プレイステーション3

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<tr><th style="background-color: #eeeeee;">世代</th><td>第7世代</td></tr> <tr><th style="background-color: #eeeeee;">GPU</th><td>RSX Reality Synthesizer 550MHz</td></tr>
プレイステーション3

<tr><td colspan="2" style="text-align: center;"></td></tr>

メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント
種別 据置型ゲーム機
発売日 日本の旗 2006年11月11日
アメリカ合衆国の旗 2006年11月17日
シンガポールの旗 2007年3月7日
European Unionの旗 2007年3月23日
大韓民国の旗 2007年6月16日
その他

<tr><th style="background-color: #eeeeee;">CPU</th><td>Cell 3.2GHz, 1PPE+7SPE</td></tr>

対応メディア BD-ROM, DVD-ROM, CD,SACD

<tr><th style="background-color: #eeeeee; whitespace: nowrap">対応ストレージ</th><td>ハードディスクドライブ</td></tr><tr><th style="background-color: #eeeeee; whitespace: nowrap">コントローラ入力</th><td>Bluetooth(最大7台)、USB</td></tr><tr><th style="background-color: #eeeeee; whitespace: nowrap">外部接続</th><td>USB2.0 x 4、IEEE 802.11 b/g、IEEE 802.3ab、IEEE 802.15.1</td></tr><tr><th style="background-color: #eeeeee; whitespace: nowrap">オンラインサービス</th><td>PLAYSTATION Network</td></tr><tr><th style="background-color: #eeeeee; white-space: nowrap;">売上台数</th><td>日本の旗 約101万492台
2007年7月15日
エンターブレイン調べ)</td></tr><tr><th style="background-color: #eeeeee; white-space: nowrap;">最高売上ソフト</th><td>日本の旗 ガンダム無双 約30万本
2007年5月
エンターブレイン調べ)</td></tr><tr><th style="background-color: #eeeeee; white-space: nowrap;">前世代ハードウェア</th><td>プレイステーション2</td></tr>

プレイステーション3 (PLAYSTATION 3) とは、ソニー・コンピュータエンタテインメントが開発した家庭用ゲーム機であり、同社のプレイステーションプレイステーション2の後継として位置付けられている。 プレイステーション・プレイステーション2と同様に、ユーザー間では「プレステ3」と略されることが多いが、CMや自社製品内での記載では一貫して「PS3(ピーエススリー)」としている。

目次

[編集] 概要

プレイステーション2 (PS2) の後継機であり、新設計の高機能CPUであるCellや、同じくGPUのRSXを搭載する事でPS2の性能を大幅に凌駕[1]し、更に大型ハイビジョンテレビ、フルHDテレビにも対応する家庭用ゲーム機である。

記録メディアに光ディスク規格の1つであるBlu-ray Disc(ブルーレイディスク・以下BD)を採用し、TVやオーディオへの接続にも著作権保護機能を持つ新規格のHDMI端子を採用している。下位互換性も考慮してあり、PS初代やPS2のゲームソフト、映画などのDVD-Video、音楽CDであるCD-DASACDなどを再生する事が可能である。

またギガビット・イーサネット無線LAN搭載によりネットワークにも標準対応する。20GB、60GBもしくは80GBのハードディスクドライブ(HDD)を標準搭載し、USB端子の搭載により、『メモリカードアダプター』等の周辺機器の他、キーボードマウスUSBメモリなど汎用USB機器にも一部対応する。これらにより将来的には家庭用ゲーム機としてのみならずAVホームサーバーやパソコンのような使い方も想定している。ユーザインタフェースにはPSXPSPと同じクロスメディアバーを採用し、音楽やビデオ再生、フォトビューワ、インターネットブラウザなどが初期実装されている。

コントローラーSIXAXISは従来のPS2のものとほぼ同形状だが、ワイヤレス対応かつ新たに6軸検知システムが内蔵され振動機能は削除された。

日本では、HDD容量20GBモデルと60GBモデルの2種類が発売されているが、他にも無線LANや各種メモリカードリーダー搭載の有無で差別化されている。同社発売の携帯ゲーム機プレイステーション・ポータブル無線LANなどで各種連携ができる(20GBモデルではUSB接続および、無線ルーター経由で対応)。

[編集] 特徴・機能

[編集] ゲーム

PS3およびPS2、PS規格のディスクをスロットインすることにより、プレイすることができる。

ネットワーク経由でゲームの体験版などをハードディスクドライブにインストールすることも可能である。また、各種セーブデータや仮想メモリーカードの管理も行う。

プレイステーション・ポータブルニンテンドーDS同様北米版ソフトも使用可能。

[編集] ネットワーク

[編集] インターネットブラウザ

PS3には標準で独自のウェブブラウザがインストールされており、インターネットによるウェブページの閲覧が可能になっている。

またウェブサイトの閲覧だけではなく、ブックマークの保存、文字サイズの変更、表示文字コードの変更、アクセスしたウェブページのURL履歴の表示、JavaScriptのサポート、プロキシサーバの設定など、一般的なブラウザと比較しても遜色のない機能が用意されている。リンクなどの操作はパソコン同様にマウスポインタを使用し、アナログスティックやカーソルキーで操作する。

