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Wiiの筐体は任天堂のこれまでの据え置き型ハードの中では最も小さく、[[DVD]]トールケースを3枚重ねた程度の厚さである。縦置きと横置きの両方に対応しており、専用の縦置き用スタンドが同梱されている。その専用スタンドを用いて縦置きにした際、本体が斜めになるが、これは「スタイルを良くするためと、子供がディスクを挿入するときに落としにくくするため」である<ref>『[[MACPOWER]]』2月号内のインタビュー。</ref>。本体色は、2005年にRevolutionとして発表された時点では[[緑]]や[[黒]]などのカラーバリエーションが公表されたが、1台でも多く供給するために当分は単一カラーのみでの提供とされ、2007年7月現時点ではホワイトのみである。製造は[[Hon-Hai]]社。 | Wiiの筐体は任天堂のこれまでの据え置き型ハードの中では最も小さく、[[DVD]]トールケースを3枚重ねた程度の厚さである。縦置きと横置きの両方に対応しており、専用の縦置き用スタンドが同梱されている。その専用スタンドを用いて縦置きにした際、本体が斜めになるが、これは「スタイルを良くするためと、子供がディスクを挿入するときに落としにくくするため」である<ref>『[[MACPOWER]]』2月号内のインタビュー。</ref>。本体色は、2005年にRevolutionとして発表された時点では[[緑]]や[[黒]]などのカラーバリエーションが公表されたが、1台でも多く供給するために当分は単一カラーのみでの提供とされ、2007年7月現時点ではホワイトのみである。製造は[[Hon-Hai]]社。 | ||
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Wiiの標準コントローラは、'''Wiiリモコン'''と呼ばれるリモコン型のコントローラである。Wiiリモコン以外にも「ヌンチャク」や「クラシックコントローラ」と呼ばれる、Wiiリモコンの外部拡張コネクタに有線接続する'''拡張コントローラ'''もある。 | Wiiの標準コントローラは、'''Wiiリモコン'''と呼ばれるリモコン型のコントローラである。Wiiリモコン以外にも「ヌンチャク」や「クラシックコントローラ」と呼ばれる、Wiiリモコンの外部拡張コネクタに有線接続する'''拡張コントローラ'''もある。 | ||
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''本システムの詳細は[[バーチャルコンソール]]。本システムで配信しているソフトの詳細については、[[:Category:バーチャルコンソール対応ソフト]]、[[バーチャルコンソールのゲームタイトル一覧]]、または[http://www.nintendo.co.jp/wii/features/virtual_console_lineup.html バーチャルコンソール タイトルラインナップ](任天堂ホームページ内)を参照の事。'' | ''本システムの詳細は[[バーチャルコンソール]]。本システムで配信しているソフトの詳細については、[[:Category:バーチャルコンソール対応ソフト]]、[[バーチャルコンソールのゲームタイトル一覧]]、または[http://www.nintendo.co.jp/wii/features/virtual_console_lineup.html バーチャルコンソール タイトルラインナップ](任天堂ホームページ内)を参照の事。'' | ||
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* [[2004年]][[6月9日]] - 任天堂経営方針説明会で、「[[革命]]」を意味するコードネーム「'''レボリューション'''」を発表。 | * [[2004年]][[6月9日]] - 任天堂経営方針説明会で、「[[革命]]」を意味するコードネーム「'''レボリューション'''」を発表。 | ||
* [[2005年]][[3月10日]](現地時間) - [[Game Developers Conference|GDC]] 2005の基調講演で、[[IBM]]、[[ATI Technologies|ATI]]と共同で開発が行われていることや、スペックの概要が明らかになる。 | * [[2005年]][[3月10日]](現地時間) - [[Game Developers Conference|GDC]] 2005の基調講演で、[[IBM]]、[[ATI Technologies|ATI]]と共同で開発が行われていることや、スペックの概要が明らかになる。 | ||
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* 2005年[[6月7日]] - 任天堂経営方針説明会で、コントローラが革新的なものになることが示唆された。 | * 2005年[[6月7日]] - 任天堂経営方針説明会で、コントローラが革新的なものになることが示唆された。 | ||
* 2005年[[9月16日]] - [[東京ゲームショウ]]2005の基調講演で、コントローラ公開。 | * 2005年[[9月16日]] - [[東京ゲームショウ]]2005の基調講演で、コントローラ公開。 | ||
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* 2007年[[10月10日]] - 千葉の[[幕張メッセ]]で報道陣やゲーム関係者向けの発表会「任天堂カンファレンス 2007.秋」を開催。前半では、新サービス『[[Wiiウェア]]』の詳細や新しい『[[Wiiチャンネル]]』、2007年末から2008年春にかけてのソフトラインナップなどが発表された。後半では、[[宮本茂]]がステージ上で『[[Wii Fit]]』を紹介・実演し、ゲストとして登場した[[森末慎二]]と[[相沢紗世]]が実際に体験した。 | * 2007年[[10月10日]] - 千葉の[[幕張メッセ]]で報道陣やゲーム関係者向けの発表会「任天堂カンファレンス 2007.秋」を開催。前半では、新サービス『[[Wiiウェア]]』の詳細や新しい『[[Wiiチャンネル]]』、2007年末から2008年春にかけてのソフトラインナップなどが発表された。後半では、[[宮本茂]]がステージ上で『[[Wii Fit]]』を紹介・実演し、ゲストとして登場した[[森末慎二]]と[[相沢紗世]]が実際に体験した。 | ||
* 2007年下半期 [[DVD-Video]]視聴機能が追加された機種が発売予定(詳細は[[#DVD-Video視聴機能搭載モデル|DVD-Video視聴機能搭載モデル]]の項目を参照)。 | * 2007年下半期 [[DVD-Video]]視聴機能が追加された機種が発売予定(詳細は[[#DVD-Video視聴機能搭載モデル|DVD-Video視聴機能搭載モデル]]の項目を参照)。 | ||
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2023年12月20日 (水) 19:36時点における最新版
Wii | |
---|---|
メーカー | 任天堂 |
種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第7世代 |
発売日 | 2006年11月19日 2006年12月2日 2006年12月7日 2006年12月8日 2006年12月9日 |
CPU | IBM PowerPCベース "BroadWay" |
GPU | ATI "Hollywood" |
対応メディア | Wii用12cm光ディスク ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク |
