のポケモンを全てオーキド研究所に預け、その明確な理由は明かされずに物語が進行している[25]

旅先でゲットしたポケモンは一部を除きオーキド研究所へ預けられていたが、BWではアララギ研究所へ預けられている。

ピカチュウ

  • 性別:♂
  • 特性:せいでんき
  • 登場時期:PM・AG・DP・BW・OA・MV(レギュラー)、SS(ゲスト)
1話から登場。サトシの最初のポケモンであり最高のパートナー。
詳細は ピカチュウ (サトシのポケモン) を参照

カントー編から登場したポケモン

キャタピートランセルバタフリー
  • 声 - 愛河里花子
  • 性別:♂
  • 登場時期:KT(レギュラー(初期))
2話から登場。トキワの森でサトシが初めて自力でゲットしたポケモン。また、サトシが最初に別れたポケモンでもある。
2話の終盤でキャタピーを見つけたサトシがダメージも与えずいきなりモンスターボールを投げるもそのまま3話でゲットされた[26]
同話でロケット団アーボドガースを「いとをはく」で撃退した直後、トランセルに進化する。
その後スピアーの大群に襲われた際、1匹のスピアーに攫われてしまう。スピアーの群れから自身を必死に守ってくれるサトシの気持ちが伝わり、初めて「たいあたり」を使ってのスピアーの撃退に成功。その時の衝撃でさなぎが破れ、バタフリーとして羽化した。
ピカチュウとは割りと早く打ち解けており、トキワの森での夜、ピカチュウに「いつか綺麗な蝶になる」と夢を語っていた。カスミのことを気に入っているが、キャタピー時代はカスミが虫ポケモンを嫌いであるのを理由に毛嫌いされていた。しかし、バタフリーに進化してからはヘラクロスと同様に嫌われず、良き相談相手となっている。
ジム戦などで活躍した後、ヤマブキシティに着く少し前の断崖で気球に乗ったトレーナー達がバタフリーを放し、子孫を増やすための旅に出させるといった場面に遭遇。サトシのバタフリーもお目当てのピンク色の♀のバタフリーにアタック。最初はあっさり振られてしまったものの、ロケット団との一悶着をきっかけに絆が芽生え、めでたくカップルが成立した。サトシは寂しい気持ちを堪えつつ、バタフリーに激励の言葉をかけながら大きく手を振り別れを告げる。
その後は劇中でサトシと再会することは無かったが、AG編のEDやBF編のOPでは久々に顔を出している。BF編の方ではピンクのバタフリーの姿も共に見られた。サトシにとってもバタフリーへの想い入れは強かったようで「自分が初めて捕まえたポケモン」として回想する事が度々ある。
15話で、サントアンヌ号にてジェントルマン(声 - 中村大樹)のラッタとの交換を提案されたことがあった。その時サトシは軽い気持ちで交換に応じたが、バタフリーへの愛着から深く考え直し、すぐに交換し直してもらっている。以後、サトシはDP55話で自分のエイパムヒカリブイゼルを交換するまでの間、自分のポケモンを交換に出すことはなかった。
ポケモンの中でも進化が早いとはいえ、サトシのポケモンでゲットしてからたった2話で最終進化したのは現時点ではキャタピーのみである[27]
使用技は「ねむりごな」(バタフリーに進化後)、「しびれごな」(バタフリーに進化後)、「たいあたり」、「ふきとばし」(バタフリーに進化後)、「かぜおこし」(バタフリーに進化後)など。進化前は「いとをはく」(キャタピー時)や「かたくなる」(トランセル時)も使用。
ピジョンピジョット
  • 声 - 林原めぐみ
  • 登場時期:KT(レギュラー)・OS・MV(一部)
3話から登場。キャタピーに続き、トキワの森でゲットした。
主にロケット団の追跡係や偵察、他のポケモンを乗せて飛行するサポート役等をこなしている。OS1話ではタケシから「素直で良い子」と評されている。
バトルでの目立った活躍はあまり無かったが、トキワジムでは自分より遥かに大きく相性が悪いサイドンを倒している。
カントー編終盤の82話、1話でサトシを襲ったオニスズメオニドリルへと進化し、森のポッポ達に被害を被らせていた事が発覚。オニドリルと空中戦を展開し苦戦を強いられるが、ピジョットへと最終進化を遂げ、進化でのパワーアップによりオニドリルの撃退に成功する。
その後、ポッポたちをオニドリルとオニスズメの群れから守るため、サトシと別れ野生に帰って行った[28]
本編以外では、初代OPでサトシがオニドリルと対決させるシーンがあり、AG編のEDやBF編のOPにも登場している。
使用技は「かぜおこし」、「ふきとばし」、「でんこうせっか」、「つばさでうつ」、「すなかけ」、「すてみタックル」。
フシギダネ
  • 声 - 林原めぐみ
  • 性別:♂
  • 登場時期:KT・OS(レギュラー)・KG・OA・MV(レギュラー(一部))、AG・DP・SS(ゲスト)
10話から登場。隠れ里のポケモン保護施設の女性・ミドリ(声 - 兵藤まこ)のポケモンであり、用心棒のような存在であった。当初はサトシに反感を示していたが後に心が通じ合い、サトシのバトルの実力を試した上でゲットされる。以降サトシの主力として数多くのバトルで活躍。
17話では他のポケモン達との協調性に欠ける面を見せたり、51話ではフシギソウへの進化を断固として拒んだりするなど、少々頑固で捻くれた性格。一方で、付き合いの長かったゼニガメが消防団として働くためメンバーから離脱する際には、その別れを惜しんでか、顔はそっぽを向けながらもツルでさりげなく握手をして見せるなど、シャイな一面も見せている。
酒癖が悪いのか、17話でのヤドンが切り盛りするおでん屋台のシーンでは、自棄酒を始めゼニガメに対して絡んでいた。通訳字幕によると一人称は「おれ」。
金銀編に突入して以降も長い間活躍していたが、226話にて、オーキド研究所のポケモン農場の草ポケモンと水ポケモンたちの縄張り争いを鎮めた件がきっかけで、オーキド邸のポケモン達のまとめ役となり、サトシの元を離れ研究所に残ることとなった[29]。ゼニガメやリザードンといった初期メンバーの中ではサトシの手持ちに加わっていた時期が最も長いポケモンである。
その後、ハルカが別個体のフシギダネをゲットした際や、公式戦などで何度か一時的に呼び出されている。バトルフロンティア編では、バトルピラミッド戦に備えるサトシに呼び出され、昔ながらの仲間のピカチュウ、リザードン、ゼニガメと再会を喜び合い、3日間の合宿を共にした。
DP182話でシンオウリーグエントリー後サトシに呼び出されたシーンはないものの、オーキドの研究所で順番を抜かされたヘラクロスには相変わらず種の蜜を吸われている場面がある。
アニメの総監督を務める湯山邦彦はフシギダネのファンであることを公言している[30]
現在の使用技は「つるのムチ」、「はっぱカッター」、「ソーラービーム」、「やどりぎのタネ」。以前は「たいあたり」や「ねむりごな」も使用。
ヒトカゲリザードリザードン
  • 声 - 三木眞一郎
  • 性別:♂
  • 登場時期:KT・OS(レギュラー)・KG・MV(レギュラー(一部))、BF(ゲスト)
11話から登場。元々は不良トレーナーのダイスケ(声 - 緑川光)のポケモンだったが、「弱い」という理由から捨てられ、雨の中に置き去りにされていたところをサトシ達に救出され、そのことがきっかけでゲットされる。17話での通訳字幕では敬語が使われており、物腰も控えめで穏やか。バトル以外でも、尻尾の炎は洞窟などの暗い場所での明かりとして重宝した。
タマムシジムやセキチクジムで活躍し、42話で暴走するナッシーの大群を「かえんほうしゃ」の連続攻撃で正気に戻した直後、リザードに進化。間を置かずして45話にてグランパキャニオンで自由に飛ぶことが出来ないことをプテラに馬鹿にされ、悔しさをこみ上げるようにリザードンに進化した。
ヒトカゲの頃は素直でサトシに対し忠実であったが、リザードに進化してからはサトシのトレーナーとしてのレベルが追いついていなかったため、サトシの指示を聞かなくなってしまう。しかし自分が強敵と判断したポケモン相手には、サトシの指示を無視してバトルを行っている[31]。指示を聞かないだけでなく、サトシを見下して反抗的な態度をとるようになり、度々サトシに「かえんほうしゃ」を喰らわせる。セキエイ大会では戦闘中に昼寝をし、それが原因でサトシは判定負けになってしまった。
転機が訪れたのはオレンジ諸島編の106話。ニョロボンとのバトルに敗れ、かなりのダメージを被った上、「れいとうビーム」で凍らされてしまう。オレンジ諸島の名も無い僻地の島で、周りにポケモンセンターも無かった為、サトシは仲間達の協力もあって徹夜で必死の看病をする。それをきっかけとして、ヒトカゲ時代の恩も思い出し心を開くようになった。以降はその高い実力を遺憾なく発揮し、リュウチンジムやオレンジリーグで活躍。
その後も周囲からは文句なしの実力者として見なされていたものの、金銀編135話で多数のリザードンが生息している「リザフィックバレー」を訪れた際、自分の未熟さを思い知らされ[32]修行することになり、サトシ達と別れる。あくまでジークが管理しているリザードン保護地区「リザフィックバレー」に預けられた立場であるため、サトシのポケモンであるのは変わらず、リザードンのモンスターボール自体はサトシが所持している模様。現在は谷で一緒に住む♀のリザードン「リサ」の彼氏として付き合っている様子。
その後は、映画『結晶塔の帝王』での戦いや、フスベジム戦やジョウトリーグ、バトルファクトリー戦やバトルピラミッド戦など、数多くのバトルで応援に駆けつけている。
その実力に関しては、サトシも「いざという時にはリザードンが頑張ってくれる」と言う程である。預けられて以降は再登場のたびに強さが増しており、多くのバトルでサトシを勝利に導いている。呼び戻された際は、ほぼ毎回親愛の表現としてサトシに「かえんほうしゃ」を浴びせる。