ページ上の画像や動画もダウンロード可能。これらのデータはHDDや記録メディアに保存され、画像動画ダウンロードしてすぐ楽しむことができる。音声についても、対応している形式であればダウンロードして保存後すぐ再生する事も可能である。更にMacromediaFlashPlayer 7を搭載しており、サイト上のフラッシュ動画なども閲覧できる。また、6つのウインドウが用意され、複数のリンクを開くことなく複数のページに同時アクセスでき、各ウィンドウを縮小表示することもできる。

一方で機能が多い反面、表示速度はPSP内蔵のブラウザとパソコンのブラウザとの中間ほどで、特に画像の多いサイトは、必ずしも快適なブラウジングをすることはできない。

公式にアナウンスこそないが、バージョン1.90へのアップデートによりブラウザの表示速度は上がっていると思われる。

[編集] リモートプレイ

リモートプレイは、PS3の画面をリアルタイムで480pのMPEG-4 Simple Profile(ビットレートは1Mbps程度)に変換し、ストリームとして無線LAN経由でPSPに伝送することにより、PSPの画面上でPS3の各種機能が操作できる機能。ただし、利用できるのはHDD上の音楽の再生やビデオの視聴、インターネットブラウザの利用などに限られ、全ての機能に対応しているわけではない。ブルーレイディスクの再生は、その規格上許されていないため非対応。ゲームは、2008年12月時点で「まいにちいっしょ」のみ対応しているが、今後対応ソフトは増える見込み[2]

バージョン1.80からは、インターネット経由で、外出先からもリモートプレイが可能になった。この場合、PS3の電源を入れたまま自宅を出る必要があるが、この問題は(PSPからPS3の電源を制御できるようになるなど)何らかの方法で解決することが示唆されている[2]

[編集] プレイステーションネットワーク

PS3の発売と同時に「PLAYSTATION Network」と呼ばれるネットワークサービスが展開されている。ダウンロードのサービス名称は「PLAYSTATION Store」。内容はゲーム内で使用するアイテムやソフトの修正パッチ、ゲーム・映画のデモ映像や体験版等を有料・無料・期間限定で配付したり、PSPソフトをダウンロード販売(ゲームアーカイブス)してUSBを通じてPSPに転送するといったことが出来るようになっている。またシステム上オンライン対戦が可能である。しかし、SCEがマッチングサーバーを用意していないため、ソフトハウスが用意しなければならない。そのため、対応しているソフトは少ない。また、日本とアメリカでは、アメリカのPLAYSTATION Networkで配信されるデータの量が日本よりも遥かに多くなっている。

[編集] ビデオ

家庭用テレビ規格では最高精細のフルHD解像度でプログレッシブ出力(1920×1080ピクセル)でBDビデオやDVDビデオ、ハイビジョン映像記録規格AVCHDの再生、MPEG-2 (PS、TS) 、MPEG-1H.264/MPEG-4 AVC、MPEG-4 SP形式の各種動画データなどに対応。サーバーに接続した場合、Windows Media Centerで録画した番組DVR-MS形式のファイルが見られる。PS3側ではMPEG2として認識される。

現在、PS3で閲覧できる映像ストレージはYouTubeなどのFLASHストレージのみであり、Yahoo!動画GyaO、Sony系であるSo-net動画やエー・アイ・アイなどといったPC向け有料動画配信サイトは購入・視聴ができない。

[編集] ミュージック

ATRACAACWMA(バージョン1.60以降)、MP3WAV形式の音楽データに対応する。また、音楽CDをATRACAACMP3いずれかの形式でHDDへ取り込むことにより、ジュークボックスとして利用することができる。さらに、SACDの再生にも対応する。
※ATRAC、WMAの再生はインターネット接続によるアクティベーションが必要。

現在、PS3単体では音楽配信等やストレージのインターネットラジオには対応していない。つまりPS3単体での音楽の収集はできない。MoraのようなSony系の音楽サイトでも音楽ファイルの購入ができない。

[編集] フォト

JPEGGIFPNGTIFFBMP形式の静止画データに対応。写真がひらひらと舞い落ちるようなスライドショーがある。

[編集] デザイン

画像:PlayStation 1, 2 and 3.jpg
歴代PlayStationとの比較

本体は(横置き時の)上面が曲面となっている形状。WiiXbox 360、PS3の中では、唯一電源部品を内蔵している事もあって、一番大きな体積である。PS2と同様に縦置き、横置きに対応している。カラーバリエーションは2007年3月現在、クリアブラックのみ。ただし、60GBモデルと80GBモデルにはクロムメッキのラインが入る。光学ディスクドライブはスロットイン方式を採用している。コントローラーはPS2同梱のデュアルショック2と同型だが、中央のANALOGボタンの代わりに無線認識等に用いるPSボタンが付いている。

