麻生太郎
麻生 太郎（あそう たろう）とは、日本の政治家、実業家であり、元オリンピック選手にしてマンガオタク。
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2008年9月22日の自由民主党総裁選が行われた結果、第23代自由民主党総裁に就任。2008年9月24日に内閣総理大臣指名選挙が行われ、第92代内閣総理大臣になった。
経歴
- 1940年9月20日生まれ
- 福岡県飯塚市出身
- 麻生塾小学校入学、学習院初等科編入
- 学習院大学政経学部卒業
- 元麻生産業社員
- 元麻生セメント代表取締役社長
- 自民党衆議院議員（当選9回）
- 第92代内閣総理大臣
- 第23代自由民主党総裁
- 元外務大臣、元総務大臣
- 自民党元政調会長、元幹事長
- モントリオールオリンピッククレー射撃日本代表
特徴
- 口がなぜか曲がっている
- 漫画好きで政治家にしては話がわかる
- ゴルゴ13好き
- 竹下登元総理の孫である影木栄貴（DAIGO☆STARDUSTの姉で少女・BL漫画家）の漫画を読んで「意味わからない」と言った
- 「名探偵コナン」を「名探偵コネン」と読み、青山剛昌が読めない
- 「るろうに剣心」はよく知らないようだ
麻生太郎とローゼンメイデン
インターネットの世界では「麻生太郎」といえばローゼンメイデンである。
羽田空港（東京国際空港）で「ローゼンメイデン」を読んでいたと2ちゃんねるに書き込みがあり、ネット上で騒ぎに。テレビでも報道され全国的にオタク麻生のイメージが浸透した。その後「ローゼン麻生」「ローゼン閣下」という愛称も誕生。後にオタク情報誌「メガビ」のインタビューで「空港で読んでいたか覚えてない」としつつも話が重厚にできていて感心したと述べた。ネット上で見られる「ローゼンメイデンを読む麻生太郎の写真」はメガビでのインタビューの際に撮影されたもの（余談だが、このインタビューで「最近の漫画で面白かったものは？」と問われ「テニスの王子様」と答えている）。その後秋葉原エンタまつりで弘兼憲史に「総理は少女マンガも読まれていますよね」と問われた際には「それは世の中が勝手に作ったことで」とやんわり否定している。
ニコニコ動画を利用する支持者にとって麻生太郎は愛すべき第8ドールであり、もしかしたらお父様かもしれない…。契約者としてJUMこと松本純官房副長官が常に麻生太郎を撮影している。
麻生太郎とニコニコ動画
麻生太郎は記者会見で「2ちゃんねるって知ってる？」と発言したり、たまに2ちゃんねるに書き込みを行っているとテレビ番組で発言したり、結構インターネットや2ちゃんねるについて詳しい。2008年の総裁選では運営がこのようなエピソードが明らかにしている。
特設コーナー：自民党総裁選（2008年9月） 実は昨年の民主党小沢代表のニコニコ動画への出演と同時期に、麻生太郎事務所へも出演交渉をおこなっていました。 一般的に政治家の秘書のかたはネットに詳しくないことが多く、ニコニコ動画の説明も大変な苦労をしますが、 麻生太郎事務所の場合は逆に、ネットに妙に詳しすぎるのでやりにくく、現在までいたっています。 ただし、ドワンゴの携帯サイトへは着ボイスなどで2008年7月に出演をしていただきました。
このような背景が起因するかどうかは明確ではなく全員とはいえないが、特に2ちゃんねらーやニコニコ動画ユーザーの中では人気が高い。
10月20日、ニコニコ動画で野党各党の専門チャンネルが開設される中、ついに麻生自民党チャンネルが開設された。最初に投稿された麻生太郎総裁からのメッセージは半日で10万アクセスあり、デイリーランキングでは三冠を制覇したことからニコニコ動画で麻生太郎が注目されていることが証明された。なお、動画の【タグ編集はできます】
ちなみに甥の麻生巖は、ニコニコ動画を運営するニワンゴの親会社ドワンゴの社外取締役である。このことが麻生のニコニコ動画での取り扱いにどう影響しているかは不明確。
また、長男が株式会社エクストーン（ニコニコ市場の企画・開発など）の取締役。
麻生太郎とフロッピー
2003年、総務大臣就任記者会見にて、所謂IT革命により書類が電子化されるという内容の演説をしたのだが、その中で「大量に必要とした書類がフロッピー一枚で全部できる」等の名言を残し、ローゼン麻生とのニックネームが付くまでは、フロッピーとの二つ名で呼ばれた時代があった。
ちなみに霞ヶ関ではフロッピーはわりと現役だというウソのようなホントの話もあったりなかったり。
福田首相辞任騒動
2008年9月1日に、福田康夫内閣総理大臣が辞意を表明した。
それにより、ニコニコ動画では組曲「麻生太郎」や上位動画で福田辞任・麻生首相祭りとなった（麻生氏が首相に決まったわけではないが、次期有力候補になる可能性が高いため）。
しかし、政治に関係ない上位動画に福田や麻生のコメントが増えてしまい、不快に思った動画自体を楽しみたいユーザーが少なからず居たのも事実である。
失言・漢字の読み間違い
多方面から失言や漢字の読み間違いが多いことの指摘がある。
1979年に行われた第35回衆議院選挙（麻生太郎にとっては国政初出馬）時の街頭演説にて「下々の皆様」と挨拶をしてしまったり、2008年11月12日の日中青少年友好交流年閉幕式の挨拶にて、「未曾有（みぞう）」を「みぞうゆう」と読み間違えてしまう。このような失言や漢字の読み間違いがあまりにも頻繁でかつ繰り返されたがために、政治家や首相としての資質を問われることになった。
漢字の読み間違いには”麻生太郎流の漢字の読み方"から「麻生読み」という言葉が生まれた。また2007年、女子高校生を中心に流行した「KY（空気読めない）」を転用して「KY首相（漢字読めない首相）」とも言われた。