現在の使用技は「かえんほうしゃ」や「ちきゅうなげ」(リザードン時)、「りゅうのいぶき」(バトルフロンティア編 - )や「はがねのつばさ」(バトルフロンティア編 - )。以前は「りゅうのいかり」(オレンジ諸島編 - 金銀編)、「ほのおのうず」(ヒトカゲ時-金銀編)、「オーバーヒート」(バトルフロンティア編)、「とっしん」(オレンジ諸島編)、「じごくぐるま」(カントー編)、「いかり」(ヒトカゲ時)、「ロケットずつき」(ヒトカゲ時)、「ひのこ」(ヒトカゲ時)も使用。炎技よりも「ちきゅうなげ」が決め技になることが多い。
ゼニガメ
  • 声 - 愛河里花子
  • 性別:♂
  • 登場時期:PM・OA・MV(レギュラー(一部))、BF(ゲスト)
12話から登場。元はトレーナーに捨てられたゼニガメ達によって構成された非行集団、「ゼニガメ団」のボス。町で悪さばかりしていたが、ロケット団との騒動をきっかけに仲間を地元のジュンサーに託し、自分をロケット団の攻撃からかばったサトシになつき、仲間に加わる。以降多くのバトルで主力として活躍。
カントーのジム戦ではあまり活躍できなかったが、リーグ戦では2回戦でニドリーノを下し決め手となる活躍を見せた。オレンジ諸島編でもユズジム、オレンジリーグでそれぞれ活躍を見せている。
148話にて、改心して消防団の一員となったかつての「ゼニガメ団」の仲間たちと再会、彼も共に消防団に入団することになり、サトシと別れカントーの街へと旅立って行った。
ジョウトリーグのモエ戦では、元々出場するはずであったキングラーが直前に負傷してしまい出場不可となってしまい、そこにたまたま応援に現れ、そのまま試合に出場。相性の悪いエレブーや彼女の切り札であるマグマラシと交戦し活躍。
BF編ではバトルピラミッド攻略の際、久々にサトシに呼び寄せられる。そこで同じくサトシに呼ばれたフシギダネやリザードンと再会し、全員で山篭りをした。
義理堅く友情に厚い性格のようで、ゼニガメ団を率いていたこともあってか、時には親分肌な一面も見せる。フシギダネとは初期からの付き合いもあってか特に仲が良く、ジョウト編でゼニガメ団に戻る際に別れの握手をしたり、ジョウトリーグで再会した時には互いに喜ぶ様子などが見られる。ゼニガメ団時代に着用していたサングラスは甲羅の中に隠し持っており、時たま出す事があった。一人称は17話によると「おれ」。
現在の使用技は「みずでっぽう」、「ハイドロポンプ」(オレンジ諸島編-)、「こうそくスピン」(バトルフロンティア編-)、「ロケットずつき」。以前は「たいあたり」、「からにこもる」、「バブルこうせん」、「あわ」も使用。
クラブキングラー
  • 声 - 愛河里花子→石塚運昇
  • 登場時期:PM・HT・SS(ゲスト)
13話から登場。カスミ、タケシ、自分のポケモン達にバカにされたサトシが自分一人の力でゲットした。差し出された木の枝を切り刻んだ直後にゲットされた。その時点で手持ちポケモンが7匹に達したためオーキド博士の研究所に転送される。研究所では博士のお茶くみをしたり、茶の間でお茶を飲む博士に電話を渡す場面が見られた。
76話におけるカントーでのリーグ戦1回戦で初めて戦闘要員として呼ばれる。それまで全くバトルの描写が無かったにも拘らず、初戦でキングラーに進化した上、「クラブハンマー」や、巨大なはさみから発射される「はかいこうせん」等強力な技を次々と披露し、1匹で勝利を収めてしまった。
後に渦巻きカップでも活躍。ジョウトリーグにも参加する予定だったが、直前に人助けをした時に怪我をしてしまい、出場できなかった(代理でゼニガメが出場)。
使用技は「クラブハンマー」(進化後)、「あわ」、「はかいこうせん」(進化後)、「ふみつけ」、「にらみつける」、「はさむ」、「かたくなる」、「みずでっぽう」。
ラッタ
  • 登場時期:KT(ゲスト)
  • 親:ジェントルマン
15話に登場。サントアンヌ号でバトルした紳士から、バタフリーと交換して欲しいと持ちかけられ代わりに受け取った。だが、バタフリーに対しての想いを改めて考え直し、その日のうちに再度交換してもらっている。これ以降、サトシはヒカリとブイゼルを交換するまでポケモンの交換を断るようになる。
ゴースト
23、24話に登場。ポケモンタワーでナツメ対策としてサトシの仲間になるが、サトシにゲットされたわけではなく、あくまでも懐いてついて来ただけである[33]。そのため、サトシの過去のポケモンが登場するAGのOPやEDにも登場していない。
かなりのお笑い好きでいたずら好き。更に忘れっぽく気まぐれな性格のため、バトルを2度もすっぽかしている。ポケモンタワーにいた頃は仲間のゴースゲンガーと共にお笑い番組鑑賞を楽しんでいた。ゲンガーとは自身の漫才も披露するが、サトシには全くウケなかった。持ちギャグは、目玉を飛び出したり、外した目玉をから出したりなど、ゴーストポケモンらしいものである。
肝心のジム戦では初っ端から姿を見せず、唐突にやって来たと思えばナツメに対してシュールかつ大胆なネタをぶつけ、ナツメに初めての笑顔を提供した。ナツメを気に入ったのかジム戦の後、ヤマブキジムに残りサトシと別れる。作中では、ナツメと一緒にサトシに別れの挨拶をするシーンにいきなり突入しており、ゴーストがサトシと別れた理由は明確には描かれていない。
使用技は「したでなめる」。
マンキー)→オコリザル
  • 声 - 大竹宏
  • 登場時期:KT(レギュラー(一部))
25話から登場。サトシ達が昼食をとっていたところに登場。おにぎりを分けてあげるが、その後サトシの大事な帽子を強奪。一悶着あった後に機嫌を悪くし、オコリザルへと進化。サトシ達を執拗に追いかける。サトシはヒトカゲで応戦するが一方的な攻撃を喰らってしまう。窮地に立たされたヒトカゲが新技「いかり」を発動したことで倒すことに成功し、ゲットした。
気性の荒い性格から、当初は初期のリザードン同様の行動を見せており、モンスターボールから出ては暴れていた。
29話でP1グランプリ(ポケモンによるプロレス大会)に、娘のマナミ(声 - 麻見順子)を放ったらかしてエビワラーの修行に明け暮れるトレーナーのアノキ(声 - 立木文彦)と共に出場。その回でサトシが体を張って自分を助けてくれたことに心を動かされ、サトシのために本気で戦うことを決める。
ムサシサワムラー(他選手から横取り)と決勝戦に持ち越されるが、見事優勝。その後アノキに格闘の素質を見込まれ本格的な修行を薦められる。一流のかくとうポケモンを目指すためサトシと別れることになった。
その後はバタフリーピジョットと同様にサトシと再会する事はなかったが、AG編のOP、EDに登場。サトシの手持ちポケモンの中でもっとも一緒にいた時期が短いポケモンである。
使用技は「メガトンキック」、「ちきゅうなげ」、「あばれる」、「みだれひっかき」。
ベトベトン
  • 声 - 石塚運昇
  • 登場時期:KT・OS・KG・AG・DP・SS(ゲスト)
30話でグンジョシティの発電所に大量発生したベトベターの親玉として登場した。ピカチュウとコイルの強力な電気技で倒されサトシにゲットされるが、モンスターボール越しでも漏れて来る臭いに耐え切れず、その場でオーキド研究所に転送された。
その後しばらくは同じ立場のケンタロス・クラブ達と共にオーキド博士の研究所で留守番をしていた。サトシのセキエイ大会参戦の時には戦力を見込まれて呼び出され、ピカチュウ・フシギダネを倒した強敵マダツボミの物理技を弾力で吸収し「のしかかり」で倒す活躍を見せる。
オレンジ諸島編では、サトシに下水道の案内役として呼ばれた事などもあった。
ジョウトリーグシロガネ大会でのシゲル戦でもセキエイ大会同様、とりたてて修行やバトルの描写は見られなかったが、メンバー入りして活躍を見せている。弾力があるため物理攻撃ではダメージを受けにくく、ゲットされる前は発電所にいたためか、電気技に対する耐性もある。
研究所暮らしが長いためかオーキド博士によく懐いており、後にオダマキ博士にも懐いた様子。サトシやカスミにも懐いたことから、人懐こい性格の様である。愛情表現として「のしかかり」を使い、主にオーキド博士やサトシがのしかかられ、AGではオダマキ博士にものしかかっている。
使用技は「のしかかり」、「ヘドロばくだん」。
ケンタロス
35話のサファリゾーンの回にて初登場。サトシは当初サイホーンをゲットしようとしたが、ケンタロスの群れが横切ってそのうちの1匹が捕まり、2匹目をゲット。終わってみればケンタロスが30匹ゲットされ、30匹全員がオーキド研究所に送られる結果となった。
その後はオーキド研究所の庭を走り回っていることが多く、オーキド博士によれば、それで体が鍛えられているらしい。1回だけ群れで突進してロケット団を撃退した事がある。時折屋内でも暴走している模様。
オレンジリーグでは、眠ってしまって戦力にならなくなったカビゴンの代わりに出場。得意の力技で活躍し、相手の切り札であるカイリュー相手に奮闘するも敗れてしまった。
その後はほとんど出番は無かったが、ジョウトリーグのシゲル戦、BF編バトルタワーのリラ戦で活躍。
バトルに参戦するケンタロスがいつも同じケンタロスかどうかは特に説明されていないが、AG133話の様子から、30匹全員がサトシに懐いているようである。
ポケモン☆サンデー』で「サトシは何匹のポケモンを持っているのか?」と言う議題があった際、ケンタロスはあくまで「1匹」として扱われていた。
使用技は「とっしん」、「じわれ」、「じしん」、「つのでつく」、「かげぶんしん」(バトルフロンティア編 - )。

