中村正人

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中村正人(なかむら まさと、別名:マサ、1958年10月1日 - )は日本ミュージシャン音楽プロデューサー俳優DREAMS COME TRUEのリーダーでベーシスト東京都調布市出身。妻は元HIGH and MIGHTY COLORのマーキーこと中村麻紀[1]

経歴[編集]

1958年10月1日東京都調布市に生まれる。血液型A型。身長173cm。父の転勤に伴い、1歳半で東京都墨田区、2歳で愛知県名古屋市中村区、3歳で神奈川県川崎市、小学1年の2学期に大阪府寝屋川市、中学1年の2学期に千葉県市川市、高校2年で千葉県船橋市と移り住む[2]

同志社香里中学校、市川市立第一中学校、千葉県立国府台高校を経て、青山学院大学文学部英米文学科に進学、中退する。

DREAMS COME TRUEのデビュー以前は、国府台高校在学中に、フォークソングロック、あるいはR&B系のミュージックのバンド活動を始め、当時から演奏技術とセンスで頭角を現す(この国府台高校での数々のエピソードはラジオ番組等で何度となく、その楽しさが語られている[3])。

その後、青山学院大学在学中も音楽活動を行いつつ、セッションミュージシャンとしてとんねるず中山美穂等のバックバンドでベーシストとして活動。その後、吉田美和とDREAMS COME TRUEの前身と言える「CHA-CHA & AUDREY's PROJECT」を結成、ライブ活動を行う。

当初は本格的に歌手作詞家も目指していたが、吉田美和に「歌と作詞は止めた方がいいね」と言われ断念した。ただし、後にアンドレ中村とオホーツクボーイズや『長男の嫁 オリジナル ドラマ・トラックス』などで自らボーカルを担当した曲を発表しており、歌手としても一応メジャーデビューは果たしている。

2002年7月には、吉田と共にインディーズレーベルとして「DCT records」を設立。現在は、彼女と共にエグゼクティブプロデューサーを務めている。

セガメガドライブ用ゲームソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』(それぞれ1991年1992年発売)の音楽も担当した。

また現在、DREAMS COME TRUE公式サイト「DCTgaeden.com」内のドリブログで連載をしている。現在連続更新300回を記録し、2007年4月現在もこの記録は毎日更新されていた。しかし、2007年9月、吉田の内縁の夫である映像ディレクターの末田健が死去した。吉田の精神状況に伴い、同年10月5日より毎週金曜日に1回程度更新されていただけであったが、11月14日より再開。また結婚の報告をした2008年7月2日より8月1日までは休載した。なお、2007年7月25日に1年分を収録した本「俺もドリカムだっ!」がソロシングル付きで発売。

2009年10月10日に第1子が誕生した事をブログで報告。

人物[編集]

DREAMS COME TRUE結成以降は、同バンドにおいて多くの楽曲の作曲とほとんどの楽曲の編曲を行っている。また、中村正人個人の名義でもいくつかのドラマにおいて劇中音楽を担当している。下記ディスコグラフィーにもあるようにそれらの多くはCD化されているが、中村は「劇中音楽を収録したCD自体が一つのドラマを構成する」ことにこだわっており、基本的にCD化の際も「サウンドトラック」ではなく「ドラマ・トラックス」という名称を使っている。ただし『愛していると言ってくれ』だけは、スケジュールの都合上CD制作の時間が取れなかったため、「単に劇中音楽を収録したCDに過ぎない」という意味で逆に「サウンドトラック」の名称を用いている。

容姿がダチョウ倶楽部のリーダーである肥後克広と似ていることから、中村・肥後共ネタにしている。2004年にDREAMS COME TRUEが主演及び原案を担当した映画『アマレット』では、肥後がドリカムの中村正人を演じている(DREAMS COME TRUEの2人は「ドリカムのそっくりさん」という設定で出演)。これは中村本人のたってのオファーによって実現したものであった。また、2015年7月発売のライブDVDのジャケット写真は中村の扮装をした肥後が登場している。[4]

また、テレビ・ラジオに単独で出演することも多く、DREAMS COME TRUEのスポークスマン的役割も果たしている。

かつて、ラジオ『中村正人のNORU SORU』の企画で結成したユニット「アンドレ中村とオホーツクボーイズ」では、ボーカルのアンドレ中村役を担当した(公式には別人とされている)。また、同ユニットのシングル『せつなくて〜オホーツクにたたずむ男〜』で作曲者としてクレジットされている海音寺潮二郎も、正体は中村本人。同シングルにおいては、編曲もプロフェッサー・ナカムラとして担当している(作詞は、観音崎すみれこと吉田美和)。

アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)のモーリス・ホワイトを崇拝しており、音楽面でもEW&Fの影響を強く受けていることを認めている[5]。後述するように、過去にはモーリス好きが昂じて、モーリスの主宰するカリンバ・レーベルの代表曲を集めたセレクションアルバム「DANCE WITH KALIMBA」をリリースしたほど。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

  • せつなくて〜オホーツクにたたずむ男〜(1991年2月21日Epic/Sony Records)※アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ名義

ドラマサウンドトラック[編集]

セレクションアルバム[編集]

インストルメンタル集[編集]

ゲームサウンドトラック[編集]

主な出演番組[編集]

テレビ番組[編集]

ラジオ番組[編集]

テレビドラマ[編集]

参考[編集]

  1. ドリカム中村正人とハイカラマーキーが電撃結婚 - ナタリー・2008年7月2日
  2. GWスペシャル!作家中村正人物語 第二話 『ドリブログ』 2007年5月4日
  3. ドリブログ内マサブログ、でつ。 『ドリブログ』 2010年3月9日
  4. 独占入手! ドリカム・中村&ダチョウ・肥後が奇跡の初2ショット「ヤー!」スポーツ報知 2015年6月12日付
  5. ドリカム・サウンドにブラス・セクションは欠かせない。 - ドリブログ・2007年5月23日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]