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|放送局=[[#放送局|放送局]]参照
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| 放送時間=毎週木曜日(HiBiKi Radio Station)<br />毎週金曜日(音泉)
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| 放送形式=[[ストリーミング]]
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| 放送局=[[HiBiKi Radio Station]]、[[音泉]]
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| パーソナリティ=[[櫻井浩美]](ゆり役)、[[花澤香菜]](天使役)、<br />[[喜多村英梨]](ユイ役)
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| 構成作家=[[長田宏]]
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| ディレクター=長田宏
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| 提供=[[ブシロード]]、[[アニプレックス]]、<br />[[タブリエ・コミュニケーションズ]]
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『'''Angel Beats!'''』(エンジェルビーツ)は、[[麻枝准]]の原作による[[2010年]]4月より放送予定の[[テレビアニメ]]作品である。また、[[電撃G's magazine]]ではこれを原作とした前日譚となる小説『'''Angel Beats! -Track ZERO-'''』(挿絵は[[ごとP]]が担当)が連載されている。
+
『'''Angel Beats!'''』(エンジェル ビーツ)は[[2010年]]4月から6月まで放送されていた[[テレビアニメ]]作品。『AB!』と略される。関連作品として、『Angel Beats!』の前日譚となる[[小説]]'''Angel Beats! -Track ZERO-'''』及び[[漫画]]『'''Angel Beats! Heaven's Door'''』、[[4コマ漫画]]『'''Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪'''』がある。
 
+
本作の関連番組に、公式サイトで配信している[[インターネットラジオ|WEBラジオ]]『[[麻枝准の殺伐RADIO]]』があり、原作の麻枝が[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]を務めている。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
本作はもともと、[[Key]]・[[アニプレックス]]・[[電撃G's magazine]]の合同プロジェクトであり、[[ゲームシナリオライター|シナリオライター]][[麻枝准]]が原作を手がける[[アニメ|オリジナルアニメーション]]として、アニプレックスの[[プロデューサー]]、鳥羽洋典が中心となって企画された。今回、シリーズ全話の[[脚本]]を麻枝が自ら担当し、キャラクター原案はKey所属の[[原画#アニメーション|原画家]]である[[Na-Ga]]が手がける。これは両者ともテレビシリーズ初挑戦となる。タイトルは当初『Angel Beats Minimal Player』であったが、長すぎるため没となり、現在の形になった。
+
死後の世界の学園を舞台にした青春ドラマ。通常なら死ぬような行動を取っても死なない特殊な設定になっている。テストや球技大会・学食での食事などの日常的で平和な学園生活と、銃火器や刀剣を用いて天使と戦う非日常的な生活、そして登場人物の送った生前の理不尽な人生、この三者が同時に描かれており、作品の魅力となっている。
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[[Key]]・[[アニプレックス]]・[[電撃G's magazine]][[ピーエーワークス|P.A. Works]]の合同プロジェクトで、[[原作]][[脚本]]はKey所属の[[ゲームシナリオライター|シナリオライター]][[麻枝准]]、キャラクター原案はKey所属の[[Na-Ga]]が手がける。両者とも[[テレビ番組|テレビシリーズ]]初挑戦。ゲームメーカーのKeyが関わっているが、本作品は[[コンピュータゲーム|ゲーム]]を原作としたものではない、アニメオリジナルの作品である。なお、幾人かの声優は麻枝の推薦で選ばれている<ref name="ASCII.jp">[http://ascii.jp/elem/000/000/507/507669/ Angel Beats!原作・脚本の麻枝准にインタビューを敢行!]、ASCII.jp、2010年3月24日</ref>。
  
電撃G's magazine11月号にて、アニメーション制作会社が[[ピーエーワークス|P.A. Works]]、[[監督]][[岸誠二]]であることが発表された。P.A. Worksについては、同社の手がけた『[[true tears (アニメ)|true tears]]』を鳥羽と麻枝が共に気に入っていたことから、注目していた製作会社であり、岸については、「ギャグを大事にしたい」という麻枝の要望と、若手スタッフの多いP.A. Worksの現場をまとめ、牽引のできる人物、ということから抜擢された。また、岸監督作品ではおなじみとなった[[音響監督]]の[[飯田里樹]]も参加しているが、今作は音響に限らず脚本会議の段階から制作に関わっている。
+
[[アニメ制作会社|アニメーション制作]]はP.A. Works、[[監督]][[岸誠二]]。また岸とタッグを組む事が多い[[音響監督]]の[[飯田里樹]]も本作では企画会議に参加している。
  
後述でも記しているが、本作のテーマは『人生』であり、[[月刊ニュータイプ]]2009年12月号のインタビューによると「人生は素晴らしい」ということを全編に押し出すとのこと。同インタビューでは「[[音楽]]と映像のシンクロ」もテーマの一つとして示している。また、[[劇伴]]のテーマとして[[ミニマル・ミュージック]]が挙げられており、公式ホームページにて公開されている各プロモーションビデオではミニマル・ミュージックに合わせて映像が展開されている。アニメーションの劇伴としてミニマル・ミュージックが採用されることは稀であり、麻枝のアニメに対する挑戦的な姿勢が窺える。
+
ちなみにアニメの演出として、場面転換の際は現在地の名前がテロップで入る。
  
== ストーリー ==
+
== あらすじ ==
本作のテーマは『人生』。
+
森に囲まれた丘陵地にある、生徒総数2000名を越える全寮制のとある学園<ref>学園名は、第2話冒頭で表示された校名プレートが破壊されており、明言もされていないため不明。</ref>。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、そこは死後の世界だった。
  
物語の舞台は「死後の世界」。主人公は原因不明の死を遂げた記憶喪失の少年・音無。彼は死後の世界にある学校で[[]]に反逆する少女・ゆりと出会う。
+
現世で理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意された[[エキストラ]]の生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、消滅([[成仏]])し、転生する。
  
突然の環境の変化に戸惑う音無。果たして彼はこの戦いの中でどのような道に進むのか。
+
しかし、転生することを拒む人々がいた。少女・ゆりをリーダーとする「死んだ世界戦線(以降、戦線)」は、理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、死ぬことのないこの世界で<ref>元々が死後の世界であるため、致命傷を負っても「死ぬ」ことはなく、時間とともに治癒するが、それ相応の痛みや出血はある。</ref>、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。
  
少年少女たちの運命に立ち向かう物語が今、始まる。
+
生前の記憶を失った少年・音無は、戦線のメンバーと行動を共にするが、次第にこの世界の真実を知ることとなる。
  
== 世界観 ==
+
{{ネタバレ|スキップ=作動|Angel Beats!}}
物語は死後の世界の学園が舞台の中心であり、神への復讐を目的とする『死んだ世界戦線』と、世界の秩序を守る死後の学園の生徒会長『天使』を主軸に物語は進んでいく。死後の学園は、「心の整理をする場所」として存在しており、未練が無くなった者は成仏してしまう。肉体の損傷によって死に至る事は無いが、痛みなどの感覚は現実世界と何も変わらない。
+
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
 
=== 主要人物 ===
 
=== 主要人物 ===
; 音無(Otonashi)
+
; <span id="音無結弦">音無 結弦(おとなし ゆづる)</span>
 
: [[声優|声]] - [[神谷浩史]]
 
: [[声優|声]] - [[神谷浩史]]
: 本作の主人公で少年のような姿をしている。生前の記憶を失っており自分がなぜ死んだのか、何が起こってるのかよく分からない状況にある。
+
: この物語の主人公。呼び名は「音無君」、「音無」など。
: 死後の世界での『死んだ世界戦線』と天使との戦いに巻き込まれる。この急変した環境で彼が進むべき道とは…
+
: 名字を除く生前の記憶を失った状態で死後の世界に到達、ゆりによって半ば強制的に「死んだ世界戦線」に入隊させられた。入隊当初は記憶が戻るまでの間だけ所属するつもりだった。医大を目指して勉強していただけあって頭は良く、有事の際には新参者でありながらも的確な指示を出し、皆をまとめ上げるリーダーシップもある。直井の催眠術により生前の記憶を取り戻すが、その際には、志半ばで死んだ事による悔しさと無念のあまり涙を流した。
 
+
: 後に、かなでを介護している際に見た夢で、死ぬ直前の記憶を完全に思い出し、実際には満たされて死んだ事を知る。加えてかなでの真意、そしてこの世界が「青春時代をまともに過ごせなかった人のために用意された世界」であることを知り、「'''戦線メンバーが満足して消える'''」よう協力するようになる。
; ゆり(Yuri)
+
: 最終話で戦線メンバーの「[[卒業式]]」を行い、最後まで残ったメンバーを満足させて消滅させる。かなでに対し、以降も死後の世界に訪れるであろう「不幸な魂」を救済するために共に世界に留まるよう提案すると同時に、自分の愛を伝えるが、相思相愛だったと知り満足したかなでは先に消滅してしまった。結局彼も消滅したのかは不明だが、エピローグで彼の生まれ変わりと思しき人物が、かなでの生まれ変わりらしき少女に声をかけようとする姿が描かれている。
 +
: 使用拳銃は[[グロック17]]<ref>[http://www.imfdb.org/index.php/Angel_Beats!#Glock_17]</ref>。
 +
: '''【生前】''' 人生の目標を持てず虚しい毎日を送っており、病院に入院している妹の初音(声 - [[中原麻衣]])の世話を焼き、彼女に感謝されることだけが生き甲斐だった。妹の死後は他人のために生きることを願い医学を志すが、センター試験の受験会場へ向かう途中に乗っていた電車の事故に遭遇しトンネル内部に閉じ込められる。腹部に重症を負いながらも、知り合った五十嵐(声 - [[関智一]])と共に他の被災者の看病にあたるが、己の死を悟り[[臓器提供意思表示カード|ドナーカード]]に登録した後に死亡した。救出はその直後に到着している。
 +
; <span id="仲村ゆり">仲村 ゆり(なかむら ゆり)</span>
 
: 声 - [[櫻井浩美]]
 
: 声 - [[櫻井浩美]]
: 死後の世界で『死んだ世界戦線』という神に抗う組織のリーダーを務める少女で愛称は「ゆりっぺ」。
+
: 戦線を束ねている少女。愛称「ゆりっぺ」。オペレーション時は白いベレー帽を被る。普段は拳銃で戦うが、ナイフを使用しての[[白兵戦]]も得意とし、その実力は天使との一戦で渡り合えるほど。
: 性格は勝気で口よりも手が先にでるタイプ。死んだ世界の学校で音無と出会い、組織に誘い込もうとする。
+
: 負けん気が強い性格で、物語前半では打倒天使のためなら仲間の被害も意に介さない態度をとっていたが、生徒会長を解任されたかなでと交流するうちに思想が変わっていき、彼女に協力を要請したり、「皆が消滅するよう」暗躍していた音無らの行動を「影に対する策の一つ」と扱うなど、以前よりかは大らかな心を持つようになっている。またかなでを敵から仲間(親友)と認識するようになり、呼び方を「天使」から「かなでちゃん」に変えている。終盤では恥ずかしさに赤面したりと、(日向曰く)女の子らしい一面が目立つようになる。最期は「卒業式」の後、かなでに「もっと早く理解していれば戦わずにすぐに親友になれた」と謝罪し、彼女の身を案じながら「消滅」した。
: 理不尽な運命を突きつけられた当てつけに、戦線を率い、神の使いである天使と日夜戦いを繰り広げている。
+
: 愛用拳銃は[[ベレッタM92|ベレッタM92FS・ブリガディア・イノックス]]<ref>[http://www.imfdb.org/index.php/Angel_Beats!#Beretta_92FS_Brigadier_Inox]</ref>。
: CGにシルバーの[[ベレッタM92|M92]](拳銃)を持った姿が多く描かれている。
+
: '''【生前】''' 生前は裕福な家庭の長女(妹が2人、弟が1人)として育てられたが、自宅へ押し入った強盗により[[兄弟姉妹|弟妹]]たちを全員殺されてしまい、弟妹を守れなかったことに後悔の念を抱いている。「自分は悪いことなんかしていないのに、こんな理不尽な人生が許せない」と語っており、この過去が神に反抗する動機ともなっている。
 
+
: 死んだ理由は不明だが、本人曰く「自殺だったら神に反抗なんてしていない」とのことで、自殺ではないことは確かである。また、そもそも自殺した人間はこの世界には来られないらしい。
; 天使(Tenshi/Angel)
+
; <span id="天使">天使(てんし) / 立華 かなで(たちばな かなで)</span><ref>第12話EDクレジットより「天使」から「かなで」に変更されている。『立華奏』はビジュアルアーツによって商標登録(第5302043号)されている</ref>
 
: 声 - [[花澤香菜]]
 
