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2020年1月12日 (日) 19:51時点における最新版
香里奈(かりな、1984年2月21日 - )は、日本のファッションモデルで、女優。165cm、80-57-88、A型。愛知県名古屋市出身。テンカラット所属。2000年から『Ray〔レイ〕』の専属モデルを担いつつ、2001年から女優業も始動。以降、各種テレビドラマや映画、テレビコマーシャルなど様々な媒体を舞台としての幅広い活動を見せてきた。
目次
来歴[編集]
三人姉妹の末子として名古屋に出生。モデル業の始動は15歳のときで、モデル事務所に所属していた姉(能世あんな)の姿に触発を受けたのがきっかけであったという。2000年からファッション雑誌『Ray』の専属モデルへ。これがデビューとなった。名古屋のモデル事務所からの移籍に伴い18歳で東京へ移り、同時にモデル業と並行させての女優業を開始。2002年には『Ray』誌9月号で初の単独表紙。フジテレビの「ビジュアルクイーン」ともなった。
2005年には『KARINA』と題した初の写真集を発売。2007年に「東京ガールズコレクション」のランウェイに初登場し、以後連続出場、このファッションイベントに「欠かせない“顔”」と呼ばれる存在となってゆく。2008年には『I can.』と題した初のフォトエッセイを発売。翌2009年3月に新ファッション誌『GINGER〔ジンジャー〕』が創刊すると、山田優や竹下玲奈を含む5名とともに主力モデルとして登場開始。以降、同誌にレギュラー登場。その創刊号でさっそく表紙に登場したのち11月発売号で再び表紙を飾るに至った。2011年には3冊目となる写真集『One.』を発売している。
2014年にはそれまで14年間にわたって務めた『Ray』の専属モデルを卒業。同年3月発売の5月号が同誌面への最後の登場となった。
女優業[編集]
2001年に『カバチタレ!』でドラマデビューを行って以降、ドラマや映画を舞台に女優として活動してきた。2004年に『ディビジョン1』でドラマ初主演。さらに『深呼吸の必要』で映画初出演にして主演を果たし、翌2005年度「日本映画批評家大賞」の新人賞を獲得した。2008年にTBS系ドラマ『だいすき!!』で連続ドラマ初主演。この頃には“若手ではかなりの実力派”と評されるまでになっており、翌2009年にも3作の連続ドラマに主演級の役柄で出演するに至った。2010年には『ラブコメ』で6年ぶりの映画主演。さらに2011年にはフジテレビ系のドラマ『私が恋愛できない理由』で「月9」枠ドラマへの初主演を果たすに至っている。
広告塔[編集]
かねてよりニッセンのイメージキャラクターを担い同社製品のテレビコマーシャルに出演するなどしてきた。2005年より長谷川潤および太田在の2名と並んで資生堂の化粧品ブランド「化粧惑星」のイメージモデルへ。続く2006年には資生堂「TSUBAKI」のテレビコマーシャルに出演した広末涼子、吹石一恵、黒木メイサ、および相沢紗世の4名とともに全日本シーエム放送連盟の賞を受けている。資生堂関係では土屋アンナおよび蛯原友里と並んでの「マキアージュ」のイメージモデル起用(2009年)もあった。
ファッションや美容以外のものでは、2008年に幻冬舎文庫からのキャンペーンキャラクター起用を受けその夏季ポスターに登場。2010年からアサヒビールの新カクテル飲料「ダブルゼロカクテル」のイメージモデルとなって同製品のテレビコマーシャルに出演。2012年には東京シティ競馬からのキャンペーンキャラクター起用があった。
ほか主なテレビコマーシャル出演に、中部テレコミュニケーション「コミュファ」やSUZUKI「アルトエコ」など。
私生活[編集]
私生活に関しては極力明かさない方針を採っており、私生活情報の発信媒体として著名人らの多くが利用するブログやツイッターへも“敢えて”着手しない方針としてきた。そうしたなかで例外的に私生活についてを明かしてきた場が、看板モデルを担う『Ray』にて2003年から継続してきた「KARiNAVi(カリナビ)」と題した自身の連載となっていた。本名は“能瀬 香里奈”(のせ かりな)。三人姉妹の三女にあたり、次女がえれなで長女が能世あんな。これら姉妹とは東京ガールズコレクション(2008年)やドラマ『リアル・クローズ』(2009年)やユニクロのTシャツ製品の製作(2010年)などで仕事をともにしている。幼少期から長年にわたりクラシックバレエに親しんだ。その経験を活かしテレビコマーシャルにてクラシックバレエ仕込みの跳躍を披露したこともある(「TSUBAKI」)。通った高校は女子校で、当時はギャルでアムラーであったという。