PS2までは「PlayStation」のロゴが使用されていたが、PS3ではロゴが一新され「PLAYSTATION 3」と大文字表記になった。これは久夛良木健社長によると、今までのPS・PS2はプレイステーションの完成形ではなく、PS3で完成したため、今までは「Play」と「Station」という2つの単語から構成されていた名前から、「PLAYSTATION」という1つの単語に変わったためであるという。このロゴは、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントソニー・ピクチャーズ・イメージワークスが製作に関わったサム・ライミ監督版スパイダーマンの字体と同一の字体を使用している。プレスリリース内では「PS3(ピーエススリー)」の略称が使用されていた。またテレビCMには「PLAYBEYOND」のロゴとサウンドロゴも使用されている。箱には大きくBlu-ray Discのロゴが刻印されている。

[編集] 静粛性

  • 2倍速でドライブするBDが、DVDの6倍速に相当[3]するため、ディスクドライブからの騒音は(回転数が少なくて済む為)極めて静かである。また、専用設計の大型排熱ファンを使用した冷却機構のおかげでファンノイズも抑えられており、既存の薄型PS2に近い圧倒的な静粛性を確保している。

[編集] 沿革

  • 2001年3月9日 - ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と、IBM東芝は、ブロードバンド時代に向けた超並列プロセッサの共同研究および開発に合意。
  • 2002年4月2日 - IBM、ソニー、東芝と最先端半導体製造プロセス技術の共同開発で合意と発表。
  • 2004年9月21日 - SCEは次世代プレイステーションにBlu-ray Discドライブを採用することを発表。
  • 2004年12月7日 - SCEとNVIDIAは次世代ゲーム機のGPUを共同開発することを正式発表。
  • 2005年2月8日 - SCE、IBM、東芝の3社は共同開発中のマイクロプロセッサ「Cell(セル)」のアーキテクチャを初めて明らかにした。
  • 2005年3月30日 - PS3が採用する 512MビットXDR DRAM を東芝とエルピーダメモリが発表。
  • 2005年5月17日 - 「プレイステーション3(PS3)」正式発表。
  • 2005年7月21日 - Havok社と戦略的ライセンス契約締結発表。物理エンジンをPLAYSTATION 3向けソフトウェア開発キットの一部に採用。
    • 米国エピック・ゲームズ社と戦略的ライセンス契約締結発表。“Unreal Engine 3”の評価版をPLAYSTATION 3向けソフトウェア開発キットに併せて提供
    • 米国AGEIA社と戦略的ライセンス契約締結発表。物理演算ライブラリ“PhysX”をPLAYSTATION 3向けソフトウェア開発キットの一部に採用
    • 英国SNシステムズ社買収にむけて基本合意と発表。“ProDG”をPLAYSTATION 3向けソフトウェア開発キットの一部に採用。
  • 2006年3月15日 - 「PS Business Briefing 2006 March」にて、当初2006年春発売としていたPS3の発売を2006年11月に延期と発表。
  • 2006年3月22日 - 「Game Developers Conference 2006」にて、正式にインターネットを利用したコンテンツ配信サービスE-Distribution Initiativeを行うと発表。
  • 2006年5月9日 - 「E3 2006 SCE Press Conference」にて、発売日ならびに価格を発表。新コントローラも発表。
  • 2006年8月30日 - プレイステーション3公式Webサイトオープン
  • 2006年9月6日 - 欧州での発売を2007年3月に延期を発表。年内出荷台数を400万台から200万台に下方修正。(2007年3月までの見通しは600万台で変わらず)
  • 2006年9月22日 - 日本国内、内蔵HDD20GB版の価格を62790円(税込)から49980円(税込)に変更を発表。両モデルとも、HDMI Ver.1.3を標準搭載することを公表。
  • 2006年11月11日 - 日本発売。内蔵HDD20GB版 販売価格 49980円(税込)、内蔵HDD60GB版 販売価格 オープンプライス
  • 2006年11月11日 - バージョン1.10 アップデート開始。「PLAYSTATION Network」上の「PLAYSTATION Store」でPS3用ソフトのダウンロード配信と販売が開始。
  • 2006年11月17日 - 北米で発売。20GB版499ドル、60GB版599ドル。
  • 2006年11月22日 - 「PLAYSTATION Network」上の「ゲームアーカイブス」でPSP用ソフトのダウンロード販売を開始。
  • 2006年12月6日 - バージョン1.30 アップデート開始。
  • 2006年12月31日 - 国内推定累計販売台数「46万台」(エンターブレイン調べ)
  • 2007年1月8日 - プレスリリースによれば、2006年の北米出荷台数は100万台。
  • 2007年1月16日 - 日本国内生産出荷100万台。全世界生産出荷200万台。
  • 2007年1月24日 - バージョン1.50 アップデート開始。
  • 2007年3月1日 - ガンダム無双とセットにした「ガンダム無双 with PLAYSTATION 3(HDD 60GB)」販売。
  • 2007年3月8日 - オンライン・ユーザーコミュニティ「Home」発表。
  • 2007年3月22日 - バージョン1.60 アップデート開始。
  • 2007年3月23日 - 欧州中東アフリカオーストラリアで発売。(60GB版のみ)
  • 2007年4月12日 - 北米地区での20GB版発売停止を発表。
  • 2007年4月19日 - バージョン1.70 アップデート開始。
  • 2007年4月23日 - SONYプレスリリース[4]、業界最大の青紫色半導体レーザー月産170万個体制を確立、外販強化、コストダウンも進む。
  • 2007年5月16日 - 全世界生産出荷550万台。うち店頭出荷台数は約360万台と発表。
  • 2007年5月23日 - 一部大型店等では本体購入時に数量限定でソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントより発売された「007 カジノ・ロワイヤルBlu-ray Disc版を贈呈。
  • 2007年5月24日 - バージョン1.80 アップデート開始。
  • 2007年6月16日 - 韓国で発売。(80GB版のみ)
  • 2007年6月17日 - 国内推定累計販売台数「96万605台」(エンターブレイン調べ)
  • 2007年6月28日 - PlayStation.comにて「PLAYSTATION 3を楽しもう!」キャンペーン開始。本体購入者全員に「PSNチケット」プレゼント(60GB・3,000円分 20GB・2,000円分)
  • 2007年7月9日 - 北米にて60GB版を$499(米国)/$549(カナダ)に値下げ。
  • 2007年7月15日 - 国内推定累計販売台数「101万492台」(エンターブレイン調べ)
  • 2007年7月24日 - バージョン1.90 アップデート開始。
  • 2007年7月26日 - ~みんGOL5で始めよう~「PLAYSTATION3 ビギナーズパック」を、60GB・61,980円 20GB・51,980円(各税込)で発売。
  • 2007年8月30日 - BLADE STORM 百年戦争とオリジナルサウンドトラックをセットにした「BLADESTORM 百年戦争 with PLAYSTATION3(HDD 60GB) 」を64,980円(税込)で発売予定。
  • 2007年8月 - 北米にてモーターストームを同梱した80GB版を発売予定。