: 声 - [[花澤香菜]]
: 死後の世界にある学校の生徒会長を務める少女。
+
: 死後の世界にある学校の生徒会長。戦線のメンバーからは「天使」と呼ばれているが<ref>日向が憶測から呼び始めたのが起因。</ref>、実際は戦線のメンバーと同じく死んだ人間である。無口かつクールで感情をめったに表さないが、中身は天然ボケ。音無曰く不器用で世間知らずなところがある(前者は本人も自覚している)。好物は学食の激辛[[麻婆豆腐]]。戦線では女子寮の彼女のルームを「天使エリア」と呼称している。
: 感情の変化が苦手で何を考えてるのか良く分からないところがある。
+
: 死後の世界の[[マテリアル]]に干渉する事が可能な[[アプリケーションソフトウェア|ソフトウェア]]「Angel Player」で特殊能力を作りだしている。「ガードスキル」がその最たるものであり、その中には「'''handsonic'''」などの能力がある。「ガードスキル」という名称からも伺えるように攻撃意思はなく、戦線メンバーに対しても最初は口頭注意を行い、攻撃された場合に限り実力行使する。そのため戦線メンバーが学園のスポーツ大会や期末試験に参加しても、何食わぬ顔で参加している。後に音無の要望で「Angel Player」を使用して天使の羽を装備した<ref>ただの装飾のため空は飛べないが、羽ばたく事により着地の衝撃を和らげることは可能。なお『月刊ニュータイプ』2010年7月号によると「ガードスキル・エンジェルズウィング」の名称が付けられている。</ref>。
: 超人的な身体能力を有し、腕からハンドソニックという光子状の刃を伸ばす事が出来る。
+
: 戦線メンバーによる中間テスト妨害工作で生徒会長を解任させられたが、その後、音無の仲介により戦線メンバーと共に行動するようになり、戦線メンバーとは戦わないよう音無と約束する。オペレーション「モンスターストリーム」<ref name=monster>内容は「食料調達のための川釣り」である。</ref>で川の主から戦線メンバーを助ける際、無意識に「'''harmonics'''」(自身の分身を作り出す能力)を発動し、攻撃的な分身<ref>オリジナルは瞳が金色、分身は赤色で区別が可能。</ref>と分裂した。
: 死後の世界の秩序を守る生徒会長という立場と、その特殊な能力から、『死んだ世界戦線』より天使と呼称される。固有の名前があるかは不明。
+
: 「'''absorb'''」(分身を自身に戻す能力)を使った反動により、大量の冷酷な意識を持った分身が体内に戻ったために意識を失うが、オリジナルの意識を持った状態で目を覚ます。戦線メンバーが「'''満足して消えられる'''」ように音無と連携し、音無が行動しやすいように、戦線メンバーの敵として生徒会長に復帰する。
 +
: 生徒会長という「最も消滅しやすい」立場にいたが、死後の世界にやって来た理由が「心臓のドナーにお礼を言う」事であったため、消滅せずにいた。戦線メンバーが満足して消滅した後、音無からこの世界に訪れるであろう「不幸な魂」を救済するために共に死後の世界に留まる事を提案されるがそれを拒み、ドナーである音無<ref>第1話で音無の胸を一突きした際に彼が心臓を持っていなかった事から、「音無=心臓のドナー」である事を悟った。</ref>に感謝の言葉を述べると同時に彼の手の中で「消滅」した。
 +
: '''【生前】'''心臓を患っており、音無の心臓を移植したことで命を救われて青春を過ごすが、卒業式を経験する事は無かった。心臓移植を受けた経緯や、何故死んだのかなどは不明<ref>このような事実なら本来は音無が先に「死んだ世界」に迷い込んでいるはずのため、この世界には時系列の影響は受けないようである。</ref>。
  
; ユイ(Yui)
+
=== 死んだ世界戦線 ===
: 声 - [[喜多村英梨]] / [[歌手|歌]] - [[LiSA]]
+
ゆりを筆頭とする組織。略称「SSS」、単に「戦線」と呼称する。生前の記憶を持った人間達により構成され、主要人物や下記に紹介する人物、後述するGirls Dead Monsterのメンバー以外にも数十名のメンバーがいる。教員棟最上階にある占領した校長室を「対天使作戦本部」と称し、天使を倒すために様々なオペレーション(作戦)を展開する。
: 『死んだ世界戦線』所属で、歌によって相手の注意をひきつける陽動部隊『Girls Dead Monster』(通称『ガルデモ』。詳細は後述)のアシスタントを務める少女。
+
: アシスタントを務める傍ら、自身もガルデモの大ファンで、自らもギター片手にストリートライブで活動する。
+
  
=== 『死んだ世界戦線』メンバー ===
+
組織名は彼女達の気分により過去に何度か改名されたが、ゆりのこだわりは末尾が必ず「〜戦線」となることである<ref>BD/DVD第1話[[オーディオコメンタリー]]では戦線名の変遷が語られており、「彷徨える銃弾」(チャー命名)、「今日のわんこクラブ」「今日のわんこ戦線」(椎名命名)等が紹介されている。</ref>。戦線メンバーは一般生徒とは異なる独自の制服(男子はブレザー・女子はセーラー服)を着用し<ref>前日譚である『Angel Beats! -Track ZERO-』では、NPCと同じ制服を着用している。</ref>、左肩には「SSS」を図式化し「rebels against the god(直訳で「神に対する反逆者」)」と刺繍した[[ワッペン]]をつけている。
ゆりっぺがリーダーを務める「死んだ世界戦線(SSS)」は、理不尽な人生を与えた神に反抗するために生まれた組織。戦線のメンバーは学校のものとは異なる制服を着ており、肩には「rebels against the god」と刺繍されたワッペンをつけている。このワッペンの文字を直訳すると「神への反逆者」という意味になる。
+
  
; 日向(ひなた)
+
終盤で「影」の脅威から回避するために音無が説得したことにより、皆がそれぞれの満足を得て消滅する決意を固めた。
 +
 
 +
; <span id="日向">日向 秀樹(ひなた ひでき)</span><ref>『[[メガミマガジン]]』2010年8月号による。</ref>
 
: 声 - [[木村良平]]
 
: 声 - [[木村良平]]
: 戦線のムードメーカーで明るい性格の少年。何も分からず戸惑っている音無に色々と教えてくれる頼れる友人のような男である。
+
: 戦線のムードメーカー。ゆりの愛称である「ゆりっぺ」は彼が命名した(母親と同名で名前で呼ぶ事を嫌がったため)。新参者の音無にも好意的で親友のように親身になってくれるが、逆に音無から[[同性愛|同性愛者]]ではないかと疑いの目を向けられることもある。球技大会の勧誘の際、本人は人望があると自信を持って発言したものの、あてにしていた人物達にはことごとく他のチームに引き抜かれるか断られており、逆に人望の無さが露呈した。また[[#ユイ|ユイ]]とは下らない事で喧嘩ばかりしており、「ケンカするほど仲がいい」ともとれる「凸凹コンビ」で、彼女との諍いが結果的に彼の「消滅」を阻止したこともある。
: 前日譚『Angel Beats! -Track ZERO-』では主人公。死んでることには気づいておらず、見知らぬ学校の屋上で一人戸惑う。やがて、意外な形でゆりと出会い、自分の置かれている状況を知ることになる。詳細は「[[#外伝小説|外伝小説]]」の項を参照。
+
: ヘタレさが目立つ人物であるが、ゆりの戦線結成の動機を作ったり(=戦線創始者の一人で最古参である)、音無の考えに背中を押し協力したり、ユイの未練を消して彼女を「消滅」させたりと、常に仲間を第一に考えている一面を持つ。最終話で「卒業式」をした後、音無とかなでに気を遣い、彼らに軽く挨拶して一足先に「消滅」した。
: ゆりに「ゆりっぺ」の愛称を付けたのは彼である(それまで彼女は愛称がなかった)。ちなみに彼の母親の名前も「ゆり」であり、母親の名前を呼び捨てにするのを嫌ったために、とっさに名づけたのが「ゆりっぺ」である。
+
: 前日譚である『Angel Beats!-Track ZERO-』の主人公。初対面でゆりに屋上から突き落とされ、その後何度も屋上ダイブを強要された。
 
+
: '''【生前】'''野球部に所属しており、守備位置は[[二塁手|二塁]]。自身のミスによって敗戦したため茫然自失になっていた際、部活の仲間から薬物を薦められていたような描写があった。その後、トラックにはねられて死亡し、この世界に来た<ref>『Angel Beats!-Track ZERO-』より。</ref>。
; 高松(たかまつ)
+
; <span id="高松">高松(たかまつ)</span>
 
: 声 - [[水島大宙]]
 
: 声 - [[水島大宙]]
: メガネをかけた男で誰にでも丁寧な物腰で接する優等生のような人物。戦線の参謀役で戦闘にはあまり出ずに情報収集や状況確認といったことに専念しているようだ。何かある秘密を持ってるらしいが果たして…?
+
: 戦線の参謀役。一見するとメガネを持ち上げる仕草が似合う知的キャラだが、ゆり曰く「'''本当はバカ'''」 で、その実態は制服の下に隠された[[ボディービル|ボディービルダー]]のような肉体美が自慢の筋肉キャラ。密かに筋トレを欠かさず、何かにつけて服を脱ぎたがる。竹山とのメガネキャラかぶりを危惧しているが、頭脳労働では竹山のほうが有能である。スペアメガネをいくつも所持しており、よくそれらの手入れをしている。
 
+
: 後に「影」に飲まれてしまいNPC化してしまったが、その後正気に戻り「消滅」できた、とのこと。
; 野田(のだ)
+
; <span id="野田">野田(のだ)</span>
: 声 - [[高木俊]]
+
: 声 - [[高木俊|髙木俊]]
: 一匹狼のような性格の少年。戦線の作戦実行班の一人であり、長柄の武器「ハルバード」を使って戦う。音無には何かと突っかかったり、ゆりっぺ以外の指示に従わないなど面倒な奴の印象を受けるが、公式プロフィールによるとゆりっぺに心酔してるらしい…?
+
: [[ハルバード]]を扱う男。新参者である音無を認めておらず、なにかと因縁をつけては食って掛かる。ゆりに心酔しており、悪く言う者には容赦しない(影との戦いの際、ゆりの写真をもって大事に持っていたことから相当惚れている)。初期設定の武器は棍だったが、音無の首に刃を当てる演出をするためハルバードに変更された。このハルバートはギルドに改装される前の[[ダンジョン]]で入手した物である。
 
+
: 竹山の[[円周率]]暗唱により悶絶するほどのアホ。身体能力は戦線メンバーの中でもトップクラスだが、自分やギルドの仕掛けた罠に引っ掛かるなど、自滅することが多く、日向には「バカ」と断言されてしまっている。また、天使を奪還するオペレーションでは自滅はしなかったものの真っ先に天使の分身に瞬殺されている。
; 椎名(しいな)
+
; <span id="椎名">椎名(しいな)</span>
 
: 声 - [[斎藤楓子]]
 
: 声 - [[斎藤楓子]]
: 戦線の戦闘員であり[[くノ一]]のような印象をうける少女。小太刀を両手につけている。無駄なことを口にしない性格だが、女の子らしくかわいいものが好きという面があるとかないとか。
+
:「あさはかなり…」が口癖のクールな美少女。戦闘時は短刀を両手に構え[[忍者]]の様な動きを見せ、その戦闘力は天使にも匹敵する。煙玉なども標準装備している。弱点は可愛い物。彼女のみSSSの半袖の制服を着用しており、首には長い襟巻きをしている。
 
+
: 「天使エリア侵入作戦」で、天使が使用しているパソコンの生徒名簿に'''椎名 枝里(しいな えり)'''と書かれていることから下の名前は'''枝里'''であると思われるが、真相は不明。
; 遊佐(ゆさ)
+
; <span id="遊佐">遊佐(ゆさ)</span>
 
: 声 - [[牧野由依]]
 
: 声 - [[牧野由依]]
: 戦線のオペレーターを務める少女で戦闘中の変化する状況をゆりっぺにつたえる。冷静沈着な性格でその鋭い発言でツッコミ役も兼任…?
+
: 冷静なオペレーターで、作戦時にはゆりの指示をインカムからトランシーバーで通達している。無表情で淡々としているが、淡々としたままでゆりに対しさらりとひどい発言を行うことがある。
 
+
; <span id="藤巻">藤巻(ふじまき)</span>
; 藤巻(ふじまき)
+
 
: 声 - [[増田裕生]]
 
: 声 - [[増田裕生]]
: ガラの悪い性格で「不良少年」や、「やさぐれたあんちゃん」といった表現が似合う男。武器も長ドスや木刀を好んで使う。音無たちとは同年代らしい。
+
: [[長ドス]]を持つガラの悪い少年で、メンバーと同年代だが「やさぐれあんちゃん」といった立ち位置。お手本のような噛ませ犬。麻雀が好きなのか、ひさ子らと卓を囲むこともよくが、その度に「'''卓上の噛ませ犬'''」と化す。カナヅチ。
 
+
; <span id="TK">TK(ティーケー)</span>
; TK(てぃーけー)
+
: 声 - [[マイケル・リーバス|Michael Rivas]]
: 声 - [[マイケル・リーバス]]
+
: 長身に目元を赤いバンダナで巻き、陽気に意味不明な英語を話す男だが、実際は英語は苦手である。「TK」は自称であり、本名はおろか生前のことも謎である。趣味は[[ストリートダンス]]で、よく廊下などでも踊っており、暇な時に松下にダンスを教えたりもする。
: [[バンダナ]]を目元まで巻いている男。恐らく戦線のメンバーであるが本名、年齢、素性や素顔などといったことは全て不明で一番謎の多い男。日本語でしゃべれるが怪しい英語のような言動であり、公式サイトプロフィールでも「ドンストップザダンシン!」といった言葉があがっている。今後の彼の謎の動向に注目である。
+
; <span id="松下">松下(まつした)</span>
 