対応ストレージ | 内蔵メモリ SDメモリーカード ニンテンドーゲームキューブメモリーカード |
コントローラ入力 | Wiiリモコン(無線) ヌンチャク(有線) クラシックコントローラ(有線) ニンテンドーゲームキューブコントローラ(有線) |
外部接続 | USB 2.0 x 2 LANアダプタ(USB経由) |
オンラインサービス | ニンテンドーWi-Fiコネクション WiiConnect24 バーチャルコンソール Wiiウェア Wiiチャンネル |
売上台数 | 350万台[1] 約381万台(~2007年第1四半期)[2] 約927万台 [2] |
最高売上ソフト | Wii Sports (日本以外ではWii本体と同梱) |
互換ハードウェア | |
前世代ハードウェア | ニンテンドーゲームキューブ |
次世代ハードウェア |
Wii(ウィー)とは、任天堂より発売されている家庭用ゲーム機である。北米では2006年11月19日、日本では2006年12月2日、豪州では2006年12月7日、欧州では2006年12月8日に発売された。
概要[編集]
ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64、ニンテンドーゲームキューブに続く、任天堂の第5番目の据え置き型ゲーム機である。
これまでにないコントローラとその使用方法、過去に発売されたゲームソフトのダウンロード販売、ゲーム以外の日常生活に役立つコンテンツの搭載、インターネットを利用した豊富な機能・サービスがWiiの大きな特徴である。これらの特徴で挙げられるように、Wiiは処理能力や画像表現の向上が特徴である競合機種プレイステーション3やXbox 360と全く特徴が異なるゲーム機である。その理由については開発の背景を参照。
開発コードネームは「レボリューション (Revolution) 」であり、「ビデオゲームの革命」となるゲーム機を表していた。なお、本体及び関連機器の型番にはRevolutionを略した「RVL」が付いている。
Wiiの名称について[編集]
Wiiという名称は、英語のwe(私たち)をイメージして「家族の誰もが楽しめる」というコンセプトを表し、iiは独特の形状のコントローラと、人々が集まるさまをイメージしたものである。他にもフランス語のOui(はい)とも発音が似ており、肯定的な意味が含まれている。
この名称が公開された当初は、前世代機の「ゲームキューブ」からの名前の変わりように賛否両論が起こった。しかし、公開から時間のたった現在では、その論議も落ち着いてきている。なお、レジナルド・フィザメNOA社長は2006年のE3において、この名称について「LEXUSやACURAなどの名称も最初は賛否両論があったが、今は受け入れられている。Wiiも最初はおかしいと思うかもしれないが、人々に浸透するに従って受け入れられるだろう」といった趣旨の発言をしている。
サードパーティソフトのテレビCMや店頭のポスターなどでは、ニンテンドーWii、任天堂Wiiと表記されていることもある。
開発コードネーム「Revolution」にも専用のロゴが用意されていた。「o」の文字がディスクの形をしており、「v」の後の「o」は大きく、「i」の後の「o」は小さい形をしている。これはそれぞれ、Wii用の12cmディスクと、ゲームキューブ用の8cmディスクを表しており、互換性をアピールしていた。
ハードウェア本体[編集]
Wiiの筐体は任天堂のこれまでの据え置き型ハードの中では最も小さく、DVDトールケースを3枚重ねた程度の厚さである。縦置きと横置きの両方に対応しており、専用の縦置き用スタンドが同梱されている。その専用スタンドを用いて縦置きにした際、本体が斜めになるが、これは「スタイルを良くするためと、子供がディスクを挿入するときに落としにくくするため」である[3]。本体色は、2005年にRevolutionとして発表された時点では緑や黒などのカラーバリエーションが公表されたが、1台でも多く供給するために当分は単一カラーのみでの提供とされ、2007年7月現時点ではホワイトのみである。製造はHon-Hai社。
CPUとGPUはそれぞれIBM、ATIとの共同開発。メインメモリは1T-SRAMを採用している。対応メディアはWiiソフト用12cm光ディスク(1層/2層)と、ゲームキューブソフト用8cm光ディスクである。様々なデータの保存領域として、512MBのフラッシュメモリが内蔵されている(詳細は内蔵フラッシュメモリを参照)。本体の省電力化により、スタンバイモード時も豆電球1個程の僅かな電力で24時間インターネットに接続し、様々なデータ送受信が可能である。
コントローラ[編集]
Wiiの標準コントローラは、Wiiリモコンと呼ばれるリモコン型のコントローラである。Wiiリモコン以外にも「ヌンチャク」や「クラシックコントローラ」と呼ばれる、Wiiリモコンの外部拡張コネクタに有線接続する拡張コントローラもある。
インターネット接続[編集]
Wiiでは、インターネットに接続することで、以下の機能・サービスを利用することができる。
- Wiiチャンネルのインターネットを利用した機能
- WiiConnect24
- Wii伝言板のメッセージ送受信機能
- ニンテンドーWi-Fiコネクション
- インターネットによる本体アップデート機能
なお、2007年4月現在のWiiのインターネット接続率は約40%である。[4]
インターネット接続方法に関してはWiiConnect24内のインターネット接続を参照。
サウンド[編集]
Wiiはドルビープロロジック2によるサラウンドに対応している[5]。
任天堂はドルビー社と契約を結び、Wii用ゲームソフトでドルビープロロジック2を使用する許諾を受けている。この契約により、ゲーム各社はドルビー社と個別に契約する事無くWii本体上でサラウンド信号を出す事が出来る。ただし、ゲームソフトのサウンドがマルチチャンネルで製作されている必要がある。
内蔵フラッシュメモリとSDメモリーカード[編集]
従来のゲーム機では、ソフトがROMカセット式のものはそのソフト自体に、ディスクメディア式のものは外部メモリ(メモリーカード等)にセーブデータが保存されるのが通例であったが、Wiiでは本体内蔵の512MBのフラッシュメモリに保存される。そのため、セーブデータの保存にメモリーカード等の外部メモリを必要としない。また、ゲームのセーブデータだけでなく、ダウンロードした『Wiiチャンネル』や『バーチャルコンソール』及び『Wiiウェア』のソフトの保存、『Wii伝言板』に記録されたメッセージの保存、ネットワークサービス『WiiConnect24』で受信したデータの保存などにも利用される。
Wiiでは、SDメモリーカードスロットが搭載されているが、これはSDメモリーカード内の画像データや音楽データ等をチャンネルやゲーム内で利用したり、セーブデータをコピーして持ち運んだり、本体に保存された一部のデータをバックアップしたりする時に利用するものであって、必須ではない。なお、ゲームソフトのセーブデータはSDメモリーカードから直接読み込むことが出来ないので、例えば「友達の家にセーブデータを持っていく」というような場合は、SDメモリーカードにコピーしたセーブデータを、利用する本体にコピーする必要がある。
ペアレンタルコントロール[編集]
ユーザーの年齢に応じて、特定のソフトのプレイ、バーチャルコンソールのソフトのダウンロード、Wiiポイントの使用、インターネットチャンネルの利用などを制限する機能「ペアレンタルコントロール」を搭載している。Wiiのディスクソフトに関しては各国のレイティング審査団体(CERO、ESRB、PEGIなど)が制定する対象年齢に準じた設定が可能であり、日本ではCEROの区分に対応している。なお、一部の項目はWii本体を更新しないと利用できない。本体更新については本体アップデートを参照。
その他[編集]