[編集] 仕様

搭載機能とモデル間の機能・デザインの差異
機能20GBモデル
(日本)
60GBモデル
(日本、北米)
60GBモデル
(欧州)
80GBモデル
(韓国、北米)
ハードディスク容量20GB60GB60GB80GB
Blu-ray Disc ドライブありありありあり
HDMI v1.3a端子ありありありあり
Bluetooth(無線)コントローラありありありあり
イーサネット端子ありありありあり
光学ドライブ周辺のクロム塗装なしありありあり
無線LANの内蔵なしありありあり
メモリーカードリーダ/ライタの内蔵なしありありあり
EE/GSの搭載ありありなしなし

2006年5月9日SCE公式発表による製品版仕様、および2006年9月22日SCE公式発表による製品版仕様改訂

注 クロック周波数・性能の数値は2006年のE3で発表されたもの。2006年のE3以降は公式には発表されていない。

概要
外形寸法 約325×98×274 mm(幅、高さ、奥行き)突起物含まず。
重量 約5 kg
定格電源 最大約380 W
CPU
Cell Broadband Engine(PowerPC-base Core (PPE) ) 3.2GHz(現時点で公式資料からクロック数表記が消えているがLinuxでの実測で3.2 GHzと判明している)
1 VMX vector unit per core
512 KB L2 cache
7 x SPE @3.2 GHz
7 x 128b 128 SIMD GPRs
7 x 256 KB SRAM for SPE
浮動小数点演算性能 : 218 GFLOPS
GPU
RSX (Reality Synthesizer) NVIDIA設計。 GeForce 7800 GTX (G70) がベースだが、メモリバスなどの仕様が異なる。
描画コアと512メガビットGDDR3 SDRAM4枚の構造。
GPUクロック周波数: 550 MHz(現時点で公式資料からクロック数表記が消えている)
ユニット数:24PS 8VS 8ROP
浮動小数点演算性能 : 1.8 TFLOPS
フルHD(最大1080p) x 2 チャンネル
Multi-way programmable parallel floating point shader pipelines
メモリ
Main RAM: 256 MB XDR DRAM @3.2 GHz
VRAM: 256 MB GDDR3 (128 bit) @700 MHz
システムバンド幅
Main RAM: 25.6 GB/s
VRAM: 22.4 GB/s
FlexIO
for RSX: 20 GB/s (write) + 15 GB/s (read)
for South Bridge: 2.5 GB/s (write) + 2.5 GB/s (read)
サウンド
Dolby TrueHD(7.1ch{8ch}、Blu-rayディスク再生時)
Dolby Digital(5.1ch、ゲームプレイ時、DVD、Blu-rayディスク再生時共に)
DTS(5.1ch、DVD再生時)
リニアPCM 最大7.1ch (8ch)
AAC
ディスクメディア
CD CD-ROM(PS、PS2ソフトを含む)、CD-DACD-RCD-RWSACD Hybrid(CD層)、DualDisc(音楽専用面)
DVD DVD-ROM(PS2ソフトを含む)、DVD-Video(DualDiscのDVD面も含む)、DVD-RDVD-RW、DVD+R、DVD+RW (DVD-VRCPRMにも対応〉、DVD+VR、AVCHDフォーマットに対応)
SACD
Blu-ray Disc BD-ROM、BD-R、BD-RE(プレイステーション3、BD-Video〈BDMV〉、BDAVの再生に対応)
コントローラ (SIXAXIS)
Bluetooth (最大7台)
USB (有線接続)
Wi-Fi (PSP®)
Network (over IP)
通信
Ethernet (10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T)×1
Wi-Fi(ワイヤレスLAN) IEEE 802.11 b/g(20 GBモデルは非搭載)
Bluetooth:Bluetooth 2.0 (EDR)
AV出力
解像度 480i、480p、720p、1080i、1080p
HDMI (Ver1.3) 出力×1
アナログ映像/音声 AVマルチ出力×1
光デジタル (OPTICAL) 出力×1
I/O
USB(2.0):前面×4
カードリーダー/ライター(60 GBモデル、80 GBモデルは標準装備、オプション追加可能)
Memory Stick(MS) 標準/Duo、PRO×1
SDメモリーカード 標準/mini×1(SDHC規格対応)
CompactFlash (Type I、II) ×1
HDDスロット
デタッチャブル 2.5" HDD slot×1
80GB、60 GB又は20 GBの取り外し可能2.5インチSATAハードディスク
※HDDはユーザによる市販品への交換が可能
※韓国では80 GBのみで発売される
メディア再生機能
動画
MPEG-1,MPEG-2 (PS,TS) ,H.264/MPEG-4 AVC,MPEG-4 SP
音楽
ATRAC(.oma .msa .aa3),AAC(.3gp .mp4),WMA(.wma),MP3(.mp3),WAV (.wav)
静止画
JPEG,GIF,PNG,TIFF,BMP