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; 松下(まつした)
+
 
: 声 - [[徳本英一郎]]
 
: 声 - [[徳本英一郎]]
: ガタイがいい体型の男で通称「松下五段」。[[柔道]]の達人でありその姿からは音無達より年上の印象を受けるが、同年代のようである。強大な力をもつ天使にも得意の柔道で立ち向かうのであろうか…?
+
: がっちりとした体格で柔道が得意。細目で眼球が描写されることは少ない。[[柔道]]五段<ref>ただし、本来柔道で五段を取得するためには、最低でも20歳でなければならない。</ref>のため、「'''松下五段'''」と呼ばれているが武器は銃である。鍛錬のためか下駄を履いており、授業に出ない際は校庭の木を利用してトレーニングに励んでいる。暇な時には戦線メンバーに柔道を教えている。食堂の肉うどんが好物で、肉うどんの食券を譲る約束をすれば大抵のことは引き受けてくれる。終盤で山篭りで修行をしていたら、メンバーが驚愕するほどのダイエットに成功していた。
 
+
; <span id="大山">大山(おおやま)</span>
; 大山(おおやま)
+
 
: 声 - [[小林由美子]]
 
: 声 - [[小林由美子]]
: その姿、性格、身体能力が恐ろしく平凡な少年。これといった特技はなくオペレーションの時には誰にでも分かるような状況をわざわざ言うだけの空気的な存在である。公式ホームページでは「ある意味おいしいメンバー」と表現されているが…?
+
: 特徴が無い事が特徴の少年。分かりきったことをいちいち解説してくれる。純情な性格で、ゆりによって強制的に天使に告白させられ振られた際には号泣していた。本人曰く本気の恋しかしないとのこと。『Angel Beats!-Track ZERO-』及び『Angel Beats! Heaven's Door』では学生寮の日向のルームメイトとして登場する。当初は日向からNPCと思われていた。戦線では日向に次ぐ最古参の一人。
 
+
; <span id="竹山">竹山(たけやま)</span>
==== Girls Dead Monster ====
+
: 声 - [[市来光弘]]
「ガールズデッドモンスター」とは『死んだ世界戦線』所属の陽動部隊で通称『ガルデモ』。メンバーは岩沢、ひさ子、入江、関根の4人。
+
: [[伊達眼鏡]]が特徴の少年。天才[[ハッカー]]。ゆりから[[ハンドルネーム]]「'''竹山君'''」と紹介されたが、本人は受け答えの際に「僕の事はクライストと呼んでください」と付け加えている。この台詞は、回を追う毎に省略される傾向にある。立華(天使)に対する中間テスト妨害工作がばれて反省文を書かされた際に、本名が「竹山 クライスト」である事が判明した。「クライスト オブ ザ フロント ダイヤリー」という[[ブログ]]を作成している。
 
+
: 「天使エリア侵入作戦」にて、天使が使用しているパソコンのパスワードを解析し、ガードスキルに関する謎を明らかにした。
一見、[[ガールズバンド]]の印象をうける部隊だが目的は戦線のオペレーション発動時にゲリラライブをし、音楽によって敵の注意を引き付ける(あるいは惹きつける)ことであり、前述の通り陽動が主な任務。
+
; <span id="直井文人">直井 文人(なおい あやと)</span>
 +
: 声 - [[緒方恵美]]
 +
: 生徒会副会長。常に学生帽を身につけた中性的な容姿の少年。周りからはNPCと思われていたが、音無達と同じく死んだ人間。表向きは優等生として生徒会の運営を任されながら、裏で一般生徒に暴力を振るうなどの悪事を働くことによって存在を保っていた。
 +
: 傲慢な性格で、自分たちがいる世界を「不幸な人生を送った人間から神を決める世界」と捉えており、自身が神になろうと画策。死んだ世界戦線の作戦により立華(天使)が解任され生徒会長代理となったと同時に本性を表し、身につけた催眠術で生徒会を掌握し、戦線を殲滅。しかし、生前誰からも存在を認められなかった自分を音無が認めてくれたため戦意を喪失。同時に音無に心を開いたことで戦線に入隊し、彼の舎弟と化した。
 +
: 入隊後は、催眠術を乱用したりメンバーを無能と罵倒したり身勝手な行動が目立つが、音無に対しては異常なまでにえこひいきを見せ、以前の冷徹な性質からやや茶目っ気のあるキャラクターに変化しつつある。口癖のように自分の事を「神」と呼んでいる。
 +
: 音無に会えたおかげで自分は変われた、と彼に泣きながら感謝し「消滅」した。
 +
: '''【生前】''' 陶芸の名士である父(声 - [[中田譲治]])の下に生まれるが、才能豊かな双子の兄・健人が跡取り候補となったため、誰からも期待されない毎日を送っていた。しかし健人が自分とともに事故に遭い死亡したことで健人と入れ替わり、父の下で周りに受け入れられるチャンスをつかむべく壮絶な修行を積むが、師である父が病に倒れたことで再びチャンスを失う。そのため、「自分の存在を誰かに認められること」が彼の行動原理になっていた。
  
同時にオペレーションに無関係な一般生徒を安全な場所まで誘導(または釘付けに)することもこの部隊の役割。そのため常に高度な音作りが要求される。
+
=== Girls Dead Monster ===
 +
「ガールズ・デッド・モンスター」、通称 「'''ガルデモ'''」。死んだ世界戦線所属の陽動部隊。オペレーション発動時にライブを行い、一般生徒を安全な場所へ陽動する事が主な目的。他にも天使の注意を引き付けたり、ライブを行うこと自体がオペレーション開始の合図となるなど、その役割は多岐にわたる。
  
因みに、このガルデモのライブシーンの[[ロトスコープ]]を担当したのは実際のガールズバンド『朱雀』である。
+
; <span id="岩沢">岩沢(いわさわ)</span>
 
+
: 声 - [[沢城みゆき]] (歌:marina)
; 岩沢(いわさわ)
+
: ガルデモのバンドリーダー。ボーカル&リズムギター担当。ガルデモで演奏する曲の作詞・作曲も行っている<ref name=Festival>『[[電撃G's Festival!#電撃G's Festival! DELUXE|電撃G's Festival! DELUXE]]』Vol.6</ref>。下の名前は「'''まさみ'''」だが、漢字表記は不明。
: 声 - [[沢城みゆき]] / 歌 - [[marina]]
+
: 自分の生きる道が見つかり、満足感と期待感を得て過去の自分から解き放たれたことで、死後の世界から「消滅」した。
: ガルデモのリーダーを務める少女で[[ボーカル]][[リズムギター]]を担当。バンドの作詞・作曲も彼女によるもの。普段は物静かな性格だが「自分の思いは歌で語る」というミュージシャン魂を持ち、ライブではその歌声とギターで聞くものを惹きつける。
+
: 使用ギターは[[フェンダー・ストラトキャスター|Fender Stratocaster]](Sienna Sunburst/Maple)。
 
+
: '''【生前】''' 両親の喧嘩が絶えない家庭環境で育った。CDショップで聞いたSAD MACHINEの歌に救われたことがきっかけで音楽の道に目覚め、雨の日にゴミ捨て場に捨てられていたアコースティックギターを拾い、[[インディーズ]]での音楽活動を始める。上位の学校に進学できるほどの成績だったが、アルバイトをしながらオーディションを受ける日々を過ごすようになった。上京を目指していたものの、父親にビール瓶で頭部を殴られたことが原因の[[脳梗塞]]で入院し、[[失語症]]のまま死を迎え、死後の世界にやって来ている。
; ひさ子(ひさこ)
+
; <span id="ユイ">ユイ</span>
 +
: 声 - [[喜多村英梨]] (歌:[[LiSA]])</span>
 +
: 元ガルデモのアシスタントで、大ファンでもある八重歯が特徴的な少女。ストリートライブでガルデモの曲を演奏したりしていた。岩沢の消滅後は彼女に代わり、ボーカル&ギターを担当。『[[Thousand Enemies]]』の作詞も担当。
 +
: その可愛らしい見た目とは裏腹に、手錠や悪魔の尻尾のようなパンクなアクセサリーを身に着けており、性格も外見に似合わず意外に短気かつ毒舌。特に日向とは下らない事ですぐに喧嘩する「ケンカするほど仲がいい」ともとれる関係の「凸凹コンビ」である。当初は彼女をガルデモのメンバーに加えることに対して、ゆりを始め一部の戦線メンバーは懐疑的な考えを示していたが、ガルデモのメンバーからは新メンバーとして受け入れられており、ひさ子から岩沢が遺した楽曲『Thousand Enemies』を託されている。
 +
: その後、メンバーが満足して消えることを目的とした音無の計らいから、生前から抱えていた夢を次々と叶えてもらい、最後に「結婚がしたい」と言う望みに日向が答えてくれたことにより、満足し「消滅」した。
 +
: 使用ギターは[[ギブソン・SG|Gibson SG]]
 +
: '''【生前】''' 幼少時に車に撥ねられた後遺症で寝たきりとなり、母の介護を受けていた。そのため、唯一の娯楽であったテレビでプロレスやサッカーや野球、そして結婚に思いを馳せるようになった。
 +
; <span id="ひさ子">ひさ子(ひさこ)</span>
 
: 声 - [[松浦チエ]]
 
: 声 - [[松浦チエ]]
: ガルデモのサブリーダー的存在で姉御肌。担当は[[リードギター]]。サバサバした性格の少女で戦線の男子メンバーと共に[[麻雀]]をたしなむことも。ちなみに麻雀では強運の持ち主らしい。
+
: ガルデモのサブリーダー<ref name=Festival/>。シャキシャキした姉御肌。リードギター担当でユイに「殺人的なリフさばき」と評されるほど、演奏技術が高い。 戦線の男メンバーと一緒に麻雀をやったりしている。日向曰く、運動神経も抜群。
 
+
: 使用ギターは[[フェンダー・ジャズマスター|Fender JazzMaster]](Jupiter blue/Rosewood)。
; 入江(いりえ)
+
; <span id="入江">入江(いりえ)</span>
 
: 声 - [[阿澄佳奈]]
 
: 声 - [[阿澄佳奈]]
: ガルデモ所属の少女で担当は[[ドラムセット|ドラム]]。死人であるにも関わらず[[幽霊]]や[[怪談]]が苦手。そのためか、後述の関根にオモチャにされている。しかし、演奏の時は肝がすわり頼れるドラマーとなる。
+
: おどおどした小動物キャラ。ドラム担当。通称みゆきち。自分も死んでいるはずなのに幽霊が苦手。関根と同時期にメンバー入りし、親友同士でもある。お互いを「みゆきち」、「しおりん」と呼び合っている。
 
+
; <span id="関根">関根(せきね)</span>
; 関根(せきね)
+
 
: 声 - [[加藤英美里]]
 
: 声 - [[加藤英美里]]
: ガルデモ所属の少女で担当は[[ベース (弦楽器)|ベース]]。みんなの驚く顔が大好きで何かとイタズラをするトラブルメーカー。演奏にもそれが表れ突然[[即興演奏|アドリブ]]を入れたりする。そのたびにひさ子に怒られるが全く懲りてない。
+
: イタズラ好きの問題児。ベース担当。通称しおりん。腕は確かだが、いきなりアドリブを入れだしたりして暴走し、ライブをめちゃくちゃにしてしまうことも。その罰として活動日誌を書かされたりもしているが、反省の色はないようで、ひどい内容からひさ子と入江をさらに怒らせた。
 +
: 使用ベースはG&L L-2000(White blonde/Maple)。
 +
 
