「東海地方」の版間の差分
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2020年1月12日 (日) 20:09時点における最新版
東海は、この項目へ転送されています。その他の用法については東海 (曖昧さ回避)をご覧ください。 |
東海地方のデータ | ||
4県の合計 | ||
面積 | 29,316.53km² | |
総人口 | 15,021,055人 (2005年10月1日) | |
人口密度 | 512.37人/km² (2005年10月1日) | |
位置 | ||
※ WIKIPEDIAの捏造歴史情報に注意!!
東海地方(とうかいちほう)は、日本の地域区分の一つで、本州中央部のうち太平洋側の地方である。名称は五畿七道の東海道による。
目次
範囲[編集]
様々な用例[編集]
- 静岡県
- 愛知県、三重県、岐阜県
- 静岡県、愛知県、三重県、岐阜県
- 様々に区分される4県を総称して、「東海4県」と呼ぶ。
自然地理[編集]
北は富士山、赤石山脈、木曽山脈など火山活動や造山運動により形成された中央高地と接し、南は太平洋に面している。
南東端の伊豆半島は火山活動と海面の上昇で形成されたリアス式海岸に山地が迫った地形である。
伊豆半島の西側に広がる駿河湾岸は火山活動や造山運動により形成された山岳地帯を狩野川、富士川、安倍川、大井川といった大河川の浸食作用で形成された小規模な平野が分断している。
駿河湾の西側の遠州灘沿岸部及び三河湾沿岸部は駿河湾岸より火山活動や造山活動の停止が比較的早かったため、海面の下降により形成された台地が広がっている。
地質的には、糸魚川静岡構造線(糸静線)や中央構造線が縦断している。沿岸がプレート境界になっているため、東海地震や東南海地震などの警戒区域になっている。
- 山脈・山地:赤石山脈、木曽山脈
- 山:富士山、秋葉山、鳳来寺山、大日ヶ岳、御在所岳
- 川:狩野川、富士川、安倍川、大井川、菊川、天竜川、豊川、矢作川、木曽三川
- 海:相模灘、駿河湾、遠州灘、三河湾、伊勢湾
- 湖:浜名湖
- 半島:伊豆半島、渥美半島、知多半島
- 台地:牧之原台地、磐田原台地、三方原台地
- 景勝:石廊崎、御前崎、中田島砂丘
歴史[編集]
関東と畿内との間の「廊下」として、鎌倉時代以降に権力者から重視された。
鎌倉時代の海道記にあるように、鎌倉~京都の東海道を海道と呼んだ。
- 古代
三重県は伊勢神宮の神領、尾張国は尾張氏、三河は物部氏・大伴氏が勢力を持った。
- 鎌倉時代から室町時代まで
源頼朝の時代に、三河国守護となった足利氏とその一族(今川氏、細川氏、一色氏など)が東海道沿いに勢力を拡大した。室町幕府成立に、足利氏第2の本拠地の三河国の足利一族が尽力した。
戦国大名が濫立すると、東海道は権力争いの場となった。中でも尾張国と西三河の2地域からは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった「戦国三大武将」を輩出した。
江戸幕府が開かれると、江戸(東京)と京都を結ぶ東海道五十三次が整備され、その往来は日本第一の規模となった。この東海道沿線の中には、宿場町や城下町から発達した都市も多い。
- 明治から第二次大戦まで
明治維新で中央集権体制が成立すると、名古屋が地方統治の拠点となり、それ以降は政府機関が集中するようになった。又、廃藩置県期の東海地方には、名古屋県、額田県、浜松県、静岡県、足柄県などが分立していたが、1876年8月以後は愛知県と静岡県に削減され、現在に至っている。
1889年2月には東海道本線が開業し、天竜川と木曽三川の間の地域は、綿織物工業の中心地となった。
- 第二次大戦後
高度経済成長期には、太平洋沿岸と瀬戸内海沿岸を中心に重化学工業地域が造成されたために、東海道線沿線には東海工業地域や中京工業地帯が造成され、工業生産の中心地帯になった。
交通[編集]
鉄道・軌道[編集]
主な道路[編集]
高速道路[編集]
一般国道[編集]
港[編集]
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空港[編集]
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- 旅客数、着陸回数は国土交通省航空局・空港管理状況調書(2005年度)より