[編集] 同梱品

[編集] 詳細仕様

[編集] CPU

PS3の核となるメインプロセッサ (CPU) には、2000年からSCE/ソニー/IBM/東芝の4社により共同開発された「Cell (セル) 」プロセッサを採用。Cellプロセッサは 1PPE+8SPE の構成のマルチコアプロセッサ(厳密にはヘテロジニアスマルチコア)である。Cellは一度に10個の命令スレッドを処理できる。これは前世代機PlayStation2の約32倍の性能である。

「PowerPC Processor Element (PPE) 」と呼ばれる64bit PowerPC プロセッサコア1つと「Synergistic Processing Element (SPE) 」と呼ばれる別々の計算処理が可能な8つのサブコアをワンセットとしたものが Cell である。Cell は主にデジタルホームアプリケーション向けに設計されているが、幅広いプログラミングモデルで利用できる。Cell の各コアは仮想化技術を通じて複数の OS とプログラミングモデルをサポートし、複数の仮想マシン上で複数のOSを走らせることを可能にしている(そのためPS3では仮想マシンを管理するハイパーバイザーが最初に起動する事になっている)。尚、PS3では8つのSPEの内7つのみ使用され、1つはリダンダンシ(冗長)のため使用されない(SPEのうち1つが不良品であっても製品に使用できるため、チップ生産の歩留まり向上に繋がる)。また、PS3ではバックグラウンドでCell OSが常に動作しておりSPE1つがOS用に利用されている。そのため、アプリケーションソフトが使用できるSPEの個数は最大6個となっている。

Cellは単体でも高い性能を発揮するCPUになると言われているが、最大の特徴は「Cellコンピューティング」と呼ばれるネットワークによる分散処理機能である。PS3を中心に、ホームサーバ、テレビなど複数の「Cell」搭載機器を高速ネットワークで結ぶことにより実現する。考え方は「グリッド・コンピューティング」に似ているが、リアルタイム処理であることが最大の特徴である。Cell自身も「グリッド・コンピューティング」構造ともいえる。

また、PS3でのCellの動作クロック周波数は3.2 GHzであるが、Cell自体は4.5GHz以上で動作可能であるとしている。

技術資料はこちらにて公開されている。

[編集] GPU

GPUには、GeForceシリーズ等のPC向けグラフィックス・プロセッサで有名な米国NVIDIA社と共同開発した「RSX Reality Synthesizer」を採用。

RSXは、NVIDIA社のPC用グラフィックチップ「GeForce7800 GTX (G70) 」にPS3内部で採用されている「Flex IO」インターフェイスを搭載したチップである。搭載されているバーテックスシェーダは8本、ピクセルシェーダは24本と、GeForce7800GTXとスペック的には同一の物だが、VRAMとのインターフェイスは256 bitから128 bitへと削減されている。またシェーダ画像を最終的に出力するROPユニットの数も、16から8に削減されている。SCEではG70の313GFLOPSの6倍弱である1.8 TFLOPSをRSXの浮動小数点演算性能であると発表している。VRAMとのメモリインターフェイスは、一般的なGDDR3接続で、帯域幅は22.4 GB/sec。CPUのCellとは、Flex IO インターフェイスによって 35 GB/secの帯域幅で接続されている。

PS2では720×480 pixelsのSD解像度だったのに対し、PS3では1920×1080 pixelsの16:9 フルHD (High Definition) 解像度表示を可能とし、プログレッシブ表示にも対応している。AV出力にはHDMIも採用され、アナログを介さない完全なデジタルtoデジタルの映像出力が可能である。