 +
=== ギルド ===
 +
戦線メンバーの武器を製造、修理及び管理を受け持つ組織。死後の世界では、生前の記憶を元に土塊などを材料に様々な物を造り出せる(逆に記憶にない物を適当に作ると本当に「形だけ」の物になる)。学校地下にある巨大な空間に大規模な施設を有していたが、天使に発見されたため爆破して放棄。以降はかつて使用していた「オールドギルド」へと移動した。
 +
; <span id="チャー">チャー</span>
 +
: 声 - [[東地宏樹]]
 +
: ギルドのリーダー。伸びきった髭や体格で誤解されがちだが、これでも高校生。『Angel Beats! -Track ZERO-』にて校長を襲い、ゆりが戦線を立ち上げるきっかけを作り、武器の作り方を最古参メンバーに教えたりもした。生前結婚していた女性はゆりに似ていた。終盤、ギルド内で「影」と戦い弾薬を消費したゆりに、自身の武器を手渡す。その際「ついに戦いが終わる」と認識し、彼女からこれまでの感謝の言葉を受け取ったことで「消滅」した。
 +
; <span id="斉藤">フィッシュ斉藤</span>
 +
: 声 - [[緑川光]]
 +
: 釣りマニアで、オペレーション「モンスターストリーム」(川釣り)実施時は戦線メンバーの釣り道具をギルドから荷車で引いて川に来る。釣り道具は彼が作っているらしく、その強度は「モンスター」と呼ばれている川の主にも耐えられるほど。銃にも詳しいらしい。
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
; チャー
+
; <span id="NPC">一般生徒、教師([[ノンプレイヤーキャラクター|NPC]])</span>
: 声 - [[東地宏樹]]
+
: NPCという呼称はゆりが命名(いわゆる[[エキストラ]]の意)。戦線メンバーや天使と違い、学校生活を過ごしているただの学生と教師達。[[ロールプレイングゲーム|RPG]]におけるNPCとは異なり、一見しただけでは人間と見分けがつかない。一応それぞれに感情や髪型などの個性があり、話かければ会話が成立し、時には教師にも反抗する。一般生徒は割と[[ミーハー]]なところもあり、ガルデモのライブが唯一の楽しみでもあるが、逆に教師の中にはガルデモに対して不満を抱くものもいる。彼らと戦線メンバー・天使との共通点は、歳を取らないこと、そして死なないこと<ref name="shadow">ただし「Angel Player」によって「影」に書き換えられた結果、「消滅」することはある。</ref>である。男子は詰襟・女子はブレザーを着用する。死んだ人間は彼らと学校生活をまじめに過ごすと消滅するが、彼らNPCは一生この世界に留まる存在である。
: 伸ばし放題のヒゲに老けた顔の男。戦線メンバーが使う武器の製造引き受ける『ギルド』という謎の集団の古株。その印象と古株という立場から想像もつかないが音無やゆりっぺ達と同年代のようだ。
+
; <span id="謎の男性">謎の男性(なぞのだんせい)</span>
 +
: 声 - [[石田彰]]
 +
: ギルド連絡通路B20に存在する「第2コンピューター室」に居を構え、死んだ人間を取り込んでNPC化させてしまう「影」を「Angel Player」で大量発生させて死後の世界を混乱させた人物。その正体は「Angel Player」開発者によって定義されたNPCであり、死後の世界に存在してはならない「愛情」を引き金に「影によりその愛情(を発生させた人間)をリセットさせる」という目的を与えられている。自分の元に辿り着いたゆりに、「Angel Playerの使用権を引き継いで自身が死後の世界の神になれる」という選択肢を与えるが、「仲間を守る」という決意を持った彼女に拒否され、全ての端末を破壊される。その直後、ゆりの前から忽然と姿を消した。ちなみに「影」は元々「Angel Player」のプログラマーが「愛情」を持って消滅した「彼女」を待ち続ける苦悩から解放されるため、自らをNPC化する用途で造り出したものであり、彼によると既にプログラマー本人はNPCと化している。
 +
 
 +
{{ネタバレ終了|Angel Beats!}}
  
 
== スタッフ ==
 
== スタッフ ==
* 原作・脚本:[[麻枝准]]
+
* 原作・脚本 - [[麻枝准]]
* 監督:[[岸誠二]]
+
* 監督 - [[岸誠二]]
* キャラクター原案:[[Na-Ga]]
+
* キャラクター原案 - [[Na-Ga]]
* キャラクターデザイン・総作画監督:[[平田雄三]]
+
* キャラクターデザイン・総作画監督 - [[平田雄三]]
* 音響監督:[[飯田里樹]]
+
* チーフアニメーター - 宮下雄次、川面恒介
* 音楽:[[ANANT-GARDE EYES]]、麻枝准
+
* 美術監督 - 東地和生
* 企画プロデューサー:鳥羽洋典
+
* 3D監督 - 山崎嘉雅
* アニメーション制作:[[ピーエーワークス|P.A.Works]]
+
* 特殊効果 - 村上正博
* 製作協力:[[Key]]、[[アニプレックス]]、[[電撃G's magazine]][[ピーエーワークス|P.A.Works]]
+
* 色彩設計 - 井上佳津枝
* 製作:[[製作委員会|Angel Beats! Project]]
+
* 撮影監督 - 佐藤勝史
 +
* 編集 - 高橋歩
 +
* 音楽 - [[ANANT-GARDE EYES]]、麻枝准
 +
* 音楽制作 - [[ビジュアルアーツ]]、1st PLACE
 +
* 音響監督 - [[飯田里樹]]
 +
* プロデューサー - [[鳥羽洋典]]、[[堀川憲司]]、[[丸山博雄]]
 +
* ラインプロデューサー - 辻充仁
 +
* アニメーション制作 - [[ピーエーワークス|P.A. Works]]
 +
* 製作 - [[製作委員会方式|Angel Beats! Project]]([[アニプレックス]]、[[アスキー・メディアワークス]]、ビジュアルアーツ、ピーエーワークス、[[ムービック]]、[[電通]]、[[毎日放送]])、[[中部日本放送]]
  
 
== 主題歌 ==
 
== 主題歌 ==
 
; オープニングテーマ
 
; オープニングテーマ
: 『My Soul, Your Beats!
+
:; 「[[My Soul,Your Beats!/Brave Song|My Soul,Your Beats!]]」(第2話 - 第3話、第5話 - 第9話、第11話)
:: 作詞・作曲:[[麻枝准]]、編曲:[[ANANT-GARDE EYES]]、歌:[[Lia]]
+
:: 作詞・作曲 - [[麻枝准]] / 編曲 - [[ANANT-GARDE EYES]] / 歌 - [[Lia]]
 +
:; 「[[Keep The Beats!|My Soul,Your Beats! (Gldemo ver.)]]」(第4話)
 +
:: 作詞・作曲 - [[麻枝准]] / 編曲 - [[光収容 (音楽家)|光収容]] / 歌 - ユイ([[LiSA]])
 
; エンディングテーマ
 
; エンディングテーマ
: 『Brave Song』
+
:; 「[[Brave Song]]」(第1話 - 第9話、第11話、第12話)
:: 作詞・作曲:麻枝准、編曲:ANANT-GARDE EYES、歌:[[多田葵]]
+
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - ANANT-GARDE EYES / 歌 - [[多田葵]]
 
; 挿入歌
 
; 挿入歌
:: 作詞・作曲:麻枝准、歌:ユイ([[LiSA]])
+
:; 「[[Crow Song]]」(第1話)
:: 作詞・作曲:麻枝准、歌:岩沢(marina)
+
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (marina)
 +
:; 「[[Crow Song|Alchemy]]」(第3話)
 +
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (marina)
 +
:; 「[[Crow Song|My Song]]」(第3話)
 +
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (marina)
 +
:; 「[[Thousand Enemies]]」(第5話)
 +
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (LiSA)
 +
:; 「[[Keep The Beats!|一番の宝物]]」(第10話)
 +
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - ユイ (LiSA)
 +
:: クレジット上では挿入歌扱いだが、第10話のエンディングとして使用された。
 +
:; 「[[Little Braver|Shine Days]]」(第10話)
 +
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (LiSA)
 +
:; 「一番の宝物」(第13話)
 +
:: 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - ANANT-GARDE EYES / 歌 - karuta
 +
:: クレジット上では挿入歌扱いだが、第13話のエンディングとして使用された。
 +
 
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== 関連CD ==
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=== 主題歌CD ===
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; [[My Soul,Your Beats!/Brave Song|My Soul,Your Beats!/Brave Song]]
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: [[2010年]][[5月26日]]に限定盤・通常盤が同時発売された。限定盤には特典として第2話のノンクレジットOP&ED映像を収録したDVDが付属する。
 +
: [[オリコンチャート|オリコン]]デイリー最高2位、ウィークリー3位獲得。2010年5月度月間6位獲得。
 +
; オリジナルサウンドトラック(仮)
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: 2010年[[7月28日]]発売予定。[[ANANT-GARDE EYES]]、[[麻枝准]]が手がける劇中BGMを収録。
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 +
=== Girls Dead Monster ===
 +
; [[Crow Song]]
 +
: 2010年[[4月23日]]発売。1stシングル。
 +
: オリコンデイリー最高3位、ウィークリー7位を獲得。2010年4月度月間16位を獲得。
 +
; [[Thousand Enemies]]
 +
: 2010年[[5月12日]]発売。2ndシングル。
 +
: オリコンデイリー最高2位、ウィークリー4位を獲得。2010年5月度月間11位を獲得。
 +
; [[Little Braver]]
 +
: 2010年[[6月9日]]発売。3rdシングル。
 +
: オリコンデイリー最高1位([[6月10日]]、[[6月11日|11日]]の2日連続)、ウィークリー2位を獲得。2010年6月度月間10位を獲得。
 +
; [[Keep The Beats!]]
 +
: 2010年[[6月30日]]発売。第2期ガルデモのオリジナルアルバム。初回数量限定生産盤のみ、初回特典として「Girls Dead Monster/SSS Emblem」特製[[ピック]]が封入されている。
 +
; Girls Dead Monster OFFICIAL BAND SCORE
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: 2010年[[7月28日]]発売予定。Keep The Beats!に収録されている13曲のインストゥルメンタルヴァージョンを収録。また13曲のバンドスコアブックが付く。
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=== Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO ===
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; ラジオCD「Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO」 vol.1
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: 2010年[[6月23日]]発売。CD2枚組で、1枚目([[CD-DA|オーディオCD]])に新規録り下ろし番組を収録、2枚目([[CD-ROM]])に第0回〜第4回までの番組を[[MP3]]で収録している。
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== 各話リスト ==
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{|class="wikitable" style="font-size:small"
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!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督
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|EPISODE.01||Departure||rowspan="13"|[[麻枝准]]||colspan="2" style="text-align:center"|[[岸誠二]]||[[平田雄三]]
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|EPISODE.02||Guild||colspan="2" style="text-align:center"|平井義通||川面恒介
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|EPISODE.03||My Song||[[あおきえい]]||安斎剛文||海谷敏久<br/>岩岡優子
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|EPISODE.04||Day Game||[[湖山禎崇]]||[[橋本裕之]]||宮下雄次
 +
|-
 +
|EPISODE.05||Favorite Flavor||浅井義之||平井義道||川面恒介<br/>朱炫裕<br/>許箕棟
 +
|-
 +
|EPISODE.06||Family Affair||[[平松禎史]]||許琮||平松禎史
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|-
 +
|EPISODE.07||Alive||colspan="2" style="text-align:center"|安斎剛文||松本剛彦<br/>岩岡優子
 +
|-
 +
|EPISODE.08||Dancer in the Dark||colspan="2" style="text-align:center"|橋本裕之||宮下雄次
 +
|-
 +
|EPISODE.09||In Your Memory||あおきえい||柿本広大||関口可奈味
 +
|-
 +
|EPISODE.10||Goodbye Days||政木伸一||安斎剛文<br/>高橋正典||石井百合子<br/>川面恒介<br/>鈴木美咲
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|-
 +
|EPISODE.11||Change the World||colspan="2" style="text-align:center"|許琮||金祈南<br/>許箕棟<br/>川面恒介
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|-
 +
|EPISODE.12||Knockin' on heaven's door||小倉陳利||平井義道||平田雄三<br/>倉川英揚
 +
|-
 +
|EPISODE.13||Graduation||橋本昌和||橋本裕之||宮下雄次<br/>川面恒介<br/>鈴木美咲
 +
|}
 +
 
 +
次回予告は、放送バージョンではシーンナンバー付きのセリフを記した文字と音声で構成されているが、[[公式ウェブサイト|公式サイト]]では映像付きバージョンが公開されている。毎週月曜日更新。
  
 
== 放送局 ==
 
== 放送局 ==
{|class="wikitable" style="font-size: smaller;"
+
{|class="wikitable" style="font-size: small"
 
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!放送系列!!備考
 
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!放送系列!!備考
 
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|[[広域放送|中京広域圏]]||[[中部日本放送]] (CBC)||rowspan="2"|[[2010年]][[4月2日]] - ||金曜 26時00分 - 26時30分||rowspan="5"|[[Japan News Network|TBS系列]]||'''制作局(共同)'''
+
|[[広域放送|中京広域圏]]||[[中部日本放送]] (CBC)||rowspan="2"|[[2010年]][[4月2日]] - [[6月25日]]||金曜 26時00分 - 26時30分||rowspan="5"|[[Japan News Network|TBS系列]]||'''制作局'''</br>[[あにせん]]枠
 
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|[[広域放送|関東広域圏]]||[[TBSテレビ]] (TBS)||金曜 26時25分 - 26時55分||
 
|[[広域放送|関東広域圏]]||[[TBSテレビ]] (TBS)||金曜 26時25分 - 26時55分||
 
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|[[広域放送|近畿広域圏]]||[[毎日放送]] (MBS)||2010年[[4月3日]] - ||土曜 25時58分 - 26時28分||'''制作局(共同)'''</br>[[アニメシャワー]]第1部
+
|[[広域放送|近畿広域圏]]||[[毎日放送テレビ|毎日放送]] (MBS)||2010年[[4月3日]] - [[6月26日]]||土曜 25時58分 - 26時28分||製作委員会参加<br/>[[アニメシャワー]]第1部
 
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|[[富山県]]||[[チューリップテレビ]] (TUT)||2010年[[4月4日]] - ||日曜 25時45分 - 26時15分||
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|[[富山県]]||[[チューリップテレビ]] (TUT)||2010年[[4月4日]] - [[6月27日]]||日曜 25時45分 - 26時15分||
 