CDやDVD再生には対応していないが、Wii公式サイトQ&Aより2007年後半にDVD再生機能付きのWiiが発売される予定である事が発表されている。詳しくはDVD-Video視聴機能搭載モデルを参照。
ソフトウェアに対するリージョンコードはゲームキューブと同じように設定されており、ゲームソフトと本体のリージョンコードが一致しないと起動することが出来ない。
互換性・連動[編集]
ニンテンドーゲームキューブ専用ソフトのプレイ[編集]
ニンテンドーゲームキューブ(以下ゲームキューブ)と互換性を持っており、ゲームキューブの全てのソフト、並びにコントローラコネクタとメモリーカードスロットに接続する周辺機器を利用することができる[6]。
ただし、インターネット対応ソフト『ファンタシースターオンライン エピソード1&2』『ファンタシースターオンライン エピソード1&2 Plus』『ファンタシースターオンライン エピソード3 カードレボリューション』『ホームランド』はオフラインモードでしか遊べない。また、非公認ソフトであるGC専用プロアクションリプレイは、普通にディスクを入れても読み込まれず、使用することはできない。
ゲームキューブのソフトを遊ぶ際は、別売のゲームキューブ専用コントローラを用いなければならず、Wiiリモコンやヌンチャクやクラシックコントローラは使用できない。また、ゲームキューブのソフトのセーブデータは、ゲームキューブ専用メモリーカードのみに保存が可能で、Wii本体内蔵フラッシュメモリやSDメモリーカードは利用できない。なお、ゲームボーイプレーヤーは利用できないので、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのソフトはプレイできない[7]。
ニンテンドーゲームキューブ用周辺機器との連動[編集]
バーチャルコンソールのソフトについては全て、Wii専用ソフトについては一部[8]、ゲームキューブ専用コントローラで遊べる。また、Wii専用ソフトとそのソフトの前作(ゲームキューブ専用ソフト)のセーブデータが入ったゲームキューブ専用メモリーカードの連動に対応したゲームソフトもある。ファイアーエムブレム 暁の女神がその例である。
ただし、バーチャルコンソールのソフトの場合は、振動機能には対応していない。
ニンテンドーDSとの連動[編集]
ニンテンドーDSとピア・ツー・ピア(任天堂独自プロトコル)で無線通信が可能で、対応ソフトによっては様々な連動が可能となる。現在利用されている連動の内容は次の通りである。
- ニンテンドーDSのゲームソフトのデータをWiiのソフトに利用する。
- ニンテンドーDS本体を、Wiiのタッチスクリーンコントローラとして利用する。
また、2007年11月より稼働開始のみんなのニンテンドーチャンネルにより、ニンテンドーDS用ソフトの体験版をダウンロードし、DS上でプレイすることが可能となる予定。WIIUでは3DSに対応した。スマブラでコントローラとして使用可能。ただし対戦モードのみ
- 対応ソフト
- 『ポケモンバトルレボリューション』 - DSソフトのデータ利用・タッチスクリーンコントローラ
機能・サービス[編集]
バーチャルコンソール[編集]
『バーチャルコンソール』とは、かつて販売されていた家庭用テレビゲーム機用の(一部の)ゲームソフトデータをダウンロードして遊ぶことができるシステムである。
本システムの詳細はバーチャルコンソール。本システムで配信しているソフトの詳細については、Category:バーチャルコンソール対応ソフト、バーチャルコンソールのゲームタイトル一覧、またはバーチャルコンソール タイトルラインナップ(任天堂ホームページ内)を参照の事。
Wiiウェア[編集]
テンプレート:節コンピュータゲームの新製品 『Wiiウェア』とは、小規模なWii用新作ソフトをインターネットを利用して配信・ダウンロードするサービスである。2008年3月よりサービスが開始される予定である。
Wiiチャンネル[編集]
『Wiiチャンネル』とは、Wiiに内蔵及び追加可能なソフトウェアの総称である。
WiiConnect24[編集]
『WiiConnect24』とは、Wii本体の低騒音・低消費電力のスタンバイモードと、Wii向けのネットワークサービスの総称である。
Wii伝言板[編集]
『Wii伝言板』とは、ゲーム内の成績や、ユーザー作成のテキストメッセージ等を記録する機能である。WiiConnect24を利用すれば、他のWiiやパソコン・携帯電話と電子メールの送受信を行うこともできる。
ニンテンドーWi-Fiコネクション[編集]
『ニンテンドーWi-Fiコネクション』とは、世界中の人とインターネットを通じて対戦等を行うことができる、任天堂が運営するネットワークサービスである。
本体アップデート[編集]
本体のファームウェアやWiiチャンネルなどの本体内蔵ソフトウェアはインターネットやWii専用ソフトを利用してアップデート(更新)することができる。なお、インターネットによるアップデートの2006年12月2日配信開始分の内容は、現在販売されているWii本体には既に搭載されており、初期に販売されたWii本体のみアップデートが必要である。
インターネットによるアップデート[編集]
インターネットに接続し、本体設定内の「本体の更新」を選択するか、新たなWii本体の更新が配信された際に、任天堂より送られてくるお知らせメッセージ内の「更新」ボタンを選択すると、アップデート作業が開始される。なお、初めてインターネットに接続した時は、自動的にアップデート作業が開始される。
- 2006年12月2日配信開始分(アップデート完了後、本体のバージョンが「Ver.2.0J」になる)
- 2006年12月19日配信開始分
- お天気チャンネルが追加される。
- 2007年1月26日配信開始分
- ニュースチャンネルが追加される。
- 2007年2月14日配信開始分
- 地域設定プログラムの追加(「みんなで投票チャンネル」で使用する)
- 2007年4月12日配信開始分(アップデート完了後、本体のバージョンが「Ver.2.2J」になる)
- ペアレンタルコントロールのインターネットチャンネルに対する設定が追加される。
- スタンバイモード時にテレビからノイズが出る問題が修正される。
- 2007年8月7日配信開始分(アップデート完了後、本体のバージョンが「Ver.3.0J」になる)
- Wiiメニュー
- お天気チャンネルのアイコンに天気予報(天気マーク)が表示されるようになる。
- ニュースチャンネルのアイコンにヘッドラインニュースがテロップ表示されるようになる。
- ニュースチャンネルのアイコンを選択したときの画面にヘッドラインニュースが表示されるようになる。
- Wiiメニューに現在の時刻(本体内蔵時計の時刻)が表示されるようになる。
- 新着メッセージが届いている場合、アラーム音が鳴り、Wii伝言板ボタンの周りが点滅し、Wii本体のディスクスロット部が点滅するようになる。
- ディスク未挿入時のアニメーションが変わる(ディスクドライブチャンネル内のアニメーションは変わらない)。
- Wii伝言板
- Wiiオプション
- Wiiリモコンの+ボタン・-ボタンでもページ移動ができるようになる。
- Wii本体を更新する前に注意文が表示されるようになる(同意しない場合は本体の更新作業を実行できない)。
- ソフトキーボード
- 変換ボタンが表示されるようになる(Wiiリモコンの十字ボタンの上下でも変換できる)。
- 英数字入力では常に半角文字で入力されるようになる(全角文字にしたい場合は文字を入力後変換ボタンを選択する)。
- Wiiリモコンの-ボタンでも文字の削除ができるようになる。
- 英数字入力キーボードでWiiリモコンのBボタンを押している間、Shiftキーが選択されるようになる。
- Wiiショッピングチャンネル
- Wiiショッピングチャンネルを起動して最初に表示される「ウェルカムページ」の画面のレイアウトが変更される。