オレンジ諸島編から登場したポケモン

ラプラス
  • 声 - 愛河里花子
  • 登場時期:OS(レギュラー)、KG(ゲスト)
85話から登場。仲間の群れとはぐれて海岸に漂着し、不良少年たちにいじめられているところをサトシたちに助けられ、そのままサトシが預ることになる。以降、オレンジ諸島編ではサトシ達の海での移動手段にもなる。バトルでも、各ジム戦やオレンジリーグで得意の「れいとうビーム」を駆使し、氷を活用しての活躍を見せる。
114話ではぐれた群れと悲願の合流を果たし、サトシたちに別れを告げた。258話では偶然サトシ達と再会。この時の事件がきっかけで、群れの新リーダーに任命されることになった。
以降本編には登場していないが、AG編のED、BF編のOPでは他のポケモン達同様に登場している。
使用技は「れいとうビーム」、「みずでっぽう」。
カビゴン
  • 声 - 小西克幸
  • 登場時期:OS(レギュラー)、KG・AG・DP・SS(ゲスト)
95話から登場。ザボン七島のザボンを食い荒らすため、撃退法が練られるが、結局捕獲が考えられた。特別にプリンに協力してもらい、少し離れた歌が聞こえない場所でサトシがスタンバイ、眠ったところを見事にゲットしてサトシの手持ちとなる。
当初はサトシの指示を聞かず食欲と睡眠欲を優先するが、後にサトシのトレーナーとしてのレベルが上がったためか指示を聞くようになる。サイドンを「メガトンパンチ」の一撃で吹っ飛ばしてしまうほどのパワーや桁外れの体力を持つため、持久戦が得意。多彩な技を覚えており、カビゴンとは思えないスピードも持ち合わせる。
オレンジリーグ出場の際、眠り込んでバトルに参加できなくなった為、代役をケンタロスが務めている。
ジョウト地方では「ポケモン相撲大会」なる物に出場した事もある。ルールは、体重計で出た数値が特定の数値以上の体重なら参加可能という内容だが、カビゴンが乗ると体重計が壊れたため、問答無用で参加する事になった。
その後はフスベジム、ジョウトリーグに出場。BF編ではその耐久力を見込まれバトルアリーナ戦に登場。本来苦手な格闘タイプのハリテヤマチャーレムを立て続けに倒す大活躍をした。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻されている。シンオウリーグ2回戦ではブーピッグを相手に「のしかかり」で勝負を決めた。登場シーンは短かったものの、ここでもサトシに勝利をもたらしている。
使用技は「メガトンパンチ」、「たいあたり」、「のしかかり」、「ずつき」、「れいとうパンチ」、「はかいこうせん」、「ねむる」、「まもる」。

金銀編から登場したポケモン

ジョウト地方でゲットされたポケモン。

ヘラクロス
  • 声 - 小西克幸
  • 性別:♂[35]
  • 登場時期:KG(レギュラー(一部))、AG・DP・SS(ゲスト)
120話から登場。サトシがジョウト地方で最初にゲットしたポケモンである。カイロスとの縄張り争い(ロケット団に荒らされたことが原因)が解決した後、自分からサトシについてきてゲットされる。虫ポケモンであるがカスミに嫌がられていない。木の蜜が大好物で、バトル中であっても木の蜜をなめることもしばしば。またフシギダネの蜜を吸おうすることもあるが、その度に嫌がられて「つるのムチ」で叩かれている。ケンタロスとの入れ替わりでオーキド研究所に預けられた。
ジョウトリーグのシゲル戦、BF編のバトルパレスのウコン戦、DP編でのシンオウリーグ1回戦のナオシ戦、準決勝のタクト戦等、重要な局面によく顔を出しており、その都度活躍している。
「メガホーン」や「はかいこうせん」等の強力な力技の他、シンオウリーグではコロトックの「うたう」、ダークライの「ダークホール」に「ねごと」で対抗するといった戦法も披露。
使用技は「つのでつく」、「みだれづき」、「メガホーン」、「たいあたり」、「ねごと」(DP)、「はかいこうせん」(DP)、「きあいパンチ」(DP)。
チコリータベイリーフ
  • 声 - かないみか
  • 性別:♀
  • 登場時期:KG・OA・MV(レギュラー)、HT・DP・SS(ゲスト)
127話から登場。サトシが初めてゲットした♀のポケモン。
サトシに勝負を挑んで敗北し、ダメージを受けてポケモンセンターへ連れて行こうとするも、当初はサトシに噛み付く程敵視していた。雪山で助け出されてからはサトシの優しさに惚れ込み、自らサトシについて行くことに。
以降は前述とは打って変わって、モンスターボールから出された際にサトシに甘えたりするようになる。そのためか、サトシと特別仲が良いピカチュウに強いライバル意識を持っていた。
200話でロケット団に襲われた際、サトシを助けたい気持ちからベイリーフに進化。自分の体が急に大きくなったことで、サトシたちと馴染むことができなくなるも、努力の末に克服。進化後はパワーも格段に上がり、格闘タイプのタンバジムやジョウトリーグでも大いに活躍。サトシへの愛情表現は、進化前の足に体をなすりつけるものから「のしかかり」をするものになる。
サトシがホウエン地方に旅立つ際、研究所に預けられる。サトシもベイリーフが忘れられなかったのか、その後のロケット団とのバトルの際、うっかりベイリーフを繰り出そうとしてしまう。
サトシへの恋心は強く、うずまきカップ参加時にキングラーと交代で一時的にオーキド研究所に預けられた際には、研究所で大暴れした。ホウエンリーグ後にマサラタウンに帰ってきた時には、サトシとの再会を大喜びしている。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際は、サトシに会いたくて本来転送されるはずのヘラクロスの順番を割り込んだ。
使用技は「つるのムチ」(ゲームではタマゴわざ)、「はっぱカッター」、「たいあたり」(チコリータ時)、「あまいかおり」(チコリータ時)、「のしかかり」(進化後)、「ずつき」(進化後)。
ヒノアラシマグマラシ
  • 声 - うえだゆうじ
  • 登場時期:KG・OA・MV(レギュラー)、HT・DP・SS(ゲスト)
142話から登場。サトシが山岳地帯でゲットした。呑気な性格で、ボーっとすることを好む。炎技を使う時は背中から「やる気の炎」を出す必要があるが、当初はバトル時であってもそれがなかなか出ないため、実力をすぐに発揮できなかった。152話でエアームドと戦うため、サトシとともに特訓して実力を上げ克服。その後はヒワダジムやエンジュジム、アザギジムやチョウジジムで活躍。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻され、襲撃してきたロケット団の巨大メカとの戦闘になる。その防御力に苦戦し捕獲されそうになるが、その瞬間にマグマラシへと進化。進化後に習得した「ふんか」で巨大メカを破壊した。
リーグ初戦のナオシ戦にさっそく投入され、アーマルドとバトルを展開。進化してからはキリリと締まった表情になり、それまでの呑気でぼんやりした雰囲気は見せていない。
使用技は「かえんほうしゃ」、「えんまく」、「スピードスター」、「でんこうせっか」、「たいあたり」、「かえんぐるま」(DPより)、「ふんか」(進化後)、「つばめがえし」(進化後)。
ワニノコ
  • 声 - 西村ちなみ
  • 登場時期:KG・OA・MV(レギュラー)、HT・DP・SS(ゲスト)
152話から登場。サトシとカスミが同時に捕まえようとしたが、草むらに隠れていたワニノコに対して同じルアーボールを投げた為、どちらがゲットしたのか分からなくなってしまう。所有権をめぐって3対3のバトルをした結果、勝利したサトシのポケモンとなった。
ボールから出た時や嬉しいことがあるとすぐに踊りだすなど、陽気な性格で、金銀編でのサトシのポケモンたちのムードメーカー的存在である。好奇心旺盛であり、バトルでは目いっぱい張り切る。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻されている。
使用技は「みずでっぽう」、「かみつく」、「こわいかお」、「ずつき」、「たいあたり」、「ひっかく」、「きりさく」。
ヨルノズク
  • 声 - うえだゆうじ
  • 登場時期:KG・MV(レギュラー)、HT・DP・SS(ゲスト)
155話から登場。作中でも数少ない色違いのポケモンである。普通のヨルノズクより体は小さいが非常に頭が良い。サトシや鳥ポケモンマニアのトリガイ(声 - 西村朋紘)がゲットしようとして失敗するが、ロケット団から自分を助けようとしたサトシを見て、バトルに応じゲットされる。
その後は「みやぶる」が使えたためゴーストポケモン対策としてエンジュジムに参戦しバトル中「ねんりき」を覚えゴーストゲンガーを倒す活躍を見せる。
ゲームと同様、モンスターボールから出される度にキラキラと輝くエフェクトが使用される。また、「ねんりき」を発動する時には眉毛が青白く光る。
サトシがホウエン地方へ旅立つ時にオーキド研究所に預けられる。上記のベイリーフのように、AG3話でハルカのアチャモがロケット団に連れ去られた時、うっかり居もしない彼に頼ろうとしてしまったことも。
DP182話でシンオウリーグエントリー後に、研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻されている。3回戦のコウヘイ戦で1番手として久々に公式戦に登場。いくつかの新技を披露し存分に活躍した。
使用技は「たいあたり」、「みやぶる」、「さいみんじゅつ」、「ねんりき」、「かぜおこし」、「つつく」、「ゴッドバード」(DPより)、「エアスラッシュ」(DPより)、「じんつうりき」(DPより)。
スピアー
162話に登場。虫取り大会でゲットし、優勝した記念として手持ちに加わるが、ロケット団の襲撃の際にサトシを助けたナナコへの感謝の印として、彼女に譲り渡した。ラッタの一件以降、基本的に自分がゲットしたポケモンは他人に渡さなかったサトシが、他のトレーナーに譲った数少ないポケモン。
ゴマゾウドンファン
  • 声 - 林原めぐみ→三宅健太
  • 登場時期:KG・BF・MV(レギュラー)、HT・DP・SS(ゲスト)
231話から登場。サトシが229話で貰ったタマゴが孵化して生まれた。何事にも好奇心旺盛な無邪気な性格で、ピカチュウとは特に仲がいい。サトシがホウエン地方へ旅立つ時にオーキド研究所に預けられる。
AG133話で自分からサトシの元にやってきて再び手持ちに加わる。AG154話にて、エレキッドを巡るロケット団との戦いの最中に進化。進化後はバトルチューブで活躍する。進化して体は大きくなったが、無邪気な性格は変わっていない。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻されている。3回戦のコウヘイ戦に参戦するが、コウヘイの今までのトレーナーに見られないクセのある戦法に翻弄されてしまう。
進化後の使用技は「ころがる」、「まるくなる」、「とっしん」、「はかいこうせん」(進化後)。ゴマゾウの時には「じしん」(KG)、「たいあたり」、「めざめるパワー」(BF)も使用。
ヨーギラス
259話から登場。258話でサトシが預った卵が孵化して生まれた。タマゴの時、密猟団によって母親のバンギラスから無理矢理引き離され、さらに酷い目に遭い続けた為、心が閉ざされ生きる気力のない状態で生まれた。その後、ゲットはしないがサトシが預ることになり、そのまま故郷のシロガネ山までサトシ達の旅に同行する。
サトシの必死の看病がきっかけで彼にはなつくが、人間を完全には信用していないためにサトシ以外の人間が寄ると固まってしまう。カスミやタケシもヨーギラスの目から見るとモノクロであったため、近寄られると大音量で泣き声を出す。その後、263話のアンノーンの体験をきっかけに心を開き、カスミやタケシにも懐くようになった。ちなみにこの時ヨーギラスの心の世界にて人間の言葉を発していた事がある。
サトシたちとの旅を続ける内に徐々に生きる気力を取り戻していく。265話にて故郷のシロガネ山で母親であるバンギラスと再会する。サトシたちと別れた後は、母親と幸せに暮らしているという報告がウツギ博士に届いている。
モンスターボールに入れられたこともなく、サトシもゲットしたとは言わないため、綿密に言えば「サトシのポケモン」ではなく「サトシが保護したポケモン」となるが、技を繰り出す際にサトシが技を出すよう指示を出すことはあった。
BF編のOPではサトシの歴代の手持ちポケモン達が総出演するのだが、手持ちとは言えなくとも、深い縁があった為か親子揃って登場している。
使用技は「めざめるパワー」、「いやなおと」、「あなをほる」。