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|[[福岡県]]||[[RKB毎日放送]] (RKB)||2010年[[4月7日]] - ||水曜 26時55分 - 27時25分||
 
|[[福岡県]]||[[RKB毎日放送]] (RKB)||2010年[[4月7日]] - ||水曜 26時55分 - 27時25分||
 
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|[[全国放送]]||[[日本BS放送|BS11]]||2010年[[4月17日]] - ||土曜 23時30分 - 24時00分||[[日本における衛星放送#BSデジタル|BSデジタル放送]]||[[アニメ+|ANIME+]]枠
 
|[[全国放送]]||[[日本BS放送|BS11]]||2010年[[4月17日]] - ||土曜 23時30分 - 24時00分||[[日本における衛星放送#BSデジタル|BSデジタル放送]]||[[アニメ+|ANIME+]]枠
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|全国放送||[[アニマックス]]||2010年[[8月3日]] - ||火曜 22時00分 - 22時30分||[[スカパー!|CS放送]]||リピートあり
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|}
 
|}
 +
 +
MBSとBS11では放送開始前週に[[特別番組]](事前特番)を放送した。番組内容は、[[秋葉原]]で行われた第1話の特別先行[[試写会]]<ref>[http://ascii.jp/elem/000/000/507/507991/ 「Angel Beats!」先行試写会が開催!]、ASCII.jp、2010年3月22日</ref>の様子や原作者・麻枝准ロングインタビューなど。
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 +
TUT公式サイトでは、2010年3月18日よりトップページが本作の[[バナー]]や動画で飾られ、キャラクター人気投票などが行われている。
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また、番組担当者が[[Twitter]]を使い作品PRも行われているほか、TBS放送時に鳥羽洋典プロデューサーと高橋祐馬(共にアニプレックス)がAngel Beats!公式アカウントで、TUT放送時にTUTのアニメ担当がTUT公式アカウントでそれぞれリアルタイムで実況している。
  
 
== WEBラジオ ==
 
== WEBラジオ ==
 +
=== 麻枝准の殺伐RADIO ===
 
{{see|麻枝准の殺伐RADIO}}
 
{{see|麻枝准の殺伐RADIO}}
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=== Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO ===
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[[2010年]][[4月1日]]より毎週木曜日に[[HiBiKi Radio Station]]、その翌日に[[音泉]]で配信開始。
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本放送に先駆けて第0回が[[2010年]][[3月18日]]よりHiBiKi Radio Station、翌日の[[3月19日]]に音泉で配信された。[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]はメイン女性キャラクターの[[声優]]3名で、ゆり役の櫻井以外は週代わりで交代となる。第0回は3名が一同にそろっての収録となった。
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; パーソナリティ
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:* [[櫻井浩美]](ゆり役)
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:* [[花澤香菜]](天使役)
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:* [[喜多村英梨]](ユイ役)
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[[2010年]][[6月23日]]には、第0回〜第4回までを収録したラジオCD第1巻が発売された。こちらには、新規録り下ろし番組も収録されている。また、BD&DVD完全生産限定版第3巻には、特典ディスクとして『出張篇』が同梱される。
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== Blu-ray&DVD ==
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Blu-ray Disc(完全生産限定版)と、DVD(完全生産限定版/通常版)が発売された。
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BDとDVDの完全生産限定版の特典は共通。麻枝准書き下ろしキャラクターコメンタリーは通常版にも収録される。
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特典の詳細は公式サイトで確認できる。また、法人別購入者特典もある。
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; 第1巻
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: 2010年6月23日発売。BD:ANZX-6401、DVD:完全生産限定版 ANZB-6401/通常版 ANSB-6401
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: 第1話と第2話を収録。OP&ED楽曲譜面掲載ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは麻枝准書き下ろしドラマCD。
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: 未放映の第1話OPが収録されているほか、映像特典として第2話ノンクレジットOP&ED映像、Web版予告(映像付きバージョン)が収録されている。
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; 第2巻
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: 2010年7月21日発売予定。BD:ANZX-6403、DVD:完全生産限定版 ANZB-6403/通常版 ANSB-6403
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: 第3話と第4話を収録。「Crow Song」「Alchemy」楽曲譜面掲載ブックレット付属。完全生産限定版特典DVDはメイキング映像を収録。
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; 第3巻
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: 2010年8月25日発売予定。BD:ANZX-6405、DVD:完全生産限定版 ANZB-6405/通常版 ANSB-6405
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: 第5話と第6話を収録。「My Song」「Thousand Enemies」楽曲譜面掲載ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは完全新録「Angel Beats! 死んだ世界戦線 ラジオ出張篇」。
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; 第4巻
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: 2010年9月22日発売予定。BD:ANZX-6407、DVD:完全生産限定版 ANZB-6407/通常版 ANSB-6407
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: 第7話と第8話を収録。特製ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは麻枝准書き下ろしドラマCD。
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; 第5巻
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: 2010年10月27日発売予定。BD:ANZX-6409、DVD:完全生産限定版 ANZB-6409/通常版 ANSB-6409
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: 第9話と第10話を収録。特製ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは「Angel Beats! 死んだ世界戦線 ラジオ出張篇 第2巻」。
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; 第6巻
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: 2010年11月24日発売予定。BD:ANZX-6411、DVD:完全生産限定版 ANZB-6411/通常版 ANSB-6411
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: 第11話と第12話を収録。完全生産限定版特典CDは「Angel Beats! 死んだ世界戦線 ラジオ出張篇 第3巻」。
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; 第7巻
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: 2010年12月22日発売予定。BD:ANZX-6413、DVD:完全生産限定版 ANZB-6413/通常版 ANSB-6413
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: 第13話とTV未放映特別編を収録。特製ブックレット付属。完全生産限定版特典DVDはメイキング映像第2部を収録。
  
 
== 漫画 ==
 
== 漫画 ==
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{{現在進行|section=1}}
 
; Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪
 
; Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪
[[こもわた遙華]]作画。『[[電撃G's magazine]]』2009年12月号より連載開始。現在連載中。
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: [[こもわた遙華]]作画。『電撃G's magazine』2009年12月号より連載開始。
 
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: 死んだ世界戦線と天使を取り巻く日常を描いた4コマ漫画。この作品では、岩沢は成仏するのを妨害されたため、ユイと共にガルデモに残っている。
; Angel Beats! オフィシャルコミック
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; Angel Beats! Heaven's Door
[[浅見百合子]]作画。『[[電撃G's magazine]]』2010年5月号より連載開始予定。
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: [[浅見百合子]]作画。『電撃G's magazine』2010年5月号より連載開始。
Angel Beats!の前日譚であるAngel Beats! -Track ZERO-を含めたストーリー重視のコミック。
+
: 『Angel Beats!』の前日譚である『Angel Beats! -Track ZERO-』を含めたコミック。
  
 
== 外伝小説 ==
 
== 外伝小説 ==
 
; Angel Beats! -Track ZERO-
 
; Angel Beats! -Track ZERO-
『[[電撃G's magazine]]』2009年11月号より連載。全7話の予定。
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: 『電撃G's magazine』2009年11月号から2010年5月号まで連載された、原作者の麻枝准が『Angel Beats!』の前日譚を書いた小説。挿絵は[[ごとP]]。
原作者の[[麻枝准]]によるAngel Beats!の前日譚となる小説。挿絵は[[ごとP]]。
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: アスキー・メディアワークス刊(発売:角川グループパブリッシング)。A4版フルカラー96ページ。『電撃G's magazine』連載時のイラストが全て収録されている。2010年6月23日初版発行。ISBN 978-4-04-868680-8。
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: 全7話と番外編1話のほか、単行本書き下ろしの番外編が1話追加収録されている。
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:; サブタイトル
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::* 第1話 「二人のロケット」
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::* 第2話 「Navy Blue」
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::* 第3話 「メルトダウン」
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::* 第4話 「COLD SUMMER」
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::* 第5話 「Man Like Creatures」
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::* 第6話 「バイ・マイ・サイ」
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::* 第7話 「開戦前夜」
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::* 番外編1 「月曜日の未明」(『[[電撃G's Festival!#電撃G's Festival! DELUXE|電撃G's Festival! DELUXE]]』Vol.6掲載)
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::* 番外編2 「月曜日の未明II」(書き下ろし)
  
主人公は日向となっており、死んだ世界戦線が結成されるまでの経緯を綴っている。また、各話のタイトルには実在する楽曲が元ネタとして存在する。
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== イベント ==
* 第1話 「二人のロケット」
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{{節スタブ}}
* 第2話 「Navy Blue」
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2010年6月5日、[[タワーレコード]]新宿店が入居する新宿Flagsビル屋上で、『My Soul,Your Beats!/Brave Song』発売記念イベントが行われた<ref>[http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/06/001/index.html TVアニメ『Angel Beats!』、タワレコ新宿店で主題歌発売記念イベント開催]、マイコミジャーナル、2010年6月6日</ref>。Lia、多田葵、LiSAが参加。
* 第3話 「メルトダウン」
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{{現在進行|section=1}}
* 第4話 「COLD SUMMER」
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2010年6月26日にユイのボーカル役のLiSAによる全国ライブツアー(Girls Dead Monster starring LiSA tour2010-Keep The Angel Beats!-)が発表された<ref>[http://key.visualarts.gr.jp/lisatour/index.html Girls Dead Monster starring LiSA tour2010-Keep The Angel Beats!-:]</ref>。会場は以下の9ヶ所。
* 第5話 「Man Like Creatures」
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* 第6話 「バイ・マイ・サイ」
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== 関連項目 ==
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* 2010年8月3日 [[Electric Lady Land]]([[愛知県]][[名古屋市]])
* [[Key]]
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* 2010年8月5日 [[仙台フォーラス|SENDAI CLUB JUNK BOX]]([[宮城県]][[仙台市]])
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* 2010年8月6日 金沢AZ([[石川県]][[金沢市]])
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* 2010年8月8日 [[CLUB QUATTRO#広島CLUB QUATTRO|広島CLUB QUATTRO]]([[広島県]][[広島市]])
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* 2010年8月9日 KYOTO MUSE([[京都府]][[京都市]])
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* 2010年8月11日 [[BIG CAT|大阪BIG CAT]]([[大阪府]][[大阪市]])
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* 2010年8月12日 松山SALONKITTY([[愛媛県]][[松山市]])
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* 2010年8月16日 [[赤坂BLITZ]]([[東京都]][[港区 (東京都)|港区]])
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* 2010年8月18日 福岡DRUM Be-1([[福岡県]][[福岡市]]
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
 
* 『[[電撃G's magazine]]』2009年11月号・2010年2月号、3月号([[アスキー・メディアワークス]])
 
* 『[[電撃G's magazine]]』2009年11月号・2010年2月号、3月号([[アスキー・メディアワークス]])
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* 『[[電撃G's Festival!#電撃G's Festival! DELUXE|電撃G's Festival! DELUXE]]』 Vol.6(アスキー・メディアワークス)
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* 『Angel Beats! -Track ZERO-』(アスキー・メディアワークス)
 
* 『[[月刊ニュータイプ]]』2009年12月号([[角川書店]])
 
* 『[[月刊ニュータイプ]]』2009年12月号([[角川書店]])
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== 脚注 ==
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{{脚注ヘルプ}}
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{{Reflist}}
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== 関連項目 ==
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* [[Key]]
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.angelbeats.jp/ 公式サイト]
 
* [http://www.angelbeats.jp/ 公式サイト]
* [http://hicbc.com/tv/angelbeats/ 公式サイト(CBC)]
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* [http://hicbc.com/tv/angelbeats/ 公式サイト (CBC)]
* [http://mbs.jp/ab/ 公式サイト(MBS)]
+
* [http://mbs.jp/ab/ 公式サイト (MBS)]
* [http://www.tulip-tv.co.jp/tvinfo/detail/?TV_NAME=Angel+Beats! 公式サイト(TUT)]※音量注意
+
* [http://www.tulip-tv.co.jp/tvinfo/detail/index.html?TV_NAME=Angel%A1%A1Beats%21 公式サイト (TUT)]※ 音量注意
 
* {{Twitter|AngelBeats_SSS|公式Twitter}}
 
* {{Twitter|AngelBeats_SSS|公式Twitter}}
 
* [http://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/blog/ Angel Beats! 開発日記] - 麻枝による本作の制作状況などを話題としたブログ
 
* [http://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/blog/ Angel Beats! 開発日記] - 麻枝による本作の制作状況などを話題としたブログ
 
* [http://www.yetyou.jp/?cat=4 Angel Beats! 制作戦線] - 本作の制作担当「マツジュン」による、現場状況を中心としたブログ
 
* [http://www.yetyou.jp/?cat=4 Angel Beats! 制作戦線] - 本作の制作担当「マツジュン」による、現場状況を中心としたブログ
* [http://www.myspace.com/suzakuband/ 朱雀公式HP] - ガルデモのライブシーンのロトスコープを担当したガールズバンド
+
* [http://dol.dengeki.com/g-net/pr/angelbeats/?gnet TVアニメ『Angel Beats!』特集ページ - 電撃オンライン]
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** 『Angel Beats! Heaven's Door』及び『Angel Beats! -Track ZERO-』の第1話が公開されている
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{{前後番組
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|放送局=[[中部日本放送]]
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|放送枠=[[中部日本放送自社制作深夜アニメ枠|金曜26時00分枠]]([[あにせん]])
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|番組名=Angel Beats!
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|前番組=(この間あにせん枠は休止)<hr>※直接の前番組は[[TBSテレビ]]制作の<br />[[第二アサ秘ジャーナル]]
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|次番組=[[みつどもえ]]
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{{DEFAULTSORT:えんしえるひいつ}}
 
{{DEFAULTSORT:えんしえるひいつ}}
 
[[Category:アニメ作品 え|んしえるひいつ]]
 