香里奈の手マン画像流出(2014年3月)[編集]
ハワイの語学学校で知り合った台湾人青年との交際が発覚した香里奈(30)が24日、都内で専属モデルを務めるファッション誌「Ray」の卒業記念握手会に参加した。3月13日のイベントでは報道陣を「I don’t know」とけむに巻いたが、この日は「私も30歳なので、いいお付き合いをさせていただいています」と堂々の交際宣言。
しかし、その裏では衝撃写真が流出していた。発売中の写真週刊誌「フライデー」が、香里奈とウワサの彼のベッド写真を掲載。同誌によると、写真は2年ほど前にハワイのコンドミニアムで開かれた語学学校仲間のパーティーの途中、燃え上がった2人がベッドインした後、眠っている姿。ちなみに、2人はこの日の出来事がきっかけで交際に発展したという。美人モデルで女優の香里奈が大開脚して熟睡する姿はショッキングの一言だが、よく見ると指で股間をまさぐっているようにも…。
「彼女は、お酒にエナジードリンクを混ぜて彼に飲ませようとしました。でも『強すぎるよ』と断られて、自分でイッキ飲みしたんです。そこからはもう泥酔状態でした」(パーティに参加した語学学校のクラスメイトA氏)
「泥酔してロレツが回らなくなった彼女は、それまで授業以外では接点がなかったLの首にキスし出したんです。盛り上がった二人は周囲の目も気にせずベッドルームに入って行きました。私は気まずくなって部屋を出たのですが、残っていた友人によれば、二人は大声で燃え上がっていたとか。やがて静かになったので、2台あるベッドのうちの一方に友人が入ると、また隣のベッドから2人の声が上がりはじめて、とても眠れなかったそうです。結局2人以外はいったん部屋を出て、午前1時頃に戻ると、香里奈さんはタバコを吸いながら、『みんなどこ行ってたの?』って聞いてきました。パーティをブチ壊しておいてよく言えるなと思いました」(A氏)
“大股開き”の香里奈に仕事がない?オファー激減で、このままフェードアウトか(2014年7月)[編集]
2014年3月にあられもない姿の“ニャンニャン写真”が報じられた女優の香里奈(30)。
これまで、ドラマや映画、CMなどで大活躍していた彼女だが、このところ露出が激減している。
「以前は何本ものCMに出演していた香里奈さんですが、スキャンダルを機に、CMの相場が急落。オファー自体も当面は見込めないでしょう」(広告代理店関係者)
香里奈は、月9『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)で主演を務めるなど、ここ数年は毎年連ドラに出演。しかし2014年のドラマ出演は、単発も含めゼロ。14年間務めた「Ray」(主婦の友社)の専属モデルも3月に卒業し、現在の目立った露出は、ヨーグルトのCMと「GINGER」(幻冬舎)の連載くらいのもの。彼女の公式サイトで告知されている先の予定は、9月に開催される『東京ガールズコレクション』のみという寂しい状況だ。
「『フライデー』(講談社)が大股開き写真を報じた直後、香里奈が所属する芸能プロは、蜜月関係にあるバーニングプロダクションに火消しを依頼。各メディアに『後追いするな』と通達があったため、大マスコミは報じなかった。しかし、写真のインパクトが強烈だったため、ネットで急速に拡散され、もはや火消しは絶望的な状況に。“カッコいい女性”として知られた香里奈のパブリックイメージは、一瞬で崩壊してしまった」(芸能記者)
ネット上では「エロい」「俺にもやらせて」などというコメントが飛び交い、すっかりセックスシンボル化してしまった香里奈。同記者は、芸能界をこのままフェードアウトする可能性もあると話す。
「香里奈は、以前から『30歳になったら結婚して、芸能活動をセーブしたい』と語っていたそうですから、今回のスキャンダルが報じられなかったとしても、連ドラなどの仕事はセーブしていた可能性が高い。ただ、CM中心の活動に絞る“山口智子路線”を狙っていたようですから、当面はかなわないでしょう」(同)
彼女の勢いは、“大股開き”がきっかけで失速してしまうのだろうか?