アドバンスジェネレーションから登場したポケモン

エイパム以外はホウエン地方でゲットされた。

スバメオオスバメ
  • 声 - 吉原ナツキ→石塚運昇
  • 登場時期:AG・MV(レギュラー)、DP(ゲスト)
AG4話から登場。サトシがホウエン地方で最初にゲットしたポケモンである。元はトウカの森に住むスバメ達のリーダー的存在であった。
苦手な電気タイプの技を何発でも耐えるほどの凄まじい根性を持ち、ピカチュウとのバトルでも何度も電撃を受けても立ち上がり続けた。これ以上のバトルは危険だとタケシが判断し、サトシがゲットする形に。
スバメ時代は相性では勝るワンリキーに敗北してしまうなどバトルでの活躍は少なめで、偵察などが主な仕事であった。
AG80話にてポケリンガに出場した際、コジロウのドクケイルとの決勝戦でオオスバメへと進化。自慢の根性にも更に磨きが掛かり、ヒワマキジム、トクサネジム、ホウエンリーグ、バトルドーム、バトルパレスなど多くの重要なバトルに参戦し、その勝利に大いに貢献している。
「つばさでうつ」を使用していたが、空中戦で使うとバランスが崩れるというリスクが生じてしまう。そんな中、偶然「技教え爺さん」のジンベイ(声 - 高木渉)に出会い、彼に「つばめがえし」を教わる事に。これを特訓の末に習得し、それ以降「つばさでうつ」は使わなくなっている。
「でんこうせっか」、「かげぶんしん」を用いての回避、奇襲などを駆使し、「つばめがえし」等の攻撃技に繋いだりと、ひこうタイプ特有の空中からのスピード、小回りを生かした戦法を得意とする。
進化してからはバトルでのシリアスな活躍が目立つようになるが、スバメ時代から表情は豊かで、コミカルな面も所々で見せている[36]
DP189話のシンオウリーグ準決勝ではサトシの5体目のポケモンとして久々に登場。タクトのラティオスと空中戦を展開するも敗れてしまう。
使用技は「つばめがえし」(進化後)、「でんこうせっか」、「つつく」、「かげぶんしん」(進化後)、「つばさでうつ」。
キモリジュプトルジュカイン
  • 声 - うえだゆうじ
  • 性別:♂
  • 特性:しんりょく
  • 登場時期:AG・OA・MV(レギュラー)、DP(ゲスト)
AG7話から登場。今にも寿命が尽きようとしている、生まれ故郷の巨大樹の世話をただ独り続けていた。必死の世話の甲斐も空しく巨大樹は最期の時を迎え、それを見届けた後、何かと付き合いのあったサトシとバトルしゲットされる。
常に木の枝を咥えており、咥えている木の枝の先端は進化するたびに近くにある木から折るため、微妙に形が異なっている[37]。プライドが高くクールな性格で、普段は仲間と群れずに木の上や壁の隅に1人でいることが多い。その反面、負けず嫌いでもあり、戦闘不能寸前で勝ち目が薄い状況でもバトルを続けようとしたり、一度やられた相手には何としてもリベンジを果たそうとするといった情熱的と言える面も少なからず見られる。
登場からしばらくは草タイプの技は何も覚えておらず、もっぱら「はたく」、「でんこうせっか」といったノーマル技と、自身のスピードを生かしての近距離戦がメインとなっていた。AG41話でようやく「タネマシンガン」を習得。AG66話でのドゴームとのバトルでジュプトルに進化し、この際同時に「リーフブレード」を編み出す。近距離、遠距離に幅広く対応できるようになり、戦術に幅が広がった。
AG161話で想いを寄せるメガニウムをロケット団から守ろうとしたことをきっかけにジュカインに進化。ジュカインに進化する直前、メガニウムへの想いが失恋に終わってしまったのをきっかけに、スランプに陥り一時期、技が全く出せなくなってしまったことがあった。
スピードに長け、バトルでは基本的に真正面から敵に挑む戦い方よりも、敵の攻撃をかわしつつ反撃するヒット&アウェイ型の戦法を得意とする。ルネジムやバトルアリーナのようにあっさり倒されることもあったが、ムロジムやトウカジム、ヒワマキジムやホウエンリーグ、バトルパレスなど多くのバトルで主力として活躍。進化する度に体は大きくなるが、自慢のスピードはその都度磨きがかかり、ジュカインになってからは瞬間的なスピードならばデオキシススピードフォルムにも匹敵するほど。
DP189話ではシンオウリーグ準決勝でコータス、オオスバメ共々、久々に出陣。劇中で無敗と言われていたタクトのダークライを、4体目での登場ながらも撃破する快挙を見せた。
普段はクールなキャラクターを務めているだけに、時折見せるコミカルな一面はそのギャップも相まって非常にユニークなものとなっている[38]
使用技は「タネマシンガン」、「でんこうせっか」、「はたく」、「リーフブレード」(ジュプトル時 - )、「ソーラービーム」(ジュカイン時)、「こうそくいどう」(ジュカイン時)、「リーフストーム」(DP)。ジュカインとなった後もこれらの技を全て使用しているが、1つのバトルで使う技の数は4つまでである。
ヘイガニ
  • 声 - 小西克幸
  • 登場時期:AG・OA・MV(レギュラー)、DP(ゲスト)
AG23話から登場。ムロ島の縄張りに入ってきたサトシ達に襲い掛かってきたが、その実力をサトシに気に入られキモリとのバトルでゲットされる。
陽気でやんちゃな性格で、かなりの食いしん坊。他のポケモンの食べ物を奪うこともあり、そのせいでハルカやマサトからは少々煙たがられていたが、旅が続くうちに落ち着いてきた。ロケット団に捕まったマサトを助けたり、体を張って数匹のキノガッサからアチャモを守るなど、仲間想いな面もある。
AG編におけるサトシの手持ちのムードメーカー的なキャラクターと言える。性格や態度が正反対とも言えるキモリ(及びジュプトル)には妙な対抗心を燃やす一面も。
短編作品ではそのキャラクターが一層強調されており、ねじりハチマキを頭に巻いて気合を入れる等といった独特な描写が見られる。ナレーション通訳ではねじりハチマキがよく映える、いわゆるべらんめえ口調。
小さい体ながら根性とパワーがあり、フエンジムやルネジム、ホウエンリーグやバトルドーム、バトルタワーなど数々のバトルで主力として活躍している。水タイプ同士での戦いにも強く、混乱することで逆に相手のペースを乱し、状況を逆転させたこともある。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻されている。
「バブルこうせん」、「クラブハンマー」、「かたくなる」、「はさむ」、「あなをほる」(ゲットされる前)を使用する。長い間サトシの手持ちにいたポケモンとしては珍しく、使用技はゲットしてから全く変わっていない。
コータス
  • 声 - 三木眞一郎
  • 登場時期:HT・MV(レギュラー)、BF・DP(ゲスト)
AG58話から登場。鋼の谷に迷い込み、そこに住む鋼ポケモンに襲われていたところをサトシたちに保護され、ゲットする前のハガネールとのバトルでもサトシとの息がぴったりであったため、サトシのポケモンとなった。
非常に涙脆い穏やかな性格で、何かと感動したりもらい泣きする度に黒いススを吐き出し、回りの者達を真っ黒にさせてしまう。動きは鈍いが「オーバーヒート」などの強力な炎技を使えるなどパワーがあり、「てっぺき」のおかげで防御にも優れる。
バトルフロンティア編直前にオーキド研究所に預けられる。その後バトルフロンティア編ではバトルピラミッドの2戦目で、レジスチル対策として一時的に呼び出される。ほぼ互角に戦うが、後一歩という所で敗北。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻されている。準決勝のタクト戦の2体目として登場するものの、ダークライのパワーに及ばず敗北。
使用技は「かえんほうしゃ」、「のしかかり」、「てっぺき」、「ねっぷう」(バトルフロンティア編)。ホウエン編では「オーバーヒート」も使用。
ユキワラシオニゴーリ
  • 声 - 伊東みやこ→小西克幸
  • 登場時期:HT(レギュラー)、DP(ゲスト)
AG108話から登場。イタズラ好きな性格でポケモンセンターにやってきた人の持ち物を勝手に持っていくが、そこに悪気はなく、必ず返しに来る。サトシに対してはバッジケースをなかなか返さずにいたが、それはサトシを気に入ったための行動であり、ピカチュウとのバトルでゲットされる。手持ちになって以降も陽気な性格は変わらなかったが、進化してからは特にそういった面は見られなくなる。
初陣となるルネジムでは、ピカチュウとダブルバトルでタッグを組むが、経験不足からかほとんど活躍できなかった。
AG123話でホウエングランドフェスティバルの練習中、ロケット団とのバトル中にオニゴーリに進化し、それまで未完成だった「れいとうビーム」を完全に使えるようになった。
進化後は総合的な戦闘能力が大きく上がり、「れいとうビーム」だけでなく「ずつき」のパワーも相当のものとなった。相性の悪い相手にも引けをとらないバトルを展開するようになり、ホウエンリーグでは最悪でも引き分けで、一方的に負けたバトルは無い。
BF編直前にコータスと共にオーキド研究所へ預けられた。
DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際に呼び戻される。
使用技は「れいとうビーム」(進化後に完成)、「こごえるかぜ」、「ずつき」、「かげぶんしん」。
エイパム
  • 声 - 伊東みやこ
  • 性別:♀
  • 登場時期:BF・DP・MV(レギュラー)
AG179話から登場。巨大ケッキング騒動でサトシと出会うが、サトシに構って欲しいからか、故郷の山を飛び出しこっそりサトシ達の後に着いて行き、AG181話でサトシとバトルしてゲットされる。ハルカとマサトの台詞から性別は♀。
被り物好きで、ゲット後もサトシから帽子を奪うなどのイタズラを繰り返す。マサト曰くお転婆だが、花やドレスを好むなど女の子らしい所もある。サトシのことを好いており、チコリータほどではないがピカチュウに嫉妬したこともある。2度目のバトルピラミッド戦でコータスと交代で一時的にオーキド研究所に送られた時は、ベイリーフと同様に大暴れしてオーキド博士を攻撃していた。
サトシがシンオウ地方へ旅立つ時、オーキド研究所へ預けられるが、サトシと離れたくないあまりシンオウ地方へ向かう船にこっそり乗り込み同行することに。
サトシのポケモンでは珍しくポケモンコンテストを好み、密かに「魅せる」技に磨きをかけ、サトシやムサシと共にコンテストに出場したこともある。この経験から、スピードスターを攻撃と撹乱に応用した複合技として使うなど、トリックスター的なバトルスタイルを好むようになる。そのため、DP12話ではノゾミから「ヒカリが育てた方がいいと思う」と言われ、DP55話でヒカリのブイゼルと交換される。
それ以降のことはヒカリの項目を参照。
使用技は「ひっかく」、「スピードスター」、「きあいパンチ」、「かげぶんしん」。