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[[Category:アニプレックス]]
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[[Category:電撃G's magazineの漫画作品]]
 
[[Category:2010年のテレビアニメ]]
 
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[[Category:中部日本放送の深夜アニメ]]
 
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[[Category:毎日放送の深夜アニメ]]
 
[[Category:毎日放送の深夜アニメ]]
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[[Category:学校を舞台とした作品]]

2020年1月13日 (月) 21:39時点における最新版

Angel Beats!
[[Image:|0|]]
ジャンル
テレビアニメ:Angel Beats!
原作 麻枝准
総監督
監督 岸誠二
シリーズディレクター
チーフディレクター
企画
シリーズ構成
脚本 麻枝准
キャラクターデザイン Na-Ga(原案)、平田雄三
メカニックデザイン
音楽 ANANT-GARDE EYES、麻枝准
アニメーション制作 P.A. Works
製作 Angel Beats! Project中部日本放送
放送局 放送局参照
放送期間 2010年4月2日 - 2010年6月25日
話数 本編13話 + 特別編1話[1]
その他
コピーライト表記 ©VisualArt's/Key/Angel Beats! Project
小説:Angel Beats! -Track ZERO-
著者 麻枝准
イラスト ごとP
出版社 アスキー・メディアワークス
掲載誌 電撃G's magazine
レーベル
発売日 2010年6月23日
発表期間 - 以下続刊
巻数
話数 全7話 + 番外編2話
その他
1ラジオ:
Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO
愛称
配信・放送期間 2010年4月1日 -
配信・放送局 HiBiKi Radio Station音泉
配信日・放送時間 毎週木曜日(HiBiKi Radio Station)
毎週金曜日(音泉)
配信・放送回数
配信・放送形式 ストリーミング
スタジオ
ネット局
ネットワーク
パーソナリティ 櫻井浩美(ゆり役)、花澤香菜(天使役)、
喜多村英梨(ユイ役)
DJ
アシスタント
構成作家 長田宏
ディレクター 長田宏
プロデューサー
ミキサー
脚本
演出
その他のスタッフ
提供 ブシロードアニプレックス
タブリエ・コミュニケーションズ
その他
コピーライト表記 ©
関連番組
*麻枝准の殺伐RADIO
テンプレート使用方法 ノート

Angel Beats!』(エンジェル ビーツ)は2010年4月から6月まで放送されていたテレビアニメ作品。『AB!』と略される。関連作品として、『Angel Beats!』の前日譚となる小説Angel Beats! -Track ZERO-』及び漫画Angel Beats! Heaven's Door』、4コマ漫画Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪』がある。

概要[編集]

死後の世界の学園を舞台にした青春ドラマ。通常なら死ぬような行動を取っても死なない特殊な設定になっている。テストや球技大会・学食での食事などの日常的で平和な学園生活と、銃火器や刀剣を用いて天使と戦う非日常的な生活、そして登場人物の送った生前の理不尽な人生、この三者が同時に描かれており、作品の魅力となっている。

Keyアニプレックス電撃G's magazineP.A. Worksの合同プロジェクトで、原作脚本はKey所属のシナリオライター麻枝准、キャラクター原案はKey所属のNa-Gaが手がける。両者ともテレビシリーズ初挑戦。ゲームメーカーのKeyが関わっているが、本作品はゲームを原作としたものではない、アニメオリジナルの作品である。なお、幾人かの声優は麻枝の推薦で選ばれている[2]

アニメーション制作はP.A. Works、監督岸誠二。また岸とタッグを組む事が多い音響監督飯田里樹も本作では企画会議に参加している。

ちなみにアニメの演出として、場面転換の際は現在地の名前がテロップで入る。

あらすじ[編集]

森に囲まれた丘陵地にある、生徒総数2000名を越える全寮制のとある学園[3]。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、そこは死後の世界だった。

現世で理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラの生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、消滅(成仏)し、転生する。

しかし、転生することを拒む人々がいた。少女・ゆりをリーダーとする「死んだ世界戦線(以降、戦線)」は、理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、死ぬことのないこの世界で[4]、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。

生前の記憶を失った少年・音無は、戦線のメンバーと行動を共にするが、次第にこの世界の真実を知ることとなる。


注意以降に核心部分が記述されています。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

音無 結弦(おとなし ゆづる)
- 神谷浩史
この物語の主人公。呼び名は「音無君」、「音無」など。
名字を除く生前の記憶を失った状態で死後の世界に到達、ゆりによって半ば強制的に「死んだ世界戦線」に入隊させられた。入隊当初は記憶が戻るまでの間だけ所属するつもりだった。医大を目指して勉強していただけあって頭は良く、有事の際には新参者でありながらも的確な指示を出し、皆をまとめ上げるリーダーシップもある。直井の催眠術により生前の記憶を取り戻すが、その際には、志半ばで死んだ事による悔しさと無念のあまり涙を流した。
後に、かなでを介護している際に見た夢で、死ぬ直前の記憶を完全に思い出し、実際には満たされて死んだ事を知る。加えてかなでの真意、そしてこの世界が「青春時代をまともに過ごせなかった人のために用意された世界」であることを知り、「戦線メンバーが満足して消える」よう協力するようになる。
最終話で戦線メンバーの「卒業式」を行い、最後まで残ったメンバーを満足させて消滅させる。かなでに対し、以降も死後の世界に訪れるであろう「不幸な魂」を救済するために共に世界に留まるよう提案すると同時に、自分の愛を伝えるが、相思相愛だったと知り満足したかなでは先に消滅してしまった。結局彼も消滅したのかは不明だが、エピローグで彼の生まれ変わりと思しき人物が、かなでの生まれ変わりらしき少女に声をかけようとする姿が描かれている。
使用拳銃はグロック17[5]
【生前】 人生の目標を持てず虚しい毎日を送っており、病院に入院している妹の初音(声 - 中原麻衣)の世話を焼き、彼女に感謝されることだけが生き甲斐だった。妹の死後は他人のために生きることを願い医学を志すが、センター試験の受験会場へ向かう途中に乗っていた電車の事故に遭遇しトンネル内部に閉じ込められる。腹部に重症を負いながらも、知り合った五十嵐(声 - 関智一)と共に他の被災者の看病にあたるが、己の死を悟りドナーカードに登録した後に死亡した。救出はその直後に到着している。
仲村 ゆり(なかむら ゆり)
声 - 櫻井浩美
戦線を束ねている少女。愛称「ゆりっぺ」。オペレーション時は白いベレー帽を被る。普段は拳銃で戦うが、ナイフを使用しての白兵戦も得意とし、その実力は天使との一戦で渡り合えるほど。
負けん気が強い性格で、物語前半では打倒天使のためなら仲間の被害も意に介さない態度をとっていたが、生徒会長を解任されたかなでと交流するうちに思想が変わっていき、彼女に協力を要請したり、「皆が消滅するよう」暗躍していた音無らの行動を「影に対する策の一つ」と扱うなど、以前よりかは大らかな心を持つようになっている。またかなでを敵から仲間(親友)と認識するようになり、呼び方を「天使」から「かなでちゃん」に変えている。終盤では恥ずかしさに赤面したりと、(日向曰く)女の子らしい一面が目立つようになる。最期は「卒業式」の後、かなでに「もっと早く理解していれば戦わずにすぐに親友になれた」と謝罪し、彼女の身を案じながら「消滅」した。
愛用拳銃はベレッタM92FS・ブリガディア・イノックス[6]
【生前】 生前は裕福な家庭の長女(妹が2人、弟が1人)として育てられたが、自宅へ押し入った強盗により弟妹たちを全員殺されてしまい、弟妹を守れなかったことに後悔の念を抱いている。「自分は悪いことなんかしていないのに、こんな理不尽な人生が許せない」と語っており、この過去が神に反抗する動機ともなっている。
死んだ理由は不明だが、本人曰く「自殺だったら神に反抗なんてしていない」とのことで、自殺ではないことは確かである。また、そもそも自殺した人間はこの世界には来られないらしい。
天使(てんし) / 立華 かなで(たちばな かなで)[7]
声 - 花澤香菜
死後の世界にある学校の生徒会長。戦線のメンバーからは「天使」と呼ばれているが[8]、実際は戦線のメンバーと同じく死んだ人間である。無口かつクールで感情をめったに表さないが、中身は天然ボケ。音無曰く不器用で世間知らずなところがある(前者は本人も自覚している)。好物は学食の激辛麻婆豆腐。戦線では女子寮の彼女のルームを「天使エリア」と呼称している。
死後の世界のマテリアルに干渉する事が可能なソフトウェア「Angel Player」で特殊能力を作りだしている。「ガードスキル」がその最たるものであり、その中には「handsonic」などの能力がある。「ガードスキル」という名称からも伺えるように攻撃意思はなく、戦線メンバーに対しても最初は口頭注意を行い、攻撃された場合に限り実力行使する。そのため戦線メンバーが学園のスポーツ大会や期末試験に参加しても、何食わぬ顔で参加している。後に音無の要望で「Angel Player」を使用して天使の羽を装備した[9]
戦線メンバーによる中間テスト妨害工作で生徒会長を解任させられたが、その後、音無の仲介により戦線メンバーと共に行動するようになり、戦線メンバーとは戦わないよう音無と約束する。オペレーション「モンスターストリーム」[10]で川の主から戦線メンバーを助ける際、無意識に「harmonics」(自身の分身を作り出す能力)を発動し、攻撃的な分身[11]と分裂した。
absorb」(分身を自身に戻す能力)を使った反動により、大量の冷酷な意識を持った分身が体内に戻ったために意識を失うが、オリジナルの意識を持った状態で目を覚ます。戦線メンバーが「満足して消えられる」ように音無と連携し、音無が行動しやすいように、戦線メンバーの敵として生徒会長に復帰する。
生徒会長という「最も消滅しやすい」立場にいたが、死後の世界にやって来た理由が「心臓のドナーにお礼を言う」事であったため、消滅せずにいた。戦線メンバーが満足して消滅した後、音無からこの世界に訪れるであろう「不幸な魂」を救済するために共に死後の世界に留まる事を提案されるがそれを拒み、ドナーである音無[12]に感謝の言葉を述べると同時に彼の手の中で「消滅」した。
【生前】心臓を患っており、音無の心臓を移植したことで命を救われて青春を過ごすが、卒業式を経験する事は無かった。心臓移植を受けた経緯や、何故死んだのかなどは不明[13]

死んだ世界戦線[編集]

ゆりを筆頭とする組織。略称「SSS」、単に「戦線」と呼称する。生前の記憶を持った人間達により構成され、主要人物や下記に紹介する人物、後述するGirls Dead Monsterのメンバー以外にも数十名のメンバーがいる。教員棟最上階にある占領した校長室を「対天使作戦本部」と称し、天使を倒すために様々なオペレーション(作戦)を展開する。

組織名は彼女達の気分により過去に何度か改名されたが、ゆりのこだわりは末尾が必ず「〜戦線」となることである[14]。戦線メンバーは一般生徒とは異なる独自の制服(男子はブレザー・女子はセーラー服)を着用し[15]、左肩には「SSS」を図式化し「rebels against the god(直訳で「神に対する反逆者」)」と刺繍したワッペンをつけている。