- ウェルカムページに、最近追加されたソフトが表示されるようになる。
- バーチャルコンソールのソフトの検索方法が、ハード・メーカー・ジャンル・ソフト名(キーワード検索)・人気ソフト・新着順の6種類になる(50音順は廃止)。
- Wiiポイント追加画面の選択項目「Wiiポイントプリペイドカード」が「Wiiポイント番号を登録する」に変更される。
- その他
- Wii伝言板及びWiiショッピングチャンネル内にて、市販のUSBキーボードが使用可能になる。
- ディスクを本体に入れた時及び出した時にディスクスロット部分が青く点灯するようになる。
- メッセージを受信した時のディスクスロット部分の点滅の仕方が新しくなる。
- Wiiの電源を入れてから警告文が表示されるまでの時間、ソフトやWiiチャンネルよりWiiメニューに戻る時間が若干短くなる。
- Wiiメニュー
- 2007年8月14日配信開始分(2007年8月7日~13日にインターネットによるアップデート作業を実施し、本体バージョンが「Ver.3.0J」になったWii本体のみ対象)
- インターネットチャンネルでHOMEボタンメニュー内の「リセット」を選択、もしくはWii本体のリセットボタンを押すと、画面が黒くなり次に進めなくなる不具合を改善する。
- Wii専用LANアダプタを利用してインターネットに有線接続した場合、Wiiでのインターネット通信が不安定になる不具合を改善する。
- 2007年10月10日配信開始分(アップデート完了後、本体のバージョンが「Ver.3.1J」になる)
- Wii伝言板
- 送られてきたメッセージに書かれたURLから、直接インターネットチャンネルを起動して、書かれたURLのサイトにアクセスできるようになる。
- インターネットチャンネル(Wiiショッピングチャンネル内で再ダウンロード)
- 市販のUSBキーボードが、使用可能になる。
- ページ内の文章を選択して、その文章のウェブ検索を実行できるようになる。
- お気に入りに登録されてるサイトのURLをWiiフレンドに送信出来るようになる。
- ズームで100%表示になった際に、音が鳴り画面右上に100%と一瞬表示されるようになる。
- お気に入りの登録最大数が48個から56個になる。
- みんなで投票チャンネル(Wiiショッピングチャンネル内で再ダウンロード)
- 投票結果の地域別表示において、日本地図の色分けの段階が増える。
- Wii伝言板
Wii専用ソフトによるアップデート[編集]
Wii専用ソフトによるアップデート向けの更新プログラムは、専用更新ディスクを通してではなく、一般のゲームソフトに内蔵する方式で配布されている。
- ニンテンドーDSとの無線通信に必要なデータの追加
- インターネットによるアップデートの2006年12月2日配信開始分と同様の内容
沿革[編集]
- 2003年5月13日(現地時間) - E3 2003のプレスカンファレンスで、ニンテンドーゲームキューブの次世代機を開発中であることが明らかにされた[9]。
- 2004年6月9日 - 任天堂経営方針説明会で、「革命」を意味するコードネーム「レボリューション」を発表。
- 2005年3月10日(現地時間) - GDC 2005の基調講演で、IBM、ATIと共同で開発が行われていることや、スペックの概要が明らかになる。
- 2005年5月17日(現地時間) - E3 2005のプレスカンファレンスで、初めて本体が公開され、バーチャルコンソールシステムを発表。
- 2005年6月7日 - 任天堂経営方針説明会で、コントローラが革新的なものになることが示唆された。
- 2005年9月16日 - 東京ゲームショウ2005の基調講演で、コントローラ公開。
- 2006年2月9日(現地時間) - DICE (Design Innovate Communicate Entertain) Summit 2006の基調講演で、セガ、スクウェア・エニックス、ナムコなど7社の参入を発表。
- 2006年3月23日(現地時間) - GDC 2006の基調講演で、メガドライブ、PCエンジンのゲームソフトもダウンロードプレイ可能であることを発表。
- 2006年4月28日 - 深夜1時、全世界同時に任天堂公式サイトで正式名称「Wii」が発表された。
- 2006年5月9日(現地時間) - E3 2006のプレスカンファレンスで、「WiiConnect24」やコントローラの詳細を公開。
- 2006年5月25日 - 任天堂決算発表の記者会見席上で、Wiiの価格は日本では25,000円以下、米国では250ドル以下であること、また、2007年3月までに全世界で600万台のWii、1,700万本の対応ソフトの販売を見込んでいることを発表。
- 2006年6月7日 - 任天堂経営方針説明会で、WiiとニンテンドーDSとの連携構想、400万台を年内に出荷したいとの考えなどを発表。
- 2006年9月8日 - Wiiの開発に関わった人へのインタビュー「社長が訊く Wiiプロジェクト ~Wiiが誕生したいくつかの理由~」が任天堂ウェブサイト上で公開。
- 2006年9月14日 - 千葉幕張メッセでWiiの体験説明会「Wii Preview」開催。価格、発売日などの詳細な情報が正式に公開。Wiiの公式サイト及びWii.com公開。
- 2006年10月11日 - Wiiリモコンと同じ材質・形状のクラブニンテンドー2005年度プラチナ会員特典「Wiiテレビリモコン」配送開始。
- 2006年11月3日 - 「Nintendo World 2006 Wii体験会 名古屋会場」開催。
- 2006年11月12日 - 「Nintendo World 2006 Wii体験会 大阪会場」開催[10]。
- 2006年11月13日 - 任天堂オブアメリカが今後12ヶ月間でWiiの販促費として2億ドルかけると発表。
- 2006年11月19日 - 北米発売。
- 2006年11月25日、26日 - 「Nintendo World 2006 Wii体験会 東京会場」開催。
- 2006年11月30日 - 任天堂が製造工程上の不具合で「Wii専用D端子 AVケーブル」の発売日を12月2日から12月9日に延期すると発表。
- 2006年12月2日 - 日本発売。
- 2006年12月7日 - 豪州発売。
- 2006年12月8日 - 欧州発売。
- 2006年12月15日 - プレイ中にWiiリモコン専用のストラップが切れた事による事故があったとの報告を受け、これに対して任天堂が公式発表をした。詳細は後述。
- 2007年1月 - Wii本体国内累計販売台数100万台突破。
- 2007年6月27日 - 新サービス「Wiiウェア」を米国で発表。
- 2007年7月12日 - E3 2007のプレスカンファレンスで新コントローラ「バランスWiiボード」や「アタッチメント」を発表。
- 2007年10月2日 - Wiiを所有している全てのユーザーに、Wiiリモコンに取り付ける「Wiiリモコンジャケット」を無償提供すると発表し、受け付けを開始した。また、2007年10月中旬出荷分以降のWiiリモコンに付属することも発表した。
- 2007年10月10日 - 千葉の幕張メッセで報道陣やゲーム関係者向けの発表会「任天堂カンファレンス 2007.秋」を開催。前半では、新サービス『Wiiウェア』の詳細や新しい『Wiiチャンネル』、2007年末から2008年春にかけてのソフトラインナップなどが発表された。後半では、宮本茂がステージ上で『Wii Fit』を紹介・実演し、ゲストとして登場した森末慎二と相沢紗世が実際に体験した。
- 2007年下半期 DVD-Video視聴機能が追加された機種が発売予定(詳細はDVD-Video視聴機能搭載モデルの項目を参照)。
※なお、Wiiチャンネルの配信開始日についてはWiiチャンネル、Wii本体更新プログラムの配信開始日については本体アップデートを参照。