ダイヤモンド&パールから登場したポケモン

シンオウ地方でゲットされたポケモン。BW2話のオーキド博士の「ポケモンは研究所で預かっておくからな」の言及やサトシがモンスターボールを所持していなかった事から、全匹サトシがカントー地方からイッシュ地方に旅立つ際にモンスターボールごとオーキド研究所に預けられたことになる。

ムックルムクバードムクホーク
  • 声 - 古島清孝→小西克幸(ムクホークに進化後)
  • 性別:♂
  • 登場時期:DP・OA・MV(レギュラー)
DP2話から登場。サトシがシンオウ地方で最初に捕まえたポケモン。
DP13話でムクバードに進化。ロケット団のニャースの通訳によると一人称は「俺」であり、「ピカチュウ氷の大冒険」のナレーションの通訳では、落ち着きのある青年らしい言葉遣いをしている。
バトル以外には偵察やハブネークの「くろいきり」を吹き飛ばすといったサポート役が多い。ムクバードに進化して以降は、ピカチュウなど仲間のポケモンを背中に乗せて飛行し、コンビネーションを発揮することがある。シンジにはサトシの他のポケモン同様に見下されているものの、レイジやスモモはムクバードの時点でかなりの実力があることを認めている。レイジにはその実力を見込まれ「ブレイブバード」を伝授された。特訓の甲斐もあって、トバリジム戦では「ブレイブバード」も使いこなしながらの活躍を見せた。
DP118話ではポケリンガに参加。順調に勝ち進み、決勝戦でシンジのドンカラスと激突。シンジのドンカラスとは相当な実力差が見られ追い詰められるが、サトシの励ましを受けてムクホークへと進化した。進化後はドンカラスと互角に渡り合ったが、ムクバード時のダメージが溜まりすぎていたため苦戦。新技「インファイト」を駆使し、根性を見せ辛くも勝利した。
進化後はジム戦やシンジとのフルバトル、シンオウリーグでのナオシ戦、シンジとの最終決戦などで一進一退ながらも、見事なバトルを展開している。
使用技は「かぜおこし」( - ムクバード時。ゲームでは覚えられない)、「でんこうせっか」、「つばさでうつ」( - ムクバード時。「ブレイブバード」を覚えた後は使用せず)、「つばめがえし」(ムクバード時 - )、「ふきとばし」(ムクバード時)、「ブレイブバード」(ムクバード時 - )、「インファイト」(ムクホーク時)。
ナエトルハヤシガメドダイトス
  • 声 - 三木眞一郎
  • 性別:♂
  • 登場時期:DP・OA・MV(レギュラー)
DP5話から登場。ユキノ(声 - 荘司美代子)という老婆が住む森のポケモン達のリーダーだが、そこへ偶然やって来たサトシを気に入り、ピカチュウとのバトルの末ゲットされる。
義理堅く面倒見が良い性格で、ポケモンの喧嘩を仲裁する役目も買うが、早とちりな面もあり、勢い余りやり過ぎることもある。心優しい性格で、困っているポケモンを放って置けず、サトシ達のポケモンのまとめ役になる事もある。ロケット団のニャースの通訳によれば、一人称は「オイラ」でべらんめえ口調。ナエトル時代は気に入った相手に噛み付く癖があり、サトシの頭などに噛み付く場面がよく見られた。小さい体ながらパワーがあり、体重100kgを超えるラムパルドを投げ飛ばすほど。さらに、ナエトルとしてはスピードがかなり速いのは珍しいようで、バトルで相手が驚くこともある。
DP100話でシンジのドンカラスとのバトルの最中にハヤシガメに進化。進化によって体重が急激に増えたことで、自慢のスピードが大幅に下がり、サトシやハヤシガメ自身も困惑する。足手まといにならないようスピードを取り戻そうとトレーニングに勤しむが、シンジのドダイトスに体重や体格を生かしたバトルスタイルを示されたことで、バトルスタイルを変えることを決意する。進化後は体重が増えたため、長距離の移動で疲れる様子も見られ、ヒカリが編み出した回転技は使えなくなる。しかし「ロッククライム」使用時は、一時的にスピードとジャンプ力を急激に上げられるようになる。進化後は、ナエトル時と違って落ち着いた態度が多く見られた。また、背中の茂みにはドングリのような木の実(ポケモンにとっては美味しいようだが、サトシの口にはあわなかった)を実らせている。
DP141話ではタワータイクーン・クロツグのドサイドンとのバトル中、発射しようとしたエナジーボールを偶然飲み込んでしまった上で「ロッククライム」を使用。その際、パワーとスピードが桁違いに上がっている描写が見られた。
DP166話にて、ナギサタワーでのロケット団との戦闘中、サトシがはっぱカッターの指示を出した瞬間にドダイトスに進化し、同時に「リーフストーム」を覚える。
使用技は「はっぱカッター」( - ハヤシガメ時)、「たいあたり」(ナエトル時)、「かみつく」( - ハヤシガメ時。「ロッククライム」を覚えた後は使用せず)、「こうごうせい」、「エナジーボール」、「ロッククライム」(ハヤシガメ時 - )、「リーフストーム」(ドダイトス時)。
ヒコザルモウカザルゴウカザル
  • 声 - 林原めぐみ→うえだゆうじ(モウカザルに進化後)
  • 性別:♂
  • 特性:もうか
  • 登場時期:DP・OA・MV(レギュラー)
DP3話から登場。元々はシンジのポケモンであった。
特性「もうか」の通常の火力を遥かに凌ぐ潜在能力を引き出す素質を持つ。シンジが各地方のリーグに挑戦した後、シンオウ地方に戻って来てから出会い、その力を見込まれゲットされる。しかし、シンジにゲットされて以降はその潜在能力を上手く発揮することができず、他の手持ちポケモンの何倍もの無茶なトレーニングを強要される。それでも一向に進展は見られず、シンジは徐々に焦燥を抱くようになる。やがて多くの失態とも取れる行動から、シンジに見限られついに逃がされることに。その際、以前からヒコザルを気にかけていたサトシに「一緒に強くなろう」と誘われ、ゲットされる。
トレーナーに尽くす健気な性格で、本来はバトルに勝ったりするとはしゃいだりという無邪気で感情表現が素直な性格。ただ、シンジのポケモンであった頃はそれを彼独自の育成方針からか抑圧されてしまっていた。サトシ一行との初の顔合わせと見られる53話では当初、シンジの手持ち時代とはまるで違った雰囲気に、なかなか皆にとけ込めずに戸惑いの色を見せる。だが、サトシ達との触れ合いやニャースの励ましを通じて本来の明るさを取り戻し、最後には仲間達とも上手く打ち解けることが出来た。短編「ピカチュウ氷の大冒険」(ヒコザル時)のナレーションの通訳では、物静かで丁寧な言葉遣いのキャラクターを見せている。
DP81話でシンジと再会した際、シンジのリングマとバトル。極度に追い詰められ、シンジがサトシらに語った状況以上の激しい「もうか」の暴走を見せる。ここではなんとか正気を取り戻したが、シンジが欲した彼の潜在能力の強力さは、得てして危険なものととれるレベルのものであったということが、この際判明する。
シンジとのフルバトル終盤(DP132話)、モウカザルに進化。「やんちゃポケモン」と呼ばれるだけあり、ヒコザル時代より快活な面が顕著になる。後のDP163話でのジュンとのバトルにて大ダメージを負い、再び「もうか」が暴走して発動。サトシの必死の呼びかけに応えて、シンジ曰く「もうか」のエネルギーを進化へと応用しゴウカザルへと最終進化を遂げた。
その後、ナギサジムのデンジ戦でも「もうか」が暴発。しかし、サトシの信頼に応えて正気を取り戻し、「もうか」を完全に扱えるようになる。
念願のシンオウリーグ準々決勝のシンジとの再戦では、ピカチュウにパワーで勝ったボスゴドラを倒す。続いて自身を消耗させる「フレアドライブ」で「どくびし」を打ち消し、テッカニンをKOする。そして相当なダメージが溜まった状態で、ヒコザルの頃からの付き合いだったエレキブルとの一騎打ちとなる。終盤、「かみなり」をモロに食らい、気絶しかけるも、サトシや仲間達の声援、シンジの挑発を聞いて立ち上がり、「もうか」を発動させる。「かえんほうしゃ」から渾身の「フレアドライブ」を放ち、エレキブルの「かみなりパンチ」とぶつかり合った末に見事エレキブルを打ち負かし、サトシを勝利に導いた。決着後、一度は見限られたはずのシンジからは、その成長を大いに認められたかのように賞賛の言葉を投げかけられかけた。
ちなみにロケット団の三人組からはタッグバトル編以降、厳しいトレーニング等の描写が目立ったせいか特に気にかけられていた。「苦労人」、「やればできる子」と評され、シンオウリーグではアルバイトそっちのけで応援されていた。
ポケモントレーナー各々の、ポケモンへの接し方や考え方、ポケモン自身とトレーナーとの相性など、主にこのヒコザルを通して綿密に描写されており、DP編シンオウ地方の旅において重要なテーマを担っていたと言える。