[編集] CPU・GPU冷却

以上のように高速なCPU/GPUを搭載していることから、ゲーム機としては発熱量が高い。しかし、ゲーム用にカスタマイズされたPCと比較すれば低く、一般的なPCとほぼ同等。静音性と冷却を両立するために、”ラジエーターもどき”の強力な冷却装置を装備している。すなわち、平行に並べた約20枚のフィンとチップとをヒートパイプでつなぎ、そのフィンを直径16センチほどのファンを回転させ冷却している。排気の温度はかなり高く、その発熱の多さと冷却力の強さが伺える。排気口前に物を置いて排気を遮ることは本体故障に直結するタブーである。

[編集] メモリ

メインメモリには米国Rambus社が開発した次世代メモリ「XDR DRAM」を採用した。東芝エルピーダメモリがプレイステーション3向け512MビットXDR DRAMを発表(2005年5月17日時点)している。XDR DRAMは、32ビット帯域ながらDDR2 SDRAMデュアルチャンネル転送の2倍のスピードに達するといわれている。

I/Oインタフェースは米国Rambus社のFlexIO技術を採用し、HD品質の高精細画像をリアルタイム処理する為に必要な転送速度を実現している。

CPUにはXDR DRAMメインメモリが直結され、GPUにはGDDR3ビデオメモリが直結されており、NUMA構成を取る。レイテンシペナルティがあるものの、CPUとGPUが相互に他方の専用メモリにアクセスすることも可能である。

[編集] サウンド

サウンドに関しては、CellのSPUが処理を担う。PS3のゲームタイトルでは最大7.1chの非圧縮PCM出力、ドルビーデジタル 5.1chのリアルタイムエンコードに対応する。

Blu-ray Discに採用された次世代フォーマットでは、ドルビーTrueHDをPCMに変換して出力する。ドルビーデジタルプラス・DTS-HD Master Audioのデコードには今のところ対応していないが、HDMI 1.3aを通したダイレクト出力は可能である。これらは今後のシステムアップデートで強化される可能性がある。その他、デジタル放送の記録フォーマットであるAACのデコードも可能。

なお音声出力はアナログ・HDMI・光デジタルのいずれか1つを選択する。2つ以上同時に出力することはできない。(PS2はアナログと光デジタルを同時に出力することが可能)

[編集] ディスクメディア

PS3では、ソニー松下電器産業などが提唱する次世代の光ディスク規格である「Blu-ray Disc(以下BD)」を採用した。BDは一層最大27 GBの容量を持ち、HDTVの録画媒体として既に各家電メーカーからレコーダーが発売されている。ゲームソフトの内容によってはDVD-ROMでも容量が足りると思われるが、著作権保護などを考慮し全てBD-ROMで供給されることになっている(ネットワーク配信を除く)。また、映画等の映像コンテンツ媒体として「BD-Video」ソフトが2006年11月から発売されている。なお、PS3ではBD-ROMの他にBD-RとBD-REの読み出しも可能(CPRM対応・書き込み不可・2倍速)となっている。

[編集] コントローラ

形状はPS用のDUALSHOCK、PS2用のDUALSHOCK 2とほぼ同じだが、振動機能にちなんだ従来の名称は廃止され、「SIXAXIS」というモーションセンサーの軸数にちなんだ新しい名称が採用されている(Six axis=6軸の意味。回文でもある)。

Bluetoothによるワイヤレス通信接続が可能になったため、従来のようなケーブルやマルチタップ等の煩わしさから解放され、リモートによる電源投入も可能となった。また、USBケーブルによる有線接続と急速充電が可能。しかし本体の電源が入っていないと充電できない。コントローラの新要素は、アナログスティックの精度向上(8ビットから10ビットへ)、R2/L2ボタンのトリガー化、3軸加速度と3軸回転(前後左右傾き・左右振り)を検出する6軸検出システムを搭載した「モーションセンサー」で、より直感的な操作が可能である(任天堂Wiiのセンサーバー〈Wiiリモコン〉との組み合わせのように空間的な絶対座標の指示を補佐するような機能はない)。従来あった振動機能は搭載されていないが、大幅な軽量化を実現している。

またSIXAXISの初回使用時は、USB経由でPS3本体に接続し、中央のPSボタンを押してペアリング(Bluetoothの相手となる機器の組み合わせを認識)させる手順が必要となる。一度ペアリングさせれば、次回以降この手順は必要ない。

なお、振動機能が搭載されない理由として、当初は開発担当者のインタビュー上で「モーションセンサーとの併用が技術的に難しいため」であるとされていたが[5]、後にSCEA(SCEのアメリカ法人)のCEOのインタビューで「技術的には可能だったが、価格が高くなるため戦略的な問題を理由に外した」と訂正されている[6]。これは、部品コストの問題だけでなく、当時イマージョン社と係争中だった振動型コントローラの特許に関する裁判も少なからず影響していると考えられる。 なお、現在SCEとイマージョン社との間で新しいコントローラへの協議は行われており、今後PS3用のフォースフィードバック機能(振動機能等)搭載コントローラも発売されると思われる。

余談ではあるが、2007年1月8日にSCEAはPS3のSIXAXISが2006年度の技術・工学エミー賞を受賞したと報じたが、これは誤報だった[7]