終盤で「影」の脅威から回避するために音無が説得したことにより、皆がそれぞれの満足を得て消滅する決意を固めた。

日向 秀樹(ひなた ひでき)[16]
声 - 木村良平
戦線のムードメーカー。ゆりの愛称である「ゆりっぺ」は彼が命名した(母親と同名で名前で呼ぶ事を嫌がったため)。新参者の音無にも好意的で親友のように親身になってくれるが、逆に音無から同性愛者ではないかと疑いの目を向けられることもある。球技大会の勧誘の際、本人は人望があると自信を持って発言したものの、あてにしていた人物達にはことごとく他のチームに引き抜かれるか断られており、逆に人望の無さが露呈した。またユイとは下らない事で喧嘩ばかりしており、「ケンカするほど仲がいい」ともとれる「凸凹コンビ」で、彼女との諍いが結果的に彼の「消滅」を阻止したこともある。
ヘタレさが目立つ人物であるが、ゆりの戦線結成の動機を作ったり(=戦線創始者の一人で最古参である)、音無の考えに背中を押し協力したり、ユイの未練を消して彼女を「消滅」させたりと、常に仲間を第一に考えている一面を持つ。最終話で「卒業式」をした後、音無とかなでに気を遣い、彼らに軽く挨拶して一足先に「消滅」した。
前日譚である『Angel Beats!-Track ZERO-』の主人公。初対面でゆりに屋上から突き落とされ、その後何度も屋上ダイブを強要された。
【生前】野球部に所属しており、守備位置は二塁。自身のミスによって敗戦したため茫然自失になっていた際、部活の仲間から薬物を薦められていたような描写があった。その後、トラックにはねられて死亡し、この世界に来た[17]
高松(たかまつ)
声 - 水島大宙
戦線の参謀役。一見するとメガネを持ち上げる仕草が似合う知的キャラだが、ゆり曰く「本当はバカ」 で、その実態は制服の下に隠されたボディービルダーのような肉体美が自慢の筋肉キャラ。密かに筋トレを欠かさず、何かにつけて服を脱ぎたがる。竹山とのメガネキャラかぶりを危惧しているが、頭脳労働では竹山のほうが有能である。スペアメガネをいくつも所持しており、よくそれらの手入れをしている。
後に「影」に飲まれてしまいNPC化してしまったが、その後正気に戻り「消滅」できた、とのこと。
野田(のだ)
声 - 髙木俊
ハルバードを扱う男。新参者である音無を認めておらず、なにかと因縁をつけては食って掛かる。ゆりに心酔しており、悪く言う者には容赦しない(影との戦いの際、ゆりの写真をもって大事に持っていたことから相当惚れている)。初期設定の武器は棍だったが、音無の首に刃を当てる演出をするためハルバードに変更された。このハルバートはギルドに改装される前のダンジョンで入手した物である。
竹山の円周率暗唱により悶絶するほどのアホ。身体能力は戦線メンバーの中でもトップクラスだが、自分やギルドの仕掛けた罠に引っ掛かるなど、自滅することが多く、日向には「バカ」と断言されてしまっている。また、天使を奪還するオペレーションでは自滅はしなかったものの真っ先に天使の分身に瞬殺されている。
椎名(しいな)
声 - 斎藤楓子
「あさはかなり…」が口癖のクールな美少女。戦闘時は短刀を両手に構え忍者の様な動きを見せ、その戦闘力は天使にも匹敵する。煙玉なども標準装備している。弱点は可愛い物。彼女のみSSSの半袖の制服を着用しており、首には長い襟巻きをしている。
「天使エリア侵入作戦」で、天使が使用しているパソコンの生徒名簿に椎名 枝里(しいな えり)と書かれていることから下の名前は枝里であると思われるが、真相は不明。
遊佐(ゆさ)
声 - 牧野由依
冷静なオペレーターで、作戦時にはゆりの指示をインカムからトランシーバーで通達している。無表情で淡々としているが、淡々としたままでゆりに対しさらりとひどい発言を行うことがある。
藤巻(ふじまき)
声 - 増田裕生
長ドスを持つガラの悪い少年で、メンバーと同年代だが「やさぐれあんちゃん」といった立ち位置。お手本のような噛ませ犬。麻雀が好きなのか、ひさ子らと卓を囲むこともよくが、その度に「卓上の噛ませ犬」と化す。カナヅチ。
TK(ティーケー)
声 - Michael Rivas
長身に目元を赤いバンダナで巻き、陽気に意味不明な英語を話す男だが、実際は英語は苦手である。「TK」は自称であり、本名はおろか生前のことも謎である。趣味はストリートダンスで、よく廊下などでも踊っており、暇な時に松下にダンスを教えたりもする。
松下(まつした)
声 - 徳本英一郎
がっちりとした体格で柔道が得意。細目で眼球が描写されることは少ない。柔道五段[18]のため、「松下五段」と呼ばれているが武器は銃である。鍛錬のためか下駄を履いており、授業に出ない際は校庭の木を利用してトレーニングに励んでいる。暇な時には戦線メンバーに柔道を教えている。食堂の肉うどんが好物で、肉うどんの食券を譲る約束をすれば大抵のことは引き受けてくれる。終盤で山篭りで修行をしていたら、メンバーが驚愕するほどのダイエットに成功していた。
大山(おおやま)
声 - 小林由美子
特徴が無い事が特徴の少年。分かりきったことをいちいち解説してくれる。純情な性格で、ゆりによって強制的に天使に告白させられ振られた際には号泣していた。本人曰く本気の恋しかしないとのこと。『Angel Beats!-Track ZERO-』及び『Angel Beats! Heaven's Door』では学生寮の日向のルームメイトとして登場する。当初は日向からNPCと思われていた。戦線では日向に次ぐ最古参の一人。
竹山(たけやま)
声 - 市来光弘
伊達眼鏡が特徴の少年。天才ハッカー。ゆりからハンドルネーム竹山君」と紹介されたが、本人は受け答えの際に「僕の事はクライストと呼んでください」と付け加えている。この台詞は、回を追う毎に省略される傾向にある。立華(天使)に対する中間テスト妨害工作がばれて反省文を書かされた際に、本名が「竹山 クライスト」である事が判明した。「クライスト オブ ザ フロント ダイヤリー」というブログを作成している。
「天使エリア侵入作戦」にて、天使が使用しているパソコンのパスワードを解析し、ガードスキルに関する謎を明らかにした。
直井 文人(なおい あやと)
声 - 緒方恵美
生徒会副会長。常に学生帽を身につけた中性的な容姿の少年。周りからはNPCと思われていたが、音無達と同じく死んだ人間。表向きは優等生として生徒会の運営を任されながら、裏で一般生徒に暴力を振るうなどの悪事を働くことによって存在を保っていた。
傲慢な性格で、自分たちがいる世界を「不幸な人生を送った人間から神を決める世界」と捉えており、自身が神になろうと画策。死んだ世界戦線の作戦により立華(天使)が解任され生徒会長代理となったと同時に本性を表し、身につけた催眠術で生徒会を掌握し、戦線を殲滅。しかし、生前誰からも存在を認められなかった自分を音無が認めてくれたため戦意を喪失。同時に音無に心を開いたことで戦線に入隊し、彼の舎弟と化した。
入隊後は、催眠術を乱用したりメンバーを無能と罵倒したり身勝手な行動が目立つが、音無に対しては異常なまでにえこひいきを見せ、以前の冷徹な性質からやや茶目っ気のあるキャラクターに変化しつつある。口癖のように自分の事を「神」と呼んでいる。
音無に会えたおかげで自分は変われた、と彼に泣きながら感謝し「消滅」した。
【生前】 陶芸の名士である父(声 - 中田譲治)の下に生まれるが、才能豊かな双子の兄・健人が跡取り候補となったため、誰からも期待されない毎日を送っていた。しかし健人が自分とともに事故に遭い死亡したことで健人と入れ替わり、父の下で周りに受け入れられるチャンスをつかむべく壮絶な修行を積むが、師である父が病に倒れたことで再びチャンスを失う。そのため、「自分の存在を誰かに認められること」が彼の行動原理になっていた。

Girls Dead Monster[編集]

「ガールズ・デッド・モンスター」、通称 「ガルデモ」。死んだ世界戦線所属の陽動部隊。オペレーション発動時にライブを行い、一般生徒を安全な場所へ陽動する事が主な目的。他にも天使の注意を引き付けたり、ライブを行うこと自体がオペレーション開始の合図となるなど、その役割は多岐にわたる。

岩沢(いわさわ)
声 - 沢城みゆき (歌:marina)
ガルデモのバンドリーダー。ボーカル&リズムギター担当。ガルデモで演奏する曲の作詞・作曲も行っている[19]。下の名前は「まさみ」だが、漢字表記は不明。
自分の生きる道が見つかり、満足感と期待感を得て過去の自分から解き放たれたことで、死後の世界から「消滅」した。
使用ギターはFender Stratocaster(Sienna Sunburst/Maple)。
【生前】 両親の喧嘩が絶えない家庭環境で育った。CDショップで聞いたSAD MACHINEの歌に救われたことがきっかけで音楽の道に目覚め、雨の日にゴミ捨て場に捨てられていたアコースティックギターを拾い、インディーズでの音楽活動を始める。上位の学校に進学できるほどの成績だったが、アルバイトをしながらオーディションを受ける日々を過ごすようになった。上京を目指していたものの、父親にビール瓶で頭部を殴られたことが原因の脳梗塞で入院し、失語症のまま死を迎え、死後の世界にやって来ている。
ユイ
声 - 喜多村英梨 (歌:LiSA)</span>
元ガルデモのアシスタントで、大ファンでもある八重歯が特徴的な少女。ストリートライブでガルデモの曲を演奏したりしていた。岩沢の消滅後は彼女に代わり、ボーカル&ギターを担当。『Thousand Enemies』の作詞も担当。
その可愛らしい見た目とは裏腹に、手錠や悪魔の尻尾のようなパンクなアクセサリーを身に着けており、性格も外見に似合わず意外に短気かつ毒舌。特に日向とは下らない事ですぐに喧嘩する「ケンカするほど仲がいい」ともとれる関係の「凸凹コンビ」である。当初は彼女をガルデモのメンバーに加えることに対して、ゆりを始め一部の戦線メンバーは懐疑的な考えを示していたが、ガルデモのメンバーからは新メンバーとして受け入れられており、ひさ子から岩沢が遺した楽曲『Thousand Enemies』を託されている。
その後、メンバーが満足して消えることを目的とした音無の計らいから、生前から抱えていた夢を次々と叶えてもらい、最後に「結婚がしたい」と言う望みに日向が答えてくれたことにより、満足し「消滅」した。
使用ギターはGibson SG
【生前】 幼少時に車に撥ねられた後遺症で寝たきりとなり、母の介護を受けていた。そのため、唯一の娯楽であったテレビでプロレスやサッカーや野球、そして結婚に思いを馳せるようになった。
ひさ子(ひさこ)
声 - 松浦チエ
ガルデモのサブリーダー[19]。シャキシャキした姉御肌。リードギター担当でユイに「殺人的なリフさばき」と評されるほど、演奏技術が高い。 戦線の男メンバーと一緒に麻雀をやったりしている。日向曰く、運動神経も抜群。
使用ギターはFender JazzMaster(Jupiter blue/Rosewood)。
入江(いりえ)
声 - 阿澄佳奈
おどおどした小動物キャラ。ドラム担当。通称みゆきち。自分も死んでいるはずなのに幽霊が苦手。関根と同時期にメンバー入りし、親友同士でもある。お互いを「みゆきち」、「しおりん」と呼び合っている。
関根(せきね)
声 - 加藤英美里
イタズラ好きの問題児。ベース担当。通称しおりん。腕は確かだが、いきなりアドリブを入れだしたりして暴走し、ライブをめちゃくちゃにしてしまうことも。その罰として活動日誌を書かされたりもしているが、反省の色はないようで、ひどい内容からひさ子と入江をさらに怒らせた。
使用ベースはG&L L-2000(White blonde/Maple)。

ギルド[編集]

戦線メンバーの武器を製造、修理及び管理を受け持つ組織。死後の世界では、生前の記憶を元に土塊などを材料に様々な物を造り出せる(逆に記憶にない物を適当に作ると本当に「形だけ」の物になる)。学校地下にある巨大な空間に大規模な施設を有していたが、天使に発見されたため爆破して放棄。以降はかつて使用していた「オールドギルド」へと移動した。

チャー
声 - 東地宏樹
ギルドのリーダー。伸びきった髭や体格で誤解されがちだが、これでも高校生。『Angel Beats! -Track ZERO-』にて校長を襲い、ゆりが戦線を立ち上げるきっかけを作り、武器の作り方を最古参メンバーに教えたりもした。生前結婚していた女性はゆりに似ていた。終盤、ギルド内で「影」と戦い弾薬を消費したゆりに、自身の武器を手渡す。その際「ついに戦いが終わる」と認識し、彼女からこれまでの感謝の言葉を受け取ったことで「消滅」した。
フィッシュ斉藤
声 - 緑川光
釣りマニアで、オペレーション「モンスターストリーム」(川釣り)実施時は戦線メンバーの釣り道具をギルドから荷車で引いて川に来る。釣り道具は彼が作っているらしく、その強度は「モンスター」と呼ばれている川の主にも耐えられるほど。銃にも詳しいらしい。

その他[編集]

一般生徒、教師(NPC
NPCという呼称はゆりが命名(いわゆるエキストラの意)。戦線メンバーや天使と違い、学校生活を過ごしているただの学生と教師達。RPGにおけるNPCとは異なり、一見しただけでは人間と見分けがつかない。一応それぞれに感情や髪型などの個性があり、話かければ会話が成立し、時には教師にも反抗する。一般生徒は割とミーハーなところもあり、ガルデモのライブが唯一の楽しみでもあるが、逆に教師の中にはガルデモに対して不満を抱くものもいる。彼らと戦線メンバー・天使との共通点は、歳を取らないこと、そして死なないこと[20]である。男子は詰襟・女子はブレザーを着用する。死んだ人間は彼らと学校生活をまじめに過ごすと消滅するが、彼らNPCは一生この世界に留まる存在である。
謎の男性(なぞのだんせい)
声 - 石田彰
ギルド連絡通路B20に存在する「第2コンピューター室」に居を構え、死んだ人間を取り込んでNPC化させてしまう「影」を「Angel Player」で大量発生させて死後の世界を混乱させた人物。その正体は「Angel Player」開発者によって定義されたNPCであり、死後の世界に存在してはならない「愛情」を引き金に「影によりその愛情(を発生させた人間)をリセットさせる」という目的を与えられている。自分の元に辿り着いたゆりに、「Angel Playerの使用権を引き継いで自身が死後の世界の神になれる」という選択肢を与えるが、「仲間を守る」という決意を持った彼女に拒否され、全ての端末を破壊される。その直後、ゆりの前から忽然と姿を消した。ちなみに「影」は元々「Angel Player」のプログラマーが「愛情」を持って消滅した「彼女」を待ち続ける苦悩から解放されるため、自らをNPC化する用途で造り出したものであり、彼によると既にプログラマー本人はNPCと化している。