使用技は「かえんぐるま」(「フレアドライブ」を覚えた後は使用せず)、「かえんほうしゃ」、「ひっかく」(ヒコザル時)、「あなをほる」、「マッハパンチ」(モウカザル進化直後 - )、「フレアドライブ」(ゴウカザル進化後)。シンジのポケモンだった時は「ひのこ」や「ほのおのうず」も使用。
ブイゼル
  • 声 - 古島清孝
  • 性別:♂[39]
  • 特性:すいすい
  • 登場時期:DP・OA・MV(レギュラー)
  • 親:ヒカリ
DP34話にてヒカリがゲット。
コンテストでの活躍を期待するヒカリだったが、初登場時から、自身を鍛える修行を見せるなど、通常のバトルを好む傾向が強く見られた。DP55話にて、「コンテストよりも普通のバトルの方がいい」とのノゾミの助言から(エイパムに関しても、以前からさりげなく言われていた)、サトシとも相性が良かったことを十分確認した上でエイパムと交換され、サトシがトレーナーとなる。
挑発的・好戦的な性格で、強い相手を見ると勝負を挑みたがる。腕組みをするのが癖で、モンスターボールから出てきたり、昼寝をする際も腕組みをしている。
サトシのポケモンとなってからは、バトルに勝ちたいという意欲がより強く見られ、トバリジム戦でルカリオと引き分けたのを少々悔やんでいた。ノモセジム戦で進化形のフローゼルに勝った時は、相当に嬉しそうな態度を見せている。
元々のトレーナーだからか、ヒカリはサトシのバトルにブイゼルが出てくると、他のポケモン以上に気合を入れて応援している。
彼独自の戦法として、回転しながらアクアジェットを使うことでパワーを上げたり、ヒカリがコンテスト用に考案した「氷のアクアジェット」をサトシが完成させたりなどしている。その独特な技のバリエーションは仲間はもちろん、ミクリ、マキシ、スズナといった多くの実力者を驚かせている。ヒカリとのコンテストを目的とした特訓が、サトシのバトルスタイルの幅を広げたといえる。
道中「コンテストマスター」であるミクリの薦めで、ミクリカップに出場。ヒカリがトレーナー時代には叶わなかったコンテスト出場を体験することが出来た。ヒカリの訓練も存分に生かされ順調に勝ち進むが、2次審査では惜しくも敗退。
その後ミオジム戦、シンジ戦などを経て、159話にてポケモン格闘家のキジュウロウのバリヤードと遭遇。一度は敗北してしまうものの、バトル後の特訓の末、新たに「れいとうパンチ」を習得。バリヤードへのリベンジにも成功する。
後のシンオウリーグのシンジ戦ではトリトドンを相手に、独自の戦法をフルに生かして撃破し、ドラピオン戦でも善戦する。
短編作品での一人称は「わたし」。と言っても、一人称から受ける雰囲気とは異なり、やや荒っぽい言葉遣いが目立っている。
使用技は「みずでっぽう」、「ソニックブーム」、「アクアジェット」、「みずのはどう」(「れいとうパンチ」を覚えた後は使用せず)、「れいとうパンチ」。
グライガーグライオン
  • 声 - 小西克幸
  • 性別:♂
  • 登場時期:DP・OA・MV(レギュラー)
DP64話から登場。夜の強い嵐の為に街に飛ばされて来た、グライオンをボスとしたグライガーの群れの一匹。
ビル風の影響で住処の森に帰れないでいたが、サトシらの協力で無事森に帰還。その一件でサトシを気に入り、ひとり森から戻りゲットされた。
ゲーム本編から受けるイメージとは大分異なる、よくウインクしながら舌を出すのが癖の愛嬌溢れるキャラクター。食い意地が張っていて、群れにいたときには食い気を優先し、仲間に置いてけぼりにされることが多々あった。出会った当初からサトシを慕っているいう面が強く出ており、何かある毎にサトシに抱きついたり覆い被さったりする。劇中で特に性別が説明されたことはないが、「ピカチュウ氷の大冒険」のナレーション通訳では、♂らしい言葉遣いで吹き替えられている。
野生で生活していた割には、初登場の時点では滑空があまり上手くなかった。グライオンに進化してもそれはなかなか変わらなかったが、ストーリーが進む内にムクホークに近いほど自由に飛行する場面が見られ、ムクホークと共にロケット団などの偵察・追跡を行うことも出来るようになる。
グライガーの頃から強くなりたいという向上心は持っていたものの、その反面、本人のやる気とは裏腹に臆病で泣き虫な面が強く見られた。81話でかつての群れのリーダーだったシンジのグライオンを相手にデビュー戦を臨むも、圧倒的な実力差の前に完膚なきまでに敗北。そのせいかバトルに対して逃げ腰になってしまう。85話にて偶然出会ったシゲルのアドバイスなどを生かし、恐怖心を少しずつ克服していく。最後にはシゲルから託された「するどいキバ」の力でグライオンに進化した。
進化後は臆病で食い意地の張った面などは見られなくなり、涙を見せることも少なくなるが、舌を出してウインクすることやサトシに抱きついて覆い被さろうとする癖は変わっていない、愛嬌のある性格は相変わらず。
DP108話でのトウガン戦では、大将のトリデプスを相手に新技「ほのおのキバ」等を駆使して、苦戦しつつも勝利。見事にジム戦デビューでトリを飾った。
DP154話で「エアバトルマスター」と呼ばれる空中戦の達人である老人、ミツゾー(声 - 宝亀克寿)のハッサムと対戦。初戦はボロ負けを喫し、手も足も出なかった悔しさから、ヒカリの協力もあっての一夜漬けながらの猛特訓を展開。結局、再度敗北してしまうが善戦には至り、ミツゾーから「珍しく、強くなる見込みのあるポケモン」と評され、彼の元での修行を薦められる。悩んだ末にサトシの「お前の好きに選べばいい」という言葉に後押しされ、サトシと別れてミツゾーの元に残る事を決意。
そしてDP185話にて、シンオウリーグ第4回戦でのシンジ戦に備え呼び戻される。「ギガインパクト」を放った後、すぐに後ろに飛び、迎撃態勢を整える技術を新たに覚え、「ストーンエッジ」も習得した。シンジ戦ではテッカニンのスピードに対応しきれず、撤退を余儀なくされるが、ドラピオン相手にはヒットアンドアウェイ戦法で大活躍し、「ほのおのキバ」の追加効果でやけど状態にして倒した。続くエレキブル相手にも怯むことなく向かっていくなど、精神的にも成長した。その後は再びミツゾーの元で更なる修行を積んでいるのか、オーキド研究所に預けられたのか詳しくは語られていない。
使用技は「シザークロス」、「はがねのつばさ」(修行後は「ストーンエッジ」を覚えた為に使用せず)は、「すなかけ」、「ほのおのキバ」(進化後)、「いやなおと」(進化後)、「ギガインパクト」(進化後)、「ストーンエッジ」(修行後)。
フカマル
  • 声 - 阪口大助
  • 性別:♂[40]
  • 登場時期:DP・MV(レギュラー)
DP156話から登場。トレーナーのドラゴンポケモンに「りゅうせいぐん」を教えるタツばあさん(声 - 上村典子)の家付近の森で、見よう見まねで「りゅうせいぐん」の特訓をしていた。ロケット団との騒動において、サトシのおかげで一度それが成功し、それがきっかけとなってかサトシを気に入り、こっそり追いかけてDP157話にてゲットされる。
初期のナエトルのようにサトシの頭に噛み付く癖があり、他にもポッチャマ、ジュンサー、ジュンなどポケモンや人間、さらにはロケット団のメカやジュンの自転車、モンスターボールと言った金属をも噛み付いて食べてしまう。DP185話では、技の「シャドーパンチ」すら食べてしまった。「りゅうせいぐん」習得後はこの癖を応用して、標的に噛みついて捕らえた上で、「りゅうせいぐん」ごと撃ち出してしまう荒業も見せる。
ポーカーフェイスで非常にマイペースな性格。タケシでさえ何を考えているかわからず、ゲット前、サトシが何を語りかけてもひたすら頷く動作のみを繰り返すなど、ある種意味不明な行動も見られサトシを混乱させている。
特訓中の「りゅうせいぐん」はロケット団戦にまぐれで成功した以外は、未完成で単発のただの「りゅうせい」になってしまう。それは何故か発動する度、毎回必ずポッチャマに当たることに。ポッチャマが逃げ回ってもポッチャマをホーミングするように動いて必ず命中。また、ジュンのエンペルトと戦ったときにも「りゅうせいぐん」を出したが、その時はきちんとエンペルトに向かって飛んで行ったものの、エンペルトが「りゅうせいぐん」をはじき返し、結局ポッチャマに当たっている。劇中ではそれを利用して行方不明のポッチャマの居所を探し当てるなど、なかなか過激なギャグもあった。
シンオウリーグのコウヘイ戦にてようやく完成、勝利の鍵となった。だが、まだ「りゅうのはどう」は使い慣れていないのか、1発撃った直後に少しの間動けなくなる場面がある。
これまでサトシがゲットしたポケモンのなかで、ドラゴンタイプのポケモンをゲットしたのはこのフカマルが初めてであり、歴代のレギュラーキャラクターとしても初となる。
使用技は「りゅうせいぐん」、「りゅうのはどう」、「あなをほる」、「いわくだき」。

ベストウイッシュから登場したポケモン

イッシュ地方でゲットされたポケモン[41]