[編集] 通信

Ethernet端子は、100BASE-TX及び1000BASE-T(ギガビットEther)をサポートする。

また60GBモデルおよび、80GBモデルに搭載される無線LANでは、IEEE 802.11 b/g を採用。特にPSPとの連動による「リモートプレイ」は、プレイステーション3の画面をMPEG-4/480pに変換・転送し、PSPでのネイティブな操作・視聴が可能となる"簡易ロケーションフリー"を実現。「はじめてのPS3」[8]によると、発売当初はPS3上の各種設定やウェブブラウズ、動画・画像などのコンテンツがPSPで楽しめる。なお、2007年5月31日から、インターネット経由のリモートプレイに対応。外出先でリモートプレイをする場合、アップデート情報[9]によると、自宅のPS3をリモートプレイ待機状態にしておき、PSPでPS3で使用しているPLAYSTATION NetworkサインインIDとパスワードを入力する必要がある。(PS3 ファームウェア1.80で対応。また、PSP ファームウェア3.50が必要。)(なお、著作権保護されたBD・DVD等については転送出来ない)。またデータのやりとりを行ったり、ポケットステーション のような使いかたをしたり、PSPをPS3のコントローラやセカンドモニタとして使用するなど、今後さまざまな応用が考えられている(ゲームとの連動については、有線USBでも対応の予定)。20GBモデルは無線LAN機能が非搭載で増設も不可の為、無線LANを用いたPSPとの連動が制限されていたが、バージョン1.60以降から無線LANルーター経由のリモートプレイができるようになった。

無線LANは「AOSS」(バッファロー)、「らくらく無線スタート」 (NEC) 対応。

[編集] AV出力

AV出力端子にHDMIが搭載される(ケーブルは別売り)。

HDMIはPCとディスプレイの接続標準規格であるDVIをAV家電向けに映像・音声転送を可能にしたもので、プレイステーションの歴史上初めて映像と音声の完全なデジタル転送を可能とした。採用される最新のHDMI Ver.1.3規格を搭載した製品は、プレイステーション3が初めてである。

PS1・PS2と同じ仕様の接続端子であるAVマルチを用いた出力でもD1(480i)-D5(1080p)までのアナログ出力をサポートしている。既存のケーブルの流用が可能。ただしDVDとBlu-ray DiscビデオはRGBでの出力ができず強制的にY/Cb/Cr信号に変更されるほか、D端子出力と同様に市販のDVDをアップコンバート出力することはできない(v1.80以降)。

GPUのRSXは現行のHDでも最も高精細な1080p解像度をサポートしており、PS2の時のDVDの普及のように、PS3がデジタルテレビ及びBlu-ray Discを普及させる立役者になるよう、関係者に期待されている。

[編集] I/O

ゲームデータの保存にはハードディスク、PSPと同様のメモリースティックの他、SDメモリーカードコンパクトフラッシュなど様々なメディアにセーブデータを置ける様にした。

またUSBポートにはUSBマスストレージ規格に対応した機器とPC向けに販売されているマウスやキーボードなどの汎用機器が接続できるとしている。

[編集] HDDスロット

PS3におけるハードディスクはPS2やXbox 360でのオプション装備のような形ではなく、80GB/60GB/20GBの取り外し可能なシリアルATA接続ハードディスクが標準で装備される。市販の2.5インチS-ATAのHDDに自由に交換が可能である。ただし、ハードディスク交換が原因で故障した場合には、メーカーの保証対象外となる。3.5インチのSATA HDDを装着するサードパーティー製のキットも市販されている(上級者向け)。

[編集] PS、PS2との互換性

PS3ではPS/PS2用のゲームソフトをプレイ可能である。プロセッサアーキテクチャがPS/PS2と異なる(両者ともMIPS系で、PS3はPower(PC)系)ために、PSに対する互換性はソフトウェアによるエミュレーションによって実現されているが、PS2に対してはより高い互換性を確保するため、PS2チップ「EE+GS」(Emotion EngineGraphics Synthesizer)とDRDRAM2つが本体に搭載される。ただし、後に発売された欧州の60GBモデルや80GBモデルではEE+GSチップとDRDRAMは無くなり、GS相当のチップのみが搭載されている。EEはソフトウェアによるエミュレーションに移行したが、GSは特殊なアーキテクチャであるのと、ゲームデベロッパがPS2の性能を極限まで引き出す為に直接GSにアクセスするプログラムを書いた例も多いことから、エミュレーションすることが難しいとされている。ちなみに、EEをソフトウェアエミュレーションで行うPS3はEE+GSチップを搭載したPS3よりもPS2タイトルの互換性が低いとされる。ただし、今後のアップデートにより改善されてゆく見込みである。

データのセーブはHDD上に作成した仮想メモリーカードに行う。ただし、PS3にはPS2まで装備されていた「PlayStation用メモリーカードスロット」がないため、従来のPSやPS2でセーブしたデータを使用するには、オプション品の『メモリカードアダプター』(定価1,500円)をPS3本体に接続し、あらかじめ本体HDD内の仮想メモリーカードにデータを移行しておく必要がある。仮想メモリーカードデータを実物のメモリーカードに書き戻すことはできなかったが、バージョン1.80のアップデートにより書き戻すことが可能となった。また、メモリーカードデータをSDカード等の外部メディアにバックアップすることも可能。また、『モンスターハンター』や『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』などの一部のPS2用ソフトでは、メモリーカードのセーブデータにコピー禁止属性が設定されているため仮想メモリーカードに取り込むことはできなかったが、バージョン1.80のアップデートによりムーブ(移動)という形で取り込むことが可能となった。