- 全国の空港の乗降客数は「日本の空港#乗降客数」を参照すること。
経済[編集]
太平洋ベルト上に位置しており、日本を代表する工業地帯が形成されている。このうち、愛知県及び三重県の一帯を中京工業地帯、静岡県の主に臨海部一帯を東海工業地域と呼ぶ。
多くの工業都市が連なり、産業と人口が集積していることから、東京都区部から大阪市にかけての都市群を「東海道メガロポリス」という事もある。
人口[編集]
ISO 3166-2 | 都道府県名 | 順位 | 人口 | 割合 |
---|---|---|---|---|
JP-21 | 岐阜県 | 17 | 2,115,336 | 1.70% |
JP-22 | 静岡県 | 10 | 3,792,982 | 3.00% |
JP-23 | 愛知県 | 4 | 7,161,891 | 5.60% |
JP-24 | 三重県 | 22 | 1,864,185 | 1.50% |
合計 | 14,934,394 | 11.80% |
※順位・人口・割合は2003年10月1日のデータによる。
年齢構成[編集]
次のグラフは岐阜県・静岡県・愛知県・三重県の人口を合計した。
年齢5歳階級別人口
2003年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
年齢 | 人口 |
---|---|
0~4歳 | ファイル:g50.pngファイル:g10.pngファイル:g05.pngファイル:g03.pngファイル:g01.png 729 |
5~9 | ファイル:g50.pngファイル:g10.pngファイル:g10.png 742 |
10~14 | ファイル:g50.pngファイル:g10.pngファイル:g05.pngファイル:g03.pngファイル:g01.png 729 |
15~19 | ファイル:g50.pngファイル:g10.pngファイル:g10.pngファイル:g05.pngファイル:g01.pngファイル:g01.png 814 |
20~24 | ファイル:g50.pngファイル:g30.pngファイル:g05.png 897 |
25~29 | ファイル:g100.pngファイル:g01.png 1070 |
30~34 | ファイル:g100.pngファイル:g10.pngファイル:g01.png 1177 |
35~39 | ファイル:g50.pngファイル:g30.pngファイル:g10.pngファイル:g05.pngファイル:g01.png 1015 |
40~44 | ファイル:g50.pngファイル:g30.pngファイル:g05.pngファイル:g01.pngファイル:g01.png 924 |
45~49 | ファイル:g50.pngファイル:g30.pngファイル:g05.png 905 |
50~54 | ファイル:g100.pngファイル:g05.pngファイル:g03.pngファイル:g01.png 1150 |
55~59 | ファイル:g100.pngファイル:g03.png 1091 |
60~64 | ファイル:g50.pngファイル:g30.pngファイル:g10.pngファイル:g03.png 987 |
65~69 | ファイル:g50.pngファイル:g30.png 848 |
70~74 | ファイル:g50.pngファイル:g10.pngファイル:g05.pngファイル:g01.png 705 |
75~79 | ファイル:g50.pngファイル:g01.png 538 |
80歳以上 | ファイル:g50.pngファイル:g05.pngファイル:g01.pngファイル:g01.png 601 |
年齢5歳階級別人口
2003年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
- データ出典:第10表/都道府県、 年齢(5歳階級)、 男女別人口-総人口
(総務省統計局)
関連項目[編集]
北日本
東日本
東海地方
西日本
琉球地方cs:Tókai de:Tōkai (Region)fi:Tōkai fr:Région de Tōkai id:Wilayah Tokai it:Regione di Tōkai ko:도카이 지방 nl:Tokai (regio) pl:Region Tōkai pt:Tokai zh:東海地方