マメパトハトーボー
  • 声 - 西村ちなみ
  • 性別:♀
  • 特性:きょううん
  • 登場時期:BW(準レギュラー)
BW2話から登場。サトシがイッシュ地方で最初にゲットしたポケモン。
ゲット直後の初戦となるムサシのコロモリ戦では敗北したが、BW7・8話などで歴代のサトシのひこうポケモンのように偵察に使われたほか、♀でツタージャのメロメロが効かない利点[42]を生かして勝利した。22話ではぐれたフシデを群れに戻している最中にハトーボーに進化した。
18話でゲットしたクルミルと交代でアララギ博士の研究所に送られ、データを調べられていた。21話でクルミルと交代でサトシの手持ちに戻る。23話では再びクルミルと交代で預けられたことが語られる。29話では送られてきた描写はないが手持ちに戻っており、他のポケモンと度々交代していることが伺える。
使用技は「かぜおこし」、「でんこうせっか」、「エアカッター」。
ミジュマル
  • 声 - 福圓美里
  • 性別:♂
  • 登場時期:BW・MV(レギュラー)
BW1話から登場。元々はアララギ研究所で新人トレーナー用として管理されていたポケモンで、シューティーに選んでもらえず落胆する[43]。その後研究所に滞在していたサトシが気になり、BW2話で旅立ったサトシを追って研究所から抜け出し、ロケット団に襲撃されている所を助太刀する。BW3話にて再びサトシの前に現れて同行を希望し、晴れてサトシのポケモンになった[44]
目を離すとすぐどこかに行ってしまう癖があり(アララギ博士も気にかけていた)、度々モンスターボールから勝手に出てきたりするが、不利な状況と思うと急にネガティブになり、おだてられると自信満々になるお調子者である。サトシに信頼されていると知り、それに応えようと努力する一面も持つ。サトシを慕うピカチュウに嫉妬している。カベルネには「人に媚びるような態度、おじさんみたいな加齢臭、まったく話にならない」と酷評された。たまに地面に落したホタチを取りに行き、ダチョウ倶楽部上島竜兵の持ちネタである「くるりんぱ」をすることがある[45]
腹につけているホタチはピカチュウの「10まんボルト」、ヤナップの「ソーラービーム」や「タネマシンガン」など、ミジュマルが苦手なタイプの技をも弾く盾になり、「シェルブレード」にも使われる攻防一体の代物である。技の汎用性には富んでいるが能力はまだまだ未熟であり、相手にあっさりやられることも多い[46]
サンヨウジムではバッジへの決め手となる活躍をするが、シッポウジムでは敗戦し、これをきっかけにポカブと共にバトルクラブで特訓した結果、スピードアップと共に「アクアジェット」を習得したうえでアロエにリベンジするも、ミルホッグと相打ちになる。その後シューティーのドッコラーとの対戦中に水中で目を開けられないという事が判明し、「アクアジェット」発動中も目をつぶっていたために軌道がコントロールできないとシューティーに指摘された。BW32話でシレット水草を取りに言った際のオタマロ達とのバトルで目を開けられるようになり、「アクアジェット」の軌道もコントロールできるようになった。
映画『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・ビクティニと白き英雄 レシラム』では、「アクアジェット」の一撃で相手トレーナーのエンブオーを倒す活躍を見せた。
使用技は「たいあたり」、「みずでっぽう」、「シェルブレード」、「アクアジェット」。
ポカブ
  • 声 - 水田わさび
  • 性別:♂
  • 登場時期:BW・MV(レギュラー)
BW4話から登場。元々はカラクサタウンのポケモンバトルクラブを訪れたあるトレーナーのポケモンだったが、そこで負けた為に捨てられてしまった過去を持つ。その際、杭に繋いだロープが口に絡んでしまい、全身が汚れろくに食事もできずにやせ細っていた所[47]をサトシに助けられたため、彼を気に入り、ピカチュウをロケット団から助ける。その後、サトシに同行する事を希望し、晴れてサトシのポケモンになった。
元は別のトレーナーのポケモンで、「弱い」という理由で捨てられ、サトシと心を通わせ仲間になるというパターンはヒトカゲ、ヒコザルに続いて3度目。また、その3度とも最初にもらうポケモンの中の炎タイプであるということも共通している。素直で愛想がよく、大切にしてくれるサトシの期待に応えようと健気に頑張っており、サトシの方も事情を考慮しているのかバトル後には特にいたわる描写がみられる。カベルネからは「ただにこにこ笑ってるだけ。甘過ぎてバトル向きではない」と評された。
初戦となるサンヨウジムのポッド戦でバオップを倒す活躍をみせたが、シッポウジム戦ではヨーテリーに全く歯が立たずに負けてしまったことに悔しさを覚え、ミジュマルと共にバトルクラブで特訓する決意をした。その結果パワーとスピードを格段にアップさせた上で「ニトロチャージ」を習得し、再戦時にはアロエのハーデリアを倒してサトシをバッジに導く。ヒウンジム戦ではアーティのイシズマイに敗れた。
使用技は「たいあたり」、「ひのこ」、「ニトロチャージ」。
ツタージャ
  • 声 - 林原めぐみ
  • 性別:♀
  • 登場時期:BW・MV(レギュラー)
BW7話から登場。野生で暮らしていたところを、デントが作った木の実パンケーキを食べたことがきっかけでサトシに追い回され、その根性とひたむきさを見込んで自らゲットされる道を選ぶ[48]。アイリスはツタージャの種としての習性から「元は他のトレーナーのポケモンだったが、そのトレーナーの実力が低かった為に見捨ててきた」と推測している。
それを裏付けるように冷静で気高く、ボールから出された時も無言で腰に手を添えていたり、暴れるズルッグに呆れて知らん顔をしていたりと、ミジュマルとは対照的な大人びた性格をしている。一方でゲット後はサトシの指示をきちんと聞き、BW17話でミジュマルをムチで助けるような一面も見せている。サトシ一行の中で唯一アイリスのエモンガの本性を見抜いていることもあり、あまり仲は良くない。カベルネ曰く「黒コショウのようなスパイシーな香りが強すぎる。目つきも鋭すぎてマイナス」らしい。
「メロメロ」でサトシのポケモンを悉くメロメロ状態にして苦戦させたが、相手が同性であると効かず、素早いとよけられる場合がある[49]。ゲット前から「リーフストーム」を備えているほか、一度は自らの進化系であるジャノビーを下したり、相性で不利な炎タイプのチャオブーバオッキーと互角に渡り合うなど実力の高さを示しており、シューティーも一目置いている。このように実力は高いものの、ジム戦には現在のところ参戦していないが、ドンバトルの2回戦でラングレーのコマタナに苦戦しつつも機転を利かせ倒す活躍を見せた。
使用技は「メロメロ」、「つるのムチ」、「リーフブレード」、「リーフストーム」[50]
ズルッグ
  • 声 - 渡辺明乃
  • 性別:♂
  • 特性:じしんかじょう
  • 登場時期:BW・MV(レギュラー)
BW12話で貰ったタマゴが17話にて孵ったポケモン。
サトシに対しては割と素直だが、血の気が多く他のポケモン相手なら誰にでもすぐにバトルを仕掛ける癖がある。しかし強くなりたいという向上心と度胸は相当なものである。最初はサトシやサトシのポケモンたちとも一緒に食事しようとしなかったが、仲間に危機を救われた以降、距離はあるものの少し心を開くようになった。カベルネ曰く、「なめし革のようなにおいがする」らしい。
卵から孵ったばかりなのでバトルの実力はアイリスのキバゴと五十歩百歩で、ピカチュウの「10ボルト(手加減した「10まんボルト」)」でもかなりのダメージを受けてしまうレベルであるが、自分より強い対象であろうと複数であろうとかまわず立ち向かう姿勢が目立つ。また、実力的に拮抗している事もあって、キバゴにだけは攻撃が効いており、良き対戦相手としてトレーニングを重ねている。
これまでサトシがゲットしたポケモンの中であくタイプのポケモンはこのズルッグが初めてであり、歴代のレギュラーキャラクターとしても初となる。
使用技は「にらみつける」、「ずつき」。
クルミルクルマユ
  • 声 - 犬山イヌコ
  • 性別:♂
  • 特性:むしのしらせ[51]→リーフガード?[52]
  • 登場時期:BW(準レギュラー)
BW18話から登場。ヤグルマの森でサトシにいきなりバトルを挑みかけ、果敢なその姿勢を気に入ってゲットを狙ったサトシを一時は嫌ったが、コロモリの襲撃や、滝に落ちそうになった所を助けられたのがきっかけでサトシを気に入り、ゲットされた。21話でデータ計測の為、マメパトと交代でアララギ博士のもとに送られた。
ゲームで最初に選ぶことができるくさポケモン以外でサトシがくさタイプのポケモンをゲットするのは、このクルミルが初である[53]
23話のヒウンジム戦でホイーガの「ソーラービーム」を受けた時にクルマユに進化した。ダメージを負いながらも、アーティのイシズマイとホイーガを倒す大活躍をした。
使用技は「いとをはく」、「むしくい」(クルミル時)、「はっぱカッター」、「たいあたり」、「エナジーボール」(クルマユ時から)。
ガマガル
BW32話から登場。シレット水草のある池に住むオタマロたちやマッギョのボス。タマゲタケの毒を受けたポケモン達を救うためにシレット水草を取りに来たサトシとミジュマルをオタマロ達を使って襲わせたが、ミジュマルの反撃でオタマロ達が退散したため自身がミジュマルとバトルし、ミジュマルを苦戦させるも、「アクアジェット」により一撃で倒され、その高い実力を気に入ったサトシにゲットされた。
池のボスを務めるだけあってか、強力な「ハイドロポンプ」が使えたり、技の切り替えしが早かったりと高い実力を持つ。サトシとのコンビネーションを確かめるため参戦したドンバトルの1回戦では、カベルネのムーランドを倒す活躍を見せて初バトルを勝利で飾った。準決勝でも相手トレーナー・ディーノのダルマッカに「ハイドロポンプ」で勝負を決め、サトシに勝利をもたらした。
使用技は「ハイドロポンプ」、「ちょうおんぱ」、「マッドショット」。
ダンゴロ
  • 特性:がんじょう
  • 登場時期:BW(準レギュラー)
BW34話から登場。ポケモンセンターの水源になっている洞窟に住むダンゴロの群れの1体で、ロケット団に捕らえられたダンゴロ達の中で唯一逃れ、サトシたちに助けを求めてきた。事件解決後、サトシのポカブとバトルしゲットされた。
強力な「ストーンエッジ」が使えたり、ロケット団によってパワーが増幅されたダンゴロ達のエネルギー砲を1体で相殺できるほどの威力を持つ「ラスターカノン」が使えるなど、高い実力を持つ。
これまでサトシがゲットしたポケモンの中で、いわタイプのポケモンはこのダンゴロが初である[54]
使用技は「すなあらし」、「ストーンエッジ」、「ラスターカノン」、「たいあたり」。