なお、PS・PS2用のコントローラ接続端子はないためコントローラは基本的にはPS3専用コントローラSIXAXISを使用するが、これには現在振動機能が搭載されていないために振動機能のあるPS・PS2用ソフトをプレイする際にも振動させることは不可能である。USB接続端子にエレコムサンワサプライゲームテックなどから発売されているコントローラコンバーターを接続することでPS・PS2用のコントローラを使用することもできるが、その場合でもやはりPS・PS2用のコントローラは振動しない。

USBで接続するタイプの周辺機器や特定ゲーム専用コントローラは、ソニー・コンピュータエンタテインメントではなく各メーカーが製造したものが多いこともあり、PS・PSソフトをプレイする場合での対応状況はそれぞれでまちまちである。PS3ソフトをプレイする際には正常に動作するがPS2ソフトをプレイする際には使用できないスティックコントローラなどもある。振動機能やフォースフィードバックも含めて動作するとアナウンスされているものもある(#バージョン1.70アップデート参照)。

2006年11月11日の段階で、PS用ゲームソフトで511タイトル、PS2用ゲームソフトで292タイトル、合計803タイトルに何らかの不具合が発生(国産全7841タイトル中・内動作検証中1631本。プレイに支障ないもの、サードパーティ製コントローラの対応、稀に発生する場合を含む)しかし『ファイナルファンタジーXI』、『信長の野望Online』といったHDD必須のPS2タイトルもシステムバージョン1.31で対応し、システムバージョン1.51で、PS2で動作しなかったPSソフトの一部がサポートされた[10]

また発売からシステムバージョン1.50リリースまでの約2ヶ月間、PS、PS2ソフトの映像出力時にi/p変換の不具合による画質劣化が発生していた。それ以降は多少色味の変化が残っているものの大幅な劣化は無くなり、むしろi/p変換の恩恵を受けられるモニターなら画質はPS2よりも優れたものとなった。さらにバージョン1.80以降でアップコンバートに対応し、ハイビジョンテレビであればPS2より高精細で滑らかな表示が可能である。ただしレンダリング解像度そのものは変わらないためグラフィックが劇的に向上するわけではない。

PS2に存在した、設定を変更することでPS用ゲームソフトにおいてテクスチャマッピングを補間したりCD-ROMを高速で読み込んだりする機能(プレイステーション2#上位互換性参照)は省かれてしまっている。このため、プレイするPS用ゲームソフトによってはPS3でプレイするよりもPS2でそれらの機能をオンにしてプレイしたほうが優れたグラフィックや高速なロード時間でプレイできる場合がある。

[編集] 消費電力

最大消費電力は380Wであると公表されており、通常の家電としては若干高めである[11]

実際の計測レビューによると起動時で約150W前後、サムネイルプレビューを用いたXMB使用時で約160~170W前後、Blu-ray起動時には180W程度、ゲームには最大でも200W程度となる。なお高効率の排熱により排気部のスペース確保には注意が必要である[12]

[編集] 周辺機器

[編集] SCE純正品

  • ワイヤレスコントローラ(SIXAXIS)型番:CECHZC1J
    2006年11月11日発売。同じものが本体に1台同梱される。
  • メモリーカードアダプター 型番:CECHZM1J
    2006年11月11日発売。USB接続でPS・PS2のメモリーカードのセーブデータをPS3のHDDに移行できる。しかし逆の転送(HDD→メモリーカード)はできず、ゲームからメモリーカードに直接アクセスすることもできなかったが、バージョン1.80よりHDD→メモリーカードの書き戻しができるようになった。
  • BDリモートコントローラ 型番:CECHZR1J
    2006年12月7日発売。BD・DVDビデオ等の操作に便利なリモコン。Bluetooth接続。なお標準のコントローラでもBD・DVDビデオは操作できる。
  • S端子ケーブルSCPH-10480
  • コンポーネントAVケーブルSCPH-10490
  • AVケーブルSCPH-10500
  • D端子ケーブルSCPH-10510
  • その他、プレイステーション・プレイステーション2用のAV出力ケーブルも代用可能。

[編集] サードパーティー製品

  • AVマルチケーブルVMC-AVM250(ソニーテレビ事業部製RGBケーブル)
  • GT Force RX(ロジクールステアリングコントローラ、2006年11月11日発売、9,980円)
  • ChillStream(ロジテック、2006年12月28日発売、4,480円)
    アクティブクーリング機能つきPS3用コントローラ
  • バーチャスティック ハイグレード(セガ、2007年2月15日発売、7,329円)
  • HDMIケーブルは市販品を使用。ただしHDMI Ver.1.3a規格準拠のものが推奨されている。

[編集] 国内同時発売のソフトウェア