開発の背景[編集]
任天堂はかつて据え置きゲーム機のシェアで優位であったが、その多くをプレイステーションを擁するソニー・コンピュータエンタテインメントに奪われた。また、日本のゲーム市場は1997年をピークにそれ以降漸減している[11]。
任天堂はゲーム市場が漸減している理由を、「ゲームの複雑化に伴うゲーム離れ」にあるとし[12]、家庭用ゲームが黎明期から現在までハードウェア、ソフトウェア共に大きな進化を遂げると同時に、システムや操作の高度化・複雑化が進み、あまりゲームをプレイしない層とゲームをよくプレイする層の間でゲームに対する心理的な距離に格差が生じ、ゲームに対するスタートラインが、人によって全く違う状況になってきているのではないかと考えた[12]。
そこで、同社は
- 誰もが同じスタートラインに立てること
- ゲームから離れてしまった人を呼び戻すこと
を提案し、「ゲーム人口の拡大」を図ろうとした。なお、2006年E3前、メディアブリーフィングにおいて岩田聡は「ゲーム人口の拡大」が同氏が社長に就いた時に定めたゴールであると語った。
この提案を元に、任天堂は「ゲーム操作の高度化」に歯止めをかけるため、ユーザーインターフェイスの改良によって「このゲームの操作なら、自分でもできそうだ」と普段ゲームをしないユーザーに思わせることを具体的目標とした[13]。
このコンセプトを同じくしてWiiに先駆けて発売された携帯ゲーム機のニンテンドーDSでは、タッチスクリーンを導入することで、ゲーム操作の簡便化と従来とは全く異なるゲーム操作感覚を実現し、ニンテンドーDSはゲーム機史上最速で500万台の売上げを突破した。WiiではDSとは別の技術、別のアプローチでゲーム操作の簡便化を図るべく、コントローラの改良が行われた。3年にも及ぶ研究開発の結果、生まれたのがWiiリモコンである[14]。
このWiiリモコンによって、DSとは違ったアプローチで「誰もが同じスタートラインに立てること」を実現したと任天堂は語っている。余談ではあるが、Wiiのゲーム開発も同様にWiiリモコンを振って容易に開発出来る、開発者向けソフトウェアが販売されている。
日本での売り上げ[編集]
発売直後[編集]
メディアクリエイトの調べ(2006年12月5日発表)によると、日本での発売日とその翌日(2006年12月2~3日)の本体の売上は、35万358台となり、任天堂の据え置き型ゲーム機としては、NINTENDO64、ニンテンドーゲームキューブの初週実績を超える好スタートを切った。これはライバル機的扱いである、XBOX360(マイクロソフト、2005年12月10日発売)の2006年12月3日までの累計販売台数17万8070台、プレイステーション3(SCE、2006年11月11日発売)の18万7836台を2日で抜き去ったことになる。また、ローンチタイトルの同期日の売上トップ3は、『Wii Sports』(17万6167本)、『はじめてのWii パック』(17万4297本)、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(13万9011本)の順となった[15]。
本体同時発売のタイトルは、任天堂製のソフトは発売とともに爆発的な売り上げを見せたが、その一方でサードパーティ製のソフトの出足がいまいち鈍かった。この傾向は任天堂のハード(ニンテンドーDSなど)によく見られるものであり、サードパーティにはなお一層の研鑚が要求されている。
その後[編集]
※全てエンターブレイン発表。なお、統計期間のずれや千台の位以下を四捨五入している関係上、累計販売台数が月内販売台数の合計にならない場合がある。
月内販売台数 | 累計販売台数 | 備考 | 出典 | |
---|---|---|---|---|
2006年 12月 |
99万台 | 99万台 | Wiiより3週間前に発売したプレイステーション3は46万6716台の販売で、2007年1月7日の時点ではWiiが2倍以上上回る。 | [16] |
2007年 1月 |
41万台 | 139万台 | 累計販売台数100万台突破(発売から6週目)。発売6週間で100万台以上を売り上げた据え置き機はプレイステーション2と本機のみである。 | [17] |
2月 | 30万台 | 169万台 | 同時点でのプレイステーション3の累計販売台数は約70万台。 | [18] |
3月 | 26万台 | 195万台 | 同時点でのプレイステーション3の累計販売台数は約81万台。 | [19] |
4月 | 28万台 | 223万台 | 累計販売台数200万台突破(発売から20週目、100万台突破から14週目)。発売20週間で200万台以上を売り上げた据え置き機はプレイステーション2と本機のみである。 | [20] |
5月 | 25万台 | 248万台 | [21] | |
6月 | 27万台 | 276万台 | [22] | |
7月 | 40万台 | 316万台 | 累計販売台数300万台突破(発売から33週目、200万台突破から13週目)。発売33週間で300万台以上を売り上げた据え置き機はプレイステーション2と本機のみである。 | [23] |
8月 | 25万台 | 341万台 | [24] | |
9月 |
2007年10月現在、ハードウェア面では他の据え置き機を大きくリードしているもの、ソフトウェア面では発売当時に比べて落ちてきており、後述のミリオンタイトルの他に『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』『マリオパーティ8』『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』がハーフミリオンを突破した以外には、これといったヒット作品がなく、サードパーティソフトが苦戦する傾向から抜け出せていない点も目立っている。
もっとも今のゲーム業界はニンテンドーDSが大半を占めているため、据え置き機はどうしても苦戦してしまう傾向にあるが、それに加えて全世代の覇者であるプレイステーション2が未だに市場を維持しているのもWiiにとっては痛いものであると言える。実際、PS2とのマルチタイトルは売上の約8割がPS2版であり、Wii版は大きな差をつけられてしまっている。これは当然普及台数も関係しているが、それでも苦戦している感は拭えない。
これらの問題は年末~年始にかけて発売されるビッグタイトル、『スーパーマリオギャラクシー』や『大乱闘スマッシュブラザーズX』などに解決が委ねられている。
また、2007年10月に行われた「任天堂カンファレンス2007年秋」で発表されたWiiユーザーの人口は、幅広い世代にわたって普及している一方で、10代後半~20代前半が極端に低いものであった。[25]。
世界での売り上げ[編集]
- 2006年11月28日にニンテンドーオブアメリカが、北米で発売したWiiが発売後8日間で60万台、同時発売ソフト『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』が45万4000本以上を販売したと発表した[26]。
- 2006年12月7日に任天堂が都内で講演を行い、Wiiが全世界(当時は日本と米国のみ)で累計販売台数100万台を突破したことを明らかにした[27]。
- 2006年12月12日に英国任天堂と調査会社のチャートトラックは、12月8日に英国で発売されたWiiの初週の販売台数が10万5000台と、Xbox 360の7万台を上回り、家庭用据え置き型ゲーム機の初動として過去最高を記録したことを明らかにした[28]。
- 2006年12月13日にニンテンドーオブヨーロッパは、欧州各国で12月8日に発売したWiiの最初の2日間の売上が32万5000 台となったことを発表した。対応ソフトでは『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』が24万本で、続いて『Wii Play(日本名:はじめてのWii)』はハード購入者の50%以上が購入した[29] 。