主な出演[編集]
雑誌[編集]
ランウェイ[編集]
- 東京ガールズコレクション:2007年秋冬2008年 、東京ガールズコレクション、2008年秋冬、2009年春夏、2009年秋冬、2010年春夏、2010年秋冬、in 名古屋、2011年春夏、2011 in BEIJING、2011年秋冬、2012年春夏、in 名古屋 2012、2012年秋冬、2013年春夏、2013年秋冬、2014年春夏、2014 in 福島2014
CM[編集]
- 『コカ・コーラ』(コカ・コーラ、2002年)
- 『JCBカード』(JCB、2002年)
- 『BB.BIGLOBE』(NEC、2002年)
- 『Cケア』(UHA味覚糖、2003年)
- 『JAL沖縄』(日本航空、2004年)
- 『メダリストII』(ボシュロム・ジャパン、2005年)
- ロッテ
- 『クーリッシュ』(2005年)
- 『フラボノ ガム』(2005年)
- 『モナ王』(2005年)
- 『シャーメゾン』(積水ハウス、2005年)
- 資生堂
- キリンホールディングス永昌源
- 『杏露酒』(2005年)
- 『杏露酒あんずソーダ』(2005年)
- 『IGNIO』(アルペン、2006年)
- 『コミュファ』(中部テレコミュニケーション、2006年)
- 『Sancta Carina』(マリモ、2007年)
- 『ラクティス』(トヨタ自動車、2007年)
- 『2007年参院選』(総務省、2007年)
- 日清食品
- 『カップヌードル リフィル』(2007年 - 2008年)
- 『カップヌードル みそ』(2007年 - 2008年)
- 『カップヌードル ミルクシーフードヌードル』(2008年)
- 『FORESTER』(SUBARU、2008年)
- 『ペプシネックス』(サントリー、2008年)
- 本田技研工業
- 『ZEST SPORTS』(2008年)
- 『ライフ』(2008年)
- 『カロリーメイト』(大塚製薬、2009年)
- ニッセン
- 『KARINA'S COLLECTION』(2010年4月11日)
- 『サークルランウェイ』(2011年10月22日)
- 『バズーカ』(2012年4月9日)
- 『Freed Air Denim』(2012年5月3日)
- 『真夏のリゾート』(2012年5月31日)
- 『マイ・クローゼット』(2012年10月19日)
- 『カタログを開くと』(2013年1月18日)
- 『Jagabee』(カルビー、「つぶやき」篇:2010年)
- 『ダブルゼロカクテル』(アサヒビール、2010年)
- 『イブA錠』(エスエス製薬、2011年) 共/マリエ、マツコ・デラックス
- 『アルト・エコ』(スズキ、2011年)
- 『フェットチーネグミ』(ブルボン、2012年)
- 『東京大賞典』(TCK、2012年・2013年)
- 『果莉那-Carina-』(宝酒造株式会社、2013年)
- 『パルテノ』(森永乳業、2014年)
映画[編集]
- 深呼吸の必要(2004年) - 主演・立花ひなみ 役
- 天国の本屋〜恋火(2004年) - 由衣 役
- 海猿 ウミザル(2004年) - 松原エリカ 役
- 輪廻(2006年) - 木下弥生 役
- しゃべれども しゃべれども(2007年) - 十河五月 役
- 恋空(2007年) - ミナコ 役
- ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史(2009年) - モリーナ 役(声の出演)
- パレード(2010年) - 相馬未来 役
- THE LAST MESSAGE 海猿(2010年) - 松原エリカ 役
- ラブコメ(2010年) - 主演・松田真紀恵 役
- あしたのジョー(2011年) - 白木葉子 役
- うさぎドロップ(2011年) - 二谷ゆかり 役
- こち亀 THE MOVIE 勝鬨橋を封鎖せよ! (2011年) - 秋本・カトリーヌ・麗子 役
- ガール(2012年) - 主演・滝川由紀子 役
ドラマ[編集]
- テレビドラマ
- カバチタレ!(2001年、フジテレビ) - 小原春菜 役
- ロング・ラブレター〜漂流教室〜(2002年、フジテレビ) - 舞岡あずさ 役
- ディビジョン1 「2H」(2004年、フジテレビ) - 梶原真弓 役
- ナースマンがゆく(2004年、日本テレビ) - 矢野原希美 役
- 海猿-UMIZARU EVOLUTION-(2005年、フジテレビ) - 松原エリカ 役(第1話ゲスト)
- 夜王〜YAOH〜(2006年、TBS) - 斉藤祭 役
- CAとお呼びっ!(2006年、日本テレビ) - 菊池優花 役
- メッセージ〜伝説のCMディレクター・杉山登志〜(2006年、TBS) - 伊藤真記 役
- 僕の歩く道(2006年、関西テレビ) - 松田都古 役