脚注

  1. 英語名はサトシのローマ字表記に使われるアルファベットから付けられた。
  2. 登場時期に示されている略号
  3. DPではヒカリがもう1人の主人公とされるが、エンディングでの声の出演紹介はサトシが先であり、彼女はピカチュウタケシよりも後である。
  4. このセリフは他のキャラクターに真似されることがあり、現実世界でも流行語になった。
  5. BW15話でもアロエにそのことを見抜かれていた。
  6. タケシ曰く「エイパム並」。
  7. 自信過剰になり過ぎて、ジムリーダーはおろか四天王にまで完全になめきった態度をとることも目立った。現在ではジムリーダーや四天王に勝ちたいという意志はあっても、「一筋縄では行かない」という認識をしている。
  8. ただし、年齢の近いスモモなどには例外的にタメ口である。またデントに対しては最初ジムリーダーであることを知らなかったためにタメ口だったが、ジム戦の際は敬語を使用している。カベルネにも初対面では敬語を使っていた。
  9. トレーナーとしてのレベルが低かった時、手持ちポケモンのオコリザル、リザード→リザードン、カビゴンが言う事を聞かなかったことがある。
  10. モエ(声 - 前田このみ)やリラ、アオイ(声 - 日野未歩)や自身のポケモンであるベイリーフなど、またカスミにも好意を寄せられているような場面があるほか、映画『幻のポケモン ルギア爆誕』ではフルーラ(声 - 平松晶子)、『水の都の護神 ラティアスとラティオス』ではラティアスにも好意を寄せられている。
  11. 相性の良し悪しを考えることもなく、飛行タイプのピジョンに虫タイプのキャタピーを、岩タイプのイシツブテにピジョンをぶつけるといった行動も見せていた。
  12. この例として、オレンジ諸島で戦った水タイプのニョロボンに対して、でんきタイプのピカチュウで勝利を確信していたが返り討ちに遭い、同じ手を使うという安易な発想でリザードンを使用したこともある。
  13. それでも時折「根性で乗り切る」といった言動は見られ、ひこうタイプのキキョウジムでチコリータを先発に出したり、デントのヤナップにミジュマルをぶつけたりする。
  14. ゲーム『赤・緑』の主人公の服装の色違い。
  15. ゲーム版の男主人公には無い衣装でアニメオリジナル。デザインしたのは杉森建であり、帽子のモンスターボールが半分になったような模様は杉森曰く、サトシがポケモントレーナーとしてまだ半人前であることを示しているという。
  16. ゲーム『ダイヤモンド・パール』の男主人公の服装とほぼ同様のデザイン(ストールがなかったりと細部が異なる)、帽子はAGと似たようなデザインのもの。
  17. ゲーム『ブラック・ホワイト』の男主人公の服装とほぼ同様のデザイン(半袖になっている、わかりにくいがパーカー型になっていると細部が異なる)。
  18. ゲーム『プラチナ』での男主人公の服装と同様のもので、タケシにも同時に送っている。また、アヤコは同時にヒカリにもコートとマフラーを送っており、こちらは「プラチナ」の女主人公と同様のもの。
  19. サトシと同じ日にマサラタウンを旅立ったトレーナーはサトシとシゲルを含めて4人いるが、残りの2人は劇中に全く登場していない。ヤマブキシティまではサトシより先にバッジを獲得したが、途中で脱落した旨が語られる。
  20. 20.0 20.1 ジョウトリーグとホウエンリーグの成績はともにベスト8であるが、ジョウトリーグ決勝トーナメントが16人で争われるのに対し、ホウエンリーグ決勝トーナメントは32人で争われるので、同じベスト8でも実質成績は異なる。
  21. 2話の描写から入っているモンスターボールごと預けた可能性がある。
  22. ハトーボー、クルマユ、ガマガル、ダンゴロの4体は話によって入れ替えられている。
  23. 例としてピジョット・ヨルノズク・オオスバメ・ムクホーク・ハトーボー
  24. ただし、無印シリーズのカントー編とオレンジ諸島編はゲーム版『赤・緑』がベースのため、ニドランを除いて性別の概念そのものがなく、明確に性別が描かれた回は無印21話「バイバイバタフリー」のみであった。首藤剛志 「WEBアニメスタイル」シナリオえーだば創作術第189回 休載のお詫び
  25. 金銀編終了時にオーキド博士から「シゲルが初心に返るためと、カメックス以外のポケモンを全て置いていった」ということを聞き、「俺達も初心に返って旅に出よう」とピカチュウに提案。同様にAG終了時にはピカチュウ以外のポケモン達をオーキド研究所に預けているが、その理由は劇中では描かれていない。その際にエイパムだけは納得がいかなったようで、シンオウ地方への旅にこっそり同行している。BW開始時にも、ピカチュウ以外のDPの手持ちポケモンたちはオーキド研究所に預けられていたようだが、その理由は語られることが無く物語が進行している。
  26. カスミ曰く「相手がたまたまトロかったから」。
  27. サトシがゲットした個体ではないが、AGでは1話でキャタピーからバタフリーに進化したものがいた。
  28. その際サトシからは「用事が済んだらすぐ迎えに行く」と言われているが、てんとう虫コミックスアニメ版では、後の展開との矛盾を避けるためか別の台詞に置き換えられている。
  29. 同話でサトシはフシギダネがいなくなったことに違和感を感じる描写が見られている。
  30. 「ポケモンストーリー」より。
  31. カツラのブーバー等。
  32. 一番おとなしいと評されたリザードンにさえまるで歯が立たなかった。
  33. タケシ曰く「取り付かれた」。
  34. ♀は存在しない。
  35. 角の形状から。
  36. 84話でのヒマワキシティのイベントで、ゴーストタイプのアトラクションにエネコらが笑って楽しむ中、彼一匹本気でびびる。104話で巨大ネンドールから逃げるソーナンスを空中から助けようとするが、うっかり彼のかつらだけを持ち去る。90話で「つばめがえし」を教えてもらおうと、鳥なのに土下座を披露する、など。
  37. キモリ時代は葉っぱのついた木の枝。ジュプトル時代は進化直後に近くの木から切り落としたもので、先端に付いていた木の葉が無くなり、二又に分かれている。ジュカイン時代は先端が尖った形状になっている。
  38. 例を挙げると、前述のメガニウムへの失恋話を初め、ハルカ特製のポロックを食べた時のリアクションや、ルネジム戦でラブカスの「てんしのキッス」を喰らった際のなんともいえない表情など。短編『おどるポケモンひみつ基地』はその最たるものかもしれない。
  39. 背中の模様から。
  40. ヒレの切れ込みから。
  41. 以下、イッシュ地方でゲットされたポケモンの性別・特性の出典を記載する。マメパト、ミジュマル、ポカブ、ツタージャの性別はBW7話にてツタージャのメロメロの効果による識別で判明。マメパトの特性は、ゲーム『ブラック・ホワイト』向けに公式配信された「なぞのタマゴキャンペーン」から生まれた♀のマメパトの設定値。ズルッグの特性は、『ブラック・ホワイト』向けに公式で配信された「サトシのズルッグ」の設定値。クルミルの特性は、BW19話よりカベルネのテイスティングで判明。ズルッグ、クルマユの性別はBW25話にてアイリスのエモンガ(♀)のメロメロの効果で判明。
  42. ただし、サトシはこの時点までマメパトが♀であることを知らず、判っていてぶつけたわけではない。
  43. シューティーはこのミジュマルの事を覚えている模様で、サトシが言う前にアララギ研究所にいた個体である事に気付いている。
  44. なお、入っていたモンスターボールが研究所に放置されていたためサトシがゲットしようとして投げたボールは受け付けず、アララギ博士から専用のボールを転送してもらった。
  45. 顔面に「ねっとう」を浴びせられて怒った様子でホタチを地面に叩き付け、それを拾い上げ「くるりんぱ」をして元の位置に戻すという、上島のリアクション芸そのままの行動を取ったこともある。
  46. 効果はいまひとつのはずのダルマッカの「かえんほうしゃ」や相性で有利なはずのバオッキーに一撃で倒されたり、ハトーボーの「つばめがえし」の前に一瞬でダウンした。
  47. その時のシルエットはブラッキーと間違えられていた。
  48. この前にピカチュウをかばうサトシを見て動揺したり、サトシが追って来ないと判断すると落胆する描写がある。
  49. 一例は、シューティーのプルリルやラングレーのコマタナ
  50. 首元以外に目の上辺りからつるのムチを出していたり、手元でリーフストームを放っている描写がある。実力が高いためかリーフブレードを盾としても使い、苦手な炎をノーダメージで受け流せる。
  51. 相性診断の際、カベルネに「サトシには『ようりょくそ』のクルミルがお似合い」と評された。
  52. 「むしのしらせ」の特性を持つクルミルからの進化のため、「リーフガード」の特性を持った可能性もある。
  53. また、同シリーズでポケモンを7匹以上持ったのもカントー地方編以来となる。カントー地方編で7匹目のゲットとなったクラブはゲット直後にオーキド博士の研究所に送られたが、イッシュ地方においてはクルミルはゲットしても転送されず、モンスターボールが反応しなくなるというシステムに変わっていた(手持ちが6体になると再び機能する)。
  54. ヨーギラスは保護であり、ゲットはされていない。

関連項目

ポケットモンスター

世界観

ポケモン

概説
ポケットモンスター (架空の生物)
ポケモン一覧 (全国図鑑順)
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バグポケモン・デマポケモン

けつばん

人物

地理

地方
本編の地方 (カントー地方 - ジョウト地方 - ホウエン地方 - シンオウ地方 - イッシュ地方 - カロス地方 - アローラ地方)

ゲーム

本編

GB
第1世代 赤・緑・青・ピカチュウ
第2世代 金・銀・クリスタル
GBA
第3世代
オリジナル ルビー・サファイア・エメラルド
リメイク ファイアレッド・リーフグリーン
DS
第4世代
オリジナル ダイヤモンド・パール・プラチナ
リメイク ハートゴールド・ソウルシルバー
第5世代 ブラック・ホワイト(2)
3DS
第6世代
オリジナル X・Y
リメイク オメガルビー・アルファサファイア
第7世代 サン・ムーン
第7世代

その他

関連する人物

田尻智 - 増田順一 - 杉森建 - 石原恒和 - 田中宏和 - イマクニ? - 久保雅一

関連企業

任天堂 - クリーチャーズ - ゲームフリーク - ポケモン (企業)

反ポケモン勢力

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