- 2007年2月21日に米国市場調査会社NPDは、Wii本体の1月の全米販売台数は43万6000台となり、同月に最も売れたゲーム機となったことを発表した[30]。ちなみに、同時期に発売した「プレイステーション3」は24万4000台、北米では高い人気を持っている「Xbox 360」は29万4000台だった。
- 2007年9月、据え置き型ゲーム機において、世界累計販売台数の首位となった事が発表された。日米欧での合算した販売台数は902万台となっている[31]。
テレビCM[編集]
Wii発売前のテレビCMは、最初のCMで「これは、何でしょう?」と消費者に問いかけ、新しいリモコンであるということ以外一切伝えず、それから徐々に詳細を明らかにしていくティザー広告の手法を使用していた。
ナレーションは「お天気チャンネル 篇」まで中江真司が担当していたが健康上の理由(後に死去)のため、「ショッピングチャンネル 篇」より窪田等が担当している。
- 2006年10月11日 - 「これは、何でしょう? 篇」放送開始。
- 2006年10月19日 - 「Wiiリモコンの使い方 篇」放送開始。
- 2006年11月2日 - 「Wiiリモコンの遊び方 篇」放送開始。
- 2006年12月21日 - Wiiを遊ぶ上での留意点を伝えるWiiのCM「Wiiの遊び方 篇」放送開始。
- 2006年12月30日 - 「似顔絵チャンネル 篇(30秒版)」、「写真チャンネル 篇」放送開始。
- 2007年1月30日 - 「似顔絵チャンネル 篇(90秒版)」放送開始。
- 2007年2月6日 - 「お天気チャンネル 篇(30秒版)」放送開始。
- 2007年2月22日 - 「お天気チャンネル 篇(60秒版)」放送開始。
- 2007年3月11日 - 「ショッピングチャンネル 篇」放送開始。
- 2007年4月7日 - 「みんなで投票チャンネル 篇」放送開始。
- 2007年5月14日 - 「インターネットチャンネル 篇」放送開始。
- 2007年6月4日 - 「インターネット接続 篇」放送開始。
- 2007年8月4日 - 「Touch! Generations 篇」放送開始。
ソフトウェア[編集]
同時発売ソフト[編集]
日本で発売されたソフトの一覧。値段は全て税込価格。日本以外における同時発売ソフトは英語版の該当項目を参照。
ウィングアイランド コロリンパ
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同時発売ソフト(ローンチタイトル)の数は他のゲーム機と比較すると、かなり多い部類に属する。
Wii以前に発売された任天堂ゲーム機の本体同時発売タイトルには、マリオが登場するソフトが必ずあるのが通例であった。しかしWiiではこれを覆し、マリオが登場するタイトルは本体と同時には発売されなかった。これには意図はなく、単に開発スケジュール的な問題と推測される。
また、DSなど過去の任天堂ハードと同時発売ソフト数を比較すると、任天堂ソフトの占める割合が比較的低く、任天堂以外の各ソフトメーカーの注目度も高いことが伺える。『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』は当初はゲームキューブ向けに開発されていたものであるが、発売が延期され、Wii版とGC版の2種類が発売された。
日本国内で100万本以上を販売したソフト[編集]
任天堂タイトル[編集]
- Wii Sports - 200万本超
- はじめてのWii
サードパーティ製タイトル[編集]
- 該当なし(2007年10月現在)
仕様[編集]
ハードウェア[編集]
- プロセッサ
- CPU:Broadway
- システムLSI:Hollywood
- 普通のパソコンで内蔵グラフィックス機能を持つチップセットの役割をする「Vegas」と1T-SRAMチップ「Napa」よりなるデュアルチップ構造
- GPU機能実装
- 混載DRAM容量:3MB eDRAM
- プロセス技術:90nm DRAM混載CMOSプロセス
- 共同設計:ATIテクノロジーズ(現AMD)
- 製造 NECエレクトロニクス
- 画面表示機能
- 標準出力解像度:480i、480p
- 対応画面比:4:3、16:9(一部非対応)
- 内蔵メインメモリ
- アーキテクチャ:1T-SRAM
- 容量:未公表
- MoSys社製。1T-SRAMとは擬似SRAMの一種。1T-SRAMはニンテンドーゲームキューブにも搭載されている。
- 外部メインメモリ
- アーキテクチャ GDDR3
- 容量:未公表
- 内蔵フラッシュメモリ
- 容量:512MB
- ゲームのセーブデータやバーチャルコンソール用ソフトを保存するための記憶領域。
- SDメモリーカードで容量を拡張できる。
- 内蔵フラッシュメモリのアプリケーション(ダウンロードゲームやインターネットブラウザなど)を高速起動できる。
- 容量:512MB
- ディスクドライブ
- 対応メディア
- Wii用12cm光ディスク(1層/2層ディスク)
- 容量:未公表
- ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク
- 容量:1.5ギガバイト
- 記録方式:CAV
- Wii用12cm光ディスク(1層/2層ディスク)
- スロットイン(セルフローディング)方式
- 対応メディア
- 通信機能
- 無線LAN(Broadcom社製)
- 対応規格
- IEEE 802.11b/g準拠
- 暗号化形式としてWEP・WPA (AES/TKIP) ・WPA2 (AES) 対応
- 任天堂独自プロトコル(ニンテンドーDSとの通信に利用される)
- 対応規格
- Bluetooth2.0(EDRには非対応)(Broadcom社製)
- 別売の「Wii専用 LANアダプタ」により有線LANで接続可能
- ただしPPPoE等に対応しないためADSL・FTTHのモデムを直接接続できず、別途ブロードバンドルーターが必要になる場合が多い(利用する回線業者・プロバイダによって異なる)。
- 対応サービス
- その他
- Operaブラウザ
- 「Wiiショッピングチャンネル」にてダウンロード販売(2007年6月までは無償で提供)。
- Operaブラウザ
- 無線LAN(Broadcom社製)
- 互換性のあるゲームソフトのプラットフォーム
- ニンテンドーゲームキューブ
- 別売りのゲームキューブ用コントローラを接続することで、ゲームキューブ用ソフトを遊ぶことが可能。
- コントローラコネクタやメモリーカードスロットに接続するゲームキューブ用周辺機器(ロジクールのスピードフォース、マイクなど)もそのまま利用可能。
- ゲームキューブ底面の拡張端子に接続する「ゲームボーイプレイヤー」「ゲームキューブ専用モデムアダプタ」「ゲームキューブ専用ブロードバンドアダプタ」は使用できない。
- ニンテンドーゲームキューブ
- バーチャルコンソールに提供されるタイトルのプラットフォーム
- バーチャルコンソールに提供されているのは一部のタイトルのみだが、随時追加配信される。任天堂タイトルの追加配信は毎月10本程度。
- インターフェース
- 本体寸法(突起部分を除く)
- 幅:44mm
- 高さ:157mm
- 奥行:215.4mm
- 本体質量:約1.2kg
- 本体専用スタンド寸法(突起部分を除く)
- 幅:55.4mm
- 高さ:42mm
- 奥行き:225.6mm
- 本体専用スタンド質量:約137g
- その他の機能
発売関連[編集]
- 日本国内版の同梱物
- Wii本体×1
- Wiiリモコン×1(専用ストラップ付き)
- Wiiリモコンジャケット×1(10月中旬出荷分より)
- ヌンチャク×1