以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ
My Soul,Your Beats!」(第2話 - 第3話、第5話 - 第9話、第11話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - ANANT-GARDE EYES / 歌 - Lia
My Soul,Your Beats! (Gldemo ver.)」(第4話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - ユイ(LiSA
エンディングテーマ
Brave Song」(第1話 - 第9話、第11話、第12話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - ANANT-GARDE EYES / 歌 - 多田葵
挿入歌
Crow Song」(第1話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (marina)
Alchemy」(第3話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (marina)
My Song」(第3話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (marina)
Thousand Enemies」(第5話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (LiSA)
一番の宝物」(第10話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - ユイ (LiSA)
クレジット上では挿入歌扱いだが、第10話のエンディングとして使用された。
Shine Days」(第10話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 光収容 / 歌 - Girls Dead Monster (LiSA)
「一番の宝物」(第13話)
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - ANANT-GARDE EYES / 歌 - karuta
クレジット上では挿入歌扱いだが、第13話のエンディングとして使用された。

関連CD[編集]

主題歌CD[編集]

My Soul,Your Beats!/Brave Song
2010年5月26日に限定盤・通常盤が同時発売された。限定盤には特典として第2話のノンクレジットOP&ED映像を収録したDVDが付属する。
オリコンデイリー最高2位、ウィークリー3位獲得。2010年5月度月間6位獲得。
オリジナルサウンドトラック(仮)
2010年7月28日発売予定。ANANT-GARDE EYES麻枝准が手がける劇中BGMを収録。

Girls Dead Monster[編集]

Crow Song
2010年4月23日発売。1stシングル。
オリコンデイリー最高3位、ウィークリー7位を獲得。2010年4月度月間16位を獲得。
Thousand Enemies
2010年5月12日発売。2ndシングル。
オリコンデイリー最高2位、ウィークリー4位を獲得。2010年5月度月間11位を獲得。
Little Braver
2010年6月9日発売。3rdシングル。
オリコンデイリー最高1位(6月10日11日の2日連続)、ウィークリー2位を獲得。2010年6月度月間10位を獲得。
Keep The Beats!
2010年6月30日発売。第2期ガルデモのオリジナルアルバム。初回数量限定生産盤のみ、初回特典として「Girls Dead Monster/SSS Emblem」特製ピックが封入されている。
Girls Dead Monster OFFICIAL BAND SCORE
2010年7月28日発売予定。Keep The Beats!に収録されている13曲のインストゥルメンタルヴァージョンを収録。また13曲のバンドスコアブックが付く。

Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO[編集]

ラジオCD「Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO」 vol.1
2010年6月23日発売。CD2枚組で、1枚目(オーディオCD)に新規録り下ろし番組を収録、2枚目(CD-ROM)に第0回〜第4回までの番組をMP3で収録している。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
EPISODE.01 Departure 麻枝准 岸誠二 平田雄三
EPISODE.02 Guild 平井義通 川面恒介
EPISODE.03 My Song あおきえい 安斎剛文 海谷敏久
岩岡優子
EPISODE.04 Day Game 湖山禎崇 橋本裕之 宮下雄次
EPISODE.05 Favorite Flavor 浅井義之 平井義道 川面恒介
朱炫裕
許箕棟
EPISODE.06 Family Affair 平松禎史 許琮 平松禎史
EPISODE.07 Alive 安斎剛文 松本剛彦
岩岡優子
EPISODE.08 Dancer in the Dark 橋本裕之 宮下雄次
EPISODE.09 In Your Memory あおきえい 柿本広大 関口可奈味
EPISODE.10 Goodbye Days 政木伸一 安斎剛文
高橋正典
石井百合子
川面恒介
鈴木美咲
EPISODE.11 Change the World 許琮 金祈南
許箕棟
川面恒介
EPISODE.12 Knockin' on heaven's door 小倉陳利 平井義道 平田雄三
倉川英揚
EPISODE.13 Graduation 橋本昌和 橋本裕之 宮下雄次
川面恒介
鈴木美咲

次回予告は、放送バージョンではシーンナンバー付きのセリフを記した文字と音声で構成されているが、公式サイトでは映像付きバージョンが公開されている。毎週月曜日更新。

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
中京広域圏 中部日本放送 (CBC) 2010年4月2日 - 6月25日 金曜 26時00分 - 26時30分 TBS系列 制作局</br>あにせん
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) 金曜 26時25分 - 26時55分
近畿広域圏 毎日放送 (MBS) 2010年4月3日 - 6月26日 土曜 25時58分 - 26時28分 製作委員会参加
アニメシャワー第1部
富山県 チューリップテレビ (TUT) 2010年4月4日 - 6月27日 日曜 25時45分 - 26時15分
福岡県 RKB毎日放送 (RKB) 2010年4月7日 - 水曜 26時55分 - 27時25分
全国放送 BS11 2010年4月17日 - 土曜 23時30分 - 24時00分 BSデジタル放送 ANIME+
全国放送 アニマックス 2010年8月3日 - 火曜 22時00分 - 22時30分 CS放送 リピートあり

MBSとBS11では放送開始前週に特別番組(事前特番)を放送した。番組内容は、秋葉原で行われた第1話の特別先行試写会[21]の様子や原作者・麻枝准ロングインタビューなど。

TUT公式サイトでは、2010年3月18日よりトップページが本作のバナーや動画で飾られ、キャラクター人気投票などが行われている。

また、番組担当者がTwitterを使い作品PRも行われているほか、TBS放送時に鳥羽洋典プロデューサーと高橋祐馬(共にアニプレックス)がAngel Beats!公式アカウントで、TUT放送時にTUTのアニメ担当がTUT公式アカウントでそれぞれリアルタイムで実況している。

WEBラジオ[編集]

麻枝准の殺伐RADIO[編集]

麻枝准の殺伐RADIO を参照

Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO[編集]

2010年4月1日より毎週木曜日にHiBiKi Radio Station、その翌日に音泉で配信開始。

本放送に先駆けて第0回が2010年3月18日よりHiBiKi Radio Station、翌日の3月19日に音泉で配信された。パーソナリティはメイン女性キャラクターの声優3名で、ゆり役の櫻井以外は週代わりで交代となる。第0回は3名が一同にそろっての収録となった。

パーソナリティ

2010年6月23日には、第0回〜第4回までを収録したラジオCD第1巻が発売された。こちらには、新規録り下ろし番組も収録されている。また、BD&DVD完全生産限定版第3巻には、特典ディスクとして『出張篇』が同梱される。

Blu-ray&DVD[編集]

Blu-ray Disc(完全生産限定版)と、DVD(完全生産限定版/通常版)が発売された。

BDとDVDの完全生産限定版の特典は共通。麻枝准書き下ろしキャラクターコメンタリーは通常版にも収録される。

特典の詳細は公式サイトで確認できる。また、法人別購入者特典もある。

第1巻
2010年6月23日発売。BD:ANZX-6401、DVD:完全生産限定版 ANZB-6401/通常版 ANSB-6401
第1話と第2話を収録。OP&ED楽曲譜面掲載ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは麻枝准書き下ろしドラマCD。
未放映の第1話OPが収録されているほか、映像特典として第2話ノンクレジットOP&ED映像、Web版予告(映像付きバージョン)が収録されている。
第2巻
2010年7月21日発売予定。BD:ANZX-6403、DVD:完全生産限定版 ANZB-6403/通常版 ANSB-6403
第3話と第4話を収録。「Crow Song」「Alchemy」楽曲譜面掲載ブックレット付属。完全生産限定版特典DVDはメイキング映像を収録。
第3巻
2010年8月25日発売予定。BD:ANZX-6405、DVD:完全生産限定版 ANZB-6405/通常版 ANSB-6405
第5話と第6話を収録。「My Song」「Thousand Enemies」楽曲譜面掲載ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは完全新録「Angel Beats! 死んだ世界戦線 ラジオ出張篇」。
第4巻
2010年9月22日発売予定。BD:ANZX-6407、DVD:完全生産限定版 ANZB-6407/通常版 ANSB-6407
第7話と第8話を収録。特製ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは麻枝准書き下ろしドラマCD。
第5巻
2010年10月27日発売予定。BD:ANZX-6409、DVD:完全生産限定版 ANZB-6409/通常版 ANSB-6409
第9話と第10話を収録。特製ブックレット付属。完全生産限定版特典CDは「Angel Beats! 死んだ世界戦線 ラジオ出張篇 第2巻」。
第6巻
2010年11月24日発売予定。BD:ANZX-6411、DVD:完全生産限定版 ANZB-6411/通常版 ANSB-6411
第11話と第12話を収録。完全生産限定版特典CDは「Angel Beats! 死んだ世界戦線 ラジオ出張篇 第3巻」。
第7巻
2010年12月22日発売予定。BD:ANZX-6413、DVD:完全生産限定版 ANZB-6413/通常版 ANSB-6413
第13話とTV未放映特別編を収録。特製ブックレット付属。完全生産限定版特典DVDはメイキング映像第2部を収録。

漫画[編集]

Angel Beats! The4コマ 僕らの戦線行進曲♪
こもわた遙華作画。『電撃G's magazine』2009年12月号より連載開始。
死んだ世界戦線と天使を取り巻く日常を描いた4コマ漫画。この作品では、岩沢は成仏するのを妨害されたため、ユイと共にガルデモに残っている。
Angel Beats! Heaven's Door
浅見百合子作画。『電撃G's magazine』2010年5月号より連載開始。
『Angel Beats!』の前日譚である『Angel Beats! -Track ZERO-』を含めたコミック。

外伝小説[編集]

Angel Beats! -Track ZERO-
『電撃G's magazine』2009年11月号から2010年5月号まで連載された、原作者の麻枝准が『Angel Beats!』の前日譚を書いた小説。挿絵はごとP
アスキー・メディアワークス刊(発売:角川グループパブリッシング)。A4版フルカラー96ページ。『電撃G's magazine』連載時のイラストが全て収録されている。2010年6月23日初版発行。ISBN 978-4-04-868680-8
全7話と番外編1話のほか、単行本書き下ろしの番外編が1話追加収録されている。
サブタイトル
  • 第1話 「二人のロケット」
  • 第2話 「Navy Blue」
  • 第3話 「メルトダウン」
  • 第4話 「COLD SUMMER」
  • 第5話 「Man Like Creatures」
  • 第6話 「バイ・マイ・サイ」
  • 第7話 「開戦前夜」
  • 番外編1 「月曜日の未明」(『電撃G's Festival! DELUXE』Vol.6掲載)
  • 番外編2 「月曜日の未明II」(書き下ろし)

イベント[編集]

2010年6月5日、タワーレコード新宿店が入居する新宿Flagsビル屋上で、『My Soul,Your Beats!/Brave Song』発売記念イベントが行われた[22]。Lia、多田葵、LiSAが参加。

2010年6月26日にユイのボーカル役のLiSAによる全国ライブツアー(Girls Dead Monster starring LiSA tour2010-Keep The Angel Beats!-)が発表された[23]。会場は以下の9ヶ所。

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. BD/DVD第7巻に収録。[1]
  2. Angel Beats!原作・脚本の麻枝准にインタビューを敢行!、ASCII.jp、2010年3月24日
  3. 学園名は、第2話冒頭で表示された校名プレートが破壊されており、明言もされていないため不明。
  4. 元々が死後の世界であるため、致命傷を負っても「死ぬ」ことはなく、時間とともに治癒するが、それ相応の痛みや出血はある。
  5. [2]
  6. [3]
  7. 第12話EDクレジットより「天使」から「かなで」に変更されている。『立華奏』はビジュアルアーツによって商標登録(第5302043号)されている
  8. 日向が憶測から呼び始めたのが起因。
  9. ただの装飾のため空は飛べないが、羽ばたく事により着地の衝撃を和らげることは可能。なお『月刊ニュータイプ』2010年7月号によると「ガードスキル・エンジェルズウィング」の名称が付けられている。
  10. 内容は「食料調達のための川釣り」である。
  11. オリジナルは瞳が金色、分身は赤色で区別が可能。
  12. 第1話で音無の胸を一突きした際に彼が心臓を持っていなかった事から、「音無=心臓のドナー」である事を悟った。
  13. このような事実なら本来は音無が先に「死んだ世界」に迷い込んでいるはずのため、この世界には時系列の影響は受けないようである。
  14. BD/DVD第1話オーディオコメンタリーでは戦線名の変遷が語られており、「彷徨える銃弾」(チャー命名)、「今日のわんこクラブ」「今日のわんこ戦線」(椎名命名)等が紹介されている。
  15. 前日譚である『Angel Beats! -Track ZERO-』では、NPCと同じ制服を着用している。
  16. メガミマガジン』2010年8月号による。
  17. 『Angel Beats!-Track ZERO-』より。
  18. ただし、本来柔道で五段を取得するためには、最低でも20歳でなければならない。
  19. 19.0 19.1 電撃G's Festival! DELUXE』Vol.6
  20. ただし「Angel Player」によって「影」に書き換えられた結果、「消滅」することはある。
  21. 「Angel Beats!」先行試写会が開催!、ASCII.jp、2010年3月22日
  22. TVアニメ『Angel Beats!』、タワレコ新宿店で主題歌発売記念イベント開催、マイコミジャーナル、2010年6月6日
  23. Girls Dead Monster starring LiSA tour2010-Keep The Angel Beats!-:

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

中部日本放送 金曜26時00分枠あにせん
前番組Angel Beats!次番組
(この間あにせん枠は休止)
※直接の前番組はTBSテレビ制作の
第二アサ秘ジャーナル
みつどもえ
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