- 翼の折れた天使たち 第4夜「商品」(2007年、フジテレビ) - 主演・美咲 役
- バンビ〜ノ!(2007年、日本テレビ) - 日々野あすか 役
- 牛に願いを Love&Farm(2007年、関西テレビ) - 末永美帆子 役
- だいすき!!(2008年、TBS) - 主演・福原柚子 役
- 先生はエライっ!(2008年、日本テレビ) - 青山雪 役
- 猟奇的な彼女(2008年、TBS) - 山口佐織 役(最終話ゲスト)
- 霧の火 樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち(2008年、日本テレビ) - 井上愛子 役
- みゅうの足パパにあげる(2008年、日本テレビ) - 山口綾 役
- リアル・クローズ(スペシャルドラマ)(2008年、関西テレビ) - 主演・天野絹恵 役
- ガリレオΦ(2008年、フジテレビ) - 新藤奈美恵 役
- ラブシャッフル(2009年、TBS) - 逢沢愛瑠 役
- こちら葛飾区亀有公園前派出所(2009年、TBS) - 秋本・カトリーヌ・麗子 役
- 働くゴン!(2009年、日本テレビ) - 泉亜美 役
- リアル・クローズ(連続ドラマ)(2009年、関西テレビ) - 主演・天野絹恵 役
- 笑う女優「殺したかもしれない」(2010年、日本テレビ) - 主演・葉月 役
- 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜「ニュースおじさん、ふたたび」(2010年、フジテレビ) - 主演・朝倉瑞希 役
- フリーター、家を買う。(2010年、フジテレビ) - 千葉真奈美 役
- 美咲ナンバーワン!!(2011年、日本テレビ) - 主演・天王寺美咲 役
- フリーター、家を買う。 スペシャル(2011年、フジテレビ) - 千葉真奈美 役
- 私が恋愛できない理由(2011年、フジテレビ) - 主演・藤井恵美 役
- ダーティ・ママ!(2012年、日本テレビ) - 長嶋葵 役
- 宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー 第1夜 理由 (2012年、TBS) - 小西美穂 役
- ほんとにあった怖い話 夏の特別編2012「或る夏の出来事」(2012年、フジテレビ) - 主演・島津聡美 役
- PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜(2012年、フジテレビ) - 二階堂彩矢 役
- SUMMER NUDE(2013年、フジテレビ) - 千代原夏希 役
- ラジオドラマ
- JET STREAM 「深呼吸の必要」(2004年5月、TOKYO FM)
- 円都通信「Bandage」(2005年2月、TOKYO FM) - 都築麻子 役
- BITTER SWEET CAFE「忘れられない恋のうた」(2007年3月、ニッポン放送)
- 携帯配信ドラマ
- きまぐれロボット(“助手”役、2007年)
バラエティほか[編集]
- ナマタノオロチ(2001年、名古屋テレビ) - 司会
- 花と星〜舞・真央 氷上の天才姉妹〜(2005年、東海テレビ) - ナレーター
- ドキュメント にっぽんの現場「ビューティー・ガールズ〜東京表参道 世界へのステップ〜」(2008年、NHK) - ナレーター
- TOKYO REAL GIRL〜トップモデルの素顔〜「香里奈」(2010年9月3日、BS2)
- 情熱大陸(2011年10月2日、毎日放送)
発売作品[編集]
写真集[編集]
その他[編集]
- DVD:『フジテレビ ビジュアルクイーンオブザイヤー '02 香里奈「Infini(アンフィニ)」』(2002年8月7日、ポニーキャニオン)
- カレンダー:『香里奈2012年カレンダー』(2011年10月15日、ハゴロモ)
受賞歴[編集]
- 『第9回ニフティ映画大賞・新人賞』(『海猿』、『深呼吸の必要』、『天国の本屋〜恋火』)
- 『第14回日本映画批評家大賞・新人賞(小森和子賞)』(『深呼吸の必要』、2005年)
- 『第46回ACC CM FESTIVAL・演技賞』(TSUBAKI、2006年)
- 『第51回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演女優賞』(『僕の歩く道』、2007年)
- 『第56回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演女優賞』(『だいすき!!』、2008年)
- 『日本皮革産業連合会・ベストレザーニスト2008』(女性部門、2008年)
- 『第25回日本メガネベストドレッサー賞』(サングラス部門、2012年)
外部リンク[編集]
- 『香里奈 Official Web Site』 公式ウェブサイト
- 『香里奈 | TENCARAT』 - テンカラット