- 専用ACアダプタ×1
- 専用AVケーブル×1
- センサーバー×1
- センサーバースタンド×1
- センサーバー固定用両面テープ
- 縦置き用スタンド×1
- 本体専用スタンド補助プレート×1
- 単三アルカリ乾電池×2
- 説明書×3(※説明書の他にWiiリモコンの使い方や遊ぶ際の注意点などを勧告するブックレットが多数付属する)
- 修理依頼書×1
- 発売日
- 米国 2006年11月19日
- 日本 2006年12月2日
- 豪州 2006年12月7日
- 欧州 2006年12月8日
- メーカー希望小売価格
- 米国 249.99ドル(※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される)
- 日本 25,000円(税込)
- 豪州 399.95AUドル/499.90NZドル (※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される)
- 欧州 249ユーロ/179ポンド(※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される。)
型番・周辺機器[編集]
本体同梱と書かれていない周辺機器については全て本体とは別売である。
型番 | 名称 | 備考 |
---|---|---|
RVL-001 | Wii | 本体。 |
RVL-002 | ACアダプタ | Wii本体に電源供給するためのACアダプタ。本体同梱。 |
RVL-003 | Wiiリモコン | Wiiの標準コントローラ。本体に1つ同梱。 |
RVL-004 | ヌンチャク | アナログスティック・モーションセンサー・2つのボタン搭載の拡張コントローラ。Wiiリモコンへ有線接続して使用する。本体に1つ同梱。 |
RVL-005 | クラシックコントローラ | 従来のゲーム機用コントローラの形状に近い、両手持ちのコントローラ。Wiiリモコンへ有線接続して使用する。 |
RVL-006 | Wii専用12cmディスク | ゲームが収録されている光ディスク。 |
RVL-007 | (未確認) | |
RVL-008 | (未確認) | |
RVL-009 | AVケーブル | 音声・映像を出力するためのケーブル。黄・白・赤のピンが付いている一般的なステレオコンポジット式のケーブル。本体同梱。 |
RVL-010 | S端子ケーブル | 音声・映像を出力するためのケーブル。S端子付きのテレビで利用できる。 |
RVL-011 | コンポーネントAVケーブル | 音声・映像を出力するためのケーブル。コンポーネント入力端子付のテレビで利用できる。プログレッシブでの出力に対応している。 |
RVL-012 | D端子AVケーブル | 音声・映像を出力するためのケーブル。D端子付きのテレビで利用できる。プログレッシブの出力に対応している。 |
RVL-013 | RGB SCARTケーブル | ヨーロッパのSCART端子(EuroConector)に接続するためのケーブル。日本では販売されていない。 |
RVL-014 | センサーバー | Wiiリモコンのポインター機能を利用するために必要な周辺機器。本体同梱。別途購入はオンライン販売のみ。 |
RVL-015 | LANアダプタ | 有線LANでインターネット環境に接続するためのアダプター。本体背面のUSB端子に接続して利用する。2006年12月30日発売。 |
RVL-016 | センサーバースタンド | センサーバーのスタンド。本体セット・別売のセンサーバーに同梱。 |
RVL-017 | 本体専用スタンド | Wii本体を縦置きする際に使用するスタンド。デザインと排熱の便を兼ねて本体が上向きに傾斜する。本体同梱。別売はされていない。 |
RVL-018 | ストラップ | Wiiリモコンに取り付ける、落下防止のストラップ。Wiiリモコンに付属。 |
RVL-019 | スタンド補助プレート | 本体の横転防止用の透明な円形プレート。スタンドの底部に装着する。本体同梱。別売はされていない。 |
RVL-020 | SDメモリーカード512MB | Wii本体に様々なデータを追加したり、保存したりするための記録媒体。Nintendoのロゴが入っている。 |
RVL-021 | (未確認) | |
RVL-022 | Wiiリモコンジャケット | Wiiリモコンに取り付けるシリコンゴム製保護カバー。2007年10月中旬出荷分以降のWii本体セット・別売のWiiリモコン・はじめてのWiiパックに付属。それ以前にWiiを購入したユーザーも別途申し込むことで無償で手に入れられる(詳細はWiiリモコンジャケットの無償提供を参照)。 |
RVL-023 | Wiiザッパー | 銃を模したWiiリモコン用アタッチメント。Wiiリモコンとヌンチャクを取り付けて使用する。2007年10月25日発売。一部の対応ソフトに同梱されているほか、任天堂オンライン販売で単体販売されている。 |
未確認 | バランスWiiボード | 複数の圧力センサが内蔵されている板状のコントローラ。『Wii Fit』で使用する。 |
Wiiポイントプリペイドカード | Wiiショッピングチャンネル内の有料ソフトの決済に利用するWiiポイントを追加するプリペイドカード。5,000円で5000ポイント、3,000円で3000ポイント、1,000円で1000ポイントの3種類が発売されている。数量限定で、クラシックコントローラ同梱の5000ポイントカード(5,000円)も発売されていたが、現在は予定数量に達したため生産が終了している。 | |
Operaウェブブラウザ | 本体内蔵。『Wiiショッピングチャンネル』の表示などに利用される。同チャンネルでダウンロード販売されている『インターネットチャンネル』により、ブラウザソフトとして使用可能になる。 |
この他、一部のニンテンドーゲームキューブ用周辺機器も使用可能。
備考・その他のニュース[編集]
DVD-Video視聴機能搭載モデル[編集]
テンプレート:節コンピュータゲームの新製品 アメリカのソニック・ソリューションズ社は2006年11月14日、「Wiiの将来バージョンに、ソフトウェアベースのDVD-Video再生エンジンである Sonic CinePlayer CE DVD Navigato が採用される」とニュースリリースで発表した[32][33][34]。
このWiiの将来バージョンとは2007年後半に発売が予定されているDVD-Video視聴機能が追加されたモデルのことで、外形デザインの変更や新たな機能追加など、DVD-Video視聴以外の(2006年12月2日に発売された)現行モデルからの仕様変更は予定されていない。また、DVD-Videoの機能を搭載するにはライセンス料がかかるため、現行モデルよりも高い価格になる予定とされている[35]。なお、開発当初は外部に専用のアタッチメントを取り付けることで再生を可能にする予定だった。
専用ストラップのリコールに関して[編集]
Wiiが発売して間もなく、Wiiリモコンに取り付けてある専用ストラップがプレイ中に切れて、テレビ等を破壊する事故が発生したため、任天堂は2006年12月15日に、交換対象の専用ストラップをリコール(無償交換)すると発表した[36][37]。
交換対象のストラップは、2006年12月上旬までに出荷された約320万個(うち国内約37万個)で、「製造番号がLJH100419980以前とLJF103032000以前のWii本体」「はじめてのWii付属のWiiリモコン」「別売のWiiリモコン」(全て初期出荷)に取り付けてある、Wiiリモコンとストラップとの接合に使われている接合部分の紐の太さが「0.6mm」の専用ストラップ。交換後の専用ストラップ及び現在出荷されている専用ストラップは、紐の太さが「1.0mm」のものとなっている。
交換の申し込みは、専用の電話窓口か専用ホームページで行うことが出来る。
なお、この公式発表後、Wiiリモコンを激しく振っている映像が含まれる「Wii SportsのCM」を中止し、軽く振って遊ぶよう注意するCMに差し替えた[36]。
また、事故の再発防止のため任天堂では以下の点を呼びかけている。
- Wiiリモコンはしっかり握って離さない事。
- 専用ストラップを手首に取り付け、ストッパーを締める事。
- テレビから適度に離れるなど、周りに十分なスペースを確保する事。
- Wiiリモコンは、激しく振る必要は無い事。(Wiiリモコンは軽く振るだけでも十分に反応する。)
発売前の他ゲームへの登場[編集]
Wiiは発売前から、いくつかのゲームに登場していた。
- 2006年9月28日に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』では、主人公の部屋にWii本体が置かれている。
- 2006年7月27日に発売された『たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに』には、DSステーションでのダウンロードアイテムとして、『Wii』があった(現在は配布終了)。
急性Wii炎[編集]
2007年6月7日、スペイン バルセロナ市の医学実習生ジュリオ・ボニスは、自身がWiiのゲームに熱中し右肩を痛めたことから、この肩痛を「急性Wii炎」(Acute Wiiitis)と名付け、アメリカの医学誌「The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE」に投稿し、発表した[38]。
余談[編集]
WIIUであいぼーどに書き込むと何故かWIIと表示される スマブラWIIU) で似顔絵が復活した
関連項目[編集]
- Wiiのゲームタイトル一覧
- バーチャルコンソール
- Wiiリモコン
- Wiiチャンネル
- WiiConnect24
- Wii伝言板
- 任天堂
- ニンテンドーDS
- ニンテンドーゲームキューブ
- ニンテンドーWi-Fiコネクション
- 日本におけるゲーム機戦争
外部リンク[編集]
- Wii (ウィー) - 概要、サービス、ソフト関連
- Wii.com - 紹介映像、体験映像、テレビCM関連
- 社長が訊く Wiiプロジェクト - Wii開発者の話
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・Wiiを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |
- ↑ 家庭用ゲーム機:3社が年末商戦戦略 ソフトでしのぎ、毎日新聞社、2007年10月13日
- ↑ 2.0 2.1 平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況、任天堂、2007年7月25日
- ↑ 『MACPOWER』2月号内のインタビュー。
- ↑ 「任天堂株式会社 2007年3月期(第67期)決算説明会」任天堂、2007年4月27日。
- ↑ ドルビープロロジック2に対応したオーディオ機器が必要。
- ↑ 「任天堂のコンパクトな据置機がゲームの世界を引き寄せる」 任天堂、2005年5月17日。
- ↑ GCソフト『ポケモンボックス ルビー&サファイア』においてのGBAソフトポケットモンスター ルビー・サファイアが例外。
- ↑ 『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』『大乱闘スマッシュブラザーズX』『ファイアーエムブレム 暁の女神』など、主にクラシックコントローラに対応するソフトがその代表例である。
- ↑ 「ゲームキューブの次世代機の存在を示唆!」 ファミ通.com、2003年5月14日。
- ↑ 同日に大阪南港ATCホールで「Games Japan Festa 2006 in Osaka」が開催され、ここでも少数ながらWiiが展示された。
- ↑ 「20年の歩み、ゲーム業界はここまで大きくなった」 ファミ通.com、2005年7月15日。
- ↑ 12.0 12.1 「【任天堂経営方針説明会】ゲーム業界の現状、問題点を岩田社長が語る」 ファミ通.com、2004年6月9日。
- ↑ 枝洋樹 「SCEと任天堂,それぞれが示す家庭用ゲーム機の未来」 日経エレクトロニクス、2006年5月12日。
- ↑ 船津稔 「任天堂、岩田聡氏が基調講演でRevolutionのコントローラが初公開! 片手で遊べる、さわる感覚の斬新なコントローラ」 GAME Watch、2005年9月16日。
- ↑ 佐々木裕 「2日で35万台以上販売!Wii本体と同時発売タイトルの販売数速報」 eg、2006年12月5日。
- ↑ 「Wiiの販売台数が早くも100万台突破 ファミ通調べ」 ファミ通.com、2007年1月9日。
- ↑ 「『Wii』、国内販売で圧勝 1月」 FujiSankei Business i.、2007年2月7日。
- ↑ 「Wii独壇場…国内販売数、PS3の3倍超」 iZA、2007年3月2日。
- ↑ 「Wii累計販売、200万台達成 DSも台売れ」 産経Web、2007年4月3日。
- ↑ 「07年4月ゲーム販売」 毎日新聞 まんたんウェブ、2007年5月10日。
- ↑ 「Wiiの国内販売数、PS3の5倍に--2007年5月」「Wii outselling PS3 in Japan five-to-one」2007年6月7日
- ↑ 「Wiiの6月国内販売台数、PS3の6.5倍に」「ロイター」、2007年7月2日。
- ↑ 「任天堂Wiiの7月国内販売は39.6万台、ソニーPS3は9.2万台=ゲーム雑誌出版社」「ロイター」、2007年8月3日。
- ↑ 「Wiiの8月国内販売は24.5万台、PS3は8.1万台」「ロイター」、2007年9月3日。
- ↑ カンファレンス内の社長講演のスライドの一枚
- ↑ 「Wiiの販売台数、米国で60万台に」[1]、2006年11月28日。
- ↑ 「Wii、100万台突破 「発売成功」と任天堂社長 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS」 [2]、2006年12月7日。
- ↑ Neil Long,Wii sells 105,000 in record-breaking launch,MCV,Dec 12th 2006.
- ↑ 「ITmedia News:Wii 、欧州では2日間で32万5000台販売、2006年12月15日。
「Wii came, Wii saw and Wii conquered! 」[3] - ↑ 「任天堂「Wii」、1月の全米販売台数で首位=調査会社」ロイター通信。
- ↑ 「任天堂「Wii」世界首位に・据え置き型ゲーム機、日米欧販売 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS」 [4]、2007年9月12日。
- ↑ 「ソニック、任天堂の Wii の将来バージョンに DVD 機能を提供」 ソニック・ソリューションズ、2006年11月14日。
- ↑ 船津稔 『ソニック・ソリューションズ、2007年下期発売予定の「Wii」新バージョンにDVD再生機能を提供』 GAME Watch、2006年11月14日。
- ↑ 「ソニック、Wiiの将来バージョンにDVD機能を提供」 ITmedia、2006年11月14日。
- ↑ 「音楽CDやDVDビデオは再生できるの?」 任天堂。
- ↑ 36.0 36.1 「Wiiは「軽く振って」 任天堂社長が不具合を謝罪」 産経Web、2006年12月16日
- ↑ 「任天堂、Wiiのストラップを無償交換」 IBTimes、2006年12月16日
- ↑ Acute Wiiitis (New England Journal of Medicine)